JP2003037419A - Glass antenna apparatus for automobile - Google Patents
Glass antenna apparatus for automobileInfo
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ及びテレビ
放送等の受信に適する自動車用ガラスアンテナ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、長波放送帯(150〜280kH
z)、中波放送帯(520〜1700kHz)及び短波
放送帯(2.3〜26.1MHz)等の50MHz未満
の放送帯と日本のFM放送帯(76〜90MHz)等の
50MHz以上の放送帯とを受信する自動車用ガラスア
ンテナ装置として図2に示すものが知られていた。
【0003】図2に示す従来例は、後部窓ガラス板1に
設けられたアンテナ導体とデフォッガ3とを近接させて
容量結合(通常50pF以上)させ、かつ、デフォッガ
3と直流電源10との間にチョークコイル9を接続させ
てデフォッガ3に励起した放送電波信号を上記容量結
合、アンテナ導体、給電点6及び前置増幅器17を介し
て受信機20に伝えて感度を向上させていた。
【0004】しかし、図2に示す従来例は、長波放送
帯、中波放送帯及び短波放送帯を受信する際にエンジン
ノイズ等の車両ノイズを受けやすい問題があった。さら
に、長波放送帯を受信するために、チョークコイル9の
インダクタンス値を1〜10mHにしなければならず、
チョークコイル9がコスト高になり、また、装置全体が
大型になる問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する前述の欠点を解消する自動車用ガラスアンテナ装
置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数本のヒー
タ線と、該ヒータ線に給電する複数のバスバを有する通
電加熱式のデフォッガとが自動車の後部窓ガラス板に設
けられており、後部窓ガラス板のデフォッガの領域外に
アンテナ導体とアンテナ導体の給電点とが設けられてお
り、一のバスバと直流電源との間、及び/又は、他のバ
スバと接地との間にフィルタ回路が設けられており、5
0MHz未満の放送帯及び50MHz以上の放送帯を受
信する自動車用ガラスアンテナ装置において、フィルタ
回路は50MHz未満の周波数の全部又は一部を減衰さ
せる機能を有し、アンテナ導体は格子状エレメント及び
複数本の水平エレメントを備え、格子状エレメントの右
側又は左側には給電点が接続されており、格子状エレメ
ントの給電点と反対の側には複数本の水平エレメントが
接続されており、複数本の水平エレメントのうちの少な
くとも2本については、格子状エレメントとは反対側の
これらの水平エレメントの端部又は端部近傍が垂直接続
エレメントにより接続されていることを特徴とする自動
車用ガラスアンテナ装置を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明の自動車用ガラスアンテナ装
置の一実施例の構成図である。図1に示す自動車用ガラ
スアンテナ装置は、例えば、長波放送帯、中波放送帯、
短波放送帯及び日本のFM放送帯を受信する。
【0008】図1において、1は自動車の後部窓ガラス
板、2はヒータ線、2a(破線)はヒータ線を接続する
短絡線、3はデフォッガ、4は格子状エレメント、4a
は第1の垂直エレメント、4bは第2の垂直エレメン
ト、4cは第3の垂直エレメント、5a、5bはバス
バ、6はアンテナ導体の給電点、7はアンテナ周辺回
路、8aは垂直接続エレメント、8bは垂直接続エレメ
ントの上側伸長部、8cは垂直接続エレメントの下側伸
長部、10は直流電源、11はコンデンサ、12はコイ
ル、15は第1の水平エレメント、16は第2の水平エ
レメント、17は第3の水平エレメント、18(破線
内)はフィルタ回路、20は受信機、22(破線)は第
4の水平エレメント、23(破線)は第5の水平エレメ
ント、24(破線)は補助接続エレメントである。
【0009】図1に示すとおり、複数本のヒータ線2
と、ヒータ線2に給電するバスバ5a、5bとを有する
通電加熱式のデフォッガ3が後部窓ガラス板1に設けら
れている。
【0010】後部窓ガラス板1のデフォッガ3の領域外
にアンテナ導体と給電点6とが設けられている。アンテ
ナ導体とデフォッガ3とは、容量結合していないか、又
は、50pF以下で容量結合していることが好ましい。
アンテナ導体とデフォッガ3との容量結合の容量が50
pFを超えると、50pF以下である場合と比較してS
/N比が悪くなる。
【0011】アンテナ導体に励起する受信信号は、給電
点6、アンテナ周辺回路7を介して受信機20に送られ
る。デフォッガ3には直流電源10から直流電流が通電
される。
【0012】アンテナ導体は格子状エレメント4及び複
数本の水平エレメント15、16、17を備えている。
格子状エレメント4の右側又は左側には給電点6が接続
されている。給電点6が接続されている格子状エレメン
ト4の反対側には複数本の水平エレメント15、16、
17が接続されている。格子状エレメントとは反対側の
水平エレメント15、16、17の端部が垂直接続エレ
メント8aにより接続されている。
【0013】垂直接続エレメント8aの上部から後部窓
ガラス板1の左右中央に向かって伸長される上側伸長部
8bが設けられていてもよく、垂直接続エレメント8a
の下部から後部窓ガラス板1の左右中央に向かって伸長
される下側伸長部8cが設けられていてもよい。垂直接
続エレメント8aは50MHz以上の放送帯の感度向上
に寄与する。上側伸長部8b及び下側伸長部8cは垂直
接続エレメント8aの導体の長さを調整するために設け
られる。
【0014】垂直接続エレメント8aの導体長(上側伸
長部8bと下側伸長部8cとを含めた導体長)は、50
MHz以上の放送帯である所望の高周波放送帯の中心周
波数の波長をλMとするとき、(λM/4)×0.5×
K〜(λM/4)×1.5×Kとすることが好ましい。
この範囲内である場合にはこの範囲外である場合と比較
して所望の高周波放送帯の感度が向上する。なお、Kは
ガラス短縮率であり、通常0.64である。
【0015】図1の例では、水平エレメント15、1
6、17の下方であって、給電点6が接続されている格
子状エレメント4の反対側には複数本の水平エレメント
22、23が接続されている。水平エレメント22、2
3は必要に応じて設けられるものであり、50MHz以
上の放送帯の感度向上に寄与する。感度の微調整のため
に水平エレメント22、23は、格子状エレメントとは
反対側の水平エレメント22、23の端部又は端部近傍
が垂直接続エレメント24により接続されていてもよ
い。
【0016】水平エレメント22、23の導体長は、そ
れぞれ、(λM/4)×0.6×K〜(λM/4)×
1.3×Kとすることが好ましい。この範囲内である場
合にはこの範囲外である場合と比較して所望の高周波放
送帯の感度が向上する。水平エレメント22、23の導
体長を調整することにより、所望の高周波放送帯の周波
数−感度特性の調整を行うことができる。さらに、水平
エレメント22、23を設けることで50MHz未満の
放送帯の感度が向上する。
【0017】格子状エレメント4の横幅(第2の垂直エ
レメント4bと第3の垂直エレメント4cとの間隔にほ
ぼ相当)は、(λM/4)×0.5×K〜(λM/4)
×1.5×Kとすることが好ましい。この範囲内である
場合にはこの範囲外である場合と比較して所望の高周波
放送帯の感度が向上する。
【0018】水平エレメント15、16、17の導体長
は、それぞれ、(λM/4)×0.5×K〜(λM/
4)×1.3×Kとすることが好ましい。この範囲内で
ある場合にはこの範囲外である場合と比較して所望の高
周波放送帯の感度が向上する。水平エレメント15、1
6、17のそれぞれの間隔は、10〜50mmが好まし
い。この範囲内であると水平エレメント15、16、1
7のそれぞれが容量結合し所望の高周波放送帯が感度が
向上する。
【0019】バスバ5bと直流電源10との間にフィル
タ回路18が挿入接続されている。ノイズを減衰しやす
く、安価であって好ましいため、図1ではこのように構
成したが、これに限定されず、バスバ5aと接地との間
にフィルタ回路を挿入接続してもよいし、バスバ5bと
直流電源10との間、及び、バスバ5aと接地との間に
フィルタ回路を挿入接続してもよい。
【0020】本発明では、50MHz未満の放送帯及び
50MHz以上の放送帯を受信する。50MHz未満の
放送帯であれば、1つの放送帯又は複数の放送帯であっ
てもよい。また、50MHz以上の放送帯であれば、1
つの放送帯又は複数の放送帯であってもよい。
【0021】フィルタ回路18は50MHz未満の周波
数の全部又は一部を減衰させる機能を有する。図1の例
では、フィルタ回路18はコンデンサ11とコイル12
とで構成したが、50MHz未満の周波数の全部又は一
部を減衰させる機能を有するなら、図1に示す回路構成
に限定されない。
【0022】図1に示すとおり、給電点6と受信機20
との間に、アンテナ周辺回路7が挿入接続されている。
アンテナ周辺回路7は必要に応じて設けられる回路であ
り、アンテナ周辺回路7を設けずに給電点6と受信機2
0とを直接ケーブルで接続してもよい。アンテナ周辺回
路7としては、前置増幅回路、インピーダンスマッチン
グ回路、共振回路等が挙げられ特に限定されないが、フ
ラットな感度特性を得るためには前置増幅回路が好まし
い。
【0023】ヒータ線2をバスバ5a、5b以外の部分
で短絡する短絡線2aは必要に応じて設けられ、デフォ
ッガ3のインピーダンスを安定させる機能を有する。
【0024】また、アンテナ導体、ヒータ線2、バスバ
5a、5b及び短絡線2aは、通常、銀ペースト等の、
導電性金属を含有するペーストを後部窓ガラス板1の車
内側表面にプリントし、焼付けて形成される。しかし、
この形成方法に限定されず、銅等の導電性物質からな
る、線状体又は箔状体を、後部窓ガラス板1の車内側表
面又は車外側表面に形成してもよく、後部窓ガラス板1
自身の内部に設けてもよい。
【0025】
【実施例】以下、実施例(例1)と比較例(例2)とを
説明する。
【0026】(例1)自動車の後部窓ガラス板を使用
し、図1に示すような自動車用ガラスアンテナ装置を製
作した。水平エレメント22、23を設け、水平エレメ
ント22、23の端部近傍を垂直接続エレメント24に
より接続した。コイル12の値は100μH、コンデン
サ11の値は10μF、アンテナ導体とデフォッガ3と
の間の容量結合による容量を20pFとした。アンテナ
周辺回路7は設けなかった。
格子状エレメント4の横幅 520mm、
格子状エレメント4の縦幅 170mm、
第1の垂直エレメント4aと第2の垂直エレメント4bとの間隔 250mm、
第1の垂直エレメント4aと第3の垂直エレメント4cとの間隔 270mm、
水平エレメント15の導体長 515mm、
水平エレメント16の導体長 520mm、
水平エレメント17の導体長 525mm、
水平エレメント15と水平エレメント16との間隔 30mm、
水平エレメント16と水平エレメント17との間隔 30mm、
上側伸長部8bの導体長 290mm、
垂直接続エレメント8aの導体長と下側伸長部8cの導体長との和の長さ
155mm、
水平エレメント22の導体長 380mm、
水平エレメント23の導体長 350mm、
水平エレメント17と水平エレメント22との間隔 30mm、
水平エレメント22と水平エレメント23との間隔 40mm、
水平エレメント23と最高位のヒータ線2との間隔 40mm。
【0027】図4に実線で長波放送帯における周波数−
感度特性を示す。図5に実線で中波放送帯における周波
数−感度特性を示す。図6に実線でFM放送帯における
周波数−感度特性を示す。なお、図6の感度は、到来電
波の電界の方向が地面に対して45度傾いたときの偏波
面を受信した場合のものであって、かつ、自動車用を一
回転したときの平均感度である。図6の例2の感度も同
様である。短波放送帯も受信したところ良好に受信でき
た。図3の実線は、フィルタ回路18の周波数−減衰量
の特性を示す。
【0028】(例2)自動車の後部窓ガラス板を使用
し、図2に示すような自動車用ガラスアンテナ装置を製
作した。チョークコイル9のインダクタンス値は、1次
側、2次側ともに、2.0mHとし、アンテナ導体とデ
フォッガ3との容量結合は、100pFとした。図3の
破線は、チョークコイル9の周波数−減衰量の特性を示
す。
【0029】例1と比較して、長波放送帯、中波放送帯
及び短波放送帯のノイズが多く聞き苦しかった。30d
BμV/mの電界強度下において、S/N比を比較する
と、200kHz、1000kHz及び9.5MHzに
おいて、例1は、例2より、5dB大きかった。図4に
破線で長波放送帯における周波数−感度特性を示す。図
5に破線で中波放送帯における周波数−感度特性を示
す。図6に破線でFM放送帯における周波数−感度特性
を示す。
【0030】
【発明の効果】本発明では、アンテナ導体とデフォッガ
3との容量結合による容量が小さいため、長波放送帯、
中波放送帯及び短波放送帯にエンジンノイズ等の車両ノ
イズを受けにくい。さらに、チョークコイルを使用しな
いため、自動車用ガラスアンテナ装置が安価になり、か
つ、小型化にできる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a glass antenna device for automobiles suitable for receiving radio and television broadcasts. Conventionally, a long wave broadcasting band (150 to 280 kHz)
z) Broadcast bands of less than 50 MHz such as medium wave broadcast band (520 to 1700 kHz) and short wave broadcast band (2.3 to 26.1 MHz), and broadcast bands of 50 MHz or more such as Japanese FM broadcast band (76 to 90 MHz). 2 is known as a glass antenna device for automobiles that receives the above. In the conventional example shown in FIG. 2, the antenna conductor provided on the rear window glass plate 1 and the defogger 3 are placed close to each other and capacitively coupled (usually 50 pF or more), and between the defogger 3 and the DC power source 10. The radio wave signal excited by the defogger 3 by connecting the choke coil 9 is transmitted to the receiver 20 via the capacitive coupling, the antenna conductor, the feeding point 6 and the preamplifier 17 to improve the sensitivity. However, the conventional example shown in FIG. 2 has a problem that it is susceptible to vehicle noise such as engine noise when receiving a long wave broadcast band, a medium wave broadcast band, and a short wave broadcast band. Furthermore, in order to receive the long wave broadcasting band, the inductance value of the choke coil 9 must be 1 to 10 mH,
There is a problem that the cost of the choke coil 9 is increased, and the entire apparatus becomes large. SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a glass antenna device for an automobile that eliminates the above-mentioned drawbacks of the prior art. According to the present invention, a plurality of heater wires and an electrically heated defogger having a plurality of bus bars for supplying power to the heater wires are provided on a rear window glass plate of an automobile. The antenna conductor and the feeding point of the antenna conductor are provided outside the defogger area of the rear window glass plate, and between one bus bar and the DC power source and / or between another bus bar and the ground. Is provided with a filter circuit.
In a glass antenna device for an automobile that receives a broadcast band of less than 0 MHz and a broadcast band of 50 MHz or more, the filter circuit has a function of attenuating all or a part of frequencies less than 50 MHz, and the antenna conductor includes a lattice element and a plurality of antenna conductors. Horizontal elements, and a feeding point is connected to the right or left side of the grid element, and a plurality of horizontal elements are connected to the side opposite to the feeding point of the grid element. Provided is a glass antenna device for an automobile, wherein at least two of the elements are connected to each other by the vertical connection element at or near the ends of the horizontal elements on the opposite side of the grid-like elements. To do. DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The present invention will be described in detail below with reference to the drawings. FIG. 1 is a configuration diagram of an embodiment of a glass antenna device for an automobile according to the present invention. The glass antenna device for an automobile shown in FIG. 1 includes, for example, a long wave broadcast band, a medium wave broadcast band,
Receives shortwave and Japanese FM broadcast bands. In FIG. 1, 1 is a rear window glass plate of an automobile, 2 is a heater wire, 2a (dashed line) is a short-circuit wire for connecting the heater wire, 3 is a defogger, 4 is a lattice element, 4a
Is a first vertical element, 4b is a second vertical element, 4c is a third vertical element, 5a and 5b are bus bars, 6 is a feeding point of the antenna conductor, 7 is an antenna peripheral circuit, 8a is a vertical connection element, 8b Is an upper extension of the vertical connection element, 8c is a lower extension of the vertical connection element, 10 is a DC power source, 11 is a capacitor, 12 is a coil, 15 is a first horizontal element, 16 is a second horizontal element, 17 Is the third horizontal element, 18 (inside the broken line) is the filter circuit, 20 is the receiver, 22 (dashed line) is the fourth horizontal element, 23 (dashed line) is the fifth horizontal element, and 24 (dashed line) is the auxiliary connection Is an element. As shown in FIG. 1, a plurality of heater wires 2
The rear window glass plate 1 is provided with an electrically heated defogger 3 having bus bars 5 a and 5 b for supplying power to the heater wire 2. An antenna conductor and a feeding point 6 are provided outside the area of the defogger 3 on the rear window glass plate 1. It is preferable that the antenna conductor and the defogger 3 are not capacitively coupled or capacitively coupled at 50 pF or less.
The capacity of capacitive coupling between the antenna conductor and the defogger 3 is 50
When it exceeds pF, it is S compared to the case of 50 pF or less.
/ N ratio becomes worse. A reception signal excited on the antenna conductor is sent to the receiver 20 via the feeding point 6 and the antenna peripheral circuit 7. A DC current is supplied to the defogger 3 from the DC power supply 10. The antenna conductor includes a lattice element 4 and a plurality of horizontal elements 15, 16 and 17.
A feeding point 6 is connected to the right or left side of the grid-like element 4. On the opposite side of the grid element 4 to which the feeding point 6 is connected, a plurality of horizontal elements 15, 16,
17 is connected. Ends of the horizontal elements 15, 16, and 17 on the opposite side to the lattice elements are connected by a vertical connection element 8a. An upper extending portion 8b extending from the upper portion of the vertical connecting element 8a toward the left and right center of the rear window glass plate 1 may be provided.
A lower extending portion 8c that extends from the lower portion of the rear window glass plate 1 toward the left and right center of the rear window glass plate 1 may be provided. The vertical connection element 8a contributes to improving the sensitivity of a broadcast band of 50 MHz or higher. The upper extension 8b and the lower extension 8c are provided to adjust the length of the conductor of the vertical connection element 8a. The conductor length of the vertical connection element 8a (the conductor length including the upper extension 8b and the lower extension 8c) is 50.
When the wavelength of the center frequency of a desired high frequency broadcast band that is a broadcast band of MHz or higher is λ M , (λ M /4)×0.5×
K to (λ M /4)×1.5×K is preferable.
When the frequency is within this range, the sensitivity of a desired high-frequency broadcast band is improved as compared with the case where the frequency is outside this range. Note that K is a glass shortening rate and is usually 0.64. In the example of FIG. 1, horizontal elements 15, 1
A plurality of horizontal elements 22 and 23 are connected to the opposite side of the grid-like element 4 to which the feeding point 6 is connected, below 6 and 17. Horizontal elements 22, 2
3 is provided as necessary, and contributes to improving the sensitivity of a broadcast band of 50 MHz or higher. In order to finely adjust the sensitivity, the horizontal elements 22 and 23 may be connected to the ends of the horizontal elements 22 and 23 on the side opposite to the lattice-like elements by the vertical connection element 24. The conductor lengths of the horizontal elements 22 and 23 are (λ M /4)×0.6×K to (λ M / 4) ×, respectively.
It is preferable to set it as 1.3 * K. When the frequency is within this range, the sensitivity of a desired high-frequency broadcast band is improved as compared with the case where the frequency is outside this range. By adjusting the conductor lengths of the horizontal elements 22 and 23, it is possible to adjust the frequency-sensitivity characteristics of a desired high-frequency broadcast band. Furthermore, the provision of the horizontal elements 22 and 23 improves the sensitivity of a broadcast band of less than 50 MHz. The lateral width of the lattice-like element 4 (corresponding approximately to the distance between the second vertical element 4b and the third vertical element 4c) is (λ M /4)×0.5×K˜(λ M / 4). )
It is preferable to set it as * 1.5 * K. When the frequency is within this range, the sensitivity of a desired high-frequency broadcast band is improved as compared with the case where the frequency is outside this range. The conductor lengths of the horizontal elements 15, 16, and 17 are (λ M /4)×0.5×K to (λ M /
4) It is preferable to set it as * 1.3 * K. When the frequency is within this range, the sensitivity of a desired high-frequency broadcast band is improved as compared with the case where the frequency is outside this range. Horizontal element 15, 1
The distance between 6 and 17 is preferably 10 to 50 mm. Within this range, the horizontal elements 15, 16, 1
Each of 7 is capacitively coupled, and the sensitivity of the desired high frequency broadcast band is improved. A filter circuit 18 is inserted and connected between the bus bar 5b and the DC power source 10. Since it is easy to attenuate noise and is inexpensive and preferable, it is configured in this manner in FIG. 1. However, the present invention is not limited to this, and a filter circuit may be inserted and connected between the bus bar 5a and the ground, or the bus bar 5b. A filter circuit may be inserted and connected between the power supply 10 and the DC power supply 10 and between the bus bar 5a and the ground. In the present invention, a broadcast band of less than 50 MHz and a broadcast band of 50 MHz or more are received. If it is a broadcast band of less than 50 MHz, it may be one broadcast band or a plurality of broadcast bands. Moreover, if it is a broadcasting band of 50 MHz or more, 1
There may be one broadcast band or a plurality of broadcast bands. The filter circuit 18 has a function of attenuating all or a part of frequencies below 50 MHz. In the example of FIG. 1, the filter circuit 18 includes a capacitor 11 and a coil 12.
However, the circuit configuration is not limited to the circuit configuration illustrated in FIG. 1 as long as it has a function of attenuating all or part of the frequency lower than 50 MHz. As shown in FIG. 1, feed point 6 and receiver 20
Between the two, the antenna peripheral circuit 7 is inserted and connected.
The antenna peripheral circuit 7 is a circuit provided as necessary. The antenna peripheral circuit 7 is not provided, and the feeding point 6 and the receiver 2 are not provided.
0 may be directly connected by a cable. The antenna peripheral circuit 7 includes a preamplifier circuit, an impedance matching circuit, a resonance circuit, and the like, and is not particularly limited, but a preamplifier circuit is preferable in order to obtain flat sensitivity characteristics. A short-circuit wire 2a for short-circuiting the heater wire 2 at portions other than the bus bars 5a and 5b is provided as necessary and has a function of stabilizing the impedance of the defogger 3. The antenna conductor, heater wire 2, bus bars 5a, 5b and short-circuit wire 2a are usually made of silver paste or the like.
It is formed by printing and baking a paste containing a conductive metal on the inner surface of the rear window glass plate 1. But,
Without being limited to this forming method, a linear body or a foil-like body made of a conductive material such as copper may be formed on the vehicle inner surface or the vehicle outer surface of the rear window glass plate 1, and the rear window glass plate 1
It may be provided inside itself. EXAMPLES Examples (Example 1) and Comparative Examples (Example 2) will be described below. Example 1 A glass antenna device for an automobile as shown in FIG. 1 was produced using a rear window glass plate of the automobile. Horizontal elements 22 and 23 were provided, and the vicinity of the ends of the horizontal elements 22 and 23 was connected by a vertical connection element 24. The value of the coil 12 was 100 μH, the value of the capacitor 11 was 10 μF, and the capacitance due to capacitive coupling between the antenna conductor and the defogger 3 was 20 pF. The antenna peripheral circuit 7 was not provided. The horizontal width of the grid element 4 is 520 mm, the vertical width of the grid element 4 is 170 mm, the distance between the first vertical element 4a and the second vertical element 4b is 250 mm, and the first vertical element 4a and the third vertical element 4c Spacing 270 mm, horizontal element 15 conductor length 515 mm, horizontal element 16 conductor length 520 mm, horizontal element 17 conductor length 525 mm, horizontal element 15 and horizontal element 16 gap 30 mm, horizontal element 16 and horizontal element 17 gap 30 mm The conductor length of the upper extending portion 8b is 290 mm, the total length of the conductor length of the vertical connecting element 8a and the conductor length of the lower extending portion 8c is 155 mm, the conductor length of the horizontal element 22 is 380 mm, the conductor length of the horizontal element 23 is 350 mm, Horizontal element 17 and water Distance 30mm of the element 22, spacing 40mm between the horizontal elements 22 and horizontal elements 23, gap 40mm between the heater line 2 of the horizontal element 23 and highest. FIG. 4 shows the frequency in the long wave broadcasting band as a solid line.
Shows sensitivity characteristics. FIG. 5 shows the frequency-sensitivity characteristics in the medium wave broadcasting band with a solid line. FIG. 6 shows the frequency-sensitivity characteristics in the FM broadcast band with a solid line. The sensitivity shown in FIG. 6 is obtained when the plane of polarization when the direction of the electric field of the incoming radio wave is inclined 45 degrees with respect to the ground, and is the average sensitivity when the vehicle is rotated once. is there. The sensitivity of Example 2 in FIG. 6 is the same. The short-wave broadcasting band was also received and received well. The solid line in FIG. 3 shows the frequency-attenuation characteristic of the filter circuit 18. Example 2 A glass antenna device for an automobile as shown in FIG. 2 was manufactured using a rear window glass plate of the automobile. The inductance value of the choke coil 9 is 2.0 mH on both the primary side and the secondary side, and the capacitive coupling between the antenna conductor and the defogger 3 is 100 pF. The broken line in FIG. 3 shows the frequency-attenuation characteristic of the choke coil 9. Compared to Example 1, there were many noises in the long wave broadcast band, medium wave broadcast band and short wave broadcast band, and it was difficult to hear. 30d
When the S / N ratio was compared under an electric field strength of B μV / m, Example 1 was 5 dB larger than Example 2 at 200 kHz, 1000 kHz, and 9.5 MHz. FIG. 4 shows frequency-sensitivity characteristics in the long wave broadcasting band by broken lines. FIG. 5 shows the frequency-sensitivity characteristics in the medium wave broadcasting band by broken lines. FIG. 6 shows frequency-sensitivity characteristics in the FM broadcast band by broken lines. In the present invention, since the capacity due to the capacitive coupling between the antenna conductor and the defogger 3 is small, the long wave broadcasting band,
Less susceptible to vehicle noise such as engine noise in medium and short wave broadcast bands. Furthermore, since the choke coil is not used, the glass antenna device for automobiles can be made inexpensive and downsized.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ガラスアンテナ装置の一実施
例の構成図。
【図2】従来例の構成図。
【図3】例1におけるフィルタ回路18及び例2のチョ
ークコイル9の周波数−減衰量の特性図。
【図4】例1と例2の長波放送帯における周波数−感度
特性図。
【図5】例1と例2の中波放送帯における周波数−感度
特性図。
【図6】例1と例2のFM放送帯における周波数−感度
特性図。
【符号の説明】
1:自動車の後部窓ガラス板
2:ヒータ線
3:デフォッガ
4:格子状エレメント
6:アンテナ導体の給電点
5a、5b:バスバ
7:アンテナ周辺回路
9:チョークコイル
10:直流電源
11:コンデンサ
12:コイル
18:フィルタ回路BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a configuration diagram of an embodiment of an automotive glass antenna device of the present invention. FIG. 2 is a configuration diagram of a conventional example. 3 is a frequency-attenuation characteristic diagram of the filter circuit 18 in Example 1 and the choke coil 9 in Example 2. FIG. 4 is a frequency-sensitivity characteristic diagram in the long wave broadcasting band of Examples 1 and 2. FIG. FIG. 5 is a frequency-sensitivity characteristic diagram in the medium wave broadcasting band of Example 1 and Example 2; 6 is a frequency-sensitivity characteristic diagram in the FM broadcast band of Example 1 and Example 2. FIG. [Description of Symbols] 1: Rear window glass plate of automobile 2: Heater wire 3: Defogger 4: Lattice-like element 6: Feed point 5a, 5b of antenna conductor: Bus bar 7: Peripheral circuit 9: Choke coil 10: DC power supply 11: Capacitor 12: Coil 18: Filter circuit
Claims (1)
る複数のバスバを有する通電加熱式のデフォッガとが自
動車の後部窓ガラス板に設けられており、後部窓ガラス
板のデフォッガの領域外にアンテナ導体とアンテナ導体
の給電点とが設けられており、一のバスバと直流電源と
の間、及び/又は、他のバスバと接地との間にフィルタ
回路が設けられており、50MHz未満の放送帯及び5
0MHz以上の放送帯を受信する自動車用ガラスアンテ
ナ装置において、 フィルタ回路は50MHz未満の周波数の全部又は一部
を減衰させる機能を有し、 アンテナ導体は格子状エレメント及び複数本の水平エレ
メントを備え、 格子状エレメントの右側又は左側には給電点が接続され
ており、 格子状エレメントの給電点と反対の側には複数本の水平
エレメントが接続されており、 複数本の水平エレメントのうちの少なくとも2本につい
ては、格子状エレメントとは反対側のこれらの水平エレ
メントの端部又は端部近傍が垂直接続エレメントにより
接続されていることを特徴とする自動車用ガラスアンテ
ナ装置。What is claimed is: 1. An electric heating type defogger having a plurality of heater wires and a plurality of bus bars for supplying electric power to the heater wires is provided on a rear window glass plate of an automobile. The antenna conductor and the feeding point of the antenna conductor are provided outside the defogger area of the glass plate, and a filter circuit is provided between one bus bar and the DC power source and / or between another bus bar and the ground. Broadcast bands below 50 MHz and 5
In a glass antenna device for an automobile that receives a broadcast band of 0 MHz or higher, the filter circuit has a function of attenuating all or part of a frequency less than 50 MHz, the antenna conductor includes a lattice element and a plurality of horizontal elements, A feeding point is connected to the right or left side of the grid element, and a plurality of horizontal elements are connected to the opposite side of the grid element, and at least two of the plurality of horizontal elements are connected. As for the book, a glass antenna device for an automobile, characterized in that the ends of the horizontal elements on the side opposite to the lattice elements or the vicinity of the ends are connected by a vertical connection element.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001225864A JP2003037419A (en) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | Glass antenna apparatus for automobile |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001225864A JP2003037419A (en) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | Glass antenna apparatus for automobile |
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KR100994010B1 (en) | 2008-06-02 | 2010-11-11 | 현대자동차주식회사 | Glass antenna |
CN105591185A (en) * | 2014-11-07 | 2016-05-18 | 三星电子株式会社 | Antenna device |
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- 2001-07-26 JP JP2001225864A patent/JP2003037419A/en active Pending
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