JP2004086582A - レンタルブースならびにレンタルブースの群管理装置および群管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】貸しブースを効率的に運用することを主な課題とする。
【解決手段】利用者が使用可能な空間を所定時間提供する貸しブース6を通信網8を介して群管理センタ7に接続し、多数の貸しブース6を群管理センタ7により集中して、管理・運営することを可能にした。貸しブース6内で利用者に提供されるサービスは、複数のサービス事業者との契約により行われる。また、群管理センタ7は、利用者の入退室の管理、スケジュールの管理などを行うようになっている。
【選択図】 図2
【解決手段】利用者が使用可能な空間を所定時間提供する貸しブース6を通信網8を介して群管理センタ7に接続し、多数の貸しブース6を群管理センタ7により集中して、管理・運営することを可能にした。貸しブース6内で利用者に提供されるサービスは、複数のサービス事業者との契約により行われる。また、群管理センタ7は、利用者の入退室の管理、スケジュールの管理などを行うようになっている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビルなどの一部のスペースをレンタルブースとして貸し出す際に、そのようなレンタルブース、ならびにレンタルブースの群管理する装置、およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータなどの情報機器を使用できるスペースを貸し出すサービスの従来の技術としては、特開2002−56323号公報に開示されている時間貸しオフィス施設があげられる。この時間貸しオフィス施設においては、鍵のかかる個室にコンピュータを配置し、利用客は、受け付けカウンタで手続を行い、指定された個室の鍵を受け取って入室し、あらかじめ登録されたIDによりコンピュータを起動した後に、施設内または管理センタのサーバから所望のOSおよびアプリケーションプログラムをコンピュータに転送する。これにより、外出時に自分のコンピュータや記録媒体を持ち歩かなくても、時間貸しオフィス施設を利用することにより、普段使用しているコンピュータと同じ動作環境で事務作業を行うことが可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような時間貸しオフィス施設は受け付けカウンタで人が対応する必要があり、効率が悪いので、施設の運営をもっと効率的に行いたいという要望がある。また、利用者の利便性を考慮すると、さらにサービスを拡充する必要がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題としては、レンタルブースを効率的に運用することがあげられる。また、レンタルブースで提供するサービスを拡充させることがあげられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するための手段としては、多数のレンタルブースを群管理することがあげられる。群管理とは、例えば、複数のビルを遠隔地の管理センタで集中して監視・管理する手法であり、複数のレンタルブースを遠隔地から集中して監視・管理できるようにするものである。また、この効率的な運営を行う結果として、さまざまなサービスを利用者に提供できるようにする。具体的な解決手段については、以下の発明の実施形態において詳細に説明する。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施形態におけるレンタルブースの群管理システムの概略構成を示す図であり、図2はシステムの構成図である。
図1に示すように、レンタルブースの群管理システム1は、ビルの所有者など、レンタルブースの所有者であるブース所有者2からの管理委託を受けたブース管理者3が、レンタルブースの利用者、つまりブース利用者4にサービスを提供するものである。ブース管理者3を通じて利用者に提供されるサービスとしては、後に詳細を説明するコンピュータの使用環境の提供や、予約管理、さらにサービス事業者5として図1に例示する秘書サービス事業者51が用意するサービスであるビジネスデータの管理や、スケジュールの管理、教育サービス事業者52が用意するサービスである英会話教室や、資格試験講座、保守サービス事業者53が用意するサービスであるメンテナンス業務、警備サービス事業者54が用意するサービスであるセキュリティ管理、などがあげられる。
【0006】
ここで、レンタルブースとは、ビルの一部などに設置された個室で、その中にはインターネットなどの通信網に接続可能なコンピュータ端末などが設置されており、出張中のビジネスマンなどが出先で仕事をしたりできるようになっている。本実施形態では、出先での仕事に加えて、前記した予約管理や、秘書サービス、教育サービスの提供を受けることが可能になっている。レンタルブースの構成としては、図2に例示されるレンタルブース6のように、制御装置61と、レンタルブース6の入退室用のドアの施錠などをする電気錠62と、レンタルブース6の中や外を監視する監視カメラ63と、認証手段64と、ブース利用者が使用するコンピュータ端末65とを有し、空調の管理などを行うことで、ブース利用者に快適な環境を提供できるようになっている。
【0007】
認証手段64は、ブース利用者のID情報を取得する手段であり、IDカードから所定の情報を読み取るカードリーダが用いられる。また、コンピュータ端末65は、CPUなどからなる制御部66と、マウス、キーボードなどの入力部67と、ディスプレイ、プリンタなどの出力部68と、記録媒体からデータの読み取りや書き出しを行う記録・読取装置69とを含む。
【0008】
なお、レンタルブース6の全体を統合して制御する制御装置61は、CPUやRAM、ROMなどからなり、ブース管理者3が運営する群管理センタ7と、インターネットなどの通信網8を介してデータの授受を行う通信制御手段、ブース利用者の認証結果に基づいて電気錠62の開錠や施錠を制御する手段、監視カメラ63の制御手段、などとして機能する。
【0009】
そして、レンタルブース6は、建物ごとに一つまたは多数設置され、通信網8で各建物から離れて設置される群管理センタ7と接続されており、ブース管理者3によって適宜、入退室やセキュリティなどの状況が監視される。このように一つの建物、もしくは複数の建物に設置された多数のレンタルブース6を集中して監視・管理することを本実施形態における群管理と呼ぶことにする。
【0010】
一方、図1に示すブース管理者3が運営するセンタとしては、図2に構成を示す群管理センタ7があげられる。すなわち、群管理センタ7は、ブース利用者4の入退室を管理する入退室管理部71と、ブース利用者3やレンタルブース6のスケジュールを管理するスケジュール管理部72と、ブース利用者3の要求するサービスの提供を行うサービス提供部73と、データの入力部74および出力部75と、種々のデータが記録されている記録装置76、および通信網8を介してデータの送受信を行う通信制御部77を含んで構成されている。このような群管理センタ7は、コンピュータ端末などを含んで構成される郡管理装置を含み、郡管理装置に所定のプログラムを起動させることにより制御される。
【0011】
ここで、群管理センタ7の記録装置76に記録されるデータファイルについて図3を用いて説明する。データファイルは、レンタルブース6の利用登録者についての情報(利用登録者情報81)、レンタルブース6の予約情報82、図1に示すサービス事業者5の情報(サービス事業者情報83)と、ブース利用者4にサービスとして提供されるコンテンツのデータ(コンテンツデータ84)とがあげられる。コンテンツデータ84としては、ブース利用者4について作成されたスケジュール84aと、電子メールおよびその送受信記録を含むメール84bと、ブース利用者4が作成したドキュメント84cと、テレビ会議用のプログラム84dと、語学教材84eと、資格試験教材84fと、映画84gとがあげられる。これらのコンテンツデータ84の種類は例示である。また、図3に示したコンテンツデータ84の中にもブース利用者4との契約内容によっては、提供されないものもある。ここで、コンテンツデータ84には、電子メールやドキュメントの作成に用いられるアプリケーションも含まれるので、本実施形態の群管理センタ7はASP(Application Service Provider)としての役割も有するといえる。
【0012】
なお、図2に示すシステム構成図には、その他の要素として、ブース所有者2が使用する所有者端末9と、ブース利用者4が所有する利用者端末10と、サービス事業者5が使用するサービス事業者端末11とが図示されている。これらは本システムに必須の構成要素ではなく、必要に応じて本システムに接続されたり、オンラインでデータのやり取りを行うことができるものである。
【0013】
まず、所有者端末9は、ブース所有者2が自己が所有するレンタルブース6の稼動状況の確認や、利用者からのクレームの発生の有無のチェック、およびその内容の確認などを行うために用いられる。所有者端末9は公知の構成からなるコンピュータ端末もしくは携帯情報端末である。図2において所有者端末9が複数あるのは、レンタルブース6の所有者は一人に限定されないためである。
【0014】
利用者端末10は、ブース利用者4が主にレンタルブース6の予約を行う際に用いる装置で、公知の構成からなるコンピュータ端末もしくは携帯情報端末である。
【0015】
サービス事業者端末11は、サービス事業者5が群管理センタ7にアクセスして、自己のサービスの提供を受けるブース利用者6の情報の更新や、コンテンツデータ84(図3参照)のアップロードなどを行う装置で、公知の構成からなるコンピュータ端末もしくは携帯情報端末である。
【0016】
所有者端末9、利用者端末10、およびサービス事業者端末11は、必要に応じて、もしくは常時、群管理センタ7に接続されるように構成されており、群管理センタ7とのデータの送受信は、公知のプロトコルに則って行われる。また、ブース所有者2、サービス事業者5、ブース管理者3がそれぞの役割に応じた利用料金を受け取る際や、ブース利用者4が利用料金を振り込む際に、これらの装置を活用するようにしても良い。
【0017】
次に、群管理システム1において行われる処理について、図1から図3を適宜参照しつつ、図4から図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、図4を用いて群管理システム1の処理の大まかな流れを説明する。ステップS1としてブース管理者3は、ブース所有者2との間に管理委託契約を締結する。この契約によって、レンタルブース6の使用や、掃除や機器の保守、そのレンタルブース6で利用可能にするサービスの種類、レンタルブース6自体の利用料金などが取り決められる。この契約の締結を受けて、ステップS2においてブース管理者3が、レンタルブース6で提供するサービスの契約(サービス提供契約)をサービス事業者5との間で締結する。ここでの契約では、提供されるサービスの内容、期間、そのサービスが提供されるレンタルブース6の数、サービスごとに支払う利用料金などが取り決められる。そして、ブース管理者3は、ステップS3でブース利用者4からサービス利用契約を取り付ける。この契約では、氏名などのブース利用者4を特定する情報、提供を希望するサービスの内容、提供期間、利用料金などが取り決められる。サービス利用契約が締結されたら、ブース管理者3は群管理センタ7にサービス利用契約の内容を、利用者登録情報81(図3参照)として登録すると共に、ブース利用者4を識別するためのID情報を作成する。そして、ステップS4で、該当するブース利用者4にID情報を記憶させたIDカードを発行する。
【0018】
ここまでで、準備段階が終了するので、以降は、ブース利用者4が実際にレンタルブース6を利用する際の処理に移行する。
【0019】
利用に際してブース利用者4は、あらかじめステップS5のレンタルブース6の予約を行う必要がある。ブース管理者3は、そのブース利用者4から予約を要求されたレンタルブース6の利用状況、提供するサービスの内容を確認する。確認の結果、予約可能と判定した場合には、ステップS6において、ブース利用者4に対して予約を受け付けた旨を通知する(予約受付)。
【0020】
そして、予約した時刻にそのレンタルブース6を訪れたブース利用者4は、最初にステップS7でレンタルブース6の利用請求を行う。ここでのレンタルブース6の利用請求とは、図2の認証手段64にIDカードを差し込んで、レンタルブース6への入室を要求することである。入室が許可される場合には、ステップS8でブース管理者3からレンタルブース6の利用許可が下り、電気錠62が開錠される。
【0021】
レンタルブース6に入室したブース利用者4は、コンピュータ端末65を起動させて、ステップS9としてサービスの提供を依頼する。ブース管理者3はステップS10でサービス事業者5を選択してサービスの提供を依頼する。そして、ステップS11でそのブース利用者4が使用しているレンタルブース6にサービスの提供が行われる。なお、ステップS11のサービスの提供は、ブース管理者3が行う場合とサービス事業者5が行う場合とがある。
【0022】
以降は、サービスの利用が終了した後の処理である。この処理はレンタルブース6の利用ごと、もしくは一定期間ごとに行われる処理である。
ステップS12では、ブース利用者4からブース管理者3に対して利用料金が支払われる。支払われた料金からサービス事業者5にサービス料金の支払い(ステップS13)、およびブース所有者2にブース利用料金の支払い(ステップS14)が行われる。なお、残りの料金はブース管理者3の収入となる。
【0023】
さらに、ブース利用者4がレンタルブース6を利用してサービスの提供を受ける際の、レンタルブース6における処理を図5のフローチャートで、管理センタ7における処理を図6のフローチャートを主に用いて説明する。
【0024】
図5のステップS21に示すように、レンタルブース6は利用者のID情報を読み取る。ID情報の読み取りは、図2の認証手段64がIDカードに記録されている識別情報(ID情報)を読み取り、制御装置61に受け渡すことにより行われる。そして、制御装置61は、ステップS22でIDカードから読み取ったID情報を通信網8を利用して群管理センタ7に送信する。この際に制御装置61は、あらかじめ割り当てておいた情報で、レンタルブース6を識別できる情報(レンタルブース6のID情報)も同時に送信する。すると、群管理センタ7からは、そのブース利用者4の入室許可の有無が通知されるので、制御装置61は受け取った通知の内容に従って処理を進める。つまり、群管理センタ7からの通知が、そのブース利用者4の入室を許可するものであった場合(ステップS23においてYes)は、ステップS24に進んで、制御装置61が電気錠62を開錠させる。一方、そのブース利用者6の入室が許可されない場合(ステップS23においてNo)は、ステップS25で制御装置61はエラー信号を受信するので、これをブース利用者4に分かるようにディスプレイ(不図示)などに表示する(ステップS26)。
【0025】
ステップS24でレンタルブース6の電気錠62が開錠された場合には、ブース利用者4は該当するレンタルブース6内に入り、コンピュータ端末65を起動する。コンピュータ端末65が起動すると、そのディスプレイには、図7に示すような選択画面91が出力される。この選択画面91は、群管理センタ7から提供されるもので、主に利用可能なサービスが選択可能に配列表示される提供サービス領域92と、ブース利用者4からブース管理者3や、サービス事業者5に対して行われる問い合わせなどを選択したり、必要な情報を入力したりできる問い合わせ領域93とを含む。
【0026】
提供サービス領域92には、スケジュールの確認を行うスケジュールボタン94と、電子メールを送受信するメーラを立ち上げるためのメールボタン95と、文書を作成するワープロソフトなどを立ち上げたり、前回までの作成したドキュメントを読み出したりするドキュメントボタン96と、テレビ会議を行う際に、そのためのプログラムの起動および通信回線の接続などを行わせるテレビ会議ボタン97と、英会話のレッスンを受ける際に、自分の進度に合わせたコンテンツを出力させるための英会話ボタン98と、「○○資格」の受験勉強をしているブース利用者4が教材を視聴する際に使用する○○資格試験ボタン99と、映画を再生するための映画ボタン100とを有する。なお、ボタンの数はそのレンタルブース6ごとに異なったり、ブース利用者4の契約内容によって異なることがある。
【0027】
また、問い合わせ領域93には、サービスとして提供されるコンテンツに対する質問を行うコンテンツ質問ボタン101と、設備が故障した場合に選択する設備故障ボタン102と、安全面に不安を感じた場合に選択する防犯防災ボタン103とを選択可能に配列し、さらに質問事項を入力した場合に、入力したテキストが表示される質問事項ボックス104と、入力された質問事項に対する回答が表示される回答ボックス105とを備えている。そして、入力し、表示させた質問事項を群管理センタ7に送信するための送信ボタンおよび受信ボタン、もしくは送受信ボタンを配置しても良い(いずれも不図示)。
【0028】
このような選択画面91におけるボタン94〜103の選択は、マウスやキーボードの操作や、ポインティングデバイスや指による選択により行われる。選択されたボタンは、影を付けたり、色を反転させたり、点滅など、利用者が目視で確認しやすいように、その表示形態が変更される。図7には、提供サービス領域92においてスケジュールボタン94が選択され、問い合わせ領域93でコンテンツ質問ボタン101が選択され、それぞれのボタン94,101が影付きで強調表示された場合を図示してある。
また、あらかじめ予約されたサービスのボタンのみを選択可能にアクティブに表示させたり、利用者の選択を待たずに予約されているサービスのコンテンツの出力画面に自動的に移行するように設定しても良い。
【0029】
そして、選択画面91の提供サービス領域92のボタン94〜100を、ブース利用者4が選択すると、ステップS27として、制御装置61が選択されたサービスの要求を群管理センタ7に対して行う。要求にはブース利用者4およびレンタルブース6のID情報とが含まれる。すると、要求したサービスのコンテンツデータ84が群管理センタ7から送信されてくるので、これを受信する。そして、レンタルブース6は、コンピュータ端末65を通じて、受信したコンテンツデータ84に基づくサービス(ブース利用者4が要求したサービス)を、そのサービスに応じた形態でブース利用者4に提供する(ステップS28)。
【0030】
ここで、ブース利用者4が問い合わせ領域93のいずれかのボタン101〜103を操作した場合には、群管理センタ7へ問い合わせの送信が行われる(ステップS29においてYes)。問い合わせは、サービス要求の一種であり、このとき送信されるデータとしては、問い合わせの内容、ブース利用者4およびレンタルブース6のID情報が含まれる。群管理センタ7などが対処した結果、問い合わせに対する回答(それに付随するサービスを含む)を受信する(ステップS30)。具体的には、スケジュールを問い合わせた結果や、コンテンツの操作などについての質問に対する回答、レンタルブース6の外に不審な人物が居る場合に警備会社からの連絡もしくは人の派遣、設備が故障した場合の対処法、などがあげられる。
一方、問い合わせもなく(ステップS29においてNo)、ブース利用者4が利用目的を達成した場合には、ブース利用者4の退室を確認した後に、施錠し、処理を終了する。
【0031】
これに対して、群管理センタ7の処理は、図6に示すようになる。
群管理センタ7は、ステップS31で通信制御部77からレンタルブース6のID情報を受信すると、ステップS32で登録者情報に格納されている情報と一致するか否かを判定する。ID情報はブース利用者4のID情報およびレンタルブース6のID情報であり、入退室管理部71が利用者登録情報81および予約情報82を参照して、そのID情報で特定される人物が群管理システム1に正規に登録されているか、予約の日時および使用するレンタルブース6と合っているか、を調べる。
【0032】
利用者登録情報81にある正規のブース利用者4で、かつ、予約情報82に登録されているレンタルブース6を利用するブース利用者4であると入退室管理部71において確認された場合(ステップS32でYes)は、ステップS33に進んで、レンタルブース6への入室許可を送信し、続いてステップS34で利用者登録情報81に登録されているサービスに相当するコンテンツデータ84をサービス提供部73が選択して通信制御部77から対応するレンタルブース6に送信する。この際に、提供するサービスの内容が利用回数などにより異なる場合には、利用者登録情報81に登録されている付属情報に基づいてコンテンツデータ84の内容が選択される。例えば、英会話において4回目までのレッスンを受講していた場合には、付属情報には次回は5回目のレッスンであることを示す情報が記録されているので、サービス提供部73は、コンテンツデータ84の語学教材84eから英会話の5回目のレッスンのコンテンツを選択する。
一方、利用者登録情報81および/または予約情報82の内容と一致しない場合(ステップS32でNo)は、ステップS35でブース利用者4にその旨を通知すべく、エラー信号を送信する。
【0033】
ブース利用者3および予約の確認ができ、かつ選択されたコンテンツデータ84を送信した場合(つまりステップS34に進んだ場合)に、その後、ブース利用者4から問い合わせなどのサービス要求があったら(ステップS36でYes)、ステップS37でサービス提供部73がその内容を判断して、自動選択可能であるか判断する。問い合わせの内容が、類型化されたものであるとか、あらかじめ想定されている範囲の内容である場合(ステップS37でYes)には、ステップS39に進んで、サービス提供部73が、その問い合わせに応答すべきサービス事業者5をサービス事業者情報83(図3参照)から選択して、自動的に指示を送り、サービス事業者5に対応を依頼する。一方、自動選択が不可であると判断した場合(ステップS37においてNo)は、ステップS38に進んで、群管理センタ7のオペレータがその内容を判断し、ステップS39においてサービス事業者5への指示を行う。なお、ステップS39のサービス事業者5には、群管理センタ7自身を含めることも可能である。群管理センタ7が独自で対処できる場合もあるからである。
【0034】
また、ブース利用者4がレンタルブース6の予約を行う際の処理について説明する。
レンタルブース6の予約方法としては、まずブース利用者4が所有する利用者端末10から群管理センタ7にアクセスして予約を行うことがあげられる。予約に必要な情報としては、ブース利用者4のID情報と、利用したいサービスの内容、利用したい日時および場所(レンタルブース6の場所)があげられる。場所の指定は、群管理センタ7のスケジュール管理部72から提供される地図であって、レンタルブース6の場所が記入されたものを用いることができる。また、ブース利用者4が駅や、地域名、住所などを入力し、そこに近いレンタルブース6を検索できるようにしても良い。さらに、これに加えて、レンタルブース6から予約ができるようにしても良い。この場合は、レンタルブース6において提供される前記した選択画面91(図7参照)、もしくは図示しない別画面に、ブース利用者4が次回の予約ができるような予約領域を設けることが好ましい。予約領域は、ボタンやテキストボックスなどを備え、前記した予約のための情報を入力したり、選択したりできるように構成される。レンタルブース6内で次回の予約ができるようにすると、ブース利用者4は、別の装置でその都度、群管理センタ7とコネクションを持つ必要がなくなるので、大変便利である。
【0035】
一方、群管理センタ7で行われる処理は、まず、スケジュール管理部72が、ID情報で利用者登録情報81(図3参照)を検索して、予約を希望するブース利用者4を認証する。続いて、レンタルブース6の場所や利用時間で予約情報82(図3参照)を検索する。該当する時間および場所においてレンタルブース6の予約が既に登録されている場合には、予約不可の通知をブース利用者4に返信する。そのような予約がなく、希望時間にそのレンタルブース6が使用可能であれば、予約を受け付けた旨の通知をブース利用者4に返信する。そして、ダブルブッキングが起きないように予約情報82を更新して、予約処理を終了する。
【0036】
このように、本実施形態のレンタルブース6の群管理システム1は、ブース利用者4に作業や勉強、もしくは休憩スペースを提供するにあたり、群管理手法を取り入れて、多数のレンタルブース6を、集中して管理・運営することで、効率化を図ることができる。さらに、集中して管理・運営の結果として、サービスに双方向性を持たせることが可能になり、ブース利用者4に、より良い環境を提供することができる。
【0037】
例えば、出張中のビジネスマンが出先で仕事をしなければならなくなった際には、携帯電話で最寄りのレンタルブース6を予約して、仕事をすることができる。アプリケーションソフトは、あらかじめ利用者登録情報81に登録しておくか、予約時登録しておくと、自己が普段使用しているものを提供してもらうことができるので、インターフェイスの違いなどに煩わされることはない。したがって、ホテルなどでノートパソコンを用いて仕事をする場合に比べて、快適で効率も向上させることができる。
【0038】
また、ブース利用者4が資格試験や英会話のレッスンを受ける人である場合には、自分の望む場所で勉強することが可能になる。従来は、サービス事業者5が提供する限られた場所のみでしか受講できなかったサービスが自分のオフィスの傍などで受けることが可能になる。また、その日の予定にあわせて全く異なる場所で前回の続きの講座を受けることもできる。さらに、群管理センタ7により進捗が管理されているので、次に受けるべき講座を、その都度確認しなくても、すぐに受けることができる。
【0039】
そして、電気錠62や、監視カメラ63などを用いて、レンタルブース6への入退室を管理すると共に、外に不審な人物が居ないかなどの監視もできるので、ブース利用者4は、安心してレンタルブース6を利用することができる。
【0040】
なお、本発明は前記の実施形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、レンタルブース6の認証手段64は、網膜パターンや虹彩パターンを読み取るバイオメトリック認証装置や、携帯端末にあらかじめ送信された二次元バーコードを読み取るスキャナまたは赤外線通信技術を用いても良い。
また、サービスのコンテンツデータ84は、その一部または全部を各サービス事業者5からレンタルブース6に送信されるようにしても良い。群管理センタ7がコンテンツを直接に扱わないので、群管理センタ7に及ぼす負担を軽減させることができる。
【0041】
また、ブース管理者3からブース利用者4に対して行われる課金、ブース所有者2やサービス事業者5への支払いは、各契約時に決められた固定の金額を処理する代わりに、使用時間や使用回数により変動する金額で処理しても良い。このような場合には、課金料や支払い額を演算する金銭処理部を群管理センタ7に設け、自動的に課金額、支払い額を決定し、該当者に通知するように構成しても良い。
【0042】
群管理センタ7とレンタルブース6とを繋ぐ通信網8は、無線通信や、衛星通信を用いても良い。この場合には、群管理センタ7、レンタルブース6は、共に通信用のアンテナを備える必要がある。
また、ブース利用者4に提供されるサービスは、前記の実施形態に限定されない。例えば、宅配業者をサービス事業者5に加えて、レンタルブース6で作成し、出力した書類を希望する会社などに配達してもらえるようにしても良い。さらに、レンタルブース6のスペースのみを使用し、アプリケーションなどを使用しなくても良い。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、利用者が作業などを行う空間を提供するにあたり、サービスに双方向性を持たせたり、利用者の認証を確実に行ったりして、より良い環境を提供することができる。このようにすることで、作業効率の向上や、学習効果の向上などの種々の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるレンタルブースの群管理システムの概略構成である。
【図2】レンタルブースの群管理システムのシステム構成図である。
【図3】群管理センタの記録装置に記録されるデータを説明する図である。
【図4】レンタルブースの群管理システムの処理の大まかな流れを示すフローチャートである。
【図5】レンタルブースにおける処理を説明するフローチャートである。
【図6】群管理センタにおける処理を説明するフローチャートである。
【図7】レンタルブースにおいて提供される選択画面を示す図である。
【符号の説明】
1 群管理システム
6 レンタルブース
7 群管理センタ
61 制御装置
62 電気錠
63 監視カメラ
64 認証手段
65 コンピュータ端末
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビルなどの一部のスペースをレンタルブースとして貸し出す際に、そのようなレンタルブース、ならびにレンタルブースの群管理する装置、およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータなどの情報機器を使用できるスペースを貸し出すサービスの従来の技術としては、特開2002−56323号公報に開示されている時間貸しオフィス施設があげられる。この時間貸しオフィス施設においては、鍵のかかる個室にコンピュータを配置し、利用客は、受け付けカウンタで手続を行い、指定された個室の鍵を受け取って入室し、あらかじめ登録されたIDによりコンピュータを起動した後に、施設内または管理センタのサーバから所望のOSおよびアプリケーションプログラムをコンピュータに転送する。これにより、外出時に自分のコンピュータや記録媒体を持ち歩かなくても、時間貸しオフィス施設を利用することにより、普段使用しているコンピュータと同じ動作環境で事務作業を行うことが可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような時間貸しオフィス施設は受け付けカウンタで人が対応する必要があり、効率が悪いので、施設の運営をもっと効率的に行いたいという要望がある。また、利用者の利便性を考慮すると、さらにサービスを拡充する必要がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題としては、レンタルブースを効率的に運用することがあげられる。また、レンタルブースで提供するサービスを拡充させることがあげられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するための手段としては、多数のレンタルブースを群管理することがあげられる。群管理とは、例えば、複数のビルを遠隔地の管理センタで集中して監視・管理する手法であり、複数のレンタルブースを遠隔地から集中して監視・管理できるようにするものである。また、この効率的な運営を行う結果として、さまざまなサービスを利用者に提供できるようにする。具体的な解決手段については、以下の発明の実施形態において詳細に説明する。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施形態におけるレンタルブースの群管理システムの概略構成を示す図であり、図2はシステムの構成図である。
図1に示すように、レンタルブースの群管理システム1は、ビルの所有者など、レンタルブースの所有者であるブース所有者2からの管理委託を受けたブース管理者3が、レンタルブースの利用者、つまりブース利用者4にサービスを提供するものである。ブース管理者3を通じて利用者に提供されるサービスとしては、後に詳細を説明するコンピュータの使用環境の提供や、予約管理、さらにサービス事業者5として図1に例示する秘書サービス事業者51が用意するサービスであるビジネスデータの管理や、スケジュールの管理、教育サービス事業者52が用意するサービスである英会話教室や、資格試験講座、保守サービス事業者53が用意するサービスであるメンテナンス業務、警備サービス事業者54が用意するサービスであるセキュリティ管理、などがあげられる。
【0006】
ここで、レンタルブースとは、ビルの一部などに設置された個室で、その中にはインターネットなどの通信網に接続可能なコンピュータ端末などが設置されており、出張中のビジネスマンなどが出先で仕事をしたりできるようになっている。本実施形態では、出先での仕事に加えて、前記した予約管理や、秘書サービス、教育サービスの提供を受けることが可能になっている。レンタルブースの構成としては、図2に例示されるレンタルブース6のように、制御装置61と、レンタルブース6の入退室用のドアの施錠などをする電気錠62と、レンタルブース6の中や外を監視する監視カメラ63と、認証手段64と、ブース利用者が使用するコンピュータ端末65とを有し、空調の管理などを行うことで、ブース利用者に快適な環境を提供できるようになっている。
【0007】
認証手段64は、ブース利用者のID情報を取得する手段であり、IDカードから所定の情報を読み取るカードリーダが用いられる。また、コンピュータ端末65は、CPUなどからなる制御部66と、マウス、キーボードなどの入力部67と、ディスプレイ、プリンタなどの出力部68と、記録媒体からデータの読み取りや書き出しを行う記録・読取装置69とを含む。
【0008】
なお、レンタルブース6の全体を統合して制御する制御装置61は、CPUやRAM、ROMなどからなり、ブース管理者3が運営する群管理センタ7と、インターネットなどの通信網8を介してデータの授受を行う通信制御手段、ブース利用者の認証結果に基づいて電気錠62の開錠や施錠を制御する手段、監視カメラ63の制御手段、などとして機能する。
【0009】
そして、レンタルブース6は、建物ごとに一つまたは多数設置され、通信網8で各建物から離れて設置される群管理センタ7と接続されており、ブース管理者3によって適宜、入退室やセキュリティなどの状況が監視される。このように一つの建物、もしくは複数の建物に設置された多数のレンタルブース6を集中して監視・管理することを本実施形態における群管理と呼ぶことにする。
【0010】
一方、図1に示すブース管理者3が運営するセンタとしては、図2に構成を示す群管理センタ7があげられる。すなわち、群管理センタ7は、ブース利用者4の入退室を管理する入退室管理部71と、ブース利用者3やレンタルブース6のスケジュールを管理するスケジュール管理部72と、ブース利用者3の要求するサービスの提供を行うサービス提供部73と、データの入力部74および出力部75と、種々のデータが記録されている記録装置76、および通信網8を介してデータの送受信を行う通信制御部77を含んで構成されている。このような群管理センタ7は、コンピュータ端末などを含んで構成される郡管理装置を含み、郡管理装置に所定のプログラムを起動させることにより制御される。
【0011】
ここで、群管理センタ7の記録装置76に記録されるデータファイルについて図3を用いて説明する。データファイルは、レンタルブース6の利用登録者についての情報(利用登録者情報81)、レンタルブース6の予約情報82、図1に示すサービス事業者5の情報(サービス事業者情報83)と、ブース利用者4にサービスとして提供されるコンテンツのデータ(コンテンツデータ84)とがあげられる。コンテンツデータ84としては、ブース利用者4について作成されたスケジュール84aと、電子メールおよびその送受信記録を含むメール84bと、ブース利用者4が作成したドキュメント84cと、テレビ会議用のプログラム84dと、語学教材84eと、資格試験教材84fと、映画84gとがあげられる。これらのコンテンツデータ84の種類は例示である。また、図3に示したコンテンツデータ84の中にもブース利用者4との契約内容によっては、提供されないものもある。ここで、コンテンツデータ84には、電子メールやドキュメントの作成に用いられるアプリケーションも含まれるので、本実施形態の群管理センタ7はASP(Application Service Provider)としての役割も有するといえる。
【0012】
なお、図2に示すシステム構成図には、その他の要素として、ブース所有者2が使用する所有者端末9と、ブース利用者4が所有する利用者端末10と、サービス事業者5が使用するサービス事業者端末11とが図示されている。これらは本システムに必須の構成要素ではなく、必要に応じて本システムに接続されたり、オンラインでデータのやり取りを行うことができるものである。
【0013】
まず、所有者端末9は、ブース所有者2が自己が所有するレンタルブース6の稼動状況の確認や、利用者からのクレームの発生の有無のチェック、およびその内容の確認などを行うために用いられる。所有者端末9は公知の構成からなるコンピュータ端末もしくは携帯情報端末である。図2において所有者端末9が複数あるのは、レンタルブース6の所有者は一人に限定されないためである。
【0014】
利用者端末10は、ブース利用者4が主にレンタルブース6の予約を行う際に用いる装置で、公知の構成からなるコンピュータ端末もしくは携帯情報端末である。
【0015】
サービス事業者端末11は、サービス事業者5が群管理センタ7にアクセスして、自己のサービスの提供を受けるブース利用者6の情報の更新や、コンテンツデータ84(図3参照)のアップロードなどを行う装置で、公知の構成からなるコンピュータ端末もしくは携帯情報端末である。
【0016】
所有者端末9、利用者端末10、およびサービス事業者端末11は、必要に応じて、もしくは常時、群管理センタ7に接続されるように構成されており、群管理センタ7とのデータの送受信は、公知のプロトコルに則って行われる。また、ブース所有者2、サービス事業者5、ブース管理者3がそれぞの役割に応じた利用料金を受け取る際や、ブース利用者4が利用料金を振り込む際に、これらの装置を活用するようにしても良い。
【0017】
次に、群管理システム1において行われる処理について、図1から図3を適宜参照しつつ、図4から図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、図4を用いて群管理システム1の処理の大まかな流れを説明する。ステップS1としてブース管理者3は、ブース所有者2との間に管理委託契約を締結する。この契約によって、レンタルブース6の使用や、掃除や機器の保守、そのレンタルブース6で利用可能にするサービスの種類、レンタルブース6自体の利用料金などが取り決められる。この契約の締結を受けて、ステップS2においてブース管理者3が、レンタルブース6で提供するサービスの契約(サービス提供契約)をサービス事業者5との間で締結する。ここでの契約では、提供されるサービスの内容、期間、そのサービスが提供されるレンタルブース6の数、サービスごとに支払う利用料金などが取り決められる。そして、ブース管理者3は、ステップS3でブース利用者4からサービス利用契約を取り付ける。この契約では、氏名などのブース利用者4を特定する情報、提供を希望するサービスの内容、提供期間、利用料金などが取り決められる。サービス利用契約が締結されたら、ブース管理者3は群管理センタ7にサービス利用契約の内容を、利用者登録情報81(図3参照)として登録すると共に、ブース利用者4を識別するためのID情報を作成する。そして、ステップS4で、該当するブース利用者4にID情報を記憶させたIDカードを発行する。
【0018】
ここまでで、準備段階が終了するので、以降は、ブース利用者4が実際にレンタルブース6を利用する際の処理に移行する。
【0019】
利用に際してブース利用者4は、あらかじめステップS5のレンタルブース6の予約を行う必要がある。ブース管理者3は、そのブース利用者4から予約を要求されたレンタルブース6の利用状況、提供するサービスの内容を確認する。確認の結果、予約可能と判定した場合には、ステップS6において、ブース利用者4に対して予約を受け付けた旨を通知する(予約受付)。
【0020】
そして、予約した時刻にそのレンタルブース6を訪れたブース利用者4は、最初にステップS7でレンタルブース6の利用請求を行う。ここでのレンタルブース6の利用請求とは、図2の認証手段64にIDカードを差し込んで、レンタルブース6への入室を要求することである。入室が許可される場合には、ステップS8でブース管理者3からレンタルブース6の利用許可が下り、電気錠62が開錠される。
【0021】
レンタルブース6に入室したブース利用者4は、コンピュータ端末65を起動させて、ステップS9としてサービスの提供を依頼する。ブース管理者3はステップS10でサービス事業者5を選択してサービスの提供を依頼する。そして、ステップS11でそのブース利用者4が使用しているレンタルブース6にサービスの提供が行われる。なお、ステップS11のサービスの提供は、ブース管理者3が行う場合とサービス事業者5が行う場合とがある。
【0022】
以降は、サービスの利用が終了した後の処理である。この処理はレンタルブース6の利用ごと、もしくは一定期間ごとに行われる処理である。
ステップS12では、ブース利用者4からブース管理者3に対して利用料金が支払われる。支払われた料金からサービス事業者5にサービス料金の支払い(ステップS13)、およびブース所有者2にブース利用料金の支払い(ステップS14)が行われる。なお、残りの料金はブース管理者3の収入となる。
【0023】
さらに、ブース利用者4がレンタルブース6を利用してサービスの提供を受ける際の、レンタルブース6における処理を図5のフローチャートで、管理センタ7における処理を図6のフローチャートを主に用いて説明する。
【0024】
図5のステップS21に示すように、レンタルブース6は利用者のID情報を読み取る。ID情報の読み取りは、図2の認証手段64がIDカードに記録されている識別情報(ID情報)を読み取り、制御装置61に受け渡すことにより行われる。そして、制御装置61は、ステップS22でIDカードから読み取ったID情報を通信網8を利用して群管理センタ7に送信する。この際に制御装置61は、あらかじめ割り当てておいた情報で、レンタルブース6を識別できる情報(レンタルブース6のID情報)も同時に送信する。すると、群管理センタ7からは、そのブース利用者4の入室許可の有無が通知されるので、制御装置61は受け取った通知の内容に従って処理を進める。つまり、群管理センタ7からの通知が、そのブース利用者4の入室を許可するものであった場合(ステップS23においてYes)は、ステップS24に進んで、制御装置61が電気錠62を開錠させる。一方、そのブース利用者6の入室が許可されない場合(ステップS23においてNo)は、ステップS25で制御装置61はエラー信号を受信するので、これをブース利用者4に分かるようにディスプレイ(不図示)などに表示する(ステップS26)。
【0025】
ステップS24でレンタルブース6の電気錠62が開錠された場合には、ブース利用者4は該当するレンタルブース6内に入り、コンピュータ端末65を起動する。コンピュータ端末65が起動すると、そのディスプレイには、図7に示すような選択画面91が出力される。この選択画面91は、群管理センタ7から提供されるもので、主に利用可能なサービスが選択可能に配列表示される提供サービス領域92と、ブース利用者4からブース管理者3や、サービス事業者5に対して行われる問い合わせなどを選択したり、必要な情報を入力したりできる問い合わせ領域93とを含む。
【0026】
提供サービス領域92には、スケジュールの確認を行うスケジュールボタン94と、電子メールを送受信するメーラを立ち上げるためのメールボタン95と、文書を作成するワープロソフトなどを立ち上げたり、前回までの作成したドキュメントを読み出したりするドキュメントボタン96と、テレビ会議を行う際に、そのためのプログラムの起動および通信回線の接続などを行わせるテレビ会議ボタン97と、英会話のレッスンを受ける際に、自分の進度に合わせたコンテンツを出力させるための英会話ボタン98と、「○○資格」の受験勉強をしているブース利用者4が教材を視聴する際に使用する○○資格試験ボタン99と、映画を再生するための映画ボタン100とを有する。なお、ボタンの数はそのレンタルブース6ごとに異なったり、ブース利用者4の契約内容によって異なることがある。
【0027】
また、問い合わせ領域93には、サービスとして提供されるコンテンツに対する質問を行うコンテンツ質問ボタン101と、設備が故障した場合に選択する設備故障ボタン102と、安全面に不安を感じた場合に選択する防犯防災ボタン103とを選択可能に配列し、さらに質問事項を入力した場合に、入力したテキストが表示される質問事項ボックス104と、入力された質問事項に対する回答が表示される回答ボックス105とを備えている。そして、入力し、表示させた質問事項を群管理センタ7に送信するための送信ボタンおよび受信ボタン、もしくは送受信ボタンを配置しても良い(いずれも不図示)。
【0028】
このような選択画面91におけるボタン94〜103の選択は、マウスやキーボードの操作や、ポインティングデバイスや指による選択により行われる。選択されたボタンは、影を付けたり、色を反転させたり、点滅など、利用者が目視で確認しやすいように、その表示形態が変更される。図7には、提供サービス領域92においてスケジュールボタン94が選択され、問い合わせ領域93でコンテンツ質問ボタン101が選択され、それぞれのボタン94,101が影付きで強調表示された場合を図示してある。
また、あらかじめ予約されたサービスのボタンのみを選択可能にアクティブに表示させたり、利用者の選択を待たずに予約されているサービスのコンテンツの出力画面に自動的に移行するように設定しても良い。
【0029】
そして、選択画面91の提供サービス領域92のボタン94〜100を、ブース利用者4が選択すると、ステップS27として、制御装置61が選択されたサービスの要求を群管理センタ7に対して行う。要求にはブース利用者4およびレンタルブース6のID情報とが含まれる。すると、要求したサービスのコンテンツデータ84が群管理センタ7から送信されてくるので、これを受信する。そして、レンタルブース6は、コンピュータ端末65を通じて、受信したコンテンツデータ84に基づくサービス(ブース利用者4が要求したサービス)を、そのサービスに応じた形態でブース利用者4に提供する(ステップS28)。
【0030】
ここで、ブース利用者4が問い合わせ領域93のいずれかのボタン101〜103を操作した場合には、群管理センタ7へ問い合わせの送信が行われる(ステップS29においてYes)。問い合わせは、サービス要求の一種であり、このとき送信されるデータとしては、問い合わせの内容、ブース利用者4およびレンタルブース6のID情報が含まれる。群管理センタ7などが対処した結果、問い合わせに対する回答(それに付随するサービスを含む)を受信する(ステップS30)。具体的には、スケジュールを問い合わせた結果や、コンテンツの操作などについての質問に対する回答、レンタルブース6の外に不審な人物が居る場合に警備会社からの連絡もしくは人の派遣、設備が故障した場合の対処法、などがあげられる。
一方、問い合わせもなく(ステップS29においてNo)、ブース利用者4が利用目的を達成した場合には、ブース利用者4の退室を確認した後に、施錠し、処理を終了する。
【0031】
これに対して、群管理センタ7の処理は、図6に示すようになる。
群管理センタ7は、ステップS31で通信制御部77からレンタルブース6のID情報を受信すると、ステップS32で登録者情報に格納されている情報と一致するか否かを判定する。ID情報はブース利用者4のID情報およびレンタルブース6のID情報であり、入退室管理部71が利用者登録情報81および予約情報82を参照して、そのID情報で特定される人物が群管理システム1に正規に登録されているか、予約の日時および使用するレンタルブース6と合っているか、を調べる。
【0032】
利用者登録情報81にある正規のブース利用者4で、かつ、予約情報82に登録されているレンタルブース6を利用するブース利用者4であると入退室管理部71において確認された場合(ステップS32でYes)は、ステップS33に進んで、レンタルブース6への入室許可を送信し、続いてステップS34で利用者登録情報81に登録されているサービスに相当するコンテンツデータ84をサービス提供部73が選択して通信制御部77から対応するレンタルブース6に送信する。この際に、提供するサービスの内容が利用回数などにより異なる場合には、利用者登録情報81に登録されている付属情報に基づいてコンテンツデータ84の内容が選択される。例えば、英会話において4回目までのレッスンを受講していた場合には、付属情報には次回は5回目のレッスンであることを示す情報が記録されているので、サービス提供部73は、コンテンツデータ84の語学教材84eから英会話の5回目のレッスンのコンテンツを選択する。
一方、利用者登録情報81および/または予約情報82の内容と一致しない場合(ステップS32でNo)は、ステップS35でブース利用者4にその旨を通知すべく、エラー信号を送信する。
【0033】
ブース利用者3および予約の確認ができ、かつ選択されたコンテンツデータ84を送信した場合(つまりステップS34に進んだ場合)に、その後、ブース利用者4から問い合わせなどのサービス要求があったら(ステップS36でYes)、ステップS37でサービス提供部73がその内容を判断して、自動選択可能であるか判断する。問い合わせの内容が、類型化されたものであるとか、あらかじめ想定されている範囲の内容である場合(ステップS37でYes)には、ステップS39に進んで、サービス提供部73が、その問い合わせに応答すべきサービス事業者5をサービス事業者情報83(図3参照)から選択して、自動的に指示を送り、サービス事業者5に対応を依頼する。一方、自動選択が不可であると判断した場合(ステップS37においてNo)は、ステップS38に進んで、群管理センタ7のオペレータがその内容を判断し、ステップS39においてサービス事業者5への指示を行う。なお、ステップS39のサービス事業者5には、群管理センタ7自身を含めることも可能である。群管理センタ7が独自で対処できる場合もあるからである。
【0034】
また、ブース利用者4がレンタルブース6の予約を行う際の処理について説明する。
レンタルブース6の予約方法としては、まずブース利用者4が所有する利用者端末10から群管理センタ7にアクセスして予約を行うことがあげられる。予約に必要な情報としては、ブース利用者4のID情報と、利用したいサービスの内容、利用したい日時および場所(レンタルブース6の場所)があげられる。場所の指定は、群管理センタ7のスケジュール管理部72から提供される地図であって、レンタルブース6の場所が記入されたものを用いることができる。また、ブース利用者4が駅や、地域名、住所などを入力し、そこに近いレンタルブース6を検索できるようにしても良い。さらに、これに加えて、レンタルブース6から予約ができるようにしても良い。この場合は、レンタルブース6において提供される前記した選択画面91(図7参照)、もしくは図示しない別画面に、ブース利用者4が次回の予約ができるような予約領域を設けることが好ましい。予約領域は、ボタンやテキストボックスなどを備え、前記した予約のための情報を入力したり、選択したりできるように構成される。レンタルブース6内で次回の予約ができるようにすると、ブース利用者4は、別の装置でその都度、群管理センタ7とコネクションを持つ必要がなくなるので、大変便利である。
【0035】
一方、群管理センタ7で行われる処理は、まず、スケジュール管理部72が、ID情報で利用者登録情報81(図3参照)を検索して、予約を希望するブース利用者4を認証する。続いて、レンタルブース6の場所や利用時間で予約情報82(図3参照)を検索する。該当する時間および場所においてレンタルブース6の予約が既に登録されている場合には、予約不可の通知をブース利用者4に返信する。そのような予約がなく、希望時間にそのレンタルブース6が使用可能であれば、予約を受け付けた旨の通知をブース利用者4に返信する。そして、ダブルブッキングが起きないように予約情報82を更新して、予約処理を終了する。
【0036】
このように、本実施形態のレンタルブース6の群管理システム1は、ブース利用者4に作業や勉強、もしくは休憩スペースを提供するにあたり、群管理手法を取り入れて、多数のレンタルブース6を、集中して管理・運営することで、効率化を図ることができる。さらに、集中して管理・運営の結果として、サービスに双方向性を持たせることが可能になり、ブース利用者4に、より良い環境を提供することができる。
【0037】
例えば、出張中のビジネスマンが出先で仕事をしなければならなくなった際には、携帯電話で最寄りのレンタルブース6を予約して、仕事をすることができる。アプリケーションソフトは、あらかじめ利用者登録情報81に登録しておくか、予約時登録しておくと、自己が普段使用しているものを提供してもらうことができるので、インターフェイスの違いなどに煩わされることはない。したがって、ホテルなどでノートパソコンを用いて仕事をする場合に比べて、快適で効率も向上させることができる。
【0038】
また、ブース利用者4が資格試験や英会話のレッスンを受ける人である場合には、自分の望む場所で勉強することが可能になる。従来は、サービス事業者5が提供する限られた場所のみでしか受講できなかったサービスが自分のオフィスの傍などで受けることが可能になる。また、その日の予定にあわせて全く異なる場所で前回の続きの講座を受けることもできる。さらに、群管理センタ7により進捗が管理されているので、次に受けるべき講座を、その都度確認しなくても、すぐに受けることができる。
【0039】
そして、電気錠62や、監視カメラ63などを用いて、レンタルブース6への入退室を管理すると共に、外に不審な人物が居ないかなどの監視もできるので、ブース利用者4は、安心してレンタルブース6を利用することができる。
【0040】
なお、本発明は前記の実施形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、レンタルブース6の認証手段64は、網膜パターンや虹彩パターンを読み取るバイオメトリック認証装置や、携帯端末にあらかじめ送信された二次元バーコードを読み取るスキャナまたは赤外線通信技術を用いても良い。
また、サービスのコンテンツデータ84は、その一部または全部を各サービス事業者5からレンタルブース6に送信されるようにしても良い。群管理センタ7がコンテンツを直接に扱わないので、群管理センタ7に及ぼす負担を軽減させることができる。
【0041】
また、ブース管理者3からブース利用者4に対して行われる課金、ブース所有者2やサービス事業者5への支払いは、各契約時に決められた固定の金額を処理する代わりに、使用時間や使用回数により変動する金額で処理しても良い。このような場合には、課金料や支払い額を演算する金銭処理部を群管理センタ7に設け、自動的に課金額、支払い額を決定し、該当者に通知するように構成しても良い。
【0042】
群管理センタ7とレンタルブース6とを繋ぐ通信網8は、無線通信や、衛星通信を用いても良い。この場合には、群管理センタ7、レンタルブース6は、共に通信用のアンテナを備える必要がある。
また、ブース利用者4に提供されるサービスは、前記の実施形態に限定されない。例えば、宅配業者をサービス事業者5に加えて、レンタルブース6で作成し、出力した書類を希望する会社などに配達してもらえるようにしても良い。さらに、レンタルブース6のスペースのみを使用し、アプリケーションなどを使用しなくても良い。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、利用者が作業などを行う空間を提供するにあたり、サービスに双方向性を持たせたり、利用者の認証を確実に行ったりして、より良い環境を提供することができる。このようにすることで、作業効率の向上や、学習効果の向上などの種々の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるレンタルブースの群管理システムの概略構成である。
【図2】レンタルブースの群管理システムのシステム構成図である。
【図3】群管理センタの記録装置に記録されるデータを説明する図である。
【図4】レンタルブースの群管理システムの処理の大まかな流れを示すフローチャートである。
【図5】レンタルブースにおける処理を説明するフローチャートである。
【図6】群管理センタにおける処理を説明するフローチャートである。
【図7】レンタルブースにおいて提供される選択画面を示す図である。
【符号の説明】
1 群管理システム
6 レンタルブース
7 群管理センタ
61 制御装置
62 電気錠
63 監視カメラ
64 認証手段
65 コンピュータ端末
Claims (6)
- 利用者が使用可能な空間を所定時間提供するレンタルブースであって、
前記利用者を認証する手段と、前記空間への入退室を管理するための電気錠と、前記利用者が使用するコンピュータ端末とを含み、前記コンピュータ端末は、前記利用者にサービスを提供する手段、および前記利用者からの要求を受け付ける手段、として機能することを特徴とするレンタルブース。 - 前記サービスを提供する手段は、利用可能なサービスを前記利用者が選択できるように配列した画面を選択画面として提供することを含み、前記利用者からの要求を受け付ける手段は、要求の内容を前記利用者が選択できるように配列する領域と、要求する内容を入力する領域と、入力された前記要求に対する回答が表示される領域とを有する画面を提供することを含むことを特徴とする請求項1に記載のレンタルブース。
- 前記コンピュータ端末は、前記利用者が次に利用するレンタルブースの場所、利用時間を予約する予約手段としても機能することを特徴とする請求項1に記載のレンタルブース。
- 利用者が使用可能な空間を所定時間提供するレンタルブースを管理するためのレンタルブースの群管理装置であって、
前記レンタルブースの利用者として登録されている者を識別する情報と、その利用者に提供すべきサービスと、利用が予約される前記レンタルブースの情報と、サービスの提供者に連絡を取るための情報と、を保持し、前記レンタルブースの予約手段、利用者の認証手段、サービスの提供手段、として機能することを特徴とするレンタルブースの群管理装置。 - 認証された前記利用者が使用する前記レンタルブースに提供するサービスをコンテンツデータとして保持することを含む請求項4に記載のレンタルブースの群管理装置。
- 利用者が使用可能な空間を所定時間提供するレンタルブースを管理するためのレンタルブースの群管理方法であって、
レンタルブースから利用者の識別情報を受け取り、そのレンタルブースへの入室許可を判断するステップ、
入室を許可されたレンタルブースに対して、利用者が希望するサービスを提供するステップ、
前記レンタルブースを使用中の前記利用者からの要求を受け取った場合に、対応するサービス事業者に対応を促すステップ、
利用者からレンタルブースの予約を受けた場合に、レンタルブースの予約状況を確認し、予約可能なときには前記利用者に予約受け付けの通知をするステップ、
を含むことを特徴とするレンタルブースの群管理方法。
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