JP2003279265A - 電気炉用水冷パネル - Google Patents
電気炉用水冷パネルInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/12—Elements constructed in the shape of a hollow panel, e.g. with channels
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水冷パネルを鋳鋼で製作する。
【解決手段】 下記の構造を備えたことを特徴とする電
気炉用の水冷パネルである、すなわち、該水冷パネルは
鋳鋼製の鋳造品であって、該水冷パネルの外側は箱型形
状で、該水冷パネルの内側には冷却水を通過させる冷却
水流路を備え、前記水冷パネルの外側と前記内側の湾曲
部において半径15mm以上の曲率を備え、該パネルの
肉厚が15mm以下である。また、前記水冷パネルの外
側が波型状に成形されている。さらに、前記水冷パネル
の内側の端部に設けられる冷却水流路は、他の冷却水流
路に較べて流路の断面積が小さくなるように形成されて
いる。
気炉用の水冷パネルである、すなわち、該水冷パネルは
鋳鋼製の鋳造品であって、該水冷パネルの外側は箱型形
状で、該水冷パネルの内側には冷却水を通過させる冷却
水流路を備え、前記水冷パネルの外側と前記内側の湾曲
部において半径15mm以上の曲率を備え、該パネルの
肉厚が15mm以下である。また、前記水冷パネルの外
側が波型状に成形されている。さらに、前記水冷パネル
の内側の端部に設けられる冷却水流路は、他の冷却水流
路に較べて流路の断面積が小さくなるように形成されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料の溶解炉
に設ける水冷パネルに関する。より詳しくは、溶解炉の
炉壁、天井等に取付けて使用する鋳鋼製の水冷パネルに
関する。
に設ける水冷パネルに関する。より詳しくは、溶解炉の
炉壁、天井等に取付けて使用する鋳鋼製の水冷パネルに
関する。
【0002】
【従来の技術】電気炉には、パイプ組立て品である鋼製
配管構造の冷却パネル、製缶でジャケット式、またはボ
ックス式と言われる鋼板溶接構造の冷却パネルなど、い
わゆる水冷パネルが使用されている。図4には、水冷パ
ネルを電気炉に用いた例の模式図を示した。水冷パネル
53は、外周が鉄皮54に覆われた電気炉50の溶鋼5
2を保持する炉底51上の周囲に取付けられている。水
冷パネルのうち、パイプ組み立て品は、水冷効果に優
れ、使用期間が数年から十数年と使用寿命が長いことに
特徴がある。
配管構造の冷却パネル、製缶でジャケット式、またはボ
ックス式と言われる鋼板溶接構造の冷却パネルなど、い
わゆる水冷パネルが使用されている。図4には、水冷パ
ネルを電気炉に用いた例の模式図を示した。水冷パネル
53は、外周が鉄皮54に覆われた電気炉50の溶鋼5
2を保持する炉底51上の周囲に取付けられている。水
冷パネルのうち、パイプ組み立て品は、水冷効果に優
れ、使用期間が数年から十数年と使用寿命が長いことに
特徴がある。
【0003】図3には、溶接構造品の電気炉天井の水冷
パネルの1例を示した。図3(a)は、水冷パネルの平
面図であり、図3(b)は正面図である。図3(b)で
は、図面下側が炉の高温部に接する面である。図3に示
した水冷パネル40は、全面溶接加工して製作したもの
である。ここで、水冷パネル40を冷却するための冷却
水42は、冷却水入口43から流入し、矢印で示すよう
に設けた仕切板41とパネルの側板との間を通過して冷
却水出口44に向う。
パネルの1例を示した。図3(a)は、水冷パネルの平
面図であり、図3(b)は正面図である。図3(b)で
は、図面下側が炉の高温部に接する面である。図3に示
した水冷パネル40は、全面溶接加工して製作したもの
である。ここで、水冷パネル40を冷却するための冷却
水42は、冷却水入口43から流入し、矢印で示すよう
に設けた仕切板41とパネルの側板との間を通過して冷
却水出口44に向う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記説明のパイプ組立
品の場合には、U管部の構造や組立てが緻密なため製作
に手間がかかり高価な設備となる。そのため、トランス
が高負荷の炉や、稼動率の高い炉などの特定の炉で使用
されている。ところで、前記説明の溶接構造品の場合に
は、以下で説明するような問題点がある。
品の場合には、U管部の構造や組立てが緻密なため製作
に手間がかかり高価な設備となる。そのため、トランス
が高負荷の炉や、稼動率の高い炉などの特定の炉で使用
されている。ところで、前記説明の溶接構造品の場合に
は、以下で説明するような問題点がある。
【0005】第1の問題点は、溶接施工時の溶接欠陥が
存在することである。その理由として、水冷パネルが複
雑なため、溶接作業性が悪く溶接欠陥が発生しやすいこ
とがある。また、母材と溶接部の境界線は割れが発生し
やすいということもある。さらに、溶接構造品を製造す
る際に通常用いられるJISG3101に規定されるS
S400材は、割れ易さに関係の深いC、MnやC.E
(炭素当量)の量を規定しておらず、割れの発生しにく
い材料に好適であるとは言えないものである。
存在することである。その理由として、水冷パネルが複
雑なため、溶接作業性が悪く溶接欠陥が発生しやすいこ
とがある。また、母材と溶接部の境界線は割れが発生し
やすいということもある。さらに、溶接構造品を製造す
る際に通常用いられるJISG3101に規定されるS
S400材は、割れ易さに関係の深いC、MnやC.E
(炭素当量)の量を規定しておらず、割れの発生しにく
い材料に好適であるとは言えないものである。
【0006】第2の問題点は、溶接構造品は溶接部を曲
面状に加工できないことである。そのため、溶接部を含
め、水冷パネルの板材の肉厚が大きく変化した箇所がそ
のまま残る。また、溶接ビート部はミクロ的には鋭角状
となっている。そのような箇所には、機械的応力や熱応
力が集中し、割れ発生の原因となる可能性がある。
面状に加工できないことである。そのため、溶接部を含
め、水冷パネルの板材の肉厚が大きく変化した箇所がそ
のまま残る。また、溶接ビート部はミクロ的には鋭角状
となっている。そのような箇所には、機械的応力や熱応
力が集中し、割れ発生の原因となる可能性がある。
【0007】第3の問題点は、溶接構造品の水冷パネル
には、例えば、JISG3101に規定されるSS40
0材で厚さ16mm〜19mmの鋼材が用いられている
ことである。このように、厚肉の鋼材を使用して水冷パ
ネルを作製した場合には、肉厚が厚いため表面部が冷却
されにくく、表面温度が相対的に高くなる。
には、例えば、JISG3101に規定されるSS40
0材で厚さ16mm〜19mmの鋼材が用いられている
ことである。このように、厚肉の鋼材を使用して水冷パ
ネルを作製した場合には、肉厚が厚いため表面部が冷却
されにくく、表面温度が相対的に高くなる。
【0008】そのため、水冷パネル外側の高温面と水冷
パネル内側の冷却水接触面との間に温度差が生じて、水
冷パネル全体が変形したり、水冷パネルに割れが発生し
たりする。また、操業による高温と低温が繰返されるた
め、鋼材は膨張、収縮が繰返されて割れが発生しやすく
なる。
パネル内側の冷却水接触面との間に温度差が生じて、水
冷パネル全体が変形したり、水冷パネルに割れが発生し
たりする。また、操業による高温と低温が繰返されるた
め、鋼材は膨張、収縮が繰返されて割れが発生しやすく
なる。
【0009】パイプ組立て品、溶接構造品の水冷パネル
にはそれぞれ一長一短がある。とりわけ、溶接構造品の
水冷パネルは寿命が短いという問題点がある。本発明者
は、これらの問題点を鋭意検討した結果、水冷パネルを
鋳鋼で製作することにより解決できることを見出した。
にはそれぞれ一長一短がある。とりわけ、溶接構造品の
水冷パネルは寿命が短いという問題点がある。本発明者
は、これらの問題点を鋭意検討した結果、水冷パネルを
鋳鋼で製作することにより解決できることを見出した。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様は、下記の構造を備えたことを
特徴とする電気炉用の水冷パネルである。 (a)該水冷パネルは鋳鋼製の鋳造品であって、 (b)該水冷パネルの外側は箱型形状で、該水冷パネル
の内側には冷却水を通過させる冷却水流路を備え、 (c)前記水冷パネルの外側と前記内側の湾曲部におい
て半径15mm以上の曲率を備え、 (d)該パネルの肉厚が15mm以下である。
に、本発明の第1の態様は、下記の構造を備えたことを
特徴とする電気炉用の水冷パネルである。 (a)該水冷パネルは鋳鋼製の鋳造品であって、 (b)該水冷パネルの外側は箱型形状で、該水冷パネル
の内側には冷却水を通過させる冷却水流路を備え、 (c)前記水冷パネルの外側と前記内側の湾曲部におい
て半径15mm以上の曲率を備え、 (d)該パネルの肉厚が15mm以下である。
【0011】本発明の第2の態様は、前記水冷パネルの
外側が波型状に成形されていることを特徴とする電気炉
用の水冷パネルである。
外側が波型状に成形されていることを特徴とする電気炉
用の水冷パネルである。
【0012】本発明の第3の態様は、前記水冷パネルの
内側の端部に設けられる冷却水流路は、他の冷却水流路
に較べて流路の断面積が小さくなるように形成されてい
ることを特徴とする電気炉用の水冷パネルである。
内側の端部に設けられる冷却水流路は、他の冷却水流路
に較べて流路の断面積が小さくなるように形成されてい
ることを特徴とする電気炉用の水冷パネルである。
【0013】本発明の第4の態様は、前記水冷パネルの
内側の、高温に接する側の冷却水流路に凹凸が設けられ
ていることを特徴とする電気炉用の水冷パネルである。
内側の、高温に接する側の冷却水流路に凹凸が設けられ
ていることを特徴とする電気炉用の水冷パネルである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
(a)〜図1(c)を用いて説明する。図1(a)は、
本発明に係る鋳鋼製水冷パネルの正面図の略図である。
図1(b)は、平面図の略図である。図1(c)は、側
面図の略図である。
(a)〜図1(c)を用いて説明する。図1(a)は、
本発明に係る鋳鋼製水冷パネルの正面図の略図である。
図1(b)は、平面図の略図である。図1(c)は、側
面図の略図である。
【0015】本実施の形態では、水冷パネルは鋳鋼製の
鋳造品であって、水冷パネルの外形は箱型形状である。
水冷パネルの内側には冷却水を通過させるための冷却水
流路を備えている。水冷パネルの外側と内側の全ての湾
曲部では半径15mm以上の曲率半径を備えている。水
冷パネルの肉厚は15mm以下となっている。
鋳造品であって、水冷パネルの外形は箱型形状である。
水冷パネルの内側には冷却水を通過させるための冷却水
流路を備えている。水冷パネルの外側と内側の全ての湾
曲部では半径15mm以上の曲率半径を備えている。水
冷パネルの肉厚は15mm以下となっている。
【0016】本実施の形態では、水冷パネルは鋳鋼鋳造
品である。鋳鋼は、例えば、JISG5101、JIS
G5102に規定するものを用いることができる。本発
明では、熱伝導率が低い、融点が低い等の特性を備えた
ダクタイル鋳鉄を用いることもできるが、本願発明の目
的とする水冷パネルは、以下に説明する特性を得るため
に、鋳鋼鋳造品とすることが望ましい。
品である。鋳鋼は、例えば、JISG5101、JIS
G5102に規定するものを用いることができる。本発
明では、熱伝導率が低い、融点が低い等の特性を備えた
ダクタイル鋳鉄を用いることもできるが、本願発明の目
的とする水冷パネルは、以下に説明する特性を得るため
に、鋳鋼鋳造品とすることが望ましい。
【0017】なお、本実施の形態では鋳鋼は、前記JI
SG5101、JISG5102に規定するもののほか
に、JISG3101に規定するSS400よりもCの
含有率、C.E(炭素当量)を低くした鋼、すなわち、
割れにくい材質としたものを用いることが望ましい。
SG5101、JISG5102に規定するもののほか
に、JISG3101に規定するSS400よりもCの
含有率、C.E(炭素当量)を低くした鋼、すなわち、
割れにくい材質としたものを用いることが望ましい。
【0018】例えば、JISG3101の一般構造用圧
延鋼材にはSS400、SS490があり、化学成分と
して(化学成分値は以下重量%で示すものである。)、
Pの含有率が0.050%以下、Sの含有率が0.05
0%以下、が示されている。
延鋼材にはSS400、SS490があり、化学成分と
して(化学成分値は以下重量%で示すものである。)、
Pの含有率が0.050%以下、Sの含有率が0.05
0%以下、が示されている。
【0019】本発明では、割れ感受性を低くするため
に、Cの含有率が0.05〜0.20%、Mnの含有率
が0.50〜1.00%、Pの含有率が0.025%以
下、Sの含有率が0.025%以下、C.E(炭素当
量:C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5
+Mo/4+V/14)が0.20〜0.40%である
鋼を用いることが望ましい。
に、Cの含有率が0.05〜0.20%、Mnの含有率
が0.50〜1.00%、Pの含有率が0.025%以
下、Sの含有率が0.025%以下、C.E(炭素当
量:C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5
+Mo/4+V/14)が0.20〜0.40%である
鋼を用いることが望ましい。
【0020】なお、Cの含有率が0.05%未満の場合
は、強度不足により変形しやすくなり、Cの含有率が
2.0%を超える場合には、割れ感受性が高まり割れが
発生しやすくなる。Mnの含有率が0.50%未満の場
合には、強度不足により変形しやすくなり、Mnの含有
率が1.00%を超える場合には、割れ感受性が高まり
割れが発生しやすくなる。Pの含有率が0.025%を
超える場合には、非金属介在物の生成により割れが発生
しやすくなる。
は、強度不足により変形しやすくなり、Cの含有率が
2.0%を超える場合には、割れ感受性が高まり割れが
発生しやすくなる。Mnの含有率が0.50%未満の場
合には、強度不足により変形しやすくなり、Mnの含有
率が1.00%を超える場合には、割れ感受性が高まり
割れが発生しやすくなる。Pの含有率が0.025%を
超える場合には、非金属介在物の生成により割れが発生
しやすくなる。
【0021】Sの含有率が0.025%を超える場合に
は、非金属介在物の生成により割れが発生しやすくな
る。C.E(炭素当量)が0.20%未満の場合には、
強度不足により割れが発生しやすくなり、0.40%を
超える場合には、割れ感受性が高まり割れが発生しやす
くなる。
は、非金属介在物の生成により割れが発生しやすくな
る。C.E(炭素当量)が0.20%未満の場合には、
強度不足により割れが発生しやすくなり、0.40%を
超える場合には、割れ感受性が高まり割れが発生しやす
くなる。
【0022】本実施の形態では、水冷パネルを鋳鋼品と
したので、例えば、鋳鋼を鋳造して一体に形成すること
ができる。また、鋳鋼品であるため、炉内にさらされる
面5には溶接施工箇所がない。そのため、溶接施工によ
る不具合をなくすことができる。鋳鋼品であるため、電
気炉操業時や電気炉に材料を装入するときに、水冷パネ
ル表面等に損傷(割れ、溶損)が生じた場合、損傷箇所
を溶接により簡単に補修できる。従って、補修のために
操業を停止する必要がなくなる。
したので、例えば、鋳鋼を鋳造して一体に形成すること
ができる。また、鋳鋼品であるため、炉内にさらされる
面5には溶接施工箇所がない。そのため、溶接施工によ
る不具合をなくすことができる。鋳鋼品であるため、電
気炉操業時や電気炉に材料を装入するときに、水冷パネ
ル表面等に損傷(割れ、溶損)が生じた場合、損傷箇所
を溶接により簡単に補修できる。従って、補修のために
操業を停止する必要がなくなる。
【0023】通常、水冷パネルの炉内にさらされる面5
には、溶融金属表面から飛散したスラグ等が5〜10m
mの厚みに付着する。水冷パネルにスラグが付着するこ
とにより、あらたに溶融金属が飛び跳ねて水冷パネルに
付着した場合の温度急上昇による熱衝撃を緩和できる。
さらに、水冷パネルに付着したスラグは、水冷パネルを
高温の炉内雰囲気から保護する断熱効果もある。
には、溶融金属表面から飛散したスラグ等が5〜10m
mの厚みに付着する。水冷パネルにスラグが付着するこ
とにより、あらたに溶融金属が飛び跳ねて水冷パネルに
付着した場合の温度急上昇による熱衝撃を緩和できる。
さらに、水冷パネルに付着したスラグは、水冷パネルを
高温の炉内雰囲気から保護する断熱効果もある。
【0024】従って、本実施の形態では、付着したスラ
グが剥離しにくいように、表面を波型状に形成する。ス
ラグを水冷パネルから剥離しにくくするには、水冷パネ
ルの炉内にさらされる面5を、本実施の形態のように波
型に形成したり、任意な形状のデインプルを設ける、あ
るいは任意な形状のこぶ状の突起を設ける等自在に表面
形状を形成すれば良い。
グが剥離しにくいように、表面を波型状に形成する。ス
ラグを水冷パネルから剥離しにくくするには、水冷パネ
ルの炉内にさらされる面5を、本実施の形態のように波
型に形成したり、任意な形状のデインプルを設ける、あ
るいは任意な形状のこぶ状の突起を設ける等自在に表面
形状を形成すれば良い。
【0025】本実施の形態では鋳型に砂を用いるので、
水冷パネルの外側面は梨地にできる。なお、炉内にさら
される面5は、砂の粒度等適宜選ぶことにより、好適な
梨地肌に形成することができるので、さらに、スラグを
剥離しにくくできる。
水冷パネルの外側面は梨地にできる。なお、炉内にさら
される面5は、砂の粒度等適宜選ぶことにより、好適な
梨地肌に形成することができるので、さらに、スラグを
剥離しにくくできる。
【0026】本実施の形態では、複雑な形状の水冷パネ
ルを鋳造により製作することができる。図2を用いて説
明する。例えば、水冷パネル外側角部6に湾曲を持たせ
るため、円弧状、または曲面状に形成して製作すること
が望ましい。曲面状とは、楕円の円弧状等の突起を有さ
ない弧を示すものである。角部を円弧状または曲面状に
形成することにより、鋭角部、突起部に発生しやすい熱
応力の集中を緩和でき、割れ等の発生を抑えることがで
きる。
ルを鋳造により製作することができる。図2を用いて説
明する。例えば、水冷パネル外側角部6に湾曲を持たせ
るため、円弧状、または曲面状に形成して製作すること
が望ましい。曲面状とは、楕円の円弧状等の突起を有さ
ない弧を示すものである。角部を円弧状または曲面状に
形成することにより、鋭角部、突起部に発生しやすい熱
応力の集中を緩和でき、割れ等の発生を抑えることがで
きる。
【0027】例えば、水冷パネル外側角部6は円弧状に
形成することができる。その場合、円弧の半径をR(単
位:mm)で表わすと、半径は任意の値に選ぶことがで
きる。本実施の形態では、R=15mm以上であること
が望ましい。R=15mm以下になると応力が集中し
て、割れが発生し易くなるからである。
形成することができる。その場合、円弧の半径をR(単
位:mm)で表わすと、半径は任意の値に選ぶことがで
きる。本実施の形態では、R=15mm以上であること
が望ましい。R=15mm以下になると応力が集中し
て、割れが発生し易くなるからである。
【0028】本実施の形態では、炉内にさらされる面5
側に温度差が少なくなるようにした。すなわち、水冷パ
ネル内の冷却水の流速をあげて冷却効率を高めるため、
従来の溶接構造にくらべ、冷却水流路2の高さ11及び
冷却水流路幅12寸法をそれぞれ狭め、冷却水流路2の
断面積を狭めることとした。
側に温度差が少なくなるようにした。すなわち、水冷パ
ネル内の冷却水の流速をあげて冷却効率を高めるため、
従来の溶接構造にくらべ、冷却水流路2の高さ11及び
冷却水流路幅12寸法をそれぞれ狭め、冷却水流路2の
断面積を狭めることとした。
【0029】断面積を狭めることにより、冷却水流路2
内での流速を上げて水冷パネルの冷却効率を高めること
ができる。また、断面積を狭めることにより、熱伝達が
大きくなり、水冷パネルの外側面と内側面との温度差が
小さくなるので、水冷パネルに割れが発生する可能性を
下げることができる。
内での流速を上げて水冷パネルの冷却効率を高めること
ができる。また、断面積を狭めることにより、熱伝達が
大きくなり、水冷パネルの外側面と内側面との温度差が
小さくなるので、水冷パネルに割れが発生する可能性を
下げることができる。
【0030】また、水冷パネルの内側に設けられる冷却
水流路について、パネル端部の冷却水流路端部16は、
冷却水の流速を高めて冷却効率が増すように、他の冷却
水流路に較べて流路の断面積が小さくなるように形成し
た。特に、電気炉内の溶融金属に近い側に配置される冷
却水流路は、冷却水の流速を高めて冷却効率が増すよう
に、他の冷却水流路に較べて流路の断面積が小さくなる
ように形成することが望ましい。断面積を小さくする割
合は、炉の操業状況やパネルの大きさ等の要因により変
化するので製作時に適宜選定することができる。
水流路について、パネル端部の冷却水流路端部16は、
冷却水の流速を高めて冷却効率が増すように、他の冷却
水流路に較べて流路の断面積が小さくなるように形成し
た。特に、電気炉内の溶融金属に近い側に配置される冷
却水流路は、冷却水の流速を高めて冷却効率が増すよう
に、他の冷却水流路に較べて流路の断面積が小さくなる
ように形成することが望ましい。断面積を小さくする割
合は、炉の操業状況やパネルの大きさ等の要因により変
化するので製作時に適宜選定することができる。
【0031】また、炉内にさらされる面5の冷却水流路
2については、冷却流路凹凸部14を設けることにし
た。この冷却水流路凹凸部14を設けたことにより、冷
却水流路2の鋼材と冷却水との接触面積が広がり、より
冷却効率を高めることができ、水冷パネルに割れが発生
する可能性を下げることができる。
2については、冷却流路凹凸部14を設けることにし
た。この冷却水流路凹凸部14を設けたことにより、冷
却水流路2の鋼材と冷却水との接触面積が広がり、より
冷却効率を高めることができ、水冷パネルに割れが発生
する可能性を下げることができる。
【0032】本実施の形態では、水冷パネル1内側の冷
却水流路角部15に湾曲を持たせるため、円弧状、また
は曲面状に形成して製作することが望ましい。曲面状と
は、楕円の円弧状等の突起を有さない弧を示すものであ
る。角部を円弧状または曲面状に形成することにより、
冷却水流路2を通過するさいの抵抗が少なくなり、冷却
水流路角部15での乱流発生を下げることができるの
で、圧力損失を低減できる。
却水流路角部15に湾曲を持たせるため、円弧状、また
は曲面状に形成して製作することが望ましい。曲面状と
は、楕円の円弧状等の突起を有さない弧を示すものであ
る。角部を円弧状または曲面状に形成することにより、
冷却水流路2を通過するさいの抵抗が少なくなり、冷却
水流路角部15での乱流発生を下げることができるの
で、圧力損失を低減できる。
【0033】例えば、冷却水流路角部15は円弧状に形
成することができる。その場合、円弧の半径をR(単
位:mm)で表わすと、半径は任意の値に選ぶことがで
きる。本実施の形態では、R=15mm以上であること
が望ましい。
成することができる。その場合、円弧の半径をR(単
位:mm)で表わすと、半径は任意の値に選ぶことがで
きる。本実施の形態では、R=15mm以上であること
が望ましい。
【0034】本実施の形態では、冷却パネルの肉厚2
1、例えば、冷却水流路仕切13も含めた肉厚は15m
m以下の厚みとし、冷却パネルの内外での温度差が少な
くなるようにした。これにより、水冷パネル表面の温度
上昇が抑えられ、水冷パネル受熱面側の膨張収縮が少な
くなり、割れが減少する。水冷パネルの肉厚は、10〜
15mmが望ましい。より、好ましくは10〜12mm
が望ましいが、さらに薄くすることも可能である。
1、例えば、冷却水流路仕切13も含めた肉厚は15m
m以下の厚みとし、冷却パネルの内外での温度差が少な
くなるようにした。これにより、水冷パネル表面の温度
上昇が抑えられ、水冷パネル受熱面側の膨張収縮が少な
くなり、割れが減少する。水冷パネルの肉厚は、10〜
15mmが望ましい。より、好ましくは10〜12mm
が望ましいが、さらに薄くすることも可能である。
【0035】
【実施例】以下に本発明の実施例を示した。図1に示し
た水冷式パネルを以下のように作製した。水冷パネルの
大きさは、ほぼ縦1m、横1mの大きさである。
た水冷式パネルを以下のように作製した。水冷パネルの
大きさは、ほぼ縦1m、横1mの大きさである。
【0036】冷却水流路の形状や寸法は、ほぼ図1に示
したとおりである。溶接構造では、幅150mm×縦7
8mmの冷却水流路を、本発明では、幅97.5mm×
縦60mmの冷却水流路とした。このため、断面積は、
ほぼ1/2にできた。なお、本願発明では、幅90mm
×高さ60mmとできる。図2で示した、冷却パネル外
側角部のR寸法は45mmとした。その他のR部分は、
R=15mm以上とした。また、肉厚寸法は15mmと
した。
したとおりである。溶接構造では、幅150mm×縦7
8mmの冷却水流路を、本発明では、幅97.5mm×
縦60mmの冷却水流路とした。このため、断面積は、
ほぼ1/2にできた。なお、本願発明では、幅90mm
×高さ60mmとできる。図2で示した、冷却パネル外
側角部のR寸法は45mmとした。その他のR部分は、
R=15mm以上とした。また、肉厚寸法は15mmと
した。
【0037】まず、鋳型をハイアルミナ系のセラビーズ
に、焼結材として炭酸硬化性樹脂を添加し、炭酸ガス法
により製造した。中子は支えのために芯金(直径が12
mmの鋼線)を用いた。その鋳型に高周波電気炉により
溶解した成分組成がCの含有率が0.12%、Mnの含
有率が0.65%、Siの含有率が0.35%、Pの含
有率が0.020%、Sの含有率が0.005%、C.
E(炭素当量)が0.32%の溶鋼を、鋳込み温度が1
530℃で鋳込み、鋳造した。なお、湯口は湯流れ不良
を発生させないために4ヶ所設けた。
に、焼結材として炭酸硬化性樹脂を添加し、炭酸ガス法
により製造した。中子は支えのために芯金(直径が12
mmの鋼線)を用いた。その鋳型に高周波電気炉により
溶解した成分組成がCの含有率が0.12%、Mnの含
有率が0.65%、Siの含有率が0.35%、Pの含
有率が0.020%、Sの含有率が0.005%、C.
E(炭素当量)が0.32%の溶鋼を、鋳込み温度が1
530℃で鋳込み、鋳造した。なお、湯口は湯流れ不良
を発生させないために4ヶ所設けた。
【0038】鋳造後は放冷し、鋳造物を鋳型から取り出
した。鋳型は、容易に崩すことができた。また中空部の
中子砂及び芯金も、焼付きがなく、簡単に、かつ短時間
に取り出すことができた。その後、通常のサンドブラス
ト処理等を行って水冷パネルを得た。
した。鋳型は、容易に崩すことができた。また中空部の
中子砂及び芯金も、焼付きがなく、簡単に、かつ短時間
に取り出すことができた。その後、通常のサンドブラス
ト処理等を行って水冷パネルを得た。
【0039】
【発明の効果】水冷パネルを鋳鋼で製作することによ
り、溶接施工時の溶接欠陥をなくし、曲面状に加工して
応力が集中し、割れ発生の原因を少なくした。また、肉
厚寸法を薄くして、水冷パネル全体の変形や、割れの発
生を少なくした。従って、本発明の鋳鋼性の水冷パネル
は、鋼製配管構造及び鋼板溶接構造の水冷パネルと比較
して寿命、コストが優れている。
り、溶接施工時の溶接欠陥をなくし、曲面状に加工して
応力が集中し、割れ発生の原因を少なくした。また、肉
厚寸法を薄くして、水冷パネル全体の変形や、割れの発
生を少なくした。従って、本発明の鋳鋼性の水冷パネル
は、鋼製配管構造及び鋼板溶接構造の水冷パネルと比較
して寿命、コストが優れている。
【図1】本実施の形態の水冷パネルの概略図である。
【図2】本実施の形態の水冷パネルの部分拡大概略図で
ある。
ある。
【図3】鋼板溶接構造による水冷パネルの1例である。
【図4】水冷パネルを設けた電気炉例である。
1 水冷パネル
2 冷却水流路
3 冷却水入口
4 冷却水出口
5 炉内にさらされる面
6 水冷パネル外側角部
11 冷却水流路高さ
12 冷却水流路幅
13 冷却水流路仕切
14 冷却流路凹凸部
15 冷却水流路角部
16 冷却水流路端部
21 冷却パネル肉厚
40 水冷パネル
41 仕切板
42 冷却水
43 冷却水入口
44 冷却水出口
50 電気炉
51 炉底
52 溶鋼
53 水冷パネル
54 鉄皮
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月3日(2002.4.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】なお、Cの含有率が0.05%未満の場合
は、強度不足により変形しやすくなり、Cの含有率が
0.20%を超える場合には、割れ感受性が高まり割れ
が発生しやすくなる。Mnの含有率が0.50%未満の
場合には、強度不足により変形しやすくなり、Mnの含
有率が1.00%を超える場合には、割れ感受性が高ま
り割れが発生しやすくなる。Pの含有率が0.025%
を超える場合には、非金属介在物の生成により割れが発
生しやすくなる。
は、強度不足により変形しやすくなり、Cの含有率が
0.20%を超える場合には、割れ感受性が高まり割れ
が発生しやすくなる。Mnの含有率が0.50%未満の
場合には、強度不足により変形しやすくなり、Mnの含
有率が1.00%を超える場合には、割れ感受性が高ま
り割れが発生しやすくなる。Pの含有率が0.025%
を超える場合には、非金属介在物の生成により割れが発
生しやすくなる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 徹
神奈川県川崎市川崎区白石町2番1号 日
本鋳造株式会社内
(72)発明者 秋元 重喜
神奈川県川崎市川崎区白石町2番1号 日
本鋳造株式会社内
Fターム(参考) 4K051 AA05 AB01 AB03 HA03
Claims (4)
- 【請求項1】 下記の構造を備えたことを特徴とする電
気炉用の水冷パネル。 (a)該水冷パネルは鋳鋼製の鋳造品であって、(b)
該水冷パネルの外側は箱型形状で、該水冷パネルの内側
には冷却水を通過させる冷却水流路を備え、(c)前記
水冷パネルの外側と前記内側の湾曲部において半径15
mm以上の曲率を備え、(d)該パネルの肉厚が15m
m以下である。 - 【請求項2】 前記水冷パネルの外側が波型状に成形さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の電気炉用の
水冷パネル。 - 【請求項3】 前記水冷パネルの内側の端部に設けられ
る冷却水流路は、他の冷却水流路に較べて流路の断面積
が小さくなるように形成されていることを特徴とする請
求項1または2に記載の電気炉用の水冷パネル。 - 【請求項4】 前記水冷パネルの内側の、高温に接する
側の冷却水流路に凹凸が設けられていることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気炉用の水冷
パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002077962A JP2003279265A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 電気炉用水冷パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002077962A JP2003279265A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 電気炉用水冷パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003279265A true JP2003279265A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29228183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002077962A Pending JP2003279265A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 電気炉用水冷パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003279265A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005075688A1 (en) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Technological Resources Pty Limited | Metallurgical vessel |
AU2005210677B2 (en) * | 2004-02-04 | 2009-12-10 | Tata Steel Limited | Metallurgical vessel |
CN108273969A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-07-13 | 马鞍山市麦立机械制造有限公司 | 一种冷却板 |
CN110094985A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-08-06 | 汕头华兴冶金设备股份有限公司 | 一种新型铜冷却板及其制造方法 |
CN110849191A (zh) * | 2019-11-22 | 2020-02-28 | 河南凯邦电机有限公司 | 冷却循环储漆槽装置 |
KR20200111974A (ko) * | 2019-03-20 | 2020-10-05 | 주식회사 포스코 | 전기로용 냉각패널 및 이를 포함하는 전기로 |
-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002077962A patent/JP2003279265A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005075688A1 (en) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Technological Resources Pty Limited | Metallurgical vessel |
JP2007520683A (ja) * | 2004-02-04 | 2007-07-26 | テクノロジカル リソーシズ プロプライエタリー リミテッド | 冶金容器 |
AU2005210677B2 (en) * | 2004-02-04 | 2009-12-10 | Tata Steel Limited | Metallurgical vessel |
US8038932B2 (en) | 2004-02-04 | 2011-10-18 | Technological Resources Pty. Limited | Metallurgical vessel |
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KR20200111974A (ko) * | 2019-03-20 | 2020-10-05 | 주식회사 포스코 | 전기로용 냉각패널 및 이를 포함하는 전기로 |
KR102227985B1 (ko) * | 2019-03-20 | 2021-03-16 | 주식회사 포스코 | 전기로용 냉각패널 및 이를 포함하는 전기로 |
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