JP2003209118A6 - Active matrix organic electroluminescent display device and method of manufacturing the same - Google Patents
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Abstract
【課題】 有機EL素子を駆動するための駆動部のTFT及び/又は前記駆動部と連結されたドライブICのTFTをSLS方式で製造して、TFTの特性の均一度を高めて均一輝度を有し得るようにしたアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】 基板上に一方向に配列されたスキャンラインと、スキャンラインに垂直な方向に配列されたデータラインと、データラインと一定の距離を有し、前記データラインに平行な方向に配列されたパワーラインと、スキャンライン、データライン及びパワーラインの間の画素領域に形成され、印加する電圧に従って光を発光する電界発光素子と、スキャンラインの信号に従って前記データラインの信号をスイッチングするスイッチングトランジスタと、スイッチングトランジスタを介して印加される信号に従って前記パワーラインの電源を前記電界発光素子に印加するための駆動トランジスタとを備え、スイッチングトランジスタ又は駆動トランジスタがSLS方式により形成されることを特徴とする。
【選択図】図9PROBLEM TO BE SOLVED: To manufacture a TFT of a drive unit for driving an organic EL element and / or a TFT of a drive IC connected to the drive unit by an SLS method, to improve uniformity of TFT characteristics and to have uniform luminance. An active matrix organic electroluminescent display device is provided.
A scan line arranged in one direction on a substrate, a data line arranged in a direction perpendicular to the scan line, and arranged in a direction parallel to the data line having a certain distance from the data line. Formed in a pixel region between the scan power line, the scan line, the data line, and the power line, and emits light according to an applied voltage, and switching for switching the data line signal according to the scan line signal A transistor and a driving transistor for applying a power source of the power line to the electroluminescent element according to a signal applied via the switching transistor, wherein the switching transistor or the driving transistor is formed by an SLS method. To do.
[Selection] Figure 9
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置に関し、特に、SLS(Sequential lateral solidification)法を使用して既存の低温ポリシリコン工程による場合より輝度の均一性が高く、集積回路(IC)の高度な集積化が可能なアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、平板ディスプレイの発展に伴って、液晶表示装置(LCD)、プラズマ表示パネル(PDP)、電界エミッション表示装置(FED)、エレクトロルミニセンス(EL)など様々な種類のディスプレイ素子が開発されている。かかる平板ディスプレイはその駆動方法に従って次の2つの方式に分けられる。その1つはパッシブマトリックス方式であり、他の1つはアクティブマトリックス方式である。パッシブマトリックス方式はアクティブマトリックス方式に比べて大きな電流レベルがひつようになる。したがって、FEDやELなどのような電流駆動方式では、同一のラインタイムでも更に大きな電流レベルを要求するパッシブマトリックス方式よりアクティブマトリックス方式がより有利な方式とされている。
【0003】
図1は従来の2トランジスタ(2T)形式のアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置(OED)の単位ピクセルの等価回路図である。従来のアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の単位ピクセルの回路構成は、図1に示すように、一方向に配列されたスキャンライン1と、前記スキャンライン1に垂直な方向に配列されたデータライン2と、前記データライン2と一定の距離を有し、前記データライン2に平行な方向に配列されたパワーライン3と、前記スキャンライン1,データライン2及びパワーライン3の間の画素領域に形成され、印加される電圧に従って光を発光する電界発光素子7と、前記スキャンライン1の信号に従って前記データライン2の信号をスイッチングするスイッチングトランジスタ4と、前記スイッチングトランジスタ4を介して印加される信号に従って前記パワーライン3の電源を前記電界発光素子に印加する駆動トランジスタ5と、前記パワーライン3と駆動トランジスタ5のゲート電極との間に形成されるキャパシタ6などから構成されている。
【0004】
このような回路構成を有する従来のアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の単位ピクセルの構造及び製造方法は次の通りである。
【0005】
図2は、図1のアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置のレイアウト図であり、図3は図2のI−I′線に沿った断面図である。基板10上の前記スイッチングトランジスタ4と駆動トランジスタ5が形成される領域に、アイランド状の第1,第2半導体層4a,5aが形成される。その際、前記各半導体層4a,5aの形成方法は、全面に非晶質シリコン(a-Si:H)を蒸着し、エキシマレーザを用いてスキャニング方式で前記非晶質シリコンをポリシリコンに結晶化した後、選択的に除去して第1,第2半導体層4a,5aを形成する。
【0006】
前記各半導体層4a,5aを含む基板10の全面にゲート絶縁膜30が形成される。次に、前記ゲート絶縁膜30上に前記第1半導体層4aを通るように一方向にスキャンライン1が形成され、前記第2半導体層5aを通るように前記駆動トランジスタのゲート電極5bが形成される。その際、前記スキャンライン1と駆動トランジスタのゲート電極5bとは互いに隔離して形成され、前記ゲート電極5bは後で形成されるパワーライン3とオーバーラップされキャパシタを形成するように一定の領域が広く形成される。
【0007】
前記スキャンライン1および駆動トランジスタのゲート電極5b両側の第1,第2半導体層には不純物イオンの注入によってそれぞれソースとドレン領域が形成される。したがって、前記スキャンライン1と第1半導体層4aによってスイッチングトランジスタ4が形成され、ゲート電極5b及び第2半導体層5aによって駆動トランジスタ5が形成される。
【0008】
前記スキャンライン1及びゲート電極5bを含む全面に層間絶縁膜50が形成され、前記第1半導体層4aのソースおよびドレン領域及びゲート電極5b、第2半導体層5aのソース領域にそれぞれコンタクトホールが形成される。さらに、前記層間絶縁膜50上に前記スキャンライン1に垂直な方向に前記第1半導体層4aのソース領域に連結されるようにデータライン2が形成され、前記スキャンライン1に垂直な方向に前記第2半導体層5aのソース領域に連結され、前記ゲート電極5bにオーバーラップされるようにパワーライン3が形成され、前記第1半導体層4aのドレン領域と前記ゲート電極5bとを連結するように電極パターン20が形成される。ここで、前記ゲート電極5bとパワーライン3とがオーバーラップする部分にキャパシタ6が形成される。
【0009】
基板10の全面に平坦化用の絶縁膜70が形成され、前記平坦化用絶縁膜70上に前記第2半導体層5aのドレン領域にコンタクトホールが形成され、前記ドレン領域に連結されるように電界発光素子7が形成される。このような構造を有する従来のアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の製造方法を以下に説明する。
【0010】
基板10上に非晶質シリコン(a-Si:H)を蒸着し、エキシマレーザを用いて前記非晶質シリコンをポリシリコンで結晶した後、選択的に除去して前記スイッチングトランジスタ4と駆動トランジスタ5が形成される領域にアイランド状の第1,第2半導体層4a,5aを形成する。この際、前記非晶質シリコンをエキシマレーザでスキャニングしてポリシリコンを結晶化する方法を具体的に説明すると次の通りである。
【0011】
図4は従来のレーザアニーリング方式(スキャニング方式)を用いた結晶化方法を説明するための平面図である。すなわち、幅が約0.5mm以下であり、液晶表示パネルより更に小さい長さを有するレーザビームをパネルの一側から縦方向に25μm/pulse移動してスキャニング方式で非晶質シリコンに照射してポリシリコンで結晶化する。
【0012】
前記各半導体層4a,5aを含む基板10の全面にゲート絶縁膜30を形成し、全面に金属層を蒸着する。そして、前記金属層を選択的に除去して、前記ゲート絶縁膜30上に前記第1半導体層4aを通るように一方向にスキャンライン1を形成し、同時に前記第2半導体層5aを通るように前記駆動トランジスタのゲート電極5bを形成する。この際、前記スキャンライン1と駆動トランジスタのゲート電極5bとは互いに隔離されるように形成し、前記ゲート電極5bは後で形成されるパワーライン3とオーバーラップされキャパシタを形成するように一定の領域を広く形成する。
【0013】
前記スキャンライン1及び駆動トランジスタのゲート電極5bをマスクに利用した前記第1,第2半導体層4a,5aに不純物(P+)をイオン注入して、スイッチングトランジスタ及び駆動トランジスタのソースおよびドレン領域を形成する。したがって、前記スキャンライン1と第1半導体層4aによってスイッチングトランジスタ4が形成され、ゲート電極5b及び第2半導体層5aによって駆動トランジスタ5が形成される。
【0014】
前記スキャンライン1及びゲート電極5bを含む全面に層間絶縁膜50を蒸着し、前記第1半導体層4aのソースおよびドレン領域及びゲート電極5b、第2半導体層5aのソース領域が露出されるように前記層間絶縁膜50及びゲート絶縁膜30を選択的に除去してそれぞれコンタクトホールを形成する。そして、全面に金属層を蒸着し、選択的に除去して、前記層間絶縁膜50上に前記スキャンライン1に垂直な方向に前記第1半導体層4aのソース領域に連結されるように、データライン2を形成し、同時に前記スキャンライン1に垂直な方向に前記第2半導体層5aのソース領域に連結され、前記ゲート電極5bにオーバーラップされるようにパワーライン3を形成し、前記第1半導体層4aのドレン領域と前記ゲート電極5bとを連結するように電極パターン20を形成する。
【0015】
全面に平坦化用絶縁膜70を形成し、前記平坦化用絶縁膜70上に前記第2半導体層5aのドレン領域にコンタクトホールを形成して、前記ドレン領域に連結されるように電界発光素子7を形成する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置及びその製造方法においては次のような問題点があった。
【0017】
図5は従来のスキャニング方式の結晶化方法によるポリシリコンのグレインバウンダリー及びキャリア移動図を示すものである。すなわち、前記第1,第2半導体層を形成するために非晶質シリコンをエキシマレーザを用いて結晶化するため、グレインバウンダリーが不規則的にチャネル方向に垂直な方向に形成される。したがって、各トランジスタの動作電圧が不均一となり、画面に波形の現象が発生する。すなわち、非晶質シリコンを基板に蒸着し、エキシマレーザを用いてスキャニング方式で非晶質シリコンを結晶化させてポリシリコンを得る。この際、前記非晶質シリコンは水素(H)が所定のパーセントで結合されているので、前記水素を除去し、前記基板が変形しないように最小限の温度を維持してシリコンを結晶化しなければならないので、その工程条件の実現は容易ではない。
【0018】
また、前記レーザを用いたスキャニング方式はスキャニングライン当たり所定のパルスを印加する方式であるので、レーザが連続的に照射されず、また、各ライン当たり照射するレーザのエネルギーが均一ではないので、スキャニング方向に波形が形成する。したがって、前記波形によってスキャニングライン当たりTFTの特性が不均一になり、有機電界発光素子のディスプレイ画面の波形に反映され、輝度の不均一度に影響を与える。すなわち、電流の通路のチャネルの役割を果たす半導体層をなすSiグレインの大きさ及び結晶状態が不均一になるので、各画素を駆動するTFTの特性が変化して、同じグレーレベルを印加しても各TFTに流れる電流の大きさが変わり、これによって画素の輝度に差異が生じる。
【0019】
また、Siのグレインの大きさが一定でなく、グレインの境界面で突出部によって薄膜トランジスタ(TFT)製作時に特性の不均一をもたらし、輝度の不均一を生じる。
【0020】
尚、前記輝度の不均一を回路的に補償するために画素部にTFTを4つ使用する補償回路技術があるが、この技術は製造工程上不良率を増加させることになり、TFTが増えるのに従って開口率が減少するという短所がある。
【0021】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて成されたもので、有機エレクトロルミニセンス(EL)素子を駆動するための駆動部のTFT及び/又は前記駆動部と連結されたドライブ集積回路(IC)のTFTをSLS(Sequential Lateral Solidification)方式で製造して、TFTの特性の均一度を高めて均一な輝度を実現するようにしたアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0022】
また、本発明の他の利点は、前記ドライバIC(外部の駆動回路)のTFTをSLS方式で製造して、1つの基板に画素と駆動回路を一層高密度に集積化して小型化されたアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に基づくアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置は、基板上に一方向に配列されたスキャンラインと、スキャンラインに垂直な方向に配列されたデータラインと、データラインと一定の距離を有し、前記データラインに平行な方向に配列されたパワーラインと、スキャンライン、データライン及びパワーラインの間の画素領域に形成され、印加する電圧に従って光を発光する電界発光素子と、スキャンラインの信号に従って前記データラインの信号をスイッチングするスイッチングトランジスタと、スイッチングトランジスタを介して印加される信号に従って前記パワーラインの電源を前記電界発光素子に印加するための駆動トランジスタとを備え、スイッチングトランジスタ又は駆動トランジスタがSLS方式により形成されることを特徴とする。
【0024】
本発明によるアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置は、基板上にスキャン信号が順に印加される複数のスキャンラインと、そのスキャンラインと交差するよう多数配置され、データ信号を印加するデータラインと、前記各スキャンラインとデータラインにより定義される各画素領域と、その各画素領域の一部に形成された有機EL素子と、その各画素領域の他の一部に前記スキャンライン及びデータラインと、前記有機EL素子と連結され位置し、前記有機EL素子を駆動する駆動部と、前記スキャンライン及びデータラインにそれぞれ前記スキャン信号及びデータ信号を印加し、SLS方式を用いて形成されたゲートドライブIC及びデータドライブICとを備えて構成されることを特徴とする。
【0025】
上記の目的を達成するための本発明によるアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の製造方法は、基板上に非晶質シリコンを蒸着し、SLS方式で前記非晶質シリコンをポリシリコンで結晶する段階と、その結晶化されたポリシリコンを選択的に除去して、スイッチングトランジスタ及び駆動トランジスタが形成される領域に第1,第2半導体層を形成する段階と、各半導体層を含む全面にゲート絶縁膜を形成する段階と、ゲート絶縁膜上に前記第1半導体層を通るように一方向にスキャンラインを形成し、同時に前記第2半導体層を通るように駆動トランジスタのゲート電極を形成する段階と、スキャンライン及び駆動トランジスタのゲート電極の両側の前記第1,第2半導体層にスイッチングトランジスタ及び駆動トランジスタのソースおよびドレン領域を形成する段階と、全面に層間絶縁膜を蒸着し、前記第1半導体層のソースおよびドレン領域及び前記駆動トランジスタのゲート電極、第2半導体層のソース領域が露出されるようにそれぞれコンタクトホールを形成する段階と、層間絶縁膜上に前記スキャンラインに垂直な方向に前記第1半導体層のソース領域に連結されるようにデータラインを形成し、同時に前記スキャンラインに垂直な方向に前記第2半導体層のソース領域に連結され、前記駆動トランジスタのゲート電極にオーバーラップされるようにパワーラインを形成し、前記第1半導体層のドレン領域と前記駆動トランジスタのゲート電極とを連結するように電極パターンを形成する段階と、前記第2半導体層のドレン領域にコンタクトホールを有するように全面に平坦化用絶縁膜を形成する段階と、前記平坦化用絶縁膜上に前記ドレン領域に連結されるように電界発光素子を形成する段階とを備えることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の好ましい実施形態を図面に沿って詳細に説明する。
【0027】
まず、本発明によるアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の単位ピクセルの等価回路及びレイアウトは図1〜図3に示す通りである。すなわち、本発明によるアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の単位ピクセルの回路的な構成は、図1に示すように、一方向に配列されたスキャンライン1と、該スキャンライン1に垂直な方向に配列されたデータライン2と、該データライン2と一定の間隔を隔てて、そのデータライン2に平行に配列されたパワーライン3と、前記スキャンライン1,データライン2及びパワーライン3の間の画素領域に形成され、印加される電圧に従って光を発光する電界発光素子7と、前記スキャンライン1の信号に従って前記データライン2の信号をスイッチングするスイッチングトランジスタ4と、該スイッチングトランジスタ4を介して印加される信号に従って前記パワーライン3の電源を前記電界発光素子に印加する駆動トランジスタ5と、前記パワーライン3と駆動トランジスタ5のゲート電極との間に形成されるキャパシタ6などから構成されている。
【0028】
そして、本発明では図1〜図3に示すように構成された単位ピクセルが複数個配列された画素部と、これらを駆動するためのゲートドライバIC及びデータドライバICが同一基板に配列され、前記画素部の薄膜トランジスタは勿論、前記各ドライバIC内の薄膜トランジスタをSLS方式で製造して薄膜トランジスタが均一な特性を有するようにしたものである。
【0029】
図6は本発明の第1実施形態によるアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置で、SLS方式を用いて画素部のTFTを形成したことを示すものである。図6に示す例では、基板に画素部PSが形成され、前記画素部PSを駆動するための駆動回路が集積化されたゲートドライブIC(GIC)及びデータドライブIC(DIC)が前記基板の外部に形成されたものである。したがって、画素部の薄膜トランジスタの活性層をSLS方式で結晶化させ、前記ゲートドライブIC及びデータドライブICのTFTの活性層は低温ポリシリコン(LTPS)低温工程及びエキシマレーザ方式で形成された。
【0030】
図7は本発明の第2実施形態によるアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置で、画素部と画素部を駆動するためのドライブICのTFTをSLS方式で形成したものである。
【0031】図7に示すように、同一の基板上に画素部とゲート及びデータドライブICが形成された場合は、画素部と各ドライブICのTFTの半導体層をSLS方式で結晶化する。勿論、図7のような場合にも画素部の薄膜トランジスタの半導体層はLTPS低温工程及びエキシマレーザ方式(スキャニング方式)で形成し、前記各ドライブICのTFTの半導体層はSLS方式で形成しても良い。
【0032】
前記本発明の各実施形態で、前記SLS方式はSLSハイスループットポリシリコン、SLSディレクショナルポリシリコン、SLS x−Si(crystal-Si)のうち何れか1つで形成される。
【0033】
したがって、本発明のアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の薄膜トランジスタの製造方法を具体的に説明すると以下の通りである。図2及び図3に示すように、基板10上の各薄膜トランジスタ4,5が形成される領域にアイランド状に第1,第2半導体層4a,5aを形成する。その際、前記各半導体層4a,5aの形成方法は、全面に非晶質シリコン(a−Si:H)を蒸着し、エキシマレーザを用いてスキャニング方式で前記非晶質シリコンをポリシリコンで結晶化した後、選択的に除去して第1,第2半導体層4a,5aを形成する。
【0034】
前記各半導体層4a,5aを含む基板10の全面にゲート絶縁膜30を形成する。そして、前記ゲート絶縁膜30上に前記第1半導体層4aを通るように一方向にスキャンライン1が形成され、前記第2半導体層5aを通るように前記駆動トランジスタのゲート電極5bが形成される。この際、前記スキャンライン1と駆動トランジスタのゲート電極5bとは互いに隔離して形成され、前記ゲート電極5bは後で形成されるパワーライン3とオーバーラップされキャパシタを形成するように一定の領域が広く形成される。
【0035】
前記スキャンライン1及び駆動トランジスタのゲート電極5b両側の第1,第2半導体層には不純物のイオン注入によってそれぞれソースおよびドレン領域が形成される。したがって、前記第スキャンライン1と第1半導体層4aによってスイッチングトランジスタ4が形成され、ゲート電極5b及び第2半導体層5aによって駆動トランジスタ5が形成される。
【0036】
前記スキャンライン1及びゲート電極5bを含む全面に層間絶縁膜50が形成され、前記第1半導体層4aのソースおよびドレン領域及びゲート電極5b、第2半導体層5aのソース領域にそれぞれコンタクトホールが形成される。そして、前記層間絶縁膜50上に前記スキャンライン1に垂直な方向に前記第1半導体層4aのソース領域に連結されるようにデータライン2が形成され、前記スキャンライン1に垂直な方向に前記第2半導体層5aのソース領域に連結され、前記ゲート電極5bにオーバーラップするようにパワーライン3が形成され、前記第1半導体層4aのドレン領域と前記ゲート電極5bとを連結するように電極パターン20が形成される。ここで、前記ゲート電極5bとパワーライン3とがオーバーラップする部分でキャパシタ6が形成される。全面に平坦化用絶縁膜70が形成され、前記平坦化用絶縁膜70上に前記第2半導体層5aのドレン領域にコンタクトホールが形成され、前記ドレン領域に連結されるように電界発光素子7が形成される。
【0037】
以下、かかる構造を有する本発明のアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の製造方法を説明する。
【0038】
基板10上に非晶質シリコン(a−Si:H)を蒸着し、SLS方式で前記非晶質シリコンをポリシリコンで結晶した後、選択的に除去して前記スイッチングトランジスタ4と駆動トランジスタ5が形成される領域にアイランド状に第1,第2半導体層4a,5aを形成する。この際、前記非晶質シリコンをSLS方式で結晶化する具体的な方法は以下の通りである。
【0039】
図8は本発明によるSLS方式で結晶化する方法を説明するための平面図であり、図9は本発明のSLS方式により結晶化されたポリシリコンの平面図である。約2μm×10mmのサイズを有するビームを、露光面積/pulseが10×10mm2以下となるようにして、SLS方式で非晶質シリコンに照射してポリシリコンで結晶化する。
【0040】
すなわち、図8に示すように、一定の間隔でビームを1次非晶質シリコン基板に照射して非晶質シリコンを結晶化した後、次いで、前記1次照射して結晶化した部分の側面に2次的にビームを照射する方法を繰り返して、全非晶質シリコンを結晶化する。
【0041】
このような方法によって非晶質シリコン層を結晶化すると、図9に示すように、結晶化されたポリシリコンはグレインバウンダリーがチャネル方向に平行な方向に形成されるので、電子移動度が著しく向上する。
【0042】
そして、前記各半導体層4a,5aを含む基板10の全面にゲート絶縁膜30を形成し、全面に金属層を蒸着する。そして、前記金属層を選択的に除去して、前記ゲート絶縁膜30上に前記第1半導体層4aを通るように一方向にスキャンライン1を形成し、同時に前記第2半導体層5aを通るように前記駆動トランジスタのゲート電極5bを形成する。この際、前記スキャンライン1と駆動トランジスタのゲート電極5bとは互いに隔離されるように形成し、前記ゲート電極5bは後で形成するパワーライン3とオーバーラップされキャパシタを形成するように一定の領域を広く形成する。
【0043】
前記スキャンライン1及び駆動トランジスタのゲート電極5bをマスクに用いた前記第1,第2半導体層4a,5aに不純物(P+)をイオン注入して、スイッチングトランジスタ及び駆動トランジスタのソースおよびドレン領域を形成する。したがって、前記スキャンライン1と第1半導体層4aによってスイッチングトランジスタ4が形成され、ゲート電極5b及び第2半導体層5aによって駆動トランジスタ5が形成される。
【0044】
前記スキャンライン1及びゲート電極5bを含む全面に層間絶縁膜50を蒸着し、前記第1半導体層4aのソースおよびドレン領域及びゲート電極5b、第2半導体層5aのソース領域が露出されるように前記層間絶縁膜50及びゲート絶縁膜30を選択的に除去して、それぞれコンタクトホールを形成する。
【0045】
そして、全面に金属層を蒸着し、選択的に除去して、前記層間絶縁膜50上に前記スキャンライン1に垂直な方向に前記第1半導体層4aのソース領域に連結されるようにデータライン2を形成し、同時に前記スキャンライン1に垂直な方向に前記第2半導体層5aのソース領域に連結され、前記ゲート電極5bにオーバーラップされるようにパワーライン3を形成し、前記第1半導体層4aのドレン領域と前記ゲート電極5bとを連結するように電極パターン20を形成する。
【0046】
全面に平坦化用絶縁膜70を形成し、その平坦化用絶縁膜70上に前記第2半導体層5aのドレン領域にコンタクトホールを形成して、前記ドレン領域に連結されるように電界発光素子7を形成する。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置は次のような効果を有する。
【0048】
第一、有機EL素子を駆動するための駆動部のTFT及び/又は駆動部と連結されたドライブICがTFTをSLS方式で製造してTFTの特性の均一度を高め均一な輝度を有するため、小数のトランジスタを用いて素子の開口率を高めることができる。第二、前記ドライバIC(外部駆動回路)のTFTをSLS方式で製造して1つの基板に画素と駆動回路を集積化することで素子の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の2Tアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の単位ピクセルの等価回路図である。
【図2】 図1のアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置のレイアウト図である。
【図3】 図2のI−I′線上の断面図である。
【図4】 従来のスキャン方式で結晶化する方法を説明するための平面図である。
【図5】 従来のスキャン方式により結晶化されたポリシリコンの平面図である。
【図6】 本発明の第1実施形態によるアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置で、SLS方式を用いて画素部のTFTを形成したことを示すものである。
【図7】 本発明の第2実施形態によるアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置で、画素部と画素部を駆動するためのドライブICのTFTをSLS方式で形成したものである。
【図8】 本発明によるSLS方式で結晶化する方法を説明するための図面である。
【図9】 本発明のSLS方式により結晶化されたポリシリコンの平面図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an active matrix organic light emitting display device, and more particularly, it has higher brightness uniformity than that of an existing low temperature polysilicon process using an SLS (Sequential lateral solidification) method, and a high degree of integration of an integrated circuit (IC). TECHNICAL FIELD The present invention relates to an active matrix organic light emitting display device that can be made and a manufacturing method thereof.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with the development of flat panel displays, various types of display elements such as liquid crystal display devices (LCD), plasma display panels (PDP), electric field emission display devices (FED), and electrominisense (EL) have been developed. Yes. Such flat panel displays are divided into the following two methods according to their driving methods. One is the passive matrix system and the other is the active matrix system. The passive matrix method has a higher current level than the active matrix method. Therefore, in the current driving method such as FED and EL, the active matrix method is more advantageous than the passive matrix method that requires a larger current level even in the same line time.
[0003]
FIG. 1 is an equivalent circuit diagram of a unit pixel of a conventional two-transistor (2T) type active matrix organic light emitting display device (OED). As shown in FIG. 1, a circuit configuration of a unit pixel of a conventional active matrix organic light emitting display device includes a
[0004]
A unit pixel structure and a manufacturing method of a conventional active matrix organic light emitting display device having such a circuit configuration are as follows.
[0005]
FIG. 2 is a layout diagram of the active matrix organic light emitting display device of FIG. 1, and FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line II ′ of FIG. In the region where the switching transistor 4 and the driving transistor 5 are formed on the substrate 10, island-shaped first and
[0006]
A gate insulating film 30 is formed on the entire surface of the substrate 10 including the
[0007]
Source and drain regions are formed in the first and second semiconductor layers on both sides of the
[0008]
An
[0009]
A
[0010]
Amorphous silicon (a-Si: H) is deposited on the substrate 10, the amorphous silicon is crystallized with polysilicon using an excimer laser, and then selectively removed to remove the switching transistor 4 and the driving transistor. Island-shaped first and
[0011]
FIG. 4 is a plan view for explaining a crystallization method using a conventional laser annealing method (scanning method). That is, a laser beam having a width of about 0.5 mm or less and a length smaller than that of the liquid crystal display panel is moved from one side of the panel in the vertical direction by 25 μm / pulse and irradiated to amorphous silicon by a scanning method. Crystallize with polysilicon.
[0012]
A gate insulating film 30 is formed on the entire surface of the substrate 10 including the
[0013]
Impurities (P +) are ion-implanted into the first and
[0014]
An
[0015]
A
[0016]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional active matrix organic light emitting display device and the manufacturing method thereof have the following problems.
[0017]
FIG. 5 shows a grain boundary and carrier movement diagram of polysilicon obtained by a conventional scanning crystallization method. That is, since amorphous silicon is crystallized using an excimer laser in order to form the first and second semiconductor layers, the grain boundary is irregularly formed in a direction perpendicular to the channel direction. Therefore, the operating voltage of each transistor becomes non-uniform, and a waveform phenomenon occurs on the screen. That is, amorphous silicon is vapor-deposited on a substrate, and amorphous silicon is crystallized by a scanning method using an excimer laser to obtain polysilicon. At this time, since the amorphous silicon is bonded with hydrogen (H) at a predetermined percentage, the hydrogen must be removed and the silicon must be crystallized while maintaining a minimum temperature so that the substrate does not deform. Therefore, it is not easy to realize the process conditions.
[0018]
In addition, since the scanning method using the laser is a method in which a predetermined pulse is applied per scanning line, the laser is not continuously irradiated and the energy of the laser irradiated per line is not uniform. A waveform is formed in the direction. Therefore, the characteristics of the TFT per scanning line become non-uniform due to the waveform, which is reflected in the waveform of the display screen of the organic electroluminescent element, and affects the non-uniformity of luminance. In other words, the size and crystal state of the Si grains that form the semiconductor layer serving as the channel of the current path become non-uniform, so the characteristics of the TFT driving each pixel change and the same gray level is applied. However, the magnitude of the current flowing through each TFT changes, which causes a difference in pixel brightness.
[0019]
In addition, the size of the Si grains is not constant, and the protrusions at the grain boundary surface cause nonuniformity in characteristics when manufacturing thin film transistors (TFTs), resulting in nonuniform luminance.
[0020]
In addition, there is a compensation circuit technology that uses four TFTs in the pixel portion in order to compensate for the uneven brightness, but this technology increases the defect rate in the manufacturing process and increases the number of TFTs. Accordingly, the aperture ratio decreases.
[0021]
Therefore, the present invention has been made in view of the above problems, and is a drive integrated circuit (and / or a drive integrated circuit connected to the drive unit) for driving an organic electroluminescence (EL) element. IC) TFT is manufactured by SLS (Sequential Lateral Solidification) method, and an object is to provide an active matrix organic light emitting display device that realizes uniform brightness by increasing uniformity of TFT characteristics. .
[0022]
Another advantage of the present invention is that the driver IC (external drive circuit) TFT is manufactured by the SLS method, and pixels and drive circuits are integrated on a single substrate at a higher density, thereby reducing the size of the active IC. It is to provide a matrix organic electroluminescent display device.
[0023]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, an active matrix organic light emitting display device according to the present invention includes a scan line arranged in one direction on a substrate, a data line arranged in a direction perpendicular to the scan line, and a data An electric field having a certain distance from the line and formed in a power line arranged in a direction parallel to the data line and a pixel region between the scan line, the data line, and the power line and emitting light according to an applied voltage A light emitting device, a switching transistor for switching the data line signal in accordance with a scan line signal, and a driving transistor for applying a power source of the power line to the electroluminescent device in accordance with a signal applied through the switching transistor. Equipped with switching transistor or driving transistor Njisuta is characterized in that it is formed by the SLS method.
[0024]
An active matrix organic light emitting display device according to the present invention includes a plurality of scan lines to which scan signals are sequentially applied on a substrate, a plurality of scan lines that are arranged to intersect the scan lines, and a data line that applies a data signal. Each pixel region defined by the scan line and the data line, an organic EL element formed in a part of the pixel region, the scan line and the data line in the other part of the pixel region, and the organic A gate driver IC and data formed by using the SLS method by applying the scan signal and the data signal to the driving unit that drives the organic EL element and is connected to the EL element, and the scan line and the data line, respectively. And a drive IC.
[0025]
In order to achieve the above object, a method of manufacturing an active matrix organic light emitting display device according to the present invention comprises depositing amorphous silicon on a substrate and crystallizing the amorphous silicon with polysilicon using an SLS method. Selectively removing the crystallized polysilicon to form first and second semiconductor layers in a region where the switching transistor and the driving transistor are formed, and a gate insulating film on the entire surface including each semiconductor layer Forming a scan line in one direction so as to pass through the first semiconductor layer on the gate insulating film, and simultaneously forming a gate electrode of the driving transistor so as to pass through the second semiconductor layer; A switching transistor and a driving transistor are formed on the first and second semiconductor layers on both sides of the scan line and the gate electrode of the driving transistor. Forming a source and drain region of the star; and depositing an interlayer insulating film on the entire surface to expose the source and drain region of the first semiconductor layer, the gate electrode of the driving transistor, and the source region of the second semiconductor layer. Forming a contact hole, and forming a data line on the interlayer insulating layer so as to be connected to the source region of the first semiconductor layer in a direction perpendicular to the scan line, and at the same time perpendicular to the scan line. A power line is formed to be connected to the source region of the second semiconductor layer in a direction and overlap the gate electrode of the driving transistor, and the drain region of the first semiconductor layer, the gate electrode of the driving transistor, Forming an electrode pattern so as to connect the contact hole, and a contact hole in the drain region of the second semiconductor layer. Forming on the entire surface planarization insulating film so as to have, characterized in that it comprises a step of forming the electroluminescent device to be coupled to the drain region in the planarization insulating film.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of an active matrix organic light emitting display device according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0027]
First, an equivalent circuit and a layout of a unit pixel of an active matrix organic light emitting display device according to the present invention are as shown in FIGS. That is, the circuit configuration of the unit pixel of the active matrix organic light emitting display device according to the present invention includes a
[0028]
In the present invention, a pixel unit in which a plurality of unit pixels configured as shown in FIGS. 1 to 3 are arranged, and a gate driver IC and a data driver IC for driving them are arranged on the same substrate. The thin film transistors in the driver ICs as well as the thin film transistors in the pixel portion are manufactured by the SLS method so that the thin film transistors have uniform characteristics.
[0029]
FIG. 6 shows an active matrix organic light emitting display device according to the first embodiment of the present invention, in which the TFT of the pixel portion is formed using the SLS method. In the example shown in FIG. 6, a gate drive IC (GIC) and a data drive IC (DIC) in which a pixel portion PS is formed on a substrate and a drive circuit for driving the pixel portion PS is integrated are external to the substrate. It is formed. Accordingly, the active layer of the thin film transistor in the pixel portion is crystallized by the SLS method, and the active layer of the TFT of the gate drive IC and the data drive IC is formed by a low temperature polysilicon (LTPS) low temperature process and an excimer laser method.
[0030]
FIG. 7 shows an active matrix organic light emitting display device according to a second embodiment of the present invention, in which a TFT of a drive IC for driving the pixel portion and the pixel portion is formed by the SLS method.
As shown in FIG. 7, when the pixel portion, the gate, and the data drive IC are formed on the same substrate, the pixel portion and the TFT semiconductor layer of each drive IC are crystallized by the SLS method. Of course, even in the case of FIG. 7, the thin film transistor semiconductor layer of the pixel portion may be formed by the LTPS low temperature process and the excimer laser method (scanning method), and the TFT semiconductor layer of each drive IC may be formed by the SLS method. good.
[0032]
In each embodiment of the present invention, the SLS method is formed of any one of SLS high-throughput polysilicon, SLS directional polysilicon, and SLS x-Si (crystal-Si).
[0033]
Accordingly, a method of manufacturing the thin film transistor of the active matrix organic light emitting display device according to the present invention will be described in detail as follows. As shown in FIGS. 2 and 3, first and second semiconductor layers 4a and 5a are formed in an island shape in a region on the substrate 10 where the thin film transistors 4 and 5 are formed. At this time, the semiconductor layers 4a and 5a are formed by depositing amorphous silicon (a-Si: H) on the entire surface and crystallizing the amorphous silicon with polysilicon by a scanning method using an excimer laser. Then, the first and second semiconductor layers 4a and 5a are formed by selective removal.
[0034]
A gate insulating film 30 is formed on the entire surface of the substrate 10 including the semiconductor layers 4a and 5a. A
[0035]
Source and drain regions are formed in the first and second semiconductor layers on both sides of the
[0036]
An interlayer insulating
[0037]
Hereinafter, a method for manufacturing the active matrix organic light emitting display device of the present invention having such a structure will be described.
[0038]
Amorphous silicon (a-Si: H) is deposited on the substrate 10 and the amorphous silicon is crystallized with polysilicon by the SLS method, and then selectively removed to form the switching transistor 4 and the driving transistor 5. First and second semiconductor layers 4a and 5a are formed in an island shape in the region to be formed. At this time, a specific method for crystallizing the amorphous silicon by the SLS method is as follows.
[0039]
FIG. 8 is a plan view for explaining a method of crystallization by the SLS method according to the present invention, and FIG. 9 is a plan view of polysilicon crystallized by the SLS method of the present invention. A beam having a size of about 2 μm × 10 mm is crystallized with polysilicon by irradiating amorphous silicon by SLS method so that the exposure area / pulse is 10 × 10
[0040]
That is, as shown in FIG. 8, the primary amorphous silicon substrate is irradiated with a beam at regular intervals to crystallize the amorphous silicon, and then the side surface of the portion crystallized by the primary irradiation. The method of secondary beam irradiation is repeated to crystallize all amorphous silicon.
[0041]
When the amorphous silicon layer is crystallized by such a method, as shown in FIG. 9, the crystallized polysilicon is formed in a direction in which the grain boundary is parallel to the channel direction. improves.
[0042]
A gate insulating film 30 is formed on the entire surface of the substrate 10 including the semiconductor layers 4a and 5a, and a metal layer is deposited on the entire surface. Then, the metal layer is selectively removed, a
[0043]
Impurities (P +) are ion-implanted into the first and second semiconductor layers 4a and 5a using the
[0044]
An interlayer insulating
[0045]
Then, a metal layer is deposited on the entire surface, selectively removed, and the data line is connected to the source region of the
[0046]
A
[0047]
【The invention's effect】
As described above, the active matrix organic light emitting display device according to the present invention has the following effects.
[0048]
First, since the TFT of the driving unit for driving the organic EL element and / or the drive IC connected to the driving unit manufactures the TFT by the SLS method, the uniformity of the TFT characteristics is increased, and the luminance is uniform. The aperture ratio of the element can be increased by using a small number of transistors. Second, the TFT of the driver IC (external drive circuit) is manufactured by the SLS method, and the pixel and the drive circuit are integrated on one substrate, so that the element can be miniaturized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an equivalent circuit diagram of a unit pixel of a conventional 2T active matrix organic light emitting display device.
FIG. 2 is a layout diagram of the active matrix organic light emitting display device of FIG. 1;
3 is a cross-sectional view taken along the line II ′ of FIG.
FIG. 4 is a plan view for explaining a crystallization method by a conventional scanning method.
FIG. 5 is a plan view of polysilicon crystallized by a conventional scanning method.
FIG. 6 illustrates that the TFT of the pixel unit is formed using the SLS method in the active matrix organic light emitting display device according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 shows an active matrix organic light emitting display device according to a second embodiment of the present invention, in which a TFT of a drive IC for driving the pixel portion and the pixel portion is formed by the SLS method.
FIG. 8 is a diagram for explaining a crystallization method using an SLS method according to the present invention.
FIG. 9 is a plan view of polysilicon crystallized by the SLS method of the present invention.
Claims (14)
前記スキャンラインに垂直な方向に配列されたデータラインと、
前記データラインと一定の距離を有し、前記データラインに平行な方向に配列されたパワーラインと、
前記スキャンライン、データライン及びパワーラインの間の画素領域に形成され、印加された電圧に従って光を発光する電界発光素子と、
前記スキャンラインの信号に従って前記データラインの信号をスイッチングするスイッチングトランジスタと、
前記スイッチングトランジスタを介して印加される信号に従って前記パワーラインの電源を前記電界発光素子に印加するための駆動トランジスタとを備え、
前記スイッチングトランジスタ又は駆動トランジスタが連続側面結晶方式により形成されたことを特徴とするアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置。A scan line arranged in one direction on the substrate;
Data lines arranged in a direction perpendicular to the scan lines;
A power line having a certain distance from the data line and arranged in a direction parallel to the data line;
An electroluminescent element that is formed in a pixel region between the scan line, the data line, and the power line and emits light according to an applied voltage;
A switching transistor for switching the data line signal in accordance with the scan line signal;
A driving transistor for applying a power source of the power line to the electroluminescent element according to a signal applied via the switching transistor;
An active matrix organic light emitting display device, wherein the switching transistor or the driving transistor is formed by a continuous side surface crystal method.
前記各データラインにデータ信号を印加するデータドライブICを更に備えることを特徴とする請求項1記載のアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置。A gate drive IC for applying a scan signal to each of the scan lines;
2. The active matrix organic light emitting display device according to claim 1, further comprising a data drive IC for applying a data signal to each data line.
前記結晶化されたポリシリコンを選択的に除去して、スイッチングトランジスタ及び駆動トランジスタが形成される領域に第1、第2半導体層を形成する段階と、
前記各半導体層を含む全面にゲート絶縁膜を形成する段階と、
前記ゲート絶縁膜上に前記第1半導体層を通るように一方向にスキャンラインを形成し、同時に前記第2半導体層を通るように前記駆動トランジスタのゲート電極を形成する段階と、
前記スキャンライン及び駆動トランジスタのゲート電極の両側の前記第1、第2半導体層にスイッチングトランジスタ及び駆動トランジスタのソースおよびドレン領域を形成する段階と、
全面に層間絶縁膜を蒸着し、前記第1半導体層のソースおよびドレン領域及び前記駆動トランジスタのゲート電極、第2半導体層のソース領域が露出するようにそれぞれコンタクトホールを形成する段階と、
前記層間絶縁膜上に前記スキャンラインに垂直な方向に前記第1半導体層のソース領域に連結されるようにデータラインを形成し、前記スキャンラインに垂直な方向に前記第2半導体層のソース領域に連結され、前記駆動トランジスタのゲート電極にオーバーラップされるようにパワーラインを形成し、前記第1半導体層のドレン領域と前記駆動トランジスタのゲート電極とを連結するように電極パターンを形成する段階と、
前記第2半導体層のドレン領域にコンタクトホールを有するように全面に平坦化用の絶縁膜を形成する段階と、
前記平坦化用の絶縁膜上に前記ドレン領域に連結されるように電界発光素子を形成する段階と、を備えることを特徴とするアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置の製造方法。Depositing amorphous silicon on the substrate, and crystallizing the amorphous silicon with polysilicon by an SLS method;
Selectively removing the crystallized polysilicon to form first and second semiconductor layers in a region where a switching transistor and a driving transistor are formed;
Forming a gate insulating film on the entire surface including each of the semiconductor layers;
Forming a scan line in one direction so as to pass through the first semiconductor layer on the gate insulating film and simultaneously forming a gate electrode of the driving transistor so as to pass through the second semiconductor layer;
Forming source and drain regions of the switching transistor and the driving transistor in the first and second semiconductor layers on both sides of the scan line and the gate electrode of the driving transistor;
Depositing an interlayer insulating film on the entire surface, and forming contact holes so as to expose the source and drain regions of the first semiconductor layer, the gate electrode of the driving transistor, and the source region of the second semiconductor layer;
A data line is formed on the interlayer insulating film to be connected to the source region of the first semiconductor layer in a direction perpendicular to the scan line, and the source region of the second semiconductor layer is perpendicular to the scan line. Forming a power line so as to overlap with the gate electrode of the driving transistor, and forming an electrode pattern to connect the drain region of the first semiconductor layer and the gate electrode of the driving transistor. When,
Forming a flattening insulating film on the entire surface so as to have a contact hole in the drain region of the second semiconductor layer;
Forming an electroluminescent element on the insulating film for planarization so as to be connected to the drain region, and a method for manufacturing an active matrix organic electroluminescent display device.
前記スキャンラインに実質的に垂直に配列されたデータラインと、
前記データラインと一定の距離を有し、前記データラインに実質的に平行に配列されたパワーラインと、
前記スキャンライン、データライン及びパワーラインの間の画素領域に形成された電界発光素子と、
前記スキャンラインの信号に従って前記データラインの信号をスイッチングするスイッチングトランジスタと、
前記スイッチングトランジスタを介して印加される信号に従って前記パワーラインの電源を前記電界発光素子に印加するための駆動トランジスタであって、連続側面結晶方式により形成された駆動トランジスタとを具備するアクティブマトリックス有機電界発光ディスプレイ装置。Scanlines arranged in one direction;
Data lines arranged substantially perpendicular to the scan lines;
A power line having a certain distance from the data line and arranged substantially parallel to the data line;
An electroluminescent device formed in a pixel region between the scan line, the data line, and the power line;
A switching transistor for switching the data line signal in accordance with the scan line signal;
An active matrix organic electric field comprising a driving transistor for applying a power source of the power line to the electroluminescent device according to a signal applied through the switching transistor, the driving transistor being formed by a continuous side surface crystal method. Luminescent display device.
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