JP2003289830A - 濃厚流動食及びその製造方法 - Google Patents
濃厚流動食及びその製造方法Info
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- JP2003289830A JP2003289830A JP2002100528A JP2002100528A JP2003289830A JP 2003289830 A JP2003289830 A JP 2003289830A JP 2002100528 A JP2002100528 A JP 2002100528A JP 2002100528 A JP2002100528 A JP 2002100528A JP 2003289830 A JP2003289830 A JP 2003289830A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 凝集沈殿物を有さず、良好なチューブ流動性
を有する濃厚流動食を提供する。 【解決手段】 少なくとも食物繊維および増粘多糖類を
含み均質機にて均質化された濃厚流動食。均質化の方法
としては、例えば加圧による均質化がある。 【効果】 凝集沈殿物を有さず、良好なチューブ流動性
を有する濃厚流動食が得られる。さらに蛋白質、脂質、
炭水化物、ビタミン、ミネラル、リン酸塩、クエン酸塩
などの塩類、香料等を適宜添加することにより、高カロ
リー、高蛋白質、栄養バランス、良好な風味等の性質が
付与された濃厚流動食が得られる。
を有する濃厚流動食を提供する。 【解決手段】 少なくとも食物繊維および増粘多糖類を
含み均質機にて均質化された濃厚流動食。均質化の方法
としては、例えば加圧による均質化がある。 【効果】 凝集沈殿物を有さず、良好なチューブ流動性
を有する濃厚流動食が得られる。さらに蛋白質、脂質、
炭水化物、ビタミン、ミネラル、リン酸塩、クエン酸塩
などの塩類、香料等を適宜添加することにより、高カロ
リー、高蛋白質、栄養バランス、良好な風味等の性質が
付与された濃厚流動食が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者や術後患者
に対して、経管または経口投与される濃厚流動食に関す
るものである。
に対して、経管または経口投与される濃厚流動食に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高齢者、術後患者、食欲のない病態者に
対して、易消化性・易吸収性をそなえる液状での栄養摂
取は有効な手段である。すでにこれらを目的とした、蛋
白質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどの配合
を工夫したさまざまな濃厚流動食が市販されている。使
用時に液体に調製する粉末状タイプやすでに液体に調製
されている液体タイプなどの商品があるが、調製時の簡
便性から液状タイプの商品が広く受け入れられている。
カロリー値は、1kcal/mLの商品が多いが、投与
時間の短縮や投与量の減量など患者の負担を減らすた
め、1.5kcal/mL以上の高カロリータイプの商
品も市販されている。
対して、易消化性・易吸収性をそなえる液状での栄養摂
取は有効な手段である。すでにこれらを目的とした、蛋
白質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどの配合
を工夫したさまざまな濃厚流動食が市販されている。使
用時に液体に調製する粉末状タイプやすでに液体に調製
されている液体タイプなどの商品があるが、調製時の簡
便性から液状タイプの商品が広く受け入れられている。
カロリー値は、1kcal/mLの商品が多いが、投与
時間の短縮や投与量の減量など患者の負担を減らすた
め、1.5kcal/mL以上の高カロリータイプの商
品も市販されている。
【0003】濃厚流動食を高カロリー(1.5kcal
/mL以上)や高蛋白質(6.0g/100mL以上)に
調製すると、加熱処理後や長期保存において、蛋白質の
凝集、沈殿が形成されることがある。これらの凝集、沈
殿に対する防止策として、飲料製造業界では、歴史的に
結晶セルロースや増粘多糖類などを使用し、凝集を防止
したり、凝集や沈殿を遅くしたり、沈殿物の再分散を容
易にするなどの工夫をしてきた。とくに、結晶セルロー
スとゲル化能を有する増粘多糖類を組み合わせる方法と
して、乳成分・不溶性カルシウム・結晶セルロース・κ
-カラギナンを含有し、結晶セルロースとκ-カラギナン
の割合が重量比で140:1〜140:9である方法
(特開平11-276132)が提示されている。
/mL以上)や高蛋白質(6.0g/100mL以上)に
調製すると、加熱処理後や長期保存において、蛋白質の
凝集、沈殿が形成されることがある。これらの凝集、沈
殿に対する防止策として、飲料製造業界では、歴史的に
結晶セルロースや増粘多糖類などを使用し、凝集を防止
したり、凝集や沈殿を遅くしたり、沈殿物の再分散を容
易にするなどの工夫をしてきた。とくに、結晶セルロー
スとゲル化能を有する増粘多糖類を組み合わせる方法と
して、乳成分・不溶性カルシウム・結晶セルロース・κ
-カラギナンを含有し、結晶セルロースとκ-カラギナン
の割合が重量比で140:1〜140:9である方法
(特開平11-276132)が提示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】凝集沈殿物及びゲル化
物を有さず、良好なチューブ流動性を有する濃厚流動食
を提供する。
物を有さず、良好なチューブ流動性を有する濃厚流動食
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した従来技術は、後
記する試験結果からも明らかなとおり、清涼飲料などに
比べ、カロリー値が高く、蛋白質を多く含む濃厚流動食
においては、凝集、沈殿の防止の点で十分満足とは言い
きれない点があった。濃厚流動食中に凝集、沈殿物が形
成されると、経管投与する時、目詰まりを起こしやす
い、また経口投与する時、使用者が口内で異物感を感じ
て不快感を起こしたり、粘度が上昇しストローなどでの
吸引が困難になることが考えられる。
記する試験結果からも明らかなとおり、清涼飲料などに
比べ、カロリー値が高く、蛋白質を多く含む濃厚流動食
においては、凝集、沈殿の防止の点で十分満足とは言い
きれない点があった。濃厚流動食中に凝集、沈殿物が形
成されると、経管投与する時、目詰まりを起こしやす
い、また経口投与する時、使用者が口内で異物感を感じ
て不快感を起こしたり、粘度が上昇しストローなどでの
吸引が困難になることが考えられる。
【0006】本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意
研究を重ねた結果、加熱処理後及び長期間保存時も理化
学的性質は安定であり、蛋白質の凝集沈殿物や増粘多糖
類のゲル化物を有せず、良好なチューブ流動性を有する
濃厚流動食及びその製造方法を発明した。すなわち、少
なくとも食物繊維および増粘多糖類を含み、均質化され
ていることを特徴とする濃厚流動食である。本発明にお
いて、食物繊維とは、例えば、結晶セルロース、ヘミセ
ルロース、大豆由来セルロースから1種または2種以上
を利用することができるが、これらに限定されない。好
ましくは結晶セルロースである。また、増粘多糖類とし
ては、グアーガム、キサンタンガム、ローカストビーン
ガム、カラギナン、海藻由来抽出物、ゼラチン、アラビ
アガム、寒天、ジェランガム、ペクチンなどから1種ま
たは2種以上を利用することができるがこれらに限定さ
れない。好ましくは、カラギナン、さらに好ましくはκ
−カラギナンである。
研究を重ねた結果、加熱処理後及び長期間保存時も理化
学的性質は安定であり、蛋白質の凝集沈殿物や増粘多糖
類のゲル化物を有せず、良好なチューブ流動性を有する
濃厚流動食及びその製造方法を発明した。すなわち、少
なくとも食物繊維および増粘多糖類を含み、均質化され
ていることを特徴とする濃厚流動食である。本発明にお
いて、食物繊維とは、例えば、結晶セルロース、ヘミセ
ルロース、大豆由来セルロースから1種または2種以上
を利用することができるが、これらに限定されない。好
ましくは結晶セルロースである。また、増粘多糖類とし
ては、グアーガム、キサンタンガム、ローカストビーン
ガム、カラギナン、海藻由来抽出物、ゼラチン、アラビ
アガム、寒天、ジェランガム、ペクチンなどから1種ま
たは2種以上を利用することができるがこれらに限定さ
れない。好ましくは、カラギナン、さらに好ましくはκ
−カラギナンである。
【0007】本発明において濃厚流動食とは、カロリー
値が1kcal/mL以上、栄養成分は少なくとも蛋白
質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンを含み、下痢
などの副作用を最小限に抑える低浸透圧、細いチューブ
でも通過する流動性、良好な風味、数ヶ月常温可能な乳
化安定性などを有するものである。また均質化とは、水
と油を含む混合液をエマルションとし、さらにエマルシ
ョンの液滴を微粒化することである。均質化の一つの方
法としては乳化機などの装置を用いる方法がある。乳化
機としては、例えば、回転羽を有する攪拌機、高速回転
するディスクやローターと固定ディスクを有するコロイ
ドミル、超音波式乳化機、一種の高圧ポンプである均質
機(ホモジナイザー)などが挙げられる。本発明におい
て、使用する乳化機は均質機(ホモジナイザー)であ
り、均質化工程としては例えば、40〜100MPaの
加圧、好ましくは50〜90MPaの加圧が挙げられ
る。
値が1kcal/mL以上、栄養成分は少なくとも蛋白
質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンを含み、下痢
などの副作用を最小限に抑える低浸透圧、細いチューブ
でも通過する流動性、良好な風味、数ヶ月常温可能な乳
化安定性などを有するものである。また均質化とは、水
と油を含む混合液をエマルションとし、さらにエマルシ
ョンの液滴を微粒化することである。均質化の一つの方
法としては乳化機などの装置を用いる方法がある。乳化
機としては、例えば、回転羽を有する攪拌機、高速回転
するディスクやローターと固定ディスクを有するコロイ
ドミル、超音波式乳化機、一種の高圧ポンプである均質
機(ホモジナイザー)などが挙げられる。本発明におい
て、使用する乳化機は均質機(ホモジナイザー)であ
り、均質化工程としては例えば、40〜100MPaの
加圧、好ましくは50〜90MPaの加圧が挙げられ
る。
【0008】さらに本発明における濃厚流動食は蛋白
質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミン、リン酸塩、
クエン酸塩などの塩類、香料等を適宜添加あるいは増減
することにより、高カロリー、高蛋白質、栄養バラン
ス、良好な風味等の性質を付与することが可能である。
質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミン、リン酸塩、
クエン酸塩などの塩類、香料等を適宜添加あるいは増減
することにより、高カロリー、高蛋白質、栄養バラン
ス、良好な風味等の性質を付与することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の濃厚流動食は、蛋白質、
炭水化物などに加温した水を添加して混ぜ合わせ、この
溶液に、結晶セルロース、κ−カラギナン及び必要量の
脂質、乳化剤、ビタミン、ミネラルを添加して混ぜ合わ
せ、均質機(ホモジナイザー)などを用いて均質化する
ことにより製造する。本発明に使用する食物繊維は、結
晶セルロースを使用する。結晶セルロースの添加濃度
は、0.1%以上が凝集物、沈殿物の分散力の点から好
ましく、1.0%以下が、粘度、風味、チューブ流動性
の調整上好ましい。
炭水化物などに加温した水を添加して混ぜ合わせ、この
溶液に、結晶セルロース、κ−カラギナン及び必要量の
脂質、乳化剤、ビタミン、ミネラルを添加して混ぜ合わ
せ、均質機(ホモジナイザー)などを用いて均質化する
ことにより製造する。本発明に使用する食物繊維は、結
晶セルロースを使用する。結晶セルロースの添加濃度
は、0.1%以上が凝集物、沈殿物の分散力の点から好
ましく、1.0%以下が、粘度、風味、チューブ流動性
の調整上好ましい。
【0010】本発明に使用する増粘多糖類は、ゲル化能
を有する増粘多糖類、特にκ-カラギナンを使用するこ
とが好ましい。カラギナンの添加濃度は、0.005%
以上が凝集物、沈殿物の分散力の点から好ましく、0.
5%以下が、粘度、チューブ流動性の調整上好ましい。
さらに、必要に応じて、リン酸塩、クエン酸塩などの塩
類、香料を添加することにより、安定性、さらには良好
な風味といった性質を満たすことができる。
を有する増粘多糖類、特にκ-カラギナンを使用するこ
とが好ましい。カラギナンの添加濃度は、0.005%
以上が凝集物、沈殿物の分散力の点から好ましく、0.
5%以下が、粘度、チューブ流動性の調整上好ましい。
さらに、必要に応じて、リン酸塩、クエン酸塩などの塩
類、香料を添加することにより、安定性、さらには良好
な風味といった性質を満たすことができる。
【0011】本発明に使用する蛋白質は、一般に食用と
して利用されている蛋白質を使用することができる。例
えば、カゼイン・カゼイネート、乳清蛋白質、乳蛋白濃
縮物などの乳蛋白質、畜産蛋白質、水産蛋白質などの動
物性蛋白質、大豆蛋白質、小麦蛋白質、えんどう蛋白
質、とうもろこし蛋白質などの植物性蛋白質などの蛋白
質またはその分解物などを単独または混合して使用でき
る。本発明に使用する脂質は、一般に食用として利用さ
れている脂質を使用することができる。例えば、オリー
ブ油・ごま油・米ぬか油・サフラワー油・大豆油・とも
ろこし油・なたね油・パーム油・パーム核油・ひまわり
油・綿実油・やし油・落花生油などの植物性油脂、魚油
などの動物性油脂、中性脂肪酸、高度不飽和脂肪酸など
の脂質を単独または混合して使用できる。
して利用されている蛋白質を使用することができる。例
えば、カゼイン・カゼイネート、乳清蛋白質、乳蛋白濃
縮物などの乳蛋白質、畜産蛋白質、水産蛋白質などの動
物性蛋白質、大豆蛋白質、小麦蛋白質、えんどう蛋白
質、とうもろこし蛋白質などの植物性蛋白質などの蛋白
質またはその分解物などを単独または混合して使用でき
る。本発明に使用する脂質は、一般に食用として利用さ
れている脂質を使用することができる。例えば、オリー
ブ油・ごま油・米ぬか油・サフラワー油・大豆油・とも
ろこし油・なたね油・パーム油・パーム核油・ひまわり
油・綿実油・やし油・落花生油などの植物性油脂、魚油
などの動物性油脂、中性脂肪酸、高度不飽和脂肪酸など
の脂質を単独または混合して使用できる。
【0012】本発明に使用する炭水化物は、一般に食用
として利用されている炭水化物を使用することができ
る。例えば、澱粉、デキストリン、オリゴ糖などの少糖
類、ラクトース・スクロースなどの二糖類、グルコース
・フルクトース・マルトースなどの単糖類などの炭水化
物を単独または混合して使用できる。しかし、浸透圧・
粘度・風味の調整上、特にデキストリンが好ましい。本
発明に使用するミネラルは、ナトリウム・カリウム・カ
ルシウム・マグネシウム・リン・鉄などを数種類以上組
み合わせて使用できる。また、亜鉛・銅・マンガン・セ
レン・ヨウ素・クロム・モリブデンなどの微量元素を合
わせて使用できる。
として利用されている炭水化物を使用することができ
る。例えば、澱粉、デキストリン、オリゴ糖などの少糖
類、ラクトース・スクロースなどの二糖類、グルコース
・フルクトース・マルトースなどの単糖類などの炭水化
物を単独または混合して使用できる。しかし、浸透圧・
粘度・風味の調整上、特にデキストリンが好ましい。本
発明に使用するミネラルは、ナトリウム・カリウム・カ
ルシウム・マグネシウム・リン・鉄などを数種類以上組
み合わせて使用できる。また、亜鉛・銅・マンガン・セ
レン・ヨウ素・クロム・モリブデンなどの微量元素を合
わせて使用できる。
【0013】本発明に使用するビタミンは、ビタミンA
・D・E・K・B1・B2・B6・B12・C、ナイア
シン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、コリンなどを数
種類以上組み合わせて使用できる。均質機としては、少
なくとも40MPaが得られる高圧均質機であれば使用
でき、たとえば、高圧均質機の市販品(インベンシス
システム株式会社)などが挙げられる。
・D・E・K・B1・B2・B6・B12・C、ナイア
シン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、コリンなどを数
種類以上組み合わせて使用できる。均質機としては、少
なくとも40MPaが得られる高圧均質機であれば使用
でき、たとえば、高圧均質機の市販品(インベンシス
システム株式会社)などが挙げられる。
【0014】本発明の濃厚流動食は、上記の栄養組成物
とこれを収納した容器からなり、栄養組成物が加熱滅菌
され、無菌充填されている。このため、保存・輸送が容
易であり、必要なときすぐに使用できるという利点があ
る。また、保存時において、たん白質の凝集・沈殿が形
成しない利点がある。本発明の濃厚流動食は、容器に収
納された状態にあるものも含まれ、その場合、当該流動
食をあらかじめ加熱滅菌した後に無菌的に容器に充填す
る方法(例えば、UHT滅菌法とアセプティック充填法
を併用する方法)また、当該流動食を容器に充填した
後、容器とともに加熱滅菌する方法(例えば、レトルト
殺菌)を採用できる。なお、UHT滅菌法では、間接過
熱方式および直接加熱方式のどちらでも使用できる。
とこれを収納した容器からなり、栄養組成物が加熱滅菌
され、無菌充填されている。このため、保存・輸送が容
易であり、必要なときすぐに使用できるという利点があ
る。また、保存時において、たん白質の凝集・沈殿が形
成しない利点がある。本発明の濃厚流動食は、容器に収
納された状態にあるものも含まれ、その場合、当該流動
食をあらかじめ加熱滅菌した後に無菌的に容器に充填す
る方法(例えば、UHT滅菌法とアセプティック充填法
を併用する方法)また、当該流動食を容器に充填した
後、容器とともに加熱滅菌する方法(例えば、レトルト
殺菌)を採用できる。なお、UHT滅菌法では、間接過
熱方式および直接加熱方式のどちらでも使用できる。
【0015】使用する容器としては、軟質合成樹脂(例
えば、可塑化塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
エチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−α−オレフィン共重合などのポリオレフィン、ポリ
フルオロカーボン、ポリイミドなど)により形成された
密閉型であり加熱滅菌可能な軟質容器が好適である。ま
た、紙にアルミ箔、更に合成樹脂(例えば、ポリエチレ
ン)をラミネートした素材により形成された容器なども
使用することができ、このラミネート容器は、アセプテ
ィック包装法に好適である。
えば、可塑化塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
エチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−α−オレフィン共重合などのポリオレフィン、ポリ
フルオロカーボン、ポリイミドなど)により形成された
密閉型であり加熱滅菌可能な軟質容器が好適である。ま
た、紙にアルミ箔、更に合成樹脂(例えば、ポリエチレ
ン)をラミネートした素材により形成された容器なども
使用することができ、このラミネート容器は、アセプテ
ィック包装法に好適である。
【0016】加熱滅菌する場合、レトルト殺菌において
は110〜120℃、10〜30分程度の加熱処理が好
適である。UHT滅菌においては間接加熱方式および直
接加熱方式のどちらでもよく、130〜150℃、2〜
60秒程度の加熱処理が好適である。
は110〜120℃、10〜30分程度の加熱処理が好
適である。UHT滅菌においては間接加熱方式および直
接加熱方式のどちらでもよく、130〜150℃、2〜
60秒程度の加熱処理が好適である。
【0017】
【試験例】比較例、実施例を示し本発明を詳述する。
【比較例1】濃厚流動食の配合組成は表1、その栄養成
分値は表2に示すとおりである。カゼインナトリウム
(株式会社 日本エヌ・ゼット・エム・ピー)とカゼイ
ンカルシウム(株式会社 日本エヌ・ゼット・エム・ピ
ー)とデキストリン(参松工業株式会社)を加温した水
(60℃)6000mlに加え、ホモミキサー(特殊機
化工業株式会社)で溶解、分散した。別の容器にて大豆
油と乳化剤を加熱溶解し、上述の溶液に添加した。さら
にミネラル、ビタミンを添加し、水(60℃)を添加し
て総量を10000mlとした。この溶液をホモジナイ
ザー(インベンシス システム株式会社) 30MPa
の圧力で均質化し、200ml容アルミパウチに200
ml充填し、レトルト殺菌(121℃、20分)を行
い、比較例1の試料を得た。
分値は表2に示すとおりである。カゼインナトリウム
(株式会社 日本エヌ・ゼット・エム・ピー)とカゼイ
ンカルシウム(株式会社 日本エヌ・ゼット・エム・ピ
ー)とデキストリン(参松工業株式会社)を加温した水
(60℃)6000mlに加え、ホモミキサー(特殊機
化工業株式会社)で溶解、分散した。別の容器にて大豆
油と乳化剤を加熱溶解し、上述の溶液に添加した。さら
にミネラル、ビタミンを添加し、水(60℃)を添加し
て総量を10000mlとした。この溶液をホモジナイ
ザー(インベンシス システム株式会社) 30MPa
の圧力で均質化し、200ml容アルミパウチに200
ml充填し、レトルト殺菌(121℃、20分)を行
い、比較例1の試料を得た。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【比較例2】カゼインナトリウム(株式会社 日本エヌ
・ゼット・エム・ピー)とカゼインカルシウム(株式会
社 日本エヌ・ゼット・エム・ピー)とデキストリン
(参松工業株式会社)を加温した水(60℃)6000
mlに加え、ホモミキサー(特殊機化工業株式会社)で
溶解、分散した。別の容器にて大豆油と乳化剤を加熱溶
解し、上述の溶液に添加した。さらにミネラル、ビタミ
ン、結晶セルロース(旭化成株式会社)20gを添加
し、水(60℃)を添加して総量を10000mlとし
た。これ以後は、比較例1と同じ方法で製造を行い比較
例2の試料を得た。
・ゼット・エム・ピー)とカゼインカルシウム(株式会
社 日本エヌ・ゼット・エム・ピー)とデキストリン
(参松工業株式会社)を加温した水(60℃)6000
mlに加え、ホモミキサー(特殊機化工業株式会社)で
溶解、分散した。別の容器にて大豆油と乳化剤を加熱溶
解し、上述の溶液に添加した。さらにミネラル、ビタミ
ン、結晶セルロース(旭化成株式会社)20gを添加
し、水(60℃)を添加して総量を10000mlとし
た。これ以後は、比較例1と同じ方法で製造を行い比較
例2の試料を得た。
【0021】
【比較例3】カゼインナトリウム(株式会社 日本エヌ
・ゼット・エム・ピー)とカゼインカルシウム(株式会
社 日本エヌ・ゼット・エム・ピー)とデキストリン
(参松工業株式会社)を加温した水(60℃)6000
mlに加え、ホモミキサー(特殊機化工業株式会社)で
溶解、分散した。別の容器にて大豆油と乳化剤を加熱溶
解し、上述の溶液に添加した。さらに別の容器にてκー
カラギナン(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社)1.0
gを水(60℃)で溶解し、上述の溶液に添加した。そ
してミネラル、ビタミン、結晶セルロース(旭化成株式
会社)20gを添加し、水(60℃)を添加して総量を
10000mlとした。これ以後は、比較例1と同じ方
法で製造を行い比較例3の試料を得た。
・ゼット・エム・ピー)とカゼインカルシウム(株式会
社 日本エヌ・ゼット・エム・ピー)とデキストリン
(参松工業株式会社)を加温した水(60℃)6000
mlに加え、ホモミキサー(特殊機化工業株式会社)で
溶解、分散した。別の容器にて大豆油と乳化剤を加熱溶
解し、上述の溶液に添加した。さらに別の容器にてκー
カラギナン(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社)1.0
gを水(60℃)で溶解し、上述の溶液に添加した。そ
してミネラル、ビタミン、結晶セルロース(旭化成株式
会社)20gを添加し、水(60℃)を添加して総量を
10000mlとした。これ以後は、比較例1と同じ方
法で製造を行い比較例3の試料を得た。
【0022】
【比較例4】比較例3のκ-カラギナンをι-カラギナン
(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社)3.0gに変更し
た以外は、比較例3と同じ方法で製造を行い比較例4の
試料を得た。
(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社)3.0gに変更し
た以外は、比較例3と同じ方法で製造を行い比較例4の
試料を得た。
【0023】
【実施例1】比較例3の均質化圧力を70MPaにし、
それ以外は比較例3と同じ方法で製造を行い実施例1の
試料を得た。
それ以外は比較例3と同じ方法で製造を行い実施例1の
試料を得た。
【0024】
【評価方法】各試料を25℃で3ヶ月保存し、開封後、
凝集物、沈殿の有無を目視にて確認した。結果を表1に
示す。
凝集物、沈殿の有無を目視にて確認した。結果を表1に
示す。
【0025】
【表3】
【0026】上表3のように、結晶セルロースとι−カ
ラギナンは、蛋白質の凝集沈殿に対する抑制効果がある
が十分ではない。結晶セルロースとκ−カラギナンを併
用するとその抑制効果は向上するが、カラギナンのゲル
化物が形成される。そして、カラギナンのゲル化物は均
質化圧力を30MPaから70MPaにすることで形成
されない、という結果を得た。
ラギナンは、蛋白質の凝集沈殿に対する抑制効果がある
が十分ではない。結晶セルロースとκ−カラギナンを併
用するとその抑制効果は向上するが、カラギナンのゲル
化物が形成される。そして、カラギナンのゲル化物は均
質化圧力を30MPaから70MPaにすることで形成
されない、という結果を得た。
【0027】
【比較例5】カゼインナトリウム(株式会社 日本エヌ
・ゼット・エム・ピー)37.5kgとカゼインカルシ
ウム(株式会社 日本エヌ・ゼット・エム・ピー)3
5.0kgとデキストリン(参松工業株式会社)20
7.5kgを加温した水(60℃)600Lに加え、プ
ロペラ型攪拌機で溶解、分散した。別の容器にて大豆油
52.0kgと乳化剤7.5kgを加熱溶解し、上述の
溶液に添加した。さらに別の容器にてκ−カラギナン
(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社)0.1kgを水
(60℃)で溶解し、上述の溶液に添加した。クエン酸
三ナトリウム2.8kg、塩化K1.5kg、リン酸三
Ca1.0kg、塩化Mg1.5kg、クエン酸鉄アン
モニウム0.1kg、結晶セルロース2.0kg、ビタ
ミンミックス0.4kgを添加し、この溶液をホモジナ
イザー(インベンシス システム株式会社)30MPa
で均質化し、香料1.0kgを添加し、水(60℃)を
添加して総量を1000Lとした。
・ゼット・エム・ピー)37.5kgとカゼインカルシ
ウム(株式会社 日本エヌ・ゼット・エム・ピー)3
5.0kgとデキストリン(参松工業株式会社)20
7.5kgを加温した水(60℃)600Lに加え、プ
ロペラ型攪拌機で溶解、分散した。別の容器にて大豆油
52.0kgと乳化剤7.5kgを加熱溶解し、上述の
溶液に添加した。さらに別の容器にてκ−カラギナン
(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社)0.1kgを水
(60℃)で溶解し、上述の溶液に添加した。クエン酸
三ナトリウム2.8kg、塩化K1.5kg、リン酸三
Ca1.0kg、塩化Mg1.5kg、クエン酸鉄アン
モニウム0.1kg、結晶セルロース2.0kg、ビタ
ミンミックス0.4kgを添加し、この溶液をホモジナ
イザー(インベンシス システム株式会社)30MPa
で均質化し、香料1.0kgを添加し、水(60℃)を
添加して総量を1000Lとした。
【0028】次に、UHT殺菌(150℃、2秒)処理
した後、ホモジナイザー(インベンシス システム株式
会社)20MPaで均質化した。均質化後、プレートク
ーラーで冷却し、外層より紙、アルミ箔、ポリエチレン
のラミネート材で形成された容器内に、Tetra B
rik Aseptic(日本テトラパック株式会社)
を用いて、500g充填して、実施例1の試料を得た。
した後、ホモジナイザー(インベンシス システム株式
会社)20MPaで均質化した。均質化後、プレートク
ーラーで冷却し、外層より紙、アルミ箔、ポリエチレン
のラミネート材で形成された容器内に、Tetra B
rik Aseptic(日本テトラパック株式会社)
を用いて、500g充填して、実施例1の試料を得た。
【0029】
【実施例2】比較例5の30MPaの均質化圧力を70
MPaに変更し、それ以外は比較例5と同じ方法で製造
し実施例2の試料を得た。各試料を25℃で3ヶ月保存
し、凝集、沈殿物の評価、粘度測定、チューブ流動性試
験を行った。粘度測定は、毛細管式粘度計(20℃)に
て粘度を測定した。比較例5には、ゲル化物が形成され
たため、濃厚流動食を攪拌しゲル化物を崩壊せしめてか
ら測定を行った。
MPaに変更し、それ以外は比較例5と同じ方法で製造
し実施例2の試料を得た。各試料を25℃で3ヶ月保存
し、凝集、沈殿物の評価、粘度測定、チューブ流動性試
験を行った。粘度測定は、毛細管式粘度計(20℃)に
て粘度を測定した。比較例5には、ゲル化物が形成され
たため、濃厚流動食を攪拌しゲル化物を崩壊せしめてか
ら測定を行った。
【0030】チューブ流動性試験は、イルリガードル
(株式会社ジェイ・エム・エス)とカテーテル(内径
2.5mm、富士システムズ株式会社)を接続し、試料
250mlを落差120cm、温度25℃、初速約2m
l/分 通液するように調整し、試験開始時から60分
間の通過液総量を測定した。結果を表2に示す。
(株式会社ジェイ・エム・エス)とカテーテル(内径
2.5mm、富士システムズ株式会社)を接続し、試料
250mlを落差120cm、温度25℃、初速約2m
l/分 通液するように調整し、試験開始時から60分
間の通過液総量を測定した。結果を表2に示す。
【0031】
【表4】
※比較例5は、チューブ流動性試験において試験開始6
0分後に、目詰まりが発生した。
0分後に、目詰まりが発生した。
【0032】上表4のように、結晶セルロースとκ−カ
ラギナンの添加により、蛋白質の凝集沈殿物は防止でき
たが、ゲル化したカラギナンが形成され、粘度が増加
し、チューブ流動性が劣化した。均質化圧力を30MP
aから70MPaにすることにより、蛋白質の凝集沈殿
物及びゲル化物の形成を防止する結果を得た。
ラギナンの添加により、蛋白質の凝集沈殿物は防止でき
たが、ゲル化したカラギナンが形成され、粘度が増加
し、チューブ流動性が劣化した。均質化圧力を30MP
aから70MPaにすることにより、蛋白質の凝集沈殿
物及びゲル化物の形成を防止する結果を得た。
【0033】
【発明の効果】本発明により期待できる効果は次のとお
りである。蛋白質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミ
ン、食物繊維、増粘多糖類を含み、カロリー値が1.5
kcal/mL以上、蛋白質が6.0g/100mL以上
である濃厚流動食において、滅菌等を目的とした加熱処
理後及び長期保存において理化学的性質が安定してお
り、蛋白質の凝集沈殿物やκ−カラギナンのゲル化物を
有せず、良好な風味、良好なチューブ流動性を有する濃
厚流動食を製造することができる。
りである。蛋白質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミ
ン、食物繊維、増粘多糖類を含み、カロリー値が1.5
kcal/mL以上、蛋白質が6.0g/100mL以上
である濃厚流動食において、滅菌等を目的とした加熱処
理後及び長期保存において理化学的性質が安定してお
り、蛋白質の凝集沈殿物やκ−カラギナンのゲル化物を
有せず、良好な風味、良好なチューブ流動性を有する濃
厚流動食を製造することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
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(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61P 3/02 A61P 3/02
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも食物繊維および増粘多糖類を
含み、均質化されていることを特徴とする濃厚流動食。 - 【請求項2】 食物繊維が、結晶セルロース、ヘミセル
ロース、大豆由来セルロースから選ばれた1種あるいは
2種以上である請求項1に記載の濃厚流動食。 - 【請求項3】 増粘多糖類が、グアーガム、キサンタン
ガム、ローカストビーンガム、κ−カラギナン、海藻由
来抽出物、ゼラチン、アラビアガム、寒天、ジェランガ
ム、ペクチンから選ばれた1種あるいは2種以上である
請求項1あるいは請求項2に記載の濃厚流動食。 - 【請求項4】 カロリー値が1.5kcal/mL以
上である請求項1〜3の濃厚流動食。 - 【請求項5】 蛋白質が6.0g/100mL以上で
ある請求項1〜4の濃厚流動食。 - 【請求項6】 少なくとも下記(a)および(b)の
工程を含む製造法により製造された濃厚流動食。 (a)少なくとも食物繊維および増粘多糖類を含む液を
調製する工程。 (b)少なくとも食物繊維および増粘多糖類を含む液に
40〜100MPaの圧力を加えることにより均質化す
る工程。 - 【請求項7】 容器に収納され、加圧加熱殺菌される
か又は加熱滅菌し無菌充填されている請求項1〜6に記
載の濃厚流動食。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002100528A JP2003289830A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 濃厚流動食及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002100528A JP2003289830A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 濃厚流動食及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003289830A true JP2003289830A (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=29241406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002100528A Withdrawn JP2003289830A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 濃厚流動食及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003289830A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005056022A1 (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-23 | Taiyo Kagaku Co., Ltd. | 腸疾患改善用組成物 |
WO2008105340A1 (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-04 | Meiji Dairies Corporation | 液状栄養食品及びその製造方法 |
JP2009153441A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Sanei Gen Ffi Inc | タンパク質含有液状食品の経管投与用増粘剤 |
JP2009261361A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Sanei Gen Ffi Inc | 植物性タンパク質含有濃厚流動食 |
WO2012086593A1 (ja) * | 2010-12-22 | 2012-06-28 | 株式会社明治 | 粘性を有する栄養組成物 |
WO2012157571A1 (ja) * | 2011-05-13 | 2012-11-22 | 株式会社明治 | 粘性を有する栄養組成物 |
JP5402921B2 (ja) * | 2008-03-19 | 2014-01-29 | 不二製油株式会社 | 大豆蛋白質含有濃厚流動食 |
-
2002
- 2002-04-02 JP JP2002100528A patent/JP2003289830A/ja not_active Withdrawn
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JP2015091257A (ja) * | 2007-02-26 | 2015-05-14 | 株式会社明治 | 液状栄養食品の製造方法 |
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CN103260604A (zh) * | 2010-12-22 | 2013-08-21 | 株式会社明治 | 具有粘性的营养组合物 |
JPWO2012086593A1 (ja) * | 2010-12-22 | 2014-05-22 | 株式会社明治 | 粘性を有する栄養組成物 |
WO2012157571A1 (ja) * | 2011-05-13 | 2012-11-22 | 株式会社明治 | 粘性を有する栄養組成物 |
JPWO2012157571A1 (ja) * | 2011-05-13 | 2014-07-31 | 株式会社明治 | 粘性を有する栄養組成物 |
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JP2017038602A (ja) * | 2011-05-13 | 2017-02-23 | 株式会社明治 | 粘性を有する栄養組成物 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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