JP2003310028A - 刈払機 - Google Patents
刈払機Info
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- JP2003310028A JP2003310028A JP2002122596A JP2002122596A JP2003310028A JP 2003310028 A JP2003310028 A JP 2003310028A JP 2002122596 A JP2002122596 A JP 2002122596A JP 2002122596 A JP2002122596 A JP 2002122596A JP 2003310028 A JP2003310028 A JP 2003310028A
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Abstract
手の疲労感の小さい刈払機を提供すること。 【解決手段】 スロットル操作と刈刃の空転を制する制
動装置の解除とが連動している刈払機に関し、スロット
ル操作用レバーと気化器との間に延びるスロットルワイ
ヤの途中に介在され、かつ、スロットル操作用レバーを
操作することによって、第一枢軸を中心として揺動する
揺動部材を有する。また、スロットル操作とは別の操作
を行うための別操作用レバーと、揺動部材に対して、第
一枢軸の上方に配置された第二枢軸において枢着された
滑車と、揺動部材を初期位置に付勢するための引張弾性
部材と、を有する。引張弾性部材は、第一枢軸と第二枢
軸との間を横方向に配置されており、揺動部材が初期位
置から揺動位置まで揺動するとき、一端を中心として第
一枢軸から離間した離間位置から第一枢軸に近接した近
接位置まで揺動する。
Description
払機に関し、より詳細には、気化器のスロットル操作と
刈刃の空転を制する制動装置の解除とが連動する刈払機
に関する。
の内燃機関によって駆動される、草などを刈るための刈
払機において、従来から、刈刃の空転を制する制動装置
を有する前記刈払機が知られており、例えば、特開平1
1−196648号公報に開示された刈払機がある。該
刈払機の制動装置は、内燃機関の運動を前記刈刃に伝達
する遠心クラッチ用クラッチドラムの周囲に配置された
摩擦部材を有する。また、前記刈払機は、前記摩擦部材
の一端が連結されており、かつ、前記摩擦部材をクラッ
チドラムに対して押圧する制動位置と、該クラッチドラ
ムと離間させる解除位置との間で揺動可能な揺動部材を
有する。また、該揺動部材には、前記摩擦部材を前記制
動位置に付勢するための引張ばねが取付けられている。
前記揺動部材には、ブレーキ解除レバーまで延びるスロ
ットルワイヤが取付けられている。作業者が前記ブレー
キ解除レバーを操作することにより、前記スロットルワ
イヤに引張力が与えられ、前記揺動部材が前記引張ばね
の引張力に抗して揺動される。それに伴って、前記摩擦
部材が前記制動位置から前記解除位置に移動する。
いては、作業者は、刈払作業中、前記制動装置を解除し
た状態に保持するため、前記ブレーキ解除レバーを握っ
たままで作業する必要がある。前記揺動部材には、前記
引張ばねのばね力が作用しているので、作業者の手に
は、常時、前記引張りばねの力が働くことになり、作業
が長時間にわたる場合には、手の疲労が大きい。そこ
で、本発明は、操作用レバーを操作する作業者の手の疲
労感の小さい刈払機を提供することを目的とする。
ロットル操作と刈刃の空転を制する制動装置の解除とが
連動している刈払機であって、スロットル操作用レバー
と気化器との間に延びるスロットルワイヤと、該スロッ
トルワイヤの途中に介在され、かつ、前記スロットル操
作用レバーを操作することによる前記スロットルワイヤ
の引張力によって、第一枢軸を中心として揺動する揺動
部材と、を有し、前記スロットルワイヤは、前記スロッ
トル操作用レバーと前記揺動部材との間に延びる第一ワ
イヤ部分と、前記揺動部材と前記気化器との間に延びる
第二ワイヤ部分と、で構成され、これらによって、前記
スロットル操作用レバーから前記気化器への第一操作伝
達経路が構成されており、前記制動装置は、前記揺動部
材の初期位置において前記刈刃の空転を制し、また、揺
動位置において制動が解除されており、更に、スロット
ル操作とは別の操作を行うための別操作用レバーと、前
記揺動部材に前記第一枢軸から離間した位置に配置され
た第二枢軸において枢着された滑車と、を有し、前記第
二ワイヤ部分は、前記滑車を介して前記気化器と前記別
操作用レバーとの間に延びており、これらによって、前
記第一操作伝達経路とは別の第二操作伝達経路が構成さ
れており、更に、一端が機体ハウジングに、また、他端
が前記揺動部材に取付けられた、前記揺動部材を前記初
期位置に付勢するための弾性引張部材を有し、該弾性引
張部材は、前記揺動部材が揺動運動する面を平面視する
とき、前記第一枢軸と前記第一枢軸との間を横切って横
方向に配置されており、前記弾性引張部材は、前記揺動
部材が前記初期位置から前記揺動位置まで揺動するとき
の運動に伴って、前記一端を中心として、前記第一枢軸
から離間した離間位置から前記第一枢軸に近接した近接
位置まで揺動する、ことを特徴とする刈払機によって達
成することができる。
レバーの操作が、前記気化器に伝達されて該気化器(の
スロットルバルブ)が開閉される第一操作伝達経路と、
前記別操作用レバーの操作が前記第二ワイヤ部分にのみ
作用する、前記第一操作伝達経路とは別の第二操作伝達
経路との、二つの操作伝達経路が設けられている。より
詳細には、前記第一操作伝達経路においては、前記スロ
ットル操作用レバーを操作すると、前記第一ワイヤ部分
に引張力が与えられ、前記揺動部材が前記弾性引張部材
の引張力に抗して引張られて前記初期位置から前記揺動
位置まで揺動し、前記第二ワイヤ部分に与えられた引張
力が前記スロットルバルブに伝達されて、該スロットル
バルブが前記スロットル操作用レバーの操作量に応じて
開かれるとともに、前記制動装置が解除される。なお、
前記初期位置の状態で前記別操作用レバーを操作する
と、前記第二ワイヤ部分のみが引張られて、前記スロッ
トルバルブが内燃機関の始動に適した位置迄開かれる。
位置までの揺動運動に伴って、前記弾性引張部材は、前
記第一枢軸と前記第二枢軸との間で、前記一端を中心と
して、前記第一枢軸から離間した離間位置から前記第一
枢軸に近接した近接位置まで揺動し、それによって、前
記弾性引張部材の引張力の作用線までの垂直距離ととも
に、前記弾性引張部材の伸び量が変化する。
は、前記揺動部材に連結された前記第一ワイヤ部分を介
して与えられるから、前記弾性引張部材によって前記揺
動部材に作用する力の変動によって変化する。前記弾性
引張部材による力のモーメントMの値は、以下の式で求
められる。 M=F・r=k・x・r ここで、F:弾性引張部材による引張力 k:弾性引張部材の弾性係数 x:弾性引張部材の伸び量 r:弾性引張部材の力の作用線までの垂直距離 (第一枢軸から弾性引張部材の軸線までの垂直距離)と
する。
xおよび前記rが変化するので、力のモーメントMの大
きさも変化するが、前記弾性引張部材は、前記第一枢軸
と前記第二枢軸との間に横方向に配置されており、か
つ、前記第一枢軸と前記第二枢軸との間で移動するか
ら、前記弾性引張部材の前記伸び量xの変化は比較的小
さく、また、前記距離rについても、前記弾性引張部材
が、前記第一枢軸から離間した前記離間位置から前記近
接位置まで移動するので非常に小さくなる。したがっ
て、前記揺動部材の揺動後においては、前記力のモーメ
ントMも小さくなる。したがって、作業中に前記スロッ
トル操作用レバーを握り続ける作業者の手の疲労感を小
さくすることができる。
第一枢軸および前記第二枢軸は、前記揺動部材の本体部
分から、前記機体ハウジングの内方に向けて突出してお
り、前記弾性引張部材は、前記第一枢軸と前記第二枢軸
との間の空間に配置されている。したがって、前記弾性
引張部材を前記空間を利用して配置しているので、前記
ハウジングを全体として小さくすることができ、前記刈
払機を小型化することができる。
本発明にかかる刈払機の一実施の形態について説明す
る。図1は、本実施形態にかかる刈払機の全体図であ
る。また、図2および図3は、図1に示すII−II(III
−III)に沿った、本実施形態にかかる刈払機の本体部
分の内部構造の初期位置状態及び揺動位置状態を示す矢
視断面図である。本実施形態にかかる刈払機2は、スロ
ットル操作と刈刃8の空転を制する制動装置60の解除
とが連動するようになっている。以下、その構造につい
て詳細に説明する。
的に、後端に設けられた小型空冷式2サイクルガソリン
エンジン等の内燃機関10と、該内燃機関10から前方
に真っ直ぐに延びる操作杆6と、該操作杆6の先端に設
けられた刈刃8と、を有する。また、前記操作杆6の内
部には、前記刈刃8に前記内燃機関10からの回転動力
を伝達するための伝動軸12が真っ直ぐに延びている。
また、前記操作杆6の中間部分には、U字形のハンドル
部14が設けられている。該ハンドル部14の右側グリ
ップ部16には、スロットル操作用レバー18が設けら
れている。
には、遠心クラッチ22(図4参照)が介装されてい
る。該遠心クラッチ22は、周壁部24aを有する皿形
の円形クラッチドラム24(図2参照)と、前記内燃機
関10のクランクシャフト10bの回転による遠心力に
よって、前記クラッチドラム24の前記周壁部24aの
内周面に対して押圧されて、前記クラッチドラム24に
回転を伝達するシュー部材23(図4参照)と、を有す
る。前記クラッチドラム24の外面側には、前記周壁部
24aの外周面に対して押圧されて、回転を制する制動
装置60の摩擦部材26が設けられている。より詳細に
は、該摩擦部材26は、前記周壁部24aの外周面に沿
って延びるブレーキバンド26で構成されている。該ブ
レーキバンド26は、前記周壁部24aの外周面の周り
に締付けられた制動位置(図2に示す)と、弛緩された
解除位置(図3に示す)との間で移動可能に設けられて
いる。より詳細には、前記ブレーキバンド26の一端2
6aは、機体ハウジングを構成する前記内燃機関10の
ハウジング10a内に係止されており、また、他端26
bは、後述するように、揺動部材30の第二連結点30
bに連結されており、前記揺動部材30の揺動運動によ
って、前記クラッチドラム24の周壁部24aに対して
締付・弛緩される。
ラッチドラム24の回転軸線Oと平行な方向に見た状態
において、すなわち、図2に示す状態において、前記ク
ラッチドラム24の上方かつ側方に位置している。
図2に示すように、前記スロットル操作用レバー18と
前記気化器50との間に延びるボーデンケーブルよりな
るスロットルワイヤ28と、前記スロットルワイヤ28
の途中に介在され、かつ、該スロットルワイヤ28の引
張力により揺動する前記揺動部材30と、を有する。前
記スロットルワイヤ28は、前記スロットル操作用レバ
ー18と前記揺動部材30との間に延びる第一ワイヤ部
分29と、前記揺動部材30と前記気化器50(のスロ
ットルバルブ)との間に延びる第二ワイヤ部分32と、
で構成されている。これらによって前記スロットル操作
用レバー18から前記気化器50への第一操作伝達経路
P1が構成されている。より詳細には、前記スロットル
ワイヤ28の前記第一ワイヤ部分29の一端は、前記ス
ロットル操作用レバー18に連結されており、他端は、
前記揺動部材30の前記第一連結点30aに連結されて
いる。前記第一ワイヤ部分29は、前記ハウジング10
a内で前記クラッチドラム24に対して、前記気化器5
0とは反対側の側方空間内で縦方向に延びている。
前記ハウジング10a内の収納空間の、前記クラッチド
ラム24の上方位置において、その中間部分が第一枢軸
39において、前記ハウジング10aに対して枢止され
ている。前記揺動部材30は、前記第一枢軸39のまわ
りに、前記気化器50とは反対側の側方に配置された第
一連結点30aと、下方に配置された前記第二連結点3
0bと、前記第一枢軸39の上方に配置された第二枢軸
35において回動自在に設けられた前記滑車34と、を
有する。前記揺動部材30は、上部に扇形部分と、下部
に下方に細長く延びる棒状部分と、を有し、全体として
略銀杏葉形をなしている。前記第一連結点30aは、前
記扇形部分の側縁部近傍に位置している。また、前記滑
車34は、上方角部近傍に位置し、また、前記気化器5
0に対して側方に位置している。更に、前記第二連結点
30bは、前記棒状部分の下端に位置している。
Bに付勢するための弾性引張部材としてのコイルスプリ
ング等よりなる第一引張りばね38によって、前記初期
(制動)位置Bに付勢されている。前記第一引張りばね
38は、一端38aが前記ハウジング10aに、また、
他端38bが前記揺動部材30に取付けられている。前
記第一引張りばね38は、前記揺動部材30が揺動運動
する面を平面視するとき(図2および図3参照)、前記
第一枢軸39と前記第二枢軸35との間を横切って横方
向に配置されている。
施形態にかかる刈払機の本体部分の内部構造を示す矢視
部分断面図である。図4に示すように、前記第一枢軸3
9および前記第二枢軸35は、前記揺動部材30の本体
部分から、前記ハウジング10aの内方に向けて突出し
ており、前記引張りばね38は、前記第一枢軸39と前
記第二枢軸35との間の空間に配置されている。
かる前記刈払機2においては、前記内燃機関10の始動
を容易にするため、始動時に前記スロットルバルブを僅
かに開くためのアイドルアップ操作用レバー41が、前
記ハウジング10aから外方に突出して別操作用レバー
として設けられている。また、本実施形態においては、
前記揺動部材30と前記スロットルバルブとの間に、前
記アイドルアップ操作用レバー41の操作によって揺動
する第二揺動アーム部材42が設けられている。該第二
揺動アーム部材42は、全体的に縦方向に細長い形状を
なし、その下端に枢軸42aが設けられている。該枢軸
42aに、前記ハウジング10aの外に設けられている
前記アイドルアップ操作用レバー41が一体的に連結さ
れている。該アイドルアップ操作用レバー41を操作す
ることによって、前記第二揺動アーム部材42は、前記
枢軸42aを中心に、図2に示す初期位置Bと、図3に
示す揺動位置Fとの間で揺動する。なお、前記第二揺動
アーム部材42は、通常は前記気化器50のスロットル
バルブ戻しばね(図示せず)によって、前記初期位置に
付勢されているが、必要に応じて、付勢手段としての第
二ばね45によって、前記初期位置Bに付勢せしめても
よい。
には、前記第二ワイヤ部分32の前記他端32bの連結
点である第三連結点42bが設けられている。前記第二
ワイヤ部分32の前記一端32aは、前記スロットルバ
ルブに連結されている。前記第二ワイヤ部分32は前記
スロットルバルブから横方向に延び、前記滑車34の周
りに上側から下方に向かって巻き掛けられてU字形に折
返し偏向され、前記他端32bは、前記第二揺動アーム
部材42の前記第三連結点42bに連結されている。前
記アイドルアップ操作用レバー41から前記スロットル
バルブまで延びる前記第二ワイヤ部分32によって、前
記第二操作伝達経路P2が構成されている。該第二操作
伝達経路P2は、前記第一操作伝達経路P1とは作動上独
立している。
以下の通り作用する。初期(制動)位置Bにおいて、前
記揺動部材30、前記滑車34および前記第二揺動アー
ム部材42は、図2に示す位置にある。まず、前記内燃
機関10の始動前に、前記ハウジング10aの外に突出
している前記アイドルアップ操作用レバー41を押し下
げ回転させて、前記第二揺動アーム部材42を、図2に
示す位置から図3に示す位置に反時計回り方向へ移動さ
せる。前記第二揺動アーム部材42の揺動によって、前
記第二ワイヤ部分32が若干引張られ、前記スロットル
バルブがアイドル状態位置から僅かに開かれる。この状
態において、リコイルスタータ10cなどによって、前
記内燃機関10を始動させる。引き続き、前記スロット
ル操作用レバー18を握り操作すると、前記スロットル
ワイヤ28を介して、前記揺動部材30が、前記初期位
置Bから図3に示す前記揺動位置Fまで揺動され、それ
に伴って前記滑車34が、図2に示す位置から図3に示
す位置に移動する。これに応答して、前記スロットルバ
ルブが、前記スロットル操作用レバー18の握り込み量
に応じた開度迄開かれる。
の説明概略図である。前記引張りばね38による力のモ
ーメントMの値は、前述の如く、以下の式で求められ
る。 M=F・r=k・x・r ここで、F:引張ばね38によるばね力 k:引張ばね38のばね係数 x:引張りばね38の伸び量 r:引張りばね38の力の作用線までの垂直距離 (第一枢軸39から引張りばね38の軸線までの垂直距
離)とする。
記揺動位置Fに揺動するとき、図5に示すように、前記
引張りばね38は、前記一端38aを中心として、前記
第一枢軸39から離間した前記離間位置(実線で示す)
Aでの自由長Lからx1だけ張られた状態から、前記近
接位置(鎖線で示す)Cまで揺動して、更にΔxだけ張
られた状態となる。前記引張りばね38の揺動の前後で
は、前記xおよび前記rが変動するが、前記引張りばね
38は、前記第一枢軸39と前記第二枢軸35との間に
横方向に配置されており、かつ、前記第一枢軸39と前
記第二枢軸35との間で移動するから、前記引張りばね
38の伸び量xの変化△x比較的小さく、また、rにつ
いても、前記引張りばね38が、前記第一枢軸39から
離間した前記離間位置Aでのr1から前記近接位置Cで
のr2まで変化するので、非常に小さくなる。したがっ
て、力のモーメントMもごく小さくなる。なお、前記揺
動部材30が前記揺動位置Fにあるとき、前記引張りば
ね38は前記第一枢軸39に近接しているから、rの
値、すなわち、r2は、非常に小さい。しかし、前記引
張りばね38によって前記揺動部材30を前記初期位置
Bに戻すための初期力が必要であるので、r2は0より
適度に大きくなるように構成されていなければならな
い。前記内燃機関10が始動したら、前記パーシャルア
ップ操作用レバー41は、手で反対方向に操作すること
によって解除してもよい。
は、前記第一枢軸39と前記第二枢軸35との間に横方
向に配置されており、かつ、前記第一枢軸39と前記第
二枢軸35との間で移動するように構成されているの
で、前記揺動部材30の揺動後において、力のモーメン
トMはごく小さくなる。したがって、作業中に前記スロ
ットル操作用レバー18を握り続ける作業者の手の疲労
感を小さくすることができる。本発明は、以上の実施の
形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載され
た発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本
発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでも
ない。
装置60は、制動部材が、前記クラッチドラム24の前
記外周面の周りに配設された前記ブレーキバンド26で
構成されているが、前記制動部材は、前記クラッチドラ
ム24の回転を制動し、かつ、前記揺動部材30の揺動
運動によって解除可能な別の部材であってもよい。ま
た、本実施形態における前記引張りばね38は、前記揺
動部材30に引張力を与えるいかなる弾性部材であって
もよく、ゴム材、その他の弾性部材であってもよい。
ーを操作する作業者の手の疲労感の小さい刈払機を提供
することができる。
る刈払機の本体部分の内部構造の初期位置状態を示す矢
視断面図である。
かる刈払機の本体部分の内部構造の揺動位置状態を示す
矢視断面図である。
る刈払機の本体部分の内部構造を示す矢視部分断面図で
ある。
である。
ー) 50 気化器(スロットルバルブ) 60 制動装置 P1 第一操作伝達経路 P2 第二操作伝達経路 B 初期位置 F 揺動位置 A 離間位置 C 近接位置
Claims (2)
- 【請求項1】 スロットル操作と刈刃(8)の空転を制
する制動装置(60)の解除とが連動している刈払機
(2)であって、 スロットル操作用レバー(18)と気化器(50)との
間に延びるスロットルワイヤ(28)と、該スロットル
ワイヤ(28)の途中に介在され、かつ、前記スロット
ル操作用レバー(18)を操作することによる前記スロ
ットルワイヤ(28)の引張力によって、第一枢軸(3
9)を中心として揺動する揺動部材(30)と、を有
し、前記スロットルワイヤ(28)は、前記スロットル
操作用レバー(18)と前記揺動部材(30)との間に
延びる第一ワイヤ部分(29)と、前記揺動部材(3
0)と前記気化器(50)との間に延びる第二ワイヤ部
分(32)と、で構成され、これらによって、前記スロ
ットル操作用レバー(18)から前記気化器(50)へ
の第一操作伝達経路(P1)が構成されており、前記制
動装置(60)は、前記揺動部材(30)の初期位置
(B)において前記刈刃(8)の空転を制し、また、揺
動位置(F)において制動が解除されており、 更に、スロットル操作とは別の操作を行うための別操作
用レバー(41)と、前記揺動部材(30)に前記第一
枢軸(39)から離間した位置に配置された第二枢軸
(35)において枢着された滑車(34)と、を有し、
前記第二ワイヤ部分(32)は、前記滑車(34)を介
して前記気化器(50)と前記別操作用レバー(41)
との間に延びており、これらによって、前記第一操作伝
達経路(P 1)とは別の第二操作伝達経路(P2)が構成
されており、 更に、一端(38a)が機体ハウジング(10a)に、
また、他端(38b)が前記揺動部材(30)に取付け
られた、前記揺動部材(30)を前記初期位置(B)に
付勢するための弾性引張部材(38)を有し、該弾性引
張部材(38)は、前記揺動部材(30)が揺動運動す
る面を平面視するとき、前記第一枢軸(39)と前記第
二枢軸(35)との間を横切って横方向に配置されてお
り、前記弾性引張部材(38)は、前記揺動部材(3
0)が前記初期位置(B)から前記揺動位置(F)まで
揺動するときの運動に伴って、前記一端(38a)を中
心として、前記第一枢軸(39)から離間した離間位置
(A)から前記第一枢軸(39)に近接した近接位置
(C)まで揺動する、ことを特徴とする刈払機。 - 【請求項2】 前記第一枢軸(39)および前記第二枢
軸(35)は、前記揺動部材(30)の本体部分から、
前記機体ハウジング(10a)の内方に向けて突出して
おり、前記弾性引張部材(38)は、前記第一枢軸(3
9)と前記第二枢軸(35)との間の空間に配置されて
いる、ことを特徴とする請求項1に記載の刈払機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002122596A JP3726113B2 (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 刈払機 |
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---|---|---|---|
JP2002122596A JP3726113B2 (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 刈払機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003310028A true JP2003310028A (ja) | 2003-11-05 |
JP3726113B2 JP3726113B2 (ja) | 2005-12-14 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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