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JP2003280461A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JP2003280461A
JP2003280461A JP2002081399A JP2002081399A JP2003280461A JP 2003280461 A JP2003280461 A JP 2003280461A JP 2002081399 A JP2002081399 A JP 2002081399A JP 2002081399 A JP2002081399 A JP 2002081399A JP 2003280461 A JP2003280461 A JP 2003280461A
Authority
JP
Japan
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paper
unit
output
job
image forming
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Pending
Application number
JP2002081399A
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English (en)
Inventor
Takanobu Saito
隆亘 齋藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予約機能を持つ電子写真方式の画像形成装置
において、複数ジョブの連続印刷処理中に用紙種類に応
じ定着温度の設定を変更する場合に、定着温度の設定に
要する時間を最小限にし、処理時間の短縮化を図る。 【解決手段】 プリンタコントローラ101が受け入れ
た予約ジョブに複数種類の用紙への処理を設定したジョ
ブが含まれている場合に、プロッタ部105における定
着手段に設定する定着温度の低い用紙種類から順番に
(例えばフィルム→普通紙→トレペ)出力するようにし
て、用紙種類が切り替わるときに、定着温度の現在値と
設定目標値との差をなるべく小さくして、定着アイドリ
ングの時間を短くし、時間の短縮化を図るようにするも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、印刷機(プリンタ)等の画像形成装置に関し、よ
り特定すると、異なる用紙種類の指定が可能な複数ジョ
ブ(処理要求がなされた画像)の予約機能を持つ該画像
形成装置において、複数ジョブの連続印刷処理中に用紙
種類に応じ定着温度の設定を変更する場合に、定着アイ
ドリングの時間を最小限に抑えることができ、処理時間
の短縮化を図ることを可能にした前記画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式の複写機、プリンタ
等の画像形成装置においては、デジタル化とともに多機
能化が進展し、画像形成処理の対象となる画像を一時的
に格納するメモリの容量も大きくとるようになり、この
容量を用いて、複数ジョブの予約機能を実現している。
予約機能によって処理を要求した複数のジョブには、設
定された処理条件が異なる様々なジョブが含まれ、ジョ
ブ毎に画像形成における処理条件を変更することが必要
になる場合がある。こうした変更を必要とする処理の一
つに、電子写真プロセスにおける定着処理があり、適正
な定着温度が後続するジョブが先行するジョブと異なる
場合には、ジョブの変わり目で設定を変更して適正温度
に制御されるまで処理を待たなければならず、処理の遅
延につながる。ジョブ間で定着温度の設定を変更する必
要がある処理条件の一つに、印刷(コピー)用紙があ
る。従来より、複写機、プリンタ等の用紙として、普通
紙の外にOHP(オーバー・ヘッド・プロジェクタ)用
紙、トレーシングペーパー等を用いることができるよう
にしている。これらの用紙への印刷が指示された場合に
は、それぞれの用紙種別に適した定着目標温度が設定さ
れ、用紙種別が変わるときには、定着温度を上下させて
目標温度に近づける定着アイドリング動作を行い、目標
温度になるのを待つので、処理の遅延を生じ、その間エ
ネルギーロスすることになる。なお、この問題は、普通
紙、OHP用紙、トレーシングペーパー等という典型例で
説明したが、コピー用紙は多様な種類があり、それぞれ
の適正温度が存在する場合に、一般的に起きる問題でも
ある。
【0003】ところで、特開2000-242107号公報(以下
「従来例」という)には、定着温度の変更時の待ち時間
の短縮化を図ることを目的とする画像形成装置が提案さ
れている。この従来例には、処理対象として記憶された
複数の画像を、写真画像及び文字画像といった画像の種
類に分けて、画像種類に適した定着温度を設定し、画像
種類毎にまとめて画像形成処理を行い、このとき定着温
度の低い種類の画像から順に処理する、としたものが示
されている。しかしながら、この従来例は、複数の画像
を画像種類毎にまとめて処理する方式による解決手段を
提案するものであり、用紙の種類が異なる場合の上記し
た問題への解決手段を提供するものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の技術における問題点に鑑みてなされたもので、その
目的は、異なる用紙種類の指定が可能な複数ジョブの予
約機能を持つ電子写真方式の画像形成装置(複写機、プ
リンタ等)において、ジョブ間で用紙種類に応じ定着温
度の設定を変更する必要がある複数ジョブの画像形成処
理を行う場合に、定着温度の設定に要する時間を最小限
にするようにした前記画像形成装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、用紙
種類を指定して処理要求がなされた複数画像を一時的に
格納する記憶部と、該記憶部に格納された複数画像を順
番に印字データとして出力する印字データ出力部と、印
字データに基づいて指定用紙に電子写真プロセスによる
作像を行う画像形成部と、用紙種類に応じた設定値に定
着温度を制御する手段を備えた定着部と、を有する画像
形成装置であって、前記印字データ出力部は、複数画像
に異なる用紙種類が指定されている場合に、用紙種類毎
にまとめて、定着温度の低い用紙種類から順番に出力す
るようにしたことを特徴とする画像形成装置である。
【0006】請求項2の発明は、用紙種類を指定して処
理要求がなされた複数画像を一時的に格納する記憶部
と、該記憶部に格納された複数画像を順番に印字データ
として出力する印字データ出力部と、印字データに基づ
いて指定用紙に電子写真プロセスによる作像を行う画像
形成部と、用紙種類に応じた設定値に定着温度を制御す
る手段を備えた定着部と、を有する画像形成装置であっ
て、前記印字データ出力部は、出力中の先行画像があ
り、かつ複数画像に異なる用紙種類が指定されている場
合に、用紙種類毎にまとめて、前記先行画像と同じ用紙
種類のものを優先して出力し、その出力が全て終了した
後に、次に定着温度の高い用紙種類を出力するという順
で、定着温度の高い紙種へ順番を移行させて出力するよ
うにしたことを特徴とする画像形成装置である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
された画像形成装置において、前記印字データ出力部
は、複数画像を出力する順番を記憶部への入力順とする
出力動作を行うことを可能にし、この出力動作が操作部
の指示により選択できるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施形態に基づき説明する。用紙種類の指定が
可能な複数ジョブの予約機能を持つ電子写真方式の画像
形成装置としてのプリンタを例に、複数ジョブの連続処
理に要する処理時間の短縮化を目的とする本発明の実施
形態を説明する。本実施形態のプリンタは、目的とする
処理時間の短縮化を図るために、記憶部に格納された複
数の予約ジョブの画像形成部(プロッタ)への出力順を
操作する。即ち、用紙種類毎にジョブをまとめるととも
に、用紙種類が切り替わるときに用紙種類に適応して設
定される定着温度を考慮して定めた順番に従いジョブの
出力を行うようにして、印刷処理の際、用紙種類の異な
るジョブ間に生じる定着アイドリングの時間を最小限に
押さえるようにする。こうした複数の予約ジョブの出力
操作を行うための機能をシステムの制御部が備える。図
1は、本実施形態のプリンタの構成を示す概略図であ
る。図1を参照すると、本例のプリンタは、プリンタコ
ントローラ101、メモリー部102、表示/操作部1
03、制御部104、プロッタ部105を有する。プリ
ンタコントローラ101は、上位装置(ホスト)から印
刷要求ジョブとして送られてくる印刷データ(印刷制御
コマンドを含む)を受け取り、印刷データに含まれる描
画データを変換し、画像信号(ビットマップ)としてメ
モリー部102に送る。メモリー部102は、プリンタ
コントローラ101から送られてきた画像信号を記録
し、印刷する際にはここから読み出されて、プロッタ部
105へ印字データとして出力される。メモリー部10
2は、複数の画像信号(予約された複数ジョブ分の画像
信号)を記憶する記憶容量を持っている。表示/操作部
103はユーザーインターフェースとして機能し、ユー
ザーが入力操作によりジョブに対して各種の印刷条件
(画質、印刷枚数、用紙サイズ、用紙種別等)の設定を
行い、また設定操作をダイアログ方式により行うため
に、各種の情報を表示する。
【0009】制御部104は、CPU、ROM、RA
M、I/Oポート、インターフェース等の要素で構成さ
れ、ROM内に書き込まれたソフトウエア(プログラ
ム)によりプリンタの各リソースの動作を制御し、印刷
処理のフローを実行する。制御部104が行う本実施形
態に特有の処理としては、メモリー部102に格納され
た予約された複数ジョブ分の画像信号をプロッタ部10
5に出力する際に、用紙種類毎にまとめるとともに、用
紙種類に適応する定着温度を考慮して定めた順番に従っ
てその出力を行うための処理である。このため、プリン
タコントローラ101が受け取った印刷要求ジョブに関
連する情報として、各ジョブに設定されている(設定は
ホスト或いは表示/操作部103で行われる)用紙種類
を管理する。管理している用紙種類を基に、各予約ジョ
ブの順番付けを行い、その順番に従いメモリー部102
から該当する画像信号を出力し、印刷の実行を指示す
る。また、このとき、各ジョブに設定された印刷条件に
応じた動作が行われるように、プロッタ部105に対し
て指示を与える。プロッタ部105は、給紙手段10
6、感光体ドラム107、転写手段108、定着手段1
09を有している。給紙手段106は用紙種類を検出す
る手段を複数段の給紙トレイに備えており、検出結果に
より各給紙トレイと用紙種類の関係は知らされているの
で、印刷の実行が指示された画像信号に対して設定され
た用紙種類を供給するトレイを指示し、そこから給紙を
行う。また途中で用紙種類が変更される場合、定着手段
109の定着ローラを用紙種類に対応した定着温度に制
御する。この制御は、用紙種類に対応した定着温度の目
標値を設定して、定着ローラに設けた温度センサ110
が目標値となるように定着ローラの加熱、或いは放熱の
制御を行う。なお、目標値に制御されるまでの動作状態
を定着アイドリングという。プリンタコントローラ10
1の処理が終了して、印刷実行要求が発行されると、印
刷処理が実行され、各ジョブに付けられた順番に従いメ
モリー部102から連続的にプロッタ105に印字デー
タとして出力され、各ジョブに設定された印刷条件に従
い、プロッタ部15で感光体ドラム107へのLD書き込
み、トナー現像、転写、定着といった電子写真プロセス
による処理が転写紙に行われ、転写紙の排紙により処理
が完了する。
【0010】次に、上記したプリンタにおいて、複数の
予約ジョブの印刷出力を行う際に、用紙種類毎にまと
め、しかも、予め定めた用紙種別順で行うようにするた
めの手順に係わる実施形態を示す。上述の予め定めた用
紙種別順は、処理すべき複数画像全体の処理に要する時
間の短縮化を図るために、用紙種類が切り替わるとき
に、定着アイドリングの時間を最小限に押さえるよう
に、出力順を定めるものである。本例では、予約ジョブ
に複数種類の用紙への処理を設定したジョブが含まれて
いる場合に、定着温度の低い用紙種類から順番に出力す
るようにして、用紙種類が切り替わるときに、現在値と
設定目標値との差をなるべく小さくして、定着アイドリ
ングの時間を短くし、時間の短縮化を図るようにするも
のである。本例では、便宜上、用紙種類を3種類、即ち
定着設定温度の低い順にフィルム、普通紙、トレーシン
グペーパー(以下「トレペ」と略する)とするが、それ
以上に用紙種類の設定がある場合には、当然、用紙種類
の分に応じて制御ステップの追加が必要である。
【0011】図2は、本実施形態の予約ジョブの印刷処
理の制御フローチャートを示す。本例のフローは、処理
すべきジョブが存在する時に適当なタイミングで行うよ
うにし、フィルム、普通紙、トレペという定着設定温度
の低い順に処理を行い、トレペに対する処理が完了した
ところでフローを終了させる。図2を参照して、予約ジ
ョブの印刷処理の制御フローを説明する。本例の印刷処
理の制御フローを立ち上げると、まず、プリンタコント
ローラ101により複数の印刷要求が受信されている
か、即ち予約ジョブがあるか否かをチェックする(S1
1)。予約ジョブがない場合に(S11-NO)、予約ジ
ョブの印刷処理を終了する。複数の印刷要求があった場
合に(S11-YES)、次に印刷要求された各ジョブに設
定されている(設定はホスト或いは表示/操作部103
で行われる)用紙種類のチェックを行なう。最初に一番
定着温度の低いフィルムを指定したジョブがあるか否か
のチェックを行なう(S12)。フィルムが指定されて
いない場合は(S12-NO)、次の用紙種類のチェック
である普通紙のチェックを行なう(S14)。他方、フ
ィルムが指定されている場合は(S12-YES)、フィル
ムが指定されているジョブをまとめて、印刷処理を実行
し(S13)、フィルムのジョブを全て実行し処理を終
了した後、次の用紙種類である普通紙のチェックを行な
う(S14)。次に、普通紙を指定したジョブがあるか
否かのチェックを行ない(S14)、普通紙が指定され
ていない場合は(S14-NO)、次の用紙種類のチェッ
クであるトレペのチェックを行なう(S16)。他方、
普通紙が指定されている場合は(S14-YES)、普通紙
が指定されているジョブをまとめて、印刷処理を実行し
(S15)、普通紙のジョブを全て実行し処理を終了し
た後、次の用紙種類であるトレペのチェックを行なう
(S16)。次いで、トレペでを指定したジョブがある
か否かのチェックを行ない(S16)、トレペが指定さ
れていない場合は(S16-NO)、予約ジョブの印刷処
理を終了する。他方、トレペが指定されている場合は
(S16-YES)、トレペが指定されているジョブをまと
めて、印刷処理を実行し(S17)、トレペのジョブを
全て実行し処理を終了した後、予約ジョブの印刷処理を
終了する。
【0012】次に示す実施形態は、上記したプリンタ
(図1)において、複数の予約ジョブの印刷出力を行う
際に、処理時間の短縮化をねらいとする他の実施形態を
示す。本実施形態は、複数の予約ジョブの印刷出力を行
う際に、用紙種類毎にまとめ、しかも、予め定めた用紙
種別順で行うようにするために用いる手順に係わるとい
う点で上述の実施形態と同じである。ただ、上述の実施
形態では、予約ジョブの印刷処理の制御フローを起動し
たときに、既に印刷処理中のジョブ(カレントプリン
ト)が存在した場合について、考慮していないので、予
約ジョブの在りようによっては、予約ジョブの処理時間
の短縮化効果が弱められる。本実施形態は、この改善を
図るようにしたものである。本実施形態では、印刷中の
ジョブが存在する場合に、印刷中のジョブの用紙種別を
優先して実行し、その出力が全て終了した後に、次に定
着温度の高い用紙種類を出力するという順で、定着温度
の高い紙種へ順番を移行させて出力する。このようにす
ると、複数の予約ジョブに含まれる用紙種類の在りよう
によるが、用紙種類の切り替えの回数が少なくて済み、
用紙種類が切り替わるときに、現在値と設定目標値との
差を小さくできる場合があり、より有効に処理時間の短
縮化を図ることが可能になる。
【0013】図3は、本実施形態の予約ジョブの印刷処
理の制御フローチャートを示す。本例のフローは、処理
すべきジョブが存在する時に適当なタイミングで行うよ
うにする。なお、本例においても、便宜上フィルム、普
通紙、トレペの3種類の例を示す。図3を参照して、予
約ジョブの印刷処理の制御フローを説明する。本例の印
刷処理の制御フローを立ち上げると、まず、プリンタコ
ントローラ101により複数の印刷要求が受信されてい
るか、即ち予約ジョブがあるか否かをチェックする(S
21)。予約ジョブがない場合に(S21-NO)、予約
ジョブの印刷処理を終了する。複数の印刷要求があった
場合に(S21-YES)、印刷中のジョブ(カレントプリ
ント)があるかを、そのジョブに設定されている(設定
はホスト或いは表示/操作部103で行われる)用紙種
類とともにチェックする。最初に一番定着温度の低いフ
ィルムを指定したジョブをチェックする(S22)。印
刷中のジョブとしてフィルムを指定したジョブが存在す
る場合は(S22-YES)、予約したジョブにフィルムを
指定したジョブがあるか否かをチェックし(S23)、
その結果により処理を分岐する。ない場合は、予約した
ジョブに対し次の普通紙のチェックに移行し(S2
5)、ある場合に、フィルムを指定したジョブをまとめ
て、印刷処理を実行する(S24)。フィルムのジョブ
を全て実行し処理を終了した後、予約したジョブに対
し、次の用紙種類である普通紙のチェックを行う(S2
5)。普通紙のチェック結果に従う処理は、フィルムの
場合と同様に、普通紙を指定した予約ジョブ全ての印刷
を実行し(S26)、その処理を終えた後、予約したジ
ョブに対し、次の用紙種類であるトレペのチェックを行
う(S27)。トレペのチェック結果に従う処理は、フ
ィルムや普通紙の場合と同様に、トレペを指定した予約
ジョブ全ての印刷を実行し(S28)、その処理を終え
た後、予約ジョブの印刷処理フローを終了する。
【0014】他方、印刷中のジョブとしてフィルムを指
定したジョブがない場合は(S22-NO)、次に定着温
度の低い用紙種類である普通紙を指定したジョブのチェ
ックを行なう(S32)。印刷中のジョブとして普通紙
を指定したジョブが存在する場合は(S32-YES)、予
約したジョブに普通紙を指定したジョブがあるか否かを
チェックし(S33)、その結果により処理を分岐し、
普通紙を指定した予約ジョブに対する処理を優先させて
行う(S34)。引き続いて行う予約ジョブに対する処
理は、上記した、印刷中のジョブとしてフィルムを指定
したジョブが存在する場合と同様に、用紙種類毎にまと
めて定着温度が次に高い用紙種別、即ちトレペに行う
(S35,36)。ただし、印刷中のジョブが普通紙で
あるこのケースでは、普通紙を優先させ、フィルムが未
処理のままであるから、トレペの処理を終えた後にフィ
ルムの処理を行い(S37,38)、その処理を終えた
後、予約ジョブの印刷処理フローを終了する。さらに、
印刷中のジョブとしてフィルム及び普通紙を指定したジ
ョブがない場合は(S32-NO)、次に定着温度の低い
(この例では最も定着温度の高い)用紙種類であるトレ
ペを指定したジョブのチェックを行なう(S42)。印
刷中のジョブとしてトレペを指定したジョブが存在する
場合は(S42-YES)、予約したジョブにトレペを指定
したジョブがあるか否かをチェックし(S43)、その
結果により処理を分岐し、トレペを指定した予約ジョブ
に対する処理を優先させて行う(S44)。引き続いて
行う予約ジョブに対する処理は、上記したと同様に、用
紙種類毎にまとめて定着温度が次に高い用紙種別順に行
うが、このケースでは、対象の用紙種別がないので、定
着温度の低い順、即ちフィルム→普通紙という基本動作
の順番により残りのジョブを処理する(S45〜4
8)。これらの処理を終えた後、予約ジョブの印刷処理
フローを終了する。
【0015】次に示す実施形態は、上記実施形態(図2
及び図3)に示した予約ジョブの印刷処理の制御モード
を他の制御モードの処理へ切り替えることを可能にし
て、ユーザーがニーズに従った選択ができるようにする
ことにより、プリンタのパフォーマンスの向上を図るも
のである。本実施形態では、選択を可能にする他の制御
モードとして、従来から予約ジョブの印刷処理の制御モ
ードとして、一般的に採用されている方式である、複数
の予約ジョブを印刷処理する順番をプリンタへの入力順
として制御する方式を採用する。この方式は、通常受け
付けたジョブを格納する記憶手段への入力順として実施
することができる。予約ジョブの印刷処理を、上記実施
形態(図2及び図3)に示した制御モードに代えて、ジ
ョブの入力順による制御モードを選択する制御モード選
択手段、例えば、表示/操作部103からその指示操作
を行う手段、を設けることによりユーザーによる選択が
できるようにする。このような制御モードの選択手段を
用意することにより、予約ジョブの印刷処理をジョブの
入力順によることを望み、上記実施形態(図2及び図
3)に示した制御モードによる処理が行われると不都合
が生じるといった場合のユーザーにとって、利便性の良
いシステムを提供することが可能になる。
【0016】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明に対応する効果 予約機能により受け付けた複数ジョブ(画像)の印刷を
連続して行う際に、複数画像に異なる用紙種類が指定さ
れ、用紙種類の切り替え時に定着アイドリングが発生す
る場合でも、定着温度の低い順に同じ紙種のジョブをま
とめて印刷処理するようにしたので、定着アイドリング
の時間を最小限に抑えることができ、処理時間の短縮化
を図ることが可能になる。
【0017】(2) 請求項2の発明に対応する効果 予約機能により受け付けた複数ジョブ(画像)の印刷を
連続して行う際に、複数画像に異なる用紙種類が指定さ
れ、用紙種類の切り替え時に定着アイドリングが発生す
る場合でも、同じ紙種のジョブをまとめて印刷処理し、
しかも先行画像(カレントプリント)と同じ用紙種類の
ものを優先して出力し、その出力が全て終了した後に、
次に定着温度の高い用紙種類を出力するという順で、定
着温度の高い紙種へ順番を移行させて出力するようにし
たので、定着アイドリングの時間を最小限に抑えること
ができ、処理時間の短縮化を図ることが可能になる。 (3) 請求項3の発明に対応する効果 予約機能により受け付けた複数ジョブ(画像)の印刷を
連続して行う際に、請求項1又は2の発明に示した印刷
処理の動作モードに代えて、印刷要求を受け付けた順に
印刷処理を行う動作モードを操作部の指示に従って選択
できるようにしたので、動作モードの選択操作によりユ
ーザーの要求に合った出力が可能になり、利便性の向上
を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係わるプリンタの構成を
示す概略図である。
【図2】 本発明の実施形態に係わる予約ジョブの印刷
処理の制御フローチャートの一例を示す。
【図3】 本発明の実施形態に係わる予約ジョブの印刷
処理の制御フローチャートの他の例を示す。
【符号の説明】 101…プリンタコントローラ、 102…メモリー
部、103…表示/操作部、 104…制御
部、105…プロッタ部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙種類を指定して処理要求がなされた
    複数画像を一時的に格納する記憶部と、該記憶部に格納
    された複数画像を順番に印字データとして出力する印字
    データ出力部と、印字データに基づいて指定用紙に電子
    写真プロセスによる作像を行う画像形成部と、用紙種類
    に応じた設定値に定着温度を制御する手段を備えた定着
    部と、を有する画像形成装置であって、前記印字データ
    出力部は、複数画像に異なる用紙種類が指定されている
    場合に、用紙種類毎にまとめて、定着温度の低い用紙種
    類から順番に出力するようにしたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 用紙種類を指定して処理要求がなされた
    複数画像を一時的に格納する記憶部と、該記憶部に格納
    された複数画像を順番に印字データとして出力する印字
    データ出力部と、印字データに基づいて指定用紙に電子
    写真プロセスによる作像を行う画像形成部と、用紙種類
    に応じた設定値に定着温度を制御する手段を備えた定着
    部と、を有する画像形成装置であって、前記印字データ
    出力部は、出力中の先行画像があり、かつ複数画像に異
    なる用紙種類が指定されている場合に、用紙種類毎にま
    とめて、前記先行画像と同じ用紙種類のものを優先して
    出力し、その出力が全て終了した後に、次に定着温度の
    高い用紙種類を出力するという順で、定着温度の高い紙
    種へ順番を移行させて出力するようにしたことを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された画像形成装
    置において、前記印字データ出力部は、複数画像を出力
    する順番を記憶部への入力順とする出力動作を行うこと
    を可能にし、この出力動作が操作部の指示により選択で
    きるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008033258A (ja) * 2006-07-03 2008-02-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および画像形成システム
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