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JP2003319690A - 空気調和機のファン用ブラシレスモータの駆動装置 - Google Patents

空気調和機のファン用ブラシレスモータの駆動装置

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JP2003319690A
JP2003319690A JP2002115783A JP2002115783A JP2003319690A JP 2003319690 A JP2003319690 A JP 2003319690A JP 2002115783 A JP2002115783 A JP 2002115783A JP 2002115783 A JP2002115783 A JP 2002115783A JP 2003319690 A JP2003319690 A JP 2003319690A
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fan
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air conditioner
switching elements
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Masami Watanabe
辺 真 巳 渡
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Toshiba Carrier Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雰囲気温度が低い場合にファンが外的な要因
によって回転している場合でも、制動、停止に伴う減磁
を未然に防止することのできる空気調和機のファン用ブ
ラシレスモータの駆動装置を提供する。 【解決手段】 複数のスイッチング素子が3相ブリッジ
接続され、空気調和機のファン用ブラシレスモータ1の
ステータ巻線に電流を供給するインバータ回路3と、ブ
ラシレスモータのロータの磁極位置を検出するホール素
子2と、ブラシレスモータの起動前に、ホール素子の出
力信号に同期させて、インバータ回路の正電圧側及び負
電圧側のいずれか一方の1つの相のスイッチング素子と
いずれか他方の残りの2つの相のスイッチング素子とを
通電すると共に、正電圧側及び負電圧側の少なくとも一
方をPWM通電してロータを制動、停止させる制御手段
10とを備えるとき、ブラシレスモータの雰囲気温度を
検出する温度検出手段S2を備え、制御手段は、温度検
出手段によって検出される雰囲気温度が低くなるに従っ
てPWM通電のデューティ比を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくともブラシ
レスモータの起動前に、ステータ巻線に電流を供給して
ロータを制動、停止させる空気調和機のファン用ブラシ
レスモータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機のファンを駆動するモータと
してブラシレスモータが多く用いられるようになった。
室外ファンは有風時に回転し、その回転方向及び速度は
一様ではない。空気調和機の運転開始時に、室外ファン
が回転していた場合には、その制動、停止、位置決めを
行ってから起動させなければならない。
【0003】ブラシレスモータは、その回転子の磁極位
置を検出するための検出器を必要とする。室外ファンの
制動、停止、位置決めにはこの検出器の出力に基づいて
その方向及び回転数を検知し、これに応じてステータ巻
線の電流を制御していた。しかし、検出器として3個の
ホール素子を用いていたため、複雑な制御を余儀なくさ
れ、これがコストを高騰させる一因になっていた。ま
た、制動、停止、位置決めに際してステータ巻線に直流
の電流を流していたが、この方法ではロータを形成する
永久磁石が減磁したり、ステータ巻線に電流を流す駆動
回路を破壊するような過大な電流が流れたりする可能性
があった。
【0004】そこで、例えば、特開2000−1255
84号公報には、ブラシレスモータを駆動するために、
複数のスイッチング素子が3相ブリッジ接続されてなる
インバータ回路を用い、ブラシレスモータの起動前にイ
ンバータ回路の正電圧側及び負電圧側のいずれか一方の
1つの相のスイッチング素子をPWM通電すると共に、
いずれか他方の残りの2つの相のスイッチング素子をP
WM通電してロータを制動、停止、位置決めすることが
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ブラシレスモータのロ
ータ磁極を形成する永久磁石には、フェライト磁石と希
土類磁石とがあり、このうち、希土類磁石は高価である
ため、空気調和機のファン用モータとしてはフェライト
磁石が多く使用される。一般に、フェライト磁石は低温
の温度特性が悪く、低温時にステータに大きな電流を流
すと減磁しやすく、特に、室外ファン用においては冬季
に低外気温(0℃以下)で起動させることを余儀なくさ
れ、このような状態で通常の起動制御を実行すると減磁
を生じることがあり得る。
【0006】特開2000−125584号公報に記載
されたものは、インバータ回路の正電圧側及び負電圧側
のいずれか一方の1つの相のスイッチング素子をPWM
通電すると共に、いずれか他方の残りの2つの相のスイ
ッチング素子をPWM通電してロータに制動を加える
際、PWM通電のデューティ比は固定であった。このP
WM通電のデューティ比は、通常の温度において制限電
流に治まる値に設定されているが、上述したような低温
状態において常温時と同じデューティ比でPWM通電し
た場合、ステータの巻線抵抗が低くなっているために電
流が大きくなり、フェライト磁石の低温の温度特性が悪
いことと相俟って、減磁が生じ易いという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、その目的は雰囲気温度が低い場合にファンが外的
な要因によって回転している場合でも、制動、停止に伴
う減磁を未然に防止することのできる空気調和機のファ
ン用ブラシレスモータの駆動装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数のスイッチング素子が3相ブリッジ接続され、空気
調和機のファン用ブラシレスモータのステータ巻線に電
流を供給するインバータ回路と、ブラシレスモータのロ
ータの磁極位置を検出するホール素子と、ブラシレスモ
ータの起動前に、ホール素子の出力信号に同期させて、
インバータ回路の正電圧側及び負電圧側のいずれか一方
の1つの相のスイッチング素子といずれか他方の残りの
2つの相のスイッチング素子とを通電すると共に、正電
圧側及び負電圧側の少なくとも一方をPWM通電してロ
ータを制動、停止させる制御手段とを備える空気調和機
のファン用ブラシレスモータの駆動装置において、ブラ
シレスモータの雰囲気温度を検出する温度検出手段を備
え、制御手段は、温度検出手段によって検出される雰囲
気温度が低くなるに従ってPWM通電のデューティ比を
小さくすることを特徴とする空気調和機のファン用ブラ
シレスモータの駆動装置。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
空気調和機のファン用ブラシレスモータの駆動装置にお
いて、ブラシレスモータが室外ファン用であるとき、温
度検出手段は室外熱交換器の温度検出手段を代用し、ブ
ラシレスモータが室内ファン用であるとき、温度検出手
段は室内熱交換器の温度検出手段を代用することを特徴
とする。
【0010】請求項3に係る発明は、複数のスイッチン
グ素子が3相ブリッジ接続され、空気調和機のファン用
ブラシレスモータのステータ巻線に電流を供給するイン
バータ回路と、ブラシレスモータのロータの磁極位置を
検出するホール素子と、ブラシレスモータの起動前に、
ホール素子の出力信号に同期させて、インバータ回路の
正電圧側及び負電圧側のいずれか一方の1つの相のスイ
ッチング素子といずれか他方の残りの2つの相のスイッ
チング素子とを通電すると共に、正電圧側及び負電圧側
の少なくとも一方をPWM通電してロータを制動、停止
させる制御手段とを備える空気調和機のファン用ブラシ
レスモータの駆動装置において、制御手段は、さらに、
徐霜モード運転の終了時においてもロータに制動を加え
ると共に、起動前の制動と比較して、徐霜モード運転の
終了時のPWM通電のデューティ比を小さくすることを
特徴とする空気調和機のファン用ブラシレスモータの駆
動装置。
【0011】請求項4に係る発明は、複数のスイッチン
グ素子が3相ブリッジ接続され、空気調和機のファン用
ブラシレスモータのステータ巻線に電流を供給するイン
バータ回路と、ブラシレスモータのロータの磁極位置を
検出するホール素子と、ブラシレスモータの起動前に、
ホール素子の出力信号に同期させて、インバータ回路の
正電圧側及び負電圧側のいずれか一方の1つの相のスイ
ッチング素子といずれか他方の残りの2つの相のスイッ
チング素子とを通電すると共に、正電圧側及び負電圧側
の少なくとも一方をPWM通電してロータを制動、停止
させる制御手段とを備える空気調和機のファン用ブラシ
レスモータの駆動装置において、ステータ巻線の電流を
検出する電流検出手段を備え、制御手段は所定の電流制
限値を超えない範囲でPWM通電のデューティ比をでき
るだけ大きくすることを特徴とする空気調和機のファン
用ブラシレスモータの駆動装置。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項4に記載の
空気調和機のファン用ブラシレスモータの駆動装置にお
いて、ブラシレスモータの雰囲気温度を検出する温度検
出手段を備え、所定の電流制限値を、温度検出手段によ
って検出される雰囲気温度が低くなるほど低く設定する
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明を適
用する空気調和機の制御部の概略構成を、冷凍サイクル
系統と併せて示したブロック回路図である。同図におい
て、圧縮機31の吐出側が、四方弁32の一方の切替経
路を通して、室内熱交換器33の一端に接続されてい
る。室内熱交換器33の他端は、膨張弁34を介して、
室外熱交換器35の一端に接続されている。この室外熱
交換器35の他端は、四方弁32の他方の切替経路を通
して、圧縮機31の吸入側に接続されている。そして、
これらが周知の冷凍サイクルを形成し、冷媒を矢印A方
向に循環させることによって、室内熱交換器33を凝縮
器、室外熱交換器35を蒸発器として機能させる暖房モ
ードで運転が行われる。
【0014】ここで、室外熱交換器35の熱交換を促進
するために室外ファンモータ1によって駆動される室外
ファン1Fが設けられている。室外ファンモータ1はフ
ェライト磁石で磁極が形成されたロータを有するブラシ
レスモータが使用され、このロータの磁極位置を検出す
るためにホールIC2が内部に装着されている。また、
室外ファンモータ1のステータ巻線に3相電力を供給す
るインバータ回路3を備え、このインバータ回路3は単
相の交流電源11の交流を直流に変換し、さらに、直流
をPWM波形でなる疑似3相交流に変換して室外ファン
モータ1に供給する。また、変流器5Aを付帯し、室外
ファンモータ1の電流を検出する電流検出回路5、室外
熱交換器35の温度を検出する温度センサS1及び外気
温を検出する温度センサS2の各出力信号に基づいて、
インバータ回路3、四方弁32及び膨張弁34を制御す
る室外制御装置10が設けられている。
【0015】一方、室内熱交換器33の熱交換を促進す
るために室内ファンモータ6によって駆動される、室内
ファン6Fが設けられている。この室内ファンモータ6
もフェライト磁石で磁極が形成されたロータを有するブ
ラシレスモータが使用され、その速度を制御するための
インバータ回路7を備えている。この場合、図面の簡易
化のために、室内ファンモータ6の磁極位置を検出する
ホールICは省略している。インバータ回路7は単相の
交流電源11の交流を直流に変換し、さらに、直流をP
WM波形でなる疑似3相交流に変換して室内ファンモー
タ6に供給する。また、室内熱交換器33の温度を検出
する温度センサS3、室内温度を検出する温度センサS
4の各検出値に基づいて、室内制御装置20がインバー
タ回路7を制御するようになっている。なお、室外制御
装置10と室内制御装置20とは相互に情報を交換する
信号線によって接続されている。
【0016】次に、図1に示した空気調和機の動作につ
いて説明する。図示を省略したリモコン装置から運転モ
ード及び室温等の設定信号が室内制御装置20に送信さ
れる。このとき、運転モードが暖房であると室外制御装
置10が四方弁32に通電して矢印A方向に冷媒を循環
させる経路を形成する。これによって、室内熱交換器3
3が凝縮器として、室外熱交換器35が蒸発器としてそ
れぞれ機能する暖房運転が可能になる。また、室内制御
装置20がインバータ回路7を制御する一方、室外制御
装置10がインバータ回路3を制御して、それぞれ室外
ファンモータ1及び室内ファンモータ6にPWM電流を
供給する。この場合、室外制御装置10が室外ファンモ
ータ1を回転させるのに先立ち、室外ファン1Fが回転
中であれば、ホールIC2の出力信号に基づいて室外フ
ァンモータ1の制動、停止、位置決めの制御を行う。こ
の制動、停止の制御の詳細については後述する。なお、
位置決めについては、特開2000−125584号公
報に記載されているのでその説明を省略する。
【0017】一方、室内制御装置20はリモコン装置で
設定された室温と温度センサS4で検出された室温との
差に応じて圧縮機31の回転数を演算し、その演算結果
を室外制御装置10に送信する。室外制御装置10はこ
の回転数に従って圧縮機31の回転数を制御すると共
に、室外ファンモータ1の回転数を制御する。また、室
外制御装置10は温度センサS1によって検出される室
外熱交換器35の温度等に応じて膨張弁34の開度を制
御する一方、四方弁32の通電を遮断して徐霜モードで
運転したりする。なお、室内制御装置20が温度センサ
S3の温度検出信号に基づいて室内熱交換器33の過熱
防止の制御等を行うが、これらの制御は各種提案されて
公知であるのでそれらの説明を省略する。
【0018】図2は本発明に係る空気調和機のファン用
ブラシレスモータの駆動装置の第1の実施形態の構成を
示す回路図である。同図において、室外ファンモータ
(以下、図面を含めてブラシレスモータと略記する)1
のU相、V相、W相の各ステータ巻線が星型結線され、
さらに、ステータにはホールIC2が設けられている。
このうち、ステータ巻線U,V,Wの外部接続導線はイ
ンバータ回路3に接続され、ホールIC2の電流供給及
び検出信号導線は制御装置10に接続されている。
【0019】インバータ回路3はスイッチング素子とし
てFET(Field Effect Transistor )でなるトランジ
スタFu,Fv,Fw,Fx,Fy,Fzが3相ブリッ
ジ接続されている。すなわち、トランジスタFu及びF
xの直列接続回路と、トランジスタFv及びFyの直列
接続回路と、トランジスタFw及びFzの直列接続回路
とが並列接続され、その一端がスイッチ4を介して図示
省略の直流電源(DC280V)の正極に接続され、他
端が直流電源の負極に接続されている。これらのトラン
ジスタFu,Fv,Fw,Fx,Fy,Fzには環流用
のダイオードDu,Dv,Dw,Dx,Dy,Dzがそ
れぞれ逆並列に接続されている。
【0020】また、トランジスタFu,Fv,Fw,F
x,Fy,Fzの各ゲートには、ホトカプラでなる駆動
回路B,B,B,B,B,Bが接続されて
いる。
【0021】これらの駆動回路の動作電力を供給するた
めに、1次側が単相の交流電源11に接続されたトラン
ス12と、このトランス12の2次側に直列接続された
ダイオードD01及び平滑用のコンデンサC01とでな
る半波整流回路を備えている。そして、コンデンサC
01の正極が直流電源の負電圧側の駆動回路B
,Bの一端にそれぞれ接続され、コンデンサC
01の負極が駆動回路B,B ,Bの他端にそれぞ
れ接続されると共に、トランジスタFx,Fy,Fzの
各ソース(負電圧側)に接続されている。また、直流電
源の正電圧側の駆動回路B,B,Bにはそれぞれ
駆動電力を蓄えるコンデンサC02,C03,C 04
並列接続され、その正極は逆流防止用のダイオードD
02,D03,D を介して、電流制限用の抵抗Rの
一端に接続されている。この抵抗Rの他端は半波整流回
路を構成するコンデンサC01の正極に接続されてい
る。また、コンデンサC02,C03,C04の負極は
トランジスタFu,Fv,Fwの各ソースに接続されて
いる。
【0022】一方、トランジスタFu及びFx、Fv及
びFy、Fw及びFzの相互接続点にそれぞれブラシレ
スモータ1のステータ巻線U,V,Wの各外部接続導線
が接続されている。また、ブラシレスモータ1に設けら
れたホールIC2の信号出力導線が制御装置10を構成
するMCU(マイクロコンピュータユニット)100に
接続され、このMCU100から出力される制御信号G
,G,G,G,G,Gをそれぞれ駆動回路
,B,B,B,B,Bに加えるように構
成されている。さらに、インバータ回路3の直流電流経
路に変流器5Aが設けられ、電流検出回路5が電流検出
信号を室外制御装置10に加える構成になっている。
【0023】上記のように構成された本実施形態の動作
について以下に説明する。トランジスタFu,Fv,F
w,Fx,Fy,Fzが3相ブリッジ接続されたインバ
ータ回路3の直流入力端子間に図示省略の直流電源のD
C280Vの電圧が印加される。ここで、トランジスタ
Fu,Fv,Fwをインバータ回路の正電圧側のスイッ
チング素子と称し、トランジスタFx,Fy,Fzをイ
ンバータ回路の負電圧側のスイッチング素子と称するこ
ととする。交流電源11はAC100Vで、トランス1
2はこの電圧を例えばAC5Vに降圧する。降圧された
交流はダイオードD01及びコンデンサC01でなる半
波整流回路によって整流平滑され、得られた直流電圧が
負電圧側のスイッチング素子としてのトランジスタF
x,Fy,Fzをそれぞれ駆動する駆動回路B
,Bの両端に印加される。
【0024】一方、正電圧側のスイッチング素子として
のトランジスタFu,Fv,Fwを駆動する駆動回路B
,B,Bにそれぞれ並列接続されたコンデンサC
02,C03,C04は負電圧側のスイッチング素子が
オン状態になったとき、抵抗Rを介して、コンデンサC
01の両端電圧によって順次に充電(チャージアップ)
される。インバータ回路3の起動前であれば、トランジ
スタFx,Fy,Fzを一斉にオン状態にすることによ
って、コンデンサC02,C03,C04は全て充電さ
れる。これによってトランジスタFu,Fv,Fw,F
x,Fy,Fzの駆動回路B,B,B,B,B
,Bの動作が可能になる。これらの駆動回路に並列
接続されたコンデンサの充電回路はチャージポンプ方式
として知られ、例えば、特開平9−37587号公報に
記載されているのでその詳しい動作説明を省略するが、
少なくとも通常運転時には各スイッチング素子に対する
通電パターンによってコンデンサC02,C03,C
04は充電される。
【0025】次に、空気調和機の起動前に、風によって
回転していた室外ファンは、これを一旦停止させ、位置
決めをする必要がある。そのために、ブラシレスモータ
1に制動、停止動作をさせる必要がある。
【0026】この場合、MCU100が制御信号G
,G,G,G,Gをそれぞれ駆動回路
,B,B,B,B,Bに加えることによ
って、図3に示すように、例えば、正電圧側のU相のト
ランジスタFu及びW相のトランジスタFw、負電圧側
のトランジスタFyの全てをPWM通電するか、あるい
は、正電圧側及び負電圧側のいずれか一方を連続通電
し、他方をPWM通電してPWM電流をステータ巻線
U,V,Wに流し、所定の方向の磁界を発生させてロー
タを停止させる。本明細書ではこれを直流励磁通電パタ
ーンによる制動と称する。この直流励磁通電パターンに
よる制動はPWM電流を流すため、駆動回路及びモータ
に過度の負担をかけることなく、しかも、永久磁石の減
磁を抑える効果がある。
【0027】ところで、ブラシレスモータ1のロータに
フェライト磁石を用いた場合、フェライト磁石は低温の
温度特性が悪く、低温時にステータに大きな電流を流す
と減磁しやすい。本実施形態は、ブラシレスモータ1の
雰囲気温度が、例えば、0℃を超えるときPWM通電の
デューティ比を大きくして迅速に制動、停止させ、0℃
以下の低温時には、PWM通電のデューティ比を小さく
して、フェライト磁石の減磁を防止しながら制動、停止
させるようにしている。
【0028】図4はこのことを説明するために、雰囲気
温度をパラメータとして、PWM通電のデューティ比
と、ステータ巻線に流れる電流、すなわち、モータ電流
との関係を示した線図である。ここで、ブラシレスモー
タ1の雰囲気温度が0℃よりも高い、例えば、5℃にお
いては特性線Pに示すようにPWM通電のデューティ比
の増大に応じてモータ電流は直線的に増大する。これに
対して、ブラシレスモータ1の雰囲気温度が0℃よりも
低い、例えば、−3℃においては巻線抵抗の減少に応じ
てモータ電流が増大するため、特性線Qに示すようにP
WM通電のデューティ比の増大に応じて直線的に増大
し、恰も、特性線Pを左側に平行移動したような特性を
有する。つまり、PWM通電のデューティ比を小さくし
ても同じ大きさの電流が流れる。このことから明らかな
ように、ブラシレスモータ1の雰囲気温度が−3℃であ
るときに、雰囲気温度が5℃である場合と同様なデュー
ティ比でPWM通電をすると過大な電流が流れてフェラ
イト磁石を減磁させる虞れがある。
【0029】そこで、本実施形態では、ブラシレスモー
タ1の雰囲気温度Tが0℃を超えるとき、電流制限値I
LA以下の電流IAに抑えるようにPWM通電のデュー
ティ比をD1に設定し、ブラシレスモータ1の雰囲気温
度Tが0℃よりも低いとき、電流制限値ILB(<IL
A)以下の電流IBに抑えるようにPWM通電のデュー
ティ比をD2(<D1)に設定する。
【0030】図5は上述した直流励磁通電の関係を示す
波形図であり、図中(a)は雰囲気温度Tが0℃を超え
る場合に、正電圧側のU相のトランジスタFu及びW相
のトランジスタFwをPWM通電し、負電圧側のV相の
トランジスタFyを連続通電する制動、停止制御を期間
Pに亘って実施する場合に、デューティ比D1=W1/
Qで直流励磁通電することを示し、これに対して図中
(b)は雰囲気温度Tが0℃よりも低下した場合に、正
電圧側のU相のトランジスタFu及びW相のトランジス
タFwをPWM通電し、負電圧側のV相のトランジスタ
Fyを連続通電する制動、停止制御を期間Pに亘って実
施する場合に、デューティ比D2=W2/Qで直流励磁
通電することを示している。ここで、W1>W2の関係
にあり、従って、D1>D2の関係を以て、雰囲気温度
が0℃を超える範囲で許容電流ILA以下の電流IAを
流すデューティ比D1でのPWM通電が行われ、雰囲気
温度が0℃よりも低い範囲で許容電流ILB以下の電流
IBに抑えるデューティ比D2でのPWM通電が行われ
る。
【0031】かくして、第1の実施形態によれば、雰囲
気温度が低い場合にファンが外的な要因によって回転し
ている場合でも、制動、停止に伴う減磁を未然に防止す
ることができる。
【0032】なお、上記実施形態は起動時にブラシレス
モータ1の雰囲気温度Tが0℃よりも低い場合にPWM
通電のデューティ比を小さくしたが、暖房モード運転中
になされる除霜モード運転を終了した直後の雰囲気温度
は0℃以下と考えられる。従って、この時点においても
室外ファン1Fが回転していた場合には、PWM通電の
デューティ比を小さくした直流励磁通電をする必要があ
る。
【0033】図6は起動時及び除霜復帰時を含めた制
動、停止制御に対応するMCU100の具体的な処理手
順を示すフローチャートである。ここでは、先ず、ステ
ップ111にて運転が開始されたか否かを判定し、運転
開始と判断した場合にはステップ112で雰囲気温度T
が0℃を超えているか否かを判定し、0℃を超えている
ときはステップ113にてPWM通電のデューティ比を
D1に設定し、ステップ114で制動、停止制御を含む
起動制御を実行してステップ111以下の処理を繰り返
す。なお、ステップ111で運転開始ではないと判定さ
れたときは、ステップ115にて除霜運転の終了、すな
わち、除霜復帰か否かを判定し、除霜復帰であればステ
ップ116にてPWM通電のデューティ比をD2に設定
し、ステップ114で制動、停止制御を含む起動制御を
実行する。また、ステップ112で雰囲気温度Tが0℃
を超えていないと判定した場合もまた、ステップ116
にてPWM通電のデューティ比をD2に設定し、ステッ
プ114で制動、停止制御を含む起動制御を実行する。
なお、ステップ115で除霜復帰でないと判定した場合
にはステップ117にてその他の通常制御を実行してス
テップ111の処理に戻る。
【0034】図6に示したMCU100の処理によっ
て、起動時の雰囲気温度が0℃を超える場合にPWM通
電のデューティ比をD1とした直流励磁が行われ、起動
時の雰囲気温度が0℃以下の場合及び除霜復帰時にPW
M通電のデューティ比をD2(<D2)とした直流励磁
が行われ、これによって、制動、停止に伴う減磁を未然
に防止することができる。
【0035】なお、第1の実施の形態では雰囲気温度T
が0℃を超えるか否かによりデューティ比をD1にする
かD2にするかを決定したが、これらのデューティ比は
電流の許容値以下に余裕を持って設定した固定値であっ
た。つまり、雰囲気温度がかなり下がった場合にも過電
流にならないことを保証する値であった。このため、制
動、停止の制御が長引く傾向にある。この制動、停止の
制御時間を短縮する1つの手法として、図4中の電流の
許容値ILA又はILBに近づけたデューティ比に設定
することが考えられる。
【0036】図7はこのような考えに基づく第2の実施
形態として、MCU100にその機能を持たせたフロー
チャートである。この場合、先ず、ステップ121にて
運転が開始されたか否かを判定し、運転開始と判断した
場合にはステップ122で雰囲気温度Tが0℃を超えて
いるか否かを判定し、0℃を超えているときはステップ
123にて電流制限値IsをI1(大)に設定する。一
方、ステップ121で運転開始ではないと判定したとき
は、ステップ124にて除霜運転の終了、すなわち、除
霜復帰か否かを判定し、除霜復帰であればステップ12
5にて電流制限値IsをI2(小)に設定する。ステッ
プ122で雰囲気温度Tが0℃を超えていないと判定し
た場合もまた、ステップ125にて電流制限値IsをI
2(小)に設定する。
【0037】次に、ステップ127では2つの電流制限
値よりも値の小さい電流に対応するデューティ比dに設
定して制動、停止制御を実行し、ステップ128にてそ
のときの電流Iを検出する。次いで、ステップ129で
は電流検出値Iがそれぞれの雰囲気温度に対応する電制
限値Isを超えるか否かを判定する。ここで、電流検出
値Iが電流制限値Isを超えていない場合にはステップ
130にて、PWM通電のデューティ比をΔdだけ増加
し、反対に、電流検出値Iが電流制限値Isを超えてい
る場合にはステップ131にて、PWM通電のデューテ
ィ比をΔdだけ減少してそれぞれ制動、停止制御を実行
する。次に、ステップ132でファンが停止したか否
か、すなわち、制動、停止制御を終了したか否かを判定
し、終了しておればステップ133にて起動制御を開始
し、終了していなければステップ128以降の処理を繰
り返す。なお、ステップ124で除霜復帰でないと判定
した場合にはステップ126にてその他の通常制御を実
行してステップ121の処理に戻る。
【0038】かくして、図7にMCU100の処理手順
を示した第2の実施形態によっても、第1の実施形態と
同様に、雰囲気温度が低い場合にファンが外的な要因に
よって回転している場合でも、制動、停止に伴う減磁を
未然に防止することができ、しかも雰囲気温度に対応し
て許容電流に最も近い電流での直流励磁通電が行われる
ため、制動、停止制御の時間を短縮することができる。
【0039】ところで、第2の実施の形態においては、
雰囲気温度が0℃を超えているか否かにより、電流制限
値Isを2種類に設定したが、雰囲気温度に関係なく、
電流制限値Isを設定し、常に、この電流制限値Isよ
り僅かに低い電流を流して直流励磁通電することも可能
である。
【0040】なお、上記の各実施形態では雰囲気温度が
0℃を超えるか否かというように、雰囲気温度の変動範
囲を2つに区分けしたが、この変動範囲をさらに多くに
区分けして、雰囲気温度が低くなるに従ってPWM通電
のデューティ比を小さくすることにより、制動、停止制
御の時間を最短にすることができる。
【0041】また、上記の各実施形態では有風時にファ
ンが回転する室外ファンモータを制御対象としたが、一
般家庭用のものより容量の大きい空気調和機にあって
は、起動時に室内ファンモータが回転している場合があ
る。この室内ファンモータがブラシレスモータである場
合には、図6又は図7に示した処理を実行することによ
って上述したと同様な制動、停止制御ができる。なお、
室内ファンモータの制御に当たっては、図6のステップ
115及び図7のステップ124に示した除霜復帰の判
定処理は不要になる。
【0042】さらにまた、上記の各実施形態では、3相
ブリッジ接続されたインバータ回路3のうち、正電圧側
のU相のトランジスタFu及びW相のトランジスタFw
をPWM通電すると共に、負電圧側のV相のトランジス
タFyを連続通電して直流励磁を実行したが、これらの
トランジスタの全てをPWM通電しても、あるいは、U
相のトランジスタFu及びW相のトランジスタFwを連
続通電すると共に、V相のトランジスタFyをPWM通
電しても上述したと同様な直流励磁をすることが可能で
ある。また、通電相の組み合わせを変えて上述したと同
様な直流励磁をすることも可能である。
【0043】また、上記の各実施形態では、制動、停止
の対象とするファンの雰囲気温度を検出する温度センサ
S2を設けたが、制動、停止対象のブラシレスモータが
室外ファン用であるとき、室外熱交換器の温度センサを
代用し、制動、停止対象のブラシレスモータが室内ファ
ン用であるとき、室内熱交換器の温度センサを代用する
こともできる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、雰囲気温度が低い場合にファンが外的な
要因によって回転している場合でも、制動、停止に伴う
減磁を未然に防止することのできる空気調和機のファン
用ブラシレスモータの駆動装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する空気調和機の制御部の概略構
成を、冷凍サイクル系統と併せて示したブロック回路
図。
【図2】本発明に係る空気調和機のファン用ブラシレス
モータの駆動装置の第1の実施形態の構成を示す回路
図。
【図3】本発明の第1の実施形態の動作を説明するため
の、直流励磁通電パターンの説明図。
【図4】本発明の第1の実施形態の動作を説明するため
に、雰囲気温度をパラメータとして、PWM通電のデュ
ーティ比とモータ電流との関係を示した線図
【図5】本発明の第1の実施形態の動作を説明するため
に、制動、停止制御の通電波形を示した図。
【図6】本発明の第1の実施形態を説明するために、M
CUの具体的処理手順を示したフローチャート。
【図7】本発明の第2の実施形態を説明するために、M
CUの具体的処理手順を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 室外ファンモータ(ブラシレスモータ) 2 ホールIC 3,7 インバータ回路 4 スイッチ 5 電流検出回路 6 室内ファンモータ 10 室外制御装置 11 交流電源 12 トランス 31 圧縮機 32 四方弁 33 室内熱交換器 34 膨張弁 35 室外熱交換器 100 MCU Fu,Fv,Fw,Fx,Fy,Fz トランジスタ
(FET) B〜B 駆動回路 C01〜C04 コンデンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のスイッチング素子が3相ブリッジ接
    続され、空気調和機のファン用ブラシレスモータのステ
    ータ巻線に電流を供給するインバータ回路と、前記ブラ
    シレスモータのロータの磁極位置を検出するホール素子
    と、前記ブラシレスモータの起動前に、前記ホール素子
    の出力信号に同期させて、前記インバータ回路の正電圧
    側及び負電圧側のいずれか一方の1つの相のスイッチン
    グ素子といずれか他方の残りの2つの相のスイッチング
    素子とを通電すると共に、正電圧側及び負電圧側の少な
    くとも一方をPWM通電してロータを制動、停止させる
    制御手段とを備える空気調和機のファン用ブラシレスモ
    ータの駆動装置において、 前記ブラシレスモータの雰囲気温度を検出する温度検出
    手段を備え、前記制御手段は、前記温度検出手段によっ
    て検出される雰囲気温度が低くなるに従ってPWM通電
    のデューティ比を小さくすることを特徴とする空気調和
    機のファン用ブラシレスモータの駆動装置。
  2. 【請求項2】前記ブラシレスモータが室外ファン用であ
    るとき、前記温度検出手段は室外熱交換器の温度検出手
    段を代用し、前記ブラシレスモータが室内ファン用であ
    るとき、前記温度検出手段は室内熱交換器の温度検出手
    段を代用することを特徴とする請求項1に記載の空気調
    和機のファン用ブラシレスモータの駆動装置。
  3. 【請求項3】複数のスイッチング素子が3相ブリッジ接
    続され、空気調和機のファン用ブラシレスモータのステ
    ータ巻線に電流を供給するインバータ回路と、前記ブラ
    シレスモータのロータの磁極位置を検出するホール素子
    と、前記ブラシレスモータの起動前に、前記ホール素子
    の出力信号に同期させて、前記インバータ回路の正電圧
    側及び負電圧側のいずれか一方の1つの相のスイッチン
    グ素子といずれか他方の残りの2つの相のスイッチング
    素子とを通電すると共に、正電圧側及び負電圧側の少な
    くとも一方をPWM通電してロータを制動、停止させる
    制御手段とを備える空気調和機のファン用ブラシレスモ
    ータの駆動装置において、 前記制御手段は、さらに、徐霜モード運転の終了時にお
    いてもロータに制動を加えると共に、起動前の制動と比
    較して、徐霜モード運転の終了時のPWM通電のデュー
    ティ比を小さくすることを特徴とする空気調和機のファ
    ン用ブラシレスモータの駆動装置。
  4. 【請求項4】複数のスイッチング素子が3相ブリッジ接
    続され、空気調和機のファン用ブラシレスモータのステ
    ータ巻線に電流を供給するインバータ回路と、前記ブラ
    シレスモータのロータの磁極位置を検出するホール素子
    と、前記ブラシレスモータの起動前に、前記ホール素子
    の出力信号に同期させて、前記インバータ回路の正電圧
    側及び負電圧側のいずれか一方の1つの相のスイッチン
    グ素子といずれか他方の残りの2つの相のスイッチング
    素子とを通電すると共に、正電圧側及び負電圧側の少な
    くとも一方をPWM通電してロータを制動、停止させる
    制御手段とを備える空気調和機のファン用ブラシレスモ
    ータの駆動装置において、 前記ステータ巻線の電流を検出する電流検出手段を備
    え、前記制御手段は所定の電流制限値を超えない範囲で
    PWM通電のデューティ比をできるだけ大きくすること
    を特徴とする空気調和機のファン用ブラシレスモータの
    駆動装置。
  5. 【請求項5】前記ブラシレスモータの雰囲気温度を検出
    する温度検出手段を備え、前記所定の電流制限値を、前
    記温度検出手段によって検出される雰囲気温度が低くな
    るほど低く設定することを特徴とする請求項4に記載の
    空気調和機のファン用ブラシレスモータの駆動装置。
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