JP2003328896A - 内燃機関のための燃料ポンプ - Google Patents
内燃機関のための燃料ポンプInfo
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- F02M59/20—Varying fuel delivery in quantity or timing
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- F02M59/462—Delivery valves
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- F02M63/00—Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーシング38と、ピストン40と、該ピス
トン40を往復運動させる駆動手段42と、作業室44
と、該作業室44に接続可能な入口通路48および出口
通路50と、作業室44と入口通路との間の第1の弁装
置64と、作業室44と出口通路50との間の第2の弁
装置74とが設けられ、一方の弁装置64の弁エレメン
ト62が案内区分60を有する、直噴式内燃機関12の
燃料ポンプを改良して、燃料ポンプを使用した内燃機関
がコスト安に製作されることができると共に、始動の挙
動が改善され、かつ燃料搬送の確実な停止が保証される
ようにする。 【解決手段】 案内開口58が他方の弁装置74の弁エ
レメント72内に形成され、案内区分60及び/又は案
内開口の周面が少なくとも1つの切欠88を有し、該切
欠によって案内区分60と案内開口58との間の接触面
が減少させられる。
トン40を往復運動させる駆動手段42と、作業室44
と、該作業室44に接続可能な入口通路48および出口
通路50と、作業室44と入口通路との間の第1の弁装
置64と、作業室44と出口通路50との間の第2の弁
装置74とが設けられ、一方の弁装置64の弁エレメン
ト62が案内区分60を有する、直噴式内燃機関12の
燃料ポンプを改良して、燃料ポンプを使用した内燃機関
がコスト安に製作されることができると共に、始動の挙
動が改善され、かつ燃料搬送の確実な停止が保証される
ようにする。 【解決手段】 案内開口58が他方の弁装置74の弁エ
レメント72内に形成され、案内区分60及び/又は案
内開口の周面が少なくとも1つの切欠88を有し、該切
欠によって案内区分60と案内開口58との間の接触面
が減少させられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に直接噴射式の内
燃機関のための燃料ポンプであって、ケーシングと、該
ケーシング内に受容された少なくとも1つのピストン
と、該ピストンを往復運動させる駆動手段と、領域的
(bereichsweise)にピストンによって制限された作業
室と、該作業室にそれぞれ接続可能な入口通路および出
口通路と、作業室と入口通路との間の第1の弁装置と、
作業室と出口通路との間の第2の弁装置とが設けられて
おり、その場合、一方の弁装置の弁エレメントが案内区
分有しており、該案内区分が少なくとも領域的に案内開
口内に受容されている形式のものに関する。
燃機関のための燃料ポンプであって、ケーシングと、該
ケーシング内に受容された少なくとも1つのピストン
と、該ピストンを往復運動させる駆動手段と、領域的
(bereichsweise)にピストンによって制限された作業
室と、該作業室にそれぞれ接続可能な入口通路および出
口通路と、作業室と入口通路との間の第1の弁装置と、
作業室と出口通路との間の第2の弁装置とが設けられて
おり、その場合、一方の弁装置の弁エレメントが案内区
分有しており、該案内区分が少なくとも領域的に案内開
口内に受容されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の燃料ポンプはマーケットにおい
て公知である。この燃料ポンプは自動車のディーゼル機
関のための高圧燃料ポンプとして役立てられる。燃料は
高圧燃料ポンプから加圧下で燃料集合導管(“レー
ル”)内へ搬送されて、該燃料集合導管内で高圧下で貯
蔵される。燃料はこの燃料集合導管から、内燃機関の燃
焼室内へ直接噴射する噴射弁へ達する。
て公知である。この燃料ポンプは自動車のディーゼル機
関のための高圧燃料ポンプとして役立てられる。燃料は
高圧燃料ポンプから加圧下で燃料集合導管(“レー
ル”)内へ搬送されて、該燃料集合導管内で高圧下で貯
蔵される。燃料はこの燃料集合導管から、内燃機関の燃
焼室内へ直接噴射する噴射弁へ達する。
【0003】この公知の燃料ポンプでは両方の弁装置が
コンパクトな1ユニットにまとめられている。その場
合、作業室と入口通路との間に設けられた弁装置(“入
口弁”)の弁エレメントが、作業室と出口通路との間に
設けられた弁装置(“出口弁”)の弁エレメントに支持
されている。入口弁の弁エレメントはさらに円柱状の案
内軸部を介して出口弁の弁エレメントの案内開口内で案
内されている。
コンパクトな1ユニットにまとめられている。その場
合、作業室と入口通路との間に設けられた弁装置(“入
口弁”)の弁エレメントが、作業室と出口通路との間に
設けられた弁装置(“出口弁”)の弁エレメントに支持
されている。入口弁の弁エレメントはさらに円柱状の案
内軸部を介して出口弁の弁エレメントの案内開口内で案
内されている。
【0004】この公知の内燃機関では、運転中に、燃料
ポンプの入口通路内およびその上流に位置するコンポー
ネント内に圧力衝撃が繰り返し生じる。このことは燃料
ポンプの効率を減少させる。さらに、弁は不経済に製作
されなければならない。さらに、圧力振動が存在するた
る調整が困難である。
ポンプの入口通路内およびその上流に位置するコンポー
ネント内に圧力衝撃が繰り返し生じる。このことは燃料
ポンプの効率を減少させる。さらに、弁は不経済に製作
されなければならない。さらに、圧力振動が存在するた
る調整が困難である。
【0005】さらに、内燃機関では基本的に燃料集合導
管内への燃料の吐出を完全に中断できなければならない
(ゼロ吐出)。このことのために高圧燃料ポンプの上流
に配置された調量ユニットが閉鎖状態でも常に燃料の若
干の漏れ量を高圧燃料ポンプへ向けて通過させるため、
調量ユニットの出口から流出する漏れ燃料を戻し案内す
べきいわゆるゼロ吐出絞りが調量ユニットと高圧燃料ポ
ンプとの間に配置される。しかし、このゼロ吐出絞りに
よって内燃機関の始動の挙動が不利に影響される。とこ
ろで、この種のゼロ吐出絞りなしでは、調量ユニットが
完全に閉じられた際でもさらに燃料が高圧燃料ポンプに
よって燃料集合導管内へ搬送されてしまう。
管内への燃料の吐出を完全に中断できなければならない
(ゼロ吐出)。このことのために高圧燃料ポンプの上流
に配置された調量ユニットが閉鎖状態でも常に燃料の若
干の漏れ量を高圧燃料ポンプへ向けて通過させるため、
調量ユニットの出口から流出する漏れ燃料を戻し案内す
べきいわゆるゼロ吐出絞りが調量ユニットと高圧燃料ポ
ンプとの間に配置される。しかし、このゼロ吐出絞りに
よって内燃機関の始動の挙動が不利に影響される。とこ
ろで、この種のゼロ吐出絞りなしでは、調量ユニットが
完全に閉じられた際でもさらに燃料が高圧燃料ポンプに
よって燃料集合導管内へ搬送されてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は冒頭に
記載した形式の燃料ポンプを改良して、該燃料ポンプを
使用した内燃機関がコスト安に製作されることができる
と共に、始動の挙動が改善され、かつ燃料搬送の確実な
停止が保証されるようにすることにある。
記載した形式の燃料ポンプを改良して、該燃料ポンプを
使用した内燃機関がコスト安に製作されることができる
と共に、始動の挙動が改善され、かつ燃料搬送の確実な
停止が保証されるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は特に直接噴射
式内燃機関のための燃料ポンプであって、ケーシング
と、該ケーシング内に受容された少なくとも1つのピス
トンと、該ピストンを往復運動させる駆動手段と、領域
的にピストンによって制限された作業室と、該作業室に
それぞれ接続可能な入口通路および出口通路と、作業室
と入口通路との間の第1の弁装置と、作業室と出口通路
との間の第2の弁装置とが設けられており、その場合、
一方の弁装置の弁エレメントが案内区分有しており、該
案内区分が少なくとも領域的に案内開口内に受容されて
いる形式のものにおいて、案内開口が他方の弁装置の弁
エレメント内に形成されており、かつ、案内区分および
/または案内開口の周面が切欠を有しており、該切欠に
よって案内区分と案内開口との間の接触面が減少させら
れることにより解決される。
式内燃機関のための燃料ポンプであって、ケーシング
と、該ケーシング内に受容された少なくとも1つのピス
トンと、該ピストンを往復運動させる駆動手段と、領域
的にピストンによって制限された作業室と、該作業室に
それぞれ接続可能な入口通路および出口通路と、作業室
と入口通路との間の第1の弁装置と、作業室と出口通路
との間の第2の弁装置とが設けられており、その場合、
一方の弁装置の弁エレメントが案内区分有しており、該
案内区分が少なくとも領域的に案内開口内に受容されて
いる形式のものにおいて、案内開口が他方の弁装置の弁
エレメント内に形成されており、かつ、案内区分および
/または案内開口の周面が切欠を有しており、該切欠に
よって案内区分と案内開口との間の接触面が減少させら
れることにより解決される。
【0008】
【発明の利点】本発明による燃料ポンプでは、入口通路
内およびこれの上流に、高圧燃料ポンプに起因する圧力
パルスがもはや発生しない。それゆえ、より有利に製作
されることのできる弁を使用することができる。
内およびこれの上流に、高圧燃料ポンプに起因する圧力
パルスがもはや発生しない。それゆえ、より有利に製作
されることのできる弁を使用することができる。
【0009】さらに、本発明による燃料ポンプを装備し
た内燃機関の始動の挙動は、ゼロ吐出絞りが従来に比し
て著しく小さくて済むため著しく改善される。要するに
本発明による燃料ポンプでは、燃料ポンプ手前に配置さ
れた調量ユニットが燃料ポンプへ向けて若干の燃料漏れ
量を通過させた場合でも燃料は搬送されない。
た内燃機関の始動の挙動は、ゼロ吐出絞りが従来に比し
て著しく小さくて済むため著しく改善される。要するに
本発明による燃料ポンプでは、燃料ポンプ手前に配置さ
れた調量ユニットが燃料ポンプへ向けて若干の燃料漏れ
量を通過させた場合でも燃料は搬送されない。
【0010】独立請求項1および3に記載の両手段のた
めの基本は、入口弁の機能と出口弁の機能とが本発明に
よる燃料ポンプでは互いに干渉しないことにある。公知
の燃料ポンプでは吐出行程時に出口弁が開いた際に、摩
擦効果と出口弁の弁エレメントの受容開口内の圧力形成
の遅れとに起因して入口弁が短時間開いてしまう。この
ことは燃料ポンプの入口領域内の圧力衝撃もしくは圧力
パルスを招くが、本発明による燃料ポンプではこの圧力
衝撃が回避される。
めの基本は、入口弁の機能と出口弁の機能とが本発明に
よる燃料ポンプでは互いに干渉しないことにある。公知
の燃料ポンプでは吐出行程時に出口弁が開いた際に、摩
擦効果と出口弁の弁エレメントの受容開口内の圧力形成
の遅れとに起因して入口弁が短時間開いてしまう。この
ことは燃料ポンプの入口領域内の圧力衝撃もしくは圧力
パルスを招くが、本発明による燃料ポンプではこの圧力
衝撃が回避される。
【0011】その入口通路が互いに接続されている多シ
リンダ燃料ポンプでは、1つのシリンダの吐出行程時に
レリーズされた圧力パルスは、ちょうど吸込行程に在る
他のシリンダにおける入口弁の弁エレメントの開放を生
じる。このことにより、燃料はこのシリンダの吸込行程
時に作業室内へ達し、次いで続く吐出行程時に燃料集合
導管へ搬送される。
リンダ燃料ポンプでは、1つのシリンダの吐出行程時に
レリーズされた圧力パルスは、ちょうど吸込行程に在る
他のシリンダにおける入口弁の弁エレメントの開放を生
じる。このことにより、燃料はこのシリンダの吸込行程
時に作業室内へ達し、次いで続く吐出行程時に燃料集合
導管へ搬送される。
【0012】本発明による燃料ポンプではこのことが回
避される。なぜならば、入口弁の弁エレメントと出口弁
の弁エレメントとの間の摩擦の減少に起因して前述の連
れ込み効果が生じないからである。ちょうど吐出行程に
在るシリンダの入口弁は信頼性よく閉鎖を保つ。
避される。なぜならば、入口弁の弁エレメントと出口弁
の弁エレメントとの間の摩擦の減少に起因して前述の連
れ込み効果が生じないからである。ちょうど吐出行程に
在るシリンダの入口弁は信頼性よく閉鎖を保つ。
【0013】出口弁の弁エレメントからの入口弁の弁エ
レメントの非干渉性は、両方の弁エレメントの間の接触
面が減少していることによって得られる。接触面の減少
により、両方の弁エレメントの摩擦が減少し、このこと
の結果、最終的に出口弁の弁エレメントがその運動時に
入口弁の弁エレメントを一緒に運動せしめることがな
い。要するに本発明によれば“機械的な非干渉性”が形
成される。
レメントの非干渉性は、両方の弁エレメントの間の接触
面が減少していることによって得られる。接触面の減少
により、両方の弁エレメントの摩擦が減少し、このこと
の結果、最終的に出口弁の弁エレメントがその運動時に
入口弁の弁エレメントを一緒に運動せしめることがな
い。要するに本発明によれば“機械的な非干渉性”が形
成される。
【0014】この燃料ポンプの有利な1構成では、案内
開口を作業室に接続せしめる接続通路が設けられてい
る。この種の接続通路は、出口弁の弁エレメントの運動
時に案内開口内の圧力低下が生じて、この圧力低下が同
様に入口弁の弁エレメントの運動を誘発することを妨げ
る。この接続通路によれば有害な圧力パルスがなほ一層
良好に阻止される。要するに本発明によれば、“液圧的
な”非干渉性が形成される。
開口を作業室に接続せしめる接続通路が設けられてい
る。この種の接続通路は、出口弁の弁エレメントの運動
時に案内開口内の圧力低下が生じて、この圧力低下が同
様に入口弁の弁エレメントの運動を誘発することを妨げ
る。この接続通路によれば有害な圧力パルスがなほ一層
良好に阻止される。要するに本発明によれば、“液圧的
な”非干渉性が形成される。
【0015】これに対して択一的に、冒頭に記載した形
式の燃料ポンプにおいて、案内区分が第1の弁装置の弁
エレメントに形成され、かつ案内開口が入口通路内に形
成されている。このことにより、両方の弁エレメントが
完全に互いに非干渉的でおり、その結果、出口弁の弁エ
レメントの開放運動によって誘発される入口弁の弁エレ
メントの開放運動が排除される。しかしこの場合には、
本発明の上述の両方の構成と相違して、入口弁の弁エレ
メントの開放運動時に両方の弁エレメントの間隔を確保
するために、場合によっては出口弁の弁エレメントが若
干短縮される必要がある。
式の燃料ポンプにおいて、案内区分が第1の弁装置の弁
エレメントに形成され、かつ案内開口が入口通路内に形
成されている。このことにより、両方の弁エレメントが
完全に互いに非干渉的でおり、その結果、出口弁の弁エ
レメントの開放運動によって誘発される入口弁の弁エレ
メントの開放運動が排除される。しかしこの場合には、
本発明の上述の両方の構成と相違して、入口弁の弁エレ
メントの開放運動時に両方の弁エレメントの間隔を確保
するために、場合によっては出口弁の弁エレメントが若
干短縮される必要がある。
【0016】本発明の有利な構成が従属請求項に記載さ
れている。
れている。
【0017】第1の構成では、案内区分および/または
案内開口の周面が長手方向に延びる少なくとも1つの切
欠を有しており、該切欠によって案内区分と案内開口と
の間の接触面が減少させられ、かつ、該切欠が弁開放時
の流れ通路として役立っている。この構成では、要する
に両方の弁エレメントの完全な非干渉性と、入口弁の弁
エレメントの特別摩擦の少ない案内とが結合されてい
る。それゆえ、このような燃料ポンプは極めて効果的に
作動する。
案内開口の周面が長手方向に延びる少なくとも1つの切
欠を有しており、該切欠によって案内区分と案内開口と
の間の接触面が減少させられ、かつ、該切欠が弁開放時
の流れ通路として役立っている。この構成では、要する
に両方の弁エレメントの完全な非干渉性と、入口弁の弁
エレメントの特別摩擦の少ない案内とが結合されてい
る。それゆえ、このような燃料ポンプは極めて効果的に
作動する。
【0018】その場合、多数の切欠を設けることが可能
である。切欠の数が多いほど、案内区分と案内開口との
間の接触面が小さくなり、このことが最終的には摩擦力
の減少をもたらす。それだけでなく、多数の切欠によっ
て弁領域内の流れが改善される。
である。切欠の数が多いほど、案内区分と案内開口との
間の接触面が小さくなり、このことが最終的には摩擦力
の減少をもたらす。それだけでなく、多数の切欠によっ
て弁領域内の流れが改善される。
【0019】その場合、案内区分と案内開口との間にほ
ぼ直線状の接触だけが生じるように切欠が形成されてい
ると特別有利である。この場合、案内区分と案内開口と
の間の摩擦力が最小である。この場合に注意すべき点
は、過剰な摩耗が生じない程度に接触面が大きいことで
ある。
ぼ直線状の接触だけが生じるように切欠が形成されてい
ると特別有利である。この場合、案内区分と案内開口と
の間の摩擦力が最小である。この場合に注意すべき点
は、過剰な摩耗が生じない程度に接触面が大きいことで
ある。
【0020】本発明による燃料ポンプの特別有利な1構
成では、半径方向に延びていて有利には周面にわたって
分配されて配置された少なくとも3つのベーンを有する
ように案内区分が形成されている。この種のベーンによ
って、一面では弁エレメントの確実な案内が可能であ
り、他面においてベーンとベーンとの間の切欠もしくは
通路が著しく妨げのない燃料通流を可能にする。それゆ
え、この種の燃料ポンプは高い効率で作動する。
成では、半径方向に延びていて有利には周面にわたって
分配されて配置された少なくとも3つのベーンを有する
ように案内区分が形成されている。この種のベーンによ
って、一面では弁エレメントの確実な案内が可能であ
り、他面においてベーンとベーンとの間の切欠もしくは
通路が著しく妨げのない燃料通流を可能にする。それゆ
え、この種の燃料ポンプは高い効率で作動する。
【0021】同じことが、半径方向に延びていて有利に
は周面にわたって分配されて配置された少なくとも3つ
のウエブを有するように案内開口が形成されている燃料
ポンプにも当てはまる。
は周面にわたって分配されて配置された少なくとも3つ
のウエブを有するように案内開口が形成されている燃料
ポンプにも当てはまる。
【0022】ベーンが凹状に切削されていると有利であ
る。このことは弁エレメントの安定性を向上せしめ、か
つ比較的大きな通流横断面を形成せしめる。
る。このことは弁エレメントの安定性を向上せしめ、か
つ比較的大きな通流横断面を形成せしめる。
【0023】さらに、第1の弁装置の弁エレメントが、
所属の座に圧着されるようにテンションエレメントを介
して第2の弁装置の弁エレメントに支持されることが提
案される。この種の燃料ポンプは著しくコンパクトに形
成される。
所属の座に圧着されるようにテンションエレメントを介
して第2の弁装置の弁エレメントに支持されることが提
案される。この種の燃料ポンプは著しくコンパクトに形
成される。
【0024】第1の弁エレメントが板状の支持区分、有
利にはディスクを有しており、該支持区分にテンション
エレメントが支持されていると、第1の弁エレメントへ
のテンションエレメントの係合が容易となる。
利にはディスクを有しており、該支持区分にテンション
エレメントが支持されていると、第1の弁エレメントへ
のテンションエレメントの係合が容易となる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の有利な実施例を添
付図面につき詳細に説明する。
付図面につき詳細に説明する。
【0026】図1では燃料システム全体が指示符号10
で示されている。該燃料システムは内燃機関12に燃料
を供給するのに役立つ。この場合、内燃機関12はディ
ーゼル機関であるが、基本的に図示の燃料システムはガ
ソリン機関にも使用可能である。
で示されている。該燃料システムは内燃機関12に燃料
を供給するのに役立つ。この場合、内燃機関12はディ
ーゼル機関であるが、基本的に図示の燃料システムはガ
ソリン機関にも使用可能である。
【0027】燃料システム10は燃料タンク14を有し
ており、該燃料タンクから、ギヤポンプとして形成され
た機械的な燃料ポンプ16がフィルタ18を介して燃料
を搬送する。燃料は燃料ポンプ16から調量ユニット2
0と燃料導管21とを介して高圧燃料ポンプ22へ達す
る。高圧燃料ポンプから燃料はさらに燃料導管23を介
して燃料集合導管24(“レール”)へ搬送されて、該
レール内に高圧下で貯蔵される。
ており、該燃料タンクから、ギヤポンプとして形成され
た機械的な燃料ポンプ16がフィルタ18を介して燃料
を搬送する。燃料は燃料ポンプ16から調量ユニット2
0と燃料導管21とを介して高圧燃料ポンプ22へ達す
る。高圧燃料ポンプから燃料はさらに燃料導管23を介
して燃料集合導管24(“レール”)へ搬送されて、該
レール内に高圧下で貯蔵される。
【0028】燃料集合導管24には複数のインゼクタ2
6が接続されており、該インゼクタは燃料を燃焼室28
内へ直接噴射する。調量ユニット20と高圧ポンプ22
との間で燃料導管21からゼロ吐出導管30が分岐して
おり、該ゼロ吐出導管30内にゼロ吐出絞り32が配置
されている。この内燃機関12の主な機能は制御兼調整
装置34によって制御もしくは調整される。調量ユニッ
ト20も制御兼調整装置34に接続されていて、該制御
兼調整によって制御される。
6が接続されており、該インゼクタは燃料を燃焼室28
内へ直接噴射する。調量ユニット20と高圧ポンプ22
との間で燃料導管21からゼロ吐出導管30が分岐して
おり、該ゼロ吐出導管30内にゼロ吐出絞り32が配置
されている。この内燃機関12の主な機能は制御兼調整
装置34によって制御もしくは調整される。調量ユニッ
ト20も制御兼調整装置34に接続されていて、該制御
兼調整によって制御される。
【0029】高圧燃料ポンプ22はV配列形の4プラン
ジャ‐高圧ポンプ(図2)である。このポンプは、特
に、高い量要求を有する燃料システムで使用される。図
2には1シリンダ平面内の両方のシリンダが見られる。
シリンダはそれぞれ符号36aと36bとで示されてい
る。シリンダ36a,36bはケーシング38の部分で
ある。シリンダ内にはピストン40aもしくは40bが
受容されている。これらのピストンはカム軸42によっ
て往復運動させられる。ピストン40aもしくは40b
は作業室44aもしくは44bを制限している。
ジャ‐高圧ポンプ(図2)である。このポンプは、特
に、高い量要求を有する燃料システムで使用される。図
2には1シリンダ平面内の両方のシリンダが見られる。
シリンダはそれぞれ符号36aと36bとで示されてい
る。シリンダ36a,36bはケーシング38の部分で
ある。シリンダ内にはピストン40aもしくは40bが
受容されている。これらのピストンはカム軸42によっ
て往復運動させられる。ピストン40aもしくは40b
は作業室44aもしくは44bを制限している。
【0030】半径方向外向きにこれらの作業室44a,
44bは弁ブロック46aもしくは46bによって制限
されている。弁プロックの正確な構造については後で詳
細に説明する。シリンダ36aと36bとの間にはケー
シング38に調整ユニット20が座着している。該調整
ユニットからはケーシング38内で入口通路48aもし
くは48bが弁ブロック46aもしくは46bへ通じて
いる。弁ブロック46aもしくは46b内には出口通路
50aもしくは50bが設けられている。これらの出口
通路は燃料導管23と、さらには燃料集合導管24へ通
じている。
44bは弁ブロック46aもしくは46bによって制限
されている。弁プロックの正確な構造については後で詳
細に説明する。シリンダ36aと36bとの間にはケー
シング38に調整ユニット20が座着している。該調整
ユニットからはケーシング38内で入口通路48aもし
くは48bが弁ブロック46aもしくは46bへ通じて
いる。弁ブロック46aもしくは46b内には出口通路
50aもしくは50bが設けられている。これらの出口
通路は燃料導管23と、さらには燃料集合導管24へ通
じている。
【0031】弁ブロック46a,46bについては、図
3を参照して例として弁ブロック46を説明する。この
弁ブロックは円柱状の弁体52を有している。弁体内に
は弁室54が設けられており、該弁室は接続通路56を
介して作業室44に接続されている。弁室54からは弁
体51の軸線に対して同軸的な孔57が組込位置で作業
室44へ向かって案内されている。この孔57は弁エレ
メント62の案内区分60のための案内開口58を形成
している。
3を参照して例として弁ブロック46を説明する。この
弁ブロックは円柱状の弁体52を有している。弁体内に
は弁室54が設けられており、該弁室は接続通路56を
介して作業室44に接続されている。弁室54からは弁
体51の軸線に対して同軸的な孔57が組込位置で作業
室44へ向かって案内されている。この孔57は弁エレ
メント62の案内区分60のための案内開口58を形成
している。
【0032】該案内開口58と弁室54との間の移行領
域内の傾斜部(符号なし)が弁エレメント62のための
弁座を形成している。該弁座と弁エレメント62とがあ
いまって1つの入口弁64を形成しており、該入口弁に
よって燃料が調量ユニット20から入口通路48と、弁
体52内に形成され入口通路区分66,57とを介して
弁室54内へ、かつさらに作業室44内へ達することが
できる。
域内の傾斜部(符号なし)が弁エレメント62のための
弁座を形成している。該弁座と弁エレメント62とがあ
いまって1つの入口弁64を形成しており、該入口弁に
よって燃料が調量ユニット20から入口通路48と、弁
体52内に形成され入口通路区分66,57とを介して
弁室54内へ、かつさらに作業室44内へ達することが
できる。
【0033】案内開口58と反対側には弁室54から孔
68が延びており、該孔内には弁エレメント72の案内
区分70が案内されている。孔68と弁体52の外側と
の間の移行領域内の傾斜部(符号なし)が弁体エレメン
ト72のための弁座を形成している。弁座と弁エレメン
ト72とはあいまって1つの出口弁74を形成してお
り、該出口弁を介して燃料が作業室44から接続通路5
6と、弁室54と、出口通路50とを介して燃料導管2
3内へ、かつさらに燃料集合導管24内へ達することが
できる。
68が延びており、該孔内には弁エレメント72の案内
区分70が案内されている。孔68と弁体52の外側と
の間の移行領域内の傾斜部(符号なし)が弁体エレメン
ト72のための弁座を形成している。弁座と弁エレメン
ト72とはあいまって1つの出口弁74を形成してお
り、該出口弁を介して燃料が作業室44から接続通路5
6と、弁室54と、出口通路50とを介して燃料導管2
3内へ、かつさらに燃料集合導管24内へ達することが
できる。
【0034】出口弁74の弁エレメント72内には弁室
54へ向かって袋孔76が設けられている。該袋孔の底
側78には圧縮ばね80が支持されている。該圧縮ばね
の他端部は入口弁64の弁エレメント62の段部82に
当接している。この形式で入口弁64の弁エレメント6
2はその弁座に圧着される。出口弁74の弁エレメント
72は圧縮ばね84によって弁座に負荷される。
54へ向かって袋孔76が設けられている。該袋孔の底
側78には圧縮ばね80が支持されている。該圧縮ばね
の他端部は入口弁64の弁エレメント62の段部82に
当接している。この形式で入口弁64の弁エレメント6
2はその弁座に圧着される。出口弁74の弁エレメント
72は圧縮ばね84によって弁座に負荷される。
【0035】入口弁64の弁エレメント62の案内区分
60は図4および図5から分かるようにベーン86a,
86b,86cの形状で形成されており、これらのベー
ンは半径方向で星形に延びていて周面にわたって分配さ
れて配置されている。ベーン86a,86b,86c
は、それらの半径方向外側の端部で弁体52の案内開口
58の壁との接触が著しく減少するように形成されてい
る。ベーン86a,86b,86c相互の間には凹状に
切削された切欠88a,88b,88cが設けられてい
る。
60は図4および図5から分かるようにベーン86a,
86b,86cの形状で形成されており、これらのベー
ンは半径方向で星形に延びていて周面にわたって分配さ
れて配置されている。ベーン86a,86b,86c
は、それらの半径方向外側の端部で弁体52の案内開口
58の壁との接触が著しく減少するように形成されてい
る。ベーン86a,86b,86c相互の間には凹状に
切削された切欠88a,88b,88cが設けられてい
る。
【0036】高圧燃料ポンプ22を備えたこの燃料シス
テム10は次のように作動する。すなわち、インゼクタ
26から燃焼室28内へ噴射されるだけの燃料が高圧燃
料ポンプ22へ、かつここからさらに燃料集合導管24
へ達するように、調量ユニット20が制御兼調整装置3
4によって制御される。シリンダ36aもしくは36b
の吸込行程時にピストン40aもしくは40bが半径方
向内向きに運動し、その結果、対応する作業室44aも
しくは44b内の圧力が低下する。このことにより、弁
室54内の圧力も低下し、このことにより、対応するシ
リンダ36aもしくは36bの入口弁64の弁エレメン
ト62がその座から持上げられる。
テム10は次のように作動する。すなわち、インゼクタ
26から燃焼室28内へ噴射されるだけの燃料が高圧燃
料ポンプ22へ、かつここからさらに燃料集合導管24
へ達するように、調量ユニット20が制御兼調整装置3
4によって制御される。シリンダ36aもしくは36b
の吸込行程時にピストン40aもしくは40bが半径方
向内向きに運動し、その結果、対応する作業室44aも
しくは44b内の圧力が低下する。このことにより、弁
室54内の圧力も低下し、このことにより、対応するシ
リンダ36aもしくは36bの入口弁64の弁エレメン
ト62がその座から持上げられる。
【0037】このことにより、調量ユニット20から作
業室44aもしくは44b内へ燃料が流入する。その
際、案内区分60と案内開口58との間の摩擦が極めて
少ないため入口弁64の弁エレメント62のリアクショ
ンが著しく瞬間的に生じる。それと同時に、弁エレメン
ト62が案内区分60によって案内開口58内で正確に
センタリングされ、その結果、弁エレメント62は閉鎖
状態で弁室54と入口通路48a,48bとの間の接続
を信頼性よくシールする。切欠88a,88bもしくは
88cは入口弁64の開放時に作業室44aもしくは4
4b内への燃料の著しく妨げのない流入を可能にする。
業室44aもしくは44b内へ燃料が流入する。その
際、案内区分60と案内開口58との間の摩擦が極めて
少ないため入口弁64の弁エレメント62のリアクショ
ンが著しく瞬間的に生じる。それと同時に、弁エレメン
ト62が案内区分60によって案内開口58内で正確に
センタリングされ、その結果、弁エレメント62は閉鎖
状態で弁室54と入口通路48a,48bとの間の接続
を信頼性よくシールする。切欠88a,88bもしくは
88cは入口弁64の開放時に作業室44aもしくは4
4b内への燃料の著しく妨げのない流入を可能にする。
【0038】シリンダ36aもしくは36bの吐出過程
時には、対応するピストン40aもしくは40bが半径
方向外向きに運動する。このことによって、弁室54内
の圧力が上昇し、その結果、入口弁64の弁エレメント
62が再びその弁座に当接する。弁室54と出口通路5
0との間の圧力差が十分大きいと、出口弁74の弁エレ
メント72が対応する弁座から持上げられ、その結果、
燃料が作業室44a,44bから弁室54を介して燃料
集合室24内に達することができる。その場合、出口弁
74の弁エレメント72の運動が入口弁64の弁エレメ
ント62への直接的な作用を有しないことは明らかであ
る。圧縮ぱねが若干緩むだけであるが、しかしこのこと
は弁室54内に支配する圧力が高いために弁エレメント
62の位置には影響しない。
時には、対応するピストン40aもしくは40bが半径
方向外向きに運動する。このことによって、弁室54内
の圧力が上昇し、その結果、入口弁64の弁エレメント
62が再びその弁座に当接する。弁室54と出口通路5
0との間の圧力差が十分大きいと、出口弁74の弁エレ
メント72が対応する弁座から持上げられ、その結果、
燃料が作業室44a,44bから弁室54を介して燃料
集合室24内に達することができる。その場合、出口弁
74の弁エレメント72の運動が入口弁64の弁エレメ
ント62への直接的な作用を有しないことは明らかであ
る。圧縮ぱねが若干緩むだけであるが、しかしこのこと
は弁室54内に支配する圧力が高いために弁エレメント
62の位置には影響しない。
【0039】インゼクタ26から燃料が燃焼室28内に
達しない場合(例えばエンジンブレーキ状態)には、調
量ユニット20が制御兼調整装置34によって閉じられ
る。しかし、システムに付随して、調量ユニット20が
閉じられた場合でも燃料漏れ量が若干生じ、この漏れ量
が燃料導管21を介して入口通路48aもしくは48b
内に達する。しかし、入口弁64が出口弁74によって
干渉を受けないため、入口弁64はこの場合でも信頼性
よく閉じられ、その結果、燃料が燃料集合室24内に搬
送されない。これに対応する圧力特性曲線が図6に指示
符号90で示されている。
達しない場合(例えばエンジンブレーキ状態)には、調
量ユニット20が制御兼調整装置34によって閉じられ
る。しかし、システムに付随して、調量ユニット20が
閉じられた場合でも燃料漏れ量が若干生じ、この漏れ量
が燃料導管21を介して入口通路48aもしくは48b
内に達する。しかし、入口弁64が出口弁74によって
干渉を受けないため、入口弁64はこの場合でも信頼性
よく閉じられ、その結果、燃料が燃料集合室24内に搬
送されない。これに対応する圧力特性曲線が図6に指示
符号90で示されている。
【0040】非干渉的であることによって、例えばシリ
ンダ36aの吐出行程時に入口弁64の弁エレメント6
2が該シリンダ内でその弁座から持上げられず、かつこ
のことにより、入口通路48aおよび48b内の圧力パ
ルスはレリーズされない。シリンダ36aが吐出行程に
ある際にはシリンダ36bが吸込行程にあるため、この
種の圧力パルスが発生すれば容易にシリンダ36bの入
口弁64の弁エレメント62の持上げを招くことがあ
る。
ンダ36aの吐出行程時に入口弁64の弁エレメント6
2が該シリンダ内でその弁座から持上げられず、かつこ
のことにより、入口通路48aおよび48b内の圧力パ
ルスはレリーズされない。シリンダ36aが吐出行程に
ある際にはシリンダ36bが吸込行程にあるため、この
種の圧力パルスが発生すれば容易にシリンダ36bの入
口弁64の弁エレメント62の持上げを招くことがあ
る。
【0041】このようなことが発生すれば、漏れ燃料が
調量ユニット20から対応するシリンダ36bの作業室
44b内に達して、さらに燃料集合室24へ搬送されて
しまう。高圧燃料ポンプ22では入口通路48aおよび
48b内において避けられるこの圧力パルスが図6に符
号92の破線で示されている。
調量ユニット20から対応するシリンダ36bの作業室
44b内に達して、さらに燃料集合室24へ搬送されて
しまう。高圧燃料ポンプ22では入口通路48aおよび
48b内において避けられるこの圧力パルスが図6に符
号92の破線で示されている。
【0042】図7には高圧燃料ポンプ22の第2実施例
の弁体52が示されている。図7には上述の実施例に対
して同じ機能を有するエレメントおよび領域は同じ指示
符号で示されている。これらのエレメントおよび領域に
ついては再度詳細に説明しない。
の弁体52が示されている。図7には上述の実施例に対
して同じ機能を有するエレメントおよび領域は同じ指示
符号で示されている。これらのエレメントおよび領域に
ついては再度詳細に説明しない。
【0043】図7に示された実施例では、入口弁64の
弁エレメント62が出口弁74の弁エレメント72の袋
孔76内で案内されている。それゆえ該袋孔は案内開口
58を形成している。このことが有する利点は、出口弁
74のために従来の弁エレメント72を使用することが
できることにある。弁エレメント62に圧縮ばね80を
支持させるためにディスク82が設けられており、該デ
ィスクはベーン86a,86b,86cの軸方向の縁に
載着されている。案内開口58の圧力バランスのため
に、弁エレメント72の、案内開口58を取り囲む壁に
圧力バランス孔94が設けられけており、該圧力バラン
ス孔は縦溝96を介して弁室54に連通している。
弁エレメント62が出口弁74の弁エレメント72の袋
孔76内で案内されている。それゆえ該袋孔は案内開口
58を形成している。このことが有する利点は、出口弁
74のために従来の弁エレメント72を使用することが
できることにある。弁エレメント62に圧縮ばね80を
支持させるためにディスク82が設けられており、該デ
ィスクはベーン86a,86b,86cの軸方向の縁に
載着されている。案内開口58の圧力バランスのため
に、弁エレメント72の、案内開口58を取り囲む壁に
圧力バランス孔94が設けられけており、該圧力バラン
ス孔は縦溝96を介して弁室54に連通している。
【0044】図8には図7に示された入口弁64もしく
は図7に示された出口弁74の変化実施形の1領域が示
されている。この場合、入口弁64の弁エレメント62
の案内区分にはベーンが設けられていない。その代わ
り、鋭角的に収斂したウエブ86が出口弁74の弁エレ
メント72の袋孔76の半径方向内側の周壁から延びて
いる。
は図7に示された出口弁74の変化実施形の1領域が示
されている。この場合、入口弁64の弁エレメント62
の案内区分にはベーンが設けられていない。その代わ
り、鋭角的に収斂したウエブ86が出口弁74の弁エレ
メント72の袋孔76の半径方向内側の周壁から延びて
いる。
【図1】高圧燃料ポンプを備えた直接噴射式内燃機関の
燃料システムを該略的に示す図である。
燃料システムを該略的に示す図である。
【図2】図1の燃料システムの高圧燃料ポンプの部分的
な断面を示す図である。
な断面を示す図である。
【図3】入口弁と出口弁とを示した図2の高圧燃料ポン
プの詳細図である。
プの詳細図である。
【図4】図3の入口弁の弁エレメントの上面図である。
【図5】図4の弁エレメントの側面図である。
【図6】図2の高圧燃料ポンプの入口通路内の圧力を時
間に関して示す線図である。
間に関して示す線図である。
【図7】高圧燃料ポンプの第2実施例を図3と同様に示
す図である。
す図である。
【図8】高圧燃料ポンプの第3実施例の1領域を断面し
て示す図である。
て示す図である。
10 燃料システム、 12 内燃機関、 14 燃料
タンク、 16 燃料ポンプ、 18 フィルタ、 2
0 調量ユニット、 22 高圧燃料ポンプ、24 燃
料集合導管、 26 インゼクタ、 28 燃焼室、
30 ゼロ吐出導管、 32 ゼロ吐出絞り、 34
制御兼調整装置、 36a,36bシリンダ、 38
ケーシング、 40a,40b ピストン、 42 カ
ム軸、 44a,44b 作業室、 46a,46b
弁ブロック、 48a,48b 入口通路、 50a,
40b 出口通路、 52 弁体、 54 弁室、56
接続通路、 57 孔、 58 案内開口、 60
案内区分、 62弁エレメント、 64 入口弁、 6
6 区分、 68 孔、 70 案内区分、 72 弁
エレメント、 74 出口弁、 76 袋孔、 78
底側、 80 圧縮ばね、 82 段部、 84 圧縮
ばね、 86a,86b,86cベーン、 88a,8
8b,88c 切欠、 90 圧力特性曲線、 92
圧力パルス、 94 圧力バランス孔、 96 縦溝
タンク、 16 燃料ポンプ、 18 フィルタ、 2
0 調量ユニット、 22 高圧燃料ポンプ、24 燃
料集合導管、 26 インゼクタ、 28 燃焼室、
30 ゼロ吐出導管、 32 ゼロ吐出絞り、 34
制御兼調整装置、 36a,36bシリンダ、 38
ケーシング、 40a,40b ピストン、 42 カ
ム軸、 44a,44b 作業室、 46a,46b
弁ブロック、 48a,48b 入口通路、 50a,
40b 出口通路、 52 弁体、 54 弁室、56
接続通路、 57 孔、 58 案内開口、 60
案内区分、 62弁エレメント、 64 入口弁、 6
6 区分、 68 孔、 70 案内区分、 72 弁
エレメント、 74 出口弁、 76 袋孔、 78
底側、 80 圧縮ばね、 82 段部、 84 圧縮
ばね、 86a,86b,86cベーン、 88a,8
8b,88c 切欠、 90 圧力特性曲線、 92
圧力パルス、 94 圧力バランス孔、 96 縦溝
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Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC01 AD02 BA18
BA51 BA61 BA63 CE02
Claims (11)
- 【請求項1】 内燃機関(12)のための燃料ポンプで
あって、ケーシング(38)と、該ケーシング内に受容
された少なくとも1つのピストン(40)と、該ピスト
ン(40)を往復運動させる駆動手段(42)と、領域
的にピストン(40)によって制限された作業室(4
4)と、該作業室(44)にそれぞれ接続可能な入口通
路(48)および出口通路(50)と、作業室(44)
と入口通路との間の第1の弁装置(64)と、作業室
(44)と出口通路(50)との間の第2の弁装置(7
4)とが設けられており、その場合、一方の弁装置(6
4)の弁エレメント(62)が案内区分(60)を有し
ており、該案内区分が少なくとも領域的に案内開口(5
8)内で受容されている形式のものにおいて、 案内開口(58)が他方の弁装置(74)の弁エレメン
ト(72)内に形成されており、かつ、案内区分(6
0)および/または案内開口の周面が少なくとも1つの
切欠(88)を有しており、該切欠によって案内区分
(60)と案内開口(58)との間の接触面が減少させ
られることを特徴とする、燃機関のための燃料ポンプ。 - 【請求項2】 案内開口(58)を作業室(44)に接
続せしめる接続通路(94,96)が設けられている請
求項1記載の燃料ポンプ。 - 【請求項3】 内燃機関(12)のための燃料ポンプで
あって、ケーシング(38)と、該ケーシング内に受容
された少なくとも1つのピストン(40)と、該ピスト
ン(40)を往復運動させる駆動手段(42)と、領域
的にピストン(40)によって制限された作業室(4
4)と、該作業室(44)にそれぞれ接続可能な入口通
路(48)および出口通路(50)と、作業室(44)
と入口通路との間の第1の弁装置(64)と、作業室
(44)と出口通路(50)との間の第2の弁装置(7
4)とが設けられており、その場合、一方の弁装置(6
4)の弁エレメント(62)が案内区分(60)を有し
ており、該案内区分が案内開口(58)内に受容されて
いる形式のものにおいて、案内区分(60)が第1の弁
装置(64)の弁エレメント(62)に形成されてお
り、かつ案内開口(58)が入口通路(48)内に形成
されていることを特徴とする、内燃機関のための燃料ポ
ンプ。 - 【請求項4】 案内区分(60)および/または案内開
口の周面が、長手方向に延びる少なくとも1つの切欠
(88)を有しており、該切欠によって案内区分(6
0)と案内開口(58)との間の接触面が減少させら
れ、かつ、該切欠が弁装置(64)の開放時の流れ通路
として役立っている、請求項3記載の燃料ポンプ。 - 【請求項5】 多数の切欠(88)が設けられている、
請求項1,2,4のいずれか1項記載の燃料ポンプ。 - 【請求項6】 案内区分(60)と案内開口(58)と
の間にほぼ直線状の接触だけが生じるように切欠(8
8)が形成されている、請求項1,2,4,5のいずれ
か1項記載の燃料ポンプ。 - 【請求項7】 半径方向に延びていて有利には周面にわ
たって分配されて配置された少なくとも3つのベーン
(86)を有するように案内区分(60)が形成されて
いる請求項1,2または5から6までのいずれか1項記
載の燃料ポンプ。 - 【請求項8】 半径方向に延びていて有利には周面にわ
たって分配されて配置された少なくとも3つのウエブ
(86)を有するように案内開口(58)が形成されて
いる請求項1,2または4から7までのいずれか1項記
載の燃料ポンプ。 - 【請求項9】 ベーン(86)が凹状に切削されている
請求項7または8記載の燃料ポンプ。 - 【請求項10】 第1の弁装置(64)の弁エレメント
(62)が、所属する座に圧着されるようにテンション
エレメント(80)を介して第2の弁装置(74)の弁
エレメント(72)に支持されている請求項1から9ま
でのいずれか1項記載の燃料ポンプ。 - 【請求項11】 第1の弁エレメント(62)が板状の
支持区分、有利にはディスク(82)を有しており、該
支持区分にテンションエレメント(80)が支持されて
いる請求項9記載の燃料ポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
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