JP2003335956A - 光拡散性樹脂組成物 - Google Patents
光拡散性樹脂組成物Info
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Abstract
って拡散光に生じる色の差が抑制された光拡散性樹脂組
成物を提供する。 【解決手段】 基材樹脂に光拡散剤として平均粒子径1
〜30μmの樹脂微粒子を分散させた光拡散性樹脂組成
物であって、該樹脂微粒子が、フッ素含有(メタ)アクリ
ル酸エステル80〜99.9質量%、架橋性単量体0.
1〜20質量%および他の単量体0〜19.9質量%か
らなり、基材樹脂の屈折率よりも低い屈折率を有するこ
とを特徴とする光拡散性樹脂組成物。
Description
物に関し、より詳しくは優れた光拡散性を有するととも
に、角度によって拡散光に生じる色の差が抑制された照
明カバー、各種ディスプレイなどに好適に用いられる光
拡散性樹脂組成物に関する。
どに用いられている光拡散性部材としては、無機系ある
いは有機系の微粒子を基材樹脂である透明合成樹脂中に
分散させた材料を成形したものが一般に使用されてい
る。該光拡散性部材は、透明性を有する基材樹脂とこれ
に分散させた微粒子との屈折率差により、基材樹脂と微
粒子との界面で光線を散乱あるいは反射させ、光拡散性
を持たせる方法が広く用いられている。この場合の透明
樹脂としては、メタクリル樹脂、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル等が通常用いられている。
品においては、より明るくかつ均一であることが強く求
められているため、これらの商品に用いられる光拡散性
材料には、より光を透過し、かつ光を十分に拡散させる
性能が必要となる。
能に優れるという相反する性能を兼ね備える部材を得る
方法として、例えば、酸化チタン、ガラス等の無機微粒子
やポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン等の架橋有機
微粒子を光拡散剤として基材樹脂に配合する方法が検討
されている。しかしながら、光拡散剤として無機微粒子
を使用した場合には、光線透過率が低下しやすい、成形
時の機械破損などを招きやすい、均一に光が拡散しない
などの問題が発生する場合がある。また、有機微粒子と
してポリメタクリル酸メチル架橋微粒子を用い、これを
基材樹脂であるメタクリル樹脂に添加した場合には、光
線透過率は向上するものの、両者の屈折率差が小さくな
り満足できる光拡散性が得られないという問題点があっ
た。一方、有機微粒子としてポリスチレン架橋微粒子を
用いた場合には、該有機微粒子と基材樹脂としてのメタ
クリル樹脂との屈折率差が大きいので光拡散性は高くな
るものの、ポリスチレン架橋微粒子のアッベ数が小さい
ので該架橋微粒子とメタクリル樹脂とのアッベ数の差が
大きくなり、拡散光は見る角度によって色の差が生じて
しまうといった問題点があった。
は、メタクリル樹脂に、メチルメタクリレート、スチレ
ンおよびアルキルアクリレートからなり特定のパラメー
ターを満足する架橋樹脂微粒子を分散させることによ
り、優れた光拡散性を持ち、正面輝度が高い光拡散性樹
脂が得られることが提案されている。しかしながら、こ
のような光拡散性樹脂は、メタクリル樹脂にポリスチレ
ン架橋微粒子を分散させたものに比べて正面輝度は向上
しているが、光拡散性は必ずしも満足できるものではな
く、市場の要求により更なる改良が求められているとい
うのが実状である。
範囲の屈折率差と粒径を有する架橋ポリマー粒子を含有
させる方法(特開昭63−291001号公報、特開昭
63−291002号公報等参照)、特定の構造と粒径
を有するシリコーン樹脂粒子を含有させる方法(特開平
1−172801号公報、特開平3−207743号公
報、特開平3−294348号公報等参照)なども提案
されているが、これらの場合においても、透明性、拡散
性(特に見る角度によって見える色の差)などの性能の
点で市場の要求を十分満足しているとは言いがたい状況
にあった。
をさらに高める要求が強く、照明カバーや各種ディスプ
レイに用いた場合、光拡散面の明るさの不均一性がない
ことが要求されると共に、光源のイメージが透けて見え
ないことも重要なポイントとなってきている。
は、優れた光拡散性を有するとともに、角度によって拡
散光に生じる色の差が抑制された、照明カバー、各種デ
ィスプレイなど光の拡散を目的とする部材に適した樹脂
組成物を提供することを目的とする。
を解決すべく鋭意検討した結果、基材樹脂よりも低い屈
折率を有し、かつ基材樹脂のアッベ数との差が小さい樹
脂微粒子を光拡散剤として用いることが有効であること
を見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発
明は、 1) 基材樹脂に光拡散剤として平均粒子径1〜
30μmの樹脂微粒子を分散させた光拡散性樹脂組成物
であって、該樹脂微粒子が、フッ素含有(メタ)アクリル
酸エステル80〜99.9質量%、架橋性単量体0.1
〜20質量%、および他の単量体0〜19.9質量%か
らなり、基材樹脂の屈折率よりも低い屈折率を有するこ
とを特徴とする光拡散性樹脂組成物である。また、本発
明は 2) 基材樹脂がメタクリル樹脂であり、樹脂微
粒子の屈折率が1.40〜1.46である上記1)記載
の光拡散性樹脂組成物;および該樹脂微粒子が膜乳化重
合法により得られた粒子である前記に記載の光拡散性樹
脂組成物である。さらに、本発明は、 3) 上記1)または2)記載の光拡散性樹脂組
成物からなる成形体である。
本発明に用いられる基材樹脂としては、特に制限され
ず、例えばメタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ス
チレン系樹脂、塩化ビニル樹脂等が挙げられる。これら
のうち、透明性などの点でメタクリル樹脂が好ましく用
いられる。該メタクリル樹脂は、メタクリル酸メチル単
独重合体、メタクリル酸メチルを主体としこれとアクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピ
ル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチル、アク
リロニトリル、無水マレイン酸、スチレン、α―メチル
スチレンなどの共重合可能なモノマーとの共重合体など
が挙げられるが、基材樹脂中に含まれるメタクリル酸メ
チルの割合は50質量%以上であることが好ましく、8
0質量%であることがより好ましい。
フッ素含有(メタ)アクリル酸エステル、架橋性単量体
および所望により他の単量体からなり、例えば、フッ素
含有(メタ)アクリル酸アルキルエステルを架橋性単量
体の存在下に、若しくは架橋性単量体と他の単量体の存
在下に共重合させて得られる架橋ビニル系共重合体から
なる微粒子である。
しては、特に限定されないが、例えば、フッ素含有(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル(ペルフルオロアルキ
ル(メタ)アクリレート)が好ましく、具体的にはトリ
フルオロエチルメタクリレート、オクタフルオロペンチ
ルメタクリレート等のメタクリル酸ペルフルオロアルキ
ル(ペルフルオロアルキルメタクリレート)、トリフル
オロエチルアクリレート、テトラフルオロプロピルアク
リレート等のアクリル酸ペルフルオロアルキル(ペルフ
ルオロアルキルアクリレート)等が挙げられる。これら
は1種又は2種以上で用いられるが、これらのうち、ト
リフルオロエチルメタクリレート、トリフルオロエチル
アクリレートが好ましく用いられる。
ルは、用いる単量体の全量に対して80〜99.9質量
%の範囲で用いることが必要であり、82〜99質量%
の範囲で用いることが好ましく、84〜96質量%の範
囲で用いることがより好ましい。フッ素含有(メタ)ア
クリル酸エステルの配合量が80質量%未満であると、
例えば基材樹脂にメタクリル樹脂を用いた場合、該基材
樹脂との屈折率差が小さくなり、満足できる光拡散性が
得られないのため、これを照明カバーや各種ディスプレ
イに用いた場合には光源のイメージを消失させることが
不十分となる。
れないが、2個以上の不飽和基を有することが好まし
く、例えば、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジ
メタクリレート、1,3−ブチレングリコールジメタク
リレート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、アリルメタクリレートなどのジビニル系単量体ある
いはトリビニル系単量体などを挙げることができる。こ
れらは1種または2種以上で用いることができるが、ジ
ビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレートなどが
好ましく用いられる。上記架橋性単量体は、用いる単量
体の総量に対して、0.1〜20質量%の範囲で用いる
ことが必要であり、1〜18質量%の範囲で用いること
が好ましく、4〜16質量%の範囲で用いることがより
好ましい。架橋性単量体の配合量が0.1質量%未満で
ある場合には、製造された樹脂微粒子が十分架橋されて
おらず、基材樹脂と溶融混合した際にその形状を十分に
保持することができない場合があり好ましくない。
架橋性単量体などと共重合可能な他の単量体としては、
特に限定されず、例えば、他のエチレン性不飽和単量体
を挙げることができ、より具体的には、エチレン、プロ
ピレン、イソブチレン等のオレフィン類;塩化ビニル、
フッ化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニリデン等の
ハロゲン化オレフィン類;ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニル等のビニルエ
ステル類;スチレン、α−メチルスチレン、p−スチレ
ンスルホン酸またはそのナトリウム塩、カリウム塩等の
スチレン系単量体;アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ルなどのアクリル酸エステル類;メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチルなどのメタクリル酸エステル類;N
−ビニルピロリドン等を挙げることができる。これらの
他の単量体は、これらを単独で用いることもできるし、
これらの混合物を用いることもできる。例えば、基材樹
脂としてメタクリル樹脂を用いる場合には、基材樹脂と
近いアッベ数を有するメタクリル酸メチルを他の単量体
として用いることが好ましい。上記他の単量体は、本発
明に用いる樹脂微粒子において必須の成分ではないが、
通常0〜19.9質量%の範囲で用いられ、好ましくは
0〜17質量%の範囲、より好ましくは2〜12質量%
の範囲で用いられる。
微粒子は、楕円球状ないし球状形状にわたる形態がであ
ることが好ましく、球状であることがより好ましい。ま
たその平均粒子径は1〜30μmの範囲であることが必
要であり、2〜20μmの範囲であることが好ましく、
2〜10μmであることがより好ましい。樹脂微粒子の
平均粒子径が1μmより小さい場合には、これを基材樹
脂中に分散させて得られる樹脂組成物は、短波長の光を
選択的に散乱するため、透過光が黄色を帯びやすく好ま
しくない。一方、平均粒子径が30μmを超えると、こ
れを基材樹脂中に分散させて得られる樹脂組成物は、光
拡散性が低下し、光が樹脂を透過したときに樹脂粒子が
異物として目視されやすくなるので好ましくない。な
お、本明細書でいう平均粒子径とは、後述するように写
真を用いた実測によって得られる数平均粒子径を意味す
る。
のバランスに優れ、成形体とした場合に成形体の部位に
よる光源の像が透けて見えないように、粒子径がある範
囲内で揃っていることが好ましい。このため、例えば、
良好な粒子径分布を示す指標として後述する変動係数
(CV値)が、50%以下であることが好ましく、20
%以下であることがより好ましい。
基材樹脂の屈折率よりも低い屈折率を有するものである
ことが必要である。樹脂微粒子の屈折率が基材樹脂の屈
折率よりも大きい場合には、光拡散性は高くなるもの
の、基材樹脂と樹脂粒子とのアッベ数の差が大きくな
り、拡散光が見る角度によって色の差が生じやすくなり
好ましくない。このため、基材樹脂と樹脂微粒子との屈
折率の差は、通常小さ過ぎたり、大きすぎたりしないも
のが好ましく、例えば、メタクリル樹脂を基材樹脂とし
て用いた場合には、樹脂微粒子の屈折率は1.40〜
1.46程度のものを用いることが好ましい。
濁重合にて製造することができるが、その製造方法につ
いては、特に制限はなく、例えば、バッチ式の反応釜内
で、粒子形成から重合完結まで一貫して行う方法;連続
的に単量体混合物を造粒機に供給し、所望の大きさの液
滴群を有する懸濁液を得る工程と、その造粒機から懸濁
液を取り出して、重合槽中に導き、重合反応を完結させ
て重合体粒子を得る工程とからなる懸濁重合法(例え
ば、特開平6−157619号公報参照);単量体混合
物の分散を行う工程と、その工程で得られた分散化物を
水中に添加して重合させる工程とを含む懸濁重合方法
(例えば、特開平6−211907号公報参照);シラ
ス・ポーラス・グラス(SPG)法を用い、分散相とな
るべき単量体混合物を、細孔を有するミクロ多孔体膜を
通して連続相となる水相液中に圧入することにより、所
望の均一な粒子径を有する懸濁液を得る工程(特開平2
−95433号公報参照)と、該懸濁液を重合槽中に導
き、重合反応を完結させて重合体粒子を得る工程とから
なる懸濁重合法などの方法で行うことができる。これら
の方法のうち、最後に記載した方法、いわゆる膜乳化重
合法により製造する方法が、樹脂微粒子の粒子径を狭い
範囲に揃えることができ、光拡散性に優れかつ光源イメ
ージの透過を防ぐことができるなどの観点から好ましく
採用される。
により製造する際に使用される重合開始剤としては、例
えば過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイルなどの過酸化
アシロイル;クメンハイドロパーオキサイド、t−ブチ
ルパーベンゾエート、i−プロピルパーアセテートなど
のアルキル過酸エステル;ジt−ブチルパーオキサイド
などのジアルキルパーオキサイド;アゾビスイソブチロ
ニトリル、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル、
2,2−アゾビスー2,4−ジメチルバレロニトリルな
どのアゾビスアシロニトリルなどを挙げることができ
る。また、上記以外に、過酸化物と還元剤を組み合わせ
たレドックス系重合開始剤、α,α−ジメトキシ−α−
モノフォリノーメチルチオフェニルアセトフェノン、
2,4,6−トリメチルベンゾイルホスフィンオキシ
ド、ベンゾフェノン、チオキサンソン、テトラメチルチ
ウラムモノサルファイドなど光重合開始剤も使用するこ
とができる。上記重合開始剤の使用量は、用いる単量体
の合計量100質量部に対して通常0.05〜10質量
部、好ましくは0.5〜3質量部である。
濁重合において製造する際に用いる溶媒としては、通常
水が用いられるが、エチレングリコール、グリセリンエ
タノール、メタノール等を用いることもでき、またこれ
らを併用することもできる。また、上記溶媒に界面活性
剤、懸濁安定剤などを添加することが好ましい。特に懸
濁安定剤を使用した場合には、重合時に凝集物の発生が
少なく、より均一な粒子径のポリマー粒子を得ることが
でき好ましい。
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、ナフタレ
ンスルホン酸のホルマリン縮合物などのアニオン系界面
活性剤;アルキルアンモニウム塩、アルキルベンジルア
ンモニウム塩、ベタイン、イミダゾリウムベタイン、レ
シチンなどのカチオン系界面活性剤;ポリオキシエチレ
ンノニルフェノールエーテル、ポリエチレングリコール
モノステアレート、ソルビタンモノステアレートなどの
非イオン系界面活性剤などが挙げられる。これらの界面
活性剤の使用量は、懸濁液の安定性などの観点から、使
用する溶媒全量に対して通常0.1〜10質量%の範囲
で用いることが好ましい。また上記懸濁安定剤として
は、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルビロリ
ドン、ポリエチレングリコールなどの親水性合成高分子
物質;カルボキシメチルセルロースなどの親水性半合成
高分子物質などの有機系懸濁安定剤;マグネシウム、バ
リウム、カルシウムなどのリン酸塩、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、亜鉛華、酸化アルミニウム、水酸化
アルミニウムなどの無機系懸濁安定剤などを挙げること
ができる。これらの懸濁安定剤の添加量は、懸濁液の安
定性などの観点から、連続相液全量に対して通常0.1
〜20質量%の範囲で用いることが好ましい。
は、生産性、粒子径の均質性などの観点から、水系溶媒
100質量部に対して、通常1〜100重量部であり、
1〜30質量部であることが好ましい。
としては、特に限定されず、例えば、基材樹脂ペレット
に予め樹脂微粒子を混合してこれを押出成形又は射出成
形してペレットなどの形態で光拡散性樹脂組成物とする
方法;基材樹脂を押出又は射出成形する際に樹脂微粒子
を添加し成形してペレットなどの形態で光拡散性樹脂組
成物とする方法;一度基材樹脂と樹脂微粒子とをマスタ
ーバッチ化した後に再度基材樹脂とマスターバッチ品と
を押出又は射出成形してペレットなどの形態で光拡散性
樹脂組成物とする方法が採用することができる。樹脂微
粒子の基材樹脂への添加割合は、本発明の効果が奏され
るかぎり少量であってもよく、特に限定されないが、基
材樹脂100質量部に対して通常0.5〜10質量部、
好ましくは1〜8質量部である。
脂組成物は、通常の熱可塑性樹脂に適用されるような各
種の成形方法に供することができ、それによって任意の
形状・寸法の成形体を製造することができる。かかる成
形方法としては、特に制限されず、例えば、押出成形、
射出成形、ブロー成形、カレンダー成形、プレス成形、
溶融紡糸などの各種の成形法が採用可能である。また、
本発明に用いる樹脂微粒子を直接キャスト成形時に基材
樹脂形成モノマーに添加混合し、板、フィルム、他の成
形体などに重合・成形することもできる。また、得られ
る成形体の製品としての商品価値を高めるために、本発
明の目的を達成する範囲内で他の添加剤、例えば無機顔
料や光安定剤等を少量添加することができる。また製品
である成形体の輝度調整等を目的として、成形体の表面
にマット、プリズム、光学パターン等の加工を施すこと
も可能である。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。なお、実施例中、特に断りのない限り「%」および
「部」はそれぞれ「質量%」および「質量部」である。
評価方法を以下に示す。 (1)樹脂微粒子の数平均粒子径及び変動係数(CV
値) 実施例および比較例によって得られた樹脂微粒子を走査
型電子顕微鏡(SEM)にて観察し、得られた写真を用
いて粒子数200個の粒子径を実測することにより、数
平均粒子径、数平均粒子径に対する標準偏差を算出し
た。また、粒子径分布の指標として、百分率(%)で示
される変動係数(CV値)は次式により求めた。 CV=(数平均粒子径に対する標準偏差/数平均粒子
径)×100
イズ値) 成形試験片の一般光学特性(全光線透過率及びヘイズ
値)は、ヘイズメータ(DIGITAL HAZE C
OMPUTER;スガ試験機(株)社製)を用いて測定
した。
測定した。 照明光源:冷陰極管(表面輝度:11430cd/cm
2)を1本用いた。 測定配置及び測定方法:冷陰極管表面から5mm離して
幅50mmの成形試験片を設置し、更に成形試験片表面
から1m離れた位置に輝度計(BM−5A;(株)トプ
コン社製)を固定し、正面輝度を測定した。
目視にて光源イメージの消失状況を観察し、下記のよう
に記号○、△、×で評価した。 〇:光源イメージが消失したもの △:光源イメージがぼやけたもの ×:光源形状が、はっきり認識できるもの
のような光源を用いて下記配置・方法で測定した。 光源:照明光源PHL−50(メジロ プレシジョン社
製)を用いた。 測定配置:光源からの光を平行光とするため照明光源か
ら70mm離してレンズを設置した。該レンズから50
mm離して成形試験片(縦120mm×横120mm×
厚み2mmの平板)を回転ステージ上に固定設置し、更
に成形試験片表面から700mm離れた位置に輝度計
(BM−5A;(株)トプコン社製)を固定した。 測定方法:照明光源と輝度計を結んだ線を中心線とし、
該中心線に対して垂直方向に成形試験片を固定(2mm
板厚方向を光が透過するように固定)し、該角度を0度
とした。この状態の輝度及び色温度を測定し、次に回転
ステージを回転走査させながら、成形試験片の輝度値お
よび色温度を5度間隔で測定した。 次いで、輝度比率は、上記により5度間隔で求めた輝度
値を角度0度で求めた輝度値で除して百分率(%)で求
めた。
ー成分100部に、2,2−アゾビス−2,4−ジメチ
ルバレロニトリル1部を溶解させた。この溶解物を縦1
50mm×横50mm×厚さ1mmのガラスモールド中
に注入した後、40℃から80℃まで5時間かけて昇温
させつつ重合させ、さらに100℃で1時間重合させ
た。得られた重合体を冷却後、ガラスモールドから剥離
して、屈折率試験片を得た。該試験片を屈折計(RX−
2000;アタゴ社製)を使用して測定し、得られた屈
折率を樹脂微粒子の屈折率とした。
mm×厚さ1mmの金型中に挿入した後、成形温度23
0℃で圧縮成形(卓上テストプレス、神藤金属工業所)
し、得られた成形体を冷却後、金型から取り出して、屈
折率試験片を得た。該試験片を屈折計(RX−200
0;アタゴ社製)を使用して基材樹脂の屈折率として測
定した。
整した。 蒸留水 450g ポリビニルアルコール 2.93g (PVA−217;(株)クラレ社製) ラウリル硫酸ナトリウム 0.15g 硫酸水素ナトリウム 0.23g 亜硝酸ナトリウム 0.375g (3)円筒状多孔質ガラス(細孔径0.54μm、直径
10mm、長さ20mm)を装着した膜モジュールA、
窒素ガスボンベB、分散相液貯蔵タンクC、連続相液循
環タンクDなどからなる膜乳化装置(図1)の各タンク
に分散相液及び連続相液を投入した後に、多孔質ガラス
の内部に連続相液を流通させ、次いで円筒状多孔質ガラ
スの外側から分散相液を0.095MPa(95KP
a)の圧力差で円筒内部に圧入し、エマルジョンを得
た。このようにして得られたエマルジョンを容量100
0mlのセパラブルフラスコに入れ、窒素雰囲気下にお
いて回転数130rpmで懸濁液を攪拌しながら、温度
75℃で6時間にわたり重合を行い、樹脂微粒子を製造
した。得られた樹脂微粒子の分散液を一日放置後デカン
テーションし、洗浄、脱水、乾燥して樹脂微粒子(P−
1)を単離した。得られた樹脂微粒子の数平均粒子径は
5.5μm、変動係数(CV値)は16.0%、屈折率
は1.440であり、また該微粒子は真球粒子であるこ
とが確認された。この反応における重合収率(モノマー
仕込み量に対するポリマー収量)は99%であった。ま
た、該樹脂微粒子を用いて、下記のように成形試験片を
作製し、得られた成形試験片の評価を行い、得られた全
光線透過率、ヘイズ、正面輝度およびを光源イメージの
消失状況を表1に、輝度比率の角度依存性を表2に、ま
た色温度の角度依存性を表3にそれぞれ示す。
粒子(P−1)2.4g、メタクリル樹脂(パラペット
EH;(株)クラレ社製;屈折率1.495)57.6
gを混合調製し、ラボプラストミル(LABO PLA
STOMILL;(株)東洋精機製作所社製)を用いて
230℃、8min、60rpmの条件下で溶融混練し
光拡散性樹脂組成物を作製した。該光拡散性樹脂組成物
を縦150mm×横50×厚み2mmである金型を用い
て230℃、5MPaで圧縮成形(卓上テストプレス:
(株)神藤金属工業所社製)し、成形試験片を得た。
整した。 蒸留水 450g ポリビニルアルコール 2.93g (PVA−217;(株)クラレ社製) ラウリル硫酸ナトリウム 0.15g 硫酸水素ナトリウム 0.23g 亜硝酸ナトリウム 0.375g (3)上記分散相液および連続相液を用い、円筒状多孔
質ガラスの外側から分散相液を0.038MPa(38
KPa)の圧力差で円筒内部に圧入するほかは実施例1
の(3)と同様にして、エマルジョンを得、樹脂微粒子
を製造した。得られた樹脂微粒子(P−2)の数平均粒
子径は6.5μm、変動係数(CV値)は10.5%、
屈折率は1.446であり、また該微粒子は真球粒子で
あることが確認された。この反応における重合収率は9
9.5%であった。また、実施例1の(3)と同様にし
て、樹脂微粒子(P−2)3.6gおよびメタクリル樹
脂56.4gからなる成形試験片を作製した後、得られ
た成形試験片の評価を行い、得られた全光線透過率、ヘ
イズ、正面輝度およびを光源イメージの消失状況を表1
に、輝度比率の角度依存性を表2に、また色温度の角度
依存性を表3にそれぞれ示す。
整した。 蒸留水 450g ポリビニルアルコール 2.93g (PVA−217;(株)クラレ製) ラウリル硫酸ナトリウム 0.15g 硫酸水素ナトリウム 0.23g 亜硝酸ナトリウム 0.375g (3)上記分散相液および連続相液を用い、円筒状多孔
質ガラスの外側から分散相液を0.033MPa(33
KPa)の圧力差で円筒内部に圧入するほかは実施例1
の(3)と同様にしてエマルジョンを得、次いで樹脂微
粒子を製造した。得られた樹脂微粒子(P−3)の数平
均粒子径は8.5μm、変動係数(CV値)は16.5
%、屈折率は1.465であり、また該微粒子は真球粒
子であることが確認された。この反応における重合収率
は98%であった。また、実施例1の(3)と同様にし
て、樹脂微粒子(P−3)4.8gおよびメタクリル樹
脂55.2gからなる成形試験片を作製した後、得られ
た成形試験片の評価を行い、全光線透過率、ヘイズ、正
面輝度およびを光源イメージの消失状況を表1に、輝度
比率の角度依存性を表2に、また色温度の角度依存性を
表3にそれぞれ示す。
4gおよびメタクリル樹脂57.6gからなる成形試験
片を作製した後、得られた成形試験片の評価を行い、全
光線透過率、ヘイズ、正面輝度およびを光源イメージの
消失状況を表1に、輝度比率の角度依存性を表2に、ま
た色温度の角度依存性を表3にそれぞれ示す。
整した。 蒸留水 450g ポリビニルアルコール 2.93g (PVA−217;(株)クラレ製) ラウリル硫酸ナトリウム 0.15g 硫酸水素ナトリウム 0.23g 亜硝酸ナトリウム 0.375g (3)上記分散相液および連続相液を用い、円筒状多孔
質ガラス外側から分散相液を0.023MPa(23K
Pa)の圧力差で円筒内部に圧入するほかは実施例1の
(3)と同様にして、エマルジョンを得、次いで樹脂微
粒子を製造した。得られた樹脂微粒子(P−4)の数平
均粒子径は5.0μm、変動係数(CV値)は10.3
%、屈折率は1.525であり、また該微粒子は真球粒
子であることが確認された。この反応における重合収率
は98%であった。また、実施例1と同様にして、該樹
脂微粒子(P−4)0.7gおよびメタクリル樹脂5
9.3gからなる成形試験片を作製した後、得られた成
形試験片の評価を行い、全光線透過率、ヘイズ、正面輝
度およびを光源イメージの消失状況を表1に、輝度比率
の角度依存性を表2に、また色温度の角度依存性を表3
にそれぞれ示す。
SBX−12(積水化成品工業(株)製、屈折率1.5
95)1.8g、メタクリル樹脂(EH−P;(株)ク
ラレ製;屈折率1.495)57.2gを用いる以外は
実施例1と同様にして、成形試験片(2mm平板)を得
た。得られた成形試験片を用いて評価を行い、全光線透
過率、ヘイズ、正面輝度およびを光源イメージの消失状
況を表1に、輝度比率の角度依存性を表2に、また色温
度の角度依存性を表3にそれぞれ示す。
散性樹脂組成物を用いて製造した成形体は、光透過性が
高いために明るく、かつ、光拡散性に優れるため光源の
イメージが透けて見えず、かつ、角度によって拡散光に
生じる色の差が抑制されているという点で極めて優れた
ものである。このため本発明によって得られた光拡散性
樹脂組成物は、照明カバーや各種ディスプレイ用等に広
範にかつ好適に利用される。
置の概略図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 基材樹脂に光拡散剤として平均粒子径1
〜30μmの樹脂微粒子を分散させた光拡散性樹脂組成
物であって、該樹脂微粒子が、フッ素含有(メタ)アクリ
ル酸エステル80〜99.9質量%、架橋性単量体0.
1〜20質量%および他の単量体0〜19.9質量%か
らなり、基材樹脂の屈折率よりも低い屈折率を有するこ
とを特徴とする光拡散性樹脂組成物。 - 【請求項2】 基材樹脂がメタクリル樹脂であり、樹脂
微粒子の屈折率が1.40〜1.46であることを特徴
とする請求項1記載の光拡散性樹脂組成物。 - 【請求項3】 樹脂微粒子が膜乳化重合法により得られ
た粒子であることを特徴とする請求項1または2記載の
光拡散性樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光
拡散性樹脂組成物からなる成形体。
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