JP2003030670A - 画像処理およびレイアウトの指定が可能な画像ファイルの生成 - Google Patents
画像処理およびレイアウトの指定が可能な画像ファイルの生成Info
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Abstract
像処理を施すとともに、好みのレイアウトで出力する技
術を提供する。 【解決手段】 ディジタルスチルカメラ12で生成した
画像データをカラープリンタ20を用いて出力する画像
出力システムを構築する。ディジタルスチルカメラ12
において、画像データと画像処理制御データとレイアウ
トデータとを含む画像ファイルを生成する。この画像フ
ァイルには、複数の画像データ、画像処理制御データ、
レイアウトデータを含めることが可能である。カラープ
リンタ20は、画像ファイルに基づいて、画像データに
対して画像処理制御データを用いた画像処理を施し、レ
イアウトデータに従って配置された画像を出力する。
Description
画像データの画像処理に用いられる画像処理制御データ
と、画像データの出力時の配置を指定するレイアウトデ
ータとを含む画像ファイルの生成に関する。
ている。ディジタルスチルカメラは、電荷結合素子(C
CD)などの光に反応する半導体素子を用いて画像を電
気信号に変換し、ディジタルデータとして磁気ディスク
や半導体メモリに記憶する。ディジタルスチルカメラで
撮影した画像データは、汎用のパーソナルコンピュータ
のモニタや、プリンタなどの画像出力装置を用いて出力
することができる。
に伴い、画像データの出力に関して様々な利便性の向上
が図られている。例えば、DPOF(Digital Print Or
derFormat)と呼ばれるフォーマットによって、1枚の
印刷用紙に複数の画像を印刷したり、サイズ指定して印
刷したり、指定した順序で出力したりすることができ
る。また、複数の画像データとそれらの出力時のレイア
ウトを指定するレイアウト情報とを関連付けて画像出力
装置に送信することによって、ユーザの好みのレイアウ
トで複数の画像を出力することもできる。
ってレイアウト等の設定を行っても、ユーザが意図する
画像と実際に出力される画像との間にずれが生じること
が多かった。ディジタルスチルカメラは、そのメーカや
機種によって生成される画像の明るさや色合いが異なる
場合があり、また、画像出力装置の機種によっても出力
される画像の明るさや色合いが異なる場合があるからで
ある。
とって説明したが、類似の課題はディジタルビデオカメ
ラやスキャナなどの画像データ生成装置においても同様
に生じ得る。
されたものであり、画像データに対してユーザの嗜好に
応じた画像処理を施すとともに、好みのレイアウトで出
力する技術を提供することを目的とする。
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明で
は、以下の構成を採用した。本発明の画像ファイル生成
装置は、画像データと該画像データの出力を制御する出
力制御データとを含む画像ファイルを生成する画像ファ
イル生成装置であって、前記画像データを入力する画像
データ入力部と、前記画像データの出力を制御する出力
制御データを入力する出力制御データ入力部と、前記画
像データと前記出力制御データとを対応付けて格納した
画像ファイルを生成する画像ファイル生成部と、を備
え、前記出力制御データは、前記画像データの画像処理
に用いられる画像処理制御データと、前記画像データの
出力時の配置を指定するレイアウトデータとを含むこと
を要旨とする。
ータと出力制御データとを対応付けて格納した画像ファ
イルを生成する。出力制御データは、画像データに対し
て施す画像処理を制御するための画像処理制御データ
と、画像データの出力時の配置を指定するレイアウトデ
ータとを含んでいる。画像処理制御データには、「コン
トラスト」、「明るさ」、「カラーバランス」、「彩
度」、「シャープネス」、「ガンマ値」、「ターゲット
色空間」など種々のパラメータが含まれ得る。「ターゲ
ット色空間」とは、例えば、sRGB色空間やNTSC
色空間等、画像データの生成時に使用された色空間に応
じて画像処理時に使用される色空間を特定するパラメー
タである。
出力制御データを解析することによって、画像処理制御
データを用いて画像データに対してユーザの嗜好に応じ
た画像処理を施すとともに、レイアウトデータを用いて
画像を好みのレイアウトで出力させることができる。
って生成される画像ファイルは、画像出力装置側での出
力画像のレイアウト等を指定できる点でWebページ等
の記述に用いられるHTML(HyperText Markup Langu
age)や、XML(eXtensible Markup Language)等の
マークアップ言語を用いた技術と共通する。しかし、こ
れらのマークアップ言語を用いた技術では、画像データ
は1つのファイル中には含まれず、ハイパーリンクで記
述されるのに対し、本発明では、1つのファイル中に画
像データおよび出力制御データを含む点で異なる。
前記画像ファイルは、複数の画像データを含むようにす
ることができる。
ザの好みのレイアウトで出力させることができる。
画像処理制御データは、前記複数の画像データに対して
共通に設定することも可能ではあるが、前記各画像デー
タに設定可能であることが好ましい。
に柔軟に画像処理を施して、好みの配置で出力させるこ
とができる。
前記レイアウトデータは、前記画像データを装飾するた
めの装飾指示データを含むようにすることができる。
を施すための指示データであり、主な出力対象となる画
像を装飾するための装飾画像データや文字データを指定
するデータ、及び、それらの配置を指示するデータを含
んでいる。文字データには、標準文字や装飾文字が含ま
れる。本発明によって、画像処理を施すとともに、装飾
を施した画像を好みの配置で出力させることができる。
装飾指示データは、前記画像データのフレームを指示す
るフレーム指示データを含むものとすることができる。
装飾された画像を出力させることができる。
ータの装飾に用いられる装飾画像データのネットワーク
上の所在を特定するデータを含むようにすることができ
る。
装置中に装飾画像データを保持していなくても、そのネ
ットワーク上の所在を指示するだけで、装飾を施した画
像を出力させることができる。従って、画像ファイル生
成装置のメモリを少なくすることができる。
画像データに対して、複数設定可能であるようにしても
よい。更に、前記画像処理制御データは、前記1つの画
像データに対して、複数設定可能であるようにしてもよ
い。
成に関する自由度を高くすることができ、利便性を向上
させることができる。
の他、出力画像データ生成装置の態様で構成することも
できる。この態様は、上述の画像ファイル生成装置とサ
ブコンビネーションの関係に相当する。
データに対して所定の画像処理を施し、画像出力装置に
よって出力するための出力画像データを生成する出力画
像データ生成装置であって、前記画像データの画像処理
に用いられる画像処理制御データと前記画像データの出
力時の配置を指定するレイアウトデータとを含み、前記
画像データの出力を制御する出力制御データと、前記画
像データとを対応付けて格納した画像ファイルを入力す
る画像ファイル入力部と、前記画像処理制御データに基
づいて、前記画像データに対して画像処理を施すととも
に、前記レイアウトデータに基づいて、前記出力画像デ
ータを生成する出力画像データ生成部と、を備えること
を要旨とする。
イル生成装置で生成された画像ファイルに基づいて出力
画像データを生成し、画像出力装置で出力することがで
きる。
て、更に、前記出力制御データは、前記画像データを装
飾するための装飾指示データを含むとともに、該装飾指
示データが前記画像データの装飾に用いられる装飾画像
データのネットワーク上の所在を特定するデータを含
み、前記所在にアクセスして前記装飾画像データを取得
する通信部を備えるようにすることができる。
装飾画像データが含まれていなくても、装飾指示データ
によって特定されるネットワーク上の所在から装飾画像
データを取得して出力画像データを生成することができ
る。
出力画像データ生成装置としての構成の他、画像ファイ
ルの生成方法、出力画像データの生成方法の発明として
構成することもできる。また、これらを実現するコンピ
ュータプログラム、およびそのプログラムを記録した記
録媒体、そのプログラムを含み搬送波内に具現化された
データ信号など種々の態様で実現することが可能であ
る。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の
付加的要素を適用することが可能である。
のプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合
には、画像ファイル生成装置、出力画像データ生成装置
を駆動するプログラム全体として構成するものとしても
よいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するもの
としてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブル
ディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカー
ド、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードな
どの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶
装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装
置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用
できる。
て、実施例に基づき以下の順で説明する。 A.画像出力システムの構成: B.画像ファイル生成装置: C.画像ファイルの構成: D.画像出力装置: E.画像ファイルの生成: F.画像出力装置における画像処理: G.その他の実施例:
実施例としての画像出力システム10の概略構成を示す
説明図である。本実施例の画像出力システム10は、画
像ファイル生成装置としてのディジタルスチルカメラ1
2と、画像処理装置および画像出力装置としてのカラー
プリンタ20とから構成される。
影条件や出力制御データPIMを設定できる。撮影条件
とは、シャッタースピードや、露出や、絞りなど、画像
データの取得条件を意味する。出力制御データPIMと
は、カラープリンタ20での画像処理を含む印刷処理を
制御するためのデータであり、プリントコマンドや画像
処理に用いる画像処理制御データを含む。ディジタルス
チルカメラ12は、ユーザに設定された撮影条件で撮影
(画像データ生成)を行い、画像データと出力制御デー
タPIMとを一体的に備える画像ファイルを生成する。
生成した画像ファイルはメモリカードMCに格納され
る。
している。カラープリンタ20は、メモリカードMCを
介して、あるいは、図示しないケーブルを介して画像フ
ァイルを入力し、画像ファイルに含まれる出力制御デー
タPIMを解析する。出力制御データPIMには、画像
処理制御データが含まれるので、これを取得して画像デ
ータに対して画像処理を施す。そして印刷を実行する。
ム10では、ディジタルスチルカメラ12側からカラー
プリンタ20の印刷処理を制御して、ディジタルスチル
カメラ(撮影者)の意図を反映した印刷を行うことがで
きる。ディジタルスチルカメラ、画像ファイル、カラー
プリンタについての詳細は後述する。
ることができる。図2は、画像出力システム10のバリ
エーションを示す説明図である。画像出力システム10
は、図1に示したディジタルスチルカメラ12とカラー
プリンタ20の他に、画像処理機能を内蔵したパーソナ
ルコンピュータPCやサーバSV、画像出力装置として
のモニタ14を含むことができる。これらは、ケーブル
CVあるいは無線通信で、直接あるいはネットワークを
介して接続され、データのやり取りを行う。画像ファイ
ル生成装置としてスキャナやデジタルビデオカメラを接
続することも可能である。
ジタルスチルカメラ12の概略構成を示すブロック図で
ある。ディジタルスチルカメラ12は、光の情報をディ
ジタルデバイス(CCDや光電子倍増管)に結像させる
ことにより画像を取得するカメラである。ディジタルス
チルカメラ12は、光情報を収集するためのCCD等を
備える光学回路121と、光学回路121を制御して画
像を取得するための画像取得回路122と、取得したデ
ィジタル画像を加工処理するための画像処理回路123
と、CPU、ROM、RAMを備えると共に各回路を制
御する制御回路124とを備えている。
画像をディジタルデータとして記憶装置としてのメモリ
カードMCに保存する。ディジタルスチルカメラ12に
おける画像データの保存形式としては、JPEG形式が
一般的であるが、この他にもTIFF形式、GIF形
式、BMP形式等の保存形式が用いられ得る。
影モードや、画像処理制御データの各種設定を行うため
の選択・決定ボタン126や、撮影画像をプレビューし
たり、各種設定画面を表示するための液晶ディスプレイ
127を備えている。「撮影モード」とは、種々の撮影
シーンに応じて設定された画像取得条件のパラメータの
セットである。このパラメータには、露出時間、ホワイ
トバランス、絞り、シャッタースピード、レンズの焦点
距離等が含まれる。ユーザが撮影モードを選択すること
によって、自動的に各パラメータ値が設定される。「画
像処理制御データ」とは、コントラスト、明るさ、カラ
ーバランス等の画像出力に関するデータであり、カラー
プリンタ20での画像処理に用いられるデータである。
本実施例では、複数組の画像処理制御データが撮影モー
ドに対応して用意されている。撮影モードと画像処理制
御データとの対応については、後に例示して説明する。
なお、画像処理制御データには、ガンマ値や、撮影時に
ディジタルスチルカメラ12で使用されるた色空間も含
まれる。これらは、撮影モードには依存しないが、後の
画像処理に用いるパラメータであるからである。
能ブロックを示す説明図である。ディジタルスチルカメ
ラ12は、画像データ生成部12aと、画像データ入力
部12bと、出力制御データ入力部12cと、画像ファ
イル生成部12dと、画像データ記憶部12eと、画像
処理制御データ記憶部12fと、レイアウトデータ記憶
部12gと、レイアウト編集部12hとを備えている。
成部12aで生成された画像データ、あるいは、画像デ
ータ記憶部12eに保持されている画像データを入力す
る。画像データ記憶部12eは、画像データ生成部12
aで生成された画像データを保持する。また、画像を装
飾するための装飾画像データや、画像を縁取るためのフ
レーム画像データも保持している。
制御データ記憶部12fおよびレイアウトデータ記憶部
12gからそれぞれ画像処理制御データおよびレイアウ
トデータを入力する。ここで、レイアウトデータとは、
広義には、出力時の画像の配置場所を指定するデータを
意味し、狭義には、装飾画像、フレーム画像の指定およ
びそれらの配置場所を指定する装飾指示データ(フレー
ム指示データ)を意味する。レイアウトデータ記憶部1
2gは、出力時の画像、装飾画像、およびフレーム画像
のレイアウトを指定する装飾指示データを複数組保持し
ている。
制御データ記憶部12gおよびレイアウトデータ記憶部
12gの他に、これらを記憶している外部記憶装置(パ
ーソナルコンピュータPCのハードディスクやサーバS
V)や記録媒体からも各データを入力することができ
る。また、ユーザが任意に設定するデータを入力するこ
ともできる。入力されたデータは、画像処理制御データ
記憶部12f、レイアウトデータ記憶部gのそれぞれに
記憶することができる。
ウトデータや、装飾画像データ、フレーム画像データを
参照して、編集することが可能である。編集されたレイ
アウトデータは、レイアウトデータ記憶部12gに記憶
することができる。また、装飾画像データやフレーム画
像データが、例えば、後述するカラープリンタがアクセ
ス可能なインターネット上のサーバSVに保持されてい
る場合には、それらが存在するURL(Uniform Resour
ce Locator)を指定することによって装飾画像およびフ
レーム画像を指定することもできる。
と画像処理制御データとレイアウトデータとを所定のフ
ォーマットで格納した画像ファイルを生成する。
像処理制御データが撮影モードに対応して用意されてい
る。図5は、画像処理制御データのパラメータとその設
定内容を示す説明図である。本実施例では、図示するよ
うに、11種類の撮影シーンに応じたプリセットが予め
用意されている。プリセットには、「コントラスト」、
「明るさ」、「カラーバランス」、「彩度」、「シャー
プネス」、「記憶色」、「ノイズ除去」の7種類のパラ
メータが含まれている。これらは、ディジタルスチルカ
メラ12のメーカが用意した設定である。これらは、画
像処理制御データ記憶部12fに記憶されている。な
お、画像処理制御データ記憶部12fには、ユーザ設定
のプリセットを記憶する領域も確保されている。
タと画像処理制御データとレイアウトデータとを一体的
に備える画像ファイルを生成する。各データは、選択・
決定ボタン126(図3参照)を用いてユーザによって
設定される。なお、画像ファイルには、図5に示したプ
リセットの画像処理制御データの他に、ディジタルスチ
ルカメラ12のガンマ値や、撮影時に使用された色空間
が画像処理制御データとして格納される。また、撮影時
に設定された露出時間、ホワイトバランス、絞り、シャ
ッタースピード、レンズの焦点距離等の撮影条件も画像
ファイルに格納される。これらの撮影条件に関するパラ
メータ、およびパラメータ値等はディジタルスチルカメ
ラ12の制御回路124内のROMに保有されている。
ァイル100の構成の一例を概念的に示す説明図であ
る。画像ファイル100は、ディジタルスチルカメラ用
画像ファイルフォーマット規格(Exif)に従ったファイ
ル構造を有している。Exifファイルの仕様は、(社)電
子情報技術産業協会(JEITA)によって定められて
いる。
する画像データ格納領域101と、格納されている画像
データに関する各種付属情報を格納する付属情報格納領
域102とを備えている。画像データ格納領域101に
は、画像データがJPEG形式で格納される。付属情報
格納領域には、付属情報がTIFF形式で格納される。
付属情報格納領域102は、MakerNoteデータ格納領域
103を備えている。MakerNoteデータ格納領域103
は、ディジタルスチルカメラ12のメーカに開放されて
いる未定義領域である。本実施例における画像処理制御
データおよびレイアウトデータは、MakerNoteデータ格
納領域103に格納されている。なお、当業者にとって
周知であるように、Exif形式のファイルでは、各データ
を特定するためにタグが用いられており、MakerNoteデ
ータ格納領域103に格納されているデータに対しては
タグ名としてMakerNoteが割り当てられ、MakerNoteタグ
と呼ばれている。
if形式のファイルであるものとして説明するが、これに
限られない。画像ファイルは、画像データと画像処理制
御データとレイアウトデータとを利用できる形式で関連
付けて格納された構造を採ればよい。
構造を示す説明図である。図7(a)は、MakerNoteデ
ータ格納領域103のデータ構造を示している。図7
(b)は、MakerNoteデータ格納領域103内に定義さ
れているPrintMatchingデータ格納領域104を示して
いる。PrintMatchingデータが画像処理制御データおよ
びレイアウトデータに相当する。
納領域103もまた、タグによって格納されているデー
タを識別できる構成を備えており、画像処理制御データ
にはPrintMatchingのタグが割り当てられている。Maker
Noteデータ格納領域103の各タグは、MakerNoteデー
タ格納領域103のトップアドレスからのオフセット値
でポインタにより指定される。MakerNoteデータ格納領
域103には、トップアドレスにメーカー名(6バイ
ト)、続いて予約領域(2バイト)、ローカルタグのエ
ントリ数(2バイト)、各ローカルタグオフセット(1
2バイト)の情報が格納されている。メーカー名の後に
は、文字終端列を示す0x00の終端コードが付されてい
る。
は、PrintMatchingパラメータが格納されていることを
示すPrintMatching識別子や、指定されているパラメー
タ数を示すパラメータ指定数や、予めパラメータ毎に割
り振られているパラメータ番号を指定(識別)する値が
格納されるパラメータ番号や、指定されたパラメータ番
号のパラメータの設定値が格納されているパラメータ設
定値の情報などが格納されている。パラメータ番号は、
例えば、2バイトの領域に格納される情報であり、パラ
メータ設定値は、4バイトの領域に格納される情報であ
る。画像出力装置側では、このPrintMatchingタグを指
標として画像処理制御データ(各パラメータ値)および
レイアウトデータを取得することができる。
カラープリンタ20の概略について説明する。カラープ
リンタ20は、カラー画像の出力が可能なプリンタであ
り、例えば、シアン(C)、ライトシアン(薄いシア
ン、LC)、マゼンタ(M)、ライトマゼンタ(薄いマ
ゼンタ、LM)、イエロー(Y)、ダークイエロ(暗い
イエロ、DY)ブラック(K)の7色の色インクを印刷
媒体上に噴射してドットパターンを形成することによっ
て画像を形成するインクジェット方式のプリンタであ
る。カラートナーを印刷媒体上に転写・定着させて画像
を形成する電子写真方式のプリンタなど種々のプリンタ
を適用してもよい。
モリカードスロット24に装着されるメモリカードMC
から画像ファイル100を読み出し、画像処理制御デー
タおよびレイアウトデータを解析し、解析した画像処理
制御データに基づいて画像データに対して後述する画像
処理を施す。更に、制御回路22は、処理された画像デ
ータおよびレイアウトデータに従って出力画像データを
生成する。そして、画像の印刷を実行させる。なお、制
御回路22は、ネットワークを介して外部とデータのや
り取りが可能な通信部を備えている。制御回路22は、
読み出した画像ファイルに出力画像データの生成に用い
るデータがネットワーク上の所在にあることを示すデー
タが格納されているときには、通信部からその所在にア
クセスしてデータを取得することができる。ネットワー
ク上の所在は、例えば、URLで指定される。ネットワ
ークは、インターネットのような広域的なものであって
もよいし、LAN(Local Area Network)など比較的限
定的なものであってもよい。制御回路22は、本発明の
出力画像データ生成装置に相当する。
ルカメラ12には、通常の画像ファイルを生成するモー
ドと、装飾やレイアウト編集された画像出力のための画
像ファイル(「編集画像ファイル」と呼ぶ)を生成する
モードとが用意されている。これらは、液晶ディスプレ
イ127に表示されるユーザ・インタフェースに従っ
て、選択・決定ボタン126によって選択することがで
きる。まず、通常の画像ファイルの生成について説明す
る。編集画像ファイルについては後述する。
工程を示すフローチャートである。撮影者は、撮影に先
立って撮影モードを設定する(ステップS100)。撮
影モードの設定は、選択・決定ボタン126を操作し
て、液晶ディスプレイ127上に表示される既定の撮影
モードの中からユーザが選択することにより実行する。
撮影モードの設定では、「ポートレート」、「風景」、
「スポーツ」などの予め用意された各撮影シーンに適し
た露出、ホワイトバランス、シャッタースピード、絞り
値など、撮影される画像データ自体に影響を与えるパラ
メータを自動設定することができる。撮影モードに関わ
らずディジタルスチルカメラ12が撮影時に自動設定す
る「フルオートモード」や、撮影者が好みに応じて設定
する「マニュアルモード」も用意されている。この撮影
モードの設定を行うと、図5に示した画像処理制御デー
タのプリセットが自動的に設定される(ステップS11
0)。制御回路124は、撮影要求、例えば、シャッタ
ーボタンの押し下げに応じて、撮影条件(撮影モード)
から自動的に設定されるパラメータ値を用いて画像デー
タを生成する(ステップS120)。そして、制御回路
124は、設定された撮影モードに対応する各パラメー
タおよび画像処理制御データを用いて画像ファイル10
0を生成する(ステップS130)。最後に、制御回路
124は、生成された画像ファイル100をメモリカー
ドMCに格納して画像ファイル100の生成工程を終了
する。
タの生成では、ディジタルスチルカメラの機種によって
撮影時に使用する色空間が異なる場合がある。この色空
間としては、例えば、sRGB色空間やNTSC色空間
が挙げられる。更に、sRGB色空間については、通
常、8ビット(0〜255)の範囲で定義されるが、こ
の範囲を負値または256以上の値に拡張した色空間
(ここでは「拡張sRGB空間」と呼ぶ)が用いられる
場合もある。
応じて画像処理制御データが設定されるものとしたが、
図5に示したプリセットを撮影モードに関わらず画像処
理モードと対応付けて記憶しておき、撮影モードと画像
処理モードとを別々に設定できるようにしてもよい。
すフローチャートである。まず、制御回路124は、ユ
ーザによって指定された画像データを入力する(ステッ
プS200)。画像データは、1つであっても複数であ
ってもよい。また、先述したように、画像データは、デ
ィジタルスチルカメラ12や他の機器で生成した画像デ
ータ、これを装飾するためのフレーム画像データ、装飾
画像データを含む。次に、出力制御データを入力する
(ステップS210)。出力制御データは、先述したよ
うに、画像処理制御データやレイアウトデータを含む。
これらのデータは、ユーザによって編集可能である。そ
して、画像データと出力制御データとを含む画像ファイ
ルを生成する(ステップS220)。
て、カラープリンタ20で画像処理および装飾が施さ
れ、レイアウトが指定された出力画像を得ることができ
る。カラープリンタ20での画像処理については後述す
る。
力画像の一例を示す説明図である。印刷用紙P上に3つ
の画像Img1,Img2,Img3と、3つのフレー
ム画像FR1,FR2,FR3と、コメントC1と、装
飾画像D1を配置する例を示した。画像Img1および
フレーム画像FR1を印刷用紙P上の領域R1に、画像
Img2およびフレーム画像FR2を領域R2に、画像
Img3およびフレーム画像FR3を領域R3に、コメ
ントC1を領域R4に、装飾画像D1を領域R5にそれ
ぞれ配置した。3つの画像Img1,Img2,Img
3には、それぞれ図5に示したプリセット1、プリセッ
ト2、プリセット3を用いた画像処理が施されるものと
する。
の編集画像ファイル100Aの構成を概念的に示す説明
図である。図11の左側に示すように、編集画像ファイ
ル100Aも通常の画像フィル100と同様に、画像デ
ータ格納領域101Aと付属情報格納領域102Aとを
備えている。そして、付属情報格納領域102Aは、Ma
kerNoteデータ格納領域103Aを備えている。図11
の右側には、MakerNoteデータ格納領域103Aに格納
されるデータの一例を概念的に表形式で示した。表の右
欄の記号は、図10中の符号と対応している。図示する
ように、MakerNoteデータ格納領域103Aには、出力
対象となる画像データ、その画像処理制御データ、画像
の配置場所、画像を装飾するフレーム画像データ、フレ
ーム画像の配置場所などを指定するデータが識別可能に
格納される。図示の都合上、画像処理制御データについ
て、「Preset1」等で表したが、図5に示した「コント
ラスト」、「明るさ」等の個々のパラメータ値が格納さ
れる。なお、MakerNoteデータ格納領域103Aには、
印刷方向を縦とするためのコマンドや、出力時の画像サ
イズ等も格納される。
mg3と、3つのフレーム画像データFR1,FR2,
FR3と、装飾画像データD1は、画像ファイル100
Aの画像データ格納領域101Aに識別可能に格納され
る。コメントC1は、画像データではないので、付属情
報格納領域102Aに格納される。
力画像の変形例を示す説明図である。この変形例では、
6つの画像Img4〜Img9について、フレーム画像
FR4を共通に用いる例を示した。各画像およびフレー
ム画像は、印刷用紙P上の領域R6〜R7に配置した。
6つの画像Img4〜Img9には、それぞれ図5に示
したプリセット4〜プリセット9を用いた画像処理が施
されるものとする。
の編集画像ファイル100Aの構成を概念的に示す説明
図である。この場合も図11に示したのと同様に各出力
制御データがMakerNoteデータ格納領域103Aに格納
される。共通に用いられるフレーム画像については、図
13の右側の表の下2段に示したように、1つのフレー
ム画像が複数の配置場所で用いられる旨記される。画像
データImg4〜Img9およびフレーム画像データF
R4は、画像データ格納領域101Aに格納される。
力画像の他の変形例を示す説明図である。この変形例で
は、画像Img1を印刷用紙P上の6つの領域R6〜R
11に配置し、それぞれの領域にフレーム画像FR5,
FR6,FR7,FR4,FR8,FR9を配置する例
を示した。6つの画像Img1には、図5に示したプリ
セット1を共通に用いた画像処理が施されるものとす
る。6つの画像Img1に対して、それぞれ異なるプリ
セットを用いて画像処理が施されるものとしてもよい。
なお、フレーム画像データFR9は、インターネットI
NT上のサーバSVに保持されており、そのURLは、
「http://www.○○○.co.jp/FR9.jpg」であるものとす
る。
の画像ファイル100Aの構成を概念的に示す説明図で
ある。出力制御データのMakerNoteデータ格納領域10
3Aへの格納は、上記変形例と同様である。ただし、上
述したように、フレーム画像データFR9は、インター
ネットINT上のサーバSVに保持されているので、フ
レーム画像FR9の指定は、図15の右側の表の下から
2番目に示すように、フレーム画像データFR9が存在
するURL「http://www.○○○.co.jp/FR9.jpg」によ
って行う。カラープリンタ20は、このURLにアクセ
スしてフレーム画像データFR9を取得することができ
る。
によって、ユーザの好みの画像処理を施した画像を所望
のレイアウトで、更に装飾を施して、カラープリンタ2
0で出力させることができる。
6は、画像出力装置としてのカラープリンタ20におけ
る画像出力処理ルーチンを示すフローチャートである。
カラープリンタ20の制御回路22内のCPUは、メモ
リカードスロット24にメモリカードMCが差し込まれ
ると、メモリカードMCから画像ファイル(あるいは編
集画像ファイル)を読み出し、読み出した画像ファイル
をRAMに一時的に格納する(ステップS300)。そ
して、読み出した画像ファイルのヘッダを解析し(ステ
ップS310)、画像ファイルが出力制御データを含む
か否かを判断する(ステップS320)。
た場合には、カラープリンタ20が予め保有している画
像処理制御データの各パラメータ値をROMから取得し
て、画像データに対して通常の画像処理を施す(ステッ
プS350)。
は、出力制御データを取得し、その出力制御データ中の
画像処理制御データを取得する(ステップS330)。
そして、画像処理制御データに基づいて画像データに対
して画像処理を施す(ステップS340)。
処理を施すと、処理した画像データをプリントアウト
(ステップS360)して本処理ルーチンを終了する。
処理制御データに基づいた画像処理の流れを示すフロー
チャートである。カラープリンタ20のCPUが実行す
る処理である。
た画像ファイルから画像データを取り出す(ステップS
400)。本実施例の画像データは、YCbCr色空間
で定義されているから、これを撮影時のRGB色空間に
変換する(ステップS410)。この変換は、ディジタ
ルスチルカメラ12でRGB空間からYCbCr空間へ
の変換に使用されたマトリクスの逆マトリクスを用いて
行われる。
を施す(ステップS420)。このガンマ補正に用いら
れるガンマ値は、ディジタルスチルカメラ12の特性を
表す情報として、画像処理制御データに含まれている。
い色再現範囲で定義されたwRGB色空間の色を再現す
ることができるので、ガンマ補正が完了すると、次に画
像データの色空間をsRGBよりも広い色再現範囲で定
義されたwRGB色空間に変換する処理を行う。NTS
C色空間等のsRGB色空間よりも再現範囲の広い色空
間で撮影された画像データを、色再現範囲が狭いsRG
B色空間で処理すると、被写体の色を忠実に再現できな
い場合があるからである。
クス演算によって行われる。先に説明した通り、本実施
例では、sRGB色空間で定義された画像データと、N
TSC色空間で定義された画像データとを扱う。それぞ
れの色空間からwRGB色空間に直接変換するマトリク
スを定義することも可能ではあるが、本実施例では、標
準的なXYZ色空間を介して変換を行うものとした。
XYZ色空間への変換を行う(ステップS430)。こ
の変換処理は、画像データを定義する色空間によって相
違する。つまり、sRGB色空間または拡張sRGB色
空間用の変換マトリクスTM1と、NTSC色空間用の
変換マトリクスTM2の2種類を予め用意し、これらを
使い分けることで撮影時の色空間に応じた変換処理を実
現する。この変換により、個別の色空間で撮影された画
像データが、標準的なXYZ色空間に統一されることに
なる。
B色空間への変換処理を行う(ステップS440)。こ
の処理もマトリクス演算による処理である。ここでは撮
影時の色空間に関わらず、単一のマトリクスを用いて変
換することができる。演算に使用されるマトリクスは、
wRGB色空間の定義に応じて任意に設定可能である。
画像データである場合には、それよりも広い色空間に変
換する必要性がないため、ステップS430、S440
の処理をスキップしても構わない。また、カラープリン
タ20において、sRGB色空間よりも広い色空間とし
て、例えば、NTSC色空間を利用する場合、画像デー
タがNTSC色空間で撮影された画像データである場合
には、ステップS430、S440の処理をスキップし
ても構わない。このように、ステップS430、S44
0の処理は、撮影時に利用された色空間、最終的に用い
る色空間の相対的な関係によって適宜省略することがで
きる。
は、逆ガンマ補正を行う(ステップS450)。ここで
用いられるガンマ値は、出力装置の色再現特性に基づい
て設定された値である。本実施例では、カラープリンタ
20のガンマ値が用いられる。
るため、画像画質の自動調整処理を実行する(ステップ
S460)。本実施例では、画像処理制御データにコン
トラスト等の調整パラメータが含まれている。CPU
は、これらのパラメータに基づいて、画質の自動調整を
行う。各パラメータに基づく画質調整方法は、周知であ
るため、詳細な説明を省略する。
が終了したか否かを判断する(ステップS465)。全
画像データについて終了していなければ、ステップS4
00〜ステップS460の処理を終了するまで繰り返
す。
ラ12の色再現特性および撮影時の意図を反映した画像
データの補正処理が完了する。
アウトデータに従って画質調整された画像や、装飾画像
や、フレーム画像の配置を行い、RGBの画像データに
対して色変換処理を行う(ステップS470)。RGB
の表色系をカラープリンタ20で使用されるCMYKの
表色系に変換する処理である。この変換処理は、両者の
色を対応づける変換用ルックアップテーブル(LUT)
を参照することで行われる。本実施例の場合、wRGB
色空間からCMYKへの変換用のテーブルLUTwが通
常使用されることになる。但し、sRGB空間で定義さ
れた画像データも取扱可能とするため、カラープリンタ
20には、sRGB色空間への変換用テーブルLUTs
も備えられており、画像データが定義されている色空間
に応じてこれらのテーブルを使い分けるものとした。s
RGB色空間への変換用テーブルLUTsは、例えば、
sRGB空間で撮影された画像データについてステップ
S430、S440の色空間変換処理をスキップした場
合、画像データに対し、画質を調整するための処理を一
切施すことなく出力する場合などに適用することができ
る。
像データに対し、CPUは、ハーフトーン処理を行う
(ステップS480)。ハーフトーン処理は、画像デー
タの階調値を、カラープリンタ20で形成されるドット
の密度によって表現するための処理であり、例えば、誤
差拡散法、組織的ディザ法などの周知の方法によって行
うことができる。
データの解像度をカラープリンタ20の解像度に適合さ
せる解像度変換処理、インタレース記録を行うためのデ
ータ配列および副走査の送り量などを設定するインタレ
ースデータ生成処理などを行うものとしてもよい。
した変換処理により、画像データは、カラープリンタ2
0で直ちに出力可能な印刷データの形式に変換される。
カラープリンタ20は、このデータに基づき、印刷を実
行することができる。
は、パーソナルコンピュータPCを介することなく、カ
ラープリンタ20において全ての画像処理を実行し、生
成された画像データに従って、ドットパターンが印刷媒
体上に形成されるが、画像処理の全て、または、一部を
コンピュータ上、あるいは、ネットワークを介したサー
バSV上で実行するようにしても良い。パーソナルコン
ピュータPC上で実行されるには、コンピュータのハー
ドディスク等にインストールされている、レタッチアプ
リケーション、プリンタドライバといった画像データ処
理アプリケーション(プログラム)に図17を参照して
説明した画像処理機能を持たせることによって実現され
る。ディジタルスチルカメラ12にて生成された画像フ
ァイル100,100Aは、ケーブルを介して、あるい
は、メモリカードMCを介してコンピュータに対して提
供される。コンピュータ上では、ユーザの操作によって
アプリケーションが起動され、画像ファイル100,1
00Aの読み込み、画像処理制御データの解析、画像デ
ータの変換、調整が実行される。あるいは、メモリカー
ドMCの差込を検知することによって、またあるいは、
ケーブルの差込を検知することによって、アプリケーシ
ョンが自動的に起動し、画像ファイルの読み込み、画像
処理制御データの解析、画像データの変換、調整が自動
的になされても良い。
る場合にも、図17を参照した画像処理機能を実行する
アプリケーションをサーバSVのハードディスク等に格
納しておき、画像ファイル100,100Aを受信した
ときには、画像処理制御データによって指定される画像
処理を実行し、画像処理を終えた画像ファイル100,
100Aまたは画像データを送信元のパーソナルコンピ
ュータPCまたは出力先のカラープリンタ20に送信す
るようにしても良い。例えば、ディジタルスチルカメラ
12に無線通信機能を持たせておき、ディジタルスチル
カメラ12からサーバSVに対して出力先のグローバル
IPアドレスを含む画像ファイルを直接送信し、サーバ
SVから出力先のグローバルIPアドレスの割り当てら
れているカラープリンタ20に対して画像処理を終えた
画像ファイル100,100Aまたは画像データを送信
することによって、コンピュータレスの印刷を実現する
ことができる。
値を選択できるようにしても良い。例えば、カラープリ
ンタ20にパラメータの選択ボタン、あるいは、被写体
に応じて所定のパラメータを組み合わせた撮影モードパ
ラメータの選択ボタンを備え、これら選択ボタンによっ
て画質自動調整を実行するパラメータを選択しても良
い。また、画質自動調整がパーソナルコンピュータ上で
実行される場合には、プリンタドライバまたはレタッチ
アプリケーションのユーザーインタフェース上にて画質
自動調整を実行するパラメータが選択されても良い。
リンタ20を用いているが、出力装置にはCRT、LC
D、プロジェクタ等の表示装置を用いることもできる。
この場合には、出力装置としての表示装置によって、例
えば、図16、図17等を用いて説明した画像処理を実
行する画像処理プログラム(ディスプレイドライバ)が
実行される。あるいは、CRT等がコンピュータの表示
装置として機能する場合には、コンピュータ側にて画像
処理プログラムが実行される。ただし、最終的に出力さ
れる画像データは、CMYK色空間ではなくRGB色空
間を有している。
た印刷結果に画像データ生成時のユーザの嗜好を反映で
きたのと同様にして、CRT等の表示装置における表示
結果に画像データ生成時のユーザの嗜好を反映すること
ができる。
0,100Aを、ディジタルテレビジョン放送の所定の
フレーム(シーン)をキャプチャする際の画像ファイル
として用いても良い。ディジタルテレビジョン放送にお
ける画像データもYCbCr色空間に基づくデータであ
るから、ディジタルスチルカメラ12の場合と同様に本
発明を適用することができる。具体的には、キャプチャ
の指示されたシーンを画像データとして取り込み、取り
込んだ画像データに対応する画像処理制御データを設定
して、画像データと画像処理制御データとを含む画像フ
ァイル100,100Aを生成する。この結果、画像デ
ータの出力時には、ディジタルテレビジョン放送におけ
る色と同様に、彩度の高い画像を出力することができ
る。
ァイル生成装置、出力画像データ生成装置、画像出力シ
ステム、プログラムを説明してきたが、上記した発明の
実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのもので
あり、本発明を限定するものではない。本発明は、その
趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、
改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる
ことはもちろんである。
て、ガンマ値、色空間、明るさ、シャープネスといった
パラメータを用いているが、どのパラメータを画像処理
制御データとして用いるかは任意の決定事項である。
タの値は、あくまでも例示に過ぎず、この値によって本
願に係る発明が制限されることはない。また、図17の
画像処理で用いるマトリクスの値は、ディジタルスチル
カメラ12において撮影時に用いる色空間や、カラープ
リンタ20において利用可能な色空間等によって適宜変
更され得ることはいうまでもない。また、マトリクスの
各値も出力画像に影響を与えるパラメータの1つである
から、これを画像処理制御データとして適用するように
してもよい。
してディジタルスチルカメラ12を用いて説明したが、
この他にもスキャナ、ディジタルビデオカメラ等が用い
られ得る。スキャナを用いる場合には、画像ファイル1
00,100Aの取り込みデータ情報の指定はコンピュ
ータPC上で実行されてもよく、あるいは、スキャナ上
に情報設定用に予め設定情報が割り当てられているプリ
セットボタン、任意設定のための表示画面および設定用
ボタンを備えておき、スキャナ単独で実行可能にしても
よい。
合には、静止画像データに限らず、MPEG等の動画像
データにも適用可能である。動画像ファイルに出力制御
情報を付加することで、動画の全部または一部のフレー
ム、あるいは、フィールドについて画像出力装置側での
出力制御を行うことができる。
00Aの具体例としてExif形式のファイルを例にとって
説明したが、本発明に係る画像ファイルの形式はこれに
限られない。即ち、画像データ生成装置において生成さ
れた画像データと、出力制御データとが含まれている画
像ファイルであれば良い。更に、画像データと出力制御
データが1つのファイルに含まれている必要はなく、そ
れぞれが対応付けられた別ファイルで構成されていても
よい。このようなファイルであれば、出力装置において
印刷毎に画像処理条件を設定する必要なく、直ちに指定
された画像処理条件に基づいて画像処理を実行し、画像
ファイル生成装置において生成された画像データの画質
を、適切に自動調整して出力装置から出力することがで
きる。
100Aは、複数の画像データを含んでいるが、1つで
も構わない。編集画像ファイル100Aは、一般に、画
像データと画像処理制御データとレイアウトデータとを
含んでいればよい。
である。
説明図である。
ブロック図である。
示す説明図である。
容を示す説明図である。
す説明図である。
明図である。
ローチャートである。
ートである。
を示す説明図である。
ァイル100Aの構成を概念的に示す説明図である。
例を示す説明図である。
ァイル100Aの構成を概念的に示す説明図である。
変形例を示す説明図である。
ル100Aの構成を概念的に示す説明図である。
ーチンを示すフローチャートである。
れを示すフローチャートである。
Claims (15)
- 【請求項1】 画像データと該画像データの出力を制御
する出力制御データとを含む画像ファイルを生成する画
像ファイル生成装置であって、 前記画像データを入力する画像データ入力部と、 前記画像データの出力を制御する出力制御データを入力
する出力制御データ入力部と、 前記画像データと前記出力制御データとを対応付けて格
納した画像ファイルを生成する画像ファイル生成部と、
を備え、 前記出力制御データは、前記画像データの画像処理に用
いられる画像処理制御データと、前記画像データの出力
時の配置を指定するレイアウトデータとを含む、 画像ファイル生成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像ファイル生成装置で
あって、 前記画像ファイルは、複数の画像データを含む、画像フ
ァイル生成装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の画像ファイル生成装置で
あって、 前記画像処理制御データは、前記各画像データに設定可
能である、 画像ファイル生成装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の画像ファイル生成装置で
あって、 前記レイアウトデータは、前記画像データを装飾するた
めの装飾指示データを含む、画像ファイル生成装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の画像ファイル生成装置で
あって、 前記装飾指示データは、前記画像データのフレームを指
示するフレーム指示データを含む、画像ファイル生成装
置。 - 【請求項6】 請求項4記載の画像ファイル生成装置で
あって、 前記装飾指示データは、前記画像データの装飾に用いら
れる装飾画像データのネットワーク上の所在を特定する
データを含む、画像ファイル生成装置。 - 【請求項7】 請求項4記載の画像ファイル生成装置で
あって、 前記装飾指示データは、1つの前記画像データに対し
て、複数設定可能である、画像ファイル生成装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の画像ファイル生成装置で
あって、 前記画像処理制御データは、前記1つの画像データに対
して、複数設定可能である、画像ファイル生成装置。 - 【請求項9】 画像データに対して所定の画像処理を施
し、画像出力装置によって出力するための出力画像デー
タを生成する出力画像データ生成装置であって、 前記画像データの画像処理に用いられる画像処理制御デ
ータと前記画像データの出力時の配置を指定するレイア
ウトデータとを含み、前記画像データの出力を制御する
出力制御データと、前記画像データとを対応付けて格納
した画像ファイルを入力する画像ファイル入力部と、 前記画像処理制御データに基づいて、前記画像データに
対して画像処理を施すとともに、前記レイアウトデータ
に基づいて、前記出力画像データを生成する出力画像デ
ータ生成部と、 を備える出力画像データ生成装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の出力画像データ生成装
置であって、更に、 前記出力制御データは、前記画像データを装飾するため
の装飾指示データを含むとともに、該装飾指示データが
前記画像データの装飾に用いられる装飾画像データのネ
ットワーク上の所在を特定するデータを含み、前記所在
にアクセスして前記装飾画像データを取得する通信部を
備える出力画像データ生成装置。 - 【請求項11】 画像データと該画像データの出力を制
御する出力制御データとを含む画像ファイルを生成する
画像ファイル生成方法であって、(a)前記画像データ
を取得する工程と、(b)前記画像データの画像処理に
用いられる画像処理制御データと前記画像データの出力
時の配置を指定するレイアウトデータとを含み、前記画
像データの出力を制御する出力制御データを取得する工
程と、(c)前記画像データと前記出力制御データとを
対応付けて格納した画像ファイルを生成する工程と、を
備える画像ファイル生成方法。 - 【請求項12】 画像データに対して所定の画像処理を
施し、画像出力装置によって出力するための出力画像デ
ータを生成する出力画像データ生成方法であって、
(a)前記画像データの画像処理に用いられる画像処理
制御データと前記画像データの出力時の配置を指定する
レイアウトデータとを含み、前記画像データの出力を制
御する出力制御データと、前記画像データとを対応付け
て格納した画像ファイルを取得する工程と、(b)前記
画像処理制御データに基づいて、前記画像データに対し
て画像処理を施すとともに、前記レイアウトデータに基
づいて、前記出力画像データを生成する工程と、 を備える出力画像データ生成方法。 - 【請求項13】 画像データと該画像データの出力を制
御する出力制御データとを含む画像ファイルを生成する
ためのコンピュータプログラムであって、 前記画像データを入力する機能と、 前記画像データの画像処理に用いられる画像処理制御デ
ータと前記画像データの出力時の配置を指定するレイア
ウトデータとを含み、前記画像データの出力を制御する
出力制御データを入力する機能と、 前記画像データと前記出力制御データとを対応付けて格
納した画像ファイルを生成する機能と、 をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログ
ラム。 - 【請求項14】 画像データに対して所定の画像処理を
施し、画像出力装置によって出力するための出力画像デ
ータを生成するためのコンピュータプログラムであっ
て、 前記画像データの画像処理に用いられる画像処理制御デ
ータと前記画像データの出力時の配置を指定するレイア
ウトデータとを含み、前記画像データの出力を制御する
出力制御データと、前記画像データとを対応付けて格納
した画像ファイルを取得する機能と、 前記画像処理制御データに基づいて、前記画像データに
対して画像処理を施すとともに、前記レイアウトデータ
に基づいて、前記出力画像データを生成する機能と、 をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログ
ラム。 - 【請求項15】 請求項13または14記載のコンピュ
ータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した
記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001213558A JP2003030670A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 画像処理およびレイアウトの指定が可能な画像ファイルの生成 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001213558A JP2003030670A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 画像処理およびレイアウトの指定が可能な画像ファイルの生成 |
Publications (1)
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Family
ID=19048509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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