Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2003110850A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

Info

Publication number
JP2003110850A
JP2003110850A JP2001295147A JP2001295147A JP2003110850A JP 2003110850 A JP2003110850 A JP 2003110850A JP 2001295147 A JP2001295147 A JP 2001295147A JP 2001295147 A JP2001295147 A JP 2001295147A JP 2003110850 A JP2003110850 A JP 2003110850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
deviation
threshold
concave
convex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001295147A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Shirai
克佳 白井
Toshiyuki Matsuo
敏之 松尾
Kenichi Taguchi
憲一 田口
Tomohiko Nakano
智彦 中野
Kazuhiro Kamiya
和宏 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2001295147A priority Critical patent/JP2003110850A/ja
Priority to DE10244750A priority patent/DE10244750A1/de
Priority to US10/254,843 priority patent/US6785639B2/en
Publication of JP2003110850A publication Critical patent/JP2003110850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D1/00Measuring arrangements giving results other than momentary value of variable, of general application
    • G01D1/18Measuring arrangements giving results other than momentary value of variable, of general application with arrangements for signalling that a predetermined value of an unspecified parameter has been exceeded

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス抜けを生じることなく、安定した2値
化信号を出力する。 【解決手段】 センサ信号のピーク値とボトム値を記憶
し(S9,S6)、ピーク値とボトム値とに基づいて閾
値を設定し(S21,S22)、センサ信号と閾値とを
比較(S14、S16)して、2値化信号の出力(S1
8)を行なう信号処理装置において、ピーク値とボトム
値とに基づき基準値を求める(S19)。そして、基準
値とピーク値との凸偏差、基準値とボトム値との凹偏差
をそれぞれ求め(S20)、所定期間での凸偏差の平均
値(ΣB(N)/N)または凹偏差の平均値(ΣA
(N)/N)に対する比率x%により閾値を設定(S2
1,S22)し、所定期間でのピーク値(B(1),・
・,B(N))またはボトム値(A(1),・・,A
(N))の最小値がその閾値以下である場合には、閾値
を最小値に対する比率y%(S21、S22)とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサ信号を2値
化する信号処理装置に関するものであり、特に、センサ
信号のピーク値およびボトム値を基にして閾値を求め、
その閾値によりセンサ信号の2値化信号を図るようにし
た信号処理装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、センサからの出力信号のピーク値
をホールドすると共にセンサからの出力信号のボトム値
をホールドし、ホールドされたピーク値とボトム値とか
ら閾値を設定し、センサの出力信号と閾値とを比較し
て、その大小関係により2値化信号を出力するようにし
たセンサ信号処理装置が知られている(例えば、特開平
6−300584号公報)。
【0003】この様に、ピーク値とボトム値とから閾値
を設定するようにした装置では、磁界に比例した電圧を
センサ信号として、このセンサ信号の電圧のピーク値と
ボトム値に対し、それぞれ固定されたパーセンテージを
掛け合わせて閾値を設定し、パーセンテージを掛け合わ
せた閾値を基にして、センサ信号の2値化を図るように
したものが、例えば、特開平10−73454号公報に
開示されている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】上記した公報の如
く、センサ信号の電圧のピーク値とボトム値に対し、パ
ーセンテージを掛け合わせそれを閾値として、センサ信
号の2値化を図る場合には、ピーク値からのパーセンテ
ージに基づき上の閾値が1つ決まり、ボトム値からのパ
ーセンテージに基づき下の閾値が1つ決まる。従って、
この2つの閾値により、センサ信号を2値化することは
できるが、例えば、回転を行なうロータとセンサとの位
置関係、或いは、ロータに形成された歯またはスリット
の製品精度によって、図9に示す様に、パーセンテージ
から決定された2つの閾値の範囲以内でセンサ信号が変
化した場合には、センサ信号に対する整形時(2値化信
号生成時)には、時間間隔t1、t2の後には所定時間
の間波形が現れずパルス抜けが生じ、正確な2値化信号
を作ることができないといったことが起こり得る。よっ
て、センサ信号を基にして2値化を行なった場合には周
期が変動し易く、安定した信号を出力できなくなってし
まう。
【0005】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、パルス抜けを生じることなく、安定
した信号を出力する信号処理装置とすることを技術的課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた第1の技術的手段は、センサ信号のピーク値
を記憶するピーク値記憶手段(S9)と、前記センサ信
号のボトム値を記憶するボトム値記憶手段(S6)と、
記憶された前記ピーク値と前記ボトム値とに基づき、閾
値を設定する閾値設定手段(S21,S22,S26,
S27)と、前記センサ信号と設定された閾値とを比較
して、2値化信号の出力を行なう出力手段(S18)
と、を備える信号処理装置において、前記ピーク値と前
記ボトム値とに基づき、基準値を求める基準値設定手段
(S19,S24)と、前記基準値と前記ピーク値との
凸偏差、及び、前記基準値と前記ボトム値との凹偏差を
求める偏差算出手段(S20,S25)と、を更に備
え、前記閾値設定手段は、所定期間での前記凸偏差また
は凹偏差の平均値に対する第1比率により閾値を設定
(S21,S22,S26,S27)し、前記所定期間
での前記凸偏差または上記凹偏差の最小値が前記閾値以
下である場合には、前記閾値を前記最小値に対する第2
比率としたこと(S21,S22,S26,S27)で
ある。
【0007】上記した手段によれば、ピーク値とボトム
値とに基づいて基準値を求め、基準値とピーク値との凸
偏差、及び、基準値とボトム値との凹偏差を求める。そ
して、所定期間での凸偏差または凹偏差の平均値に対す
る第1比率(x%)により閾値を設定するのであるが、
所定期間での凸偏差または凹偏差の最小値が閾値以下で
ある場合には、その閾値を最小値に対する第2比率(y
%)となるようにしたので、所定期間における凸偏差や
凹偏差の最小値よりも下に閾値が設定され、その閾値に
よりセンサ信号は2値化される。よって、ピーク値、ボ
トム値が検出されれば、パルス抜けを生じることなく、
正確な2値化信号が信号処理装置から出力される。
【0008】この場合、閾値設定手段は、所定期間内で
の凸偏差または凹偏差の平均値に対する第1比率と、所
定期間での凸偏差または凹偏差の最小値に対する第2比
率とを比較し、小さい側に基づいて閾値が設定されれ
ば、所定期間内での凸偏差または凹偏差の平均値に対す
る第1比率と、所定期間での凸偏差または凹偏差の最小
値に対する第2比率の小さい側に基づき閾値が設定され
るので、両者の小さい側の値に基づき閾値が設定され、
ピーク値、ボトム値は小さくとも必ず閾値より大きくな
るので、パルス抜けを生じることはない。よって、正確
な2値化信号が信号処理装置から出力される。
【0009】また、上記の課題を解決するために講じた
第2の技術的手段は、センサ信号のピーク値を記憶する
ピーク値記憶手段(S9)と、前記センサ信号のボトム
値を記憶するボトム値記憶手段(S6)と、記憶された
前記ピーク値と前記ボトム値とに基づき、閾値を設定す
る閾値設定手段(S21a,S22a,S26a,S2
7a)と、前記センサ信号と設定された閾値とを比較
(S14,S16)して、2値化信号の出力を行なう出
力手段(S18)と、を備える信号処理装置において、
前記ピーク値と前記ボトム値とに基づき、基準値を求め
る基準値設定手段(S19,S24)と、前記基準値と
前記ピーク値との凸偏差、及び、前記基準値と前記ボト
ム値との凹偏差を求める偏差算出手段(S20,S2
5)と、を更に備え、前記閾値設定手段は、所定期間で
の複数の前記凸偏差または凹偏差の中で中央値を求め、
該中央値に対する第1比率により閾値を設定(S21
a,S22a,S26a,S27a)し、前記所定期間
での前記凸偏差または前記凹偏差の最小値が前記閾値以
下である場合(S14,S16)には、前記閾値を前記
所定期間での前記凸偏差または前記凹偏差に対する第2
比率とする(S21a,S22a,S26a,S27
a)ようにしたことである。
【0010】上記の手段によれば、ピーク値とボトム値
とに基づいて基準値を求め、基準値とピーク値との凸偏
差、及び、基準値とボトム値との凹偏差を求める。そし
て、所定期間での複数の凸偏差または凹偏差の中で中央
値を求め、その中央値に対しての第1比率(x%)によ
り閾値を設定するのであるが、所定期間での凸偏差また
は凹偏差の最小値が閾値以下である場合には、閾値を所
定期間での凸偏差または凹偏差に対する第2比率(y
%)となるようにしたので、所定期間におけるピーク値
やボトム値の最小値よりも下に閾値が設定され、その閾
値によりセンサ信号は2値化される。よって、ピーク
値、ボトム値が検出されれば、パルス抜けを生じること
なく、正確な2値化信号が信号処理装置から出力され
る。
【0011】この場合、閾値設定手段は、所定期間内で
の凸偏差または凹偏差の中央値に対する第1比率と、所
定期間での凸偏差または凹偏差の最小値に対する第2比
率とを比較し、小さい側に基づき閾値が設定されれば、
所定期間内での凸偏差または凹偏差の中央値に対する第
1比率と、所定期間での凸偏差または凹偏差の最小値に
対する第2比率の小さい側に基づき閾値が設定されるの
で、両者の小さい側の値に基づき閾値が設定され、ピー
ク値、ボトム値は小さくとも必ず閾値より大きくなるの
で、パルス抜けを生じることはない。よって、正確な2
値化信号が信号処理装置から出力される。
【0012】この場合、所定時間での前記凸偏差または
凹偏差のうち、最小値または最大値から所定数は閾値設
定に用いないようにすれば、ふらつきのない安定したセ
ンサ信号により、2値化信号が出力される。
【0013】また、基準値は、ピーク値およびボトム値
の平均値であれば、ピーク値とボトム値との平均値を基
準として、閾値が設定される。
【0014】尚、凸偏差、凹偏差の中央値を求める場合
には、所定期間内におけるセンサ信号入力タイミングで
の凸偏差、凹偏差の記憶領域は偶数倍(N=2n n:
整数)であっても奇数倍(N=2n+1)であって良
く、例えば、偶数倍の場合には、最小値から最大値まで
順番に並べた場合における中央の値(2つ)のいずれ
か、または、中央の値(2つ)の平均値を用いる。ま
た、奇数倍(N=2n+1n:整数)であると、その中
央値が1つに確定されるために、その中央の値は容易に
求まる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0016】図1は信号処理装置1の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、回転を行なうロータ3には
外周に複数個の歯が設けられ、図示しないマグネットお
よびコイルを内部に備えたセンサ2が、ロータ3の歯に
近接した状態となっている。この構成において、ロータ
3が回転すると、センサ2はマグネットからロータ3に
対して出る磁束がロータ3の歯の位置により変化する。
その結果、磁気検出素子の出力が変化し、これがロータ
3の回転速度に比例したセンサ信号となる。
【0017】この様にして得られたセンサ信号に対し、
信号処理装置1はセンサ信号の状態に基づいて閾値を設
定し、設定された閾値によって高電位(Hi)と低電位
(Lo)とに信号状態が切り換わる2値化信号を出力す
る。尚、本実施形態においては、信号処理装置1の内部
処理はセンサ信号を入力し、ソフトウェアにより演算処
理を行なって2値化信号を出力する例を以下に示すが、
これに限定されるものではなく、ハードウェアにより行
なっても良い。また、本実施形態においては、ロータ3
に歯が形成されたものを示すが、ロータ3にスリットが
形成されていても良い。
【0018】(第1実施形態)そこで、信号処理装置1
の処理について、図2を参照して、第1実施形態を説明
する。信号処理装置1は、図2において、最初、ステッ
プS1にて、センサ信号のボトム値の検出フラグI、ピ
ーク値の検出フラグJ、センサ信号の所定状態を示す状
態フラグK,Mをそれぞれクリア(=0)して、更に、
回数カウンタNをN=0として設定する。その後、ステ
ップS2にて基準値、凹閾値、凸閾値に任意の初期値を
設定する。そして、ステップS3にてセンサ信号の入力
を行ない、センサ信号を図示しないCPUの内部に入力
する。その後、ステップ(S4,S7)では入力された
センサ信号から、センサ信号のボトム値(凹値)および
ピーク値(凸値)を検出し、ボトム値およびピーク値が
検出されると、ステップ(S5,S8)にて、ボトム値
検出フラグIおよびピーク値検出フラグJをそれぞれセ
ット(=1)した後、ステップ(S6,S9)では公知
の方法を用いて、センサ信号のボトム値(凹値)および
ピーク値(凸値)をCPU内の所定メモリ(ここでは、
凹(N),凸(N))に記憶する。尚、本実施形態にお
いては、これに限定されるものではないが、センサ信号
の状態を記憶するメモリの数は、例えば、N=0〜63
までとし、凹(N),凸(N)は、回数カウンタのカウ
ンタ値をポインタの位置として、センサ信号の状態がそ
れぞれ凹側、凸側で64個の連続したアドレス領域に記
憶される。この場合、センサ信号からボトム値およびピ
ーク値を順次記憶する方法は、既に公知(例えば、特開
平6−300584号公報等を参照)であることから、
ここでは詳細な説明を省略する。ステップ(S6,S
9)にてボトム値とピーク値が双方記憶されると、次の
ステップS10ではI=0またはJ=0とはならずに、
ステップS10の条件が不成立となり、ステップS11
に進む。ステップS11では、状態フラグMのセット
(=1)あるいはボトム値(凹値)およびピーク値(凸
値)の検出回数のカウンタ値Nを判定しており、状態フ
ラグMがセットされておらず(=0)、かつ、カウンタ
値Nが64でない場合には、ステップS11の条件は不
成立となり、図3のS19に進む。ステップS19で
は、基準値(ここでは、メモリに記憶された回数(=N
回)分のボトム値とピーク値との平均値)を次式から算
出する。
【0019】 基準値=Σ{(凹(N)+凸(N))/2}/N ステップS19にて基準値が求められると、次に、ステ
ップS20にて、基準値を中心として、凸側の偏差と凹
側での偏差が算出される。
【0020】 凹偏差A(N)=基準値−凹(N) 凸偏差B(N)=凸(N)−基準値 つまり、ここでは、凹凸の平均による基準値を中心とし
た偏差が求められる。次のステップS21およびステッ
プS22では、これまでの演算により求めた基準値、お
よび、凹凸の偏差に基づき、基準値を基準とした凹側で
の閾値の設定および凸側での閾値の設定が、次式により
求められる。
【0021】凹閾値←MIN{ΣA(N)/N・x%,
A(1)〜A(N)の最小値・y%} 凸閾値←MIN{ΣB(N)/N・x%,B(1)〜B
(N)の最小値・y%} つまり、今まで算出した凹側での凹偏差A(N)の平均
値に対して、その平均値を100%、基準値を0%とし
た場合に所定の比率x%(例えば、数10%)を凹偏差
の平均と掛け合わせた値と、今までメモリに記憶された
凹偏差A(1)〜A(N)までの中での最小値に対して
所定の比率y%(例えば、数10%)を掛け合わせた値
とを比較して、その2つの値の小さい方の値を凹側の閾
値として設定する。これと同様にして、今まで算出した
凸側での凸偏差B(N)の平均値に対して、その平均値
を100%、基準値を0%とした場合の所定の比率x%
(例えば、数10%)を掛け合わせた値と、今までメモ
リに記憶された凸偏差B(1)〜B(N)までの中での
最小値に対して所定の比率y%(例えば、数10%)を
掛け合わせた値とを比較して、その2つの値の小さい方
の値を凸側の閾値として設定する。
【0022】つまり、ステップS21およびステップS
22では、センサ信号からピーク値とボトム値からその
平均となる基準値を求め、プログラムがステップS20
を通るタイミングにて、基準値を基準とした凹側および
凸側の凹偏差、凸偏差を算出し、その凹偏差および凸偏
差のそれぞれの平均値に対して、x%だけ低い(x<1
00、好ましくは、数10%)位置に、2値化のための
閾値を設定する。しかし、センサ信号の中では、凹偏差
の平均値に対してx%および凸偏差の平均値に対してx
%よりも低い位置でセンサ信号が変化した場合には、ス
テップS21,S22におけるMIN内の前条件式でカ
バーされないその比率以下の変動は、2値化できなくな
る。このため、MIN内の後条件式では、今まで演算し
た凹凸それぞれの偏差の中で最も小さい値に対して、所
定の比率y%(好ましくは、数10%)を掛けた値を閾
値として採用することにより、前条件式で2値化されな
いセンサ信号の変動をも検出し、2値化を行なうことが
できる。
【0023】その後、図2のステップS13にて、ボト
ム値,ピーク値検出フラグ I,Jをリセット(=0)
すると共に、ボトム値,ピーク値検出回数を示すカウン
タ値Nを、N=N+1とする。次のステップS14で
は、基準値を基準とした凹側の偏差(基準値−センサ信
号)がステップS21にて設定された凹閾値より小さい
か、または、ステップS14の条件が既に成立したかを
判断するフラグKが、セット(=1)されているかが判
断される。ここで、ステップS14の条件式が成立すれ
ば、ステップS16に進むが、ステップS14が成立し
ない場合には、ステップS15にてステップS14の条
件が成立したことを示す状態フラグKをセットした後、
ステップS18に進む。一方、ステップS14の条件が
成立すれば、ステップS16に進み、ステップS16で
は、今度は基準値を基準とした凸側の偏差(センサ信号
−基準値)がステップS22で設定された凸閾値よりも
小さいか、或いは、フラグKがクリア(=0)されてい
る(ステップS14の条件が成立していない状態)か
が、判断される。ここで、ステップS16の条件が成立
すれば、ステップS3に戻り、ステップS3以降の繰り
返し処理となるが、ステップS16の条件が成立しない
場合には、ステップS17に進み、ステップS17に
て、状態フラグKをクリアした後、ステップS18にて
信号処理装置1より出力される2値化信号の状態を反転
させた(Hi→LoあるいはLo→Hiとする)後、ス
テップS3に戻り、ステップS3以降の繰り返し処理と
なる。
【0024】以上の処理の中で、ステップS11にてピ
ーク値とボトム値の検出回数が、64(カウンタの値が
N=64)となった場合、ステップS11の条件が成立
し、ステップS12へ進む。ステップS12では、所定
状態となったこと(つまり、ピーク値、ボトム値の検出
回数が64に到達したこと)を記録する状態フラグMを
ステップS12にてセット(=1)すると共に、ステッ
プS23の処理を行なう場合において、凹(N)および
凸(N)には、64回分のピーク値およびボトム値がそ
れぞれ所定の領域に記憶されるが、この場合、記憶され
た状態を更新しながら処理が行なわれるよう検出カウン
ト数Nは、64で割った剰余数に置き返られる(N=M
OD(N,64)と示す)。
【0025】その後、ステップS23の処理を行なう場
合においては、凹側のピーク値が既に64個記憶されて
いるために、64個のピーク値を大きさでソートして小
さい方からn個nデータを削除する。これと同様にし
て、ステップS23では凸側のピーク値が既に64個記
憶されているために、64個のピーク値を大きさでソー
トして大きい方からn個nデータを削除する。これによ
り、記憶されたセンサ信号の状態において、ボトム値の
小さい方からn個、ピーク値の大きい方からn個がデー
タとして削除され、以下の閾値の設定には用いないよう
にすることにより、安定したボトム値およびピーク値の
値を使用して閾値を設定するようにしている。これによ
り、閾値設定における信頼性が向上する。
【0026】その後、安定したボトム値とピーク値のデ
ータにより、ステップS24にて基準値(ここでは、メ
モリに記憶された回数(64回)分のデータから上下n
個が削除された分の残りのボトム値とピーク値との平均
値)を次式から算出する。
【0027】基準値=Σ{(凹(N)+凸(N))/
2}/(64−n) ステップS24にて基準値が上式より求められると、次
に、ステップS25にて、基準値を中心として、凸側の
偏差と凹側での偏差が算出される。
【0028】 凹偏差A(N)=基準値−凹(N) 凸偏差B(N)=凸(N)−基準値 次のステップS26およびステップS27では、これま
での演算により求めた基準値、および、それぞれ64個
分の凹凸の偏差に基づき、基準値を基準とした凹側での
閾値の設定および凸側での閾値の設定が、次式により求
められる。
【0029】凹閾値←MIN{ΣA(N)/N・x%,
A(1)〜A(N)の最小値・y%} 凸閾値←MIN{ΣB(N)/N・x%,B(1)〜B
(N)の最小値・y%} つまり、64回分の凹側での凹偏差A(N)の平均値に
対して、その平均値を100%、基準値を0%とした場
合に所定の比率x%(例えば、数10%)を凹偏差の平
均と掛け合わせた値と、メモリに記憶された凹偏差A
(1)〜A(64)までの中での最小値に対して所定の
比率y%(例えば、数10%)を掛け合わせた値とを比
較して、その2つの値の小さい方の値を凹側の閾値とし
て設定する。これと同様にして、64回分の凸側での凸
偏差B(N)の平均値に対して、その平均値を100
%、基準値を0%とした場合の所定の比率x%(例え
ば、数10%)を掛け合わせた値と、メモリに記憶され
た凸偏差B(1)〜B(64)までの中での最小値に対
して所定の比率y%(例えば、数10%)を掛け合わせ
た値とを比較して、その2つの値の小さい方の値を凸側
の閾値として設定する。
【0030】つまり、ステップS26およびステップS
27では、センサ信号からピーク値とボトム値からその
平均となる基準値を求め、プログラムがステップS20
を通るタイミングにて、基準値を基準とした凹側および
凸側の凹偏差、凸偏差を算出し、64回分の凹偏差およ
び凸偏差のそれぞれの平均値に対して、x%だけ低い
(x<100、好ましくは、数10%)位置に、2値化
のための閾値を設定する。しかし、センサ信号の中で
は、凹偏差の平均値に対してx%および凸偏差の平均値
に対してx%よりも低い位置でセンサ信号が変化した場
合には、ステップS26,S27におけるMIN内の前
条件式でカバーされないその比率以下の変動は、2値化
できなくなる。このため、MIN内の後条件式では、6
4回分の凹凸それぞれの偏差の中で最も小さい値に対し
て、所定の比率y%(好ましくは、数10%)を掛けた
値を閾値として採用することにより、前条件式で2値化
されないセンサ信号の変動をも検出し、2値化を行なう
ことができる。
【0031】その後、図2のステップS13にて、ボト
ム値,ピーク値検出フラグ I,Jをリセット(=0)
し、かつ ボトム値,ピーク値検出回数 N=N+1とす
る。次のステップS14では、基準値を基準とした凹側
の偏差(基準値−センサ信号)がステップS26にて設
定された凹閾値より小さいか、または、ステップS14
の条件が既に成立したかを判断するフラグKが、セット
(=1)されているかが判断される。ここで、ステップ
S14の条件が成立すれば、ステップS16に進むが、
ステップS14が成立しない場合には、ステップS15
にてステップS14が成立したことを示す状態フラグK
をセットした後、ステップS18に進む。一方、ステッ
プS14の条件が成立すれば、ステップS16に進み、
ステップS16では、今度、基準値を基準とした凸側の
偏差(センサ信号−基準値)がステップS16で設定さ
れた凸閾値よりも小さいか、或いは、状態フラグKがク
リア(=0)されているかが判断される。ここで、ステ
ップS16の条件が成立すればステップS3に戻り繰り
返し処理となるが、ステップS16の条件が成立しない
場合には、ステップS17に進み、ステップS17に
て、状態フラグKをクリアした後、ステップS18にて
信号処理装置1より出力される2値化信号の状態を反転
させた(Hi→LoあるいはLo→Hiとする)後、ス
テップS3に戻り繰り返し処理となる。
【0032】以上、説明した様に上記した実施形態によ
れば、センサ2からのセンサ信号に対し、ピーク値とボ
トム値を記憶して、これらの記憶された値の所定期間で
の平均値となる基準値を設定する。そして、基準値に対
して、凸側と凹側でそれぞれ凸偏差および凹偏差を求
め、所定期間における凸偏差および凹偏差の平均値を求
める。更に、その平均値を100%、基準値を0%とし
た場合の所定比率x%を求めた平均値に掛け合わせて、
凸閾値および凹閾値を求め、その2つの閾値により2値
化を図る(図4参照)。
【0033】この場合、基準値に対して凸偏差、凹偏差
が偏差の平均値に所定比率x%を掛け合わせた値より、
小さい値が存在する場合には、パルス抜けが発生し、正
確な2値化信号が出力できなくなるので、図5に示す様
に、偏差の平均値に所定比率x%を掛け合わせた値が、
所定期間での最小凸値(最小ピーク値)、最小凹値(最
小ボトム値)よりも大きくならない様に、最小のピーク
値、ボトム値に対して所定比率y%を掛け合わせ、ステ
ップS21、S22,S26,S27の如く、その小さ
い方の値を閾値として採用することによって、パルス抜
けを生じることなく、正確な2値化信号を信号処理装置
1は出力できる。
【0034】(第2実施形態)次に、第2実施形態につ
いて、簡単に説明する。上記した第1実施形態では、基
準値に対する凹閾値および凸閾値の設定に対して、所定
期間での凸偏差と凹偏差のそれぞれの平均値に対して、
所定比率x%を掛け合わせた値を用いていたが、これに
代わって、第2実施形態では偏差の平均値ではなく、凸
偏差および凹偏差の所定期間における中央値を用いて閾
値の設定を行なっている(図8参照)。つまり、所定期
間での複数の凸偏差および凹偏差を大きさ順にソートし
て、凸偏差の中央値および凹偏差の中央値に対して、そ
れぞれ所定比率x%を掛け合わせ、閾値を設定しても、
第1実施形態と同様の効果を奏することができる。この
第2実施形態における処理は図6および図7に示すフロ
ーチャートにより明らかになるが、基本的には、第1実
施形態におけるステップS21,S22,S26,S2
7の処理が、第2実施形態ではステップS21a,S2
2a,S26a,S27aに対応する処理に置換される
以外、第1実施形態と処理は同じである。この処理の中
で、所定期間における凸偏差および凹偏差より中央値を
求める場合、凸偏差と凹偏差のそれぞれの記憶される個
数は、偶数個である場合には中央の2つのいずれかまた
は平均値を使用すると良く、奇数個であれば偏差の大き
さによりソートした場合に中央値が1つ決まるので、決
定が容易となる。
【0035】
【発明の効果】第1の発明によれば、ピーク値およびボ
トム値に基づく基準値を基準として、所定期間での凸偏
差または凹偏差の平均値に対する第1比率により閾値を
設定し、所定期間での凸偏差または凹偏差の最小値がそ
の閾値以下である場合には、閾値を最小値に対する第2
比率となるようにしたので、凸偏差や凹偏差の最小値よ
りも下に閾値が設定され、その閾値によりセンサ信号は
2値化される。これにより、ピーク値、ボトム値が検出
されれば、パルス抜けを生じることなく、正確な2値化
信号を信号処理装置より出力できる。
【0036】この場合、閾値設定手段は、所定期間内で
の凸偏差または凹偏差の平均値に対する第1比率と、所
定期間での凸偏差または凹偏差の最小値に対する第2比
率とを比較し、小さい側に基づいて閾値が設定されれ
ば、所定期間内での凸偏差または凹偏差の平均値に対す
る第1比率と、所定期間での凸偏差または凹偏差の最小
値に対する第2比率の小さい方に基づき閾値が設定され
るので、両者の小さい方の値に基づき閾値が設定され、
ピーク値、ボトム値は基準値に対して小さくとも必ず閾
値より大きくなるので、パルス抜けを生じることなく、
正確な2値化信号を出力することができる。
【0037】また、第2の発明によれば、所定期間での
複数の凸偏差または凹偏差の中で中央値を求め、中央値
に対しての第1比率により閾値を設定し、所定期間での
凸偏差または凹偏差の最小値が閾値以下である場合に
は、閾値を所定期間での凸偏差または凹偏差に対する第
2比率となるようにしたので、所定期間におけるピーク
値やボトム値の最小値よりも下に閾値が設定され、その
閾値によりセンサ信号は2値化できる。よって、ピーク
値、ボトム値が検出されれば、パルス抜けを生じること
なく、正確な2値化信号を出力することができる。
【0038】この場合、閾値設定手段は、所定期間内で
の凸偏差または凹偏差の中央値に対する第1比率と、所
定期間での凸偏差または凹偏差の最小値に対する第2比
率とを比較し、小さい側に基づき閾値が設定されれば、
所定期間内での凸偏差または凹偏差の中央値に対する第
1比率と、所定期間での凸偏差または凹偏差の最小値に
対する第2比率の小さい方に基づき閾値が設定されるの
で、両者の小さい方の値に基づき閾値を設定することが
できる。これによって、ピーク値、ボトム値は基準値に
対して変動が小さくとも必ず閾値より大きくなるので、
パルス抜けを生じることなく、正確な2値化信号を出力
することができる。
【0039】この場合、所定時間での前記凸偏差または
凹偏差のうち、最小値または最大値から所定数は閾値設
定に用いないようにすれば、ふらつきのない安定したセ
ンサ信号を用いて、2値化することができるので、装置
の信頼性が向上する。
【0040】また、基準値は、ピーク値およびボトム値
の平均値であれば、ピーク値とボトム値との平均値を基
準として、閾値を容易に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における信号処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態における信号処理装置の
処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施形態における信号処理装置の
図2に続くフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態における信号処理装置の
センサ信号と2値化信号の波形を示す。
【図5】本発明の第1実施形態における信号処理装置の
センサ信号と2値化信号の波形を示す。
【図6】本発明の第2施形態における信号処理装置の処
理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態における信号処理装置の
図6に続くフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態における信号処理装置の
センサ信号と2値化信号の波形を示す。
【図9】従来のセンサ信号と2値化信号の波形を示す。
【符号の説明】
1 信号処理装置 2 センサ 3 ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 智彦 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 神谷 和宏 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 5B057 BA11 BA29 BA30 CA08 CA16 CB06 CB16 CE12 5C077 MM03 PP44 PP45 PP46 PQ18 RR02 RR16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ信号のピーク値を記憶するピーク
    値記憶手段と、 前記センサ信号のボトム値を記憶するボトム値記憶手段
    と、 記憶された前記ピーク値と前記ボトム値とに基づき、閾
    値を設定する閾値設定手段と、 前記センサ信号と設定された閾値とを比較して、2値化
    信号の出力を行なう出力手段と、を備える信号処理装置
    において、 前記ピーク値と前記ボトム値とに基づき、基準値を求め
    る基準値設定手段と、 前記基準値と前記ピーク値との凸偏差、及び、前記基準
    値と前記ボトム値との凹偏差を求める偏差算出手段と、
    を更に備え、 前記閾値設定手段は、所定期間での前記凸偏差または前
    記凹偏差の平均値に対する第1比率により閾値を設定
    し、前記所定期間での前記凸偏差または前記凹偏差の最
    小値が前記閾値以下である場合には、前記閾値を前記最
    小値に対する第2比率とすることを特徴とする信号処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記閾値設定手段は、所定期間内での前
    記凸偏差または前記凹偏差の平均値に対する第1比率
    と、前記所定期間での前記凸偏差または前記凹偏差の最
    小値に対する第2比率とを比較し、小さい側に基づき前
    記閾値を設定する請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 センサ信号のピーク値を記憶するピーク
    値記憶手段と、 前記センサ信号のボトム値を記憶するボトム値記憶手段
    と、 記憶された前記ピーク値と前記ボトム値とに基づき、閾
    値を設定する閾値設定手段と、 前記センサ信号と設定された閾値とを比較して、2値化
    信号の出力を行なう出力手段と、を備える信号処理装置
    において、 前記ピーク値と前記ボトム値とに基づき、基準値を求め
    る基準値設定手段と、 前記基準値と前記ピーク値との凸偏差、及び、前記基準
    値と前記ボトム値との凹偏差を求める偏差算出手段と、
    を更に備え、 前記閾値設定手段は、所定期間での複数の前記凸偏差ま
    たは前記凹偏差の中で中央値を求め、該中央値に対する
    第1比率により閾値を設定し、前記所定期間での前記凸
    偏差または前記凹偏差の最小値が前記閾値以下である場
    合には、前記閾値を前記所定期間での前記凸偏差または
    前記凹偏差に対する第2比率とすることを特徴とする信
    号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記閾値設定手段は、前記中央値に対す
    る第1比率と、前記所定期間での前記凸偏差または前記
    凹偏差の最小値に対する第2比率とを比較し、小さい側
    に基づき前記閾値を設定する請求項3に記載の信号処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記所定時間での前記凸偏差または凹偏
    差のうち、最小値または最大値から所定数は閾値設定に
    用いないことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記基準値は、前記ピーク値および前記
    ボトム値の平均値であることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5のいずれかに記載の信号処理装置。
JP2001295147A 2001-09-26 2001-09-26 信号処理装置 Pending JP2003110850A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001295147A JP2003110850A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 信号処理装置
DE10244750A DE10244750A1 (de) 2001-09-26 2002-09-25 Signalverarbeitungsgerät
US10/254,843 US6785639B2 (en) 2001-09-26 2002-09-26 Signal processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001295147A JP2003110850A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 信号処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003110850A true JP2003110850A (ja) 2003-04-11

Family

ID=19116630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001295147A Pending JP2003110850A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 信号処理装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6785639B2 (ja)
JP (1) JP2003110850A (ja)
DE (1) DE10244750A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009192382A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Aisin Seiki Co Ltd センサ信号処理装置
US8598867B2 (en) 2010-06-04 2013-12-03 Allegro Microsystems, Llc Circuits and methods for generating a threshold signal used in a motion detector
US8723512B1 (en) * 2012-11-26 2014-05-13 Allegro Microsystems, Llc Circuits and methods for generating a threshold signal used in a magnetic field sensor based on a peak signal associated with a prior cycle of a magnetic field signal
WO2015031009A2 (en) 2013-08-30 2015-03-05 Allegro Microsystems, Llc Circuits and methods for generating a threshold signal used in a motion detector in accordance with a least common multiple of a set of possible quantities of features upon a target
FR3044087B1 (fr) * 2015-11-25 2018-11-16 Continental Automotive France Procede de calibration automatique d’un capteur d’arbre a cames pour moteur de vehicule automobile et capteur associe

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4665318A (en) * 1984-10-11 1987-05-12 Canon Kabushiki Kaisha Recording medium mark detector
JP3336668B2 (ja) 1993-04-15 2002-10-21 株式会社デンソー センサ信号処理装置
DE69406973T2 (de) * 1993-04-15 1998-07-02 Denso Corp Ausgangssignalverarbeitungseinheit für einen Sensor
JP2889803B2 (ja) * 1993-11-22 1999-05-10 三洋電機株式会社 レベル設定回路
US5650719A (en) 1996-01-17 1997-07-22 Allegro Microsystems, Inc. Detection of passing magnetic articles while periodically adapting detection thresholds to changing amplitudes of the magnetic field
JPH10163877A (ja) * 1996-11-28 1998-06-19 Sony Corp 復調回路における多値コンパレータのしきい値制御回路
EP1039644B1 (en) * 1999-03-26 2006-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Multi-level signal discriminator
DE10004080C1 (de) * 2000-01-31 2001-09-06 Infineon Technologies Ag Sensorvorrichtung und Verfahren zur Erzeugung eines Ausgangssignals einer Sensorvorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
US6785639B2 (en) 2004-08-31
DE10244750A1 (de) 2003-05-28
US20030110008A1 (en) 2003-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI323606B (en) Image noise reduction method based on local correlation
Bringmann et al. Walking the Dog Fast in Practice: Algorithm Engineering of the Fr\'echet Distance
JP2003110850A (ja) 信号処理装置
CN100524361C (zh) 一种判断点是否位于多边形内的方法
Bruhn The cycle space of a 3-connected locally finite graph is generated by its finite and infinite peripheral circuits
CN106598230A (zh) 一种虚拟现实头盔及追踪其空间姿态信息的方法和装置
EP3234632B1 (en) Detection of acoustic events
CN110661529B (zh) 脚步幅度序列生成方法和装置
CN107579734A (zh) 信号处理方法、装置、存储介质和处理器
JPH0829540A (ja) 地震判別方法
CN108555906B (zh) 机器人的控制方法、装置及机器人
CN107904794B (zh) 缝纫机的制版方法、装置、可读存储介质及缝纫机
CN106919603A (zh) 计算查询词模式中分词权重的方法和装置
CN106054756B (zh) 机器人的控制方法及装置
CN114061568A (zh) 基于地磁数据的飞行体转速测量方法、装置及系统
CN107730712B (zh) 一种干扰定位方法及装置
Ismail et al. Productive-associated periodic high-utility itemsets mining
Papadopoulou et al. The $ L_\infty $ Hausdorff Voronoi Diagram Revisited
CN111006683A (zh) 计步装置及其计步方法、控制器和可读存储介质
JP2000074962A (ja) 周期計測装置および周期計測方法、並びに記録媒体
KR102384009B1 (ko) 객체와 배경 합성을 통한 학습 데이터 증강 방법 및 장치
CN116263619A (zh) Imu数据丢包补全方法及系统
TWI620946B (zh) Displacement record generation method and portable electronic device
CN109782978A (zh) 列表内容选取方法及装置
JP2016160858A (ja) クランク角補正装置