JP2004064284A - P2pネットワークのトラヒック制御方法及び装置並びにプログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の端末が接続され全体のトラヒックを集中的に管理するサーバを持たないP2Pネットワークにおいて、P2Pアプリケーションに対するトラヒックを制御するためのP2Pネットワークのトラヒック制御方法であって、各端末が、他の端末からのファイル検索要求に対して自端末の検索結果のヒット状況を監視し、前記ヒット状況に応じて各端末が自律分散的にトラヒックを制御することを特徴とするP2Pネットワークのトラヒック制御方法。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、P2P(ピア・ツー・ピア)型のネットワークに用いられるP2Pネットワークのトラヒック制御方法及び装置並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近注目を集めているP2P型のネットワークは、従来のクライアント・サーバ(C/S)型のネットワークとは異なり、特定のサーバに頼ることなくコンピュータ資源やサービスをシステム間で直接共有する。
例えば、端末同士の間で音楽などのファイルを交換するためのP2P型のネットワークを構成するプログラムとして、従来より「Napster」が知られている。しかし、「Napster」のようなネットワークにおいては、ファイル検索の機能を備えるサーバが接続され、各端末はサーバの制御により動作する。従って、このネットワークではトラヒックはサーバによって集中的に制御される。
【0003】
つまり、「Napster」のようなネットワークは純粋なP2Pネットワークではなく、管理用のサーバを設けることが不可欠である。
一方、管理用のサーバが不要な純粋なP2Pネットワークの代表例として、「Gnutella」と呼ばれるソフトウェアを用いたネットワークが知られている。「Gnutella」のようなネットワークにおいては、各端末はサーバントと呼ばれ、ファイル検索などの機能を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
「Gnutella」のようなP2Pネットワークにおいては、ネットワーク全体を管理するサーバが存在しないので、集中的にトラヒックの制御を行うことができない。
このため、特定の端末などにトラヒックが集中してネットワーク上で輻輳が発生し、効率的なファイル転送ができなくなる可能性がある。
【0005】
本発明は、「Gnutella」のようなアプリケーションプログラムによるトラヒックが流れるP2Pネットワークにおいて、管理用のサーバを設置することなくトラヒックの集中を抑制することが可能なP2Pネットワークのトラヒック制御方法及び装置並びにプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、複数の端末が接続され、全体のトラヒックを集中的に管理するサーバを持たないP2Pネットワークにおいて、P2Pアプリケーションに対するトラヒックを制御するためのP2Pネットワークのトラヒック制御方法であって、各端末が、他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果のヒット状況を監視し、前記ヒット状況に応じて各端末が自律分散的にトラヒックを制御することを特徴とする。
【0007】
「Gnutella」のようなP2Pネットワークにおいては、例えば第1の端末はそれが必要とするファイルについて、ネットワークを介して第2の端末に検索を要求する。目的のファイルが第2の端末に存在する場合には、検索にヒットする。その場合、第1の端末からのダウンロード要求に対して第2の端末は目的のファイルを送信する。
【0008】
従って、例えば第2の端末上で検索のヒット率が高くなると、ファイル転送などの頻度が高くなり、第2の端末を通るトラヒックが増大する。
請求項1においては、検索結果のヒット状況に応じて各端末が自律分散的にトラヒックを制御するので、ある端末あるいはネットワーク上の特定位置にトラヒックが集中するのを抑制することができる。従って、トラヒックを制御するためのサーバを設ける必要がない。
【0009】
請求項2は、請求項1のP2Pネットワークのトラヒック制御方法において、他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果について、各端末がファイル毎にヒット数を管理し、各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から他の端末に対して転送し、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した他の端末を利用してファイルの送信を行うことを特徴とする。
【0010】
請求項2においては、例えば第2の端末上で検索のヒット率が増大した場合、ヒット率の大きいファイルが、例えば第3の端末に転送される。従って、ヒット率の大きいファイルのダウンロードを第1の端末が要求した場合には、第2の端末の代わりに同じファイルを取得した第3の端末から第1の端末に対してファイルを送信することができる。
【0011】
すなわち、第2の端末と第3の端末とが協調的に連携することにより、第2の端末を通るトラヒックの一部を、第3の端末を通る経路に分散させることができる。
請求項3は、請求項1のP2Pネットワークのトラヒック制御方法において、ネットワークに所定のキャッシュサーバが接続されている場合には、各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から前記キャッシュサーバに対して転送し、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得したキャッシュサーバを利用してファイルの送信を行うことを特徴とする。
【0012】
請求項3においては、例えば第2の端末上で検索のヒット率が増大した場合、ヒット率の大きいファイルが、キャッシュサーバに転送される。従って、ヒット率の大きいファイルのダウンロードを第1の端末が要求した場合には、第2の端末の代わりに同じファイルを取得したキャッシュサーバから第1の端末に対してファイルを送信することができる。
【0013】
すなわち、第2の端末とキャッシュサーバとが協調的に連携することにより、第2の端末を通るトラヒックの一部を、キャッシュサーバを通る経路にに分散させることができる。
請求項4は、請求項1のP2Pネットワークのトラヒック制御方法において、各端末が、自端末からファイルをダウンロードした他の端末とそれが取得したファイルとの対応関係を履歴情報として保持し、各端末におけるファイルのヒット数が所定以上に増加した場合に、前記履歴情報を参照して該当する同一のファイルを保持する他の端末を連携端末として決定し、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した前記連携端末を利用してファイルの送信を行うことを特徴とする。
【0014】
請求項4においては、各端末に履歴情報が保持される。この履歴情報を参照することにより、自端末から特定のファイルを既にダウンロードした他の端末(連携端末)を特定することができる。
従って、ヒット率の大きいファイルのダウンロードを第1の端末が要求した場合には、第2の端末の代わりに同じファイルを既にダウンロードした連携端末から第1の端末に対してファイルを送信することができる。
【0015】
すなわち、第2の端末と連携端末とが協調的に連携することにより、第2の端末を通るトラヒックの一部を、連携端末を通る経路に分散させることができる。請求項5は、複数の端末が接続され、全体のトラヒックを集中的に管理するサーバを持たないP2Pネットワークにおいて、P2Pアプリケーションに対するトラヒックを制御するためのP2Pネットワークのトラヒック制御装置であって、各端末において他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果のヒット状況を監視するヒット状況監視手段と、前記ヒット状況監視手段が検出したヒット状況に応じて、各端末が自律分散的にトラヒックを制御するためのトラヒック制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0016】
請求項5においては、請求項1と同様な制御を実現できる。
請求項6は、請求項5のP2Pネットワークのトラヒック制御装置において、他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果について、ファイル毎にヒット数を管理するヒット数管理手段と、各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から他の端末に対して転送するファイルアップロード手段とを更に設け、前記トラヒック制御手段は少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した他の端末を利用してファイルの送信を行うことを特徴とする。
【0017】
請求項6においては、請求項2と同様な制御を実現できる。
請求項7は、請求項5のP2Pネットワークのトラヒック制御装置において、ネットワークに所定のキャッシュサーバが接続されている場合に、各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から前記キャッシュサーバに対して転送するファイルアップロード手段を更に設け、前記トラヒック制御手段は、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得したキャッシュサーバを利用してファイルの送信を行うことを特徴とする。
【0018】
請求項7においては、請求項3と同様な制御を実現できる。
請求項8は、請求項5のP2Pネットワークのトラヒック制御装置において、各端末に、自端末からファイルをダウンロードした他の端末とそれが取得したファイルとの対応関係を履歴情報として保持する履歴情報保持手段と、各端末におけるファイルのヒット数が所定以上に増加した場合に、前記履歴情報を参照して該当する同一のファイルを保持する他の端末を連携端末として決定する連携端末決定手段とを更に設け、前記トラヒック制御手段は、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した前記連携端末を利用してファイルの送信を行うことを特徴とする。
【0019】
請求項8においては、請求項4と同様な制御を実現できる。
請求項9は、請求項5のP2Pネットワークのトラヒック制御装置において、自律分散制御を実現するプログラム並びに各端末における検索ヒット状況及びダウンロード状況の少なくとも一方を含むトラヒック情報をネットワークに流通させるための情報流通手段を更に設けたことを特徴とする。
【0020】
請求項9においては、プログラムやトラヒック情報をネットワーク上の各端末の間で流通させることができる。従って、より効率的なトラヒック制御が可能になる。
請求項10は、複数の端末が接続され、全体のトラヒックを集中的に管理するサーバを持たないP2Pネットワークにおいて、P2Pアプリケーションに対するトラヒックを制御するための、各端末上のコンピュータで実行可能なプログラムであって、各端末において他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果のヒット状況を監視するヒット状況監視手順と、前記ヒット状況監視手段が検出したヒット状況に応じて、各端末が自律分散的にトラヒックを制御するためのトラヒック制御手順とを設けたことを特徴とする。
【0021】
請求項10のプログラムを各端末上のコンピュータで実行することにより、請求項1と同様の制御が実現する。
請求項11は、請求項10のプログラムにおいて、他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果について、ファイル毎にヒット数を管理するヒット数管理手順と、各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から他の端末に対して転送するファイルアップロード手順とを更に設け、前記トラヒック制御手順では少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した他の端末を利用してファイルの送信を行うことを特徴とする。
【0022】
請求項11のプログラムを各端末上のコンピュータで実行することにより、請求項2と同様の制御が実現する。
請求項12は、請求項10のプログラムにおいて、ネットワークに所定のキャッシュサーバが接続されている場合に、各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から前記キャッシュサーバに対して転送するファイルアップロード手順を更に設け、前記トラヒック制御手順では、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得したキャッシュサーバを利用してファイルの送信を行うことを特徴とする。
【0023】
請求項12のプログラムを各端末上のコンピュータで実行することにより、請求項3と同様の制御が実現する。
請求項13は、請求項10のプログラムにおいて、各端末に、自端末からファイルをダウンロードした他の端末とそれが取得したファイルとの対応関係を履歴情報として保持する履歴情報保持手順と、各端末におけるファイルのヒット数が所定以上に増加した場合に、前記履歴情報を参照して該当する同一のファイルを保持する他の端末を連携端末として決定する連携端末決定手順とを更に設け、前記トラヒック制御手順では、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した前記連携端末を利用してファイルの送信を行うことを特徴とする。
【0024】
請求項13のプログラムを各端末上のコンピュータで実行することにより、請求項4と同様の制御が実現する。
請求項14は、請求項10,請求項11,請求項12及び請求項13のいずれかのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体である。
【0025】
請求項14の記録媒体から読み出したプログラムを各端末上のコンピュータで実行することにより、請求項1〜請求項4と同様の制御が実現する。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明のP2Pネットワークのトラヒック制御方法及び装置並びにプログラム及び記録媒体の1つの実施の形態について、図1,図2及び図7を参照して説明する。この形態は、請求項1,請求項2,請求項5,請求項6,請求項9,請求項10,請求項11及び請求項14に対応する。
【0027】
図1はこの形態の端末の動作を示すフローチャートである。図2はこの形態の端末の主要部の構成を示すブロック図である。図7はシステム全体の構成例を示すブロック図である。
この形態では、請求項5のヒット状況監視手段は検索ヒット状況監視部12に対応し、請求項5のトラヒック制御手段はファイルアップロード処理部15及び連携ダウンロード要求処理部16に対応する。また、請求項6のヒット数管理手段及びファイルアップロード手段は、高ヒットファイル検索部14及びファイルアップロード処理部15に対応する。また、請求項9の情報流通手段はサポートセンタ100に対応する。
【0028】
この形態では、例えば図7に示すように、複数の端末(P2P端末50)がネットワーク(例えばインターネット)を介して互いに接続され、各端末が「Guntella」型のアプリケーションプログラムを搭載し、P2Pネットワークが形成されている場合を想定している。また、この例ではキャッシュサーバがネットワーク上に存在しない場合を想定している。
【0029】
図7に示すサポートセンタ100においては、制御プログラムの作成やトラヒック情報の集計を行う。P2Pネットワークに接続された各P2P端末50は、サポートセンタ100のサーバから制御プログラムをダウンロードしたり、P2Pネットワーク内の検索ヒット状況やダウンロード状況などのトラヒック情報を閲覧することができる。なお、サポートセンタ100を省略することもできる。
【0030】
この形態では、各端末は図2に示すように検索処理部11,検索ヒット状況監視部12,閾値超過監視部13,高ヒットファイル検索部14,ファイルアップロード処理部15,連携ダウンロード要求処理部16,検索結果DB(データベース)17及び通信インタフェース18を備えている。
なお、これらの各構成要素は、専用のハードウェアを用いて構成することもできるし、各機能を実現するプログラムとそれを実行する制御用のコンピュータとで構成することもできる。
【0031】
検索処理部11は、その端末上に保持されている多数のファイルの中から、他の端末から検索要求された条件に適合する目的のファイルの検索を行う。この検索の結果、一致するファイルが見つかったかどうかを表すヒット数が、ファイル毎に検索結果DB17に書き込まれ保持される。
また、検索ヒット状況監視部12は、検索処理部11における全ての検索要求に対する単位時間あたりの検索ヒット数hを監視する。
【0032】
閾値超過監視部13は、検索ヒット状況監視部12の検出した検索ヒット数hを予め定めた閾値sと比較する。比較の結果、検索ヒット数hが閾値sを超過すると閾値超過監視部13は高ヒットファイル検索部14に対して所定の指示を与える。
高ヒットファイル検索部14は、閾値超過監視部13からの指示を受けると、検索結果DB17の内容を参照して各ファイルの検索ヒット数(トータルのヒット数又は単位時間あたりのヒット数)を調べ、検索ヒット数の大きい1つ以上のファイルを選択する。
【0033】
ファイルアップロード処理部15は、高ヒットファイル検索部14が選択した検索ヒット数の大きいファイルを、他の端末に向けて転送(アップロード)する。転送先の他の端末については、次のようにして決定する。
転送先の候補としてn個の他の端末を予め決定しその情報を自端末上に保持しておく。そして、n個の他の端末の中からm個の端末を選択し(n≧m)転送先とする。
【0034】
また、n個の端末の中からm個の端末を選択する方法については、例えば公知のラウンドロビンやランダム選択の技術を用いればよい。
連携ダウンロード要求処理部16は、ファイル検索要求元である他の端末(検索要求発出端末)が必要とする特定のファイルについて、ファイル検索要求元からのファイルダウンロード要求を処理する。
【0035】
すなわち、要求元の端末に対して目的のファイルを転送する。但し、ファイルの転送元は自端末とは限らない。つまり、目的のファイルはファイルアップロード処理部15が事前にアップロードを行った他の端末(連携端末)上にも存在するので、自端末は利用可能な連携端末と協調及び連携してファイルダウンロード要求を処理する。これにより、ファイルのダウンロードに伴って発生するトラヒックを他の連携端末に分散させることができる。
【0036】
図2に示す端末の動作(自端末における動作)の概略は図1に示すとおりである。
図1のステップS11では、検索ヒット状況監視部12の制御により自端末における検索ヒット状況を監視する。
ステップS12では、閾値超過監視部13の制御により、単位時間あたりの検索ヒット数hと予め定めた閾値sとを比較する。そして(h>s)になった場合には次のステップS13に進む。
【0037】
ステップS13では、高ヒットファイル検索部14の制御により検索ヒット数が多いファイルを選択し、選択したファイルをファイルアップロード処理部15の制御により他の端末にアップロード(転送)する。
ステップS14では、連携ダウンロード要求処理部16の制御により、他の端末からのダウンロード要求を処理し、ダウンロードを要求されたファイルをアップロードした他の連携端末と連携して、目的のファイルを要求元の端末に転送する。
【0038】
例えば、自端末の他に1つの連携端末が利用できる場合には、該当するファイルを前記連携端末にアップロードした後で、自端末と前記連携端末とがそれぞれ(f/2)個の検索要求発出端末からのダウンロード要求の処理を担当する(f:目的のファイルに対する検索ヒット数)。これにより、自端末と前記連携端末との2台が連携してダウンロード要求を分散処理することができる。
【0039】
(第2の実施の形態)
本発明のP2Pネットワークのトラヒック制御方法及び装置並びにプログラム及び記録媒体のもう1つの実施の形態について、図3及び図4を参照して説明する。この形態は、請求項3,請求項7及び請求項12に対応する。
図3はこの形態の端末の動作を示すフローチャートである。図4はこの形態の端末の主要部の構成を示すブロック図である。この形態は、第1の実施の形態の変形例である。また、図4において第1の実施の形態と対応する要素は同一の符号を付けて示してある。第1の実施の形態と同じ部分については以下の説明を省略する。
【0040】
この形態では、請求項7のファイルアップロード手段及びトラヒック制御手段は、それぞれファイルアップロード処理部21及び連携ダウンロード要求処理部22に対応する。
この形態では、ネットワーク上のある場所にn個のキャッシュサーバが予め分散的に配置されている場合を想定している。従って、この形態ではキャッシュサーバも利用する。なお、キャッシュサーバは端末に代わってファイルを転送するための機能を備えるが、ネットワークを制御するような機能は含まれていない。
【0041】
この形態の各端末は、図4に示すように検索処理部11,検索ヒット状況監視部12,閾値超過監視部13,高ヒットファイル検索部14,検索結果DB17,通信インタフェース18,ファイルアップロード処理部21及び連携ダウンロード要求処理部22を備えている。
ファイルアップロード処理部21は、前述のように(h>s)になった場合に、高ヒットファイル検索部14が選択した検索ヒット数の大きいファイルを、m個のキャッシュサーバに対して転送(アップロード)する。転送先のキャッシュサーバについては、次のようにして決定する。
【0042】
n個のキャッシュサーバのアドレスなどの情報は自端末上に予め保持しておく。そして、n個のキャッシュサーバの中からm個の端末を選択し(n≧m)転送先とする。
また、n個のキャッシュサーバの中からm個のキャッシュサーバを選択する方法については、例えば公知のラウンドロビン,やランダム選択,低負荷サーバ選択(各キャッシュサーバとの情報のやりとりが必要)などの技術を用いればよい。
【0043】
連携ダウンロード要求処理部22は、ファイル検索要求元である他の端末が必要とする特定のファイルについて、ファイル検索要求元からのファイルダウンロード要求を処理する。
すなわち、要求元の端末に対して目的のファイルを転送する。但し、ファイルの転送元は自端末とは限らない。つまり、目的のファイルはファイルアップロード処理部21が事前にアップロードを行った特定のキャッシュサーバ上にも存在するので、自端末は利用可能なキャッシュサーバと協調及び連携してファイルダウンロード要求を処理する。これにより、ファイルのダウンロードに伴って発生するトラヒックをキャッシュサーバに分散させることができる。
【0044】
図4に示す端末の動作(自端末における動作)の概略は図3に示すとおりである。
図3のステップS21では、検索ヒット状況監視部12の制御により自端末における検索ヒット状況を監視する。
ステップS22では、閾値超過監視部13の制御により、単位時間あたりの検索ヒット数hと予め定めた閾値sとを比較する。そして(h>s)になった場合には次のステップS23に進む。
【0045】
ステップS23では、高ヒットファイル検索部14の制御により検索ヒット数が多いファイルを選択し、選択したファイルをファイルアップロード処理部21の制御によりm個のキャッシュサーバにアップロード(転送)する。
ステップS24では、連携ダウンロード要求処理部22の制御により、他の端末からのダウンロード要求を処理し、ダウンロードを要求されたファイルをアップロードしたキャッシュサーバと連携して、目的のファイルを要求元の端末に転送する。
【0046】
(第3の実施の形態)
本発明のP2Pネットワークのトラヒック制御方法及び装置並びにプログラム及び記録媒体のもう1つの実施の形態について、図5及び図6を参照して説明する。この形態は、請求項4,請求項8及び請求項13に対応する。
図5はこの形態の端末の動作を示すフローチャートである。図6はこの形態の端末の主要部の構成を示すブロック図である。この形態は、第1の実施の形態の変形例である。また、図6において第1の実施の形態と対応する要素は同一の符号を付けて示してある。第1の実施の形態と同じ部分については以下の説明を省略する。
【0047】
この形態では、請求項8の履歴情報保持手段,連携端末決定手段及びトラヒック制御手段は、それぞれダウンロード履歴DB33,ダウンロード済み端末検索部31及び連携ダウンロード要求処理部34に対応する。
【0048】
第1の実施の形態では、自端末の決定した連携端末に対してファイルのアップロードを行っているが、この形態ではダウンロードの履歴を管理することにより既に目的のファイルを取得した連携可能な他の端末を把握している。そのため、連携端末に対してファイルのアップロードを行う必要はない。
この形態の各端末は、図6に示すように、検索処理部11,検索ヒット状況監視部12,閾値超過監視部13,高ヒットファイル検索部14,検索結果DB17,通信インタフェース18,ダウンロード済み端末検索部31,問い合わせ処理部32,ダウンロード履歴DB33及び連携ダウンロード要求処理部34を備えている。
【0049】
ダウンロード履歴DB33は、連携ダウンロード要求処理部34の動作を監視し、他の端末からの要求に応じたファイルダウンロードの履歴を記憶する。すなわち、ダウンロード履歴DB33はファイルを特定する情報,それをダウンロードした端末を特定する情報,日時などを互いに対応付けて履歴として保持する。ダウンロード済み端末検索部31は、閾値超過監視部13が(h>s)の状態を検出した場合に、高ヒットファイル検索部14を用いて検索ヒット数が大きいファイルを検出するとともに、ダウンロード履歴DB33の内容を参照し、該当するファイルを既にダウンロードした連携可能な他の端末(連携候補端末)を特定する。
【0050】
問い合わせ処理部32は、ダウンロード済み端末検索部31が特定した各連携候補端末に対して、連携動作の可否を問い合わせる。そして、この問い合わせに対して連携を許可した端末を連携端末に決定する。
連携ダウンロード要求処理部34は、他の端末からのファイルダウンロード要求に対して、問い合わせ処理部32の決定した連携端末と連携して処理を行う。すなわち、自端末及び複数の連携端末のいずれか1つが要求元に対して目的のファイルを転送する。これにより、ファイルダウンロードに伴って発生するトラヒックが分散される。
【0051】
図6に示す端末の動作(自端末における動作)の概略は図5に示すとおりである。
図5のステップS31では、検索ヒット状況監視部12の制御により自端末における検索ヒット状況を監視する。また、連携ダウンロード要求処理部34は他の端末からのダウンロード要求を監視する。
【0052】
ステップS32では、閾値超過監視部13の制御により、単位時間あたりの検索ヒット数hと予め定めた閾値sとを比較する。そして(h>s)になった場合には次のステップS33に進む。
ステップS33では、高ヒットファイル検索部14の制御により検索ヒット数が多いファイルを選択するとともに、選択したファイルについてダウンロード履歴DB33の内容を参照し、該当するファイルをダウンロードして既に取得している他の端末(連携候補端末)の有無を調べる。
【0053】
連携候補端末が存在する場合には、ステップS34に進み、各連携候補端末に対して、ダウンロード要求処理の割り当て可否を問い合わせる。n個の連携候補端末が存在する場合には、(h/(n+1))個の要求を割り当ててよいかを各連携候補端末に問い合わせる。
なお、問い合わせを受ける端末は、初期状態ではダウンロード要求処理の割り当てを受け入れる(了承する)ように動作する。但し、何らかの理由で了承できない端末においては、問い合わせに対して拒否の通知を返す。
【0054】
問い合わせに対して拒否された場合には、その端末に割り当てを予定していた処理分は自端末で処理することになる。
問い合わせに対して端末が了承した場合には、ステップS34からS37に進み、了承した端末すなわち連携端末と自端末とで連携して、連携ダウンロード要求処理部34の制御により、他の端末からのファイルダウンロード要求を処理する。
【0055】
ステップS35では、ダウンロードの履歴をダウンロード履歴DB33に追加する。また、ファイルダウンロード要求に対して他の端末と連携せずに通常のダウンロード処理を行う。
ステップS36では、連携端末と連携してダウンロードした場合の履歴も含めてダウンロード履歴DB33に履歴を追加する。
【0056】
ステップS38では、それまでの処理の結果を考慮して、閾値sや各端末への割当数を見直す。
なお、この例では各端末が保持するダウンロードの履歴に基づいて連携候補端末を特定しているが、検索がヒットしたことを表す情報の履歴を用いて連携候補端末を特定することも可能である。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、ネットワーク全体を集中的に管理するサーバを用いることなく各端末の制御によってトラヒックを分散させることができる。従って、Gnutella型のP2Pアプリケーションに対してもトラヒックを制御することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の端末の動作を示すフローチャートである。
【図2】第1の実施の形態の端末の主要部の構成を示すブロック図である。
【図3】第2の実施の形態の端末の動作を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態の端末の主要部の構成を示すブロック図である。
【図5】第3の実施の形態の端末の動作を示すフローチャートである。
【図6】第3の実施の形態の端末の主要部の構成を示すブロック図である。
【図7】システム全体の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 検索処理部
12 検索ヒット状況監視部
13 閾値超過監視部
14 高ヒットファイル検索部
15 ファイルアップロード処理部
16 連携ダウンロード要求処理部
17 検索結果DB
18 通信インタフェース
21 ファイルアップロード処理部
22 連携ダウンロード要求処理部
31 ダウンロード済み端末検索部
32 問い合わせ処理部
33 ダウンロード履歴DB
34 連携ダウンロード要求処理部
50 P2P端末
100 サポートセンタ
Claims (14)
- 複数の端末が接続され、全体のトラヒックを集中的に管理するサーバを持たないP2Pネットワークにおいて、P2Pアプリケーションに対するトラヒックを制御するためのP2Pネットワークのトラヒック制御方法であって、
各端末が、他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果のヒット状況を監視し、前記ヒット状況に応じて各端末が自律分散的にトラヒックを制御する
ことを特徴とするP2Pネットワークのトラヒック制御方法。 - 請求項1のP2Pネットワークのトラヒック制御方法において、
他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果について、各端末がファイル毎にヒット数を管理し、
各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から他の端末に対して転送し、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した他の端末を利用してファイルの送信を行う
ことを特徴とするP2Pネットワークのトラヒック制御方法。 - 請求項1のP2Pネットワークのトラヒック制御方法において、
ネットワークに所定のキャッシュサーバが接続されている場合には、
各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から前記キャッシュサーバに対して転送し、
少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得したキャッシュサーバを利用してファイルの送信を行う
ことを特徴とするP2Pネットワークのトラヒック制御方法。 - 請求項1のP2Pネットワークのトラヒック制御方法において、
各端末が、自端末からファイルをダウンロードした他の端末とそれが取得したファイルとの対応関係を履歴情報として保持し、
各端末におけるファイルのヒット数が所定以上に増加した場合に、前記履歴情報を参照して該当する同一のファイルを保持する他の端末を連携端末として決定し、
少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した前記連携端末を利用してファイルの送信を行う
ことを特徴とするP2Pネットワークのトラヒック制御方法。 - 複数の端末が接続され、全体のトラヒックを集中的に管理するサーバを持たないP2Pネットワークにおいて、P2Pアプリケーションに対するトラヒックを制御するためのP2Pネットワークのトラヒック制御装置であって、
各端末において他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果のヒット状況を監視するヒット状況監視手段と、
前記ヒット状況監視手段が検出したヒット状況に応じて、各端末が自律分散的にトラヒックを制御するためのトラヒック制御手段と
を設けたことを特徴とするP2Pネットワークのトラヒック制御装置。 - 請求項5のP2Pネットワークのトラヒック制御装置において、
他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果について、ファイル毎にヒット数を管理するヒット数管理手段と、
各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から他の端末に対して転送するファイルアップロード手段と
を更に設け、前記トラヒック制御手段は少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した他の端末を利用してファイルの送信を行う
ことを特徴とするP2Pネットワークのトラヒック制御装置。 - 請求項5のP2Pネットワークのトラヒック制御装置において、
ネットワークに所定のキャッシュサーバが接続されている場合に、
各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から前記キャッシュサーバに対して転送するファイルアップロード手段を更に設け、
前記トラヒック制御手段は、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得したキャッシュサーバを利用してファイルの送信を行う
ことを特徴とするP2Pネットワークのトラヒック制御装置。 - 請求項5のP2Pネットワークのトラヒック制御装置において、
各端末に、自端末からファイルをダウンロードした他の端末とそれが取得したファイルとの対応関係を履歴情報として保持する履歴情報保持手段と、
各端末におけるファイルのヒット数が所定以上に増加した場合に、前記履歴情報を参照して該当する同一のファイルを保持する他の端末を連携端末として決定する連携端末決定手段と
を更に設け、前記トラヒック制御手段は、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した前記連携端末を利用してファイルの送信を行う
ことを特徴とするP2Pネットワークのトラヒック制御装置。 - 請求項5のP2Pネットワークのトラヒック制御装置において、
自律分散制御を実現するプログラム並びに各端末における検索ヒット状況及びダウンロード状況の少なくとも一方を含むトラヒック情報をネットワークに流通させるための情報流通手段
を更に設けたことを特徴とするP2Pネットワークのトラヒック制御装置。 - 複数の端末が接続され、全体のトラヒックを集中的に管理するサーバを持たないP2Pネットワークにおいて、P2Pアプリケーションに対するトラヒックを制御するための、各端末上のコンピュータで実行可能なプログラムであって、
各端末において他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果のヒット状況を監視するヒット状況監視手順と、
前記ヒット状況監視手段が検出したヒット状況に応じて、各端末が自律分散的にトラヒックを制御するためのトラヒック制御手順と
を設けたことを特徴とするプログラム。 - 請求項10のプログラムにおいて、
他の端末からのファイル検索要求に対する自端末の検索結果について、ファイル毎にヒット数を管理するヒット数管理手順と、
各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から他の端末に対して転送するファイルアップロード手順と
を更に設け、前記トラヒック制御手順では少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した他の端末を利用してファイルの送信を行う
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項10のプログラムにおいて、
ネットワークに所定のキャッシュサーバが接続されている場合に、
各端末が保持するファイルに対するヒット数が所定以上に増加した場合に、ヒット数が所定以上の1つ以上のファイルを自端末から前記キャッシュサーバに対して転送するファイルアップロード手順を更に設け、
前記トラヒック制御手順では、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得したキャッシュサーバを利用してファイルの送信を行う
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項10のプログラムにおいて、
各端末に、自端末からファイルをダウンロードした他の端末とそれが取得したファイルとの対応関係を履歴情報として保持する履歴情報保持手順と、
各端末におけるファイルのヒット数が所定以上に増加した場合に、前記履歴情報を参照して該当する同一のファイルを保持する他の端末を連携端末として決定する連携端末決定手順と
を更に設け、前記トラヒック制御手順では、少なくとも一部のファイルダウンロード要求に対しては、自端末のファイルを既に取得した前記連携端末を利用してファイルの送信を行う
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項10,請求項11,請求項12及び請求項13のいずれかのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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