JP2003030211A - 電子名刺、電子名刺管理方法及びそのプログラム - Google Patents
電子名刺、電子名刺管理方法及びそのプログラムInfo
- Publication number
- JP2003030211A JP2003030211A JP2001213211A JP2001213211A JP2003030211A JP 2003030211 A JP2003030211 A JP 2003030211A JP 2001213211 A JP2001213211 A JP 2001213211A JP 2001213211 A JP2001213211 A JP 2001213211A JP 2003030211 A JP2003030211 A JP 2003030211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- business card
- information
- electronic business
- authentication
- electronic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 30
- 238000007726 management method Methods 0.000 claims description 33
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 230000006870 function Effects 0.000 description 14
- 230000008569 process Effects 0.000 description 8
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 5
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 description 3
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 3
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000013523 data management Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子名刺を作成し管理するとともに、その電
子名刺の真正性を手軽に認証できるようにする。 【解決手段】 電子名刺作成管理システム220の電子
名刺作成管理部225は、特定の個人について個人情報
DB221の個人情報の更新日と名刺履歴DB223の
該当する履歴情報の作成日を照合してその更新日が作成
日より新しければその個人情報に基づいて電子名刺を作
成し、名刺格納部224に格納する。また作成した電子
名刺に関する履歴情報と作成日を名刺履歴DB223に
登録する。また認証情報DB231の該当する認証デー
タの区分を最新名刺から旧名刺に更新し、作成した電子
名刺に関する認証データを認証情報DB231に登録す
る。電子名刺認証システム230は、名刺受領者からの
問合せに応答して認証情報DB231の該当する認証デ
ータを参照し、認証結果を作成して返信する。
子名刺の真正性を手軽に認証できるようにする。 【解決手段】 電子名刺作成管理システム220の電子
名刺作成管理部225は、特定の個人について個人情報
DB221の個人情報の更新日と名刺履歴DB223の
該当する履歴情報の作成日を照合してその更新日が作成
日より新しければその個人情報に基づいて電子名刺を作
成し、名刺格納部224に格納する。また作成した電子
名刺に関する履歴情報と作成日を名刺履歴DB223に
登録する。また認証情報DB231の該当する認証デー
タの区分を最新名刺から旧名刺に更新し、作成した電子
名刺に関する認証データを認証情報DB231に登録す
る。電子名刺認証システム230は、名刺受領者からの
問合せに応答して認証情報DB231の該当する認証デ
ータを参照し、認証結果を作成して返信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子名刺に係わ
り、特に電子名刺を作成し、管理し、その真正性を認証
する方法及びそのプログラムに関する。
り、特に電子名刺を作成し、管理し、その真正性を認証
する方法及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷物として用いられている名刺は、会
社名、氏名、電話番号等が表示されていて、手軽に個人
の信用情報を提示する手段として用いられている。最近
では名刺情報をデータベース化するだけでなく、携帯情
報端末の普及により名刺情報を電子的に授受する手段が
求められている。名刺情報を電子化して授受するシステ
ムとしては、特開平11−191127号公報や特開2
000−253042号公報のような例がある。
社名、氏名、電話番号等が表示されていて、手軽に個人
の信用情報を提示する手段として用いられている。最近
では名刺情報をデータベース化するだけでなく、携帯情
報端末の普及により名刺情報を電子的に授受する手段が
求められている。名刺情報を電子化して授受するシステ
ムとしては、特開平11−191127号公報や特開2
000−253042号公報のような例がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】名刺の持つ情報を電子
化して交換することは容易に実現可能であるが、それだ
けでは情報の真正性や有効期限を確認する手段が無い。
また会社名、部署名等の所属情報は頻繁に更新されるた
め、名刺情報もその都度更新する必要がある。特開20
00−253042号公報に記載されるように、名刺情
報にアクセス権情報を付加して限定された相手に配布
し、アクセス管理のなされたサイトにアクセスすること
により個人情報を入手するシステムが提案されている。
しかしこの場合には個人情報を閲覧する度に毎回アクセ
スする必要があり、現在の名刺のように簡易かつ即時な
個人情報提供を目的とするには不向きであった。また所
属変更により相手先との関係が無くなる場合にはアクセ
ス権が無くなるので、名刺受領時のデータを参照できな
くなるという問題があった。
化して交換することは容易に実現可能であるが、それだ
けでは情報の真正性や有効期限を確認する手段が無い。
また会社名、部署名等の所属情報は頻繁に更新されるた
め、名刺情報もその都度更新する必要がある。特開20
00−253042号公報に記載されるように、名刺情
報にアクセス権情報を付加して限定された相手に配布
し、アクセス管理のなされたサイトにアクセスすること
により個人情報を入手するシステムが提案されている。
しかしこの場合には個人情報を閲覧する度に毎回アクセ
スする必要があり、現在の名刺のように簡易かつ即時な
個人情報提供を目的とするには不向きであった。また所
属変更により相手先との関係が無くなる場合にはアクセ
ス権が無くなるので、名刺受領時のデータを参照できな
くなるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、電子名刺を作成し管理す
るとともに、その電子名刺の真正性を認証する場合には
手軽に認証できるような電子名刺及びその管理方法を提
供することにある。
るとともに、その電子名刺の真正性を認証する場合には
手軽に認証できるような電子名刺及びその管理方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、個人情報を表
示可能なように保持するデータ構造を有する電子名刺で
あって、個人テキスト情報と、画像情報と、この画像情
報中に透かし込まれた電子名刺の識別子、その個人テキ
スト情報の特徴値データ及び電子名刺の真正性を認証す
る認証先のアドレスとを有するコンピュータ読み取り可
能なデータ構造を有する電子名刺の伝送媒体を特徴とす
る。
示可能なように保持するデータ構造を有する電子名刺で
あって、個人テキスト情報と、画像情報と、この画像情
報中に透かし込まれた電子名刺の識別子、その個人テキ
スト情報の特徴値データ及び電子名刺の真正性を認証す
る認証先のアドレスとを有するコンピュータ読み取り可
能なデータ構造を有する電子名刺の伝送媒体を特徴とす
る。
【0006】また本発明は、個人情報及びその更新日を
格納する第1の記憶手段を参照して特定の個人の個人情
報及びその更新日を取得し、過去に作成された電子名刺
について個人ごとの履歴情報及びその作成日を格納する
第2の記憶手段を参照して個人に対応する履歴情報の作
成日を取得し、同一個人について更新日が作成日より新
しければ当該個人についてその個人情報に基づいて電子
名刺を作成して当該個人がアクセス可能な第3の記憶手
段に格納し、作成された電子名刺について第2の記憶手
段上に当該個人の履歴情報及びその作成日をもつ情報を
追加し、過去に作成された電子名刺ごとに名刺識別子と
当該電子名刺が最新名刺か旧名刺かを区分するコードを
認証データとして格納する第4の記憶手段にアクセスし
てその個人に対応する認証データを最新名刺から旧名刺
に更新し、当該個人について新しく作成された電子名刺
に対応して上記のコードを最新名刺とする認証データを
追加する電子名刺管理方法を特徴とする。
格納する第1の記憶手段を参照して特定の個人の個人情
報及びその更新日を取得し、過去に作成された電子名刺
について個人ごとの履歴情報及びその作成日を格納する
第2の記憶手段を参照して個人に対応する履歴情報の作
成日を取得し、同一個人について更新日が作成日より新
しければ当該個人についてその個人情報に基づいて電子
名刺を作成して当該個人がアクセス可能な第3の記憶手
段に格納し、作成された電子名刺について第2の記憶手
段上に当該個人の履歴情報及びその作成日をもつ情報を
追加し、過去に作成された電子名刺ごとに名刺識別子と
当該電子名刺が最新名刺か旧名刺かを区分するコードを
認証データとして格納する第4の記憶手段にアクセスし
てその個人に対応する認証データを最新名刺から旧名刺
に更新し、当該個人について新しく作成された電子名刺
に対応して上記のコードを最新名刺とする認証データを
追加する電子名刺管理方法を特徴とする。
【0007】さらに本発明は、名刺識別子を指定する電
子名刺の認証についての問合せ情報を受信し、第4の記
憶手段上の認証データを検索して問合せ情報中の名刺識
別子に該当する認証データが存在するか否かを判定し、
存在する場合には上記のコードから該当する電子名刺が
最新名刺か旧名刺かを判定し、判定結果を問合せ元に送
信する電子名刺管理方法を特徴とする。
子名刺の認証についての問合せ情報を受信し、第4の記
憶手段上の認証データを検索して問合せ情報中の名刺識
別子に該当する認証データが存在するか否かを判定し、
存在する場合には上記のコードから該当する電子名刺が
最新名刺か旧名刺かを判定し、判定結果を問合せ元に送
信する電子名刺管理方法を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】紙名刺と同様の簡易性を実現しか
つ情報の真正性を保証するために、本発明の電子名刺は
名刺としての情報提供に必要な個人情報と、名刺ID、
個人情報から得られた特徴値データ及び情報を認証する
システムのアクセス先情報を電子透かし技術を用いて透
かし込んだ認証情報とで構成する。電子名刺の形式とし
ては、HTML文書や汎用の文書作成ソフトウエアで読
み出し可能な文書ファイルの形式でよい。認証情報は、
特開平11−239129号公報や特開2000−18
7442号公報に示されるようなインターネットマーク
の手法を用いた画像情報や、他の手段によって作成され
た画像情報中の電子透かしとして画像ファイル中に埋め
込まれる。インターネットマークの手法を用いた場合、
この電子透かしを含む画像をクリックすることにより自
動的に認証システムのアクセス先へ認証情報の送信を行
い、その結果、認証結果が返送される。個人情報は文字
データのみで構成してもよいし、本人の顔写真など画像
情報を含んでもよい。後者の場合も画像情報を含めた特
徴値データを作成して電子透かしとして埋め込むことが
可能である。
つ情報の真正性を保証するために、本発明の電子名刺は
名刺としての情報提供に必要な個人情報と、名刺ID、
個人情報から得られた特徴値データ及び情報を認証する
システムのアクセス先情報を電子透かし技術を用いて透
かし込んだ認証情報とで構成する。電子名刺の形式とし
ては、HTML文書や汎用の文書作成ソフトウエアで読
み出し可能な文書ファイルの形式でよい。認証情報は、
特開平11−239129号公報や特開2000−18
7442号公報に示されるようなインターネットマーク
の手法を用いた画像情報や、他の手段によって作成され
た画像情報中の電子透かしとして画像ファイル中に埋め
込まれる。インターネットマークの手法を用いた場合、
この電子透かしを含む画像をクリックすることにより自
動的に認証システムのアクセス先へ認証情報の送信を行
い、その結果、認証結果が返送される。個人情報は文字
データのみで構成してもよいし、本人の顔写真など画像
情報を含んでもよい。後者の場合も画像情報を含めた特
徴値データを作成して電子透かしとして埋め込むことが
可能である。
【0009】この電子名刺を作成・管理し、情報の真正
性の認証を行うために、電子名刺作成管理システムと電
子名刺認証システムを備えた電子名刺システムを設け
る。まず電子名刺の認証処理を行う電子名刺認証システ
ムについて説明する。
性の認証を行うために、電子名刺作成管理システムと電
子名刺認証システムを備えた電子名刺システムを設け
る。まず電子名刺の認証処理を行う電子名刺認証システ
ムについて説明する。
【0010】名刺作成元である会社等の所属機関または
所属機関から委託を受けた機関に電子名刺認証システム
サーバを設置する。電子名刺認証システムは、電子名刺
の情報を認証するための認証情報データベースと電子名
刺認証部により構成される。認証情報データベースは、
電子名刺個々に一意に設定された名刺ID、個人情報に
関する特徴値データ、名刺情報が最新情報であるか否か
の識別子およびデータ更新日である電子名刺の作成日の
情報を有する。この情報には平文で構成される個人情報
が含まれないので仮に外部アクセスによりデータが漏洩
した場合でも特徴値データを解読するキーを入手しない
限り個人情報が漏洩する恐れは無い。
所属機関から委託を受けた機関に電子名刺認証システム
サーバを設置する。電子名刺認証システムは、電子名刺
の情報を認証するための認証情報データベースと電子名
刺認証部により構成される。認証情報データベースは、
電子名刺個々に一意に設定された名刺ID、個人情報に
関する特徴値データ、名刺情報が最新情報であるか否か
の識別子およびデータ更新日である電子名刺の作成日の
情報を有する。この情報には平文で構成される個人情報
が含まれないので仮に外部アクセスによりデータが漏洩
した場合でも特徴値データを解読するキーを入手しない
限り個人情報が漏洩する恐れは無い。
【0011】電子名刺受領者から認証システムへの問い
合せが発生すると、認証システムは送信された問合せ情
報と認証情報データベースの情報を照合して判定結果を
作成し返信する。インターネットマークの技術を用いて
本発明を構成した場合には、名刺情報の真正性の確認は
主に透かし込まれたURLによるWebページからのネ
ットワークを介したアクセスとなる。この処理を行うア
プリケーションはアドインソフトとして提供されている
が、透かし情報の中にプログラム情報を透かし込んでも
よい。認証システムは、まず問合せ情報から名刺IDを
認識し、該当する名刺IDが認証情報データベースに存
在するか照合する。存在しない場合は認証エラー処理に
移る。該当する名刺IDを検出すると次に問合せ情報中
の特徴値データと名刺IDに対応する特徴値データを照
合する。このデータが一致しない場合も認証エラー処理
に移る。
合せが発生すると、認証システムは送信された問合せ情
報と認証情報データベースの情報を照合して判定結果を
作成し返信する。インターネットマークの技術を用いて
本発明を構成した場合には、名刺情報の真正性の確認は
主に透かし込まれたURLによるWebページからのネ
ットワークを介したアクセスとなる。この処理を行うア
プリケーションはアドインソフトとして提供されている
が、透かし情報の中にプログラム情報を透かし込んでも
よい。認証システムは、まず問合せ情報から名刺IDを
認識し、該当する名刺IDが認証情報データベースに存
在するか照合する。存在しない場合は認証エラー処理に
移る。該当する名刺IDを検出すると次に問合せ情報中
の特徴値データと名刺IDに対応する特徴値データを照
合する。このデータが一致しない場合も認証エラー処理
に移る。
【0012】名刺IDと対応する特徴値データが一致す
ることは、名刺情報が正しいことを意味するが、このこ
とがそのまま「情報が正しい」ということを意味する訳
ではない。すなわち名刺の対象者が異動している場合、
これは現在の対象者の情報と比較すれば「正しくない」
ということになるので、次に認証情報データベースの該
当レコードの最新識別コードを判定する。これが最新を
表わすコードである場合は「情報が正しい」ということ
になるので、システムは認証OKの結果を返信し処理を
終了する。「データは正しいが最新情報でない」場合に
は、その旨を示す結果電文を返信して処理を終了する。
エラー処理は、情報が不正である旨を示す結果電文を返
信して処理を終了する。システムに認証の履歴を管理す
るデータベースを設定した場合は、ここに問い合せのあ
った名刺IDと検証日、認証結果情報を組にして格納す
る。この時問い合せユーザのアドレス情報等を取得して
記憶してもよい。
ることは、名刺情報が正しいことを意味するが、このこ
とがそのまま「情報が正しい」ということを意味する訳
ではない。すなわち名刺の対象者が異動している場合、
これは現在の対象者の情報と比較すれば「正しくない」
ということになるので、次に認証情報データベースの該
当レコードの最新識別コードを判定する。これが最新を
表わすコードである場合は「情報が正しい」ということ
になるので、システムは認証OKの結果を返信し処理を
終了する。「データは正しいが最新情報でない」場合に
は、その旨を示す結果電文を返信して処理を終了する。
エラー処理は、情報が不正である旨を示す結果電文を返
信して処理を終了する。システムに認証の履歴を管理す
るデータベースを設定した場合は、ここに問い合せのあ
った名刺IDと検証日、認証結果情報を組にして格納す
る。この時問い合せユーザのアドレス情報等を取得して
記憶してもよい。
【0013】本発明による電子名刺は、会社名、所属、
氏名、電話番号等の個人情報データはそのまま端末上に
表示されるので従来の名刺と同様の役割を果たし、必要
な場合のみ認証操作を行うことにより情報の真正性が保
証される。また電子名刺の情報として本人の顔写真を付
加すれば他人の成りすましを防止することができる。透
かし情報を入れる画像情報としては、この顔写真を用い
ても会社のマーク等を用いても良い。本発明の電子名刺
の配布は、個人携帯端末に電子名刺ファイルを格納し、
これを複製して送信することにより行われる。携帯端末
上に名刺配布管理システムを設け、電子名刺の発行毎に
発行日と配布先の情報を入力して名刺配布管理データベ
ースを作成することも可能である。さらに本発明の電子
名刺は印刷することによって通常の紙名刺として利用す
ることも可能である。
氏名、電話番号等の個人情報データはそのまま端末上に
表示されるので従来の名刺と同様の役割を果たし、必要
な場合のみ認証操作を行うことにより情報の真正性が保
証される。また電子名刺の情報として本人の顔写真を付
加すれば他人の成りすましを防止することができる。透
かし情報を入れる画像情報としては、この顔写真を用い
ても会社のマーク等を用いても良い。本発明の電子名刺
の配布は、個人携帯端末に電子名刺ファイルを格納し、
これを複製して送信することにより行われる。携帯端末
上に名刺配布管理システムを設け、電子名刺の発行毎に
発行日と配布先の情報を入力して名刺配布管理データベ
ースを作成することも可能である。さらに本発明の電子
名刺は印刷することによって通常の紙名刺として利用す
ることも可能である。
【0014】次に本発明による電子名刺を作成し、認証
データを最新に管理する電子名刺作成管理システムの構
成を説明する。電子名刺作成管理システムは電子名刺作
成部と電子名刺の作成履歴と認証情報データベースの情
報を最新に管理する情報管理部を持ち、名刺の記載情報
である個人情報データベース、電子名刺作成履歴である
名刺履歴データベース、社名ロゴ、マーク、所在地、代
表電話番号、標語等の共通情報を格納する名刺基本情報
データベース及び作成した電子名刺ファイルを格納する
名刺格納部とを備え、電子名刺認証システムの認証情報
データベースと連携する。個人情報データベースは人事
情報システムと連携または定期的に情報を入手して内容
を最新に維持される。名刺基本情報データベースを独立
させた構成とすることにより、社名の変更や事業所の移
転があった場合でも1ヶ所のデータを更新するだけで済
む。個人情報データベースに変更があった時または定期
的に電子名刺作成部が名刺作成処理を開始する。
データを最新に管理する電子名刺作成管理システムの構
成を説明する。電子名刺作成管理システムは電子名刺作
成部と電子名刺の作成履歴と認証情報データベースの情
報を最新に管理する情報管理部を持ち、名刺の記載情報
である個人情報データベース、電子名刺作成履歴である
名刺履歴データベース、社名ロゴ、マーク、所在地、代
表電話番号、標語等の共通情報を格納する名刺基本情報
データベース及び作成した電子名刺ファイルを格納する
名刺格納部とを備え、電子名刺認証システムの認証情報
データベースと連携する。個人情報データベースは人事
情報システムと連携または定期的に情報を入手して内容
を最新に維持される。名刺基本情報データベースを独立
させた構成とすることにより、社名の変更や事業所の移
転があった場合でも1ヶ所のデータを更新するだけで済
む。個人情報データベースに変更があった時または定期
的に電子名刺作成部が名刺作成処理を開始する。
【0015】個人情報データベースは、個人識別番号、
氏名、所属、電話番号、異動日を表わす情報更新日など
のデータ項目を有する。個人情報データベースにはこの
他にメールアドレスや氏名英字、顔写真ファイル名、内
線番号等の個人情報やデータ更新項目情報を備えてもよ
い。名刺履歴データベースは、個人識別番号、名刺I
D、最新情報であるか否かの識別子及び異動日に対応す
る名刺作成日のデータ項目を有する。実際には名刺を作
成する日は異動日と前後する日付になる場合が多いが、
データ管理上は異動日=名刺作成日となるのが好ましい
ので、ここでの「名刺作成日」は実際に名刺ファイルを
作成した日ではなく異動日を用いることとする。
氏名、所属、電話番号、異動日を表わす情報更新日など
のデータ項目を有する。個人情報データベースにはこの
他にメールアドレスや氏名英字、顔写真ファイル名、内
線番号等の個人情報やデータ更新項目情報を備えてもよ
い。名刺履歴データベースは、個人識別番号、名刺I
D、最新情報であるか否かの識別子及び異動日に対応す
る名刺作成日のデータ項目を有する。実際には名刺を作
成する日は異動日と前後する日付になる場合が多いが、
データ管理上は異動日=名刺作成日となるのが好ましい
ので、ここでの「名刺作成日」は実際に名刺ファイルを
作成した日ではなく異動日を用いることとする。
【0016】電子名刺作成部の対象者抽出機能は、個人
識別番号により個人情報データベースと名刺履歴データ
ベースを照合し、名刺作成対象者を抽出する。個人情報
データベースの情報更新日が名刺履歴データベースの最
新コードを持つデータの作成日より新しい場合に名刺作
成対象者と判断される。次に名刺ID設定機能が名刺履
歴データベース中のデータと重複しない一意な名刺ID
を設定する。この機能は個人識別番号を基に最新番号に
1を足す等の簡単な論理で構成してもよく、一意性が保
たれればよい。次に名刺データ作成機能が対象者につい
て、個人情報データベースから名刺作成に必要な個人情
報を抽出する。この個人情報から特徴値データ作成機能
が特徴値データを作成する。透かし入り情報作成機能は
この特徴値データ、名刺IDおよびアクセス先情報を対
象者の顔写真データまたは会社マーク等の所定画像デー
タに電子透かしとして透かし込み、透かし入り画像情報
を作成する。
識別番号により個人情報データベースと名刺履歴データ
ベースを照合し、名刺作成対象者を抽出する。個人情報
データベースの情報更新日が名刺履歴データベースの最
新コードを持つデータの作成日より新しい場合に名刺作
成対象者と判断される。次に名刺ID設定機能が名刺履
歴データベース中のデータと重複しない一意な名刺ID
を設定する。この機能は個人識別番号を基に最新番号に
1を足す等の簡単な論理で構成してもよく、一意性が保
たれればよい。次に名刺データ作成機能が対象者につい
て、個人情報データベースから名刺作成に必要な個人情
報を抽出する。この個人情報から特徴値データ作成機能
が特徴値データを作成する。透かし入り情報作成機能は
この特徴値データ、名刺IDおよびアクセス先情報を対
象者の顔写真データまたは会社マーク等の所定画像デー
タに電子透かしとして透かし込み、透かし入り画像情報
を作成する。
【0017】最後に名刺ファイル作成機能が名刺基本情
報データベースから基本フォーマット情報を抽出し、個
人情報、透かし入り画像データ及び作成日と合わせて新
規電子名刺ファイルを作成し、個人を識別できる名称を
付与して名刺格納部に格納する。このファイルを対象者
宛に送信するかまたは対象者がシステムにアクセスして
該当ファイルをダウンロードすることで新規な電子名刺
を入手することができる。
報データベースから基本フォーマット情報を抽出し、個
人情報、透かし入り画像データ及び作成日と合わせて新
規電子名刺ファイルを作成し、個人を識別できる名称を
付与して名刺格納部に格納する。このファイルを対象者
宛に送信するかまたは対象者がシステムにアクセスして
該当ファイルをダウンロードすることで新規な電子名刺
を入手することができる。
【0018】次に情報管理部がデータベースの更新処理
を行う。まず対象者情報更新機能が対象者個人識別番号
により名刺履歴データベースの該当データのうち最新コ
ードを持つレコードを検索し、該データのコードを旧情
報を示すコードに更新する。同時にこのレコードの名刺
IDにより認証情報データベースの該当データを検索
し、最新識別コードを旧コードに更新する。認証情報デ
ータベースがデータ終了日を持つ構成の場合は終了日と
して新規名刺の作成日の前日の値を入力する。次に新規
名刺データ追加機能が、作成した名刺ID、対象者の個
人識別番号、作成日及び最新コードを対応付けて名刺履
歴データベースに格納する。同時に名刺ID、名刺ファ
イル作成時に作成した特徴値データ、最新コード及び名
刺の作成日を対応付けて認証情報データベースに格納す
る。以上のようにして各データベースの情報を最新の情
報に更新する。
を行う。まず対象者情報更新機能が対象者個人識別番号
により名刺履歴データベースの該当データのうち最新コ
ードを持つレコードを検索し、該データのコードを旧情
報を示すコードに更新する。同時にこのレコードの名刺
IDにより認証情報データベースの該当データを検索
し、最新識別コードを旧コードに更新する。認証情報デ
ータベースがデータ終了日を持つ構成の場合は終了日と
して新規名刺の作成日の前日の値を入力する。次に新規
名刺データ追加機能が、作成した名刺ID、対象者の個
人識別番号、作成日及び最新コードを対応付けて名刺履
歴データベースに格納する。同時に名刺ID、名刺ファ
イル作成時に作成した特徴値データ、最新コード及び名
刺の作成日を対応付けて認証情報データベースに格納す
る。以上のようにして各データベースの情報を最新の情
報に更新する。
【0019】以下、本発明の実施形態について図面によ
り説明する。
り説明する。
【0020】図1は、本実施形態の電子名刺の表示形式
の一例を示す図である。11は携帯可能なユーザ端末、
12はユーザ端末11の表示画面、13は表示された電
子名刺である。ここでは会社名、所属、役職、氏名、勤
務先情報(住所・TEL)、メールアドレスという通常の
個人情報に加えて、個人情報が最新の情報か否かを確認
するための発行日、他人がこの名刺を転用し本人に成り
すますことを防止するための顔写真及び会社ロゴで構成
している。個人情報はテキストデータであるが、顔写真
と会社ロゴは画像データであり、これらのいずれかに電
子透かしの技術を用いて名刺ID、上記個人情報の関数
値である特徴値データ及び認証アクセス先情報が透かし
込まれている。名刺ID及び特徴値データは、認証情報
として使用される。
の一例を示す図である。11は携帯可能なユーザ端末、
12はユーザ端末11の表示画面、13は表示された電
子名刺である。ここでは会社名、所属、役職、氏名、勤
務先情報(住所・TEL)、メールアドレスという通常の
個人情報に加えて、個人情報が最新の情報か否かを確認
するための発行日、他人がこの名刺を転用し本人に成り
すますことを防止するための顔写真及び会社ロゴで構成
している。個人情報はテキストデータであるが、顔写真
と会社ロゴは画像データであり、これらのいずれかに電
子透かしの技術を用いて名刺ID、上記個人情報の関数
値である特徴値データ及び認証アクセス先情報が透かし
込まれている。名刺ID及び特徴値データは、認証情報
として使用される。
【0021】図2は、本実施形態の電子名刺を作成し管
理し認証するための電子名刺システム210の全体構成
図である。電子名刺システム210は、電子名刺を作成
し名刺情報及び認証情報を最新に維持するよう管理する
電子名刺作成管理システム220とユーザからの問い合
せを受けて電子名刺の真正性を認証する電子名刺認証シ
ステム230により構成される。
理し認証するための電子名刺システム210の全体構成
図である。電子名刺システム210は、電子名刺を作成
し名刺情報及び認証情報を最新に維持するよう管理する
電子名刺作成管理システム220とユーザからの問い合
せを受けて電子名刺の真正性を認証する電子名刺認証シ
ステム230により構成される。
【0022】電子名刺作成管理システム220は、人事
システム240と連携して個人情報が更新される個人情
報データベース221、社名ロゴ、マーク、標語等の共
通情報を格納する名刺基本情報データベース222、電
子名刺作成履歴である名刺履歴データベース223及び
作成した電子名刺を格納する名刺格納部224を備え、
電子名刺作成管理部225は、人事情報の更新による個
人情報データベース221のデータ更新を受けて、異動
者の最新データを反映した名刺ファイルを作成して名刺
格納部224に格納し、名刺履歴データベース223及
び認証情報データベース231を更新する。
システム240と連携して個人情報が更新される個人情
報データベース221、社名ロゴ、マーク、標語等の共
通情報を格納する名刺基本情報データベース222、電
子名刺作成履歴である名刺履歴データベース223及び
作成した電子名刺を格納する名刺格納部224を備え、
電子名刺作成管理部225は、人事情報の更新による個
人情報データベース221のデータ更新を受けて、異動
者の最新データを反映した名刺ファイルを作成して名刺
格納部224に格納し、名刺履歴データベース223及
び認証情報データベース231を更新する。
【0023】電子名刺認証システム230は、電子名刺
の情報を認証するための認証情報データベース231を
備え、ネットワーク250を介してユーザ端末11と通
信を行う。電子名刺認証システム230は、電子名刺を
受領したユーザ端末11からの問い合せを受けて該当す
る名刺の有無と情報の真正性を判定し、判定結果をユー
ザに送信する。
の情報を認証するための認証情報データベース231を
備え、ネットワーク250を介してユーザ端末11と通
信を行う。電子名刺認証システム230は、電子名刺を
受領したユーザ端末11からの問い合せを受けて該当す
る名刺の有無と情報の真正性を判定し、判定結果をユー
ザに送信する。
【0024】セキュリティをより強固にするために、こ
の電子名刺システム210を境界270の位置で分離し
て電子名刺認証システム230を外部に持つ構成として
も良く、電子名刺認証システム230の部分を社外に委
託して複数の所属機関の名刺認証を代行するシステムを
設定してもよい。
の電子名刺システム210を境界270の位置で分離し
て電子名刺認証システム230を外部に持つ構成として
も良く、電子名刺認証システム230の部分を社外に委
託して複数の所属機関の名刺認証を代行するシステムを
設定してもよい。
【0025】まず電子名刺の真正性を認証する電子名刺
認証システム230の構成及び動作について説明する。
図3は、電子名刺認証システム230の構成図である。
電子名刺認証システム230は、電子名刺認証部23
5、認証情報データベース231及び必要に応じて認証
履歴データベース340を備えている。電子名刺認証部
235は、計算機のメモリに格納され実行されるプログ
ラムである。またデータベースは、この計算機に接続さ
れる記憶装置上に格納される。電子名刺認証部235
は、問い合せ情報解析部321、該当情報検索部32
2、特徴値照合部323、日付情報判定部324、認証
結果作成部325、認証結果送信部326及び認証履歴
作成部327の各プログラムを備え、ユーザからの問合
せ情報350を受けてその情報を解析し、認証情報デー
タベース231と照合し、認証結果を回答情報360と
してユーザ端末11に送信する。
認証システム230の構成及び動作について説明する。
図3は、電子名刺認証システム230の構成図である。
電子名刺認証システム230は、電子名刺認証部23
5、認証情報データベース231及び必要に応じて認証
履歴データベース340を備えている。電子名刺認証部
235は、計算機のメモリに格納され実行されるプログ
ラムである。またデータベースは、この計算機に接続さ
れる記憶装置上に格納される。電子名刺認証部235
は、問い合せ情報解析部321、該当情報検索部32
2、特徴値照合部323、日付情報判定部324、認証
結果作成部325、認証結果送信部326及び認証履歴
作成部327の各プログラムを備え、ユーザからの問合
せ情報350を受けてその情報を解析し、認証情報デー
タベース231と照合し、認証結果を回答情報360と
してユーザ端末11に送信する。
【0026】図4は、認証情報データベース231のデ
ータ構成を示す図である。ここでは名刺レコード1件毎
に一意に付与される識別番号である名刺ID、特徴値デ
ータ、名刺情報が最新か否かを示す最新コード、名刺情
報の保証期限の始点である作成日、及びいつまで有効で
あったかを示す終了日の各データ項目で構成している。
ここで特徴値データはデータそれ自体を項目値として格
納する形式を取っているが、データ容量が大きい場合は
ここにファイル名を格納し、そのファイル名に対応する
ファイル領域に特徴値データを格納してもよい。
ータ構成を示す図である。ここでは名刺レコード1件毎
に一意に付与される識別番号である名刺ID、特徴値デ
ータ、名刺情報が最新か否かを示す最新コード、名刺情
報の保証期限の始点である作成日、及びいつまで有効で
あったかを示す終了日の各データ項目で構成している。
ここで特徴値データはデータそれ自体を項目値として格
納する形式を取っているが、データ容量が大きい場合は
ここにファイル名を格納し、そのファイル名に対応する
ファイル領域に特徴値データを格納してもよい。
【0027】図5は、電子名刺認証システム230の処
理の流れを示す図である。図3から図5により電子名刺
の情報真正性を認証する電子名刺認証システム230の
処理手順を説明する。電子名刺認証部235は、ユーザ
端末11からの問合せ情報350を受信し(ステップ5
11)、受信した情報を電子名刺認証処理部の問合せ情
報解析部321により解析し、名刺ID、個人情報の特
徴値データ及び認証結果を返送するためのホームページ
アドレスやメールアドレス等の宛先情報を得る(ステッ
プ512)。図6に解析された問合せ情報350の一例
を示す。
理の流れを示す図である。図3から図5により電子名刺
の情報真正性を認証する電子名刺認証システム230の
処理手順を説明する。電子名刺認証部235は、ユーザ
端末11からの問合せ情報350を受信し(ステップ5
11)、受信した情報を電子名刺認証処理部の問合せ情
報解析部321により解析し、名刺ID、個人情報の特
徴値データ及び認証結果を返送するためのホームページ
アドレスやメールアドレス等の宛先情報を得る(ステッ
プ512)。図6に解析された問合せ情報350の一例
を示す。
【0028】問合せ情報350のうちまず名刺IDにつ
いて該当情報検索部322により認証情報データベース
231との照合を行う(ステップ513)。ここでは図
6の名刺IDが“C0001222”であり、図4に示
す認証情報データベース231に該当するレコードが存
在している。問い合せ情報の名刺IDに対応するデータ
が無い場合は認証不可コードを認証結果作成部325に
送りエラー処理に移る(ステップ516)。名刺IDが
一致するレコードがあれば特徴値照合部323によりそ
の特徴値データとステップ512で得られた特徴値デー
タとの照合を行う (ステップ514) 。ここでは図6の
名刺ID“C0001222”に対応する特徴値データ
が、図4の該当レコードの特徴値と一致しているので、
特徴値の照合もOKである。ステップ514において特
徴値が一致すれば名刺情報は正しいことになるが、次に
その情報が現在有効なものであるか確認するために日付
情報判定部324により該当レコードが最新データかの
判定を行う(ステップ515)。該当レコードの最新コー
ドがNoの場合は過去データであると判定し、過去デー
タ処理を行う(ステップ518)。ここでは該当する名
刺ID“C0001222”に対応する最新コードが
“No”であるので過去データと判定する。最新コード
がYesの場合は有効な情報であると判定し、認証OK
の処理に移る(ステップ517)。
いて該当情報検索部322により認証情報データベース
231との照合を行う(ステップ513)。ここでは図
6の名刺IDが“C0001222”であり、図4に示
す認証情報データベース231に該当するレコードが存
在している。問い合せ情報の名刺IDに対応するデータ
が無い場合は認証不可コードを認証結果作成部325に
送りエラー処理に移る(ステップ516)。名刺IDが
一致するレコードがあれば特徴値照合部323によりそ
の特徴値データとステップ512で得られた特徴値デー
タとの照合を行う (ステップ514) 。ここでは図6の
名刺ID“C0001222”に対応する特徴値データ
が、図4の該当レコードの特徴値と一致しているので、
特徴値の照合もOKである。ステップ514において特
徴値が一致すれば名刺情報は正しいことになるが、次に
その情報が現在有効なものであるか確認するために日付
情報判定部324により該当レコードが最新データかの
判定を行う(ステップ515)。該当レコードの最新コー
ドがNoの場合は過去データであると判定し、過去デー
タ処理を行う(ステップ518)。ここでは該当する名
刺ID“C0001222”に対応する最新コードが
“No”であるので過去データと判定する。最新コード
がYesの場合は有効な情報であると判定し、認証OK
の処理に移る(ステップ517)。
【0029】認証結果作成部325は、認証NGの場
合、過去データの場合または認証OKの場合に応じた回
答情報360を作成し、認証結果送信部326がユーザ
宛先へ送信する(ステップ519)。この宛先はユーザ
アドレスであってもアクセス時に取得するメールアドレ
スであってもよい。結果電文は予め種別毎に定型電文を
用意しても、認証に応じた用語を組み合せる方法でも、
結果に対応する画像や返信先で所定の処理を行うための
エラーコードでもよい。認証履歴作成部327は、以上
の問合せ情報及び認証結果に基づいて認証履歴データを
作成し、認証履歴データベース340に追加する(ステ
ップ520)。図7に認証履歴データベース340の構
成の一例を示す。問い合せのあった名刺IDに対応付け
て認証を行った検証日、ユーザの宛先情報、及び認証N
Gの場合、過去データの場合、認証OKの場合に応じた
結果コードを格納する。
合、過去データの場合または認証OKの場合に応じた回
答情報360を作成し、認証結果送信部326がユーザ
宛先へ送信する(ステップ519)。この宛先はユーザ
アドレスであってもアクセス時に取得するメールアドレ
スであってもよい。結果電文は予め種別毎に定型電文を
用意しても、認証に応じた用語を組み合せる方法でも、
結果に対応する画像や返信先で所定の処理を行うための
エラーコードでもよい。認証履歴作成部327は、以上
の問合せ情報及び認証結果に基づいて認証履歴データを
作成し、認証履歴データベース340に追加する(ステ
ップ520)。図7に認証履歴データベース340の構
成の一例を示す。問い合せのあった名刺IDに対応付け
て認証を行った検証日、ユーザの宛先情報、及び認証N
Gの場合、過去データの場合、認証OKの場合に応じた
結果コードを格納する。
【0030】次に電子名刺を作成及び管理をする電子名
刺作成管理システム220の構成及び動作について説明
する。図8は、電子名刺作成管理システム220の構成
図である。電子名刺作成管理システム220は、電子名
刺の作成及び管理を行う電子名刺作成管理部225、名
刺に記載される個人情報を格納する個人情報データベー
ス221、社名ロゴ、マーク、住所等の共通情報を格納
する名刺基本情報データベース222、電子名刺の実体
を格納する名刺格納部224及び電子名刺の作成履歴を
記録する名刺履歴データベース223を備えている。電
子名刺作成管理部225は、計算機のメモリに格納され
実行されるプログラムである。またデータベースは、こ
の計算機に接続される記憶装置上に格納される。また電
子名刺作成管理部225は、電子名刺の作成に伴い、認
証情報DB231のレコードを更新及び追加する。個人
情報データベース221は、人事情報システムと連携ま
たは定期的に情報を取得する構成とし、常に最新の情報
に保つようにする。
刺作成管理システム220の構成及び動作について説明
する。図8は、電子名刺作成管理システム220の構成
図である。電子名刺作成管理システム220は、電子名
刺の作成及び管理を行う電子名刺作成管理部225、名
刺に記載される個人情報を格納する個人情報データベー
ス221、社名ロゴ、マーク、住所等の共通情報を格納
する名刺基本情報データベース222、電子名刺の実体
を格納する名刺格納部224及び電子名刺の作成履歴を
記録する名刺履歴データベース223を備えている。電
子名刺作成管理部225は、計算機のメモリに格納され
実行されるプログラムである。またデータベースは、こ
の計算機に接続される記憶装置上に格納される。また電
子名刺作成管理部225は、電子名刺の作成に伴い、認
証情報DB231のレコードを更新及び追加する。個人
情報データベース221は、人事情報システムと連携ま
たは定期的に情報を取得する構成とし、常に最新の情報
に保つようにする。
【0031】電子名刺作成管理部225は、個人情報デ
ータベース221から名刺に表示する個人情報に変更の
あった対象者を抽出する対象者抽出部821、名刺デー
タに一意に識別できる名刺IDを設定する名刺ID設定
部822、個人情報データベース221から対象者の個
人情報を取得し名刺の表示情報を作成する名刺データ作
成部823、個人情報または会社名等の共通データも含
めた名刺情報あるいは作成日も含めた情報からデータの
特徴値である特徴値データを生成する特徴値データ作成
部824、名刺IDと特徴値データを電子透かしの技術
により画像データに透かしこんだ画像情報を作成する透
かし入り情報作成部825及び個人情報、透かし入り画
像情報及び名刺基本情報データベース222から取得し
た名刺の共通フォーマットから電子名刺ファイルを作成
する名刺ファイル作成部826の各プログラムを備え
る。名刺ファイル作成部826は、作成した電子名刺フ
ァイルを名刺格納部224に格納する。
ータベース221から名刺に表示する個人情報に変更の
あった対象者を抽出する対象者抽出部821、名刺デー
タに一意に識別できる名刺IDを設定する名刺ID設定
部822、個人情報データベース221から対象者の個
人情報を取得し名刺の表示情報を作成する名刺データ作
成部823、個人情報または会社名等の共通データも含
めた名刺情報あるいは作成日も含めた情報からデータの
特徴値である特徴値データを生成する特徴値データ作成
部824、名刺IDと特徴値データを電子透かしの技術
により画像データに透かしこんだ画像情報を作成する透
かし入り情報作成部825及び個人情報、透かし入り画
像情報及び名刺基本情報データベース222から取得し
た名刺の共通フォーマットから電子名刺ファイルを作成
する名刺ファイル作成部826の各プログラムを備え
る。名刺ファイル作成部826は、作成した電子名刺フ
ァイルを名刺格納部224に格納する。
【0032】また電子名刺作成管理部225は、対象者
抽出部821により抽出された対象者について名刺履歴
データベース223と認証情報データベース231の情
報を更新する対象者情報更新部831及び新規に作成し
た電子名刺の情報を名刺履歴情報データベース223と
認証情報データベース231に追加する新規名刺データ
追加部832とを備える。
抽出部821により抽出された対象者について名刺履歴
データベース223と認証情報データベース231の情
報を更新する対象者情報更新部831及び新規に作成し
た電子名刺の情報を名刺履歴情報データベース223と
認証情報データベース231に追加する新規名刺データ
追加部832とを備える。
【0033】図9は、個人情報データベース221のデ
ータ構成例を示す図である。ここでは各個人レコード
は、個人を一意に識別する識別番号である個人ID、所
属部課、氏名、氏名英字、メールアドレス、電話番号、
データの更新日、顔写真ファイル名、更新項目から成る
データ構成としているが、個人IDと更新項目の他は名
刺に表示する最小限の情報とデータ更新日の情報があれ
ばよい。個人情報の更新履歴は別に人事システム240
で管理することとし、ここでは言及しない。
ータ構成例を示す図である。ここでは各個人レコード
は、個人を一意に識別する識別番号である個人ID、所
属部課、氏名、氏名英字、メールアドレス、電話番号、
データの更新日、顔写真ファイル名、更新項目から成る
データ構成としているが、個人IDと更新項目の他は名
刺に表示する最小限の情報とデータ更新日の情報があれ
ばよい。個人情報の更新履歴は別に人事システム240
で管理することとし、ここでは言及しない。
【0034】図10は、名刺履歴データベース223の
データ構成例を示す図である。各履歴レコードは、個人
ID、名刺データを一意に識別する名刺ID、名刺の情
報が最新か否かを示す最新コード、名刺の作成日及び終
了日から成るデータ構成としているが、終了日は認証情
報データベース231から得ることもでき、本発明の目
的に利用するものでは無いので特に設けなくともよい。
ここでは個人IDに対して名刺データを対応付ける形式
としているため別にレコード番号を設定してインデック
スとしているが、名刺IDは重複しないコードなのでこ
れをインデックスとして個人IDを対応付ける形として
もよい。このデータベースは個人情報データベース22
1の更新と名刺作成処理のタイミングが異なる場合に、
既に作成済みの名刺データを新たに作成することを防止
するものであるが、その他にも個人が入社以来作成した
名刺の履歴を表示するような目的に用いることも可能で
ある。
データ構成例を示す図である。各履歴レコードは、個人
ID、名刺データを一意に識別する名刺ID、名刺の情
報が最新か否かを示す最新コード、名刺の作成日及び終
了日から成るデータ構成としているが、終了日は認証情
報データベース231から得ることもでき、本発明の目
的に利用するものでは無いので特に設けなくともよい。
ここでは個人IDに対して名刺データを対応付ける形式
としているため別にレコード番号を設定してインデック
スとしているが、名刺IDは重複しないコードなのでこ
れをインデックスとして個人IDを対応付ける形として
もよい。このデータベースは個人情報データベース22
1の更新と名刺作成処理のタイミングが異なる場合に、
既に作成済みの名刺データを新たに作成することを防止
するものであるが、その他にも個人が入社以来作成した
名刺の履歴を表示するような目的に用いることも可能で
ある。
【0035】図11は、電子名刺作成管理システム22
0の処理の流れを示す図である。図8から図11により
電子名刺を作成し情報を最新に管理する電子名刺作成管
理システム220の処理手順を説明する。電子名刺作成
管理部225の対象者抽出部821は個人IDにより個
人情報データベース221と名刺履歴データベース22
3を照合し、名刺作成対象者を抽出する(ステップ11
01)。抽出条件は、個人情報データベース221の更
新日が、対応する個人の名刺履歴データベース223の
最新コードが“New”であるレコードの作成日より新
しい場合に名刺作成対象者と判断される(ステップ11
02Yes)。図9と図10のデータを例にとると個人
情報の更新日が01/03/01である個人ID“00
0112”の個人データが対象となる。次に名刺ID設
定部822が名刺履歴データベース223中の名刺ID
と重複しない一意な名刺IDを設定する(ステップ11
03)。次に名刺データ作成部823が対象者につい
て、個人情報データベース221から名刺作成に必要な
個人情報を抽出し、名刺データを作成する(ステップ1
104)。ここでは所属部課、氏名、氏名英字、メール
アドレス、電話番号および顔写真の情報を抽出し、名刺
データとする。
0の処理の流れを示す図である。図8から図11により
電子名刺を作成し情報を最新に管理する電子名刺作成管
理システム220の処理手順を説明する。電子名刺作成
管理部225の対象者抽出部821は個人IDにより個
人情報データベース221と名刺履歴データベース22
3を照合し、名刺作成対象者を抽出する(ステップ11
01)。抽出条件は、個人情報データベース221の更
新日が、対応する個人の名刺履歴データベース223の
最新コードが“New”であるレコードの作成日より新
しい場合に名刺作成対象者と判断される(ステップ11
02Yes)。図9と図10のデータを例にとると個人
情報の更新日が01/03/01である個人ID“00
0112”の個人データが対象となる。次に名刺ID設
定部822が名刺履歴データベース223中の名刺ID
と重複しない一意な名刺IDを設定する(ステップ11
03)。次に名刺データ作成部823が対象者につい
て、個人情報データベース221から名刺作成に必要な
個人情報を抽出し、名刺データを作成する(ステップ1
104)。ここでは所属部課、氏名、氏名英字、メール
アドレス、電話番号および顔写真の情報を抽出し、名刺
データとする。
【0036】次にこの名刺データから特徴値データ作成
部824が特徴値データを作成する(ステップ110
5)。特徴値データは、名刺データを変数とする関数の
関数値であり、例えばハッシュ関数によるハッシュ関数
値などである。透かし入り情報作成部825は、この特
徴値データとステップ1103で設定した名刺ID及び
電子名刺認証システム230のアドレスである認証アク
セス先情報を対象者の顔写真データまたは会社マーク等
の所定画像データに電子透かしとして透かし込んだ画像
データを作成する(ステップ1106)。ここでアクセ
ス先情報は画像に透かしこまず電子名刺の情報項目の1
つとしてもよく、その場合には画面に表示されない情報
として設定する。次に名刺ファイル作成部826が名刺
基本情報データベース222から会社ロゴ、マーク、勤
務先住所と代表電話番号、等の基本フォーマット情報を
抽出し、上記の名刺データ及び透かし入り画像データ及
び作成日と合わせて新規名刺ファイルを作成し、個人名
を含むようなファイル名を付与して名刺格納部224に
格納する(ステップ1107)。名刺格納部224に格
納された電子名刺ファイルは、対象者が名刺格納部22
4から取得してユーザ端末11に格納し、電子名刺とし
て使用される。名刺ファイル作成部826は、新規名刺
作成者の個人IDを一時的に作成する対象者一覧ファイ
ルに追加する。
部824が特徴値データを作成する(ステップ110
5)。特徴値データは、名刺データを変数とする関数の
関数値であり、例えばハッシュ関数によるハッシュ関数
値などである。透かし入り情報作成部825は、この特
徴値データとステップ1103で設定した名刺ID及び
電子名刺認証システム230のアドレスである認証アク
セス先情報を対象者の顔写真データまたは会社マーク等
の所定画像データに電子透かしとして透かし込んだ画像
データを作成する(ステップ1106)。ここでアクセ
ス先情報は画像に透かしこまず電子名刺の情報項目の1
つとしてもよく、その場合には画面に表示されない情報
として設定する。次に名刺ファイル作成部826が名刺
基本情報データベース222から会社ロゴ、マーク、勤
務先住所と代表電話番号、等の基本フォーマット情報を
抽出し、上記の名刺データ及び透かし入り画像データ及
び作成日と合わせて新規名刺ファイルを作成し、個人名
を含むようなファイル名を付与して名刺格納部224に
格納する(ステップ1107)。名刺格納部224に格
納された電子名刺ファイルは、対象者が名刺格納部22
4から取得してユーザ端末11に格納し、電子名刺とし
て使用される。名刺ファイル作成部826は、新規名刺
作成者の個人IDを一時的に作成する対象者一覧ファイ
ルに追加する。
【0037】新規名刺データの作成後、新規名刺作成者
個人ID一覧を基に電子名刺作成管理部225が名刺履
歴データベース223のそれまでの最新データを旧デー
タに更新し最新データを追加する更新処理を行う。まず
対象者情報更新部831が名刺履歴データベース225
から名刺ファイルを作成した対象者個人IDに該当する
データのうち最新コード“New”をもつレコードを検
索し、このレコードのコードを旧コード“Old”に更
新する(ステップ1108)。ここでは図10の個人I
D“000112”をもつレコード番号“000023
5”のレコードの最新コードを“Old”とし終了日に
作成日の前日の日付を入力する。更新後の名刺履歴デー
タベース223の例を図12に示す。次に個人IDに対
応する名刺IDにより対象者情報更新部831が認証情
報データベース231の該当データを検索し、最新コー
ドをYesからNoに更新する(ステップ1109)。
ここでは図4の名刺ID“0001122”のレコード
番号“000024”の最新コードをOldとし、終了
日に作成日の前日の日付を入力する。更新後の認証デー
タベースの例を図13に示す。
個人ID一覧を基に電子名刺作成管理部225が名刺履
歴データベース223のそれまでの最新データを旧デー
タに更新し最新データを追加する更新処理を行う。まず
対象者情報更新部831が名刺履歴データベース225
から名刺ファイルを作成した対象者個人IDに該当する
データのうち最新コード“New”をもつレコードを検
索し、このレコードのコードを旧コード“Old”に更
新する(ステップ1108)。ここでは図10の個人I
D“000112”をもつレコード番号“000023
5”のレコードの最新コードを“Old”とし終了日に
作成日の前日の日付を入力する。更新後の名刺履歴デー
タベース223の例を図12に示す。次に個人IDに対
応する名刺IDにより対象者情報更新部831が認証情
報データベース231の該当データを検索し、最新コー
ドをYesからNoに更新する(ステップ1109)。
ここでは図4の名刺ID“0001122”のレコード
番号“000024”の最新コードをOldとし、終了
日に作成日の前日の日付を入力する。更新後の認証デー
タベースの例を図13に示す。
【0038】次に新規名刺データ追加部832は、作成
した名刺IDと対象者の個人ID及び作成日と最新コー
ドを対応付けて名刺履歴データベース223に格納する
(ステップ1110)。図12ではレコード番号“00
01009”のレコードがこれに対応する。
した名刺IDと対象者の個人ID及び作成日と最新コー
ドを対応付けて名刺履歴データベース223に格納する
(ステップ1110)。図12ではレコード番号“00
01009”のレコードがこれに対応する。
【0039】同様に新規名刺データ追加部832は、対
象者の新規名刺ID“0001123”、特徴値デー
タ、最新コード及び名刺の作成日を対応付けて認証情報
データベース231に格納する(ステップ1111)。
図13ではレコード番号“000233”のレコードが
これに対応する。
象者の新規名刺ID“0001123”、特徴値デー
タ、最新コード及び名刺の作成日を対応付けて認証情報
データベース231に格納する(ステップ1111)。
図13ではレコード番号“000233”のレコードが
これに対応する。
【0040】以上の処理を名刺履歴DB223に未照合
データが無くなるまで繰り返す(ステップ1112)。
以上のようにして名刺履歴データベース223及び認証
情報データベース231の内容は最新の情報に更新され
る。新規名刺作成と情報更新処理を別々にまとめて行わ
ずに、1件の名刺ファイル作成後該当する個人IDに対
応するデータをそれぞれ更新及び追加する手順としても
よい。
データが無くなるまで繰り返す(ステップ1112)。
以上のようにして名刺履歴データベース223及び認証
情報データベース231の内容は最新の情報に更新され
る。新規名刺作成と情報更新処理を別々にまとめて行わ
ずに、1件の名刺ファイル作成後該当する個人IDに対
応するデータをそれぞれ更新及び追加する手順としても
よい。
【0041】ユーザ端末11は、ユーザの指示に従って
電子名刺作成管理システム220にアクセスし、名刺格
納部224からそのユーザ個人の電子名刺ファイルをユ
ーザ端末11にダウンロードし、その表示装置に表示す
る。このとき電子名刺は、コンピユータ読み取り可能な
電子名刺としてネットワーク250上を伝送される。こ
の段階では正当な個人のみ電子名刺作成管理システム2
20にアクセス許可するために、ユーザの認証が必要で
ある。ユーザは取得した自分の電子名刺を顧客など他人
のユーザ端末11に転送することができる。他人が受け
取った電子名刺の真正性を確認する場合には、その電子
名刺から認証情報及び認証アクセス先情報を抽出し、ユ
ーザ端末11から電子名刺認証システム230に問い合
わせることによって認証結果を得ることができる。電子
名刺認証システム230は、インターネット上の一般W
ebサイトのようにアクセス者の認証をしないので、だ
れでも電子名刺認証システム230にアクセスできる。
電子名刺作成管理システム220にアクセスし、名刺格
納部224からそのユーザ個人の電子名刺ファイルをユ
ーザ端末11にダウンロードし、その表示装置に表示す
る。このとき電子名刺は、コンピユータ読み取り可能な
電子名刺としてネットワーク250上を伝送される。こ
の段階では正当な個人のみ電子名刺作成管理システム2
20にアクセス許可するために、ユーザの認証が必要で
ある。ユーザは取得した自分の電子名刺を顧客など他人
のユーザ端末11に転送することができる。他人が受け
取った電子名刺の真正性を確認する場合には、その電子
名刺から認証情報及び認証アクセス先情報を抽出し、ユ
ーザ端末11から電子名刺認証システム230に問い合
わせることによって認証結果を得ることができる。電子
名刺認証システム230は、インターネット上の一般W
ebサイトのようにアクセス者の認証をしないので、だ
れでも電子名刺認証システム230にアクセスできる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、人事異動とともに更新される
個人情報を基にして電子名刺を作成することができ、印
刷物の名刺を更新する時間と費用を削減することができ
る。また電子名刺が更新されるのと連動して認証情報デ
ータベースが更新されるとともに、電子名刺の受領者は
この認証情報データベースにアクセスすることによって
その電子名刺の真正性を容易に確認することができ、ビ
ジネスにおける信頼性向上にもつながる。
個人情報を基にして電子名刺を作成することができ、印
刷物の名刺を更新する時間と費用を削減することができ
る。また電子名刺が更新されるのと連動して認証情報デ
ータベースが更新されるとともに、電子名刺の受領者は
この認証情報データベースにアクセスすることによって
その電子名刺の真正性を容易に確認することができ、ビ
ジネスにおける信頼性向上にもつながる。
【図1】電子名刺の表示形式例を示す図である。
【図2】実施形態の電子名刺システムの全体構成図であ
る。
る。
【図3】実施形態の電子名刺認証システム230の構成
図である。
図である。
【図4】認証情報データベース231のデータ構成の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】実施形態の電子名刺認証システム230の処理
手順を示す図である。
手順を示す図である。
【図6】問合せ情報350の一例を示す図である。
【図7】認証履歴データベース340のデータ構成の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図8】実施形態の電子名刺作成管理システム220の
構成図である。
構成図である。
【図9】個人情報データベース221のデータ構成の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図10】名刺履歴データベース223のデータ構成の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図11】実施形態の電子名刺作成管理システム220
の処理手順を示す図である。
の処理手順を示す図である。
【図12】図10の名刺履歴データベース223のデー
タ更新後の状態を示す図である。
タ更新後の状態を示す図である。
【図13】図4の認証情報データベース231のデータ
更新後の状態を示す図である。
更新後の状態を示す図である。
11:ユーザ端末、13:電子名刺、210:電子名刺
システム、220:電子名刺作成管理システム、22
1:個人情報データベース、223:名刺履歴データベ
ース、224:名刺格納部、225:電子名刺作成管理
部、230:電子名刺認証システム、231:認証情報
データベース、235:電子名刺認証部
システム、220:電子名刺作成管理システム、22
1:個人情報データベース、223:名刺履歴データベ
ース、224:名刺格納部、225:電子名刺作成管理
部、230:電子名刺認証システム、231:認証情報
データベース、235:電子名刺認証部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G06K 19/10 B42D 15/02 521
// B42D 15/02 521 G06K 19/00 S
Fターム(参考) 2C005 MA03 MB01 MB10 SA02 SA05
SA12 SA14 SA22 SA25
5B035 AA14 BB09 BC01 CA06
5B058 CA01 KA02 KA04 KA08 KA31
YA20
5B075 KK07 ND04 UU08
Claims (5)
- 【請求項1】個人情報を表示可能なように保持するデー
タ構造を有する電子名刺であって、個人テキスト情報
と、画像情報と、前記画像情報中に透かし込まれた前記
電子名刺の識別子、前記個人テキスト情報の特徴値デー
タ及び前記電子名刺の真正性を認証する認証先のアドレ
スとを有するコンピュータ読み取り可能なデータ構造を
有する電子名刺の伝送媒体。 - 【請求項2】個人情報及びその更新日を格納する第1の
記憶手段を参照して特定の個人の個人情報及びその更新
日を取得し、過去に作成された電子名刺について個人ご
との履歴情報及びその作成日を格納する第2の記憶手段
を参照して前記個人に対応する前記履歴情報の前記作成
日を取得し、同一個人について前記更新日が前記作成日
より新しければ当該個人について前記個人情報に基づい
て電子名刺を作成して当該個人がアクセス可能な第3の
記憶手段に格納し、作成された電子名刺について前記第
2の記憶手段上に当該個人の履歴情報及びその作成日を
もつ情報を追加し、過去に作成された電子名刺ごとに名
刺識別子と当該電子名刺が最新名刺か旧名刺かを区分す
るコードを認証データとして格納する第4の記憶手段に
アクセスして前記個人に対応する前記認証データを最新
名刺から旧名刺に更新し、当該個人について新しく作成
された電子名刺に対応して前記コードを最新名刺とする
認証データを追加することを特徴とする電子名刺管理方
法。 - 【請求項3】前記名刺識別子を指定する前記電子名刺の
認証についての問合せ情報を受信し、前記第4の記憶手
段上の前記認証データを検索して前記問合せ情報中の前
記名刺識別子に該当する前記認証データが存在するか否
かを判定し、存在する場合には前記コードから該当する
電子名刺が最新名刺か旧名刺かを判定し、判定結果を問
合せ元に送信することを特徴とする請求項2記載の電子
名刺管理方法。 - 【請求項4】コンピュータに下記手順を実行させること
を特徴とするプログラム: (a)個人情報及びその更新日を格納する第1の記憶手
段を参照して特定の個人の個人情報及びその更新日を取
得する手順、(b)過去に作成された電子名刺について
個人ごとの履歴情報及びその作成日を格納する第2の記
憶手段を参照して前記個人に対応する前記履歴情報の前
記作成日を取得する手順、(c)同一個人について前記
更新日が前記作成日より新しければ当該個人について前
記個人情報に基づいて電子名刺を作成して当該個人がア
クセス可能な第3の記憶手段に格納する手順、(d)作
成された電子名刺について前記第2の記憶手段上に当該
個人の履歴情報及びその作成日をもつ情報を追加する手
順、(e)過去に作成された電子名刺ごとに名刺識別子
と当該電子名刺が最新名刺か旧名刺かを区分するコード
を認証データとして格納する第4の記憶手段にアクセス
して前記個人に対応する前記認証データを最新名刺から
旧名刺に更新する手順、および(f)当該個人について
新しく作成された電子名刺に対応して前記コードを最新
名刺とする認証データを追加する手順。 - 【請求項5】コンピュータにさらに下記手順を実行させ
ることを特徴とする請求項4記載のプログラム: (a)前記名刺識別子を指定する前記電子名刺の認証に
ついての問合せ情報を受信する手順、(b)前記第4の
記憶手段上の前記認証データを検索して前記問合せ情報
中の前記名刺識別子に該当する前記認証データが存在す
るか否かを判定する手順、(c)存在する場合には前記
コードから該当する電子名刺が最新名刺か旧名刺かを判
定する手順、および(d)判定結果を問合せ元に送信す
る手順。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001213211A JP2003030211A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 電子名刺、電子名刺管理方法及びそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001213211A JP2003030211A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 電子名刺、電子名刺管理方法及びそのプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003030211A true JP2003030211A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19048234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001213211A Pending JP2003030211A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 電子名刺、電子名刺管理方法及びそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003030211A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005297373A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Hitachi Ltd | 印刷物の信頼性判定方法 |
JP2007011779A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Microsoft Corp | 電子名刺交換システム及び方法 |
US8156330B2 (en) | 2004-09-29 | 2012-04-10 | Microsoft Corporation | Terminal for exchanging electronic business cards |
US8194099B2 (en) | 2004-10-06 | 2012-06-05 | Apple Inc. | Techniques for displaying digital images on a display |
JP2013516675A (ja) * | 2010-01-04 | 2013-05-13 | スマート ハブ ピーティーイー リミテッド | グローバルディレクトリサービスのためのシステム及び方法 |
US8456488B2 (en) | 2004-10-06 | 2013-06-04 | Apple Inc. | Displaying digital images using groups, stacks, and version sets |
JP2014174916A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Nomura Research Institute Ltd | 広告配信システム |
CN109993720A (zh) * | 2019-04-02 | 2019-07-09 | 孙文新 | 一种基于电子名片的企业信息宣传系统及宣传方法 |
CN111445557A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-07-24 | 中国建设银行股份有限公司 | 银行网点名片的自动生成方法及装置 |
JP2021043970A (ja) * | 2019-09-07 | 2021-03-18 | 株式会社デジタルアシスト | 電子名刺発行管理サーバー装置および電子名刺発行管理プログラム |
KR20210039712A (ko) * | 2019-10-02 | 2021-04-12 | 주식회사 비즈아이디블록 | 사용자 명함 관리 방법 및 시스템 |
-
2001
- 2001-07-13 JP JP2001213211A patent/JP2003030211A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005297373A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Hitachi Ltd | 印刷物の信頼性判定方法 |
JP4534561B2 (ja) * | 2004-04-13 | 2010-09-01 | 株式会社日立製作所 | 印刷物の信頼性判定方法 |
US8156330B2 (en) | 2004-09-29 | 2012-04-10 | Microsoft Corporation | Terminal for exchanging electronic business cards |
US8456488B2 (en) | 2004-10-06 | 2013-06-04 | Apple Inc. | Displaying digital images using groups, stacks, and version sets |
US8194099B2 (en) | 2004-10-06 | 2012-06-05 | Apple Inc. | Techniques for displaying digital images on a display |
US8005904B2 (en) | 2005-06-30 | 2011-08-23 | Microsoft Corporation | Electronic business card exchange system and method |
KR101224745B1 (ko) | 2005-06-30 | 2013-01-21 | 마이크로소프트 코포레이션 | 전자 명함 교환 시스템 및 방법 |
JP2007011779A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Microsoft Corp | 電子名刺交換システム及び方法 |
JP2013516675A (ja) * | 2010-01-04 | 2013-05-13 | スマート ハブ ピーティーイー リミテッド | グローバルディレクトリサービスのためのシステム及び方法 |
US9846858B2 (en) | 2010-01-04 | 2017-12-19 | Einnovations Holdings Pte. Ltd. | System and method for a global directory service |
JP2014174916A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Nomura Research Institute Ltd | 広告配信システム |
CN109993720A (zh) * | 2019-04-02 | 2019-07-09 | 孙文新 | 一种基于电子名片的企业信息宣传系统及宣传方法 |
JP2021043970A (ja) * | 2019-09-07 | 2021-03-18 | 株式会社デジタルアシスト | 電子名刺発行管理サーバー装置および電子名刺発行管理プログラム |
KR20210039712A (ko) * | 2019-10-02 | 2021-04-12 | 주식회사 비즈아이디블록 | 사용자 명함 관리 방법 및 시스템 |
KR102309919B1 (ko) * | 2019-10-02 | 2021-10-08 | 주식회사 비즈아이디블록 | 사용자 명함 관리 방법 및 시스템 |
CN111445557A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-07-24 | 中国建设银行股份有限公司 | 银行网点名片的自动生成方法及装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5987232A (en) | Verification server for use in authentication on networks | |
US8255464B2 (en) | Contact management system and method | |
CN1573765B (zh) | 数据处理系统、电子邮件系统、附加数据管理方法和程序 | |
KR101292878B1 (ko) | 정보갱신 시스템 | |
JP2019511758A (ja) | 文書情報の真正性検証のためのシステムおよび方法 | |
US20140173287A1 (en) | Identifier management method and system | |
US20050091490A1 (en) | Information storage server and information storage program | |
US20060075231A1 (en) | Terminal for exchanging electronic business cards | |
US20080030800A1 (en) | Electronic document management system | |
RU2576495C2 (ru) | Система и способ для глобальной службы каталогов | |
JP5685877B2 (ja) | サーバ装置、チケット情報表示プログラム、及び電子チケット提供方法等 | |
WO2001091452A1 (fr) | Procede, appareil et systeme de traitement d'image et support enregistre | |
JP2003030211A (ja) | 電子名刺、電子名刺管理方法及びそのプログラム | |
EP0762261A2 (en) | A verification server and authentication method for use in authentication on networks | |
JP6216187B2 (ja) | 情報処理システム、参照サーバ装置、情報処理方法、及びプログラム | |
JP2005107877A (ja) | 名刺、名刺情報管理システム、名刺情報管理方法、および、プログラム | |
JP4053948B2 (ja) | サーバへの接続権限の管理方法及び管理システム | |
JP4407436B2 (ja) | 画像出力装置および画像出力方法 | |
US7873834B2 (en) | Image forming apparatus, storage medium storing program for acquiring time stamp, digital data management system, and method for acquiring time stamp | |
JP7358574B2 (ja) | 認証システム、送信装置、受信装置、認証方法、及びプログラム | |
JP2000235569A (ja) | 電子文書の管理方法及び文書管理システム | |
JP2021103592A (ja) | 文書管理装置および文書管理方法 | |
US20060032912A1 (en) | Contact information management system and method | |
JP3818795B2 (ja) | 電子帳票処理方法 | |
US20010032212A1 (en) | Method for managing personal information |