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JP2003150710A - 薬物相互作用マトリックス検索システム - Google Patents

薬物相互作用マトリックス検索システム

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Publication number
JP2003150710A
JP2003150710A JP2001348184A JP2001348184A JP2003150710A JP 2003150710 A JP2003150710 A JP 2003150710A JP 2001348184 A JP2001348184 A JP 2001348184A JP 2001348184 A JP2001348184 A JP 2001348184A JP 2003150710 A JP2003150710 A JP 2003150710A
Authority
JP
Japan
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displayed
drug
matrix
contraindication
name
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001348184A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Okamoto
清司 岡本
Setsu Ishii
節 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUJIN CO Ltd
Original Assignee
FUKUJIN CO Ltd
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Publication date
Application filed by FUKUJIN CO Ltd filed Critical FUKUJIN CO Ltd
Priority to JP2001348184A priority Critical patent/JP2003150710A/ja
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】既存のデータベースを利用して相互作用データ
を簡易に検索できるシステムを提供する。 【構成】10×10のマトリックスMXの表側と表頭に
1〜10の行番号L1と列番号C1を表示する。表側に
は、行番号L1と一対一に対応する医薬品名入力欄L2、
文書数表示欄L3、警告表示欄L4を設ける。表頭には、
列番号C1と一対一に対応する併用禁忌表示欄C2、併用
注意表示欄C3を設ける。また、マトリックスMXの上
側にそれぞれ検索実行ボタンB1、クリアボタンB2、代
表品チェックボタンB3、代表品以外チェックボタンB4
を配置する。マトリックスMXは、添付文書を検索した
結果、例えば入力した医薬品AとBの間に併用による相互
作用がある場合は、AとBがクロスするマトリックスの方
形枠にその旨を表示する。併用禁忌の場合は、方形枠を
赤色で表示し、「禁」の文字と共にカッコ内に併用禁忌
欄にBの記載があるAの添付文書が何件あるかを表示す
る。併用注意の場合は、方形枠を黄色で表示し、「注」
の文字と共にカッコ内に併用注意欄にBの記載があるAの
添付文書が何件あるかを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品名を入力し
て添付文書データベースを検索し、併用薬剤の間に相互
作用の記載がある添付文書の件数をカウントしてマトリ
ックスに表示する薬物相互作用マトリックス検索システ
ムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】医薬品には併用により
本来の作用を増強または減弱するものがあり、このうち
臨床的に不都合を生じる組み合わせについては十分注意
する必要がある。医薬品の相互作用については、他剤と
の併用が多いこと、副作用の関係が指摘されていること
などから、今後の対応がますます重要になってきてい
る。
【0003】医薬品の相互作用の報告は、各種の文献、
成書、添付文書などに記載されているが、このような報
告は今後ますます増えていくことが予想されるため、こ
れらのデータを効率よく整理し、コンピュータを利用し
て検索できるデータベースの構築が望まれている。その
ためには、医薬品の相互作用に関するデータを収集して
最新の状態に維持管理する組織的な対応と多大な経費を
必要とする。
【0004】一方、医薬品に添付する文書(添付文書)
は製薬企業からの公的情報源で、医薬品の相互作用を知
る上で利用価値の高い情報源となっている。また、この
添付文書は一般のユーザに利用可能なデータベースとし
ていくつかのサービス会社から提供されている。そのた
め、このデータベースを利用すれば、最新の相互作用デ
ータを容易に検索することができる。
【0005】ところが、添付文書は公的に記載項目は決
まっているが、製薬企業により記載方法がまちまちで、
添付文書の相互作用欄を見ると、同分類に属する薬剤に
関して、例えばスルフォニル尿素系糖尿病用剤、スルホ
ニルウレア系薬剤、スルホニル尿素系血糖降下薬、スル
ホニル尿素系血糖降下剤、スルフォニル尿素系製剤、S
U剤、スルホニルウレア系血糖降下剤など多様に表記さ
れ、用語が統一されていない。また、例えば一般名グリ
クラジドにぶら下がる商品名はグリミクロン、グリミラ
ン、グルタミールなどのように数多い。また、医薬品の
相互作用に関しては、改訂時期にずれがあることや、新
薬との関係などで併用薬剤の一方の添付文書に相互作用
の記載があるにも拘らず、他方には記載されていないこ
とがある。
【0006】そこで本発明は、このような用語の不統一
や相互作用データ間の不整合などの問題を勘案しながら
既存のデータベースを利用して相互作用データを簡易に
検索できるシステムを提供することを目的になされたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
【0008】すなわち、請求項1の発明は、添付文書デ
ータベースを検索してn個の併用医薬品の該当添付文書
をすべて抽出し、このうち任意の2剤を組み合わせたn
×(n−1)の組み合わせにおいて、他剤との間に相互
作用の記載がある添付文書の件数をカウントし、この件
数をn×nのマトリックスの対角線を挟む任意の2剤の
対極位置にそれぞれ表示してなる薬物相互作用マトリッ
クス検索システムである。請求項2の発明は、前記マト
リックスに表示した添付文書の件数を索引にして該当添
付文書の内容を参照可能にしてなる請求項1記載の薬物
相互作用マトリックス検索システムである。請求項3の
発明は、前記添付文書の相互作用の記載における用語の
不統一を辞書で補正してなる請求項1記載の薬物相互作
用マトリックス検索システムである。請求項4の発明
は、前記n個の併用医薬品を対象に相互作用の記載があ
るすべての添付文書の件数をカウントしてマトリックス
に表示してなる請求項1記載の薬物相互作用マトリック
ス検索システムである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0010】図1に、本発明を実施した薬物相互作用マ
トリックス検索システムの検索画面フォーマットを示
す。検索画面は、10×10のマトリックスMXの表側
と表頭に1〜10の行番号L1と列番号C1を表示する。
表側には、行番号L1と一対一に対応する医薬品名入力
欄L2、文書数表示欄L3、警告表示欄L4を設ける。表
頭には、列番号C1と一対一に対応する併用禁忌表示欄C
2、併用注意表示欄C3を設ける。また、マトリックス
MXの上側にそれぞれ検索実行ボタンB1、クリアボタ
ンB2、代表品チェックボタンB3、代表品以外チェック
ボタンB4を配置する。
【0011】医薬品名入力欄L2はチェックすべき医薬
品の一般名または商品名を10品目まで同時に入力す
る。図の例では、「トリアムテレン」や「インダシン
R」などの一般名や商品名を入力している。ここでは同
時に入力する医薬品数をマトリックスMXのサイズに合
わせて10品目までとしているが、それ以上でもそれ以
下でもよく、10品目に限定するものではない。
【0012】文書数表示欄L3は、入力した医薬品名に
対し、該当の添付文書が何件あるかを表示する。図の例
では、一般名「トリアムテレン」の商品名添付文書数が
4件あることを示している。文書数の数字をクリックす
ると、4件の添付文書の一覧が表示され、さらにその内
の1つをクリックすると、その添付文書の内容が表示さ
れる。
【0013】警告表示欄L4は、入力した医薬品名に対
し、警告の記載がある添付文書が何件あるかを表示す
る。図の例では、「タクロリムス」の添付文書数が5件
あるうち、5件すべての添付文書に「警告」の記載があ
ることを示している。警告の数字をクリックすると、5
件の添付文書の一覧が表示され、さらにその内の1つを
クリックすると、その添付文書の内容が表示される。
【0014】併用禁忌表示欄C2は、入力した医薬品名
に対し、併用禁忌の記載がある他の添付文書が何件ある
かを逆引き表示する。図の例では、行番号[1]の「ト
リアムテレン」を対象とする併用禁忌の記載がある添付
文書数が34件あることを示している。併用禁忌の数字
をクリックすると、34件の添付文書の一覧が表示さ
れ、さらにその内の1つをクリックすると、その添付文
書の内容が表示される。
【0015】併用注意表示欄C3は、入力した医薬品名
に対し、併用注意の記載がある他の添付文書が何件ある
かを逆引き表示する。図の例では、行番号[1]の「ト
リアムテレン」を対象とする併用注意の記載がある添付
文書数が1349件あることを示している。併用注意の
数字をクリックすると、1349件の添付文書の一覧が
表示され、さらにその内の1つをクリックすると、その
添付文書の内容が表示される。
【0016】マトリックスMXは、添付文書を検索した
結果、例えば入力した医薬品AとBの間に併用による相互
作用がある場合は、AとBがクロスするマトリックスの方
形枠にその旨を表示する。併用禁忌の場合は、方形枠を
赤色で表示し、「禁」の文字と共にカッコ内に併用禁忌
欄にBの記載があるAの添付文書が何件あるかを表示す
る。図の例では、行番号[1]の「トリアムテレン」の
添付文書数が4件あるうち、その併用禁忌欄に行番号
[2][3]の「インダシンR」「ボルタレンSR」の
記載がある添付文書数が4件あることを示している。ま
た、行番号[2]の「インダシンR」の添付文書数が1
件あるうち、その併用禁忌欄に行番号[1]の「トリア
ムテレン」の記載がある添付文書数が1件あることを示
している。禁の数字をクリックすると、4または1件の
添付文書の一覧が表示され、さらにその内の1つをクリ
ックすると、その添付文書の内容が表示される。
【0017】これは、一般名「トリアムテレン」の商品
には、「インダシンR」の一般名である「インドメタシ
ン」と併用禁忌の記載があり、また、「ボルタレンS
R」の一般名である「ジクロフェナク」とも併用禁忌の
記載があるため、このように表示される。医薬品名入力
欄L2には、一般名と商品名の両方が入力されるので、
一般名辞書や商品名辞書を入れて一般名でも商品名でも
一致するようにしている。また、薬効辞書を入れて薬効
分類名を一般名に置き換えて検索することも行う。
【0018】併用注意の場合は、方形枠を黄色で表示
し、「注」の文字と共にカッコ内に併用注意欄にBの記
載があるAの添付文書が何件あるかを表示する。図の例
では、行番号[4]の「イブプロフェン」の添付文書数
が25件あるうち、併用注意欄に行番号[5]の「タク
ロリムス」の記載がある添付文書数が23件あることを
示している。「イブプロフェン」と「タクロリムス」は
双方に併用注意の記載があるが、「イブプロフェン」の
添付文書数が25件あるうち2件が軟膏で、軟膏は併用
注意でないので、23件が表示される。併用注意は、こ
のように記載のある添付文書のみの件数を表示する。ま
た、行番号[5]の「タクロリムス」の添付文書数が5
件あるうち、併用注意欄に行番号[4]の「イブプロフ
ェン」の記載がある添付文書数が4件あることを示して
いる。注の数字をクリックすると、23または4件の添
付文書の一覧が表示され、さらにその内の1つをクリッ
クすると、その添付文書の内容が表示される。
【0019】図の例では、行番号[1]の「トリアムテ
レン」と列番号[2][3]の「インダシンR」「ボル
タレンSR」がクロスするマトリックスの方形枠には
「禁」と「注」の両方の文字が表示されている。これは
最初に「トリアムテレン」の添付文書の併用注意欄に記
載されていた「インダシンR」、「ボルタレンSR」が
次に併用禁忌欄に追加変更変更されたため、このように
表示される。
【0020】また、行番号[1]の「トリアムテレン」
と列番号[3]の「ボルタレンSR」がクロスするマト
リックスの方形枠には「禁」の表示があるが、行番号
[3]の「ボルタレンSR」と列番号[1]の「トリア
ムテレン」がクロスするマトリックスの方形枠は「注」
の表示になっている。これは、「トリアムテレン」の
「禁」の表示が正しく、「ボルタレンSR」の添付文書
のみ確認すると判断を誤る。
【0021】また、行番号[1]の「トリアムテレン」
と列番号[4]の「イブプロフェン」がクロスするマト
リックスの方形枠には「注」の表示があるが、行番号
[4]の「イブプロフェン」と列番号[1]の「トリア
ムテレン」がクロスするマトリックスの方形枠には表示
がない。同様に、行番号[1]の「トリアムテレン」と
列番号[5]の「タクロリムス」がクロスするマトリッ
クスの方形枠に表示はないが、行番号[5]の「タクロ
リムス」と列番号[1]の「トリアムテレン」がクロス
するマトリックスの方形枠には「禁」の表示がある。こ
のように、添付文書は双方に同じ記載がある訳でなく、
併用する両方の添付文書を確認する必要がある。
【0022】これは添付文書の改訂時期に起因する問題
で、一方の添付文書の改訂が他方より遅れていることに
よる。新薬の場合は、従来からある薬剤との相互作用が
分かっているので添付文書にそれが記載されているが、
従来からある薬剤の場合は、新薬を知らないので相互作
用の記載が遅れることが多い。
【0023】図2に、本発明を実施した薬物相互作用マ
トリックス検索システムの検索処理フローを示す。検索
処理は、医薬品名索引ファイルF6を検索して医薬品名
文書番号ビット列(A)を取得する医薬品名検索処理1
01と、併用禁忌索引ファイルF7を検索して併用禁忌
文書番号ビット列(B)を取得する併用禁忌検索処理1
02と、併用注意索引ファイルF8を検索して併用注意
文書番号ビット列(C)を取得する併用注意検索処理1
03と、医薬品名文書番号ビット列(A)と併用禁忌文
書番号ビット列(B)を掛け合わせて併用禁忌判別ビッ
ト列(D)を生成し、医薬品名同士の併用禁忌を判別す
る併用禁忌判別処理104と、医薬品名文書番号ビット
列(A)と併用注意文書番号ビット列(C)を掛け合わせ
て併用注意判別ビット列(E)を生成し、医薬品名同士
の併用注意を判別する併用注意判別処理105で構成す
る。
【0024】医薬品名検索処理101は、医薬品名入力
欄L2に入力した一般名または商品名をキーに医薬品名
索引ファイルF6を検索して医薬品名毎に該当するすべ
ての添付文書の番号を抽出し、それらを文書数と同じ長
さのビット列に配列した医薬品名文書番号ビット列
(A)を取得する。この医薬品名文書番号ビット列(A)
のビット=1の数を数えて文書数表示欄L3と警告表示
欄L4にそれぞれ該当文書数と警告慎重投与文書数を表
示する。
【0025】併用禁忌検索処理102は、医薬品名入力
欄L2に入力した一般名または商品名をキーに併用禁忌
索引ファイルF7を検索して医薬品名毎に併用禁忌の対
象となるすべての添付文書の番号を抽出し、それらを文
書数と同じ長さのビット列に配列した併用禁忌文書番号
ビット列(B)を取得する。この併用禁忌文書番号ビッ
ト列(B)のビット=1の数を数えて併用禁忌表示欄C2
に併用禁忌の記載がある他の文書数を表示する。
【0026】併用注意検索処理103は、医薬品名入力
欄L2に入力した一般名または商品名をキーに併用注意
索引ファイルF8を検索して医薬品名毎に併用注意の対
象となるすべての添付文書の番号を抽出し、それらを文
書数と同じ長さのビット列に配列した併用注意文書番号
ビット列(C)を取得する。この併用注意文書番号ビッ
ト列(C)のビット=1の数を数えて併用注意表示欄C3
に併用注意の記載がある他の文書数を表示する。
【0027】併用禁忌判別処理104は、医薬品名毎に
取得した医薬品名文書番号ビット列(A)と併用禁忌文
書番号ビット列(B)の論理積(AND)を求めて医薬品名
同士の併用禁忌を判別する併用禁忌判別ビット列(D)
を生成する。この併用禁忌判別ビット列(D)のビット
=1の数を数えて対象となる医薬品名同士がクロスする
マトリックスの方形枠に併用禁忌の記載がある他の医薬
品名の文書数を表示する。
【0028】併用注意判別処理105は、医薬品名毎に
取得した医薬品名文書番号ビット列(A)と併用注意文
書番号ビット列(C)の論理積(AND)を求めて医薬品名
同士の併用注意を判別する併用注意判別ビット列(E)
を生成する。この併用注意判別ビット列(E)のビット
=1の数を数えて対象となる医薬品名同士がクロスする
マトリックスの方形枠に併用注意の記載がある他の医薬
品名の文書数を表示する。
【0029】図3に、本発明を実施した薬物相互作用マ
トリックス検索システムのデータ作成処理フローを示
す。データ作成処理は、添付文書データD1を入力して
医薬品名抽出ファイルF1、併用禁忌抽出ファイルF2、
併用注意抽出ファイルF3を出力する抽出処理201
と、併用禁忌抽出ファイルF2、併用注意抽出ファイルF
3を入力して薬効辞書T1、一般名辞書T2、商品名辞書
T3を参照し、併用禁忌展開ファイルF4、併用注意展開
ファイルF5を出力する展開処理202と、医薬品名抽
出ファイルF1、併用禁忌展開ファイルF4、併用注意展
開ファイルF5を入力して医薬品名索引ファイルF6、併
用禁忌索引ファイルF7、併用注意索引ファイルF8を出
力する索引化処理203で構成する。
【0030】抽出処理201は、SGML文書で記述した市
販の添付文書データD1を入力して<総称名>、<商品
名>、<一般名>を抽出し、それを文書番号と共に医薬
品名抽出ファイルF1に出力する。また、<相互作用>
の<併用禁忌>と<併用注意>BODY部を抽出し、それを
文書番号と共にそれぞれ併用禁忌抽出ファイルF2と併
用注意抽出ファイルF3に出力する。
【0031】展開処理202は、併用禁忌抽出ファイル
F2と併用注意抽出ファイルF3を入力して薬効辞書T
1、一般名辞書T2、商品名辞書T3を参照し、薬効分類
名で記述されている医薬品名を一般名に、一般名で記述
されている医薬品名を商品名にそれぞれ展開して文書番
号と共にそれぞれ併用禁忌展開ファイルF4と併用注意
展開ファイルF5に出力する。
【0032】索引化処理203は、医薬品名抽出ファイ
ルF1を入力して医薬品名でソートし、医薬品名と文書
番号を対応させて医薬品名索引ファイルF6に出力す
る。また、併用禁忌展開ファイルF4と併用注意展開フ
ァイルF5を入力して同様に医薬品名でソートし、医薬
品名と文書番号を対応させて併用禁忌索引ファイルF7
と併用注意索引ファイルF8に出力する。
【0033】本発明を実施した薬物相互作用マトリック
ス検索システムは以上のような構成で、検索画面の医薬
品名入力欄L2に医薬品名を入力して検索実行ボタンB1
をクリックすると、検索処理を開始して検索結果が文書
数表示欄L3、警告表示欄L4、併用禁忌表示欄C2、併
用注意表示欄C3、マトリックスMXにそれぞれ表示さ
れる。
【0034】クリアボタンB2は、医薬品名を入力して
これをクリックすると、入力した医薬品名が消去されて
医薬品名入力欄L2が元の空の状態に戻る。代表品チェ
ックボタンB3は、検索を実行する前にこれをクリック
すると、代表品だけを対象に添付文書を検索する。一般
名を入力して添付文書を検索した場合、後発品(ジェネ
リック品)などがあると多くの添付文書がヒットする
が、これにより検索対象を代表品に絞り込むことができ
る。代表品以外チェックボタンB4は、検索を実行する
前にこれをクリックすると、代表品以外を対象に添付文
書を検索する。これにより検索対象を代表品を除いた医
薬品に絞り込むことができる。代表品と代表品以外のい
ずれも指定しないときは、すべての添付文書を対象に検
索を実行する。ここでの代表品は、発売年月の早いも
の、後発品でも先発品と同等もしくはそれ以上に使用さ
れているもの、後発品でも規格がその製薬企業にしかな
いもの、局方医薬品の場合は添付文書の改訂対応が早い
と思われる製薬企業のものなどを基準に設定する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の薬物相互
作用マトリックス検索システムは、n個の併用医薬品の
添付文書をすべて抽出してそのうち任意の2剤を組み合
わせたn×(n−1)の組み合わせにおいて、他剤との
間に相互作用の記載がある添付文書の件数をカウント
し、この件数をn×nのマトリックスの対角線を挟む任
意の2剤の対極位置にそれぞれ表示する。従って、本発
明によれば、併用薬剤の一方の添付文書に相互作用の記
載がなくても、他方に記載があればその件数が他方の側
に表示されるので、これより添付文書の記載漏れなどの
不備を補足することができる。
【0036】また、本発明の薬物相互作用マトリックス
検索システムは、マトリックスに表示した添付文書の件
数を索引にして添付文書の内容を参照することができ
る。従って、本発明によれば、一連の検索処理の流れの
中で相互作用の記載がある添付文書の内容をさらに詳し
く調べることができる。
【0037】また、本発明の薬物相互作用マトリックス
検索システムは、添付文書の相互作用の記載における用
語の不統一を辞書で補正している。従って、本発明によ
れば、これにより検索のヒット率が高まると共に、用語
の一致状況に応じて辞書の内容を変化させるだけで既存
のデータベースをそのまま手を加えずに利用することが
できる。
【0038】また、本発明の薬物相互作用マトリックス
検索システムは、併用医薬品を対象に相互作用の記載が
あるすべての添付文書の件数をカウントしてマトリック
スに表示する。従って、本発明によれば、一連の検索処
理の流れの中で相互作用の記載がある他の添付文書も含
めてすべての相互作用を多角的に調べることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した薬物相互作用マトリックス検
索システムの検索画面フォーマットである。
【図2】本発明を実施した薬物相互作用マトリックス検
索システムの検索処理フローである。
【図3】本発明を実施した薬物相互作用マトリックス検
索システムのデータ作成処理フローである。
【符号の説明】
101 医薬品名検索処理 102 併用禁忌検索処理 103 併用注意検索処理 104 併用禁忌判別処理 105 併用注意判別処理 101 医薬品名検索処理 201 抽出処理 202 展開処理 203 索引化処理 A 医薬品名文書番号ビット列 B 併用禁忌文書番号ビット列 C 併用注意文書番号ビット列 D 併用禁忌判別ビット列 E 併用注意判別ビット列 B1 検索実行ボタン B2 クリアボタン B3 代表品チェックボタン B4 代表品以外チェックボタン C1 列番号 C2 併用禁忌表示欄 C3 併用注意表示欄 D1 添付文書データ F1 医薬品名抽出ファイル F2 併用禁忌抽出ファイル F3 併用注意抽出ファイル F4 併用禁忌展開ファイル F5 併用注意展開ファイル F6 医薬品名索引ファイル F7 併用禁忌索引ファイル F8 併用注意索引ファイル L1 行番号 L2 医薬品名入力欄 L3 文書数表示欄 L4 警告表示欄 MX マトリックス T1 薬効辞書 T2 一般名辞書 T3 商品名辞書

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 添付文書データベースを検索してn個の
    併用医薬品の該当添付文書をすべて抽出し、 このうち任意の2剤を組み合わせたn×(n−1)の組
    み合わせにおいて、 他剤との間に相互作用の記載がある添付文書の件数をカ
    ウントし、 この件数をn×nのマトリックスの対角線を挟む任意の
    2剤の対極位置にそれぞれ表示してなる薬物相互作用マ
    トリックス検索システム。
  2. 【請求項2】 前記マトリックスに表示した添付文書の
    件数を索引にして該当添付文書の内容を参照可能にして
    なる請求項1記載の薬物相互作用マトリックス検索シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記添付文書の相互作用の記載における
    用語の不統一を辞書で補正してなる請求項1記載の薬物
    相互作用マトリックス検索システム。
  4. 【請求項4】 前記n個の併用医薬品を対象に相互作用
    の記載があるすべての添付文書の件数をカウントしてマ
    トリックスに表示してなる請求項1記載の薬物相互作用
    マトリックス検索システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209576A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Yuyama Manufacturing Co Ltd 相互作用チェック装置及び相互作用チェックプログラム
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