JP2003138587A - Remaking method for manhole - Google Patents
Remaking method for manholeInfo
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水道における既
設のマンホールの更生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】下水道におけるマンホールは、通常、コ
ンクリート構造となっており、長い年月による腐食、マ
ンホール周囲からの外圧、あるいは下水中に含まれる硫
化水素によるアルカリとの反応などによって、コンクリ
ート壁体に亀裂が生じたり、コンクリート壁体が破損す
ることがある。
【0003】このような亀裂や破損が生じると、地下水
がマンホール内に浸入してしまい、その浸入水が下水と
ともに下流側に流出するという問題がある。特に、大雨
時などにおいて多量の地下水がマンホール内に浸入する
と、下流側の下水処理場の処理能力を超える量の下水が
下流側に流出するおそれがある。
【0004】従って、既設マンホールが老朽化した場合
には再構築する必要がある。しかしながら、マンホール
の再構築には、マンホールの周囲の掘削、既設マンホー
ルの撤去、型枠組立とコンクリート打設・養生、及び埋
戻し等の作業を行わなければならず、工期が非常に長く
なる。しかも、マンホールを再構築する工期中において
長期間にわたって道路を遮断する必要がある。また、バ
イパス管路を仮設する必要もある。
【0005】このような問題を解消する方法の1つとし
て、ポリエチレンやポリプロピレンまたはポリ塩化ビニ
ル等によって成形された帯状のプロファイルを用い、こ
のプロファイルを既設のマンホールの内周面に沿って螺
旋状に巻回することにより、既設マンホールの内面をラ
イニングする更生方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、下水道のマ
ンホールにおいて、特に老朽化が起こりやすいのは、マ
ンホールの底部であるが、前記したようなプロファイル
によるライニング方法では、既設マンホールの底面をラ
イニングすることができず、別の方法で底面の更生を行
う必要がある。
【0007】また、プロファイルによるライニング方法
では、プロファイルを螺旋状に巻回する作業が困難で多
くの時間を要する。さらに、断面形状が複雑なプロファ
イルを用いる必要があるのでコストが高くつくという問
題がある。
【0008】本発明はそのような問題点を解決するため
になされたもので、施工性が良くて短い工期で既設マン
ホールの更生を行うことが可能なマンホールの更生方法
の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の更生方法は、下
水道に設置された既設マンホールを更生する方法であっ
て、外径が既設マンホールの内径よりも小さい筒状の側
壁と底壁とが一体成形されているとともに、上部に加熱
・加圧媒体の入口が設けられてなる有底の熱可塑性樹脂
管を用い、この熱可塑性樹脂管を既設マンホール内に挿
入配置した状態で、熱可塑性樹脂管の内部に加熱媒体を
導入して側壁及び底壁を加熱し、次いで熱可塑性樹脂管
内部に加圧を行って側壁及び底壁を膨張させることによ
り、既設マンホールの内部側面及び底面を熱可塑性樹脂
にてライニングすることによって特徴づけられる。
【0010】本発明の更生方法によれば、有底の熱可塑
性樹脂管を既設マンホール内に挿入配置した状態で、熱
可塑性樹脂管を加熱・加圧するだけの簡単な作業によ
り、既設マンホールの底面を含む内面をライニングする
ことができ、更生作業を短時間で完了することができ
る。
【0011】本発明の更生方法に用いる熱可塑性樹脂管
の材質としては、PET、PP、PEまたはPBTなど
が好ましい。
【0012】本発明の更生方法に用いる加熱媒体の具体
的な例としては、温水または蒸気を挙げることができ
る。また、加圧媒体としては加熱に用いる温水または蒸
気を加圧して使用してもよいし、温水または蒸気に替え
て圧縮空気を用いてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】この実施形態が対象とするマンホールは、
図1に示すようにコンクリート製の既設マンホール10
1で、上流側の下水管102及び下流側の下水管103
が底部に接続されている。
【0015】次に、この実施形態に用いるPET管(熱
可塑性樹脂管)1を、図1及び図2を参照しながら説明
する。
【0016】PET管1は、円筒形状の側壁11と底壁
12とが一体成形された有底の管体で、上部にキャップ
2(例えばステンレスやアルミニウム製)が設けられて
いる。
【0017】PET管1の側壁11の外径(膨張前)は
既設マンホール101の内径よりも小さい寸法に成形さ
れている。また、PET管1の高さは、既設マンホール
101の深さよりも大きい寸法となっており、図1に示
すように、PET管1の底壁12を既設マンホール10
1の底面112上に置いた状態で、キャップ2が、既設
マンホール101の上端よりも上方に位置する。
【0018】キャップ2は、PET管1の側壁11の上
端に強固に固着されており、後述するPET管1の膨張
時においても、側壁11の上端部から外れることがな
く、PET管1内部の密閉状態を維持することができ
る。
【0019】キャップ2には導入管3と排出管4が設け
られている。導入管3の上端は温水の入口3Aとなって
いる。導入管3の下端はPET管1の底部近傍にまで延
びている。排出管4の上端は温水の出口4Aとなってい
る。排出管4の下端はPET管1の上部(キャップ2の
近傍)に位置している。なお、導入管3及び排出管4
は、例えばステンレスやアルミニウム製である。
【0020】導入管3には、加圧ポンプ等を備えた温水
供給系(図示せず)が接続され、PET管1内の底部に
温水を導入することができる。その導入された温水は、
排出管4を通じてPET管1の外部に排出されて排水系
もしくは温水循環系(いずれも図示せず)に導かれる。
PET管1内に導入する温水は、低圧状態と加圧ポンプ
による加圧状態のいずれか一方を選択することができ
る。
【0021】なお、PET管1の内部には、温水供給系
(もしくは冷却水供給系)及び導入管3を介して冷却水
を流すこともできる。
【0022】次に、本発明の更生方法の実施形態を図1
〜図3を参照しながら説明する。なお、図3は図1のX
矢視図及びY矢視図である。
【0023】まず、図1及び図3に示すように、既設マ
ンホール101の各下水管102,103の周縁部に止
水用のブチルゴム5を貼着しておく。
【0024】次に、既設マンホール101内にPET管
1を挿入して、マンホール内の略中央位置に位置決めす
るとともに、PET管1の底壁12を既設マンホール1
01の底面112上に配置する。このとき、PET管1
を適当な治具を用いて既設マンホール101に対して仮
止めしておいてもよい。
【0025】PET管1のセットが完了した後(図1の
状態)、PET管1の内部に温水(例えば90℃)を低
圧で流して側壁11及び底壁12を加熱し、次いで、加
圧ポンプにより温水の加圧(例えば0.5MPa)を行
って、PET管1の側壁11及び底壁12を膨張させ
る。
【0026】このような加熱・膨張により、図2に示す
ように、既設マンホール101内の側面111及び底面
112がPET管1の側壁11及び底壁12にてライニ
ングされる。また、各下水管102,103の周縁部に
貼着したブチルゴム5がPET管1の側壁11に密着し
て、各下水管102,103とPET管1の側壁11と
の間の止水が確保される。
【0027】以上のライニング工程が完了した後、PE
T管1の内部に冷却水を流して冷却を行う。この冷却時
において、PET管1の内圧が低下すると、膨張した側
壁11及び底壁12が元に戻ろうとするので、加圧状態
で冷却水を流す必要がある。
【0028】そして最後に、PET管1の側壁11の不
要な部分(既設マンホール101の上方部分)をキャッ
プ2とともに除去する。さらに、各下水管102,10
3の既設マンホール101内への開口部に存在する側壁
11を除去することにより更生作業を完了する。
【0029】以上のように、本発明の実施形態では、既
設マンホール101内にPET管1を挿入・配置した状
態でPET管1の加熱と加圧を行うだけで、簡単な作業
のもとに、既設マンホール101内の側面111及び底
面112をPETにてライニングすることができる。ま
た、各下水管102,103の止水についても、予めブ
チルゴム5を下水管102,103の周縁部に貼着して
おくだけの簡単な作業で、十分な止水性を確保すること
ができる。
【0030】ここで、PET管1の膨張前(図1の状
態)の外径、及び側壁11及び底壁12各肉厚などの各
部の寸法については、具体的な数値は示さないが、それ
らの各寸法は、更生を行う既設マンホール101の大き
さ、ライニング層の層厚、及び加熱・膨張時における加
熱温度と加圧力などの条件に基づいて決定すればよい。
【0031】なお、以上の実施形態では、PET管1の
加熱と加圧の双方に温水を用いているが、本発明はこれ
に限られることなく、PET管1を温水にて加熱し、加
熱後の加圧を圧縮空気によって行うという方法を採用し
てもよい。また、加熱・膨張後の冷却には冷却水に替え
て圧縮空気を用いてもよい。
【0032】以上の実施形態では、加熱媒体として温水
を用いているが、これに替えて蒸気を用いてもよい。た
だし、蒸気は高温・高圧であるため、取扱性及び安全性
を考慮すると、加熱媒体には温水を用いることが好まし
い。
【0033】以上の実施形態では、有底のPET管を用
いているが、これに替えて、有底のPP管、PE管また
はPBT管を用いても、本発明は実施可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外径が既設マンホールの内径よりも小さい筒状の側壁と
底壁とが一体成形された有底の熱可塑性樹脂管を、既設
マンホール内に挿入した状態で、熱可塑性樹脂管を加熱
・加圧するだけの簡単な作業により、既設マンホールの
底面を含む内面をライニングすることができるので、更
生作業を短時間で完了することができる。しかも、複雑
な形状のライニング材を用いる必要がないので、更生の
低コスト化も達成できる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a method for rehabilitating an existing manhole in a sewer. 2. Description of the Related Art Manholes in sewage systems usually have a concrete structure and are subject to corrosion due to long periods of time, external pressure from around the manholes, or reaction with alkali by hydrogen sulfide contained in sewage. The concrete wall may be cracked or the concrete wall may be damaged. [0003] When such cracks or breakage occur, there is a problem that groundwater infiltrates into the manhole, and the infiltrated water flows out downstream along with sewage. In particular, when a large amount of groundwater infiltrates the manhole during heavy rain, etc., the amount of sewage exceeding the treatment capacity of the downstream sewage treatment plant may flow out to the downstream. [0004] Therefore, when an existing manhole is deteriorated, it is necessary to rebuild it. However, rebuilding a manhole requires operations such as excavation around the manhole, removal of the existing manhole, formwork assembly, concrete placement and curing, and backfilling, which greatly increases the construction period. Moreover, it is necessary to cut off the road for a long time during the construction period for rebuilding the manhole. In addition, it is necessary to temporarily install a bypass pipe. As one method of solving such a problem, a belt-like profile formed of polyethylene, polypropylene, polyvinyl chloride, or the like is used, and this profile is spirally formed along the inner peripheral surface of the existing manhole. There is a rehabilitation method for lining the inner surface of an existing manhole by winding. [0006] By the way, in a sewer manhole, it is particularly apt to be deteriorated at the bottom of the manhole. However, according to the lining method based on the above-described profile, the bottom of the existing manhole is removed. It cannot be lined and the bottom needs to be rehabilitated in another way. [0007] In the lining method based on the profile, it is difficult to spirally wind the profile, and much time is required. Further, there is a problem that the cost is high because it is necessary to use a profile having a complicated sectional shape. The present invention has been made to solve such a problem, and an object of the present invention is to provide a method for rehabilitating an existing manhole, which has good workability and can rehabilitate an existing manhole in a short construction period. A rehabilitation method according to the present invention is a method for rehabilitating an existing manhole installed in a sewerage system, wherein a tubular side wall and a bottom have an outer diameter smaller than an inner diameter of the existing manhole. While the wall is integrally molded, using a bottomed thermoplastic resin pipe provided with an inlet for the heating and pressurizing medium at the top, with this thermoplastic resin pipe inserted and arranged in the existing manhole, A heating medium is introduced into the inside of the thermoplastic resin pipe to heat the side wall and the bottom wall, and then the inside of the thermoplastic resin pipe is pressurized to expand the side wall and the bottom wall. Is lined with a thermoplastic resin. According to the rehabilitation method of the present invention, with the bottomed thermoplastic resin tube inserted and arranged in the existing manhole, the bottom surface of the existing manhole can be simply operated by heating and pressurizing the thermoplastic resin tube. Can be lined, and the rehabilitation work can be completed in a short time. The thermoplastic resin tube used in the rehabilitation method of the present invention is preferably made of PET, PP, PE or PBT. Specific examples of the heating medium used in the rehabilitation method of the present invention include hot water or steam. As the pressurizing medium, hot water or steam used for heating may be used under pressure, or compressed air may be used instead of hot water or steam. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. The manhole targeted by this embodiment is:
As shown in FIG. 1, an existing manhole 10 made of concrete is used.
1, the upstream sewer pipe 102 and the downstream sewer pipe 103
Is connected to the bottom. Next, a PET tube (thermoplastic resin tube) 1 used in this embodiment will be described with reference to FIG. 1 and FIG. The PET tube 1 is a bottomed tube in which a cylindrical side wall 11 and a bottom wall 12 are integrally formed, and a cap 2 (for example, made of stainless steel or aluminum) is provided on an upper portion. The outside diameter (before expansion) of the side wall 11 of the PET tube 1 is formed to be smaller than the inside diameter of the existing manhole 101. The height of the PET tube 1 is larger than the depth of the existing manhole 101, and as shown in FIG.
The cap 2 is located above the upper end of the existing manhole 101 in a state where the cap 2 is placed on the bottom surface 112 of the first manhole 101. The cap 2 is firmly fixed to the upper end of the side wall 11 of the PET tube 1, and does not come off from the upper end of the side wall 11 even when the PET tube 1 expands, which will be described later. A sealed state can be maintained. The cap 2 is provided with an inlet pipe 3 and an outlet pipe 4. The upper end of the introduction pipe 3 is an inlet 3A for warm water. The lower end of the introduction tube 3 extends to near the bottom of the PET tube 1. The upper end of the discharge pipe 4 is a hot water outlet 4A. The lower end of the discharge pipe 4 is located above the PET pipe 1 (near the cap 2). The introduction pipe 3 and the discharge pipe 4
Is made of, for example, stainless steel or aluminum. A hot water supply system (not shown) provided with a pressurizing pump and the like is connected to the introduction pipe 3 so that hot water can be introduced into the bottom of the PET pipe 1. The introduced hot water is
It is discharged to the outside of the PET pipe 1 through the discharge pipe 4 and guided to a drainage system or a hot water circulation system (neither is shown).
As the hot water introduced into the PET tube 1, either one of a low pressure state and a pressurized state by a pressurizing pump can be selected. It is to be noted that cooling water can flow through the PET pipe 1 through a hot water supply system (or a cooling water supply system) and an introduction pipe 3. Next, an embodiment of the rehabilitation method of the present invention is shown in FIG.
This will be described with reference to FIG. Incidentally, FIG.
It is the arrow view and the Y arrow view. First, as shown in FIGS. 1 and 3, butyl rubber 5 for stopping water is adhered to the peripheral portion of each of the sewer pipes 102 and 103 of the existing manhole 101. Next, the PET pipe 1 is inserted into the existing manhole 101 to be positioned at a substantially central position in the manhole, and the bottom wall 12 of the PET pipe 1 is placed in the existing manhole 1.
01 on the bottom surface 112. At this time, PET tube 1
May be temporarily fixed to the existing manhole 101 using an appropriate jig. After the setting of the PET tube 1 is completed (the state of FIG. 1), warm water (for example, 90 ° C.) is flowed at a low pressure into the inside of the PET tube 1 to heat the side wall 11 and the bottom wall 12, and then pressurize. The side wall 11 and the bottom wall 12 of the PET tube 1 are expanded by pressurizing hot water (for example, 0.5 MPa) with a pump. By such heating and expansion, as shown in FIG. 2, the side surface 111 and the bottom surface 112 in the existing manhole 101 are lined with the side wall 11 and the bottom wall 12 of the PET tube 1. In addition, the butyl rubber 5 attached to the peripheral portion of each of the sewer pipes 102 and 103 adheres tightly to the side wall 11 of the PET pipe 1, and water is stopped between the respective sewer pipes 102 and 103 and the side wall 11 of the PET pipe 1. Is done. After the above lining step is completed, PE
Cooling is performed by flowing cooling water inside the T tube 1. During this cooling, if the internal pressure of the PET tube 1 decreases, the expanded side wall 11 and the bottom wall 12 try to return to their original state, so that it is necessary to flow cooling water in a pressurized state. Finally, an unnecessary portion of the side wall 11 of the PET tube 1 (an upper portion of the existing manhole 101) is removed together with the cap 2. Furthermore, each sewer pipe 102, 10
The rehabilitation work is completed by removing the side wall 11 existing in the opening into the existing manhole 101 of No. 3. As described above, in the embodiment of the present invention, the heating and pressurizing of the PET tube 1 in a state where the PET tube 1 is inserted and arranged in the existing manhole 101 can be performed with a simple operation. The side surface 111 and the bottom surface 112 in the existing manhole 101 can be lined with PET. Also, with respect to the water stoppage of the sewer pipes 102 and 103, sufficient water stoppage can be ensured by a simple operation of pasting the butyl rubber 5 to the periphery of the sewer pipes 102 and 103 in advance. Here, specific numerical values are not shown for the outer diameter of the PET tube 1 before inflation (the state shown in FIG. 1) and for the dimensions of each part such as the wall thickness of the side wall 11 and the bottom wall 12; May be determined based on the size of the existing manhole 101 to be rehabilitated, the thickness of the lining layer, and conditions such as heating temperature and pressure during heating and expansion. In the above embodiment, hot water is used for both heating and pressurization of the PET tube 1. However, the present invention is not limited to this, and the PET tube 1 is heated with hot water and heated. A method in which the subsequent pressurization is performed by compressed air may be adopted. For cooling after heating and expansion, compressed air may be used instead of cooling water. In the above embodiment, hot water is used as the heating medium, but steam may be used instead. However, since steam has a high temperature and a high pressure, it is preferable to use hot water as a heating medium in consideration of handleability and safety. In the above embodiment, a bottomed PET tube is used, but the present invention can be implemented by using a bottomed PP tube, PE tube, or PBT tube instead. As described above, according to the present invention,
Heat and pressurize the thermoplastic resin pipe while inserting the bottomed thermoplastic resin pipe in which the cylindrical side wall and bottom wall whose outer diameter is smaller than the inner diameter of the existing manhole are integrally formed into the existing manhole. Since the inner surface including the bottom surface of the existing manhole can be lined by only a simple operation, the rehabilitation operation can be completed in a short time. In addition, since it is not necessary to use a lining material having a complicated shape, it is possible to achieve cost reduction of rehabilitation.
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の更生方法の実施形態の説明図である。 【図2】同じく実施形態の説明図である。 【図3】図1のX矢視図及びY矢視図である。 【符号の説明】 1 PET管(熱可塑性樹脂管) 11 PET管の側壁 12 PET管の底壁 2 キャップ 3 導入管 3A 温水の入口 4 排出管 4A 温水の出口 5 ブチルゴム 101 既設マンホール 111 既設マンホールの側面 112 既設マンホールの底面 102,103 下水管[Brief description of the drawings] FIG. 1 is an explanatory diagram of an embodiment of a rehabilitation method of the present invention. FIG. 2 is an explanatory diagram of the embodiment. FIG. 3 is a view as seen from the arrow X and the arrow Y in FIG. 1; [Explanation of symbols] 1 PET tube (thermoplastic resin tube) 11 PET tube side walls 12 Bottom wall of PET tube 2 caps 3 introduction pipe 3A Hot water inlet 4 Discharge pipe 4A Hot water outlet 5 Butyl rubber 101 Existing manhole 111 Side of existing manhole 112 Bottom of existing manhole 102,103 sewer pipe
Claims (1)
生する方法であって、外径が既設マンホールの内径より
も小さい筒状の側壁と底壁とが一体成形されているとと
もに、上部に加熱・加圧媒体の入口が設けられてなる有
底の熱可塑性樹脂管を用い、この熱可塑性樹脂管を既設
マンホール内に挿入配置した状態で、熱可塑性樹脂管の
内部に加熱媒体を導入して側壁及び底壁を加熱し、次い
で熱可塑性樹脂管内部の加圧を行って側壁及び底壁を膨
張させることにより、既設マンホールの内部側面及び底
面を熱可塑性樹脂にてライニングすることを特徴とする
マンホールの更生方法。Claims 1. A method for rehabilitating an existing manhole installed in a sewer, wherein a cylindrical side wall and a bottom wall whose outer diameter is smaller than the inner diameter of the existing manhole are integrally formed. At the same time, using a bottomed thermoplastic resin tube with an inlet for the heating and pressurizing medium provided at the top, this thermoplastic resin tube is inserted inside the existing manhole and heated inside the thermoplastic resin tube. By introducing the medium to heat the side wall and the bottom wall, and then pressurizing the inside of the thermoplastic resin tube to expand the side wall and the bottom wall, the inside side surface and the bottom surface of the existing manhole are lined with the thermoplastic resin. A method for rehabilitating a manhole, comprising:
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