JP2003295044A - デジタルカメラ - Google Patents
デジタルカメラInfo
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- JP2003295044A JP2003295044A JP2002095483A JP2002095483A JP2003295044A JP 2003295044 A JP2003295044 A JP 2003295044A JP 2002095483 A JP2002095483 A JP 2002095483A JP 2002095483 A JP2002095483 A JP 2002095483A JP 2003295044 A JP2003295044 A JP 2003295044A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低輝度の被写体でも精度良くピントを合わせ
ることができるデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 デジタルカメラは、第1の撮影系12A
及び第2の撮影系12Bを備えている。第1の撮影系1
2Aのレンズ群19Aは、その画角αが第2の撮影系1
2Bのレンズ群19Bの画角βよりも広い広角系の単焦
点レンズであり、第2の撮影系のレンズ群19Bは望遠
系の単焦点レンズで構成される。第1の撮影系12Aの
CCD18Aと第2の撮影系のCCD18Bとは同一サ
イズであり、CCD18Aは高画素数で且つ低感度のC
CDで構成され、CCD18Bは低画素数で且つ高感度
のCCDで構成される。AF制御は、低画素数で且つ高
感度のCCD18Bで撮影された画像に基づいて行われ
る。
ることができるデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 デジタルカメラは、第1の撮影系12A
及び第2の撮影系12Bを備えている。第1の撮影系1
2Aのレンズ群19Aは、その画角αが第2の撮影系1
2Bのレンズ群19Bの画角βよりも広い広角系の単焦
点レンズであり、第2の撮影系のレンズ群19Bは望遠
系の単焦点レンズで構成される。第1の撮影系12Aの
CCD18Aと第2の撮影系のCCD18Bとは同一サ
イズであり、CCD18Aは高画素数で且つ低感度のC
CDで構成され、CCD18Bは低画素数で且つ高感度
のCCDで構成される。AF制御は、低画素数で且つ高
感度のCCD18Bで撮影された画像に基づいて行われ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラに
係り、特に、自動焦点調整機能を備えたデジタルカメラ
に関する。
係り、特に、自動焦点調整機能を備えたデジタルカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD等の撮像素子を備えたデジ
タルカメラが数多く流通している。このようなデジタル
カメラでは、撮影時には、CCDの受光面に被写体像が
結像され、CCDの各センサで入射光量に応じた量の信
号電荷に変換される。そして、CCDに蓄積された信号
電荷を画素毎に読み取って画像データに変換し、この画
像データをメモリーカードなどの記録媒体に記録してい
る。
タルカメラが数多く流通している。このようなデジタル
カメラでは、撮影時には、CCDの受光面に被写体像が
結像され、CCDの各センサで入射光量に応じた量の信
号電荷に変換される。そして、CCDに蓄積された信号
電荷を画素毎に読み取って画像データに変換し、この画
像データをメモリーカードなどの記録媒体に記録してい
る。
【0003】また、複数の撮像素子を備えたデジタルカ
メラ撮像装置なども提案されている。例えば、特開平1
1−122536号公報には、白黒用とカラー用、ある
いは素子サイズの異なる複数のCCDと、各CCDを駆
動する制御部とを備えて、光学レンズからの光信号を分
割して各CCDに受光させて、制御部で信号処理を行う
デジタルカメラが記載されている。この特開平11−1
22536号公報に記載の技術によれば、周囲の状況に
応じて撮影するCCDを切り換えるようにしており、こ
れによって、周囲の状況に応じた画像を得ることができ
る。
メラ撮像装置なども提案されている。例えば、特開平1
1−122536号公報には、白黒用とカラー用、ある
いは素子サイズの異なる複数のCCDと、各CCDを駆
動する制御部とを備えて、光学レンズからの光信号を分
割して各CCDに受光させて、制御部で信号処理を行う
デジタルカメラが記載されている。この特開平11−1
22536号公報に記載の技術によれば、周囲の状況に
応じて撮影するCCDを切り換えるようにしており、こ
れによって、周囲の状況に応じた画像を得ることができ
る。
【0004】ところで、このようなデジタルカメラで
は、銀塩カメラと同様に、被写体との焦点距離調整を自
動的に行うオートフォーカス機能を備えたものが従来よ
り提案されている。
は、銀塩カメラと同様に、被写体との焦点距離調整を自
動的に行うオートフォーカス機能を備えたものが従来よ
り提案されている。
【0005】オートフォーカス機能における焦点距離調
整方法では、レンズを移動しながら、CCD等の撮像素
子から濃度データを入手してAF評価値としてコントラ
スト値を算出し、該算出したコントラスト値に基づいて
合焦を行う方法がある。すなわち、レンズを予め定めら
れた初期位置から移動させながら、各レンズ位置におけ
るコントラスト値をAF評価値として算出し、コントラ
スト値が最大値となるレンズ位置を合焦位置とすること
によってオートフォーカスを行うことができる。
整方法では、レンズを移動しながら、CCD等の撮像素
子から濃度データを入手してAF評価値としてコントラ
スト値を算出し、該算出したコントラスト値に基づいて
合焦を行う方法がある。すなわち、レンズを予め定めら
れた初期位置から移動させながら、各レンズ位置におけ
るコントラスト値をAF評価値として算出し、コントラ
スト値が最大値となるレンズ位置を合焦位置とすること
によってオートフォーカスを行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オート
フォーカス制御では高速に合焦位置を検出することが望
まれるため、長時間露出することができず、特に低輝度
の被写体に対してピントを合わせにくい場合がある。こ
の問題を解決するために、CCDの感度を上げるために
画素サイズを大きくしたり、CCDからの出力信号を増
幅することが考えられるが、画素サイズを大きくすると
単位面積当たりの画素数が少なくなり、CCDからの出
力信号を増幅するとノイズが大きくなって画像の品質が
劣化する、という問題がある。
フォーカス制御では高速に合焦位置を検出することが望
まれるため、長時間露出することができず、特に低輝度
の被写体に対してピントを合わせにくい場合がある。こ
の問題を解決するために、CCDの感度を上げるために
画素サイズを大きくしたり、CCDからの出力信号を増
幅することが考えられるが、画素サイズを大きくすると
単位面積当たりの画素数が少なくなり、CCDからの出
力信号を増幅するとノイズが大きくなって画像の品質が
劣化する、という問題がある。
【0007】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、低輝度の被写体でも精度良くピントを合わせる
ことができるデジタルカメラを提供することを目的とす
る。
もので、低輝度の被写体でも精度良くピントを合わせる
ことができるデジタルカメラを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、第1の所定感度で被写体を
撮像する第1の撮像素子と、前記第1の撮像素子に前記
被写体の像を結像する第1のレンズと、を含む第1の撮
影系と、前記第1の所定感度を越えた第2の所定感度で
被写体を撮像する第2の撮像素子と、前記第2の撮像素
子に前記被写体の像を結像する第2のレンズと、を含む
第2の撮影系と、前記第1の撮像系により被写体を撮像
するときに、前記第1の撮像素子によって撮像する前記
被写体の撮像画像の明るさが予め定めた明るさ以下の場
合に、前記第2の撮像素子によって撮像する前記被写体
の撮像画像に基づいて焦点調整を行う焦点調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
に請求項1に記載の発明は、第1の所定感度で被写体を
撮像する第1の撮像素子と、前記第1の撮像素子に前記
被写体の像を結像する第1のレンズと、を含む第1の撮
影系と、前記第1の所定感度を越えた第2の所定感度で
被写体を撮像する第2の撮像素子と、前記第2の撮像素
子に前記被写体の像を結像する第2のレンズと、を含む
第2の撮影系と、前記第1の撮像系により被写体を撮像
するときに、前記第1の撮像素子によって撮像する前記
被写体の撮像画像の明るさが予め定めた明るさ以下の場
合に、前記第2の撮像素子によって撮像する前記被写体
の撮像画像に基づいて焦点調整を行う焦点調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、感度が異なる2つの撮
影系を備えている。各々の撮影系は、撮像素子と、この
撮像素子に被写体の像を結像させるためのレンズとを備
えている。
影系を備えている。各々の撮影系は、撮像素子と、この
撮像素子に被写体の像を結像させるためのレンズとを備
えている。
【0010】例えば、第1の撮像素子には高画素数で低
感度の撮像素子が、第2の撮像素子は低画素数で高感度
の撮像素子が用いられる。この場合、例えば請求項2に
記載したように、前記第2の撮像素子は、前記第1の撮
像素子と略同一サイズで且つ前記第1の撮像素子よりも
画素数が少ない構成とすることができる。すなわち、第
2の撮像素子の1画素当たりの面積が第1の撮像素子の
1画素当たりの面積よりも大きくなるため、第2の撮像
素子の方が、第1の撮像素子と比較して高感度となる。
感度の撮像素子が、第2の撮像素子は低画素数で高感度
の撮像素子が用いられる。この場合、例えば請求項2に
記載したように、前記第2の撮像素子は、前記第1の撮
像素子と略同一サイズで且つ前記第1の撮像素子よりも
画素数が少ない構成とすることができる。すなわち、第
2の撮像素子の1画素当たりの面積が第1の撮像素子の
1画素当たりの面積よりも大きくなるため、第2の撮像
素子の方が、第1の撮像素子と比較して高感度となる。
【0011】焦点調整手段は、第1の撮像系により被写
体を撮像するときに、第1の撮像素子によって撮像する
被写体の撮像画像の明るさが予め定めた明るさ以下の場
合に、第2の撮像素子によって撮像する被写体の撮像画
像に基づいて焦点調整を行う。
体を撮像するときに、第1の撮像素子によって撮像する
被写体の撮像画像の明るさが予め定めた明るさ以下の場
合に、第2の撮像素子によって撮像する被写体の撮像画
像に基づいて焦点調整を行う。
【0012】予め定めた明るさは、第1の所定感度で定
まる明るさであり、正確に焦点調整を行うことができな
い場合があると予想される明るさである。すなわち、第
1の撮像素子の感度が、第1の撮像素子により被写体を
撮像したときに、その撮像画像の明るさが予め定めた明
るさ以下になる場合があり、正確に焦点調整を行うこと
ができない場合が生じる程度の感度である場合には、第
1の撮像素子の感度を越えた第2の所定感度をもつ第2
の撮像素子で撮像する撮像画像に基づいて焦点調整を行
う。これにより、明るさが低い被写体を撮影した場合で
も正確に焦点調整を行うことができる。
まる明るさであり、正確に焦点調整を行うことができな
い場合があると予想される明るさである。すなわち、第
1の撮像素子の感度が、第1の撮像素子により被写体を
撮像したときに、その撮像画像の明るさが予め定めた明
るさ以下になる場合があり、正確に焦点調整を行うこと
ができない場合が生じる程度の感度である場合には、第
1の撮像素子の感度を越えた第2の所定感度をもつ第2
の撮像素子で撮像する撮像画像に基づいて焦点調整を行
う。これにより、明るさが低い被写体を撮影した場合で
も正確に焦点調整を行うことができる。
【0013】なお、焦点調整は、例えば第2のレンズを
予め定めた初期位置から徐々に移動させながら第2の撮
像素子によって撮像された撮像画像のコントラスト値を
求め、このコントラスト値が最大となる位置を合焦位置
とすることによって行われる。
予め定めた初期位置から徐々に移動させながら第2の撮
像素子によって撮像された撮像画像のコントラスト値を
求め、このコントラスト値が最大となる位置を合焦位置
とすることによって行われる。
【0014】また、請求項3にも記載したように、前記
第2のレンズの焦点距離は、前記第1のレンズの焦点距
離よりも長く、かつ前記第1の撮像素子による撮影範囲
の予め定めたフォーカス領域の画素数と前記第2の撮像
素子の画素数とが略同一となるように定められ、前記焦
点調整手段は、前記第2の撮像素子によって撮像された
前記被写体の撮像画像に基づいて焦点調整を行うように
構成することができる。
第2のレンズの焦点距離は、前記第1のレンズの焦点距
離よりも長く、かつ前記第1の撮像素子による撮影範囲
の予め定めたフォーカス領域の画素数と前記第2の撮像
素子の画素数とが略同一となるように定められ、前記焦
点調整手段は、前記第2の撮像素子によって撮像された
前記被写体の撮像画像に基づいて焦点調整を行うように
構成することができる。
【0015】この発明によれば、第2のレンズの焦点距
離が第1のレンズの焦点距離よりも長いため、第2の撮
像素子による撮像画像は、第1の撮像素子による撮像画
像を拡大した画像となると共に、第1の撮像素子のフォ
ーカス領域の画素数が第2の撮像素子の画素数と略同一
であるため、第2の撮像素子による撮像画像全体が第1
の撮像素子による撮像画像のフォーカス領域の画像とな
る。すなわち、第2の撮像素子による撮像画像は、第1
の撮像素子による撮像画像のフォーカス領域を高感度で
拡大撮影した画像となる。このため、正確に焦点を合わ
せることができる。
離が第1のレンズの焦点距離よりも長いため、第2の撮
像素子による撮像画像は、第1の撮像素子による撮像画
像を拡大した画像となると共に、第1の撮像素子のフォ
ーカス領域の画素数が第2の撮像素子の画素数と略同一
であるため、第2の撮像素子による撮像画像全体が第1
の撮像素子による撮像画像のフォーカス領域の画像とな
る。すなわち、第2の撮像素子による撮像画像は、第1
の撮像素子による撮像画像のフォーカス領域を高感度で
拡大撮影した画像となる。このため、正確に焦点を合わ
せることができる。
【0016】また、請求項2記載の発明において、前記
被写体の輝度を検出する検出手段をさらに備えると共
に、前記第1のレンズの焦点距離と前記第2のレンズの
焦点距離とが略同一であり、前記焦点調整手段は、前記
被写体の輝度が所定値以下の場合には前記第2の撮像素
子で撮像する前記被写体の撮像画像に基づいて焦点調整
し、前記被写体の輝度が前記所定値を越えた場合には前
記第1の撮像素子で撮像する前記被写体の撮像画像に基
づいて焦点調整を行うようにしてもよい。これにより、
第1のレンズ及び第2のレンズに同一のレンズを用いる
ことができるため、安価に構成することができる。
被写体の輝度を検出する検出手段をさらに備えると共
に、前記第1のレンズの焦点距離と前記第2のレンズの
焦点距離とが略同一であり、前記焦点調整手段は、前記
被写体の輝度が所定値以下の場合には前記第2の撮像素
子で撮像する前記被写体の撮像画像に基づいて焦点調整
し、前記被写体の輝度が前記所定値を越えた場合には前
記第1の撮像素子で撮像する前記被写体の撮像画像に基
づいて焦点調整を行うようにしてもよい。これにより、
第1のレンズ及び第2のレンズに同一のレンズを用いる
ことができるため、安価に構成することができる。
【0017】また、被写体を撮像する第1の撮像素子
と、前記第1の撮像素子と略同一の第2の撮像素子と、
前記被写体からの入射光を前記第1の撮像素子及び前記
第2の撮像素子に分岐させる分岐手段と、前記第1の撮
像素子及び前記第2の撮像素子に前記被写体の像を結像
させるためのレンズと、を含む撮影系と、前記第1の撮
像系により被写体を撮像するときに、前記第1の撮像素
子によって撮像する前記被写体の撮像画像の明るさが予
め定めた明るさより低い場合に、前記第2の撮像素子に
よって撮像する前記被写体の撮像画像に基づいて焦点調
整を行うように構成してもよい。この場合、第2の撮像
素子を駆動することによって焦点調整を行う。これによ
り、同一の像に基づいて焦点調整が行われるため、より
正確な焦点調整を行うことができる。
と、前記第1の撮像素子と略同一の第2の撮像素子と、
前記被写体からの入射光を前記第1の撮像素子及び前記
第2の撮像素子に分岐させる分岐手段と、前記第1の撮
像素子及び前記第2の撮像素子に前記被写体の像を結像
させるためのレンズと、を含む撮影系と、前記第1の撮
像系により被写体を撮像するときに、前記第1の撮像素
子によって撮像する前記被写体の撮像画像の明るさが予
め定めた明るさより低い場合に、前記第2の撮像素子に
よって撮像する前記被写体の撮像画像に基づいて焦点調
整を行うように構成してもよい。この場合、第2の撮像
素子を駆動することによって焦点調整を行う。これによ
り、同一の像に基づいて焦点調整が行われるため、より
正確な焦点調整を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図面を参
照して本発明の第1実施形態の一例を詳細に説明する。
照して本発明の第1実施形態の一例を詳細に説明する。
【0019】図1には本発明の実施の形態に係るデジタ
ルカメラのブロック図を示す。このデジタルカメラ10
は、それぞれ独立した2つの撮影系(第1の撮影系12
A及び第2の撮影系12B)を有しており、それぞれ撮
影光学系14A、14Bを介してCCD18A、18B
の受光面に被写体像を結像するようになっている。
ルカメラのブロック図を示す。このデジタルカメラ10
は、それぞれ独立した2つの撮影系(第1の撮影系12
A及び第2の撮影系12B)を有しており、それぞれ撮
影光学系14A、14Bを介してCCD18A、18B
の受光面に被写体像を結像するようになっている。
【0020】本実施形態では、第1の撮影系12Aは撮
影画像取得用として用いられ、第2の撮影系12Bは焦
点調整用(AF制御用)として用いられる。
影画像取得用として用いられ、第2の撮影系12Bは焦
点調整用(AF制御用)として用いられる。
【0021】撮影光学系14Aは、撮影レンズ15A及
びフォーカスレンズ16Aを含む第1のレンズ群19A
と絞り17Aとを含んで構成されており、同様に、撮影
光学系14Bは、撮影レンズ15B及びフォーカスレン
ズ16Bを含む第2のレンズ群19Bと絞り17Bとを
含んで構成されている。
びフォーカスレンズ16Aを含む第1のレンズ群19A
と絞り17Aとを含んで構成されており、同様に、撮影
光学系14Bは、撮影レンズ15B及びフォーカスレン
ズ16Bを含む第2のレンズ群19Bと絞り17Bとを
含んで構成されている。
【0022】レンズ群19Aは、例えば図2(A)、
(B)に示すように、その画角αがレンズ群19Bの画
角βよりも広い(焦点距離が短い)広角系の単焦点レン
ズとなっている。レンズ群19Bは、その画角βがレン
ズ群19Aの画角αよりも狭い(焦点距離が長い)望遠
系の単焦点レンズとなっている。なお、レンズ群19
A、19Bをズームレンズ(焦点距離可変レンズ)で構
成してもよい。また、レンズ群19A、19Bの何れか
を単焦点レンズで構成してもよい。
(B)に示すように、その画角αがレンズ群19Bの画
角βよりも広い(焦点距離が短い)広角系の単焦点レン
ズとなっている。レンズ群19Bは、その画角βがレン
ズ群19Aの画角αよりも狭い(焦点距離が長い)望遠
系の単焦点レンズとなっている。なお、レンズ群19
A、19Bをズームレンズ(焦点距離可変レンズ)で構
成してもよい。また、レンズ群19A、19Bの何れか
を単焦点レンズで構成してもよい。
【0023】また、CCD18Aは、図2(A)、
(B)に示すように、CCD18Bと同一サイズで且つ
CCD18Bよりも高画素数のCCDが採用され、CC
D18Bは、CCD18Aよりも低画素数のCCDが採
用される。従って、CCD18Aの1画素当たりの面積
は、CCD18Bの1画素当たりの面積よりも小さいた
め、CCD18Aの方がCCD18Bよりも低感度のC
CDとなっている。
(B)に示すように、CCD18Bと同一サイズで且つ
CCD18Bよりも高画素数のCCDが採用され、CC
D18Bは、CCD18Aよりも低画素数のCCDが採
用される。従って、CCD18Aの1画素当たりの面積
は、CCD18Bの1画素当たりの面積よりも小さいた
め、CCD18Aの方がCCD18Bよりも低感度のC
CDとなっている。
【0024】また、例えばレンズ群19Bの焦点距離が
レンズ群19Aの焦点距離のn倍とした場合に、撮影系
12Bが撮影系12Aよりも精度よく焦点調節を行うた
めには、CCD18Bの画素数がCCD18Aの画素数
の1/n2倍以上となるように焦点距離及び画素数がそ
れぞれ設定される。例えば、n=61/2の場合には、レ
ンズ群の19Aの焦点距離は30mm、レンズ群19B
の焦点距離は74mmとなり、CCD18Aの画素数は
600万画素、CCD18Bの画素数は100万画素以
上となる。
レンズ群19Aの焦点距離のn倍とした場合に、撮影系
12Bが撮影系12Aよりも精度よく焦点調節を行うた
めには、CCD18Bの画素数がCCD18Aの画素数
の1/n2倍以上となるように焦点距離及び画素数がそ
れぞれ設定される。例えば、n=61/2の場合には、レ
ンズ群の19Aの焦点距離は30mm、レンズ群19B
の焦点距離は74mmとなり、CCD18Aの画素数は
600万画素、CCD18Bの画素数は100万画素以
上となる。
【0025】なお、CCD18Aは本発明の第1の撮像
素子に相当し、CCD18Bは本発明の第2の撮像素子
に相当し、第1のレンズ群19Aは本発明の第1のレン
ズに相当し、第2のレンズ群19Bは本発明の第2のレ
ンズに相当する。
素子に相当し、CCD18Bは本発明の第2の撮像素子
に相当し、第1のレンズ群19Aは本発明の第1のレン
ズに相当し、第2のレンズ群19Bは本発明の第2のレ
ンズに相当する。
【0026】それぞれの撮影光学系14A、14Bを介
してCCD18A、18Bの受光面に結像された被写体
像は、各センサで入射光量に応じた量の信号電荷に変換
される。このようして蓄積された信号電荷は、CCD駆
動回路20A、20Bから加えられるCCD駆動パルス
によって読み出され、信号電荷に応じた電圧信号(アナ
ログ画像信号)として順次CCD18A、18Bから出
力される。
してCCD18A、18Bの受光面に結像された被写体
像は、各センサで入射光量に応じた量の信号電荷に変換
される。このようして蓄積された信号電荷は、CCD駆
動回路20A、20Bから加えられるCCD駆動パルス
によって読み出され、信号電荷に応じた電圧信号(アナ
ログ画像信号)として順次CCD18A、18Bから出
力される。
【0027】CCD18A、18Bには、シャッターゲ
ートを介してシャッタードレインが設けられており、シ
ャッターゲートをシャッターゲートパルスによって駆動
することにより、蓄積した信号電荷をシャッタードレイ
ンに掃き出すことができる。すなわち、CCD18は、
シャッターゲートパルスによって各センサに蓄積される
電荷の蓄積時間(シャッタースピード)を制御する、い
わゆる電子シャッター機能を有している。
ートを介してシャッタードレインが設けられており、シ
ャッターゲートをシャッターゲートパルスによって駆動
することにより、蓄積した信号電荷をシャッタードレイ
ンに掃き出すことができる。すなわち、CCD18は、
シャッターゲートパルスによって各センサに蓄積される
電荷の蓄積時間(シャッタースピード)を制御する、い
わゆる電子シャッター機能を有している。
【0028】それぞれのCCD18A、18Bから読み
出された信号は、CDS回路22A、22Bにおいて相
関二重サンプリング(CDS)処理されると共に、R、
G、Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レ
ベルの調整(例えばプリホワイトバランス処理)が行わ
れる。
出された信号は、CDS回路22A、22Bにおいて相
関二重サンプリング(CDS)処理されると共に、R、
G、Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レ
ベルの調整(例えばプリホワイトバランス処理)が行わ
れる。
【0029】これら所定のアナログ信号処理を経た画像
信号は、A/D変換器24A、24Bに加えられ、該A
/D変換器24A、24BによりR、G、Bのデジタル
信号に変換された後、メモリ26A、26Bに格納され
る。なお、メモリ26A、26Bは1つのメモリでもよ
いし、それぞれ撮影系毎に別々のメモリとしてもよい。
また、メモリ26A、26Bには、画像データ以外の各
種データも記憶される。
信号は、A/D変換器24A、24Bに加えられ、該A
/D変換器24A、24BによりR、G、Bのデジタル
信号に変換された後、メモリ26A、26Bに格納され
る。なお、メモリ26A、26Bは1つのメモリでもよ
いし、それぞれ撮影系毎に別々のメモリとしてもよい。
また、メモリ26A、26Bには、画像データ以外の各
種データも記憶される。
【0030】タイミング信号発生回路(TG)28は、
CPU30からのコマンドに応じてCCD駆動回路20
A、20B、CDS回路22A、22B、及びA/D変
換器24A、24Bに対して適宜のタイミング信号を与
えており、各回路はタイミング信号発生回路28から加
えられるタイミング信号により同期して駆動されるよう
になっている。
CPU30からのコマンドに応じてCCD駆動回路20
A、20B、CDS回路22A、22B、及びA/D変
換器24A、24Bに対して適宜のタイミング信号を与
えており、各回路はタイミング信号発生回路28から加
えられるタイミング信号により同期して駆動されるよう
になっている。
【0031】CPU30は、デジタルカメラ10の各回
路を統括制御する制御部であり、バス32を介してゲイ
ン調整回路34、ガンマ補正回路36、輝度・色差信号
処理回路(YC処理回路という)38、圧縮伸張回路4
0、メモリカード42のカードインターフェース44、
及び表示部46を駆動する表示用ドライバ48等と接続
されている。
路を統括制御する制御部であり、バス32を介してゲイ
ン調整回路34、ガンマ補正回路36、輝度・色差信号
処理回路(YC処理回路という)38、圧縮伸張回路4
0、メモリカード42のカードインターフェース44、
及び表示部46を駆動する表示用ドライバ48等と接続
されている。
【0032】CPU30は操作部50からの入力信号に
基づいて対応する回路ブロックを制御すると共に、撮影
レンズ15A、15Bのズーミング動作やフォーカスレ
ンズ16A、16Bによる自動焦点調整(AF)動作の
制御、並びに自動露出調整(AE)の制御等を行う。
基づいて対応する回路ブロックを制御すると共に、撮影
レンズ15A、15Bのズーミング動作やフォーカスレ
ンズ16A、16Bによる自動焦点調整(AF)動作の
制御、並びに自動露出調整(AE)の制御等を行う。
【0033】操作部50には、画像の記録開始の指示を
与えるレリーズボタン、カメラのモード選択手段、ズー
ム操作手段その他の各種の入力手段が含まれる。これら
入力手段は、スイッチボタン、ダイヤル、スライド式ツ
マミなど種々の形態があり、タッチパネルや液晶モニタ
表示部の画面上において設定メニューや選択項目を表示
してカーソルで所望の項目を選択する態様がある。操作
部50はカメラ本体に配設されていてもよいし、リモコ
ン送信機としてカメラ本体と分離した構成にすることも
可能である。
与えるレリーズボタン、カメラのモード選択手段、ズー
ム操作手段その他の各種の入力手段が含まれる。これら
入力手段は、スイッチボタン、ダイヤル、スライド式ツ
マミなど種々の形態があり、タッチパネルや液晶モニタ
表示部の画面上において設定メニューや選択項目を表示
してカーソルで所望の項目を選択する態様がある。操作
部50はカメラ本体に配設されていてもよいし、リモコ
ン送信機としてカメラ本体と分離した構成にすることも
可能である。
【0034】CPU30は、CCD18A、18Bから
出力される画像信号に基づいて、焦点評価演算やAE演
算などの各種演算を行い、その演算に基づいて、撮影レ
ンズ15A、15B、フォーカスレンズ16A、16
B、及び絞り17A、17Bの駆動回路52A、52B
を制御する。すなわち、レンズ群19A、19Bをズー
ムレンズで構成した場合には、モータ54A、54Bを
駆動することによって撮影レンズ15A、15Bをズー
ミングさせ撮影倍率を変更する。なお、手動でズーミン
グする構成の場合や単焦点レンズの場合には、モータ5
4A、54Bは省略することができる。
出力される画像信号に基づいて、焦点評価演算やAE演
算などの各種演算を行い、その演算に基づいて、撮影レ
ンズ15A、15B、フォーカスレンズ16A、16
B、及び絞り17A、17Bの駆動回路52A、52B
を制御する。すなわち、レンズ群19A、19Bをズー
ムレンズで構成した場合には、モータ54A、54Bを
駆動することによって撮影レンズ15A、15Bをズー
ミングさせ撮影倍率を変更する。なお、手動でズーミン
グする構成の場合や単焦点レンズの場合には、モータ5
4A、54Bは省略することができる。
【0035】また、モータ56A、56Bを駆動するこ
とによって、フォーカスレンズ16A、16Bを合焦位
置に移動させると共に、絞り17A、17Bを適正絞り
値に設定する。モータ56A、56Bはステッピングモ
ータからなり、ステップ数を制御することによってフォ
ーカスレンズ位置が制御される。なお、モータ56A、
56Bはステッピングモータに限るものではなく、例え
ば、DCモータ等を用いることも可能である。なお、モ
ータ54A、54Bも同様にステッピングモータやDC
モータ等を用いることができる。
とによって、フォーカスレンズ16A、16Bを合焦位
置に移動させると共に、絞り17A、17Bを適正絞り
値に設定する。モータ56A、56Bはステッピングモ
ータからなり、ステップ数を制御することによってフォ
ーカスレンズ位置が制御される。なお、モータ56A、
56Bはステッピングモータに限るものではなく、例え
ば、DCモータ等を用いることも可能である。なお、モ
ータ54A、54Bも同様にステッピングモータやDC
モータ等を用いることができる。
【0036】AF制御は、G信号の高周波成分が最大に
なるようにフォーカスレンズ16A、16Bを移動させ
るコントラストAF方式が採用される。すなわち、駆動
回路52A、52Bを介してモータ56A、56Bを駆
動することによりフォーカスレンズ16A、16Bを移
動させて、コントラスト値が最大となる位置にフォーカ
スレンズ16A、16Bを位置させる。
なるようにフォーカスレンズ16A、16Bを移動させ
るコントラストAF方式が採用される。すなわち、駆動
回路52A、52Bを介してモータ56A、56Bを駆
動することによりフォーカスレンズ16A、16Bを移
動させて、コントラスト値が最大となる位置にフォーカ
スレンズ16A、16Bを位置させる。
【0037】AE制御には、1フレームのR、G、B信
号を評価値演算部60A、60Bに各々含まれる図示し
ない積算回路で積算した積算値に基づいて被写体輝度
(撮影EV値)を求め、この撮影EV値に基づいて絞り
値とシャッタースピードを決定し、駆動回路52A、5
2Bを介して絞り17A、17Bを駆動すると共に、決
定したシャッタースピードとなるように電子シャッタに
よってCCD18A、18Bの電荷の蓄積時間を制御す
る。従って、デジタルカメラ10の撮影レンズ15A、
15Bを被写体に向けるだけで、最適な露出調整が行わ
れると共に、ピント合わせが自動的に行われる。
号を評価値演算部60A、60Bに各々含まれる図示し
ない積算回路で積算した積算値に基づいて被写体輝度
(撮影EV値)を求め、この撮影EV値に基づいて絞り
値とシャッタースピードを決定し、駆動回路52A、5
2Bを介して絞り17A、17Bを駆動すると共に、決
定したシャッタースピードとなるように電子シャッタに
よってCCD18A、18Bの電荷の蓄積時間を制御す
る。従って、デジタルカメラ10の撮影レンズ15A、
15Bを被写体に向けるだけで、最適な露出調整が行わ
れると共に、ピント合わせが自動的に行われる。
【0038】撮影記録時においては、レリーズボタンの
「半押し」時に上述したAF動作を行うと共に、測光動
作を複数回繰り返して正確な撮影EVを求め、この撮影
EVに基づいて撮影時の絞り値とシャッタスピードを最
終的に決定する。そして、レリーズボタンの「全押し」
時に前記最終的に決定した絞り値になるように絞り17
A、17Bを駆動し、また、決定したシャッタスピード
となるように電子シャッタによって電荷の蓄積時間を制
御する。なお、AE制御はCCD18A、18Bから取
得される画像信号に基づいて制御する方法の他、周知の
測光センサ等を用いて行ってもよい。
「半押し」時に上述したAF動作を行うと共に、測光動
作を複数回繰り返して正確な撮影EVを求め、この撮影
EVに基づいて撮影時の絞り値とシャッタスピードを最
終的に決定する。そして、レリーズボタンの「全押し」
時に前記最終的に決定した絞り値になるように絞り17
A、17Bを駆動し、また、決定したシャッタスピード
となるように電子シャッタによって電荷の蓄積時間を制
御する。なお、AE制御はCCD18A、18Bから取
得される画像信号に基づいて制御する方法の他、周知の
測光センサ等を用いて行ってもよい。
【0039】また、このデジタルカメラ10はストロボ
発光装置55と、調光用の受光素子57を有し、操作部
50に含まれるストロボモード設定ボタンの操作に応じ
て、低輝度時にストロボ発光装置55を自動的に発光さ
せる「低輝度自動発光モード」、被写体輝度にかかわら
ずストロボ発光装置55を発光させる「強制発光モー
ド」、又はストロボ発光装置55の発光を禁止させる
「発光禁止モード」等に設定される。
発光装置55と、調光用の受光素子57を有し、操作部
50に含まれるストロボモード設定ボタンの操作に応じ
て、低輝度時にストロボ発光装置55を自動的に発光さ
せる「低輝度自動発光モード」、被写体輝度にかかわら
ずストロボ発光装置55を発光させる「強制発光モー
ド」、又はストロボ発光装置55の発光を禁止させる
「発光禁止モード」等に設定される。
【0040】CPU30はユーザが選択したストロボモ
ードに応じて、ストロボ発光装置55のメインコンデン
サの充電制御や、発光管(例えば、キセノン管等)への
放電(発光)タイミングを制御すると共に、受光素子5
7からの測定結果に基づいて発光停止の制御を行う。受
光素子57はストロボの発光によって照らされる被写体
からの反射光を受光し、受光量に応じた電気信号に変換
する。受光素子57の信号は図示しない積分回路により
積算され、積算受光量が所定の適正受光量に達した時に
ストロボ発光装置55の発光が停止される。
ードに応じて、ストロボ発光装置55のメインコンデン
サの充電制御や、発光管(例えば、キセノン管等)への
放電(発光)タイミングを制御すると共に、受光素子5
7からの測定結果に基づいて発光停止の制御を行う。受
光素子57はストロボの発光によって照らされる被写体
からの反射光を受光し、受光量に応じた電気信号に変換
する。受光素子57の信号は図示しない積分回路により
積算され、積算受光量が所定の適正受光量に達した時に
ストロボ発光装置55の発光が停止される。
【0041】A/D変換器24A、24Bから出力され
たデータは前記メモリ26A、26Bに格納されると共
に、評価値演算部60A,60Bに各々含まれる図示し
ない積算回路に加えられる。積算回路は、撮影画面を複
数のブロック(例えば、8×8の64個のブロック)に
分割し、各ブロック毎に受入したG信号の積算演算を行
う。なお、R、G、Bのデータから輝度信号(Y信号)
を生成して、輝度信号の積算演算を行ってもよい。ま
た、積算回路はAF演算回路やAE演算回路で兼用する
こともできる。積算回路で得られた積算値の情報(演算
結果)はCPU60に入力される。
たデータは前記メモリ26A、26Bに格納されると共
に、評価値演算部60A,60Bに各々含まれる図示し
ない積算回路に加えられる。積算回路は、撮影画面を複
数のブロック(例えば、8×8の64個のブロック)に
分割し、各ブロック毎に受入したG信号の積算演算を行
う。なお、R、G、Bのデータから輝度信号(Y信号)
を生成して、輝度信号の積算演算を行ってもよい。ま
た、積算回路はAF演算回路やAE演算回路で兼用する
こともできる。積算回路で得られた積算値の情報(演算
結果)はCPU60に入力される。
【0042】CPU30は積算回路から受入する情報に
基づき、撮影画面の評価値Eを算出し、求めた評価値E
を用いてゲイン調整回路34におけるゲイン値(増幅
率)を決定する。CPU30は決定したゲイン値に従っ
てゲイン調整回路34におけるゲイン量を制御する。
基づき、撮影画面の評価値Eを算出し、求めた評価値E
を用いてゲイン調整回路34におけるゲイン値(増幅
率)を決定する。CPU30は決定したゲイン値に従っ
てゲイン調整回路34におけるゲイン量を制御する。
【0043】メモリ26A、26Bに記憶されたR、
G、Bの画像データはゲイン調整回路34に送られ、こ
こで増幅処理される。増幅処理された画像データは、ガ
ンマ補正回路36において、ガンマ補正処理が施された
後、YC処理回路38へ送られ、RGBデータから輝度
信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)に変換
される。
G、Bの画像データはゲイン調整回路34に送られ、こ
こで増幅処理される。増幅処理された画像データは、ガ
ンマ補正回路36において、ガンマ補正処理が施された
後、YC処理回路38へ送られ、RGBデータから輝度
信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)に変換
される。
【0044】YC処理回路38において生成された輝度
・色差信号(YC信号と略記する)は、メモリ26A、
26Bに書き戻される。メモリ26A、26Bに記憶さ
れたYC信号は表示用ドライバ48に供給され、所定方
式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信
号)に変換されて表示部46に出力される。表示部46
には液晶ディスプレイその他のカラー表示可能な表示装
置が用いられる。なお、表示部46はYC信号入力対応
のタイプのものを適用してもよいし、RGB信号入力対
応のタイプのものを適用してもよく、表示装置に対応し
たドライバが適用される。
・色差信号(YC信号と略記する)は、メモリ26A、
26Bに書き戻される。メモリ26A、26Bに記憶さ
れたYC信号は表示用ドライバ48に供給され、所定方
式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信
号)に変換されて表示部46に出力される。表示部46
には液晶ディスプレイその他のカラー表示可能な表示装
置が用いられる。なお、表示部46はYC信号入力対応
のタイプのものを適用してもよいし、RGB信号入力対
応のタイプのものを適用してもよく、表示装置に対応し
たドライバが適用される。
【0045】CCD18A、18Bから出力される画像
信号によって画像データが定期的に書き換えられ、その
画像データから生成される映像信号が表示部46に供給
されることにより、CCD18A、18Bが捉える画像
がリアルタイムに動画像(ライブ画像)として、又はリ
アルタイムではないが、ほぼ連続した画像として表示部
46に表示される。
信号によって画像データが定期的に書き換えられ、その
画像データから生成される映像信号が表示部46に供給
されることにより、CCD18A、18Bが捉える画像
がリアルタイムに動画像(ライブ画像)として、又はリ
アルタイムではないが、ほぼ連続した画像として表示部
46に表示される。
【0046】表示部46は電子ビューファインダとして
利用でき、撮影者は表示部46の表示画像又は図示しな
い電子ビューファインダによって撮影画角を確認するこ
とができる。レリーズボタンの押下操作など所定の記録
指示(撮影開始指示)操作に呼応して、記録用画像デー
タの取り込みが開始される。
利用でき、撮影者は表示部46の表示画像又は図示しな
い電子ビューファインダによって撮影画角を確認するこ
とができる。レリーズボタンの押下操作など所定の記録
指示(撮影開始指示)操作に呼応して、記録用画像デー
タの取り込みが開始される。
【0047】撮影者が操作部50から撮影記録の指示を
入力すると、CPU30は必要に応じて圧縮伸張回路4
0にコマンドを送り、これにより圧縮伸張回路40はメ
モリ26A、26B上のYCデータをJPEGその他の
所定の形式に従って圧縮する。圧縮された画像データは
カードインターフェース44を介してメモリカード42
に記録される。
入力すると、CPU30は必要に応じて圧縮伸張回路4
0にコマンドを送り、これにより圧縮伸張回路40はメ
モリ26A、26B上のYCデータをJPEGその他の
所定の形式に従って圧縮する。圧縮された画像データは
カードインターフェース44を介してメモリカード42
に記録される。
【0048】非圧縮の画像データを記録するモード(非
圧縮モード)が選択されている場合には、前記圧縮伸張
回路40による圧縮処理を実施せずに、非圧縮のまま画
像データがメモリカード42に記録される。
圧縮モード)が選択されている場合には、前記圧縮伸張
回路40による圧縮処理を実施せずに、非圧縮のまま画
像データがメモリカード42に記録される。
【0049】本実施の形態に係るデジタルカメラ10
は、画像データを保存する手段としてメモリカード42
が用いられている。具体的には、例えばスマートメディ
ア等の記録メディアが適用される。記録メディアの形態
は、上記のものに限らず、PCカード、マイクロドライ
ブ、マルチメディアカード(MMC)、磁気ディスク、
光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなど種
々の形態が可能であり、使用される媒体に応じた信号処
理手段とインターフェースが適用される。
は、画像データを保存する手段としてメモリカード42
が用いられている。具体的には、例えばスマートメディ
ア等の記録メディアが適用される。記録メディアの形態
は、上記のものに限らず、PCカード、マイクロドライ
ブ、マルチメディアカード(MMC)、磁気ディスク、
光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなど種
々の形態が可能であり、使用される媒体に応じた信号処
理手段とインターフェースが適用される。
【0050】また、再生モード時にはメモリカード42
から読み出された画像データが圧縮伸張回路40によっ
て伸張処理され、表示用ドライバ48を介して表示部4
6に出力される。
から読み出された画像データが圧縮伸張回路40によっ
て伸張処理され、表示用ドライバ48を介して表示部4
6に出力される。
【0051】ところで、前述したように、レンズ群19
Aは広角系のレンズであり、レンズ群19Bは望遠系の
レンズである。また、CCD18AとCCD18Bとは
同一サイズである。
Aは広角系のレンズであり、レンズ群19Bは望遠系の
レンズである。また、CCD18AとCCD18Bとは
同一サイズである。
【0052】この場合、撮影画像取得用の第1の撮影系
12Aで撮影された撮影画像62Aが図3(A)に示す
ような被写体を撮影した画像である場合、AF制御用の
第2の撮影系12Bで撮影された撮影画像62Bは、図
3(B)に示すように、図3(A)の中央部が拡大され
た画像となる。
12Aで撮影された撮影画像62Aが図3(A)に示す
ような被写体を撮影した画像である場合、AF制御用の
第2の撮影系12Bで撮影された撮影画像62Bは、図
3(B)に示すように、図3(A)の中央部が拡大され
た画像となる。
【0053】また、図3(A)に示すように、撮影画像
62Aの中心部に焦点調整の対象であるフォーカス領域
64Aを設定した場合、このフォーカス領域(AF領
域)62Aに相当する撮影画像62Bのフォーカス領域
64Bは、図3(B)に示す範囲となる。
62Aの中心部に焦点調整の対象であるフォーカス領域
64Aを設定した場合、このフォーカス領域(AF領
域)62Aに相当する撮影画像62Bのフォーカス領域
64Bは、図3(B)に示す範囲となる。
【0054】なお、図4に示すように、レンズ群19B
の焦点距離f2はレンズ群19Aの焦点距離f1のn倍
のため、撮影画像62Bの範囲内にフォーカス領域64
Bを設定するためには、フォーカス領域64Aのサイズ
は、図3に示すように、撮影画像62AのサイズをA×
Bとした場合に(A/n)×(B/n)以下にする必要
がある。
の焦点距離f2はレンズ群19Aの焦点距離f1のn倍
のため、撮影画像62Bの範囲内にフォーカス領域64
Bを設定するためには、フォーカス領域64Aのサイズ
は、図3に示すように、撮影画像62AのサイズをA×
Bとした場合に(A/n)×(B/n)以下にする必要
がある。
【0055】また、CCD18Aの画素数は、CCD1
8Bの約n2倍の画素数のため、AF領域64Aの画素
数は、AF領域64Bの画素数と略同一となる。例え
ば、n=61/2として、CCD18Aの画素数を600
万画素、CCD18Bの画素数を100万画素とし、フ
ォーカス領域64Aの画素数を、600×(1/
61/2)×(1/61/2)≒100(万画素)となるよう
に設定した場合に、フォーカス領域64Bの大きさは、
(A/n)×(B/n)×n2=A×Bとなり撮影画像
62Bと一致するため、画素数も100万画素となり、
フォーカス領域64Aと同様となる。
8Bの約n2倍の画素数のため、AF領域64Aの画素
数は、AF領域64Bの画素数と略同一となる。例え
ば、n=61/2として、CCD18Aの画素数を600
万画素、CCD18Bの画素数を100万画素とし、フ
ォーカス領域64Aの画素数を、600×(1/
61/2)×(1/61/2)≒100(万画素)となるよう
に設定した場合に、フォーカス領域64Bの大きさは、
(A/n)×(B/n)×n2=A×Bとなり撮影画像
62Bと一致するため、画素数も100万画素となり、
フォーカス領域64Aと同様となる。
【0056】このため、低画素数で且つ高感度のCCD
18Bで撮影した撮影画62Bのフォーカス領域64B
の画像は、高画素数で且つ低感度のCCD18Aで撮影
した撮影画像62Aのフォーカス領域64Aの画像と比
較して、同じ画素数で且つ明るい画像となるため、低輝
度の被写体でもコントラストが明確となる。従って、C
CD18Bで撮影した画像に基づいてAF制御を行うこ
とにより、低輝度の被写体でも焦点調整を正確に行う事
が可能となる。
18Bで撮影した撮影画62Bのフォーカス領域64B
の画像は、高画素数で且つ低感度のCCD18Aで撮影
した撮影画像62Aのフォーカス領域64Aの画像と比
較して、同じ画素数で且つ明るい画像となるため、低輝
度の被写体でもコントラストが明確となる。従って、C
CD18Bで撮影した画像に基づいてAF制御を行うこ
とにより、低輝度の被写体でも焦点調整を正確に行う事
が可能となる。
【0057】次に本実施の形態に係るデジタルカメラ1
0におけるAF制御について説明する。
0におけるAF制御について説明する。
【0058】A/D変換器24Bによってデジタル信号
に変換された画像信号は、評価値演算部60A,60B
に入力される。評価値演算部60A,60Bは、図示し
ない高周波成分抽出回路と積算回路とを備えており、入
力される画像信号のうちG(緑)成分のデータをサンプ
リングしてAF検出対象エリアであるフォーカス領域6
4B内での高周波成分を抽出すると共にその絶対値をと
り、フォーカス領域64B内で絶対値データを積算して
得られた値をAF評価値(コントラスト値)としてCP
U30に提供する。
に変換された画像信号は、評価値演算部60A,60B
に入力される。評価値演算部60A,60Bは、図示し
ない高周波成分抽出回路と積算回路とを備えており、入
力される画像信号のうちG(緑)成分のデータをサンプ
リングしてAF検出対象エリアであるフォーカス領域6
4B内での高周波成分を抽出すると共にその絶対値をと
り、フォーカス領域64B内で絶対値データを積算して
得られた値をAF評価値(コントラスト値)としてCP
U30に提供する。
【0059】なお、CPU30、駆動回路52A、52
B、モータ56A、56Bは本発明の焦点調整手段に相
当する。
B、モータ56A、56Bは本発明の焦点調整手段に相
当する。
【0060】次に、上述のように算出されるAF評価値
としてのコントラスト値Ctを用いて行われるAF制御
について、図5のフローチャートを参照して説明する。
としてのコントラスト値Ctを用いて行われるAF制御
について、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0061】ステップ100では、レリーズボタンが半
押しされた否かが判断される。レリーズボタンが半押し
されていない場合には、ステップ100の判断が否定さ
れ、レリーズボタンが半押しされるまで待機する。一
方、レリーズボタンが半押しされるとステップ100の
判断が肯定され、ステップ102へ移行する。
押しされた否かが判断される。レリーズボタンが半押し
されていない場合には、ステップ100の判断が否定さ
れ、レリーズボタンが半押しされるまで待機する。一
方、レリーズボタンが半押しされるとステップ100の
判断が肯定され、ステップ102へ移行する。
【0062】ステップ102では、第2の撮影系12B
のフォーカスレンズ16Bを、被写体が至近距離に位置
する場合に合焦するときのレンズ位置である所定位置L
1(図6参照)に移動させるべく駆動回路52Bに指示
してモータ56Bを駆動させる。これにより、フォーカ
スレンズ16Bが所定位置L1に移動する。
のフォーカスレンズ16Bを、被写体が至近距離に位置
する場合に合焦するときのレンズ位置である所定位置L
1(図6参照)に移動させるべく駆動回路52Bに指示
してモータ56Bを駆動させる。これにより、フォーカ
スレンズ16Bが所定位置L1に移動する。
【0063】次のステップ104では、第2の撮影系1
2BのAF評価値としてのコントラスト値Ctを算出
し、そのときのレンズ位置と共にメモリ26Bに記憶す
る。
2BのAF評価値としてのコントラスト値Ctを算出
し、そのときのレンズ位置と共にメモリ26Bに記憶す
る。
【0064】次のステップ106では、コントラスト値
Ctのピーク値(最大値)を検出したか否かが判断され
る。具体的には、メモリ26Bに記憶された前回算出し
たコントラスト値Ctと今回算出したコントラスト値C
tを比較する。そして、今回算出したコントラスト値C
tが前回算出したコントラスト値Ctよりも小さい場合
には、前回算出したコントラスト値Ctを最大値Ct
maxとする。これは、図6に示すように、基本的にコン
トラスト値Ctが最大となる合焦位置は1カ所だけ存在
し、この合焦位置に向かうに従ってコントラスト値Ct
が高くなるのが一般的であるためである。
Ctのピーク値(最大値)を検出したか否かが判断され
る。具体的には、メモリ26Bに記憶された前回算出し
たコントラスト値Ctと今回算出したコントラスト値C
tを比較する。そして、今回算出したコントラスト値C
tが前回算出したコントラスト値Ctよりも小さい場合
には、前回算出したコントラスト値Ctを最大値Ct
maxとする。これは、図6に示すように、基本的にコン
トラスト値Ctが最大となる合焦位置は1カ所だけ存在
し、この合焦位置に向かうに従ってコントラスト値Ct
が高くなるのが一般的であるためである。
【0065】そして、コントラスト値Ctの最大値Ct
maxが検出されなかった場合には、ステップ106の判
断が否定され、ステップ112へ移行する。
maxが検出されなかった場合には、ステップ106の判
断が否定され、ステップ112へ移行する。
【0066】ステップ112では、フォーカスレンズ1
6Bのレンズ位置を1ステップ駆動してステップ104
へ戻る。すなわち、フォーカスレンズ16Bを、被写体
が無限遠に位置する場合に合焦するときのレンズ位置で
ある所定位置L2(図6参照)に向けて予め定めたステ
ップ幅Lだけ移動させる。このフォーカスレンズ16B
のレンズ位置を1ステップ駆動する処理は、最大値Ct
maxを検出するまで繰り返される。
6Bのレンズ位置を1ステップ駆動してステップ104
へ戻る。すなわち、フォーカスレンズ16Bを、被写体
が無限遠に位置する場合に合焦するときのレンズ位置で
ある所定位置L2(図6参照)に向けて予め定めたステ
ップ幅Lだけ移動させる。このフォーカスレンズ16B
のレンズ位置を1ステップ駆動する処理は、最大値Ct
maxを検出するまで繰り返される。
【0067】本実施形態では、望遠系のレンズ及び低画
素数で且つ高感度のCCDを備えた第2の撮影系12B
で撮影された画像からコントラスト値Ctを算出するた
め、低輝度の被写体でも正確に最大値を検出することが
できる。
素数で且つ高感度のCCDを備えた第2の撮影系12B
で撮影された画像からコントラスト値Ctを算出するた
め、低輝度の被写体でも正確に最大値を検出することが
できる。
【0068】なお、ステップ幅Lは、例えば焦点深度以
下の長さに設定される。これにより、合焦位置を含む焦
点深度の範囲を超えてフォーカスレンズ16Bが移動し
てしまうのを防ぐことができ、確実にピントを合わせる
ことができる。
下の長さに設定される。これにより、合焦位置を含む焦
点深度の範囲を超えてフォーカスレンズ16Bが移動し
てしまうのを防ぐことができ、確実にピントを合わせる
ことができる。
【0069】一方、最大値Ctmaxが検出されると、ス
テップ106の判断が肯定され、ステップ108へ移行
する。
テップ106の判断が肯定され、ステップ108へ移行
する。
【0070】ステップ108では、図6に示すフォーカ
スレンズ16Bの合焦位置Bに対応するフォーカスレン
ズ16Aの合焦位置を図1に示すLUT33に記憶され
たルックアップテーブルから求める。このLUT33に
は、例えば図7に示すような第1の撮影系12Aのフォ
ーカスレンズ16Aの合焦位置A1〜Aiと、第2の撮
影系12Bのフォーカスレンズ16Bの合焦位置B1〜
Bi(iは整数)との対応関係が予め記憶されている。
これにより、フォーカスレンズ16Bの合焦位置に対応
するフォーカスレンズ16Aの合焦位置を容易に求める
ことができる。
スレンズ16Bの合焦位置Bに対応するフォーカスレン
ズ16Aの合焦位置を図1に示すLUT33に記憶され
たルックアップテーブルから求める。このLUT33に
は、例えば図7に示すような第1の撮影系12Aのフォ
ーカスレンズ16Aの合焦位置A1〜Aiと、第2の撮
影系12Bのフォーカスレンズ16Bの合焦位置B1〜
Bi(iは整数)との対応関係が予め記憶されている。
これにより、フォーカスレンズ16Bの合焦位置に対応
するフォーカスレンズ16Aの合焦位置を容易に求める
ことができる。
【0071】そして、ステップ110において、ステッ
プ108で求めたフォーカスレンズ16Aの合焦位置へ
フォーカスレンズ16Aを移動させて本ルーチンを終了
する。
プ108で求めたフォーカスレンズ16Aの合焦位置へ
フォーカスレンズ16Aを移動させて本ルーチンを終了
する。
【0072】このように、本実施形態では、広角系のレ
ンズ及び高画素数且つ低感度のCCDを備えた撮影系
と、望遠系のレンズ及び低画素数且つ高感度のCCDを
備えた撮影系とを備えた構成とし、望遠系のレンズ及び
低画素数且つ高感度のCCDを備えた撮影系によって撮
影された画像に基づいてAF制御するようにしたので、
低輝度の被写体でも正確に合焦させることができる。
ンズ及び高画素数且つ低感度のCCDを備えた撮影系
と、望遠系のレンズ及び低画素数且つ高感度のCCDを
備えた撮影系とを備えた構成とし、望遠系のレンズ及び
低画素数且つ高感度のCCDを備えた撮影系によって撮
影された画像に基づいてAF制御するようにしたので、
低輝度の被写体でも正確に合焦させることができる。
【0073】なお、予め定めた撮影距離の被写体を第1
の撮影系12A及び第2の撮影系12Bそれぞれで撮影
し、得られた撮影画像からそれぞれ焦点調整を行い、そ
のときのフォーカスレンズ16A、16Bの合焦位置
と、LUT33に記憶されたルックアップテーブルのう
ち前記予め定めた撮影距離に対応する合焦位置とをそれ
ぞれ比較し、ルックアップテーブルを校正するようにし
てもよい。例えば、図7に示すルックアップテーブルの
うち、予め定めた撮影距離に対応する合焦位置がA1、
B1であった場合、第1の撮影系12Aで予め定めた撮
影距離の被写体を撮影したときのフォーカスレンズの合
焦位置A1’と合焦位置A1との差分及び第2の撮影系
12Bで予め定めた撮影距離の被写体を撮影したときの
フォーカスレンズの合焦位置B1’と合焦位置B1との
差分を求め、この差分をルックアップテーブルのその他
の合焦位置にそれぞれ反映させる。これにより、それぞ
れの撮影系に温度特性のばらつき等によるフォーカスず
れがある場合でも焦点調整の精度が劣化するのを防ぐこ
とができる。
の撮影系12A及び第2の撮影系12Bそれぞれで撮影
し、得られた撮影画像からそれぞれ焦点調整を行い、そ
のときのフォーカスレンズ16A、16Bの合焦位置
と、LUT33に記憶されたルックアップテーブルのう
ち前記予め定めた撮影距離に対応する合焦位置とをそれ
ぞれ比較し、ルックアップテーブルを校正するようにし
てもよい。例えば、図7に示すルックアップテーブルの
うち、予め定めた撮影距離に対応する合焦位置がA1、
B1であった場合、第1の撮影系12Aで予め定めた撮
影距離の被写体を撮影したときのフォーカスレンズの合
焦位置A1’と合焦位置A1との差分及び第2の撮影系
12Bで予め定めた撮影距離の被写体を撮影したときの
フォーカスレンズの合焦位置B1’と合焦位置B1との
差分を求め、この差分をルックアップテーブルのその他
の合焦位置にそれぞれ反映させる。これにより、それぞ
れの撮影系に温度特性のばらつき等によるフォーカスず
れがある場合でも焦点調整の精度が劣化するのを防ぐこ
とができる。
【0074】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部分
には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部分
には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0075】本実施形態におけるデジタルカメラの構成
は、図8に示すように、レンズ群19A及びレンズ群1
9Bの画角αが同一であり、かつ焦点距離が同一である
点以外は第1実施形態と同一である。従って、その他の
詳細な説明は省略する。
は、図8に示すように、レンズ群19A及びレンズ群1
9Bの画角αが同一であり、かつ焦点距離が同一である
点以外は第1実施形態と同一である。従って、その他の
詳細な説明は省略する。
【0076】このように、本実施形態では、レンズ群1
9A、19Bの画角が同一であるため、第1の撮影系1
2Aにおけるフォーカス領域のサイズと第2の撮影系1
2Bにおけるフォーカス領域のサイズが同一となり、第
2の撮影系12Bにおけるフォーカス領域の画素数は、
第1の撮影系12Aにおけるフォーカス領域の画素数よ
りも少なくなる。
9A、19Bの画角が同一であるため、第1の撮影系1
2Aにおけるフォーカス領域のサイズと第2の撮影系1
2Bにおけるフォーカス領域のサイズが同一となり、第
2の撮影系12Bにおけるフォーカス領域の画素数は、
第1の撮影系12Aにおけるフォーカス領域の画素数よ
りも少なくなる。
【0077】例えば、n=61/2として、CCD18A
の画素数を600万画素、CCD18Bの画素数を10
0万画素とし、第1の撮影系12Aにおけるフォーカス
領域の画素数を600×(1/61/2)×(1/61/2)
≒100(万画素)となるように設定した場合には、第
2の撮影系12Bにおけるフォーカス領域の画素数は、
100×(1/61/2)×(1/61/2)≒17(万画
素)となる。
の画素数を600万画素、CCD18Bの画素数を10
0万画素とし、第1の撮影系12Aにおけるフォーカス
領域の画素数を600×(1/61/2)×(1/61/2)
≒100(万画素)となるように設定した場合には、第
2の撮影系12Bにおけるフォーカス領域の画素数は、
100×(1/61/2)×(1/61/2)≒17(万画
素)となる。
【0078】このため、本実施形態では、被写体が低輝
度の場合に第2の撮影系12BでAF制御を行い、その
他の場合には第1の撮影系12AでAF制御するよう
に、撮影系を切り替える。
度の場合に第2の撮影系12BでAF制御を行い、その
他の場合には第1の撮影系12AでAF制御するよう
に、撮影系を切り替える。
【0079】次に、本実施形態に係るAF制御につい
て、図9に示すフローチャートを参照して説明する。な
お、図9では、図5に示すフローチャートと同一の処理
を行うステップについては同一符号を付し、その詳細な
説明は省略する。
て、図9に示すフローチャートを参照して説明する。な
お、図9では、図5に示すフローチャートと同一の処理
を行うステップについては同一符号を付し、その詳細な
説明は省略する。
【0080】図9に示すように、ステップ100でレリ
ーズボタンが半押しされたと判断されると、ステップ1
50へ移行する。
ーズボタンが半押しされたと判断されると、ステップ1
50へ移行する。
【0081】ステップ150では、評価値演算部60A
に含まれる図示しない積算回路で積算された積算値に基
づいて算出された被写体輝度値(撮影EV値)を取得す
る。
に含まれる図示しない積算回路で積算された積算値に基
づいて算出された被写体輝度値(撮影EV値)を取得す
る。
【0082】そして、次のステップ152において、取
得した撮影EV値が所定閾値以下であるか否かが判断さ
れる。この所定閾値は、第1の撮影系12Aで撮影した
画像に基づいてAF制御をした場合に、正確にAF制御
できない場合があると予想される撮影EV値(例えば6
EV)に設定される。
得した撮影EV値が所定閾値以下であるか否かが判断さ
れる。この所定閾値は、第1の撮影系12Aで撮影した
画像に基づいてAF制御をした場合に、正確にAF制御
できない場合があると予想される撮影EV値(例えば6
EV)に設定される。
【0083】撮影EV値が所定閾値以下の場合には、ス
テップ152の判断が肯定され、ステップ102へ進
む。なお、ステップ102〜ステップ110の処理は、
図5に示したステップ102〜ステップ110の処理と
同様であるので、説明を省略する。
テップ152の判断が肯定され、ステップ102へ進
む。なお、ステップ102〜ステップ110の処理は、
図5に示したステップ102〜ステップ110の処理と
同様であるので、説明を省略する。
【0084】一方、撮影EV値が所定閾値を越えている
場合には、ステップ152の判断が否定され、ステップ
102Bへ進む。なお、ステップ102B〜ステップ1
12Bの処理は、第1の撮影系でAF制御するものであ
り、ステップ102〜ステップ112の処理にそれぞれ
対応するものである。
場合には、ステップ152の判断が否定され、ステップ
102Bへ進む。なお、ステップ102B〜ステップ1
12Bの処理は、第1の撮影系でAF制御するものであ
り、ステップ102〜ステップ112の処理にそれぞれ
対応するものである。
【0085】すなわち、ステップ102Bでは、第1の
撮影系12Aのフォーカスレンズ16Aを、被写体が至
近距離に位置する場合に合焦するときのレンズ位置であ
る所定位置L1(図6参照)に移動させるべく駆動回路
52Aに指示してモータ56Aを駆動させる。これによ
り、フォーカスレンズ16Aが所定位置L1に移動す
る。
撮影系12Aのフォーカスレンズ16Aを、被写体が至
近距離に位置する場合に合焦するときのレンズ位置であ
る所定位置L1(図6参照)に移動させるべく駆動回路
52Aに指示してモータ56Aを駆動させる。これによ
り、フォーカスレンズ16Aが所定位置L1に移動す
る。
【0086】次のステップ104Bでは、第1の撮影系
12AのAF評価値としてのコントラスト値Ctを算出
し、そのときのレンズ位置と共にメモリ26Aに記憶す
る。
12AのAF評価値としてのコントラスト値Ctを算出
し、そのときのレンズ位置と共にメモリ26Aに記憶す
る。
【0087】次のステップ106Bでは、コントラスト
値Ctのピーク値(最大値)を検出したか否かが判断さ
れる。
値Ctのピーク値(最大値)を検出したか否かが判断さ
れる。
【0088】そして、コントラスト値Ctの最大値Ct
maxが検出されなかった場合には、ステップ106Bの
判断が否定され、ステップ112Bへ移行する。
maxが検出されなかった場合には、ステップ106Bの
判断が否定され、ステップ112Bへ移行する。
【0089】ステップ112Bでは、フォーカスレンズ
16Aのレンズ位置を1ステップ駆動してステップ10
4Bへ戻る。すなわち、フォーカスレンズ16Aを、被
写体が無限遠に位置する場合に合焦するときのレンズ位
置である所定位置L2(図6参照)に向けて予め定めた
ステップ幅Lだけ移動させる。このフォーカスレンズ1
6Aのレンズ位置を1ステップ駆動する処理は、最大値
Ctmaxを検出するまで繰り返される。
16Aのレンズ位置を1ステップ駆動してステップ10
4Bへ戻る。すなわち、フォーカスレンズ16Aを、被
写体が無限遠に位置する場合に合焦するときのレンズ位
置である所定位置L2(図6参照)に向けて予め定めた
ステップ幅Lだけ移動させる。このフォーカスレンズ1
6Aのレンズ位置を1ステップ駆動する処理は、最大値
Ctmaxを検出するまで繰り返される。
【0090】一方、最大値Ctmaxが検出されると、ス
テップ106Bの判断が肯定され、ステップ110へ移
行する。
テップ106Bの判断が肯定され、ステップ110へ移
行する。
【0091】すなわち、図10に示すように、被写体輝
度値が所定閾値(6EV)以下の場合には、第2の撮影
系12Bの低画素数で且つ高感度のCCD18Bで撮影
された撮影画像に基づいてAF制御し、被写体輝度値が
所定閾値を越えている場合には、第1の撮影系12Aの
高画素数で且つ低感度のCCD18Aで撮影された画像
に基づいてAF制御する。これにより、被写体の輝度が
低い場合でも正確にAF制御することができる。
度値が所定閾値(6EV)以下の場合には、第2の撮影
系12Bの低画素数で且つ高感度のCCD18Bで撮影
された撮影画像に基づいてAF制御し、被写体輝度値が
所定閾値を越えている場合には、第1の撮影系12Aの
高画素数で且つ低感度のCCD18Aで撮影された画像
に基づいてAF制御する。これにより、被写体の輝度が
低い場合でも正確にAF制御することができる。
【0092】また、上記実施形態では、独立した2つの
撮影光学系を備えた構成の場合について説明したが、こ
れに限らず、例えば図11に示すように、1つの撮影光
学系14から入射された光をハーフミラー70で2方向
に分岐させ、分岐させた光をCCD18A,18Bにそ
れぞれ入射させる構成としてもよい。この場合、CCD
18A、18Bを移動させることにより焦点調整を行
う。これにより、同一の像から2つのAF評価値が算出
されるため、より正確な焦点調整を行うことができる。
撮影光学系を備えた構成の場合について説明したが、こ
れに限らず、例えば図11に示すように、1つの撮影光
学系14から入射された光をハーフミラー70で2方向
に分岐させ、分岐させた光をCCD18A,18Bにそ
れぞれ入射させる構成としてもよい。この場合、CCD
18A、18Bを移動させることにより焦点調整を行
う。これにより、同一の像から2つのAF評価値が算出
されるため、より正確な焦点調整を行うことができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の所定感度を有する第1の撮像素子によって撮像する
被写体の撮像画像の明るさが予め定めた明るさ以下の場
合に、第1の所定感度を越えた第2の所定感度を有する
第2の撮像素子によって撮像する被写体の撮像画像に基
づいて焦点調整を行うように構成したので、低輝度の被
写体でも精度良くピントを合わせることができる、とい
う効果がある。
1の所定感度を有する第1の撮像素子によって撮像する
被写体の撮像画像の明るさが予め定めた明るさ以下の場
合に、第1の所定感度を越えた第2の所定感度を有する
第2の撮像素子によって撮像する被写体の撮像画像に基
づいて焦点調整を行うように構成したので、低輝度の被
写体でも精度良くピントを合わせることができる、とい
う効果がある。
【図1】デジタルカメラの概略構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】(A)は第1実施形態に係る第1の撮影系の概
略構成図であり、(B)は第1実施形態に係る第2の撮
影系の概略構成図である。
略構成図であり、(B)は第1実施形態に係る第2の撮
影系の概略構成図である。
【図3】(A)は第1実施形態に係る第1の撮影系で撮
影された画像のイメージ図であり、(B)は、第1実施
形態に係る第2の撮影系で撮影された画像のイメージ図
である。
影された画像のイメージ図であり、(B)は、第1実施
形態に係る第2の撮影系で撮影された画像のイメージ図
である。
【図4】第1の撮影系と第2の撮影系のAF領域や焦点
距離等について説明するための図である。
距離等について説明するための図である。
【図5】第1実施形態におけるAF制御の流れを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】フォーカスレンズのレンズ位置とコントラスト
値との関係を示す線図である。
値との関係を示す線図である。
【図7】第1の撮影系のフォーカスレンズの合焦位置と
第2の撮影系のフォーカスレンズの合焦位置との対応関
係を示す図である。
第2の撮影系のフォーカスレンズの合焦位置との対応関
係を示す図である。
【図8】(A)は第1実施形態に係る第1の撮影系の概
略構成図であり、(B)は第1実施形態に係る第2の撮
影系の概略構成図である。
略構成図であり、(B)は第1実施形態に係る第2の撮
影系の概略構成図である。
【図9】第2実施形態におけるAF制御の流れを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図10】第1の撮影系及び第2の撮影系によるAF制
御の切り替えについて説明するための図である。
御の切り替えについて説明するための図である。
【図11】撮影系の他の例を示す概略構成図である。
10 デジタルカメラ
12A、12B 撮影系
14A、14B 撮影光学系
15A、15B 撮影レンズ
16A、16B フォーカスレンズ
20A、20B CCD駆動回路
22A、22B CDS回路
24A、24B A/D変換器
26A、26B メモリ
28 タイミング信号発生回路
32 バス
34 ゲイン調整回路
36 ガンマ補正回路
38 処理回路
40 圧縮伸張回路
42 メモリカード
44 カードインターフェース
46 表示部
48 表示用ドライバ
50 操作部
52A、52B 駆動回路
54A、54B モータ
55 ストロボ発光装置
56A、56B モータ
57 受光素子
60A、60B 評価値演算部
70 ハーフミラー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04N 5/232 G02B 7/11 D
// H04N 101:00 G03B 3/00 A
Fターム(参考) 2H011 AA01 BA31 BB01 BB02 DA01
2H051 AA01 BA45 BA47 DA04 DA11
EB03
5C022 AA13 AB29 AC42 AC54 AC69
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の所定感度で被写体を撮像する第1
の撮像素子と、前記第1の撮像素子に前記被写体の像を
結像する第1のレンズと、を含む第1の撮影系と、 前記第1の所定感度を越えた第2の所定感度で被写体を
撮像する第2の撮像素子と、前記第2の撮像素子に前記
被写体の像を結像する第2のレンズと、を含む第2の撮
影系と、 前記第1の撮像系により被写体を撮像するときに、前記
第1の撮像素子によって撮像する前記被写体の撮像画像
の明るさが予め定めた明るさ以下の場合に、前記第2の
撮像素子によって撮像する前記被写体の撮像画像に基づ
いて焦点調整を行う焦点調整手段と、 を備えたデジタルカメラ。 - 【請求項2】 前記第2の撮像素子は、前記第1の撮像
素子と略同一サイズで且つ前記第1の撮像素子よりも画
素数が少ないことを特徴とする請求項1記載のデジタル
カメラ。 - 【請求項3】 前記第2のレンズの焦点距離は、前記第
1のレンズの焦点距離よりも長く、かつ前記第1の撮像
素子による撮影範囲の予め定めたフォーカス領域の画素
数と前記第2の撮像素子の画素数とが略同一となるよう
に定められ、 前記焦点調整手段は、前記第2の撮像素子によって撮像
された前記被写体の撮像画像に基づいて焦点調整を行う
ことを特徴とする請求項2記載のデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002095483A JP2003295044A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | デジタルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002095483A JP2003295044A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | デジタルカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003295044A true JP2003295044A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29238954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002095483A Pending JP2003295044A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | デジタルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003295044A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004297332A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 撮像装置 |
JP2005140817A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Nikon Corp | 自動焦点調節カメラ |
US7847816B2 (en) | 2004-06-25 | 2010-12-07 | Hitachi, Ltd. | Imaging apparatus |
WO2012139049A1 (en) * | 2011-04-08 | 2012-10-11 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods to calibrate a multi camera device |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002095483A patent/JP2003295044A/ja active Pending
Cited By (5)
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WO2012139049A1 (en) * | 2011-04-08 | 2012-10-11 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods to calibrate a multi camera device |
US9313390B2 (en) | 2011-04-08 | 2016-04-12 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods to calibrate a multi camera device |
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