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JP2004058461A - Heat-shrinkable polyester resin film and label using the film - Google Patents

Heat-shrinkable polyester resin film and label using the film Download PDF

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JP2004058461A
JP2004058461A JP2002220067A JP2002220067A JP2004058461A JP 2004058461 A JP2004058461 A JP 2004058461A JP 2002220067 A JP2002220067 A JP 2002220067A JP 2002220067 A JP2002220067 A JP 2002220067A JP 2004058461 A JP2004058461 A JP 2004058461A
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heat
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shrinkable polyester
label
shrinkage
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武川 善紀
Toru Kotani
小谷 徹
Katsuya Ito
伊藤 勝也
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a heat-shrinkable polyester film to be used for a heat-shrinkable label and a film suitable for a packaging material used in coating, bundling, outer covering, etc., which is lowered in shrinkage nonuniformity, is excellent in heat resistance, keeps a beautiful appearance stably, and contributes to the recycling of resources by its cutting properties. <P>SOLUTION: The polyester film has a maximum heat-shrinkage coefficient at least in one direction of at least 20%, a haze value of 50-80%, and cutting properties. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被覆、結束、外装、などに用いられる包装材として好適なポリエステル系フィルムに関する。特に収縮むらが少なく、耐熱性に優れた収縮結果を与え、美麗な仕上がり外観を安定して保持し、さらに軽収縮時の引き裂き性、ミシン目カット性に優れるため、容器の胴ラベル用途に好適に利用される。
【0002】
【従来の技術】
熱収縮性フィルムは、収縮性という機能を有するため、適用する物体に接着剤や留め具等の固定手段を用いず、フィルムから発生する収縮力と賦形性によって対象物に積層一体化する事が出来る。例えばフィルムをチューブ状に加工し、ボトルに被せ、熱収縮トンネルを通過させて収縮密着させることにより、ボトルの形状を活かした意匠を施すことが出来る。そのため積層や被覆することによる対象物の機械的保護ばかりでなく、結束、封緘、などの機能も有する。さらに収縮フィルム自体に特殊な機能を有する場合、積層することで対象物に後付にて自由にその特殊機能を付加することができる。この性質は内容物の保存、流通時における保護と表示および意匠性が主目的である包装分野に於いて有効に用いられている。
例えば瓶(ガラス製及びプラスチック製のボトルを含む)や缶などの各種容器及び長尺物(パイプ、棒、木材、各種棒状体など)、または枚様体等の被覆用、結束用、外装用または封緘用、として利用されている。具体的には、表示、保護、結束、および機能化による商品価値の向上などを目的として、瓶のキャップ部、肩部、及び胴部の一部または全体を被覆する用途に用いられる。
さらに、箱、瓶、板、棒、ノートなどを複数個ずつ集積して包装する用途や、被包装物にフィルムを密着させて該フィルムにより包装する(スキンパッケージ)用途などにも用いられる。このときフィルムにあらかじめ表示、意匠目的の造形がなされている場合、収縮ラベルという商品となる。
【0003】
上記フィルムの素材としては、ポリ塩化ビニル、アタクチックポリスチレン、ポリエステル、ポリアミド、脂肪属系ポリオレフィン、およびその誘導体、塩酸ゴムなどが用いられる。通常、これらのフィルムをチューブ状に成形し、例えば瓶にかぶせたり、パイプなどを集積した後、熱収縮させることにより包装または結束が行われる。このように様々性状の素材を用いる結果、素材ごとに共通あるいは固有の得失が存在する。列挙すれば、
前記従来のフィルムはいずれも耐熱性が乏しく、高温でのボイル処理やレトルト処理に耐えることができないため、食品、衛生用品、医薬品用途に適用する場合、高温での殺菌処理ができないという欠点がある。例えばレトルト処理を行うと、前記従来のフィルムは処理中に破損しやすい。
【0004】
ポリ塩化ビニルフィルムに言及すれば、このフィルムは熱収縮特性は極めて良好であるものの、印刷時インクとの接着性が悪く、さらに該樹脂に特徴的な添加剤のゲル状物を生成しやすいため、フィルムの印刷面にピンホールを発生し易い。さらに、廃棄、焼却された場合の環境汚染の問題がある。
【0005】
ポリスチレンフィルムは密度が低く、リサイクル工程での分離に有利であるが、耐熱性に乏しい。また、製造後に経時的に収縮するため収縮による印刷ピッチの変化を生じ、高精度の印刷を行うことができない。更に印刷インクに含まれる溶剤に一部溶解又は膨潤し良好な印刷が難しかった。
【0006】
ポリエステルフィルムに関しては、耐熱性、寸法安定性、耐溶剤性、等に優れる。しかし望ましい収縮特性、接着性等を達成するためには精密な製造条件の制御技術が必要である。また一般の熱収縮性ポリエステルフィルムは包装袋またはラベルとして熱収縮装着した後、流通時の引き裂き開封性、リサイクル工程でのラベル剥離工程に必用なミシン目カット性に劣ると言われており、場合によってはカット方向に沿わないばかりか全く直交方向に破れてしまうことがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の熱収縮性ポリエステル系フィルム、ラベルの問題点を解決するものであり、その目的とするところは、熱収縮率が十分に大きく、熱収縮させたときのフィルムに収縮むらが発生せず、美麗な外観をもち、後に経験するような高温条件下においてもその外観を安定して保持し、包装袋またはラベルとして熱収縮装着した後、流通時及び使用時の引き裂き開封性、リサイクル工程でのラベル剥離工程に必用なミシン目カット性に優れた熱収縮性ポリエステル系フィルム、ラベルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項に記載されている発明により達成される。すなわち、  本発明に係る熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルムは、最大熱収縮率が少なくも1方向で20%以上であって、ヘイズ値が50%以上80%未満であり、カット性を有することを特徴とするものである。
ここでいうカット性とは、フィルムに目の間隔が4.72mmのミシン目を直線状に1条入れ手作業にて引き裂き、投影機(対物10倍)を用い、クロスニコルとした偏光板の間にフィルムを暗視野となるよう入れ、視野スケール範囲内にある明るくなった部分の引き裂き方向と直交方向の最大巾を測定したときに値が1mm以下であることを意味する。
この場合において、前記熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルムがポリアミド樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂の何れかを0〜20重量%含有するのが好適である。
またこの場合において、前記ポリアミド樹脂が芳香族ポリアミド樹脂であることが好適である。
さらに、またこの場合において、前記熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルムの用途としては、熱収縮性ポリエステル系ラベルが好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられるフィルム材料はポリエステル系樹脂組成物である。該ポリエステル系樹脂としては、ジカルボン酸成分として、芳香族ジカルボン酸、それらのエステル形成誘導体、脂肪族ジカルボン酸の1種以上を用い、多価アルコール成分と重縮合した公知の(共重合)ポリエステルを用いることができる。芳香族ジカルボン酸として、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−1,4−もしくは−2,6−ジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等が挙げられる。またこれらのエステル誘導体としてはジアルキルエステル、ジアリールエステル等の誘導体が挙げられる。また脂肪族ジカルボン酸としては、ダイマー酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、シュウ酸、コハク酸等が挙げられる。また、p−オキシ安息香酸等のオキシカルボン酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸等の多価のカルボン酸を、必要に応じて併用してもよい。
【0010】
多価アルコール成分としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ダイマージオール、プロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル1,5−ペンタンジオール、2−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール等のアルキレングリコール、ビスフェノール化合物またはその誘導体のアルキレンオキサイド付加物、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ポリオキシテトラメチレングリコール、ポリエチレングリコール等が挙げられる。また、多価アルコールではないが、ε−カプロラクトンも使用可能である。
【0011】
ポリエステル系熱収縮性フィルムを構成するポリエステル原料は、単独でもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。単独の場合は、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキシレンジメチルテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエチレンテレフタレート以外のホモポリエステルが好ましい。ポリエチレンテレフタレート単独では、熱収縮性が発現しないからである。
【0012】
熱収縮特性の調節、具体的には熱収縮温度領域の調整、収縮速度及び収縮応力の調整の点からは、Tgの異なる2種以上のポリエステルをブレンドして使用することが好ましい。 特に、ポリエチレンテレフタレートと共重合ポリエステル(2種以上であってもよい)を混合して使用することが好ましいが、共重合ポリエステル同士の組み合わせであってもよい。また、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキシレンジメチルテレフタレート、ポリエチレンナフタレート同士を組み合わせたり、これらと他の共重合ポリエステルを組み合わせて用いることもできる。
最も熱収縮特性的に好ましいものは結晶性、ガラス転移点、等の調節に好適な、ポリエチレンテレフタレートと、ポリブチレンテレフタレート、エチレングリコールとネオペンチルグリコールとの混合ジオール成分とテレフタル酸とからなる共重合ポリエステルとの3種類のブレンドタイプである。
【0013】
ポリエステルは常法により溶融重合することによって製造できるが、ジカルボン酸類とグリコール類とを直接反応させ得られたオリゴマーを重縮合する、いわゆる直接重合法、ジカルボン酸のジメチルエステル体とグリコールとをエステル交換反応させたのちに重縮合する、いわゆるエステル交換法等が挙げられ、任意の製造法を適用することができる。また、その他の重合方法によって得られるポリエステルであってもよい。
ポリエステルの重合度は、力学特性、成形性の点から、固有粘度にして0.3〜1.3dl/gのものが好ましい。
【0014】
ポリエステルには、着色やゲル発生等の不都合を起こさないようにするため、酸化アンチモン、酸化ゲルモニウム、チタン化合物等の重合触媒以外に、Mg塩、Ca塩、Mn塩、Zn塩、Co塩等の金属塩を添加してもよい。また、リン酸エステル誘導体等のリン系化合物を添加してもよい。
また、必要に応じて、シリカ、二酸化チタン、カオリン、炭酸カルシウム等の微粒子を添加してもよく、さらに酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、着色剤、抗菌剤等を添加することもできる。
【0015】
本発明における熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルムおよびラベルは、カット性を有するものである。
ここにおけるカット性とは、ノッチを入れて引き裂いた時に、手作業にて大方思う方向に安定して切断できる性質と、ミシン目を直線的に入れ、目に沿って手作業にて引き裂いたときに安定して切断できる性質を示す。
本発明における熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルムおよびラベルにカット性を付与する方法としては、カット性改良材を原料樹脂に配合することが挙げられる。カット性改良材としてはポリアミド樹脂、とくに芳香環含有ポリアミドであるMXD6とエチレンーエチルアクリレート共重合体が好適である。好ましい添加量としては0〜20重量%である。このようなカット性改良剤を添加することで完全若しくは準完全な相分離構造が発生し、これによりカット時の応力が集中することによりカット性が発現するものと考えられる。
【0016】
本発明における熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルムおよびラベルは、ヘイズ値が50%以上80%未満である必要がある。これにより半透明な風合いとし、用途によりカット性との兼ね合いにて最適な値に調整することが出来る。具体的には、例えば、カット性改良材の量の加減に加えて、無機粒子、有機粒子の添加により行うことができる。
【0017】
上記ポリエステル系組成物は、既知の方法(例えば、押し出し法、カレンダー法)によりフィルム状に成形される。フィルムの形状は、例えば平面状またはチューブ状であり、特に限定されない。延伸方法としては通常の方法が採用される。それには例えば、ロール延伸法、長間隙延伸法、テンター延伸法、チューブラー延伸法がある。これらの方法のいずれにおいても、延伸は逐次2軸延伸、同時2軸延伸、1軸延伸、及びこれらの組合せにより行われる。上記2軸延伸では縦横方向の延伸は同時に行われてもよいが、どちらか一方をさきに行う逐次2軸延伸が効果的であり、その縦横の順序はどちらが先でもよい。
【0018】
延伸倍率は1.0倍から6.0倍の範囲で任意に設定され、所定の一方向の倍率と該方向と直行する方向の倍率が同じであっても異なっていてもよい。延伸工程においてはフィルムを構成する重合体が有するガラス転移温度以上の例えばTg+50℃以下の温度で予熱を行うのが好ましい。延伸後の熱固定では、例えば、延伸を行った後に、30℃〜150℃の加熱ゾーンを約1秒〜30秒通すことが推奨される。また、フィルムの延伸後であって、熱固定を行う前もしくは行った後に、所定の度合で弛緩処理を行ってもよい。さらに、上記延伸後、伸張あるいは緊張状態に保ってフィルムにストレスをかけながら冷却する工程、あるいは、該処理に引き続いて緊張状態を解除した後も冷却工程を付加してもよい。得られるフィルムの厚さは10〜100μmの範囲が好ましい。
【0019】
本発明における熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルムおよびラベルは、最大熱収縮率が少なくも1方向で20%以上であることが必要である。この性能により一般の胴ラベルに用い得る。また50%以上であれば一般のPETボトルに装着することができる。さらに60%以上あれば複雑な形状の容器であっても装着できる。70%以上あれば複雑な形状の容器のフルラベルとして好適である。
【0020】
最大熱収縮率の向上方法としては、高延伸倍率化、熱固定の軽減、混合樹脂の相溶状態の調整、等が挙げられる。
【0021】
【作用】
かくして得られる熱収縮性フィルムおよびラベルは、従来提案された熱収縮性フィルムを用いた場合に比べ、美麗な外観を持って仕上がると共に、包装袋またはラベルとして熱収縮装着した後、流通時ノッチを入れて引き裂いた時に手作業にて大方思う方向に安定して切断できる引き裂き開封性、さらに、ミシン目が設けられたラベルをリサイクル工程の一環として手作業にてラベルを剥がす時、ミシン目に沿って安定して切断できるミシン目カット性、これらの性質を有するため厳密な分別リサイクル用途に好適である。
【0022】
【実施例】
以下に実施例にて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
フィルムの評価方法を以下に示す。
【0023】
1)最大熱収縮率
フィルムを収縮する方向を長辺とし、幅15mmとなるように切り出す。この長辺方向に200mmの間隔に標線を記す。この試料をギアーオーブン中に吊り下げ、100℃の熱風を1分間当てて加熱し、標線間の距離の変化量を測る。この変化量の元の長さに対する100分率を熱収縮率(%)とし、5℃ずつ昇温して同測定を150℃まで行う。これら試料の熱収縮率の最大値を採用する。
【0024】
2)ミシン目カット性(波及距離)
フィルムに目の間隔が4.72mmのミシン目を直線状に1条入れ(CLOVER印のルーレットの歯を1枚おきに欠いたものにて作成)手作業にて引き裂く。投影機(Nikon社製PROFILE  PROJECTOR,V−12、対物レンズ倍率10倍)を透過光で用い、クロスニコルとした偏光板の間にフィルムを暗視野となるよう入れ、視野スケール範囲内にある明るくなった部分の引き裂き方向と直交方向の最大巾を測定する。値が1mm以下のものを合格とした。
【0025】
3)引き裂き性
ハサミにて5mmの切り込みを入れ方向を定め、手作業にて引き裂く。
○;大方思う方向に安定して切断できる
△;切断する方向が定まらない
×;意図しない方向に切断4)ヘイズ
JIS K−7105に従い測定した。
4)極限粘度
ウベローデ型粘度管を用い、フェノール/テトラクロルエタンの重量比6/4の混合溶媒に、サンプルを溶液濃度0.4g/dlで溶解し、温度30℃で測定した値から還元粘度を求め極限粘度に換算した。
【0026】
(実施例1)
PET樹脂(PEs−A:極限粘度0.75)とネオペンチルグリコールを30mol%共重合した共重合PET樹脂(PEs−B:極限粘度0.725)、PBT樹脂(PEs−C:NV5020/三菱レイヨン製(株)社製)のペレットをそれぞれ37:53:10の重量比で混合したものにカット性改良材としてMXD6(東洋紡製T−600)を2重量%混合し、30mmφの2軸押し出し機に投入し275℃で溶融し、ダイスより冷却ロール上に押し出し、静電印加法により密着・冷却固化し、厚さ約160μmの無定形シートを得た。
該無定形シートをステンター式横1軸延伸機を用い、先ず84℃に予熱し、延伸温度76℃で横方向に倍率4.0にて延伸した。その後、79℃で10秒熱固定処理を行なった後室温に急冷した。得られたフィルムを熱収縮ラベルとした。このものの最大熱収縮率、ヘイズ、MD方向引裂のカット性を測定した。結果を表1に示す。
【0027】
(実施例2)
実施例1において用いたカット性改良材のかわりにエチレンーエチルアクリレート共重合樹脂(EVAFLEX−EEA−A−701、三井・デュポンケミカル製)を用いた以外実施例1と同様の方法にてフィルム、ラベルを得、測定を行った。
(実施例3)
実施例1において用いたカット性改良材のかわりにエチレンーエチルアクリレート共重合樹脂(EVAFLEX−EEA−A−709、三井・デュポンケミカル製)を用いた以外実施例1と同様の方法にてフィルム、ラベルを得、測定を行った。
【0028】
(比較例1)
実施例1において、カット性改良材を用いないこと以外、実施例1と同様の方法にてフィルム、ラベルを得、測定を行った。
(比較例2)
実施例1において用いたカット性改良材のかわりにポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA)を用いた以外実施例1と同様の方法にてフィルム、ラベルを得、測定を行った。
【0029】
【表1】

Figure 2004058461
【0030】
【発明の効果】
本発明の熱収縮性ラベル及びこれをなすフィルムは実用上充分な熱収縮率を有し、熱収縮させ、被覆用途または結束用途に用いたとき、収縮工程での温度のゆらぎや不均一にかかわりなく均等な収縮結果を与え、カット性に優れるため、特に胴ラベルのような軽収縮ラベル分野において被装着物とラベルの分離が容易であり、そのリサイクル適性が発揮される。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a polyester film suitable as a packaging material used for coating, binding, exterior, and the like. Especially suitable for container body labeling because it has a small shrinkage unevenness, gives excellent shrinkage results with excellent heat resistance, stably retains a beautiful finished appearance, and is excellent in tearability and perforation cutability at light shrinkage. Used for
[0002]
[Prior art]
Since the heat-shrinkable film has the function of shrinkage, it must be laminated and integrated with the target object by the shrinkage force and shapeability generated from the film without using fixing means such as adhesives or fasteners to the object to be applied. Can be done. For example, a film can be processed into a tube shape, covered with a bottle, and passed through a heat shrink tunnel so as to be in close contact with the bottle, whereby a design utilizing the shape of the bottle can be applied. Therefore, not only mechanical protection of the object by lamination or covering, but also functions such as binding and sealing are provided. Further, when the shrink film itself has a special function, the special function can be freely added to an object by laminating the shrink film. This property is effectively used in the field of packaging where the main purpose is to protect and display the contents during storage and distribution and to design.
For example, bottles (including glass and plastic bottles), cans and other various containers and long objects (pipes, rods, wood, various rods, etc.), or sheets, etc. for coating, binding, and exterior Or used for sealing. Specifically, it is used for covering a part or the whole of a cap, a shoulder, and a body of a bottle for the purpose of improving the commercial value by display, protection, binding, and functionalization.
Further, it is also used for applications such as stacking and packaging a plurality of boxes, bottles, boards, sticks, notebooks, and the like, and for packaging a skin by closely attaching a film to an object to be packaged (skin package). At this time, if the film has been formed in advance for display and design purposes, it becomes a product called a shrink label.
[0003]
Examples of the material for the film include polyvinyl chloride, atactic polystyrene, polyester, polyamide, aliphatic polyolefins and derivatives thereof, and rubber hydrochloride. Usually, these films are formed into a tube shape, and are wrapped or bound by, for example, covering a bottle or accumulating pipes and then heat shrinking. As described above, as a result of using materials of various properties, there are common or unique advantages and disadvantages for each material. To list,
All of the above-mentioned conventional films have poor heat resistance and cannot withstand boil treatment or retort treatment at high temperatures.Therefore, when applied to food, sanitary goods, and pharmaceutical applications, there is a drawback that sterilization treatment at high temperatures cannot be performed. . For example, when a retort process is performed, the conventional film is easily damaged during the process.
[0004]
Referring to the polyvinyl chloride film, this film has extremely good heat shrinkage properties, but has poor adhesion to ink at the time of printing, and tends to form a gel of an additive characteristic of the resin. In addition, pinholes are easily generated on the printing surface of the film. In addition, there is a problem of environmental pollution when discarded or incinerated.
[0005]
Polystyrene films have low density and are advantageous for separation in the recycling process, but have poor heat resistance. In addition, since it shrinks over time after manufacturing, a change in the printing pitch due to shrinkage occurs, and high-precision printing cannot be performed. Furthermore, it partially dissolved or swelled in the solvent contained in the printing ink, and it was difficult to perform good printing.
[0006]
The polyester film is excellent in heat resistance, dimensional stability, solvent resistance, and the like. However, in order to achieve desirable shrinkage characteristics, adhesiveness, and the like, precise control techniques for manufacturing conditions are required. Also, it is said that general heat-shrinkable polyester film is inferior in tear-opening property at the time of distribution and perforation-cutting property required for label peeling step in the recycling step after heat shrink mounting as a packaging bag or label. In some cases, not only did they not follow the cutting direction, but also they broke completely in the orthogonal direction.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention solves the problems of conventional heat-shrinkable polyester films and labels, and the object is to achieve a sufficiently large heat-shrinkage rate, which causes uneven shrinkage of the film when heat-shrinked. It does not occur, has a beautiful appearance, stably retains its appearance even under high-temperature conditions that will be experienced later, and after being heat-shrink mounted as a packaging bag or label, tears open during distribution and use, An object of the present invention is to provide a heat-shrinkable polyester film and label excellent in perforation cutability required for a label peeling step in a recycling step.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The above object is achieved by the invention described in the claims. That is, the heat-shrinkable polyester resin film according to the present invention has a maximum heat shrinkage of at least 20% or more in at least one direction, a haze value of 50% or more and less than 80%, and a cut property. It is a feature.
Here, the cut property means that a perforation having an interval of 4.72 mm is linearly cut into the film by a single line, and the film is torn by hand. Using a projector (10 times objective), a cross Nicol polarizing plate is used. When the film is placed in a dark field and the maximum width in the direction perpendicular to the tearing direction of the bright portion within the range of the visual field scale is measured, the value is 1 mm or less.
In this case, it is preferable that the heat-shrinkable polyester resin film contains 0 to 20% by weight of either a polyamide resin or an ethylene-ethyl acrylate copolymer resin.
In this case, it is preferable that the polyamide resin is an aromatic polyamide resin.
Further, in this case, as the use of the heat-shrinkable polyester resin film, a heat-shrinkable polyester label is preferable.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The film material used in the present invention is a polyester resin composition. As the polyester resin, a known (copolymerized) polyester polycondensed with a polyhydric alcohol component using at least one of an aromatic dicarboxylic acid, an ester-forming derivative thereof, and an aliphatic dicarboxylic acid as a dicarboxylic acid component is used. Can be used. Examples of the aromatic dicarboxylic acid include terephthalic acid, isophthalic acid, naphthalene-1,4- or -2,6-dicarboxylic acid, and 5-sodium sulfoisophthalic acid. In addition, examples of these ester derivatives include derivatives such as dialkyl esters and diaryl esters. Examples of the aliphatic dicarboxylic acid include dimer acid, glutaric acid, adipic acid, sebacic acid, azelaic acid, oxalic acid, and succinic acid. Further, an oxycarboxylic acid such as p-oxybenzoic acid or the like, or a polyvalent carboxylic acid such as trimellitic anhydride or pyromellitic anhydride may be used in combination as needed.
[0010]
Polyhydric alcohol components include ethylene glycol, diethylene glycol, dimer diol, propylene glycol, triethylene glycol, 1,4-butanediol, neopentyl glycol, 1,4-cyclohexanedimethanol, 1,6-hexanediol, Alkylene glycols such as methyl 1,5-pentanediol, 2-methyl-1,5-pentanediol, 2,2-diethyl-1,3-propanediol, 1,9-nonanediol, and 1,10-decanediol; Examples include an alkylene oxide adduct of a bisphenol compound or a derivative thereof, trimethylolpropane, glycerin, pentaerythritol, polyoxytetramethylene glycol, and polyethylene glycol. Although not a polyhydric alcohol, ε-caprolactone can also be used.
[0011]
The polyester raw material constituting the polyester-based heat-shrinkable film may be used alone or in combination of two or more. When used alone, homopolyesters other than polyethylene terephthalate such as polybutylene terephthalate, polycyclohexylene dimethyl terephthalate, and polyethylene naphthalate are preferred. This is because polyethylene terephthalate alone does not exhibit heat shrinkability.
[0012]
From the viewpoint of adjusting the heat shrinkage characteristics, specifically, adjusting the heat shrinkage temperature region, adjusting the shrinkage speed and the shrinkage stress, it is preferable to use a blend of two or more polyesters having different Tg. In particular, it is preferable to use a mixture of polyethylene terephthalate and a copolyester (or two or more copolyesters), but a combination of copolyesters may be used. Further, polybutylene terephthalate, polycyclohexylene dimethyl terephthalate, and polyethylene naphthalate may be used in combination, or these may be used in combination with another copolymerized polyester.
The most preferable in terms of heat shrinkage characteristics is copolymerization of polyethylene terephthalate, polybutylene terephthalate, a mixed diol component of ethylene glycol and neopentyl glycol, and terephthalic acid, which are suitable for controlling crystallinity, glass transition point, and the like. There are three types of blends with polyester.
[0013]
Polyester can be produced by melt polymerization according to a conventional method.However, a so-called direct polymerization method in which a dicarboxylic acid and a glycol are directly reacted to polycondensate an obtained oligomer, that is, a transesterification between a dimethyl ester of a dicarboxylic acid and a glycol. A so-called transesterification method in which polycondensation is performed after the reaction is performed, and an arbitrary production method can be applied. Further, a polyester obtained by another polymerization method may be used.
The degree of polymerization of the polyester is preferably from 0.3 to 1.3 dl / g in terms of intrinsic viscosity from the viewpoint of mechanical properties and moldability.
[0014]
Polyester, in order to avoid inconvenience such as coloring and gel generation, in addition to polymerization catalysts such as antimony oxide, germanium oxide, and titanium compounds, Mg salts, Ca salts, Mn salts, Zn salts, Co salts and the like Metal salts may be added. Further, a phosphorus compound such as a phosphate derivative may be added.
Further, if necessary, fine particles such as silica, titanium dioxide, kaolin, and calcium carbonate may be added, and further, an antioxidant, an ultraviolet absorber, an antistatic agent, a coloring agent, an antibacterial agent and the like may be added. it can.
[0015]
The heat-shrinkable polyester resin film and label according to the present invention have a cut property.
The cutability here means that, when a notch is inserted and torn, it can be cut stably in the direction you want by hand, and a perforation is linearly inserted, and it is torn by hand along the eyes Shows stable cutting properties.
As a method for imparting cut properties to the heat-shrinkable polyester-based resin film and label in the present invention, a cut property improving material is added to the raw material resin. As the cut property improving material, a polyamide resin, particularly MXD6, which is an aromatic ring-containing polyamide, and an ethylene-ethyl acrylate copolymer are preferable. A preferable addition amount is 0 to 20% by weight. It is considered that a complete or quasi-perfect phase-separated structure is generated by adding such a cut property improving agent, whereby the stress at the time of cutting is concentrated and the cut property is developed.
[0016]
The heat-shrinkable polyester resin film and the label in the present invention need to have a haze value of 50% or more and less than 80%. As a result, a translucent texture can be obtained, and the value can be adjusted to an optimum value in consideration of the cutability depending on the application. Specifically, for example, it can be performed by adding inorganic particles or organic particles in addition to adjusting the amount of the cutability improving material.
[0017]
The polyester composition is formed into a film by a known method (for example, an extrusion method or a calendar method). The shape of the film is, for example, a flat shape or a tube shape, and is not particularly limited. As a stretching method, an ordinary method is employed. For example, there are a roll stretching method, a long gap stretching method, a tenter stretching method, and a tubular stretching method. In any of these methods, stretching is performed by sequential biaxial stretching, simultaneous biaxial stretching, monoaxial stretching, and combinations thereof. In the biaxial stretching, stretching in the vertical and horizontal directions may be performed at the same time. However, sequential biaxial stretching in which one of them is performed first is effective.
[0018]
The stretching magnification is arbitrarily set in the range of 1.0 to 6.0 times, and the magnification in a predetermined direction and the magnification in a direction perpendicular to the direction may be the same or different. In the stretching step, preheating is preferably performed at a temperature equal to or higher than the glass transition temperature of the polymer constituting the film, for example, equal to or lower than Tg + 50 ° C. In the heat setting after stretching, for example, after stretching, it is recommended to pass through a heating zone at 30 ° C. to 150 ° C. for about 1 second to 30 seconds. Further, after the stretching of the film and before or after performing the heat setting, the relaxation treatment may be performed at a predetermined degree. Further, after the above stretching, a step of cooling while applying stress to the film while maintaining the stretched or tensioned state, or a cooling step may be added after the tension is released following the treatment. The thickness of the obtained film is preferably in the range of 10 to 100 μm.
[0019]
The heat-shrinkable polyester resin film and label in the present invention need to have a maximum heat shrinkage of at least 20% or more in one direction. Due to this performance, it can be used for general body labels. If it is 50% or more, it can be mounted on a general PET bottle. Furthermore, if it is 60% or more, even a container having a complicated shape can be mounted. 70% or more is suitable as a full label for a container having a complicated shape.
[0020]
Examples of the method for improving the maximum heat shrinkage include increasing the draw ratio, reducing the heat setting, adjusting the compatibility state of the mixed resin, and the like.
[0021]
[Action]
The heat-shrinkable film and the label thus obtained are finished with a beautiful appearance as compared with the case of using the conventionally proposed heat-shrinkable film. The tear-opening capability allows stable and manual cutting in the desired direction when inserted and torn.Furthermore, when a label with perforations is manually peeled off as part of the recycling process, It has perforation-cutting properties that can be cut stably and stably, and because of these properties, it is suitable for strictly separated recycling applications.
[0022]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described specifically with reference to Examples, but the present invention is not limited to only these Examples.
The evaluation method of the film is shown below.
[0023]
1) Maximum heat shrinkage ratio The direction in which the film shrinks is set to the long side, and the film is cut out to have a width of 15 mm. Mark lines are drawn at 200 mm intervals in the long side direction. This sample is suspended in a gear oven, heated by applying hot air of 100 ° C. for one minute, and the amount of change in the distance between the marked lines is measured. The percentage of this change with respect to the original length is defined as the heat shrinkage (%), and the temperature is increased by 5 ° C. in increments of 150 ° C. The maximum value of the heat shrinkage of these samples is adopted.
[0024]
2) Perforation cutability (spread distance)
One perforation with a 4.72 mm eye interval is linearly inserted into the film (prepared by removing every other roulette tooth marked with Clover), and the film is manually torn. Using a projector (PROFILE PROJECTOR, V-12, Nikon Corporation, objective lens magnification: 10 times) as transmitted light, a film was inserted between the crossed Nicol polarizing plates so as to provide a dark field, and the film became bright within the visual field scale range. Measure the maximum width in the direction perpendicular to the tearing direction of the part. Those having a value of 1 mm or less were regarded as acceptable.
[0025]
3) Make a 5 mm incision with tearing scissors, determine the cutting direction, and tear by hand.
;: Cutting can be performed stably in a desired direction. △: Cutting direction is not determined. ×: Cutting in unintended direction. 4) Haze Measured according to JIS K-7105.
4) Intrinsic viscosity Using an Ubbelohde type viscosity tube, the sample was dissolved at a solution concentration of 0.4 g / dl in a mixed solvent of phenol / tetrachloroethane at a weight ratio of 6/4, and the reduced viscosity was determined from the value measured at a temperature of 30 ° C. And converted to the intrinsic viscosity.
[0026]
(Example 1)
A copolymerized PET resin (PEs-B: intrinsic viscosity 0.725) obtained by copolymerizing PET resin (PEs-A: intrinsic viscosity 0.75) and neopentyl glycol at 30 mol%, a PBT resin (PEs-C: NV5020 / Mitsubishi Rayon) (Manufactured by K.K.) in a weight ratio of 37:53:10, and 2% by weight of MXD6 (Toyobo T-600) as a cut property improving material, and a 30 mmφ biaxial extruder. And melted at 275 ° C., extruded from a die onto a cooling roll, and adhered and cooled and solidified by an electrostatic application method to obtain an amorphous sheet having a thickness of about 160 μm.
The amorphous sheet was first preheated to 84 ° C. using a stenter-type horizontal uniaxial stretching machine, and stretched in the transverse direction at a stretching temperature of 76 ° C. at a magnification of 4.0. Then, after heat-setting at 79 ° C. for 10 seconds, it was rapidly cooled to room temperature. The obtained film was used as a heat-shrinkable label. The maximum heat shrinkage, haze, and MD cutability of this product were measured. Table 1 shows the results.
[0027]
(Example 2)
A film was produced in the same manner as in Example 1 except that an ethylene-ethyl acrylate copolymer resin (EVAFLEX-EEA-A-701, manufactured by Du Pont-Mitsui Chemicals) was used instead of the cutability improving material used in Example 1. Labels were obtained and measurements were taken.
(Example 3)
A film was produced in the same manner as in Example 1, except that an ethylene-ethyl acrylate copolymer resin (EVAFLEX-EEA-A-709, manufactured by DuPont Mitsui Chemicals) was used instead of the cutability improving material used in Example 1. Labels were obtained and measurements were taken.
[0028]
(Comparative Example 1)
In Example 1, a film and a label were obtained and measured in the same manner as in Example 1 except that no cut property improving material was used.
(Comparative Example 2)
A film and a label were obtained and measured in the same manner as in Example 1, except that a polymethyl methacrylate resin (PMMA) was used instead of the cutability improving material used in Example 1.
[0029]
[Table 1]
Figure 2004058461
[0030]
【The invention's effect】
The heat-shrinkable label of the present invention and the film constituting the same have a practically sufficient heat-shrinkage rate, and when subjected to heat shrinkage and used for coating or bundling, are affected by temperature fluctuations and unevenness in the shrinking step. Since a uniform shrinkage result is obtained and the cutability is excellent, it is easy to separate the label from the object to be mounted, particularly in the field of light shrinkage labels such as a body label, and the recyclability thereof is exhibited.

Claims (4)

最大熱収縮率が少なくも1方向で20%以上であって、ヘイズ値が50%以上80%未満であり、カット性を有することを特徴とする熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルム。ここでいうカット性とは、フィルムに目の間隔が4.72mmのミシン目を直線状に1条入れ手作業にて引き裂き、投影機(対物10倍)を用い、クロスニコルとした偏光板の間にフィルムを暗視野となるよう入れ、視野スケール範囲内にある明るくなった部分の引き裂き方向と直交方向の最大巾を測定したときに値が1mm以下であることを意味する。A heat-shrinkable polyester resin film having a maximum heat shrinkage of at least 20% or more in one direction, a haze value of 50% or more and less than 80%, and a cut property. Here, the cut property means that a perforation having an interval of 4.72 mm in the film is linearly cut in a single line, and the film is torn by hand, and a crossing Nicol polarizing plate is formed using a projector (10 times objective). When the film is placed in a dark field and the maximum width in the direction perpendicular to the tearing direction of the brightened portion within the range of the visual field scale is measured, the value is 1 mm or less. 請求項1記載の熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルムがポリアミド樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂の何れかを0〜20重量%含有することを特徴とする熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルムThe heat-shrinkable polyester resin film according to claim 1, wherein the heat-shrinkable polyester resin film contains 0 to 20% by weight of either a polyamide resin or an ethylene-ethyl acrylate copolymer resin. 請求項1記載のポリアミド樹脂が芳香族ポリアミド樹脂であることを特徴とする熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルム。A heat-shrinkable polyester resin film, wherein the polyamide resin according to claim 1 is an aromatic polyamide resin. 請求項1、2あるいは3記載の熱収縮性ポリエステル系樹脂フィルムを用いたことを特徴とする熱収縮性ポリエステル系ラベル。A heat-shrinkable polyester-based label using the heat-shrinkable polyester-based resin film according to claim 1.
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