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JP2003298991A - 画像整理方法および装置並びにプログラム - Google Patents

画像整理方法および装置並びにプログラム

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Publication number
JP2003298991A
JP2003298991A JP2002096145A JP2002096145A JP2003298991A JP 2003298991 A JP2003298991 A JP 2003298991A JP 2002096145 A JP2002096145 A JP 2002096145A JP 2002096145 A JP2002096145 A JP 2002096145A JP 2003298991 A JP2003298991 A JP 2003298991A
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JP
Japan
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image data
information
image
calendar information
classifying
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002096145A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Okubo
彰人 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2002096145A priority Critical patent/JP2003298991A/ja
Priority to US10/400,537 priority patent/US20030184653A1/en
Publication of JP2003298991A publication Critical patent/JP2003298991A/ja
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    • G06F16/50—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
    • G06F16/58—Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データを取得したイベント毎に複数の画
像データを分類する。 【解決手段】 ユーザ１が画像データＳ０を画像保管サ
ーバ２に送信する。画像整理手段４においては、タグ情
報読取手段４２が画像データＳ０に付与されたタグ情報
Ｔ０を読み取る。画像分類手段４３は情報データベース
２２からイベント期間を記述したカレンダー情報Ｃ０を
読み出し、タグ情報Ｔ０に記述された撮影日時情報およ
びカレンダー情報Ｃ０に基づいて、画像データＳ０をイ
ベント毎に分類して分類情報Ｂ０を生成する。分類情報
Ｂ０は画像データＳ０および画像データＳ０のサムネイ
ル画像データＳＴ０とともに保管データベース２１に保
管される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラに
より取得された画像データやネガフイルム等のフイルム
に記録された画像を読み取ることにより取得された画像
データを分類する画像整理方法および装置並びに画像整
理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来からある銀塩写真フイルムを用いた
プリントは、写り具合を見たり、友人に見せてコミュニ
ケーションをとったり、焼き増しして友人に送ったり、
大きく引き伸ばして飾ったり、アルバムに貼り付ける
等、様々に活用されている。
【０００３】その一方で、ネガフイルムに記録された画
像を読み取ることにより取得された画像データあるいは
デジタルカメラにより取得された画像データを用いて、
画像を保管することが行われている。このような画像デ
ータを保管する際には、画像データの保管を行うユーザ
が、撮影日時やイベントに応じた複数のフォルダを作成
し、画像の内容を確認しながらマニュアル操作により画
像データを各フォルダに分類している。
【０００４】しかしながら、画像データが増えるほど画
像データの整理は非常に面倒な作業となる。とくにデジ
タルカメラの場合はフイルム料金がかからないため、大
量の画像データが取得されることが多い。このため、画
像データが記録されたメディア毎あるいは画像データを
得たフイルム毎に画像データを分類する方法、年、月、
日毎の階層フォルダに画像データを分類する方法等、画
像データを自動的に分類する種々の方法が提案されてい
る。また、画像データに付与された撮影時間や撮影日時
を表す情報に基づいて、撮影日毎に画像データを分類す
る方法（特開平５−１６５９３５号公報、特開２００１
−２２８５２８号公報）、撮影日時により分類した後に
画像の類似度に応じてさらに細かく画像データを分類す
る方法が提案されている（特開２０００−１１２９９７
号公報）。また、デジタルカメラにおいて取得された複
数の画像データを、カメラの撮影時における姿勢毎、同
一の時間情報を有する画像毎等に分類する方法も提案さ
れている（特開平６−１７８２６１号公報）。
【０００５】このような画像データを自動的に分類する
方法を用いることにより、ユーザは画像データを効率よ
く整理することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザが画
像の撮影を行うのは、連休や夏休み等でどこかに出かけ
た場合が多く、このような場合は１つのイベントについ
て複数の撮影日に跨る複数の画像データが得られること
となる。しかしながら、上述した特開平５−１６５９３
５号公報等に記載された方法では、撮影日毎やフイルム
またはメディア毎には画像データを分類することができ
るものの、複数の日に跨るイベント毎には画像データを
分類することができない。このため、連休中のイベント
において取得された複数の画像データを上記方法により
分類すると、画像データは撮影日毎に分類されてしまう
ことから、結局ユーザはマニュアル操作によりイベント
毎に画像データの分類をし直さなければならなくなって
しまう。
【０００７】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、画像データを取得したイベント毎に複数の画像デー
タを分類することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明による画像整理方
法は、撮影日時情報を含む付帯情報が付与された画像デ
ータを分類する画像整理方法において、前記画像データ
から前記撮影日時情報を取得し、該撮影日時情報に基づ
いて、前記画像データを複数の撮影日に関連付けられた
所定のイベント毎の１以上のグループに分類することを
特徴とするものである。
【０００９】「付帯情報」には、撮影日時情報の他、撮
影場所を表す撮影場所情報、撮影者であるユーザを特定
するユーザ情報、画像データを解析することにより得ら
れた解析情報等が挙げられる。なお、付帯情報は画像デ
ータのタグ情報を用いることができる。
【００１０】「撮影場所情報」は、撮影場所を表す情報
であり、撮影者がマニュアル操作により付帯情報に含め
てもよいが、画像データがＧＰＳ機能を有するデジタル
カメラにより取得された場合には、ＧＰＳ情報が撮影場
所情報として付帯情報に含められる。
【００１１】「解析情報」としては、画像データにより
表される画像中に含まれる人物の顔の数、画像データの
色分布等が用いられる。
【００１２】なお、付帯情報は、画像データがデジタル
カメラにより取得されたものである場合にはデジタルカ
メラにおいて画像データに付与される。一方、画像デー
タがフイルム等に記録された画像をスキャナ等の読取手
段により読み取ることにより得られたものである場合に
は、読取手段において画像データに付与される。
【００１３】「所定のイベント」としては、例えば、ゴ
ールデンウィーク、年末年始、暦上の連休、週末の土
日、夏休み、個人的な休暇、個人的な行事等が挙げられ
る。
【００１４】なお、本発明による画像整理方法において
は、撮影日時と前記所定のイベントとを対応付けたカレ
ンダー情報を取得し、前記撮影日時情報に加えて前記カ
レンダー情報にも基づいて、前記画像データを分類する
ようにしてもよい。
【００１５】また、本発明による画像整理方法において
は、前記カレンダー情報を複数の付帯情報に対応した複
数のカレンダー情報が記録されたカレンダー情報記録手
段から取得するようにしてもよい。
【００１６】この場合、前記画像データに付与された付
帯情報に基づいて前記複数のカレンダー情報から所望と
するカレンダー情報を取得し、前記撮影日時情報および
前記所望とするカレンダー情報に基づいて前記画像デー
タを分類するようにしてもよい。
【００１７】「複数の付帯情報に応じた複数のカレンダ
ー情報」とは、複数の場所毎、複数のユーザ毎、画像デ
ータの複数の解析情報毎等の複数のカレンダー情報を意
味する。すなわち、撮影場所毎、ユーザ毎、画像データ
の解析情報毎等に複数のカレンダー情報がカレンダー情
報記録手段に記録されていることとなる。
【００１８】「複数の場所」とは、例えば国、地域、南
半球、北半球等、日にちに依存するイベントが互いに異
なる場所を意味する。
【００１９】また、本発明による画像整理方法において
は、前記画像データに付与された付帯情報に基づいて前
記所定のイベントの期間を推定し、前記期間の推定結果
にも基づいて前記画像データを分類するようにしてもよ
い。
【００２０】また、本発明による画像整理方法において
は、前記分類された画像データを、階層構造を有する複
数のグループにさらに分類してもよい。
【００２１】また、本発明による画像整理方法において
は、前記画像データの分類結果を表す分類情報を出力し
てもよい。
【００２２】この場合、前記分類情報に基づいて前記画
像データを分類して表示してもよい。
【００２３】本発明による画像整理装置は、撮影日時情
報を含む付帯情報が付与された画像データを分類する画
像整理装置において、前記画像データから前記撮影日時
情報を取得する撮影日時情報取得手段と、該撮影日時情
報に基づいて、前記画像データを複数の撮影日に関連付
けられた所定のイベント毎の１以上のグループに分類す
る画像分類手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【００２４】なお、本発明による画像整理装置において
は、前記画像分類手段を、撮影日時と前記所定のイベン
トとを対応付けたカレンダー情報を取得し、前記撮影日
時情報に加えて前記カレンダー情報にも基づいて、前記
画像データを分類する手段としてもよい。
【００２５】また、本発明による画像整理装置において
は、複数の付帯情報に対応した複数のカレンダー情報が
記録されたカレンダー情報記録手段をさらに備えるもの
とし、前記画像分類手段を、前記カレンダー情報記録手
段から前記カレンダー情報を取得する手段としてもよ
い。
【００２６】この場合、前記画像分類手段を、前記画像
データに付与された付帯情報に基づいて前記複数のカレ
ンダー情報から所望とするカレンダー情報を取得し、前
記撮影日時情報および前記所望とするカレンダー情報に
基づいて前記画像データを分類する手段としてもよい。
【００２７】また、本発明による画像整理装置において
は、前記画像データに付与された付帯情報に基づいて前
記所定のイベントの期間を推定するイベント期間推定手
段をさらに備えるものとし、前記画像分類手段を、前記
期間の推定結果にも基づいて前記画像データを分類する
手段としてもよい。
【００２８】また、本発明による画像整理装置において
は、前記画像分類手段を、前記分類された画像データ
を、階層構造を有する複数のグループにさらに分類する
手段としてもよい。
【００２９】また、本発明による画像整理装置において
は、前記画像データの分類結果を表す分類情報を出力す
る出力手段をさらに備えるものとしてもよい。
【００３０】この場合、前記分類情報に基づいて前記画
像データを分類して表示する表示手段をさらに備えるも
のとしてもよい。
【００３１】なお、本発明による画像整理方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムとして提供しても
よい。
【００３２】
【発明の効果】本発明によれば、画像データから撮影日
時情報が取得され、撮影日時情報に基づいて、画像デー
タが複数の撮影日に関連付けられた所定のイベント毎の
１以上のグループに分類される。すなわち、所定のイベ
ントが複数の日に跨っている場合でも、所定のイベント
に対応する複数の日に跨って撮影された画像データが、
１つのグループに分類される。したがって、所定のイベ
ントが複数の日に跨る場合であっても、イベント毎に画
像データを分類することができる。
【００３３】また、撮影日時と所定のイベントとを対応
付けたカレンダー情報を取得し、撮影日時情報に加えて
カレンダー情報にも基づいて画像データを分類すること
により、カレンダー情報を参照して画像データをより容
易にイベント毎に分類することができる。
【００３４】また、カレンダー情報を複数の付帯情報に
応じた複数のカレンダー情報を記録したカレンダー情報
記録手段から取得することにより、カレンダー情報を容
易に取得することができる。
【００３５】また、複数の付帯情報に対応した複数のカ
レンダー情報がカレンダー情報記録手段に記録されてな
る場合、付帯情報に基づいて所望とするカレンダー情報
を取得し、所望とするカレンダー情報に基づいて画像デ
ータを１以上のグループに分類することにより、付帯情
報に応じて異なるイベント毎に画像データを分類するこ
とができる。
【００３６】また、付帯情報に基づいてカレンダー情報
を推定することにより、カレンダー情報を用意しておく
必要がなくなるため、本発明を実施する装置の構成を簡
易なものとすることができる。
【００３７】また、画像データを階層構造を有する複数
のグループにさらに分類することにより、画像データの
さらに細かな分類を行うことができる。
【００３８】また、画像データの分類結果を表す分類情
報を出力することにより、分類情報を参照すれば、本発
明を実施する装置以外の他の装置において画像データの
分類を行うことができる。
【００３９】さらに、分類情報に基づいて画像データを
分類して表示すれば、分類結果を容易に認識することが
できる。
【００４０】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。図１は本発明の第１の実施形態
による画像整理装置を適用した画像保管システムの構成
を示す概略ブロック図である。図１に示すように第１の
実施形態による画像保管システムは、ユーザ１が有する
パソコン１０と、本発明による画像整理装置を有する画
像保管サーバ２との間でデータのやり取りを行うもので
ある。なお、ユーザ１のパソコン１０と画像保管サーバ
２とはネットワーク３を介して接続されている。
【００４１】ユーザ１は、ユーザ１が有するデジタルカ
メラ１１により画像データＳ０を取得し、これをメモリ
カード１２に記録する。そして、パソコン１０において
画像データＳ０が記録されたメモリカード１２から画像
データＳ０を読み出して、パソコン１０のハードディス
クに一旦保管する。そして、画像データＳ０の整理を依
頼する際には、ネットワーク３経由で画像保管サーバ２
に画像データＳ０を送信する。
【００４２】ここで、デジタルカメラ１１においては、
画像データＳ０の取得時に、撮影日時を表す撮影日時情
報が画像データＳ０のタグ情報Ｔ０に記述される。ま
た、本実施形態においては、デジタルカメラ１１はＧＰ
Ｓ機能を有するものとし、撮影場所の経度および緯度を
表す撮影場所情報もタグ情報Ｔ０に記述されるものとす
る。なお、ＧＰＳ機能を有さない場合には、ユーザ１が
マニュアル操作によりデジタルカメラ１１に撮影場所の
名称、住所等を入力することにより、撮影場所情報をタ
グ情報Ｔ０に記述することができる。
【００４３】さらに、必要な場合、デジタルカメラ１１
において、画像データＳ０に含まれる人物の顔の数の検
出が行われ、検出結果である人物の顔の数もタグ情報Ｔ
０に記述されて画像データＳ０に付与される。さらに、
画像データＳ０を解析することにより得られた画像の色
分布の情報等もタグ情報Ｔ０に記述されて画像データＳ
０に付与される。
【００４４】パソコン１０には、画像データＳ０を閲覧
するためのビューアーソフトおよび汎用のウェブブラウ
ザがインストールされている。ユーザ１はビューアーソ
フトを用いて、デジタルカメラ１１において取得した画
像データＳ０を閲覧することができる。また、ウェブブ
ラウザを用いて画像保管サーバ２に接続し、画像データ
Ｓ０の整理の依頼を画像保管サーバ２に対して行うこと
ができる。なお、ユーザ１が画像データＳ０の整理を画
像保管サーバ２に依頼する際には、画像データＳ０がネ
ットワーク３経由で画像保管サーバ２に送信される。こ
の際、ユーザ１を特定するためのユーザ情報も画像保管
サーバ２に送信される。なお、画像データＳ０のタグ情
報Ｔ０にユーザ情報を記述しておいてもよい。
【００４５】画像保管サーバ２は、画像データＳ０およ
び後述するサムネイル画像データＳＴ０や画像データＳ
０の整理結果を表す情報を保管するハードディスク、Ｒ
ＡＩＤ等の保管データベース２１と、ユーザ情報等種々
の情報を記憶した情報データベース２２と、本発明の第
１の実施形態による画像整理手段４と、保管データベー
ス２１に保管された種々の情報をネットワーク３経由で
閲覧可能とするためのウェブサーバ２３と、画像データ
Ｓ０により表される画像のサムネイル画像を表すサムネ
イル画像データＳＴ０を作成するサムネイル画像作成手
段２４とを備える。
【００４６】なお、本実施形態においては、情報データ
ベース２２にはカレンダー情報Ｃ０が記録されている。
また、保管データベース２１には、画像データＳ０、サ
ムネイル画像データＳＴ０および分類情報Ｂ０が保管さ
れる。また、画像保管サーバ２においては、上記処理を
実施する各手段に代えて各処理を実施するソフトウェア
により各処理を行うようにしてもよい。
【００４７】カレンダー情報Ｃ０は、撮影日時と１以上
のイベントとを対応付けたものである。ここで、イベン
トとしては、例えば、ゴールデンウィーク、年末年始、
暦上の連休、週末の土日、夏休み、個人的な休暇、個人
的な行事等が挙げられる。なお、イベントは国毎、地域
毎さらには南半球と北半球とで異なる。例えば、日本に
はゴールデンウィークや年末年始休暇があるがアメリカ
にはない。逆にアメリカにはクリスマス休暇やイースタ
ー休暇があるが日本にはない。また、北半球と南半球と
では季節が逆である。さらに、休日は国や地域毎に異な
る。したがって、第１の実施形態においては、画像デー
タＳ０の整理を行う国や地域毎のイベントを対応付けた
カレンダー情報Ｃ０が情報データベース２２に記録され
てなるものである。
【００４８】なお、画像データＳ０の整理を依頼するユ
ーザ毎に休暇やイベントは異なる。このため、情報デー
タベース２２にユーザ１の個人的なイベントを対応付け
たカレンダー情報Ｃ０を記録しておいてもよい。
【００４９】画像整理手段４は、画像データＳ０の入力
を受け付ける画像データ入力手段４１と、画像データＳ
０に付与されたタグ情報Ｔ０を読み取るタグ情報読取手
段４２と、タグ情報Ｔ０に記述された撮影日時情報およ
びカレンダー情報Ｃ０に基づいて画像データＳ０をイベ
ント毎のグループに分類して画像データＳ０の分類結果
を表す分類情報Ｂ０を生成する画像分類手段４３とを備
える。
【００５０】画像データ入力手段４１は、パソコン１０
から送信された複数の画像データＳ０を受信する通信イ
ンターフェースからなる。
【００５１】画像分類手段４は、画像データＳ０に付与
されたタグ情報Ｔ０に記述された撮影日時情報および情
報データベース２２に記録されたカレンダー情報Ｃ０に
基づいて、複数の画像データＳ０をイベント毎のグルー
プに分類する。
【００５２】図２は複数の画像データＳ０の分類を説明
するための図である。なお、ここではユーザ１の個人的
なイベントを表すカレンダー情報Ｃ０が情報データベー
ス２２に記録されているものとする。また、カレンダー
情報Ｃ０には、２００１年の７／２９〜８／４の間、ユ
ーザ１は夏休みである旨が記述されているものとする。
【００５３】図２に示すように、ユーザ１は、７／２９
は自宅で過ごして撮影を行い、７／３０〜８／１まで長
野に出かけて撮影を行い、８／２は何もせず、８／３に
海に出かけて撮影を行い、８／４はディズニーランドに
出かけて撮影を行ったものとする。なお、日付と出先と
はカレンダー情報Ｃ０に記述されているものとする。そ
して、これによりユーザは夏休みの期間に複数の画像デ
ータＳ０を取得したものとする。取得した各画像データ
Ｓ０には、撮影日時情報がタグ情報Ｔ０に記述されてい
るため、タグ情報Ｔ０の撮影日時情報を参照することに
より画像データＳ０の撮影日を特定することができる。
一方、カレンダー情報Ｃ０を参照するとユーザの夏休み
は７／２９〜８／１であることが分かる。
【００５４】したがって、画像分類手段４３は、撮影日
時情報およびカレンダー情報Ｃ０を参照することによ
り、撮影日が７／２９〜８／１である画像データＳ０を
「夏休み」という１つのイベントに対応するグループに
分類する。より具体的には、「夏休み」というタイトル
が付与されたフォルダを作成し、この中に全ての画像デ
ータＳ０を分類する。
【００５５】ここで、本実施形態においては、７／２９
〜８／４までの夏休み期間中においては８／２に撮影が
行われていないため、その撮影日に対応する撮影日情報
が付与された画像データＳ０は存在しない。しかしなが
ら、カレンダー情報Ｃ０には７／２９〜８／４までは夏
休みである旨が記述されているため、７／２９〜８／４
における夏休みというイベントで、複数の画像データＳ
０を１つのグループに纏めることができる。
【００５６】また、カレンダー情報Ｃ０をさらに参照す
ることにより、夏休みの記間における出先毎に画像デー
タＳ０をさらに細かく分類することができる。例えば、
ユーザは７／２９は自宅で過ごし、７／３０〜８／１は
長野に、８／３は海に、８／４はディズニーランドに出
かけていることから、「夏休み」グループをさらに、
「自宅」、「長野」、「海」および「ディズニーラン
ド」の各イベントに対応するグループに分類することが
できる。
【００５７】具体的には、「夏休み」フォルダの下位
に、「自宅」、「長野」、「海」および「ディズニーラ
ンド」というタイトルが付与されたフォルダを作成し、
その各フォルダのタイトルに対応する場所ににおいて撮
影された画像データＳ０を各フォルダに分類することが
できる。
【００５８】さらに、撮影日時情報を参照することによ
り、「長野」グループをさらに撮影日毎に分類すること
ができる。すなわち、「７／３０」フォルダ、「７／３
１」フォルダおよび「８／１」フォルダを作成し、各フ
ォルダに対応する撮影日の画像データＳ０を分類するこ
とができる。
【００５９】なお、カレンダー情報Ｃ０に、夏休みの期
間が例えば７／２９〜８／１および８／４〜８／７の２
つの期間に分割されて記述されていた場合には、画像デ
ータＳ０は７／２９〜８／１の期間および８／４〜８／
７の期間の２つのグループに分類されることとなる。
【００６０】画像分類手段４３はこのように画像データ
Ｓ０を分類することにより分類結果を表す分類情報Ｂ０
を生成する。そしてこのような分類情報Ｂ０を参照する
ことにより、画像データＳ０をイベント毎に分類するこ
とができる。
【００６１】図３は画像データＳ０の分類結果を示す図
である。図３に示すように、分類結果においては、「夏
休み」フォルダの上位に「２００１年」フォルダが作成
されているものとする。そして、「２００１年」フォル
ダの下位に「夏休み」フォルダが作成され、その下位に
「自宅」フォルダ、「長野」フォルダ、「海」フォルダ
および「ディズニーランド」フォルダが作成されてい
る。さらに、「長野」フォルダの下位に「７／３０」フ
ォルダ、「７／３１」フォルダおよび「８／１」フォル
ダが作成されている。なお、画像データＳ０は最下層の
フォルダに分類されることとなる。なお、これらのフォ
ルダは撮影日時が古いものから順に並べられる。また、
各フォルダ内においては、画像データＳ０は撮影日時が
古いものから順に並べられる。
【００６２】なお、分類結果を表示する際には、分類情
報Ｂ０を参照することによりサムネイル画像データＳＴ
０を用いて画像データＳ０が分類された状態が示され
る。
【００６３】また、タグ情報Ｔ０に画像データＳ０によ
り表される画像の色分布が記述されている場合、画像デ
ータＳ０の色分布に基づいて画像データＳ０の類似度を
求め、撮影日毎に分類された画像データＳ０について、
画像データＳ０により表される画像の類似度に基づいて
似ている画像をまとめて、画像データＳ０をさらに細か
く分類してもよい。
【００６４】次いで、第１の実施形態の動作について説
明する。図４は、第１の実施形態において行われる処理
を示すフローチャートである。まず、ユーザ１のパソコ
ン１０から、ユーザ１がデジタルカメラ１１により取得
した複数の画像データＳ０がネットワーク３経由で画像
保管サーバ２に送信されると、画像保管サーバ２におい
て画像データ入力手段４１により画像データＳ０が受信
される（ステップＳ１）。そして、画像データＳ０が保
管データベース２１に保管されるとともに（ステップＳ
２）。サムネイル画像作成手段２４により画像データＳ
０からサムネイル画像データＳＴ０が作成されて（ステ
ップＳ３）、サムネイル画像データＳＴ０も保管データ
ベース２１に保管される（ステップＳ４）。
【００６５】一方、タグ情報読取手段４２においては画
像データＳ０に付与されたタグ情報Ｔ０が読み取られ
（ステップＳ５）、画像分類手段４３に入力される。画
像分類手段４３においては情報データベース２２からカ
レンダー情報Ｃ０が読み出され（ステップＳ６）、タグ
情報Ｔ０に記述された撮影日時情報およびカレンダー情
報Ｃ０に基づいて、上述したように画像データＳ０が分
類されて分類情報Ｂ０が生成される（ステップＳ７）。
分類情報Ｂ０は保管データベース２１に保管され（ステ
ップＳ８）、処理を終了する。
【００６６】なお、ステップＳ２の処理、ステップＳ３
および４の処理並びにステップＳ５からステップＳ８の
処理の順序は任意なものであり、各処理を並列に行って
もよいものである。
【００６７】ユーザ１はパソコン１０によりウェブサー
バ２３にアクセスし、自身が送信した画像データＳ０の
分類結果を表示させる操作を行うと、分類情報Ｂ０が参
照されて画像データＳ０の分類結果がパソコン１０に表
示される。
【００６８】図５はパソコン１０に表示された画像デー
タＳ０の分類結果を示す図である。図５に示すように、
分類結果は分類結果表示画面５０としてパソコン１０に
表示される。画面左側５０Ｌは分類結果のフォルダ構造
を示し、画面右側５０Ｒは各フォルダに分類された画像
の代表画像のサムネイル画像がフォルダに付与された状
態で表示されている。ユーザ１は画面右側５０Ｒのフォ
ルダをクリックすることにより、各フォルダに保管され
た画像データＳ０のサムネイル画像をパソコン１０に表
示することができる。なお、図５においては、ディズニ
ーランドフォルダに分類されたサムネイル画像が表示さ
れた状態を示している。
【００６９】また、図５に示すように、各フォルダには
各フォルダの名称がタイトルとして表示されている。な
お、フォルダ名称に代えて、夏休みの期間である「７／
２９〜８／４」をタイトルとして表示してもよく、夏休
みの最初と最後の日である「７／２９・８／４」をタイ
トルとして表示してもよい。また、各日付をタイトルと
して表示してもよい。なお、例えばイベントの期間が予
め定めた期間（例えば１週間）以上となった場合に、イ
ベントの最初の日および最後の日をタイトルとして表示
するようにしてもよい。
【００７０】なお、画像データＳ０が誤って分類されて
いる場合には、分類結果を変更する必要がある。この場
合、ユーザ１はパソコン１０を用いてサムネイル画像の
分類先のフォルダを変更することにより、そのサムネイ
ル画像を得た画像データＳ０の分類先のフォルダを変更
することができる。具体的には、サムネイル画像をクリ
ックアンドドロップして所望とするフォルダにサムネイ
ル画像を移動させることにより、サムネイル画像を得た
画像データＳ０の分類先のフォルダを変更することがで
きる。なお、変更結果はパソコン１０からウェブサーバ
２３に送信され、ウェブサーバ２３においてユーザによ
る変更結果に応じて分類情報Ｂ０が修正されることとな
る。
【００７１】また、ユーザ１はパソコン１０からウェブ
サーバ２３にアクセスすることにより上記図５に示す分
類結果表示画面を表示することができるが、携帯電話や
ＰＤＡ等の携帯端末装置からウェブサーバ２３にアクセ
スして分類結果の表示を所望する場合がある。ここで携
帯端末装置においては表示画面が小さいことから、携帯
端末装置に応じた分類結果表示画面を生成して携帯端末
装置において分類結果を表示することが好ましい。例え
ば、フォルダの代表画像を省略したり、図５に示す画面
左側５０Ｌのフォルダ構造のみを表示することが好まし
い。
【００７２】このように、第１の実施形態においては、
画像データＳ０に付与されたタグ情報Ｔ０から撮影日時
情報を取得し、撮影日時情報およびカレンダー情報Ｃ０
に基づいて、画像データＳ０をカレンダー情報Ｃ０に記
述されたイベント毎に分類するようにしたため、夏休み
のようにイベントが複数の日に跨る場合であっても、イ
ベント毎に画像データＳ０を分類することができる。
【００７３】なお、上記第１の実施形態においては、画
像データＳ０、サムネイル画像データＴ０および分類情
報Ｂ０を保管データベース２１に保管しているが、画像
保管サーバ２とネットワーク接続された他の保管データ
ベースに画像データＳ０、サムネイル画像データＴ０お
よび分類情報Ｂ０を保管してもよい。また、画像データ
Ｓ０、サムネイル画像データＴ０および分類情報Ｂ０を
それぞれ異なる保管データベースに保管してもよい。
【００７４】次いで、本発明の第２の実施形態について
説明する。上記第１の実施形態においては、画像データ
Ｓ０の整理を行う国や地域に対応したカレンダー情報Ｃ
０あるいは画像データＳ０の整理を依頼するユーザ１の
個人的なイベントを対応付けたカレンダー情報Ｃ０を記
録しているが、第２の実施形態においては、複数の国や
地域、さらには複数のユーザに対応した複数のカレンダ
ー情報Ｃ０を情報データベース２２に記録し、タグ情報
Ｔ０に記述された撮影場所情報またはユーザ情報に基づ
いて、撮影場所に対応する国や地域のカレンダー情報Ｃ
０またはユーザ情報に対応するカレンダー情報Ｃ０を取
得するようにしたものである。なお、ユーザ情報に含ま
れるユーザ１の住所に基づいて、ユーザ１の居住国に対
応したカレンダー情報Ｃ０を取得してもよい。
【００７５】さらに、ユーザ１が画像データＳ０ととも
にユーザ情報を送信し、情報データベース２２にユーザ
情報と対応付けてカレンダー情報Ｃ０を記録しておくこ
とにより、ユーザ１が送信したユーザ情報に基づいてカ
レンダー情報Ｃ０を読み出すこともできる。
【００７６】次いで、第２の実施形態の動作について説
明する。図６は、第２の実施形態において行われる処理
を示すフローチャートである。なお、ここではタグ情報
Ｔ０に記述された撮影場所情報に基づいて、撮影場所に
対応する国や地域のカレンダー情報Ｃ０を取得する場合
について説明する。
【００７７】まず、ユーザ１のパソコン１０から、ユー
ザ１がデジタルカメラ１１により取得した複数の画像デ
ータＳ０がネットワーク３経由で画像保管サーバ２に送
信されると、画像保管サーバ２において画像データ入力
手段４１により画像データＳ０が受信される（ステップ
Ｓ１１）。そして、画像データＳ０が保管データベース
２１に保管されるとともに（ステップＳ１２）。サムネ
イル画像作成手段２４により画像データＳ０からサムネ
イル画像データＳＴ０が作成されて（ステップＳ１
３）、サムネイル画像データＳＴ０も保管データベース
２１に保管される（ステップＳ１４）。
【００７８】一方、タグ情報読取手段４２においては画
像データＳ０に付与されたタグ情報Ｔ０が読み取られ
（ステップＳ１５）、画像分類手段４３に入力される。
画像分類手段４３においてはタグ情報Ｔ０に記述された
撮影場所情報が参照されて、情報データベース２２から
撮影場所に対応する国や地域のカレンダー情報Ｃ０が読
み出される（ステップＳ１６）。そして、タグ情報Ｔ０
に記述された撮影日時情報およびカレンダー情報Ｃ０に
基づいて、上述したように画像データＳ０が分類されて
分類情報Ｂ０が生成される（ステップＳ１７）。分類情
報Ｂ０は保管データベース２１に保管され（ステップＳ
１８）、処理を終了する。
【００７９】このように、第２の実施形態においては、
情報データベース２２に保管された複数のカレンダー情
報Ｃ０から、画像データＳ０のタグ情報Ｔ０に記述され
た撮影場所情報に基づいて、撮影場所に対応したカレン
ダー情報Ｃ０を読み出すようにしたため、撮影場所に応
じたイベント毎に画像データＳ０を分類することができ
る。
【００８０】例えば、ユーザ１がイースター期間中にア
メリカ旅行に出かけてデジタルカメラ１１による撮影を
行った場合、撮影場所情報を参照すれば画像の撮影場所
がアメリカであることが分かるため、アメリカに対応す
るカレンダー情報Ｃ０が情報データベース２２から読み
出される。また、アメリカに対応するカレンダー情報Ｃ
０にはイースターの日付が含まれているため、アメリカ
に対応するカレンダー情報Ｃ０を参照することにより、
ユーザがアメリカにおいてイースター期間中に取得した
画像データＳ０は、「イースター」のイベントとして分
類されることとなる。したがって、ユーザの出先に対応
して適切に画像データＳ０をイベント毎に分類すること
ができる。
【００８１】次いで、本発明の第３の実施形態について
説明する。上記第１および第２の実施形態においては、
情報データベース２２に記録されたカレンダー情報Ｃ０
を用いて画像データＳ０を分類しているが、第３の実施
形態においては、画像データＳ０のタグ情報Ｔ０に記述
された種々の情報に基づいてイベントの期間を推定し、
推定されたイベントの期間に応じて画像データＳ０を分
類するようにしたものである。このため、第３の実施形
態においては、図７に示すように画像保管サーバ２が、
カレンダー情報Ｃ０を記録した情報データベース２２に
代えて、画像整理手段４にタグ情報Ｔ０に記述された情
報に基づいてイベント期間を推定するイベント期間推定
手段４４を備えている。
【００８２】イベント期間推定手段４４においては、例
えばタグ情報Ｔ０に記述された撮影日時情報および撮影
場所情報に基づいて、ある期間同じ撮影場所において画
像データＳ０が取得されている場合に、その期間を１つ
のイベントの期間として推定する。また、タグ情報Ｔ０
に人物の顔の数を表す情報が含まれている場合におい
て、ある人数以上の顔が含まれている画像を表す画像デ
ータＳ０がある期間に亘って取得されている場合には、
その期間、ユーザ１が友人とどこかに出かけたものとし
て、その期間をイベント期間として推定する。
【００８３】次いで、第３の実施形態の動作について説
明する。図８は、第３の実施形態において行われる処理
を示すフローチャートである。なお、ここではタグ情報
Ｔ０に記述された撮影場所情報および撮影日時情報に基
づいて、イベントの期間を推定する場合について説明す
る。
【００８４】まず、ユーザ１のパソコン１０から、ユー
ザ１がデジタルカメラ１１により取得した複数の画像デ
ータＳ０がネットワーク３経由で画像保管サーバ２に送
信されると、画像保管サーバ２において画像データ入力
手段４１により画像データＳ０が受信される（ステップ
Ｓ２１）。そして、画像データＳ０が保管データベース
２１に保管されるとともに（ステップＳ２２）。サムネ
イル画像作成手段２４により画像データＳ０からサムネ
イル画像データＳＴ０が作成されて（ステップＳ２
３）、サムネイル画像データＳＴ０も保管データベース
２１に保管される（ステップＳ２４）。
【００８５】一方、タグ情報読取手段４２においては画
像データＳ０に付与されたタグ情報Ｔ０が読み取られ
（ステップＳ２５）、イベント期間推定手段４４に入力
される。イベント期間推定手段４４においては、タグ情
報Ｔ０に記述された撮影日時情報および撮影場所情報に
基づいて、イベント期間が推定される（ステップＳ２
６）。そして、推定されたイベント期間およびタグ情報
Ｔ０に記述された撮影日時情報に基づいて、画像分類手
段４３において上述したように画像データＳ０が分類さ
れて分類情報Ｂ０が生成される（ステップＳ２７）。分
類情報Ｂ０は保管データベース２１に保管され（ステッ
プＳ２８）、処理を終了する。
【００８６】このように、第３の実施形態においては、
タグ情報Ｔ０に記述された種々の情報に基づいてイベン
ト期間を推定するようにしたため、上記第１および第２
の実施形態のようにカレンダー情報Ｃ０を情報データベ
ース２２に記録していなくても、画像データＳ０をイベ
ント毎に分類することができる。したがって、情報デー
タベース２２が不要となり、その結果、画像保管サーバ
２の構成を簡易なものとすることができる。
【００８７】次いで、本発明の第４の実施形態について
説明する。第４の実施形態においては、第３の実施形態
において、さらにカレンダー情報Ｃ０をも用いて画像デ
ータＳ０を分類するようにしたものである。このため、
第４の実施形態においては、図９に示すように画像保管
サーバ２が複数のカレンダー情報Ｃ０を記録した情報デ
ータベース２２とともに、画像整理手段４にタグ情報Ｔ
０に記述された情報に基づいてイベント期間を推定する
イベント期間推定手段４４を備えている。
【００８８】ここで、第４の実施形態において、イベン
ト期間推定手段４４において、７／２〜７／４が１つの
イベント期間として推定され、７／５および７／８もそ
れぞれ１つのイベント期間として推定されたとする。そ
して、画像分類手段４３において、タグ情報Ｔ０に記述
されたユーザ情報に基づいてカレンダー情報Ｃ０が読み
出され、ユーザ１の夏休みの期間が７／２〜７／８であ
った場合には、まず７／２〜７／８の期間において夏休
みという１つのイベントで画像データＳ０が分類され、
さらにその下層において、７／２〜７／４、７／５およ
び７／８の３つのイベントに画像データＳ０が分類され
ることとなる。
【００８９】次いで、第４の実施形態の動作について説
明する。図１０は、第４の実施形態において行われる処
理を示すフローチャートである。なお、ここではタグ情
報Ｔ０に記述された撮影場所情報および撮影日時情報に
基づいて、イベントの期間を推定し、ユーザ情報に応じ
たカレンダー情報Ｃ０を読み出す場合について説明す
る。
【００９０】まず、ユーザ１のパソコン１０から、ユー
ザ１がデジタルカメラ１１により取得した複数の画像デ
ータＳ０がネットワーク３経由で画像保管サーバ２に送
信されると、画像保管サーバ２において画像データ入力
手段４１により画像データＳ０が受信される（ステップ
Ｓ３１）。そして、画像データＳ０が保管データベース
２１に保管されるとともに（ステップＳ３２）。サムネ
イル画像作成手段２４により画像データＳ０からサムネ
イル画像データＳＴ０が作成されて（ステップＳ３
３）、サムネイル画像データＳＴ０も保管データベース
２１に保管される（ステップＳ３４）。
【００９１】一方、タグ情報読取手段４２においては画
像データＳ０に付与されたタグ情報Ｔ０が読み取られ
（ステップＳ３５）、イベント期間推定手段４４に入力
される。イベント期間推定手段４４においては、タグ情
報Ｔ０に記述された撮影日時情報および撮影場所情報に
基づいて、イベントの期間が推定される（ステップＳ３
６）。一方、画像分類手段４３においてはタグ情報Ｔ０
に記述されたユーザ情報が参照されて、情報データベー
ス２２からユーザ情報に対応するカレンダー情報Ｃ０が
読み出される（ステップＳ３７）。
【００９２】そして、推定されたイベントの期間および
カレンダー情報Ｃ０に基づいて画像分類手段４３におい
て、上述したように画像データＳ０が分類されて分類情
報Ｂ０が生成される（ステップＳ３８）。分類情報Ｂ０
は保管データベース２１に保管され（ステップＳ３
９）、処理を終了する。
【００９３】このように、第４の実施形態においては、
タグ情報Ｔ０に記述された情報に基づいてイベント期間
を推定し、さらに推定されたイベント期間とカレンダー
情報Ｃ０とに基づいて画像データＳ０を分類するように
したため、カレンダー情報Ｃ０に記述されていないイベ
ントにも基づいて画像データＳ０をより細かに分類する
ことができる。
【００９４】なお、上記第１から第４の実施形態におい
ては、ユーザ１がパソコン１０から画像保管サーバ２に
画像データＳ０を送信し、画像保管サーバ２において画
像データＳ０の分類を行っているが、画像の分類を行う
ためのソフトウェアをパソコン１０にインストールし、
ユーザ１が自身のパソコン１０において画像データＳ０
の分類を行うようにしてもよい。
【００９５】この場合、パソコン１０には、画像データ
Ｓ０をフォルダ毎に分類して保管してもよいが、分類情
報Ｂ０のみを保管し、分類結果の表示時に分類情報Ｂ０
を参照して画像データＳ０のサムネイル画像データＳＴ
０のみを用いて、分類結果を表示してもよい。
【００９６】また、上記第１から第４の実施形態におい
ては、ユーザ１がデジタルカメラ１１において取得した
画像データＳ０の分類を行っているが、画像データＳ０
はデジタルカメラ１１において取得されたものに限定さ
れるものではなく、ネガフイルム等に記録された画像を
読み取ることにより得られたものであってもよい。
【００９７】この場合、撮影日時情報は、画像に映し込
まれた日付を読み取って文字認識を行うことにより取得
して、画像データＳ０のタグ情報に記述することができ
る。また、撮影場所情報およびユーザ情報については、
画像データＳ０の読み取り時に入力されたものを用いる
ことができる。
【００９８】ここで、画像の読み取りは、ユーザ１が自
身が有するスキャナにより行ってもよいが、ユーザ１が
画像保管サーバ２を管理するラボに画像の読み取りを依
頼し、ラボにおいて画像の読み取りを行うようにしても
よい。
【００９９】なお、フイルムが磁気情報を記録可能なＡ
ＰＳフイルムである場合には、撮影時に磁気記録部に撮
影日時情報、撮影場所情報およびユーザ情報を記録して
おき、画像の読み取り時に磁気記録部から同時に読み取
ることにより得られたこれらの情報を画像データＳ０の
タグ情報Ｔ０に記述すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態による画像整理装置を
適用した画像保管システムの構成を示す概略ブロック図
【図２】複数の画像データの分類を説明するための図
【図３】画像データの分類結果を示す図
【図４】第１の実施形態において行われる処理を示すフ
ローチャート
【図５】パソコンに表示された画像データの分類結果を
示す図
【図６】第２の実施形態において行われる処理を示すフ
ローチャート
【図７】本発明の第３の実施形態による画像整理装置を
適用した画像保管システムの構成を示す概略ブロック図
【図８】第３の実施形態において行われる処理を示すフ
ローチャート
【図９】本発明の第４の実施形態による画像整理装置を
適用した画像保管システムの構成を示す概略ブロック図
【図１０】第４の実施形態において行われる処理を示す
フローチャート
【符号の説明】
１ ユーザ ２ 画像保管サーバ ３ ネットワーク ４ 画像整理手段 １０ パソコン １１ デジタルカメラ １２ メモリカード ２１ 保管データベース ２２ 情報データベース ２３ ウェブサーバ ２４ サムネイル画像作成手段 ４１ 画像データ入力手段 ４２ タグ情報読取手段 ４３ 画像分類手段 ４４ イベント期間推定手段

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 撮影日時情報を含む付帯情報が付与され
    た画像データを分類する画像整理方法において、 前記画像データから前記撮影日時情報を取得し、 該撮影日時情報に基づいて、前記画像データを複数の撮
    影日に関連付けられた所定のイベント毎の１以上のグル
    ープに分類することを特徴とする画像整理方法。
  2. 【請求項２】 撮影日時と前記所定のイベントとを対応
    付けたカレンダー情報を取得し、 前記撮影日時情報に加えて前記カレンダー情報にも基づ
    いて、前記画像データを分類することを特徴とする請求
    項１記載の画像整理方法。
  3. 【請求項３】 前記カレンダー情報を複数の付帯情報に
    対応した複数のカレンダー情報が記録されたカレンダー
    情報記録手段から取得することを特徴とする請求項２記
    載の画像整理方法。
  4. 【請求項４】 前記画像データに付与された付帯情報に
    基づいて前記複数のカレンダー情報から所望とするカレ
    ンダー情報を取得し、 前記撮影日時情報および前記所望とするカレンダー情報
    に基づいて前記画像データを分類することを特徴とする
    請求項３記載の画像整理方法。
  5. 【請求項５】 前記画像データに付与された付帯情報に
    基づいて前記所定のイベントの期間を推定し、前記期間
    の推定結果にも基づいて前記画像データを分類すること
    を特徴とする請求項１から４のいずれか１項記載の画像
    整理方法。
  6. 【請求項６】 前記分類された画像データを、階層構造
    を有する複数のグループにさらに分類することを特徴と
    する請求項１から５のいずれか１項記載の画像整理方
    法。
  7. 【請求項７】 前記画像データの分類結果を表す分類情
    報を出力することを特徴とする請求項１から６のいずれ
    か１項記載の画像整理方法。
  8. 【請求項８】 前記分類情報に基づいて前記画像データ
    を分類して表示することを特徴とする請求項７記載の画
    像整理方法。
  9. 【請求項９】 撮影日時情報を含む付帯情報が付与され
    た画像データを分類する画像整理装置において、 前記画像データから前記撮影日時情報を取得する撮影日
    時情報取得手段と、 該撮影日時情報に基づいて、前記画像データを複数の撮
    影日に関連付けられた所定のイベント毎の１以上のグル
    ープに分類する画像分類手段とを備えたことを特徴とす
    る画像整理装置。
  10. 【請求項１０】 前記画像分類手段は、撮影日時と前記
    所定のイベントとを対応付けたカレンダー情報を取得
    し、前記撮影日時情報に加えて前記カレンダー情報にも
    基づいて、前記画像データを分類する手段であることを
    特徴とする請求項９記載の画像整理装置。
  11. 【請求項１１】 複数の付帯情報に対応した複数のカレ
    ンダー情報が記録されたカレンダー情報記録手段をさら
    に備え、 前記画像分類手段は、前記カレンダー情報記録手段から
    前記カレンダー情報を取得する手段であることを特徴と
    する請求項１０記載の画像整理装置。
  12. 【請求項１２】 前記画像分類手段は、前記画像データ
    に付与された付帯情報に基づいて前記複数のカレンダー
    情報から所望とするカレンダー情報を取得し、前記撮影
    日時情報および前記所望とするカレンダー情報に基づい
    て前記画像データを分類する手段であることを特徴とす
    る請求項１１記載の画像整理装置。
  13. 【請求項１３】 前記画像データに付与された付帯情報
    に基づいて前記所定のイベントの期間を推定するイベン
    ト期間推定手段をさらに備え、 前記画像分類手段は、前記期間の推定結果にも基づいて
    前記画像データを分類する手段であることを特徴とする
    請求項９から１２のいずれか１項記載の画像整理装置。
  14. 【請求項１４】 前記画像分類手段は、前記分類された
    画像データを、階層構造を有する複数のグループにさら
    に分類する手段であることを特徴とする請求項９から１
    ３のいずれか１項記載の画像整理装置。
  15. 【請求項１５】 前記画像データの分類結果を表す分類
    情報を出力する出力手段をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項９から１４のいずれか１項記載の画像整理装
    置。
  16. 【請求項１６】 前記分類情報に基づいて前記画像デー
    タを分類して表示する表示手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項１５記載の画像整理装置。
  17. 【請求項１７】 撮影日時情報を含む付帯情報が付与さ
    れた画像データを分類する画像整理方法をコンピュータ
    に実行させるためのプログラムにおいて、 前記画像データから前記撮影日時情報を取得する手順
    と、 該撮影日時情報に基づいて、前記画像データを複数の撮
    影日に関連付けられた所定のイベント毎の１以上のグル
    ープに分類する手順とを有するプログラム。
  18. 【請求項１８】 撮影日時と前記所定のイベントとを対
    応付けたカレンダー情報を取得する手順をさらに有し、 前記分類する手順は、前記撮影日時情報に加えて前記カ
    レンダー情報にも基づいて、前記画像データを分類する
    手順である請求項１７記載のプログラム。
  19. 【請求項１９】 前記カレンダー情報を取得する手順
    は、前記カレンダー情報を複数の付帯情報に対応した複
    数のカレンダー情報が記録されたカレンダー情報記録手
    段から取得する手順である請求項１８記載のプログラ
    ム。
  20. 【請求項２０】 前記カレンダー情報を取得する手順
    は、前記画像データに付与された付帯情報に基づいて前
    記複数のカレンダー情報から所望とするカレンダー情報
    を取得する手順であり、 前記分類する手順は、前記撮影日時情報および前記所望
    とするカレンダー情報に基づいて前記画像データを分類
    する手順である請求項１９記載のプログラム。
  21. 【請求項２１】 前記画像データに付与された付帯情報
    に基づいて前記所定のイベントの期間を推定する手順を
    さらに有し、 前記分類する手順は、前記期間の推定結果にも基づいて
    前記画像データを分類する手順である請求項１７から２
    ０のいずれか１項記載のプログラム。
  22. 【請求項２２】 前記分類された画像データを、階層構
    造を有する複数のグループにさらに分類する手順を有す
    る請求項１７から２１のいずれか１項記載のプログラ
    ム。
  23. 【請求項２３】 前記画像データの分類結果を表す分類
    情報を出力する手順をさらに有する請求項１７から２２
    のいずれか１項記載のプログラム。
  24. 【請求項２４】 前記分類情報に基づいて前記画像デー
    タを分類して表示する手順をさらに有する請求項２３記
    載のプログラム。
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