JP2003146015A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JP2003146015A JP2003146015A JP2001347838A JP2001347838A JP2003146015A JP 2003146015 A JP2003146015 A JP 2003146015A JP 2001347838 A JP2001347838 A JP 2001347838A JP 2001347838 A JP2001347838 A JP 2001347838A JP 2003146015 A JP2003146015 A JP 2003146015A
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- ply
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 転がり抵抗を低減するとともに、ハイドロプ
レーニング性能、乗り心地性、及びロードノイズ性能を
向上しうる。 【解決手段】 トレッド部2に、タイヤ総巾SWの55
〜70%の巾のトレッド接地面Sをなす接地隆起部2A
を設ける。2枚のベルトプライ7A、7Bのうちの巾狭
のベルトプライ7Bのプライ巾BWをトレッド接地巾T
Wより大としかつ比BW/TWを1.15〜1.5倍か
つ差BW−TWを10mm以上とした。
レーニング性能、乗り心地性、及びロードノイズ性能を
向上しうる。 【解決手段】 トレッド部2に、タイヤ総巾SWの55
〜70%の巾のトレッド接地面Sをなす接地隆起部2A
を設ける。2枚のベルトプライ7A、7Bのうちの巾狭
のベルトプライ7Bのプライ巾BWをトレッド接地巾T
Wより大としかつ比BW/TWを1.15〜1.5倍か
つ差BW−TWを10mm以上とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転がり抵抗を低減
するとともに、ハイドロプレーニング性能、乗り心地
性、及びロードノイズ性能を向上しうる空気入りタイヤ
に関する。
するとともに、ハイドロプレーニング性能、乗り心地
性、及びロードノイズ性能を向上しうる空気入りタイヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従
来、空気入りタイヤの転がり抵抗を減じる手法として、
トレッドゴムに、動的損失の小さいゴム、即ち損失正接
(tan δ)の小さい低発熱性ゴムを使用することが知ら
れている。しかしこのようなゴムを使用した場合、転が
り抵抗が減じるものの、ウエット路面での制動性能(ウ
エット制動性能という場合がある)に悪影響をおよぼす
傾向となる。
来、空気入りタイヤの転がり抵抗を減じる手法として、
トレッドゴムに、動的損失の小さいゴム、即ち損失正接
(tan δ)の小さい低発熱性ゴムを使用することが知ら
れている。しかしこのようなゴムを使用した場合、転が
り抵抗が減じるものの、ウエット路面での制動性能(ウ
エット制動性能という場合がある)に悪影響をおよぼす
傾向となる。
【0003】なおゴム補強剤としてシリカを用いること
により、前記ウエット制動性能の悪化を緩和することも
できるが、係る場合にはコストの上昇を招くとともに、
タイヤの導電性を確保するために、トレッドゴムに複雑
な積層構造が要求されるなど生産性を損ねるという問題
が発生する。
により、前記ウエット制動性能の悪化を緩和することも
できるが、係る場合にはコストの上昇を招くとともに、
タイヤの導電性を確保するために、トレッドゴムに複雑
な積層構造が要求されるなど生産性を損ねるという問題
が発生する。
【0004】そこで本発明は、トレッド部に接地隆起部
を設けてトレッド接地巾をタイヤ総巾SWの55〜70
%に減じるとともに、ベルト層の巾をトレッド接地巾よ
り所定範囲で高めることを基本として、低発熱性ゴムを
使用することなく転がり抵抗を低減でき、この低発熱性
ゴムに起因する前記問題点を解決しうるとともに、ハイ
ドロプレーニング性能、乗り心地性、及びロードノイズ
性能に対しても性能向上を達成しうる空気入りタイヤの
提供を目的としている。
を設けてトレッド接地巾をタイヤ総巾SWの55〜70
%に減じるとともに、ベルト層の巾をトレッド接地巾よ
り所定範囲で高めることを基本として、低発熱性ゴムを
使用することなく転がり抵抗を低減でき、この低発熱性
ゴムに起因する前記問題点を解決しうるとともに、ハイ
ドロプレーニング性能、乗り心地性、及びロードノイズ
性能に対しても性能向上を達成しうる空気入りタイヤの
提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォ
ール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスプラ
イからなるカーカスと、前記トレッド部の内方かつカー
カスの外側で半径方向内外に重置する2枚のベルトプラ
イからなるベルト層とを具える空気入りタイヤであっ
て、前記トレッド部に、タイヤ総巾SWの55〜70%
の巾のトレッド接地面をなしかつこの領域で隆起する接
地隆起部を設けるとともに、前記2枚のベルトプライの
うちの巾狭のベルトプライのプライ巾BWをトレッド接
地巾TWより大としかつ比BW/TWを1.15〜1.
5倍かつ差BW−TWを10mm以上としたことを特徴
としている。
に、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォ
ール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスプラ
イからなるカーカスと、前記トレッド部の内方かつカー
カスの外側で半径方向内外に重置する2枚のベルトプラ
イからなるベルト層とを具える空気入りタイヤであっ
て、前記トレッド部に、タイヤ総巾SWの55〜70%
の巾のトレッド接地面をなしかつこの領域で隆起する接
地隆起部を設けるとともに、前記2枚のベルトプライの
うちの巾狭のベルトプライのプライ巾BWをトレッド接
地巾TWより大としかつ比BW/TWを1.15〜1.
5倍かつ差BW−TWを10mm以上としたことを特徴
としている。
【0006】又請求項2の発明では、前記プライ巾BW
は、前記タイヤ総巾SWの0.75〜0.85倍であ
り、かつベルト層からトレッド部外表面までのトレッド
接地端におけるトレッドゲージ厚さTtと前記巾狭のベ
ルトプライの外端におけるトレッドゲージ厚さTbとの
比Tb/Ttは0.2〜0.40であることを特徴とし
ている。
は、前記タイヤ総巾SWの0.75〜0.85倍であ
り、かつベルト層からトレッド部外表面までのトレッド
接地端におけるトレッドゲージ厚さTtと前記巾狭のベ
ルトプライの外端におけるトレッドゲージ厚さTbとの
比Tb/Ttは0.2〜0.40であることを特徴とし
ている。
【0007】又請求項3の発明では、前記タイヤ総巾S
Wをなすタイヤ最大巾点から前記巾狭のベルトプライの
外端までの領域は、タイヤ厚さの変動が5mm以下であ
ることを特徴としている。
Wをなすタイヤ最大巾点から前記巾狭のベルトプライの
外端までの領域は、タイヤ厚さの変動が5mm以下であ
ることを特徴としている。
【0008】又請求項4の発明では、前記トレッド部
は、タイヤ周方向にのびる2本の縦溝と、この縦溝に交
差する向きでタイヤ周方向に隔置される横溝とを具え、
かつ前記横溝の溝巾を0.6〜1.5mmとするととも
に、この横溝のタイヤ周方向のピッチ数Nを80〜14
0個としたことを特徴としている。
は、タイヤ周方向にのびる2本の縦溝と、この縦溝に交
差する向きでタイヤ周方向に隔置される横溝とを具え、
かつ前記横溝の溝巾を0.6〜1.5mmとするととも
に、この横溝のタイヤ周方向のピッチ数Nを80〜14
0個としたことを特徴としている。
【0009】ここで、本明細書において、「トレッド接
地面」とは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填
した正規内圧状態のタイヤに、正規荷重を負荷したとき
に接地しうるトレッド面の領域を意味し、該トレッド接
地面のタイヤ軸方向巾をトレッド接地巾TWと呼ぶ。
地面」とは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填
した正規内圧状態のタイヤに、正規荷重を負荷したとき
に接地しうるトレッド面の領域を意味し、該トレッド接
地面のタイヤ軸方向巾をトレッド接地巾TWと呼ぶ。
【0010】なお前記「正規リム」とは、タイヤが基づ
いている規格を含む規格体系において、当該規格が定め
るリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、T
RAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれ
ば "Measuring Rim"を意味する。また前記「正規内圧」
とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、
JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TI
RE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURE
S" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION P
RESSURE" であるが、タイヤが乗用車用である場合には
一律に180(kPa)とする。また「正規荷重」と
は、前記規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JA
TMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE
LOAD LIMITS AT VARIOUSCOLD INFLATION PRESSURES"
に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"
のそれぞれ0.8倍の荷重である。
いている規格を含む規格体系において、当該規格が定め
るリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、T
RAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれ
ば "Measuring Rim"を意味する。また前記「正規内圧」
とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、
JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TI
RE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURE
S" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION P
RESSURE" であるが、タイヤが乗用車用である場合には
一律に180(kPa)とする。また「正規荷重」と
は、前記規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JA
TMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE
LOAD LIMITS AT VARIOUSCOLD INFLATION PRESSURES"
に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"
のそれぞれ0.8倍の荷重である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1は、本発明の空気入りタ
イヤが乗用車用タイヤである場合の子午断面を示してい
る。図1において、空気入りタイヤ1は、トレッド部2
からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア
5に至るカーカス6と、前記トレッド部2の内方かつカ
ーカス6の外側に配されるベルト層7とを具えている。
図示例とともに説明する。図1は、本発明の空気入りタ
イヤが乗用車用タイヤである場合の子午断面を示してい
る。図1において、空気入りタイヤ1は、トレッド部2
からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア
5に至るカーカス6と、前記トレッド部2の内方かつカ
ーカス6の外側に配されるベルト層7とを具えている。
【0012】前記カーカス6は、カーカスコードをタイ
ヤ周方向に対して75゜〜90゜の角度で配列した1枚
以上、本例では、1枚のカーカスプライ6Aから形成さ
れる。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、
5間を跨るプライ本体部6aの両側に、該ビードコア5
の廻りを内から外に折り返される折返し部6bを有し、
該プライ本体部6aと折返し部6bとの間には、ビード
コア5から先細状に立上がるビードエーペックスゴム8
が配される。本例では、前記折返し部6bが、サイドウ
ォール部3がタイヤ軸方向外方に最も張出すタイヤ最大
巾点Pの近傍まで延在する所謂ハイターンアップ構造を
なし、前記ビードエーペックスゴム8と協同してビード
部4を補強しかつタイヤ横剛性を高めている。
ヤ周方向に対して75゜〜90゜の角度で配列した1枚
以上、本例では、1枚のカーカスプライ6Aから形成さ
れる。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、
5間を跨るプライ本体部6aの両側に、該ビードコア5
の廻りを内から外に折り返される折返し部6bを有し、
該プライ本体部6aと折返し部6bとの間には、ビード
コア5から先細状に立上がるビードエーペックスゴム8
が配される。本例では、前記折返し部6bが、サイドウ
ォール部3がタイヤ軸方向外方に最も張出すタイヤ最大
巾点Pの近傍まで延在する所謂ハイターンアップ構造を
なし、前記ビードエーペックスゴム8と協同してビード
部4を補強しかつタイヤ横剛性を高めている。
【0013】また前記ベルト層7は、半径方向内外に重
置する2枚のベルトプライ7A、7Bから形成される。
この内、外のベルトプライ7A、7Bは、タイヤ周方向
に対して10゜〜35゜の角度で傾斜配列する高弾性の
ベルトコードを有し、各ベルトコードが、プライ間相互
で交差するように傾斜の向きを違えて配される。
置する2枚のベルトプライ7A、7Bから形成される。
この内、外のベルトプライ7A、7Bは、タイヤ周方向
に対して10゜〜35゜の角度で傾斜配列する高弾性の
ベルトコードを有し、各ベルトコードが、プライ間相互
で交差するように傾斜の向きを違えて配される。
【0014】本例では、前記外のベルトプライ7Bは、
内のベルトプライ7Aに比べてやや巾狭をなし、ベルト
外端部に作用する応力集中を緩和している。この巾狭の
ベルトプライ7Bは、そのプライ巾BWを、前記タイヤ
最大巾点P、P間のタイヤ軸方向距離であるタイヤ総巾
SWの0.75〜0.85倍の範囲とすることが好まし
く、これによってタイヤを所定の偏平率を有して強固に
拘束できる。なお、前記プライ巾BWは、2枚のベルト
プライ7A、7Bが重置するベルト有効巾である。
内のベルトプライ7Aに比べてやや巾狭をなし、ベルト
外端部に作用する応力集中を緩和している。この巾狭の
ベルトプライ7Bは、そのプライ巾BWを、前記タイヤ
最大巾点P、P間のタイヤ軸方向距離であるタイヤ総巾
SWの0.75〜0.85倍の範囲とすることが好まし
く、これによってタイヤを所定の偏平率を有して強固に
拘束できる。なお、前記プライ巾BWは、2枚のベルト
プライ7A、7Bが重置するベルト有効巾である。
【0015】そして本実施形態では、前記トレッド部2
に、その中央で隆起することによりトレッド接地面Sを
なす接地隆起部2Aを設け、これによって、トレッド接
地巾TWを、前記タイヤ総巾Wの55〜70%の範囲
と、従来的なタイヤ(図4に示す)に比べて非常に狭い
ものとしている。なおトレッド接地巾TWはタイヤ総巾
Wの55〜65%とするのがさらに好ましい。
に、その中央で隆起することによりトレッド接地面Sを
なす接地隆起部2Aを設け、これによって、トレッド接
地巾TWを、前記タイヤ総巾Wの55〜70%の範囲
と、従来的なタイヤ(図4に示す)に比べて非常に狭い
ものとしている。なおトレッド接地巾TWはタイヤ総巾
Wの55〜65%とするのがさらに好ましい。
【0016】ここで、前記接地隆起部2Aは、そのタイ
ヤ軸方向外側となる非隆起部2Bに対して相対的に隆起
するものである。従って、この接地隆起部2Aにおける
トレッドゲージ厚さTを、従来的なタイヤのトレッドゲ
ージ厚さと略同等の値、例えば12.0mm程度に設定
することにより、従来レベルの摩耗寿命を確保しなが
ら、非隆起部2Bでは薄肉となり、タイヤの軽量化を行
いうる。
ヤ軸方向外側となる非隆起部2Bに対して相対的に隆起
するものである。従って、この接地隆起部2Aにおける
トレッドゲージ厚さTを、従来的なタイヤのトレッドゲ
ージ厚さと略同等の値、例えば12.0mm程度に設定
することにより、従来レベルの摩耗寿命を確保しなが
ら、非隆起部2Bでは薄肉となり、タイヤの軽量化を行
いうる。
【0017】このように、トレッド接地巾TWが大幅に
減じ、接地/非接地でのトレッド変形が抑制されること
に加え、前記タイヤの軽量化によって、転がり抵抗を効
果的に低減することが可能となるのである。
減じ、接地/非接地でのトレッド変形が抑制されること
に加え、前記タイヤの軽量化によって、転がり抵抗を効
果的に低減することが可能となるのである。
【0018】又本実施形態では、前記トレッド接地巾T
Wが減じることにより、逆にトレッド接地面Sの周方向
長さ(トレッド接地長)が増加し、ハイドロプレーニン
グ性能、及び乗り心地性を向上することができる。ハイ
ドロプレーニング性能に関しては、トレッド接地巾TW
の減少により、タイヤ軸方向への排水性が高まるととも
に、トレッド接地長の増加によって必要な接地面積が確
保できるためと推測される。又乗り心地性に関しては、
トレッド接地長の増加によって、タイヤの縦バネ定数が
低下するからと推測される。
Wが減じることにより、逆にトレッド接地面Sの周方向
長さ(トレッド接地長)が増加し、ハイドロプレーニン
グ性能、及び乗り心地性を向上することができる。ハイ
ドロプレーニング性能に関しては、トレッド接地巾TW
の減少により、タイヤ軸方向への排水性が高まるととも
に、トレッド接地長の増加によって必要な接地面積が確
保できるためと推測される。又乗り心地性に関しては、
トレッド接地長の増加によって、タイヤの縦バネ定数が
低下するからと推測される。
【0019】又前記構成では、前記非隆起部2Bにおけ
る変形を抑制し、トレッド剛性と耐久性とを充分に確保
するために、前記ベルト層7を非隆起部2Bの下方に延
在させることが必要であり、特に巾狭のベルトプライ7
Bの前記プライ巾BWと、前記トレッド接地巾TWとの
比BW/TWを1.15〜1.5倍の範囲に設定すると
ともに、差BW−TWを10mm以上確保することが重
要である。
る変形を抑制し、トレッド剛性と耐久性とを充分に確保
するために、前記ベルト層7を非隆起部2Bの下方に延
在させることが必要であり、特に巾狭のベルトプライ7
Bの前記プライ巾BWと、前記トレッド接地巾TWとの
比BW/TWを1.15〜1.5倍の範囲に設定すると
ともに、差BW−TWを10mm以上確保することが重
要である。
【0020】なお前記比BW/TWが、1.15倍未
満、及び差BW−TWが10mm未満では、前記非隆起
部2Bにおける変形を抑制できず、又トレッド剛性が不
十分となって、操縦安定性に悪影響をもたらす。又巾狭
のベルトプライ7Bの外端7eがトレッド接地端Eに近
接しすぎ、前記外端7eが損傷の起点となって耐久性の
低下を招く。又1.50倍を越えてプライ巾BWを増す
ことは無駄であり、かつコストや軽量化に不利となると
ともに、タイヤの製造を難しくする。従って、前記比B
W/TWは、1.2〜1.4倍の範囲が好ましい。
満、及び差BW−TWが10mm未満では、前記非隆起
部2Bにおける変形を抑制できず、又トレッド剛性が不
十分となって、操縦安定性に悪影響をもたらす。又巾狭
のベルトプライ7Bの外端7eがトレッド接地端Eに近
接しすぎ、前記外端7eが損傷の起点となって耐久性の
低下を招く。又1.50倍を越えてプライ巾BWを増す
ことは無駄であり、かつコストや軽量化に不利となると
ともに、タイヤの製造を難しくする。従って、前記比B
W/TWは、1.2〜1.4倍の範囲が好ましい。
【0021】さらにこのように、ベルト層7をトレッド
接地面Sに対して巾広に形成することにより、路面から
受ける外乱に対しての制振効果が大幅に高まり、その結
果、ロードノイズ性能も同時に向上しうるという新たな
メリットも生まれる。
接地面Sに対して巾広に形成することにより、路面から
受ける外乱に対しての制振効果が大幅に高まり、その結
果、ロードノイズ性能も同時に向上しうるという新たな
メリットも生まれる。
【0022】又本例では、タイヤをできるだけ軽量化
し、転がり抵抗の低減効果をより高く発揮させるため
に、前記巾狭のベルトプライ7Bの外端7eにおけるト
レッドゲージ厚さTbを、トレッド接地端Eにおけるト
レッドゲージ厚さTtの0.2〜0.40倍としてお
り、好ましくは0.2〜0.35倍が良い。0.40倍
を越えると、転がり抵抗の低減効果が不十分となり、
0.2倍未満では、ベルト層7の被覆厚さが過小となっ
て、クラックなど損傷の発生傾向となる。なお前記トレ
ッドゲージ厚さTbは、乗用車用タイヤの場合、2.0
〜3.0mmの範囲とすることができる。
し、転がり抵抗の低減効果をより高く発揮させるため
に、前記巾狭のベルトプライ7Bの外端7eにおけるト
レッドゲージ厚さTbを、トレッド接地端Eにおけるト
レッドゲージ厚さTtの0.2〜0.40倍としてお
り、好ましくは0.2〜0.35倍が良い。0.40倍
を越えると、転がり抵抗の低減効果が不十分となり、
0.2倍未満では、ベルト層7の被覆厚さが過小となっ
て、クラックなど損傷の発生傾向となる。なお前記トレ
ッドゲージ厚さTbは、乗用車用タイヤの場合、2.0
〜3.0mmの範囲とすることができる。
【0023】又本例では、耐久性のさらなる向上のため
に、前記タイヤ最大巾点Pから前記巾狭のベルトプライ
7Bの外端7eまでの領域Yにおいて、タイヤ厚さtの
変動を5mm以下、さらに好ましくは、4mm以下に抑
えている。これは、前記領域Yに剛性変化があると、前
記外端7eの位置に応力、歪みが集中して損傷が発生す
る可能性があるからであり、前記タイヤ厚さtの変動を
抑えることにより、広い範囲で均一に応力を負担するこ
とができ、耐久性に有利となる。
に、前記タイヤ最大巾点Pから前記巾狭のベルトプライ
7Bの外端7eまでの領域Yにおいて、タイヤ厚さtの
変動を5mm以下、さらに好ましくは、4mm以下に抑
えている。これは、前記領域Yに剛性変化があると、前
記外端7eの位置に応力、歪みが集中して損傷が発生す
る可能性があるからであり、前記タイヤ厚さtの変動を
抑えることにより、広い範囲で均一に応力を負担するこ
とができ、耐久性に有利となる。
【0024】なお前記タイヤ厚さtとは、タイヤ内腔面
からタイヤ外表面までの全厚さを意味し、また前記トレ
ッドゲージ厚さTとは、ベルト層7外面からタイヤ外表
面までの厚さを意味する。従って、ベルト層7の外側に
従来的なバンド層(図示しない)が配された場合には、
トレッドゲージ厚さTはバンド層を含んだ厚さとなる。
からタイヤ外表面までの全厚さを意味し、また前記トレ
ッドゲージ厚さTとは、ベルト層7外面からタイヤ外表
面までの厚さを意味する。従って、ベルト層7の外側に
従来的なバンド層(図示しない)が配された場合には、
トレッドゲージ厚さTはバンド層を含んだ厚さとなる。
【0025】又本明細書において、トレッド接地巾T
W、タイヤ総巾W、プライ巾BW等の寸法は、前記正規
内圧状態のタイヤにおいて測定した値である。
W、タイヤ総巾W、プライ巾BW等の寸法は、前記正規
内圧状態のタイヤにおいて測定した値である。
【0026】次に、本実施形態のタイヤでは、トレッド
接地長さが増すなど接地形状(所謂フットプリント)が
従来より縦長となる。従って、接地面から発生する横力
を充分確保し、優れた操縦安定性を発揮するために、高
い横剛性のトレッドパターンを採用することが好まし
い。
接地長さが増すなど接地形状(所謂フットプリント)が
従来より縦長となる。従って、接地面から発生する横力
を充分確保し、優れた操縦安定性を発揮するために、高
い横剛性のトレッドパターンを採用することが好まし
い。
【0027】そのために、本例では、トレッドパターン
として、図3に示すように、タイヤ周方向にのびる2本
の縦溝20と、この縦溝20に交差する向きでタイヤ周
方向に隔置される横溝21とから構成したブロックタイ
プのものを採用している。
として、図3に示すように、タイヤ周方向にのびる2本
の縦溝20と、この縦溝20に交差する向きでタイヤ周
方向に隔置される横溝21とから構成したブロックタイ
プのものを採用している。
【0028】この時、前記横溝21として、溝巾Wyが
0.6〜1.5mmの極細のものを使用するとともに、
この横溝21のタイヤ周方向のピッチ数Nを80〜14
0個としている。
0.6〜1.5mmの極細のものを使用するとともに、
この横溝21のタイヤ周方向のピッチ数Nを80〜14
0個としている。
【0029】このように、極細の横溝21を用いかつそ
のピッチ数Nを従来的なタイヤの約2倍程度に高めてい
るため、ランド比を高く維持しながら、ブロックの周方
向剛性のみを減じることができ、路面を叩く力を小さく
しパターンノイズを減少させることができる。他方、前
記縦溝20を2本とすること、及びランド比が高く維持
されること相俟って、ブロックの横剛性は高く確保さ
れ、その結果、本実施形態のタイヤに最適にマッチング
し、操縦安定性を向上させることができる。
のピッチ数Nを従来的なタイヤの約2倍程度に高めてい
るため、ランド比を高く維持しながら、ブロックの周方
向剛性のみを減じることができ、路面を叩く力を小さく
しパターンノイズを減少させることができる。他方、前
記縦溝20を2本とすること、及びランド比が高く維持
されること相俟って、ブロックの横剛性は高く確保さ
れ、その結果、本実施形態のタイヤに最適にマッチング
し、操縦安定性を向上させることができる。
【0030】ここで前記縦溝20の溝巾Wgは、排水性
の観点から、前記トレッド接地巾TWの5〜7%の範囲
とするのが好ましい。又ピッチ数Nは、パターンノイズ
の減少のため、100〜140個とするのがより好まし
い。なお本例では、横溝21が一方のトレッド接地端E
から他方のトレッド接地端Eまで、例えばS字状に連続
してのびるものを例示しているが、直線溝であっても良
く、又縦溝20とトレッド接地端Eとの間に配される横
溝21のピッチ数Nと、縦溝20、20の間に配される
横溝21のピッチ数Nとが相違しても良い。
の観点から、前記トレッド接地巾TWの5〜7%の範囲
とするのが好ましい。又ピッチ数Nは、パターンノイズ
の減少のため、100〜140個とするのがより好まし
い。なお本例では、横溝21が一方のトレッド接地端E
から他方のトレッド接地端Eまで、例えばS字状に連続
してのびるものを例示しているが、直線溝であっても良
く、又縦溝20とトレッド接地端Eとの間に配される横
溝21のピッチ数Nと、縦溝20、20の間に配される
横溝21のピッチ数Nとが相違しても良い。
【0031】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0032】
【実施例】タイヤサイズが195/65R15でありか
つ図1に示す構成を有するタイヤを表1の仕様に基づき
試作するとともに、該試供タイヤの転がり抵抗、コーナ
リングパワー(CP)、縦バネ定数、ハイドロプレーニ
ング性能、操縦安定性、乗り心地性、及びロードノイズ
性能をテストし、その結果を表1に記載した。
つ図1に示す構成を有するタイヤを表1の仕様に基づき
試作するとともに、該試供タイヤの転がり抵抗、コーナ
リングパワー(CP)、縦バネ定数、ハイドロプレーニ
ング性能、操縦安定性、乗り心地性、及びロードノイズ
性能をテストし、その結果を表1に記載した。
【0033】(1)転がり抵抗:転がり抵抗試験機を用
い、タイヤをリム(6JJ×15)、内圧(250kP
a)、時速(80km/h)、荷重(4kN)で転がり抵
抗を測定し、比較例1を100とした指数で表示した。
値が小さい方が良好である。
い、タイヤをリム(6JJ×15)、内圧(250kP
a)、時速(80km/h)、荷重(4kN)で転がり抵
抗を測定し、比較例1を100とした指数で表示した。
値が小さい方が良好である。
【0034】(2)コーナリングパワー:室内試験器を
用い、前記リム組タイヤにおけるスリップ角1゜の時の
横力(コーナリングパワー)を測定し、比較例1を10
0とした指数で表示した。値が大きい方が、横力が大で
ある。
用い、前記リム組タイヤにおけるスリップ角1゜の時の
横力(コーナリングパワー)を測定し、比較例1を10
0とした指数で表示した。値が大きい方が、横力が大で
ある。
【0035】(3)縦バネ定数:前記リム組タイヤに、
荷重(4.00kN)の負荷状態を中心として、荷重を
±(0.5kN)変化させたときの縦撓み量の差の逆数
を比較例1を100とした指数で表示した。値が大きい
方が、タイヤ変形が少ない。
荷重(4.00kN)の負荷状態を中心として、荷重を
±(0.5kN)変化させたときの縦撓み量の差の逆数
を比較例1を100とした指数で表示した。値が大きい
方が、タイヤ変形が少ない。
【0036】(4)ハイドロプレーニング性能:タイヤ
をリム(6JJ×15)、内圧(230kPa)、にて
国産2000cc級FF車の全輪に装着し、半径100
mのアスファルト路面に、水深5mm、長さ20mの水た
まりを設けたコース上で円旋回を行い、最大発生横Gを
測定し、比較例1を100とした指数で表示した。値が
大きい方が良好である。
をリム(6JJ×15)、内圧(230kPa)、にて
国産2000cc級FF車の全輪に装着し、半径100
mのアスファルト路面に、水深5mm、長さ20mの水た
まりを設けたコース上で円旋回を行い、最大発生横Gを
測定し、比較例1を100とした指数で表示した。値が
大きい方が良好である。
【0037】(5)操縦安定性、乗り心地、及びロード
ノイズ性能;前記車両を用い、ドライアスファルトのタ
イヤテストコースを走行し、操縦安定性、乗り心地、及
びロードノイズ性能を、ドライバーの官能評価により比
較例1を5とする指数で表示している。指数の大きい方
が良好である。
ノイズ性能;前記車両を用い、ドライアスファルトのタ
イヤテストコースを走行し、操縦安定性、乗り心地、及
びロードノイズ性能を、ドライバーの官能評価により比
較例1を5とする指数で表示している。指数の大きい方
が良好である。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】叙上の如く、本発明の空気入りタイヤ
は、トレッド部に接地隆起部を設けてトレッド接地巾を
タイヤ総巾の55〜65%に減じるとともに、ベルト層
の巾をトレッド接地巾より所定範囲で高めている。従っ
て、低発熱性ゴムを使用することなく転がり抵抗を低減
でき、この低発熱性ゴムに起因する前記問題点を解決し
うるとともに、ハイドロプレーニング性能、乗り心地
性、及びロードノイズ性能に対しても各性能を向上しう
る。
は、トレッド部に接地隆起部を設けてトレッド接地巾を
タイヤ総巾の55〜65%に減じるとともに、ベルト層
の巾をトレッド接地巾より所定範囲で高めている。従っ
て、低発熱性ゴムを使用することなく転がり抵抗を低減
でき、この低発熱性ゴムに起因する前記問題点を解決し
うるとともに、ハイドロプレーニング性能、乗り心地
性、及びロードノイズ性能に対しても各性能を向上しう
る。
【図1】本発明の空気入りタイヤの一実施例を示す断面
図である。
図である。
【図2】接地隆起部を拡大して示す断面図である。
【図3】本発明で採用されるトレッドパターンに一例を
示す展開図である。
示す展開図である。
【図4】表1に示す比較例1のタイヤの断面図である。
【図5】表1に示す比較例1のタイヤのトレッドパター
ン図である。
ン図である。
2 トレッド部
2A 接地隆起部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6A カーカスプライ
7 ベルト層
7A、7B ベルトプライ
20 縦溝
21 横溝
S トレッド接地面
Claims (4)
- 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
ード部のビードコアに至るカーカスプライからなるカー
カスと、前記トレッド部の内方かつカーカスの外側で半
径方向内外に重置する2枚のベルトプライからなるベル
ト層とを具える空気入りタイヤであって、 前記トレッド部に、タイヤ総巾SWの55〜70%の巾
のトレッド接地面をなしかつこの領域で隆起する接地隆
起部を設けるとともに、 前記2枚のベルトプライのうちの巾狭のベルトプライの
プライ巾BWをトレッド接地巾TWより大としかつ比B
W/TWを1.15〜1.5倍かつ差BW−TWを10
mm以上としたことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】前記プライ巾BWは、前記タイヤ総巾SW
の0.75〜0.85倍であり、かつベルト層からトレ
ッド部外表面までのトレッド接地端におけるトレッドゲ
ージ厚さTtと前記巾狭のベルトプライの外端における
トレッドゲージ厚さTbとの比Tb/Ttは0.2〜
0.40であることを特徴とする請求項1記載の空気入
りタイヤ。 - 【請求項3】前記タイヤ総巾SWをなすタイヤ最大巾点
から前記巾狭のベルトプライの外端までの領域は、タイ
ヤ厚さの変動が5mm以下であることを特徴とする請求
項1、2記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】前記トレッド部は、タイヤ周方向にのびる
2本の縦溝と、この縦溝に交差する向きでタイヤ周方向
に隔置される横溝とを具え、かつ前記横溝の溝巾を0.
6〜1.5mmとするとともに、この横溝のタイヤ周方
向のピッチ数Nを80〜140個としたことを特徴とす
る請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001347838A JP2003146015A (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001347838A JP2003146015A (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003146015A true JP2003146015A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19160776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001347838A Pending JP2003146015A (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003146015A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006335159A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2010260378A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2012245904A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2013028289A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Bridgestone Corp | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ及びその使用方法 |
US8991458B2 (en) | 2011-05-27 | 2015-03-31 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
JP2015209052A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
US9505269B2 (en) | 2011-03-08 | 2016-11-29 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire with tread having central main groove, shoulder main grooves and sipes |
-
2001
- 2001-11-13 JP JP2001347838A patent/JP2003146015A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006335159A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2010260378A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
US9505269B2 (en) | 2011-03-08 | 2016-11-29 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire with tread having central main groove, shoulder main grooves and sipes |
JP2012245904A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
US8991458B2 (en) | 2011-05-27 | 2015-03-31 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
JP2013028289A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Bridgestone Corp | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ及びその使用方法 |
JP2015209052A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
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