JP2003119443A - 後糊用コールドシール接着剤組成物 - Google Patents
後糊用コールドシール接着剤組成物Info
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- JP2003119443A JP2003119443A JP2001313730A JP2001313730A JP2003119443A JP 2003119443 A JP2003119443 A JP 2003119443A JP 2001313730 A JP2001313730 A JP 2001313730A JP 2001313730 A JP2001313730 A JP 2001313730A JP 2003119443 A JP2003119443 A JP 2003119443A
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- rubber latex
- natural rubber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 後糊方式に要求される形成塗膜の透明性、適
度な剥離強度、剥離時にバリバリ感のないスムーズな剥
離性、耐ブロッキング性、優れた印刷面への接着性、及
び印刷適性を兼ね備える後糊用コールドシール接着剤組
成物を提供する。 【解決手段】 変性天然ゴムラテックスと合成ゴムラテ
ックスからなるゴム系ラテックスに、アクリル系の再剥
離性を有する粘着剤と、ワックス、高級脂肪酸、高級脂
肪酸アミド及び高級脂肪酸の金属塩から選ばれる1種以
上の剥離剤を配合してなる後糊用コールドシール接着剤
組成物。
度な剥離強度、剥離時にバリバリ感のないスムーズな剥
離性、耐ブロッキング性、優れた印刷面への接着性、及
び印刷適性を兼ね備える後糊用コールドシール接着剤組
成物を提供する。 【解決手段】 変性天然ゴムラテックスと合成ゴムラテ
ックスからなるゴム系ラテックスに、アクリル系の再剥
離性を有する粘着剤と、ワックス、高級脂肪酸、高級脂
肪酸アミド及び高級脂肪酸の金属塩から選ばれる1種以
上の剥離剤を配合してなる後糊用コールドシール接着剤
組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙に塗布し、折
り畳み、一定圧力以上で貼り合わせて接着し、開封時は
容易に剥離することができるコールドシール接着剤組成
物に関し、更に詳しくは、用紙に情報が印刷された後、
接着剤を塗布して折り畳み、圧着させる所謂、後糊方式
に適したコールドシール接着剤組成物に関するものであ
る。ここで、印刷される情報としては枠、表題、広告、
説明事項等の共通記載事項と、預金残高等の各個人に関
する情報を記載する事項とがあるが、本発明では、全て
の情報を印刷した後、その上にコールドシール接着剤組
成物を塗布する場合と、共通記載事項を印刷し、この上
にコールドシール接着剤組成物を塗布、その後に個人情
報を印刷して圧着される場合の両方を後糊方式と定義
し、いずれにも対応できるコールドシール接着剤組成物
に関する。
り畳み、一定圧力以上で貼り合わせて接着し、開封時は
容易に剥離することができるコールドシール接着剤組成
物に関し、更に詳しくは、用紙に情報が印刷された後、
接着剤を塗布して折り畳み、圧着させる所謂、後糊方式
に適したコールドシール接着剤組成物に関するものであ
る。ここで、印刷される情報としては枠、表題、広告、
説明事項等の共通記載事項と、預金残高等の各個人に関
する情報を記載する事項とがあるが、本発明では、全て
の情報を印刷した後、その上にコールドシール接着剤組
成物を塗布する場合と、共通記載事項を印刷し、この上
にコールドシール接着剤組成物を塗布、その後に個人情
報を印刷して圧着される場合の両方を後糊方式と定義
し、いずれにも対応できるコールドシール接着剤組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行、官公庁、保険会社、クレジ
ット会社等より個人宛てに発信される個人情報、例えば
預貯金額、残高額、年金情報等を、剥して開くと内部に
記載された情報を見ることができる「親展性葉書」や、
商品宣伝のための「ダイレクトメール」等が、秘密保持
や情報記載量の点から普及している。
ット会社等より個人宛てに発信される個人情報、例えば
預貯金額、残高額、年金情報等を、剥して開くと内部に
記載された情報を見ることができる「親展性葉書」や、
商品宣伝のための「ダイレクトメール」等が、秘密保持
や情報記載量の点から普及している。
【0003】係る親展性葉書等に用いられる用紙は、通
常は粘着性、接着性を示さないが一定以上の圧力がかか
ったときに接着性を示すコールドシール接着剤を塗布し
て接着剤層を形成させ、用紙を折り畳むように接着面同
士を対面させた状態で圧力により接着させて使用される
ものであり、開封時は接着面が汚染されることなく容易
に剥離でき、しかも剥離後はべたつきや再接着を起さな
いことが必要である。
常は粘着性、接着性を示さないが一定以上の圧力がかか
ったときに接着性を示すコールドシール接着剤を塗布し
て接着剤層を形成させ、用紙を折り畳むように接着面同
士を対面させた状態で圧力により接着させて使用される
ものであり、開封時は接着面が汚染されることなく容易
に剥離でき、しかも剥離後はべたつきや再接着を起さな
いことが必要である。
【0004】従来、親展性葉書は、予め接着させる面に
コールドシール接着剤を塗布し乾燥させ、接着剤層を形
成させた用紙に親展情報を印刷し、一定以上の圧力でシ
ールされる方法がとられている(以下、先糊方式と称
す)。しかし、最近では、用紙の使用歩留まり率アップ
やカラー印刷を施したダイレクトメール等にも多用され
て情報量が多くなり、従来のような先糊方式では、その
印刷された分だけ接着剤塗布面積が狭くなり、全体とし
ての接着強度が低下し、接着力にばらつきが生じやすく
なる。このような接着力のばらつきは、開封時の接着剤
層の凝集破壊による印刷面の汚れや、郵便局での葉書分
別作業時に剥離したりして、個人情報の漏洩等の問題が
生じる可能性がある。
コールドシール接着剤を塗布し乾燥させ、接着剤層を形
成させた用紙に親展情報を印刷し、一定以上の圧力でシ
ールされる方法がとられている(以下、先糊方式と称
す)。しかし、最近では、用紙の使用歩留まり率アップ
やカラー印刷を施したダイレクトメール等にも多用され
て情報量が多くなり、従来のような先糊方式では、その
印刷された分だけ接着剤塗布面積が狭くなり、全体とし
ての接着強度が低下し、接着力にばらつきが生じやすく
なる。このような接着力のばらつきは、開封時の接着剤
層の凝集破壊による印刷面の汚れや、郵便局での葉書分
別作業時に剥離したりして、個人情報の漏洩等の問題が
生じる可能性がある。
【0005】これらの問題を解決する手法として、先に
情報等を印刷した用紙に、コールドシール接着剤を塗布
する後糊方式に適した接着剤が提案されている。例え
ば、特開平10−130605号公報では、ゴムラテッ
クス及び変性ゴムラテックスから選択される1種以上の
ラテックス成分と、必要に応じてガラス転移温度が−1
0℃以上のアクリル系樹脂エマルジョンからなる透明皮
膜形成可能なコールドシール接着剤が開示されている。
しかしこの接着剤では、接着性や塗工面の触感は非常に
良いが、剥離時にバリバリとした感じになって剥離感が
悪く、接着性も安定しにくいといった問題がある。
情報等を印刷した用紙に、コールドシール接着剤を塗布
する後糊方式に適した接着剤が提案されている。例え
ば、特開平10−130605号公報では、ゴムラテッ
クス及び変性ゴムラテックスから選択される1種以上の
ラテックス成分と、必要に応じてガラス転移温度が−1
0℃以上のアクリル系樹脂エマルジョンからなる透明皮
膜形成可能なコールドシール接着剤が開示されている。
しかしこの接着剤では、接着性や塗工面の触感は非常に
良いが、剥離時にバリバリとした感じになって剥離感が
悪く、接着性も安定しにくいといった問題がある。
【0006】さらに、特開2001−31933号公報
では、天然ゴム、合成ゴムラテックス及び合成樹脂エマ
ルジョンを基材として、可塑剤を配合する易剥離性接着
剤組成物を印刷面に塗布し湿潤状態で張り合わせる方法
が開示されている。完全に乾燥するまでの養生時間が必
要であり、接着剤層の凝集破壊のため情報面が見難くな
る恐れがある。後糊方式の中でも共通記載事項を印刷
し、その上にコールドシール接着剤を塗布した後に、個
人情報を印刷してシールする方法には不適である。
では、天然ゴム、合成ゴムラテックス及び合成樹脂エマ
ルジョンを基材として、可塑剤を配合する易剥離性接着
剤組成物を印刷面に塗布し湿潤状態で張り合わせる方法
が開示されている。完全に乾燥するまでの養生時間が必
要であり、接着剤層の凝集破壊のため情報面が見難くな
る恐れがある。後糊方式の中でも共通記載事項を印刷
し、その上にコールドシール接着剤を塗布した後に、個
人情報を印刷してシールする方法には不適である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、後糊
方式に要求される形成塗膜の透明性、適度な剥離強度、
剥離時にバリバリ感のないスムーズな剥離性、耐ブロッ
キング性、優れた印刷面への接着性、及び印刷適性を兼
ね備えた後糊用コールドシール接着剤組成物を提供する
ことである。
方式に要求される形成塗膜の透明性、適度な剥離強度、
剥離時にバリバリ感のないスムーズな剥離性、耐ブロッ
キング性、優れた印刷面への接着性、及び印刷適性を兼
ね備えた後糊用コールドシール接着剤組成物を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、変性天然
ゴムラテックス及び合成ゴムラテックスにアクリル系の
再剥離性粘着剤と剥離剤を配合する組成物が、形成塗膜
が透明で、適度な剥離強度、剥離時にバリバリ感のない
スムーズな剥離性を有することを見出し、本発明を完成
するに至った。
題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、変性天然
ゴムラテックス及び合成ゴムラテックスにアクリル系の
再剥離性粘着剤と剥離剤を配合する組成物が、形成塗膜
が透明で、適度な剥離強度、剥離時にバリバリ感のない
スムーズな剥離性を有することを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0009】すなわち、本発明の後糊用コールドシール
接着剤組成物は、固形分換算として、変性天然ゴムラテ
ックス及び合成ゴムラテックスからなるゴム成分100
重量部に対して、アクリル系の再剥離性を有する粘着剤
組成物5〜20重量部、剥離剤3〜15重量部からな
り、好ましくは、変性天然ゴムラテックスがアクリルグ
ラフト天然ゴムラテックスであり、合成ゴムラテックス
がカルボキシル基変性スチレンーブタジエンラテックス
であり、更にアクリルグラフト天然ゴムラテックスとカ
ルボキシル基変性スチレンーブタジエンラテックスの配
合割合が固形重量比で95/5〜60/40である。更
に又、該剥離剤がワックス、高級脂肪酸、高級脂肪酸ア
ミド及び高級脂肪酸の金属塩から選ばれる少なくとも1
種以上、より好ましくはワックス及び高級脂肪酸の金属
塩である。
接着剤組成物は、固形分換算として、変性天然ゴムラテ
ックス及び合成ゴムラテックスからなるゴム成分100
重量部に対して、アクリル系の再剥離性を有する粘着剤
組成物5〜20重量部、剥離剤3〜15重量部からな
り、好ましくは、変性天然ゴムラテックスがアクリルグ
ラフト天然ゴムラテックスであり、合成ゴムラテックス
がカルボキシル基変性スチレンーブタジエンラテックス
であり、更にアクリルグラフト天然ゴムラテックスとカ
ルボキシル基変性スチレンーブタジエンラテックスの配
合割合が固形重量比で95/5〜60/40である。更
に又、該剥離剤がワックス、高級脂肪酸、高級脂肪酸ア
ミド及び高級脂肪酸の金属塩から選ばれる少なくとも1
種以上、より好ましくはワックス及び高級脂肪酸の金属
塩である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を詳細に説明
する。本発明に使用する変性天然ゴムラテックス及び合
成ゴムラテックスにおいて、変性天然ゴムラテックス
は、皮膜は透明であるが、皮膜同士を圧着すると接着力
が強すぎるため単独では使用できないが、合成ゴムラテ
ックスを併用することにより透明性を低下させる事な
く、接着強度を調整することができ後糊用コールドシー
ル接着剤用として使用することができる。変性天然ゴム
ラテックスとしては、天然ゴムに(メタ)アクリル酸エ
ステル系単量体、スチレン、(メタ)アクリロニトリル
から選ばれる1種又は2種以上の単量体をグラフト重合
させたものであり、好ましくは、アクリルグラフト天然
ゴムラテックスである。より好ましくは、形成される塗
膜の透明性及び剥離性の面からメチルメタクリレートグ
ラフト天然ゴムラテックスである。天然ゴムとメチルメ
タクリレートの重量割合は、重量比で90/10〜65
/35の範囲にあるものが好適である。
する。本発明に使用する変性天然ゴムラテックス及び合
成ゴムラテックスにおいて、変性天然ゴムラテックス
は、皮膜は透明であるが、皮膜同士を圧着すると接着力
が強すぎるため単独では使用できないが、合成ゴムラテ
ックスを併用することにより透明性を低下させる事な
く、接着強度を調整することができ後糊用コールドシー
ル接着剤用として使用することができる。変性天然ゴム
ラテックスとしては、天然ゴムに(メタ)アクリル酸エ
ステル系単量体、スチレン、(メタ)アクリロニトリル
から選ばれる1種又は2種以上の単量体をグラフト重合
させたものであり、好ましくは、アクリルグラフト天然
ゴムラテックスである。より好ましくは、形成される塗
膜の透明性及び剥離性の面からメチルメタクリレートグ
ラフト天然ゴムラテックスである。天然ゴムとメチルメ
タクリレートの重量割合は、重量比で90/10〜65
/35の範囲にあるものが好適である。
【0011】合成ゴムラテックスとしては、スチレン−
ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジ
エンゴム(NBR)、メチルメタクリレート−ブタジエ
ンゴム(MBR)、ウレタン(UR)ラテックス等が挙
げられる。好ましくはスチレン−ブタジエンゴム(SB
R)ラテックスであり、より好ましくはカルボキシル基
変性スチレン−ブタジエンゴムラテックスである。該カ
ルボキシル基変性SBRラテックスのガラス転移温度
(以下、Tgと称す)は、−5〜60℃のものが好適で
ある。変性天然ゴムラテックスと合成ゴムラテックスを
併用することでコールドシール特性、特に接着強度と剥
離性のバランスが向上して好ましい。変性天然ゴムラテ
ックスと合成ゴムラテックスの配合割合は、固形重量比
で95/5〜60/40の範囲が好適である。変性天然
ゴムラテックスの配合量が、95部を超える場合は、接
着力が強くなりすぎて印刷情報面を汚したり、耐ブロッ
キン性が低下し、60部より少ない場合は、接着性が低
下し接着強度がでない。
ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジ
エンゴム(NBR)、メチルメタクリレート−ブタジエ
ンゴム(MBR)、ウレタン(UR)ラテックス等が挙
げられる。好ましくはスチレン−ブタジエンゴム(SB
R)ラテックスであり、より好ましくはカルボキシル基
変性スチレン−ブタジエンゴムラテックスである。該カ
ルボキシル基変性SBRラテックスのガラス転移温度
(以下、Tgと称す)は、−5〜60℃のものが好適で
ある。変性天然ゴムラテックスと合成ゴムラテックスを
併用することでコールドシール特性、特に接着強度と剥
離性のバランスが向上して好ましい。変性天然ゴムラテ
ックスと合成ゴムラテックスの配合割合は、固形重量比
で95/5〜60/40の範囲が好適である。変性天然
ゴムラテックスの配合量が、95部を超える場合は、接
着力が強くなりすぎて印刷情報面を汚したり、耐ブロッ
キン性が低下し、60部より少ない場合は、接着性が低
下し接着強度がでない。
【0012】本発明に使用するアクリル系の再剥離性を
有する粘着剤は、適度な接着強度とスムーズな剥離感を
得るために必要である。該粘着剤は、経時で被着体から
糊残りなくきれいに剥がれる一般的に再剥離性粘着剤と
称されるアクリル系(共)重合体を主成分とする粘着剤
であれば特に制限はしない。特にブチルアクリレートや
2−エチルヘキシルアクリレートを主成分とする、高分
子量でゴム弾性を有し、Tgが−50〜−70℃である
再剥離性を有する粘着剤が好ましい。その使用量は、固
形分換算で変性天然ゴムラテックス及び合成ゴムラテッ
クスからなるゴム成分100重量部に対して、5〜20
重量部である。使用量が5重量部より少ない場合は、ス
ムーズな剥離性が得られず、20重量部を超えると、耐
ブロッキング性が低下する。
有する粘着剤は、適度な接着強度とスムーズな剥離感を
得るために必要である。該粘着剤は、経時で被着体から
糊残りなくきれいに剥がれる一般的に再剥離性粘着剤と
称されるアクリル系(共)重合体を主成分とする粘着剤
であれば特に制限はしない。特にブチルアクリレートや
2−エチルヘキシルアクリレートを主成分とする、高分
子量でゴム弾性を有し、Tgが−50〜−70℃である
再剥離性を有する粘着剤が好ましい。その使用量は、固
形分換算で変性天然ゴムラテックス及び合成ゴムラテッ
クスからなるゴム成分100重量部に対して、5〜20
重量部である。使用量が5重量部より少ない場合は、ス
ムーズな剥離性が得られず、20重量部を超えると、耐
ブロッキング性が低下する。
【0013】本発明に使用する剥離剤は、安定したスム
ーズな剥離性、耐ブロッキング性及び再接着性を防止す
るために必要である。該剥離剤としては、シリコン化合
物、フッ素化合物、ワックス、高級脂肪酸、高級脂肪酸
アミド、高級脂肪酸の金属塩等が挙げられるが、好まし
くは、ワックス、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド、高級
脂肪酸の金属塩である。これらの群より少なくとも1種
以上使用することができる。
ーズな剥離性、耐ブロッキング性及び再接着性を防止す
るために必要である。該剥離剤としては、シリコン化合
物、フッ素化合物、ワックス、高級脂肪酸、高級脂肪酸
アミド、高級脂肪酸の金属塩等が挙げられるが、好まし
くは、ワックス、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド、高級
脂肪酸の金属塩である。これらの群より少なくとも1種
以上使用することができる。
【0014】ワックスとしては、パラフィンワックス、
マイクロワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピ
レンワックス、カルバナワックス、モンタン酸エステル
ワックス等が挙げられ、変性天然ゴムラテックスや合成
ゴムラテックスとの相溶性が良好なことからパラフィン
ワックス及びマイクロワックスが好ましい。
マイクロワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピ
レンワックス、カルバナワックス、モンタン酸エステル
ワックス等が挙げられ、変性天然ゴムラテックスや合成
ゴムラテックスとの相溶性が良好なことからパラフィン
ワックス及びマイクロワックスが好ましい。
【0015】高級脂肪酸としては、好ましくはステアリ
ン酸及びその誘導体であり、ステアリン酸、ステアリン
酸アミド、メチロールステアリン酸アミド、エチレンビ
スステアリン酸アミド、ステアリン酸カルシウム、ステ
アリン酸亜鉛等が挙げられ、より好ましくは高級脂肪酸
の金属塩であるステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
亜鉛である。特に、ワックスとステアリン酸金属塩を併
用して使用すると安定したスムーズな剥離性、耐ブロッ
キング性、再接着性の防止に効果が大きい。
ン酸及びその誘導体であり、ステアリン酸、ステアリン
酸アミド、メチロールステアリン酸アミド、エチレンビ
スステアリン酸アミド、ステアリン酸カルシウム、ステ
アリン酸亜鉛等が挙げられ、より好ましくは高級脂肪酸
の金属塩であるステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
亜鉛である。特に、ワックスとステアリン酸金属塩を併
用して使用すると安定したスムーズな剥離性、耐ブロッ
キング性、再接着性の防止に効果が大きい。
【0016】上記の剥離剤の使用量は、固形分換算で変
性天然ゴムラテックス及び合成ゴムラテックスからなる
ゴム成分100重量部に対して、3〜15重量部であ
る。その使用量が3重量部より少ない場合、スムーズな
剥離性や耐ブロッキン性が得られなく、15重量部を超
える場合には、透明性が低下し、接着強も度低下する。
特に好ましい実施態様としては、ワックス類及びステア
リン酸金属塩を、水性分散液としてゴムラテックスに配
合する。ワックス類及びステアリン酸金属塩のそれぞれ
の使用割合は、固形分換算で変性天然ゴムラテックス及
び合成ゴムラテックスからなるゴム成分100重量部に
対して、ワックス類の使用量が2〜10重量部、ステア
リン酸金属塩1〜5重量部が好適である。
性天然ゴムラテックス及び合成ゴムラテックスからなる
ゴム成分100重量部に対して、3〜15重量部であ
る。その使用量が3重量部より少ない場合、スムーズな
剥離性や耐ブロッキン性が得られなく、15重量部を超
える場合には、透明性が低下し、接着強も度低下する。
特に好ましい実施態様としては、ワックス類及びステア
リン酸金属塩を、水性分散液としてゴムラテックスに配
合する。ワックス類及びステアリン酸金属塩のそれぞれ
の使用割合は、固形分換算で変性天然ゴムラテックス及
び合成ゴムラテックスからなるゴム成分100重量部に
対して、ワックス類の使用量が2〜10重量部、ステア
リン酸金属塩1〜5重量部が好適である。
【0017】上記の後糊用コールドシール接着剤組成物
は、情報等を印刷された面に塗布して使用されるが、情
報等が印刷されていない他面にも塗布、圧着して使用で
きる。
は、情報等を印刷された面に塗布して使用されるが、情
報等が印刷されていない他面にも塗布、圧着して使用で
きる。
【0018】本発明の後糊用コールドシール接着剤組成
物は、必要に応じて公知の添加剤である水溶性樹脂、界
面活性剤、可塑剤、顔料、粘性調整剤、消泡剤、防腐
剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線安定
剤、凍結防止剤等を本発明の効果を損なわない範囲で配
合することができる。
物は、必要に応じて公知の添加剤である水溶性樹脂、界
面活性剤、可塑剤、顔料、粘性調整剤、消泡剤、防腐
剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線安定
剤、凍結防止剤等を本発明の効果を損なわない範囲で配
合することができる。
【0019】
【実施例】以下実施例により本発明を説明するが、本発
明はこれらの実施例により制限されるものではない。な
お、実施例における部は重量部を示し、%は重量%を示
す。
明はこれらの実施例により制限されるものではない。な
お、実施例における部は重量部を示し、%は重量%を示
す。
【0020】実施例1
配合容器に変性天然ゴムラテックスとして、市販されて
いるメガテックスMG−15(GREEN HPSP
(M)SDN BHD製、天然ゴム/MMA=85/1
5(%)、固形分濃度50%)168部を計量して攪拌
しながら、カルボキシル基変性SBRラテックスB−2
を32部(旭化成工業(株)製 L−2301(固形分
濃度50%))、アクリル系の再剥離性粘着剤ATR−
71を24部(サイデン化学(株)製 サイビノールA
TR−71(固形分濃度50%))、ワックスエマルシ
ョンPC−10を12部(サイデン化学(株)製 サイ
ビノールPC−10(固形分濃度50%))、ステアリ
ン酸カルシウム水分散液C−104HSを3.6部(サ
ンノプコ(株)製 ノプコートC−104HS(固形分
濃度55%))を配合し、水、アンモニア水、増粘剤
(水溶液タイプ)を添加、調製して得た後糊用コールド
シール接着剤は、固形分濃度38%、粘度270mPa
・s/25℃、pH10であった。該接着剤を上質紙に
文字、枠等の印刷を施した印刷面に2g/m2・dry
になるように塗布し、80℃の熱風乾燥機で1分間乾燥
させ試料を作成した。該試料について、接着強度、耐ブ
ロッキング性、透明性、印刷適性、表面タック、剥離感
を評価した。その結果すべて良好であった。結果は表1
に示す。
いるメガテックスMG−15(GREEN HPSP
(M)SDN BHD製、天然ゴム/MMA=85/1
5(%)、固形分濃度50%)168部を計量して攪拌
しながら、カルボキシル基変性SBRラテックスB−2
を32部(旭化成工業(株)製 L−2301(固形分
濃度50%))、アクリル系の再剥離性粘着剤ATR−
71を24部(サイデン化学(株)製 サイビノールA
TR−71(固形分濃度50%))、ワックスエマルシ
ョンPC−10を12部(サイデン化学(株)製 サイ
ビノールPC−10(固形分濃度50%))、ステアリ
ン酸カルシウム水分散液C−104HSを3.6部(サ
ンノプコ(株)製 ノプコートC−104HS(固形分
濃度55%))を配合し、水、アンモニア水、増粘剤
(水溶液タイプ)を添加、調製して得た後糊用コールド
シール接着剤は、固形分濃度38%、粘度270mPa
・s/25℃、pH10であった。該接着剤を上質紙に
文字、枠等の印刷を施した印刷面に2g/m2・dry
になるように塗布し、80℃の熱風乾燥機で1分間乾燥
させ試料を作成した。該試料について、接着強度、耐ブ
ロッキング性、透明性、印刷適性、表面タック、剥離感
を評価した。その結果すべて良好であった。結果は表1
に示す。
【0021】実施例2〜7
実施例1と同様に、表1に記載の配合割合により後糊用
コールドシール接着剤を調製した。同様に評価し、すべ
て良好であった。結果を表1に示す。
コールドシール接着剤を調製した。同様に評価し、すべ
て良好であった。結果を表1に示す。
【0022】比較例1
実施例1の変性天然ゴムラテックスを天然ゴムラテック
スに変える以外は、全く同様に配合して後糊用コールド
シール接着剤を調整した。実施例1と同様に評価した結
果は、透明性、表面タック及び剥離感は良好であった
が、接着強度、耐ブロッキング性及び印刷適性が不適で
あった。結果は表2に示す。
スに変える以外は、全く同様に配合して後糊用コールド
シール接着剤を調整した。実施例1と同様に評価した結
果は、透明性、表面タック及び剥離感は良好であった
が、接着強度、耐ブロッキング性及び印刷適性が不適で
あった。結果は表2に示す。
【0023】比較例2〜7
比較例2は、実施例1のアクリル系の再剥離性粘着剤に
換えて汎用粘着剤を配合した例であり、比較例3は、実
施例1のカルボキシル基変性SBRラテックスを配合し
なかった例である。比較例4は、変性天然ゴムラテック
スとカルボキシル基変性SBRラテックスの配合割合が
本発明の範囲を外れる例で、比較例5及び6は、アクリ
ル系の再剥離性粘着剤が本発明の範囲を外れる例であ
る。比較例7は、剥離剤が本発明の範囲を外れる例であ
る。実施例1と同様に調製し、同様に評価した。結果は
表2に示す。
換えて汎用粘着剤を配合した例であり、比較例3は、実
施例1のカルボキシル基変性SBRラテックスを配合し
なかった例である。比較例4は、変性天然ゴムラテック
スとカルボキシル基変性SBRラテックスの配合割合が
本発明の範囲を外れる例で、比較例5及び6は、アクリ
ル系の再剥離性粘着剤が本発明の範囲を外れる例であ
る。比較例7は、剥離剤が本発明の範囲を外れる例であ
る。実施例1と同様に調製し、同様に評価した。結果は
表2に示す。
【0024】(表1及び表2の材料は、すべて固形分換
算にて表記した)
算にて表記した)
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】表1及び2に記載の材料は、下記の略号で
示す。 ・天然ゴムラテックス:固形分濃度 60% ・変性天然ゴムラテックス MG−15:GREEN HPSP(M)SDN BH
D製、商品名メガテックスMG−15、天然ゴム/MM
A=85/15(%)、70Pa・s/25℃、pH
9.5、固形分濃度50% MG−25:(株)レヂテックス製、商品名レヂテック
スMG−25,天然ゴム/MMA=75/25(%)、
粘度30Pa・s/25℃、pH10、固形分濃度55
% ・カルボキシル基変性SBRラテックス B−1:旭化成工業(株)製 L−5930、Tg−5
℃、固形分濃度50% B−2:旭化成工業(株)製 L−2301、Tg18
℃、固形分濃度50% B−3:旭化成工業(株)製 L−7708、Tg32
℃、固形分濃度50% B−4:日本ゼオン(株)製 2507H、Tg58
℃、固形分濃度52%・アクリル系の再剥離性粘着剤 ATR−71 :サイデン化学(株)製 サイビノール
ATR−71、2− エチルヘキシルアクリレート系、Tg−69℃、固形分
濃度50% ATR−185:サイデン化学(株)製 サイビノール
ATR−185、2−エチルヘキシルアクリレート/ブ
チルアクリレート系、Tg−62.5℃、固形分濃度4
8% ・汎用粘着剤 AC−60 :サイデン化学(株)製 サイビノール
AC−60、2−エチルヘキシルアクリレート/ブチル
アクリレート/酢酸ビニル系、Tg−43、固形分濃度
48% ・剥離剤 ワックスエマルションPC−10:サイデン化学(株)
製 サイビノールPC−10、パラフィン系ワックスエ
マルション、固形分濃度50% ステアリン酸カルシウム水性分散液C−104HS:サ
ンノプコ(株)製 ノプコートC−104HS、固形分
濃度55%
示す。 ・天然ゴムラテックス:固形分濃度 60% ・変性天然ゴムラテックス MG−15:GREEN HPSP(M)SDN BH
D製、商品名メガテックスMG−15、天然ゴム/MM
A=85/15(%)、70Pa・s/25℃、pH
9.5、固形分濃度50% MG−25:(株)レヂテックス製、商品名レヂテック
スMG−25,天然ゴム/MMA=75/25(%)、
粘度30Pa・s/25℃、pH10、固形分濃度55
% ・カルボキシル基変性SBRラテックス B−1:旭化成工業(株)製 L−5930、Tg−5
℃、固形分濃度50% B−2:旭化成工業(株)製 L−2301、Tg18
℃、固形分濃度50% B−3:旭化成工業(株)製 L−7708、Tg32
℃、固形分濃度50% B−4:日本ゼオン(株)製 2507H、Tg58
℃、固形分濃度52%・アクリル系の再剥離性粘着剤 ATR−71 :サイデン化学(株)製 サイビノール
ATR−71、2− エチルヘキシルアクリレート系、Tg−69℃、固形分
濃度50% ATR−185:サイデン化学(株)製 サイビノール
ATR−185、2−エチルヘキシルアクリレート/ブ
チルアクリレート系、Tg−62.5℃、固形分濃度4
8% ・汎用粘着剤 AC−60 :サイデン化学(株)製 サイビノール
AC−60、2−エチルヘキシルアクリレート/ブチル
アクリレート/酢酸ビニル系、Tg−43、固形分濃度
48% ・剥離剤 ワックスエマルションPC−10:サイデン化学(株)
製 サイビノールPC−10、パラフィン系ワックスエ
マルション、固形分濃度50% ステアリン酸カルシウム水性分散液C−104HS:サ
ンノプコ(株)製 ノプコートC−104HS、固形分
濃度55%
【0027】試験方法
(1)接着強度
上質紙に文字、枠等の印刷を施した印刷面にコールドシ
ール接着剤を2g/m 2・dryになるように塗布し、
80℃の熱風乾燥機で1分間乾燥させ試料を作成した。
上記で得られた試料を23℃、65%RHの雰囲気中
で、メールシーラー(日本理化製紙(株)製)にて、ギ
ャップ10の条件で、試料の塗布面同士を圧着し、20
分間放置する。上記の雰囲気中で、圧着した試料を15
0mm×100mmの大きさに切りオートグラフ
((株)島津製作所 製)にて、T字型剥離方法で接着
強度を測定し評価した。 ○:350〜150g/100mm △:150g/100mm未満 ×:350g/100mmを超える場合又は試料を破る
ール接着剤を2g/m 2・dryになるように塗布し、
80℃の熱風乾燥機で1分間乾燥させ試料を作成した。
上記で得られた試料を23℃、65%RHの雰囲気中
で、メールシーラー(日本理化製紙(株)製)にて、ギ
ャップ10の条件で、試料の塗布面同士を圧着し、20
分間放置する。上記の雰囲気中で、圧着した試料を15
0mm×100mmの大きさに切りオートグラフ
((株)島津製作所 製)にて、T字型剥離方法で接着
強度を測定し評価した。 ○:350〜150g/100mm △:150g/100mm未満 ×:350g/100mmを超える場合又は試料を破る
【0028】(2)耐ブロッキング性
(1)の接着強度試験で調整した試料を2cm×2cm
の大きさに切り、塗布面同士を合わせ、1Kg/cm2
になるように荷重して23℃、65%RHの雰囲気中に
24時間放置後、接合面を手ではがし剥がれ方を観察し
評価した。 ○:軽く剥がれる △:やや力がいるが剥がれる ×:接着し紙破する
の大きさに切り、塗布面同士を合わせ、1Kg/cm2
になるように荷重して23℃、65%RHの雰囲気中に
24時間放置後、接合面を手ではがし剥がれ方を観察し
評価した。 ○:軽く剥がれる △:やや力がいるが剥がれる ×:接着し紙破する
【0029】(3)透明性
(1)接着強度試験で調整した試料について、コールド
シール接着剤を塗布しなかった印刷を施した上質紙と比
較し、印刷面の鮮明さを評価した。 ○:塗布前とほとんど差がなく、印刷面が見える ×:印刷面が白っぽく、不鮮明さがある
シール接着剤を塗布しなかった印刷を施した上質紙と比
較し、印刷面の鮮明さを評価した。 ○:塗布前とほとんど差がなく、印刷面が見える ×:印刷面が白っぽく、不鮮明さがある
【0030】(4)印刷適性
レーザープリンターを使用して、(1)接着強度試験で
調整した試料に文字、枠等を印刷し、印刷状態を評価し
た。 ○:文字、枠等が鮮明に印刷されている ×:文字、枠等のかすれや不鮮明さが発生する
調整した試料に文字、枠等を印刷し、印刷状態を評価し
た。 ○:文字、枠等が鮮明に印刷されている ×:文字、枠等のかすれや不鮮明さが発生する
【0031】(5)剥離感
(1)の接着強度試験で得た圧着した150mm×10
0mmの大きさの試験片を手ではがし、その際の剥がれ
方を評価した。 ○:バリバリ感がなくスムーズに剥がれる。 ×:バリバリ感があるか、又は紙破する
0mmの大きさの試験片を手ではがし、その際の剥がれ
方を評価した。 ○:バリバリ感がなくスムーズに剥がれる。 ×:バリバリ感があるか、又は紙破する
【0032】(6)表面タック性
(5)の剥離感を試験した後の試験片について、接着剤
の塗布面のタック感を指触にて評価した。 ○:指に付くことなくタック感がない ×:指に付く感じがする
の塗布面のタック感を指触にて評価した。 ○:指に付くことなくタック感がない ×:指に付く感じがする
【0033】
【発明の効果】本発明は、変性天然ゴムラテックスと合
成ゴムラテックスからなるゴム系ラテックスにアクリル
系の再剥離性を有する粘着剤と剥離剤を配合すること
で、後糊方式に要求される形成塗膜の透明性、適度な剥
離強度、剥離時にバリバリ感のないスムーズな剥離性、
耐ブロッキング性、優れた印刷面への接着性、及び印刷
適性を兼ね備えているので、後糊用コールドシール接着
剤組成物として使用できる。
成ゴムラテックスからなるゴム系ラテックスにアクリル
系の再剥離性を有する粘着剤と剥離剤を配合すること
で、後糊方式に要求される形成塗膜の透明性、適度な剥
離強度、剥離時にバリバリ感のないスムーズな剥離性、
耐ブロッキング性、優れた印刷面への接着性、及び印刷
適性を兼ね備えているので、後糊用コールドシール接着
剤組成物として使用できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 固形分換算として、変性天然ゴムラテッ
クス及び合成ゴムラテックスからなるゴム成分100重
量部に対して、アクリル系の再剥離性を有する粘着剤組
成物5〜20重量部、剥離剤3〜15重量部からなる後
糊用コールドシール接着剤組成物。 - 【請求項2】 変性天然ゴムラテックスがアクリルグラ
フト天然ゴムラテックスであり、合成ゴムラテックスが
カルボキシル基変性スチレンーブタジエンラテックスで
あり、アクリルグラフト天然ゴムラテックスとカルボキ
シル基変性スチレンーブタジエンラテックスの配合割合
が、固形重量比で95/5〜60/40である請求項1
記載の後糊用コールドシール接着剤組成物。 - 【請求項3】 剥離剤がワックス、高級脂肪酸、高級脂
肪酸アミド及び高級脂肪酸の金属塩から選ばれる少なく
とも1種以上からなる請求項1又は2に記載の後糊用コ
ールドシール剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313730A JP2003119443A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 後糊用コールドシール接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313730A JP2003119443A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 後糊用コールドシール接着剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003119443A true JP2003119443A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19132159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001313730A Pending JP2003119443A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 後糊用コールドシール接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003119443A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005139397A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-02 | Hokuetsu Paper Mills Ltd | 再剥離性圧着記録用紙 |
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JP2007099797A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Aica Kogyo Co Ltd | 水系接着剤組成物およびそれを用いた情報担持シート |
JP2008163095A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Dic Corp | エマルジョン型粘着剤および粘着シート |
JP2014046536A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Fujicopian Co Ltd | 感圧転写修正テープ |
WO2017038915A1 (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | リンテック株式会社 | 粘着剤組成物及び粘着シート |
JP2017128651A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 共同印刷株式会社 | 剥離性感圧接着シート |
JP2017128645A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 共同印刷株式会社 | 剥離性感圧接着剤組成物 |
CN111154431A (zh) * | 2020-01-17 | 2020-05-15 | 太仓斯迪克新材料科技有限公司 | 胶黏剂及其制备方法、行李标签及其制备方法 |
JP7217481B1 (ja) | 2022-03-18 | 2023-02-03 | サイデン化学株式会社 | 撥水コーティング組成物 |
-
2001
- 2001-10-11 JP JP2001313730A patent/JP2003119443A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107922809A (zh) * | 2015-09-01 | 2018-04-17 | 琳得科株式会社 | 粘合剂组合物及粘合片 |
WO2017038915A1 (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | リンテック株式会社 | 粘着剤組成物及び粘着シート |
CN107922809B (zh) * | 2015-09-01 | 2020-11-06 | 琳得科株式会社 | 粘合剂组合物及粘合片 |
JP2017128651A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 共同印刷株式会社 | 剥離性感圧接着シート |
JP2017128645A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 共同印刷株式会社 | 剥離性感圧接着剤組成物 |
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JP7217481B1 (ja) | 2022-03-18 | 2023-02-03 | サイデン化学株式会社 | 撥水コーティング組成物 |
JP2023137960A (ja) * | 2022-03-18 | 2023-09-29 | サイデン化学株式会社 | 撥水コーティング組成物 |
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