JP2003026531A - 皮膜形成性化粧品組成物 - Google Patents
皮膜形成性化粧品組成物Info
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Abstract
水耐性を有する化粧品組成物を提案すること。 【解決手段】 温水で除去できる、ケラチン物質に適用
される皮膜を得るための、生理学的に許容可能な媒体を
含む組成物における、疎水性ポリマーと、20℃から70℃
の範囲の融点と0.3以下のIOB(無機/有機バランス)値
を有する非イオン性有機化合物との使用によって解決で
きる。さらに、生理学的に許容可能な媒体中に、少なく
とも一つの疎水性ポリマーと、20℃から70℃の範囲の融
点と0.3以下のIOB(無機/有機バランス)値を有する少
なくとも一つの非イオン性有機化合物とを含む組成物に
よって解決できる。
Description
皮膜を得るための、疎水性皮膜形成性ポリマーと特別な
有機化合物との使用に関する。
と特定の有機化合物とを含む、特にヒトの皮膚、睫毛、
眉毛、髪、及び爪のようなケラチン物質のためのメイク
アップまたは美容的ケア組成物に関し、並びにケラチン
物質のための美容的ケアまたはメイクアップ方法に関す
る。
唇のための製品、ブラッシャー、アイシャドウ、ファン
デーション、身体のためのメイクアップ製品、コンシー
ラー製品、爪のための製品、抗日光組成物、皮膚着色組
成物、またはスキンケア製品の形態で存在しても良い。
本発明は、とりわけマスカラに関する。
ションの形態のマスカラ組成物は、文献WO-A-95/15741
から知られている。しかしながら、これらの組成物で得
られるメイクアップ皮膜は、良好な耐水性を示さず、こ
の皮膜が水と接触した場合、例えば入浴またはシャワー
を浴びた場合、剥がれ落ちることによって、または目の
周りに広がることによって、前記皮膜は部分的に崩壊す
る。前記皮膜が剥がれ落ちることは、メイクアップの着
色の強度の実質的な減少を生じ、かくして消費者が新た
にマスカラを適用することを強制する。皮膜の広がりに
関しては、これはメイクアップが適用された領域の周辺
に非常に見苦しい輪郭を形成する。涙及び汗も、これら
の同じ欠点を引き起こす。
水性分散物中のアクリルポリマーを使用することが、文
献US-A-4 423 031から知られている。しかしながら前記
マスカラは、除去するのが困難であり、オイルまたは有
機溶媒に基づく特別なメイクアップ除去剤の使用を必要
とする。ここでこれらのメイクアップ除去剤は、眼に刺
激性であるかもしれず、それらは特に刺激を引き起こす
かもしれず、またはそれらは眼にベールを残すかもしれ
ず、若しくは、それらは眼の周辺の皮膚(まぶた)に不
快な脂っぽい残余の皮膜を残すかもしれない。
を避けるために、文献WO-A-96/33690に開示されるよう
に、水不溶性ポリマーと水溶性皮膜形成性ポリマーとを
含むマスカラが提案されており、石鹸と水を使用するこ
とが可能である。しかしながら、石鹸の使用は、刺激性
と眼に対するベールの沈着のため、眼に不快感を引き起
こすであろう。石鹸はまた、メイクアップの皮膜を溶か
し、次いでそれが眼の周りに広がり、見苦しい輪郭を形
成し、皮膚を染める。
ら50℃(雰囲気圧力で測定された温度)の範囲の温度
を有する水の使用は、従来知られているメイクアップ除
去剤の欠点を避けることを可能にするが、上記の冷水耐
性のマスカラ組成物は、温水では除去できない。
で除去することができ、同時に良好な冷水耐性を有する
化粧品組成物を提案することである。
組成物が、疎水性皮膜を形成可能な皮膜形成性ポリマー
と特定の脂肪物質とを使用して得ることができることを
発見した。ケラチン物質、特に睫毛に前記組成物を適用
した後、得られたメイクアップは、冷水、つまり例えば
入浴時の30℃以下の温度を有する水、及び/または
涙、及び/または汗に対して良好な耐性を示す。前記メ
イクアップは、特にコットンウールまたはガーゼで拭き
取ることによって、温水で容易に除去される:前記メイ
クアップは睫毛から容易に分離し、断片化せずに(さや
の形態で)または断片若しくは破片の形態で、睫毛から
除去される。かくして除去されたメイクアップは皮膚に
広がらず、それは眼の周りの輪郭の形成を避ける;メイ
クアップを除去した際に皮膚は染色されず、清潔を維持
する。前記メイクアップは、温水、特に石鹸のような洗
浄剤を含まない温水で非常に簡単に除去される。メイク
アップ除去のため、使用される温水は、35℃以上、特
に約35℃から50℃の範囲の温度にした水道水、脱鉱
水、または鉱水であっても良い。
る、ケラチン物質に適用される皮膜を得るための、疎水
性皮膜形成性ポリマーと、0.3以下のIOB(無機/有機バ
ランス)値を有する非イオン性有機化合物との使用であ
る。
な媒体に、少なくとも一つの疎水性皮膜形成性ポリマー
と、0.3以下のIOB(無機/有機バランス)値を有する少
なくとも一つの非イオン性有機化合物とを含む組成物で
ある。
及び/または温水で除去可能な、ケラチン物質に適用さ
れる皮膜を得るための、前述の組成物の使用である。
述の組成物の適用を含む、ケラチン物質のための美容ケ
アまたはメイクアップ方法である。
維持された温水で、前記メイクアップされたケラチン物
質をすすぐ工程を少なくとも一つ含む、前述の組成物で
メイクアップされたケラチン物質からメイクアップを除
去するための美容方法である。
体」は、化粧品媒体のような、ケラチン物質と適合可能
な媒体を意味するように解されるべきである。
成物の全重量に対して0.5重量%未満の量で、ほとんど
乳化剤(界面活性剤)含まないか、または全く乳化剤を
含まない。かくして前記組成物は、冷水に対する良好な
耐性を有する。用語、「乳化剤」は、10以上のHLB(親
水性−親油性バランス)を有する非イオン性両親媒性化
合物、及び50g/mol以上のモル質量を有する対イオンを
含む親水性部分を有するイオン性両親媒性化合物から選
択されるあらゆる両親媒性化合物を意味する。
(無機/有機バランス)値を有する有機化合物を使用し
て、温水での皮膜のメイクアップ除去が得られる。この
特定の有機化合物は、ポリマー皮膜をより水感受性にす
る:メイクアップ皮膜は、温水と接触する、そして例え
ば指または布若しくはコットンウールでそれを拭き取る
ことによってもろくなり、皮膜は迅速に崩壊し、または
その支持体から剥ぎ取られる。
融点を有する。この融点は、いずれかの周知の方法によ
って、特に示差走査熱量計(DSC)によって測定されても
良い。
ら0.3の範囲、とりわけ0.1から0.2の範囲のIOB(無機/
有機バランス)値を有する。
物」は、それ自体として前記IOB値を有する炭素ベース
の有機化合物、または炭素ベースの有機化合物の混合物
で、前記IOB値を有する混合物を意味する。前記混合物
において、各有機化合物は、前述のように20℃から70℃
の融点を有する。有利には、3以下のIOB値を有する前
記有機化合物は、前記IOB値を有する単一の有機化合物
である。
特定数の文献から当業者に知られている: (1)"Prediction of organic compounds by a conceptio
nal diagram", A. FUJITA Pharm. Bull 2, 163-173 (19
54) (2)Kaniya Shotenによって出版された、"Organic Analy
sis" Fujita (1930) (3)"Prediction of Organic Compounds and Organic Co
nceptional Diagram" A.Fujita (Kagaku-no-Ryoiki 11-
10)" (1957), pp. 719-725, (4)Kazama Shotenによって出版された、"Systematic Or
ganic Qualitative Analysis (Book of Purified Subst
ances)" Fujita and Akatsuka (1970), p. 487 (5)Sankyo Shuppanによって出版された、"Organic Conc
eptional Diagram, ItsFundamentals and application
s", Koda (1984), p. 227 (6)Nippon Emulsion K.Kによって出版された、"Design
of Emulsion Formulations by use of Organic Concept
ional Diagram" (1985), p. 98, Yaguchi (7)R.H. Ewell, J.M. Harrison, L. Berg.: Ind. Eng.
Chem. 36, 871 (1944), (8)EP-A-985404。
化合物の無機値の比に対応する:IOB=無機値/有機
値。
ン基が単位として考慮され、炭素原子の数によって評価
される。炭素原子、または-CH3、-CH2-若しくは=CH-基
は、20の値として計算される(単位のない値)。水素原
子は考慮されない。前記有機化合物における環、分枝、
またはエチレン性若しくはアセチレン性不飽和の存在
は、文献、特に前述の参考文献(1)の167頁において知ら
れている対応する有機値に従って、化合物の有機値を計
算する際に考慮される。
キシル基がスタンダードな基として考慮され、それに対
して100の無機値が与えられる。この100の恣意的な値
は、アルカン中の炭素原子数の関数としてのアルカンシ
リーズに対する沸点曲線と、アルカンに対する直鎖状飽
和第一級モノアルコール類似体についての沸点曲線の間
の距離に対して相関する。
ずれかの原子、及びもっぱら炭素及び/または水素のみ
で形成される原子のグループ以外のあらゆる原子の基)
の無機値(Ixとして表される)は、グラフによって決定
される。この値Ixは、第一に直鎖状アルカンの沸点(b.
p.)と、置換基Xで置換された前記直鎖状アルカンの類似
体の沸点(b.p.x)を測定し、次いで差ΔTx=b.p.x-b.p.を
計算し、第二に第一級アルコール基で置換された類似体
の沸点(b.p.OH)を測定し、次いで差ΔTOH=b.p. OH-b.p.
を計算することによって計算される。値Ixは差ΔTOHに
対する差ΔTxの比に等しく、前記比は全て、100に等し
いヒドロキシル基の無機値によって掛け算される。
の参考文献に記載されている。化合物の無機値は、前記
化合物に存在する置換基(または置換基の全て)の無機
値を加えることによって計算される。例えば置換基-Cl
または-Fのような特定の置換基は、前述の参考文献(1)
の167頁に示されている通り、有機値と無機値の両者を
有する。
前記有機化合物の有機値の合計に対する、混合物中の前
記有機化合物の無機値の合計の比に等しい。
の範囲、好ましくは330から500の範囲の有機値を有す
る。
(特に0から110の範囲)、有利には50から80の範囲の
無機値を有する。
36の炭素原子を含むエステル、及び18から36の炭素原子
を含むモノアルコールから選択されて良い。
る、ケラチン物質に適用される皮膜を得るための、疎水
性皮膜形成性ポリマーと、18から36の炭素原子を含むエ
ステル及び18から36の炭素原子を含むモノアルコールか
ら選択される有機化合物との使用である。
な媒体に、少なくとも一つの疎水性皮膜形成性ポリマー
と、18から36の炭素原子を含むエステル及び18から36の
炭素原子を含むモノアルコールから選択される少なくと
も一つの有機化合物とを含む組成物である。
て、ブチルステアラート(IOB=0.136;有機値=440;
無機値=60)、セチルパルミタート(IOB=0.094;有機
値=640;無機値=60)、メチルパルミタート(IOB=0.
176;有機値=340;無機値=60)、メチルステアラート
(IOB=0.158;有機値=380;無機値=60)、ステアリ
ルアルコール(IOB=0.278;有機値=360;無機値=10
0)が挙げられる。
0の範囲の分子量を有して良い。
て0.1から20重量%の範囲、好ましくは0.5から15重量%
の範囲、より好ましくは1から10重量%の範囲の含量
で、組成物中に存在して良い。
皮膜を形成可能な皮膜形成性ポリマーを含む。この出願
において、用語、「皮膜形成性ポリマー」は、それ自体
でまたは皮膜形成助剤の存在下で、支持体、特にケラチ
ン物質に接着する連続的な皮膜を形成可能であるポリマ
ーを意味する。用語、「疎水性皮膜を形成可能な皮膜形
成性ポリマー」は、25℃で水中に1重量%未満の溶解性
を有する皮膜を有するポリマーを意味する。
ー、特にフリーラジカルポリマーまたは重縮合物、及び
天然起源のポリマー、並びにそれらの混合物から選択さ
れて良い。
ー」は、不飽和、特にエチレン性不飽和を含むモノマー
の重合によって得られるポリマー(同様に重縮合物)を
意味する。フリーラジカルタイプの皮膜形成性ポリマー
は、特にビニルポリマーまたはコポリマー、特にアクリ
ルポリマーであっても良い。
一つの酸性基を含むエチレン不飽和を有するモノマー、
及び/またはこれらの酸モノマーのエステル、及び/ま
たはこれらの酸モノマーのアミドの重合から生じても良
い。
酸、メタクリル酸、クロトン酸、リンゴ酸、またはイタ
コン酸のようなα,β-エチレン性不飽和化カルボン酸を
使用することが可能である。好ましくは(メタ)アクリ
ル酸及びクロトン酸が使用され、より好ましくは(メ
タ)アクリル酸が使用される。
ル酸エステル((メタ)アクリラートとしても称され
る)、特にアルキル(メタ)アクリラート、特に直鎖
状、分枝状または環状であっても良いC1−C30アル
キル、好ましくはC1−C20アリール(メタ)アクリ
ラート、特にC6−C10アリール及びヒドロキシアル
キル(メタ)アクリラート、特にC2−C6ヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリラートから有利には選択され
る。アルキル(メタ)アクリラートの中では、メチルメ
タクリラート、エチルメタクリラート、ブチルメタクリ
ラート、イソブチルメタクリラート、2-エチルヘキシル
メタクリラート、ラウリルメタクリラート、及びシクロ
ヘキシル(メタ)アクリラートが挙げられる。ヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリラートの中では、ヒドロキシ
エチルアクリラート、2-ヒドロキシプロピルアクリラー
ト、ヒドロキシエチルメタクリラート、及び2-ヒドロキ
シプロピルメタクリラートが挙げられる。アリール(メ
タ)アクリラートの中では、ベンジルアクリラート及び
フェニルアクリラートが挙げられる。特に好ましい(メ
タ)アクリル酸エステルは、アルキル(メタ)アクリラ
ートである。
は、フッ素化または過フッ素化のいずれかがなされてい
ても良く、つまり前記アルキル基の水素原子のいくつか
または全てが、フッ素原子で置換されていてもよい。
タ)アクリルアミド、特にN-アルキル(メタ)アクリル
アミド、特にC1−C20アルキル(メタ)アクリルア
ミドが挙げられる。N-アルキル(メタ)アクリルアミド
の中では、N-エチルアクリルアミド、N-t-ブチルアクリ
ルアミド、N-t-オクチルアクリルアミド、及びN-ウンデ
シルアクリルアミドが挙げられる。
テル、オレフィン(フルオロオレフィンを含む)、ビニ
ルエーテル、及びスチレンモノマーから選択される少な
くとも一つのモノマーのホモ重合または共重合から生じ
ても良い。特にこれらのモノマーは、前述のもののよう
な、酸モノマー、及び/またはそのエステル、及び/ま
たはそのアミドと重合化されても良い。ビニルエステル
の例は、ビニルアセタート、ビニルネオデカノアート、
ビニルピバラート、ビニルベンゾアート、及びビニルt-
ブチルベンゾアートが挙げられる。オレフィンの中で
は、エチレン、プロピレン、ブテン、イソブテン、オク
テン、オクタデセン、及びテトラフルオロエチレン、ビ
ニリデンフルオリド、ヘキサフルオロプロペン、または
クロロトリフルオロエチレンのようなポリフッ素化オレ
フィンが挙げられる。
チルスチレンが挙げられる。
合物としては、ポリウレタン、特にアニオン性、カチオ
ン性、非イオン性または両性ポリウレタン、ポリウレタ
ン−アクリル酸、ポリウレタン−ポリビニルピロリド
ン、ポリエステル−ポリウレタン、ポリエーテル−ポリ
ウレタン、ポリウレア、及びポリウレア−ポリウレタ
ン、並びにそれらの混合物が使用できる。皮膜形成性ポ
リウレタンは、例えば単独で若しくは混合物として以下
のものを含む、脂肪族、環状、または芳香族ポリウレタ
ン、ポリウレア/ウレタン、またはポリウレアコポリマ
ーであっても良い:− 少なくとも一つの脂肪族及び/
または環状及び/または芳香族ポリエステル起源の配
列、及び/または− 少なくとも一つの分枝状または非
分枝状シリコーン配列、例えばポリジメチルシロキサン
またはポリメチルフェニルシロキサン、及び/または−
少なくとも一つのフッ素化基を含む配列。
ル、ポリエステルアミド、脂肪鎖ポリエステル、ポリア
ミド及びエポキシエステル樹脂、ホルムアルデヒドとア
リールスルホンアミドとの縮合から生じる樹脂、及びア
リールスルホンアミド−エポキシ樹脂が挙げられる。
ル、特にジオールと重縮合することによって公知の態様
で得られても良い。ジカルボン酸は、脂肪族、脂環式、
または芳香族であっても良い。そのような酸の例は、以
下のものが挙げられる:シュウ酸、マロン酸、ジメチル
マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリ
ン酸、2,2-ジメチルグルタル酸、アゼライン酸、スベリ
ン酸、セバシン酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン
酸、フタル酸、ドデカンジオン酸、1,3-シクロヘキサン
ジカルボン酸、1,4-シクロヘキサンジカルボン酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、ジグリコール酸、チオジプロ
ピオン酸、2,5-ナフタレンジカルボン酸、または2,6-ナ
フタレンジカルボン酸。これらのジカルボン酸モノマー
は、単独でまたは少なくとも二つのジカルボン酸モノマ
ーの混合物として使用されても良い。これらのモノマー
の中では、フタル酸、イソフタル酸及びテレフタル酸が
好ましくは選択される。
ジオールから選択されて良い。使用されるジオールは、
好ましくは以下のものから選択される:エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,3-プロパンジオール、シクロヘキサンジメタノー
ル、及び4-ブタンジオール。使用できる他のポリオール
は、グリセロール、ペンタエリスリトール、ソルビトー
ル、及びトリメチロールプロパンである。
たはアミノアルコールとの重縮合によって、ポリエステ
ルのものと同様な態様で得られて良い。使用できるジア
ミンは、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、
メタ-フェニレンジアミン、パラ-フェニレンジアミンを
含む。使用できるアミノアルコールは、モノエタノール
アミンである。
基を有する少なくとも一つのモノマーを含んでも良く、
ここでMは水素原子、アンモニウムイオンNH4 +、または
例えばNa+、Li+、K+、Mg2+、Ca2+、Cu2+、Fe2+またはFe
3+イオンのような金属イオンを表す。そのような-SO3M
基を含む二官能性芳香族モノマーが、特に使用されても
良い。
香族モノマーの芳香族核は、例えばベンゼン、ナフタレ
ン、アントラセン、ビフェニル、オキシビフェニル、ス
ルホニルビフェニル、及びメチレンビフェニル核から選
択されて良い。-SO3M基を有する二官能性芳香族モノマ
ーの例は、以下のものを含む:スルホイソフタル酸、ス
ルホテレフタル酸、スルホフタル酸、4-スルホナフタレ
ン-2,7-ジカルボン酸。本発明の主題である組成物にお
いて、イソフタラート/スルホイソフタラートに基づく
コポリマー、とりわけジエチレングリコール、シクロヘ
キサンジメタノール、イソフタル酸、またはスルホイソ
フタル酸の縮合によって得られるコポリマーを使用する
ことが好ましい。そのようなポリマーは、例えばEastma
n Chemical Products社によりEastman(登録商標)AQの下
で販売されている。
ー、例えばポリオルガノポリシロキサンであっても良
い。
ーは、セラック樹脂、サンダラックゴム、ダンマル樹
脂、エレミゴム、コーパル樹脂、及びニトロセルロー
ス、セルロースアセタート、セルロースアセトブチラー
ト、セルロースアセトプロピオナート、またはエチルセ
ルロースのようなセルロースポリマー、並びにそれらの
混合物から選択されて良い。
ば、第一のポリマーは、水性媒体中に分散した固体の粒
子の形態で存在しても良い。一般的にラテックスまたは
シュードラテックスとして知られている、用語、「水性
分散物中の粒子の形態のポリマー」は、粒子の形態のポ
リマーが直接分散されている、水と任意に水溶性化合物
とを含む相を意味する。
10nmから500nm、好ましくは20nmから300nmであって良
い。
水と水混和性溶媒、例えば1から5の炭素原子を含む低
級モノアルコール、2から8の炭素原子を含むグリコー
ル、C3−C4ケトン、またはC2−C4アルデヒド、
との混合物を含んでも良い。実際に、それは組成物の全
重量に対して5から94.9重量%までを占める。
マーは、Avecia-Neoresins社によりNeocryl(登録商標)X
K-90、Neocryl(登録商標)A-1070、Neocryl(登録商標)A-
1090、Neocryl(登録商標)BT-62、Neocryl(登録商標)A-1
079、及びNeocryl(登録商標)A-523、Dow Chemical社に
よりDow Latex(登録商標)432の名称で販売されているア
クリルポリマー、またはGoodrich社によりAvalure(登録
商標)UR-405、Avalure(登録商標)UR-410、Avalure(登録
商標)UR-425、及びSancure(登録商標)2060の名称で販売
されているポリエステル−ポリウレタン、Goodrich社に
よりSancure(登録商標)878及びAvalure(登録商標)UR-45
0、及びICI社によりNeorez(登録商標)R-970の名称で販
売されているポリエーテル−ポリウレタン、及びAvecia
-Neoresins社によりNeorez(登録商標)R-989の名称で販
売されているポリウレタン−アクリル酸のようなポリウ
レタンを含む。
のこれらのポリマーを維持するように調節されることを
確保することに注意して、「アルカリ可溶性」ポリマー
を使用することも可能である。
ーの粒子での皮膜の形成を促進する、皮膜形成助剤を含
んでも良い。そのような皮膜形成剤は、所望の機能を実
現することが可能である当業者に公知のあらゆる化合物
から選択されて良く、可塑剤及び結合剤から特に選択さ
れても良い。
ば、前記皮膜形成性ポリマーは、液体脂肪相に分散した
表面安定化粒子の形態で存在しても良い。
発性液体脂肪相と混合した、揮発性液体脂肪相を含む。
皮膚から蒸発可能であるいずれかの非水性媒体を意味す
る。この揮発性相は特に、室温且つ雰囲気圧力で、10-3
から300mmHg(0.13Paから40,000Pa)の範囲の蒸気圧を有
する油を含む。
安定な混合物を形成することを条件に、且つ企図される
使用に適合可能であることを条件に、単独でまたは混合
物として、鉱物、動物、植物、または合成起源の油、炭
素ベースの油、炭化水素ベースの油、フルオロ油、及び
/またはシリコーン油から特に選択される、いずれかの
生理学的に許容可能で、特に化粧品的に許容可能な油か
らなっても良い。
重量に対して5から98重量%、好ましくは20から85重量
%を占めて良い。非揮発性部分は、組成物の全重量の0
から80%(特に0.1から80%)、より好ましくは1から5
0%を占めて良い。
としては、脂肪酸エステル、高級脂肪酸、高級脂肪アル
コール、フェニルトリメチコーンのような任意にフェニ
ル化されたポリジメチルシロキサン(PDMS)が挙げられ、
それらはフッ素化されても良く、任意にヒドロキシル、
チオール、及び/またはアミン基のような官能基で置換
されてもよい;また、脂肪族基及び/または芳香族基で
任意に置換された、;脂肪酸、脂肪アルコール、または
ポリオキシアルキレンで変性されたポリシロキサン、フ
ルオロシリコーン、及びパーフルオロ油が挙げられる。
油を使用しても良い。これらの油の蒸発の後、非粘着性
の柔軟な皮膜形成性沈着物が得られる。これらの揮発性
油はまた、睫毛のようなケラチン繊維に組成物を適用す
ることをより容易にする。
油、またはシリコン鎖の末端に若しくは鎖に対してペン
ダント状に、アルキル若しくはアルコキシ基を任意に含
むシリコーン油であることができる。
て、2から7のケイ素原子を含む直鎖状または環状のシ
リコーンが挙げられ、これらのシリコーンは、1から10
の炭素原子を含むアルキルまたはアルコキシ基を任意に
含む。オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチ
ルシクロペンタシロキサン、ヘキサデカメチルシクロヘ
キサシロキサン、ヘプタメチルヘキシルトリシロキサ
ン、及びヘプタメチルオクチルトリシロキサンが特に挙
げられる。
及びPermetylsのようなC8−C16イソパラフィン、
特にイソドデカンが挙げられる。
して5から94.9%、より好ましくは20から85%の範囲の
含量で、組成物中に存在できる。
液体脂肪相は、以下のものを含む群から選択される: − 17(MPa)1/2未満のHansen溶解性スペースに従ったグ
ローバル溶解性パラメーターを有する非水性液体化合
物、 − または20(MPa)1/2以下のHansen溶解性スペースに従
ったグローバル溶解性パラメーターを有するモノアルコ
ール、 − またはこれらの混合物。
溶解性パラメーターδグローバルは、出版物"Polymer H
andbook", 第3版, 第VII章, 第519-559頁における、Er
ic A. Grulkeによる記事"Solubility parameter value
s"において、以下の関係式によって定義される: δ=(dD 2+dP 2+dH 2)1/2 式中 − dDは、分子衝突の間で誘導される双極子の形成か
ら生じるロンドン分散力を特徴付け、 − dPは、永久双極子の間のデバイ相互力を特徴付
け、 − dHは、特別な相互作用の力を特徴付ける(水素結
合、酸/塩基結合、ドナー/アクセプター結合等)。Ha
nsenによる三次元溶解性スペースにおける溶媒の定義
は、C. M. Hansen: "The three-dimensional solubilit
y parameters", J.Paint Technol. 39, 105 (1967)によ
って文献に記載されている。
ば特許出願EP-A-749 747に挙げられている。使用できる
非水性媒体は、L. V. M. H.の文献FR-A-2 710 646に開
示されたものである。
うな、ポリマーを構成するモノマーの性質、及び/また
は安定剤の性質に基づいて、当業者により実施される。
示されたように製造されても良い。重合は分散物中で実
施されても良く、つまり、形成されるようなポリマー
を、安定剤で形成された粒子の保護で沈降しても良い。
子は、好ましくは5nmから600nm、より好ましくは50nmか
ら250nmの範囲のサイズを有する。
の、ブロックポリマー、グラフト化ポリマー、及び/ま
たはランダムポリマーであっても良い安定剤によって表
面安定化される。
ースの鎖でグラフト化されたシリコーンポリマー;シリ
コーン鎖でグラフト化された炭化水素ベースのポリマー
が挙げられる。
ヒドロキシステアリン酸)タイプの可溶性グラフトを有
する、ポリアクリル酸タイプの不溶性骨格を有するグラ
フト化コポリマーである。
も一つのブロックと、フリーラジカルポリマーの少なく
とも一つのブロックとを含むグラフト化ブロックコポリ
マーまたはブロックコポリマーが使用されても良く、例
えば非水性媒体がシリコーン媒体である場合には、特に
アクリル酸/シリコーンタイプのグラフト化コポリマー
が使用されても良い。
の少なくとも一つのブロックと、ポリエーテルの少なく
とも一つのブロックとを含むグラフト化ブロックコポリ
マーまたはブロックコポリマーから選択されても良い。
ポリオルガノポリシロキサンブロックは、特にポリジメ
チルシロキサンまたはポリ(C2−C18)アルキルメ
チルシロキサンであっても良い;ポリエーテルブロック
は、ポリ(C2−C1 8)アルキレン、特にポリオキシ
エチレン及び/またはポリオキシプロピレンであっても
良い。特にジメチコーンコポリオールまたは(C2−C
18)アルキルメチコーンコポリオールが使用されても
良い。例えば、Dow Corning社により"Dow Corning 3225
C"の名称で販売されるジメチコーンコポリオール、また
はDow Corning社により"Dow Corning Q2-5200"の名称で
販売されるラウリルメチコーンコポリオールを使用する
ことが可能である。
またはブロックコポリマーは、エチレン、ブタジエン、
またはイソプレンのような一つまたは二つ以上の任意に
共役したエチレン性結合を含む少なくとも一つのエチレ
ン性モノマーの重合から生じる少なくとも一つのブロッ
クと、少なくとも一つのスチレンポリマーのブロックを
含むコポリマーを含む。エチレン性モノマーが、いくつ
かの任意に共役したエチレン性結合を含む場合、重合の
後の残余のエチレン性不飽和は、一般的に水素化され
る。かくして、公知の態様では、イソプレンの重合は、
水素化の後、エチレン−プロピレンブロックの形成を導
き、ブタジエンの重合は、水素化の後、エチレン−ブチ
レンブロックの形成を導く。これらのブロックコポリマ
ーの中では、BASF社により"Luvitol HSB"の名称で販売
されているもののような、ポリスチレン/ポリイソプレ
ンまたはポリスチレン/ポリブタジエンのような「ジブ
ロック」または「トリブロック」タイプのコポリマー、
Shell Chemical Co.により"Kraton"の名称で販売される
もののようなポリスチレン/コポリ(エチレン−プロピ
レン)タイプのコポリマー、またはポリスチレン/コポ
リ(エチレン/ブチレン)タイプのコポリマーが挙げら
れる。
くとも一つのエチレン性モノマーの重合から生じる少な
くとも一つのブロックと、メチルメタクリラートのよう
なアクリルポリマーの少なくとも一つのブロックとを含
むグラフト化ブロックコポリマーまたはブロックコポリ
マーとして、ポリ(メチルメタクリラート)/ポリイソ
ブチレンジブロックまたはトリブロックコポリマー、ま
たはポリ(メチルメタクリラート)骨格とポリイソブチ
レングラフトとを含むグラフト化コポリマーが挙げられ
る。
合から生じる少なくとも一つのブロックと、C2−C
18ポリオキシアルキレン、特にポリオキシエチレン及
び/またはポリオキシプロピレンのようなポリエーテル
の少なくとも一つのブロックとを含むグラフト化ブロッ
クコポリマーまたはブロックコポリマーは、ポリオキシ
エチレン/ポリブタジエンまたはポリオキシエチレン/
ポリイソブチレンジブロックまたはトリブロックコポリ
マーが挙げられる。
と、C8−C30アルキル(メタ)アクリラートのコポ
リマーを使用することも可能である。特にステアリルメ
タクリラート/メチルメタクリラートコポリマーが挙げ
られる。
うに、安定剤として、グラフト化ポリマーまたはブロッ
クポリマーのいずれかを使用することが好ましい。この
理由は、合成溶媒中に不溶性であるブロックまたはグラ
フトが、粒子の表面でより大きな適用範囲を提供するた
めである。
ン油を含む場合、安定剤は好ましくは、ポリオルガノシ
ロキサンタイプの少なくとも一つのブロックと、フリー
ラジカルポリマーまたはポリエーテルまたはポリエステ
ルの少なくとも一つのブロック、例えばポリオキシ(C
2−C18)アルキレンブロック、特にポリオキシプロ
ピレン化及び/またはポリオキシエチレン化ブロックと
を含むグラフト化ブロックコポリマーまたはブロックコ
ポリマーからなる群から選択される。
合、安定剤は好ましくは、以下のものからなる群から選
択される: − (a)ポリオルガノシロキサンタイプの少なくとも一
つのブロックと、フリージカルポリマーまたはポリエー
テルまたはポリエステルの少なくとも一つのブロックと
を含む、グラフト化ブロックコポリマーまたはブロック
コポリマー、 − (b)C1−C4アルキルアクリラートまたはメタク
リラートと、C8−C3 0アルキルアクリラートまたは
メタクリラートとのコポリマー、 − (c)共役したエチレン性結合を含む少なくとも一つ
のエチレン性モノマーの重合から生じる少なくとも一つ
のブロックと、ビニル若しくはアクリルポリマーまたは
ポリエーテルまたはポリエステルの少なくとも一つのブ
ロックとを含む、グラフト化ブロックコポリマーまたは
ブロックコポリマー、またはそれらの混合物。
しくは使用される。
ば、第二の皮膜形成性ポリマーは、前述のような液体脂
肪相において溶解した形態で存在しても良く、脂溶性ポ
リマーとも称される。
対応するポリマーが挙げられる:
枝状の、飽和炭化水素ベースの鎖を表し; − R2は、以下のものからなる群から得られる基を表
し; a)−O−CO−R4、ここでR4は、R1と同じ意味を
有するが、同じコポリマー中ではR1と異なる、 b)−CH2−R5、ここでR5は、5から25の炭素原子
を含む直鎖状または分枝状の、飽和炭化水素ベースの鎖
を表す、 c)−O−R6、ここでR6は、2から18の炭素原子を含
む飽和炭化水素ベースの鎖を表す、及び d)−CH2−O−CO−R7、ここでR7は、1から19
の炭素原子を含む直鎖状または分枝状の、飽和炭化水素
ベースの鎖を表す、 − R3は、R2がa)、b)またはc)の基を表す場合、水
素原子を表し、またはR 3は、R2がd)の基を表す場
合、メチル基を表し、前記コポリマーは、飽和または分
枝状炭化水素ベースの鎖が少なくとも7の炭素原子を含
む(Ia)単位または(Ib)単位から由来する少なく
とも一つのモノマーの少なくとも15重量%からなること
を必要とする。
のビニルエステル(Ia単位に対応する)と、α−オレ
フィン、アルキルビニルエーテル、またはアリル性もし
くはメタリル性エステルであっても良い少なくとも一つ
の他のモノマー(Ib単位に対応する)の共重合から生
ずる。
CH2−R5、−O−R6、または−CH2−O−CO
−R7基から選択される場合、式(I)のコポリマー
は、50mol%から95mol%の少なくとも一つの(Ia)単位
と、5mol%から50mol%の少なくとも一つの(Ib)単位
からなっても良い。
一つのビニルエステルと、第一のエステルとは異なる少
なくとも一つの他のビニルエステルとの共重合から生じ
ても良い。この場合、これらのコポリマーは、10mol%か
ら90mol%の少なくとも一つの(Ia)単位と、R2が−
O−CO−R4を表す10mol%から90mol%の少なくとも一
つの(Ib)単位からなっても良い。
O−R4である式(Ib)の単位を導くビニルエステル
の中では、ビニルアセタート、ビニルプロピオナート、
ビニルブタノアート、ビニルオクタノアート、ビニルデ
カノアート、ビニルラウラート、ビニルステアラート、
ビニルイソステアラート、ビニル2,2-ジメチルオクタノ
アート、及びビニルジメチルプロピオナートが挙げられ
る。
単位を導くα−オレフィンの中では、1-オクテン、1-ド
デセン、1-オクタデセン、及び1-エイコセン、並びに22
から28の炭素原子を含むα−オレフィンの混合物が挙げ
られる。
を導くアルキルビニルエーテルの中では、エチルビニル
エーテル、n-ブチルビニルエーテル、イソブチルビニル
エーテル、デシルビニルエーテル、ドデシルビニルエー
テル、セチルビニルエーテル、及びオクタデシルビニル
エーテルが挙げられる。
(Ib)の単位を導くアリル性またはメタリル性エステ
ルの中では、アリル及びメタリルアセタート、プロピオ
ナート、ジメチルプロピオナート、ブチラート、へキサ
ノアート、オクタノアート、デカノアート、ラウラー
ト、2,2-ジメチルペンタノアート、ステアラート、及び
エイコサノアートが挙げられる。
質的に増大することを企図する特定のタイプの架橋剤を
使用して架橋されても良い。
剤は、ビニルタイプまたはアリル若しくはメタリルタイ
プのいずれかであっても良い。これらの架橋剤の中で
は、テトラアリルオキシエタン、ジビニルベンゼン、ジ
ビニルオクタンジオアート、ジビニルドデカンジオアー
ト、及びジビニルオクタデカンジオアートが特に挙げら
れる。
(I)の各種のコポリマーの中では、以下のコポリマー
が挙げられる:ビニルアセタート/アリルステアラー
ト、ビニルアセタート/ビニルラウラート、ビニルアセ
タート/ビニルステアラート、ビニルアセタート/オク
タデセン、ビニルアセタート/オクタデシルビニルエー
テル、ビニルプロピオナート/アリルラウラート、ビニ
ルプロピオナート/ビニルラウラート、ビニルステアラ
ート/1-オクタデセン、ビニルアセタート/1-ドデセ
ン、ビニルステアラート/エチルビニルエーテル、ビニ
ルプロピオナート/セチルビニルエーテル、ビニルステ
アラート/アリルアセタート、ビニル2,2-ジメチルオク
タノアート/ビニルラウラート、アリル2,2-ジメチルペ
ンタノアート/ビニルラウラート、ビニルジメチルプロ
ピオナート/ビニルステアラート、アリルジメチルプロ
ピオナート/ビニルステアラート、0.2%ジビニルベンゼ
ンで架橋されたビニルプロピオナート/ビニルステアラ
ート、0.2%ジビニルベンゼンで架橋されたビニルジメチ
ルプロピオナート/ビニルラウラート、0.2%テトラアリ
ルオキシエタンで架橋されたビニルアセタート/オクタ
デシルビニルエーテル、0.2%ジビニルベンゼンで架橋さ
れたビニルアセタート/アリルステアラート、0.2%ジビ
ニルベンゼンで架橋されたビニルアセタート/1-オクタ
デセン、並びに0.2%ジビニルベンゼンで架橋されたアリ
ルプロピオナート/アリルステアラート。
脂溶性ホモポリマー、特に9から23の炭素原子を含むビ
ニルエステルの、またはアルキル基が10から20の炭素原
子を含むアルキルアクリラートまたはメタクリラートの
ホモ重合から生じるものが含まれる。
ニルステアラート、ジビニルベンゼン、ジアリルエーテ
ル、またはジアリルフタラートで架橋されたポリビニル
ステアラート、ポリステアリル(メタ)アクリラート、
ポリビニルラウラート、またはポリラウリル(メタ)ア
クリラートから選択されても良く、これらのポリ(メ
タ)アクリラートは、エチレングリコールジメタクリラ
ートまたはテトラエチレングリコールジメタクリラート
の補助の下で架橋されても良い。
は知られており、特に特許出願FR-A-2 232 303に開示さ
れている;それらは、2000から500,000、好ましくは400
0から200,000の範囲の重量平均分子量を有しても良い。
マーとしては、ポリアルキレン、特にa)に記載されたポ
リオレフィンワックス以外のC2−C20アルキレンコ
ポリマー、例えばポリブテン、直鎖状または分枝状の、
飽和または不飽和のC1からC8アルキル基を有するア
ルキルセルロース、例えばエチルセルロース及びプロピ
ルセルロース、ビニルピロリドン(VP)コポリマー、特に
ビニルピロリドンとC 2からC40の、より好ましくは
C3からC20のアルケンとのコポリマーか挙げられ
る。本発明で使用できるVPコポリマーの例として、VP/
ビニルアセタート、VP/エチルメタクリラート、ブチル
化ポリビニルピロリドン(PVP)、VP/エチルメタクリラ
ート/メタクリル酸、VP/エイコセン、VP/ヘキサデセ
ン、VP/トリアコンテン、VP/スチレン、またはVP/ア
クリル酸/ラウリルメタクリラートコポリマーが挙げら
れる。
量に対して5から60重量%、好ましくは10から45重量
%、より好ましくは15から35重量%範囲の固体含量で存
在しても良い。
成性ポリマーは、20から0.1、好ましくは10から0.5、よ
り好ましくは8から1の範囲の疎水性皮膜形成性ポリマ
ー/有機化合物重量比で、組成物中に存在しても良い。
に対して0.01%から50%の割合で、少なくとも一つの染
料、例えば微粉状化合物及び/または脂溶性色素を含ん
でも良い。微粉状化合物は、化粧品組成物中で通常使用
される顔料及び/または真珠光沢剤から選択されて良
い。有利には、微粉状化合物は、組成物の全重量の0.1
から25%、より好ましくは1から20%を占める。
鉱物及び/または有機のものでも良い。鉱物顔料の中で
は、任意に表面処理された二酸化チタン、酸化ジルコニ
ウム、及び酸化セリウム、並びに酸化鉄、酸化クロム、
マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、水和ク
ロム、及びフェリックブルーが挙げられる。有機顔料の
中では、カーボンブラック、D&Cタイプの顔料、及び
コチニールカルミン、またはバリウム、ストロンチウ
ム、カルシウム、若しくはアルミニウムに基づくレーキ
が挙げられる。
化ビスマスで被覆されたマイカのような白色真珠光沢性
顔料、酸化鉄で被覆されたチタンマイカ、特にフェリッ
クブルーまたは酸化クロムで被覆されたチタンマイカ、
前述のタイプの有機顔料で被覆されたチタンマイカのよ
うな着色化真珠光沢性顔料、並びにオキシ塩化ビスマス
に基づく真珠光沢性顔料から選択されて良い。
ら選択されて良い、化粧品組成物において通常使用され
るフィラーを含んでも良い。前記フィラーは、鉱物また
は有機のものでも良く、層状または球状であっても良
い。タルク、マイカ、シリカ、カオリン、ナイロン(登
録商標)パウダー(Atochem社製のOrgasol)、ポリ-β-ア
ラニンパウダー、ポリエチレンパウダー、テフロン(登
録商標)、ラウロイルリジン、デンプン、窒化ホウ素、
テトラフルオロエチレンポリマーパウダー、Expancel(N
obel Industrie)のような中空ミクロスフェア、Polytra
p(Dow Corning)、シリコーン樹脂ミクロビーズ(例えば
Toshiba社製のTospearls)、沈降化炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、炭酸水素マグネシウム、ヒドロキシア
パタイト、中空シリカミクロスフェア(Maprecos社製のS
ilica Beads)、ガラス若しくはセラミックマイクロカプ
セル、8から22、好ましくは12から18の炭素原子を含む
有機カルボン酸から由来する金属石鹸、例えばステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸リ
チウム、ラウリン酸亜鉛、またはミリスチン酸マグネシ
ウムが挙げられる。
料、サンスクリーン剤、フリーラジカル消去剤、ワック
ス、オイル、保湿剤、ビタミン、タンパク質、可塑剤、
金属イオン封鎖剤、セラミド、酸性化剤または塩基性化
剤、皮膚軟化薬のような、そのような組成物で通常使用
されるいずれかの添加剤を含んでも良い。
利な特性が、考慮される添加によって負に影響されな
い、または実質的に負に影響されないように、当業者
は、これ若しくはこれらの任意の添加化合物、及び/ま
たはその量を選択するのに注意を払うであろう。
に説明される。
(45℃)に対する耐性を、以下のプロトコールに従って
測定した:
の髪のふさを、2.5cm×5cmのプレートに付着させた。2
分の間隔で、10回の適用を二度実施することによって、
マスカラブラシを使用して髪を試験組成物でメイクアッ
プした。組成物を、室温(25℃)で2時間乾燥させた。
次いで、水(冷水または温水)で浸したコットンウール
の布を、10秒間メイクアップした髪に適用し、その後
メイクアップされた髪のふさを、浸した布でその長さに
沿って擦った。この操作を、10の連続した擦りのサイク
ルで、この態様で実施した。かくして、メイクアップし
たふさから完全にメイクアップを取り除いた後のサイク
ル数を、各試験組成物について測定した。
下の結果が得られた:
(冷水)の存在下よりも、40℃での水(温水)の存在下
でずっと耐性ではないことが見出される。かくしてこの
皮膜は、温水で除去することがより容易であり、冷水に
対してより耐性である。
冷水に対する良好な耐性を示す。それは、温水(40℃)
で容易に除去される。
に従って実施された、このマスカラの、冷水に対する耐
性と温水に対する耐性の測定は、以下の結果を与える: 冷水(20℃)に対する耐性:>10サイクル 温水(45℃)に対する耐性:4サイクル。
Claims (52)
- 【請求項1】 温水で除去できる、ケラチン物質に適用
される皮膜を得るための、生理学的に許容可能な媒体を
含む組成物における、疎水性ポリマーと、20℃から70℃
の範囲の融点と0.3以下のIOB(無機/有機バランス)値
を有する非イオン性有機化合物との使用。 - 【請求項2】 前記有機化合物が、0.05から0.3の範囲
のIOBを有することを特徴とする、請求項1記載の使
用。 - 【請求項3】 前記有機化合物が、0.1から0.2の範囲の
IOBを有することを特徴とする、請求項1または2記載
の使用。 - 【請求項4】 前記有機化合物が、330から700の範囲の
有機値を有することを特徴とする、請求項1から3のい
ずれか一項記載の使用。 - 【請求項5】 前記有機化合物が、330から500の範囲の
有機値を有することを特徴とする、請求項1から4のい
ずれか一項記載の使用。 - 【請求項6】 前記有機化合物が、0から100の範囲の
無機値を有することを特徴とする、請求項1から5のい
ずれか一項記載の使用。 - 【請求項7】 前記有機化合物が、50から80の範囲の無
機値を有することを特徴とする、請求項1から6のいず
れか一項記載の使用。 - 【請求項8】 前記有機化合物が、180から1000の範囲
の分子量を有することを特徴とする、請求項1から7の
いずれか一項記載の使用。 - 【請求項9】 前記有機化合物が、エステル及びモノア
ルコールから選択されることを特徴とする、請求項1か
ら8のいずれか一項記載の使用。 - 【請求項10】 前記有機化合物が、16から36の炭素原
子を含むエステルから選択されることを特徴とする、請
求項1から9のいずれか一項記載の使用。 - 【請求項11】 前記有機化合物が、ブチルステアラー
ト、セチルパルミタート、メチルパルミタート、及びメ
チルステアラート、並びにそれらの混合物から選択され
ることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項
記載の使用。 - 【請求項12】 前記有機化合物が、18から36の炭素原
子を含むモノアルコールから選択されることを特徴とす
る、請求項1から7のいずれか一項記載の使用。 - 【請求項13】 前記有機化合物が、ステアリルアルコ
ールであることを特徴とする、請求項12記載の使用。 - 【請求項14】 前記有機化合物が、組成物の全重量に
対して0.1から20重量%、好ましくは0.5から15重量%、
より好ましくは1から10重量%の範囲の含量で存在する
ことを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項記
載の使用。 - 【請求項15】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、フ
リーラジカルポリマー、重縮合物、及び天然起源のポリ
マー、並びにそれらの混合物によって形成される群から
選択されることを特徴とする、請求項1から14のいず
れか一項記載の使用。 - 【請求項16】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、ビ
ニルポリマー、ポリウレタン、ポリエステル、及びセル
ロースポリマーによって形成される群から選択されるこ
とを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項記載
の使用。 - 【請求項17】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、水
性媒体に分散した粒子の形態で存在することを特徴とす
る、請求項1から16のいずれか一項記載の使用。 - 【請求項18】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、水
性分散物中の粒子の形態のポリウレタンであることを特
徴とする、請求項1から17のいずれか一項記載の使
用。 - 【請求項19】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、液
体脂肪相に分散した表面安定化粒子の形態で存在するこ
とを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項記載
の使用。 - 【請求項20】 前記疎水性ポリマー粒子が、ブロック
ポリマー、グラフト化ポリマー、及びランダムポリマ
ー、並びにそれらの混合物から選択される安定剤で安定
化されていることを特徴とする、請求項19記載の使
用。 - 【請求項21】 前記安定剤が、一つまたは二つ以上の
任意に共役したエチレン性結合を含む少なくとも一つの
エチレン性モノマーの重合から生じる少なくとも一つの
ブロックと、スチレンポリマーの少なくとも一つのブロ
ックとを含む、グラフト化ブロックポリマーまたはブロ
ックポリマーであることを特徴とする、請求項20記載
の使用。 - 【請求項22】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、組
成物の全重量に対して5から60重量%、好ましくは10か
ら45重量%の範囲の固体含量で存在することを特徴とす
る、請求項1から21のいずれか一項記載の使用。 - 【請求項23】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーと前記
有機化合物が、0.1から20、好ましくは0.5から10、より
好ましくは1から8の範囲の疎水性皮膜形成性ポリマー
/有機化合物重量比で、組成物中に存在することを特徴
とする請求項1から22のいずれか一項記載の使用。 - 【請求項24】 生理学的に許容可能な媒体中に、少な
くとも一つの疎水性ポリマーと、20℃から70℃の範囲の
融点と0.3以下のIOB(無機/有機バランス)値を有する
少なくとも一つの非イオン性有機化合物とを含む組成
物。 - 【請求項25】 前記有機化合物が、0.05から0.3の範
囲のIOBを有することを特徴とする、請求項24記載の
組成物。 - 【請求項26】 前記有機化合物が、0.1から0.2の範囲
のIOBを有することを特徴とする、請求項24または2
5記載の組成物。 - 【請求項27】 前記有機化合物が、330から700の範囲
の有機値を有することを特徴とする、請求項24から2
6のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項28】 前記有機化合物が、330から500の範囲
の有機値を有することを特徴とする、請求項24から2
7のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項29】 前記有機化合物が、0から100の範囲
の無機値を有することを特徴とする、請求項24から2
8のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項30】 前記有機化合物が、50から80の範囲の
無機値を有することを特徴とする、請求項24から29
のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項31】 前記有機化合物が、180から1000の範
囲の分子量を有することを特徴とする、請求項24から
30のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項32】 前記有機化合物が、エステル及びモノ
アルコールから選択されることを特徴とする、請求項2
4から31のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項33】 前記有機化合物が、16から36の炭素原
子を含むエステルから選択されることを特徴とする、請
求項24から32のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項34】 前記有機化合物が、ブチルステアラー
ト、セチルパルミタート、メチルパルミタート、及びメ
チルステアラート、並びにそれらの混合物から選択され
ることを特徴とする、請求項24から33のいずれか一
項記載の組成物。 - 【請求項35】 前記有機化合物が、18から36の炭素原
子を含むモノアルコールから選択されることを特徴とす
る、請求項24から32のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項36】 前記有機化合物が、ステアリルアルコ
ールであることを特徴とする、請求項35記載の組成
物。 - 【請求項37】 前記有機化合物が、組成物の全重量に
対して0.1から20重量%、好ましくは0.5から15重量%、
より好ましくは1から10重量%の範囲の含量で存在する
ことを特徴とする、請求項24から36のいずれか一項
記載の組成物。 - 【請求項38】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、フ
リーラジカルポリマー、重縮合物、及び天然起源のポリ
マー、並びにそれらの混合物によって形成される群から
選択されることを特徴とする、請求項24から37のい
ずれか一項記載の組成物。 - 【請求項39】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、ビ
ニルポリマー、ポリウレタン、ポリエステル、及びセル
ロースポリマーによって形成される群から選択されるこ
とを特徴とする、請求項24から38のいずれか一項記
載の組成物。 - 【請求項40】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、水
性媒体に分散した粒子の形態で存在することを特徴とす
る、請求項24から39のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項41】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、水
性分散物中の粒子の形態のポリウレタンであることを特
徴とする、請求項24から40のいずれか一項記載の組
成物。 - 【請求項42】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、液
体脂肪相に分散した表面安定化粒子の形態で存在するこ
とを特徴とする、請求項24から39のいずれか一項記
載の組成物。 - 【請求項43】 前記疎水性ポリマー粒子が、ブロック
ポリマー、グラフト化ポリマー、及びランダムポリマ
ー、並びにそれらの混合物から選択される安定剤で安定
化されていることを特徴とする、請求項42記載の組成
物。 - 【請求項44】 前記安定剤が、一つまたは二つ以上の
任意に共役したエチレン性結合を含む少なくとも一つの
エチレン性モノマーの重合から生じる少なくとも一つの
ブロックと、スチレンポリマーの少なくとも一つのブロ
ックとを含む、グラフト化ブロックポリマーまたはブロ
ックポリマーであることを特徴とする、請求項43記載
の組成物。 - 【請求項45】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーが、組
成物の全重量に対して5から60重量%、好ましくは10か
ら45重量%の範囲の固体含量で存在することを特徴とす
る、請求項24から44のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項46】 前記疎水性皮膜形成性ポリマーと前記
有機化合物が、0.1から20、好ましくは0.5から10、より
好ましくは1から8の範囲の疎水性皮膜形成性ポリマー
/有機化合物重量比で、組成物中に存在することを特徴
とする請求項24から45のいずれか一項記載の組成
物。 - 【請求項47】 増粘剤、染料、防腐剤、香料、サンス
クリーン剤、フリーラジカル消去剤、ワックス、オイ
ル、保湿剤、ビタミン、タンパク質、可塑剤、金属イオ
ン封鎖剤、セラミド、酸性化剤または塩基性化剤、及び
皮膚軟化薬によって形成される群から選択される少なく
とも一つの添加剤をさらに含むことを特徴とする、請求
項24から46のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項48】 マスカラ、アイライナー、唇のための
製品、ブラッシャー、アイシャドウ、ファンデーショ
ン、身体のためのメイクアップ製品、コンシーラー製
品、爪のための製品、抗日光組成物、皮膚着色組成物、
またはスキンケア製品の形態で存在することを特徴とす
る、請求項24から47のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項49】 ケラチン物質への、請求項24から4
8のいずれか一項記載の組成物の適用を含む、ケラチン
物質のための美容的ケアまたはメイクアップ方法。 - 【請求項50】 冷水に耐性であり、及び/または温水
で除去できる、ケラチン物質に適用される皮膜を得るた
めの、請求項24から48のいずれか一項記載の組成物
の使用。 - 【請求項51】 請求項24から48のいずれか一項記
載の組成物でメイクアップされたケラチン物質からメイ
クアップを除去する美容方法であって、35℃から50℃の
範囲の温度で維持された温水で前記メイクアップされた
ケラチン物質をすすぐ工程を少なくとも一つ含む方法。 - 【請求項52】 温水が洗浄剤を含まないことを特徴と
する、請求項51記載の方法。
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