JP2003244202A - パス切替システムと方法および通信装置とプログラム - Google Patents
パス切替システムと方法および通信装置とプログラムInfo
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- JP2003244202A JP2003244202A JP2002042534A JP2002042534A JP2003244202A JP 2003244202 A JP2003244202 A JP 2003244202A JP 2002042534 A JP2002042534 A JP 2002042534A JP 2002042534 A JP2002042534 A JP 2002042534A JP 2003244202 A JP2003244202 A JP 2003244202A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワーク内の複数箇所の故障時にもサー
ビス断時間の短縮化を図り、ネットワークを高信頼化す
る。 【解決手段】 あるトラヒックの入力装置1と出力装置
2の間に3つ以上の経路が存在するネッ卜ワークにおい
て、入力装置1と出力装置2の間にそのトラヒックが通
過するパスとして現用パス31と複数の予備パス32〜
38を予め設定すると共に(パス設定部1b)、予めネ
ットワーク内の各回線3a〜3hに対して当該回線を識
別するための番号〜を割り振り、故障しても通信に
影響がない回線の番号の集合を各パス毎31〜38にパ
ス管理テーブル21として登録・管理し(パス管理テー
ブル登録部1d)、回線に故障が発生すると(回線故障
発生検出部1c)、パス管理テーブル21を参照して切
替が必要か判断し(パス切替要否判断部1e)、必要で
あればパス管理テーブルを参照して導通可能なパスを選
択し、そのパスヘ切り替える(パス切替部1f)。
ビス断時間の短縮化を図り、ネットワークを高信頼化す
る。 【解決手段】 あるトラヒックの入力装置1と出力装置
2の間に3つ以上の経路が存在するネッ卜ワークにおい
て、入力装置1と出力装置2の間にそのトラヒックが通
過するパスとして現用パス31と複数の予備パス32〜
38を予め設定すると共に(パス設定部1b)、予めネ
ットワーク内の各回線3a〜3hに対して当該回線を識
別するための番号〜を割り振り、故障しても通信に
影響がない回線の番号の集合を各パス毎31〜38にパ
ス管理テーブル21として登録・管理し(パス管理テー
ブル登録部1d)、回線に故障が発生すると(回線故障
発生検出部1c)、パス管理テーブル21を参照して切
替が必要か判断し(パス切替要否判断部1e)、必要で
あればパス管理テーブルを参照して導通可能なパスを選
択し、そのパスヘ切り替える(パス切替部1f)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット転送網等
のネットワークにおける故障発生時のパス切替制御技術
に係わり、特に、例えばMPLS(Multi Protocol Lab
el Switching)の障害迂回技術などに適用してサービス
断時間を短縮化するのに好適なパス切替技術に関するも
のである。
のネットワークにおける故障発生時のパス切替制御技術
に係わり、特に、例えばMPLS(Multi Protocol Lab
el Switching)の障害迂回技術などに適用してサービス
断時間を短縮化するのに好適なパス切替技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットで主流になってい
るIP(Internet Protocol)との親和性を考慮して、
データ転送を、より高速・大容量化する技術として、例
えば、IETF(Internet Engineering Task Force)
が標準化を進めているMPLSなどの技術が注目されて
いる。
るIP(Internet Protocol)との親和性を考慮して、
データ転送を、より高速・大容量化する技術として、例
えば、IETF(Internet Engineering Task Force)
が標準化を進めているMPLSなどの技術が注目されて
いる。
【0003】このMPLSでは、IPヘッダを利用して
ルータ転送する技術の代わりに、「ラベル」と呼ばれる
短い固定長の識別標識を利用する。このようなMPLS
に対応したルータ(Label Switching Router:LSR)
によって構成されたネットワーク内では、パケットの行
き先に応じて次にどのルータに転送するかというパス情
報を各ルータが保持しており、各パケットの転送経路
(パス)はラベルによって識別される。
ルータ転送する技術の代わりに、「ラベル」と呼ばれる
短い固定長の識別標識を利用する。このようなMPLS
に対応したルータ(Label Switching Router:LSR)
によって構成されたネットワーク内では、パケットの行
き先に応じて次にどのルータに転送するかというパス情
報を各ルータが保持しており、各パケットの転送経路
(パス)はラベルによって識別される。
【0004】例えば、このネットワークの入口にあるル
ータ(エッジルータ)にパケットが届くと、パケット内
の経路情報にラベルを付加して、次のルータに転送す
る。次のルータは、受け取ったパケットに付いているラ
ベルに基づき、保持したパス情報を参照して、どのルー
タに転送すべきかを判断し、適切な転送先にパケットを
送る。
ータ(エッジルータ)にパケットが届くと、パケット内
の経路情報にラベルを付加して、次のルータに転送す
る。次のルータは、受け取ったパケットに付いているラ
ベルに基づき、保持したパス情報を参照して、どのルー
タに転送すべきかを判断し、適切な転送先にパケットを
送る。
【0005】そして、外部ネットワークへの出口にある
エッジルータは、到着したパケットからラベルを取り除
き、外のルータに転送する。このように、ラベルをもと
にしたパケットの転送を行うことにより、転送処理と経
路計算処理の分離が可能となり、個々のルータの負担が
軽減され、処理が高速化される。
エッジルータは、到着したパケットからラベルを取り除
き、外のルータに転送する。このように、ラベルをもと
にしたパケットの転送を行うことにより、転送処理と経
路計算処理の分離が可能となり、個々のルータの負担が
軽減され、処理が高速化される。
【0006】また、このMPLSでは、帯域保証や高速
障害迂回等の機能をあわせて実装できるので、障害時の
サービス断時間を抑えた高信頼の専用線的なサービスを
提供できる。
障害迂回等の機能をあわせて実装できるので、障害時の
サービス断時間を抑えた高信頼の専用線的なサービスを
提供できる。
【0007】従来のMPLSによる障害迂回技術では、
トラヒックの入力側装置と出力側装置との間に設定され
たパスに故障が発生した場合に対処するために、現用パ
スの他に予備パスを予め設定しており、障害発生時にお
けるパス切替(パスプロテクション)を高速に行うこと
ができる。
トラヒックの入力側装置と出力側装置との間に設定され
たパスに故障が発生した場合に対処するために、現用パ
スの他に予備パスを予め設定しており、障害発生時にお
けるパス切替(パスプロテクション)を高速に行うこと
ができる。
【0008】図6は、従来のMPLSネットワークの構
成例を示すブロック図であり、図7は、図6におけるネ
ットワークでのパス切替動作例を示すブロック図であ
る。
成例を示すブロック図であり、図7は、図6におけるネ
ットワークでのパス切替動作例を示すブロック図であ
る。
【0009】図6に示す構成のネットワークにおいて、
トラヒックの入力装置61から出力装置62まで到達す
る経路は複数存在し、例えば、図7に示すようにして、
ネットワーク内に、転送に使用するパスを2つ(パス7
1、パス72)設定する。
トラヒックの入力装置61から出力装置62まで到達す
る経路は複数存在し、例えば、図7に示すようにして、
ネットワーク内に、転送に使用するパスを2つ(パス7
1、パス72)設定する。
【0010】この内、パス71を通常使用するパス(現
用パス)として設定し、この現用パス71上に故障73
が発生した場合には、それを検出した装置(中継装置6
3b)が入力装置61に対して故障発生を通知し(故障
通知74)、通知を受けた入力装置61が、ラベルにお
けるパスの識別子を現用パス71から予備パス72に変
更することで、もう一方のパス72(予備パス)へのパ
ス切替(75)、すなわち、パスプロテクションが実行
される。
用パス)として設定し、この現用パス71上に故障73
が発生した場合には、それを検出した装置(中継装置6
3b)が入力装置61に対して故障発生を通知し(故障
通知74)、通知を受けた入力装置61が、ラベルにお
けるパスの識別子を現用パス71から予備パス72に変
更することで、もう一方のパス72(予備パス)へのパ
ス切替(75)、すなわち、パスプロテクションが実行
される。
【0011】このようなパスプロテクション技術によ
り、現用パス71上の故障発生要因の復旧を待つことな
く、予備パス72による入力装置61から出力装置62
ヘの卜ラヒックを復旧することができる
り、現用パス71上の故障発生要因の復旧を待つことな
く、予備パス72による入力装置61から出力装置62
ヘの卜ラヒックを復旧することができる
【0012】しかしながら、このような従来のパス切替
(パスプロテクション)技術では、入力装置61から出
力装置62まで到達する経路が3つ以上存在するネツ卜
ワークにおいても、予め設定されるパスは2つ(現用パ
ス71、予備パス72)であり、双方のパス上に故障が
発生した場合には、どちらかのパス上の故障発生要因が
復旧するまでの間、サービス断となり、ネットワークと
しての高信頼性を確保できない。
(パスプロテクション)技術では、入力装置61から出
力装置62まで到達する経路が3つ以上存在するネツ卜
ワークにおいても、予め設定されるパスは2つ(現用パ
ス71、予備パス72)であり、双方のパス上に故障が
発生した場合には、どちらかのパス上の故障発生要因が
復旧するまでの間、サービス断となり、ネットワークと
しての高信頼性を確保できない。
【0013】尚、ネットワーク上の現用パスと予備パス
の経路の重複をできるだけ避けることで、このようなサ
ービス断の確率を下げる検討が、例えば、松岡等「01
年信学会総合大会B−6−21」においてなされてい
る。
の経路の重複をできるだけ避けることで、このようなサ
ービス断の確率を下げる検討が、例えば、松岡等「01
年信学会総合大会B−6−21」においてなされてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、現用パス上の故障による予備パ
スへの切替後に、この予備パス上に故障が発生した場合
には、サービス断を回避することができない点である。
点は、従来の技術では、現用パス上の故障による予備パ
スへの切替後に、この予備パス上に故障が発生した場合
には、サービス断を回避することができない点である。
【0015】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、ネットワークの信頼性をより向上させることを
可能とすることである。
解決し、ネットワークの信頼性をより向上させることを
可能とすることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、あるトラヒックの入力装置と出力装置
の間に3つ以上の経路が存在するネッ卜ワークにおい
て、入力装置と出力装置の間にそのトラヒックが通過す
るパスとして現用パスと複数の予備パスを予め設定する
と共に、予めネットワーク内の各回線に対して当該回線
を識別するための番号(回線識別番号)を割り振り、故
障しても当該パスでの通信に影響がない回線の番号(回
線識別番号)の集合を各パス毎にパス管理テーブルとし
て登録・管理し、ネッ卜ワーク内に故障が発生した場
合、それを検出した装置から入力装置へ、故障箇所に該
当する回線識別番号を通知し、入力装置は、その通知を
基にパス管理テーブルを参照して切替が必要か判断し、
必要であればパス管理テーブルを参照して導通可能なパ
スを選択し、そのパスヘ切り替えることを特徴とする。
め、本発明では、あるトラヒックの入力装置と出力装置
の間に3つ以上の経路が存在するネッ卜ワークにおい
て、入力装置と出力装置の間にそのトラヒックが通過す
るパスとして現用パスと複数の予備パスを予め設定する
と共に、予めネットワーク内の各回線に対して当該回線
を識別するための番号(回線識別番号)を割り振り、故
障しても当該パスでの通信に影響がない回線の番号(回
線識別番号)の集合を各パス毎にパス管理テーブルとし
て登録・管理し、ネッ卜ワーク内に故障が発生した場
合、それを検出した装置から入力装置へ、故障箇所に該
当する回線識別番号を通知し、入力装置は、その通知を
基にパス管理テーブルを参照して切替が必要か判断し、
必要であればパス管理テーブルを参照して導通可能なパ
スを選択し、そのパスヘ切り替えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
面により詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明に係わるパス切替システム
を設けたネットワークの構成例を示すブロック図であ
り、図2は、図1におけるパス管理テーブル登録部で登
録するパス管理テーブルの構成例を示す説明図、図3
は、図1のネットワークにおけるパス設定例を示す説明
図、図4は、図1におけるネットワークでのパス切替処
理例を示す説明図、図5は、図1におけるパス切替シス
テムの処理動作例を示すフローチャートである。
を設けたネットワークの構成例を示すブロック図であ
り、図2は、図1におけるパス管理テーブル登録部で登
録するパス管理テーブルの構成例を示す説明図、図3
は、図1のネットワークにおけるパス設定例を示す説明
図、図4は、図1におけるネットワークでのパス切替処
理例を示す説明図、図5は、図1におけるパス切替シス
テムの処理動作例を示すフローチャートである。
【0019】図1に示すネットワークでは、トラヒック
の入力装置1と出力装置2との間に、中継装置3a〜3
dが設けられ、3以上の経路が存在しており、当該経路
にパスを設定してトラヒックを通過させる構成となって
いる。入力装置1と出力装置2、および、中継装置3a
〜3d間の各回線4a〜4hには識別番号〜が割り
振られている。
の入力装置1と出力装置2との間に、中継装置3a〜3
dが設けられ、3以上の経路が存在しており、当該経路
にパスを設定してトラヒックを通過させる構成となって
いる。入力装置1と出力装置2、および、中継装置3a
〜3d間の各回線4a〜4hには識別番号〜が割り
振られている。
【0020】以下、本例のネットワークは、上述の従来
技術で説明したMPLSによるラベルをもとにしたパケ
ット転送を行うものとするが、本発明はこれに限るもの
ではない。
技術で説明したMPLSによるラベルをもとにしたパケ
ット転送を行うものとするが、本発明はこれに限るもの
ではない。
【0021】入力装置1は、CPU(Central Processi
ng Unit)や主メモリ、表示装置、入力装置、外部記憶
装置を具備して、コンピュータ処理動作を行うものであ
り、例えば光ディスク駆動装置等を介してCD−ROM
等の記憶媒体に記録されたプログラムやデータを外部記
憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から
主メモリに読み込みCPUで処理することにより、本発
明に係わるパス切替(パスプロテクション)制御を行う
ための各処理部を構成する。
ng Unit)や主メモリ、表示装置、入力装置、外部記憶
装置を具備して、コンピュータ処理動作を行うものであ
り、例えば光ディスク駆動装置等を介してCD−ROM
等の記憶媒体に記録されたプログラムやデータを外部記
憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から
主メモリに読み込みCPUで処理することにより、本発
明に係わるパス切替(パスプロテクション)制御を行う
ための各処理部を構成する。
【0022】すなわち、入力装置1には、パス設定部1
b、故障発生検出部1c、パス管理テーブル登録部1
d、パス切替要否判定部1e、パス切替部1fからなる
パス制御部1aが設けられており、パス設定部1bで
は、現用のパスと複数(2以上)の予備用のパスを設定
する。
b、故障発生検出部1c、パス管理テーブル登録部1
d、パス切替要否判定部1e、パス切替部1fからなる
パス制御部1aが設けられており、パス設定部1bで
は、現用のパスと複数(2以上)の予備用のパスを設定
する。
【0023】また、パス管理テーブル登録部1dでは、
各パス毎に、当該パス上に無く、故障しても当該パスで
の通信に影響がない各回線4a〜4hの識別番号〜
が対応付けられた情報を、図2に示す構成のパス管理テ
ーブル21として登録する。
各パス毎に、当該パス上に無く、故障しても当該パスで
の通信に影響がない各回線4a〜4hの識別番号〜
が対応付けられた情報を、図2に示す構成のパス管理テ
ーブル21として登録する。
【0024】故障発生検出部1cでは、自装置(入力装
置1)での回線4g,4hの故障発生の検知、および、
他の装置からの回線4a〜4fの故障発生通知の受信に
基づく検知を行い、各回線4a〜4hの故障の発生を検
出する。
置1)での回線4g,4hの故障発生の検知、および、
他の装置からの回線4a〜4fの故障発生通知の受信に
基づく検知を行い、各回線4a〜4hの故障の発生を検
出する。
【0025】また、パス切替要否判断部1eでは、故障
発生検出部1cが回線故障発生を検知すると、パス管理
テーブル登録部1で登録したパス管理テーブル21の情
報を参照し、故障発生回線の識別番号が現在選択してい
るパスに対応付けて登録されていなければ、他のパスへ
の切替が必要であると判断する。
発生検出部1cが回線故障発生を検知すると、パス管理
テーブル登録部1で登録したパス管理テーブル21の情
報を参照し、故障発生回線の識別番号が現在選択してい
るパスに対応付けて登録されていなければ、他のパスへ
の切替が必要であると判断する。
【0026】そして、このパス切替要否判断部1eによ
るパス切替要との判断に対応して、パス切替部1fで
は、パス管理テーブル21の登録情報を参照し、故障発
生回線の識別番号が対応付けられているパスを選択して
パス切替を行う。
るパス切替要との判断に対応して、パス切替部1fで
は、パス管理テーブル21の登録情報を参照し、故障発
生回線の識別番号が対応付けられているパスを選択して
パス切替を行う。
【0027】このパス切替は、入力装置1から送出する
パケットが、選択したパスを経由して出力装置2に届く
ように、当該パケットのラベルを変更することで行われ
る。
パケットが、選択したパスを経由して出力装置2に届く
ように、当該パケットのラベルを変更することで行われ
る。
【0028】図3に示す本例では、入力装置1と出力装
置2との間には、8つの経路(物理回線)があり、それ
ぞれの経路に対して、図3(a)〜図3(h)に示すよ
うに、パス31〜38が設定される。
置2との間には、8つの経路(物理回線)があり、それ
ぞれの経路に対して、図3(a)〜図3(h)に示すよ
うに、パス31〜38が設定される。
【0029】この内、パス31が現用パスであり、他の
パス32〜38は予備パスとなっており、図2に示すよ
うに、パス管理テーブル21において、それぞれのパス
31〜38がパス種別として登録され、各パス31〜3
8に対応して、当該パス上に無い各回線4a〜4hの識
別番号〜が迂回不要障害箇所として登録されてい
る。
パス32〜38は予備パスとなっており、図2に示すよ
うに、パス管理テーブル21において、それぞれのパス
31〜38がパス種別として登録され、各パス31〜3
8に対応して、当該パス上に無い各回線4a〜4hの識
別番号〜が迂回不要障害箇所として登録されてい
る。
【0030】例えば、現用パス31に関しては、迂回不
要障害箇所として〜が対応付けて登録されており、
これらの識別番号〜が割り振られた各回線4b,4
c,4e,4f,4hに障害が発生しても、現用パス3
1からの他のパスへのパス切替は発生しない。
要障害箇所として〜が対応付けて登録されており、
これらの識別番号〜が割り振られた各回線4b,4
c,4e,4f,4hに障害が発生しても、現用パス3
1からの他のパスへのパス切替は発生しない。
【0031】このような構成のネットワークにおいて、
図4に示すようにして、回線4e(識別番号)におい
て故障41が発生した状態で、次に、回線4a(識別番
号)において故障42が発生した場合のパスプロテク
ション動作を説明する。
図4に示すようにして、回線4e(識別番号)におい
て故障41が発生した状態で、次に、回線4a(識別番
号)において故障42が発生した場合のパスプロテク
ション動作を説明する。
【0032】図4に示すネットワークにおいて、図1に
示すとおり、各回線4a〜4hには、それぞれの回線識
別番号(〜)を付与し、図3に示すとおり、入力装
置1では現用パス31と、7本の予備パス32〜38を
設定しておき、図2に示すとおり、故障しても通信に影
響がない各回線4a〜4hの回線識別番号(〜)の
集合を、各パス毎にパス管理テーブル21として管理す
る。
示すとおり、各回線4a〜4hには、それぞれの回線識
別番号(〜)を付与し、図3に示すとおり、入力装
置1では現用パス31と、7本の予備パス32〜38を
設定しておき、図2に示すとおり、故障しても通信に影
響がない各回線4a〜4hの回線識別番号(〜)の
集合を、各パス毎にパス管理テーブル21として管理す
る。
【0033】ここで図4におけるネットワーク内では、
すでに回線識別番号の回線4eにおいて故障41が発
生している。しかし、この回線4eの回線識別番号
は、パス管理テーブル21において、現用パス31に対
して登録されており、パス切替は不要となる。
すでに回線識別番号の回線4eにおいて故障41が発
生している。しかし、この回線4eの回線識別番号
は、パス管理テーブル21において、現用パス31に対
して登録されており、パス切替は不要となる。
【0034】回線4eにおいて故障41が発生している
状態で、さらに、現用パス31上の回線識別番号の回
線4aにおいて新たな故障42が発生した場合には、そ
れを検出した装置(中継装置3b)が入力装置1に、故
障発生箇所を回線識別子()を用いて通知する(故障
通知43)。尚、この通知は、中継装置3aを経由して
行うことでも、他の通信手段を介して直接行うことでも
良い。
状態で、さらに、現用パス31上の回線識別番号の回
線4aにおいて新たな故障42が発生した場合には、そ
れを検出した装置(中継装置3b)が入力装置1に、故
障発生箇所を回線識別子()を用いて通知する(故障
通知43)。尚、この通知は、中継装置3aを経由して
行うことでも、他の通信手段を介して直接行うことでも
良い。
【0035】入力装置1では、この通知を故障発生検出
部1cで受信して回線の故障発生を検出すると、図5に
示すシーケンスに従い、まず、パス切替要否判断部1e
により、図2に示したパス管理テーブル21を参照し、
全ての故障点が現在選択中のパス(現用パス31)に対
応付けて登録されているか否か判別する(ステップ50
1)。
部1cで受信して回線の故障発生を検出すると、図5に
示すシーケンスに従い、まず、パス切替要否判断部1e
により、図2に示したパス管理テーブル21を参照し、
全ての故障点が現在選択中のパス(現用パス31)に対
応付けて登録されているか否か判別する(ステップ50
1)。
【0036】全ての故障点が現用パス31に対応付けて
登録されていなければ、ステップ502〜505の処理
により、パス管理テーブル21において登録されている
各予備パスパターンに対しての判別(全ての故障点が当
該パスに対応付けて登録されているか否かの判別)を行
う。
登録されていなければ、ステップ502〜505の処理
により、パス管理テーブル21において登録されている
各予備パスパターンに対しての判別(全ての故障点が当
該パスに対応付けて登録されているか否かの判別)を行
う。
【0037】このパス管理テーブル21に対する参照動
作において、該当する予備パス(全ての故障点が対応付
けて登録されているパス)があれば、パス切替部1fに
より、当該予備パスへの切替を行い(ステップ50
6)、全ての予備パスに関して該当するものがなければ
(ステップ503)、サービス断とする(ステップ50
7)。
作において、該当する予備パス(全ての故障点が対応付
けて登録されているパス)があれば、パス切替部1fに
より、当該予備パスへの切替を行い(ステップ50
6)、全ての予備パスに関して該当するものがなければ
(ステップ503)、サービス断とする(ステップ50
7)。
【0038】尚、ステップ501の判断において、全て
の故障点が現用パス31に対応付けて登録されていれ
ば、現用パス31をそのまま使用し、次の故障点の追加
を待つ(ステップ508)
の故障点が現用パス31に対応付けて登録されていれ
ば、現用パス31をそのまま使用し、次の故障点の追加
を待つ(ステップ508)
【0039】図4に示す例では、故障42が発生した回
線4aの回線識別番号が、現用パス31に対応して迂
回不要障害箇所の項目として登録されておらず、入力装
置1では、パス切替要否判断部1eにより、パスの切替
が必要であると判断する。
線4aの回線識別番号が、現用パス31に対応して迂
回不要障害箇所の項目として登録されておらず、入力装
置1では、パス切替要否判断部1eにより、パスの切替
が必要であると判断する。
【0040】このパス切替要否判断部1eでのパス切替
要との判断に対応して、パス切替部1fは、同パス管理
テーブル21を参照して、故障41と故障42のそれぞ
れが発生した回線4e,4aの回線識別番号,が迂
回不要障害箇所の項目として登録されている予備パスパ
ターン(5)、すなわち、図3(f)に示す予備用のパ
ス36を導通可能な切替先のパスとして選択し、現用パ
ス31からの切替を行う(パス切替44)。
要との判断に対応して、パス切替部1fは、同パス管理
テーブル21を参照して、故障41と故障42のそれぞ
れが発生した回線4e,4aの回線識別番号,が迂
回不要障害箇所の項目として登録されている予備パスパ
ターン(5)、すなわち、図3(f)に示す予備用のパ
ス36を導通可能な切替先のパスとして選択し、現用パ
ス31からの切替を行う(パス切替44)。
【0041】このパス切替は、入力装置1において、中
継装置3aに送出するパケットが、予備用のパス36を
経由して出力装置2に到達するよう、すなわち、中継装
置3aから中継装置3b、中継装置3bから中継装置3
d、中継装置3dから出力装置2に到達するよう、当該
パケットのラベルを変更することで行われる。
継装置3aに送出するパケットが、予備用のパス36を
経由して出力装置2に到達するよう、すなわち、中継装
置3aから中継装置3b、中継装置3bから中継装置3
d、中継装置3dから出力装置2に到達するよう、当該
パケットのラベルを変更することで行われる。
【0042】このようにして、ネッ卜ワーク内の複数箇
所での故障発生時にも導通可能なパスを選択して切り替
えることができ、ネッ卜ワーク内の複数箇所の故障発生
時にも、サービス断時間の短縮化を図ることができるの
で、より高信頼のネッ卜ワークを提供することができる
所での故障発生時にも導通可能なパスを選択して切り替
えることができ、ネッ卜ワーク内の複数箇所の故障発生
時にも、サービス断時間の短縮化を図ることができるの
で、より高信頼のネッ卜ワークを提供することができる
【0043】以上、図1〜図5を用いて説明したよう
に、本例では、あるトラヒックの入力装置1と出力装置
2の間に3つ以上の経路が存在するネッ卜ワークにおい
て、入力装置1と出力装置2の間にそのトラヒックが通
過するパスとして現用パス31と複数の予備パス32〜
38を設定すると共に、予めネットワーク内の各回線4
a〜4hを識別するための番号(回線識別番号〜)
を割り振り、故障しても通信に影響がない回線の番号
(回線識別番号〜)の集合を、各パス31〜38毎
にパス管理テーブル21として登録して管理する。
に、本例では、あるトラヒックの入力装置1と出力装置
2の間に3つ以上の経路が存在するネッ卜ワークにおい
て、入力装置1と出力装置2の間にそのトラヒックが通
過するパスとして現用パス31と複数の予備パス32〜
38を設定すると共に、予めネットワーク内の各回線4
a〜4hを識別するための番号(回線識別番号〜)
を割り振り、故障しても通信に影響がない回線の番号
(回線識別番号〜)の集合を、各パス31〜38毎
にパス管理テーブル21として登録して管理する。
【0044】そして、ネッ卜ワーク内に故障が発生した
場合、それを検出した装置が故障箇所に該当する回線識
別番号〜を入力装置1ヘ通知し、入力装置1は、そ
の通知をもとにパス管理テーブル21を参照して、パス
の切替が必要か判断し、必要であれば導通可能なパスを
パス管理テーブル21から選択して、そのパスヘ切り替
えるようにする。
場合、それを検出した装置が故障箇所に該当する回線識
別番号〜を入力装置1ヘ通知し、入力装置1は、そ
の通知をもとにパス管理テーブル21を参照して、パス
の切替が必要か判断し、必要であれば導通可能なパスを
パス管理テーブル21から選択して、そのパスヘ切り替
えるようにする。
【0045】このように、入力装置1と出力装置2の間
に現用パス31と複数の予備パス32〜38を設定して
おき、ネッ卜ワーク内に故障が発生した場合、それを検
出した装置が故障箇所に該当する回線識別番号〜を
入力装置1ヘ通知し、入力装置1はその通知をもとにパ
ス管理テーブル21から切替が必要か判断し、必要であ
れば導通可能なパスを選択して、そのパスヘ切り替える
ので、ネットワーク内の複数箇所の故障時にも切替が可
能となり、サービス断時間の短縮化を図ることができ
る。
に現用パス31と複数の予備パス32〜38を設定して
おき、ネッ卜ワーク内に故障が発生した場合、それを検
出した装置が故障箇所に該当する回線識別番号〜を
入力装置1ヘ通知し、入力装置1はその通知をもとにパ
ス管理テーブル21から切替が必要か判断し、必要であ
れば導通可能なパスを選択して、そのパスヘ切り替える
ので、ネットワーク内の複数箇所の故障時にも切替が可
能となり、サービス断時間の短縮化を図ることができ
る。
【0046】また、本例では、図2のパス管理テーブル
21に示すように、各パス毎に、当該パス上に無く、故
障しても当該パスでの通信に影響がない各回線4a〜4
hの識別番号〜を対応付けて登録する構成とするこ
とにより、当該パス管理テーブル21に基づく予備用パ
スの選択処理を効率化している。
21に示すように、各パス毎に、当該パス上に無く、故
障しても当該パスでの通信に影響がない各回線4a〜4
hの識別番号〜を対応付けて登録する構成とするこ
とにより、当該パス管理テーブル21に基づく予備用パ
スの選択処理を効率化している。
【0047】尚、本発明は、図1〜図5を用いて説明し
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、上述したよ
うに、本例では、MPLSによるラベルスイッチング方
式でのパケット転送を行うネットワークを例として説明
したが、他のパケット転送網にも適用可能である。
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、上述したよ
うに、本例では、MPLSによるラベルスイッチング方
式でのパケット転送を行うネットワークを例として説明
したが、他のパケット転送網にも適用可能である。
【0048】また、本例では、図2のパス管理テーブル
21に示すように、各パス毎に、当該パス上に無く、故
障しても当該パスでの通信に影響がない各回線4a〜4
hの識別番号〜を対応付けて登録する構成とするこ
とにより、当該パス管理テーブル21に基づく予備用パ
スの選択処理を効率化しているが、各パス毎に、当該パ
ス上に有り、故障した場合に当該パスでの通信に影響が
でる各回線4a〜4hの識別番号〜を対応付けて登
録し、切替制御に用いる構成とすることでも良い。
21に示すように、各パス毎に、当該パス上に無く、故
障しても当該パスでの通信に影響がない各回線4a〜4
hの識別番号〜を対応付けて登録する構成とするこ
とにより、当該パス管理テーブル21に基づく予備用パ
スの選択処理を効率化しているが、各パス毎に、当該パ
ス上に有り、故障した場合に当該パスでの通信に影響が
でる各回線4a〜4hの識別番号〜を対応付けて登
録し、切替制御に用いる構成とすることでも良い。
【0049】また、本例では、入力装置1のコンピュー
タ構成例としては、キーボードや光ディスクの駆動装置
の無いコンピュータ構成としても良い。また、本例で
は、光ディスクを記録媒体として用いているが、FD
(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも
良い。また、プログラムのインストールに関しても、通
信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウン
ロードしてインストールすることでも良い。
タ構成例としては、キーボードや光ディスクの駆動装置
の無いコンピュータ構成としても良い。また、本例で
は、光ディスクを記録媒体として用いているが、FD
(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも
良い。また、プログラムのインストールに関しても、通
信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウン
ロードしてインストールすることでも良い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク内の複数
箇所の故障時にも、その故障を通知されたトラヒックの
入力側装置において、予め設定した複数の予備パスの中
から導通可能なパスを選択して切り替えることことがで
き、サービス断時間の短縮化を図り、より高信頼のネッ
卜ワークを提供することが可能となる。
箇所の故障時にも、その故障を通知されたトラヒックの
入力側装置において、予め設定した複数の予備パスの中
から導通可能なパスを選択して切り替えることことがで
き、サービス断時間の短縮化を図り、より高信頼のネッ
卜ワークを提供することが可能となる。
【図1】本発明に係わるパス切替システムを設けたネッ
トワークの構成例を示すブロック図である。
トワークの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるパス管理テーブル登録部で登録す
るパス管理テーブルの構成例を示す説明図である。
るパス管理テーブルの構成例を示す説明図である。
【図3】図1のネットワークにおけるパス設定例を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】図1におけるネットワークでのパス切替処理例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】図1におけるパス切替システムの処理動作例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】従来のMPLSネットワークの構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図7】図6におけるネットワークでのパス切替動作例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1:入力装置、1a:パス制御部、1b:パス設定部、
1c:故障発生検出部、1d:パス管理テーブル登録
部、1e:パス切替要否判定部、1f:パス切替部、
2:出力装置、3a〜3d:中継装置、4a〜4h:各
回線(識別番号〜)、21:パス管理テーブル、3
1:現用パス、32〜38:予備パス、41,42:故
障、43:故障通知、44:パス切替、61:入力装
置、62:出力装置、63a〜63d:中継装置、7
1:パス(「現用パス」)、72:パス(「予備パ
ス」)、73:故障、74:故障通知、75:パス切
替。
1c:故障発生検出部、1d:パス管理テーブル登録
部、1e:パス切替要否判定部、1f:パス切替部、
2:出力装置、3a〜3d:中継装置、4a〜4h:各
回線(識別番号〜)、21:パス管理テーブル、3
1:現用パス、32〜38:予備パス、41,42:故
障、43:故障通知、44:パス切替、61:入力装
置、62:出力装置、63a〜63d:中継装置、7
1:パス(「現用パス」)、72:パス(「予備パ
ス」)、73:故障、74:故障通知、75:パス切
替。
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フロントページの続き
Fターム(参考) 5K014 CA06 FA09 FA15
5K030 GA12 HA08 HC01 JA11 LB08
MD02
5K051 AA01 AA02 BB00 DD09 DD11
FF11 FF16 GG06 HH27 LL02
LL07
Claims (13)
- 【請求項1】 トラヒックの入力装置と出力装置との間
に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定してト
ラヒックを通過させるネッ卜ワークにおけるパス切替シ
ステムであって、現用のパスと2以上の予備用のパスを
設定する設定手段と、各パス毎に当該パス上に無い各回
線の識別子が対応付けられた情報を登録する登録手段
と、1以上の回線の故障の発生を検知する検知手段と、
該検知手段が回線故障発生を検知すると、上記登録手段
での登録情報を参照し、故障発生回線の識別子が現在選
択しているパスに対応付けて登録されていなければ、他
のパスへの切替が必要であると判断する判断手段と、該
判断手段によるパス切替要との判断に対応して、上記登
録手段での登録情報を参照し、故障発生回線の識別子が
対応付けられているパスを選択してパス切替を行う切替
手段とを有することを特徴とするパス切替システム。 - 【請求項2】 トラヒックの入力装置と出力装置との間
に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定してト
ラヒックを通過させるネッ卜ワークにおけるパス切替シ
ステムであって、現用のパスと2以上の予備用のパスを
設定する設定手段と、各パス毎に当該パス上に有る各回
線の識別子が対応付けられた情報を登録する登録手段
と、1以上の回線の故障の発生を検知する検知手段と、
該検知手段が回線故障発生を検知すると、上記登録手段
での登録情報を参照し、故障発生回線の識別子が現在選
択しているパスに対応付けて登録されていれば、他のパ
スへの切替が必要であると判断する判断手段と、該判断
手段によるパス切替要との判断に対応して、上記登録手
段での登録情報を参照し、故障発生回線の識別子が対応
付けられていないパスを選択してパス切替を行う切替手
段とを有することを特徴とするパス切替システム。 - 【請求項3】 トラヒックの入力装置と出力装置との間
に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定してラ
ベルスイッチングによるパケット転送を行うネッ卜ワー
クにおけるパス切替システムであって、現用のパスと2
以上の予備用のパスを設定する設定手段と、各パス毎に
当該パス上に無い各回線の識別子が対応付けられた情報
を登録する登録手段と、1以上の回線の故障の発生を検
知する検知手段と、該検知手段が回線故障発生を検知す
ると、上記登録手段での登録情報を参照し、故障発生回
線の識別子が現在使用しているパスに対応付けて登録さ
れていなければ、他のパスへの切替が必要であると判断
する判断手段と、該判断手段によるパス切替要との判断
に対応して、上記登録手段での登録情報を参照し、故障
発生回線の識別子が対応付けられているパスを選択して
パス切替を行う切替手段とを有することを特徴とするパ
ス切替システム。 - 【請求項4】 トラヒックの入力装置と出力装置との間
に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定してラ
ベルスイッチングによるパケット転送を行うネッ卜ワー
クにおけるパス切替システムであって、現用のパスと2
以上の予備用のパスを設定する設定手段と、各パス毎に
当該パス上に有る各回線の識別子が対応付けられた情報
を登録する登録手段と、1以上の回線の故障の発生を検
知する検知手段と、該検知手段が回線故障発生を検知す
ると、上記登録手段での登録情報を参照し、故障発生回
線の識別子が現在使用しているパスに対応付けて登録さ
れていれば、他のパスへの切替が必要であると判断する
判断手段と、該判断手段によるパス切替要との判断に対
応して、上記登録手段での登録情報を参照し、故障発生
回線の識別子が対応付けられていないパスを選択してパ
ス切替を行う切替手段とを有することを特徴とするパス
切替システム。 - 【請求項5】 トラヒックの入力装置と出力装置との間
に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定してラ
ベルスイッチングによるパケット転送を行うネッ卜ワー
クにおけるパス切替システムであって、現用のパスと2
以上の予備用のパスを設定する手段と、現在選択してい
るパス上で発生した回線の故障を検知する手段と、該手
段が回線の故障を検知すると、上記設定した各パスか
ら、当該故障回線を経由しないパスを選択してパス切替
を行う手段とを有することを特徴とするパス切替システ
ム。 - 【請求項6】 コンピュータを、請求項1から請求項5
のいずれかに記載のパス切替システムにおける各手段と
して実行させるためのプログラム。 - 【請求項7】 トラヒックの入力装置と出力装置との間
に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定してト
ラヒックを通過させるネッ卜ワークにおけるパス切替方
法であって、現用のパスと2以上の予備用のパスを設定
し、各パス毎に当該パス上に無い各回線の識別子が対応
付けられた情報を登録し、上記トラヒックの入力装置と
出力装置との間の1以上の回線に故障が発生すると、上
記入力装置において、上記登録した情報を参照し、故障
が発生した回線の識別子が現在使用しているパスに対応
付けて登録されていなければ、他のパスへの切替が必要
であると判断し、上記登録した情報を参照し、故障が発
生した回線の識別子が対応付けられているパスを選択し
てパスの切替を行うことを特徴とするパス切替方法。 - 【請求項8】 トラヒックの入力装置と出力装置との間
に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定してラ
ベルスイッチングによるパケット転送を行うネッ卜ワー
クにおけるパス切替方法であって、現用のパスと2以上
の予備用のパスを設定し、各パス毎に当該パス上に有る
各回線の識別子が対応付けられた情報を登録し、上記ト
ラヒックの入力装置と出力装置との間の1以上の回線に
故障が発生すると、上記入力装置において、上記登録し
た情報を参照し、故障が発生した回線の識別子が現在使
用しているパスに対応付けて登録されていれば、他のパ
スへの切替が必要であると判断し、上記登録した情報を
参照し、故障が発生した回線の識別子が対応付けられて
いないパスを選択してパスの切替を行うことを特徴とす
るパス切替方法。 - 【請求項9】 トラヒックの入力装置と出力装置との間
に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定してラ
ベルスイッチングによるパケット転送を行うネッ卜ワー
クにおけるパス切替方法であって、現用のパスと2以上
の予備用のパスを設定し、各パス毎に当該パス上に無い
各回線の識別子が対応付けられた情報を登録し、上記ト
ラヒックの入力装置と出力装置との間の1以上の回線の
故障が発生すると、上記入力装置において、上記登録し
た情報を参照し、故障が発生した回線の識別子が現在使
用しているパスに対応付けて登録されていなければ、他
のパスへの切替が必要であると判断し、上記登録した情
報を参照し、故障が発生した回線の識別子が対応付けら
れているパスを選択してパス切替を行うことを特徴とす
るパス切替方法。 - 【請求項10】 トラヒックの入力装置と出力装置との
間に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定して
ラベルスイッチングによるパケット転送を行うネッ卜ワ
ークにおけるパス切替方法であって、現用のパスと2以
上の予備用のパスを設定し、各パス毎に当該パス上に有
る各回線の識別子が対応付けられた情報を登録し、上記
トラヒックの入力装置と出力装置との間の1以上の回線
の故障が発生すると、上記入力装置において、上記登録
した情報を参照し、故障が発生した回線の識別子が現在
使用しているパスに対応付けて登録されていれば、他の
パスへの切替が必要であると判断し、上記登録した情報
を参照し、故障が発生した回線の識別子が対応付けられ
ていないパスを選択してパス切替を行うことを特徴とす
るパス切替方法。 - 【請求項11】 トラヒックの入力装置と出力装置との
間に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定して
ラベルスイッチングによるパケット転送を行うネッ卜ワ
ークにおけるパス切替方法であって、現用のパスと2以
上の予備用のパスを設定し、現在選択しているパス上で
発生した回線の故障を検知すると、上記設定した各パス
から、当該故障回線を経由しないパスを選択してパス切
替を行うことを特徴とするパス切替方法。 - 【請求項12】 トラヒックの入力装置と出力装置との
間に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定して
ラベルスイッチングによるパケット転送を行うネッ卜ワ
ークにおける上記入力装置としての通信装置であって、
現用のパスと2以上の予備用のパスを設定する設定手段
と、各パス毎に当該パス上に無い各回線の識別子が対応
付けられた情報を登録する登録手段と、他通信装置から
の回線故障の発生通知を受信する受信手段と、自装置に
接続された回線の故障発生を検知する検知手段と、該検
知手段による回線故障発生の検知、もしくは、上記受信
手段による回線故障発生通知の受信に対応して、上記登
録手段で登録した情報を参照し、故障発生回線の識別子
が現在使用しているパスに対応付けて登録されていなけ
れば、他のパスへの切替が必要であると判断する判断手
段と、該判断手段によるパス切替要との判断に対応し
て、上記登録手段で登録した情報を参照し、故障発生回
線の識別子が対応付けられているパスを選択してパスの
切替を行う切替手段とを有することを特徴とする通信装
置。 - 【請求項13】 トラヒックの入力装置と出力装置との
間に3以上の経路が存在し、当該経路にパスを設定して
ラベルスイッチングによるパケット転送を行うネッ卜ワ
ークにおける上記入力装置としての通信装置であって、
現用のパスと2以上の予備用のパスを設定する設定手段
と、各パス毎に当該パス上に有る各回線の識別子が対応
付けられた情報を登録する登録手段と、他通信装置から
の回線故障の発生通知を受信する受信手段と、自装置に
接続された回線の故障発生を検知する検知手段と、該検
知手段による回線故障発生の検知、もしくは、上記受信
手段による回線故障発生通知の受信に対応して、上記登
録手段で登録した情報を参照し、故障発生回線の識別子
が現在使用しているパスに対応付けて登録されていれ
ば、他のパスへの切替が必要であると判断する判断手段
と、該判断手段によるパス切替要との判断に対応して、
上記登録手段で登録した情報を参照し、故障発生回線の
識別子が対応付けられていないパスを選択してパスの切
替を行う切替手段とを有することを特徴とする通信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002042534A JP2003244202A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | パス切替システムと方法および通信装置とプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002042534A JP2003244202A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | パス切替システムと方法および通信装置とプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003244202A true JP2003244202A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27782587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002042534A Pending JP2003244202A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | パス切替システムと方法および通信装置とプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003244202A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-02-20 JP JP2002042534A patent/JP2003244202A/ja active Pending
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