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JP2004057936A - Water cleaning apparatus and nozzle for cavitation reactor used therein - Google Patents

Water cleaning apparatus and nozzle for cavitation reactor used therein Download PDF

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Publication number
JP2004057936A
JP2004057936A JP2002219946A JP2002219946A JP2004057936A JP 2004057936 A JP2004057936 A JP 2004057936A JP 2002219946 A JP2002219946 A JP 2002219946A JP 2002219946 A JP2002219946 A JP 2002219946A JP 2004057936 A JP2004057936 A JP 2004057936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavitation
nozzle
water
enlarged cavity
cavitator
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002219946A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Toshiaki Ikohagi
井小萩 利明
Jiro Higuchi
樋口 二郎
Naoki Tsuma
津間 直樹
Nobuhiro Yamazaki
山崎 展博
Kazunori Sato
佐藤 一教
Tadaaki Mizoguchi
溝口 忠昭
Kazunori Fujita
藤田 一紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP2002219946A priority Critical patent/JP2004057936A/en
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a nozzle for a cavitation reactor capable of effectively accelerating cavitation in a water jet. <P>SOLUTION: In the nozzle for ejecting high pressure water 2 to be treated containing a harmful compound in the peripheral water in a reactor 19 from a jet hole 5 as underwater water jet streams 7 accompanying cavitation, an expanded cavity part 10 is formed to the leading end part of the jet hole 5 and a cavitation nucleus supply part 11 is provided in the expanded cavity part 10. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウォータージェットで発生するキャビテーションを利用してリアクター内で化学反応による有害化合物の分解や殺菌などの浄化処理を行なう水質浄化装置に係り、特にウォータージェット用のノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水中に溶解している有害な有機化合物、例えば代表的な発癌性地下水汚染物質であるトリクロロエチレンやテトラクロロエチレンは、キャビテーションの作用で無害な物質へと分解することができる。またキャビテーションを利用すると、病原性大腸菌や耐塩素性の病原性微生物であるクリプトスポリジウム(原虫の一種)も、細胞破壊によって水を無害化することができる。
【0003】
キャビテーションを発生させる手段の一つに超音波法があるが、エネルギー効率が高くないというきらいがある。この他に、攪拌羽根のようなロータを水中が高速旋回させる方法もあるが、最も容易に連続的にしかも著しく激しいキャビテーションを発生させることができるのは、水中にウォータージェットを高速で吹き出す方法である。
【0004】
高圧水をノズルから水中に噴出すると、水中ウォータージェットには激しいキャビテーションが発生する。キャビテーションの強さや浄化水処理量は、ノズルの噴出孔径や高圧ポンプ(プランジャポンプや遠心ポンプを用いる)における吐出圧力によって容易に調整することができる。
【0005】
この技術において重要なポイントは、ウォータージェットにおいていかに激しいキャビテーションを作り出すかである。そのキー・デバイスは言うまでもなくノズルである。図11から図14に従来のキャビテーションリアクター用ノズルを示す。これらのノズルはいずれも、ウォータージェットにキャビテーションを発生させるために提案されたものである。
【0006】
図11に示す第1のノズル1は、高圧水供給流路3から噴出孔5にかけて径が徐々に小さくなった径収縮部4を形成した構造になっている。図中の2は高圧水である。
【0007】
図12に示す第2のノズル1’は、高圧水供給流路3から噴出孔5にかけて急激に径が小さくなっており、噴出孔5の入口に強い縮流を作り出し、そこに生じるはく離泡8からキャビテーションの気泡核をキャビテーションを伴う水中水噴流7の中へ供給させようとするタイプである。図中の6は周囲水、9は核供給である。
【0008】
図13に示す第3のノズル1”は、噴出孔5の出口に円錐型の空洞部12を設け、この空洞部12内においてキャビテーションを伴う水中水噴流7の周囲に循環渦13を作り出し、キャビテーションを促進させようとするタイプである。
【0009】
図14に示す第4のノズル1”’は、前記円錐型の空洞部12を円筒型の空洞部14に置き換えたものであり、基本的な機能は図13に示すノズル1”と同様である。図中の15は循環渦である。
【0010】
以上のように各種ノズルが提案されているが、いずれのノズルもキャビテーションの促進効果は十分でない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来のノズルの問題点は、キャビテーションの威力が乏しいことにある。水中ウォータージェットに生じるキャビテーションを促進する手段はいくつかあるが、最も合理的な手段は「キャビテーション核(Nuclei)の供給」である。なぜなら、キャビテーションには、核無しでは非常に生じ難い、換言すれば分子欠陥のみによる均質核生成は極めて生じ難い性質が有るからである。従ってこの性質を利用して、積極的にキャビテーション核(Nuclei)を供給すれば、キャビテーションの大幅な促進が図れる。しかも、ノズルの圧力損失を高めたりエネルギーコストが高くならない核供給手段が好ましい。
【0012】
本発明の目的は、このような考え方に基づき、ウォータージェットにおけるキャビテーションを効果的に促進することのできる水質浄化装置ならびにそれに用いるキャビテーションリアクター用ノズルを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の第1の手段は、周囲水が満たされたリアクターと、有害化合物を含む処理すべき水を高圧水にするポンプと、その高圧水を前記リアクター内の周囲水中に噴出するキャビテーションノズルを備え、前記処理すべき高圧水をそのキャビテーションノズルからキャビテーションを伴う水中水噴流として噴出して、そのウォータージェットに発生するキャビテーションにより前記有害化合物を浄化処理する水質浄化装置において、前記キャビテーションノズルの噴出孔の先端部に噴出孔よりも径大の拡大空洞部を形成し、その拡大空洞部の内側にキャビテーション核供給部を設けたことを特徴とするものである。
【0014】
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記キャビテーション核供給部が、前記拡大空洞部の内面から内側に向けて突出した突出型キャビテータであることを特徴とするものである。
【0015】
本発明の第3の手段は前記第1の手段において、前記キャビテーション核供給部が、前記拡大空洞部の内面に窪み状に形成された窪み型キャビテータであることを特徴とするものである。
【0016】
本発明の第4の手段は、有害化合物を含む処理すべき高圧水をリアクター内の周囲水中にキャビテーションを伴う水中水噴流として噴出孔から噴出して、そのウォータージェットに発生するキャビテーションにより前記有害化合物を浄化処理するキャビテーションリアクター用ノズルにおいて、前記噴出孔の先端部に噴出孔よりも径大の拡大空洞部を形成し、その拡大空洞部の内側にキャビテーション核供給部を設けたことを特徴とするものである。
【0017】
本発明の第5の手段は前記第4の手段において、前記キャビテーション核供給部が、前記拡大空洞部の内面から内側に向けて突出した突出型キャビテータであることを特徴とするものである。
【0018】
本発明の第6の手段は前記第5の手段において、前記突出型キャビテータの拡大空洞部内面からの突出長さが前記噴出孔の中心軸まで到達しない長さであることを特徴とするものである。
【0019】
本発明の第7の手段は前記第5の手段または第6の手段において、前記突出型キャビテータが拡大空洞部の周方向に沿って複数設けられていることを特徴とするものである。
【0020】
本発明の第8の手段は前記第7の手段において、前記拡大空洞部内面からの突出長さが異なる複数の突出型キャビテータが設けられていることを特徴とするものである。
【0021】
本発明の第9の手段は前記第8の手段において、前記突出長さが異なる突出型キャビテータが交互に設けられていることを特徴とするものである。
【0022】
本発明の第10の手段は前記第4の手段において、前記キャビテーション核供給部が、前記拡大空洞部の内面に窪み状に形成された窪み型キャビテータであることを特徴とするものである。
【0023】
本発明の第11の手段は前記第10の手段において、前記窪み型キャビテータが前記拡大空洞部の周方向に沿って延びていることを特徴とするものである。
【0024】
本発明の第12の手段は前記第4の手段において、前記拡大空洞部が釣り鐘型、円錐型あるいは円筒型のいずれかの形状をしていることを特徴とするものである。
【0025】
本発明は前述のような構成になっており、前記拡大空洞部において、水中水噴流の周囲には循環渦が生じる。前述の突出型キャビテータの先端部をこの噴流の界面に接触させたり、あるいは循環渦内に挿入すると、突出型キャビテータの後流に空洞(キャビティ)が生じる。この空洞は水中から析出した気体であって、流れの作用により次々と微細な気泡へと分裂する。これらの微細気泡が、キャビテーションの気泡核(Nuclei)である。気泡核は、循環渦上流に生じた場合はその流れに乗って、あるいは噴流の界面に生じた場合は噴流に巻き込まれる(エントレン)ように、噴流中に連続的に供給される。噴流中に流入した気泡核は、爆発的に成長して激しいキャビテーションとなり、噴流全体に生じるキャビテーションの威力を高める。
【0026】
このような作用によってキャビテーション効率が高まるので、結果的に水中の有害化合物の分解や殺菌などの浄化処理が促進されることになる。なお、キャビテータは、キャビテーションの核を作り出すものであって、キャビテータには激しい壊食性のキャビテーションは生じない。従って、キャビテータの使用耐久性は特に劣ることなく、ノズル本体の耐用寿命とほぼ同等である。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図とともに説明する。図1は第1実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルの断面図、図2はそのノズルの正面図である。
【0028】
高圧水2はノズル1aの高圧水供給流路3を通じて導かれ、径収縮部(絞り)で急減圧・加速されて、噴出孔5から高速ウォータージェットとして噴出する。
噴出孔5の先端には、噴出孔5よりも径大の釣り鐘型(ドーム型)の拡大空洞部10を設けている。拡大空洞部10は、ノズル1aと一体あるいは別体になっている。
【0029】
この拡大空洞部10の出口付近には、複数本(本実施形態では図2に示すように6本)の円柱状あるいは角柱状(本実施形態では円柱状)のキャビテータ11が中心方向に向いて等間隔(60度ピッチ)に設けられている。このキャビテータ11は、長いものでも拡大空洞部10の内面からの突出長さが噴出孔5の中心軸まで到達しない長さに設定されている。
【0030】
この実施形態における噴出孔5の孔径(Dj)は1.0mm、拡大空洞部10の出口径(Do)は16mm、突出型キャビテータ11の拡大空洞部内面からの突出長さ(L)は4mm、突出型キャビテータ11の径(dc)は1.6mmである。
【0031】
このキャビテータ11は、具体的には例えば拡大空洞部10の所定の位置に貫通孔を形成し、その貫通孔にキャビテータ11の端部を挿入して溶接することにより、拡大空洞部10の内側に設置、固定される。また拡大空洞部10の所定の位置にネジ孔を形成し、そのネジ孔にキャビテータ11の端部を螺挿して溶接することにより、拡大空洞部10の内側に設置、固定することもできる。
【0032】
図3は、第2実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルの正面図である。この実施形態では同じ長さを有する4本の突出型キャビテータ11が、拡大空洞部10の円周方向に沿って等間隔(90度ピッチ)に設けられている。
【0033】
図4は、第3実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルの正面図である。この実施形態では2本の長い突出型キャビテータ11aと2本の短い突出型キャビテータ11bが交互に、拡大空洞部10の円周方向に沿って等間隔(90度ピッチ)に設けられている。
【0034】
図5は、第4実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルの正面図である。この実施形態では3本の長い突出型キャビテータ11aと3本の短い突出型キャビテータ11bが交互に、拡大空洞部10の円周方向に沿って等間隔(60度ピッチ)に設けられている。
【0035】
図6は、前記実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルを備えた水質浄化装置の概略構成図である。バッファタンク24内の汚染原水である試供水23は試供水供給ライン25を通じてプランジャポンプ16へ送られ、所定の圧力(150〜700kgf/cm )まで加圧される。このようにして加圧された高圧水2は、高圧ホース17を通じて、リアクター19に供給される。
【0036】
リアクター19の入口にはノズルマウント18があり、この先端部にノズル1a(1b,1c,1d)が取り付けられている。前記高圧水2がこのノズル1a(1b,1c,1d)からキャビテーションを伴う水中水噴流7として噴出される。リアクター19の内部には水が周囲水6として充満しているため、リアクター19の内部では噴流7に激しいキャビテーションが発生する。このキャビテーションの作用によって、水中の有害化合物が分解されたり、あるいは病原性菌が殺菌される。
【0037】
このようにして処理の済んだ水は、排出ライン20を通じて処理済み水22として系外へ送られる。処理効果が所定のレベルまで至らなかった場合は、切替弁21の操作によってバッファタンク24に戻され、再びリアクター19においてキャビテーションによる処理が行なわれる。
【0038】
図8は、本発明によるキャビテーションリアクター用ノズルにおける現象を模式的に示した図である。拡大空洞部10の内側のキャビテーションを伴う水中水噴流7の中心を境にして、上側に短い突出型キャビテータ11bが、下側に長い突出型キャビテータ11aが、それぞれ設置された例を示している。
【0039】
同図に示されているように短い突出型キャビテータ11bの先端部は、循環渦31に接触する。この作用によって、短い突出型キャビテータ11bの後流側(循環渦31の流れ方向としては後流側であるが、ノズル1aの構造上は上流側)に空洞が生じて、これが気泡核生成32となる。この空洞から微細気泡30が次々と分裂し、循環渦31に乗じて、キャビテーションを伴う水中水噴流7の根元付近に流入する。これらの微細気泡30は気泡核となり得るので、噴流7の内部で爆発的に成長し、激しいキャビテーションとなる。
【0040】
一方、長い突出型キャビテータ11aは、循環渦31を貫通し、キャビテーションを伴う水中水噴流7の界面に接触する。ここでもキャビテータ11aの先端部には空洞が生じて、気泡核生成32がある。空洞は、ここでも次々と微細気泡30へと分裂し、噴流7の内部に巻き込まれるように流入して、噴流7に爆発的なキャビテーションを発生させる。なお、空洞の生じる方向は、上側の短い突出型キャビテータ11bのケースとは逆方向である。
【0041】
図9は、本発明の図1と図2の実施形態に係るノズルと従来のノズルにおける浄化水処理量を比較した図である。縦軸の処理量Qは、従来のノズルの処理量Q*で割ることにより、無次元化した。従って、従来技術においてQ/Q*=1となる。
【0042】
この図から明らかなように本発明のノズルは、従来のものに比較して浄化水処理量が23%も増加している。これはキャビテータによる核の供給によって、キャビテーション効率が向上した結果の現れである。本発明ではキャビテータを噴流近傍へ突き出すため、噴流のキャビテーションによってキャビテータが損傷(エロージョン)することが危惧される。
【0043】
図10は、本発明の図5の実施形態に係るノズルと従来のノズルにおける使用耐久時間を比較した図である。縦軸の使用耐久時間Tは、従来のノズルの使用耐久時間T*で割ることにより、無次元化した。従って、従来技術においてT/T*=1となる。
【0044】
この図から明らかなように本発明のノズルは、T/T*=0.94であって、実質的に耐エロージョン性については、従来技術に比べて遜色がないとみなせる。これはキャビテータにおいてキャビテーションを起こすわけではなく、キャビテーションの核を作り出すにすぎないからである。
【0045】
図7は、第5実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルの断面図である。この実施形態ではノズル1eの拡大空洞部10の内壁円周上に、断面形状が矩形のくぼみ型キャビテータ26を連続的あるいは断続的に設けている。このくぼみ型キャビテータ26にはトラップされた気体27があり、循環渦28によって生じる圧力変動などの不安定な流れによって、この気体27がくぼみ型キャビテータ26から分離して微細気泡30となる。
【0046】
これらの微細気泡30がキャビテーションの気泡核として、循環渦28の流れに乗ってキャビテーションを伴う水中水噴流7の中へ流入する。噴流7の中へ流入した気泡核は、先に述べた実施形態と同様に、噴流7の内部で爆発的に成長して新たなキャビテーションとなる。結果としてリアクター内におけるキャビテーション効率が高まり、水の浄化処理能力が増大する。
【0047】
本実施形態は前記第1〜4実施形態と異なり、くぼみ型キャビテータ26内に気体27が残存していなければ、キャビテーション核は生成しない。トラップされた気体27は次々と気泡核として離別するため、トラップされた気体27が無くなった時点で気泡核供給は停止する。その際には、ノズル1eを水中から取り出して再び沈め、くぼみ型キャビテータ26内に気体27を含むようにすればよい。
【0048】
本実施形態では釣り鐘型の拡大空洞部を設けたが、円錐型あるいは円筒型の拡大空洞部を設けても同様の作用効果を有する。
【0049】
【発明の効果】
本発明は前述のような構成になっており、拡大空洞部の内側にキャビテーション核供給部を設けることにより、そのキャビテーション核供給部と水中水噴流との作用により次々と微細なキャビテーション気泡核を生成して、それを噴流中に供給し、爆発的に成長して激しいキャビテーションとなり、噴流全体に生じるキャビテーションの威力を強め、浄化効率の高い水質浄化装置ならびにキャビテーションリアクター用ノズルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルの断面図である。
【図2】そのノズルの正面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルの正面図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルの正面図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルの正面図である。
【図6】本発明の実施形態に係るノズルを備えた水質浄化装置の概略構成図である。
【図7】本発明の第5実施形態に係るキャビテーションリアクター用ノズルの断面図である。
【図8】本発明の実施形態に係るノズルの現象を模式的に示した図である。
【図9】本発明の実施形態に係るノズルと従来のノズルの処理量を比較して示す特性図である。
【図10】本発明の実施形態に係るノズルと従来のノズルの使用耐久時間を比較して示す特性図である。
【図11】第1の従来のキャビテーションリアクター用ノズルの断面図である。
【図12】第2の従来のキャビテーションリアクター用ノズルの断面図である。
【図13】第3の従来のキャビテーションリアクター用ノズルの断面図である。
【図14】第4の従来のキャビテーションリアクター用ノズルの断面図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e:キャビテーションリアクター用ノズル、2:高圧水、3:高圧水供給路、5:噴出孔、6:周囲水、7:キャビテーションを伴う水中水噴流、10:拡大空洞部、11:突出型キャビテータ、11a:長い突出型キャビテータ、11b:短い突出型キャビテータ、16:プランジャポンプ、17:高圧ホース、18:ノズルマウント、19:リアクター、20:排出ライン、21:切替弁、22:処理済み水、23:試供水、24:バッファタンク、25:試供水供給ライン、26:くぼみ型キャビテータ、27:トラップされた気体、28:循環渦、29:気泡核の流入、30:微細気泡、31:循環渦、32:気泡核生成。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a water purification apparatus for performing purification treatment such as decomposition and sterilization of harmful compounds by a chemical reaction in a reactor using cavitation generated by a water jet, and particularly to a nozzle for a water jet.
[0002]
[Prior art]
Harmful organic compounds dissolved in water, such as trichloroethylene and tetrachloroethylene, which are typical carcinogenic groundwater contaminants, can be decomposed into harmless substances by the action of cavitation. By using cavitation, pathogenic Escherichia coli and Cryptosporidium (a kind of protozoa), which are pathogenic microorganisms resistant to chlorine, can also detoxify water by cell destruction.
[0003]
An ultrasonic method is one of the means for generating cavitation, but has a disadvantage that its energy efficiency is not high. In addition, there is a method of rotating a rotor such as a stirring blade at high speed in water, but the easiest way to generate continuous and extremely intense cavitation is to blow a water jet into water at high speed. is there.
[0004]
When high-pressure water is ejected from the nozzle into the water, severe cavitation occurs in the underwater water jet. The strength of the cavitation and the amount of purified water to be treated can be easily adjusted by the ejection hole diameter of the nozzle and the discharge pressure of a high-pressure pump (using a plunger pump or a centrifugal pump).
[0005]
An important point in this technique is how to create severe cavitation in the water jet. The key device is, of course, the nozzle. 11 to 14 show a conventional nozzle for a cavitation reactor. All of these nozzles have been proposed for generating cavitation in water jets.
[0006]
The first nozzle 1 shown in FIG. 11 has a structure in which a diameter contraction portion 4 whose diameter gradually decreases from the high-pressure water supply channel 3 to the ejection hole 5 is formed. 2 in the figure is high-pressure water.
[0007]
The diameter of the second nozzle 1 ′ shown in FIG. 12 is rapidly reduced from the high-pressure water supply channel 3 to the ejection hole 5, and a strong contraction is generated at the inlet of the ejection hole 5, and the separation bubble 8 generated there is formed. This is a type in which the bubble nuclei of cavitation are supplied into the submerged water jet 7 accompanied by cavitation. In the figure, 6 is ambient water, and 9 is nuclear supply.
[0008]
The third nozzle 1 ″ shown in FIG. 13 is provided with a conical cavity 12 at the outlet of the ejection hole 5 and creates a circulating vortex 13 around the submerged water jet 7 with cavitation in the cavity 12 to produce cavitation. It is a type that tries to promote.
[0009]
A fourth nozzle 1 "" shown in FIG. 14 is obtained by replacing the conical cavity 12 with a cylindrical cavity 14, and has the same basic functions as the nozzle 1 "shown in FIG. . Reference numeral 15 in the figure denotes a circulation vortex.
[0010]
Although various nozzles have been proposed as described above, none of the nozzles has a sufficient effect of promoting cavitation.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
The problem with conventional nozzles is that the power of cavitation is poor. There are several means to promote the cavitation that occurs in underwater water jets, but the most rational means is "supply of cavitation nuclei (Nuclei)". This is because cavitation has a property that it is very unlikely to occur without nuclei, in other words, it is very unlikely that homogeneous nucleation due to molecular defects alone will occur. Therefore, if cavitation nuclei (Nuclei) are positively supplied utilizing this property, cavitation can be greatly promoted. Moreover, a nucleus supply means that does not increase the pressure loss of the nozzle or increase the energy cost is preferable.
[0012]
An object of the present invention is to provide a water purification apparatus capable of effectively promoting cavitation in a water jet based on such a concept, and a nozzle for a cavitation reactor used therefor.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a first means of the present invention comprises a reactor filled with ambient water, a pump for converting water to be treated containing harmful compounds into high-pressure water, and the high-pressure water in the reactor. A water purification device comprising a cavitation nozzle that jets into surrounding water, and jets the high-pressure water to be treated from the cavitation nozzle as a submerged water jet with cavitation, and purifies the harmful compound by cavitation generated in the water jet. , An enlarged cavity having a diameter larger than that of the ejection hole is formed at the tip of the ejection hole of the cavitation nozzle, and a cavitation nucleus supply unit is provided inside the enlarged cavity.
[0014]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the cavitation nucleus supply unit is a projecting cavitator projecting inward from an inner surface of the enlarged cavity.
[0015]
According to a third aspect of the present invention, in the first aspect, the cavitation nucleus supply unit is a hollow cavitator formed in a hollow shape on an inner surface of the enlarged cavity.
[0016]
According to a fourth means of the present invention, high-pressure water to be treated containing a harmful compound is ejected from an ejection hole as a submerged water jet with cavitation into ambient water in a reactor, and the harmful compound is generated by cavitation generated in the water jet. In a nozzle for a cavitation reactor for purifying water, an enlarged cavity having a diameter larger than that of the ejection hole is formed at the tip of the ejection hole, and a cavitation nucleus supply unit is provided inside the enlarged cavity. Things.
[0017]
According to a fifth aspect of the present invention, in the fourth aspect, the cavitation nucleus supply unit is a projecting cavitator projecting inward from an inner surface of the enlarged cavity.
[0018]
According to a sixth aspect of the present invention, in the fifth aspect, the projecting length of the projecting cavitator from the inner surface of the enlarged cavity is a length that does not reach the central axis of the ejection hole. is there.
[0019]
According to a seventh aspect of the present invention, in the fifth or sixth aspect, a plurality of the projecting cavities are provided along a circumferential direction of the enlarged cavity.
[0020]
According to an eighth aspect of the present invention, in the seventh aspect, a plurality of protruding cavities having different protruding lengths from the inner surface of the enlarged cavity are provided.
[0021]
A ninth aspect of the present invention is the ninth aspect, wherein the projecting cavities having the different projecting lengths are alternately provided.
[0022]
According to a tenth aspect of the present invention, in the fourth aspect, the cavitation nucleus supply unit is a hollow cavitator formed in a hollow shape on the inner surface of the enlarged cavity.
[0023]
According to an eleventh aspect of the present invention, in the tenth aspect, the concave cavitator extends along a circumferential direction of the enlarged cavity.
[0024]
According to a twelfth aspect of the present invention, in the fourth aspect, the enlarged cavity has any one of a bell shape, a conical shape, and a cylindrical shape.
[0025]
The present invention is configured as described above, and a circulation vortex is generated around the underwater water jet in the enlarged cavity. When the tip of the above-mentioned projecting cavitator is brought into contact with the interface of the jet or inserted into the circulation vortex, a cavity is formed downstream of the projecting cavitator. This cavity is a gas precipitated from the water and breaks into small bubbles one after another by the action of the flow. These fine bubbles are the nuclei of cavitation. The bubble nuclei are continuously supplied into the jet so as to ride on the flow when generated upstream of the circulation vortex, or to be entrained (entren) when generated at the interface of the jet. The bubble nuclei that have flowed into the jet explosively grow and become violent cavitation, increasing the power of cavitation that occurs in the entire jet.
[0026]
Since the cavitation efficiency is increased by such an action, as a result, purification treatment such as decomposition and sterilization of harmful compounds in water is promoted. It should be noted that the cavitator creates a core of cavitation, and does not cause severe erosive cavitation. Therefore, the service durability of the cavitator is not particularly inferior, and is substantially equal to the service life of the nozzle body.
[0027]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a sectional view of a nozzle for a cavitation reactor according to the first embodiment, and FIG. 2 is a front view of the nozzle.
[0028]
The high-pressure water 2 is guided through the high-pressure water supply flow path 3 of the nozzle 1a, rapidly decompressed and accelerated at the radially contracted portion (throttle), and jetted out of the jet hole 5 as a high-speed water jet.
A bell-shaped (dome-shaped) enlarged cavity 10 having a diameter larger than that of the ejection hole 5 is provided at a tip of the ejection hole 5. The enlarged cavity 10 is integrated with or separate from the nozzle 1a.
[0029]
In the vicinity of the outlet of the enlarged cavity 10, a plurality of (six in this embodiment, as shown in FIG. 2) cylindrical or prismatic (in this embodiment, cylindrical) cavitators 11 face the center. They are provided at equal intervals (pitch at 60 degrees). Even if the cavitator 11 is long, the length of the cavitator 11 projecting from the inner surface of the enlarged cavity 10 is set so as not to reach the central axis of the ejection hole 5.
[0030]
In this embodiment, the hole diameter (Dj) of the ejection hole 5 is 1.0 mm, the outlet diameter (Do) of the enlarged cavity 10 is 16 mm, and the protruding length (L) of the projecting cavitator 11 from the inner surface of the enlarged cavity is 4 mm. The diameter (dc) of the protruding cavitator 11 is 1.6 mm.
[0031]
Specifically, the cavitator 11 is formed, for example, by forming a through hole at a predetermined position of the enlarged cavity 10 and inserting the end of the cavitator 11 into the through hole and welding the inside of the enlarged cavity 10. Installed and fixed. In addition, a screw hole is formed at a predetermined position of the enlarged cavity portion 10, and an end of the cavitator 11 is screwed into the screw hole and welded, so that it can be installed and fixed inside the enlarged cavity portion 10.
[0032]
FIG. 3 is a front view of a nozzle for a cavitation reactor according to the second embodiment. In this embodiment, four projecting cavitators 11 having the same length are provided at equal intervals (90-degree pitch) along the circumferential direction of the enlarged cavity 10.
[0033]
FIG. 4 is a front view of a nozzle for a cavitation reactor according to the third embodiment. In this embodiment, two long projecting cavities 11a and two short projecting cavities 11b are alternately provided at equal intervals (90-degree pitch) along the circumferential direction of the enlarged cavity 10.
[0034]
FIG. 5 is a front view of a nozzle for a cavitation reactor according to the fourth embodiment. In this embodiment, three long projecting cavities 11a and three short projecting cavities 11b are alternately provided at equal intervals (60-degree pitch) along the circumferential direction of the enlarged cavity 10.
[0035]
FIG. 6 is a schematic configuration diagram of a water purification apparatus including the cavitation reactor nozzle according to the embodiment. The sample water 23 as the contaminated raw water in the buffer tank 24 is sent to the plunger pump 16 through the sample water supply line 25, and is pressurized to a predetermined pressure (150 to 700 kgf / cm 2 ). The high-pressure water 2 thus pressurized is supplied to the reactor 19 through the high-pressure hose 17.
[0036]
A nozzle mount 18 is provided at an inlet of the reactor 19, and a nozzle 1a (1b, 1c, 1d) is attached to a tip of the nozzle mount. The high-pressure water 2 is ejected from the nozzles 1a (1b, 1c, 1d) as a submerged water jet 7 with cavitation. Since the inside of the reactor 19 is filled with water as the surrounding water 6, severe cavitation occurs in the jet 7 inside the reactor 19. By the action of the cavitation, harmful compounds in water are decomposed or pathogenic bacteria are killed.
[0037]
The water treated in this way is sent out of the system through the discharge line 20 as treated water 22. If the processing effect has not reached the predetermined level, the processing is returned to the buffer tank 24 by operating the switching valve 21, and the cavitation processing is performed again in the reactor 19.
[0038]
FIG. 8 is a diagram schematically showing a phenomenon in the nozzle for a cavitation reactor according to the present invention. An example is shown in which a short protruding cavitator 11b is provided on the upper side and a long protruding cavitator 11a is provided on the lower side with respect to the center of the underwater water jet 7 with cavitation inside the enlarged cavity 10.
[0039]
As shown in the figure, the tip of the short projecting cavitator 11b contacts the circulation vortex 31. By this action, a cavity is formed on the downstream side of the short protruding type cavitator 11b (on the downstream side in the flow direction of the circulation vortex 31, but on the upstream side in the structure of the nozzle 1a). Become. The microbubbles 30 are successively split from this cavity, multiply by the circulation vortex 31, and flow into the vicinity of the root of the water jet 7 with cavitation. Since these fine bubbles 30 can become bubble nuclei, they grow explosively inside the jet 7, resulting in severe cavitation.
[0040]
On the other hand, the long projecting cavitator 11a penetrates the circulation vortex 31 and comes into contact with the interface of the underwater water jet 7 with cavitation. Again, a cavity is formed at the tip of the cavitator 11a, and there is bubble nucleation 32. The cavities again break into fine bubbles 30 one after another, flow into the jet 7 so as to be caught therein, and generate explosive cavitation in the jet 7. Note that the direction in which the cavity is formed is opposite to the direction of the case of the upper short projecting cavitator 11b.
[0041]
FIG. 9 is a diagram comparing a purified water treatment amount between the nozzle according to the embodiment of FIGS. 1 and 2 of the present invention and a conventional nozzle. The processing amount Q on the vertical axis was made dimensionless by dividing by the processing amount Q * of the conventional nozzle. Therefore, in the prior art, Q / Q * = 1.
[0042]
As is clear from this figure, the nozzle of the present invention has a 23% increase in the purified water treatment amount as compared with the conventional nozzle. This is a result of the improvement in cavitation efficiency due to the supply of nuclei by the cavitator. In the present invention, since the cavitator protrudes near the jet, there is a fear that the cavitator may be damaged (erosion) by cavitation of the jet.
[0043]
FIG. 10 is a diagram comparing the use durability time between the nozzle according to the embodiment of FIG. 5 of the present invention and the conventional nozzle. The use durability time T on the vertical axis was made dimensionless by dividing by the use durability time T * of the conventional nozzle. Therefore, T / T * = 1 in the prior art.
[0044]
As is clear from this figure, the nozzle of the present invention has T / T * = 0.94, and it can be considered that the erosion resistance is substantially equal to that of the conventional technology. This is because cavitation does not occur in the cavitator, but merely creates the core of cavitation.
[0045]
FIG. 7 is a cross-sectional view of a nozzle for a cavitation reactor according to the fifth embodiment. In this embodiment, a hollow cavitator 26 having a rectangular cross section is provided continuously or intermittently on the inner wall circumference of the enlarged hollow portion 10 of the nozzle 1e. There is a trapped gas 27 in the hollow cavitator 26, and the gas 27 is separated from the hollow cavitator 26 by the unstable flow such as pressure fluctuation generated by the circulation vortex 28 to form fine bubbles 30.
[0046]
These fine bubbles 30 flow as cavitation bubble nuclei into the underwater water jet 7 accompanied by cavitation by riding on the flow of the circulation vortex 28. The bubble nucleus that has flowed into the jet 7 grows explosively inside the jet 7 and becomes new cavitation as in the above-described embodiment. As a result, the cavitation efficiency in the reactor increases, and the water purification treatment capacity increases.
[0047]
In the present embodiment, unlike the first to fourth embodiments, if no gas 27 remains in the hollow cavitator 26, no cavitation nucleus is generated. Since the trapped gas 27 separates one after another as bubble nuclei, the supply of bubble nuclei stops when the trapped gas 27 is exhausted. In this case, the nozzle 1e may be taken out of the water and submerged again, so that the gas 27 is contained in the hollow cavitator 26.
[0048]
Although the bell-shaped enlarged cavity is provided in the present embodiment, the same operation and effect can be obtained by providing a conical or cylindrical enlarged cavity.
[0049]
【The invention's effect】
The present invention is configured as described above, and by providing the cavitation nucleus supply unit inside the enlarged cavity, the action of the cavitation nucleus supply unit and the underwater water jet successively generates fine cavitation bubble nuclei. Then, it is supplied into the jet, and grows explosively to produce vigorous cavitation, thereby enhancing the power of cavitation generated in the entire jet, and providing a water purification apparatus and a nozzle for a cavitation reactor with high purification efficiency.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view of a nozzle for a cavitation reactor according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the nozzle.
FIG. 3 is a front view of a nozzle for a cavitation reactor according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a front view of a nozzle for a cavitation reactor according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a front view of a nozzle for a cavitation reactor according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a schematic configuration diagram of a water purification device including a nozzle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a sectional view of a nozzle for a cavitation reactor according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram schematically illustrating a phenomenon of a nozzle according to the embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a characteristic diagram showing a comparison between the processing amounts of the nozzle according to the embodiment of the present invention and the conventional nozzle.
FIG. 10 is a characteristic diagram showing a comparison between a use endurance time of a nozzle according to an embodiment of the present invention and a conventional nozzle.
FIG. 11 is a sectional view of a first conventional nozzle for a cavitation reactor.
FIG. 12 is a sectional view of a second conventional nozzle for a cavitation reactor.
FIG. 13 is a sectional view of a third conventional nozzle for a cavitation reactor.
FIG. 14 is a sectional view of a fourth conventional nozzle for a cavitation reactor.
[Explanation of symbols]
1a, 1b, 1c, 1d, 1e: nozzle for cavitation reactor, 2: high-pressure water, 3: high-pressure water supply channel, 5: jet hole, 6: ambient water, 7: submerged water jet with cavitation, 10: enlarged cavity Part, 11: projecting cavitator, 11a: long projecting cavitator, 11b: short projecting cavitator, 16: plunger pump, 17: high pressure hose, 18: nozzle mount, 19: reactor, 20: discharge line, 21: switching valve , 22: treated water, 23: sample water, 24: buffer tank, 25: sample water supply line, 26: hollow cavity, 27: trapped gas, 28: circulation vortex, 29: inflow of bubble nucleus, 30 : Fine bubbles, 31: circulation vortex, 32: bubble nucleation.

Claims (12)

周囲水が満たされたリアクターと、有害化合物を含む処理すべき水を高圧水にするポンプと、その高圧水を前記リアクター内の周囲水中に噴出するキャビテーションノズルを備え、
前記処理すべき高圧水をそのキャビテーションノズルからキャビテーションを伴う水中水噴流として噴出して、そのウォータージェットに発生するキャビテーションにより前記有害化合物を浄化処理する水質浄化装置において、
前記キャビテーションノズルの噴出孔の先端部に噴出孔よりも径大の拡大空洞部を形成し、その拡大空洞部の内側にキャビテーション核供給部を設けたことを特徴とする水質浄化装置。
A reactor filled with ambient water, a pump for turning water to be treated containing harmful compounds into high-pressure water, and a cavitation nozzle for ejecting the high-pressure water into the ambient water in the reactor,
The high-pressure water to be treated is ejected from the cavitation nozzle as a submerged water jet with cavitation, and in a water purification device that purifies the harmful compound by cavitation generated in the water jet,
A water purification apparatus, comprising: an enlarged cavity having a diameter larger than that of the ejection hole formed at the tip of the ejection hole of the cavitation nozzle; and a cavitation nucleus supply unit provided inside the enlarged cavity.
請求項1記載の水質浄化装置において、前記キャビテーション核供給部が、前記拡大空洞部の内面から内側に向けて突出した突出型キャビテータであることを特徴とする水質浄化装置。2. The water purification device according to claim 1, wherein the cavitation nucleus supply unit is a protruding cavitator that protrudes inward from an inner surface of the enlarged cavity. 3. 請求項1記載の水質浄化装置において、前記キャビテーション核供給部が、前記拡大空洞部の内面に窪み状に形成された窪み型キャビテータであることを特徴とする水質浄化装置。2. The water purification device according to claim 1, wherein the cavitation nucleus supply unit is a depression-type cavitator formed in a concave shape on an inner surface of the enlarged cavity. 3. 有害化合物を含む処理すべき高圧水をリアクター内の周囲水中にキャビテーションを伴う水中水噴流として噴出孔から噴出して、そのウォータージェットに発生するキャビテーションにより前記有害化合物を浄化処理するキャビテーションリアクター用ノズルにおいて、
前記噴出孔の先端部に噴出孔よりも径大の拡大空洞部を形成し、その拡大空洞部の内側にキャビテーション核供給部を設けたことを特徴とするキャビテーションリアクター用ノズル。
In a nozzle for a cavitation reactor for purifying the harmful compound by cavitation generated in the water jet, the high-pressure water to be treated containing the harmful compound is spouted from the ejection hole as a submerged water jet with cavitation into the surrounding water in the reactor. ,
A nozzle for a cavitation reactor, wherein an enlarged cavity having a diameter larger than that of the ejection hole is formed at the tip of the ejection hole, and a cavitation nucleus supply unit is provided inside the enlarged cavity.
請求項4記載のキャビテーションリアクター用ノズルにおいて、前記キャビテーション核供給部が、前記拡大空洞部の内面から内側に向けて突出した突出型キャビテータであることを特徴とするキャビテーションリアクター用ノズル。The nozzle for a cavitation reactor according to claim 4, wherein the cavitation nucleus supply unit is a protruding cavitator that protrudes inward from an inner surface of the enlarged cavity. 請求項5記載のキャビテーションリアクター用ノズルにおいて、前記突出型キャビテータの拡大空洞部内面からの突出長さが前記噴出孔の中心軸まで到達しない長さであることを特徴とするキャビテーションリアクター用ノズル。6. The nozzle for a cavitation reactor according to claim 5, wherein a length of the protruding type cavator protruding from an inner surface of the enlarged cavity does not reach a center axis of the ejection hole. 請求項5または請求項6記載のキャビテーションリアクター用ノズルにおいて、前記突出型キャビテータが拡大空洞部の周方向に沿って複数設けられていることを特徴とするキャビテーションリアクター用ノズル。The nozzle for a cavitation reactor according to claim 5 or 6, wherein a plurality of the projecting cavities are provided along a circumferential direction of the enlarged cavity. 請求項7記載のキャビテーションリアクター用ノズルにおいて、前記拡大空洞部内面からの突出長さが異なる複数の突出型キャビテータが設けられていることを特徴とするキャビテーションリアクター用ノズル。8. The nozzle for a cavitation reactor according to claim 7, wherein a plurality of protruding cavities having different projection lengths from the inner surface of the enlarged cavity are provided. 請求項8記載のキャビテーションリアクター用ノズルにおいて、前記突出長さが異なる突出型キャビテータが交互に設けられていることを特徴とするキャビテーションリアクター用ノズル。9. The nozzle for a cavitation reactor according to claim 8, wherein the projection-type cavitators having different projection lengths are provided alternately. 請求項4記載のキャビテーションリアクター用ノズルにおいて、前記キャビテーション核供給部が、前記拡大空洞部の内面に窪み状に形成された窪み型キャビテータであることを特徴とするキャビテーションリアクター用ノズル。The nozzle for a cavitation reactor according to claim 4, wherein the cavitation nucleus supply unit is a hollow cavitator formed in a hollow shape on an inner surface of the enlarged cavity. 請求項10記載のキャビテーションリアクター用ノズルにおいて、前記窪み型キャビテータが前記拡大空洞部の周方向に沿って延びていることを特徴とするキャビテーションリアクター用ノズル。The nozzle for a cavitation reactor according to claim 10, wherein the hollow cavitator extends along a circumferential direction of the enlarged cavity. 請求項4記載のキャビテーションリアクター用ノズルにおいて、前記拡大空洞部が釣り鐘型、円錐型あるいは円筒型のいずれかの形状をしていることを特徴とするキャビテーションリアクター用ノズル。5. The nozzle for a cavitation reactor according to claim 4, wherein the enlarged cavity has any one of a bell shape, a conical shape, and a cylindrical shape.
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