JP2004052232A - Timbering building-up device - Google Patents
Timbering building-up device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004052232A JP2004052232A JP2002206717A JP2002206717A JP2004052232A JP 2004052232 A JP2004052232 A JP 2004052232A JP 2002206717 A JP2002206717 A JP 2002206717A JP 2002206717 A JP2002206717 A JP 2002206717A JP 2004052232 A JP2004052232 A JP 2004052232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoring
- lower half
- holding
- arm
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Shovels (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、山岳トンネル工法によって構築されるトンネルの壁面に支保工を建込むための支保工建込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
山岳トンネル工法でトンネルを構築する際には、切羽上半部を掘削してこの内面に上半支保工を取り付けた後、切羽下半部を掘削して、上半支保工の下方に下半支保工を連結する。
【0003】
従来、上半支保工の下方に下半支保工を建て込む際には、例えば図4(a)〜(c)に示すように、クレーン付き油圧ショベルなどの揚重機械を用い、ワイヤロープなどのロープRで下半支保工Sbを吊り上げて、上半支保工Stの下方へ移動した状態で、人力により下半支保工Sbを上半支保工St直下の位置へ押し上げ、上半支保工StとボルトBで締結した後、ロープRを取り外していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、トンネルの断面が大きい場合には支保工のサイズも大きくなって重量が増すため、人力による押し上げ作業が困難なものとなる。この結果、一つの支保工を設置するためのサイクルタイムが長くなる。
また、下半支保工の運搬中にロープを使用するため、玉掛け作業などの熟練を要する作業が必要となるとともに、クレーンによる下半支保工の移動や、下半支保工移動後のロープの取り外し作業など、危険を伴う作業が多い。
また、切羽において作業員が作業を行うため、落石などによる災害の発生を防止するための監視などに手間と時間とを要する。
【0005】
本発明の課題は、支保工(特に下半支保工)を効率良くかつ安全に取り付けることのできる支保工建込み装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明である支保工建込み装置3は、例えば、図1〜図3に示すように、トンネルの壁面に沿って取り付けられる支保工(下半支保工)を挟持し又解放することが可能な挟持部(クランプ)21と、
装置本体11に取り付けられ、前記挟持部21を保持するとともにこの挟持部21の前記装置本体11に対する角度及び/又は位置を変動させることが可能な腕部(アーム)12,(アタッチメント)2と
を備えることを特徴とする。
【0007】
ここで、挟持部は、角度及び/又は位置を微調整することのできるあそびが付与された状態に腕部に保持されるようにしてもよい。このようにすれば、挟持部によって支保工を挟持し、この支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込んだのち、挟持部を腕部に対して人力などで動かして、その建込み位置を微調整することができる。
また、挟持部に支保工が挟持された状態にロックするロック機能を、装置本体の操縦席の操作器などで操作可能な状態に備えてもよい。このようにすれば、挟持部によって支保工を挟持し、この支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込む際に、支保工が挟持部から外れることを防止できる。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、トンネルの壁面に沿って取り付けられる支保工を挟持し又解放することが可能な挟持部と、装置本体に取り付けられ、挟持部を保持するとともにこの挟持部の装置本体に対する角度及び/又は位置を変動させることが可能な腕部とを備えるので、挟持部によって支保工を挟持し、この支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込むことができる。
【0009】
したがって、下半支保工の建て込み作業においては、下半支保工を支保工建込み装置で上半支保工の下方の所定位置に建て込んだ後、これを上半支保工とボルトなどで締結する作業時のみ、作業員が切羽に立ち入れば済む。したがって、作業員が切羽に立ち入る際の、落石などによる災害の発生を防止するための監視などに要する手間と時間とを削減できる。
【0010】
また、従来のように下半支保工をクレーン付き油圧ショベルなどで吊り上げて運搬するのではなく、挟持部で下半支保工を挟持した状態で腕部を動作させることによって、下半支保工を移動し上半支保工の下方に建て込むので、玉掛け作業などの熟練を要する作業が不要となるとともに、クレーンによる下半支保工の移動や、下半支保工移動後のロープの取り外し作業など、危険を伴う作業を省略できる。
【0011】
また、人力に代えて腕部の動作により下半支保工が建て込まれるので、下半支保工を設置するためのサイクルタイムを短縮できる。この効果は、トンネルの径が大きくなり、支保工の長さや重量が増大するほど、顕著に現れる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、例えば、図2、図3に示すように、請求項1に記載の支保工建込み装置3において、
前記腕部(アーム)12を具備する工事用作業車(油圧ショベル)1と、
前記工事用作業車1の腕部12に取り付けられ、前記挟持部(クランプ)21と、該挟持部21をそれ自身の周りに回転させる回動部22と、該挟持部の前記腕部に対する角度を変動させる可動部23とを具備するアタッチメント2と
を備えることを特徴とする。
ここで、上記工事用作業車としては、例えば油圧ショベルなどのショベルカー、ホイールローダ、ブルドーザ、削岩車などが挙げられる。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるとともに、工事用作業車の腕部に取り付けられるアタッチメントが、挟持部をそれ自身の周りに回転させる回動部と、挟持部の腕部に対する角度を変動させる可動部とを備えているので、挟持部によって支保工を挟持しつつ回動部及び/又は可動部を動作させることで、この支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込むことを確実に行える。
また、回動部及び/又は可動部を適宜動作させることにより、下半支保工の建込み位置を調整することができる。
また、アタッチメントを工事用作業車に取り付けることで、専用の機械を製作せずに、請求項1に記載の発明を容易に実施することができる。
また、この工事用作業車のアタッチメントを付け替え、工事用作業車を地山の掘削など、他の作業に兼用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態に記載の支保工建込み装置3は、図1、図2に示すように、油圧ショベル(工事用作業車)1のアーム(腕部)12先端部に、図3に示すアタッチメント2が取り付けられて構成されたものであり、山岳トンネル工法によって掘進されるトンネルの切羽の上半支保工Stの下方に下半支保工Sbを建て込む(参考:図4参照)ために用いられるものである。
【0015】
アタッチメント2は、図2、図3に示すように、下半支保工Sbを挟持し又解放することが可能なクランプ(挟持部)21と、このクランプ21をアーム12への取付軸Xの周りに回転させる回動部22と、クランプ21を取付軸Xと垂直な軸Yの周りに回転させる可動部23と、本アタッチメント2を油圧ショベル1のアーム12に取り付けるための取付部24とを備えている。
【0016】
具体的には、図3に示すように、クランプ21は、クランプ基部21bに備えられたピン21aに回動自在に取り付けられた一対のハサミ状の部材である。クランプ21は、油圧ジャッキ21Jが伸縮することによって開閉動作し、その先端のグリッパ21gで下半支保工のウェブ部分を挟持するようになっている。
また、ジャッキ21Jにはロードセル(図示省略)が取り付けられており、クランプ21による下半支保工の挟持圧力が所定値以上であるか否かを検知するようになっている。
【0017】
クランプ基部21bは、回動部22を介して可動部23に固定されている。ステッピングモータ22Mが回動することにより、クランプ21が、自身(軸X)の周りに回動するようになっている。
【0018】
また、可動部23は、ピン23aで、アタッチメント基部24に回動自在に取り付けられている。可動部23は、ピン23bに取り付けられた油圧ジャッキ23Jが伸縮することによって、アタッチメント基部24に対してピン23aを回転中心として揺動するようになっている。
【0019】
クランプ21、回動部22、可動部23の動作は、油圧ショベル1の装置本体11に設けられた操作器(図示省略)で操縦可能とされている。また、この操作器には、クランプ21に下半支保工が挟持された状態で、その挟持圧力が所定値以上である状態にロックするロック機能が備えられている。
【0020】
また、回動部22と可動部23が固定された状態において、クランプ21は、その角度及び/又は位置を微調整することのできるあそびが付与された状態に、アーム12に保持されるようになっている。
【0021】
以上、本実施の形態に記載の支保工建込み装置3によれば、トンネルの壁面に沿って取り付けられる下半支保工を挟持し又解放することが可能なクランプ21と、油圧ショベル1の装置本体11に取り付けられ、クランプ21を保持するとともにこのクランプ21の装置本体11に対する角度及び/又は位置を変動させることが可能なアーム12及びアタッチメント2を備えるので、クランプ21によって下半支保工Sbを挟持し、この下半支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込むことができる。
【0022】
したがって、下半支保工の建て込み作業においては、下半支保工を支保工建込み装置3で上半支保工の下方の所定位置に建て込んだ後、これを上半支保工とボルトなどで締結する作業時のみ、作業員が切羽に立ち入れば済む。したがって、作業員が切羽に立ち入る際の、落石などによる災害の発生を防止するための監視などに要する手間と時間とを削減できる。
【0023】
また、従来のように下半支保工をクレーン付き油圧ショベルなどで吊り上げて運搬するのではなく、クランプ21で下半支保工を挟持した状態でアーム11を動作させることによって、下半支保工を移動し上半支保工の下方に建て込むので、玉掛け作業などの熟練を要する作業が不要となるとともに、クレーンによる下半支保工の移動や、下半支保工移動後のロープの取り外し作業など、危険を伴う作業を省略できる。
【0024】
また、人力に代えて腕部の動作により下半支保工が建て込まれるので、下半支保工を設置するためのサイクルタイムを短縮できる。この効果は、トンネルの径が大きくなり、支保工の長さや重量が増大するほど、顕著に現れる。
【0025】
また、クランプ21をそれ自身の周りに回転させる回動部22と、クランプ21のアーム12に対する角度を変動させる可動部23とを備えているので、クランプ21によって下半支保工を挟持しつつ回動部22及び/又は可動部23を動作させることで、この下半支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込むことを確実に行える。
また、回動部22及び/又は可動部23を適宜動作させることにより、下半支保工の建込み位置を調整することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるとともに、挟持部をそれ自身の周りに回転させる回動部と、挟持部の腕部に対する角度を変動させる可動部とを備えているので、挟持部によって支保工を挟持しつつ回動部及び/又は可動部を動作させることで、この支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込むことを確実に行える。
また、回動部及び/又は可動部を適宜動作させることにより、下半支保工の建込み位置を調整することができる。
【0026】
また、クランプ21は、角度及び/又は位置を微調整することのできるあそびが付与された状態にアーム12に保持されているので、クランプ21によって下半支保工を挟持し、この下半支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込んだのち、クランプ21をアーム12に対して人力などで動かして、その建込み位置を微調整することができる。
具体的には、本支保工建込み装置3で下半支保工を上半支保工の下方に建て込んだ後、クランプ21をこれに挟持された下半支保工とともにアーム12に対して人力などで動かすことで、下半支保工と上半支保工のエンドプレートにそれぞれ穿設されたボルト孔の位置が合わされて、下半支保工と上半支保工とをボルトで互いに締結できる。
【0027】
また、クランプ21に下半支保工が挟持された状態にロックするロック機能が備えられているので、クランプ21によって下半支保工を挟持し、この下半支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込む際に、支保工が挟持部から外れることを防止できる。
【0028】
また、本実施の形態に記載のアタッチメント2によれば、これを汎用的な油圧ショベル1に取り付けることで、専用の機械を製作せずに、上記の支保工建込み装置3を容易に構成できる。
また、この油圧ショベル1のアタッチメントを付け替え、油圧ショベル1を地山の掘削など、他の作業に兼用することができる。
【0029】
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
また、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることはもちろんである。
【0030】
また、2つ挟持板のそれぞれ対向する表面にセンサを設け、第1凸部11cおよび第2凸部12cに載置された支保工を、2つの挟持板で挟みつけた際に、このセンサが反応して、自動的に他方の挟持板の移動を止めるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、トンネルの壁面に沿って取り付けられる支保工を挟持し又解放することが可能な挟持部と、装置本体に取り付けられ、挟持部を保持するとともにこの挟持部の装置本体に対する角度及び/又は位置を変動させることが可能な腕部とを備えるので、挟持部によって支保工を挟持し、この支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込むことができる。
【0032】
したがって、下半支保工の建て込み作業においては、下半支保工を支保工建込み装置で上半支保工の下方の所定位置に建て込んだ後、これを上半支保工とボルトなどで締結する作業時のみ、作業員が切羽に立ち入れば済む。したがって、作業員が切羽に立ち入る際の、落石などによる災害の発生を防止するための監視などに要する手間と時間とを削減できる。
【0033】
また、従来のように下半支保工をクレーン付き油圧ショベルなどで吊り上げて運搬するのではなく、挟持部で下半支保工を挟持した状態で腕部を動作させることによって、下半支保工を移動し上半支保工の下方に建て込むので、玉掛け作業などの熟練を要する作業が不要となるとともに、クレーンによる下半支保工の移動や、下半支保工移動後のロープの取り外し作業など、危険を伴う作業を省略できる。
【0034】
また、人力に代えて腕部の動作により下半支保工が建て込まれるので、下半支保工を設置するためのサイクルタイムを短縮できる。この効果は、トンネルの径が大きくなり、支保工の長さや重量が増大するほど、顕著に現れる。
【0035】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるとともに、工事用作業車の腕部に取り付けられるアタッチメントが、挟持部をそれ自身の周りに回転させる回動部と、挟持部の腕部に対する角度を変動させる可動部とを備えているので、挟持部によって支保工を挟持しつつ回動部及び/又は可動部を動作させることで、この支保工を安定的に保持した状態で角度及び/又は位置を変動させて、トンネルの壁面に建て込むことを確実に行える。
また、回動部及び/又は可動部を適宜動作させることにより、下半支保工の建込み位置を調整することができる。
また、アタッチメントを工事用作業車に取り付けることで、専用の機械を製作せずに、請求項1に記載の発明を容易に実施することができる。
また、この工事用作業車のアタッチメントを付け替え、工事用作業車を地山の掘削など、他の作業に兼用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る支保工建込み装置の一例を示す概略図である。
【図2】本発明に係る支保工建込み装置の一例を前方から見た概略図である。
【図3】本発明に係る支保工建込み装置の一例において用いられるアタッチメントの正面図である。
【図4】従来の下半支保工の建込み手順を示す概略図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル(工事用作業車)
2 アタッチメント
3 支保工建込み装置
11 装置本体
12 アーム(腕部)
21 挟持部(クランプ)
22 回動部
23 可動部
Sb 下半支保工
St 上半支保工
W トンネルの壁面[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a shoring construction device for shoring a shoring on a wall surface of a tunnel constructed by a mountain tunnel method.
[0002]
[Prior art]
When constructing a tunnel by the mountain tunnel method, the upper half of the face is excavated, the upper half support is attached to this inner surface, and the lower half of the face is excavated, and the lower half is Connect Shoring.
[0003]
Conventionally, when a lower half support is erected below an upper half support, for example, as shown in FIGS. 4A to 4C, a lifting machine such as a hydraulic excavator with a crane is used, and a wire rope or the like is used. The lower half shoring Sb is lifted by the rope R, and the lower half shoring Sb is manually pushed up to a position immediately below the upper half shoring St while being moved below the upper half shoring St. And the bolt R, the rope R was removed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the cross section of the tunnel is large, the size of the shoring increases and the weight increases, which makes it difficult to perform the lifting work by human power. As a result, the cycle time for installing one shoring increases.
In addition, since ropes are used during the transportation of the lower shoring, work requiring skill such as slinging is required, and the lower shoring is moved by a crane and the rope is removed after the lower shoring is moved There are many dangerous operations such as work.
In addition, since the worker performs work at the face, it takes time and effort to perform monitoring for preventing occurrence of a disaster such as falling rocks.
[0005]
An object of the present invention is to provide a shoring installation device to which a shoring (particularly, a lower half shoring) can be efficiently and safely attached.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a
Arms (arms) 12 and (attachments) 2 attached to the device
[0007]
Here, the holding portion may be held by the arm portion in a state in which play is provided in which the angle and / or the position can be finely adjusted. With this configuration, the support is held by the holding portion, the angle and / or the position are changed while the support is stably held, and the support is stood on the wall of the tunnel. The position of the building can be fine-adjusted by moving it manually.
Further, a lock function for locking the support in a state where the supporter is held by the holding portion may be provided in a state in which the lock can be operated by an operating device of a cockpit of the apparatus main body. According to this structure, when the supporter is clamped by the holding portion and the angle and / or the position is changed while the supporter is stably held, and the supporter is built on the wall surface of the tunnel, the supporter holds the supporter. Can be prevented from coming off.
[0008]
According to the first aspect of the present invention, a holding portion capable of holding and releasing a shoring attached along the wall surface of the tunnel, and a holding portion attached to the apparatus main body for holding the holding portion and holding the holding portion And an arm capable of changing the angle and / or the position of the support body with respect to the apparatus main body, so that the supporter is held by the holding portion, and the angle and / or the position is changed while the supporter is stably held. Then, it can be built on the wall of the tunnel.
[0009]
Therefore, in the work of lower half shoring, the lower half shoring is erected at a predetermined position below the upper half shoring with the shoring erection device, and then fastened to the upper half shoring with bolts etc. It is only necessary for the worker to enter the face only when performing the work. Therefore, when the worker enters the face, labor and time required for monitoring for preventing occurrence of a disaster due to falling rocks and the like can be reduced.
[0010]
Also, instead of lifting the lower half support with a hydraulic shovel with a crane and transporting it as in the past, the lower half support is operated by holding the lower half support at the holding part, Since it moves and is built below the upper half support, it does not require skilled work such as slinging work, while moving the lower half support by crane and removing the rope after moving the lower support. Dangerous work can be omitted.
[0011]
Further, since the lower half support is built by the operation of the arm instead of the human power, the cycle time for installing the lower half support can be shortened. This effect becomes more pronounced as the diameter of the tunnel increases and the length and weight of the shoring increases.
[0012]
The invention according to
A construction work vehicle (hydraulic shovel) 1 including the arm portion (arm) 12;
The holding part (clamp) 21 attached to the
Here, examples of the construction work vehicle include a shovel car such as a hydraulic shovel, a wheel loader, a bulldozer, and a rock drill.
[0013]
According to the second aspect of the invention, the same effect as the first aspect of the invention can be obtained, and the attachment attached to the arm of the construction work vehicle rotates the holding portion around itself. Since the rotating portion and the movable portion that changes the angle of the holding portion with respect to the arm portion are provided, the rotating portion and / or the movable portion are operated while holding the support by the holding portion. The angle and / or the position can be changed while the is stably held, so that it can be reliably installed on the wall surface of the tunnel.
In addition, by appropriately operating the rotating part and / or the movable part, the erected position of the lower half support can be adjusted.
In addition, by attaching the attachment to the construction work vehicle, the invention according to
Further, the attachment of the construction work vehicle can be changed, and the construction work vehicle can be used for other work such as excavation of the ground.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, the
[0015]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0016]
Specifically, as shown in FIG. 3, the
A load cell (not shown) is attached to the
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The operations of the
[0020]
Also, in a state where the
[0021]
As described above, according to the shoring
[0022]
Therefore, in the lower half shoring work, after the lower half shoring is erected at a predetermined position below the upper half shoring by the shoring
[0023]
Also, instead of lifting and carrying the lower half support by a hydraulic excavator with a crane or the like as in the related art, the lower half support is operated by operating the
[0024]
Further, since the lower half support is built by the operation of the arm instead of the human power, the cycle time for installing the lower half support can be shortened. This effect becomes more pronounced as the diameter of the tunnel increases and the length and weight of the shoring increases.
[0025]
In addition, since the
In addition, by appropriately operating the
According to the second aspect of the invention, the same effect as that of the first aspect of the invention can be obtained, and the angle between the rotating portion for rotating the holding portion around itself and the arm portion is set. Since the movable portion is provided with a movable portion, the rotating portion and / or the movable portion are operated while holding the support by the holding portion, so that the angle and / or the position of the support can be stably held. Can be reliably changed to be built on the wall of the tunnel.
In addition, by appropriately operating the rotating part and / or the movable part, the erected position of the lower half support can be adjusted.
[0026]
Further, since the
Specifically, after the lower half shoring is erected below the upper half shoring by the present shoring and
[0027]
Further, since the
[0028]
Further, according to the
In addition, the attachment of the
[0029]
It should be noted that the present invention is not limited to the above embodiment, and various improvements and design changes may be made without departing from the spirit of the present invention.
In addition, it goes without saying that the specific detailed structure and the like can be appropriately changed.
[0030]
Further, a sensor is provided on each of the opposing surfaces of the two holding plates, and when the support placed on the first convex portion 11c and the second convex portion 12c is sandwiched between the two holding plates, this sensor is used. In response, the movement of the other holding plate may be automatically stopped.
[0031]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, a holding portion capable of holding and releasing a shoring attached along the wall surface of the tunnel, and a holding portion attached to the apparatus main body for holding the holding portion and holding the holding portion And an arm capable of changing the angle and / or the position of the support body with respect to the apparatus main body, so that the supporter is held by the holding portion, and the angle and / or the position is changed while the supporter is stably held. Then, it can be built on the wall of the tunnel.
[0032]
Therefore, in the work of lower half shoring, the lower half shoring is erected at a predetermined position below the upper half shoring with the shoring erection device, and then fastened to the upper half shoring with bolts etc. It is only necessary for the worker to enter the face only when performing the work. Therefore, when the worker enters the face, labor and time required for monitoring for preventing occurrence of a disaster due to falling rocks and the like can be reduced.
[0033]
Also, instead of lifting the lower half support with a hydraulic shovel with a crane and transporting it as in the past, the lower half support is operated by holding the lower half support at the holding part, Since it moves and is built below the upper half support, it does not require skilled work such as slinging work, while moving the lower half support by crane and removing the rope after moving the lower support. Dangerous work can be omitted.
[0034]
Further, since the lower half support is built by the operation of the arm instead of the human power, the cycle time for installing the lower half support can be shortened. This effect becomes more pronounced as the diameter of the tunnel increases and the length and weight of the shoring increases.
[0035]
According to the second aspect of the invention, the same effect as the first aspect of the invention can be obtained, and the attachment attached to the arm of the construction work vehicle rotates the holding portion around itself. Since the rotating portion and the movable portion that changes the angle of the holding portion with respect to the arm portion are provided, the rotating portion and / or the movable portion are operated while holding the support by the holding portion. The angle and / or the position can be changed while the is stably held, so that it can be reliably installed on the wall surface of the tunnel.
Further, by appropriately operating the rotating part and / or the movable part, the erected position of the lower half support can be adjusted.
In addition, by attaching the attachment to the construction work vehicle, the invention according to
Further, the attachment of the construction work vehicle can be changed, and the construction work vehicle can be used for other work such as excavation of the ground.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing an example of a shoring installation device according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic view of an example of a shoring installation device according to the present invention as viewed from the front.
FIG. 3 is a front view of an attachment used in an example of the shoring installation device according to the present invention.
FIG. 4 is a schematic view showing a conventional lower half support erection procedure.
[Explanation of symbols]
1 hydraulic excavator (work vehicle for construction)
2
21 Holding part (clamp)
22
Claims (2)
装置本体に取り付けられ、前記挟持部を保持するとともにこの挟持部の前記装置本体に対する角度及び/又は位置を変動させることが可能な腕部と
を備えることを特徴とする支保工建込み装置。A holding portion capable of holding and releasing a shoring installed along the wall of the tunnel,
An arm mounted on the device main body, the arm holding the holding portion and being capable of changing an angle and / or a position of the holding portion with respect to the device main body.
前記腕部を具備する工事用作業車と、
前記工事用作業車の腕部に取り付けられ、前記挟持部と、該挟持部をそれ自身の周りに回転させる回動部と、該挟持部の前記腕部に対する角度を変動させる可動部とを具備するアタッチメントと
を備えることを特徴とする支保工建込み装置。The shoring installation device according to claim 1,
A construction work vehicle having the arm portion,
Attached to the arm portion of the construction work vehicle, the holding portion includes a holding portion, a rotating portion that rotates the holding portion around itself, and a movable portion that changes an angle of the holding portion with respect to the arm portion. And an attachment for mounting.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002206717A JP2004052232A (en) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | Timbering building-up device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002206717A JP2004052232A (en) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | Timbering building-up device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004052232A true JP2004052232A (en) | 2004-02-19 |
Family
ID=31931371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002206717A Pending JP2004052232A (en) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | Timbering building-up device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004052232A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020016128A (en) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 前田建設工業株式会社 | Connection method and connection structure of tunnel support |
JP2021092025A (en) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | 五洋建設株式会社 | Openable/closable timbering and using method of openable/closable timbering |
JP2021173080A (en) * | 2020-04-27 | 2021-11-01 | 株式会社大林組 | Timbering installation device |
-
2002
- 2002-07-16 JP JP2002206717A patent/JP2004052232A/en active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020016128A (en) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 前田建設工業株式会社 | Connection method and connection structure of tunnel support |
JP7147118B2 (en) | 2018-07-27 | 2022-10-05 | 前田建設工業株式会社 | Connection method and connection structure of tunnel shoring |
JP2021092025A (en) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | 五洋建設株式会社 | Openable/closable timbering and using method of openable/closable timbering |
JP7344107B2 (en) | 2019-12-06 | 2023-09-13 | 五洋建設株式会社 | Retractable shoring and how to use retractable shoring |
JP2021173080A (en) * | 2020-04-27 | 2021-11-01 | 株式会社大林組 | Timbering installation device |
JP7425440B2 (en) | 2020-04-27 | 2024-01-31 | 株式会社大林組 | Shoring installation equipment |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004052232A (en) | Timbering building-up device | |
US20130301284A1 (en) | Device for fixing warning lamp of a construction machine | |
JP2008240286A (en) | Hydraulic shovel | |
JP2995451B2 (en) | Iron plate gripping device | |
KR101131524B1 (en) | Safety apparatus of gripper for a excavator | |
JPH0674587B2 (en) | Rotational reaction force removing device for casing driver | |
KR101300877B1 (en) | Safety apparatus of gripper for a excavator | |
JPH05118053A (en) | Earthwork machine for slope face and the like | |
JP3449478B2 (en) | Tunnel working equipment | |
JP2011106118A (en) | Working apparatus for construction machine | |
JP4339061B2 (en) | Suspended attachment attachment / detachment device and handling machine | |
JPH0953251A (en) | Excavation working car | |
JP2013023940A (en) | Cutter device for demolition and demolition device having the same | |
JPH11152767A (en) | Attachment/detachment supporting device of hydraulic shovel excavator | |
JP3482363B2 (en) | Work machine coupling device such as telescopic arm | |
JP3020083B2 (en) | Hydraulic excavator attachment and detachment aid for attachments | |
JP2511852Y2 (en) | A suspender that inclines and suspends an arcuate concrete segment. | |
JP2001090462A (en) | Scaffold for work, for casing driver | |
JPH0349152Y2 (en) | ||
JP2509231Y2 (en) | Hydraulic excavator with crane device | |
JPH1037228A (en) | Hook mounting mechanism with power shovel basket | |
JPH0452273Y2 (en) | ||
JP2006131318A (en) | Working machine | |
JP2001159149A (en) | Mounting structure of load-hanging hook for power shovel | |
JP2589416Y2 (en) | Hydraulic excavator for expanding diameter tunnel construction |