JP2003188624A - 指向性アンテナ - Google Patents
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- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/16—Resonant antennas with feed intermediate between the extremities of the antenna, e.g. centre-fed dipole
- H01Q9/28—Conical, cylindrical, cage, strip, gauze, or like elements having an extended radiating surface; Elements comprising two conical surfaces having collinear axes and adjacent apices and fed by two-conductor transmission lines
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- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/30—Combinations of separate antenna units operating in different wavebands and connected to a common feeder system
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- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
- H01Q1/245—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with means for shaping the antenna pattern, e.g. in order to protect user against rf exposure
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- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/36—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
- H01Q1/38—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
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- H01Q5/00—Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
- H01Q5/40—Imbricated or interleaved structures; Combined or electromagnetically coupled arrangements, e.g. comprising two or more non-connected fed radiating elements
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 放射特性がほぼ半空間だけに指向するアンテ
ナを提供する。 【解決手段】 特に高周波及びマイクロ波領域で用いる
少なくとも１つの共振プリント配線構造体（３，４，
５）を具えるセラミック基板（２）を有する小型化指向
性アンテナであって、導電性マザーボード（１，11）が
具えられ、このマザーボード上に前記基板が配置され、
少なくとも１つのプリント配線構造体の一端が前記マザ
ーボードまで延在している指向性アンテナによって本発
明の目的を達成する。
ナを提供する。 【解決手段】 特に高周波及びマイクロ波領域で用いる
少なくとも１つの共振プリント配線構造体（３，４，
５）を具えるセラミック基板（２）を有する小型化指向
性アンテナであって、導電性マザーボード（１，11）が
具えられ、このマザーボード上に前記基板が配置され、
少なくとも１つのプリント配線構造体の一端が前記マザ
ーボードまで延在している指向性アンテナによって本発
明の目的を達成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に高周波及びマ
イクロ波領域で用いる少なくとも１つの共振プリント配
線構造体を具えるセラミック基板を有する小型化指向性
アンテナに関するものである。本発明は、この種類のア
ンテナを有する表面実装された電気構成要素及び電子構
成要素の双方又はいずれか一方（ＳＭＤ：表面実装デバ
イス）用プリント回路板（ＰＣＢ）にも関するものであ
る。
イクロ波領域で用いる少なくとも１つの共振プリント配
線構造体を具えるセラミック基板を有する小型化指向性
アンテナに関するものである。本発明は、この種類のア
ンテナを有する表面実装された電気構成要素及び電子構
成要素の双方又はいずれか一方（ＳＭＤ：表面実装デバ
イス）用プリント回路板（ＰＣＢ）にも関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】ワイヤレス無線ネットワークは現代の電
気通信やエンターテインメントエレクトロニクスの分野
で益々重要になっている。高周波及びマイクロ波領域で
の電磁波は情報の伝達に用いられる。一例には、ヨーロ
ッパで約880〜960ＭHzの範囲内（ＧＳＭ900）と約1710
〜1880ＭHzの範囲内（ＤＣＳ1800）と約1850〜1990ＭHz
の範囲内（ＰＣＳ1900）とにある移動体無線帯域や、約
1573ＭHzの周波数帯で放出されるＧＰＳ航行信号や、約
2400ＭHz〜2500ＭHzの周波数範囲にあるブルートゥース
帯域があり、これらは個々の端子間でのデータのやり取
りに用いられる。
気通信やエンターテインメントエレクトロニクスの分野
で益々重要になっている。高周波及びマイクロ波領域で
の電磁波は情報の伝達に用いられる。一例には、ヨーロ
ッパで約880〜960ＭHzの範囲内（ＧＳＭ900）と約1710
〜1880ＭHzの範囲内（ＤＣＳ1800）と約1850〜1990ＭHz
の範囲内（ＰＣＳ1900）とにある移動体無線帯域や、約
1573ＭHzの周波数帯で放出されるＧＰＳ航行信号や、約
2400ＭHz〜2500ＭHzの周波数範囲にあるブルートゥース
帯域があり、これらは個々の端子間でのデータのやり取
りに用いられる。
【０００３】この目的のために用いられる電子構成要素
は、特に、小型化の程度や費用上有効な実装能力や電気
効率に関してより厳しい条件が課せられる。アンテナの
分野で、将来の携帯電話に用いるのに課せられた更なる
条件の一例には、内部設置、多帯域機能及び、使用者に
対する照射の減少及び改善されたＳＡＲ（比吸収率）値
の双方又はいずれか一方がある。
は、特に、小型化の程度や費用上有効な実装能力や電気
効率に関してより厳しい条件が課せられる。アンテナの
分野で、将来の携帯電話に用いるのに課せられた更なる
条件の一例には、内部設置、多帯域機能及び、使用者に
対する照射の減少及び改善されたＳＡＲ（比吸収率）値
の双方又はいずれか一方がある。
【０００４】外部モノポールアンテナ又は誘電体基板上
の内部ＰＩＦＡ（プレナー逆Ｆアンテナ）のような、携
帯電話に用いられる従来のアンテナは、上記の条件を満
たすことができない、或いは、これら条件を満たすのに
不充分である。
の内部ＰＩＦＡ（プレナー逆Ｆアンテナ）のような、携
帯電話に用いられる従来のアンテナは、上記の条件を満
たすことができない、或いは、これら条件を満たすのに
不充分である。
【０００５】ＰＣＢ上に装着されたアンテナであって、
グランドめっきが使用者の体と放射波の放射経路との間
にあって、この手段によって遮蔽効果を実現するように
このグランドめっきがＰＣＢに設けられ且つこのＰＣＢ
が移動体通信装置内に装着されているアンテナは例えば
特開平７-240962号公報から既知である。しかし、適切
な受信感度を得るために、別個の棒状アンテナが必要と
される。
グランドめっきが使用者の体と放射波の放射経路との間
にあって、この手段によって遮蔽効果を実現するように
このグランドめっきがＰＣＢに設けられ且つこのＰＣＢ
が移動体通信装置内に装着されているアンテナは例えば
特開平７-240962号公報から既知である。しかし、適切
な受信感度を得るために、別個の棒状アンテナが必要と
される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上述した種類のアンテナであって、増大された効率
と、好適な方向の改善された指向性とを具えたアンテナ
を提供することにある。更に、上述した種類のアンテナ
であって、インピーダンスマッチングを比較的簡単に行
ないうるアンテナを提供する必要がある。
は、上述した種類のアンテナであって、増大された効率
と、好適な方向の改善された指向性とを具えたアンテナ
を提供することにある。更に、上述した種類のアンテナ
であって、インピーダンスマッチングを比較的簡単に行
ないうるアンテナを提供する必要がある。
【０００７】本発明では、上述した種類のアンテナであ
って、比較的広い帯域幅を得るアンテナをも提供する必
要がある。上述した種類のアンテナであって、複数の上
述した周波数帯域（多帯域機能）で用いるのに適したア
ンテナをも提供する必要がある。
って、比較的広い帯域幅を得るアンテナをも提供する必
要がある。上述した種類のアンテナであって、複数の上
述した周波数帯域（多帯域機能）で用いるのに適したア
ンテナをも提供する必要がある。
【０００８】最後に、本発明では、上述した種類のアン
テナであって、上述した目的を極めて良好に得るアンテ
ナを有するＰＣＢをも提供する必要がある。
テナであって、上述した目的を極めて良好に得るアンテ
ナを有するＰＣＢをも提供する必要がある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１によれば、少な
くとも１つの共振プリント配線構造体を具えるセラミッ
ク基板を有する小型化指向性アンテナにおいて、導電性
マザーボードが具えられ、このマザーボード上に前記基
板が配置され、少なくとも１つのプリント配線構造体の
一端が前記マザーボードまで延在していることを特徴と
する指向性アンテナによって本発明の目的を達成する。
くとも１つの共振プリント配線構造体を具えるセラミッ
ク基板を有する小型化指向性アンテナにおいて、導電性
マザーボードが具えられ、このマザーボード上に前記基
板が配置され、少なくとも１つのプリント配線構造体の
一端が前記マザーボードまで延在していることを特徴と
する指向性アンテナによって本発明の目的を達成する。
【００１０】このアンテナでは、ほぼ半空間だけに指向
する放射特性を得ることができ、これによって、例え
ば、このアンテナが組込まれている携帯電話の使用者に
対して電磁波の照射を著しく減少させることができると
いう事実が、前述した解決策の重要な利点に含まれる。
する放射特性を得ることができ、これによって、例え
ば、このアンテナが組込まれている携帯電話の使用者に
対して電磁波の照射を著しく減少させることができると
いう事実が、前述した解決策の重要な利点に含まれる。
【００１１】従属項は本発明の更なる利点を有する。請
求項２による例は、基板の高さを適切に選択することに
よって、アンテナの所望の帯域幅を得るという利点を有
する。
求項２による例は、基板の高さを適切に選択することに
よって、アンテナの所望の帯域幅を得るという利点を有
する。
【００１２】請求項３による例では、極めて高度な小型
化を実現できる。請求項４による例は、リードインと、
これによる容量結合とを変化させることによってインピ
ーダンスマッチングを簡単に行ないうるという利点を有
する。
化を実現できる。請求項４による例は、リードインと、
これによる容量結合とを変化させることによってインピ
ーダンスマッチングを簡単に行ないうるという利点を有
する。
【００１３】請求項５による例は、特に簡単に製造する
ことができ、本発明によるアンテナをプリント回路板の
一部分として実現することができる。
ことができ、本発明によるアンテナをプリント回路板の
一部分として実現することができる。
【００１４】図面に示す実施例を参照して本発明を更に
説明する。本発明は、図面に示す実施例に限定されな
い。
説明する。本発明は、図面に示す実施例に限定されな
い。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明によるアンテナは導電性マ
ザーボードを有し、このマザーボードは、例えば図１に
よれば、めっき11を有する従来のボード１（担持体）
と、これに固着されたセラミック基板２とをもって構成
され、この基板には、複数の共振プリント配線構造体
３、４及び５と、リードイン６とが設けられている。め
っき11は、ボード１の（この実施例では上部の）表面上
に配置され、好ましくは、プリント配線12がリードイン
６に給電するのに配置されている箇所だけを残して、こ
の表面を完全に被覆する。基板２は、ボード１又はめっ
き11上に、例えばスポット溶接（図示せず）で装着され
ている。図面では、導体細条構造体のレイアウトを明確
にするため、透明に表示してある。
ザーボードを有し、このマザーボードは、例えば図１に
よれば、めっき11を有する従来のボード１（担持体）
と、これに固着されたセラミック基板２とをもって構成
され、この基板には、複数の共振プリント配線構造体
３、４及び５と、リードイン６とが設けられている。め
っき11は、ボード１の（この実施例では上部の）表面上
に配置され、好ましくは、プリント配線12がリードイン
６に給電するのに配置されている箇所だけを残して、こ
の表面を完全に被覆する。基板２は、ボード１又はめっ
き11上に、例えばスポット溶接（図示せず）で装着され
ている。図面では、導体細条構造体のレイアウトを明確
にするため、透明に表示してある。
【００１６】セラミック基板２は、直立の立方体の形状
を実質的に有し、この立方体は、ボード１の平面に対し
て垂直に延在している第１〜第４側面21、22、23及び24
と、上面25及び底面26とを有する。しかし、この立方体
基板の代わりに、空胴を有する又は有しない四角形、円
形、三角形又は多角的円柱形のような他の幾何学的形状
をも選択することができ、この基板上では、例えばらせ
ん状に延在している共振プリント配線構造体が配置され
ている。
を実質的に有し、この立方体は、ボード１の平面に対し
て垂直に延在している第１〜第４側面21、22、23及び24
と、上面25及び底面26とを有する。しかし、この立方体
基板の代わりに、空胴を有する又は有しない四角形、円
形、三角形又は多角的円柱形のような他の幾何学的形状
をも選択することができ、この基板上では、例えばらせ
ん状に延在している共振プリント配線構造体が配置され
ている。
【００１７】基板２は、εr ＞１の誘電率及びμr ≧１
の比透磁率の双方又はいずれか一方を有する。代表的な
材料は、高周波特性の低損失及び低い温度感度を有する
高周波互換基板である（ＮＰ０又はいわゆるＳＬ材
料）。誘電率及び比透磁率の双方又はいずれか一方を、
セラミック粉末を高分子マトリックス内に埋め込むこと
によって所望通りに調節することができる基板をも用い
ることができる。
の比透磁率の双方又はいずれか一方を有する。代表的な
材料は、高周波特性の低損失及び低い温度感度を有する
高周波互換基板である（ＮＰ０又はいわゆるＳＬ材
料）。誘電率及び比透磁率の双方又はいずれか一方を、
セラミック粉末を高分子マトリックス内に埋め込むこと
によって所望通りに調節することができる基板をも用い
ることができる。
【００１８】プリント配線構造体３〜５、リードイン６
及び他のめっき11及び12は、銀、銅、金、アルミニウム
又は超伝導体のような高い導電性材料から主に製造され
ている。
及び他のめっき11及び12は、銀、銅、金、アルミニウム
又は超伝導体のような高い導電性材料から主に製造され
ている。
【００１９】詳細には、プリント配線構造体が以下のよ
うに基板２上に配置されている。すなわち、第１プリン
ト配線構造体３は、基板２の上面25上に配置された第１
プリント配線31と、基板２の第４側面24上に配置された
第２プリント配線32とから成り、この第２プリント配線
は第１プリント配線に連結され、これに対してほぼ直角
に下向きにめっき11まで延在している。第２プリント配
線構造体４は、基板２の上面25上に配置された第１プリ
ント配線41と、基板２の第２側面22上に配置された第２
プリント配線42とを有し、この第２プリント配線は第１
プリント配線に連結され、これに対してほぼ直角に下向
きにめっき11まで延在している。最後に、第３プリント
配線構造体５は、基板２の上面25上に配置された第１プ
リント配線51と、基板２の第２側面22上に配置された第
２プリント配線52とから成り、この第２プリント配線は
第１プリント配線に連結され、これに対してほぼ直角に
下向きにめっき11まで延在している。第２プリント配線
32、42及び52をそれぞれめっき11に、はんだ付け又は他
の手段で結合させるのが好ましい。
うに基板２上に配置されている。すなわち、第１プリン
ト配線構造体３は、基板２の上面25上に配置された第１
プリント配線31と、基板２の第４側面24上に配置された
第２プリント配線32とから成り、この第２プリント配線
は第１プリント配線に連結され、これに対してほぼ直角
に下向きにめっき11まで延在している。第２プリント配
線構造体４は、基板２の上面25上に配置された第１プリ
ント配線41と、基板２の第２側面22上に配置された第２
プリント配線42とを有し、この第２プリント配線は第１
プリント配線に連結され、これに対してほぼ直角に下向
きにめっき11まで延在している。最後に、第３プリント
配線構造体５は、基板２の上面25上に配置された第１プ
リント配線51と、基板２の第２側面22上に配置された第
２プリント配線52とから成り、この第２プリント配線は
第１プリント配線に連結され、これに対してほぼ直角に
下向きにめっき11まで延在している。第２プリント配線
32、42及び52をそれぞれめっき11に、はんだ付け又は他
の手段で結合させるのが好ましい。
【００２０】プリント配線構造体３、４及び５はリード
イン６を介して給電され、このリードインは、第１側面
21の下端のめっき薄片61から始まり、基板２の底面26上
に短めに延在し、ボード１上の共面のプリント配線12上
にはんだ付けされている。めっき薄片61は第１プリント
配線62に連結され、この第１プリント配線は、第２プリ
ント配線63と直角に結合されるまで、底面26の端を第２
側面22に沿って延在し、この第２プリント配線は、上面
25の方向に第２側面22に沿って延在している。
イン６を介して給電され、このリードインは、第１側面
21の下端のめっき薄片61から始まり、基板２の底面26上
に短めに延在し、ボード１上の共面のプリント配線12上
にはんだ付けされている。めっき薄片61は第１プリント
配線62に連結され、この第１プリント配線は、第２プリ
ント配線63と直角に結合されるまで、底面26の端を第２
側面22に沿って延在し、この第２プリント配線は、上面
25の方向に第２側面22に沿って延在している。
【００２１】プリント配線構造体３、４及び５は、リー
ドイン６を介して容量的に給電され、一方、このリード
イン６のプリント配線構造体３、４及び５からの距離を
介して、これによって実質的に第１及び第２プリント配
線62及び63の長さを介してインピーダンスマッチングを
得る。設置された状態のアンテナの場合、この容量結合
と、これによるインピーダンスマッチングとを、例えば
レーザービームを用いて第２プリント配線63の長さを縮
めることによって行なう。
ドイン６を介して容量的に給電され、一方、このリード
イン６のプリント配線構造体３、４及び５からの距離を
介して、これによって実質的に第１及び第２プリント配
線62及び63の長さを介してインピーダンスマッチングを
得る。設置された状態のアンテナの場合、この容量結合
と、これによるインピーダンスマッチングとを、例えば
レーザービームを用いて第２プリント配線63の長さを縮
めることによって行なう。
【００２２】アンテナの電気原理は、各々の実質的にＬ
字状としたプリント配線構造体３、４及び５での４分の
１波長共振の励振に基づいている。これらプリント配線
構造体の長さは、基板材料の誘電率及び比透磁率の双方
又はいずれか一方を考慮して、所望の共振周波数に従っ
て計算される。
字状としたプリント配線構造体３、４及び５での４分の
１波長共振の励振に基づいている。これらプリント配線
構造体の長さは、基板材料の誘電率及び比透磁率の双方
又はいずれか一方を考慮して、所望の共振周波数に従っ
て計算される。
【００２３】第２（垂直な）プリント配線32、42及び52
の各々に沿ってめっき11に対して直角に延在する電界の
成分は各々の場合、上面25上の最大値からめっき11上の
ほぼ零の値まで減少する。
の各々に沿ってめっき11に対して直角に延在する電界の
成分は各々の場合、上面25上の最大値からめっき11上の
ほぼ零の値まで減少する。
【００２４】基板２の高さを変化させることによって、
アンテナの帯域幅に影響を与えることができる。基板の
高さすなわち、第１プリント配線31、41及び51のめっき
11からの距離が増大するにつれて帯域幅は大きくなると
いう適用可能な関係がある。
アンテナの帯域幅に影響を与えることができる。基板の
高さすなわち、第１プリント配線31、41及び51のめっき
11からの距離が増大するにつれて帯域幅は大きくなると
いう適用可能な関係がある。
【００２５】プリント配線構造体３、４及び５の各々を
用いて共振周波数を発生させることができるので、所望
の個数の共振周波数と、これによる多帯域機能とを、対
応の個数のプリント配線構造体を、上述した説明に従っ
て用いることによって得る。図１に示す実施例では、第
１の長いプリント配線構造体３は、ＧＳＭ900帯域の共
振を励振するように作用し、一方、２つの短いすなわち
第２及び第３プリント配線構造体４及び５は、ＤＣＳ18
00及びＰＣＳ1900帯域のような高周波帯域の共振を励振
するように作用する。
用いて共振周波数を発生させることができるので、所望
の個数の共振周波数と、これによる多帯域機能とを、対
応の個数のプリント配線構造体を、上述した説明に従っ
て用いることによって得る。図１に示す実施例では、第
１の長いプリント配線構造体３は、ＧＳＭ900帯域の共
振を励振するように作用し、一方、２つの短いすなわち
第２及び第３プリント配線構造体４及び５は、ＤＣＳ18
00及びＰＣＳ1900帯域のような高周波帯域の共振を励振
するように作用する。
【００２６】アンテナの所望な半空間の指向性をボード
１上のめっき11によって得る。図１に示すアンテナの遠
方界の指向性線図中の一断面（φ＝０）を図２に示し、
遠方界の電界強度の値は、図１に示すめっき11上で半空
間にほぼ球状の図形を形成する。反射器又は遮蔽板とし
て作用するめっき11は、従来のプリント回路板上に配置
され、このプリント回路板でめっきは約90×35ｍｍ2 の
領域を占め、基板は長さ24ｍｍ、幅４ｍｍ、高さ10ｍｍ
であった。アンテナを、特に、約900ＭHzの周波数帯で
動作させた。
１上のめっき11によって得る。図１に示すアンテナの遠
方界の指向性線図中の一断面（φ＝０）を図２に示し、
遠方界の電界強度の値は、図１に示すめっき11上で半空
間にほぼ球状の図形を形成する。反射器又は遮蔽板とし
て作用するめっき11は、従来のプリント回路板上に配置
され、このプリント回路板でめっきは約90×35ｍｍ2 の
領域を占め、基板は長さ24ｍｍ、幅４ｍｍ、高さ10ｍｍ
であった。アンテナを、特に、約900ＭHzの周波数帯で
動作させた。
【００２７】めっき11以外に、他の電気構成要素及び電
子構成要素の双方又はいずれか一方を有するＰＣＢであ
って、例えば、前述した種類の移動体通信装置用のＰＣ
Ｂの一部として又はＰＣＢの領域内に本発明によるアン
テナを実現させるのが好ましい。
子構成要素の双方又はいずれか一方を有するＰＣＢであ
って、例えば、前述した種類の移動体通信装置用のＰＣ
Ｂの一部として又はＰＣＢの領域内に本発明によるアン
テナを実現させるのが好ましい。
【図１】 本発明によるアンテナの線図的全体図を示
す。
す。
【図２】 図１に示すアンテナの遠方界の放射パターン
を示す。
を示す。
１ ボード
２ 基板
３、４、５ プリント配線構造体
６ リードイン
11 めっき
12 プリント配線
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 トーマス プール
ドイツ国 81549 ミュンヘン ミュンヒ
ベルガー シュトラーセ 22
(72)発明者 ライナー ピーティグ
ドイツ国 52074 アーヘン アッカーシ
ュトラーセ 12
Ｆターム(参考） 5J046 AA07 AB06 AB13 PA07
Claims (7)
- 【請求項１】 少なくとも１つの共振プリント配線構造
体を具えるセラミック基板を有する小型化指向性アンテ
ナにおいて、導電性マザーボードが具えられ、このマザ
ーボード上に前記基板が配置され、少なくとも１つのプ
リント配線構造体の一端が前記マザーボードまで延在し
ていることを特徴とする指向性アンテナ。 - 【請求項２】 請求項１に記載の指向性アンテナにおい
て、前記基板が実質的に立方体であって、少なくとも１
つのプリント配線構造体に第１プリント配線が設けら
れ、この第１プリント配線は上面上に配置され、且つ第
２プリント配線によって前記マザーボードに連結され、
前記第２プリント配線は前記基板の第１側面のうちの１
つに沿って延在していることを特徴とする指向性アンテ
ナ。 - 【請求項３】 請求項１に記載の指向性アンテナにおい
て、少なくとも１つのプリント配線構造体が４分の１波
長共振の励振に対して計算されていることを特徴とする
指向性アンテナ。 - 【請求項４】 請求項１に記載の指向性アンテナにおい
て、少なくとも１つのプリント配線構造体に容量的に給
電するため、前記基板上にリードインが設けられている
ことを特徴とする指向性アンテナ。 - 【請求項５】 請求項１に記載の指向性アンテナにおい
て、前記マザーボードが、めっきで被覆されたＰＣマザ
ーボードによって形成されていることを特徴とする指向
性アンテナ。 - 【請求項６】 特に高周波及びマイクロ波領域用移動体
通信装置に対するプリント回路板（ＰＣＢ）において、
請求項１〜５のいずれか一項に記載の指向性アンテナに
よって、前記導電性マザーボードが、めっきで被覆され
たＰＣＢの一領域により形成され、前記基板が前記めっ
き上に配置されていることを特徴とする移動体通信装
置。 - 【請求項７】 高周波及びマイクロ波領域用電気通信装
置において、プリント回路板（ＰＣＢ）が、請求項６に
記載した指向性アンテナを有することを特徴とする電気
通信装置。
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