JP2003155232A - 不快な臭いが低減されたl−システイン配合固形製剤およびその製造方法 - Google Patents
不快な臭いが低減されたl−システイン配合固形製剤およびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造時間を短縮し、小型化した、かつ不快な
臭いの低減されたL−システイン配合固形製剤およびそ
の製造方法を提供すること。 【解決手段】 L−システインを乾式で配合してなる不
快な臭いが低減されたL−システイン配合固形製剤およ
びその製造方法。
臭いの低減されたL−システイン配合固形製剤およびそ
の製造方法を提供すること。 【解決手段】 L−システインを乾式で配合してなる不
快な臭いが低減されたL−システイン配合固形製剤およ
びその製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不快な臭いが低減
されたL−システイン配合固形製剤およびその製造方法
に関する。
されたL−システイン配合固形製剤およびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、L−システイン配合の固形製剤
は、L−システインを、水溶性高分子(ヒドロキシプロ
ピルセルロース(HPC)、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース(HPMC)、ポリビニルピロリドン(PV
P)等)やコーンスターチ糊等の結合剤を水または有機
溶媒に溶解させた結合液を用い、湿式造粒を行うことに
より、製造されてきた。湿式造粒後、湿式造粒末の粒度
を調整して顆粒剤、細粒剤が得られ、湿式造粒末を整粒
後、崩壊剤、滑沢剤と混合、製錠し、素錠等の固形製剤
が得られる。得られたこれら固形製剤(顆粒剤、細粒
剤、素錠等)は、システイン由来の不快な臭いがあり、
このままでは服用することができなかった。このため、
従来、この臭いをマスキングするため、ショ糖を用いた
糖衣を施すことが必須であった。しかしながら、糖衣
は、製造時間の増大、糖衣を施すことによる製剤の大型
化が問題であった。一方、製造時間が短く、製剤の小型
化ができる、従来のフィルムコーティングでは、その基
剤である、水溶性高分子(ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニル
ピロリドン等)や不溶性高分子(エチルセルロース、ア
ミノアルキルメタアクリレート コポリマー−E等)で
は臭いの透過性が高いため、システイン由来の不快な臭
いをマスキングすることができなかった。
は、L−システインを、水溶性高分子(ヒドロキシプロ
ピルセルロース(HPC)、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース(HPMC)、ポリビニルピロリドン(PV
P)等)やコーンスターチ糊等の結合剤を水または有機
溶媒に溶解させた結合液を用い、湿式造粒を行うことに
より、製造されてきた。湿式造粒後、湿式造粒末の粒度
を調整して顆粒剤、細粒剤が得られ、湿式造粒末を整粒
後、崩壊剤、滑沢剤と混合、製錠し、素錠等の固形製剤
が得られる。得られたこれら固形製剤(顆粒剤、細粒
剤、素錠等)は、システイン由来の不快な臭いがあり、
このままでは服用することができなかった。このため、
従来、この臭いをマスキングするため、ショ糖を用いた
糖衣を施すことが必須であった。しかしながら、糖衣
は、製造時間の増大、糖衣を施すことによる製剤の大型
化が問題であった。一方、製造時間が短く、製剤の小型
化ができる、従来のフィルムコーティングでは、その基
剤である、水溶性高分子(ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニル
ピロリドン等)や不溶性高分子(エチルセルロース、ア
ミノアルキルメタアクリレート コポリマー−E等)で
は臭いの透過性が高いため、システイン由来の不快な臭
いをマスキングすることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、製造
時間が短く、製剤の小型化が可能な、不快な臭いが低減
されたL−システイン配合固形製剤およびその製造方法
を提供することにある。
時間が短く、製剤の小型化が可能な、不快な臭いが低減
されたL−システイン配合固形製剤およびその製造方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記目的を
達成するために鋭意検討の結果、驚くべきことに、L−
システインを水または有機溶媒を用いて湿式造粒せず
に、乾式で配合すれば、不快な臭いが低減されたL−シ
ステイン配合固形製剤が製造できることを見出した。ま
た、発明者らは、L−システインの粒子径100μm以
下のものの割合が50%以下のものを用いるとより不快
な臭いが低減できることも見出した。
達成するために鋭意検討の結果、驚くべきことに、L−
システインを水または有機溶媒を用いて湿式造粒せず
に、乾式で配合すれば、不快な臭いが低減されたL−シ
ステイン配合固形製剤が製造できることを見出した。ま
た、発明者らは、L−システインの粒子径100μm以
下のものの割合が50%以下のものを用いるとより不快
な臭いが低減できることも見出した。
【0005】本発明は、これらの知見に基づいて完成さ
れたものであって、(1)L−システインを乾式で配合
してなる不快な臭いが低減されたL−システイン配合固
形製剤、(2)粒子径が、100μm以下のものの割合
が50%以下であるL−システインを配合してなる前記
(1)記載の固形製剤、(3)L−システインの配合量
が、製剤全重量に対して0.1〜90重量%である前記
(1)記載の固形製剤、(4)L−システインの配合量
が、製剤全重量に対して1〜70重量%である前記
(1)記載の固形製剤、(5)固形製剤が、顆粒剤、細
粒剤、素剤、フィルム錠、薄層糖衣錠またはチュアブル
錠である前記(1)記載の固形製剤、(6)L−システ
インを乾式で配合することを特徴とする不快な臭いが低
減されたL−システイン配合固形製剤の製造方法、
(7)粒子径が、100μm以下のものの割合が50%
以下であるL−システインを配合してなる前記(6)記
載の固形製剤の製造方法等を提供するものである。
れたものであって、(1)L−システインを乾式で配合
してなる不快な臭いが低減されたL−システイン配合固
形製剤、(2)粒子径が、100μm以下のものの割合
が50%以下であるL−システインを配合してなる前記
(1)記載の固形製剤、(3)L−システインの配合量
が、製剤全重量に対して0.1〜90重量%である前記
(1)記載の固形製剤、(4)L−システインの配合量
が、製剤全重量に対して1〜70重量%である前記
(1)記載の固形製剤、(5)固形製剤が、顆粒剤、細
粒剤、素剤、フィルム錠、薄層糖衣錠またはチュアブル
錠である前記(1)記載の固形製剤、(6)L−システ
インを乾式で配合することを特徴とする不快な臭いが低
減されたL−システイン配合固形製剤の製造方法、
(7)粒子径が、100μm以下のものの割合が50%
以下であるL−システインを配合してなる前記(6)記
載の固形製剤の製造方法等を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に従って、L−システイン
を乾式で配合するには、L−システインを乾式で混合す
る方法、L−システインを他の賦形剤、結合剤等と乾式
造粒する方法等の自体公知の方法が採用できる。用いる
L−システインの粒子径は、特に限定するものではない
が、L−システインの不快臭低減のため、100μm以
下のものの割合が50%以下、好ましくは40%以下で
あることが望ましい。本発明におけるL−システインの
配合量の重合割合は、特に限定するものではないが、通
常、固形製剤の全重量に基づいて、0.1〜90重量
%、好ましくは1〜70重量%とすることが望ましい。
を乾式で配合するには、L−システインを乾式で混合す
る方法、L−システインを他の賦形剤、結合剤等と乾式
造粒する方法等の自体公知の方法が採用できる。用いる
L−システインの粒子径は、特に限定するものではない
が、L−システインの不快臭低減のため、100μm以
下のものの割合が50%以下、好ましくは40%以下で
あることが望ましい。本発明におけるL−システインの
配合量の重合割合は、特に限定するものではないが、通
常、固形製剤の全重量に基づいて、0.1〜90重量
%、好ましくは1〜70重量%とすることが望ましい。
【0007】本発明の固形製剤は、自体公知の方法に従
って製造できる。また、必要であれば、自体公知の方法
に従ってフィルムコーティング、薄層糖衣を施してもよ
く、本発明の固形製剤は、顆粒剤、細粒剤、素剤、フィ
ルム錠、薄層糖衣錠、チュアブル錠等のような形態とす
ることができる。例えば、本発明における固形製剤にお
いて、素錠を製造するために、必要とあれば、圧縮成形
性の優れる賦形剤、結合剤、崩壊剤および滑沢剤を配合
することができる。本発明で使用することができる圧縮
成形性の優れる賦形剤、結合剤としては、セルロースと
その誘導体、デンプンとその誘導体、合成高分子化合
物、糖質等が挙げられる。本発明で使用することができ
るセルロースとその誘導体としては、結晶セルロース、
粉末セルロース、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。
本発明で使用することができるデンプンとその誘導体と
しては、トウモロコシデンプン、デキストリン、アルフ
ァー化デンプン、部分アルファー化デンプン、ヒドロキ
シプロピルスターチ、カルボキシメチルスターチナトリ
ウム、シクロデキストリン等が挙げられる。本発明で使
用することができる合成高分子化合物としては、ポリビ
ニルピロリドン、アミノアルキルメタアクリレート、
コポリマーE、メタアクリル酸コポリマーL、アミノア
ルキルメタアクリレート コポリマーRS、メタアクリ
ル酸コポリマーS、カルボキシビニルポリマー、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルアセタールジエチルアミン
アセテート等が挙げられる。本発明で使用することがで
きる糖質としては、ショ糖、トレハロース、乳糖、マン
ニトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトー
ル、エリスリトール、粉末還元麦芽糖水アメ等が挙げら
れる。本発明に使用することができる崩壊剤としては、
トウモロコシデンプン、部分アルファー化デンプン、ヒ
ドロキシプロピルスターチ、カルボキシメチルスターチ
ナトリウム、カルメロースカルシウム、カルメロースナ
トリウム、クロスカルメロースナトリウム、低置換度ヒ
ドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン等が挙げ
られる。本発明に使用することができる滑沢剤として
は、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられる。
って製造できる。また、必要であれば、自体公知の方法
に従ってフィルムコーティング、薄層糖衣を施してもよ
く、本発明の固形製剤は、顆粒剤、細粒剤、素剤、フィ
ルム錠、薄層糖衣錠、チュアブル錠等のような形態とす
ることができる。例えば、本発明における固形製剤にお
いて、素錠を製造するために、必要とあれば、圧縮成形
性の優れる賦形剤、結合剤、崩壊剤および滑沢剤を配合
することができる。本発明で使用することができる圧縮
成形性の優れる賦形剤、結合剤としては、セルロースと
その誘導体、デンプンとその誘導体、合成高分子化合
物、糖質等が挙げられる。本発明で使用することができ
るセルロースとその誘導体としては、結晶セルロース、
粉末セルロース、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。
本発明で使用することができるデンプンとその誘導体と
しては、トウモロコシデンプン、デキストリン、アルフ
ァー化デンプン、部分アルファー化デンプン、ヒドロキ
シプロピルスターチ、カルボキシメチルスターチナトリ
ウム、シクロデキストリン等が挙げられる。本発明で使
用することができる合成高分子化合物としては、ポリビ
ニルピロリドン、アミノアルキルメタアクリレート、
コポリマーE、メタアクリル酸コポリマーL、アミノア
ルキルメタアクリレート コポリマーRS、メタアクリ
ル酸コポリマーS、カルボキシビニルポリマー、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルアセタールジエチルアミン
アセテート等が挙げられる。本発明で使用することがで
きる糖質としては、ショ糖、トレハロース、乳糖、マン
ニトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトー
ル、エリスリトール、粉末還元麦芽糖水アメ等が挙げら
れる。本発明に使用することができる崩壊剤としては、
トウモロコシデンプン、部分アルファー化デンプン、ヒ
ドロキシプロピルスターチ、カルボキシメチルスターチ
ナトリウム、カルメロースカルシウム、カルメロースナ
トリウム、クロスカルメロースナトリウム、低置換度ヒ
ドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン等が挙げ
られる。本発明に使用することができる滑沢剤として
は、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられる。
【0008】本発明における素錠にフィルムコーティン
グを施す場合のフィルムコーティング基剤としては、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ポリビニルピロリドン、アミノアルキルメタアクリレー
ト コポリマーE、アミノアルキルメタアクリレートコ
ポリマーL、アミノアルキルメタアクリレート コポリ
マーRS、アミノアルキルメタアクリレート コポリマ
ーS、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルアセタールジエチルアセテート等が挙げ
られる。薄層糖衣を施す場合の薄層糖衣基剤としては、
ショ糖、トレハロース、乳糖、マンニトール、ソルビト
ール、キシリトール、マルチトール、エリスリトール、
粉末還元麦芽糖水アメ等が挙げられる。本発明におい
て、フィルムコーティング、薄層糖衣を行う場合、必要
とあれば、賦形剤、コーティング剤、可塑剤、着色剤等
を配合することができる。
グを施す場合のフィルムコーティング基剤としては、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ポリビニルピロリドン、アミノアルキルメタアクリレー
ト コポリマーE、アミノアルキルメタアクリレートコ
ポリマーL、アミノアルキルメタアクリレート コポリ
マーRS、アミノアルキルメタアクリレート コポリマ
ーS、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルアセタールジエチルアセテート等が挙げ
られる。薄層糖衣を施す場合の薄層糖衣基剤としては、
ショ糖、トレハロース、乳糖、マンニトール、ソルビト
ール、キシリトール、マルチトール、エリスリトール、
粉末還元麦芽糖水アメ等が挙げられる。本発明におい
て、フィルムコーティング、薄層糖衣を行う場合、必要
とあれば、賦形剤、コーティング剤、可塑剤、着色剤等
を配合することができる。
【0009】本発明の固形製剤においては、必要によ
り、ビタミン類を配合できる。本発明で使用できるビタ
ミン類としては、例えば、ビタミンB1誘導体(例、塩
酸フルスルチアミン、塩酸ジセチアミン、オクトチアミ
ン、シコチアミン、ビスイブチアミン、ビスベンチアミ
ン、ベンフォチアミン等)、ビタミンB1(例、塩酸チ
アミン、硝酸チアミン、硝酸ビスチアミン、チアミンジ
スルフィド、チアミンジアセチル硫酸エステル等)、ビ
タミンB2(例、リボフラビン、リン酸リボフラビンナ
トリウム、酪酸リボフラビン等)、ビタミンB6(例、
塩酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサール等)、ビタミ
ンC(例、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウ
ム、アスコルビン酸カルシウム等)、ビタミンB
12(例、シアノコバラミン、塩酸ヒドロキソコバラミ
ン、酢酸ヒドロキソコバラミン、メコバラミン等)、ビ
タミンE(コハク酸d−α−トコフェロール、コハク酸
dl−α−トコフェロールカルシウム、酢酸d−α−ト
コフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール等)、ニ
コチン酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウ
ム、パントテン酸カルシウムタイプ S、ビオチン、ガ
ンマーオリザノール、オロチン酸、グルクロノラクト
ン、グルクロン酸アミド、ヨクイニン等が挙げられる。
本発明における固形製剤に、服用性向上のために、必要
とあれば、香りおよび味を付与することもできる。例え
ば、着香剤または香料、矯味剤を配合することにより、
香りおよび味を付与することができる。本発明で使用す
ることができる着香剤または香料としては、例えば、ハ
ッカ油、ユーカリ油、ケイヒ油、ウイキョウ油、チョウ
ジ油、オレンジ油、レモン油、ローズ油、フルーツフレ
ーバー、バナナフレーバー、ストロベリーフレバー、ミ
ントフレバー、ペパーミントフレバー、dl−メントー
ル、l−メントール等が挙げられる。矯味剤としては、
糖、糖アルコール、高甘味度甘味剤、酸味剤を配合する
ことができる。矯味剤として本発明に用いられる糖、糖
アルコールは、ショ糖、トレハロース、乳糖、マンニト
ール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、エ
リスリトール、粉末還元麦芽糖水アメ等が挙げられる。
矯味剤として本発明に用いられる高甘味度甘味剤は、人
工的に合成された甘味剤のうち、その甘味度が砂糖の数
倍以上のもの、好ましくは約100倍以上のものをい
い、具体的には、例えば、アスパルテーム、ステビア、
サッカリン、グリチルリチン二カリウム、ソーマチン、
スクラロース、アセスルファームK等が挙げられる。矯
味剤として本発明で用いられる酸味剤は、クエン酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、アスコルビン酸等が挙げられる。
り、ビタミン類を配合できる。本発明で使用できるビタ
ミン類としては、例えば、ビタミンB1誘導体(例、塩
酸フルスルチアミン、塩酸ジセチアミン、オクトチアミ
ン、シコチアミン、ビスイブチアミン、ビスベンチアミ
ン、ベンフォチアミン等)、ビタミンB1(例、塩酸チ
アミン、硝酸チアミン、硝酸ビスチアミン、チアミンジ
スルフィド、チアミンジアセチル硫酸エステル等)、ビ
タミンB2(例、リボフラビン、リン酸リボフラビンナ
トリウム、酪酸リボフラビン等)、ビタミンB6(例、
塩酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサール等)、ビタミ
ンC(例、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウ
ム、アスコルビン酸カルシウム等)、ビタミンB
12(例、シアノコバラミン、塩酸ヒドロキソコバラミ
ン、酢酸ヒドロキソコバラミン、メコバラミン等)、ビ
タミンE(コハク酸d−α−トコフェロール、コハク酸
dl−α−トコフェロールカルシウム、酢酸d−α−ト
コフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール等)、ニ
コチン酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウ
ム、パントテン酸カルシウムタイプ S、ビオチン、ガ
ンマーオリザノール、オロチン酸、グルクロノラクト
ン、グルクロン酸アミド、ヨクイニン等が挙げられる。
本発明における固形製剤に、服用性向上のために、必要
とあれば、香りおよび味を付与することもできる。例え
ば、着香剤または香料、矯味剤を配合することにより、
香りおよび味を付与することができる。本発明で使用す
ることができる着香剤または香料としては、例えば、ハ
ッカ油、ユーカリ油、ケイヒ油、ウイキョウ油、チョウ
ジ油、オレンジ油、レモン油、ローズ油、フルーツフレ
ーバー、バナナフレーバー、ストロベリーフレバー、ミ
ントフレバー、ペパーミントフレバー、dl−メントー
ル、l−メントール等が挙げられる。矯味剤としては、
糖、糖アルコール、高甘味度甘味剤、酸味剤を配合する
ことができる。矯味剤として本発明に用いられる糖、糖
アルコールは、ショ糖、トレハロース、乳糖、マンニト
ール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、エ
リスリトール、粉末還元麦芽糖水アメ等が挙げられる。
矯味剤として本発明に用いられる高甘味度甘味剤は、人
工的に合成された甘味剤のうち、その甘味度が砂糖の数
倍以上のもの、好ましくは約100倍以上のものをい
い、具体的には、例えば、アスパルテーム、ステビア、
サッカリン、グリチルリチン二カリウム、ソーマチン、
スクラロース、アセスルファームK等が挙げられる。矯
味剤として本発明で用いられる酸味剤は、クエン酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、アスコルビン酸等が挙げられる。
【0010】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明を
さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの限定される
ものではない。 実施例1 アスコルビン酸2700g、リボフラビン54g、コハ
ク酸d−α−トコフェロール(レギュラー粒度品)22
5g、粉末還元麦芽糖水アメ351g、結晶セルロース
240.8gを流動層造粒機(FD−5S、パウレッ
ク)にて、6%ヒドロキシプロピルセルロース(HPC
−L)水溶液2700gを噴霧することにより、流動層
造粒する。その後、整粒機(パワーミル、昭和化学機
械)にて整粒し、整粒末を得る。得られた整粒末331
8g、L−システイン(粒径:100μm以下10%)
640g、パントテン酸カルシウムタイプS184.8
g、結晶セルロース345.2g、低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロース240g、特殊ケイ酸カルシウム
(フローライトRE)24g、ステアリン酸マグネシウ
ム48gを混合機(タンブラー混合機、昭和化学機械)
にて混合し、得られた混合末をロータリー式打錠機で直
径8.8mmの臼、曲率半径7.0mmのR面杵にて、
1錠当たりの重量300mg、厚み5.2mmとなるよ
うに製錠し、素錠を得た。
さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの限定される
ものではない。 実施例1 アスコルビン酸2700g、リボフラビン54g、コハ
ク酸d−α−トコフェロール(レギュラー粒度品)22
5g、粉末還元麦芽糖水アメ351g、結晶セルロース
240.8gを流動層造粒機(FD−5S、パウレッ
ク)にて、6%ヒドロキシプロピルセルロース(HPC
−L)水溶液2700gを噴霧することにより、流動層
造粒する。その後、整粒機(パワーミル、昭和化学機
械)にて整粒し、整粒末を得る。得られた整粒末331
8g、L−システイン(粒径:100μm以下10%)
640g、パントテン酸カルシウムタイプS184.8
g、結晶セルロース345.2g、低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロース240g、特殊ケイ酸カルシウム
(フローライトRE)24g、ステアリン酸マグネシウ
ム48gを混合機(タンブラー混合機、昭和化学機械)
にて混合し、得られた混合末をロータリー式打錠機で直
径8.8mmの臼、曲率半径7.0mmのR面杵にて、
1錠当たりの重量300mg、厚み5.2mmとなるよ
うに製錠し、素錠を得た。
【0011】実施例2
実施例1の素錠300gにハイコーター(HCT−MI
NI、フロイント産業)を用い、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース2910(TC−5MW)75g、マク
ロゴール6000 15g、酸化チタン10gを精製水
900gに溶解させた水溶液を素錠に対して、4%量コ
ーティングしたフィルム錠を得た。
NI、フロイント産業)を用い、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース2910(TC−5MW)75g、マク
ロゴール6000 15g、酸化チタン10gを精製水
900gに溶解させた水溶液を素錠に対して、4%量コ
ーティングしたフィルム錠を得た。
【0012】実施例3
実施例1の素錠3240gに、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース(TC−5MW)120gを精製水108
0gに溶解したコーティング液を用い、コーティング機
(ドリアコーター DRC−500、パウレック)に
て、素錠重量に対して2%量コーティングし、さらに、
その上に、エリスリトール918.5g、タルク48
5.3g、酸化チタン34.7g、結晶セルロース(ア
ビセルPH−F20)86.6g、アラビアゴム末20
7.9gを精製水2827gに溶解、懸濁したコーティ
ング液を用い、コーティング機(ドリアコーター DR
C−500、パウレック)にて素錠重量に対して38%
量コーティングした。さらに、その上に、エリスリトー
ル540g、マクロゴール6000 60gを精製水9
80gに溶解したコーティング液を用い、コーティング
機(ドリアコーター DRC−500、パウレック)に
て素錠重量に対して5%コーティングし、コーティング
錠を得た。なお、該コーティング錠に艶出液(カルナウ
バロウ、白ロウを溶解させたエタノール−n−ヘキサン
溶液)を微量、コーティングし、艶出しを行なった。
ルセルロース(TC−5MW)120gを精製水108
0gに溶解したコーティング液を用い、コーティング機
(ドリアコーター DRC−500、パウレック)に
て、素錠重量に対して2%量コーティングし、さらに、
その上に、エリスリトール918.5g、タルク48
5.3g、酸化チタン34.7g、結晶セルロース(ア
ビセルPH−F20)86.6g、アラビアゴム末20
7.9gを精製水2827gに溶解、懸濁したコーティ
ング液を用い、コーティング機(ドリアコーター DR
C−500、パウレック)にて素錠重量に対して38%
量コーティングした。さらに、その上に、エリスリトー
ル540g、マクロゴール6000 60gを精製水9
80gに溶解したコーティング液を用い、コーティング
機(ドリアコーター DRC−500、パウレック)に
て素錠重量に対して5%コーティングし、コーティング
錠を得た。なお、該コーティング錠に艶出液(カルナウ
バロウ、白ロウを溶解させたエタノール−n−ヘキサン
溶液)を微量、コーティングし、艶出しを行なった。
【0013】比較例1
L−システイン(粒径:100μm以下60%)720
g、アスコルビン酸2700g、リボフラビン54g、
コハク酸d−α−トコフェロール(レギュラー粒度品)
225g、粉末還元麦芽糖水アメ351g、結晶セルロ
ース240.8gを流動層造粒機(FD−5S、パウレ
ック)にて、6%ヒドロキシプロピルセルロース(HP
C−L)水溶液2700gを噴霧することにより、流動
層造粒する。その後、整粒機(パワーミル、昭和化学機
械)にて整粒し、整粒末を得る。得られた整粒末395
8g、パントテン酸カルシウムタイプS184.8g、
結晶セルロース345.2g、低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロース240g、特殊ケイ酸カルシウム(フロ
ーライトRE)24g、ステアリン酸マグネシウム48
gを混合機(タンブラー混合機、昭和化学機械)にて混
合し、得られた混合末をロータリー式打錠機で直径8.
8mmの臼、曲率半径7.0mmのR面杵にて、1錠当
たりの重量300mg、厚み5.2mmとなるように製
錠し、素錠を得た。
g、アスコルビン酸2700g、リボフラビン54g、
コハク酸d−α−トコフェロール(レギュラー粒度品)
225g、粉末還元麦芽糖水アメ351g、結晶セルロ
ース240.8gを流動層造粒機(FD−5S、パウレ
ック)にて、6%ヒドロキシプロピルセルロース(HP
C−L)水溶液2700gを噴霧することにより、流動
層造粒する。その後、整粒機(パワーミル、昭和化学機
械)にて整粒し、整粒末を得る。得られた整粒末395
8g、パントテン酸カルシウムタイプS184.8g、
結晶セルロース345.2g、低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロース240g、特殊ケイ酸カルシウム(フロ
ーライトRE)24g、ステアリン酸マグネシウム48
gを混合機(タンブラー混合機、昭和化学機械)にて混
合し、得られた混合末をロータリー式打錠機で直径8.
8mmの臼、曲率半径7.0mmのR面杵にて、1錠当
たりの重量300mg、厚み5.2mmとなるように製
錠し、素錠を得た。
【0014】比較例2
比較例1の素錠300gにハイコーター(HCT−MI
NI、フロイント産業)を用い、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース2910(TC−5MW)75g、マク
ロゴール6000 15g、酸化チタン10gを精製水
900gに溶解させた水溶液を素錠に対して、4%量コ
ーティングしたフィルム錠を得た。
NI、フロイント産業)を用い、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース2910(TC−5MW)75g、マク
ロゴール6000 15g、酸化チタン10gを精製水
900gに溶解させた水溶液を素錠に対して、4%量コ
ーティングしたフィルム錠を得た。
【0015】L−システイン由来の不快臭の評価
実施例1、実施例2、実施例3、比較例1および比較例
2の錠剤について、L−システイン由来の不快臭を5名
のパネラーによる官能試験によって評価した。結果を表
1に示す。
2の錠剤について、L−システイン由来の不快臭を5名
のパネラーによる官能試験によって評価した。結果を表
1に示す。
【表1】
−:L−システイン由来の不快臭が全くない
±:L−システイン由来の不快臭がほとんどない
+:L−システイン由来の不快臭がある
++:L−システイン由来の不快臭が強くある
+++:L−システイン由来の不快臭が著しく強くある
実施例1および実施例2のL−システイン由来の不快臭
は、L−システイン由来の不快臭が著しく強くある比較
例1および比較例2に比べ、本発明により、臭いが低減
されたL−システイン配合固形製剤(錠剤)を製造する
ことができた。
は、L−システイン由来の不快臭が著しく強くある比較
例1および比較例2に比べ、本発明により、臭いが低減
されたL−システイン配合固形製剤(錠剤)を製造する
ことができた。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、製造時間を短縮し、小
型化した、かつ不快な臭いの低減されたL−システイン
配合固形製剤を製造することができる。
型化した、かつ不快な臭いの低減されたL−システイン
配合固形製剤を製造することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 4C076 AA30 AA31 AA37 AA43 BB01
CC21 FF52 GG01
4C206 AA01 AA02 JA58 MA01 MA04
MA55 MA61 MA63 MA72 NA09
ZC21
Claims (7)
- 【請求項1】 L−システインを乾式で配合してなる不
快な臭いが低減されたL−システイン配合固形製剤。 - 【請求項2】 粒子径が、100μm以下のものの割合
が50%以下であるL−システインを配合してなる請求
項1記載の固形製剤。 - 【請求項3】 L−システインの配合量が、製剤全重量
に対して0.1〜90重量%である請求項1記載の固形
製剤。 - 【請求項4】 L−システインの配合量が、製剤全重量
に対して1〜70重量%である請求項1記載の固形製
剤。 - 【請求項5】 固形製剤が、顆粒剤、細粒剤、素剤、フ
ィルム錠、薄層糖衣錠またはチュアブル錠である請求項
1記載の固形製剤。 - 【請求項6】 L−システインを乾式で配合することを
特徴とする不快な臭いが低減されたL−システイン配合
固形製剤の製造方法。 - 【請求項7】 粒子径が、100μm以下のものの割合
が50%以下であるL−システインを配合してなる請求
項6記載の固形製剤の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002259981A JP2003155232A (ja) | 2001-09-07 | 2002-09-05 | 不快な臭いが低減されたl−システイン配合固形製剤およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001271921 | 2001-09-07 | ||
JP2001-271921 | 2001-09-07 | ||
JP2002259981A JP2003155232A (ja) | 2001-09-07 | 2002-09-05 | 不快な臭いが低減されたl−システイン配合固形製剤およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003155232A true JP2003155232A (ja) | 2003-05-27 |
Family
ID=26621829
Family Applications (1)
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JP2002259981A Pending JP2003155232A (ja) | 2001-09-07 | 2002-09-05 | 不快な臭いが低減されたl−システイン配合固形製剤およびその製造方法 |
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JP (1) | JP2003155232A (ja) |
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-
2002
- 2002-09-05 JP JP2002259981A patent/JP2003155232A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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