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JP2003184426A - 車両用開閉体制御装置 - Google Patents

車両用開閉体制御装置

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JP2003184426A
JP2003184426A JP2001389855A JP2001389855A JP2003184426A JP 2003184426 A JP2003184426 A JP 2003184426A JP 2001389855 A JP2001389855 A JP 2001389855A JP 2001389855 A JP2001389855 A JP 2001389855A JP 2003184426 A JP2003184426 A JP 2003184426A
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Japan
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Koichi Nakabayashi
幸一 中林
Yoichi Koga
陽一 古賀
Takeshi Uchiumi
武史 内海
Takashi Mita
崇 三田
Hitoshi Kidokoro
仁 城所
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Nissan Motor Co Ltd
Hi Lex Corp
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Nippon Cable System Inc
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リミットスイッチ等の高価な計装機器を使用
することなく、ドア本体を全開位置、及びハーフラッチ
位置にて停止させることのできる車両用開閉体制御装置
を提供する。 【解決手段】 ドア本体をスライド移動させるための回
転動力を出力する駆動モータと、該駆動モータの出力軸
に軸支されたプーリと、該プーリに係合され、ドア本体
と連結されたワイヤーと、プーリの回転数に応じたパル
ス信号を出力するパルスエンコーダと、を有し、ドア本
体が、全開突き当たり位置に達したときの、パルスエン
コーダによるカウント値を第1のカウント値とし、この
状態からドア本体をハーフラッチ位置までスライド移動
させ、該ハーフラッチ位置に達したときのカウント値を
第2のカウント値として求め、第1のカウント値と第2
のカウント値とに基づいて、ドア本体の全開停止位置、
及びハーフラッチ位置のパルスカウント値を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
開閉体、特にスライドドアの作動を制御する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、スライド式のドアを有する車両が
多くなっており、更に、スライド式ドアは、ドアの開閉
操作に大きな力が必要であることから、昨今では、電動
操作でスライド式のドアの開閉を行うようにしたオート
スライドドアが提案され、実用化されている。
【0003】オートスライドドアは、車体に対してドア
本体をスライド移動可能に取り付け、更に、ドア本体に
ワイヤーを連結し、駆動モータにより該ワイヤーを引っ
張ることにより、ドア本体を車両の前後方向に移動さ
せ、乗員の乗車口を開閉する。
【0004】このようなオートスライドドアは、ドア本
体の位置が所定の閉状態(ハーフラッチ位置)、及び全
開位置に達したところで、モータの駆動を停止させる必
要がある。そこで、従来より使用されているオートスラ
イドドアにおいては、ドア本体の全開位置、及びハーフ
ラッチ位置を検知するためのリミットスイッチを搭載
し、該リミットスイッチの出力信号に基づいてドア本体
の全開位置での停止、及びハーフラッチ位置での停止を
制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のオートスライドドアでは、ドア本体の全開状
態、及びハーフラッチ状態を検知するために、リミット
スイッチを具備する構成としているので、コスト高とな
り、高価なリミットスイッチを用いずに、ドア本体の全
開状態、及びハーフラッチ状態を検知したいという要望
が高まりつつあった。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
パルスエンコーダより出力されるパルスカウント値とド
ア本体の位置との関係に基づいて、ドア本体の全開位
置、及び所定の閉位置を設定し、所望の停止位置でドア
本体を停止させることのできる車両用開閉体制御装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、開閉体を開閉作動さ
せて、前記開閉体の開閉操作を行う車両用開閉体制御装
置において、前記開閉体に連結された連結部材と、前記
連結部材を介して前記開閉体を開閉作動させるための回
転動力を出力する駆動モータと、前記駆動モータの回転
数に応じたパルス信号を出力するパルスエンコーダと、
前記パルスエンコーダから出力されたパルス数を検出す
るパルスカウント手段と、を有し、更に、前記開閉体
が、全開突き当たり位置に達したときの、前記パルスカ
ウント手段によるカウント値を所定の第1のカウント値
とし、この状態から前記開閉体を所定の閉位置まで移動
させ、前記パルスカウント手段は、該所定の閉位置に達
したときのカウント値を前記開閉体が全開突き当たり位
置から所定の閉位置に達するまでに前記パルスエンコー
ダから出力されたパルス数と前記第1のカウント値に基
づいて、第2のカウント値を求め、前記第1のカウント
値と第2のカウント値とに基づいて、前記開閉体の全開
停止位置、及び所定の閉位置のパルスカウント値を設定
すること、を具備したことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記制御手段
は、前記全開停止位置、及び所定の閉位置に対応するパ
ルスカウント値が設定されていない場合に、前記開閉体
の全開停止位置、及び所定の閉位置のパルスカウント値
を設定することを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記開閉体によ
る障害物の挟み込みを検知する挟み込み検知手段を備
え、前記制御手段は、前記パルスカウント手段によるパ
ルスカウント値を前記第1のカウント値とした後、前記
開閉体を所定の閉位置へ移動している際に、前記挟み込
み検知手段によって障害物の挟み込みを検知した際に
は、前記開閉体を再度全開突き当たり位置まで移動さ
せ、再度、前記パルスカウント手段によるカウント値を
前記第1のカウント値として第2のカウント値を求める
処理を行うことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記制御手段
は、求められた前記第2のカウント値が、適切な値でな
いと判断した場合には、再度第2のカウント値を求める
処理からの手続を行うことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記所定の閉位
置は、ハーフラッチ位置であることを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明では、ドア本体が全開突
き当たり位置となったときのパルスカウント値(第1の
カウント値)、及び所定の閉位置となったときのカウン
ト値(第2のカウント値)を求め、これらの各カウント
値に基づいて、ドア本体を停止させる位置を設定してい
る。従って、リミットスイッチ等の高価な計装機器を搭
載することなく、ドア本体を所望する位置にて停止させ
ることができる。
【0013】請求項2の発明では、ドア本体の全開停止
位置(全開突き当たり位置よりもやや手前の位置)及び
所定の閉位置に対応するパルスカウント値が設定されて
いないときに、パルスカウント値とドア本体の位置との
関係を設定するので、確実に、ドア本体の位置を設定す
ることができる。
【0014】請求項3の発明では、第1のカウント値を
設定した後、ドア本体が閉方向に移動しているときに、
該ドア本体が障害物を挟み込んだときには、この状態か
らドア本体を反転させ、再度全開状態としてから、ドア
本体の位置設定を行うので、安全性を向上させることが
できる。
【0015】請求項4の発明では、パルスカウント値と
ドア本体の位置との関係を設定する際に、第2のカウン
ト値が第1のカウント値に対して適切な値でない場合に
は、再度設定をやり直すように動作するので、確実にド
ア本体の位置を設定することができる。
【0016】請求項5の発明では、所定の閉位置をハー
フラッチ位置に設定するので、確実にドアクロージャを
作動させて、ドア本体を全閉状態とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
車両用開閉体制御装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、該車両用開閉体制御装置1は、ドア
本体(開閉体)を車両の前後方向にスライド移動させる
制御を行うものであり、制御手段2と、ドア駆動モータ
3と、該ドア駆動モータ3の回転数を検知するパルスエ
ンコーダ4と、を具備している。更に、ドア駆動モータ
3を駆動制御する駆動回路5と、ドア駆動モータ3に流
れる電流を検知するモータ電流検知回路6と、バッテリ
電圧検知回路7と、を具備している。
【0018】図2,図3は、ドア駆動モータ3により回
転駆動されるプーリ、及び該プーリに取り付けられるパ
ルスエンコーダ4を示す説明図であり、図2は、表面側
から見た斜視図、図3は裏面側から見た斜視図である。
【0019】図3に示すように、プーリ41の中心に
は、ドア駆動用モータ(図3では図示を省略している)
の回転軸が連結され、該ドア駆動用モータを正転或いは
逆転させることにより、プーリ41に係合されているワ
イヤー42を可逆的に動作させ、該ワイヤー42に連結
されているドア本体(図示省略)をスライド移動させる
ことができるようになっている。
【0020】また、プーリ41の回転に伴い、パルスエ
ンコーダ4がパルス信号を発生するので、このパルス数
をカウントすることにより、ドア本体の現在位置を検出
することができる。即ち、ドア本体のハーフラッチ位置
(所定の閉位置)、及び全開位置を検出することができ
るので、このハーフラッチ位置、全開位置に達した際
に、ドア駆動モータ3を停止させるように制御する。な
お、ここで全開位置とは、ドア本体の開方向の駆動限界
位置よりも、所定量閉方向側の位置とし、以下単に全開
位置と記載する。
【0021】また、図1に示す制御手段2は、ドア駆動
モータ3の目標回転速度を生成する目標速度生成部11
と、パルスエンコーダ4より出力されるパルス信号に基
づいて、ドア本体の現在位置を求めるドア位置算出部1
2と、該パルス信号のパルス幅を求めるパルス幅検出部
14と、このパルス幅に基づいてドア本体の移動速度を
求める速度算出部13と、を具備している。
【0022】更に、制御手段2は、揮発性メモリ21a
と不揮発性メモリ21bとを有しドア本体の位置とパル
スエンコーダ4より出力されるパルスカウント値との対
応を初期的に設定するための初期学習制御部21と、該
初期学習制御部21のオン、オフを切り換えるためのス
イッチ22,23を具備している。
【0023】また、制御手段2は、ドア本体の位置のデ
ータ、パルス幅検出部14によって検出されたパルス
幅、及びモータ電流検知回路6にて検知される電流値に
基づいて、ドア本体が障害物を挟み込んだことを検知す
る挟み込み判断部15と、速度算出部13の出力信号、
及び目標速度生成部11の出力信号に基づいて駆動回路
5のフィードバック制御を行うフィードバック制御部1
6と、バッテリ電圧及びドア本体の位置のデータに基づ
いてフィードバックゲインを求めるフィードバックゲイ
ン算出部17と、を具備している。
【0024】更に、制御手段2は、車両に搭載されるキ
ーレスコントローラ35、ドア操作スイッチ31、及び
ドア駆動モータ3によるドア駆動を許可及び禁止するメ
インスイッチ32の操作を検出するスイッチ操作判断部
18と、ドア位置算出部12の出力信号、ハーフラッチ
スイッチ33の出力信号、及び挟み込み判断部15の出
力信号に基づいてドア駆動モータ3の駆動・停止、及び
駆動方向を設定する駆動判断部19と、駆動回路5に駆
動方向の指令信号を出力する駆動方向決定部20と、を
具備している。
【0025】更に、ドア本体が駆動する際に、これを音
や光で報知する報知部34を有している。
【0026】初期学習制御部21が有する揮発性メモリ
21aは、過去にハーフラッチ位置を学習したかどうか
の履歴を記憶するものであり、該揮発性メモリ21a
は、ハーフラッチ位置を学習していない場合には、学習
完了フラグを「0」とし、ハーフラッチ位置を学習した
場合には、学習完了フラグを「1」として保存する。な
お、装置を修理する場合等、制御手段2が電源から切り
離された場合には、揮発性メモリ21aに記憶されてい
るフラグはクリアされる。即ち、学習フラグが「0」と
される。
【0027】更に、該初期学習制御部21は、揮発性メ
モリ21a内のフラグが「0」の場合には、スイッチ2
2の接点aと接点bとを接続し、且つ、スイッチ23の
接点dと接点fとを接続するように制御する。また、フ
ラグが「1」の場合には、スイッチ22の接点aと接点
cとを接続し、且つ、スイッチ23の接点dと接点eと
を接続するように制御する。
【0028】目標速度生成部11は、図4,図5に示す
如くのドア速度設定テーブルを有している。図4は、ド
ア本体を全開状態から閉方向にスライド移動させる際
の、設定速度を示している。即ち、図4の横軸は、パル
スエンコーダ4にてカウントされるカウント値(ドア本
体のスライド位置に対応する)を示しており、ドア本体
の開方向駆動限界位置(最終端に突き当たる全開の位
置)のときをカウント値「300」とし、ハーフラッチ
位置(ドアクロージャが作動する位置)をカウント値
「HL」(HLは、例えば「20」)としている。そし
て、ドア本体の位置がカウント値「295」から「25
0」までの間ではドア速度が増大し、その後カウント値
「150」に達するまで一定速度を保持し、その後、減
速してカウント値(HL+20)の位置でやや速度を上
げて、ハーフラッチ「HL」に達するように動作する。
なお、上記開方向駆動限界位置とは、ドア本体の開方向
における機械的限界位置であって、前述の全開位置(図
4のカウント値295の位置)とは異なる位置である。
【0029】他方、図5には、ドア本体をハーフラッチ
位置から開方向に向けてスライド移動する際の、設定速
度が示されており、図示のように、「HL」から「HL
+55」の間で、ドア速度が増大し、その後、カウント
値「250」まで一定の速度を保持し、その後、減速す
るように動作する。
【0030】また、図1に示す挟み込み判断部15に
は、ドア本体が障害物を挟み込んだかどうかを判断する
ために、以下の表1に示す如くの挟み込みしきい値が設
定されている。
【0031】
【表1】 即ち、通常駆動時には、ドア本体位置がカウント値「2
01」〜「300」のとき(ドア全開状態及びその少し
手前の位置)には、パルス幅が200msec以上或いは
ドア駆動モータ3に流れる電流値が8[A]以上のとき
に挟み込みと判断する。また、カウント値が「51」〜
「200」の時には、パルス幅が150msec以上或い
は電流値が6[A]以上のときに挟み込みを検知し、カ
ウント値が「50」以下のときには、パルス幅が100
msec以上或いは電流値が5[A]以上のときに挟み込
みを検知する。
【0032】また、初期学習時には、パルスカウント値
全域において、パルス幅300msec以上或いは電流値
10[A]以上のときに、挟み込みを検知する。
【0033】以下、本実施形態の動作を、図6,図7に
示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0034】以下に示すパルスカウント値の設定動作
は、例えば、車両に搭載されるバッテリ電圧が低下した
場合や、バッテリを新たなものに取り換えることによ
り、パルスカウント値と、ドア本体のスライド位置の対
応関係を示すデータが失われたときに行う。
【0035】まず、ドア本体を作動させるスイッチ(図
1に示すドア操作スイッチ31、或いはキーレスコント
ローラ35)の操作が判断され(ステップST1)、ド
ア「閉」の操作が入力されると(ステップST1で
「閉」)、ドア本体を自動で閉方向に動作させ(ステッ
プST11)、反転荷重が検知されず(ステップST1
2でNO)、且つハーフラッチ位置が検知された際には
(ステップST13でYES)、ドア駆動モータ3を停
止させ(ステップST14)、全閉停止制御を行う(ス
テップST15)。その後、「開」操作の入力待ちとな
る(ステップST16)。
【0036】そして、ドア操作スイッチ31、或いはキ
ーレスコントローラ35より、開方向の操作信号が入力
されると(ステップST1で「開」)、スイッチ操作判
断部18にて操作信号が入力されたことが検出され、駆
動判断部19へスイッチ入力信号を出力する。
【0037】次いで、駆動判断部19は、スイッチ操作
判断部18より出力されたスイッチ入力信号を受信する
と、初期学習制御部21にフラグ確認信号を送信し、該
初期学習制御部21はフラグ確認信号を受信すると、揮
発性メモリ21a内のフラグを読み込み、フラグが
「0」の場合は初期学習信号を駆動判断部19、及び挟
み込み判断部15へ送信する。また、目標速度生成部1
1に初期学習開作動時の目標速度生成指令信号を出力す
る。
【0038】駆動判断部19は、初期学習信号が入力さ
れると、駆動方向決定部20へ、ドア本体の駆動方向を
開扉方向とするように、開扉指令を出力する(ステップ
ST2)。また、挟み込み判断部15は、初期学習制御
部21より初期学習信号が入力されると、上述の表1に
示したように、通常の挟み込みしきい値よりも大きい値
となる挟み込みしきい値を設定する。
【0039】そして、挟み込み判断部15では、モータ
電流検知回路6にて検知されるドア駆動モータ3のモー
タ負荷電流、或いはパルス幅検出部14で検出されるパ
ルス幅(パルスの立ち上がりから次のパルスの立ち上が
りまでの時間)が、表1に示した初期学習時の挟み込み
しきい値を越えた場合には(即ち、反転検知された場合
には;ステップST3)、初期学習制御部21へ停止信
号を出力する。即ち、ドア本体が開扉方向の機械的な限
界まで達すると、駆動判断部19は、駆動方向決定部2
0へ停止指令を出力してドア本体の駆動を停止させる。
【0040】初期学習制御部21は、停止信号が入力さ
れると、テンショナー44(図3)がフルストロークで
あることを確認し(ステップST4)、ドア位置算出部
12へ、現在のドア位置(ドア位置に対応するパルスカ
ウント数)が所定値(例えば、300パルス;第1のカ
ウント値)となるように指令信号を出力する(ステップ
ST5〜ST7)。また、ドア本体が開扉中に停止した
場合には、再度開操作信号を入力することにより、ステ
ップST2からの処理を繰り返す(ステップST8)。
【0041】次いで、駆動判断部19は、再度スイッチ
入力信号(閉操作信号)が入力されると(ステップST
9でYES)、初期学習制御部21、及び駆動方向決定
部20へ、ドア本体の駆動方向を閉扉方向とするよう
に、閉扉指令を出力する(ステップST10)。
【0042】初期学習制御部21は、閉扉指令が与えら
れると、目標速度生成部11へ初期学習閉作動時の目標
速度生成信号を出力する。
【0043】次いで、目標速度生成部11は、初期学習
閉作動時の目標生成信号が入力されると、フィードバッ
ク制御部16へ、所定のドア目標駆動速度値を出力す
る。なお、目標速度生成部11に初期学習閉作動時の目
標速度生成指令が入力された際に、出力する所定のドア
目標駆動速度値は、初期学習開作動時の目標速度生成指
令が与えられたときに出力するドア目標駆動速度値と同
一値であっても、異なる値であっても良い。
【0044】この閉作動時に挟み込みが発生して(即
ち、反転荷重が検知されて)、挟み込み判断部15から
駆動判断部19へ挟み込み発生信号が送信された場合に
は(ステップST17)、ドアを開扉方向に反転させて
ドア本体を開扉方向の機械的な限界位置まで駆動した
後、再度ステップST2からの処理を行う。
【0045】ドア位置算出部12は、パルスエンコーダ
4からのパルスカウント値を「300」パルスから減算
してドア本体の位置を算出する。
【0046】そして、駆動判断部19は、ハーフラッチ
スイッチ33がオンとなったことを検出すると(ステッ
プST18)、駆動方向決定部20、及び初期学習制御
部21へそれぞれ停止指令を送信して、ドア本体の駆動
を停止させる(ステップST19,ST20)。
【0047】その後、初期学習制御部21は、ドア本体
がハーフラッチ位置に達したときのパルスカウント値
(第2のカウント値)が、適切な値であるかどうかを判
断する。即ち、ドア本体が全開位置からハーフラッチ位
置に達するまでの距離は決まっているので、全開位置の
パルスカウント値を「300」と設定した場合には、ハ
ーフラッチ位置におけるパルスカウント値Nは、おおよ
そ決まっており、本実施形態では、7≦N≦23の範囲
にあるときに適切な値であると判断し、それ以外の場合
には、適切な値でないと判断する(ステップST2
1)。
【0048】そして、パルスカウント値Nが適切な値で
ある場合には(ステップST21でYES)、初期学習
制御部21は、ドア位置算出部12にて算出されたパル
ス数と、不揮発性メモリ21b内に記憶されている前回
のハーフラッチ位置に対応するパルスカウント数とを比
較し(ステップST23)、ドア位置算出部12にて算
出されたカウント値が不揮発性メモリ21bに記憶され
ているカウント値以下であれば(ステップST23でY
ES)、算出されたカウント値をハーフラッチ位置のカ
ウント値「HL」として決定し、不揮発性メモリ21b
内に記憶する(ステップST25)。
【0049】他方、ドア位置算出部12にて算出された
カウント値が、不揮発性メモリ21b内に記憶されてい
るカウント値以上である場合には(ステップST23で
NO)、算出されたカウント値に所定値(この例では、
1パルス)を加算した値をハーフラッチ位置のカウント
値として決定し、不揮発性メモリ21b内に記憶する。
【0050】この操作(ハーフラッチ位置のカウント値
を設定し直す操作)は、初期学習後に経年変化によって
ハーフラッチ位置が変化する可能性あり、メンテナンス
などの為に、電源が切断された後、再度電源を接続した
ときに、不揮発性メモリ21b内に記憶されているハー
フラッチ位置のカウント値「HL」を修正するためであ
る。従って、工場オフライン時の初期学習時には、不揮
発性メモリ21b内には、通常のハーフラッチ位置のカ
ウント値よりも十分大きい値(例えば、300)が記憶
されている。
【0051】ここで、ステップST21の処理で求めら
れたハーフラッチ位置のカウント値が前回のカウント値
(記憶されているカウント値)よりも小さいときには、
求められたカウント値をそのまま新たなカウント値と
し、大きいときには前回のカウント値に「1」を加算す
る理由は、ハーフラッチ位置のカウント値が小さくなる
方向に変更される場合には、新たなカウント値を用いて
も、ドア本体が確実にハーフラッチ位置に達し、確実に
ドアクロージャによりドア本体を全閉させることができ
るが、ハーフラッチ位置のカウント値が大きくなる方向
に変更される場合には、新たなカウント値をそのまま用
いると、ドア本体がハーフラッチ位置まで届かないこと
があり、ドア本体を全閉させることができない場合があ
るからである。
【0052】つまり、ハーフラッチ位置のカウント値が
大きくなる方向に変更する場合には、カウント値を1ず
つ増加させることにより、上記の問題を解決する。
【0053】その後、初期学習制御部21は、ハーフラ
ッチ位置のカウント値が決定されると、目標速度生成部
11へ、決定したハーフラッチ位置のカウント値のデー
タを出力し、スイッチ22の接点aと設定cとが接続さ
れるように切り換える。同様に、スイッチ23の接点d
と接点eとが接続されるように切り換える制御を行う。
【0054】そして、目標速度生成部11は、前述した
図4、図5に示すハーフラッチ位置「HL」に、前述の
処理で求められたハーフラッチ位置のカウント値を代入
して記憶する(ステップST25)。
【0055】また、ハーフラッチ位置が適正な値でない
場合、即ち、7≦N≦23の範囲内にないときには(ス
テップST21でNO、ST22でNO)、次回開操作
が入力された際に(ステップST16でYES)、再度
ステップST2以降の処理により、カウント値の設定を
行う。そして、ハーフラッチ位置のカウント値として、
3回連続して適正な値が得られなかった場合には(ステ
ップST22でYES)、何らかの異常があるものと
し、オート作動を禁止する(ステップST26)。
【0056】こうして、パルスエンコーダ4より出力さ
れるパルスカウント値と、ドア本体のスライド位置との
対応が設定されるのである。
【0057】このようにして、本実施形態に係る車両用
開閉体制御装置1では、パルスカウント値とドア本体の
スライド位置との対応関係を求めることができるので、
ドア本体が全開位置となるときのカウント値、及びハー
フラッチ位置となるときのカウント値に基づき、確実
に、ドア本体を全開位置、及びハーフラッチ位置ひいて
は全閉位置にて停止させることができる。これにより、
リミットスイッチ等の高価な計装機器を用いることな
く、ドア本体の停止位置を制御することができる。
【0058】以上、本発明の車両用開閉体制御装置を図
示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有
する任意の構成のものに置き換えることができる。
【0059】例えば、上記した実施形態では、車両用開
閉体として、スライドドアを例に説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、パルスエンコーダ出力
により位置決めされる形式のドアに対して適用すること
ができる。
【0060】また、上記した実施形態では、ドア全開状
態のカウント値を「300」とし、ハーフラッチ位置の
カウント値を「20」としたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、その他の値とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】ドア駆動モータに連結されるプーリ及び、該プ
ーリに係合されるワイヤーの構成を示す表面側の斜視図
である。
【図3】ドア駆動モータに連結されるプーリ及び、該プ
ーリに係合されるワイヤーの構成を示す裏面側の斜視図
である。
【図4】目標速度生成部にて設定される、ドア本体閉動
作時の、パルスカウント値とドアの移動速度との関係を
示す特性図である。
【図5】目標速度生成部にて設定される、ドア本体開動
作時の、パルスカウント値とドアの移動速度との関係を
示す特性図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装
置の動作を示すフローチャートの、第1の分図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装
置の動作を示すフローチャートの、第2の分図である。
【符号の説明】
1 車両用開閉体制御装置 2 制御手段 3 ドア駆動モータ 4 パルスエンコーダ 5 駆動回路 6 モータ電流検知回路 7 バッテリ電圧検知回路 11 目標速度生成部 12 ドア位置算出部 13 速度算出部 14 パルス幅検出部 15 挟み込み判断部 16 フィードバック制御部 17 フィードバックゲイン算出部 18 スイッチ操作判断部 19 駆動判断部 20 駆動方向決定部 21 初期学習制御部 21a 揮発性メモリ 21b 不揮発性メモリ 22,23 スイッチ 31 ドア操作スイッチ 32 メインスイッチ 33 ハーフラッチスイッチ 34 報知部 35 キーレスコントローラ 41 プーリ 42 ワイヤー 44 テンショナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 陽一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 内海 武史 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 三田 崇 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 城所 仁 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 CA06 DA03 DB03 EA15 EB01 GA08 GA10 GB06 GB12 GB13 GB15 GC06 GD03 GD07 GD09 HA01 KA13 KA15 KA27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉体を開閉作動させて、前記開閉体の
    開閉操作を行う車両用開閉体制御装置において、 前記開閉体に連結された連結部材と、前記連結部材を介
    して前記開閉体を開閉作動させるための回転動力を出力
    する駆動モータと、前記駆動モータの回転数に応じたパ
    ルス信号を出力するパルスエンコーダと、前記パルスエ
    ンコーダから出力されたパルス数を検出するパルスカウ
    ント手段と、を有し、更に、 前記開閉体が、全開突き当たり位置に達したときの、前
    記パルスカウント手段によるカウント値を所定の第1の
    カウント値とし、この状態から前記開閉体を所定の閉位
    置まで移動させ、前記パルスカウント手段は、該所定の
    閉位置に達したときのカウント値を前記開閉体が全開突
    き当たり位置から所定の閉位置に達するまでに前記パル
    スエンコーダから出力されたパルス数と前記第1のカウ
    ント値に基づいて、第2のカウント値を求め、前記第1
    のカウント値と第2のカウント値とに基づいて、前記開
    閉体の全開停止位置、及び所定の閉位置のパルスカウン
    ト値を設定すること、 を具備したことを特徴とする車両用開閉体制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記全開停止位置、及
    び所定の閉位置に対応するパルスカウント値が設定され
    ていない場合に、前記開閉体の全開停止位置、及び所定
    の閉位置のパルスカウント値を設定することを特徴とす
    る車両用開閉体制御装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉体による障害物の挟み込みを検
    知する挟み込み検知手段を備え、前記制御手段は、前記
    パルスカウント手段によるパルスカウント値を前記第1
    のカウント値とした後、前記開閉体を所定の閉位置へ移
    動している際に、前記挟み込み検知手段によって障害物
    の挟み込みを検知した際には、前記開閉体を再度全開突
    き当たり位置まで移動させ、再度、前記パルスカウント
    手段によるカウント値を前記第1のカウント値として第
    2のカウント値を求める処理を行うことを特徴とする請
    求項1または請求項2のいずれかに記載の車両用開閉体
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、求められた前記第2の
    カウント値が、適切な値でないと判断した場合には、再
    度第2のカウント値を求める処理からの手続を行うこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載
    の車両用開閉体制御装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の閉位置は、ハーフラッチ位置
    であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか
    1項に記載の車両用開閉体制御装置。
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