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JP2004056234A - 画像符号化装置および画像符号化方法 - Google Patents

画像符号化装置および画像符号化方法 Download PDF

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JP2004056234A JP2002207652A JP2002207652A JP2004056234A JP 2004056234 A JP2004056234 A JP 2004056234A JP 2002207652 A JP2002207652 A JP 2002207652A JP 2002207652 A JP2002207652 A JP 2002207652A JP 2004056234 A JP2004056234 A JP 2004056234A
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Abstract

【課題】ストリーム切替え時の映像ショックの発生を防止する。
【解決手段】エンコード部21は映像信号をオープンGOPからクローズドGOPに変更し、さらに実際のESレートよりも小さなESレートに設定する。シーケンスエンドコード付加部22は映像信号の切替えポイントにシーケンスエンドコードを付加する。バッファ部23はその小さなESレートに設定された映像信号を実際のESレートで読出す。これにより読出した映像信号に間欠部が設けられる。その間欠部のタイミングでその映像信号は他の映像信号に切替えられる。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像符号化装置および画像符号化方法に関し、特にデジタル放送における画像符号化装置および画像符号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでの地上波放送では、複数のエンコーダからの出力ストリームを切替えるというような運用形態は存在しなかった。一方、デジタル放送ではたとえば、SDTV(standard definition television)放送とHDTV(high definition television)放送とを切替えるという運用形態が存在し、複数のエンコーダからの出力ストリームを切替えることになる。
【0003】
次に、従来のデジタル放送の構成および動作について説明する。図10および図11は従来のデジタル放送のチャネル構成の一例の説明図である。図10を参照すると、送信局はたとえばチャネルA,B,Cの3つのチャネルを保有しており、HDTV放送用にTS(transport stream)データ1を、SDTV放送用にTSデータ2、TSデータ3、TSデータ4の3つのデータ(放送プログラム)をそれぞれ保有しているものとする。
【0004】
そして、10時から12時まではチャネルA,B,Cの3つのチャネルを使用してTSデータ1が放送され、12時から14時まではチャネルAのTSデータ2と、チャネルBのTSデータ3と、チャネルCのTSデータ4とが同時に放送される一例を示している。
【0005】
このとき、図11を参照すると、TSデータ1(本編)が放送されている時、TSデータ2−4はテストモードとなっており、たとえばテスト用画像を出力している。同様にTSデータ2−4(本編)が放送されている時、TSデータ1はテストモードとなっており、たとえばテスト用画像を出力している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図10を参照すると、12時において、TSデータ1がTSデータ2−4に切替えられる。しかし、従来のようなエンコーダではストリームに切替えポイントがないため、ストリームを切替えた時に受信機側で破綻をきたし、映像ショックが現れるという欠点があった。
【0007】
すなわち、図12のストリーム切替え動作の一例の説明図に示すように、TSデータ1のフレーム群(GOP1−GOPn:nは正の整数)の位相とTSデータ2−4のフレーム群(GOP1−GOPm:mは正の整数)の位相とが一致していないため、TSデータ1のフレーム群GOP2とGOP3との間でTSデータ1をTSデータ2−4に切替えると、TSデータ2−4のフレーム群GOP2で破綻が生じることになる。
【0008】
一方、このストリーム切替え時の映像ショックの発生を防止する技術の一例が特開2000−324483号公報(以下、文献1という)、特開2001−145022号公報(以下、文献2という)および特開平10−191331号公報(以下、文献3という)に開示されている。
【0009】
文献1開示の技術は、表示画像を60Hzから30Hzに切替える時に、最後のピクチャを1/30秒間リピート表示するというものである。文献2開示の技術は、切替え元および切替え先のエンコーダに同期トリガをかけて符号化処理を初期化し、両エンコーダのTS出力のGOP位相を揃えた上で切替えるというものである。文献3開示の技術は、検出されたビットレートに基づいてスタッフィングビット発生手段がスタッフィングビットを加算器に送って、圧縮符号化データの2GOP単位でデータ量を固定長化するというものである。
【0010】
上記3つの文献記載の技術は課題が本発明と共通するものの、その解決手段は本発明と全く相違する。
【0011】
そこで、本発明の目的はストリーム切替え時の映像ショックの発生を防止することが可能な画像符号化装置および画像符号化方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像符号化装置は、複数のエンコーダからの出力ストリームのうちの1個または複数個を選択して出力する機能を含む画像符号化装置であって、その装置はストリーム切替え元の出力ストリームに対し、所定GOP(グループオブピクチャー)を他のGOPと切り離し可能に設定するGOP構造設定制御手段と、ストリーム切替え元の出力ストリームに対し、所定GOPの次に間欠部を設ける間欠部設定手段と、前記間欠部のタイミングで前記ストリーム切替え元の出力ストリームを他のストリームに切替えるストリーム切替え手段とを含むことを特徴とする。
【0013】
また本発明による画像符号化方法は、複数のエンコーダからの出力ストリームのうちの1個または複数個を選択して出力する機能を含む画像符号化方法であって、その方法はストリーム切替え元の出力ストリームに対し、所定GOP(グループオブピクチャー)を他のGOPと切り離し可能に設定するGOP構造設定制御処理と、ストリーム切替え元の出力ストリームに対し、所定GOPの次に間欠部を設ける間欠部設定処理と、前記間欠部のタイミングで前記ストリーム切替え元の出力ストリームを他のストリームに切替えるストリーム切替え処理とを含むことを特徴とする。
【0014】
すなわち、本発明によれば、ストリーム切替え時の映像ショックの発生を防止することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る画像符号化装置の最良の実施の形態の構成図である。同図を参照すると、画像符号化装置10は映像信号HDTV1を符号化するエンコーダ11と、映像信号SDTV1を符号化するエンコーダ12と、映像信号SDTV2を符号化するエンコーダ13と、映像信号SDTV3を符号化するエンコーダ14と、エンコーダ11−14から出力されるTSデータ1−4の1 個または複数個を選択して出力するストリーム切替え部15と、エンコーダ11−14およびストリーム切替え部15を制御する制御回路部16とを含んで構成される。
【0016】
そして、同図は一例として、制御回路部16の制御により、TSデータ1−4のうちTSデータ1がストリーム切替え部15によって選択され、出力される場合を示している。
【0017】
次に、エンコーダ11−14および制御回路部16について詳細に説明する。なお、エンコーダ11−14のいずれも同様の動作を行うので、代表としてエンコーダ11の動作について説明する。図2はエンコーダ11の一例の構成図である。同図には便宜上制御回路部16も表示されている。
【0018】
同図を参照すると、エンコーダ11はエンコード部21と、シーケンスエンドコード付加部22と、バッファ部23と、TSパケット化部24と、インタフェース部25とを含んで構成される。また、エンコード部21、シーケンスエンドコード付加部22およびバッファ部23は制御回路部16によって制御される。なお、制御回路部16は図1の制御回路部16を意味しているため同一番号を付してある。
【0019】
制御回路部16はエンコード部21に対してオープンあるいはクローズドのGOP構造およびESレートの設定を行う。なお、オープンGOP、クローズドGOP、ESレートの設定については後述する。
【0020】
エンコード部21は制御回路部16からのパラメータに従い、映像信号をMPEG(motion picture expert group)2(ISO/IEC13818)規格に基づき圧縮を行い、エレメンタリ・ストリーム(ESデータ:映像を符号化したデータ)を出力する。
【0021】
シーケンスエンドコード付加部22はエンコード部21からのESデータに対して制御回路部16からの制御信号に基づきシーケンスエンドコードを付加する。なお、シーケンスエンドコードについては後述する。
【0022】
バッファ部23はシーケンスエンドコード付加部22からのESデータをバッファリングするとともに、制御回路部16からの制御信号に基づきスタッフィングビットを付加する。なお、スタッフィングビットについては後述する。
【0023】
TSパケット化部24はバッファ部23からのESデータをトランスポート・ストリーム(TSデータ:シリアル伝送データ)に変換する。
【0024】
インタフェース部25はTSパケット化部24からのTSデータを所定のシリアル伝送形式、たとえばDVB−ASI等の公知のフォーマットに変換する。
【0025】
次に、スタッフィングビットについて説明する。図3はスタッフィングビットの説明図である。同図(A)はフレームV1−Vnで構成されるESデータの一例を示し、同図 (B)はスタッフィングビットS1−Snが付加されたESデータの一例を示している。
【0026】
通常の処理、すなわちストリーム切替え時以外の処理では、バッファ部23はレートの平滑化を行うため各フレームにスタッフィングビットを付加する。同図(B)は一例としてフレームV1の次にスタッフィングビットS1が、フレームV2の次にスタッフィングビットS2が、フレームV3の次にスタッフィングビットS3が、フレームV4の次にスタッフィングビットS4がそれぞれ付加されることを示している。
【0027】
次に、オープンGOPおよびクローズドGOPについて説明する。図4はGOP(group of pictures)構造の一例を示す形式図である。同図には、一例として15フレームを1GOPとしたものが表示されている。同図を参照すると1GOPは左から順に、I,B,B,P,B,B,P,B,B,P,B,B,P,B,Bの15のピクチャで構成されている。
【0028】
図5は各ピクチャの特徴を示す図である。Iピクチャは静止画モードで符号化され、フレーム間の予測を行わないピクチャであり、ランダムアクセスの単位となるピクチャである。Pピクチャは過去のフレームから1方向のフレーム間予測を行った差分を符号化する。Bピクチャは時間的に過去と未来の2フレームからフレーム間予測され、差分信号が符号化される。
【0029】
ここで、図4を参照すると、この1GOPの最後のフレーム(Bピクチャ)は次の1GOPの最初のフレーム(Iピクチャ)を参照する必要がある。したがってこのような1GOPを次の1GOPと切り離すことはできない。すなわち、このような構成のGOPは前後のGOPと切り離すことはできない。このような関係を有するGOPをオープンGOPという。
【0030】
一方、このようなGOPではなく、同一GOP内ですべてのピクチャを構成する形式も存在する。この構成によれば、1GOPを前後のGOPと切り離すことができる。このような関係を有するGOPをクローズドGOPという。
【0031】
次に、本発明に係る画像符号化装置10の動作について説明する。図6は本発明に係る画像符号化装置の動作の一例を示すフローチャート、図7は同装置の動作を示すタイミングチャートである。ここで、本発明の動作を説明する前に、まず従来の画像符号化装置の動作を簡単に説明しておく。図13は従来の画像符号化装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【0032】
同図を参照すると( 図2も適宜に参照する) 、まず制御回路部16による制御により、映像信号はエンコード部21にてオープンGOPに設定されて符号化される(処理41)。次に、制御回路部16による制御により、バッファ部23にて各フレームにスタッフィングビットが付加され(処理42)、所定のESレートで読出される(処理43)。そして、読出されたESデータはTSパケット化部5にてTSデータに変換され、さらにインタフェース部25にて所定のシリアル伝送フォーマットに変換される(処理44)。そして、制御回路部16による制御により、ストリーム切替え部15(図1参照)においてTSデータ1の所定のタイミングにおけるTSデータ2−4へのストリーム切替えが行われる (処理45)。
【0033】
次に、本発明に係る画像符号化装置の動作について説明する。図7を参照すると、本実施形態では一例としてTSデータ1をTSデータ2−4に切替える場合について説明する。なお、その他のTSデータの切替えも同様に説明することができる。
【0034】
同図(A)は切替え前のTSデータ1の構成を示しており、フレームV1−V15が順次伝送されることを示している。そして、フレームV1−V15で1GOPを構成している。また、フレームV15の次にシーケンスエンドコードが付加される場合を示している。
【0035】
このシーケンスエンドコードはフレームV15を境界として、TSデータ1がTSデータ2−4に切替えられることを示す指標である。制御回路部16はTSデータ1のフレームV1からTSデータ1の切替えの制御に入り、フレームV15の伝送が終了した後にTSデータ1からTSデータ2−4への切替えを行う。
【0036】
なお、同図(B)に示すように、TSデータ1の1つ前のGOPまでの処理においては従来どおりの各フレームへのスタッフィングビットの付加が行われ、オープンGOPでの処理となるが、このGOPのフレームV1a以降においてはスタッフィングビットの付加とは異なる処理およびクローズドGOPでの処理が実行されるところが本発明の特徴である。
【0037】
図6、図7および図2を参照すると、まず制御回路部16による制御により、エンコード部21にてGOP構造がフレームV1からクローズドGOPに変更される(処理31)。なお、1つ前のGOPまではGOP構造はオープンGOPである。
【0038】
次に、制御回路部16による制御により、エンコード部21にて実際のESレートよりも小さなESレートが設定される(処理32)。
【0039】
ここで、ESレートの設定および変更について説明する。図8はESレートの設定および変更の処理を示す説明図である。同図においてフレームV1を一例に挙げるがその他のフレームの場合も同様である。
【0040】
同図(A)はフレームV1が一例としてエンコード部21にて1Mbps(bits per second)のレートで圧縮された画像であることを示している。この圧縮レートを設定することを本実施形態では「ESレートを設定」と表現している。
【0041】
同図(B)はこの画像がエンコード部21にて1Mbpsのレートで読出される場合を示している。この場合、エンコード部21で読出される前のフレームV1のビット数と読出された後のフレームV1のビット数とは同一である。
【0042】
次に、1Mbpsのレートで圧縮された画像(フレームV1:同図(A)参照)をさらにレートが小さい、たとえば0.8Mbpsのレートの画像(フレームV1a:同図(C)参照)に圧縮する場合について説明する。
【0043】
同図(C)はフレームV1の画像がさらに圧縮されて、一例として0.8Mbpsのレートの画像(フレームV1a)になった場合を示している。この画像を再度圧縮することを本実施形態では「実際のESレートよりも小さなESレートを設定する」と表現している。
【0044】
この場合も、エンコード部21で読出される前のフレームV1aのビット数と読出された後のフレームV1aのビット数とは同一であるが、0.8Mbpsのレートの画像を1Mbpsのレートで読出しているため、フレームV1aの次に所定ビットの無効データ (null packet)が挿入される。この無効データを本実施形態では「間欠部51」と表現している。
【0045】
さて、実際のESレートよりも小さなESレートが設定された(処理32)後、制御回路部16による制御により、シーケンスエンドコード付加部22にてストリームの切替えポイントにシーケンスエンドコードが付加される(処理33)。すなわち、フレームV15の次にシーケンスエンドコードが付加される。
【0046】
次に、制御回路部16による制御により、バッファ部23からフレームデータV1a―V15aが実際のESレート(1Mbps)で読出される(処理34)。これによりフレームデータV15aの次に前述の間欠部51が挿入される(図7(B)参照)。これにより、図7(B)、(C)を参照すると、間欠部51の最後部にTSデータ2−4の2番目のGOPの最初のフレームV1の最前部が配置される位相関係となる。
【0047】
なお、前述したようにストリーム切替え時以外の処理においては、バッファ部23において上記処理に代えて各フレームの次にスタッフィングビットを付加する処理が行われる。
【0048】
次に、バッファ部23から読出されたESデータはTSパケット化部5にてTSデータに変換され、さらにインタフェース部25にて所定のシリアル伝送フォーマットに変換される(処理35)。
【0049】
そして、制御回路部16による制御により、ストリーム切替え部15(図1参照)にてTSデータ1の間欠部51のタイミングにて他のTSデータ2−4への切替えが行われる(処理36)。
【0050】
すなわち、図9の本発明の特徴を示す図に示すように、本発明ではTSデータ1のシーケンスエンドコードを付加したGOP2の次に間欠部51を挿入し、TSデータ1の次のGOP3とTSデータ2−4のGOP3との位相を合わせたため、間欠部51のタイミングでストリームをTSデータ1からTSデータ2−4へ切替えることにより、ストリームの連続性を維持したストリーム切替えが可能となる。したがって、ストリーム切替え時の映像ショックの発生を防止することができる。
【0051】
なお、他の実施形態としてストリーム切替え時にはエンコーダからはシーケンスエンドコードを付加するのみとすることも可能である。その場合、エンコーダ後段に大容量のバッファを準備してシーケンスエンドコードを切替えポイントとして前後のデータを接続する必要がある。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による画像符号化装置は、複数のエンコーダからの出力ストリームのうちの1個または複数個を選択して出力する機能を含む画像符号化装置であって、その装置はストリーム切替え元の出力ストリームに対し、所定GOP(グループオブピクチャー)を他のGOPと切り離し可能に設定するGOP構造設定制御手段と、ストリーム切替え元の出力ストリームに対し、所定GOPの次に間欠部を設ける間欠部設定手段と、前記間欠部のタイミングで前記ストリーム切替え元の出力ストリームを他のストリームに切替えるストリーム切替え手段とを含むため、ストリーム切替え時の映像ショックの発生を防止することが可能となる。
【0053】
また本発明による画像符号化方法も上記画像符号化装置と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像符号化装置の最良の実施の形態の構成図である。
【図2】エンコーダ11の構成図である。
【図3】スタッフィングビットの説明図である。
【図4】GOP構造の一例を示す形式図である。
【図5】各ピクチャの特徴を示す図である。
【図6】本発明に係る画像符号化装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【図7】同装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】ESレートの設定および変更の処理を示す説明図である。
【図9】本発明の特徴を示す図である。
【図10】従来のデジタル放送のチャネル構成の一例の説明図である。
【図11】従来のデジタル放送のチャネル構成の一例の説明図である。
【図12】ストリーム切替え動作の一例の説明図である。
【図13】従来の画像符号化装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像符号化装置
11−14 エンコーダ
15 ストリーム切替え部
16 制御回路部
21 エンコード部
22 シーケンスエンドコード付加部
23 バッファ部
24 TSパケット化部
25 インタフェース部

Claims (8)

  1. 複数のエンコーダからの出力ストリームのうちの1個または複数個を選択して出力する機能を含む画像符号化装置であって、
    ストリーム切替え元の出力ストリームに対し、所定GOP(グループオブピクチャー)を他のGOPと切り離し可能に設定するGOP構造設定制御手段と、
    ストリーム切替え元の出力ストリームに対し、所定GOPの次に間欠部を設ける間欠部設定手段と、
    前記間欠部のタイミングで前記ストリーム切替え元の出力ストリームを他のストリームに切替えるストリーム切替え手段とを含むことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 前記間欠部設定手段は前記ストリーム切替え元の出力ストリームに対し、実際の圧縮レートよりも小さな圧縮レートを設定する圧縮レート再設定手段と、
    前記圧縮レート再設定手段で再圧縮された出力ストリームを実際の圧縮レートで読出す出力ストリーム読出し手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 前記出力ストリームの切替えポイントに切替え指標を付加する切替え指標付加手段を含むことを特徴とする請求項1または2記載の画像符号化装置。
  4. 前記出力ストリームはデジタル放送における出力ストリームであることを特徴とする請求項1から3いずれか記載の画像符号化装置。
  5. 複数のエンコーダからの出力ストリームのうちの1個または複数個を選択して出力する機能を含む画像符号化方法であって、
    ストリーム切替え元の出力ストリームに対し、所定GOP(グループオブピクチャー)を他のGOPと切り離し可能に設定するGOP構造設定制御処理と、
    ストリーム切替え元の出力ストリームに対し、所定GOPの次に間欠部を設ける間欠部設定処理と、
    前記間欠部のタイミングで前記ストリーム切替え元の出力ストリームを他のストリームに切替えるストリーム切替え処理とを含むことを特徴とする画像符号化方法。
  6. 前記間欠部設定処理は前記ストリーム切替え元の出力ストリームに対し、実際の圧縮レートよりも小さな圧縮レートを設定する圧縮レート再設定処理と、
    前記圧縮レート再設定処理で再圧縮された出力ストリームを実際の圧縮レートで読出す出力ストリーム読出し処理とを含むことを特徴とする請求項5記載の画像符号化方法。
  7. 前記出力ストリームの切替えポイントに切替え指標を付加する切替え指標付加処理を含むことを特徴とする請求項5または6記載の画像符号化方法。
  8. 前記出力ストリームはデジタル放送における出力ストリームであることを特徴とする請求項5から7いずれか記載の画像符号化方法。
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