JP2004060340A - Full precast hollow floor slab and integral structure of the floor slab and building frame beam - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として、スラブ自重の軽減が可能な(または、長大スパンに適した)フルプレキャスト中空床版および、該中空床版と躯体梁との一体化構造並びに、その施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物は柱、梁の躯体に床、天井、屋根等の構造部材を組み付けて構成されるが、特に10m程度の長大スパンと6〜7m程度の標準スパンとでは構造部材に異なる特性が要求され、例えば構造部材の1つである床版についても、特に軽量でかつ強度に富む部材が要求されるようになり、この要求に応える手段として床版のプレキャスト化が進んでいる。
【0003】
建物の床版に要求される条件をさらに詳しく説明すると、次の4点がある。▲1▼床版を軽量化しかつ、強度を向上させることは、床版の薄肉化及びコンクリート使用量の低減化につながる。▲2▼床版の下面に梁やリブなどの出っ張りを少なくすることで、上下階の限られた高さ間隔の中で、天井を少しでも高く設けまた、空調ダクトなどの配置スペースを確保する。▲3▼床版の工場での製作を多くして、現場施工の部分をできるだけ少なくし、施工性を向上させたい。
【0004】
前記▲1▼〜▲3▼の要求に応える床版の特性は、軽量かつ強度に富み、現場施工が少なくてすむ床版であるが、現在のところ、これに応えうる最も近い床版は、いわゆるハーフプレキャスト床版であり、その先行例としては特開平7−197575に開示された2方向の中空スラブがある。
【0005】
この特開平7−197575は、2方向に主筋を埋設した上下プレキャスト版を合成してなり、その接合部にボイド(中空部)を2方向に列設されている。その製作に際しては、裏面に多数の凹陥部が形成された上プレキャスト版を先に製造し、これをコンクリートが未硬化状態の下プレキャスト版の上に重ねて加圧し、上プレキャスト版のコンクリート中に僅かに押し込み、この状態で下プレキャスト版のコンクリートを硬化させるものである。
【0006】
前記従来例は、ボイド(中空部)を有する点で軽量化を図ったスラブであるが、このスラブには現場で下プレキャスト版構築のコンクリート打設が伴う。しかし、建物は高層になるほど現場でのコンクリート打設が工程的、コスト的に負担になるという現実があり、さらに、施工現場への生コン車の搬入が増えるのは、環境的にも好ましくない。また、前記従来例のボイドスラブでは強度面から可能な柱スパンが最大7〜8mであり、この点でも限界がある。また、この従来例のボイドスラブにプレストレスを導入する場合は、現場作業で下プレキャスト版に緊張材を入れ、コンクリートが硬化した後に緊張を解くため、現場作業が一層増え、特に建物の上層階で行う作業としては好ましくない。
【0007】
その他の従来技術として、特開平11−107424が公開されている。この従来例は、中空部(ボイド)を形成することで軽量化を図った、コンクリート中に張力を付与した状態でプレキャスト鉄筋を配筋した床版であるが、それ自体はハーフプレキャスト版であって、現場作業により既設の構造躯体に予め配筋された鉄筋との間で複雑な取り合いを行い、その後に、ハーフプレキャスト版の上面に所定厚のコンクリートを現場打ちし、床版の構築を完成しているのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のハーフプレキャスト版は、これを床版や天井板として構造躯体に配置しただけで施工は完了せず、現場でのコンクリート打設作業や、躯体梁との配筋の複雑な取り合い作業が必要であり、このため施工性に劣るという問題がある。
【0009】
また、ハーフプレキャスト版の上層部に現場打ちでコンクリートを打設する場合、架設時にハーフプレキャスト版の両端と、中間の数箇所にサポートを設けなければならず、また、プレキャスト版の上部全面に配筋をし、コンクリートの打設を行うという現場での作業が多く作業性や安全性に欠けている。さらに、コンクリートの打設が多い分ハーフプレキャスト版が厚くなると共に重量が重くなる。このように、従来のハーフプレキャスト版を用いて構築するスラブは、薄肉化、軽量化、施工性、人件費を含む施工費の低減、さらには、建物の上層階での生コン供給の困難性、周辺環境への影響や工期短縮を図る上で改善の余地があった。
【0010】
本発明は、従来のハーフプレキャスト版がもつ欠点に鑑みてなされたもので、プレキャスト版の薄板化、軽量化、施工容易性とそれに伴うコンクリート低減、コストダウンなどの点で改良されたフルプレキャスト中空床版を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本発明は次のように構成する。
【0012】
第1発明のフルプレキャスト中空床版は、床版の長手方向に伸長する梁部と中空部を床版の幅方向に交互に配して床版本体を構成し、前記梁部に床版の長手方向に伸長してPC鋼材を配置し、床版の中実部に鉄筋を配筋し、該鉄筋の端部を継手部鉄筋として床版端部から所定長突出させてなることを特徴とする。
【0013】
第2の発明は、第1の発明において、床版の下部外形となる下層部コンクリートと、該下層部コンクリートの上部に一体に形成される前記梁部および中空部と、該梁部および中空部の上部に一体に形成される床版の上部外形となる上層部コンクリートからなり、中空床版の長手方向端部には、所定の範囲に渡って前記梁部および中空部が凸凹状に露出していることを特徴とする。
【0014】
第3の発明は、第2発明のフルプレキャスト中空床版の長手方向両側部には、床版側部に位置する中空部の底部が露出していることを特徴とする。
【0015】
第4の発明は、所定スパンの躯体梁の間に第3の発明に記載の中空床版の長手方向両端部を架設し、床版側から突出する継手部鉄筋と梁側から突出する継手部鉄筋とを、床版の梁部および中空部が凸凹状に露出している部位の上方で取り合わせると共に、隣り合う床版から突出の継手部鉄筋同士を床版の長手方向両側の中空部の底部が露出している上方において取り合わせ、前記継手部鉄筋の取り合い部が埋設されるよう接続部コンクリートが打設されていることを特徴とする。
【0016】
第5発明のフルプレキャスト中空床版と躯体との一体化構築方法は、第2発明に記載の中空床版を所定スパンの躯体梁に架設し、該躯体梁から突出する継手部鉄筋と中空床版の側から突出する継手部鉄筋とを、床版の長手方向両端の梁部および中空部の凸凹状の露出部上方において取り合わせると共に、床版の長手方向両側の中空部の底部露出部上方において隣り合う床版から突出の継手部鉄筋とを取り合わせ、前記床版の両端部と両側部において、両継手部鉄筋が埋設されるよう接合部コンクリート打設することを特徴とする。
【0017】
【作用】
本発明では、中空部(ボイド)を形成することで軽量化したコンクリートと梁部7に配置するPC鋼材を組合わせてフルプレキャスト中空床版を構成したので、該中空床版は厚みを薄くできて、かつ強度性に富むので、軽量化、コンクリート低減化が達成され、これにより柱間隔の長大スパン化、天井部空間の確保を確実ならしめることができる。
【0018】
また、工場生産したフルプレキャスト中空床版を現場に搬送し、所定スパンの既設躯体梁に架設し、中空床版の側から突出する継手部鉄筋と躯体梁から突出する継手部鉄筋を取り合い配置した上、その取り合い部に接続部コンクリートを打設することでフラットな床版が構築されるので、前記継手部鉄筋の取り合いが容易であると共に、現場でのコンクリート打設作業を必要最小限度まで低減でき、施工性を従来に比べ大幅に向上できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
【0020】
図1は、本実施形態に係るフルプレキャスト中空床版(以下、中空床版と略称することがある)単体の破断平面図、図2は、躯体梁において隣り合う2つの中空床版を接合する前の状態の破断平面図、図3は、同じく中空床版同士を接合した後の状態の平面図である。
【0021】
図4(a)は、フルプレキャスト中空床版を躯体梁に載置する前段の状態の断面説明図、(b)は、同中空床版を躯体梁に係合し両部材から突出する鉄筋を取り合わせた状態の部分拡大断面図、図5(a)は、中空床版を躯体梁に載置した後の状態の断面説明図、(b)は、同中空床版を躯体梁に係合し両部材から突出する鉄筋が埋設されるように接続部コンクリートを打設した状態の部分拡大断面図、図6(a)、(b)は、それぞれ図3のA−A断面図、B−B断面図、図7は、図6(a)C部の拡大詳細図である。
【0022】
各図に示すように、本発明に係るフルプレキャスト中空床版1は、床版の長手方向に伸長する梁部2と中空部(ボイド)3を床版の幅方向に交互に配して床版本体1aを構成し、前記梁部2の中に床版の長手方向に伸長して例えばピアノ線からなるPC鋼材4を配置し、床版の中実部の上下に縦横の鉄筋を配筋し、上部鉄筋の端部を継手部鉄筋として床版端部から所定長突出させて構成する。(詳細は後述する)また、前記の梁部2とは、中空部3に対応する概念であって、コンクリートが充填された中実部であり、床版に作用する曲げモーメントとせん断を受ける部位を意味する。
【0023】
さらに説明すると、中空床版本体1aは、床版の下部外形となる下層部コンクリート5と、下層部コンクリート5の上部に一体に形成される前記梁部2および中空部3と、梁部2および中空部3の上部に一体に形成され、床版の上部外形となる上層部コンクリート6とからなる。
【0024】
また、床版本体1aの長手方向両端部には、上層部コンクリート6の端縁段部6aを床版端縁7から中心寄りに位置させることにより、その分、所定の範囲に渡って、前記梁部2および中空部3を凸凹状に露出させている。
【0025】
さらに、床版本体1aの長手方向両側部には、上層部コンクリート6の側縁段部6bを床版側縁8から中心寄りに位置させることにより、床版両側部に位置する中空部3aの底部を露出させている。
【0026】
前記フルプレキャスト中空床版1において、ピアノ線などのPC鋼材4は、梁部2の下部、つまり、下層部コンクリート5との境に近い部位において、床版長手方向に緊張して埋設する。PC鋼材4の埋設手段としては、工場で床版本体を製作する際、梁部2の構築予定位置にPC鋼材4を緊張して配置してコンクリートを打設し、コンクリートが硬化した後、梁部端部10の位置に定着部を設け、余長部分を切断して製作する。PC鋼材4は、図6、図7では各梁部2毎に3本ずつ配置されているが、必要とされるプレストレスの大きさに対応してPC鋼材4の本数を増減したり、上下数段に配置したり、1本当たりのPC鋼材の強度を変更することは構わない。
【0027】
前記中空部3は中空床版1の軽量化に寄与し、コンクリートが充実されている梁部2は中空床版1の長手方向に作用する圧縮力に対して梁機能を果たす。なお、中空部3を作るには、チューブ状型枠を用いても良いし、長尺の硬質発砲樹脂を用いてもよく、中空部3の成形手段は任意である。
【0028】
また、梁部2にピアノ線などのPC鋼材4を配設することにより、梁部2の強度を一層向上すると共に、中空部3を形成したことによる床版の強度低下を補強することができ、結果として、中空床版1は、薄肉化、軽量化、コンクリート材料の低減化を達成でき、しかも、強度向上の所期目的が達成されている。
【0029】
中空床版1には、PC鋼材11と交差しない部位、すなわち、上層部コンクリート6の肉厚部に床版長手方向に伸長する上部縦筋12と幅方向に伸長する上部横筋13を配筋してある。上部縦筋12の両端部は、上層部コンクリート6の端縁段部6aから突出して継手部鉄筋12aとなり、梁部2および中空部3の端部が露出する凸凹状部11の上方に位置している。上部横筋13の両端部は、上層部コンクリート6の側縁段部6bから突出して継手部鉄筋13aとなり、床版両側部の中空底部の露出部14の上方に位置している。
【0030】
また、図7に示すように、下層部コンクリート5の肉厚部にも床版長手方向に伸長する下部縦筋15と、幅方向に伸長する下部横筋16を配筋してある。下部縦筋15と下部横筋16の端部は、下層部コンクリート5の端面まで伸びている。さらに、下層部コンクリート5と梁部2と上層部コンクリート6にまたがって、上部縦筋12と下部縦筋15を繋ぐように矩形の腹筋24を配設してある。
【0031】
本実施形態に係る中空床版1の工場製作は、下記▲1▼〜[10]の工程で行う。▲1▼型枠底版と型枠側版をセットする。
▲2▼型枠内に中空床版1の下部縦鉄筋15と下部横鉄筋16を配筋する。
▲3▼PC鋼材4を配置し、軽く緊張する。
▲4▼床版の梁部2となる部分に腹筋(スタラップ)14を配筋する。
▲5▼中空部(ボイド)3の形成予定の下端まで下層部コンクリート5を打設し、表面を平滑にならす。
【0032】
▲6▼中空部3を形成する部材を配置し(但し、中空部の形成手段は問わない)、中空部の形成部材が浮き上がらないように、先に打設した下層部コンクリート5に浮き上がり防止装置を埋め込んでおく。
▲7▼中空床版1の上部縦鉄筋12と上部横鉄筋13を配置する。
▲8▼中空床版1の長手方向の両端部に、中空部3の底部と梁部2の上面を凸凹状に露出させるとと共に、中空床版1の両側部に床版の両側部に位置する中空部3aの底部を露出させるように上層部コンクリート6を打設し、その表面をコテで押さえた後、蒸気養生を行う。
【0033】
▲9▼打設コンクリートを養生し、翌日、コンクリートに所定強度が出たことを確認し、PC鋼材4を切断し、床版にプレキャストを導入する。
[10]床版を脱型し、ストックヤードに移動する。
【0034】
前記の工程で製作された中空床版1は、躯体梁17に架設して床版や、天井床版として構築される。躯体梁17は、梁本体17aと、あご部17bとからなり、梁本体17aの側面にインサート18により所定長の梁側継手部鉄筋19が横方向に突出するように植設してある。
【0035】
次に、中空床版1を躯体梁17に架設し一体化する工程、および中空床版1同士を接合する工程を図5、図6を参照して説明する。
【0036】
(1)予め、躯体梁17と取り合う中空床版1の両端部にサポート20を設置する。(2)揚重機(図示せず)で中空床版1を所定の位置に運び、図4、図5のように、中空床版1の長手方向両端部11を躯体梁17のあご部17aに据え付ける。(3)サポート20を高さ調整して、中空床版1のレベルを合わせる。
【0037】
(4)図4のように、中空床版1の長手方向両端部11の上面側において、上層部コンクリート6の端縁段部6aから突出している継手部鉄筋12aと躯体梁17側から突出する梁側継手部鉄筋19を取り合わせると共に、中空部3の形成予定部にコンクリートが回り込まないように、型枠または硬質発砲樹脂等の中空部形成部材を配置し、上層部コンクリート6の上面と同じレベルまで接続部コンクリート21を打設する。
【0038】
(5)隣り合う中空床版1同士の接合に際しては、中空部3aの底部が位置する両中空床版1の両側縁8を突き合せ、かつ、上層部コンクリート6の側縁段部6bから突出している継手部鉄筋13a同士を取り合わせると共に、中空部3の形成予定部にコンクリートが回り込まないように、型枠または硬質発砲樹脂等の中空部形成部材を配置し、上層部コンクリート6の上面と同じレベルまで接続部コンクリート21を打設する。
(6)床版1の両端部と両側部にそれぞれ打設の接続部コンクリート21の強度を確認後、サポート20を撤去し工事が終了する。
【0039】
本発明のフルプレキャスト中空床版1は、軽量にしてかつ強度があるから、10mスパンのような長大スパンの躯体梁17間に円滑に施工することができる。また、接続部コンクリート21により、中空床版1と躯体梁17との間および中空床版1同士の間は、継手部鉄筋12a、13aを介して接続部コンクリート21により、強固に接合される。
【0040】
本発明の実施形態によると、プレキャスト版を製作段階でフルプレキャスト化したことで、床版強度が増し、その板厚を薄くできると共に軽量化でき、さらに支持部材のスパンが、従来の6〜7mであるのに比し、10mもの長大スパン化が可能になった。また、床版の架設時に両端のサポートのみで仮支持でき、中間にサポートが必要ないので、作業性の良い大空間が得られ、かつ、現場打ちした後のサポート撤去も容易で安全作業につながる。また、現場での配筋・コンクリート打設作業を必要最小限にすることで、工事車両の施工現場への進入を減らし、周辺環境の改善と、工期短縮を図ることができた。
【0041】
さらに、隣り合う中空床版1同士は、お互い鉄筋を出しておいて、現場打ちコンクリートで一体化するので、床版端部に段部が形成されず、床版全体がフラットで天井床版の下面に梁や補強リブ等の出っ張りがなく、裏面をフラットにできるので、天井空間に空調ダクトに必要なスペースを自由に確保できる。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係るフルプレキャスト中空床版によると、中空部(ボイド)を形成することで軽量化したコンクリートとPC鋼材とを組み合わせてフルプレキャスト中空床版を構成したので、該中空床版は、厚みを薄くできて強度性に富み、床版の軽量化、コンクリート低減化が達成され、それによる柱間隔の大スパン化、天井部空間の確保を確実ならしめることができる。
【0043】
また、工場生産したフルプレキャスト中空床版を現場に搬送し、所定スパンの既設躯体梁に架設し、中空床版の側から突出する継手部鉄筋と躯体梁から突出する継手部鉄筋を取り合わせ、その取り合い部に接続部コンクリートを打設することでフラットな床版が構築されるので、前記継手部鉄筋の取り合いが容易であると共に、現場でのコンクリート打設作業を低減でき、施工性を従来に比べ大幅に向上でき、かつコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るフルプレキャスト中空床版(以下、中空床版という)の単体の破断平面図である。
【図2】躯体梁に架設する2つの中空床版を接合する前の破断平面図である。
【図3】中空床版を接合した後の平面図である。
【図4】(a)は、フルプレキャスト中空床版を躯体梁に載置する前の断面説明図、(b)は、同中空床版を躯体梁に係合し両部材から突出する鉄筋を取り合わせた部分拡大断面図である。
【図5】(a)は、中空床版を躯体梁に載置した後の断面説明図、(b)は、同中空床版を躯体梁に係合し両部材から突出する鉄筋が埋設されるように接続部コンクリートを打設した部分拡大断面図である。
【図6】(a)、(b)は、それぞれ図3のA−A断面図、B−B断面図である。
【図7】図7は、図6(a)のC部の拡大詳細図である。
【符号の説明】
1 中空床版
1a 床版本体
2 梁部
3 中空部
4 PC鋼材
5 下層部コンクリート
6 上層部コンクリート
7 床版端縁
8 床版側縁
10 梁部端部
11 床版長手方向両端部
12 上部縦筋
13 上部横筋
14 露出部
15 下部縦筋
16 下部横筋
17 躯体梁
18 インサート
19 梁側継手部鉄筋
20 サポート
21 接続部コンクリート
24 腹筋[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates mainly to a full precast hollow slab capable of reducing the weight of a slab (or suitable for a long span), an integrated structure of the hollow slab and a skeleton beam, and a method of constructing the same. .
[0002]
[Prior art]
Buildings are constructed by assembling structural members such as floors, ceilings, and roofs into columns and beams, and structural members with different lengths are required, especially for long spans of about 10 m and standard spans of about 6 to 7 m. For example, a floor slab, which is one of the structural members, is required to have a particularly lightweight and high-strength member, and precasting of the floor slab is proceeding as a means to meet this demand.
[0003]
The conditions required for a floor slab of a building will be described in more detail in the following four points. (1) Reducing the weight of the floor slab and improving the strength leads to a reduction in the thickness of the floor slab and a reduction in the amount of concrete used. (2) By reducing protrusions such as beams and ribs on the lower surface of the floor slab, the ceiling can be set a little higher in the limited height gap between the upper and lower floors, and the space for air conditioning ducts etc. is secured. . (3) We want to increase the number of floor slabs manufactured at the factory, reduce the number of site construction parts as much as possible, and improve the workability.
[0004]
The characteristics of the floor slabs that meet the requirements of (1) to (3) above are the slabs that are lightweight, rich in strength, and require less on-site construction. Currently, the closest slabs that can meet this requirement are: This is a so-called half precast slab, and a two-way hollow slab disclosed in JP-A-7-197575 is a prior example.
[0005]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-197575 is obtained by synthesizing upper and lower precast plates in which main reinforcing bars are embedded in two directions, and has voids (hollow portions) arranged in two directions at joints. At the time of its production, an upper precast plate with a large number of recesses formed on the back side is first manufactured, and this is overlaid on the lower precast plate in an uncured state and pressurized, into the concrete of the upper precast plate The concrete is pressed slightly, and the concrete of the lower precast plate is hardened in this state.
[0006]
The above-mentioned conventional example is a slab in which the weight is reduced by having a void (hollow portion), but this slab involves concrete casting of a lower precast plate construction on site. However, there is a reality that the higher the height of the building, the more concrete and concrete placing on the site becomes burdensome in terms of process and cost. Further, it is environmentally unfavorable that an increase in the loading of ready-mixed concrete vehicles to the construction site increases. Further, in the conventional void slab, the maximum possible column span from the strength aspect is 7 to 8 m, and there is a limit in this point as well. In addition, when introducing prestress into this conventional void slab, a tension member is put into the lower precast plate at the site work, and the tension is released after the concrete hardens, so the site work further increases, especially on the upper floor of the building. This is not preferable as the operation to be performed.
[0007]
JP-A-11-107424 is disclosed as another conventional technique. This conventional example is a floor slab in which precast reinforcing bars are arranged in a state in which tension is applied to concrete to reduce weight by forming hollow portions (voids), but is a half precast plate itself. In the field work, complicated arrangements were made between reinforcing bars pre-arranged on the existing structural skeleton, and then concrete of predetermined thickness was cast on the upper surface of the half precast slab to complete the construction of the floor slab That is the current situation.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional half-precast slabs are simply placed on the structural skeleton as floor slabs and ceiling panels, and the construction is not completed.Concrete placement work on the site and complicated arrangement work of reinforcing bars with the skeleton beams are required Therefore, there is a problem that the workability is poor.
[0009]
In addition, when casting concrete on the upper part of the half precast plate by cast-in-place, it is necessary to provide support at both ends of the half precast plate and several intermediate points when erection, and distribute it on the entire upper surface of the precast plate. There is a lot of work on site where the concrete is poured and the work is done, which lacks workability and safety. Further, the half precast plate becomes thicker and heavier due to the more concrete poured. Thus, slabs constructed using conventional half-precast plates are thinner, lighter, easier to construct, reduce construction costs including labor costs, and furthermore, the difficulty of supplying ready-mixed concrete on the upper floors of the building, There was room for improvement in affecting the surrounding environment and shortening the construction period.
[0010]
The present invention has been made in view of the drawbacks of the conventional half precast plate, and has been improved in terms of reducing the thickness and weight of the precast plate, ease of construction and accompanying concrete reduction, cost reduction, etc. The purpose is to provide floor slabs.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the present invention is configured as follows.
[0012]
The full precast hollow slab of the first invention comprises a slab body in which beam portions and hollow portions extending in the longitudinal direction of the slab are alternately arranged in the width direction of the slab to form a slab main body. It is characterized in that a PC steel material is arranged by extending in the longitudinal direction, a reinforcing bar is arranged on a solid portion of the floor slab, and an end of the reinforcing bar is projected from the end of the floor slab as a joint reinforcing bar by a predetermined length. I do.
[0013]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, a lower layer concrete serving as a lower outer shape of the floor slab, the beam portion and the hollow portion integrally formed on the upper portion of the lower layer concrete, and the beam portion and the hollow portion It is made of upper layer concrete which is the upper outline of the floor slab integrally formed on the upper part of the floor slab. At the longitudinal end of the hollow slab, the beam and the hollow are exposed in a convex and concave shape over a predetermined range. It is characterized by having.
[0014]
A third invention is characterized in that the bottom of the hollow portion located on the side of the floor slab is exposed on both sides in the longitudinal direction of the full precast hollow slab of the second invention.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a hollow slab according to the third aspect of the present invention, wherein both longitudinal ends of the hollow slab are erected between a frame beam having a predetermined span, and a joint reinforcing bar projecting from the floor slab and a joint part projecting from the beam side. Reinforcement is joined above the part where the beam and the hollow part of the floor slab are exposed in an uneven manner, and the joint rebar protruding from the adjacent slab is connected to the hollow part on both sides in the longitudinal direction of the floor slab. The joint is assembled above the exposed bottom portion, and the joint concrete is cast so as to bury the joint of the joint rebar.
[0016]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided an integrated construction method of a full precast hollow floor slab and a skeleton, wherein the hollow slab according to the second invention is erected on a skeleton beam having a predetermined span, and a joint reinforcing bar and a hollow floor projecting from the skeleton beam. The joint rebar protruding from the side of the slab is combined with the beam at both ends in the longitudinal direction of the floor slab and above the unevenly exposed portion of the hollow portion, and above the bottom exposed portion of the hollow portion on both sides in the longitudinal direction of the slab. In this method, joint reinforcing bars protruding from adjacent floor slabs are combined, and joint concrete is cast at both end portions and both side portions of the floor slab so that the joint reinforcing bars are embedded.
[0017]
[Action]
In the present invention, since the full precast hollow slab is formed by combining the concrete whose weight is reduced by forming the hollow portion (void) and the PC steel material to be arranged in the
[0018]
In addition, the factory-manufactured full precast hollow slab was transported to the site, erected on an existing skeleton beam of a predetermined span, and a joint reinforcing bar projecting from the hollow slab side and a joint reinforcing bar projecting from the skeleton beam were arranged. In addition, since a flat floor slab is constructed by casting concrete at the joints at the joints, it is easy to join the rebars at the joints and the concrete casting work on site is reduced to the minimum necessary. The workability can be greatly improved compared with the conventional case.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0020]
FIG. 1 is a cutaway plan view of a single unit of a full precast hollow slab according to the present embodiment (hereinafter, may be abbreviated as a hollow slab), and FIG. 2 joins two adjacent hollow slabs in a frame beam. FIG. 3 is a plan view of a state after the hollow slabs have been joined together, similarly to a broken plan view of the previous state.
[0021]
FIG. 4A is a cross-sectional explanatory view of a state before the full precast hollow slab is placed on the skeleton beam, and FIG. 4B is a cross-sectional view of a reinforcing bar that engages the hollow slab with the skeleton beam and protrudes from both members. FIG. 5 (a) is a sectional explanatory view showing a state after the hollow floor slab has been placed on the skeleton beam, and FIG. 5 (b) is a cross-sectional explanatory view of the state after the hollow slab has been mounted on the skeleton beam. FIGS. 6 (a) and 6 (b) are partially enlarged sectional views of a state in which concrete at the connecting portion is laid so that reinforcing bars protruding from both members are buried, and FIGS. FIG. 7 is an enlarged detailed view of a portion C in FIG.
[0022]
As shown in each figure, the full precast
[0023]
More specifically, the hollow slab
[0024]
In addition, by positioning the edge step 6a of the
[0025]
Furthermore, by positioning the side edge steps 6b of the
[0026]
In the full precast
[0027]
The
[0028]
In addition, by arranging the
[0029]
In the
[0030]
As shown in FIG. 7, a lower
[0031]
The factory production of the
(2) The lower vertical reinforcing
{Circle around (3)} Place the
(4) An abdominal muscle (stab wrap) 14 is arranged in a portion to be the
{Circle over (5)} The
[0032]
{Circle around (6)} A member for forming the
(7) The upper vertical reinforcing
{Circle around (8)} The bottom of the
[0033]
(9) The cast concrete is cured, and on the next day, it is confirmed that the concrete has a predetermined strength. The
[10] Remove the floor slab and move to the stockyard.
[0034]
The
[0035]
Next, the steps of erection and integration of the
[0036]
(1)
[0037]
(4) As shown in FIG. 4, on the upper surface side of both ends 11 in the longitudinal direction of the
[0038]
(5) At the time of joining adjacent
(6) After confirming the strength of the concrete 21 at the connecting portions cast at both ends and both sides of the
[0039]
Since the full precast
[0040]
According to the embodiment of the present invention, since the precast plate is fully precast at the manufacturing stage, the strength of the floor slab is increased, the thickness of the slab can be reduced and the weight can be reduced, and the span of the support member is 6 to 7 m. As a result, it is possible to make the span as large as 10 m. Also, when installing the floor slab, it can be temporarily supported only by the supports at both ends and there is no need for support in the middle, so a large space with good workability can be obtained, and removal of the support after striking on the site is easy and leads to safe work . In addition, by minimizing on-site reinforcement and concrete placement work, the number of vehicles entering the construction site was reduced, improving the surrounding environment and shortening the construction period.
[0041]
Furthermore, since the adjacent
[0042]
【The invention's effect】
According to the full precast hollow floor slab according to the present invention, a full precast hollow floor slab is formed by combining a concrete and a PC steel material which have been reduced in weight by forming a hollow portion (void). This makes it possible to reduce the thickness of the slab and enhance the strength, achieve the reduction in the weight of the floor slab, and the reduction in the concrete, thereby ensuring a large span between the pillars and securing the space in the ceiling.
[0043]
In addition, the factory-manufactured full precast hollow slab is transported to the site, installed on an existing skeleton beam of a predetermined span, and the joint reinforcing bar projecting from the hollow slab and the joint reinforcing bar projecting from the skeleton beam are combined. Since a flat floor slab is constructed by casting concrete at the joints at the joints, it is easy to join the reinforcing bars at the joints, and it is possible to reduce the concrete casting work at the site and to improve the workability. Compared with this, the cost can be greatly improved and the cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cutaway plan view of a single unit of a full precast hollow slab (hereinafter referred to as a hollow slab) according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cutaway plan view before joining two hollow slabs installed on a skeleton beam.
FIG. 3 is a plan view after joining the hollow floor slabs.
FIG. 4 (a) is a cross-sectional explanatory view before a full precast hollow slab is placed on a skeleton beam, and FIG. 4 (b) shows a reinforcing bar that engages the hollow slab with the skeleton beam and projects from both members. It is the partially expanded sectional view which was combined.
FIG. 5 (a) is a cross-sectional explanatory view after the hollow floor slab has been placed on the skeleton beam, and FIG. 5 (b) is a steel bar in which the hollow slab is engaged with the skeleton beam and protrudes from both members. FIG. 5 is a partially enlarged cross-sectional view in which concrete of a connecting portion is cast in such a manner.
FIGS. 6A and 6B are a cross-sectional view taken along line AA and a cross-sectional view taken along line BB of FIG. 3, respectively.
FIG. 7 is an enlarged detailed view of a portion C in FIG. 6 (a).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
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Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-07-30 JP JP2002221702A patent/JP2004060340A/en active Pending
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