JP2003245360A - ステント設計支援装置、ステント設計支援方法、ステント設計支援プログラム、及びステント設計支援プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
ステント設計支援装置、ステント設計支援方法、ステント設計支援プログラム、及びステント設計支援プログラムを記録した記録媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステントの形状を直感的に把握することが可
能で、周辺の臓器との関連を考慮しながら個々の患者の
解剖学的体管腔の形状に適合するステントモデルが設計
できるようにする。 【解決手段】 モニタ上に患者の三次元断層画像に基づ
いて生成した体軸断層画像を表示し(S2)、この体軸断層
画像に表示されているステントを留置する解剖学的体管
腔に選択点を指定する(S3)。次いでモニタ上に多方向再
構成画像(MPR)を表示し(S6)、このMPR上に選択
点とこの選択点間を補間する補間点、及びこれら各点を
結ぶステントモデル用中心軸Lを表示する(S8)。そし
て、操作者はMPR上で中心軸Lを移動させて、中心軸
Lが解剖学的体管腔の中心と一致するように修正する(S
9)。その後、中心軸Lを中心とする円筒状ステントモデ
ルを解剖学的体管腔上に表示すると共に(S10)、立体画
像を表示する(S11)。
能で、周辺の臓器との関連を考慮しながら個々の患者の
解剖学的体管腔の形状に適合するステントモデルが設計
できるようにする。 【解決手段】 モニタ上に患者の三次元断層画像に基づ
いて生成した体軸断層画像を表示し(S2)、この体軸断層
画像に表示されているステントを留置する解剖学的体管
腔に選択点を指定する(S3)。次いでモニタ上に多方向再
構成画像(MPR)を表示し(S6)、このMPR上に選択
点とこの選択点間を補間する補間点、及びこれら各点を
結ぶステントモデル用中心軸Lを表示する(S8)。そし
て、操作者はMPR上で中心軸Lを移動させて、中心軸
Lが解剖学的体管腔の中心と一致するように修正する(S
9)。その後、中心軸Lを中心とする円筒状ステントモデ
ルを解剖学的体管腔上に表示すると共に(S10)、立体画
像を表示する(S11)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個々の患者の解剖
学的体管腔の形状に適合するステントモデルの設計を支
援するステント設計支援装置、ステント設計支援方法、
ステント設計支援プログラム、及びステント設計支援プ
ログラムを記録した記録媒体に関する。
学的体管腔の形状に適合するステントモデルの設計を支
援するステント設計支援装置、ステント設計支援方法、
ステント設計支援プログラム、及びステント設計支援プ
ログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ステントは、血管等の解
剖学的体管腔の一部を開通状態に保持する機能を備える
管状デバイスである。ステント付き人工血管(ステント
グラフト)を用いた人工血管留置手術は、瘤を人工血管
で置き換えるのではなく金属のステントで動脈内より人
工血管(グラフト)を動脈壁に圧着させて動脈瘤の破裂
を予防する施術方法であり、管外科手術に比し患者への
侵襲が少ないという利点がある。
剖学的体管腔の一部を開通状態に保持する機能を備える
管状デバイスである。ステント付き人工血管(ステント
グラフト)を用いた人工血管留置手術は、瘤を人工血管
で置き換えるのではなく金属のステントで動脈内より人
工血管(グラフト)を動脈壁に圧着させて動脈瘤の破裂
を予防する施術方法であり、管外科手術に比し患者への
侵襲が少ないという利点がある。
【0003】ステント或いはステントグラフトは、一般
的には金属線からなるメッシュ状、コイル状等の縮径可
能な管状構造を有し、縮径状態でカテーテルにより血管
等の解剖学的体管腔内に挿入され、狭窄部において血管
内腔を機械的に支持するよう拡径され留置される。
的には金属線からなるメッシュ状、コイル状等の縮径可
能な管状構造を有し、縮径状態でカテーテルにより血管
等の解剖学的体管腔内に挿入され、狭窄部において血管
内腔を機械的に支持するよう拡径され留置される。
【0004】ステント或いはステントグラフトは、血管
壁に縫合されて固定されるわけではないため、患者毎の
解剖学的体管腔の形状に沿って正確に設計することが望
ましい。ステント或いはステントグラフトの設計に際し
ては、現在では主に、患者から得られたCT画像から必
要となる断層画像を切り出し、その画像上で計測を行
い、ステント或いはステントグラフトの設計に必要なデ
ータを得るようにしている。
壁に縫合されて固定されるわけではないため、患者毎の
解剖学的体管腔の形状に沿って正確に設計することが望
ましい。ステント或いはステントグラフトの設計に際し
ては、現在では主に、患者から得られたCT画像から必
要となる断層画像を切り出し、その画像上で計測を行
い、ステント或いはステントグラフトの設計に必要なデ
ータを得るようにしている。
【0005】しかし、瘤のために90度にまで曲がって
しまった血管や、膨らんだ瘤部の中を走行するステント
或いはステントグラフトの長さを、切り出した断面のみ
で推定することは正確さに欠ける。
しまった血管や、膨らんだ瘤部の中を走行するステント
或いはステントグラフトの長さを、切り出した断面のみ
で推定することは正確さに欠ける。
【0006】又、CT画像から設計したステント或いは
ステントグラフトが血管内をどのように走行するかを直
観的に把握することは困難である。
ステントグラフトが血管内をどのように走行するかを直
観的に把握することは困難である。
【0007】そのため、例えば特開2001−7909
7号公報には、ステントグラフトが血管内に留置される
状態を、三次元的に視認しながらステントグラフトモデ
ルの設計を行う技術が開示されている。
7号公報には、ステントグラフトが血管内に留置される
状態を、三次元的に視認しながらステントグラフトモデ
ルの設計を行う技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した先行
技術では、CT画像から対象となる血管領域を抽出し、
この抽出した血管に適合するステントグラフトモデルを
設計するようにしているため、他の臓器との関連を考慮
したステントグラフトモデルを設計することができな
い。すなわち、例えば血管に膨らんだ瘤部があり、この
瘤部に留置させるステントグラフトを設計しようとした
場合、瘤部のみから本来の血管の形状を推定することは
困難である。
技術では、CT画像から対象となる血管領域を抽出し、
この抽出した血管に適合するステントグラフトモデルを
設計するようにしているため、他の臓器との関連を考慮
したステントグラフトモデルを設計することができな
い。すなわち、例えば血管に膨らんだ瘤部があり、この
瘤部に留置させるステントグラフトを設計しようとした
場合、瘤部のみから本来の血管の形状を推定することは
困難である。
【0009】又、設計対象が、グラフトと、その外周に
任意の間隔を開けて配設した形状記憶合金製リング(ス
テント)とで構成されたステントグラフトに限定してい
るため、設計に際し、モニター上にはリングの配列が血
管上に表示されるだけであり、ステントグラフトの形状
を直感的に把握することが困難である。又、通常の円筒
状ステントの設計に適用することができず、汎用性に欠
ける問題がある。
任意の間隔を開けて配設した形状記憶合金製リング(ス
テント)とで構成されたステントグラフトに限定してい
るため、設計に際し、モニター上にはリングの配列が血
管上に表示されるだけであり、ステントグラフトの形状
を直感的に把握することが困難である。又、通常の円筒
状ステントの設計に適用することができず、汎用性に欠
ける問題がある。
【0010】従って、本発明の目的は、ステントの形状
を直感的に把握することが可能で、周辺の臓器との関連
を考慮しながら個々の患者の解剖学的体管腔の形状に適
合するステントモデルの設計を支援することの可能なス
テント設計支援装置、ステント設計支援方法、ステント
設計支援プログラム、及びステント設計支援プログラム
を記録した記録媒体を提供することにある。
を直感的に把握することが可能で、周辺の臓器との関連
を考慮しながら個々の患者の解剖学的体管腔の形状に適
合するステントモデルの設計を支援することの可能なス
テント設計支援装置、ステント設計支援方法、ステント
設計支援プログラム、及びステント設計支援プログラム
を記録した記録媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1は、患者から得られた三次元断層画像
に基づき該患者の多方向再構成画像を生成する手段と、
上記多方向再構成画像に表示されている解剖学的体管腔
上で任意の選択点を複数指定する手段と、指定した上記
選択点と予め設定されている曲線関数とに基づき該選択
点を通るステントモデル用中心軸を設定する手段と、上
記ステントモデル用中心軸を上記解剖学的体管腔の軸中
心方向へ修正する手段と、上記ステントモデル用中心軸
を中心として上記解剖学的体管腔上に該解剖学的体管腔
に留置するステントモデルの外形線を生成する手段と、
上記解剖学的体管腔と該解剖学的体管腔に留置される上
記ステントモデルとを立体画像で表示する手段と、上記
ステントモデルの外形線を上記多方向再構成画像上で修
正する手段と、上記立体画像に表示される該ステントモ
デルの外形線を、上記多方向再構成画像上に表示される
上記ステントモデルの外形線に連動して自動修正する手
段と、を備えることを特徴とするステント設計支援装置
を提供するものである。
め、本発明の第1は、患者から得られた三次元断層画像
に基づき該患者の多方向再構成画像を生成する手段と、
上記多方向再構成画像に表示されている解剖学的体管腔
上で任意の選択点を複数指定する手段と、指定した上記
選択点と予め設定されている曲線関数とに基づき該選択
点を通るステントモデル用中心軸を設定する手段と、上
記ステントモデル用中心軸を上記解剖学的体管腔の軸中
心方向へ修正する手段と、上記ステントモデル用中心軸
を中心として上記解剖学的体管腔上に該解剖学的体管腔
に留置するステントモデルの外形線を生成する手段と、
上記解剖学的体管腔と該解剖学的体管腔に留置される上
記ステントモデルとを立体画像で表示する手段と、上記
ステントモデルの外形線を上記多方向再構成画像上で修
正する手段と、上記立体画像に表示される該ステントモ
デルの外形線を、上記多方向再構成画像上に表示される
上記ステントモデルの外形線に連動して自動修正する手
段と、を備えることを特徴とするステント設計支援装置
を提供するものである。
【0012】本発明の第2は、上記第1の発明におい
て、上記多方向再構成画像が、体軸断層画像と矢状断層
画像と冠状断層画像との三断層画像で構成されているこ
とを特徴とするステント設計支援装置を提供するもので
ある。
て、上記多方向再構成画像が、体軸断層画像と矢状断層
画像と冠状断層画像との三断層画像で構成されているこ
とを特徴とするステント設計支援装置を提供するもので
ある。
【0013】本発明の第3は、上記第2の発明におい
て、上記選択点は上記体軸断層画像上で指定することを
特徴とするステント設計支援装置を提供するものであ
る。
て、上記選択点は上記体軸断層画像上で指定することを
特徴とするステント設計支援装置を提供するものであ
る。
【0014】本発明の第4は、上記第1〜3の発明のい
ずれかにおいて、完成された上記ステントモデルが上記
解剖学的体管腔に対して留置することが可能か否かを確
認する手段を備えていることを特徴とするステント設計
支援装置を提供するものである。
ずれかにおいて、完成された上記ステントモデルが上記
解剖学的体管腔に対して留置することが可能か否かを確
認する手段を備えていることを特徴とするステント設計
支援装置を提供するものである。
【0015】本発明の第5は、患者から得られた三次元
断層画像に基づき該患者の多方向再構成画像を生成する
工程と、上記多方向再構成画像に表示されている解剖学
的体管腔上で任意の選択点を複数指定する工程と、指定
した上記選択点と予め設定されている曲線関数とに基づ
き該選択点を通るステントモデル用中心軸を設定する工
程と、上記ステントモデル用中心軸を上記解剖学的体管
腔の軸中心方向へ修正する工程と、上記ステントモデル
用中心軸を中心として上記解剖学的体管腔上に該解剖学
的体管腔に留置するステントモデルの外形線を生成する
工程と、上記解剖学的体管腔と該解剖学的体管腔に留置
される上記ステントモデルとを立体画像で表示する工程
と、上記ステントモデルの外形線を上記多方向再構成画
像上で修正する工程と、上記立体画像に表示される該ス
テントモデルの外形線を、上記多方向再構成画像上に表
示される上記ステントモデルの外形線に連動して自動修
正する工程と、を備えることを特徴とするステント設計
支援方法を提供するものである。
断層画像に基づき該患者の多方向再構成画像を生成する
工程と、上記多方向再構成画像に表示されている解剖学
的体管腔上で任意の選択点を複数指定する工程と、指定
した上記選択点と予め設定されている曲線関数とに基づ
き該選択点を通るステントモデル用中心軸を設定する工
程と、上記ステントモデル用中心軸を上記解剖学的体管
腔の軸中心方向へ修正する工程と、上記ステントモデル
用中心軸を中心として上記解剖学的体管腔上に該解剖学
的体管腔に留置するステントモデルの外形線を生成する
工程と、上記解剖学的体管腔と該解剖学的体管腔に留置
される上記ステントモデルとを立体画像で表示する工程
と、上記ステントモデルの外形線を上記多方向再構成画
像上で修正する工程と、上記立体画像に表示される該ス
テントモデルの外形線を、上記多方向再構成画像上に表
示される上記ステントモデルの外形線に連動して自動修
正する工程と、を備えることを特徴とするステント設計
支援方法を提供するものである。
【0016】本発明の第6は、前記第5の発明におい
て、完成された上記ステントモデルが上記解剖学的体管
腔に対して留置することが可能か否かを確認する工程を
備えていることを特徴とするステント設計支援方法を提
供するものである。
て、完成された上記ステントモデルが上記解剖学的体管
腔に対して留置することが可能か否かを確認する工程を
備えていることを特徴とするステント設計支援方法を提
供するものである。
【0017】本発明の第7は、患者から得られた三次元
断層画像に基づき該患者の多方向再構成画像を生成する
ステップと、上記多方向再構成画像に表示されている解
剖学的体管腔上で任意の選択点を複数指定するステップ
と、指定した上記選択点と予め設定されている曲線関数
とに基づき該選択点を通るステントモデル用中心軸を設
定するステップと、上記ステントモデル用中心軸を上記
解剖学的体管腔の軸中心方向へ修正するステップと、上
記ステントモデル用中心軸を中心として上記解剖学的体
管腔上に該解剖学的体管腔に留置するステントモデルの
外形線を生成するステップと、上記解剖学的体管腔と該
解剖学的体管腔に留置される上記ステントモデルとを立
体画像で表示するステップと、上記ステントモデルの外
形線を上記多方向再構成画像上で修正するステップと、
上記立体画像に表示される該ステントモデルの外形線
を、上記多方向再構成画像上に表示される上記ステント
モデルの外形線に連動して自動修正するステップと、を
備えていることを特徴とするステント設計支援プログラ
ムを提供するものである。
断層画像に基づき該患者の多方向再構成画像を生成する
ステップと、上記多方向再構成画像に表示されている解
剖学的体管腔上で任意の選択点を複数指定するステップ
と、指定した上記選択点と予め設定されている曲線関数
とに基づき該選択点を通るステントモデル用中心軸を設
定するステップと、上記ステントモデル用中心軸を上記
解剖学的体管腔の軸中心方向へ修正するステップと、上
記ステントモデル用中心軸を中心として上記解剖学的体
管腔上に該解剖学的体管腔に留置するステントモデルの
外形線を生成するステップと、上記解剖学的体管腔と該
解剖学的体管腔に留置される上記ステントモデルとを立
体画像で表示するステップと、上記ステントモデルの外
形線を上記多方向再構成画像上で修正するステップと、
上記立体画像に表示される該ステントモデルの外形線
を、上記多方向再構成画像上に表示される上記ステント
モデルの外形線に連動して自動修正するステップと、を
備えていることを特徴とするステント設計支援プログラ
ムを提供するものである。
【0018】本発明の第8は、患者から得られた三次元
断層画像に基づき該患者の多方向再構成画像を生成する
ステップと、上記多方向再構成画像に表示されている解
剖学的体管腔上で任意の選択点を複数指定するステップ
と、指定した上記選択点と予め設定されている曲線関数
とに基づき該選択点を通るステントモデル用中心軸を設
定するステップと、上記ステントモデル用中心軸を上記
解剖学的体管腔の軸中心方向へ修正するステップと、上
記ステントモデル用中心軸を中心として上記解剖学的体
管腔上に該解剖学的体管腔に留置するステントモデルの
外形線を生成するステップと、上記解剖学的体管腔と該
解剖学的体管腔に留置される上記ステントモデルとを立
体画像で表示するステップと、上記ステントモデルの外
形線を上記多方向再構成画像上で修正するステップと、
上記立体画像に表示される該ステントモデルの外形線
を、上記多方向再構成画像上に表示される上記ステント
モデルの外形線に連動して自動修正するステップと、を
備えていることを特徴とするコンピュータが読取り可能
なステント設計支援プログラムを記録した記録媒体を提
供するものである。
断層画像に基づき該患者の多方向再構成画像を生成する
ステップと、上記多方向再構成画像に表示されている解
剖学的体管腔上で任意の選択点を複数指定するステップ
と、指定した上記選択点と予め設定されている曲線関数
とに基づき該選択点を通るステントモデル用中心軸を設
定するステップと、上記ステントモデル用中心軸を上記
解剖学的体管腔の軸中心方向へ修正するステップと、上
記ステントモデル用中心軸を中心として上記解剖学的体
管腔上に該解剖学的体管腔に留置するステントモデルの
外形線を生成するステップと、上記解剖学的体管腔と該
解剖学的体管腔に留置される上記ステントモデルとを立
体画像で表示するステップと、上記ステントモデルの外
形線を上記多方向再構成画像上で修正するステップと、
上記立体画像に表示される該ステントモデルの外形線
を、上記多方向再構成画像上に表示される上記ステント
モデルの外形線に連動して自動修正するステップと、を
備えていることを特徴とするコンピュータが読取り可能
なステント設計支援プログラムを記録した記録媒体を提
供するものである。
【0019】上述した第1、5、7、8の発明によれ
ば、多方向再構成画像に表示されている解剖学的体管腔
上にステントモデルを表示しながら、このステントモデ
ルの設計を行うことができ、しかも設計過程においてス
テントモデルが立体画像で表示され、多方向再構成画像
において修正がなされると、それと連動して立体画像も
自動修正されるので、ステントの形状を直感的に把握す
ることが可能となり、周辺の臓器との関連を考慮しなが
ら個々の患者の解剖学的体管腔の形状に適合するステン
トモデルを設計することができる。
ば、多方向再構成画像に表示されている解剖学的体管腔
上にステントモデルを表示しながら、このステントモデ
ルの設計を行うことができ、しかも設計過程においてス
テントモデルが立体画像で表示され、多方向再構成画像
において修正がなされると、それと連動して立体画像も
自動修正されるので、ステントの形状を直感的に把握す
ることが可能となり、周辺の臓器との関連を考慮しなが
ら個々の患者の解剖学的体管腔の形状に適合するステン
トモデルを設計することができる。
【0020】また、第2の発明によれば、上記多方向再
構成画像が、体軸断層画像と矢状断層画像と冠状断層画
像との三断層画像で構成されているので、ステントの設
計を効率よく行うことができる。
構成画像が、体軸断層画像と矢状断層画像と冠状断層画
像との三断層画像で構成されているので、ステントの設
計を効率よく行うことができる。
【0021】更に、第3の発明によれば、選択点の指定
を上記体軸断層画像上で行うことにより、選択点の指定
作業を容易かつ確実に行うことができる。
を上記体軸断層画像上で行うことにより、選択点の指定
作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0022】更にまた、第4、6の発明によれば、完成
された上記ステントモデルが上記解剖学的体管腔に対し
て留置することが可能か否かを確認することにより、ス
テントの設計作業を迅速かつ正確に行うことができる。
された上記ステントモデルが上記解剖学的体管腔に対し
て留置することが可能か否かを確認することにより、ス
テントの設計作業を迅速かつ正確に行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1にステント設計支援装置の
概略構成図を示す。
実施の形態を説明する。図1にステント設計支援装置の
概略構成図を示す。
【0024】同図の符号1はCT(コンピュータ断層撮
影)装置、MRI(核磁気共鳴画像)装置、超音波画像
装置等の三次元画像診断装置である。この三次元画像診
断装置は、患者のX(幅方向),Y(腹背方向),Z
(背丈方向)方向へ動作して、患者の三次元断層画像を
取得するもので、取得した三次元断層画像データをステ
ント設計支援装置2に送信する。
影)装置、MRI(核磁気共鳴画像)装置、超音波画像
装置等の三次元画像診断装置である。この三次元画像診
断装置は、患者のX(幅方向),Y(腹背方向),Z
(背丈方向)方向へ動作して、患者の三次元断層画像を
取得するもので、取得した三次元断層画像データをステ
ント設計支援装置2に送信する。
【0025】ステント設計支援装置2は、取得した三次
元断層画像に基づいて多方向再構成画像(以下「MPR
(Multi|-Planar Reconstruction image)」と略称す
る)を作成する。
元断層画像に基づいて多方向再構成画像(以下「MPR
(Multi|-Planar Reconstruction image)」と略称す
る)を作成する。
【0026】ステント設計支援装置2は、マイコン等の
コンピュータ2aを備え、このコンピュータ2aに、モ
ニタ2b、キーボード2c、マウス2d等の周辺機器が
接続されている。又、コンピュータ2aには、システム
を統括的に制御するCPU、メモリ・ハードディスク等
の記録媒体、モデム・ターミナルアダプタ等の通信装置
等が備えられている。
コンピュータ2aを備え、このコンピュータ2aに、モ
ニタ2b、キーボード2c、マウス2d等の周辺機器が
接続されている。又、コンピュータ2aには、システム
を統括的に制御するCPU、メモリ・ハードディスク等
の記録媒体、モデム・ターミナルアダプタ等の通信装置
等が備えられている。
【0027】記録媒体には、OS(オペレーティングシ
ステム)、MPR化処理プログラム、血管中心軸決定用
プログラムおよびステント設計用プログラム等が格納さ
れていると共に、各患者の三次元画像データ等の情報を
格納するデータベースが設けられている。
ステム)、MPR化処理プログラム、血管中心軸決定用
プログラムおよびステント設計用プログラム等が格納さ
れていると共に、各患者の三次元画像データ等の情報を
格納するデータベースが設けられている。
【0028】ステント設計支援装置2では、CPUに格
納されているプログラムに従って、三次元画像診断装置
1で取得した患者の三次元画像データに基づき、MPR
を作成し、このMPRに基づき大動脈弓部に留置するス
テントの形状を表すステントモデルを作成し、このステ
ントモデルに基づき、各部の径、ステント長、屈曲角
度、ねじれ等、ステントを形成するための三次元形状デ
ータを取得し、この三次元形状データをNC加工機用端
末4へ出力する。
納されているプログラムに従って、三次元画像診断装置
1で取得した患者の三次元画像データに基づき、MPR
を作成し、このMPRに基づき大動脈弓部に留置するス
テントの形状を表すステントモデルを作成し、このステ
ントモデルに基づき、各部の径、ステント長、屈曲角
度、ねじれ等、ステントを形成するための三次元形状デ
ータを取得し、この三次元形状データをNC加工機用端
末4へ出力する。
【0029】NC加工機用端末4は、入力された三次元
形状データをNC加工用数値データに変換し、そのデー
タをNC加工機5へ出力する。NC加工機5では、入力
された加工用数値データに基づき、患者の解剖学的体管
腔の形状に適合するステント21b(図10(b)参照)
を成形するためのステント成形用型30(図12参照)
を作成する。
形状データをNC加工用数値データに変換し、そのデー
タをNC加工機5へ出力する。NC加工機5では、入力
された加工用数値データに基づき、患者の解剖学的体管
腔の形状に適合するステント21b(図10(b)参照)
を成形するためのステント成形用型30(図12参照)
を作成する。
【0030】図10(a)に示すように、ステント21
aは、複数の線条体の編組等によって円筒状に形成され
ており、熱処理前はストレート状をなしている。このス
トレート状のステント21aをステント成形用型30に
て拘束した状態で、熱処理を施すことで、患者の解剖学
的体管腔の形状に適合する形状に付形されたステント2
1bを形成する(同図(b)参照)。又、同図(c)に示
すように、必要に応じて、ステント21bの外周(又は
内周)に、グラフト(人工血管)22を被覆するグラフ
ト処理を施したステントグラフト23を形成する。尚、
ステント21aの素材としては、熱処理による形状記憶
効果が顕著に付与される形状記憶合金が好ましく採用さ
れるが、用途によってはステンレス、タンタル、チタ
ン、白金、金、タングステンなどを用いてもよい。形状
記憶合金としては、Ni−Ti系、Cu−Al−Ni
系、Cu−Zn−Al系などが好ましく使用される。ま
た、形状記憶合金の表面に金、白金などをメッキ等の手
段で被覆したものであってもよい。
aは、複数の線条体の編組等によって円筒状に形成され
ており、熱処理前はストレート状をなしている。このス
トレート状のステント21aをステント成形用型30に
て拘束した状態で、熱処理を施すことで、患者の解剖学
的体管腔の形状に適合する形状に付形されたステント2
1bを形成する(同図(b)参照)。又、同図(c)に示
すように、必要に応じて、ステント21bの外周(又は
内周)に、グラフト(人工血管)22を被覆するグラフ
ト処理を施したステントグラフト23を形成する。尚、
ステント21aの素材としては、熱処理による形状記憶
効果が顕著に付与される形状記憶合金が好ましく採用さ
れるが、用途によってはステンレス、タンタル、チタ
ン、白金、金、タングステンなどを用いてもよい。形状
記憶合金としては、Ni−Ti系、Cu−Al−Ni
系、Cu−Zn−Al系などが好ましく使用される。ま
た、形状記憶合金の表面に金、白金などをメッキ等の手
段で被覆したものであってもよい。
【0031】次に、ステント設計支援装置2のCPUで
処理されるステントの三次元形状データ算出手順につい
て、図2、図3に示す三次元形状データ算出ルーチンに
従って説明する。尚、以下においては、大動脈弓部に挿
入、留置するステントの形状を表すステントモデルの作
成を例示して説明する。又、各ステップにおいて。細線
で囲まれたステップはCPUによって行われる処理を示
し、太線で囲まれたステップは操作者によって行われる
処理を示す。
処理されるステントの三次元形状データ算出手順につい
て、図2、図3に示す三次元形状データ算出ルーチンに
従って説明する。尚、以下においては、大動脈弓部に挿
入、留置するステントの形状を表すステントモデルの作
成を例示して説明する。又、各ステップにおいて。細線
で囲まれたステップはCPUによって行われる処理を示
し、太線で囲まれたステップは操作者によって行われる
処理を示す。
【0032】操作者が、モニタ2bに表示されている初
期画面に表示されているID入力ボックス及び患者氏名
入力ボックスに、患者の診察券番号(ID)、及び患者
氏名を入力すると、ステップS1で、データベースを検
索し、対応する患者の三次元画像データを読込む。
期画面に表示されているID入力ボックス及び患者氏名
入力ボックスに、患者の診察券番号(ID)、及び患者
氏名を入力すると、ステップS1で、データベースを検
索し、対応する患者の三次元画像データを読込む。
【0033】次いで、ステップS2へ進み、モニタ2b
に、患者のXY平面方向から見た体軸断層画像(Axi
al)を表示させる。図5に示すように、モニタ2bに
は、操作ウインドウ10と画像ウインドウ11とが表示
されており、当該患者の体軸断層画像は画像ウインドウ
11に表示される。又、操作ウインドウ10には、操作
を支援するメッセージが表示される操作支援フレーム1
0a、画像ウインドウ11の表示幅を設定するワイドコ
ントロールバー(WW:Windw Width)、表
示される画像の明るさ、コントラストを設定するレベル
バー(WL:Windw Level)、画像ウインド
ウ11に表示される水平断層画像をスクロールさせるイ
メージコントロールバー(Image)、階層状に構成
されている画像を下層から上層、或いは上層から下層へ
順次開く、「戻る>」ボタン、「次へ>」ボタン等が表
示されている。
に、患者のXY平面方向から見た体軸断層画像(Axi
al)を表示させる。図5に示すように、モニタ2bに
は、操作ウインドウ10と画像ウインドウ11とが表示
されており、当該患者の体軸断層画像は画像ウインドウ
11に表示される。又、操作ウインドウ10には、操作
を支援するメッセージが表示される操作支援フレーム1
0a、画像ウインドウ11の表示幅を設定するワイドコ
ントロールバー(WW:Windw Width)、表
示される画像の明るさ、コントラストを設定するレベル
バー(WL:Windw Level)、画像ウインド
ウ11に表示される水平断層画像をスクロールさせるイ
メージコントロールバー(Image)、階層状に構成
されている画像を下層から上層、或いは上層から下層へ
順次開く、「戻る>」ボタン、「次へ>」ボタン等が表
示されている。
【0034】尚、図示しないが、初期画面において、操
作者が目的とする体管腔部の名称(本実施の形態では大
動脈弓部)を入力し、或いは画面上に表示されている複
数の体管腔部の名称の中から選択すると、操作ウインド
ウ10の上部に表示されている操作支援フレーム10a
には、ステントモデルを作成する際に指定する必要のあ
る部位、及び、そのために表示する断層画像を指定する
コメントが表示される。
作者が目的とする体管腔部の名称(本実施の形態では大
動脈弓部)を入力し、或いは画面上に表示されている複
数の体管腔部の名称の中から選択すると、操作ウインド
ウ10の上部に表示されている操作支援フレーム10a
には、ステントモデルを作成する際に指定する必要のあ
る部位、及び、そのために表示する断層画像を指定する
コメントが表示される。
【0035】操作支援フレーム10aに最初に表示され
たコメントは、「上行大動脈の基始部のスライスに設定
し、上行大動脈と下行大動脈の中心をクリックしてくだ
さい。」であり、操作者は、ステップS3において、操
作支援フレーム10aに表示された指示に従い、操作ウ
インドウ10の最下段に表示されている「<戻る」ボタ
ン、或いは「次へ>」ボタンを選択的にクリックして、
指定された体軸断層画像を表示させ、マウス2d等を操
作して、上行大動脈と下行大動脈との中心へポインタを
移動させた後、クリックして選択点P1,P2を確定す
る。尚、この選択点P1.P2は、ステントの形状を表
すステントモデルを作成する際の基準点となるものであ
るが、後に多方向再構成画像上で修正することができる
ため、正確な位置を指定する必要はない。
たコメントは、「上行大動脈の基始部のスライスに設定
し、上行大動脈と下行大動脈の中心をクリックしてくだ
さい。」であり、操作者は、ステップS3において、操
作支援フレーム10aに表示された指示に従い、操作ウ
インドウ10の最下段に表示されている「<戻る」ボタ
ン、或いは「次へ>」ボタンを選択的にクリックして、
指定された体軸断層画像を表示させ、マウス2d等を操
作して、上行大動脈と下行大動脈との中心へポインタを
移動させた後、クリックして選択点P1,P2を確定す
る。尚、この選択点P1.P2は、ステントの形状を表
すステントモデルを作成する際の基準点となるものであ
るが、後に多方向再構成画像上で修正することができる
ため、正確な位置を指定する必要はない。
【0036】次いで、ステップS4へ進み、次の体軸断
層画像が有るか否かを調べ、次の体軸断層画像が有ると
きは、ステップS5へ分岐する。次の体軸断層画像が存
在するか否かは、操作者が「次へ>」ボタンをクリック
したか否かで判断され、「次へ>」ボタンをクリックし
た場合は、次の体軸断層画像が存在すると判断し、ステ
ップS5へ分岐する。
層画像が有るか否かを調べ、次の体軸断層画像が有ると
きは、ステップS5へ分岐する。次の体軸断層画像が存
在するか否かは、操作者が「次へ>」ボタンをクリック
したか否かで判断され、「次へ>」ボタンをクリックし
た場合は、次の体軸断層画像が存在すると判断し、ステ
ップS5へ分岐する。
【0037】ところで、操作者が「次へ>」ボタンをク
リックすると、画像ウインドウ11に表示される体軸断
層画像が切換わる。同時に、図6に示すように、操作支
援フレーム10aに「大動脈弓部のスライスに設定し、
大動脈弓部の頂点をクリックしてください。」のメッセ
ージが表示される。操作者は、「戻る>」ボタン、或い
は「次へ>」ボタンをクリックして指定された画像を、
画像ウインドウ11に表示させる(ステップS5)。
リックすると、画像ウインドウ11に表示される体軸断
層画像が切換わる。同時に、図6に示すように、操作支
援フレーム10aに「大動脈弓部のスライスに設定し、
大動脈弓部の頂点をクリックしてください。」のメッセ
ージが表示される。操作者は、「戻る>」ボタン、或い
は「次へ>」ボタンをクリックして指定された画像を、
画像ウインドウ11に表示させる(ステップS5)。
【0038】そして、ステップS3へ戻り、所定に表示
された体軸断層画像の大動脈弓部の頂点へマウス2d等
を操作してポインタを移動させた後、クリックして選択
点P3を確定する。尚、この選択点P3も、後述する多
方向再構成画像上で修正することができるため、正確な
位置を指定する必要はない。
された体軸断層画像の大動脈弓部の頂点へマウス2d等
を操作してポインタを移動させた後、クリックして選択
点P3を確定する。尚、この選択点P3も、後述する多
方向再構成画像上で修正することができるため、正確な
位置を指定する必要はない。
【0039】その後、選択点P3の指定が完了した場合
は、再びステップS4へ進み、次の体軸断層画像が有る
か否かを調べ、存在するときは、ステップS5へ再び分
岐する。次の体軸断層画像が存在するか否かは、操作者
が「次へ>」ボタンをクリックしたか否かで判断され、
「次へ>」ボタンをクリックした場合は、次の体軸断層
画像が存在すると判断し、ステップS5へ分岐する。
は、再びステップS4へ進み、次の体軸断層画像が有る
か否かを調べ、存在するときは、ステップS5へ再び分
岐する。次の体軸断層画像が存在するか否かは、操作者
が「次へ>」ボタンをクリックしたか否かで判断され、
「次へ>」ボタンをクリックした場合は、次の体軸断層
画像が存在すると判断し、ステップS5へ分岐する。
【0040】又、操作者が「次へ>」ボタンをクリック
すると、図7に示すように、操作支援フレーム10aに
「横隔膜のスライスに設定し、下行大動脈の中心をクリ
ックしてください。」のコメントが表示される。操作者
は、ステップS5において、「戻る>」ボタン、或いは
「次へ>」ボタンをクリックして指定された画像を、画
像ウインドウ11に表示させる。
すると、図7に示すように、操作支援フレーム10aに
「横隔膜のスライスに設定し、下行大動脈の中心をクリ
ックしてください。」のコメントが表示される。操作者
は、ステップS5において、「戻る>」ボタン、或いは
「次へ>」ボタンをクリックして指定された画像を、画
像ウインドウ11に表示させる。
【0041】次いで、ステップS3へ戻り、マウス2d
等を操作して、下行大動脈の中心へポインタを移動させ
た後、クリックして選択点P4を確定する。尚、この選
択点P4も、後に多方向再構成画像上で修正することが
できるため、正確な位置を指定する必要はない。
等を操作して、下行大動脈の中心へポインタを移動させ
た後、クリックして選択点P4を確定する。尚、この選
択点P4も、後に多方向再構成画像上で修正することが
できるため、正確な位置を指定する必要はない。
【0042】本実施の形態では、大動脈弓部に挿入、留
置するステントの形状を表すステントモデルを設計する
際に必要とする選択点P1〜P4は、三枚の体軸断層画
像で指定するように設定されているため、横隔膜の体軸
断層画像が最後の画像で有り、従って、この画像が表示
されたとき、操作ウインドウ10の最下段には、「次へ
>」ボタンに代えて「完了>」ボタンが表示される。
尚、選択点の指定個数は、任意に設定することが可能で
ある。
置するステントの形状を表すステントモデルを設計する
際に必要とする選択点P1〜P4は、三枚の体軸断層画
像で指定するように設定されているため、横隔膜の体軸
断層画像が最後の画像で有り、従って、この画像が表示
されたとき、操作ウインドウ10の最下段には、「次へ
>」ボタンに代えて「完了>」ボタンが表示される。
尚、選択点の指定個数は、任意に設定することが可能で
ある。
【0043】そして、選択点P4の指定が確定した後、
「完了>」ボタンをクリックすると、ステップS4で
は、次の体軸断層画像は存在し無いと判断し、ステップ
S6へ進む。
「完了>」ボタンをクリックすると、ステップS4で
は、次の体軸断層画像は存在し無いと判断し、ステップ
S6へ進む。
【0044】ステップS6へ進むと、画像ウインドウ1
1には、多方向構成画像(MPR)が表示される。具体
的には、図8に示すように、画像ウインドウ11が小ウ
インドウ11a〜11dに4分割され、その中の3つの
小ウインドウ11a〜11cに、当該患者のMPRの代
表である大動脈の解剖学的三断層画像(体軸断層画像
(XY平面)、矢状断層画像(XZ平面)、冠状断層画
像(ZX平面))が表示される。又、操作ウインドウ1
0には患者のファイル番号(ID)、患者氏名(Nam
e)、患者の診察券番号(ID)、コントロールバー
(WW)、レベルバー(WL)、イメージコントロール
バー(Image)、矢状断層画像をスクロールさせる
矢状断層コントロールバー(Sagittal)、冠状
断層画像をスクロールさせる冠状断層コントロールバー
(Coronal)、体軸断層画像(Axial)の回
転角を設定し、表示する回転コントロールバー(Ima
geRotation)、任意の選択点P(Poin
t)に示されている大動脈のX,Y,Z方向の座標点示
す中心座標(Senter Point)が表示され
る。
1には、多方向構成画像(MPR)が表示される。具体
的には、図8に示すように、画像ウインドウ11が小ウ
インドウ11a〜11dに4分割され、その中の3つの
小ウインドウ11a〜11cに、当該患者のMPRの代
表である大動脈の解剖学的三断層画像(体軸断層画像
(XY平面)、矢状断層画像(XZ平面)、冠状断層画
像(ZX平面))が表示される。又、操作ウインドウ1
0には患者のファイル番号(ID)、患者氏名(Nam
e)、患者の診察券番号(ID)、コントロールバー
(WW)、レベルバー(WL)、イメージコントロール
バー(Image)、矢状断層画像をスクロールさせる
矢状断層コントロールバー(Sagittal)、冠状
断層画像をスクロールさせる冠状断層コントロールバー
(Coronal)、体軸断層画像(Axial)の回
転角を設定し、表示する回転コントロールバー(Ima
geRotation)、任意の選択点P(Poin
t)に示されている大動脈のX,Y,Z方向の座標点示
す中心座標(Senter Point)が表示され
る。
【0045】そして、ステップS7へ進むと、上述した
ステップS3で指定した選択点P1〜P4を、各小ウイ
ンドウ11a〜11cに表示されている各断層画像上に
表示すると同時に、各選択点P1〜P4間を補間する補
間点を表示する。この補間点は、各選択点P1〜P4間
の距離が比較的離れている場合に、自動的に付されて選
択点間を補間するものであり、本実施の形態では、選択
点P1,P3間と、選択点P2,P3間との二カ所に補
間点S1,S2が付されている。
ステップS3で指定した選択点P1〜P4を、各小ウイ
ンドウ11a〜11cに表示されている各断層画像上に
表示すると同時に、各選択点P1〜P4間を補間する補
間点を表示する。この補間点は、各選択点P1〜P4間
の距離が比較的離れている場合に、自動的に付されて選
択点間を補間するものであり、本実施の形態では、選択
点P1,P3間と、選択点P2,P3間との二カ所に補
間点S1,S2が付されている。
【0046】そして、ステップS8へ進むと、各点P
1,S1,P3,S2,P2,P4と、予め設定されて
いる曲線関数とに基づき、点P1,S1,P3,S2,
P2,P4を通る中心軸Lを演算し、各小ウインドウ1
1a〜11cに表示されている各断層画像上に表示する
(図8参照)。
1,S1,P3,S2,P2,P4と、予め設定されて
いる曲線関数とに基づき、点P1,S1,P3,S2,
P2,P4を通る中心軸Lを演算し、各小ウインドウ1
1a〜11cに表示されている各断層画像上に表示する
(図8参照)。
【0047】操作者は、ステップS9において、小ウイ
ンドウ11a〜11cに各々表示されている断層画像を
参照し、この各断層像上に表示されている各選択点P1
〜P4、及び補間点S1,S2をドラッグし、大動脈の
中心軸上に移動させて、中心軸Lを大動脈の中心軸上に
重畳させる。そして、キーボード2cの「Enter」
キー等を押して、中心軸Lを確定する。
ンドウ11a〜11cに各々表示されている断層画像を
参照し、この各断層像上に表示されている各選択点P1
〜P4、及び補間点S1,S2をドラッグし、大動脈の
中心軸上に移動させて、中心軸Lを大動脈の中心軸上に
重畳させる。そして、キーボード2cの「Enter」
キー等を押して、中心軸Lを確定する。
【0048】このように、小ウインドウ11a〜11c
に各々表示されている断層画像を参照しながら、中心軸
Lを大動脈の中心に合わせることができるため、三次元
的に湾曲されている部位であっても比較的容易に修正す
ることができ、作業性が良い。
に各々表示されている断層画像を参照しながら、中心軸
Lを大動脈の中心に合わせることができるため、三次元
的に湾曲されている部位であっても比較的容易に修正す
ることができ、作業性が良い。
【0049】そして、中心軸Lの修正が完了すると、ス
テップS10へ進み、各小ウインドウ11a〜11cに
表示されている大動脈弓部の断層画像上に、中心軸を中
心とする円筒状ステントモデルMの外形線を表示する。
尚、本実施の形態では、大動脈弓部に挿入、留置するス
テントモデルMを設計対象としているため、それに適し
た初期値として直径を25mmに設定している。但し、
この初期値は任意に設定することが可能である。従っ
て、例えば足の血管に挿入、留置するステントモデルM
を設計する際には、その初期値を、当該血管に合わせ
て、5mmに設定することができる。
テップS10へ進み、各小ウインドウ11a〜11cに
表示されている大動脈弓部の断層画像上に、中心軸を中
心とする円筒状ステントモデルMの外形線を表示する。
尚、本実施の形態では、大動脈弓部に挿入、留置するス
テントモデルMを設計対象としているため、それに適し
た初期値として直径を25mmに設定している。但し、
この初期値は任意に設定することが可能である。従っ
て、例えば足の血管に挿入、留置するステントモデルM
を設計する際には、その初期値を、当該血管に合わせ
て、5mmに設定することができる。
【0050】又、ステップS11で、小ウインドウ11
dに大動脈Aの立体画像を表示し、大動脈弓部上に円筒
状ステントモデルMの立体画像を表示する。
dに大動脈Aの立体画像を表示し、大動脈弓部上に円筒
状ステントモデルMの立体画像を表示する。
【0051】次いで、ステップS12へ進み、小ウイン
ドウ11a〜11cの何れかに表示されているステント
モデルMの外形線をドラッグして移動させて、ステント
モデルMの外形を修正する。このとき、各小ウインドウ
11a〜11cには、大動脈A、及びその周辺の臓器が
表示されているため、ステントモデルMの外形線を移動
させるに際して、この外形線が大動脈弓部に沿って修正
されているか否かを確認しながら操作することができ
る。又、大動脈Aの周辺の臓器との位置関係を判断する
ことで、例えば動脈瘤が発生している部位であっても、
その周辺の臓器との位置関係から本来の血管と予測でき
る形状に、ステントモデルの外形線を修正することがで
きる。
ドウ11a〜11cの何れかに表示されているステント
モデルMの外形線をドラッグして移動させて、ステント
モデルMの外形を修正する。このとき、各小ウインドウ
11a〜11cには、大動脈A、及びその周辺の臓器が
表示されているため、ステントモデルMの外形線を移動
させるに際して、この外形線が大動脈弓部に沿って修正
されているか否かを確認しながら操作することができ
る。又、大動脈Aの周辺の臓器との位置関係を判断する
ことで、例えば動脈瘤が発生している部位であっても、
その周辺の臓器との位置関係から本来の血管と予測でき
る形状に、ステントモデルの外形線を修正することがで
きる。
【0052】又、小ウインドウ11a〜11cに表示さ
れているMPRの3断層画像と、小ウインドウ11dに
表示されている立体画像とは連動しており、ステップS
12でステントモデルMの外形が修正されると、ステッ
プS13では、小ウインドウ11dに表示されているス
テントモデルMの立体画像が、それに対応して自動修正
される(図9参照)。
れているMPRの3断層画像と、小ウインドウ11dに
表示されている立体画像とは連動しており、ステップS
12でステントモデルMの外形が修正されると、ステッ
プS13では、小ウインドウ11dに表示されているス
テントモデルMの立体画像が、それに対応して自動修正
される(図9参照)。
【0053】操作者は、ステントモデルMの立体画像を
視認することで、修正個所、及び修正の程度を容易に把
握することができる。
視認することで、修正個所、及び修正の程度を容易に把
握することができる。
【0054】ステントモデルMの外形線の修正が完了す
ると、プログラムは、ステップS14へ進み、ステント
モデルMを大動脈弓部に留置させた状態を確認するシミ
ュレーションの要求が、操作者から有るか否かを調べ、
シミュレーション要求がある場合は、ステップS15へ
進み、ステントモデルMのシミュレーション処理を実行
して、ステップS16へ進む。一方、シミュレーション
要求がない場合は、ステップS14からステップS16
へジャンプする。
ると、プログラムは、ステップS14へ進み、ステント
モデルMを大動脈弓部に留置させた状態を確認するシミ
ュレーションの要求が、操作者から有るか否かを調べ、
シミュレーション要求がある場合は、ステップS15へ
進み、ステントモデルMのシミュレーション処理を実行
して、ステップS16へ進む。一方、シミュレーション
要求がない場合は、ステップS14からステップS16
へジャンプする。
【0055】ステップS15で実行されるシミュレーシ
ョン処理は、画像ウインドウ11に、大動脈を含む解剖
学的体内構造を表示し、作成したステントモデルMを解
剖学的体内構造上に重畳させて、このステントモデルM
が大動脈弓部に挿通、留置することが可能かどうかの適
合性を確認し、その評価を行うものである。
ョン処理は、画像ウインドウ11に、大動脈を含む解剖
学的体内構造を表示し、作成したステントモデルMを解
剖学的体内構造上に重畳させて、このステントモデルM
が大動脈弓部に挿通、留置することが可能かどうかの適
合性を確認し、その評価を行うものである。
【0056】そして、操作者がステントモデルMの修正
を必要とする場合は、ステップS16からステップS1
2へ戻り、一方、修正の必要がない場合は、ステップS
16からステップS17へ進む。
を必要とする場合は、ステップS16からステップS1
2へ戻り、一方、修正の必要がない場合は、ステップS
16からステップS17へ進む。
【0057】ステップS17へ進むと、記録手段に、ス
テントモデルMの、径、長さ、角度、ねじれ等、ステン
ト形状を特定するステント形状データを保存し、ステッ
プS18へ進み、操作者がステント形状データをNC加
工機用端末4へ転送したい場合は、ステップS19へ進
み、ステント形状データをNC加工機用端末4へ転送し
た後、ルーチンを終了する。又、操作者がテント形状デ
ータの転送を臨まない場合は、そのままルーチンを終了
する。
テントモデルMの、径、長さ、角度、ねじれ等、ステン
ト形状を特定するステント形状データを保存し、ステッ
プS18へ進み、操作者がステント形状データをNC加
工機用端末4へ転送したい場合は、ステップS19へ進
み、ステント形状データをNC加工機用端末4へ転送し
た後、ルーチンを終了する。又、操作者がテント形状デ
ータの転送を臨まない場合は、そのままルーチンを終了
する。
【0058】次に、NC加工機用端末4での処理につい
て、図4に示すフローチャートに従って説明する。NC
加工機用端末4では、ステップS21で、ステント設計
支援装置2からステント形状データが入力されるまで、
待機状態にあり、ステント形状データが入力されると、
ステップS22へ進み、ステント形状データを読込み、
ステップS23で、ステント形状データに基づきステン
ト型加工用数値データに変換する。
て、図4に示すフローチャートに従って説明する。NC
加工機用端末4では、ステップS21で、ステント設計
支援装置2からステント形状データが入力されるまで、
待機状態にあり、ステント形状データが入力されると、
ステップS22へ進み、ステント形状データを読込み、
ステップS23で、ステント形状データに基づきステン
ト型加工用数値データに変換する。
【0059】そして、ステップS24で、ステント型加
工用数値データに基づき、NC加工機5を作動させて、
ステント成形用型を形成する。NC加工機5は、ステン
ト成形用型に、ステント21aを保持して付形する空間
33を加工するもので、この空間33にストレート状の
ステント21aを装着し、熱処理することで、ステント
21aに空間33の形状、すなわちステントモデルMに
沿った形状を記憶させる。
工用数値データに基づき、NC加工機5を作動させて、
ステント成形用型を形成する。NC加工機5は、ステン
ト成形用型に、ステント21aを保持して付形する空間
33を加工するもので、この空間33にストレート状の
ステント21aを装着し、熱処理することで、ステント
21aに空間33の形状、すなわちステントモデルMに
沿った形状を記憶させる。
【0060】図11、図12に示すように、本実施の形
態で採用するステント成形用型30は、1対のブロック
31,32で構成され、各ブロック31,32には、ス
トレート状のステント21aを保持して付形するための
半割円筒状の凹部31a,32aがNC加工機5により
加工される。そして、この凹部31aと32aを合わせ
ることで空間33が形成される。
態で採用するステント成形用型30は、1対のブロック
31,32で構成され、各ブロック31,32には、ス
トレート状のステント21aを保持して付形するための
半割円筒状の凹部31a,32aがNC加工機5により
加工される。そして、この凹部31aと32aを合わせ
ることで空間33が形成される。
【0061】熱処理工程は以下の手順で行われる。すな
わち、先ず、図11に示すように、凹部31a,32a
にストレート状のステント21aをセットした後、図1
2に示すようにブロック31,32を閉じて、ステント
21aを凹部31a,32aで形成した空間33に挟み
込む。
わち、先ず、図11に示すように、凹部31a,32a
にストレート状のステント21aをセットした後、図1
2に示すようにブロック31,32を閉じて、ステント
21aを凹部31a,32aで形成した空間33に挟み
込む。
【0062】次いで、空間33に挟み込まれているステ
ント21aを一定時間、高温下で加熱し、図10(b)
に示すように、空間33に沿った形状を記憶するステン
ト21bを形成する。
ント21aを一定時間、高温下で加熱し、図10(b)
に示すように、空間33に沿った形状を記憶するステン
ト21bを形成する。
【0063】この場合、図10(c)に示すように、所
定に熱処理が完了したステント21bに対し必要に応じ
て、その外周(或いは内周)にグラフト(人口血管)2
2を被覆したステントグラフト23としても良い。
定に熱処理が完了したステント21bに対し必要に応じ
て、その外周(或いは内周)にグラフト(人口血管)2
2を被覆したステントグラフト23としても良い。
【0064】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
多方向再構成画像に表示されている解剖学的体管腔上に
ステントモデルを表示しながら、このステントモデルの
設計を行うことができるので、ステントの形状を直感的
に把握することが可能となり、周辺の臓器との関連を考
慮しながら個々の患者の解剖学的体管腔の形状に適合す
るステントモデルを設計することができる。
多方向再構成画像に表示されている解剖学的体管腔上に
ステントモデルを表示しながら、このステントモデルの
設計を行うことができるので、ステントの形状を直感的
に把握することが可能となり、周辺の臓器との関連を考
慮しながら個々の患者の解剖学的体管腔の形状に適合す
るステントモデルを設計することができる。
【図1】ステント設計支援装置を示す概略構成図
【図2】三次元形状データ算出ルーチンを示すフローチ
ャート(その1)
ャート(その1)
【図3】三次元形状データ算出ルーチンを示すフローチ
ャート(その2)
ャート(その2)
【図4】ステント型加工用数値データ変換ルーチンを示
すフローチャート
すフローチャート
【図5】モニタに上行大動脈の基始部付近の体軸断層画
像を表示した状態を示す説明図
像を表示した状態を示す説明図
【図6】モニタに大動脈弓部付近の体軸断層画像を表示
した状態を示す説明図
した状態を示す説明図
【図7】モニタに横隔膜付近の体軸断層画像を表示した
状態を示す説明図
状態を示す説明図
【図8】モニタに三断層画像を表示した状態を示す説明
図
図
【図9】モニタに三断層画像と立体画像とを表示した状
態を示す説明図
態を示す説明図
【図10】ステントを状態別に示す斜視図
【図11】型開き状態のステント成形用型とステントと
の斜視図
の斜視図
【図12】型締め状態のステント成形用型とステントと
の斜視図
の斜視図
1 三次元画像診断装置
2 ステント設計支援装置
4 NC加工機用端末
5 NC加工機
10 操作ウインドウ
11 画像ウインドウ
11a〜11d 小ウインドウ
21a21b ステント
23 ステントグラフト
30 ステント成形用型
A 大動脈
L 中心軸
M ステントモデル
P1〜P4 選択点
S1,S2 補間点
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G06F 17/50 680 G06F 17/60 126Q 5B057
17/60 126 126Z
G06T 1/00 290B
G06T 1/00 290 A61B 5/05 390
(72)発明者 浅野 寛幸
神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町51番地
株式会社パイオラックスメディカルデバイ
ス内
Fターム(参考) 4C093 AA22 AA26 CA23 CA50 DA02
EE01 EE30 FD07 FF15 FF30
FF42 FF45 FG05 FG13 FH04
FH06
4C096 AB50 AC10 AD14 DC11 DC14
DC19 DC21 DC23 DC24 DC28
DC36
4C167 AA56 BB70 CC09 CC10 DD01
DD08 FF05 HH22
4C301 EE20 JC01 KK03 KK17 KK18
KK27 KK30 KK40 LL13 LL20
5B046 AA00 FA18 GA01 HA04 HA05
HA08
5B057 AA09 CA02 CA08 CA13 CA16
CB02 CB08 CB12 CB16 CE08
Claims (8)
- 【請求項1】患者から得られた三次元断層画像に基づき
該患者の多方向再構成画像を生成する手段と、 上記多方向再構成画像に表示されている解剖学的体管腔
上で任意の選択点を複数指定する手段と、 指定した上記選択点と予め設定されている曲線関数とに
基づき該選択点を通るステントモデル用中心軸を設定す
る手段と、 上記ステントモデル用中心軸を上記解剖学的体管腔の軸
中心方向へ修正する手段と、 上記ステントモデル用中心軸を中心として上記解剖学的
体管腔上に該解剖学的体管腔に留置するステントモデル
の外形線を生成する手段と、 上記解剖学的体管腔と該解剖学的体管腔に留置される上
記ステントモデルとを立体画像で表示する手段と、 上記ステントモデルの外形線を上記多方向再構成画像上
で修正する手段と、 上記立体画像に表示される該ステントモデルの外形線
を、上記多方向再構成画像上に表示される上記ステント
モデルの外形線に連動して自動修正する手段と、を備え
ることを特徴とするステント設計支援装置。 - 【請求項2】上記多方向再構成画像が、体軸断層画像と
矢状断層画像と冠状断層画像との三断層画像で構成され
ていることを特徴とする請求項1記載のステント設計支
援装置。 - 【請求項3】上記選択点は上記体軸断層画像上で指定す
ることを特徴とする請求項2記載のステント設計支援装
置。 - 【請求項4】完成された上記ステントモデルが上記解剖
学的体管腔に対して留置することが可能か否かを確認す
る手段を備えていることを特徴とする請求項1〜3の何
れかに記載のステント設計支援装置。 - 【請求項5】患者から得られた三次元断層画像に基づき
該患者の多方向再構成画像を生成する工程と、 上記多方向再構成画像に表示されている解剖学的体管腔
上で任意の選択点を複数指定する工程と、 指定した上記選択点と予め設定されている曲線関数とに
基づき該選択点を通るステントモデル用中心軸を設定す
る工程と、 上記ステントモデル用中心軸を上記解剖学的体管腔の軸
中心方向へ修正する工程と、 上記ステントモデル用中心軸を中心として上記解剖学的
体管腔上に該解剖学的体管腔に留置するステントモデル
の外形線を生成する工程と、 上記解剖学的体管腔と該解剖学的体管腔に留置される上
記ステントモデルとを立体画像で表示する工程と、 上記ステントモデルの外形線を上記多方向再構成画像上
で修正する工程と、 上記立体画像に表示される該ステントモデルの外形線
を、上記多方向再構成画像上に表示される上記ステント
モデルの外形線に連動して自動修正する工程と、を備え
ることを特徴とするステント設計支援方法。 - 【請求項6】完成された上記ステントモデルが上記解剖
学的体管腔に対して留置することが可能か否かを確認す
る工程を備えていることを特徴とする請求項5記載のス
テント設計支援方法。 - 【請求項7】患者から得られた三次元断層画像に基づき
該患者の多方向再構成画像を生成するステップと、 上記多方向再構成画像に表示されている解剖学的体管腔
上で任意の選択点を複数指定するステップと、 指定した上記選択点と予め設定されている曲線関数とに
基づき該選択点を通るステントモデル用中心軸を設定す
るステップと、 上記ステントモデル用中心軸を上記解剖学的体管腔の軸
中心方向へ修正するステップと、 上記ステントモデル用中心軸を中心として上記解剖学的
体管腔上に該解剖学的体管腔に留置するステントモデル
の外形線を生成するステップと、 上記解剖学的体管腔と該解剖学的体管腔に留置される上
記ステントモデルとを立体画像で表示するステップと、 上記ステントモデルの外形線を上記多方向再構成画像上
で修正するステップと、 上記立体画像に表示される該ステントモデルの外形線
を、上記多方向再構成画像上に表示される上記ステント
モデルの外形線に連動して自動修正するステップと、を
備えていることを特徴とするステント設計支援プログラ
ム。 - 【請求項8】患者から得られた三次元断層画像に基づき
該患者の多方向再構成画像を生成するステップと、 上記多方向再構成画像に表示されている解剖学的体管腔
上で任意の選択点を複数指定するステップと、 指定した上記選択点と予め設定されている曲線関数とに
基づき該選択点を通るステントモデル用中心軸を設定す
るステップと、 上記ステントモデル用中心軸を上記解剖学的体管腔の軸
中心方向へ修正するステップと、 上記ステントモデル用中心軸を中心として上記解剖学的
体管腔上に該解剖学的体管腔に留置するステントモデル
の外形線を生成するステップと、 上記解剖学的体管腔と該解剖学的体管腔に留置される上
記ステントモデルとを立体画像で表示するステップと、 上記ステントモデルの外形線を上記多方向再構成画像上
で修正するステップと、 上記立体画像に表示される該ステントモデルの外形線
を、上記多方向再構成画像上に表示される上記ステント
モデルの外形線に連動して自動修正するステップと、を
備えていることを特徴とするコンピュータが読取り可能
なステント設計支援プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002048988A JP2003245360A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | ステント設計支援装置、ステント設計支援方法、ステント設計支援プログラム、及びステント設計支援プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002048988A JP2003245360A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | ステント設計支援装置、ステント設計支援方法、ステント設計支援プログラム、及びステント設計支援プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003245360A true JP2003245360A (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=28661618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002048988A Pending JP2003245360A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | ステント設計支援装置、ステント設計支援方法、ステント設計支援プログラム、及びステント設計支援プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003245360A (ja) |
Cited By (14)
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---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002048988A patent/JP2003245360A/ja active Pending
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