JP2003325092A - もぐらの捕獲装置 - Google Patents
もぐらの捕獲装置Info
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- JP2003325092A JP2003325092A JP2002133817A JP2002133817A JP2003325092A JP 2003325092 A JP2003325092 A JP 2003325092A JP 2002133817 A JP2002133817 A JP 2002133817A JP 2002133817 A JP2002133817 A JP 2002133817A JP 2003325092 A JP2003325092 A JP 2003325092A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 もぐらを、確実に、簡単に捕獲するようにし
た。 【解決手段】 縦方向のガイドフレーム22に沿って上
下動可能な昇降部材3の下面に突き刺し針杆31を設
け、前記ガイドフレーム22の上面に設けた作動機構4
によって前記昇降部材3を係脱可能に止着し、ガイドフ
レーム22の下側に設けたセンサー機構5を前記作動機
構4に連結し、前記センサー機構5の検出により前記作
動機構4を作動させて昇降部材3の係止を外し、前記昇
降部材3を付勢によりガイドフレーム22に沿い急激に
下降させて前記センサー機構5近傍にいるもぐらを前記
突き刺し針杆31で突き刺して捕獲するようにした。
た。 【解決手段】 縦方向のガイドフレーム22に沿って上
下動可能な昇降部材3の下面に突き刺し針杆31を設
け、前記ガイドフレーム22の上面に設けた作動機構4
によって前記昇降部材3を係脱可能に止着し、ガイドフ
レーム22の下側に設けたセンサー機構5を前記作動機
構4に連結し、前記センサー機構5の検出により前記作
動機構4を作動させて昇降部材3の係止を外し、前記昇
降部材3を付勢によりガイドフレーム22に沿い急激に
下降させて前記センサー機構5近傍にいるもぐらを前記
突き刺し針杆31で突き刺して捕獲するようにした。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に生息するも
ぐらを確実に捕獲するようにしたもぐらの捕獲装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】地中のもぐらを捕獲する装置としては、
例えば特開平11−206304号公報に記載のものが
ある。前記従来のもぐら捕獲装置は、コイルスプリング
によって下降するように付勢されている突き刺し部材の
先端の針状尖鋭部を、丸棒のトリガー部材で受け止め、
もぐらが接触する作動補助部材が作動したときにトリガ
ー部材の回動によって針状尖鋭部を外し、前記付勢によ
り突き刺し部材を下降させて針状尖鋭部でもぐらを突き
刺すようにした構成である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の捕獲装置では、突き刺し部材が丸棒のトリガー部材で
係止されているだけであるからきわめて不安定で、地
震、車両の通過による振動によってトリガー部材が回動
すると、突き刺し部材が付勢により下降して、空打ちす
ることになる。しかも、前記したとおり突き刺し部材の
係止が不安定であるから、設置時に突き刺し部材が不意
に作動して、作業者を刺す危険がある。また、コイルス
プリングは伸張状態であって、作動時には収縮力により
突き刺し部材を付勢するので、高い付勢力を期待できな
いから、確実な捕獲を期待することができない。したが
って、本発明はきわめて簡単な構造により確実に捕獲す
ることができ、しかも長期間屋外に設置してあっても捕
獲機能を低下させることがないもぐらの捕獲装置を提供
することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
発明は、縦方向のガイドフレームに沿って上下動可能な
昇降部材の下面に突き刺し針杆を設け、前記ガイドフレ
ームの上面に設けた作動機構によって前記昇降部材を係
脱可能に止着し、ガイドフレームの下側に設けたセンサ
ー機構を前記作動機構に連結し、前記センサー機構の検
出により前記作動機構を作動させて昇降部材の係止を外
し、前記昇降部材を付勢によりガイドフレームに沿い急
激に下降させて前記センサー機構近傍にいるもぐらを前
記突き刺し針杆で突き刺して捕獲するようにしたことを
特徴とする。 【0005】 【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施の
態様に基づいて説明する。図1は本発明の実施例を示す
概略斜視図、図2は一部を断面とした側面図、図3は一
部を断面とした正面図、図4は要部を分解した斜視図、
図5はもぐらを捕獲した状態の正面図である。 【0006】本発明のもぐらの捕獲装置1は、フレーム
2に昇降部材3を上下動可能に設けるとともに、前記フ
レーム2の上面に設けた作動機構4に前記昇降部材3を
係脱可能に止着し、前記フレーム2の下方に設けたセン
サー機構5を前記作動機構4に連結し、センサー機構5
が作動すると昇降部材3を急激に下降させてもぐらを捕
獲するようにした構成である。 【0007】前記フレーム2は、左右一対の角材を上下
に井桁状に組み付けてなるベースフレーム21の上面
に、直立する左右の縦材をある程度の間隔で対向するよ
うに設けてなる縦方向のガイドフレーム22を設け、前
記ガイドフレーム22の上端に平板状のトップフレーム
23を設けた構成で、前記トップフレーム23のほぼ中
央位置には通孔24を開設してあり、前記通孔24の左
右には軸受部25を設けてある。また、トップフレーム
23の一側部には一対の掛け止め杆26を直立状に設け
てある。 【0008】前記昇降部材3はガイドフレーム22の内
部において上下動可能に位置し、約3キログラム程度の
重さであるから、自重によって急激に下降するように付
勢されている。そして、前記昇降部材3の下面には、下
端が針状となっている複数本の突き刺し針杆31を下向
きに設けるとともに、上面に吊り具32を直立状に設
け、前記吊り具32に一端を連結した吊り材33を前記
通孔24に挿通してトップフレーム23の上方に位置さ
せ、前記吊り材33の他端に把持部34を設けて前記ト
ップフレーム23の上面に位置させる。通常では、前記
把持部34を前記掛け止め杆26に掛け止めておく。 【0009】前記作動機構4は、バッテリー(図示せ
ず)に電気的に連結されているモータ41に一体的に設
けてある減速機42の回転軸43に操作片44を設け、
前記軸受部25に回動可能に枢着した作動杆45の一端
に設けた作動部46を前記操作片44の回転範囲内に位
置させ、前記作動杆45の他端に設けた受け部47に前
記吊り具32を係脱可能に止着した構成である。 【0010】また、前記作動杆45の途中には、前記軸
受部25と作動部46との間に位置するようにフック状
の係止部48を設け、前記係止部48によって作動杆4
5の上面を係止することにより、作動杆45が上方に回
動するのを防止している。しかし、作動杆45は前記軸
受部25に対して緩く枢着されているので、左右方向に
ずれ動くことができる。したがって、操作片44によっ
て作動部46が横方向から衝撃されると、作動杆45は
係止部48から外れて上方に回動することができる。 【0011】前記センサー機構5は、L字状の連結杆5
1の下側先端にリング状に形成したセンサー部52と、
前記ガイドフレーム22の側面から横方向に延在するア
ーム27に設けたスイッチ機構53と、前記スイッチ機
構53と前記モータ41とを電気的に接続する配線部5
4とからなり、前記連結杆51の上端がアーム27に軸
着されている。そして、前記連結杆51が静止している
状態では前記スイッチ機構53がオフであってモータ4
1が停止している。しかし、連結杆51が揺動するとス
イッチ機構53がオンとなってモータ41が駆動し、減
速機42の回転軸43が回転して操作片44が回動す
る。なお、前記センサー部52は、ガイドフレーム22
の下側に位置している。 【0012】本発明の捕獲装置1は前記した構成であっ
て、使用に際してはもぐらの出没する位置の地表面に捕
獲装置1を設置し、地表面を浅く掘って連結杆51の下
部及びセンサー部52を収める。そして、把持部34に
より吊り材33を引き上げて吊り具32の上部を通孔2
4からトップフレーム23の上方にまで上昇させ、作動
杆45の受け部47に係止する。 【0013】この状態で、作動杆45の途中を係止部4
8に係止すると、作動杆45は昇降部材3の重量によっ
て回動することがなく、安定している。また、モータ4
1、バッテリーの電気回路中に前記スイッチ機構53が
接続され、このスイッチ機構53がオフになっているの
で、モータ41は駆動しない。したがって、もぐらの捕
獲待機状態である。 【0014】そこで、もぐらが地中から地表面にまで上
昇してくると、センサー機構5のセンサー部52に接触
するので連結杆51が揺動し、スイッチ機構53がオン
になるので前記電気回路に電気が流れ、モータ41が駆
動するので減速機42を介して操作片44が回動し、作
動部46を横方向に跳ねるので作動杆45が係止部48
から外れて自由な状態になる。 【0015】したがって、作動杆45は昇降部材3によ
り作動部46が上昇するように急激に傾動し、吊り具3
2が受け部47から外れるので、昇降部材3は自重で急
激に下降して突き刺し針杆31がセンサー部52の近傍
にいるもぐらを上から刺し通して捕獲することができ
る。この場合、昇降部材3は、土壌によって下降位置が
規制されるが、把持部34が掛け止め杆26に掛け止め
られた状態で吊り材33が伸びきった状態が最下降位置
になる。 【0016】上記のようにしてもぐらを捕獲すると、捕
獲装置1を抱え上げるだけで突き刺し針杆31のもぐら
を取り外すことができるので、作動杆45を係止部48
に掛け止めて捕獲装置1を地表面に設置し、昇降部材3
を上昇させて吊り具32を受け部47に引っ掛けるだけ
で再度使用することができる。 【0017】なお、モータ41は、配線部54の途中に
電源のオン、オフ用のスイッチを別個に接続して設けて
もよい。しかし、作動杆45と係止部48とを電源用の
スイッチとして電気回路の途中に接続すると、係止部4
8が作動杆45を係止している状態ではオンで、外れる
とオフになるため、モータ41の駆動で操作片44が作
動部46を横方向に跳ねた瞬間にモータ41への通電が
停止するので、実用的になる。 【0018】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限り、ど
のようにでも実施することができる。例えば、縦方向の
ガイドフレームを円筒状にして内部に円盤材からなる昇
降部材を設け、昇降部材とトップフレーム下面との間に
強力なコイルスプリングを設けることにより、下面に突
き刺し針杆を設けた昇降部材を下降するように付勢して
もよい。また、昇降部材を上昇させるには、どのような
手段でも利用することができる。 【0019】 【発明の効果】以上要するに、本発明は、縦方向のガイ
ドフレームに沿って上下動可能な昇降部材の下面に突き
刺し針杆を設け、前記ガイドフレームの上面に設けた作
動機構によって前記昇降部材を係脱可能に止着し、ガイ
ドフレームの下側に設けたセンサー機構を前記作動機構
に連結し、前記センサー機構の検出により前記作動機構
を作動させて昇降部材の係止を外し、前記昇降部材を付
勢によりガイドフレームに沿い急激に下降させて前記セ
ンサー機構近傍にいるもぐらを前記突き刺し針杆で突き
刺して捕獲するようにしたことを特徴とする。 【0020】したがって、もぐらがセンサー部に接触す
るだけで機械的手段により確実に捕獲できるばかりでな
く、構造が簡単で利用しやすく、誰でもが使用すること
ができて実用的価値の高いものとなる。
ぐらを確実に捕獲するようにしたもぐらの捕獲装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】地中のもぐらを捕獲する装置としては、
例えば特開平11−206304号公報に記載のものが
ある。前記従来のもぐら捕獲装置は、コイルスプリング
によって下降するように付勢されている突き刺し部材の
先端の針状尖鋭部を、丸棒のトリガー部材で受け止め、
もぐらが接触する作動補助部材が作動したときにトリガ
ー部材の回動によって針状尖鋭部を外し、前記付勢によ
り突き刺し部材を下降させて針状尖鋭部でもぐらを突き
刺すようにした構成である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の捕獲装置では、突き刺し部材が丸棒のトリガー部材で
係止されているだけであるからきわめて不安定で、地
震、車両の通過による振動によってトリガー部材が回動
すると、突き刺し部材が付勢により下降して、空打ちす
ることになる。しかも、前記したとおり突き刺し部材の
係止が不安定であるから、設置時に突き刺し部材が不意
に作動して、作業者を刺す危険がある。また、コイルス
プリングは伸張状態であって、作動時には収縮力により
突き刺し部材を付勢するので、高い付勢力を期待できな
いから、確実な捕獲を期待することができない。したが
って、本発明はきわめて簡単な構造により確実に捕獲す
ることができ、しかも長期間屋外に設置してあっても捕
獲機能を低下させることがないもぐらの捕獲装置を提供
することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
発明は、縦方向のガイドフレームに沿って上下動可能な
昇降部材の下面に突き刺し針杆を設け、前記ガイドフレ
ームの上面に設けた作動機構によって前記昇降部材を係
脱可能に止着し、ガイドフレームの下側に設けたセンサ
ー機構を前記作動機構に連結し、前記センサー機構の検
出により前記作動機構を作動させて昇降部材の係止を外
し、前記昇降部材を付勢によりガイドフレームに沿い急
激に下降させて前記センサー機構近傍にいるもぐらを前
記突き刺し針杆で突き刺して捕獲するようにしたことを
特徴とする。 【0005】 【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施の
態様に基づいて説明する。図1は本発明の実施例を示す
概略斜視図、図2は一部を断面とした側面図、図3は一
部を断面とした正面図、図4は要部を分解した斜視図、
図5はもぐらを捕獲した状態の正面図である。 【0006】本発明のもぐらの捕獲装置1は、フレーム
2に昇降部材3を上下動可能に設けるとともに、前記フ
レーム2の上面に設けた作動機構4に前記昇降部材3を
係脱可能に止着し、前記フレーム2の下方に設けたセン
サー機構5を前記作動機構4に連結し、センサー機構5
が作動すると昇降部材3を急激に下降させてもぐらを捕
獲するようにした構成である。 【0007】前記フレーム2は、左右一対の角材を上下
に井桁状に組み付けてなるベースフレーム21の上面
に、直立する左右の縦材をある程度の間隔で対向するよ
うに設けてなる縦方向のガイドフレーム22を設け、前
記ガイドフレーム22の上端に平板状のトップフレーム
23を設けた構成で、前記トップフレーム23のほぼ中
央位置には通孔24を開設してあり、前記通孔24の左
右には軸受部25を設けてある。また、トップフレーム
23の一側部には一対の掛け止め杆26を直立状に設け
てある。 【0008】前記昇降部材3はガイドフレーム22の内
部において上下動可能に位置し、約3キログラム程度の
重さであるから、自重によって急激に下降するように付
勢されている。そして、前記昇降部材3の下面には、下
端が針状となっている複数本の突き刺し針杆31を下向
きに設けるとともに、上面に吊り具32を直立状に設
け、前記吊り具32に一端を連結した吊り材33を前記
通孔24に挿通してトップフレーム23の上方に位置さ
せ、前記吊り材33の他端に把持部34を設けて前記ト
ップフレーム23の上面に位置させる。通常では、前記
把持部34を前記掛け止め杆26に掛け止めておく。 【0009】前記作動機構4は、バッテリー(図示せ
ず)に電気的に連結されているモータ41に一体的に設
けてある減速機42の回転軸43に操作片44を設け、
前記軸受部25に回動可能に枢着した作動杆45の一端
に設けた作動部46を前記操作片44の回転範囲内に位
置させ、前記作動杆45の他端に設けた受け部47に前
記吊り具32を係脱可能に止着した構成である。 【0010】また、前記作動杆45の途中には、前記軸
受部25と作動部46との間に位置するようにフック状
の係止部48を設け、前記係止部48によって作動杆4
5の上面を係止することにより、作動杆45が上方に回
動するのを防止している。しかし、作動杆45は前記軸
受部25に対して緩く枢着されているので、左右方向に
ずれ動くことができる。したがって、操作片44によっ
て作動部46が横方向から衝撃されると、作動杆45は
係止部48から外れて上方に回動することができる。 【0011】前記センサー機構5は、L字状の連結杆5
1の下側先端にリング状に形成したセンサー部52と、
前記ガイドフレーム22の側面から横方向に延在するア
ーム27に設けたスイッチ機構53と、前記スイッチ機
構53と前記モータ41とを電気的に接続する配線部5
4とからなり、前記連結杆51の上端がアーム27に軸
着されている。そして、前記連結杆51が静止している
状態では前記スイッチ機構53がオフであってモータ4
1が停止している。しかし、連結杆51が揺動するとス
イッチ機構53がオンとなってモータ41が駆動し、減
速機42の回転軸43が回転して操作片44が回動す
る。なお、前記センサー部52は、ガイドフレーム22
の下側に位置している。 【0012】本発明の捕獲装置1は前記した構成であっ
て、使用に際してはもぐらの出没する位置の地表面に捕
獲装置1を設置し、地表面を浅く掘って連結杆51の下
部及びセンサー部52を収める。そして、把持部34に
より吊り材33を引き上げて吊り具32の上部を通孔2
4からトップフレーム23の上方にまで上昇させ、作動
杆45の受け部47に係止する。 【0013】この状態で、作動杆45の途中を係止部4
8に係止すると、作動杆45は昇降部材3の重量によっ
て回動することがなく、安定している。また、モータ4
1、バッテリーの電気回路中に前記スイッチ機構53が
接続され、このスイッチ機構53がオフになっているの
で、モータ41は駆動しない。したがって、もぐらの捕
獲待機状態である。 【0014】そこで、もぐらが地中から地表面にまで上
昇してくると、センサー機構5のセンサー部52に接触
するので連結杆51が揺動し、スイッチ機構53がオン
になるので前記電気回路に電気が流れ、モータ41が駆
動するので減速機42を介して操作片44が回動し、作
動部46を横方向に跳ねるので作動杆45が係止部48
から外れて自由な状態になる。 【0015】したがって、作動杆45は昇降部材3によ
り作動部46が上昇するように急激に傾動し、吊り具3
2が受け部47から外れるので、昇降部材3は自重で急
激に下降して突き刺し針杆31がセンサー部52の近傍
にいるもぐらを上から刺し通して捕獲することができ
る。この場合、昇降部材3は、土壌によって下降位置が
規制されるが、把持部34が掛け止め杆26に掛け止め
られた状態で吊り材33が伸びきった状態が最下降位置
になる。 【0016】上記のようにしてもぐらを捕獲すると、捕
獲装置1を抱え上げるだけで突き刺し針杆31のもぐら
を取り外すことができるので、作動杆45を係止部48
に掛け止めて捕獲装置1を地表面に設置し、昇降部材3
を上昇させて吊り具32を受け部47に引っ掛けるだけ
で再度使用することができる。 【0017】なお、モータ41は、配線部54の途中に
電源のオン、オフ用のスイッチを別個に接続して設けて
もよい。しかし、作動杆45と係止部48とを電源用の
スイッチとして電気回路の途中に接続すると、係止部4
8が作動杆45を係止している状態ではオンで、外れる
とオフになるため、モータ41の駆動で操作片44が作
動部46を横方向に跳ねた瞬間にモータ41への通電が
停止するので、実用的になる。 【0018】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限り、ど
のようにでも実施することができる。例えば、縦方向の
ガイドフレームを円筒状にして内部に円盤材からなる昇
降部材を設け、昇降部材とトップフレーム下面との間に
強力なコイルスプリングを設けることにより、下面に突
き刺し針杆を設けた昇降部材を下降するように付勢して
もよい。また、昇降部材を上昇させるには、どのような
手段でも利用することができる。 【0019】 【発明の効果】以上要するに、本発明は、縦方向のガイ
ドフレームに沿って上下動可能な昇降部材の下面に突き
刺し針杆を設け、前記ガイドフレームの上面に設けた作
動機構によって前記昇降部材を係脱可能に止着し、ガイ
ドフレームの下側に設けたセンサー機構を前記作動機構
に連結し、前記センサー機構の検出により前記作動機構
を作動させて昇降部材の係止を外し、前記昇降部材を付
勢によりガイドフレームに沿い急激に下降させて前記セ
ンサー機構近傍にいるもぐらを前記突き刺し針杆で突き
刺して捕獲するようにしたことを特徴とする。 【0020】したがって、もぐらがセンサー部に接触す
るだけで機械的手段により確実に捕獲できるばかりでな
く、構造が簡単で利用しやすく、誰でもが使用すること
ができて実用的価値の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略斜視図である。
【図2】一部を断面とした側面図である。
【図3】一部を断面とした正面図である。
【図4】要部を分解した斜視図である。
【図5】もぐらを捕獲した状態の正面図である。
【符号の説明】
1 捕獲装置
2 フレーム
3 昇降部材
4 作動機構
5 センサー機構
21 ベースフレーム
22 ガイドフレーム
23 トップフレーム
24 通孔
25 軸受部
26 掛け止め杆
27 アーム
31 突き刺し針杆
32 吊り具
33 吊り材
34 把持部
41 モータ
42 減速機
43 回転軸
44 操作片
45 作動杆
46 作動部
47 受け部
48 係止部
51 連結杆
52 センサー部
53 スイッチ機構
54 配線部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 縦方向のガイドフレームに沿って上下動
可能な昇降部材の下面に突き刺し針杆を設け、前記ガイ
ドフレームの上面に設けた作動機構によって前記昇降部
材を係脱可能に止着し、ガイドフレームの下側に設けた
センサー機構を前記作動機構に連結し、前記センサー機
構の検出により前記作動機構を作動させて昇降部材の係
止を外し、前記昇降部材を付勢によりガイドフレームに
沿い急激に下降させて前記センサー機構近傍にいるもぐ
らを前記突き刺し針杆で突き刺して捕獲するようにした
ことを特徴とするもぐらの捕獲装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002133817A JP2003325092A (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | もぐらの捕獲装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002133817A JP2003325092A (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | もぐらの捕獲装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003325092A true JP2003325092A (ja) | 2003-11-18 |
Family
ID=29696662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002133817A Pending JP2003325092A (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | もぐらの捕獲装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003325092A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7076913B1 (en) * | 2003-04-07 | 2006-07-18 | Dow C Thomas | Infrared sensing for locating and aiding destruction of moles |
US20100031555A1 (en) * | 2006-09-01 | 2010-02-11 | Gabriel Le Laidier | Animal Trap |
US20110056117A1 (en) * | 2008-02-06 | 2011-03-10 | Paf Holding Aps | Rat trap |
US8042299B1 (en) * | 2005-09-28 | 2011-10-25 | Brown Jr Elgin Glen | Mole trap |
-
2002
- 2002-05-09 JP JP2002133817A patent/JP2003325092A/ja active Pending
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