JP2003287956A - トナーカートリッジおよびローラ - Google Patents
トナーカートリッジおよびローラInfo
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-
- G—PHYSICS
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- G03G15/0806—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トナーカートリッジにおけるトナー漏れを低
減する。 【解決手段】 本発明には、円筒形の外面を有する現像
ローラ101を備えるトナーカートリッジが含まれる。
現像ローラ101は、少なくとも一端の近くにおいて外
面に、先細の傾斜したチャネル102が形成されてい
る。先細のチャネルは、現像ローラの少なくとも一端に
最も近い部分である幅の狭い近位端部104と、現像ロ
ーラの少なくとも一端から最も遠い部分である幅の広い
遠位端部105とを有する。チャネルの幅の狭い近位端
部は、幅の広い遠位端部よりも深く面内に食い込んでい
る。先細の傾斜したチャネルは、端部シールに対して蓄
積したトナーまたは他の液体を、シールから離れて現像
ローラの中心部に向かうように促す作用を有する。
減する。 【解決手段】 本発明には、円筒形の外面を有する現像
ローラ101を備えるトナーカートリッジが含まれる。
現像ローラ101は、少なくとも一端の近くにおいて外
面に、先細の傾斜したチャネル102が形成されてい
る。先細のチャネルは、現像ローラの少なくとも一端に
最も近い部分である幅の狭い近位端部104と、現像ロ
ーラの少なくとも一端から最も遠い部分である幅の広い
遠位端部105とを有する。チャネルの幅の狭い近位端
部は、幅の広い遠位端部よりも深く面内に食い込んでい
る。先細の傾斜したチャネルは、端部シールに対して蓄
積したトナーまたは他の液体を、シールから離れて現像
ローラの中心部に向かうように促す作用を有する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は概して電子写真式プ
リント装置に関し、より詳細には、このような装置にお
けるシールを通過するトナー漏れの低減に関する。 【0002】本願は、本願の出願人に譲渡されている2
002年3月21日出願の「A SYSTEM FOR AND METHOD
OF REDUCING TONER SEAL LEAKAGE BY THE INTRODUCTION
OFA STEP GROOVE IN THE DEVELOPER ROLLER」という名
称の米国特許出願番号第10/103,209号、20
02年3月21日出願の「SYSTEM FOR AND METHODOF PR
EVENTING TONER LEAKAGE PAST DEVELOPER SEALS USING
STATIC CHARGE」という名称の米国特許出願番号第10
/103,430号、2002年3月21日出願の「SY
STEM FOR AND METHOD OF REDUCING OR ELIMINATING TON
ER LEAKAGE WITH A VIBRATING SEAL」という名称の米国
特許出願番号第10/103,371号、および200
2年3月21日出願の「SYSTEM FOR AND METHOD OF TON
ER FLOW CONTROL」という名称の米国特許出願番号第1
0/103,451号に関連している。 【0003】 【従来の技術】現在、プリント(印刷)および複写のシ
ステムにおいて用いる技術には、いくつかのタイプがあ
る。レーザープリンタや複写機等の電子写真式プリント
装置は、トナー粒子を用いて、通常、何らかのタイプの
紙であるプリント媒体上に、所望の画像を形成する。ト
ナー粒子は固体ではあるが、大きさが小さい(約3−1
5ミクロン)ので、結果として非常に流動的な特性がも
たらされる。トナーがいったん紙に塗布されると、その
紙は紙経路に沿って定着器へと送られる。プリンタ、複
写機、その他の電子写真式プリント装置には、かみ合い
相手の加圧ローラが係合した、加熱される定着ローラ
を、定着器が含むものが多い。紙が両ローラの間を通る
ときに、熱および圧力の作用によって、トナーが紙に定
着する。 【0004】図7は、電子写真式(EP)プロセスを用
いる典型的なレーザープリント装置700の図である。
単色プリントについては、単一のカラーのトナー粒子7
01が、トナー供給ホッパー702内に保持されてい
る。トナー粒子701は通常、大きさが約5ミクロン
(10-6メートル)の小さなプラスチック(例えば、ス
チレン)の粒子である。撹拌器すなわち撹拌ブレード7
03は、通常、プラスチックまたはマイラー(登録商
標)でできており、−30から−40マイクロクーロン
毎グラム(μc/g)の範囲の負の電荷をトナー粒子上
に誘導しながら、現像スリーブ704に沿ってトナー粒
子701が確実に均一に配置されるようにする。現像ス
リーブ704は、シャフトの役割を果たしている内部の
固定磁石705を中心として、反時計回りの向きに回転
する。固定磁石705の磁力によって、トナー粒子70
1は回転する現像スリーブ704に引き寄せられる。現
像スリーブ704の外面がトナー供給ホッパー702の
外側で回転するときに、ドクターブレード706が、ト
ナー粒子701を帯電させて、正確かつ均一な量のトナ
ー粒子701を現像スリーブ704上に与えるのに役立
つ。現像剤シールブレード707によって、現像スリー
ブ704にくっついている余分なトナー粒子701を、
漏らすことなくトナー供給ホッパー702に戻すことが
できる。 【0005】一次帯電ローラ(Primary charging rolle
r:PCR)708が、定電流を用いて有機感光(OP
C)ドラム709の状態を整え、OPCドラム709の
表面上に均一な負の電荷のブランケットを生じさせる。
PCR708が均一な電荷を生じさせることはまた、前
のサイクルで残った残留電荷も消す効果もある。 【0006】EPプロセスにおいて、OPCドラム70
9は主要な構成要素である。OPCドラム709は、薄
肉のアルミニウムの円筒を光導電層でコーティングした
ものである。この光導電層は、PCR708からの電荷
を受け取り保持するフォトダイオードを構成してもよ
い。最初に、OPCのうちの露光されていない表面の電
位は、約−600ボルトである。通常、光導電層は、最
も外側から内側にかけて、電荷輸送層(CTL)と、電
荷生成層(CGL)と、その下にあるアルミニウム基板
上に形成したバリアー層すなわち酸化(oxidizi
ng)層とを含む、三層を備える。CTLは、厚さ約2
0ミクロンの透明な層であり、CGLへと光が通ること
ができるようにし、OPCへの電荷の受け取りを制御す
る。CGLは厚さが約0.1から1ミクロンであり、イ
オンが流れることができるようにする。バリアー層は、
光導電層をアルミニウム基板に接合している。 【0007】レーザー光線710が、一度に1ラインず
つ、トナーを受け取る正確な各位置(プリント中の画像
に対応する紙の領域)において、OPCドラム709を
露光する。OPCドラム709は、レーザー光線710
への露光ポイントにおいて、−600Vから放電して約
−100Vになり、その表面上に、相対的に正に帯電し
た潜像を作成する。回転する現像スリーブ704にトナ
ー粒子701が磁気的に引き寄せられると、潜像から現
像像への変換が開始される。または、非磁性トナーを用
いる場合には、現像スリーブ704は、トナー粒子70
1を機械的に捕捉するフォーム(発泡)・ローラを構成
してもよい。この場合には、現像スリーブ704にトナ
ーを塗布する連続気泡フォーム・ローラを含んでもよ
い。現像スリーブ704が保持する、依然として負に帯
電しているトナーは、OPCドラム709の表面の、相
対的に正に帯電した領域に引き寄せられ、小さな間隙を
横切って、OPCドラム709上の正に帯電した潜像へ
と「ジャンプ」して、ドラム上に現像像を作成する。 【0008】OPCドラム709からトナーを受け取る
紙は、紙経路711に沿ってOPCドラム709と転写
ローラ712との間を搬送され、現像像がOPCドラム
709の表面からその紙に転写される。この転写は、転
写ローラ712の作用によって行われる。転写ローラ7
12は、紙の裏面に正の電荷を印加し、負に帯電したト
ナー粒子を引き寄せて紙上へと動かす。ワイパーブレー
ド713が、(転写されなかった、すなわち廃)トナー
を廃棄物ホッパー715内にかき落とすことによって、
OPCドラム709の表面をクリーニングする。他方、
リカバリーブレード714は、廃トナーが紙上に落ちて
再付着しないようにする。トナー粒子の付いた紙が、加
熱されたローラ716と加圧ローラ717との間のニッ
プ領域を通るときに、定着が行われる。ニップ領域にお
いて、トナーは溶けて紙に定着する(すなわち、「結
合」する)。加熱されたローラ716と加圧ローラ71
7とを合わせて、定着装置と呼ぶ。 【0009】レーザープリンタや複写システム等の撮像
装置で設計上考慮すべき事柄として、供給ホッパー70
2からのトナーすなわちトナー粒子701の漏れを最少
にする、ということがある。図8に示すように、通常の
位置においては、現像スリーブ704はシール801の
一方の側に供給トナーを有し、シール801の他方の側
には大気がある。この領域のシールは、トナー漏れを低
減またはなくすことを意図して組み込まれている。 【0010】漏れは、ローラに沿って、および現像スリ
ーブ704の両端部において起こることがある。このよ
うな漏れを低減またはなくすのに用いられてきた方法
が、いくつかある。例えば、現像スリーブ704の両端
部において、物理的バリアーとしてフォームまたはフェ
ルトの機械的シールを用いて、トナー粒子が現像スリー
ブ704の端部を越えてトナー供給ホッパー702から
漏れないようにするプリンタもある。または、いくつか
のモノクロプリンタにおけるように、トナーが磁性粒子
を含む場合には、現像スリーブ704の両端部に磁気シ
ールを設けてトナー粒子を引き寄せて捕捉し、そのトナ
ー粒子から成っている物理的バリアーを作成して、さら
なる粒子が漏れないようにしてもよい。 【0011】図8は、現像スリーブ704、トナー粒子
701、およびシール801の構成を示す。図示のよう
に、シール801は支持体802と現像スリーブ704
との間に配置されている。現像スリーブ704が回転す
ると、シール801と現像スリーブ704との境目80
3にトナー粒子701が押し込まれる。この作用によっ
て、境目803において、トナーが蓄積し、それに対応
して流体圧力も蓄積して、トナー粒子701が、シール
801の下から、シール801の周囲から、およびシー
ル801通り抜けて、漏れてしまう。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、トナーカー
トリッジにおけるトナー漏れを低減するシステムおよび
方法を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、円筒形の外面
を有する現像ローラを含むトナーカートリッジを備える
システムおよび方法に向けられている。この現像ローラ
の一端部において、表面には1つまたはそれよりも多
い、周辺の先細のチャネルが形成されている。このチャ
ネルは、現像ローラの端部に最も近い、幅の狭い近位端
部と、現像ローラの中央に向かう幅の広い遠位端部とを
有する。チャネルの、幅の狭い近位端部は、幅の広い遠
位端部よりも深くへと、現像ローラ表面内に及んでい
る。 【0014】 【発明の実施の形態】図1は、現像ローラ101とシー
ル107との境目から遠ざかるようにトナー粒子108
の流れを向けることによって、シール107にかかる流
体圧力(液圧)を低減するように設計された、改良型の
先細のチャネル(溝)機構を含む現像ローラ101を示
す。静止したシール107に対して現像ローラ101と
先細の傾斜したチャネル102とが相対的に回転する結
果として、シール107の近くにトナーが蓄積すること
により生じる流体圧力が低減する。先細の傾斜したチャ
ネル102の、現像ローラ101に対する幾何学的形状
および方向は、現像ローラ101の回転速度およびトナ
ー粒子108の大きさによって決まる。好ましくは、先
細の傾斜したチャネル機構は、現像スリーブ101の表
面内に機械加工によって作り込まれ、先細の傾斜したチ
ャネルの幾何学的形状によって、トナーがシールから遠
ざかる方向に動くようになっている。現像スリーブ10
1には、複数の先細の傾斜したチャネル102が含まれ
ていてもよい。各チャネル102は、円周方向に間隔を
置いて配置され、オーガーが行うのと同程度に、シール
107から遠ざかる方向にトナーが絶えずすくわれる
か、かき回されるようになっている。先細の傾斜したチ
ャネル102は、好ましくは現像ローラ101の両端部
に組み込まれて、両シールにおけるトナー漏れを低減ま
たは無くす。 【0015】現像スリーブ101は、矢印103で示す
方向に回転する。先細の傾斜したチャネル102は、シ
ール107に近い、幅の狭い部分104(すなわち近位
端部)と、それよりも幅の広い、現像スリーブ101の
長手方向中央に向かう部分105(幅の広い遠位端部)
とを有する。 【0016】図2は、先細の傾斜したチャネル102
の、2−2線(図1)断面図を示す。先細の傾斜したチ
ャネル102は、概して、弓状に曲がった角度で、現像
スリーブ101の表面内に切削された、先細のくさびす
なわち傾斜として形成される。図2からわかるように、
先細の傾斜したチャネル102の幅の狭い近位端部10
4は、先細の傾斜したチャネル102の幅の広い遠位端
部105よりも深く、現像スリーブ101内に延びてい
る。先細の傾斜したチャネル102の、幅が狭くより深
い部分104によって、トナーが幅の狭い近位端部10
4における開口部に確実に押し込まれる、すなわち落ち
る。先細の傾斜したチャネル102の遠位端部105
が、より幅が広く浅い構造になっていることによって、
幅の狭い近位端部104に押し込まれるトナー粒子が、
幅の広い遠位端部105に確実に運ばれる。このように
トナー粒子が幅の狭い近位端部104から幅の広い遠位
端部105へと動くことによって、シール107にかか
るトナー粒子圧力が低減する。 【0017】先細の傾斜したチャネル102はまた、現
像スリーブ101内において方向付けられてもおり、シ
ールに最も近い、幅の狭い近位端部104が、まず、任
意のトナーの蓄積の下へと移動し、トナーをすくい出し
て、幅の広い遠位端部105およびローラ中央に向かっ
て押すようになっている。先細のチャネルのこの向きと
形状とによって、トナーが高圧から低圧へ、すなわちシ
ール107から遠ざかる方向へと確実に移動する。図1
における参照矢印106は、トナーの流れの向きを示
す。 【0018】上述のように、現像スリーブ101の表面
内に機械加工で作りこまれる先細の傾斜したチャネル1
02の形状は、幅が狭く深い形状から幅が広く浅い形状
へと推移していく。言い換えれば、図2に示すように、
幅の狭い近位端部104は、幅の広い遠位端部105よ
りも深く、現像スリーブ101内に延在している。この
ような設定によって、トナー粒子108が高圧から低圧
へ移るように、言い換えればシール107から遠ざかる
方向へと動くように促す。現像スリーブ101が「オー
ガー」タイプの流儀で回転すると、トナーはシール10
7から遠ざかる方向に押されることになる。したがっ
て、現像スリーブ101が回転すると、先細の傾斜した
チャネルが、現像スリーブ101上のシール107から
離れたポイントにおいて、環状のトナー経路を生成す
る。先細の傾斜したチャネルは、シール近くから紙の中
央に向かってトナーを運び戻し、そこで、トナーはドク
ターブレードによってローラ全体にわたって、ページ上
に広げられる。通常、本発明を組み込んでいないトナー
カートリッジでは、シール近くに配置されたトナーは、
ページの外にあるのでページ上に現像されることはな
い。 【0019】図3ないし図6において、本発明によるロ
ーラのさらなる詳細を見ることができる。特に図3は、
ローラの互いに反対の端部上に複数のトナー収集チャネ
ルすなわち先細の傾斜したチャネル102を組み込んだ
現像ローラ304の正面図である。先細の傾斜したチャ
ネル102は、ローラの長手方向軸に関して弓状に曲が
った角度で、現像ローラ304の表面に形成される。例
えば、チャネル102を長手方向に二等分する中心線を
ローラ304の長手方向軸上に投影したものは、30か
ら60度の間、より好ましくは45度、の角度を形成す
ると良い。典型的には、通常用いるページ幅の現像ロー
ラについて、およびプリンタのトナー等の流体について
は、それぞれの先細の傾斜したチャネル102の長さ
は、1から5mmである。チャネル102の、シール1
07に近接する深い端部は、ローラの表面内へ0.1か
ら1mm延在しており、シールから最も遠いチャネルの
遠位端部の終わりにおけるローラの上面へと、徐々に上
昇するように傾斜している。先細形状は、シール107
に最も近い近位端部において幅が最も狭く、遠位端部に
向かって広くなっていき、最終的には幅は0.2から1
mmの間になる。チャネルの壁同士は、互いに5から2
0度の角度をなす。図2に示すように、チャネルの底部
は、近位端部において丸い部分を有していてもよい。半
径Rは2から10mmで、チャネルの側壁同士の間でト
ナー粒子が動かなくなるいかなる傾向も最小化するよう
にしている。側壁は、まっすぐであってもよく、徐々に
先細になっている斜面を含ませてチャネルの床から急激
に推移しないようにしてもよい。 【0020】好ましくは、図4に示すように、複数の先
細の傾斜したチャネル102は、現像ローラ101の互
いに反対の端部において、それぞれのシール107の直
近に隣接して、環状のリングになるように配置されてい
る。シール107は、図5および図6において、ローラ
101のうちの、トナー供給ホッパー110に収容され
ているトナーにさらされる部分の周りに及んでいるのが
よりよくわかる。先細の傾斜したチャネル102の数、
大きさ、幾何学的形状、および相対的配置は、ローラの
幾何学的形状、回転速度、流体または粒子の特性(この
場合には、トナーの流動性、大きさ等)、動作温度等を
含む、具体的な用途を考慮して最適化してもよい。従来
の現像ローラについては、10個から50個の先細の傾
斜したチャネルでできた単一の環状のリングが、ローラ
のそれぞれの端部に設けられると思われる。しかし、例
えば、チャネルを有する複数のリング、および/または
チャネルを互い違いで配置することを含む、他の構成を
用いてもよい。 【0021】ローラの左端部から見た図7に示すよう
に、現像スリーブ704の表面は反時計回りの向きに回
転する。したがって、スリーブ704の表面上のあるポ
イントは、最初は、しばらくの間はトナーホッパー70
2内にあり、ドクターブレード706を通り、OPC7
09に対して露出され、現像剤ブレード707の下を通
り、このサイクルを繰り返す。本発明の先細の傾斜した
チャネルが現像ローラ101(図1)の外周に組み込ま
れ、シール107の内側に配置されている場合には、先
細のチャネルは、トナーホッパー702に出入りする。
先細の傾斜したチャネル102がトナーホッパー702
を通ると、チャネルの作用によって、トナーはシール1
07から遠ざかる方向に流れる。先細のチャネルが供給
トナーの外部にくるように回転すると、トナーをならす
ドクターブレード706により、ドクターブレード70
6を先細のチャネルが通り過ぎるときに、シール107
に当たって回収されるトナーを含むトナー803の厚さ
が均一になるように、トナーがドクターブレード706
の作用を受ける。 【0022】以上に本発明の実施の形態を説明したが、
これに限られるものではなく、本発明の範囲は特許請求
の範囲に基づいて解釈される。本発明には、例として以
下のような実施の態様が存在する。 【0023】[実施の態様1] 円筒形の外面を有する
現像ローラ(101)を備えるトナーカートリッジであ
って、該現像ローラ(101)は、前記現像ローラの少
なくとも1つの端部近くにおいて前記面に先細の傾斜し
たチャネル(102)が形成され、前記チャネルは、前
記現像ローラの前記少なくとも1つの端部に最も近い部
分である、幅の狭い近位端部(104)と、前記現像ロ
ーラの前記少なくとも1つの端部から最も遠い部分であ
る、幅の広い遠位端部(105)とを有するチャネルで
あり、前記チャネルの前記幅の狭い近位端部は、前記幅
の広い遠位端部よりも深く、前記面内に食い込んでいる
現像ローラ(101)である、トナーカートリッジ。 【0024】[実施の態様2] 前記チャネルの中心線
は、前記現像ローラの中心線と鋭角をなす、実施の態様
1に記載のトナーカートリッジ。 【0025】[実施の態様3] 前記現像ローラの前記
円筒形の外面の部分であって、前記先細の傾斜したチャ
ネルのすぐ近くに隣接する領域の部分に係合するように
配置された接触表面を有する端部シールをさらに備え
る、実施の態様1に記載のトナーカートリッジ。 【0026】[実施の態様4] 前記現像ローラは、該
現像ローラの互いに反対の端部において1対の環状のリ
ング領域に沿って放射状に間隔を置いて配置されている
複数の前記先細の傾斜したチャネルをさらに含む、実施
の態様1に記載のトナーカートリッジ。 【0027】[実施の態様5] 複数の前記先細の傾斜
したチャネルは、前記現像ローラの互いに反対のシール
接触領域に隣接する環状の領域内に配置され、前記シー
ル接触領域から遠ざかる方向へと、前記現像ローラの中
心部に向かって流体を促すように構成されている実施の
態様1に記載のトナーカートリッジ。 【0028】[実施の態様6] ハウジングと、トナー
供給ホッパー(702)、および円筒形の外面を有する
現像ローラ(101)を含む現像ユニットであって、前
記現像ローラ(101)は、該現像ローラの互いに反対
の端部に、少なくとも1つの先細の傾斜したチャネル
(102)を有し、前記少なくとも1つの先細の傾斜し
たチャネル(102)は、前記トナー供給ホッパーに収
容されているトナーの流れを変えて、前記現像ローラの
前記互いに反対の端部を通ってしみ出ることを防止する
ように構成されている現像ユニットと、廃棄物ホッパー
(715)と、ワイパーブレード(713)と、クリー
ニングブレードと、ブローアウト(吹出)ブレードとを
含むクリーニングユニットと、一次帯電ローラ(70
8)と、転写ローラ(712)と、有機光伝導体(70
9)とをさらに含む、実施の態様1に記載のトナーカー
トリッジ。 【0029】[実施の態様7] 複数の前記先細の傾斜
したチャネルは、前記現像ローラの互いに反対のシール
接触領域に隣接する環状の領域内に配置され、前記シー
ルから遠ざかる方向へと、前記現像ローラの中心部に向
かって流体を促すように構成されている実施の態様6に
記載のトナーカートリッジ。 【0030】[実施の態様8] 前記円筒形の外面は、
アルミニウムおよびステンレス鋼のうちの一方を含む金
属からできている、実施の態様6に記載のトナーカート
リッジ。 【0031】[実施の態様9] 互いに反対の端部と、
該互いに反対の端部のそれぞれに近接するように該面内
に形成された複数の先細のチャネル(102)とを有す
る円筒形の外面を有する現像ローラ(101)であっ
て、前記チャネルは、前記端部のうちの最も近いものに
最も近い部分である、幅の狭い近位端部(104)と、
前記最も近い端部から最も遠い部分である、幅の広い遠
位端部(105)とを有し、前記チャネルの前記幅の狭
い近位端部は、前記幅の広い遠位端部よりも深く前記面
内に食い込んでいる現像ローラを備える、トナーカート
リッジ。 【0032】[実施の態様10] 対象の構造に流体を
塗布するローラであって、円筒形の外面と、前記円筒形
の外面の互いに反対の端部のそれぞれに近接する領域で
あり、該円筒形の外面のうちの環状の領域に形成され
た、複数の先細の傾斜したチャネル(102)であって
(図1)、前記流体のうちの、前記環状の領域に接触す
る部分を、前記円筒形の外面の中心部に向かって前記環
状の領域のそれぞれから遠ざかる方向に促すように構成
されている先細の傾斜したチャネル(102)とを含む
ローラ。
リント装置に関し、より詳細には、このような装置にお
けるシールを通過するトナー漏れの低減に関する。 【0002】本願は、本願の出願人に譲渡されている2
002年3月21日出願の「A SYSTEM FOR AND METHOD
OF REDUCING TONER SEAL LEAKAGE BY THE INTRODUCTION
OFA STEP GROOVE IN THE DEVELOPER ROLLER」という名
称の米国特許出願番号第10/103,209号、20
02年3月21日出願の「SYSTEM FOR AND METHODOF PR
EVENTING TONER LEAKAGE PAST DEVELOPER SEALS USING
STATIC CHARGE」という名称の米国特許出願番号第10
/103,430号、2002年3月21日出願の「SY
STEM FOR AND METHOD OF REDUCING OR ELIMINATING TON
ER LEAKAGE WITH A VIBRATING SEAL」という名称の米国
特許出願番号第10/103,371号、および200
2年3月21日出願の「SYSTEM FOR AND METHOD OF TON
ER FLOW CONTROL」という名称の米国特許出願番号第1
0/103,451号に関連している。 【0003】 【従来の技術】現在、プリント(印刷)および複写のシ
ステムにおいて用いる技術には、いくつかのタイプがあ
る。レーザープリンタや複写機等の電子写真式プリント
装置は、トナー粒子を用いて、通常、何らかのタイプの
紙であるプリント媒体上に、所望の画像を形成する。ト
ナー粒子は固体ではあるが、大きさが小さい(約3−1
5ミクロン)ので、結果として非常に流動的な特性がも
たらされる。トナーがいったん紙に塗布されると、その
紙は紙経路に沿って定着器へと送られる。プリンタ、複
写機、その他の電子写真式プリント装置には、かみ合い
相手の加圧ローラが係合した、加熱される定着ローラ
を、定着器が含むものが多い。紙が両ローラの間を通る
ときに、熱および圧力の作用によって、トナーが紙に定
着する。 【0004】図7は、電子写真式(EP)プロセスを用
いる典型的なレーザープリント装置700の図である。
単色プリントについては、単一のカラーのトナー粒子7
01が、トナー供給ホッパー702内に保持されてい
る。トナー粒子701は通常、大きさが約5ミクロン
(10-6メートル)の小さなプラスチック(例えば、ス
チレン)の粒子である。撹拌器すなわち撹拌ブレード7
03は、通常、プラスチックまたはマイラー(登録商
標)でできており、−30から−40マイクロクーロン
毎グラム(μc/g)の範囲の負の電荷をトナー粒子上
に誘導しながら、現像スリーブ704に沿ってトナー粒
子701が確実に均一に配置されるようにする。現像ス
リーブ704は、シャフトの役割を果たしている内部の
固定磁石705を中心として、反時計回りの向きに回転
する。固定磁石705の磁力によって、トナー粒子70
1は回転する現像スリーブ704に引き寄せられる。現
像スリーブ704の外面がトナー供給ホッパー702の
外側で回転するときに、ドクターブレード706が、ト
ナー粒子701を帯電させて、正確かつ均一な量のトナ
ー粒子701を現像スリーブ704上に与えるのに役立
つ。現像剤シールブレード707によって、現像スリー
ブ704にくっついている余分なトナー粒子701を、
漏らすことなくトナー供給ホッパー702に戻すことが
できる。 【0005】一次帯電ローラ(Primary charging rolle
r:PCR)708が、定電流を用いて有機感光(OP
C)ドラム709の状態を整え、OPCドラム709の
表面上に均一な負の電荷のブランケットを生じさせる。
PCR708が均一な電荷を生じさせることはまた、前
のサイクルで残った残留電荷も消す効果もある。 【0006】EPプロセスにおいて、OPCドラム70
9は主要な構成要素である。OPCドラム709は、薄
肉のアルミニウムの円筒を光導電層でコーティングした
ものである。この光導電層は、PCR708からの電荷
を受け取り保持するフォトダイオードを構成してもよ
い。最初に、OPCのうちの露光されていない表面の電
位は、約−600ボルトである。通常、光導電層は、最
も外側から内側にかけて、電荷輸送層(CTL)と、電
荷生成層(CGL)と、その下にあるアルミニウム基板
上に形成したバリアー層すなわち酸化(oxidizi
ng)層とを含む、三層を備える。CTLは、厚さ約2
0ミクロンの透明な層であり、CGLへと光が通ること
ができるようにし、OPCへの電荷の受け取りを制御す
る。CGLは厚さが約0.1から1ミクロンであり、イ
オンが流れることができるようにする。バリアー層は、
光導電層をアルミニウム基板に接合している。 【0007】レーザー光線710が、一度に1ラインず
つ、トナーを受け取る正確な各位置(プリント中の画像
に対応する紙の領域)において、OPCドラム709を
露光する。OPCドラム709は、レーザー光線710
への露光ポイントにおいて、−600Vから放電して約
−100Vになり、その表面上に、相対的に正に帯電し
た潜像を作成する。回転する現像スリーブ704にトナ
ー粒子701が磁気的に引き寄せられると、潜像から現
像像への変換が開始される。または、非磁性トナーを用
いる場合には、現像スリーブ704は、トナー粒子70
1を機械的に捕捉するフォーム(発泡)・ローラを構成
してもよい。この場合には、現像スリーブ704にトナ
ーを塗布する連続気泡フォーム・ローラを含んでもよ
い。現像スリーブ704が保持する、依然として負に帯
電しているトナーは、OPCドラム709の表面の、相
対的に正に帯電した領域に引き寄せられ、小さな間隙を
横切って、OPCドラム709上の正に帯電した潜像へ
と「ジャンプ」して、ドラム上に現像像を作成する。 【0008】OPCドラム709からトナーを受け取る
紙は、紙経路711に沿ってOPCドラム709と転写
ローラ712との間を搬送され、現像像がOPCドラム
709の表面からその紙に転写される。この転写は、転
写ローラ712の作用によって行われる。転写ローラ7
12は、紙の裏面に正の電荷を印加し、負に帯電したト
ナー粒子を引き寄せて紙上へと動かす。ワイパーブレー
ド713が、(転写されなかった、すなわち廃)トナー
を廃棄物ホッパー715内にかき落とすことによって、
OPCドラム709の表面をクリーニングする。他方、
リカバリーブレード714は、廃トナーが紙上に落ちて
再付着しないようにする。トナー粒子の付いた紙が、加
熱されたローラ716と加圧ローラ717との間のニッ
プ領域を通るときに、定着が行われる。ニップ領域にお
いて、トナーは溶けて紙に定着する(すなわち、「結
合」する)。加熱されたローラ716と加圧ローラ71
7とを合わせて、定着装置と呼ぶ。 【0009】レーザープリンタや複写システム等の撮像
装置で設計上考慮すべき事柄として、供給ホッパー70
2からのトナーすなわちトナー粒子701の漏れを最少
にする、ということがある。図8に示すように、通常の
位置においては、現像スリーブ704はシール801の
一方の側に供給トナーを有し、シール801の他方の側
には大気がある。この領域のシールは、トナー漏れを低
減またはなくすことを意図して組み込まれている。 【0010】漏れは、ローラに沿って、および現像スリ
ーブ704の両端部において起こることがある。このよ
うな漏れを低減またはなくすのに用いられてきた方法
が、いくつかある。例えば、現像スリーブ704の両端
部において、物理的バリアーとしてフォームまたはフェ
ルトの機械的シールを用いて、トナー粒子が現像スリー
ブ704の端部を越えてトナー供給ホッパー702から
漏れないようにするプリンタもある。または、いくつか
のモノクロプリンタにおけるように、トナーが磁性粒子
を含む場合には、現像スリーブ704の両端部に磁気シ
ールを設けてトナー粒子を引き寄せて捕捉し、そのトナ
ー粒子から成っている物理的バリアーを作成して、さら
なる粒子が漏れないようにしてもよい。 【0011】図8は、現像スリーブ704、トナー粒子
701、およびシール801の構成を示す。図示のよう
に、シール801は支持体802と現像スリーブ704
との間に配置されている。現像スリーブ704が回転す
ると、シール801と現像スリーブ704との境目80
3にトナー粒子701が押し込まれる。この作用によっ
て、境目803において、トナーが蓄積し、それに対応
して流体圧力も蓄積して、トナー粒子701が、シール
801の下から、シール801の周囲から、およびシー
ル801通り抜けて、漏れてしまう。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、トナーカー
トリッジにおけるトナー漏れを低減するシステムおよび
方法を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、円筒形の外面
を有する現像ローラを含むトナーカートリッジを備える
システムおよび方法に向けられている。この現像ローラ
の一端部において、表面には1つまたはそれよりも多
い、周辺の先細のチャネルが形成されている。このチャ
ネルは、現像ローラの端部に最も近い、幅の狭い近位端
部と、現像ローラの中央に向かう幅の広い遠位端部とを
有する。チャネルの、幅の狭い近位端部は、幅の広い遠
位端部よりも深くへと、現像ローラ表面内に及んでい
る。 【0014】 【発明の実施の形態】図1は、現像ローラ101とシー
ル107との境目から遠ざかるようにトナー粒子108
の流れを向けることによって、シール107にかかる流
体圧力(液圧)を低減するように設計された、改良型の
先細のチャネル(溝)機構を含む現像ローラ101を示
す。静止したシール107に対して現像ローラ101と
先細の傾斜したチャネル102とが相対的に回転する結
果として、シール107の近くにトナーが蓄積すること
により生じる流体圧力が低減する。先細の傾斜したチャ
ネル102の、現像ローラ101に対する幾何学的形状
および方向は、現像ローラ101の回転速度およびトナ
ー粒子108の大きさによって決まる。好ましくは、先
細の傾斜したチャネル機構は、現像スリーブ101の表
面内に機械加工によって作り込まれ、先細の傾斜したチ
ャネルの幾何学的形状によって、トナーがシールから遠
ざかる方向に動くようになっている。現像スリーブ10
1には、複数の先細の傾斜したチャネル102が含まれ
ていてもよい。各チャネル102は、円周方向に間隔を
置いて配置され、オーガーが行うのと同程度に、シール
107から遠ざかる方向にトナーが絶えずすくわれる
か、かき回されるようになっている。先細の傾斜したチ
ャネル102は、好ましくは現像ローラ101の両端部
に組み込まれて、両シールにおけるトナー漏れを低減ま
たは無くす。 【0015】現像スリーブ101は、矢印103で示す
方向に回転する。先細の傾斜したチャネル102は、シ
ール107に近い、幅の狭い部分104(すなわち近位
端部)と、それよりも幅の広い、現像スリーブ101の
長手方向中央に向かう部分105(幅の広い遠位端部)
とを有する。 【0016】図2は、先細の傾斜したチャネル102
の、2−2線(図1)断面図を示す。先細の傾斜したチ
ャネル102は、概して、弓状に曲がった角度で、現像
スリーブ101の表面内に切削された、先細のくさびす
なわち傾斜として形成される。図2からわかるように、
先細の傾斜したチャネル102の幅の狭い近位端部10
4は、先細の傾斜したチャネル102の幅の広い遠位端
部105よりも深く、現像スリーブ101内に延びてい
る。先細の傾斜したチャネル102の、幅が狭くより深
い部分104によって、トナーが幅の狭い近位端部10
4における開口部に確実に押し込まれる、すなわち落ち
る。先細の傾斜したチャネル102の遠位端部105
が、より幅が広く浅い構造になっていることによって、
幅の狭い近位端部104に押し込まれるトナー粒子が、
幅の広い遠位端部105に確実に運ばれる。このように
トナー粒子が幅の狭い近位端部104から幅の広い遠位
端部105へと動くことによって、シール107にかか
るトナー粒子圧力が低減する。 【0017】先細の傾斜したチャネル102はまた、現
像スリーブ101内において方向付けられてもおり、シ
ールに最も近い、幅の狭い近位端部104が、まず、任
意のトナーの蓄積の下へと移動し、トナーをすくい出し
て、幅の広い遠位端部105およびローラ中央に向かっ
て押すようになっている。先細のチャネルのこの向きと
形状とによって、トナーが高圧から低圧へ、すなわちシ
ール107から遠ざかる方向へと確実に移動する。図1
における参照矢印106は、トナーの流れの向きを示
す。 【0018】上述のように、現像スリーブ101の表面
内に機械加工で作りこまれる先細の傾斜したチャネル1
02の形状は、幅が狭く深い形状から幅が広く浅い形状
へと推移していく。言い換えれば、図2に示すように、
幅の狭い近位端部104は、幅の広い遠位端部105よ
りも深く、現像スリーブ101内に延在している。この
ような設定によって、トナー粒子108が高圧から低圧
へ移るように、言い換えればシール107から遠ざかる
方向へと動くように促す。現像スリーブ101が「オー
ガー」タイプの流儀で回転すると、トナーはシール10
7から遠ざかる方向に押されることになる。したがっ
て、現像スリーブ101が回転すると、先細の傾斜した
チャネルが、現像スリーブ101上のシール107から
離れたポイントにおいて、環状のトナー経路を生成す
る。先細の傾斜したチャネルは、シール近くから紙の中
央に向かってトナーを運び戻し、そこで、トナーはドク
ターブレードによってローラ全体にわたって、ページ上
に広げられる。通常、本発明を組み込んでいないトナー
カートリッジでは、シール近くに配置されたトナーは、
ページの外にあるのでページ上に現像されることはな
い。 【0019】図3ないし図6において、本発明によるロ
ーラのさらなる詳細を見ることができる。特に図3は、
ローラの互いに反対の端部上に複数のトナー収集チャネ
ルすなわち先細の傾斜したチャネル102を組み込んだ
現像ローラ304の正面図である。先細の傾斜したチャ
ネル102は、ローラの長手方向軸に関して弓状に曲が
った角度で、現像ローラ304の表面に形成される。例
えば、チャネル102を長手方向に二等分する中心線を
ローラ304の長手方向軸上に投影したものは、30か
ら60度の間、より好ましくは45度、の角度を形成す
ると良い。典型的には、通常用いるページ幅の現像ロー
ラについて、およびプリンタのトナー等の流体について
は、それぞれの先細の傾斜したチャネル102の長さ
は、1から5mmである。チャネル102の、シール1
07に近接する深い端部は、ローラの表面内へ0.1か
ら1mm延在しており、シールから最も遠いチャネルの
遠位端部の終わりにおけるローラの上面へと、徐々に上
昇するように傾斜している。先細形状は、シール107
に最も近い近位端部において幅が最も狭く、遠位端部に
向かって広くなっていき、最終的には幅は0.2から1
mmの間になる。チャネルの壁同士は、互いに5から2
0度の角度をなす。図2に示すように、チャネルの底部
は、近位端部において丸い部分を有していてもよい。半
径Rは2から10mmで、チャネルの側壁同士の間でト
ナー粒子が動かなくなるいかなる傾向も最小化するよう
にしている。側壁は、まっすぐであってもよく、徐々に
先細になっている斜面を含ませてチャネルの床から急激
に推移しないようにしてもよい。 【0020】好ましくは、図4に示すように、複数の先
細の傾斜したチャネル102は、現像ローラ101の互
いに反対の端部において、それぞれのシール107の直
近に隣接して、環状のリングになるように配置されてい
る。シール107は、図5および図6において、ローラ
101のうちの、トナー供給ホッパー110に収容され
ているトナーにさらされる部分の周りに及んでいるのが
よりよくわかる。先細の傾斜したチャネル102の数、
大きさ、幾何学的形状、および相対的配置は、ローラの
幾何学的形状、回転速度、流体または粒子の特性(この
場合には、トナーの流動性、大きさ等)、動作温度等を
含む、具体的な用途を考慮して最適化してもよい。従来
の現像ローラについては、10個から50個の先細の傾
斜したチャネルでできた単一の環状のリングが、ローラ
のそれぞれの端部に設けられると思われる。しかし、例
えば、チャネルを有する複数のリング、および/または
チャネルを互い違いで配置することを含む、他の構成を
用いてもよい。 【0021】ローラの左端部から見た図7に示すよう
に、現像スリーブ704の表面は反時計回りの向きに回
転する。したがって、スリーブ704の表面上のあるポ
イントは、最初は、しばらくの間はトナーホッパー70
2内にあり、ドクターブレード706を通り、OPC7
09に対して露出され、現像剤ブレード707の下を通
り、このサイクルを繰り返す。本発明の先細の傾斜した
チャネルが現像ローラ101(図1)の外周に組み込ま
れ、シール107の内側に配置されている場合には、先
細のチャネルは、トナーホッパー702に出入りする。
先細の傾斜したチャネル102がトナーホッパー702
を通ると、チャネルの作用によって、トナーはシール1
07から遠ざかる方向に流れる。先細のチャネルが供給
トナーの外部にくるように回転すると、トナーをならす
ドクターブレード706により、ドクターブレード70
6を先細のチャネルが通り過ぎるときに、シール107
に当たって回収されるトナーを含むトナー803の厚さ
が均一になるように、トナーがドクターブレード706
の作用を受ける。 【0022】以上に本発明の実施の形態を説明したが、
これに限られるものではなく、本発明の範囲は特許請求
の範囲に基づいて解釈される。本発明には、例として以
下のような実施の態様が存在する。 【0023】[実施の態様1] 円筒形の外面を有する
現像ローラ(101)を備えるトナーカートリッジであ
って、該現像ローラ(101)は、前記現像ローラの少
なくとも1つの端部近くにおいて前記面に先細の傾斜し
たチャネル(102)が形成され、前記チャネルは、前
記現像ローラの前記少なくとも1つの端部に最も近い部
分である、幅の狭い近位端部(104)と、前記現像ロ
ーラの前記少なくとも1つの端部から最も遠い部分であ
る、幅の広い遠位端部(105)とを有するチャネルで
あり、前記チャネルの前記幅の狭い近位端部は、前記幅
の広い遠位端部よりも深く、前記面内に食い込んでいる
現像ローラ(101)である、トナーカートリッジ。 【0024】[実施の態様2] 前記チャネルの中心線
は、前記現像ローラの中心線と鋭角をなす、実施の態様
1に記載のトナーカートリッジ。 【0025】[実施の態様3] 前記現像ローラの前記
円筒形の外面の部分であって、前記先細の傾斜したチャ
ネルのすぐ近くに隣接する領域の部分に係合するように
配置された接触表面を有する端部シールをさらに備え
る、実施の態様1に記載のトナーカートリッジ。 【0026】[実施の態様4] 前記現像ローラは、該
現像ローラの互いに反対の端部において1対の環状のリ
ング領域に沿って放射状に間隔を置いて配置されている
複数の前記先細の傾斜したチャネルをさらに含む、実施
の態様1に記載のトナーカートリッジ。 【0027】[実施の態様5] 複数の前記先細の傾斜
したチャネルは、前記現像ローラの互いに反対のシール
接触領域に隣接する環状の領域内に配置され、前記シー
ル接触領域から遠ざかる方向へと、前記現像ローラの中
心部に向かって流体を促すように構成されている実施の
態様1に記載のトナーカートリッジ。 【0028】[実施の態様6] ハウジングと、トナー
供給ホッパー(702)、および円筒形の外面を有する
現像ローラ(101)を含む現像ユニットであって、前
記現像ローラ(101)は、該現像ローラの互いに反対
の端部に、少なくとも1つの先細の傾斜したチャネル
(102)を有し、前記少なくとも1つの先細の傾斜し
たチャネル(102)は、前記トナー供給ホッパーに収
容されているトナーの流れを変えて、前記現像ローラの
前記互いに反対の端部を通ってしみ出ることを防止する
ように構成されている現像ユニットと、廃棄物ホッパー
(715)と、ワイパーブレード(713)と、クリー
ニングブレードと、ブローアウト(吹出)ブレードとを
含むクリーニングユニットと、一次帯電ローラ(70
8)と、転写ローラ(712)と、有機光伝導体(70
9)とをさらに含む、実施の態様1に記載のトナーカー
トリッジ。 【0029】[実施の態様7] 複数の前記先細の傾斜
したチャネルは、前記現像ローラの互いに反対のシール
接触領域に隣接する環状の領域内に配置され、前記シー
ルから遠ざかる方向へと、前記現像ローラの中心部に向
かって流体を促すように構成されている実施の態様6に
記載のトナーカートリッジ。 【0030】[実施の態様8] 前記円筒形の外面は、
アルミニウムおよびステンレス鋼のうちの一方を含む金
属からできている、実施の態様6に記載のトナーカート
リッジ。 【0031】[実施の態様9] 互いに反対の端部と、
該互いに反対の端部のそれぞれに近接するように該面内
に形成された複数の先細のチャネル(102)とを有す
る円筒形の外面を有する現像ローラ(101)であっ
て、前記チャネルは、前記端部のうちの最も近いものに
最も近い部分である、幅の狭い近位端部(104)と、
前記最も近い端部から最も遠い部分である、幅の広い遠
位端部(105)とを有し、前記チャネルの前記幅の狭
い近位端部は、前記幅の広い遠位端部よりも深く前記面
内に食い込んでいる現像ローラを備える、トナーカート
リッジ。 【0032】[実施の態様10] 対象の構造に流体を
塗布するローラであって、円筒形の外面と、前記円筒形
の外面の互いに反対の端部のそれぞれに近接する領域で
あり、該円筒形の外面のうちの環状の領域に形成され
た、複数の先細の傾斜したチャネル(102)であって
(図1)、前記流体のうちの、前記環状の領域に接触す
る部分を、前記円筒形の外面の中心部に向かって前記環
状の領域のそれぞれから遠ざかる方向に促すように構成
されている先細の傾斜したチャネル(102)とを含む
ローラ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 トナー収集チャネルを含む本発明の実施形態
による現像ローラの左部分の正面図である。 【図2】 先細のチャネルの、図1の2−2線断面図で
ある。 【図3】 ローラの互いに反対の端部上に複数のトナー
収集チャネルを組み込んだ現像ローラの正面図である。 【図4】 複数のトナー収集チャネルが作り込まれたト
ナーローラの一端部の斜視図である。 【図5】 ローラの端部シールに近接してトナー収集チ
ャネルを形成した、本発明による現像ローラの斜視図で
ある。 【図6】 図5の構造の組立分解斜視図である。 【図7】 従来技術の電子写真式プリント装置を示す図
である。 【図8】 従来技術の現像ローラ、シール、および支持
体の構成を示す図である。 【符号の説明】 101 現像ローラ 102 先細の傾斜したチャネル 104 幅の狭い近位端部 105 幅の広い遠位端部 702 トナー供給ホッパー 708 一次帯電ローラ 709 有機光伝導体 712 転写ローラ 713 ワイパーブレード 715 廃棄物ホッパー
による現像ローラの左部分の正面図である。 【図2】 先細のチャネルの、図1の2−2線断面図で
ある。 【図3】 ローラの互いに反対の端部上に複数のトナー
収集チャネルを組み込んだ現像ローラの正面図である。 【図4】 複数のトナー収集チャネルが作り込まれたト
ナーローラの一端部の斜視図である。 【図5】 ローラの端部シールに近接してトナー収集チ
ャネルを形成した、本発明による現像ローラの斜視図で
ある。 【図6】 図5の構造の組立分解斜視図である。 【図7】 従来技術の電子写真式プリント装置を示す図
である。 【図8】 従来技術の現像ローラ、シール、および支持
体の構成を示す図である。 【符号の説明】 101 現像ローラ 102 先細の傾斜したチャネル 104 幅の狭い近位端部 105 幅の広い遠位端部 702 トナー供給ホッパー 708 一次帯電ローラ 709 有機光伝導体 712 転写ローラ 713 ワイパーブレード 715 廃棄物ホッパー
フロントページの続き
(72)発明者 クィンティン ティー フィリップス
アメリカ合衆国 アイダホ83713 ボイズ
ゴールデンロッド 11720
Fターム(参考) 2H077 AD06 CA12
3J103 AA02 AA63 AA74 FA30 GA58
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 円筒形の外面を有する現像ローラ(10
1)を備えるトナーカートリッジであって、該現像ロー
ラ(101)は、 前記現像ローラの少なくとも1つの端部近くにおいて前
記面に先細の傾斜したチャネル(102)が形成され、 前記チャネルは、 前記現像ローラの前記少なくとも1つの端部に最も近い
部分である、幅の狭い近位端部(104)と、 前記現像ローラの前記少なくとも1つの端部から最も遠
い部分である、幅の広い遠位端部(105)とを有する
チャネルであり、 前記チャネルの前記幅の狭い近位端部は、前記幅の広い
遠位端部よりも深く、前記面内に食い込んでいる現像ロ
ーラ(101)である、トナーカートリッジ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/103208 | 2002-03-21 | ||
US10/103,208 US6690900B2 (en) | 2002-03-21 | 2002-03-21 | Method of and system for the reduction of toner pressure applied to a print seal through the implementation of a tapering channel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003287956A true JP2003287956A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=28040335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003073412A Pending JP2003287956A (ja) | 2002-03-21 | 2003-03-18 | トナーカートリッジおよびローラ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6690900B2 (ja) |
JP (1) | JP2003287956A (ja) |
DE (1) | DE10312266A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6985683B2 (en) * | 2003-11-05 | 2006-01-10 | Lexmark International, Inc. | Method of mitigating toner damage in high speed contact developing with end seal |
JP2006163205A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | トナー搬送ロール |
US7627264B2 (en) * | 2005-09-30 | 2009-12-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing device and image forming apparatus |
US7623807B2 (en) * | 2005-12-15 | 2009-11-24 | Lexmark International, Inc. | Dynamic seal for component surfaces |
US8099012B2 (en) * | 2007-12-18 | 2012-01-17 | Lexmark International, Inc. | Developer roll lip seal |
US8116657B2 (en) * | 2007-12-18 | 2012-02-14 | Lexmark International, Inc. | Upper seal for inhibiting doctor blade toner leakage |
US8644725B2 (en) | 2011-05-18 | 2014-02-04 | Lexmark International, Inc. | Multiple stiffness seal for imaging component surfaces |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69516758T2 (de) | 1994-06-20 | 2000-08-31 | Hewlett-Packard Co., Palo Alto | Laserdrucker mit Gerät zur Verminderung des Bandeffektes verursacht durch unebene Trennung von aufeinanderfolgenden Abtastzeilen |
JPH0934245A (ja) | 1995-07-19 | 1997-02-07 | Hewlett Packard Co <Hp> | 電子写真術用材料移動ローラ |
US5757395A (en) | 1995-09-25 | 1998-05-26 | Hewlett-Packard Company | Color capable single-cartridge inkjet service station |
US6487383B2 (en) * | 2001-04-12 | 2002-11-26 | Lexmark International, Inc. | Dynamic end-seal for toner development unit |
-
2002
- 2002-03-21 US US10/103,208 patent/US6690900B2/en not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-03-18 JP JP2003073412A patent/JP2003287956A/ja active Pending
- 2003-03-19 DE DE10312266A patent/DE10312266A1/de not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6690900B2 (en) | 2004-02-10 |
DE10312266A1 (de) | 2003-10-09 |
US20030180066A1 (en) | 2003-09-25 |
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