JP2003039583A - 装飾シート - Google Patents
装飾シートInfo
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- JP2003039583A JP2003039583A JP2001228054A JP2001228054A JP2003039583A JP 2003039583 A JP2003039583 A JP 2003039583A JP 2001228054 A JP2001228054 A JP 2001228054A JP 2001228054 A JP2001228054 A JP 2001228054A JP 2003039583 A JP2003039583 A JP 2003039583A
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- Japan
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- pattern
- convex lens
- protrusions
- decorative sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 立体的に発現した模様が変化する装飾シート
を提供しようとするもの。 【解決手段】 複数の凸レンズ状突起1を有するレンズ
部2と模様3を有する模様部4により模様3を立体的に
発現させると共に、前記複数の凸レンズ状突起1は変化
させて設けた。
を提供しようとするもの。 【解決手段】 複数の凸レンズ状突起1を有するレンズ
部2と模様3を有する模様部4により模様3を立体的に
発現させると共に、前記複数の凸レンズ状突起1は変化
させて設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、模様が立体的に
発現して更に変化する装飾シートに関するものである。
発現して更に変化する装飾シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】発明者等は、見る角度によって模様が変
化する装飾シートを提案してきた(特許第276186
1号、特許第3131771号等)。
化する装飾シートを提案してきた(特許第276186
1号、特許第3131771号等)。
【0003】この装飾シートは、表面側のシートと模様
が付された裏面側の透明性シートから成り、裏面側の透
明性シートの模様の配列の間隔を変化させる事により、
模様が浮き上がって見えたり沈んで見えたりする。これ
により、テーブルカバーやシャワーカーテン、窓飾りシ
ート、袋物などに立体的な装飾効果を発現させることが
できる。
が付された裏面側の透明性シートから成り、裏面側の透
明性シートの模様の配列の間隔を変化させる事により、
模様が浮き上がって見えたり沈んで見えたりする。これ
により、テーブルカバーやシャワーカーテン、窓飾りシ
ート、袋物などに立体的な装飾効果を発現させることが
できる。
【0004】ところで、前記のような立体的に発現した
模様に更に変化を付けてみたいという要望がある。
模様に更に変化を付けてみたいという要望がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、立
体的に発現した模様が変化する装飾シートを提供しよう
とするものである。
体的に発現した模様が変化する装飾シートを提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。 この発明の装飾シートは、複数の凸レンズ状突起を
有するレンズ部と模様を有する模様部により模様を立体
的に発現させると共に、前記複数の凸レンズ状突起は変
化させて設けたことを特徴とする。
この発明では次のような技術的手段を講じている。 この発明の装飾シートは、複数の凸レンズ状突起を
有するレンズ部と模様を有する模様部により模様を立体
的に発現させると共に、前記複数の凸レンズ状突起は変
化させて設けたことを特徴とする。
【0007】この装飾シートは、複数の凸レンズ状突起
を有するレンズ部と模様を有する模様部により模様を立
体的に発現させているが、前記複数の凸レンズ状突起は
変化させて設けており、立体模様は変化させて設けた複
数の凸レンズ状突起を介して発現する。
を有するレンズ部と模様を有する模様部により模様を立
体的に発現させているが、前記複数の凸レンズ状突起は
変化させて設けており、立体模様は変化させて設けた複
数の凸レンズ状突起を介して発現する。
【0008】なお前記複数の凸レンズ状突起は、例えば
その配列の間隔を変化させて設けることができる。また
前記凸レンズ状突起は半球状としてもよいし、楕円球状
としてもよいし、円錐等の錐状としてもよい。前記レン
ズ部と模様部とは一体的に形成してもよいし、別体とし
て形成してもよい。前記レンズ部と模様部は、光透過性
を有するシート体としてもよい。装飾シートは、単層構
造としても積層構造としてもよい。 照光表示機構を具備せしめ、これにより表示された
表示内容に対して模様を立体的に発現させるようにして
もよい。
その配列の間隔を変化させて設けることができる。また
前記凸レンズ状突起は半球状としてもよいし、楕円球状
としてもよいし、円錐等の錐状としてもよい。前記レン
ズ部と模様部とは一体的に形成してもよいし、別体とし
て形成してもよい。前記レンズ部と模様部は、光透過性
を有するシート体としてもよい。装飾シートは、単層構
造としても積層構造としてもよい。 照光表示機構を具備せしめ、これにより表示された
表示内容に対して模様を立体的に発現させるようにして
もよい。
【0009】このよう構成すると、照光表示機構により
表示された表示内容(照光表示部)に対して模様が立体
的に発現し、そのうえ変化させて設けた複数の凸レンズ
状突起により立体的に発現した模様が変化することにな
る。
表示された表示内容(照光表示部)に対して模様が立体
的に発現し、そのうえ変化させて設けた複数の凸レンズ
状突起により立体的に発現した模様が変化することにな
る。
【0010】ここで照光表示機構として、LED表示機
能や液晶ディスプレーなどの電飾表示機能や、ネガやポ
ジ或いは模様などの印刷物などを例示することができ
る。
能や液晶ディスプレーなどの電飾表示機能や、ネガやポ
ジ或いは模様などの印刷物などを例示することができ
る。
【0011】なお前記表示内容を設ける部位(照光表示
部)は、装飾シートの表裏の何れでもよくその中間であ
ってもよい。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔を段階的或
いは無段階的に変化させてもよい。
部)は、装飾シートの表裏の何れでもよくその中間であ
ってもよい。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔を段階的或
いは無段階的に変化させてもよい。
【0012】このように構成すると、模様や表示内容は
立体的に視認され且つ段階的(階段状グラデーション)
或いは無段階的(円滑なグラデーション)に変化する。
なお、前記凸レンズ状突起の配列の間隔は段階的或いは
無段階的に縮小していくことができ、拡大させていくこ
とができ、また縮小と拡大の双方を施すこともできる。
なお、無段階的な変化は、静止模様においても動画的効
果が得られ、動画性を有する表示内容においては双方の
相乗効果によって、より動画的な効果が得られる。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔が、段階的
或いは無段階的に偏体が施されたものであることとして
もよい。
立体的に視認され且つ段階的(階段状グラデーション)
或いは無段階的(円滑なグラデーション)に変化する。
なお、前記凸レンズ状突起の配列の間隔は段階的或いは
無段階的に縮小していくことができ、拡大させていくこ
とができ、また縮小と拡大の双方を施すこともできる。
なお、無段階的な変化は、静止模様においても動画的効
果が得られ、動画性を有する表示内容においては双方の
相乗効果によって、より動画的な効果が得られる。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔が、段階的
或いは無段階的に偏体が施されたものであることとして
もよい。
【0013】このように構成すると、模様や表示内容は
立体的に視認され且つ一方向に対して段階的(階段状グ
ラデーション)或いは無段階的(円滑なグラデーショ
ン)に発現する。なお、無段階的な変化は、静止模様に
おいても動画的効果が得られ、動画性を有する表示内容
においては双方の相乗効果によって、より動画的な効果
が得られる。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔が、部分的
に変化させたものであることとしてもよい。
立体的に視認され且つ一方向に対して段階的(階段状グ
ラデーション)或いは無段階的(円滑なグラデーショ
ン)に発現する。なお、無段階的な変化は、静止模様に
おいても動画的効果が得られ、動画性を有する表示内容
においては双方の相乗効果によって、より動画的な効果
が得られる。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔が、部分的
に変化させたものであることとしてもよい。
【0014】このような構成にすると、模様や表示内容
は部分的な変化により、変化させていない部分に対し異
なった立体効果が発現するため、より際立った立体装飾
効果が得られる。またこの効果による動画的効果を併せ
て得ることができるので、動画性を有している表示内容
においてはより動画的効果が得られる。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔が、部分的
に偏体が施されたものであることとしてもよい。
は部分的な変化により、変化させていない部分に対し異
なった立体効果が発現するため、より際立った立体装飾
効果が得られる。またこの効果による動画的効果を併せ
て得ることができるので、動画性を有している表示内容
においてはより動画的効果が得られる。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔が、部分的
に偏体が施されたものであることとしてもよい。
【0015】このような構成にすると、模様や表示内容
は部分的な偏体により、偏体を施されていない部分に対
し異なった立体効果が発現するため、より際立った立体
装飾効果が得られる。またこの効果による動画的効果を
併せて得ることができるので、動画性を有している表示
内容においてはより動画的効果が得られる。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔は、上記の
〜などをそれぞれを組み合わせとしたものであって
もよい。このようにすると、組み合わせを変化させるこ
とにより、模様や表示内容がより多様な立体装飾性を有
して発現する。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔が、略一定
に偏体が施されたものであることとしてもよい。
は部分的な偏体により、偏体を施されていない部分に対
し異なった立体効果が発現するため、より際立った立体
装飾効果が得られる。またこの効果による動画的効果を
併せて得ることができるので、動画性を有している表示
内容においてはより動画的効果が得られる。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔は、上記の
〜などをそれぞれを組み合わせとしたものであって
もよい。このようにすると、組み合わせを変化させるこ
とにより、模様や表示内容がより多様な立体装飾性を有
して発現する。 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔が、略一定
に偏体が施されたものであることとしてもよい。
【0016】このように構成すると、装飾シートは約9
0度回転させる毎に模様の浮き沈みが反転する。これ
は、非常に興味深い現象であった。
0度回転させる毎に模様の浮き沈みが反転する。これ
は、非常に興味深い現象であった。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。 (実施形態1)図1から図3に示すように、この実施形
態の装飾シートは、複数の半球状の凸レンズ状突起1を
有する表面側のレンズ部2と、複数の星形の一様な模様
3を有する裏面側の模様部4(図2参照)により、星形
モアレ模様を立体的に発現させるようにしている。前記
複数の凸レンズ状突起1は、その配列の間隔を水平方向
に段階的に変化させて設けている。
面を参照して説明する。 (実施形態1)図1から図3に示すように、この実施形
態の装飾シートは、複数の半球状の凸レンズ状突起1を
有する表面側のレンズ部2と、複数の星形の一様な模様
3を有する裏面側の模様部4(図2参照)により、星形
モアレ模様を立体的に発現させるようにしている。前記
複数の凸レンズ状突起1は、その配列の間隔を水平方向
に段階的に変化させて設けている。
【0018】次に、この実施形態の装飾シートの使用状
態を説明する。
態を説明する。
【0019】複数の凸レンズ状突起1はその配列の間隔
を水平方向に段階的に偏体を施し変化させて設けており
且つ立体模様は変化させて設けた複数の凸レンズ状突起
1を介して発現するので、立体的に発現した星形模様3
が図3に示すように変化するという利点がある。
を水平方向に段階的に偏体を施し変化させて設けており
且つ立体模様は変化させて設けた複数の凸レンズ状突起
1を介して発現するので、立体的に発現した星形模様3
が図3に示すように変化するという利点がある。
【0020】すなわち、レンズ部2と模様部4の相互作
用により星形のモアレ模様が立体的に発現してシート表
面から浮き出て視認されたり奥まって視認されたりして
立体感のあるものになるうえ、凸レンズ状突起1の配列
の間隔が段階的に変化しており、モアレ模様の立体感が
階段状のグラデーション的変化をする。 (実施形態2)次に、実施形態2を実施形態1との相違
点を中心に説明する。
用により星形のモアレ模様が立体的に発現してシート表
面から浮き出て視認されたり奥まって視認されたりして
立体感のあるものになるうえ、凸レンズ状突起1の配列
の間隔が段階的に変化しており、モアレ模様の立体感が
階段状のグラデーション的変化をする。 (実施形態2)次に、実施形態2を実施形態1との相違
点を中心に説明する。
【0021】図4に示すように、LED照光表示機構や
液晶ディスプレーなどの電飾照光表示機構の照光表示部
5も併せて具備せしめ、これらにより装飾シートを電飾
表示体に形成している。
液晶ディスプレーなどの電飾照光表示機構の照光表示部
5も併せて具備せしめ、これらにより装飾シートを電飾
表示体に形成している。
【0022】このように照光表示機構と組み合わせる
と、立体変化を伴うモアレ模様と共に表示内容をも発現
させることができる。つまり、照光表示部5をバックラ
イトにより無照光状態から照光状態に切り換えると、そ
の表示内容は星形の立体的なモアレ模様と共に表示され
る。このような優れた立体装飾効果は、種々の製品に展
開してその付加価値を高めることができる。
と、立体変化を伴うモアレ模様と共に表示内容をも発現
させることができる。つまり、照光表示部5をバックラ
イトにより無照光状態から照光状態に切り換えると、そ
の表示内容は星形の立体的なモアレ模様と共に表示され
る。このような優れた立体装飾効果は、種々の製品に展
開してその付加価値を高めることができる。
【0023】さらに表示内容が水平方向に移動するよう
に設定すると、表示内容の動画性とモアレ模様の階段状
のグラデーション的効果による動画性の相乗効果によ
り、表示内容を動画的且つ立体的に発現することができ
る。
に設定すると、表示内容の動画性とモアレ模様の階段状
のグラデーション的効果による動画性の相乗効果によ
り、表示内容を動画的且つ立体的に発現することができ
る。
【0024】この電飾表示体は、電車内で、次に停車す
る駅名や行き先の照光表示板などとして利用することが
できる。ここで立体モアレ模様に対し、次に停車する駅
名が相対的に沈んでいる状態から浮き上がってきてまた
沈んでいくような態様とすることもできる。また、デジ
タル時計の表示板やパチスロ機の表示板などに利用する
こともできる。 (実施形態3)次に、実施形態3を実施形態2との相違
点を中心に説明する。
る駅名や行き先の照光表示板などとして利用することが
できる。ここで立体モアレ模様に対し、次に停車する駅
名が相対的に沈んでいる状態から浮き上がってきてまた
沈んでいくような態様とすることもできる。また、デジ
タル時計の表示板やパチスロ機の表示板などに利用する
こともできる。 (実施形態3)次に、実施形態3を実施形態2との相違
点を中心に説明する。
【0025】この装飾シート(電飾表示体)のレンズ部
は、その配列の間隔を水平方向に無段階的に変化をさせ
て設けた複数の凸レンズ状突起を設けている。すなわ
ち、凸レンズ状突起の配列の間隔は円滑なグラデーショ
ンにより増大或いは減少している。したがってモアレ模
様は、変化をさせて設けた凸レンズ状突起と模様の相互
作用で円滑なグラデーション的効果を奏しながら立体的
に発現する。
は、その配列の間隔を水平方向に無段階的に変化をさせ
て設けた複数の凸レンズ状突起を設けている。すなわ
ち、凸レンズ状突起の配列の間隔は円滑なグラデーショ
ンにより増大或いは減少している。したがってモアレ模
様は、変化をさせて設けた凸レンズ状突起と模様の相互
作用で円滑なグラデーション的効果を奏しながら立体的
に発現する。
【0026】また、照光表示部のバックライトを無照光
状態から照光状態に切り換えると、光透過性を有するシ
ート体の表面への照光表示機構からの表示内容に対し、
モアレ模様の立体感が円滑なグラデーション的効果を奏
しながらより明確に発現する。
状態から照光状態に切り換えると、光透過性を有するシ
ート体の表面への照光表示機構からの表示内容に対し、
モアレ模様の立体感が円滑なグラデーション的効果を奏
しながらより明確に発現する。
【0027】さらに、照光表示機構からの表示内容が水
平方向に移動するように設定すると、表示内容の動画性
と円滑なグラデーション的効果による動画性の相乗効果
により、動画的且つ立体的な表示内容を発現することが
できる。 (実施形態4)次に、実施形態4を実施形態2との相違
点を中心に説明する。
平方向に移動するように設定すると、表示内容の動画性
と円滑なグラデーション的効果による動画性の相乗効果
により、動画的且つ立体的な表示内容を発現することが
できる。 (実施形態4)次に、実施形態4を実施形態2との相違
点を中心に説明する。
【0028】この装飾シート(電飾表示体)のレンズ部
は、その配列の間隔を部分的に変化させて設けた複数の
凸レンズ状突起を設けている。したがって、前記凸レン
ズ状突起と模様の相互作用で局所的(部分的)に際立っ
たモアレ模様が立体的に発現する。
は、その配列の間隔を部分的に変化させて設けた複数の
凸レンズ状突起を設けている。したがって、前記凸レン
ズ状突起と模様の相互作用で局所的(部分的)に際立っ
たモアレ模様が立体的に発現する。
【0029】また、照光表示部のバックライトを無照光
状態から照光状態に切り換えると、光透過性を有するシ
ート体の表面への照光表示機構からの表示内容に対し、
モアレ模様の立体感が局所的に際立って変化しながらよ
り明確に発現する。
状態から照光状態に切り換えると、光透過性を有するシ
ート体の表面への照光表示機構からの表示内容に対し、
モアレ模様の立体感が局所的に際立って変化しながらよ
り明確に発現する。
【0030】
【実施例】次に、この発明の構成をより具体的に説明す
る。 (実施例1)光透過性を有するシート体(厚さ0.45
mm)の表面側に、複数の凸レンズ状突起を設けてレン
ズ部を形成した。前記凸レンズ状突起の配列の間隔は、
亀甲状に配列された1インチ99線の線幅でシートの水
平方向に10cm間隔で0.1%ごとに1%までの10
段階で拡大した態様とした。
る。 (実施例1)光透過性を有するシート体(厚さ0.45
mm)の表面側に、複数の凸レンズ状突起を設けてレン
ズ部を形成した。前記凸レンズ状突起の配列の間隔は、
亀甲状に配列された1インチ99線の線幅でシートの水
平方向に10cm間隔で0.1%ごとに1%までの10
段階で拡大した態様とした。
【0031】一方、前記光透過性を有するシート体の裏
面側に、ドット模様を印刷した。前記模様は、1インチ
100線の線幅で亀甲状に配列された態様とした。
面側に、ドット模様を印刷した。前記模様は、1インチ
100線の線幅で亀甲状に配列された態様とした。
【0032】また、光透過性を有するシート体の更に裏
面側に液晶ディスプレーを設け、表示内容が水平方向に
移動しながら表示されるように設定した。液晶ディスプ
レーにはバックライト用の部材が備えられている。
面側に液晶ディスプレーを設け、表示内容が水平方向に
移動しながら表示されるように設定した。液晶ディスプ
レーにはバックライト用の部材が備えられている。
【0033】そしてバックライトを照光状態にすると、
102%に拡大した模様はモアレ模様としてシート面よ
りも沈んで視認され、10cm間隔で段々と沈む度合い
が大きくなっていった。
102%に拡大した模様はモアレ模様としてシート面よ
りも沈んで視認され、10cm間隔で段々と沈む度合い
が大きくなっていった。
【0034】そこに液晶ディスプレーよる表示内容を表
示させると、モアレ模様がシート面より沈んで視認され
るために、表示内容はシート体表面よりも浮き出して視
認された。またモアレ模様の沈む度合いが大きくなるこ
とにより、表示内容の浮き出し度合いも大きくなった。 (実施例2)光透過性を有するシート体(厚さ1mm)
の表面側に、複数の凸レンズ状突起を設けてレンズ部を
形成した。前記凸レンズ状突起の配列の間隔は、格子状
に配列された1インチ25線の線幅でシートの水平方向
に20cm間隔で1%ごとに10%までの10段階で拡
大した態様とした。
示させると、モアレ模様がシート面より沈んで視認され
るために、表示内容はシート体表面よりも浮き出して視
認された。またモアレ模様の沈む度合いが大きくなるこ
とにより、表示内容の浮き出し度合いも大きくなった。 (実施例2)光透過性を有するシート体(厚さ1mm)
の表面側に、複数の凸レンズ状突起を設けてレンズ部を
形成した。前記凸レンズ状突起の配列の間隔は、格子状
に配列された1インチ25線の線幅でシートの水平方向
に20cm間隔で1%ごとに10%までの10段階で拡
大した態様とした。
【0035】一方、前記光透過性を有するシート体の裏
面側に、ドット模様を印刷した。前記模様は、凸レンズ
状突起の配列を1インキ28線の線幅で格子状に配列さ
れた態様とした。
面側に、ドット模様を印刷した。前記模様は、凸レンズ
状突起の配列を1インキ28線の線幅で格子状に配列さ
れた態様とした。
【0036】また、光透過性を有するシート体の更に裏
面側に電飾表示機構を設け、表示内容が水平方向に移動
しながら表示されるように設定した。電飾表示機構に
は、バックライト用の部材が備えられている。
面側に電飾表示機構を設け、表示内容が水平方向に移動
しながら表示されるように設定した。電飾表示機構に
は、バックライト用の部材が備えられている。
【0037】バックライトを照光状態にすると、模様は
モアレ模様としてシート面よりも沈んで視認され、20
cm間隔で段々と沈む度合いが大きくなっていった。そ
こに表示内容を表示させると、モアレ模様がシート面よ
り沈んで視認されるために、表示内容はシート体表面よ
りも浮き出して視認された。またモアレ模様の沈む度合
いが大きくなることにより、表示形態の浮き出し度合い
も大きくなった。
モアレ模様としてシート面よりも沈んで視認され、20
cm間隔で段々と沈む度合いが大きくなっていった。そ
こに表示内容を表示させると、モアレ模様がシート面よ
り沈んで視認されるために、表示内容はシート体表面よ
りも浮き出して視認された。またモアレ模様の沈む度合
いが大きくなることにより、表示形態の浮き出し度合い
も大きくなった。
【0038】更に、実施例2の凸レンズ状突起は実施例
1に比べ線幅が荒いため、凸レンズ状突起の形状が大き
くなり、より遠くからでも立体的効果が視認できた。線
幅の小さい凸レンズ状突起を用いたときの拡大或いは縮
小の割合は30%までが望ましい。 (実施例3)光透過性を有するシート体(厚さ0.4m
m)の表面側に、複数の凸レンズ状突起を設けてレンズ
部を形成した。前記凸レンズ状突起の配列の間隔は、格
子状に配列された1インチ98線の線幅で設けると共
に、格子状で1インチ92線の線幅を中心とさせて、9
4線並びに96線の三段階の等高線に類似させ、且つ配
列の間隔を拡大させた凸レンズ状突起分を部分的に設け
た。
1に比べ線幅が荒いため、凸レンズ状突起の形状が大き
くなり、より遠くからでも立体的効果が視認できた。線
幅の小さい凸レンズ状突起を用いたときの拡大或いは縮
小の割合は30%までが望ましい。 (実施例3)光透過性を有するシート体(厚さ0.4m
m)の表面側に、複数の凸レンズ状突起を設けてレンズ
部を形成した。前記凸レンズ状突起の配列の間隔は、格
子状に配列された1インチ98線の線幅で設けると共
に、格子状で1インチ92線の線幅を中心とさせて、9
4線並びに96線の三段階の等高線に類似させ、且つ配
列の間隔を拡大させた凸レンズ状突起分を部分的に設け
た。
【0039】一方、前記光透過性を有するシート体の裏
面側に、ドット模様を印刷した。前記模様は、1インチ
100線の線幅の格子状に配列された緑色系のドット模
様とした。
面側に、ドット模様を印刷した。前記模様は、1インチ
100線の線幅の格子状に配列された緑色系のドット模
様とした。
【0040】そしてシート体の更に裏面側に表示形態と
して蝶々を設け、シート体に対し水平方向或いは垂直方
向に移動しながら表示されるように設定した。更に表示
形態の裏面側からバックライト用の部材を備えた構成と
した。
して蝶々を設け、シート体に対し水平方向或いは垂直方
向に移動しながら表示されるように設定した。更に表示
形態の裏面側からバックライト用の部材を備えた構成と
した。
【0041】バックライトを照光状態にすると、98線
の凸レンズ状突起にシート体に対し最も沈んだモアレ模
様が視認でき、部分的に設けられた等高線に類似した凸
レンズ状突起でのモアレ模様は、96線、94線、92
線の順に沈む度合いが小さくなった。即ち98線の部分
を基底とした山状の模様が部分的に発現したように視認
される。そこに蝶々を表示させ移動させていくと、山間
を飛び交うようにも視認された。
の凸レンズ状突起にシート体に対し最も沈んだモアレ模
様が視認でき、部分的に設けられた等高線に類似した凸
レンズ状突起でのモアレ模様は、96線、94線、92
線の順に沈む度合いが小さくなった。即ち98線の部分
を基底とした山状の模様が部分的に発現したように視認
される。そこに蝶々を表示させ移動させていくと、山間
を飛び交うようにも視認された。
【0042】また、凸レンズ状突起の線数の組み合わせ
として、92線の凸レンズ状突起を設けると共に、98
線を中心とし、96線並びに98線の三段階の等高線に
類似させ、且つ配列の間隔を縮小させた凸レンズ状突起
を部分的に設けると、92線の凸レンズ状突起と模様と
のモアレ模様が発現し、それに対して等高線状に設けた
部分的な凸レンズ状突起分と模様とのモアレ模様が、9
4線、96線並びに98線の順に段々と沈んで視認され
た。
として、92線の凸レンズ状突起を設けると共に、98
線を中心とし、96線並びに98線の三段階の等高線に
類似させ、且つ配列の間隔を縮小させた凸レンズ状突起
を部分的に設けると、92線の凸レンズ状突起と模様と
のモアレ模様が発現し、それに対して等高線状に設けた
部分的な凸レンズ状突起分と模様とのモアレ模様が、9
4線、96線並びに98線の順に段々と沈んで視認され
た。
【0043】裏面の印刷色を青色系を用いた場合は海底
や空のような印象を与え、また茶系色を用いた場合は木
目柄の印象を与えるようなモアレ模様が視認できた。 (実施例4)光透過性を有するシート体(厚さ0.45
mm)の表面側に、複数の凸レンズ状突起を設けてレン
ズ部を形成した。前記凸レンズ状突起の配列の間隔は、
亀甲状に配列された1インチ100線の線幅で水平方向
に無段階的に偏体を施して設けた。
や空のような印象を与え、また茶系色を用いた場合は木
目柄の印象を与えるようなモアレ模様が視認できた。 (実施例4)光透過性を有するシート体(厚さ0.45
mm)の表面側に、複数の凸レンズ状突起を設けてレン
ズ部を形成した。前記凸レンズ状突起の配列の間隔は、
亀甲状に配列された1インチ100線の線幅で水平方向
に無段階的に偏体を施して設けた。
【0044】一方、前記光透過性を有するシート体の裏
面側に、ドット模様を印刷した。前記模様は、亀甲状に
配列された1インチ98線の線幅のドット模様を印刷し
てシート体を形成した。そしてシート体の更に裏面側に
はバックライト用の部材を備えた構成とした。
面側に、ドット模様を印刷した。前記模様は、亀甲状に
配列された1インチ98線の線幅のドット模様を印刷し
てシート体を形成した。そしてシート体の更に裏面側に
はバックライト用の部材を備えた構成とした。
【0045】バックライトを照光状態にすると、模様は
モアレ模様としてシート面よりも浮き上がって視認さ
れ、また凸レンズ状突起の配列の間隔に無段階的な偏体
が施されているので、その偏体の度合いに応じて浮き上
がったモアレ模様の形状も徐々に歪みを帯び、更に偏体
を施し始めた部位から遠ざかるに従い、モアレ模様が扇
状に広がったようにも視認された。 (実施例5)光透過性を有するシート体(厚さ0.45
mm)の表面側に、複数の凸レンズ状突起を設けてレン
ズ部を形成した。前記凸レンズ状突起の配列の間隔は、
格子状に配列された1インチ100線の線幅で垂直方向
に4%拡大した偏体を施して設けた。
モアレ模様としてシート面よりも浮き上がって視認さ
れ、また凸レンズ状突起の配列の間隔に無段階的な偏体
が施されているので、その偏体の度合いに応じて浮き上
がったモアレ模様の形状も徐々に歪みを帯び、更に偏体
を施し始めた部位から遠ざかるに従い、モアレ模様が扇
状に広がったようにも視認された。 (実施例5)光透過性を有するシート体(厚さ0.45
mm)の表面側に、複数の凸レンズ状突起を設けてレン
ズ部を形成した。前記凸レンズ状突起の配列の間隔は、
格子状に配列された1インチ100線の線幅で垂直方向
に4%拡大した偏体を施して設けた。
【0046】光透過性を有するシート体の裏面側に、ド
ット模様の印刷をした。前記模様は、格子状に配列され
た1インチ102線の線幅のドット模様として印刷し
た。尚、シート体は正方形状に作成し、回転可能な状態
になるようにバックライト用の部材に取り付けた。
ット模様の印刷をした。前記模様は、格子状に配列され
た1インチ102線の線幅のドット模様として印刷し
た。尚、シート体は正方形状に作成し、回転可能な状態
になるようにバックライト用の部材に取り付けた。
【0047】バックライトを照光状態にすると、図5に
示すように、模様はモアレ模様3として最初は模様部4
の面より沈んで視認されるが、模様部4を90度回転さ
せることにより、図6に示すように、沈んで視認されて
いたモアレ模様3は模様部4より浮き上がって視認され
るようになった。 (実施例6)図7に示すものは、凸レンズ状突起(図示
せず)の配列の間隔につき無段階的に偏体が施されてい
ることにより、模様部4に印刷した複数のカモメの模様
3が無段階的に拡大しつつ浮き上がって見えるようにし
ており、さらに、蜜蜂と花びらと葉っぱの表示内容6を
表している。
示すように、模様はモアレ模様3として最初は模様部4
の面より沈んで視認されるが、模様部4を90度回転さ
せることにより、図6に示すように、沈んで視認されて
いたモアレ模様3は模様部4より浮き上がって視認され
るようになった。 (実施例6)図7に示すものは、凸レンズ状突起(図示
せず)の配列の間隔につき無段階的に偏体が施されてい
ることにより、模様部4に印刷した複数のカモメの模様
3が無段階的に拡大しつつ浮き上がって見えるようにし
ており、さらに、蜜蜂と花びらと葉っぱの表示内容6を
表している。
【0048】したがって、蜜蜂と花びらと葉っぱの表示
内容6に対して、複数のカモメの模様3が徐々と拡大し
つつ浮き上がって見える。
内容6に対して、複数のカモメの模様3が徐々と拡大し
つつ浮き上がって見える。
【0049】
【発明の効果】この発明は上述のような構成であり、次
の効果を有する。
の効果を有する。
【0050】立体模様は変化させて設けた複数の凸レン
ズ状突起を介して発現するので、立体的に発現した模様
が変化する装飾シートを提供することができる。
ズ状突起を介して発現するので、立体的に発現した模様
が変化する装飾シートを提供することができる。
【図1】この発明の装飾シートの実施形態1を説明する
側面図。
側面図。
【図2】図1の装飾シートの光透過を有するシート体側
の状態を説明する底面図。
の状態を説明する底面図。
【図3】図1の装飾シートにより発現した星形模様を説
明する図。
明する図。
【図4】この発明の装飾シートの実施形態2を説明する
側面図。
側面図。
【図5】この発明の装飾シートの実施例5の装飾シート
により発現した模様を説明する図。
により発現した模様を説明する図。
【図6】図5の装飾シートを90度回転させて発現した
模様を説明する図。
模様を説明する図。
【図7】この発明の装飾シートの実施例6の装飾シート
により発現した模様を説明する図。
により発現した模様を説明する図。
1 凸レンズ状突起
2 レンズ部
3 模様
4 模様部
6 表示内容
フロントページの続き
(72)発明者 大谷 達郎
大阪府東大阪市柏田東町12番28号 明和グ
ラビア株式会社内
Fターム(参考) 4F100 AT00C BA02 BA03 BA07
BA10A BA10B DD03A GB71
GB81 HB00B HB31B JN01
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の凸レンズ状突起を有するレンズ部
と模様を有する模様部により模様を立体的に発現させる
と共に、前記複数の凸レンズ状突起は変化させて設けた
ことを特徴とする装飾シート。 - 【請求項2】 照光表示機構を具備せしめ、これにより
表示された表示内容に対して模様を立体的に発現させる
ようにした請求項1記載の装飾シート。 - 【請求項3】 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔
を段階的或いは無段階的に変化させた請求項1又は2記
載の装飾シート。 - 【請求項4】 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔
が、段階的或いは無段階的に偏体が施されたものである
請求項1又は2記載の装飾シート。 - 【請求項5】 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔
が、部分的に変化させたものである請求項1又は2記載
の装飾シート。 - 【請求項6】 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔
が、部分的に偏体が施されたものである請求項1又は2
記載の装飾シート。 - 【請求項7】 前記複数の凸レンズ状突起の配列の間隔
が、略一定に偏体が施されたものである請求項1又は2
記載の装飾シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001228054A JP2003039583A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 装飾シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001228054A JP2003039583A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 装飾シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003039583A true JP2003039583A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19060617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001228054A Pending JP2003039583A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 装飾シート |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 2001-07-27 JP JP2001228054A patent/JP2003039583A/ja active Pending
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