JP2003287973A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2003287973A JP2003287973A JP2002090789A JP2002090789A JP2003287973A JP 2003287973 A JP2003287973 A JP 2003287973A JP 2002090789 A JP2002090789 A JP 2002090789A JP 2002090789 A JP2002090789 A JP 2002090789A JP 2003287973 A JP2003287973 A JP 2003287973A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- cover
- image forming
- link
- pressure roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 22
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定着手段に詰まった記録材を容易に取り除く
ことができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 加圧ローラ62の軸線方向と平行な装置
の面に開閉可能なカバー80を設け、カバー80と加圧
ローラ62との間に、カバー80を開いた際に付勢手段
66の付勢力に抗して加圧ローラ62をヒートローラ6
1から離間させる離間機構70を設けた。離間機構70
は、カム72aを有しており、このカム72aの回動に
基づいて加圧ローラ62が離間させられる。離間機構の
一対のリンク71,72は連結解除可能に構成されてい
る。
ことができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 加圧ローラ62の軸線方向と平行な装置
の面に開閉可能なカバー80を設け、カバー80と加圧
ローラ62との間に、カバー80を開いた際に付勢手段
66の付勢力に抗して加圧ローラ62をヒートローラ6
1から離間させる離間機構70を設けた。離間機構70
は、カム72aを有しており、このカム72aの回動に
基づいて加圧ローラ62が離間させられる。離間機構の
一対のリンク71,72は連結解除可能に構成されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術を用
いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機
等の画像形成装置に関する。特に、その定着手段ないし
紙詰まり対策に関するものである。
いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機
等の画像形成装置に関する。特に、その定着手段ないし
紙詰まり対策に関するものである。
【従来の技術】一般に、電子写真技術を用いた画像形成
装置は、外周面に感光層を有する感光体と、この感光体
の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段
により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して
静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形
成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視
像(トナー像)とする現像手段と、この現像手段により
現像されたトナー像を転写対象である用紙等の記録材に
転写させる転写手段と、記録材に転写されたトナー像を
記録材に定着させる定着手段とを有している。定着手段
としては、ヒートローラと、このヒートローラに対し付
勢手段で付勢されて押圧された加圧ローラとを有し、こ
れら両ローラの圧接部に上記記録材を通すことでトナー
像を記録材に溶融定着させる定着手段が知られている。
装置は、外周面に感光層を有する感光体と、この感光体
の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段
により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して
静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形
成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視
像(トナー像)とする現像手段と、この現像手段により
現像されたトナー像を転写対象である用紙等の記録材に
転写させる転写手段と、記録材に転写されたトナー像を
記録材に定着させる定着手段とを有している。定着手段
としては、ヒートローラと、このヒートローラに対し付
勢手段で付勢されて押圧された加圧ローラとを有し、こ
れら両ローラの圧接部に上記記録材を通すことでトナー
像を記録材に溶融定着させる定着手段が知られている。
【0002】このような画像形成装置では、その定着手
段の部位において、紙詰まりが生じることがある。そこ
で、従来の装置では、詰まった紙(記録材)をユーザー
が除去することができるように、定着手段近くの装置ケ
ースに開閉可能なカバーを設けるとともに、このカバー
を開けた際に露出するレバーを回動操作することで上記
加圧ローラのヒートローラに対する押圧を解除して記録
材を取り出しやすくする、あるいは、加圧ローラの端部
にノブを設け、このノブを回すことで詰まった記録材を
送り出す、という手段がとられていた。
段の部位において、紙詰まりが生じることがある。そこ
で、従来の装置では、詰まった紙(記録材)をユーザー
が除去することができるように、定着手段近くの装置ケ
ースに開閉可能なカバーを設けるとともに、このカバー
を開けた際に露出するレバーを回動操作することで上記
加圧ローラのヒートローラに対する押圧を解除して記録
材を取り出しやすくする、あるいは、加圧ローラの端部
にノブを設け、このノブを回すことで詰まった記録材を
送り出す、という手段がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像形
成装置では、定着手段に記録材が詰まった場合、ユーザ
ーは、先ずカバーを開け、次いで、上記レバーあるいは
ノブを回動操作する必要があり、その操作が煩雑である
という難点があった。特に近年では、画像形成スピード
を上げるために、ヒートローラに対する加圧ローラの加
圧力(付勢手段による付勢力)を増大させる傾向にあ
る。加圧力を増大させると熱伝達効率が向上して定着ス
ピードが向上するからである。また、複数色のトナー像
を記録材に定着させるカラー画像形成装置では、複数色
のトナー像を記録材に同時に定着させる必要があるから
(したがってモノクロの場合に比べて多量のトナーを記
録材に定着させる必要があるから)、やはり加圧ローラ
の加圧力を増大させる傾向にある。このため、上記レバ
ーあるいはノブの回動操作が大変になってきている。
成装置では、定着手段に記録材が詰まった場合、ユーザ
ーは、先ずカバーを開け、次いで、上記レバーあるいは
ノブを回動操作する必要があり、その操作が煩雑である
という難点があった。特に近年では、画像形成スピード
を上げるために、ヒートローラに対する加圧ローラの加
圧力(付勢手段による付勢力)を増大させる傾向にあ
る。加圧力を増大させると熱伝達効率が向上して定着ス
ピードが向上するからである。また、複数色のトナー像
を記録材に定着させるカラー画像形成装置では、複数色
のトナー像を記録材に同時に定着させる必要があるから
(したがってモノクロの場合に比べて多量のトナーを記
録材に定着させる必要があるから)、やはり加圧ローラ
の加圧力を増大させる傾向にある。このため、上記レバ
ーあるいはノブの回動操作が大変になってきている。
【0004】この発明の目的は、以上のような問題を解
決し、定着手段に詰まった記録材を容易に取り除くこと
ができる画像形成装置を提供することにある。
決し、定着手段に詰まった記録材を容易に取り除くこと
ができる画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の画像形成装置は、ヒートローラと、こ
のヒートローラに対し付勢手段で付勢されて押圧される
加圧ローラとを有する定着手段を備えた画像形成装置に
おいて、前記加圧ローラの軸線方向と平行な装置の面に
開閉可能なカバーを設けるとともに、このカバーと前記
加圧ローラとの間に、カバーを開いた際に前記付勢力に
抗して加圧ローラをヒートローラから離間させる離間機
構を設けたことを特徴とする。請求項2記載の画像形成
装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記離
間機構は、カムを有しており、このカムの回動に基づい
て前記加圧ローラが離間させられることを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1または2記載
の画像形成装置において、前記離間機構は、少なくとも
その一部にトグル機構を有していることを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置は、請求項1,2,または
3記載の画像形成装置において、前記離間機構の少なく
とも一対のリンクが連結解除可能に構成されていること
を特徴とする。
に請求項1記載の画像形成装置は、ヒートローラと、こ
のヒートローラに対し付勢手段で付勢されて押圧される
加圧ローラとを有する定着手段を備えた画像形成装置に
おいて、前記加圧ローラの軸線方向と平行な装置の面に
開閉可能なカバーを設けるとともに、このカバーと前記
加圧ローラとの間に、カバーを開いた際に前記付勢力に
抗して加圧ローラをヒートローラから離間させる離間機
構を設けたことを特徴とする。請求項2記載の画像形成
装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記離
間機構は、カムを有しており、このカムの回動に基づい
て前記加圧ローラが離間させられることを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1または2記載
の画像形成装置において、前記離間機構は、少なくとも
その一部にトグル機構を有していることを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置は、請求項1,2,または
3記載の画像形成装置において、前記離間機構の少なく
とも一対のリンクが連結解除可能に構成されていること
を特徴とする。
【0006】
【作用効果】請求項1記載の画像形成装置は、ヒートロ
ーラと、このヒートローラに対し付勢手段で付勢されて
押圧される加圧ローラとを有する定着手段を備えた画像
形成装置において、前記加圧ローラの軸線方向と平行な
装置の面に開閉可能なカバーを設けるとともに、このカ
バーと前記加圧ローラとの間に、カバーを開いた際に前
記付勢力に抗して加圧ローラをヒートローラから離間さ
せる離間機構を設けてるので、この画像形成装置によれ
ば、カバーを開くことによって、離間機構が作動し、加
圧ローラがヒートローラから離間することとなる。した
がって、定着手段に記録材が詰まった場合、ユーザー
は、カバーを開けるだけで容易に記録材を取り出すこと
ができる。また、カバーは、加圧ローラの軸線方向と平
行な装置の面に開閉可能に設けてあるので、上記離間機
構を構成しやすい。請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、請求項1記載の画像形成装置において、前記離間機
構は、カムを有しており、このカムの回動に基づいて前
記加圧ローラが離間させられるので、小さな力でカバー
を開けるだけで加圧ローラをヒートローラから離間させ
ることが可能となる。したがって、カバーの強度を必要
以上に上げる必要がなくなる。請求項3記載の画像形成
装置によれば、請求項1または2記載の画像形成装置に
おいて、前記離間機構は、少なくともその一部にトグル
機構を有しているので、小さな力でカバーを開けるだけ
で加圧ローラをヒートローラから離間させることが可能
となる。したがって、カバーの強度を必要以上に上げる
必要がなくなる。請求項4記載の画像形成装置によれ
ば、請求項1,2,または3記載の画像形成装置におい
て、前記離間機構の少なくとも一対のリンクが連結解除
可能に構成されているので、定着手段(例えば定着ユニ
ット)を装置本体に対して着脱可能に構成した場合、上
記一対のリンクの連結状態を解除することによって、定
着手段を装置本体に対して容易に着脱することができる
ようになる。
ーラと、このヒートローラに対し付勢手段で付勢されて
押圧される加圧ローラとを有する定着手段を備えた画像
形成装置において、前記加圧ローラの軸線方向と平行な
装置の面に開閉可能なカバーを設けるとともに、このカ
バーと前記加圧ローラとの間に、カバーを開いた際に前
記付勢力に抗して加圧ローラをヒートローラから離間さ
せる離間機構を設けてるので、この画像形成装置によれ
ば、カバーを開くことによって、離間機構が作動し、加
圧ローラがヒートローラから離間することとなる。した
がって、定着手段に記録材が詰まった場合、ユーザー
は、カバーを開けるだけで容易に記録材を取り出すこと
ができる。また、カバーは、加圧ローラの軸線方向と平
行な装置の面に開閉可能に設けてあるので、上記離間機
構を構成しやすい。請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、請求項1記載の画像形成装置において、前記離間機
構は、カムを有しており、このカムの回動に基づいて前
記加圧ローラが離間させられるので、小さな力でカバー
を開けるだけで加圧ローラをヒートローラから離間させ
ることが可能となる。したがって、カバーの強度を必要
以上に上げる必要がなくなる。請求項3記載の画像形成
装置によれば、請求項1または2記載の画像形成装置に
おいて、前記離間機構は、少なくともその一部にトグル
機構を有しているので、小さな力でカバーを開けるだけ
で加圧ローラをヒートローラから離間させることが可能
となる。したがって、カバーの強度を必要以上に上げる
必要がなくなる。請求項4記載の画像形成装置によれ
ば、請求項1,2,または3記載の画像形成装置におい
て、前記離間機構の少なくとも一対のリンクが連結解除
可能に構成されているので、定着手段(例えば定着ユニ
ット)を装置本体に対して着脱可能に構成した場合、上
記一対のリンクの連結状態を解除することによって、定
着手段を装置本体に対して容易に着脱することができる
ようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る画像形
成装置の一実施の形態の内部構造を示す側面図である。
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る画像形
成装置の一実施の形態の内部構造を示す側面図である。
【0008】この画像形成装置は、用紙(記録材)の両
面にフルカラー画像を形成することのできる装置であ
り、ケース10と、このケース10内にぞれ着脱可能に
収容された、像担持体ユニット20と、露光手段として
の露光ユニット30と、現像手段としての現像装置40
と、中間転写体ユニット50と、定着手段としての定着
ユニット60とを備えている。
面にフルカラー画像を形成することのできる装置であ
り、ケース10と、このケース10内にぞれ着脱可能に
収容された、像担持体ユニット20と、露光手段として
の露光ユニット30と、現像手段としての現像装置40
と、中間転写体ユニット50と、定着手段としての定着
ユニット60とを備えている。
【0009】ケース10内には装置本体の図示しないフ
レームが設けられており、このフレームに各ユニット等
が取り付けられている。
レームが設けられており、このフレームに各ユニット等
が取り付けられている。
【0010】像担持体ユニット20は、外周面に感光層
を有する感光体(像担持体)21と、この感光体21の
外周面を一様に帯電させる帯電手段としてのコロナ放電
帯電器22とを有しており、この帯電器22により一様
に帯電させられた感光体21の外周面を露光ユニット3
0からのレーザー光Lで選択的に露光して静電潜像を形
成し、この静電潜像に現像装置40で現像剤であるトナ
ーを付与して可視像(トナー像)とし、このトナー像を
中間転写体ユニット50の中間転写体(中間転写ベル
ト)51に一次転写部T1で一次転写し、さらに、二次
転写部T2で、転写対象である用紙に二次転写させるよ
うになっている。
を有する感光体(像担持体)21と、この感光体21の
外周面を一様に帯電させる帯電手段としてのコロナ放電
帯電器22とを有しており、この帯電器22により一様
に帯電させられた感光体21の外周面を露光ユニット3
0からのレーザー光Lで選択的に露光して静電潜像を形
成し、この静電潜像に現像装置40で現像剤であるトナ
ーを付与して可視像(トナー像)とし、このトナー像を
中間転写体ユニット50の中間転写体(中間転写ベル
ト)51に一次転写部T1で一次転写し、さらに、二次
転写部T2で、転写対象である用紙に二次転写させるよ
うになっている。
【0011】ケース10内には、上記二次転写部T2に
より片面に画像が形成された用紙をケース10上面の用
紙排出部(排紙トレイ部)15に向けて搬送する搬送路
16と、この搬送路16により用紙排出部15に向けて
搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を
形成すべく前記二次転写部T2に向けて返送する返送路
17とが設けられている。ケース10の下部には、複数
枚の用紙を積層保持する給紙トレイ18と、その用紙を
一枚ずつ上記二次転写部T2に向けて給送する給紙ロー
ラ19とが設けられている。
より片面に画像が形成された用紙をケース10上面の用
紙排出部(排紙トレイ部)15に向けて搬送する搬送路
16と、この搬送路16により用紙排出部15に向けて
搬送された用紙をスイッチバックさせて他面にも画像を
形成すべく前記二次転写部T2に向けて返送する返送路
17とが設けられている。ケース10の下部には、複数
枚の用紙を積層保持する給紙トレイ18と、その用紙を
一枚ずつ上記二次転写部T2に向けて給送する給紙ロー
ラ19とが設けられている。
【0012】現像装置40はロータリ現像装置であり、
回転体本体41に対して、複数の現像器カートリッジが
着脱可能に装着されている。この実施の形態では、イエ
ロー用の現像器カートリッジ42Yと、マゼンタ用の現
像器カートリッジ42Mと、シアン用の現像器カートリ
ッジ42Cと、ブラック用の現像器カートリッジ42K
とが設けられていて(図ではイエロー用の現像器カート
リッジ42Yのみを直接描いてある)、回転体本体41
が矢印方向に90°ピッチで回転することによっ
て、感光体21に現像ローラ43を選択的に当接させ、
感光体21の表面を選択的に現像することが可能となっ
ている。
回転体本体41に対して、複数の現像器カートリッジが
着脱可能に装着されている。この実施の形態では、イエ
ロー用の現像器カートリッジ42Yと、マゼンタ用の現
像器カートリッジ42Mと、シアン用の現像器カートリ
ッジ42Cと、ブラック用の現像器カートリッジ42K
とが設けられていて(図ではイエロー用の現像器カート
リッジ42Yのみを直接描いてある)、回転体本体41
が矢印方向に90°ピッチで回転することによっ
て、感光体21に現像ローラ43を選択的に当接させ、
感光体21の表面を選択的に現像することが可能となっ
ている。
【0013】露光ユニット30は、板ガラス等で構成さ
れた露光窓31から上記レーザー光Lを感光体21に向
けて照射するようになっている。
れた露光窓31から上記レーザー光Lを感光体21に向
けて照射するようになっている。
【0014】中間転写体ユニット50は、図示しないユ
ニットフレームと、このフレームで回転可能に支持され
た駆動ローラ54,従動ローラ55,一次転写ローラ5
6、一次転写部T1でのベルト51の状態を安定させる
ためのガイドローラ57,およびテンションローラ58
と、これらローラに掛け回されて張架された前記中間転
写ベルト51とを備えており、ベルト51が図示矢印方
向に循環駆動される。感光体21と一次転写ローラ56
との間において前記一次転写部T1が形成されており、
駆動ローラ54と本体側に設けられた二次転写ローラ1
0bとの圧接部において前記二次転写部T2が形成され
る。二次転写ローラ10bは、前記駆動ローラ54に対
して(したがって中間転写ベルト51に対して)接離可
能であり、接触した際に二次転写部T2が形成される。
したがって、カラー画像を形成する際には、二次転写ロ
ーラ10bが中間転写ベルト51から離間している状態
で中間転写ベルト51上において複数色のトナー像が重
ね合わされてカラー画像が形成され、その後、二次転写
ローラ10bが中間転写ベルト51に当接し、その当接
部(二次転写部T2)に用紙が供給されることによって
用紙上にトナー画像が転写されることとなる。トナー像
が転写された用紙は、定着ユニット60の加熱ローラ対
61,62(後述するヒートローラ61と加圧ローラ6
2との圧接部)を通ることでトナー像が定着され、上記
排紙トレイ部15に向けて排出される。
ニットフレームと、このフレームで回転可能に支持され
た駆動ローラ54,従動ローラ55,一次転写ローラ5
6、一次転写部T1でのベルト51の状態を安定させる
ためのガイドローラ57,およびテンションローラ58
と、これらローラに掛け回されて張架された前記中間転
写ベルト51とを備えており、ベルト51が図示矢印方
向に循環駆動される。感光体21と一次転写ローラ56
との間において前記一次転写部T1が形成されており、
駆動ローラ54と本体側に設けられた二次転写ローラ1
0bとの圧接部において前記二次転写部T2が形成され
る。二次転写ローラ10bは、前記駆動ローラ54に対
して(したがって中間転写ベルト51に対して)接離可
能であり、接触した際に二次転写部T2が形成される。
したがって、カラー画像を形成する際には、二次転写ロ
ーラ10bが中間転写ベルト51から離間している状態
で中間転写ベルト51上において複数色のトナー像が重
ね合わされてカラー画像が形成され、その後、二次転写
ローラ10bが中間転写ベルト51に当接し、その当接
部(二次転写部T2)に用紙が供給されることによって
用紙上にトナー画像が転写されることとなる。トナー像
が転写された用紙は、定着ユニット60の加熱ローラ対
61,62(後述するヒートローラ61と加圧ローラ6
2との圧接部)を通ることでトナー像が定着され、上記
排紙トレイ部15に向けて排出される。
【0015】装置ケース10の前面(前記加圧ローラ6
2の軸線方向(図1の紙面と直交方向)と平行な装置の
面)には、開閉可能な前面カバー80が設けてある。前
面カバー80は、軸81,81(一方のみ図示)によっ
て装置本体に回動可能に取り付けられている。
2の軸線方向(図1の紙面と直交方向)と平行な装置の
面)には、開閉可能な前面カバー80が設けてある。前
面カバー80は、軸81,81(一方のみ図示)によっ
て装置本体に回動可能に取り付けられている。
【0016】図2は、定着ユニット60と、前面カバー
80と、離間機構70とを示す概略的な側面図、図3は
定着ユニット60を示す斜視図、図4は定着ユニット6
0の分解斜視図である。これらの図に示すように、定着
ユニット60は左右の一対のユニットフレーム63,6
3と、このフレーム63,63に軸受け部材61a、6
1a(図4参照)を介して回転可能に支持されたヒート
ローラ61と、前記フレーム63,63に対して軸受け
部材62a、62a(図4参照)および加圧レバー6
4,64を介して回転可能かつ回動可能に支持された加
圧ローラ62と、定着器カバー65とを有している。
80と、離間機構70とを示す概略的な側面図、図3は
定着ユニット60を示す斜視図、図4は定着ユニット6
0の分解斜視図である。これらの図に示すように、定着
ユニット60は左右の一対のユニットフレーム63,6
3と、このフレーム63,63に軸受け部材61a、6
1a(図4参照)を介して回転可能に支持されたヒート
ローラ61と、前記フレーム63,63に対して軸受け
部材62a、62a(図4参照)および加圧レバー6
4,64を介して回転可能かつ回動可能に支持された加
圧ローラ62と、定着器カバー65とを有している。
【0017】図3,図4に示すように、ヒートローラ6
1は、その軸受け部材61aを介し、フレーム63の支
持穴63aで支持されている。加圧ローラ62は、その
軸受け部材62aが加圧レバー64の把持部64aで把
持されている。加圧レバー64,64は、上記把持部6
4aで加圧ローラ62の両端を把持した状態で、フレー
ム63に設けられた軸63bにより回動可能に支持され
ている。図2に示すように、フレーム63と加圧レバー
64との間には、付勢手段である引っ張りバネ66(図
4参照)が設けられている。この引っ張りバネ66の張
力によって、加圧レバー64は図2において軸63b回
りに時計方向へ付勢されており、この付勢力によって加
圧ローラ62がヒートローラ61に対して圧接されてい
る。引っ張りバネ66による圧接力は非常に強く、1本
の引っ張りバネ66で20Kg程度、2本で40Kg程
度の圧接力が得られる。なお、図2,図4において、6
3cはフレーム63側のバネ掛け部、64bは加圧レバ
ー64側のバネ掛け部である。加圧レバー64の一端に
は、後述すする離間機構70における第3リンク73と
当接可能なピン64cが設けられている。
1は、その軸受け部材61aを介し、フレーム63の支
持穴63aで支持されている。加圧ローラ62は、その
軸受け部材62aが加圧レバー64の把持部64aで把
持されている。加圧レバー64,64は、上記把持部6
4aで加圧ローラ62の両端を把持した状態で、フレー
ム63に設けられた軸63bにより回動可能に支持され
ている。図2に示すように、フレーム63と加圧レバー
64との間には、付勢手段である引っ張りバネ66(図
4参照)が設けられている。この引っ張りバネ66の張
力によって、加圧レバー64は図2において軸63b回
りに時計方向へ付勢されており、この付勢力によって加
圧ローラ62がヒートローラ61に対して圧接されてい
る。引っ張りバネ66による圧接力は非常に強く、1本
の引っ張りバネ66で20Kg程度、2本で40Kg程
度の圧接力が得られる。なお、図2,図4において、6
3cはフレーム63側のバネ掛け部、64bは加圧レバ
ー64側のバネ掛け部である。加圧レバー64の一端に
は、後述すする離間機構70における第3リンク73と
当接可能なピン64cが設けられている。
【0018】図2に示すように、離間機構70は、前面
カバー80と加圧ローラ62との間に設けられている。
図5は前面カバー80が開かれたときの離間機構70お
よび定着ユニット60の状態を示す概略側面図、図6は
同じく斜視図である。これらの図(主として図5)に示
すように、離間機構70は、第1リンク71と、第2リ
ンク72と、第3リンク73とを備えている。
カバー80と加圧ローラ62との間に設けられている。
図5は前面カバー80が開かれたときの離間機構70お
よび定着ユニット60の状態を示す概略側面図、図6は
同じく斜視図である。これらの図(主として図5)に示
すように、離間機構70は、第1リンク71と、第2リ
ンク72と、第3リンク73とを備えている。
【0019】第1リンク71は、その一端側が前面カバ
ー80に対して軸82で回動可能に連結されており、他
端側が軸71aで第2リンク72に対して回動可能に連
結されている。
ー80に対して軸82で回動可能に連結されており、他
端側が軸71aで第2リンク72に対して回動可能に連
結されている。
【0020】第2リンク72は、その一端側が上記軸7
1aで第1リンク71に回動可能に連結されており、他
端側は、画像形成装置本体の図示しないフレームに固定
された軸11で回動可能に支持されている。したがって
軸11自体は前面カバー80が開かれても移動しない。
また、第2リンク72の他端側には、カム部(カム)7
2aが形成されている。
1aで第1リンク71に回動可能に連結されており、他
端側は、画像形成装置本体の図示しないフレームに固定
された軸11で回動可能に支持されている。したがって
軸11自体は前面カバー80が開かれても移動しない。
また、第2リンク72の他端側には、カム部(カム)7
2aが形成されている。
【0021】第3リンク73は、画像形成装置本体の図
示しないフレームに固定された軸12で回動可能に支持
されている。したがってこの軸12自体は前面カバー8
0が開かれても移動しない。第3リンク73の一端に
は、上記第2リンク72のカム部72aと当接する第1
当接部73aが設けられており、他端には、前述した加
圧レバー64のピン64cに当接可能な第2当接部73
bが設けられている。
示しないフレームに固定された軸12で回動可能に支持
されている。したがってこの軸12自体は前面カバー8
0が開かれても移動しない。第3リンク73の一端に
は、上記第2リンク72のカム部72aと当接する第1
当接部73aが設けられており、他端には、前述した加
圧レバー64のピン64cに当接可能な第2当接部73
bが設けられている。
【0022】したがって、以上のような離間機構70は
次のように作動する。図2に示すように、前面カバー8
0が閉じられている状態では、第1〜第3リンク71〜
73が図示のようにコンパクトに折りたたまれたような
状態となっている(図7参照)。第3リンク73の第1
当接部73aは、第2リンク72のカム部72aには当
接していない。また、第3リンク73の第2当接部73
bは、加圧レバー64のピン64cに当接していない
(当接しているとしても軽く当接している)。したがっ
て、加圧レバー64は引っ張りバネ66で付勢されて図
2に示すように時計方向へ回動した状態となっており、
引っ張りバネ66の付勢力によって加圧ローラ62がヒ
ートローラ61に圧接された状態となっている。
次のように作動する。図2に示すように、前面カバー8
0が閉じられている状態では、第1〜第3リンク71〜
73が図示のようにコンパクトに折りたたまれたような
状態となっている(図7参照)。第3リンク73の第1
当接部73aは、第2リンク72のカム部72aには当
接していない。また、第3リンク73の第2当接部73
bは、加圧レバー64のピン64cに当接していない
(当接しているとしても軽く当接している)。したがっ
て、加圧レバー64は引っ張りバネ66で付勢されて図
2に示すように時計方向へ回動した状態となっており、
引っ張りバネ66の付勢力によって加圧ローラ62がヒ
ートローラ61に圧接された状態となっている。
【0023】紙詰まり等が生じ、ユーザーによって前面
カバー80が図5および図6に示すように開かれると、
図2に示した状態から、第1リンク71が軸82を中心
として反時計方向へ、第2リンク72が固定軸11を中
心として時計方向へ回動する。第2リンク72が時計方
向へ回動する過程で第3リンク73の第1当接部73a
が第2リンク72のカム部72aに当接し、これによっ
て第3リンク73が固定軸12を中心として時計方向へ
回動する。この第3リンク73の時計方向への回動によ
り第3リンク73の第2当接部73bが加圧レバー64
のピン64cを押しつけるようにして加圧レバー64を
引っ張りバネ66の付勢力に抗し軸63b回りに反時計
方向へ回動させる。これによって、図5に示すように加
圧ローラ62がヒートローラ61から離間した状態とな
り、加圧ローラ62とヒートローラ61との間に記録材
が挟まれていた場合には、これを容易に取り除くことが
できるようになる。その後、前面カバー80を閉じれ
ば、図2に示した状態に戻る。
カバー80が図5および図6に示すように開かれると、
図2に示した状態から、第1リンク71が軸82を中心
として反時計方向へ、第2リンク72が固定軸11を中
心として時計方向へ回動する。第2リンク72が時計方
向へ回動する過程で第3リンク73の第1当接部73a
が第2リンク72のカム部72aに当接し、これによっ
て第3リンク73が固定軸12を中心として時計方向へ
回動する。この第3リンク73の時計方向への回動によ
り第3リンク73の第2当接部73bが加圧レバー64
のピン64cを押しつけるようにして加圧レバー64を
引っ張りバネ66の付勢力に抗し軸63b回りに反時計
方向へ回動させる。これによって、図5に示すように加
圧ローラ62がヒートローラ61から離間した状態とな
り、加圧ローラ62とヒートローラ61との間に記録材
が挟まれていた場合には、これを容易に取り除くことが
できるようになる。その後、前面カバー80を閉じれ
ば、図2に示した状態に戻る。
【0024】図5に示すように、前面カバー80におけ
る軸81と82との距離aに比べて、軸81とカバー8
0の摘み部83(図6参照)との距離bの方が長く構成
されている。また、第2リンク72における軸11とカ
ム部72aとの距離cに比べて、軸11と第1リンク7
1との連結部(軸71a)との距離dの方が長く構成さ
れている。したがって上記のような機構はトグル機構を
構成しており、小さな力で前面カバー80を開けること
により加圧ローラ62をヒートローラ61から離間させ
ることができる。また、第2リンク72のカム部72a
と第3リンク73自体もトグル機構を構成しており、よ
り一層小さな力で加圧ローラ62をヒートローラ61か
ら離間させることができる。なお、図1から明らかなよ
うに、前面カバー80の内面が返送路17の片側面を形
成しているので、前面カバー80を開けることにより、
返送路17に詰まった用紙を容易に取り除くことができ
る。
る軸81と82との距離aに比べて、軸81とカバー8
0の摘み部83(図6参照)との距離bの方が長く構成
されている。また、第2リンク72における軸11とカ
ム部72aとの距離cに比べて、軸11と第1リンク7
1との連結部(軸71a)との距離dの方が長く構成さ
れている。したがって上記のような機構はトグル機構を
構成しており、小さな力で前面カバー80を開けること
により加圧ローラ62をヒートローラ61から離間させ
ることができる。また、第2リンク72のカム部72a
と第3リンク73自体もトグル機構を構成しており、よ
り一層小さな力で加圧ローラ62をヒートローラ61か
ら離間させることができる。なお、図1から明らかなよ
うに、前面カバー80の内面が返送路17の片側面を形
成しているので、前面カバー80を開けることにより、
返送路17に詰まった用紙を容易に取り除くことができ
る。
【0025】図8(a)(b)はそれぞれ第1リンク7
1と第2リンク72との連結構造の例を示す概略図であ
る。図(a)に示す連結構造は、第1リンク71の両側
板部71b、71bが可撓性を有する部材(例えば合成
樹脂)で構成されており、この両側板部71b、71b
の内側に前述した軸71aが一体的に形成されている構
造である。このような連結構造によれば、両側板部71
b、71bを仮想線で示すように撓ませて軸71aを第
2リンク72から外すことにより、第1リンク71と第
2リンク72との連結を解除することができる。図
(b)に示す連結構造は、第1リンク71と第2リンク
72とを、着脱可能な軸71dで連結した構造である。
71eは軸71dに係脱可能なEリング(あるいはCリ
ング)であり、このEリング71eを軸71dから外し
て軸71dを第1リンク71および第2リンク72から
抜くことによって、第1リンク71と第2リンク72と
の連結を解除することができる。なお、第2リンク72
はその一端部72bが第1リンク71のストッパ部71
cに当接することで、図5に示す状態以上には回動しな
いようになっている。また、このような連結構造は、例
えば前面カバー80(このカバーもリンクの一つであ
る)と第1リンク71との連結部に採用することもでき
る。
1と第2リンク72との連結構造の例を示す概略図であ
る。図(a)に示す連結構造は、第1リンク71の両側
板部71b、71bが可撓性を有する部材(例えば合成
樹脂)で構成されており、この両側板部71b、71b
の内側に前述した軸71aが一体的に形成されている構
造である。このような連結構造によれば、両側板部71
b、71bを仮想線で示すように撓ませて軸71aを第
2リンク72から外すことにより、第1リンク71と第
2リンク72との連結を解除することができる。図
(b)に示す連結構造は、第1リンク71と第2リンク
72とを、着脱可能な軸71dで連結した構造である。
71eは軸71dに係脱可能なEリング(あるいはCリ
ング)であり、このEリング71eを軸71dから外し
て軸71dを第1リンク71および第2リンク72から
抜くことによって、第1リンク71と第2リンク72と
の連結を解除することができる。なお、第2リンク72
はその一端部72bが第1リンク71のストッパ部71
cに当接することで、図5に示す状態以上には回動しな
いようになっている。また、このような連結構造は、例
えば前面カバー80(このカバーもリンクの一つであ
る)と第1リンク71との連結部に採用することもでき
る。
【0026】以上のような画像形成装置によれば次のよ
うな作用効果が得られる。 (a)ヒートローラ61と、このヒートローラ61に対
し付勢手段66で付勢されて押圧される加圧ローラ62
とを有する定着手段60を備えた画像形成装置におい
て、加圧ローラ62の軸線方向と平行な装置の面に開閉
可能なカバー80を設けるとともに、このカバー80と
加圧ローラ62との間に、カバー80を開いた際に付勢
手段66による付勢力に抗して加圧ローラ62をヒート
ローラ61から離間させる離間機構70を設けてるの
で、カバー80を開くことによって、離間機構70が作
動し、加圧ローラ62がヒートローラ61から離間する
こととなる。したがって、定着手段60に記録材が詰ま
った場合、ユーザーは、カバー80を開けるだけで容易
に記録材を取り出すことができる。また、カバー80
は、加圧ローラ62の軸線方向と平行な装置の面に開閉
可能に設けてあるので、上記離間機構70を構成しやす
い。 (b)離間機構70は、カム72aを有しており、この
カム72aの回動に基づいて加圧ローラ62が離間させ
られるので、小さな力でカバー80を開けるだけで加圧
ローラ62をヒートローラ61から離間させることが可
能となる。したがって、カバー80の強度を必要以上に
上げる必要がなくなる。 (c)離間機構70は、少なくともその一部(前面カバ
ー80,第1リンク71,第2リンク72,およびカム
部72aと第3リンク73)にトグル機構を有している
ので、小さな力でカバー80を開けるだけで加圧ローラ
62をヒートローラ61から離間させることが可能とな
る。したがって、カバー80の強度を必要以上に上げる
必要がなくなる。 (d)離間機構70の少なくとも一対のリンク(第1リ
ンク71と第2リンク72)が連結解除可能に構成され
ているので、定着ユニット60を装置本体に対して着脱
する際には、上記一対のリンクの連結状態を解除するこ
とによって、定着ユニット60を装置本体に対して容易
に着脱することができる。
うな作用効果が得られる。 (a)ヒートローラ61と、このヒートローラ61に対
し付勢手段66で付勢されて押圧される加圧ローラ62
とを有する定着手段60を備えた画像形成装置におい
て、加圧ローラ62の軸線方向と平行な装置の面に開閉
可能なカバー80を設けるとともに、このカバー80と
加圧ローラ62との間に、カバー80を開いた際に付勢
手段66による付勢力に抗して加圧ローラ62をヒート
ローラ61から離間させる離間機構70を設けてるの
で、カバー80を開くことによって、離間機構70が作
動し、加圧ローラ62がヒートローラ61から離間する
こととなる。したがって、定着手段60に記録材が詰ま
った場合、ユーザーは、カバー80を開けるだけで容易
に記録材を取り出すことができる。また、カバー80
は、加圧ローラ62の軸線方向と平行な装置の面に開閉
可能に設けてあるので、上記離間機構70を構成しやす
い。 (b)離間機構70は、カム72aを有しており、この
カム72aの回動に基づいて加圧ローラ62が離間させ
られるので、小さな力でカバー80を開けるだけで加圧
ローラ62をヒートローラ61から離間させることが可
能となる。したがって、カバー80の強度を必要以上に
上げる必要がなくなる。 (c)離間機構70は、少なくともその一部(前面カバ
ー80,第1リンク71,第2リンク72,およびカム
部72aと第3リンク73)にトグル機構を有している
ので、小さな力でカバー80を開けるだけで加圧ローラ
62をヒートローラ61から離間させることが可能とな
る。したがって、カバー80の強度を必要以上に上げる
必要がなくなる。 (d)離間機構70の少なくとも一対のリンク(第1リ
ンク71と第2リンク72)が連結解除可能に構成され
ているので、定着ユニット60を装置本体に対して着脱
する際には、上記一対のリンクの連結状態を解除するこ
とによって、定着ユニット60を装置本体に対して容易
に着脱することができる。
【0027】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能
である。
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能
である。
【0028】
【発明の効果】請求項1〜4記載のいずれの画像形成装
置によっても、定着手段に記録材が詰まった場合、ユー
ザーは、カバーを開けるだけで容易に記録材を取り出す
ことができる。さらに、請求項2または請求項3記載の
画像形成装置によれば、小さな力でカバーを開けるだけ
で加圧ローラをヒートローラから離間させることが可能
となる。したがって、カバーの強度を必要以上に上げる
必要がなくなる。請求項4記載の画像形成装置によれ
ば、定着手段(例えば定着ユニット)を装置本体に対し
て着脱可能に構成した場合、上記一対のリンクの連結状
態を解除することによって、定着手段を装置本体に対し
て容易に着脱することができるようになる。
置によっても、定着手段に記録材が詰まった場合、ユー
ザーは、カバーを開けるだけで容易に記録材を取り出す
ことができる。さらに、請求項2または請求項3記載の
画像形成装置によれば、小さな力でカバーを開けるだけ
で加圧ローラをヒートローラから離間させることが可能
となる。したがって、カバーの強度を必要以上に上げる
必要がなくなる。請求項4記載の画像形成装置によれ
ば、定着手段(例えば定着ユニット)を装置本体に対し
て着脱可能に構成した場合、上記一対のリンクの連結状
態を解除することによって、定着手段を装置本体に対し
て容易に着脱することができるようになる。
【0029】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の内
部構造を示す側面図。
部構造を示す側面図。
【図2】定着ユニット60と、前面カバー80と、離間
機構70とを示す概略的な側面図。
機構70とを示す概略的な側面図。
【図3】定着ユニット60を示す斜視図。
【図4】定着ユニット60の分解斜視図。
【図5】前面カバー80が開かれたときの離間機構70
および定着ユニット60の状態を示す概略側面図。
および定着ユニット60の状態を示す概略側面図。
【図6】同じく斜視図。
【図7】前面カバー80が閉じられたときの離間機構7
0および定着ユニット60の状態を示す斜視図。
0および定着ユニット60の状態を示す斜視図。
【図8】(a)(b)はそれぞれ第1リンク71と第2
リンク72との連結構造の例を示す概略図。
リンク72との連結構造の例を示す概略図。
60 定着ユニット(定着手段)
61 ヒートローラ
62 加圧ローラ
66 引っ張りバネ(付勢手段)
70 離間機構
72a カム
80 前面カバー(カバー)
Claims (4)
- 【請求項1】 ヒートローラと、このヒートローラに対
し付勢手段で付勢されて押圧される加圧ローラとを有す
る定着手段を備えた画像形成装置において、 前記加圧ローラの軸線方向と平行な装置の面に開閉可能
なカバーを設けるとともに、このカバーと前記加圧ロー
ラとの間に、カバーを開いた際に前記付勢力に抗して加
圧ローラをヒートローラから離間させる離間機構を設け
たことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記離間機構は、カムを有しており、こ
のカムの回動に基づいて前記加圧ローラが離間させられ
ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記離間機構は、少なくともその一部に
トグル機構を有していることを特徴とする請求項1また
は2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記離間機構の少なくとも一対のリンク
が連結解除可能に構成されていることを特徴とする請求
項1,2,または3記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090789A JP2003287973A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090789A JP2003287973A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003287973A true JP2003287973A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=29236041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002090789A Withdrawn JP2003287973A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003287973A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1640812A3 (en) * | 2004-09-22 | 2006-09-27 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus having a detachable double-sided printing unit |
JP2007279273A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 開閉部の開閉機構及び画像形成装置 |
JP2008064772A (ja) * | 2006-04-12 | 2008-03-21 | Ricoh Co Ltd | シート材搬送装置、定着装置および画像形成装置 |
US7392004B2 (en) | 2004-12-07 | 2008-06-24 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and system with fixing unit that changes intensity of press-contact force between rollers |
US7437096B2 (en) | 2004-07-12 | 2008-10-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device and fixing unit |
US7515850B2 (en) | 2005-09-30 | 2009-04-07 | Ricoh Company Ltd. | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus |
US20120082478A1 (en) * | 2010-09-30 | 2012-04-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image Forming Apparatus |
JP2013061535A (ja) * | 2011-09-14 | 2013-04-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
EP2444858A3 (en) * | 2010-09-30 | 2013-11-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
CN105573084A (zh) * | 2014-10-30 | 2016-05-11 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 定影装置及图像形成装置 |
KR101817698B1 (ko) * | 2011-07-05 | 2018-01-16 | 에스프린팅솔루션 주식회사 | 커버개폐유닛 및 이를 구비하는 화상형성장치 |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002090789A patent/JP2003287973A/ja not_active Withdrawn
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7437096B2 (en) | 2004-07-12 | 2008-10-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device and fixing unit |
US7555239B2 (en) | 2004-07-12 | 2009-06-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device and fixing unit |
EP1640812A3 (en) * | 2004-09-22 | 2006-09-27 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus having a detachable double-sided printing unit |
US7460826B2 (en) | 2004-09-22 | 2008-12-02 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus |
US7392004B2 (en) | 2004-12-07 | 2008-06-24 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and system with fixing unit that changes intensity of press-contact force between rollers |
US7515850B2 (en) | 2005-09-30 | 2009-04-07 | Ricoh Company Ltd. | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus |
JP2007279273A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 開閉部の開閉機構及び画像形成装置 |
JP2008064772A (ja) * | 2006-04-12 | 2008-03-21 | Ricoh Co Ltd | シート材搬送装置、定着装置および画像形成装置 |
US20120082478A1 (en) * | 2010-09-30 | 2012-04-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image Forming Apparatus |
US8509654B2 (en) * | 2010-09-30 | 2013-08-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having mechanism for placing fixing unit in nip relaxed state |
EP2444858A3 (en) * | 2010-09-30 | 2013-11-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US8693918B2 (en) | 2010-09-30 | 2014-04-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having mechanism for placing fixing unit in nip relaxed state |
KR101817698B1 (ko) * | 2011-07-05 | 2018-01-16 | 에스프린팅솔루션 주식회사 | 커버개폐유닛 및 이를 구비하는 화상형성장치 |
JP2013061535A (ja) * | 2011-09-14 | 2013-04-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
CN105573084A (zh) * | 2014-10-30 | 2016-05-11 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 定影装置及图像形成装置 |
CN105573084B (zh) * | 2014-10-30 | 2019-04-05 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 定影装置及图像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5145839B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP4513844B2 (ja) | 交換ユニット、シート搬送装置及び画像形成装置 | |
US8737868B2 (en) | Image forming apparatus | |
US7596341B2 (en) | Image forming apparatus with vertically arranged process units | |
JP4599325B2 (ja) | 画像形成装置及び用紙搬送装置 | |
JP4514239B2 (ja) | カラー電子写真画像形成装置 | |
US10040652B2 (en) | Sheet feeding apparatus, sheet conveyance apparatus, and image forming apparatus | |
JP5554981B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5479507B2 (ja) | カラー電子写真画像形成装置 | |
JP4916523B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4789775B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003287973A (ja) | 画像形成装置 | |
US10254688B2 (en) | Image forming apparatus with pivoting fixing device | |
JP7379047B2 (ja) | シート給送装置、及び画像形成装置 | |
JP3907597B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010256809A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3977185B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4877202B2 (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2005062274A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4579394B2 (ja) | 中間転写体ユニット及び画像形成装置 | |
US20240411268A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP4291063B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5558532B2 (ja) | 押圧機構と画像形成装置 | |
JP2008145904A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5593898B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060124 |