JP2003146105A - 車両操作装置 - Google Patents
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Abstract
同じ感覚で車両操作が行える車両操作装置を提供するこ
と。 【解決手段】 車両操作装置に、車両10を加速するた
めに操作される操作レバー12と、操作レバー12の操
作により車両10を前進および後退させる駆動装置34
と、車両10の前進および後退を指示するシフト操作部
14と、電気制御装置11とを設けた。そして、電気制
御装置11が、シフト操作部14によって車両10の前
進が指示されたとき操作レバー12の一方向への操作に
より車両10を前進させるように駆動装置34を制御
し、シフト操作部14によって車両10の後退が指示さ
れたとき操作レバー12の他方向への操作により車両1
0を後退させるように駆動装置34を制御するようにし
た。
Description
より車両を前進および後退させる車両操作装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来から、例えば、特開平8−3435
3号公報に開示されているようにジョイスティックを用
いて車両の加減速操作を行う車両操作装置がある。一般
に、この種の車両操作装置では、ジョイスティックが運
転席近傍における車両の中央側部分に設けられており、
運転者は車両を前進走行させる場合も、後退走行させる
場合もこのジョイスティックを持って車両の操作を行う
ようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ジョイスティックを用いた車両操作装置では、車両を前
進走行または後退走行させる場合のジョイスティックの
操作方向が同じになっている。したがって、運転者は、
前方を向いて車両を前進走行させる場合と、後方を向い
て車両を後退走行させる場合とでは、加速と制動の操作
が逆になった感覚になり車両の操作がし難いという問題
がある。また、後退走行の際に、加速と制動の操作を間
違い易くなるという問題もある。 【0004】 【発明の概要】本発明は、上記問題に対処するためにな
されたもので、その目的は、車両を後退走行させるとき
に、前進走行時と同じ感覚で車両操作が行える車両操作
装置を提供することである。 【0005】上記の目的を達成するため、本発明による
車両操作装置の構成上の特徴は、車両を加速するために
運転者により操作される操作部材と、操作部材の操作に
より車両を前進および後退させる駆動装置と、車両の前
進および後退を指示する指示装置と、指示装置によって
車両の前進が指示されたとき操作部材の一方向への操作
により車両を前進させるように駆動装置を制御し、指示
装置によって車両の後退が指示されたとき操作部材の他
方向への操作により車両を後退させるように駆動装置を
制御する駆動制御装置とを備えたことにある。 【0006】前記のように構成した本発明の車両操作装
置では、車両を前進走行させる場合と、後退走行させる
場合とで、車両を加速させるときの操作部材の操作方向
が異なる方向になるようにしている。したがって、運転
者が、車両を後退走行させるときに体を反転させて後方
を向いた状態で操作部材を操作すると、その車両操作が
前進走行時と同じ感覚で行うことができる。たとえば、
前進走行の際に、運転者が操作部材を体の前方に向かっ
て押すと車両が加速するとすれば、後退走行の際に、運
転者が体(上半身)を反転させた状態で操作部材を体の
前方に押すと、車両は前進走行時と同様に加速するよう
になる。これによって、運転操作がし易くなるととも
に、運転者が操作部材を間違って操作することが少なく
なり、車両操作の安全性も高まるようになる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明による車両操作装置
の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、この車
両操作装置を備えた車両10を概略的に示しており、こ
の車両10は本発明の駆動制御装置としての電気制御装
置11を備えている。この電気制御装置11は、CP
U、ROM、RAMなどを有するマイクロコンピュータ
によって構成されており、車両10を操作するための操
作部材としての操作レバー(ジョイスティック)12
(図2および図3参照)を備えた操作部13と、車両1
0のシフトレンジを切り換えるための指示装置としての
シフト操作部14とに接続されている。 【0008】また、電気制御装置11は、エンジン制御
装置15、トランスミッション装置16、ブレーキ制御
装置17およびステアリング制御装置18にも接続され
ており、シフト操作部14の切り換え操作に応じてトラ
ンスミッション装置16を制御するとともに、操作部1
3の操作に応じてエンジン制御装置15、ブレーキ制御
装置17およびステアリング制御装置18を制御する。 【0009】操作部13は、図2に示したように、車両
10内における運転席19と助手席(図示せず)の間に
設けられたコンソールボックス20に設けられており、
図3に概略斜視図を示した操作レバー装置を備えてい
る。そして、操作部13は、操作レバー装置を収容する
コンソールボックス20の上面に操作レバー12の把持
部12aを突出させて構成されている。操作レバー12
は、運転者の操作により車体の前後方向および左右方向
に傾動(変位)され、その操作によって車両10を加減
速および操舵する。また、操作レバー12は、円柱状に
形成された把持部12aと、この把持部12aを上部外
周に固定した丸棒状のロッド12bを備えており、ロッ
ド12bは、略中央部に球状部12cを備えて、この球
状部12cによって車体に対して前後方向および左右方
向に回動可能に支持されている。 【0010】操作レバー12のロッド12bにおける下
部側部分には、ガイドプレート21が係合しており、こ
のガイドプレート21は、歯車22を一体的に備えた回
転軸23に固定されている。ガイドプレート21は、L
字状に屈曲された板状体からなり、回転軸23に固定さ
れた片が鉛直面になるように配置され、鉛直面の下端に
水平方向に配置される片が位置している。そして、この
水平方向の片に車両左右方向に長手方向を有する溝21
aが設けられ、この溝21a内をロッド12bの下部側
部分が移動可能な状態で貫通している。 【0011】回転軸23は、その軸線が車両左右方向に
沿うとともに、操作レバー12の球状部12cの中心を
通るように車体に対して回転可能に支持されている。ま
た、歯車22は他の歯車(図示せず)を介して電動モー
タに連結され、電動モータの駆動により必要に応じて回
転力(操作レバー12の操作量に対抗する反力)が付与
されるようになっている。また、回転軸23の端部位置
における車体側には、操作量センサ24が固定されてお
り、この操作量センサ24は、回転軸23の回転角を操
作レバー12の前後方向の操作量として検出する。この
操作量センサ24の出力である操作量の値は、操作レバ
ー12が前後方向の中立位置にあるときに「0」となる
ように調整されている。 【0012】さらに、操作レバー12のロッド12bに
おける上部側部分にも、L字状に屈曲された板状体から
なるガイドプレート25が係合しており、このガイドプ
レート25は、歯車26を一体的に備えた回転軸27に
固定されている。ガイドプレート25は、回転軸27に
固定された片が鉛直面になるように配置され、その鉛直
面の上端に水平方向に配置される片が位置している。そ
して、この水平方向の片に車両前後方向に長手方向を有
する溝25aが設けられ、この溝25a内をロッド12
bの上部側部分が移動可能な状態で貫通している。 【0013】回転軸27は、その軸線が車両前後方向に
沿うとともに、操作レバー12の球状部12cの中心を
通るように車体に対して回転可能に支持されている。ま
た、歯車26は他の歯車(図示せず)を介して電動モー
タに連結され、電動モータの駆動により必要に応じた回
転力が付加されるようになっている。回転軸27の端部
位置における車体側には、操作量センサ28が固定され
ており、この操作量センサ28は、回転軸27の回転角
を操作レバー12の左右方向の操作量として検出する。
この操作量センサ28の出力である操作量の値は、操作
レバー12が左右方向の中立位置にあるときに「0」と
なるように調整されている。 【0014】シフト操作部14はシフトレバー装置を備
えており、図2に示すように、コンソールボックス20
における操作部13の前方側に設けられている。このシ
フト操作部14は、コンソールボックス20の内部にシ
フトレバー装置を収容させ、コンソールボックス20の
上面にガイド孔29が設けられた指示プレート29aを
配置させている。そして、シフトレバー装置のシフトレ
バー30がガイド孔29を挿通して指示プレート29a
の上方に延設されている。また、ガイド孔29の縁部側
には、L、2、D、N、R、Pの文字が記されている。
そして、シフトレバー30を前後に移動させて、前記文
字の所定位置にシフトレバー30を合わせることによ
り、車両10のシフトレンジを、ロー、セカンド、ドラ
イブ、ニュートラル、リバース、パーキングに設定でき
るようになっている。 【0015】エンジン制御装置15はスロットル開度を
制御するスロットルアクチュエータ(図示せず)を制御
し、スロットルアクチュエータは車両を加速制御する。
エンジン制御装置15は、操作量センサ24が検出する
操作レバー12の操作量に基づいて電気制御装置11に
よって制御され、シフト操作部14のシフトレバー30
がローL、セカンド2またはドライブDに設定されてい
るときには、操作レバー12を、中立位置から前方側位
置の間で移動させることにより駆動する。すなわち、操
作レバー12は、図4にその前進走行時の運転操作制御
態様を示すように、車両10の前後方向において、その
中立位置を境に前方(図示の上方)に変位するに従って
車両10の加速度を大きくし、中立位置側に変位するに
従って車両10の加速度を小さくするように設定され、
中立位置においては加速度は「0」になるように設定さ
れている。 【0016】また、エンジン制御装置15は、シフト操
作部14のシフトレバー30がリバースRに設定されて
いるときには、操作レバー12を、中立位置から後方側
位置の間で移動させることにより駆動する。すなわち、
操作レバー12は、図5に後退走行時の運転操作制御態
様を示すように、車両10の後退走行時には、車両10
の前後方向において、その中立位置を境に後方に変位す
るに従って車両10の加速度を大きくし、中立位置側に
変位するに従って車両10の加速度を小さくするように
設定され、中立位置においては加速度が「0」になるよ
うに設定されている。 【0017】トランスミッション装置16は、エンジン
制御装置15のエンジンに連結され、エンジンで発生し
た出力(トルク)をシフトレンジに応じて変更しプロペ
ラシャフト31、ディファレンシャル32、後輪車軸3
3等を介して駆動輪RW,RW(前輪駆動車両の場合
は、前側の左右輪FW,FW)に伝えるとともに、車両
10の走行方向を前進と後退に切り換える。この走行方
向の前進と後退との切り換えは、クラッチをフォーワー
ドクラッチとリバースクラッチに切り換えることによっ
て行われ、シフト操作部14のシフトレバー30を、ロ
ーL、セカンド2またはドライブDに設定することによ
って前進走行になり、リバースRに切り換えることによ
って後退走行になる。 【0018】この場合、シフトレバー30をニュートラ
ルNに設定すると、トランスミッション装置16の入力
側の軸と出力側の軸の動力伝達が切断されて、車両10
は加速制御できない状態になり、パーキングPに設定す
るとプロペラシャフト31につながった出力軸が固定さ
れ車両10は停止状態になる。なお、エンジン制御装置
15とトランスミッション装置16とで本発明の駆動装
置34が構成される。 【0019】ブレーキ制御装置17は、車両10に制動
力を付与するためのブレーキアクチュエータ(図示せ
ず)を制御し、ブレーキアクチュエータは車両を減速制
御する。この減速制御は、左右輪FW,FWおよび駆動
輪RW,RWのディスクにキャリパー35を圧接するこ
とによって行われる。ブレーキ制御装置17は、操作量
センサ24が検出する操作レバー12の操作量に基づい
て電気制御装置11によって制御され、シフト操作部1
4のシフトレバー30がリバースR以外のシフトレンジ
に設定されているときには、操作レバー12を、中立位
置から後方側位置の間で移動させることにより駆動す
る。操作レバー12は、図4に示すように、車両10の
前後方向において、その中立位置を境に後方に変位する
に従って車両10の制動力を大きくし、中立位置側に変
位するに従って車両10の制動力を小さくするように設
定され、中立位置においては制動力は「0」になるよう
に設定されている。 【0020】また、ブレーキ制御装置17は、シフト操
作部14のシフトレバー30がリバースRに設定されて
いるときには、操作レバー12を、中立位置から前方側
位置の間で移動させることにより駆動する。図5に後退
走行時の運転操作制御態様を示すように、操作レバー1
2は、車両10の前後方向において、その中立位置を境
に前方に変位するに従って車両10の制動力を大きく
し、中立位置側に変位するに従って車両10の制動力を
小さくするように設定され、中立位置においては制動力
は「0」になるように設定されている。 【0021】ステアリング制御装置18は、左右輪F
W,FWを操舵するための操舵機構に組み込まれて、運
転者による操作レバー12の操作に従った左右方向の変
位量により同操舵機構を駆動して左右輪FW,FWを左
右に操舵する。すなわち、電気制御装置11は、操作量
センサ28が検出する操作レバー12の左右方向の変位
量を入力して、この入力した変位量に対応した左右輪F
W,FWの車輪切れ角を計算する。この車輪切れ角は、
図4および図5に示したように、操作レバー12が中立
位置にあって、操作量センサ28が検出する変位量が
「0」であるとき「0」に設定される。 【0022】そして、操作レバー12が、その中立位置
を境に車両右側に変位するに従って左右輪FW,FWに
連結されたタイロッド36の操舵角(操舵量)が右側に
大きくなり、車両左側に変位するに従ってタイロッド3
6の操舵角が左側に大きくなるように設定されている。
このため、左右輪FW,FWには、タイロッド36の操
舵量に応じた車輪切れ角が生じる。 【0023】そして、電気制御装置11は、算出した操
舵制御信号をステアリング制御装置18に出力し、テア
リング制御装置18は、この操舵制御信号に応じて電動
モータ(図示せず)の回転を制御して、左右輪FW,F
Wを操舵する。これにより、左右輪FW,FWは、運転
者による操作レバー12の左右への操作、すなわち操作
量センサ28が検出する変位量に応じて左右に操舵され
る。なお、ステアリング制御装置18による操舵制御に
おいては、シフト操作部14のシフトレバー30がリバ
ースRに設定されていても、それ以外のシフトレンジに
設定されていても同様の状態で操舵制御が行われる。 【0024】つぎに、以上のように構成した車両操作装
置において、車両10を前進走行または後退走行させる
ときの加速・制動の動作を、図6のフローチャートを用
いて説明する。図6は、図1に示した電気制御装置11
のCPUが実行するプログラムを示したものであり、こ
のプログラムは、電気制御装置11のROMに記憶され
ており、運転者の操作によりイグニッションスイッチが
オン状態にされて車両10が走行可能になったのちに、
所定の短時間ごとに繰り返し実行される。 【0025】まず、プログラムは、ステップS100に
おいて開始され、CPUは、ステップS102におい
て、シフト操作部14のシフトレバー30が設定されて
いるシフトレンジを入力する。このシフト操作部14の
シフトレバー30は、車両操作を開始するときに運転者
によって切り換えられて所定のシフトレンジに設定され
ている。 【0026】ついで、ステップS104において、シフ
トレバー30のシフトレンジが前進側であるか否かが判
定される。ここで、運転者が車両10を前進走行させよ
うとしているときで、シフトレバー30をローL、セカ
ンド2またはドライブDに設定していれば、ステップS
104において「YES」と判定する。この場合、トラ
ンスミッション装置16のクラッチはフォーワードクラ
ッチ側に連結されて、車両10は前進走行可能な状態に
なっている。そして、ステップS106において、操作
量センサ24が検出する操作レバー12の位置を入力し
て、プログラムはステップS108に進む。 【0027】ステップS108においては、操作レバー
12の操作位置が前方側であるか否かを判定する。ここ
で、運転者は車両10を発進させようとしているときで
操作レバー12が前方側に操作されていれば、ステップ
S108において「YES」と判定する。この操作レバ
ー12の変位は、操作量センサ24が検出してその変位
量に応じた信号が電気制御装置11に送信される。そし
て、ステップS110に進み、ステップS110におい
て操作レバー12の変位量に応じた加速制御が行われ
る。 【0028】その際、電気制御装置11は、エンジン制
御装置15に、エンジンに燃料を供給するための制御信
号を出力する。そして、エンジン制御装置15がスロッ
トルアクチュエータを制御することにより、車両10は
前進走行を開始し、操作レバー12の変位量に応じてそ
の前進走行を加速する。すなわち、操作レバー12の位
置が前方側に変位するに従って加速度が増して車両10
は高速走行になり、中立位置に近づくに従って加速度が
減少して車両10は定速走行になる。そして、ステップ
S112に進んでプログラムは一旦終了する。 【0029】所定時間後、ステップS100からプログ
ラムの実行を再び開始し、CPUは、ステップS102
の処理をしたのち、ステップS104において、シフト
レバー30のシフトレンジが前進側であるか否かが判定
される。ここで、車両10は、まだ前進走行しており、
シフトレバー30のシフトレンジが前進側であれば、ス
テップS104において「YES」と判定して、ステッ
プS106に進み、ステップS106において、操作レ
バー12の位置を入力して、ステップS108に進む。 【0030】ステップS108において、操作レバー1
2の位置が前方側であるか否かを判定する。ここで、操
作レバー12は前方側に操作されて車両10が加速状態
であれば、ステップS108において「YES」と判定
して、ステップS110に進み、ステップS110にお
いて操作レバー12の変位量に応じた加速制御が行われ
る。この場合、操作レバー12が、前回のプログラム実
行時よりもさらに前方側に操作されていれば車両10
は、さらに加速度を増して高速走行になる。また、操作
レバー12が、前回のプログラム実行時よりも前方側に
おける中立位置に近い位置に位置していれば、車両10
は加速度を減少して定速走行になる。そして、ステップ
S112に進んでプログラムは一旦終了する。 【0031】また、運転者が操作レバー12を操作し
て、操作レバー12が中立位置よりも後方側に変位して
いれば、ステップS106において入力した操作レバー
12の位置は後方側になってステップS108において
「NO」と判定する。この場合も、操作レバー12の変
位量は操作量センサ24によって検出され、その変位量
に応じた信号が電気制御装置11に送信される。そし
て、プログラムはステップS114に進み、ステップS
114において操作レバー12の変位量に応じた制動制
御が行われる。 【0032】すなわち、電気制御装置11は、操作レバ
ー12の変位量に応じた制動力を算出し、その制御信号
をブレーキ制御装置17に出力する。そして、ブレーキ
制御装置17がブレーキアクチュエータを制御すること
により車両10の前進走行を制動する。その際、操作レ
バー12の位置が後方側に変位するに従って制動力が増
して車両10は急速に停止状態に近づき、中立位置に近
づくに従って制動力が減少して車両10は緩やかに減速
する。そして、プログラムはステップS112に進んで
終了する。 【0033】再度、プログラムをステップS100から
実行した際に、車両10を車庫入れや幅寄せ等をさせる
ために、運転者が、シフト操作部14のシフトレバー3
0をリバースRに設定しているとすると、シフトレバー
30のシフトレンジは後退側であるためステップS10
4において「NO」と判定する。この場合、トランスミ
ッション装置16のクラッチはリバースクラッチ側に連
結されて、車両10は後退走行可能な状態になってい
る。そして、CPUは、ステップS116において、操
作量センサ24が検出する操作レバー12の位置を入力
して、ステップS118に進み、ステップS118にお
いて、操作レバー12の位置が後方側であるか否かを判
定する。 【0034】この場合、操作レバー12が後方側に操作
されていれば車両10は加速制御され、操作レバー12
が前方側に操作されていれば車両10は制動制御され
る。ここで、運転者の操作によって操作レバー12が後
方側に操作されていれば、ステップS118において
「YES」と判定して、ステップS120に進み、ステ
ップS120において操作レバー12の変位量に応じた
加速制御が行われる。これによって、車両10は後退走
行を開始し、操作レバー12の変位量に応じて後退走行
を加速する。その際、操作レバー12を後方側に変位さ
せるに従って加速度が増して車両10は高速走行にな
り、中立位置に近づけるに従って加速度は減少して車両
10は定速走行になる。そして、プログラムはステップ
S112に進んで終了する。 【0035】また、運転者の操作により操作レバー12
が中立位置よりも前方側に操作され、ステップS10
4,S118において「NO」と判定すると、プログラ
ムはステップS118からステップS122に進む。ス
テップS122においては、操作レバー12の変位量に
応じた制動制御が行われ、これによって、車両10は操
作レバー12の変位量に応じて後退走行を制動される。
この場合、制動力は、操作レバー12を前方側に変位さ
せるに従って大きくなる。そして、プログラムはステッ
プS112に進んで終了する。 【0036】また、ステップS104において、シフト
レバー30のシフトレンジが、ニュートラルNまたはパ
ーキングPに設定されて「NO」と判定した場合も、ス
テップS116に進み、その後、操作レバー12の変位
量に応じた加速または制動制御が行われるが、この場合
は、前述したように、車両10は加速不可の状態または
停止状態を維持する。なお、この車両操作装置において
は、前述した前進走行および後退走行を制御するための
プログラムが別途設けられ、電気制御装置11のROM
に記憶されている。そして、シフトレバー30の設定に
応じて適宜そのプログラムが選択されて実行されるよう
になっている。 【0037】このように、このフローチャートに示した
プログラムでは、車両10を前進走行させるときには、
操作レバー12を前方側に操作することにより車両10
が加速制御され、操作レバー12を後方側に操作するこ
とにより車両10が制動制御されるようになっている。
そして、車両10を後退走行させるときには、操作レバ
ー12を後方側に操作することにより車両10が加速制
御され、操作レバー12を後方側に操作することにより
車両10が制動制御されるようになっている。 【0038】したがって、運転者が車両10を前進走行
させるときには体を前方に向けた状態で、また、車両1
0を後退走行させるときには後ろを振り向いて体(上半
身)を反転させた状態で車両10を操作すると、前進走
行時と後退走行時とで同じ方向感覚で車両操作を行うこ
とができる。この結果、後退走行時の車両操作がし易く
なるとともに、加速と制動の操作を誤って行う誤操作が
生じ難くなる。 【0039】また、この車両操作装置においては、前述
した車両10を前進走行または後退走行させるときの加
速・制動の制御以外に、車両10の操舵を制御するため
のプログラム(図示せず)も別途設けられ、電気制御装
置11のROMに記憶されている。そして、適宜そのプ
ログラムが実行される。この車両10の操舵において
は、シフト操作部14のシフトレバー30のシフトレン
ジに関係なく同じ制御が行われる。 【0040】したがって、シフト操作部14のシフトレ
バー30をリバースRに設定し、車両10を後退走行さ
せながら、操作レバー12を右方向(後方を振り向いた
運転者から見ると左方向)に変位させると、左右輪F
W,FWの車輪切れ角は右側に変化するため、車両10
は後方右側(運転者から見て前方左側)にカーブしなが
ら後退走行し、操作レバー12を左方向(運転者から見
ると右方向)に変位させると車両10は後方左側(運転
者から見て前方右側)にカーブしながら後退走行する。
この場合の車両10の走行方向は運転者から見ると前進
走行時と同様である。したがって、運転者は、車両10
を操舵する場合も、車両10を前進走行させるときと後
退走行させるときとで、同じ感覚で車両10の操作を行
うことができる。 【0041】なお、本実施形態では、前進走行時におい
ては、操作レバー12を中立位置よりも前方の部分で、
前方側に変位させると加速度が発生し、中立位置よりも
後方の部分で、後方側に変位させると制動力が発生する
ようになっているが、これを逆にして、後方側に変位さ
せると加速度が発生し、前方側に変位させると制動力が
発生するようにしてもよい。この場合、後退走行時にお
いては、操作レバー12を前方側に変位させると加速度
が発生し、後方側に変位させると制動力が発生するよう
にする。 【0042】また、操作部13の取り付け位置は、コン
ソールボックス20に限らず、図2におけるインストル
メントパネル37と右側のフロントドア38との角部に
おける運転席19の近傍にすることもできる。これによ
ると、前進走行時の車両操作を右手でできるようになる
ため、右利きの運転者にとっては操作がし易くなる。
えた車両の概略図である。 【図2】 本発明の一実施形態による車両操作装置を備
えた車両の運転席近傍を示す平面図である。 【図3】 操作レバー装置の概略斜視図である。 【図4】 前方走行する際の操作レバーの変位方向に応
じた車両の運転操作制御態様を表す説明図である。 【図5】 後退走行する際の操作レバーの変位方向に応
じた車両の運転操作制御態様を表す説明図である。 【図6】 電気制御装置のCPUが実行する車両を前進
走行または後退走行させるときの加速・制動の動作を示
すフローチャートである。 【符号の説明】 10…車両、11…電気制御装置、12…操作レバー、
13…操作部、14…シフト操作部、15…エンジン制
御装置、16…トランスミッション装置、24…操作量
センサ、30…シフトレバー、34…駆動装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】車両を加速するために運転者により操作さ
れる操作部材と、 前記操作部材の操作により車両を前進および後退させる
駆動装置と、 車両の前進および後退を指示する指示装置と、 前記指示装置によって車両の前進が指示されたとき前記
操作部材の一方向への操作により車両を前進させるよう
に前記駆動装置を制御し、前記指示装置によって車両の
後退が指示されたとき前記操作部材の他方向への操作に
より車両を後退させるように前記駆動装置を制御する駆
動制御装置とを備えたことを特徴とする車両操作装置。
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