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JP2003120792A - 2つの同軸状接続要素を回転可能に結合するための装置 - Google Patents

2つの同軸状接続要素を回転可能に結合するための装置

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JP2003120792A
JP2003120792A JP2001312715A JP2001312715A JP2003120792A JP 2003120792 A JP2003120792 A JP 2003120792A JP 2001312715 A JP2001312715 A JP 2001312715A JP 2001312715 A JP2001312715 A JP 2001312715A JP 2003120792 A JP2003120792 A JP 2003120792A
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ルス エーリッヒ
Werner Schroeppel
シュレッペル ヴェルナー
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Imo Industrie Antriebseinheit Stoll & Russ GmbH
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IMO IND ANTRIEBSEINHEIT STOLL
Imo Industrie Antriebseinheit Stoll & Russ GmbH
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの同軸状接続要素を回転結合するための
装置の信頼性を高める。 【解決手段】 軸方向および径方向の負荷、および傾斜
モーメントに適合するように、接続要素との間に設けら
れた回転ベアリングと、前記接続要素の相対運動を生じ
させるよう、双方の接続要素に結合されたドライブとを
備え、前記ドライブのフレームが第1接続要素に固定さ
れており、一方、ドライブのロータがピニオンまたはウ
ォームを介して第2接続要素のケーシング側の歯と噛合
しており、ゴミが侵入しないように第2接続要素の歯を
囲む1つ以上のハウジング部品を更に含む、2つの同軸
状要素を回転結合するための装置に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸方向および径方
向の負荷、および傾斜モーメントに適合するように、接
続要素との間に単一列または多数列のロールベアリング
として形成された回転ベアリングと、 前記接続要素の相対的回転運動を生じさせるよう、双方
の接続要素に結合されているか、または結合できるドラ
イブとを備え、前記ドライブのフレームが、第1接続要
素に固定されており、一方、ドライブのロータが、ピニ
オンまたはウォームに接続されており、このピニオンま
たはウォームが第2接続要素のケーシング側の歯と噛合
し、接続要素を第1の機械部品に固定するよう、歯付き
接続要素の前端部内にクラウンの型式の固定手段が設け
られており、該固定手段が、歯と回転ベアリングとの間
に配置されている、2つの同軸状接続要素を回転結合す
るための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる回転接続装置は、いわゆるボール
ベアリング旋回リムとして市販されており、これらは、
特定の各用途に応じて正しい回転接続を選択できるよう
に、種々の直径および全高(設置高さ)のものを入手で
きるようになっている。
【0003】好ましい用途としては、建築および建設機
械、例えば掘削機、穴掘り機だけでなく、クレーン、大
規模な風力発電所で使用されるリーフフランジベアリン
グ、およびタワー構造ベアリング、搬送、リフティン
グ、および積み込み/積み出し装置、リフティングプラ
ットフォーム、足場および車両クレーン、大重量運搬
機、船舶用クレーン、工作機械用ターンテーブル、例え
ばビン詰め工場で使用される回転カルーセル、医療装
置、材木収集装置用のテール回転カラー、遊園地などに
おける乗り物用機器などが挙げられる。
【0004】これら多くの用途では、この回転装置の全
高は、できるだけ低いことが重要である。その理由は、
ボールベアリング旋回リングの全高は、実際にモータに
よって駆動される回転接続装置の接続部品のギアの高さ
よりも高いことはほとんどなく、ボールベアリング旋回
リングは、一般にゴムシールによりゴミおよび汚染物か
ら保護され、よって、過剰な摩耗および引き裂きから保
護されているが、歯に対しては適当な保護対策はとられ
ておらず、従って、例えば建設場所などにおける苛酷な
条件での運転中に歯に異物が侵入し、次に、これら異物
は歯とギア要素、例えば歯と噛合しているピニオンまた
はウォームとの間の空隙に侵入し、歯形を摩耗させた
り、破損させたりするおそれがあるからである。
【0005】歯形が破損する危険性は、特に石や岩のよ
うな硬質材料が侵入した場合、または工作機械内に形成
された硬質金属の曲がり角で生じる。歯の領域にゴミの
粒子が侵入することを考慮すると、潤滑用グリースもす
ぐに汚染されるので、潤滑用グリースを短時間で交換し
なければならない。最後に、保護されていない歯は、例
えば保守スタッフにケガをさせる潜在的な原因となり得
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記従来技術の欠点を解消すると共に、異物の侵入による
歯の領域の破損をできるだけ防止し、歯の領域への潤滑
油を注入する間隔をできるだけ長くし、ケガの危険性を
できるだけなくすように、上記包括的タイプの改善され
た回転接続装置を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、少なくとも
第2接続要素の歯を囲むハウジング部品を有し、このハ
ウジング部品が、歯なし接続要素に接続されており、こ
のハウジング部品が、接続/固定手段と反対の前端部に
て歯付き接続要素を囲み、本発明に係わるハウジング部
品の大部分が力を受けないように、第2ベアリング部品
に対して、歯なし接続要素を締結するための固定手段
が、直接歯なし接続要素に配置されている装置によって
解決できる。
【0008】本発明は、互いに同軸状に配置された2つ
の接続要素が通常軸方向にわずかに互いに変位されてお
り、それぞれの接続ボアが、好ましくは他の接続要素か
ら離間する、軸方向に変位した一方の接続要素の前端部
に配置されているということを利用するものである。
【0009】他方、ドライブモータのハウジングは、歯
なし接続要素に接続され、従って、この歯なし接続要素
は、一般に、対応する機械のフレームに固定されるか、
静止状態、またはより大きい機械の部品に固定されるの
で、本発明は、歯なし接続部品に相当に接近しているに
もかかわらず、歯なし接続部品に対し、歯を保護するハ
ウジングを固定し、よって、横断面の2つの側面、好ま
しくは3つの側面で回転部品全体を囲み、できるだけ外
部の影響を排除するように、幾何学的形状を有利に利用
するものである。
【0010】回転部品を接続するためのボアに設けられ
た歯付き接続要素、またはその端部は、外部からアクセ
ス可能であるが、同じように、設置されたハウジングに
よってカバーされている。
【0011】本発明に係わるハウジングは、歯付き領域
にゴミの粒子が侵入しないように、この領域を保護し、
使用寿命を長くし、同時に潤滑用グリースを不純物から
保護するので、潤滑剤の次の交換までの時間を長くで
き、最終的に、保守または修理用スタッフが無意識に装
置部品に接触しないように、スタッフを保護できるよう
になっている。
【0012】これらのいずれも、最適に設定された構造
装置のフレームワーク内で達成されるので、ユーザー
は、別のハウジング部品を設置する必要はなく、同時
に、比較的大きいユニットの建設も大幅に簡略化され
る。歯なし接続部品の固定要素は、直接この歯なし接続
部品に配置されるので、ハウジングは、トルクおよびそ
の他の力を受けることがなく、断面を比較的薄く設計で
きる。このように、一方で構造体のサイズ、特に全高を
最小にすると共に、他方で軽量化できる。
【0013】好ましくは、金属を除去する機械加工だけ
でなく、接続要素/ベース部材自体を、ジョイント成形
作業、例えば焼結加工によって、第2接続要素のロール
ベアリングに対する歯、およびガイド通路を製造するこ
とが好ましいことが判っている。
【0014】このように、一方で、歯付き接続要素全体
を一部品で製造できるので、製造プロセスを簡略化でき
ると共に、他方で、歯付き接続要素の安定性が改善さ
れ、よって、伝達可能な軸方向および径方向の力だけで
なく、傾斜および駆動モーメントも大きくできる。
【0015】更に、金属を除去する機械加工により、接
続要素/ベース部品から、第2接続要素の固定ボアを製
造することも可能である。更に、当然ながら、別個に製
造された構造部品に歯を配置し、次に第2プロセス工
程、例えばプレス加工、またはボルト締めにより、対応
する接続要素に構造部品を接続することも可能である。
【0016】本発明の範囲内では、クラウンまたはカラ
ーのように配置された、固定要素、特にボアを有する同
心状リングまたはディスクとして、接続要素の一方また
は双方を形成することが可能である。大きな力およびモ
ーメントを伝達しなければならないため、これに対応す
る直径の回転ベアリングを必要とする多数のロールベア
リング要素が必要となる。従って、材料を節約するため
に、要素の一方または双方に中心リセスを設け、この中
心リセスに、回転しない部品、供給ラインなどが貫通さ
せることができる。
【0017】固定ボアを雌ネジを有するか、または有し
ない連続リセスとして、または雌ネジを有する盲孔とし
て形成できる。歯付き接続要素の前端部が、本発明に係
わるハウジング部分によって囲まれてる場合、接続表面
を向く前端部にアクセスすることができないので、本発
明では、雌ネジを有するボアを使用することを推奨す
る。
【0018】本発明のこの特徴は、雌ネジまたは雄ネジ
が設けられたクラウンとして、歯付き接続要素を構成す
ることにより更に発展できる。ケーシング側に接続要素
の歯を有する実施例では、必要であれば、全高を最小値
まで低くできるよう、歯付き接続要素の回転角の設定い
かんに係わらず、最大の駆動モーメントを常に伝達でき
る。
【0019】歯付き接続要素のローリング体/ガイド通
路が、その歯の方を向いているケーシング面に配置され
ている場合、全高を更に低減できる。この場合、ロール
ベアリングに対して、歯付き領域の高さが決定するこの
接続要素の全高のほとんどを利用できる。
【0020】歯付き接続要素のローリング体/ガイド通
路のベースに対する歯付き接続要素の固定ボアの径方向
の長さは、歯のベースからのこれらボアの径方向の長さ
とほぼ対応しているので、歯付き接続要素が、局所的に
過剰に弱体化することを防止できる。
【0021】別の構造上の特徴は、同じ目的にかなう。
すなわち、専ら接続/前方端部に開口し、軸方向の平行
深さが歯付き接続要素のうちの全高の1/2〜3/4の
間である盲孔として、歯付き接続要素の固定ボアを構成
するという目的にかなう。
【0022】このような特徴により、更に発展できる。
すなわち、ロールベアリング用のガイド通路が内蔵され
ている結果として、歯付き接続要素の最大の凸部または
テーパのほぼ高さに、歯付き接続要素の固定ボアのフロ
アを位置させることができる。このように、ロールベア
リングのガイド通路は、固定ボアからの最大距離を維持
するので、この歯付き接続部が大きい径方向の力の作用
により変形する危険性を生じることなく、歯付き接続要
素の径方向の延長長さ、従って、その重量を最小値まで
低減できる。
【0023】本発明の特徴の別の利点は、歯なし接続要
素に固定されたハウジング部品が、歯付き接続要素の前
端部に沿って歯付き接続要素に平行に環状体として延び
ていることである。この接続装置における環状ハウジン
グ部品の寸法は、接続要素の寸法によって大きく決定さ
れるので、歯付き接続要素を囲むことができるように、
この環状体の径方向の長さを、例えば歯付き接続要素の
対応する寸法よりもわずかにしか大きくならないように
選択することができ、このハウジング部品の厚さをでき
るだけ小さく、好ましくは、2つの接続要素の間の軸方
向の厚みの差以下とし、よって回転接続装置の全高を増
すことなく、ハウジング部品を使用でき、特定の例で
は、このハウジング部品を、歯なし接続装置の径方向内
側または外側に配置できる。
【0024】この接続装置の目的は、歯なし接続要素が
ハウジング部品の固定されている前端部と面一となる
か、または歯なし接続要素が、ハウジング部品に対し
て、若干高くなるように保証することである。この場
合、回転接続装置を含む構造グループの全高は、可能な
場合には、周辺に配置されたドライブ構造グループを除
き、接続要素の2つの接続表面の間の距離に対応するこ
とが好ましい。
【0025】他の理由から、回転接続装置の全高があま
り重要でない場合、この環状体は、歯なし接続要素の前
端部にボルト締め、または例えば溶接、接着、プレス加
工、リベット締めなどにより適当に締結してもよく、こ
れにより、全高は若干高くなる。
【0026】ケーシング状をしたほぼ円筒形のハウジン
グ部品は、歯なし接続要素に向く周辺において、この環
状ハウジング部品に隣接し、歯付き接続要素の反対の前
端部まで歯全体にわたって延びている。ケーシング状を
したこの円筒形ハウジング部品は、環状ハウジング部品
に、例えば溶接により接続することが好ましく、また環
状ハウジング部品と一体に製造してもよい。
【0027】本発明が更に可能とするように、本発明に
係わるハウジング部品を、歯なし接続要素に取り外し自
在に固定することを条件に、本発明に係わる回転接続装
置の保守のために、ハウジング部品を取り外すことがで
きる。
【0028】歯なし接続要素に、ハウジング部品を強固
にボルト締めすることにより、ほとんど努力を払うこと
なく、取り外し自在な接続装置を実現できる。ハウジン
グ部品の厚みにより可能であれば、機械用ボルトのヘッ
ドが、ステップ状構造内に形成された径方向拡大領域に
完全に沈み込むまで、対応する機械用ボルトが通過でき
るステップ状のリセスをハウジング部品内に設け、かか
るボルト接続によって、装置の全高を高くしないように
できる。
【0029】このように、回転軸線に平行に歯なし接続
要素のネジ切りされたボア内に機械用ボルトとして設計
された固定用ボルトを螺合することが可能である。この
装置は、ハウジングを歯なし接続要素に接合するこれら
ボルトが、機械に組み込まれた時に、機械のフレームま
たは固定部品によってカバーされ、よって、本発明に係
わるハウジング部品の事故による外れが防止されるよう
に、この接続装置における構造体を実現できる。
【0030】本発明は、接続要素またはハウジング部品
に設けられたチャンネルによりハウジング部品を、歯な
し接続部品上でセンタリングできるような変形例を可能
にするものである。このように、一方で別個の調節を防
止すると共に、更に固定ボルトの1つ以上が緩くなった
場合でも、歯なし接続要素に対するハウジング部品の望
ましくない変位が生じることは完全に不可能である。
【0031】ハウジング部品に向く歯なし接続要素のエ
ッジにセンタリング用のチャンネルが設けられている場
合、このチャンネル内に、環状ハウジング部品を挿入で
きる。この目的のために、チャンネルの深さは、チャン
ネルのフロアに載る環状体が歯付き接続要素に接触しな
いよう、歯なし接続要素と歯付き要素との間の軸方向の
厚みの差よりも若干浅くしなければならない。
【0032】ハウジング/環状体を、歯なしハウジング
部品に対して軸方向にも動かないよう固定できるように
するためには、機械用ボルトを、少なくとも環状体の一
部に係合させ、環状体の下面を、チャンネルのフロアに
強固に押圧できるようにしなければならない。このこと
は、環状ハウジング部品の外側に、1つ以上の沈み込み
キャビティを設けることによって達成できる。
【0033】この場合、歯なし接続要素に固定するため
に沈み込みキャビティの各々に、少なくとも1つの機械
用ボルトが関連する。これら沈み込みキャビティは後方
からボルトヘッドの下面に係合するか、または本体、例
えばワッシャーによりボルトヘッドに固定される。この
ようにして、歯なし接続要素のチャンネルに対応するハ
ウジング部品を強固に押圧し、一方、同時に固定のため
に使用される機械用ボルトのヘッドを、それぞれの沈み
込みキャビティ内に隠すことができる。
【0034】この実施例は、歯なし接続要素に向いたハ
ウジング部品のケーシング表面までハウジング/環状体
の沈み込みキャビティを延長させることにより、更に発
展させることができ、歯なし接続部の深さ、および横断
面に関して、対応するように沈み込みキャビティによっ
て連続させることができる。
【0035】本発明の特徴は、固定ボルトのヘッド、ま
たは後方から、固定ボルトが係合した固定要素を共通リ
セスに挿入し、歯なし接続要素と、これに取り付けるべ
きハウジング部品との間の接合場所をカバーするよう
に、環状ハウジング部品、および歯なし接続要素に共通
する凹部空間を形成する概念を発展させたことにある。
かかる構造では、固定ボルトを、歯なし接続要素内にボ
ルト締めする作業を簡単に実現でき、同時に、歯なし接
続要素の主に外側の側方に位置するハウジング部品を囲
み、固定することができる。
【0036】この組み合わされた目的の第1部分は、歯
なし接続要素内の沈み込みキャビティのフロア内に、機
械用ボルトの各々に対して、回転軸線に平行な少なくと
も1つのネジ切りされたボアを設けることによって達成
される。
【0037】固定すべきハウジング部品は主に歯なし接
続要素の外側にあるが、本発明に係わる構造体により、
装置の回転軸線に平行な固定ボアを設け、固定ボルトの
機械的な製造、特に自動締め付けを更に容易にすること
ができる。
【0038】組み合わされた目的の第2部分を達成する
ため、本発明は、固定ボルトを通過させるためのボアを
本体に設けることを可能にしている。この本体は、各ケ
ースにおいて、歯なし接続要素の各々、およびこれに固
定すべきハウジング部品に対応して、2つの沈み込み凹
部に一致するように本体を挿入できる。この本体は、固
定ボルトから環状ハウジング部品に軸方向の圧縮力を伝
えることができる。
【0039】挿入された本体用の通過開口部が、固定ボ
ルトを沈み込ませるための拡大された部分を上面に有す
る場合、別の挿入本体を使用しているにもかかわらず、
この固定ボルトを完全に一体化し、回転接続装置の全高
を最小のままにすることができる。ボルトヘッドを完全
に沈み込みできるようにするために、挿入本体の高さ、
従って沈み込みキャビティの深さをボルトヘッドの高さ
よりも深くしなければならない。
【0040】環状ハウジング部品は、歯付き接続要素の
前端部、およびこの歯の接続要素の上に配置された歯に
沿って延びるか、またはこの歯を越えて延びるような大
きさとしなければならない。
【0041】次に、このハウジング部品の周辺は、ケー
シング状をした円筒形ハウジング部品として連続して延
びる。このケーシングは、ハウジング部品の周辺に溶接
するか、または接着、ボルト締めまたは他の適当な方法
で固定するか、周辺と一体となるように製造することが
できる。従って、ケーシング状をしたこの円筒形ハウジ
ング部品は、歯全体をカバーするので、歯付き接続要素
とこの要素に向いたケーシング状をした円筒形のハウジ
ング部品との間には狭いギャップしか残らない。
【0042】従って、この残りのギャップにおいても、
歯の領域に、ゴミまたは他の粒子が侵入することはでき
ず、その結果、歯の上に延びるハウジング部品が第1の
環状ハウジング部品に向いた前端部において、歯付き接
続部品に対してシールされている場合、ゴミを侵入させ
ないように、歯はハウジングによって密閉される。この
シールは、歯をカバーするハウジング部品または歯付き
接続要素のいずれかに固定でき、いずれのケースにおい
ても他の要素に沿って延長できる。
【0043】このシール要素が、歯付き接続要素の回転
運動を阻害しないように、接続ボアを含む前端部まで、
歯は完全に延長していてはならず、しかも、シール材料
の厚たとほぼ対応する長さだけ、歯付き接続要素の接続
側に対して終端し、セットバックしなければならない。
【0044】侵入する異物の潜在的な破壊作用を完全に
防止するために、第1ハウジング部品に対向するロール
ベアリングのためのガイド通路の側面に位置する(第2
の)シールを設けることができる。従って、歯付き接続
要素は、歯付き接続要素のガイド通路と、2つのハウジ
ング部品と、2つのシールの間で3つの側面にて密閉さ
れ、通常の運転時に、ロールベアリングの領域または歯
付き領域のいずれかにゴミ粒子が侵入することは全くで
きず、その結果、これら部品の摩耗は大幅に減少され、
よって本発明に係わる回転接続装置の使用寿命を長くす
ることができる。
【0045】弾性シールリングとしてシールを形成し、
例えば径方向に走行する溝内に挿入し、または接着する
ことにより、接続要素内またはその上のエッジによって
固定し、各ケースにおいて、他の接続要素の面に押圧す
ると有利となることが判っている。
【0046】このシールは、2つの接続要素が回転対称
となっていることにより、これらの要素が、相対的に回
転する間、全く変形せず、しかも、常時同じ位置に留ま
るので、疲労現象を呈しない。更に、シールリングの圧
縮力は極めて小さいので、摩擦力をほとんど発生せず、
またかかる回転接続装置の回転速度は、一般に比較的低
速であるので、シールリングは移動体に接触しているに
も係わらず、ほとんど摩耗現象を呈しない。
【0047】更に本発明は、歯付き接続要素と噛合する
数個のドライブモータを設ける場合に、ギア要素、特に
ピニオン、またはウォームをハウジングの径方向に任意
に拡大された部分によって囲むことができるようにする
ものである。
【0048】ドライブモータのロータに結合された歯付
き接続要素とギア部品とが噛合する結果、対応するギア
部品も同じように密閉されている場合に限り、ドライブ
モータを完全に封入できる。
【0049】こうして製造されるハウジングを径方向に
拡大することによって、理想的な環状形状、すなわちケ
ーシング状をした円筒形と比較して、2つのハウジング
部品は局所的に変形するが、この問題は、最新の製造方
法を使い、適度に余分な努力を払うことにより克服でき
る。
【0050】最後に、本発明の要旨に対応し、ドライブ
モータを、歯なし接続要素またはこれに接続されたハウ
ジング部品に固定、特にボルト締めできる。ピニオンま
たはウォームを介して、ドライブモータによって伝達さ
れるトルクは、アイザック・ニュートンの法則「作用と
反作用は等しく、かつ反対方向となる」により、モータ
ハウジングを逆方向に回転させようとするモーメントを
伴うので、モータハウジングは、駆動されない接続要
素、またはこの要素に結合された機械用部品に締結しな
ければならず、特に本発明に係わるハウジングに固定し
なければならない。この接続装置において、モータをボ
ルトによって固定すれば、故障が生じた時に、必要に応
じてモータを短時間で交換できる。
【0051】添付図面を参照し、本発明の好ましい実施
例の次の説明を読めば、本発明の上記以外の特徴、細
部、利点および効果が明らかとなると思う。
【0052】
【発明の実施の形態】図1および図2に示された回転接
続装置1は、互いに同軸状に配置された2つの接続要素
2、3の領域の全高が特に低いという利点を有する。図
2から判るように、2つの接続要素2、3は、横断面が
ほぼ四角形をした環状となっており、内側の接続要素2
の外径は、外側の接続要素3の内径よりも若干小さいの
で、この接合場所4の領域では単一列のボールベアリン
グレース5により、2つの接続要素2と3との間で相対
的な回転を容易に行うことができ、同時に、軸方向およ
び径方向の力と傾斜モーメントとを吸収できる。
【0053】図2に示された外側接続要素3の下面8で
は、回転軸線に対して平行に、複数のネジ切りされた盲
孔6が、機械部品に対してボルトによって固定されるた
めのクラウンとして、回転軸線を中心に分散されるよう
に配置されている。内側の接続要素2も、第1部品に対
して回転するようになっている第2機械部品のための固
定ボルトを収容するためのクラウンとして、回転軸線を
中心に配置された同じような一列の貫通ボア7を有す
る。
【0054】従って、他のそれぞれの部品に強固にボル
ト締めされたこれら接続要素2、3は、2つの機械部品
が相対的に回転する間、他の部品に対しては接触せず、
双方の接続要素2、3は、互いに軸方向に変位するの
で、それぞれの接続表面8、9は、外側に、すなわち各
ケースにおいて他の接続要素3、2に対して上方または
下方に変位する。
【0055】内側接続要素2に対して、外側接続要素3
を回転駆動するために、回転接続装置1の回転軸線に平
行なドライブシャフト11を備えるドライブモータ10
は、2つの接続要素2、3の径方向外側に配置されてお
り、このシャフトにピニオン12が、例えばボルト13
によって強固に固定されている。
【0056】このピニオン12は、外側接続要素3の外
周部14を囲む歯15と噛合し、更にハウジング側にお
いて、ドライブモータ10が内側の接続要素2に結合さ
れているので、ピニオン12は接続要素3を回転させ
る。
【0057】外側接続要素3の歯15を保護するため
に、この歯は、ハウジング16によって囲まれており、
ハウジング16は、歯のない接続要素2に接合されてい
る。この目的のために、ハウジング16のフレーム内に
は、第1ハウジング部品17が設けられている。この第
1ハウジング部品17は円形となっており、歯15を有
する外側接続要素3の外径よりも若干大きい外径を有し
ている。この環状ディスク17の厚さは、歯付き接続要
素3の対応する前端部18と内側接続要素2の接続表面
9との間の軸方向の厚さの差よりも多少薄くなってい
る。
【0058】歯なし接続要素2の接続表面9の外側境界
エッジには、長方形チャンネル19が設けられている。
このチャンネルの軸方向の長さは、環状ハウジング部品
17の厚みに等しいが、その径方向の長さは、歯なし接
続要素2の内部で測定した外径が環状ハウジング部品1
7の内径に等しいか、若干小さくなるような寸法となっ
ている。このように、センタリングのために、このハウ
ジング部品17をチャンネル19に挿入することが可能
であり、挿入すると、ハウジング部品17の外側表面2
0は、歯なし接続要素2の接続表面9に整合するか、軸
方向にセットバックされる。
【0059】歯なし接続要素2に対する環状ハウジング
部品17のこの位置を固定するために、接続要素2の円
周部に沿って、ジョイントギャップ21内に、互いにほ
ぼ等距離に配置された凹部22が設けられている。この
凹部は、例えば円形となっている。この凹部22は、歯
なし接続要素2の接続表面9の周辺領域内のほぼ中間ま
で延び、接続要素と同一面のハウジング部品17の前端
部20の隣接領域内まで延びている。
【0060】更に、接続要素2内に一体化された凹部2
2の一部の内部には、回転軸線に平行なネジ切りされた
盲孔23が設けられており、これら孔の各々には、機械
用ボルト24を螺合できるようになっている。
【0061】しかし、これら機械用ボルト24を挿入す
る前に、まず各凹部22内に金属ワッシャー25を挿入
する。このワッシャーの基本形状は、厚さおよび面積に
関して、凹部22の形状に対応している。
【0062】各挿入体25には、段付き貫通ボア26が
設けられており、凹部22内で挿入体25を適当に回転
させることにより、ボアとネジ切りされた盲孔ボア23
とを整合させ、このリセスを通して、機械用のボルト2
4を歯なし接続要素2のボア23に螺合させる。
【0063】この螺合は、段付き構造より上の径方向に
広がった領域内のボルト24ヘッドが挿入体25内に沈
み、ボルトのヘッドの下面が段付き装置のショルダーを
押圧し、よってワッシャー状の挿入体25を固定するま
で続ける。同時に、このボルトは、ハウジング部品17
の凹部領域22内に突出するので、歯なし接続要素3に
取り外し不能に軸方向に締結するだけでなく、歯なし接
続要素2に対して方位角方向に回転できないように締結
される。
【0064】この目的のためには、凹部22の深さは、
環状ハウジング部品17の厚みよりも浅く、かつ機械用
ボルト24のヘッドの厚さよりも深くなっていることが
重要である。
【0065】環状ハウジング部品17の周辺の前端部2
7には、ケーシング状をした円筒形のハウジング部品2
8が強固に溶接(29)されている。回転接続装置1の
回転軸線に平行なケーシング状をした円筒形ハウジング
部品28の長さは、歯付き領域の高さおよび環状ハウジ
ング部品17の厚みとほぼ対応している。
【0066】ケーシング状をした円筒形ハウジング部品
28と、歯付き接続要素3の外周部14との間の残りの
ギャップ30は、シールリング31によって閉じられて
いる。このシールリングは、例えば歯付き領域15の下
方の歯付き接続要素3の外側ケーシング表面14に固定
され、ケーシング状をした円筒形ハウジング部品17の
下方まで径方向外側に延び、シールリング31の固有の
弾性によって、このハウジング部品28に対して圧縮さ
れている。同様に、ボールベアリングレース5の下方の
ジョイントギャップ4をカバーし、歯なし接続要素2の
下方前端部34へ押圧されるシールリング33を、歯付
き接続要素3の内周部32に設けることができる。
【0067】ハウジング16は、モータ10の領域にお
いて、径方向に広がって(35)もよく、この広がった
部分は、ケーシング状をした円筒形ハウジング部品28
の膨張部38、および環状ハウジング部品17の径方向
連続部品37によって形成され、必要であれば、連続部
品37の面積にほぼ対応する面積を有するプレート38
によって、モータ10と反対の前端部をシールしてもよ
い。
【0068】ハウジング35〜38のこの拡大部は、駆
動ピニオン12を囲むと同時に、モータハウジング40
のボルト39に対する安定した接続表面37を形成す
る。補強目的、または固定を容易にするために、固定表
面37とモータハウジング40との間に、別の金属プレ
ート41を設けることができる。
【0069】回転接続装置1には、いくつかの駆動モー
タ10を結合することもできる。本装置の外周部に、い
くつかのハウジング拡大部35を配置し、互いに同じ回
転角度だけ変位させることが好ましい。ハウジング拡大
部35を使用しない場合、ピニオン12を挿入するため
の開口部を、ボルト39によるカバーによって閉じるこ
とができる。
【0070】図3から判るように、本発明に係わる回転
接続装置の第1実施例51は、特にドライブモータ60
が回転軸線に対して平行とならないように取り付けられ
ており、代わりに、外側接続要素53に対して接線方向
に取り付けられているという点で、第1実施例と外部が
異なっている。
【0071】図4において、ドライブモータ60のドラ
イブシャフト61には、ピニオンの代わりにウォーム6
2が配置されており、このウォームは、径方向外側に位
置する接続要素53の外周部64に配置された歯65と
噛合している。
【0072】図4から更に判るように、回転接続装置5
1の基本構造は、図1および図2の回転接続装置1とか
なり類似している。2つの接続要素52と53とは、互
いに同軸状に配置されており、各ケースにおいて、一方
の要素は、それらの接続表面58、59の方向に少しだ
け、他の要素52、53に対して外側に変位されてい
る。この実施例51では、接合サイト54に、単一列の
ボールベアリングレース55も設けられている。
【0073】回転プラントまたは機械用部品を固定する
ために、歯付き接続要素53の接続表面58内に回転軸
線に平行なネジ切りされた盲孔56が設けられており、
一方を連続ボアとして内側接続要素52の接続表面59
内に対応する接続ボア57が形成されている。従って、
この実施例では、構造を最小の寸法とするように、歯6
5とボールベアリングレース55との間に、歯付き接続
要素53の固定ボア56も設けられている。
【0074】更に、この実施例では、2つの部品67、
68から成るハウジング66も設けられている。環状ハ
ウジング部品67は、歯65の外径と歯なし接続要素5
2の内径との差よりも多少大きい径方向幅の延長部を有
する。
【0075】環状体67の中心から見てチャンネル70
を形成するように、歯のなし接続要素52の外周に対応
する回転軸線から所定の距離において、環状ハウジング
部品67の下面に段付き構造が設けられている。
【0076】歯なし接続要素52の接続表面59の外側
エッジがセンタリングされた状態で、このチャンネルに
係合できる。環状ハウジング部品67を完全に歯なし接
続要素52に固定するために、接続要素52の貫通ボア
57の間に、ネジ切りされたボア71が配置されてお
り、適当に回転することにより、環状ハウジング部品6
7内の対応するボア72をネジ切りされたボア71に整
合できるようになっている。
【0077】このハウジング部品67のボア72は、雌
ネジを有しておらず、その代わりに、固定ボルト74の
ヘッドを収容できる、このハウジング部品67の外側7
3の領域内に拡大横断面を有している。
【0078】ハウジング部品67の内部において、この
ハウジング部品の外側73まで、歯なし接続要素52の
貫通ボア57だけでなく、ボールベアリングレース55
のためのこのボア内部に配置された潤滑剤チャンネル7
5も延びている。
【0079】プラントまたは機械用部品を、歯なし接続
要素52に固定する際に、貫通ボア57を貫通し、その
後方に係合するボルトによる摩擦接続手段が、その部品
に直接作用する。従って、介在されたハウジングリング
67、79は、軸方向および傾斜モーメントを伝える方
向に独立した支持機能を有しておらず、その代わりに、
ドライブモータ50のトルクを単に補助するだけであ
る。
【0080】環状ハウジング部品67の外周部76に
は、ケーシング状をした円筒形ハウジング部品68が溶
接(77)されている。このケーシング形状の円筒形ハ
ウジング部品68は、その外径が環状ハウジング部品6
7の外径と一致しており、外側(76)が下面に一体化
されたチャンネル78上でセンタリングできるようにな
っている。
【0081】ケーシング状円筒形ハウジング部品68の
内径は、歯65を囲み、この歯から離間しており、接続
要素53の接続表面58で終わっている歯の領域65を
越えるように延びている。
【0082】セットバックされた広い歯65にもかかわ
らず、本実施例51において、この歯65の下方をシー
ルできるようにするために、歯付き接続要素53の接続
表面58には、同じ直径の金属リング79が強固にボル
ト締めされている。
【0083】この目的のために、金属リング79内に
は、歯付き接続要素53のネジ切りされた盲孔と一致す
るボア81が設けられており、このボアは、機械用ボル
ト80のヘッドを収容するように下方が拡大されてい
る。金属リング79の内周部の領域に配置されたチャン
ネル82により、歯付き接続要素53の接続表面58の
内側エッジにおいて、この金属リング79のセンタリン
グを行うことができる。
【0084】ウォーム62の周辺に対して、ほぼ接線方
向に走行する面取りされた表面83を有する歯65の領
域内に金属リング79の外周部が設けられており、前記
ウォーム62との接触を防止するようになっている。円
周方向に走行する溝84内に挿入されたシールリング8
5は、この面取りされた領域53の下方に配置されてお
り、シールリングの外周部は、ケーシング状をした円筒
形ハウジング部品68の内側を押圧し、シールを行う。
【0085】2つの接続要素52と53との間に、ボー
ルベアリングレース55を収納する接合サイト54の両
側には、別のシール86が設けられている。
【0086】ハウジング部品68は、ウォーム62の領
域で切断されており、ウォーム62と歯のクラウン65
との間の噛合によって生じたギャップは、ウォーム62
を囲むほぼ円筒形のハウジング部品87によって閉じら
れている。このハウジング部品87は、噛合の中心領域
でほぼ半円筒状となっているだけであるが、ウォーム6
2が取り付けられているか、または駆動モータ60がフ
ランジにて取り付けられている周辺エッジ88、89に
て、ハウジング部品87の横断面は、ほぼ完全な円に対
応している。
【0087】ハウジング部品87内、特に噛合部と反対
の領域内に潤滑剤88を設けることができる。ドライブ
トルクを増すように、数個、特に2つのドライブモータ
60とウォーム62だけでなく、これらを囲むハウジン
グ部品87を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】図1内のII−II線に沿った断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の平面図である。
【図4】図3内のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
1 回転接続装置 2、3 接続要素 4 接合サイト 5 ボールベアリングレース 6 盲孔 7 貫通ボア 8、9 接続表面 12 ピニオン 13 ボルト 14 外周部 15 歯 17 ハウジング部品 18 前端部 19 チャンネル 20 外側 21 接合ギャップ 22 凹部 23 ボア 24 ボルト 25 挿入本体 26 ボルト 27 前端部 28 ハウジング部品 29 溶接部 30 ギャップ 31 シールリング 32 内周部 33 シールリング 34 前端部 35 拡大部 36 拡大部 37 連続部 38 プレート 39 ボルトオン 40 モータハウジング 51 回転接続装置 52 接続要素 53 接続要素 54 接続サイト 55 ボールベアリングレース 56 固定ボア 58 接続表面 59 接続表面 60 ドライブモータ 62 ウォーム 64 外周部 65 歯 66 ハウジング 67 ハウジング部品 70 チャンネル 72 ボア 73 外側 75 潤滑チャンネル 76 外周部 78 チャンネル 79 金属リング 80 ボルト 82 チャンネル 84 溝 85 シールリング 87 ハウジング部品 88、89 周辺端部
フロントページの続き (72)発明者 エーリッヒ ルス ドイツ国 デーエー−91350 グレムシュ ドルフ ポッペンヴィント 21 (72)発明者 ヴェルナー シュレッペル ドイツ国 デーエー−90530 ヴェンデル シュタイン シュルシュトラーセ 28アー Fターム(参考) 3J030 AC01 AC10 BA01 BA03 3J063 AA15 AA25 AA33 AB02 AB03 AB31 BA11 BB01 BB11 BB23 CB12 CD02 CD41 XD11 XD31 XD73 XF01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向および径方向の負荷、および傾斜
    モーメントに適合するように、接続要素(2、3;5
    2、53)との間に、単一列または多数列のロールベア
    リング(5、55)として形成された回転ベアリング
    と、 前記接続要素(2、3;52、53)の相対的回転運動
    を生じさせるよう、双方の接続要素に結合されている
    か、または結合できるドライブ(10、60)とを備
    え、 前記ドライブのフレームが、第1接続要素(2、52)
    に固定されており、ドライブのロータが、ピニオン(1
    2)またはウォーム(62)に接続されており、このピ
    ニオンまたはウォームが、第2接続要素(3、52)の
    ケーシング側の歯(15、65)と噛合し、接続要素
    (3、53)を第1の機械部品に固定するよう、歯付き
    接続要素(3、53)の前端部内にクラウンの型式の固
    定手段(6、56)が設けられており、該固定手段
    (6、56)が、歯(15、65)と回転ベアリング
    (5、55)との間に配置されている、2つの同軸状接
    続要素(2、3;52、53)を回転結合するための装
    置(1、51)において、 前記接続要素(3、53)の歯(15、65)が、歯な
    し接続要素(2、52)に固定された少なくとも1つの
    ハウジング部品(16、66)によって囲まれており、
    前記少なくとも1つのハウジング部品(16、66)
    が、接続/固定手段(6、56)の反対の前端部(1
    8)において、前記歯付き接続要素(3、53)を囲ん
    でおり、歯なし接続要素(2、52)自体には、歯なし
    接続要素(2、52)を第2の機械部品に固定するため
    の固定手段(7、57)が配置され、よって、機械部品
    と歯なし接続要素(2、52)との間に、ハウジング部
    品(17、66)が存在していても、固定手段(ボルト
    など)(7、57)により、機械部品と歯なし接続要素
    との間が、直接摩擦接続されていることを特徴とする、
    2つの同軸接続要素を回転可能に結合するための装置。
  2. 【請求項2】 前記接続要素/ベース部材を機械加工ま
    たは付形することにより、前記第2接続要素(3、5
    3)のボールベアリングレース(5、55)のためのガ
    イド通路および歯(15、65)が形成されていること
    を特徴とする、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記接続要素(2、3;52、53)の
    一方または双方が、同心状リングまたはワッシャーとし
    て形成されており、固定手段が、クラウン状に配置され
    たボア(6、7;56、57)として形成されているこ
    とを特徴とする、請求項1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記歯付き接続要素(3、53)が、内
    歯または外歯付きクラウンとして形成されていることを
    特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 歯(15、65)に対向するケーシング
    表面に、前記歯付き接続要素(3、53)のボールベア
    リングレース/ガイド通路が配置されていることを特徴
    とする、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記歯付き接続要素(3、53)のボー
    ルベアリングレース/ガイド通路のベースまでの歯付き
    接続要素(3、53)の固定ボア(6、56)の径方向
    の長さが、歯(15、65)のベースからのこれらボア
    (6、56)の径方向の長さにほぼ対応していることを
    特徴とする、請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記歯付き接続要素(3、53)内の固
    定ボア(6、56)に、雌ネジが設けられていることを
    特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記歯付き接続要素(3、53)の固定
    ボア(6、56)が、専らその接続/前方端に開口する
    盲孔として形成されており、このボアの深さが、前記歯
    付き接続要素(3、53)の全高の1/2〜3/4であ
    ることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 前記ボールベアリングレース(5、5
    5)のためのガイド通路が内蔵されている結果として、
    前記歯付き接続要素(3、53)の最大の凸部またはテ
    ーパのほぼ高さに、前記歯付き接続要素(3、53)の
    固定ボア(6、56)のフロアが位置していることを特
    徴とする、請求項5記載の装置。
  10. 【請求項10】 歯付き接続要素(2、52)に固定さ
    れたハウジング部品(16、66)が、前記歯付き接続
    要素(3、53)の前端部(18)に沿って、この接続
    要素と平行に、環状体(17、67)として延びている
    ことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の装
    置。
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