JP2003298794A - 画像読取記録装置 - Google Patents
画像読取記録装置Info
- Publication number
- JP2003298794A JP2003298794A JP2002096633A JP2002096633A JP2003298794A JP 2003298794 A JP2003298794 A JP 2003298794A JP 2002096633 A JP2002096633 A JP 2002096633A JP 2002096633 A JP2002096633 A JP 2002096633A JP 2003298794 A JP2003298794 A JP 2003298794A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- remaining
- recording paper
- sheets
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の画像読取記録装置では、今回のコピー
動作により記録紙切れとなる旨が知らされるように構成
されるのみであったので、すぐさま記録紙の補充を行わ
なければならず、作業が煩雑となる場合があった。 【解決手段】 報知部17とスキャナ4とプリンタ6と
を備えた画像読取記録装置であって、画像記録に必要な
記録紙の枚数を検出する原稿枚数カウンタ12等の手段
と、記録紙収容部に収容されている記録紙の残枚数を検
出する残記録紙枚数検出部7と、検出された必要記録紙
枚数及び残記録紙枚数に基づいて報知部17を作動させ
る主制御部1とを備え、主制御部1は、残記録紙枚数が
必要記録紙枚数より少ない場合、及び残記録紙枚数と必
要記録紙枚数との差が所定枚数よりも少ない場合に報知
部17を作動させる。
動作により記録紙切れとなる旨が知らされるように構成
されるのみであったので、すぐさま記録紙の補充を行わ
なければならず、作業が煩雑となる場合があった。 【解決手段】 報知部17とスキャナ4とプリンタ6と
を備えた画像読取記録装置であって、画像記録に必要な
記録紙の枚数を検出する原稿枚数カウンタ12等の手段
と、記録紙収容部に収容されている記録紙の残枚数を検
出する残記録紙枚数検出部7と、検出された必要記録紙
枚数及び残記録紙枚数に基づいて報知部17を作動させ
る主制御部1とを備え、主制御部1は、残記録紙枚数が
必要記録紙枚数より少ない場合、及び残記録紙枚数と必
要記録紙枚数との差が所定枚数よりも少ない場合に報知
部17を作動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取記録装置
に関し、特に記録紙の残量の管理を行うための構成に関
する。
に関し、特に記録紙の残量の管理を行うための構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿を読み取り、記録紙に画
像を形成して出力し、いわゆるコピーを行う、画像読取
記録装置が提供されている。このような画像読取記録装
置においては、記録紙の残りがなくなったことを検出す
る手段を有しており、記録紙がなくなった時点でその旨
を使用者に伝達するようにしていた。このように記録紙
が無くなった状態が発生して初めて、その旨が使用者に
伝達されるように構成されていると、複数枚のコピーを
行う場合、使用者がコピーを開始した時点では全ての枚
数のコピーが正しく実行されるか否かは不明である。例
えば、大量枚数のコピーをセットした後に画像読取記録
装置から離れて、コピーが完了したころを見計らって画
像読取記録装置まで戻ってみると、途中で記録紙切れに
なってしまいコピーが完了していないという事態が起こ
り得る。
像を形成して出力し、いわゆるコピーを行う、画像読取
記録装置が提供されている。このような画像読取記録装
置においては、記録紙の残りがなくなったことを検出す
る手段を有しており、記録紙がなくなった時点でその旨
を使用者に伝達するようにしていた。このように記録紙
が無くなった状態が発生して初めて、その旨が使用者に
伝達されるように構成されていると、複数枚のコピーを
行う場合、使用者がコピーを開始した時点では全ての枚
数のコピーが正しく実行されるか否かは不明である。例
えば、大量枚数のコピーをセットした後に画像読取記録
装置から離れて、コピーが完了したころを見計らって画
像読取記録装置まで戻ってみると、途中で記録紙切れに
なってしまいコピーが完了していないという事態が起こ
り得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解消
すべく、記録紙の残量が必要とされる記録紙よりも少な
くて、コピー動作の途中で記録紙切れとなるときには、
前もって所定のメッセージが出力されるように構成した
装置が考案されている。例えば、特開2000−242
143号公報の如くである。しかし、前述の如く、コピ
ーを開始しようとしたときに、今回のコピー動作により
記録紙切れとなる旨が知らされるように構成されるのみ
では、すぐさま記録紙の補充を行わなければならず、作
業が煩雑となる場合がある。そこで、本発明では、今回
のコピー動作により記録紙切れとなる場合のみならず、
今回のコピー動作が終了すると、記録紙の残りが非常に
少なくなる場合にも、その旨を使用者に報知することが
できる画像読取記録装置を提供するものである。
すべく、記録紙の残量が必要とされる記録紙よりも少な
くて、コピー動作の途中で記録紙切れとなるときには、
前もって所定のメッセージが出力されるように構成した
装置が考案されている。例えば、特開2000−242
143号公報の如くである。しかし、前述の如く、コピ
ーを開始しようとしたときに、今回のコピー動作により
記録紙切れとなる旨が知らされるように構成されるのみ
では、すぐさま記録紙の補充を行わなければならず、作
業が煩雑となる場合がある。そこで、本発明では、今回
のコピー動作により記録紙切れとなる場合のみならず、
今回のコピー動作が終了すると、記録紙の残りが非常に
少なくなる場合にも、その旨を使用者に報知することが
できる画像読取記録装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決すべく、次のような手段を用いるものであ
る。即ち、請求項1の発明においては、報知部と画像読
取部と画像記録部とを備えた画像読取記録装置であっ
て、画像記録に必要な記録紙の枚数を検出する手段と、
記録紙収容部に収容されている記録紙の残枚数を検出す
る手段と、検出された必要記録紙枚数及び残記録紙枚数
に基づいて報知部を作動させる制御手段とを備え、制御
手段は、残記録紙枚数が必要記録紙枚数より少ない場
合、及び残記録紙枚数と必要記録紙枚数との差が所定枚
数よりも少ない場合に報知部を作動させる。
課題を解決すべく、次のような手段を用いるものであ
る。即ち、請求項1の発明においては、報知部と画像読
取部と画像記録部とを備えた画像読取記録装置であっ
て、画像記録に必要な記録紙の枚数を検出する手段と、
記録紙収容部に収容されている記録紙の残枚数を検出す
る手段と、検出された必要記録紙枚数及び残記録紙枚数
に基づいて報知部を作動させる制御手段とを備え、制御
手段は、残記録紙枚数が必要記録紙枚数より少ない場
合、及び残記録紙枚数と必要記録紙枚数との差が所定枚
数よりも少ない場合に報知部を作動させる。
【0005】また、請求項2の発明においては、報知部
と画像読取部と画像記録部と自動原稿送り装置とを備え
た画像読取記録装置であって、画像記録に必要な記録紙
の枚数を検出する手段と、記録紙収容部に収容されてい
る記録紙の残枚数を検出する手段と、検出された必要記
録紙枚数及び残記録紙枚数に基づいて報知部を作動させ
る制御手段とを備え、必要記録紙枚数を検出する手段
は、自動原稿送り装置により送られた原稿枚数を数える
ことにより必要記録紙枚数を検出し、制御手段は、残記
録紙枚数が必要記録紙枚数より少ない場合、又は残記録
紙枚数と必要記録紙枚数との差が所定枚数よりも少ない
場合に報知部を作動させる。
と画像読取部と画像記録部と自動原稿送り装置とを備え
た画像読取記録装置であって、画像記録に必要な記録紙
の枚数を検出する手段と、記録紙収容部に収容されてい
る記録紙の残枚数を検出する手段と、検出された必要記
録紙枚数及び残記録紙枚数に基づいて報知部を作動させ
る制御手段とを備え、必要記録紙枚数を検出する手段
は、自動原稿送り装置により送られた原稿枚数を数える
ことにより必要記録紙枚数を検出し、制御手段は、残記
録紙枚数が必要記録紙枚数より少ない場合、又は残記録
紙枚数と必要記録紙枚数との差が所定枚数よりも少ない
場合に報知部を作動させる。
【0006】さらに、請求項3の発明では、前記制御手
段は、自動原稿送り装置の原稿送り動作と並行して画像
記録動作が行われる場合、残記録紙枚数が必要記録紙枚
数よりも少ないことを検知すると、実行中の画像記録動
作を停止するとともに、報知部を作動させる。
段は、自動原稿送り装置の原稿送り動作と並行して画像
記録動作が行われる場合、残記録紙枚数が必要記録紙枚
数よりも少ないことを検知すると、実行中の画像記録動
作を停止するとともに、報知部を作動させる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面より説明する。図1は本発明の画像読取記録装置を示
すブロック図、図2は記録紙の残量管理を行うためのフ
ローを示す図、図3は残記録紙枚数検出部の具体的構成
を示す斜視図、図4は同じく平面図、図5は同じく側面
図、図6は記録紙の残量管理を行うためのフローの別実
施例を示す図、図7は残記録紙枚数検出部の具体的構成
の別実施例を示す斜視図、図8は同じく側面図である。
面より説明する。図1は本発明の画像読取記録装置を示
すブロック図、図2は記録紙の残量管理を行うためのフ
ローを示す図、図3は残記録紙枚数検出部の具体的構成
を示す斜視図、図4は同じく平面図、図5は同じく側面
図、図6は記録紙の残量管理を行うためのフローの別実
施例を示す図、図7は残記録紙枚数検出部の具体的構成
の別実施例を示す斜視図、図8は同じく側面図である。
【0008】本発明の画像読取記録装置について説明す
る。画像読取記録装置は、装置全体を制御する主制御部
(CPU)1と、送受信データの変復調を行うファック
スモデム3と、回線を電話機またはモデム3に接続する
NCU(ネットワーク・コントロール・ユニット)2と、
原稿を読み取って電気信号に変換するスキャナ4と、符
号化・復号器であるCODEC5と、読み込んだ画像を
記録紙上に出力するプリンタ6と、プリンタ6の記録紙
収納部に収納されている記録紙の残枚数を検出する残記
録紙枚数検出部7と、LAN30を通じて他のコンピュ
ータ等との接続を可能とするLANインターフェイス8
とを備えている。画像読取記録装置は、LAN30によ
りサーバー31やクライアント32等の他のコンピュー
タと接続されている。
る。画像読取記録装置は、装置全体を制御する主制御部
(CPU)1と、送受信データの変復調を行うファック
スモデム3と、回線を電話機またはモデム3に接続する
NCU(ネットワーク・コントロール・ユニット)2と、
原稿を読み取って電気信号に変換するスキャナ4と、符
号化・復号器であるCODEC5と、読み込んだ画像を
記録紙上に出力するプリンタ6と、プリンタ6の記録紙
収納部に収納されている記録紙の残枚数を検出する残記
録紙枚数検出部7と、LAN30を通じて他のコンピュ
ータ等との接続を可能とするLANインターフェイス8
とを備えている。画像読取記録装置は、LAN30によ
りサーバー31やクライアント32等の他のコンピュー
タと接続されている。
【0009】さらに、画像読取記録装置には、主制御部
1の制御プログラムを格納するROM9と、上記主制御
部1のワークエリアとして用いられるRAM10と、読
み込んだ原稿画像や入力された受信画像等のイメージデ
ータが一時的に記憶される画像メモリ11と、スキャナ
4により読み取った原稿の枚数を数える原稿枚数カウン
タ12と、オペレータが各種キー入力を行う操作部13
と、各種情報の表示や各種機能の操作を行う液晶表示器
14と、LEDランプ15aの点滅を制御するLEDド
ライバ15と、音声メッセージやブザー音等を出力する
音声出力部16とを備えており、LEDランプ15a、
LEDドライバ15、及び音声出力部16で報知部17
が構成されている。
1の制御プログラムを格納するROM9と、上記主制御
部1のワークエリアとして用いられるRAM10と、読
み込んだ原稿画像や入力された受信画像等のイメージデ
ータが一時的に記憶される画像メモリ11と、スキャナ
4により読み取った原稿の枚数を数える原稿枚数カウン
タ12と、オペレータが各種キー入力を行う操作部13
と、各種情報の表示や各種機能の操作を行う液晶表示器
14と、LEDランプ15aの点滅を制御するLEDド
ライバ15と、音声メッセージやブザー音等を出力する
音声出力部16とを備えており、LEDランプ15a、
LEDドライバ15、及び音声出力部16で報知部17
が構成されている。
【0010】このような構成の画像読取記録装置におけ
る、記録紙の残量管理を行うための構成について説明す
る。コピー動作として、スキャナ4の自動原稿送り装置
(以降「ADF」と記す)4aを用いて全ての原稿画像
を読み取った後に、プリンタ6により記録紙に対して印
字を行う場合には、図2に示すようなフローで記録紙の
残量管理を行っている。例えば、ADF4aにより、フ
ェイスアップ(印字面が上向きの状態)で第1頁から順
に全ての原稿を読み取って、その画像情報を画像メモリ
11に格納した後、その原稿データを最終頁から順に印
字し、記録紙を読み取った原稿と同じ頁順序で、フェイ
スアップにて排出する場合である。
る、記録紙の残量管理を行うための構成について説明す
る。コピー動作として、スキャナ4の自動原稿送り装置
(以降「ADF」と記す)4aを用いて全ての原稿画像
を読み取った後に、プリンタ6により記録紙に対して印
字を行う場合には、図2に示すようなフローで記録紙の
残量管理を行っている。例えば、ADF4aにより、フ
ェイスアップ(印字面が上向きの状態)で第1頁から順
に全ての原稿を読み取って、その画像情報を画像メモリ
11に格納した後、その原稿データを最終頁から順に印
字し、記録紙を読み取った原稿と同じ頁順序で、フェイ
スアップにて排出する場合である。
【0011】まず、操作者が操作部13のスタートキー
13aを押してコピー開始指示をすると(S101)、
セットされた原稿をADF4aにて一枚取り込んでスキ
ャナ4により原稿画像を読み取る(S102)。この
際、ADF4aに設けられている原稿センサ4bによ
り、原稿が一枚読み取られた旨が検出される。読み取っ
た原稿の画像データは画像メモリ11に格納され(S1
03)、原稿センサ4bの検出値に基づいて原稿枚数カ
ウンタ12のカウント値Aが1枚分カウントアップされ
る(S104)。
13aを押してコピー開始指示をすると(S101)、
セットされた原稿をADF4aにて一枚取り込んでスキ
ャナ4により原稿画像を読み取る(S102)。この
際、ADF4aに設けられている原稿センサ4bによ
り、原稿が一枚読み取られた旨が検出される。読み取っ
た原稿の画像データは画像メモリ11に格納され(S1
03)、原稿センサ4bの検出値に基づいて原稿枚数カ
ウンタ12のカウント値Aが1枚分カウントアップされ
る(S104)。
【0012】その後、次の原稿があるか否かが判定され
(S105)、原稿があればステップS102からステ
ップS105までの手順が繰り返し実行され、なければ
画像読取記録装置の記録紙収納部に残っている残記録紙
の枚数Bが、残記録紙枚数検出部7により検出される
(S106)。そして、読み取られた原稿のカウント値
Aに、予め設定されたコピーを行う部数を乗じた値であ
る必要記録紙枚数Cが、検出された残記録紙枚数Bの値
と比べて大きいか否かが判定される(S107)。
(S105)、原稿があればステップS102からステ
ップS105までの手順が繰り返し実行され、なければ
画像読取記録装置の記録紙収納部に残っている残記録紙
の枚数Bが、残記録紙枚数検出部7により検出される
(S106)。そして、読み取られた原稿のカウント値
Aに、予め設定されたコピーを行う部数を乗じた値であ
る必要記録紙枚数Cが、検出された残記録紙枚数Bの値
と比べて大きいか否かが判定される(S107)。
【0013】判定の結果、残記録紙枚数Bよりも必要記
録紙枚数Cの方が大きかった場合は、印字動作を開始す
る前に報知部17を作動させ、「記録紙が不足している
ため記録紙の補充を要求する」旨が作業者に報知され
る。このとき、補充が必要な枚数を同時に報知すること
が好ましい。補充に必要な枚数は、主制御部1による演
算により、必要記録枚数Cと残記録紙枚数Bとに基づい
て算出することができる。報知を受けた作業者が、記録
紙収納部に記録紙を補充した後、スタートキー13aを
押してコピー開始指示をすると(S109)、主制御部
1により画像メモリ11から原稿の画像データが読み出
されて、プリンタ6により印字動作が行われ(S11
0)、全ての頁の印字が完了した後に印字動作が停止す
る(S111)。
録紙枚数Cの方が大きかった場合は、印字動作を開始す
る前に報知部17を作動させ、「記録紙が不足している
ため記録紙の補充を要求する」旨が作業者に報知され
る。このとき、補充が必要な枚数を同時に報知すること
が好ましい。補充に必要な枚数は、主制御部1による演
算により、必要記録枚数Cと残記録紙枚数Bとに基づい
て算出することができる。報知を受けた作業者が、記録
紙収納部に記録紙を補充した後、スタートキー13aを
押してコピー開始指示をすると(S109)、主制御部
1により画像メモリ11から原稿の画像データが読み出
されて、プリンタ6により印字動作が行われ(S11
0)、全ての頁の印字が完了した後に印字動作が停止す
る(S111)。
【0014】一方、ステップS107での判定の結果、
残記録紙枚数Bが必要記録紙枚数Cよりも大きかった場
合は、残記録紙枚数Bと必要記録紙枚数Cとの差が、所
定値M以下であるか否かが判定される(S121)。そ
の結果、所定値M以下であれば、報知部17が作動して
その旨を作業者に報知するとともに(S122)、主制
御部1により画像メモリ11から原稿の画像データが読
み出されてプリンタ6により印字動作が行われ(S11
0)、その後全ての頁の印字が完了すると印字動作が停
止する(S111)。即ち、残記録紙枚数が、今回のコ
ピー動作を行うには足りるが、今回のコピー動作を実行
すると、非常に少なくなってしまう場合にも、報知部1
7を作動させている。このように、印字動作を行いなが
ら報知するので、作業者は、印字動作の実行中に、補充
すべき記録紙の準備を行い、印字動作の終了後、直ちに
記録紙の補充を行うことができる。
残記録紙枚数Bが必要記録紙枚数Cよりも大きかった場
合は、残記録紙枚数Bと必要記録紙枚数Cとの差が、所
定値M以下であるか否かが判定される(S121)。そ
の結果、所定値M以下であれば、報知部17が作動して
その旨を作業者に報知するとともに(S122)、主制
御部1により画像メモリ11から原稿の画像データが読
み出されてプリンタ6により印字動作が行われ(S11
0)、その後全ての頁の印字が完了すると印字動作が停
止する(S111)。即ち、残記録紙枚数が、今回のコ
ピー動作を行うには足りるが、今回のコピー動作を実行
すると、非常に少なくなってしまう場合にも、報知部1
7を作動させている。このように、印字動作を行いなが
ら報知するので、作業者は、印字動作の実行中に、補充
すべき記録紙の準備を行い、印字動作の終了後、直ちに
記録紙の補充を行うことができる。
【0015】さらに、ステップS107での判定の結
果、残記録紙枚数Bが必要記録紙枚数Cよりも大きく、
残記録紙枚数Bと必要記録紙枚数Cとの差が所定値Mよ
りも大きければ、報知部17による報知を行わずに、印
字動作を開始する(S110)。
果、残記録紙枚数Bが必要記録紙枚数Cよりも大きく、
残記録紙枚数Bと必要記録紙枚数Cとの差が所定値Mよ
りも大きければ、報知部17による報知を行わずに、印
字動作を開始する(S110)。
【0016】ここで、報知部17による記録紙の補充を
要求する旨の報知は、以下のように行われる。例えば、
液晶表示器14に、「記録紙を補給して下さい」等とい
った、記録紙の補給を作業者に促すメッセージを表示す
る。また、LEDランプ15aを、「記録紙補給要求ラ
ンプ」として操作部13等に配置して、該LEDランプ
15aを点灯又は点滅させて、記録紙の補給を作業者に
促す。さらに、音声出力部16から、記録紙の補給を促
す音声メッセージを出力したり、ブザー音を鳴動させた
りする。また、これらの報知手段を2以上組み合わせて
実行するようにしてもよい。
要求する旨の報知は、以下のように行われる。例えば、
液晶表示器14に、「記録紙を補給して下さい」等とい
った、記録紙の補給を作業者に促すメッセージを表示す
る。また、LEDランプ15aを、「記録紙補給要求ラ
ンプ」として操作部13等に配置して、該LEDランプ
15aを点灯又は点滅させて、記録紙の補給を作業者に
促す。さらに、音声出力部16から、記録紙の補給を促
す音声メッセージを出力したり、ブザー音を鳴動させた
りする。また、これらの報知手段を2以上組み合わせて
実行するようにしてもよい。
【0017】このように、本画像読取記録装置では、今
から実行するコピー動作に対して残記録紙枚数が不足し
ていることの報知に加えて、今回のコピー動作が終了し
た後に、残記録紙枚数が非常に少なくなってしまうこと
の報知までをも行うようにしているため、作業者は、記
録紙が実際に無くなってしまう直前よりも早期に、記録
紙が不足することを認識することができる。これによ
り、記録紙を早い段階で補充することできて、補充後は
残記録紙枚数のことは気にする必要がなくなり、装置か
ら離れることが可能となる。
から実行するコピー動作に対して残記録紙枚数が不足し
ていることの報知に加えて、今回のコピー動作が終了し
た後に、残記録紙枚数が非常に少なくなってしまうこと
の報知までをも行うようにしているため、作業者は、記
録紙が実際に無くなってしまう直前よりも早期に、記録
紙が不足することを認識することができる。これによ
り、記録紙を早い段階で補充することできて、補充後は
残記録紙枚数のことは気にする必要がなくなり、装置か
ら離れることが可能となる。
【0018】また、必要記録紙枚数は、ADF4aによ
り送られた原稿枚数を原稿枚数カウンタ12にてカウン
トすることにより自動的に検出されるので、原稿枚数や
原稿枚数にコピーする部数を乗じて算出した総コピー枚
数を、操作者がわざわざ装置に入力する必要がなく、残
記録紙枚数を求めるために煩雑な作業を行わなくて済
む。
り送られた原稿枚数を原稿枚数カウンタ12にてカウン
トすることにより自動的に検出されるので、原稿枚数や
原稿枚数にコピーする部数を乗じて算出した総コピー枚
数を、操作者がわざわざ装置に入力する必要がなく、残
記録紙枚数を求めるために煩雑な作業を行わなくて済
む。
【0019】また、前述の、残記録紙枚数Bを検出する
残記録紙枚数検出部7は、例えば図3乃至図5に示すよ
うに、記録紙収納部21の角部に設けた光センサ22に
て構成している。即ち、センサ22は、記録紙収納部2
1の角部における1側面に複数の投光器22aを記録紙
Pの積層方向に配置するとともに、投光器22aが配置
される側面と隣接する側面に複数の受光器22bを、投
光器22aの配置位置に対応する位置に、記録紙Pの積
層方向に配置することで構成されており、投光器22a
からの光軸の受光器22bへの到達具合に基づいて残記
録紙枚数を検出するように構成している。例えば、投光
器22aから投光される光軸が記録紙Pにより遮られて
受光器22bへ届かなければ、そのセンサ22の配置高
さまでは記録紙Pが存在することが、投光器22aから
投光される光軸が受光器22bへ届けば、そのセンサ2
2の配置高さには記録紙Pが無いことが検出される。
残記録紙枚数検出部7は、例えば図3乃至図5に示すよ
うに、記録紙収納部21の角部に設けた光センサ22に
て構成している。即ち、センサ22は、記録紙収納部2
1の角部における1側面に複数の投光器22aを記録紙
Pの積層方向に配置するとともに、投光器22aが配置
される側面と隣接する側面に複数の受光器22bを、投
光器22aの配置位置に対応する位置に、記録紙Pの積
層方向に配置することで構成されており、投光器22a
からの光軸の受光器22bへの到達具合に基づいて残記
録紙枚数を検出するように構成している。例えば、投光
器22aから投光される光軸が記録紙Pにより遮られて
受光器22bへ届かなければ、そのセンサ22の配置高
さまでは記録紙Pが存在することが、投光器22aから
投光される光軸が受光器22bへ届けば、そのセンサ2
2の配置高さには記録紙Pが無いことが検出される。
【0020】そして、記録紙収納部21の残記録紙枚数
が多い満状態のときには全ての投光器22aからの光軸
が記録紙Pにより遮られて受光器22bには届かない。
残記録紙枚数の減少に伴い、上方のセンサ22から光軸
遮蔽状態が解除されて投光器22aからの光軸が受光器
22bにより受光されるようになる。そして、残記録紙
枚数があと僅かになると、最下方の投光器22aからの
光軸のみが遮蔽され、又は全ての投光器22aの光軸遮
蔽状態が解除されるようになり、この状態で報知部17
からの報知がなされるように構成している。尚、投光器
22a及び受光器22bは、必ずしも記録紙収容部21
の高さ全域に渡って設ける必要はなく、残記録紙枚数が
少なくなってきたことを検出するという意味では、高さ
方向の下半分にのみ設けることもできる。このような構
成で残記録紙枚数検出部7を構成することで、即ち、記
録紙収容部21にある記録紙Pのコーナー部を光軸が通
過するように、投光器22aと受光器22bとを設ける
ことにより、投光器22aと受光器22bとの距離を小
さく設定することが可能となり、簡単な構成にて確実な
残記録紙枚数の検出を行うことができる。
が多い満状態のときには全ての投光器22aからの光軸
が記録紙Pにより遮られて受光器22bには届かない。
残記録紙枚数の減少に伴い、上方のセンサ22から光軸
遮蔽状態が解除されて投光器22aからの光軸が受光器
22bにより受光されるようになる。そして、残記録紙
枚数があと僅かになると、最下方の投光器22aからの
光軸のみが遮蔽され、又は全ての投光器22aの光軸遮
蔽状態が解除されるようになり、この状態で報知部17
からの報知がなされるように構成している。尚、投光器
22a及び受光器22bは、必ずしも記録紙収容部21
の高さ全域に渡って設ける必要はなく、残記録紙枚数が
少なくなってきたことを検出するという意味では、高さ
方向の下半分にのみ設けることもできる。このような構
成で残記録紙枚数検出部7を構成することで、即ち、記
録紙収容部21にある記録紙Pのコーナー部を光軸が通
過するように、投光器22aと受光器22bとを設ける
ことにより、投光器22aと受光器22bとの距離を小
さく設定することが可能となり、簡単な構成にて確実な
残記録紙枚数の検出を行うことができる。
【0021】次に、コピー動作として、スキャナ4のA
DF4aによる原稿画像の読み取り動作と並行して記録
紙に対する印字を行う場合の記録紙の残量管理につい
て、図6のフローにより説明する。例えば、ADF4a
により、フェイスアップで第1頁から順に原稿を読み取
りつつ、並行して第1頁から順に印字動作を行い、印字
された記録紙を第1頁目から順にフェイスダウンで排出
する場合である。
DF4aによる原稿画像の読み取り動作と並行して記録
紙に対する印字を行う場合の記録紙の残量管理につい
て、図6のフローにより説明する。例えば、ADF4a
により、フェイスアップで第1頁から順に原稿を読み取
りつつ、並行して第1頁から順に印字動作を行い、印字
された記録紙を第1頁目から順にフェイスダウンで排出
する場合である。
【0022】まず、操作者が操作部13のスタートキー
13aを押してコピー開始指示をすると(S201)、
セットされた原稿をADF4aにて一枚取り込んでスキ
ャナ4により原稿画像を読み取る(S202)。この
際、ADF4aに設けられている原稿センサ4bによ
り、原稿が一枚読み取られた旨が検出される。読み取っ
た原稿の画像データは画像メモリ11に格納され(S2
03)、原稿センサ4bの検出値に基づいて、原稿枚数
カウンタ12のカウント値Aが1枚分カウントアップさ
れる(S204)。
13aを押してコピー開始指示をすると(S201)、
セットされた原稿をADF4aにて一枚取り込んでスキ
ャナ4により原稿画像を読み取る(S202)。この
際、ADF4aに設けられている原稿センサ4bによ
り、原稿が一枚読み取られた旨が検出される。読み取っ
た原稿の画像データは画像メモリ11に格納され(S2
03)、原稿センサ4bの検出値に基づいて、原稿枚数
カウンタ12のカウント値Aが1枚分カウントアップさ
れる(S204)。
【0023】その後、次の原稿があるか否かが判定され
(S205)、原稿があればステップS202からステ
ップS205までの手順が繰り返し実行される。また、
最初に読み取られた原稿データが画像メモリ11に格納
されると、原稿の読取動作と並行して、当該画像データ
を画像メモリ11から読み出してプリンタ6による印字
動作が開始され、画像メモリ11に格納された画像デー
タが順次コピーされていく。
(S205)、原稿があればステップS202からステ
ップS205までの手順が繰り返し実行される。また、
最初に読み取られた原稿データが画像メモリ11に格納
されると、原稿の読取動作と並行して、当該画像データ
を画像メモリ11から読み出してプリンタ6による印字
動作が開始され、画像メモリ11に格納された画像デー
タが順次コピーされていく。
【0024】一方、ステップS205にて、次の原稿が
なければ、スキャナ4による原稿画像の読み取りが停止
され、画像読取記録装置の記録紙収納部21に残ってい
る残記録紙の枚数Bが、残記録紙枚数検出部7により検
出される(S207)。そして、読み取られた原稿のカ
ウント値Aに、予め設定されたコピーを行う部数を乗じ
た値である必要記録紙枚数Cが、検出された残記録紙枚
数Bの値と比べて大きいか否かが判定される(S20
8)。
なければ、スキャナ4による原稿画像の読み取りが停止
され、画像読取記録装置の記録紙収納部21に残ってい
る残記録紙の枚数Bが、残記録紙枚数検出部7により検
出される(S207)。そして、読み取られた原稿のカ
ウント値Aに、予め設定されたコピーを行う部数を乗じ
た値である必要記録紙枚数Cが、検出された残記録紙枚
数Bの値と比べて大きいか否かが判定される(S20
8)。
【0025】判定の結果、残記録紙枚数Bよりも必要記
録紙枚数Cの方が大きかった場合は、既に開始されてい
る印字動作が停止されるとともに(S209)、報知部
17が作動して、「記録紙が不足しているため記録紙の
補充を要求する」旨が作業者に報知される(S21
0)。報知を受けた作業者が、記録紙収納部21に記録
紙を補充した後、スタートキー13aを押して、再度コ
ピー開始指示をすると(S211)、主制御部1により
画像メモリ11から原稿の画像データが読み出されて、
再びプリンタ6による印字動作が行われ(S212)、
全ての頁の印字が完了した後に印字動作が停止する(S
213)。
録紙枚数Cの方が大きかった場合は、既に開始されてい
る印字動作が停止されるとともに(S209)、報知部
17が作動して、「記録紙が不足しているため記録紙の
補充を要求する」旨が作業者に報知される(S21
0)。報知を受けた作業者が、記録紙収納部21に記録
紙を補充した後、スタートキー13aを押して、再度コ
ピー開始指示をすると(S211)、主制御部1により
画像メモリ11から原稿の画像データが読み出されて、
再びプリンタ6による印字動作が行われ(S212)、
全ての頁の印字が完了した後に印字動作が停止する(S
213)。
【0026】一方、ステップS208での判定の結果、
残記録紙枚数Bが必要記録紙枚数Cよりも大きかった場
合は、残記録紙枚数Bと必要記録紙枚数Cとの差が、所
定値M以下であるか否かが判定される(S221)。そ
の結果、所定値M以下であれば、報知部17が作動して
その旨を作業者に報知するとともに(S222)、主制
御部1により画像メモリ11から原稿の画像データが読
み出されてプリンタ6により印字動作が行われ(S21
2)、その後全ての頁の印字が完了すると印字動作が停
止する(S213)。即ち、残記録紙枚数が、今回のコ
ピー動作を行うには足りるが、今回のコピー動作を実行
すると、非常に少なくなってしまう場合にも、報知部1
7を作動させている。
残記録紙枚数Bが必要記録紙枚数Cよりも大きかった場
合は、残記録紙枚数Bと必要記録紙枚数Cとの差が、所
定値M以下であるか否かが判定される(S221)。そ
の結果、所定値M以下であれば、報知部17が作動して
その旨を作業者に報知するとともに(S222)、主制
御部1により画像メモリ11から原稿の画像データが読
み出されてプリンタ6により印字動作が行われ(S21
2)、その後全ての頁の印字が完了すると印字動作が停
止する(S213)。即ち、残記録紙枚数が、今回のコ
ピー動作を行うには足りるが、今回のコピー動作を実行
すると、非常に少なくなってしまう場合にも、報知部1
7を作動させている。
【0027】このように、原稿画像の読み取り動作と並
行して記録紙に対する印字を行う場合には、残記録紙枚
数が不足することを認識すると(S208)、直ちに
(記録紙が完全に無くなる前に)読取動作を停止し
(尚、この時点では原稿読取動作は終了している)、報
知部17を作動して「記録紙補充待ち」モードとなるよ
うにしている。報知部17の作動としては、例えば液晶
表示器14に「記録紙を補給して下さい」といったメッ
セージが表示されるが、作業者がこの指示に従って記録
紙Pを記録紙収納部としてのカセットに補充し、該カセ
ットを閉じると報知部17に、「スタートキーを押して
コピーを再開して下さい」といったような、コピー再開
を促す指示が表示等される。この指示に従ってスタート
キー13aを押す等してコピー再開信号を入力すると、
再度印字動作が開始される。
行して記録紙に対する印字を行う場合には、残記録紙枚
数が不足することを認識すると(S208)、直ちに
(記録紙が完全に無くなる前に)読取動作を停止し
(尚、この時点では原稿読取動作は終了している)、報
知部17を作動して「記録紙補充待ち」モードとなるよ
うにしている。報知部17の作動としては、例えば液晶
表示器14に「記録紙を補給して下さい」といったメッ
セージが表示されるが、作業者がこの指示に従って記録
紙Pを記録紙収納部としてのカセットに補充し、該カセ
ットを閉じると報知部17に、「スタートキーを押して
コピーを再開して下さい」といったような、コピー再開
を促す指示が表示等される。この指示に従ってスタート
キー13aを押す等してコピー再開信号を入力すると、
再度印字動作が開始される。
【0028】本例の画像読取記録装置では、原稿の読取
動作と並行して、印字動作を行っているときに、残記録
紙枚数Bが必要記録紙枚数Cよりも少ないことが検出さ
れると、残記録紙が完全に無くなってしまう前に、現在
実行中の印字動作を停止するとともに、報知部17を作
動させるようにしているので、記録紙が完全に無くなっ
てしまってから報知部17を作動させるように構成した
場合に比べて、操作者が早い時点で記録紙の不足を認識
することが可能である。これにより、早い段階での記録
紙の補充を行うことができ、記録紙の補充後に操作者が
装置を離れることができる。また、残記録紙枚数Bが必
要記録紙枚数Cより多く(S208、No)、且つ残記
録紙枚数Bと必要記録紙枚数Cとの差が所定値より少な
い場合(S221、Yes)、読取画像の印字動作を継
続したまま(停止することなく)、報知部を作動させる
ので、操作者は、印字動作の実行中に記録紙補充の準備
をし、印字動作の終了後に、直ちに記録紙の補充を行う
ことができる。
動作と並行して、印字動作を行っているときに、残記録
紙枚数Bが必要記録紙枚数Cよりも少ないことが検出さ
れると、残記録紙が完全に無くなってしまう前に、現在
実行中の印字動作を停止するとともに、報知部17を作
動させるようにしているので、記録紙が完全に無くなっ
てしまってから報知部17を作動させるように構成した
場合に比べて、操作者が早い時点で記録紙の不足を認識
することが可能である。これにより、早い段階での記録
紙の補充を行うことができ、記録紙の補充後に操作者が
装置を離れることができる。また、残記録紙枚数Bが必
要記録紙枚数Cより多く(S208、No)、且つ残記
録紙枚数Bと必要記録紙枚数Cとの差が所定値より少な
い場合(S221、Yes)、読取画像の印字動作を継
続したまま(停止することなく)、報知部を作動させる
ので、操作者は、印字動作の実行中に記録紙補充の準備
をし、印字動作の終了後に、直ちに記録紙の補充を行う
ことができる。
【0029】本例における残記録紙枚数検出部7は、例
えば図7、図8に示すように、残記録紙枚数の減少に伴
って下降する部材の位置を検出するように構成されてい
る。即ち、残記録紙枚数検出部7としてのセンサ23
は、記録紙収納部21内に配置される透過型光センサ2
3aと、記録紙収納部21内に積層された記録紙束の最
上面に載置されるガイド部材23cと、該ガイド部材2
3cと一体的に上下移動するフィーラー23bとで構成
されており、フィーラー23bの上下位置に基づいて残
記録紙枚数Bを検出するようにしている。
えば図7、図8に示すように、残記録紙枚数の減少に伴
って下降する部材の位置を検出するように構成されてい
る。即ち、残記録紙枚数検出部7としてのセンサ23
は、記録紙収納部21内に配置される透過型光センサ2
3aと、記録紙収納部21内に積層された記録紙束の最
上面に載置されるガイド部材23cと、該ガイド部材2
3cと一体的に上下移動するフィーラー23bとで構成
されており、フィーラー23bの上下位置に基づいて残
記録紙枚数Bを検出するようにしている。
【0030】例えば、残記録紙枚数Bが多いときには、
フィーラー23bは透過型光センサ23aよりも上方に
位置しており、該透過型光センサ23aの検出溝23d
の一側面から他側面へ通過する光軸は、フィーラー23
bにより遮られることがない。残記録紙枚数Bが減少す
るに従って、フィーラー23bが下降してきて透過型光
センサ23aまで達すると、検出溝23dを通過する光
軸の一部が該フィーラー23bにより遮られ、検出溝2
3dの他側面へ到達する光量が減少する。フィーラー2
3bの下降度合いによって検出溝23dの他側面へ到達
する光量が変化するため、残記録紙枚数Bをアナログ的
に検出することができる。尚、透過型光センサ23a
は、センサ22における投光器22a及び受光器22b
のように、上下方向に複数並べて配置することも可能で
ある。
フィーラー23bは透過型光センサ23aよりも上方に
位置しており、該透過型光センサ23aの検出溝23d
の一側面から他側面へ通過する光軸は、フィーラー23
bにより遮られることがない。残記録紙枚数Bが減少す
るに従って、フィーラー23bが下降してきて透過型光
センサ23aまで達すると、検出溝23dを通過する光
軸の一部が該フィーラー23bにより遮られ、検出溝2
3dの他側面へ到達する光量が減少する。フィーラー2
3bの下降度合いによって検出溝23dの他側面へ到達
する光量が変化するため、残記録紙枚数Bをアナログ的
に検出することができる。尚、透過型光センサ23a
は、センサ22における投光器22a及び受光器22b
のように、上下方向に複数並べて配置することも可能で
ある。
【0031】また、画像読取記録装置において、必要記
録紙枚数Bを検出する手段としては、ADF4aによる
原稿の読取動作を開始する前に、操作者が操作部13に
対して、コピーする原稿枚数、及び部数を直接入力す
る、又は、原稿枚数に部数を乗じて算出した総記録紙枚
数を直接入力することもできる。このように構成するこ
とで、スタートキー13aを押してのコピー開始指示を
する前の早い段階で、記録紙の不足を検出することがで
き、記録紙の補充を予め行うことが可能となる。
録紙枚数Bを検出する手段としては、ADF4aによる
原稿の読取動作を開始する前に、操作者が操作部13に
対して、コピーする原稿枚数、及び部数を直接入力す
る、又は、原稿枚数に部数を乗じて算出した総記録紙枚
数を直接入力することもできる。このように構成するこ
とで、スタートキー13aを押してのコピー開始指示を
する前の早い段階で、記録紙の不足を検出することがで
き、記録紙の補充を予め行うことが可能となる。
【0032】また、残記録紙枚数Bを検出する手段とし
て、まず、記録紙を記録紙収納部21へセットする際に
規定の枚数(例えば500枚)を収納しておき、記録紙
の搬送経路に記録紙の通過センサを設けて、記録紙の使
用枚数(即ち通過センサを通過した記録紙の枚数)を検
出し、セットした記録紙枚数から検出された記録紙の使
用枚数を引いて、残記録紙枚数Bを算出することも可能
である。この場合は、実際に記録紙収納部21から外部
へ搬送された記録紙枚数を検出するので、残記録紙枚数
を確実に算出することができる。尚、本実施形態では、
残記録紙枚数Bを検出する手段により、常時残記録紙枚
数の把握が可能な場合、残記録紙枚数Bが少なくなって
きたときだけではなく、常時表示器14に残記録紙枚数
を表示するようにしてもよい。
て、まず、記録紙を記録紙収納部21へセットする際に
規定の枚数(例えば500枚)を収納しておき、記録紙
の搬送経路に記録紙の通過センサを設けて、記録紙の使
用枚数(即ち通過センサを通過した記録紙の枚数)を検
出し、セットした記録紙枚数から検出された記録紙の使
用枚数を引いて、残記録紙枚数Bを算出することも可能
である。この場合は、実際に記録紙収納部21から外部
へ搬送された記録紙枚数を検出するので、残記録紙枚数
を確実に算出することができる。尚、本実施形態では、
残記録紙枚数Bを検出する手段により、常時残記録紙枚
数の把握が可能な場合、残記録紙枚数Bが少なくなって
きたときだけではなく、常時表示器14に残記録紙枚数
を表示するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成とすること
で、次のような効果を奏する。即ち、請求項1記載の如
く、報知部と画像読取部と画像記録部とを備えた画像読
取記録装置であって、画像記録に必要な記録紙の枚数を
検出する手段と、記録紙収容部に収容されている記録紙
の残枚数を検出する手段と、検出された必要記録紙枚数
及び残記録紙枚数に基づいて報知部を作動させる制御手
段とを備え、制御手段は、残記録紙枚数が必要記録紙枚
数より少ない場合、及び残記録紙枚数と必要記録紙枚数
との差が所定枚数よりも少ない場合に報知部を作動させ
るので、作業者は、記録紙が実際に無くなってしまう直
前よりも早期に、記録紙が不足することを認識すること
ができる。これにより、記録紙を早い段階で補充するこ
とできて、補充後は残記録紙枚数のことは気にする必要
がなくなり、装置から離れることが可能となる。
で、次のような効果を奏する。即ち、請求項1記載の如
く、報知部と画像読取部と画像記録部とを備えた画像読
取記録装置であって、画像記録に必要な記録紙の枚数を
検出する手段と、記録紙収容部に収容されている記録紙
の残枚数を検出する手段と、検出された必要記録紙枚数
及び残記録紙枚数に基づいて報知部を作動させる制御手
段とを備え、制御手段は、残記録紙枚数が必要記録紙枚
数より少ない場合、及び残記録紙枚数と必要記録紙枚数
との差が所定枚数よりも少ない場合に報知部を作動させ
るので、作業者は、記録紙が実際に無くなってしまう直
前よりも早期に、記録紙が不足することを認識すること
ができる。これにより、記録紙を早い段階で補充するこ
とできて、補充後は残記録紙枚数のことは気にする必要
がなくなり、装置から離れることが可能となる。
【0034】さらに、請求項2記載の如く、報知部と画
像読取部と画像記録部と自動原稿送り装置とを備えた画
像読取記録装置であって、画像記録に必要な記録紙の枚
数を検出する手段と、記録紙収容部に収容されている記
録紙の残枚数を検出する手段と、検出された必要記録紙
枚数及び残記録紙枚数に基づいて報知部を作動させる制
御手段とを備え、必要記録紙枚数を検出する手段は、自
動原稿送り装置により送られた原稿枚数を数えることに
より必要記録紙枚数を検出し、制御手段は、残記録紙枚
数が必要記録紙枚数より少ない場合、又は残記録紙枚数
と必要記録紙枚数との差が所定枚数よりも少ない場合に
報知部を作動させるので、原稿枚数や原稿枚数にコピー
する部数を乗じて算出した総コピー枚数を、操作者がわ
ざわざ装置に入力する必要がなく、残記録紙枚数を求め
るために煩雑な作業を行わなくて済む。
像読取部と画像記録部と自動原稿送り装置とを備えた画
像読取記録装置であって、画像記録に必要な記録紙の枚
数を検出する手段と、記録紙収容部に収容されている記
録紙の残枚数を検出する手段と、検出された必要記録紙
枚数及び残記録紙枚数に基づいて報知部を作動させる制
御手段とを備え、必要記録紙枚数を検出する手段は、自
動原稿送り装置により送られた原稿枚数を数えることに
より必要記録紙枚数を検出し、制御手段は、残記録紙枚
数が必要記録紙枚数より少ない場合、又は残記録紙枚数
と必要記録紙枚数との差が所定枚数よりも少ない場合に
報知部を作動させるので、原稿枚数や原稿枚数にコピー
する部数を乗じて算出した総コピー枚数を、操作者がわ
ざわざ装置に入力する必要がなく、残記録紙枚数を求め
るために煩雑な作業を行わなくて済む。
【0035】さらに、請求項3記載の如く、前記制御手
段は、自動原稿送り装置の原稿送り動作と並行して画像
記録動作が行われる場合、残記録紙枚数が必要記録紙枚
数よりも少ないことを検知すると、実行中の画像記録動
作を停止するとともに、報知部を作動させるので、記録
紙が完全に無くなってしまってから報知部を作動させる
ように構成した場合に比べて、操作者が早い時点で記録
紙の不足を認識することが可能である。これにより、早
い段階での記録紙の補充を行うことができ、記録紙の補
充後に操作者が装置を離れることができる。
段は、自動原稿送り装置の原稿送り動作と並行して画像
記録動作が行われる場合、残記録紙枚数が必要記録紙枚
数よりも少ないことを検知すると、実行中の画像記録動
作を停止するとともに、報知部を作動させるので、記録
紙が完全に無くなってしまってから報知部を作動させる
ように構成した場合に比べて、操作者が早い時点で記録
紙の不足を認識することが可能である。これにより、早
い段階での記録紙の補充を行うことができ、記録紙の補
充後に操作者が装置を離れることができる。
【図1】本発明の画像読取記録装置を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】記録紙の残量管理を行うためのフローを示す図
である。
である。
【図3】残記録紙枚数検出部の具体的構成を示す斜視図
である。
である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】同じく側面図である。
【図6】記録紙の残量管理を行うためのフローの別実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図7】残記録紙枚数検出部の具体的構成の別実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図8】同じく側面図である。
1 主制御部
4 スキャナ
4a 自動原稿送り装置(ADF)
6 プリンタ
11 画像メモリ
12 原稿枚数カウンタ
13 操作部
17 報知部
Claims (3)
- 【請求項1】 報知部と画像読取部と画像記録部とを備
えた画像読取記録装置であって、 画像記録に必要な記録紙の枚数を検出する手段と、記録
紙収容部に収容されている記録紙の残枚数を検出する手
段と、検出された必要記録紙枚数及び残記録紙枚数に基
づいて報知部を作動させる制御手段とを備え、 制御手段は、残記録紙枚数が必要記録紙枚数より少ない
場合、及び残記録紙枚数と必要記録紙枚数との差が所定
枚数よりも少ない場合に報知部を作動させることを特徴
とする画像読取記録装置。 - 【請求項2】 報知部と画像読取部と画像記録部と自動
原稿送り装置とを備えた画像読取記録装置であって、 画像記録に必要な記録紙の枚数を検出する手段と、記録
紙収容部に収容されている記録紙の残枚数を検出する手
段と、検出された必要記録紙枚数及び残記録紙枚数に基
づいて報知部を作動させる制御手段とを備え、 必要記録紙枚数を検出する手段は、自動原稿送り装置に
より送られた原稿枚数を数えることにより必要記録紙枚
数を検出し、 制御手段は、残記録紙枚数が必要記録紙枚数より少ない
場合、又は残記録紙枚数と必要記録紙枚数との差が所定
枚数よりも少ない場合に報知部を作動させることを特徴
とする画像読取記録装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、自動原稿送り装置の原
稿送り動作と並行して画像記録動作が行われる場合、残
記録紙枚数が必要記録紙枚数よりも少ないことを検知す
ると、実行中の画像記録動作を停止するとともに、報知
部を作動させることを特徴とする請求項2に記載の画像
読取記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002096633A JP2003298794A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 画像読取記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002096633A JP2003298794A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 画像読取記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003298794A true JP2003298794A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29387494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002096633A Pending JP2003298794A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 画像読取記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003298794A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014202923A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成装置制御方法 |
CN111208717A (zh) * | 2018-11-21 | 2020-05-29 | 东芝泰格有限公司 | 图像形成装置及图像形成方法 |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002096633A patent/JP2003298794A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014202923A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成装置制御方法 |
CN111208717A (zh) * | 2018-11-21 | 2020-05-29 | 东芝泰格有限公司 | 图像形成装置及图像形成方法 |
CN111208717B (zh) * | 2018-11-21 | 2024-05-24 | 东芝泰格有限公司 | 图像形成装置及图像形成方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8203729B2 (en) | Image forming apparatus providing user support in sleep mode | |
US20150009518A1 (en) | Mage reading apparatus, method of controlling image reading apparatus, and storage medium | |
JP6312383B2 (ja) | 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム | |
US20200117407A1 (en) | Image forming apparatus, a non-transitory computer-readable recording medium storing control program, and control method | |
JP4876529B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003298794A (ja) | 画像読取記録装置 | |
CN102761676B (zh) | 图像读取装置 | |
US7971528B2 (en) | Used-master security system for a printing apparatus | |
JPH1195504A (ja) | 記録装置 | |
JP2007062963A (ja) | 画像形成装置の用紙選択制御装置 | |
KR0159137B1 (ko) | 팩시밀리에서 기록지 잔량매수 표시방법 | |
JPH0439223A (ja) | 用紙選択機能を有する画像形成装置 | |
JPH10308834A (ja) | デジタル多機能画像処理装置 | |
JPH10105007A (ja) | 複写機 | |
JP5585068B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2001142592A (ja) | ユーザインターフェース及び該ユーザインターフェースを備えた情報処理装置 | |
JP2002308517A (ja) | 仕切紙モードを有する画像形成装置 | |
JP2000267520A (ja) | 画像形成装置、該装置の消耗品補給指示方法、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 | |
JP2000287025A (ja) | 画像処理装置および画像処理装置の制御方法 | |
JP2023113267A (ja) | 画像形成装置、制御方法およびプログラム | |
JP3545897B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2002318507A (ja) | 画像形成装置およびその制御方法 | |
JPH11194676A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2780292B2 (ja) | 原稿送り装置の原稿サイズ決定装置 | |
JP2001341866A (ja) | 画像記録装置及びその記録紙の検知方法 |