Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2003032827A - シールドケーブルの端末加工方法及び装置 - Google Patents

シールドケーブルの端末加工方法及び装置

Info

Publication number
JP2003032827A
JP2003032827A JP2001219180A JP2001219180A JP2003032827A JP 2003032827 A JP2003032827 A JP 2003032827A JP 2001219180 A JP2001219180 A JP 2001219180A JP 2001219180 A JP2001219180 A JP 2001219180A JP 2003032827 A JP2003032827 A JP 2003032827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
shielded cable
braided
pipe
braided shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001219180A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Suzuki
俊秋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2001219180A priority Critical patent/JP2003032827A/ja
Publication of JP2003032827A publication Critical patent/JP2003032827A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧シールドケーブルの端末部に剥ぎ出され
た編組シールドを剥ぎ取り長さの自動切換えを可能なら
しめて剥ぎ取る、安価かつ小型の端末加工装置を提供す
る。 【解決手段】 先端外周に雄刃を設けた編組開きパイプ
1内に、ケーブル端の位置決めピン4を設け、そのピン
4の位置をアクチュエータ5で切換える。その位置の切
換えでシールドケーブルAを手作業で押込んでパイプ1
を編組シールドbの内側にもぐり込ませる際のもぐり込
み量が変化し、編組シールド余長部の剥ぎ取り長さが変
わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高圧シールドケ
ーブルの端末加工方法、詳しくは、ケーブル端に剥ぎ出
された編組シールドを、安価な機構による剥ぎ取り長さ
の自動切換えを可能ならしめて剥ぎ取る方法と装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】高圧シールドケーブルの端末加工では、
ケーブル端の外皮を所定長さ剥ぎ取った後、露出した編
組シールドの余長部を切断して剥ぎ取る。
【0003】編組シールドの剥ぎ取り長さや絶縁電線の
剥ぎ出し長さは製品の仕様によって変わり、従って、編
組シールドを剥ぎ取る端末加工装置は、設備費削減の観
点から製品の仕様変更に対応できるものが望まれる。
【0004】本出願人等が既に提案している装置の中
に、その要求に応えたものがある。その装置は、ケーブ
ル端を位置決めピンに突き当てて位置決めし、この状態
でケーブルをセンタリングして加工中心に保持する。そ
の後、ケーブルを位置決めステーションから加工ステー
ションに移送し、ここで、編組シールドの先端を開き爪
で外側から叩くなどして開かせた後、円筒状の編組開き
パイプを露出した編組シールドの内側に設定位置までも
ぐり込ませ、予め、ケーブル外周に挿入した環状の雌刃
(内刃)を編組開きパイプの先端外周に設けた円形の雄
刃(外刃)と擦り合わせて編組シールドの余長部を輪切
り状態に切断する。
【0005】この装置は、位置決めピンの位置調整を制
御プログラムに基づいて行うようにしており、そのピン
の変位により編組開きパイプのもぐり込み量が変化して
編組シールドの剥ぎ取り長さが変わる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】位置決めピンの位置制
御を制御プログラムに基づいて行う前述の装置は、サー
ボモータなどの高価な駆動源、高機能の高価な制御装
置、複数の加工ステーション及びケーブルを前段のステ
ーションから後段のステーションに送り込む搬送装置を
必要とし、高価格化、大型化が避けられない。
【0007】また、編組シールド先端の拡開や編組開き
パイプのもぐり込みなどを機械的に行うようにしていた
ため、編組シールド先端の拡開不良が生じたり、ケーブ
ルの先端が垂れたりして編組開きパイプが編組シールド
と内側の絶縁電線との間にうまくもぐり込まないなどの
トラブルを生じることがあり、そのトラブルによる加工
の中断を皆無にするのも難しかった。
【0008】この発明は、かかる問題点を解消できる方
法と装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、編組拡げパイプの内側にケー
ブル端を突き当てる位置決めピンを設け、その位置決め
ピンをアクチュエータで押し引きしてピン位置を選択的
に切換え、その位置決めピンにケーブル端が位置決めさ
れるところまでシールドケーブルを編組拡げパイプに手
作業で押し込んでケーブルを固定治具にセットし、しか
る後、固定治具と共に雌刃を移動させて編組シールドを
切断する方法を採る。
【0010】また、この方法を実行するために、編組拡
げパイプの内側にケーブル端を突き当てる位置決めピン
を設け、さらに、その位置決めピンを押し引きしてスト
ローク始端とストローク終端のどちらかに動かす第1ア
クチュエータと、この第1アクチュエータを含めて位置
決めピンを位置決め点から逃がす第2アクチュエータを
設けた端末加工装置を提供する。
【0011】この装置は、ストロークの異なる第1アク
チュエータを直列に連結して複数設けると、位置決めピ
ンの位置の切換え箇所が増加する。
【0012】また、実施形態の欄で述べるセンサユニッ
トやそのセンサユニットの押し出し終点位置を微調整す
るストッパ、編組開きパイプ上に残される編組シールド
切断屑を押し外す屑落とし具、編組開きパイプの入口近
傍でシールドケーブルを加工中心に位置決めするセンタ
リングチャックなどを設けるとより好ましいものにな
る。
【0013】雌刃を左右に2分割して開閉駆動機構で開
閉するようにしたり、編組開きパイプと雌刃をケーブル
サイズに合わせて交換する構成にしておくのも好まし
い。
【0014】
【作用】位置決めピンの位置の切換えは、単純、安価な
エアーシリンダなどで行え、この切換えで編組開きパイ
プのもぐり込み量が変化して編組シールドの剥ぎ取り長
さが変わる。従って、ストローク制御が可能な高価な駆
動源やプログラムに基づいた制御を行う高価な制御装置
を必要としない。
【0015】また、ケーブル端の位置決めステーション
と編組シールドの剥ぎ取りステーションを統合したの
で、ケーブルの搬送装置も不要になり、これにより、装
置の低コスト化、コンパクト化が可能になる。
【0016】なお、ストロークの異なる第1アクチュエ
ータを直列に連結して複数設けるものは、剥ぎ取り長さ
の変更可能数が増加し、同一装置でより多くの品種に対
応することができる。
【0017】その他の好ましい構成と、その作用、効果
の説明は次項に譲る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
1乃至図9に基づいて説明する。
【0019】図1は、端末加工装置の全体の概要を示す
平面図、図2は側面図である。
【0020】この端末加工装置は、先端外周に環状の雄
刃2(図7参照)を設けた円筒状の編組開きパイプ1
と、雄刃2と擦り合わせて編組シールドを切断する環状
の雌刃3と、編組開きパイプ1内に入り込ませた位置決
めピン4と、そのピンの位置を切換える第1アクチュエ
ータ5(図のそれはエアーシリンダ)と、このアクチュ
エータ5を含めて編組シールド切断時に位置決めピン4
を逃がす逃がし機構6と、セット後のシールドケーブル
をエアーチャック7aでセンタリングして加工中心に保
持する固定治具7と、編組開きパイプ1の先端近くでシ
ールドケーブルの先端部を加工中心に位置決めするセン
タリングチャック8と、図2、図5に示す切断駆動機構
9と、図2、図4に示す屑落し機構10を主な要素とし
て構成されている。
【0021】図4に示すように、編組開きパイプ1は、
ホルダブロック11に取付けられている。
【0022】雌刃3は、図3に示すように左右に2分割
している。この分割雌刃を、対向一対の油圧シリンダ1
2aと、各シリンダで押し引きするスライダ12bと、
そのスライダを案内するリニアウェイ12cとから成る
駆動機構12のスライダ12b(スライダ上のホルダ)
に取付けて駆動機構12で開閉させるようにしている。
【0023】位置決めピン4は、図4に示すように、ホ
ルダブロック11に内蔵したブッシング13で長手方向
スライド自在に支えており、この位置決めピン4と第1
アクチュエータ5の出力軸先端との間にセンサユニット
14を設けている。
【0024】センサユニット14は、リニアウェイ15
に案内される外枠14aと、位置決めピン4の後端に固
定して外枠14a内にstの動きの融通をもつように組
付ける可動子14bと、可動子に復帰力を加えるスプリ
ング14cと、可動子14bが位置決め終点に移動した
ことを検出するフォトセンサ14dとで構成されてい
る。
【0025】なお、ホルダブロック11には、センサユ
ニット14の前進終点を決めるストッパボルト16を設
けている。
【0026】逃がし機構6は、フレーム6b(これはホ
ルダブロック11に連結されている)に取付けた第2ア
クチュエータ(これもエアーシリンダ)6aを有し、そ
の第2アクチュエータ6aでリニアウェイ15にガイド
される第1アクチュエータ5を引き動かすようにしてい
る。
【0027】図5に示すように、雌刃3、固定治具7及
びセンタリングチャック8は、リニアウェイ9bで案内
するスライドプレート9c上に設けている。切断駆動機
構9は、油圧シリンダ9aでスライドプレート9cを動
かし、従って編組シールド切断時には雌刃3と一緒に固
定治具7にセットされたケーブルも移動する。その際の
ケーブル移動を妨げないようにするために逃がし機構6
を設けたが、ケーブルを固定して雌刃3のみを動かすこ
とも好ましいことではないが可能であり、これについて
は逃がし機構6は必要でない。
【0028】屑落し機構10は、フレーム6b上の要素
と共にホルダブロック11を引き動かすエアーシリンダ
10aと、ホルダブロックの移動をガイドするリニアウ
ェイ10bと、ホルダブロック11を復帰点に停止させ
るストッパ10cと、編組開きパイプ1上に遊嵌する位
置固定の屑払い具10dとで構成される。
【0029】以上の如く構成した端末加工装置は、端末
の外皮剥ぎと、露出した編組シールド先端の手作業によ
る拡開処理を終えたシールドケーブルA(図4参照)を
手作業で装置にセットする。
【0030】ケーブル端近くを図6に詳しく示したセン
タリングチャック8で緩く掴んでパイプ1と同軸上に位
置決めし、この状態でケーブルAを図4において左方に
押し込むとケーブルの絶縁電線cが編組開きパイプ1内
に進入し、パイプ1が編組シールドbの内側に入り込
む。そこで、センタリングチャック8を開いてケーブル
Aをピン4によって位置決めされるところまで更に押し
込み、パイプ1を編組シールドbの切断点近くまでもぐ
り込ませる。
【0031】その作業により位置決めピン4がケーブル
Aに押されて図4の実線位置に後退すると、フォトセン
サ14dから検出信号が流れて図2、図5のエアーチャ
ック7aがケーブルの外皮aを掴み、固定治具7に対す
るケーブルセットが完了する。
【0032】また、セット完了点でスイッチ(図示せ
ず)が作動し、そのスイッチの作動信号に基づいて逃が
し機構6と切断駆動機構9が駆動され、位置決めピン4
を逃がしながらの雌刃移動による編組シールド切断(図
7参照)がなされる。
【0033】更に、切断が完了すると、エアーシリンダ
10aによるホルダブロック11の引き込みがなされて
編組開きパイプ1が後退し、パイプ上の編組シールド切
断屑が図8に示すように、屑払い具10dによって押し
外され、図2の角筒17の下方に配置した屑箱18内に
落ち込んで回収される。
【0034】位置決めピン4を前進位置に置いて上記の
作業を行うとケーブル端が図9のパターンIのように処
理され、一方、位置決めピン4を後退位置に置いて編組
シールド剥ぎを行った場合には、ケーブル端が図9のパ
ターンIIのように処理される。このパターンI、IIは、
第1アクチュエータ5によるピン位置の切換えによって
自動的に変更される。
【0035】なお、ストロークの異なる第1アクチュエ
ータを例えば2つ直列に連結して設けると、2つの第
1アクチュエータを共に押し出す。一方の第1アクチ
ュエータのみを押し出す。他方のアクチュエータのみ
を押し出す。2つの第1アクチュエータを共に引き戻
す。の動作形態を選択して剥ぎ取りパターンを4通りに
変化させることができる。
【0036】また、雄刃2を有する編組開きパイプ1
と、雌刃3と、屑払い具10dはいずれも交換可能とな
してあり、これ等をケーブルサイズに合ったものと交換
することで、ケーブルサイズの変更に対応することがで
きる。
【0037】このほか、センサユニット14を設ける
と、ケーブルのセットミスが防止され、セット不良によ
る不良品の発生が無くなる。
【0038】また、ストッパボルト16を設けると、そ
のボルトのねじ込み量を変えて位置決めピン4による位
置決め点の微調整を行え、第1アクチュエータ5にスト
ローク調整機能が要求されなくなって安価なエアーシリ
ンダなどの使用が許容されるようになる。
【0039】センタリングチャック8は、編組開きパイ
プ1に対する絶縁電線の挿入を正確化し、ケーブルセッ
ト時の作業性を良くする。
【0040】また、雌刃3を2分割して開かせると、ケ
ーブルセット時にそれが障害とならず、これもセット時
の作業性を向上させる。
【0041】屑落し機構10は、編組開きパイプ上の切
断屑を確実に押し外し、手作業による屑除去を不要にす
る。
【0042】上述したように、この発明の装置は、編組
シールド先端の拡開と、編組開きパイプをもぐり込ませ
ながらのケーブルセットを手作業で行うが、この方が編
組シールド先端の拡開不良、編組開きパイプのもぐり込
み不良が起こらず、少量多品種生産などでは作業を全自
動化した装置よりもむしろ生産効率が高まる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の端末加工
方法及び装置は、編組開きパイプの中に位置決めピンを
配置し、そのピンの位置の切換えを簡易なアクチュエー
タで行って編組シールドの剥ぎ取り長さを変化させるの
で、高価な要素を必要とせず、さらに加工ステーション
もひとつに統合でき、装置の低コスト化と小型化が図れ
て設備費や設備スペース面で有利になる。
【0044】また、編組シールド先端の拡開と編組開き
パイプのもぐり込み(ケーブルの押込み)を手作業で行
うので、拡開不良、もぐり込み不良による装置の動作ト
ラブルや加工不良が少なくなり、生産性や製品の歩留ま
りも向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の端末加工装置の全体の概要を示す平
面図
【図2】同上の装置の要部の側面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った部分の端面図
【図4】装置の要部を拡大して示す部分破断側面図
【図5】切断駆動機構の詳細を示す縦断断面図
【図6】センタリングチャックの端面図
【図7】雄刃、雌刃による編組シールドの切断状態を示
す図
【図8】屑落し機構による屑外し状態を示す図
【図9】位置決めピンの位置切換え状態と端末の加工パ
ターンの関係を示す図
【符号の説明】
1 編組開きパイプ 2 雄刃 3 雌刃 4 位置決めピン 5 第1アクチュエータ 6 逃がし機構 6a 第2アクチュエータ 7 固定治具 7a エアーシリンダ 8 センタリングチャック 9 切断駆動機構 9a 油圧シリンダ 9c スライドプレート 10 屑落し機構 10a エアーシリンダ 10d 屑払い具 11 ホルダブロック 12 雌刃の開閉機構機構 14 センサユニット 14d フォトセンサ 15 リニアウェイ 16 ストッパボルト 17 シュータ 18 屑箱 A シールドケーブル a 外皮 b 編組シールド c 絶縁電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 俊秋 名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会 社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5E063 CB05 CB06 CD15 CD25 XA05 XA20 5G353 AB07 AC01 AC06 CA02 DA02 EA01 EA09 5G355 AA10 BA04 BA08 CA04 CA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドケーブルの端末部に剥ぎ出した
    編組シールドの内側に円筒状の編組拡げパイプをもぐり
    込ませ、しかる後、ケーブルを取り巻く環状の雌刃と編
    組拡げパイプの先端外周に設けた円形の雄刃を擦り合わ
    せて露出した編組シールドの余長部を輪切り状態に切断
    するシールドケーブルの端末加工方法において、編組拡
    げパイプの内側にケーブル端を突き当てる位置決めピン
    を設け、その位置決めピンをアクチュエータで押し引き
    してピン位置を選択的に切換え、その位置決めピンにケ
    ーブル端が位置決めされるところまでシールドケーブル
    を編組拡げパイプに手作業で押し込んでケーブルを固定
    治具にセットし、しかる後、固定治具と共に雌刃を移動
    させて編組シールドを切断することを特徴とするシール
    ドケーブルの端末加工方法。
  2. 【請求項2】 シールドケーブルの端末部に剥ぎ出した
    編組シールドの内側に円筒状の編組拡げパイプをもぐり
    込ませ、しかる後、ケーブルを取り巻く環状の雌刃と編
    組拡げパイプの先端外周に設けた円形の雄刃を擦り合わ
    せて露出した編組シールドの余長部を輪切り状態に切断
    するシールドケーブルの端末加工装置において、編組拡
    げパイプの内側にケーブル端を突き当てる位置決めピン
    を設け、さらに、その位置決めピンを押し引きしてスト
    ローク始端とストローク終端のどちらかに動かす第1ア
    クチュエータと、この第1アクチュエータを含めて位置
    決めピンを位置決め点から逃がす第2アクチュエータを
    設け、位置の切換がなされた位置決めピンにケーブル端
    が位置決めされるところまでシールドケーブルを編組拡
    げパイプに手作業で押し込んでケーブルを固定治具にセ
    ットし、しかる後、第1アクチュエータと位置決めピン
    を逃がしながら固定治具と共に雌刃を切断駆動機構で移
    動させて編組シールドを切断するようにしたことを特徴
    とするシールドケーブルの端末加工装置。
  3. 【請求項3】 ストロークの異なる第1アクチュエータ
    を直列に連結して複数設けた請求項2記載のシールドケ
    ーブルの端末加工装置。
  4. 【請求項4】 第1アクチュエータの出力軸に連結する
    スライド自在のホルダと、そのホルダに所定量の長手方
    向相対移動が許容されるように組付けて位置決めピンの
    後部に固定する可動子と、その可動子に復帰力を加える
    スプリングと、可動子がスプリングを圧縮して位置決め
    終点に押し動かされたことを検出するセンサとから成る
    センサユニットを設け、前記センサの検出信号に基づい
    て固定治具によるケーブル保持を行うようにした請求項
    2又は3記載のシールドケーブルの端末加工装置。
  5. 【請求項5】 センサユニットの押し出し終点位置を微
    調整するアジャスト機能を備えたストッパを設けた請求
    項4に記載のシールドケーブルの端末加工装置。
  6. 【請求項6】 編組シールド切断後に編組開きパイプを
    後退させてそのパイプの根元側に遊嵌した位置固定の屑
    払い具で編組開きパイプ上の編組シールド切断屑を押し
    外す屑落し機構を付加した請求項2乃至5のいずれかに
    記載のシールドケーブルの端末加工装置。
  7. 【請求項7】 編組開きパイプの入口近傍においてシー
    ルドケーブルを加工中心に位置決めするセンタリングチ
    ャックを付加した請求項2乃至6のいずれかに記載のシ
    ールドケーブルの端末加工装置。
  8. 【請求項8】 雌刃を左右に2分割して開閉駆動機構で
    開閉するようにした請求項2乃至7のいずれかに記載の
    シールドケーブルの端末加工装置。
  9. 【請求項9】 編組開きパイプと雌刃をケーブルサイズ
    に合わせて交換可能となした請求項2乃至8のいずれか
    に記載のシールドケーブルの端末加工装置。
JP2001219180A 2001-07-19 2001-07-19 シールドケーブルの端末加工方法及び装置 Pending JP2003032827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001219180A JP2003032827A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 シールドケーブルの端末加工方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001219180A JP2003032827A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 シールドケーブルの端末加工方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003032827A true JP2003032827A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19053223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001219180A Pending JP2003032827A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 シールドケーブルの端末加工方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003032827A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009136531A1 (en) * 2008-05-09 2009-11-12 Yazaki Corporation Sleeve inserting apparatus
CN104269771A (zh) * 2014-10-11 2015-01-07 洛阳新思路电气股份有限公司 自动导线剪剥机用直孔导管式导线机构

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009136531A1 (en) * 2008-05-09 2009-11-12 Yazaki Corporation Sleeve inserting apparatus
JP2009272236A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Yazaki Corp スリーブ挿入装置
US8424196B2 (en) 2008-05-09 2013-04-23 Yazaki Corporation Sleeve inserting apparatus
CN104269771A (zh) * 2014-10-11 2015-01-07 洛阳新思路电气股份有限公司 自动导线剪剥机用直孔导管式导线机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3803013B2 (ja) シールド電線加工装置及びシールド電線加工方法
DE3922437A1 (de) Drahtbearbeitungsvorrichtung
DE102016113004A1 (de) Vorrichtung zur Bearbeitung von Kabelenden
CN103414127B (zh) 电梯线缆剥皮装置及剥皮工艺
EP3654470A1 (en) Method and apparatus for trimming cable shield
EP1237236A3 (en) Apparatus and method for cutting braid of shielded wire
EP1261092B1 (en) Method and machine for stripping electric cables
JP2003032827A (ja) シールドケーブルの端末加工方法及び装置
CN107309959B (zh) 一种植物保护套自动加工系统
CN114094501A (zh) 一种用于rfid读写器连接平板天线电缆去皮装置
JP2001045623A (ja) シールド電線の編組シールド切断方法及び切断装置
EP1070374B1 (de) Abisoliervorrichtung und verfahren zum abisolieren
CN108746316B (zh) 加工装置及生产设备
CN110957625B (zh) 一种便携式加热剥线器
US20180287353A1 (en) Cable processing apparatus and method therefore
US3999273A (en) Insulated wire splice machine
CN109659795B (zh) 一种裁线剥皮装置
JPS63279586A (ja) 導線端部への接続具自動取付装置
CN116742533A (zh) 一种带电柔性剥皮工具、方法及带电作业机器人
CN210898323U (zh) 一种电缆线剥线装置
US20090265910A1 (en) Method and tool for disassembling an alternator of an electric power production plant
US4074596A (en) Wire stripping apparatus
JP2002101515A (ja) 編組シールド切断装置及び同装置用カートリッジ式切断刃
JP2000152452A (ja) シールド電線加工方法及びシールド電線加工装置
EP0630701B1 (en) Method to butt bars, and bar butting assembly that employs such method