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JP2003252323A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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Publication number
JP2003252323A
JP2003252323A JP2002051179A JP2002051179A JP2003252323A JP 2003252323 A JP2003252323 A JP 2003252323A JP 2002051179 A JP2002051179 A JP 2002051179A JP 2002051179 A JP2002051179 A JP 2002051179A JP 2003252323 A JP2003252323 A JP 2003252323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main plate
piece
flap
folded
packaging container
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002051179A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hashimoto
忠 橋本
Hisashi Hashimoto
久司 橋本
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一方の主板には円弧折目を介してフラップを連
設し、他方の主板には当該主板上に折返されて上記フラ
ップの端部外面に沿う折返し片を設けることにより、こ
の折返し片でフラップの位置ずれを防止することがで
き、容器の開口部をフラップにて安定して閉塞すること
ができる包装容器の提供を目的とする。 【解決手段】折目aを介して連設された一側の主板1と
他側の主板2との両端部が当接されて両主板間に開口部
を形成し、上記開口部の少なくとも一方の開口部を閉塞
する包装容器であって、上記何れか一方の主板2には円
弧折目を介してフラップを連設し、上記何れか他方の主
板1には当該主板1上に折返されて上記フラップ5,3
の端部5a,3a外面に沿う折返し片13,9が連設さ
れたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文具、衣料品ま
たは化粧品などの各種商品を包装するピロー形包装容器
のような包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のピロー形包装容器として
は図13に展開図で、図14に組立完了状態を斜視図で
示すような構造の容器がある。すなわち、図13に示す
ように折目sを介して2つの主板91,92を連設し、
これら各主板91,92の長手方向側の両端部にはそれ
ぞれ円弧状の折目t,u,v,wを介してフラップ9
3,94,95,96を連設すると共に、一方の主板9
1の幅方向側の端部には上記折目sと平行な折目xを介
して接続片97を連設したものである。
【0003】図13に示す展開状態の容器を図14に示
す如く組立てるには、まず折目sを介して他方の主板9
2を一方の主板91上方に対向させ、次に折目xを介し
て他方の主板92上に折曲げられる接合片97を適宜手
段にて接合し、次に円弧状の折目v,wを介してフラッ
プ95,96を折曲げた後に、円弧状の折目t,uを介
してフラップ93,94を上記フラップ95,96の外
面に折曲げると、内部に物品収納空間を有する図14に
示すピロー形包装容器98となる。
【0004】上述の物品収納空間の両端は内外一対のフ
ラップ95,93、96,94で閉塞されているが、上
述の各フラップ95,93および96,94は単に対接
されているのみであるから、容器98に外力が作用した
時、各フラップの位置ずれにより物品収納空間両端の開
口部が開き、収納された物品が落下したり、この収納空
間にゴミ等が侵入する。
【0005】このような開口部の口開きを防止するため
には、フラップ93,94と主板92とを粘着テープ等
の接合手段で接合するとよいが、この場合には接合工数
を要すると共に、収納空間内に収納された物品を取出す
時に粘着テープ等の接合手段を剥離または切断する必要
が生じ、物品取出しに手間がかかる問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、一方の主
板には円弧折目を介してフラップを連設し、他方の主板
には当該主板上に折返されて上記フラップの端部外面に
沿う折返し片を設けることにより、この折返し片でフラ
ップの位置ずれを防止することができ、容器の開口部を
フラップにて安定して閉塞することができる包装容器の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による包装容器
は、折目を介して連設された一側の主板と他側の主板と
の両端部が当接されて両主板間に開口部を形成し、上記
開口部の少なくとも一方の開口部を閉塞する包装容器で
あって、上記何れか一方の主板には円弧折目を介してフ
ラップを連設し、上記何れか他方の主板には当該主板上
に折返されて上記フラップの端部外面に沿う折返し片が
連設されたものである。
【0008】上記包装容器を構成する材料は、PP、P
ETなどの合成樹脂、生分解性プラスチック、紙または
厚紙、再生紙または複合材料などの任意の材料に選定す
ることができ、この包装容器で包装される物品は文具、
衣料品、化粧品などの各種商品に設定することができ
る。
【0009】上記構成によれば、上記開口部の形成後に
おいて、一方の主板の円弧折目を介してフラップを折曲
げた後、他方の主板側の折返し片を当該主板上に折返す
と、この折返し片がフラップの端部外面に沿って、折返
し片の肉厚(板厚)にてフラップの位置ずれを防止するの
で、容器の開口部をフラップにて安定して閉塞すること
ができる。
【0010】また、この閉塞構造は従来例の如き接着テ
ープ等の接着手段を用いないので、開口部の閉塞工数が
少ないうえ、包装された物品取出し時の開口部の開放操
作も容易となる。
【0011】この発明の一実施態様においては、上記フ
ラップには折目を介して他方の主板に当接する支持舌片
が連設され、該支持舌片は他方の主板と上記折返し片と
で挟持されるものである。
【0012】上記構成によれば、フラップの折目を介し
て支持舌片を折曲げると、他方の主板に当接する支持舌
片とフラップとでL字状の断面構造が確保され、これに
より、フラップの支持が安定し、さらに上記支持舌片を
他方の主板と折返し片とで挟持するので、開口部を閉塞
するフラップの支持剛性が向上し、開口部の確実な閉状
態を確保することができる。
【0013】この発明の一実施態様においては、上記フ
ラップには係止孔を形成する一方、上記折返し片には該
係止孔に係合する係止片が連設されたものである。上記
構成によれば、係止孔に対する係止片の係合構造によ
り、フラップの位置がさらに安定して、開口部の口開き
をより一層良好に防止することができると共に、上記係
止片にて係止孔が閉成されるので、容器の密封性を確保
することができる。
【0014】この発明の一実施態様においては、上記折
返し片には支持舌片の両サイドにおいて上記フラップと
他方の主板との間に挿入される突起部が設けられたもの
である。
【0015】上記構成によれば、支持舌片の両サイドの
突起部の挿入構造により、フラップの位置がさらに安定
して、開口部の口開きをより一層良好に防止することが
できると共に、上記挿入構造にて容器の密封性を確保す
ることができる。
【0016】この発明の一実施態様においては、上記フ
ラップの係止孔は切目により形成され、該切目で囲繞さ
れた部分が一方の主板と連続する立設片に設定されると
共に、他方の主板と折返し片との間の折目は直線折目に
設定され、上記立設片と直線折目とで容器それ自体を立
設支持すべく構成したものである。
【0017】上記構成によれば、容器の密封性を確保し
つつ、上述の立設片と直線折目との両者により、容器そ
れ自体を立設指示いわゆる自立させることができる。ま
た他方の主板と折返し片との間の直線折目は、当該主板
の全幅または略全幅に形成することができ、立設片は一
方の主板と連続するので、これら両者による容器の自立
姿勢も安定する。
【0018】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は包装容器を示し、図1に示す展開図にお
いて、折目aを介して連設されたシート状を有する一側
の主板1と他側と主板2とを設けている。ここで、主板
1は容器の組立完了時に背面板(基板)となり、主板2は
前面板となる。なお、実施例では包装容器を、例えばP
PやPET、生分解性プラスチック等のプラスチックに
より透明または半透明に形成している。
【0019】上述の各主板1,2のうちの一方の主板2
における長手方向の一端部には円弧折目bを介してフラ
ップ3(いわゆる蓋板)を連設し、このフラップ3には折
目cを介して、他方の主板1に当接される支持舌片4を
連設している。
【0020】また一方の主板2の長手方向他端部には不
連続の円弧折目dを介してフラップ5(いわゆる蓋板)を
連接し、このフラップ5には折目eを介して、他方の主
板1に当接される支持舌片6を連設している。
【0021】上述のフラップ5には係止孔7(図4参照)
を形成すべく不連続の円弧折目dの中央部に凹状の切目
fを形成し、この切目fで囲繞された部分を、一方の主
板2と連続する立設片8に設定している。
【0022】他方の主板1は一方の主板2に対して若干
長尺に設定され、この他方の主板1の長手方向の一端部
には直線折目gを介して折返し片9を形成している。こ
の折返し片9は主板1上に折返されて上述のフラップ3
の端部外面に沿うもので、この折返し片9の端部9aの
湾曲形状はフラップ3の端部3aの湾曲形状に対応す
る。
【0023】また上述の折目gを介して折返し片9を主
板1上に折返した時、互に一致するように、これら両者
9,1には吊下げ孔10,11が形成されている。さら
に上述の折返し片9の端部9aには、包装容器の組立時
に支持舌片4の両サイドにおいてフラップ3の端部3a
と他方の主板1との間に挿入される突起部12,12が
一体形成されている。
【0024】上述の他方の主板1の長手方向の他端部に
は直線折目hを介して折返し片13を連設し、この折返
し片13には折目iを介して上述の係止孔7(図4参照)
に係合する係止片14を連設している。
【0025】ここで、上述の折返し片13と主板1との
間の直線折目hの位置は、立設片8の端部の位置と対応
するように形成されている。また、上述の折返し片13
は主板1上に折返されてフラップ5の端部外面に沿うも
ので、この折返し片13の端部13aの湾曲形状はフラ
ップ5の端部5aの湾曲形状に対応する。
【0026】さらに、上述の係止片14には、係止孔7
(図4参照)を形成する切目fに対して係合される係合手
段としての係合凹部15,15が形成されている。
【0027】ところで、上述の他方の主板1における幅
方向の端部には折目aと平行な折目kを介して接合片1
6を連設している。この接合片16の長さは一方の主板
2の長手方向の長さと同等もしくは若干短く設定されて
いる。
【0028】図1に示す展開状態から包装容器に組立て
るには、図2、図3に示すように折目aを介して主板2
を主板1の上方に折曲げ、両主板1,2の端部を当接す
ると共に、折目kを介して主板2外面に折曲げた接合片
16を接着剤等により主板2に接合して、両主板1,2
間に図3の左右方向に連続する開口部m,nを形成す
る。なお、上述の接合片16は主板2の内面に接合して
もよい。また、高周波接着や溶着等の接合手段を用いて
固定することもできる。
【0029】この実施例では左右の両開口部m,nを閉
塞するもので、この開口部m,nにより設定される物品
の収納空間pに予め物品(図示せず)を収納した後に、一
方の開口部m側にあっては図4、図5に示すように、折
目d,eを介してフラップ5および支持舌片6を折曲げ
て、この支持舌片6を主板1上に当接する。
【0030】上述のフラップ5の折曲げ時には係止孔7
および立設片8が同時形成される。また他方の開口部n
側にあっては図4、図6に示すように折目b,cを介し
てフラップ3および支持舌片4を折曲げて、この支持舌
片4を主板1上に当接する。
【0031】なお、各折目d,b、e,cを介してフラ
ップ5,3および支持舌片6,4を折曲げるタイミング
は、折目aを介して主板2を折曲げるタイミングよりも
前に設定してもよい。但し、この場合には収納空間p内
に図示しない物品を収納する際に、何れかのフラップ5
または3を一端開放するとよい。
【0032】次に、開口部m側においては図4の状態か
ら図7、図8に示すように、直線折目hに沿って折返し
片13を支持舌片6を介して主板1上に折返すと共に、
折目iに沿って折曲げた係止片14の係合凹部15,1
5を係止孔7の孔縁に係止させ、この係止片14で係止
孔7を閉塞する。この時、上述の支持舌片6は主板1と
折返し片13とで挟持される。
【0033】また、開口部n側においては図4の状態か
ら図7に示すように、直線折目gに沿って折返し片9
を、支持舌片4を介して主板1上に折返すと共に、折返
し片9の突起部12,12を支持舌片4の両サイドにお
いてフラップ3の端部3aと他方の主板1との間に挿入
して、開口部nを閉塞する。この時、上述の支持舌片は
主板1と折返し片9とで挟持されると共に、2つの吊下
げ孔10,11は互に一致して、図9に斜視図で示す如
きピロー形の包装容器17が組立てられる。
【0034】上述の各フラップ5,3および折返し片1
3にはこれらの湾曲形状によりスナップアクションが作
用して、ある程度の形状保持力を確保することができ、
しかも一方の開口部m側にあってはフラップ5の端部5
a外面のほぼ全長にわたってに折返し片13の端部13
aがその略全長にわたって沿うので、この折返し片13
でフラップ5の位置ずれを規制することができる。
【0035】また他方の開口部n側にあってはフラップ
3の端部3a外面のほぼ全長にわたって折返し片9の端
部9がその略全長にわたって沿うので、この折返し片9
でフラップ3の位置ずれを規制することができる。
【0036】さらに、図7、図9に示すように上述の立
設片8の端部の位置と直線折目hの位置とが一致するの
で、図7に示す状態から図10に示すように、この立設
片8と直線折目hとでピロー形の包装容器17それ自体
を立設支持(いわゆる自立)させることができる。
【0037】このように図1〜図10で示したピロー形
包装容器17は、折目aを介して連設された一側の主板
1と他側の主板2との両端部が当接されて両主板1,2
間に開口部m,nを形成し、上記開口部m,nの少なく
とも一方の開口部(この実施例手では双方の開口部m,
n)を閉塞する包装容器であって、上記何れか一方の主
板2には円弧折目d,bを介してフラップ5,3を連設
し、上記何れか他方の主板1には当該主板1上に折返さ
れて上記フラップ5,3の端部5a,3a外面に沿う折
返し片13,9が連設されたものである。
【0038】この構成によれば、上記開口部m,nの形
成後において、一方の主板2の円弧折目d,baを介し
てフラップ5,3を折曲げた後、他方の主板1側の折返
し片13,9を当該主板1上に折返すと、この折返し片
13,9がフラップ5,3の端部5a,3a外面に沿っ
て、折返し片13,9の肉厚(板厚)にてフラップ5,3
の位置ずれを防止するので、容器17の開口部m,nを
フラップ5,3にて安定して閉塞することができる。
【0039】また、この閉塞構造は従来例の如き接着テ
ープ等の接着手段を用いないので、開口部m,nの閉塞
工数が少ないうえ、包装された物品(物品の収納空間p
に収納された物品)の取出し時の開口部m,nの開放操
作も容易となる。
【0040】しかも、上記フラップ5,3には折目e,
cを介して他方の主板1に当接する支持舌片6,4が連
設され、該支持舌片6,4は他方の主板1と上記折返し
片13,9とで挟持されるものである。
【0041】この構成によれば、フラップ5,3の折目
e,cを介して支持舌片6,4を折曲げると、他方の主
板1に当接する支持舌片6,4とフラップ5,3とでL
字状の断面構造が確保され、これにより、フラップ5,
3の支持が安定し、さらに上記支持舌片6,4を他方の
主板1と折返し片13,9とで挟持するので、開口部
m,nを閉塞するフラップ5,3の支持剛性が向上し、
開口部m,nの確実な閉状態を確保することができる。
【0042】また、上記フラップ5には係止孔7を形成
する一方、上記折返し片13には該係止孔7に係合する
係止片14が連設されたものである。この構成によれ
ば、係止孔7に対する係止片14の係合構造により、フ
ラップ5の位置がさらに安定して、開口部mの口開きを
より一層良好に防止することができると共に、上記係止
片14にて係止孔7が閉成されるので、容器17の密封
性を確保することができる。
【0043】さらに、上記折返し片9には支持舌片4の
両サイドにおいて上記フラップ3と他方の主板1との間
に挿入される突起部12,12が設けられたものであ
る。
【0044】この構成によれば、支持舌片4の両サイド
の突起部12,12の挿入構造により、フラップ3の位
置がさらに安定して、開口部nの口開きをより一層良好
に防止することができると共に、上記挿入構造にて容器
17の密封性を確保することができる。
【0045】加えて、上記フラップ5の係止孔7は切目
fにより形成され、該切目fで囲繞された部分が一方の
主板2と連続する立設片8に設定されると共に、他方の
主板1と折返し片13との間の折目は直線折目hに設定
され、上記立設片8と直線折目hとで容器17それ自体
を図10に示すように立設支持すべく構成したものであ
る。
【0046】この構成によれば、容器17の密封性を確
保しつつ、上述の立設片8と直線折目hとの両者によ
り、容器17それ自体を立設指示いわゆる自立させるこ
とができる。また他方の主板1と折返し片13との間の
直線折目hは、当該主板1の全幅または略全幅に形成す
ることができ、立設片8は一方の主板2と連続するの
で、これら両者h,8による容器17の自立姿勢も安定
する。
【0047】さらに、双方の開口部m,nを上記構成に
て良好に密封することができて、ゴミ等の異物が物品収
納空間p内に侵入するのを防止することができるので、
収納物品を化粧品に設定することができる。
【0048】図11は包装容器の他の実施例を示し、主
板2の中間部、望ましくは中央部に物品収納空間pに収
納される物品に対応する凸部18を一体形成したもので
ある。このように構成すると、物品収納空間pの内部に
収納される物品の適用範囲拡大を図ることができると共
に、当該物品の位置ずれを防止することができる。な
お、上述の凸部18に代えて、主板2に偏平部または凹
部あるいは凹凸部を一体形成してもよい。
【0049】図11に示すように構成しても、その他の
構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であ
るから、図11において前図と同一の部分には同一符号
を付して、その詳しい説明を省略する。
【0050】図12は包装容器のさらに他の実施例を示
し、この実施例では開口部m,n(前図参照)の双方を閉
塞する構造を先の実施例における開口部m閉塞用の構造
と成し、さらに一方の主板2の折目aと反対の側には予
め折目rを介して表示片19を連設し、この表示片19
に上述の各折目a,rと平行な折目zを介して重合片2
0を連設すると共に、表示片19と重合片20とがオー
バラップする部分の中間部、望ましくは中央部に容器吊
下げ用の吊下げ部として上下に貫通する吊下げ孔21を
形成し、折目k(前図参照)を介して折曲げた接合片16
を表示片19に対して接着剤などの接着手段にて接合固
定したものである。
【0051】このように構成すると、上記表示片19に
直接印刷する印刷手段または印刷物を付設する間接印刷
手段にて包装された物品の機能等を表示することができ
ると共に、包装容器17を横方向に指向させて吊下げ支
持することができる。
【0052】図12に示すように構成しても、その他の
構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であ
るから、図12において前図と同一の部分には同一符号
を付して、その詳しい説明を省略する。
【0053】さらに、その他の実施例として、図7、図
10に示す包装容器17において他方の主板1の内面
と、折返し片9,13との間に物品の機能等が印刷され
た容器17とは別部材の紙や樹脂シートなどから成る印
刷シートを挟持させてもよい。 なお、上述の各実施例においては吊下げ手段の一例とし
て吊下げ孔10,11,21を示したが、これは吊下げ
用のフックであってもよい。
【0054】なお、上記折目a,kは平行に限定される
ものではなく、これら折目a,kをハの字状に形成して
下方開きの容器と成して、自立性を向上させてもよいこ
とは勿論である。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、一方の主板には円弧
折目を介してフラップを連設し、他方の主板には当該主
板上に折返されて上記フラップの端部外面に沿う折返し
片を設けたので、この折返し片でフラップの位置ずれを
防止することができ、容器の開口部をフラップにて安定
して閉塞することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の包装容器を示す展開図。
【図2】 容器組立途中の説明図。
【図3】 図2のA−A線矢視断面図。
【図4】 フラップ折曲げ時の断面図。
【図5】 図4のB−B線矢視図。
【図6】 図4のC−C線矢視図
【図7】 組立完了時の断面図。
【図8】 図7のD−D線矢視図。
【図9】 組立完了時の斜視図。
【図10】 自立状態を示す断面図。
【図11】 包装容器の他の実施例を示す斜視図。
【図12】 包装容器のさらに他の実施例を示す斜視
図。
【図13】 従来のピロー型包装容器の展開図。
【図14】 従来のピロー型包装容器の組立状態を示す
斜視図。
【符号の説明】
1,2…主板 3,5…ラップ 3a,5a…端部 4,6…支持舌片 7…係止孔 8…立設片 9,13…折返し片 12…突起部 14…係止片 a,c,e…折目 b,d…円弧折目 g,h…直線折目 m,n…開口部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折目を介して連設された一側の主板と他側
    の主板との両端部が当接されて両主板間に開口部を形成
    し、上記開口部の少なくとも一方の開口部を閉塞する包
    装容器であって、上記何れか一方の主板には円弧折目を
    介してフラップを連設し、上記何れか他方の主板には当
    該主板上に折返されて上記フラップの端部外面に沿う折
    返し片が連設された包装容器。
  2. 【請求項2】上記フラップには折目を介して他方の主板
    に当接する支持舌片が連設され、該支持舌片は他方の主
    板と上記折返し片とで挟持される請求項1記載の包装容
    器。
  3. 【請求項3】上記フラップには係止孔を形成する一方、
    上記折返し片には該係止孔に係合する係止片が連設され
    た請求項1または2記載の包装容器。
  4. 【請求項4】上記折返し片には支持舌片の両サイドにお
    いて上記フラップと他方の主板との間に挿入される突起
    部が設けられた請求項1または2記載の包装容器。
  5. 【請求項5】上記フラップの係止孔は切目により形成さ
    れ、該切目で囲繞された部分が一方の主板と連続する立
    設片に設定されると共に、他方の主板と折返し片との間
    の折目は直線折目に設定され、上記立設片と直線折目と
    で容器それ自体を立設支持すべく構成した請求項3記載
    の包装容器。
JP2002051179A 2002-02-27 2002-02-27 包装容器 Pending JP2003252323A (ja)

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