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JP2004091021A - 中仕切り付組箱の充填装置 - Google Patents

中仕切り付組箱の充填装置 Download PDF

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JP2004091021A
JP2004091021A JP2002257215A JP2002257215A JP2004091021A JP 2004091021 A JP2004091021 A JP 2004091021A JP 2002257215 A JP2002257215 A JP 2002257215A JP 2002257215 A JP2002257215 A JP 2002257215A JP 2004091021 A JP2004091021 A JP 2004091021A
Authority
JP
Japan
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filling
partition
station
box
carton
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002257215A
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English (en)
Inventor
Naotaka Meguro
目黒 尚貴
Hiroshi Hamaya
浜家 広志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

【課題】中仕切りの位置ずれに起因する物品の充填不良等を解消する新規な充填機を提供する。
【解決手段】予め中仕切り2を内部に折り込んで板状に畳まれた包装箱1を箱形に拡開する拡開ステーション6と、拡開した包装箱内に物品を充填する充填ステーション8を備えた中仕切り付組箱の充填装置において、拡開ステーション6と充填ステーション8の間に、中仕切り2の位置を矯正する位置矯正装置4を設ける。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中仕切りが組み込まれた包装箱(カートン)に物品を充填する充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に、従来の中仕切り付組箱の充填装置の一例であって、比較的小型の物品を充填する装置を示す。マガジンにストックされているカートン1は、外箱と中仕切りが一体的に構成されており、これを所定の形状にカットし、折り曲げ、糊付けして板状に畳み込まれた状態になっている。取り出された板状のカートン1は、拡開ステーション6で拡開し、底部を折り込むと中仕切り2を備えた箱形に成形される。成形されたカートン1は、下流(物品3の搬送方向を下流側とする)の充填ステーション8に搬送され、物品供給ライン9から搬送されてきた物品3を所定の個数ずつ掴んで、カートン1内へ上部から充填する。物品3を充填したカートン1は、さらに下流へ搬送され,能書の挿入、各種検査を受けて梱包・出荷される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような充填装置において、中仕切り2は、図4に示すように、板状のカートン1を拡開すると自動的に内部に形成されるが、その際、板紙から所定の形状に切り出すときのカッティングの寸法のばらつき、あるいはカッティングされた板紙を折り曲げ・糊付けする際の寸法のミス等で、中仕切り2の枝部201が2点差線で示すように位置ずれを生じることがある。
【0004】
中仕切り2は、ガラスの容器のように運搬中の振動等により破損しやすい物を保護するため、あるいは、ラベルの損傷を防止するために取り付けられる。しかし、その中仕切り2に位置ずれが生じると、充填する物品3がカートン1内に収まらず、物品3がカートン1の周囲にこぼれ、あるいは、充填不能となり、装置の安全装置が働いてラインが停止してしまうため、人為的に障害物品を除去してラインを再稼動させる必要があった。また、カートン1内に充填できても容器に添付したラベルが損傷して商品価値を損なう問題も生じる。
【0005】
本発明は、上記のような従来の充填装置における中仕切りの位置ずれに起因する物品の充填不良等を解消する新規な充填装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、予め中仕切りを内部に折り込んで板状に畳まれた包装箱を箱形に拡開する拡開ステーションと、拡開した包装箱内に物品を充填する充填ステーションを備えた中仕切り付組箱の充填装置において、前記拡開ステーションと充填ステーションの間に、中仕切りの位置を矯正する位置矯正装置を設ける。
また、板状に畳まれた包装箱を箱形に拡開する拡開ステーションと、包装箱内に別途製造した中仕切りを組み込む中仕切りステーションと、梱包箱内に物品を充填する充填ステーションを備えた中仕切り付組箱の充填装置において、中仕切り組み込みステーション、または中仕切り組み込みステーションと充填ステーションの間に中仕切りの位置を矯正する位置矯正装置を設ける。
また、前記位置矯正装置が、中仕切りにより区切られた充填スペースに挿入および引き抜かれるマンドレルを備えていてもよい。
さらにまた、前記マンドレルは、充填物品を充填スペースへ挿入する方向と直角な断面における充填物品の最大外形幅と略同一の直径を有する円柱状の胴体部と、やや先細りの先端部から構成することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1および第2実施例の中仕切り付組箱の充填装置について、図1および図2を用いて説明する。
【0008】
第1実施例では、図1に示すように、カートン1に物品3を充填する充填ステーション8と、その上流側にカートン1内の中仕切り2の位置ずれを矯正する位置矯正ステーション7を設け、1箱に充填する物品3と同数のマンドレル5を備えた位置矯正装置4を上昇下降自在に設置している。マンドレル5は、充填物品を充填スペースへ挿入する方向と直角な平面における充填物品の最大外形幅と略同一の直径を有する胴体部501と、やや先細りの形状の先端部502から構成されている。
【0009】
中仕切り2が畳み込まれた板状のカートン1は、拡開ステーション6で拡開され、底部を折り込み中仕切り2を備えた箱形に成形された後に、種々工程を経て矯正ステーション7に搬送される。カートン1が矯正ステーション7の所定位置に停止すると、上方より多数のマンドレル5を備えた矯正装置4が下降し、マンドレル5の先端部502に案内されて胴部501がカートン1の中に入り、取り付け位置不良の中仕切り2を矯正する。中仕切り2の位置が矯正されたカートン1は、次の充填ステーション8へ搬送され、物品が充填される。
【0010】
次に、第2実施例について図2を用いて説明する。
本実施例では、充填ステーション8と中仕切り組み込みステーション10の間に位置矯正ステーション7を設け、1箱に充填する物品3と同数のマンドレル5を備えた位置矯正装置4を上昇下降自在に設置したものである。板状のカートン1は、拡開ステーション6で筒状に拡開され、底部が折り込まれて箱形に成形された後に、種々工程を経て中仕切り組み込みステーション10に搬送される。中仕切り組み込みステーション10では、別途製造された中仕切り2が上方よりカートン1内に組み込まれ、矯正ステーション7に搬送される。
カートン1が矯正ステーション7の所定位置に停止すると、上方より多数のマンドレル5を備えた矯正装置4が下降し、マンドレル5の先端部502に案内されて胴部501がカートン1の中に入り、取り付け位置不良の中仕切り2を矯正する。中仕切り2の位置が矯正されたカートン1は、次の充填ステーション8へ搬送され、物品が充填される。
【0011】
本発明による中仕切り付組箱の充填装置では、充填ステーション8の上流に、多数のマンドレル5を備えた中仕切り2の位置矯正装置4を設けることにより、以下の効果が得られる。
(1)容器の破損、ラベルの損傷を防止し、充填ラインでの不良品発生を低減することができる。
(2)充填時のトラブルによるラインの停止がなくなり、稼働率が向上する。
【0012】
なお、本発明は既述の実施例に限定されるものではない。
例えば、本発明ではマンドレル5の断面形状を円形としているが、マンドレル5は、中仕切り2の矯正を行うものであるから、中仕切り2や物品3の形状に合わせて最適な形状に決定することができる。さらに、中仕切り2の矯正をすることができるものであれば、マンドレル5以外の部材を用いることができる。
また、第2実施例において(図2参照)、矯正装置4はライン上に別途設けた矯正ステーション7に設置する例を示したが、矯正装置4を中仕切り組み込みステーション10に設け、中仕切り組み込み装置と同期して作動させてもよい。
【0013】
【発明の効果】
本発明に係る中仕切り付組箱の充填装置によれば、拡開ステーションと充填ステーションの間に、中仕切りの位置を矯正する位置矯正装置を設けているので、充填ラインでの不良品発生を低減し、充填トラブルによるラインの停止がなくなり稼働率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例で、予め中仕切りを一体的に形成したカートンの、中仕切りの位置ずれを矯正する手段を設けたラインの斜視図である。
【図2】本発明に係る第2の実施例で、板状のカートンを拡開して箱形に成形後、別途製造された中仕切りを組み込むラインにおける、中仕切りの位置ずれを矯正する手段を設けたラインの斜視図である。
【図3】従来の中仕切り付組箱の充填装置のラインの斜視図である。
【図4】(a)は、従来の中仕切り付組箱の充填装置により拡開されたカートンの上面図、(b)は側部断面図である。
【符号の説明】
1 カートン
2 中仕切り
3 物品
4 中仕切り位置矯正装置
5 マンドレル
6 拡開ステーション
7 位置矯正ステーション
8 充填ステーション
9 物品供給ライン
10 中仕切り組み付けステーション
201 枝部
501 胴部
502 先端部

Claims (4)

  1. 予め中仕切りを内部に折り込んで板状に畳まれた包装箱を箱形に拡開する拡開ステーションと、拡開した包装箱内に物品を充填する充填ステーションを備えた中仕切り付組箱の充填装置において、前記拡開ステーションと充填ステーションの間に、中仕切りの位置を矯正する位置矯正装置を設けたことを特徴とする中仕切り付組箱の充填装置。
  2. 板状に畳まれた包装箱を箱形に拡開する拡開ステーションと、包装箱内に別途製造した中仕切りを組み込む中仕切りステーションと、梱包箱内に物品を充填する充填ステーションを備えた中仕切り付組箱の充填装置において、中仕切り組み込みステーション、または中仕切り組み込みステーションと充填ステーションの間に中仕切りの位置を矯正する位置矯正装置を設けたことを特徴とする中仕切り付組箱の充填装置。
  3. 前記位置矯正装置が、中仕切りにより区切られた充填スペースに挿入および引き抜かれるマンドレルを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の中仕切付組箱の充填装置。
  4. 前記マンドレルは、充填物品を充填スペースへ挿入する方向と直角な平面における充填物品の最大外形幅と略同一の直径を有する円柱状の胴体部と、やや先細りの形状を有する先端部から構成されていることを特徴とする請求項3に記載の中仕切付組箱の充填装置。
JP2002257215A 2002-09-03 2002-09-03 中仕切り付組箱の充填装置 Pending JP2004091021A (ja)

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