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JP2003018495A - ディジタル放送受信装置及びディジタル放送受信方法 - Google Patents

ディジタル放送受信装置及びディジタル放送受信方法

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JP2003018495A
JP2003018495A JP2001199590A JP2001199590A JP2003018495A JP 2003018495 A JP2003018495 A JP 2003018495A JP 2001199590 A JP2001199590 A JP 2001199590A JP 2001199590 A JP2001199590 A JP 2001199590A JP 2003018495 A JP2003018495 A JP 2003018495A
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JP
Japan
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digital
input
video
signal
key
Prior art date
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JP2001199590A
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Masahiko Yamazaki
昌彦 山崎
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力切換キーのみで、ディジタル放送信号と、
ディジタル信号入力(IEEE入力,USB入力,SC
SI入力,ディジタル信号記録メディアの再生信号入力
を含む)と、従来のアナログ信号入力との入力切換えを
可能とする。 【解決手段】ディジタル放送受信装置1は、ディジタル
信号による映像音声を外部入力するディジタル入力手段
(19と20,25と21,14と13または15と13)と、アナログ
信号による映像音声を外部入力するアナログ入力手段16
と、ディジタル放送波を受信する受信手段2との複数の
信号入力手段と、これらの複数の信号入力手段からの複
数の映像音声をそれぞれデコード処理し表示用信号を出
力する複数の信号処理手段(3〜6,18,7)とを備え、
複数の入力から1つの入力切換キーを用いて、前記複数
の信号入力手段又は複数の信号処理手段を選択的に切り
換えるように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BS(放送衛星)
放送、CS(通信衛星)放送、地上波放送等のディジタ
ル放送によるテレビ放送を受信可能なディジタル放送受
信装置及びディジタル放送送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル方式によるテレビ放送
が実用化されている。CS(通信衛星)放送やBS(放
送衛星)放送等であり、地上波によるディジタル放送も
予定されている。
【0003】図6に従来例としてBSディジタル放送受
信装置のブロック図を示している。ディジタル放送受信
装置1は、チューナ2で図示しないアンテナからディジ
タル放送波を選局受信し、ダウンコンバートして後段の
復調部3でディジタル変調された信号を復調し、さらに
誤り訂正等の処理を行い、トランスポートストリーム
(TS)出力を得る。TS処理部4は、TS出力から映
像や音声のストリームを取り出す処理を行う。TS処理
部4からの映像や音声のストリームは映像音声デコード
処理部5へ出力される。
【0004】映像音声デコード処理部5ではMPEG圧
縮処理された映像データをデコード処理し、映像・グラ
フィックス処理部6に出力する。また、映像音声デコー
ド処理部5では、有料放送のストリームは通常スクラン
ブル処理されているが、これをデスクランブルしてデコ
ード処理を行う。音声データはD/A変換して音声切換
部22を介してアナログ音声信号10として出力され
る。そして映像・グラフィックス処理部6では映像信号
の各種フオーマット変換処理や映像の上にグラフィック
スデータを重畳するOSD表示処理を行う。映像音声デ
コード処理部5及び映像・グラフィックス処理部6から
出力される映像信号9及び音声信号10は図示しないテ
レビ受像機の表示手段であるCRTや液晶等のディスプ
レイ部及び音声手段であるスピーカに出力される。
【0005】CPU7はバスライン23を介して各回路
部に接続しており、番組を選局しディジタル映像及び音
声をデコードするための制御やEPG等のユーザーイン
ターフェイス機能の制御を行う他、リモコン受光部24
及びリモコンI/F部11を介してリモコン送信機(以
下リモコン)12からの信号の受信処理を行う。
【0006】メモリ8はプログラムや文字フォント及び
グラフィック表示用データの他、放送波データから取得
した電子番組ガイド(EPG)等の各種情報を記憶する
メモリとして用いられる。
【0007】また、ディジタル放送受信装置1の背面或
いは前面に複数の外部入力端子16が設けられている。
図1ではビデオ1〜ビデオ4の4種類の外部入力端子を
例に示していある。この外部入力端子16から複数のア
ナログの映像信号や音声信号が入力され、外部入力切換
部17にて任意の外部入力信号が選択され、映像音声処
理部18で映像信号のY/C分離、色復調等の映像処理
と、音声信号の復調、増幅処理が行われる。映像信号は
映像・グラフィックス処理部6にディジタル放送の映像
信号と切り換えて入力され、各種表示処理を行い、映像
信号9としてテレビ受像機の表示手段に出力される。音
声信号は音声切換部22でディジタル放送の音声信号と
切り換えてアナログ音声信号10として出力される。
【0008】また、ディジタル放送受信装置1はIEE
E1394仕様に準拠したIEEE1394入出力端子
19(i.LINK接続端子ともいう)を備えている。
IEEE1394入出力端子19はIEEE1394入
出力端子を備えたディジタル放送受信装置やディジタル
信号記録再生装置等(ディジタルビデオデッキ、ディジ
タルビデオカメラ、DVD等で、i.LINK機器とも
いう)を接続し、ディジタル信号をやり取りするもので
ある。そのため画質、音質等の劣化が軽減される他、映
像や音声以外の各種ディジタルデータ等もやり取りする
ことも可能である。IEEE1394入出力端子19か
ら外部入力されたディジタル信号はIEEE1394I
/F部20を介してTS処理部4にディジタル放送信号
と切り換えて供給される。TS処理部4は入力されたデ
ィジタル信号から映像や音声のストリームを取り出しデ
ィジタル放送の信号と同様の処理(デコード処理,デス
クランブル処理,及びフォーマット変換処理,OSD表
示処理)を行い、テレビ受像機の表示手段に出力する。
【0009】上記のようにディジタル放送受信装置1は
複数のアナログ信号機器を接続する外部入力端子16と
ディジタル信号の入出力を行うIlEE1394入出力
端子19を備えており、その選択はユーザー操作によっ
て行われる。
【0010】外部入力信号の切り換えは、リモコン12
或いはディジタル放送受信装置1の前面に設けられた図
示しない入力切換キーを押下ずることにより例えばディ
ジタル放送信号→ビデオ1→ビデオ2→ビデオ3→ビデ
オ4→ディジタル放送信号へとサイクリックに切り換わ
る。
【0011】IEEE1394入力信号の切り換えはリ
モコン12に設けられた図示しないIEEE1394キ
ー(或いはi.LINKキー)を押下することによりデ
ィジタル放送信号からIEEE1394入力のディジタ
ル信号に切り換わる。また、IEEE1394入出力端
子は複数のディジタル信号機器を接続することが可能で
あり、その場合はIEEE1394キー押下後、さらに
IEEE1394キーを押下する、或いは表示されるメ
ニュー画面から選択する等により任意のIEEE139
4接続機器を選択することが必要になる。
【0012】このようにリモコン12には入力切換キー
とIEEE1394キーが別々に割り当てられており、
アナログ信号の接続機器とディジタル信号の接続機器を
それぞれのリモコンキー操作で選択、切り換えを行う必
要がある。
【0013】ところが、ユーザーにとって外部に接続す
るアナログ信号再生のビデオデッキやディジタル信号再
生のDVD等で異なるリモコンキーを操作するのは分か
りにくいことや、リモコンキーが多いため使いづらい2
いう問題があった。
【0014】また、ディジタルビデオデッキはディジタ
ル信号の録画再生とアナログ信号の録画再生が行えるこ
とから、IEEE1394入出力端子19と外部入力端
子16の両方に接続し、ディジタル記録信号の再生をI
EEE1394入力に切り換えて視聴し、アナログ記録
信号の再生を外部入力に切り換えて視聴する必要があ
り、操作が分かりづらく面倒であった。
【0015】さらに、近年、スマートメディア(R)、
メモリースティック、SDメモリーカード等の小型のデ
ィジタル信号記録メディアが開発されており、ディジタ
ルビデオカメラ、ディジタルカメラ等の動画や静止画の
記録用に用いられている。これらのメディアをディジタ
ル放送受信装置に接続して画像を再生表示することが可
能である。しかしながら、その場合にさらにリモコンキ
ーが増えるため、ユーザーにとって操作が複雑であり、
リモコン自体も大きくなり操作しにくくなるという問題
があった。或いは、各種記録メディアを再生するため、
リモコンを操作してメニュー画面を表示し、任意の項目
を選択する等の手順が必要であり、ユーザーにとって操
作が面倒であり、分かりにくく使いづらいという問題が
あった。
【0016】IEEE1394入出力端子を有した機器
に関する先行例として、特開2001-8146号公報、特開200
1-67163号公報がある。
【0017】特開2001-8146号公報では、必要最低限の
操作によって、複数の機器が連携して動作する機能の実
行を可能にすることを課題としている。そして、例え
ば、ダビングなどの複数の機器の連携動作に関して、デ
ータの再生を行う再生機器は、ユーザーのダビング指示
に対して、必要な記録機器を選択するための機器一覧表
示の指示を行い、選択されたなら、選択された記録機器
を制御し、ダビングの実行準備や停止要件の発生を通知
するなどの処理を行うことが述べられている。
【0018】また、特開2001-67163号公報では、ネット
ワークに接続された複数の情報処理装置が実行する処理
を指示するための制御画面において、優れたユーザイン
タフェイスと操作性を実現することを課題としている。
そして、例えば、アイコン表示を用いて、IEEE13
94機器の選択及び確定を容易に且つ分かりやすく画面
上に表示することが述べられている。
【0019】しかしながら、上記の2つの公報記載のも
のは、入力切換えを行うためのリモコン等のキー操作を
分かりやすく簡単化することについては述べられていな
かった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のデ
ィジタル放送受信装置では、ディジタル放送受信装置の
リモコンにIEEE1394入力切換キーと外部入力の
切換キーを別々に有しており、ユーザーにとって操作が
分かりにくい、リモコンが使いづらいという問題があっ
た。さらに、ディジタル放送受信装置が各種ディジタル
信号記録メディアの再生機能を有する場合に、リモコン
に各々の切換キーを有すると、リモコンキーが増え、ユ
ーザーにとって操作が複雑であり、リモコン自体も大き
くなってしまい使いづらいという問題があった。
【0021】そこで、本発明は、上記のような問題に鑑
みてなされたものであり、入力切換キーのみで、ディジ
タル放送信号とディジタル信号入力(IEEE入力,U
SB入力,SCSI入力,ディジタル信号記録メディア
の再生信号入力を含む)と従来のアナログ信号入力との
入力切換を行うことができるディジタル放送受信装置及
びディジタル放送受信方法を提供することを目的とする
ものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によるデ
ィジタル放送受信装置は、ディジタル信号による映像音
声を外部入力するディジタル入力手段と、アナログ信号
による映像音声を外部入力するアナログ入力手段と、デ
ィジタル放送波を受信する受信手段とを、少なくとも有
する複数の信号入力手段と、前記複数の信号入力手段か
ら1つの入力を選択するための入力切換キーを有した操
作手段と、前記複数の信号入力手段からの複数の映像音
声をそれぞれデコード処理し表示用信号を出力する複数
の信号処理手段と、前記入力切換キーの操作に基づいて
前記複数の信号入力手段又は複数の信号処理手段を選択
的に切り換える切換手段と、を具備したものである。
【0023】請求項12の発明によるディジタル放送受
信方法は、ディジタル入力と、アナログ入力と、ディジ
タル放送の映像音声とを入力可能とする入力ステップ
と、これらのディジタル入力と、アナログ入力と、ディ
ジタル放送の映像音声をそれぞれデコードするステップ
と、デコードされた各入力信号を、入力切換キーの操作
により切り換えて出力するステップと、を具備したもの
である。
【0024】請求項1又は請求項12の発明によれば、
1つの入力切換キーのみで、ディジタル入力手段からの
ディジタル入力(IEEE入力,USB入力,SCSI
入力,ディジタル記録メディア入力など)と、アナログ
入力手段からのアナログ入力と、ディジタル放送の受信
手段からのディジタル放送入力とを切り換えることがで
き、操作手段のキー数の減少,操作性の簡易化等の優れ
た利点を生むことが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。以下の実施の形態では、ディジタル
放送受信装置がBSディジタル放送における受信装置を
例として説明するが、本発明ではCSディジタル放送や
地上波ディジタル放送の受信装置であってもよい。ま
た、ディジタル放送受信装置はアナログ放送受信可能な
テレビ受像機に内蔵されているディジタル放送受信装置
である他、テレビ受像機に映像信号及び音声信号等を供
給して使用するセットトップボックスのディジタル放送
受信装置であってもよい。
【0026】[第1の実施の形態]図1に本発明に係る
ディジタル放送受信装置のブロック図を示す。図6と同
一部分については同一番号を付加し説明を省略する。図
1のブロック図は後述する第1〜第8の実施の形態のい
ずれにおいて共通に使用する。
【0027】ディジタル放送受信装置1は、受信手段で
あるチューナ2で図示しないアンテナからのディジタル
放送波を選局受信し、ダウンコンバートして後段の復調
部3でディジタル変調された信号を復調し、さらに誤り
訂正等の処理を行い、トランスポートストリーム(T
S)出力を得る。 TS処理部4はTS出力から映像や
音声のストリームを取り出し映像音声デコード処理部5
へ出力する。
【0028】映像音声デコード処理部5ではMPEG圧
縮処理された映像データをデコード処理し、映像・グラ
フィックス処理部6に出力ずる。また有料放送のストリ
ームは通常スクランブル処理されているが、映像音声デ
コード処理部5ではこれをデスクランブルしてデコード
処理を行う。音声データはD/A変換して音声切換部2
2を介してアナログ音声信号10として出力される。そ
して映像・グラフィックス処理部6では映像信号の各種
フォーマット変換処理や映像の上にグラフィックスデー
タを重畳するOSD表示処理を行う。映像音声デコード
処理部5及び映像・グラフィックス処理部6から出力さ
れる映像信号9及び音声信号10は図示しないテレビ受
像機の表示手段及び音声手段であるスピーカに出力され
る。
【0029】CPU7はバスライン23を介して各回路
部に接続しており、番組を選局しディジタル映像及び音
声をデコードするための制御やEPG等の各種ユーザー
インターフェイス機能の制御を行う他、リモコン受光部
24及びリモコンI/F部11を介してリモコン12
(図6参照)からのリモコン信号の受信処理を行った
り、ディジタル信号の外部入力,アナログ信号の外部入
力,ディジタル放送信号入力の切換処理を行う。
【0030】メモリ8はプログラムや文字フォント及び
グラフィック表示用データの他、放送波データから取得
しEPG等の各種情報を記憶する記憶手段及び各種処理
を行うための作業領域として用いられる。
【0031】また、スマートメディア挿入部14、SD
メモリカード挿入部15、その他の図示しないディジタ
ル記録メディア挿入部などの装着手段から、各種ディジ
タル記録メディアに記録されているディジタル情報を記
録メディアI/F部13を介して取り込み、ディジタル
情報をデコードして映像や音声等を表示するように制御
を行う。記録メディアの装着手段(14又は15)及び記録
メディアI/F部13は、1つのディジタル入力手段を
構成している。
【0032】また、ディジタル放送受信装置1は、図示
しないUSB接続端子やSCSI接続端子等のディジタ
ル接続端子25を備えており、外部機器I/F部21を
介して接続されるDVD−RAM、ハードディスク、C
D−ROM、ホームサーバ等の記録再生可能な装置或い
は再生専用のディジタル信号出力装置の制御を行う。デ
ィジタル接続端子25及び外部機器I/F部21は、1
つのディジタル入力手段を構成している。
【0033】また、ディジタル放送受信装置1の背面或
いは前面に複数のアナログ信号の外部入力端子16が設
けられている。外部入力端子16はアナログ入力手段を
構成している。図1ではビデオ1〜ビデオ4の4種類の
外部入力端子を例に示している。この外部入力端子16
から複数のアナログの映像信号や音声信号が入力され、
外部入力切換部17にて任意の外部入力信号が選択さ
れ、映像音声処理部18で映像信号のY/C分離、色復
調等の映像処理と、音声信号の復調、増幅処理が行われ
る。映像音声処理部18からの映像信号は映像・グラフ
ィックス処理部6にディジタル放送の映像信号と切り換
えて入力され、映像・グラフィックス処理部6では各種
表示処理を行い、映像信号9としてテレビ受像機の表示
手段に出力される。映像音声処理部18からの音声信号
は音声切換部22でディジタル放送の音声信号と切り換
えてアナログ音声信号10として出力される。
【0034】また、ディジタル放送受信装置1はディジ
タル入出力端子としてIEEE1394仕様に準拠した
IEEE1394入出力端子19(i.LINK接続端
子ともいう)を備えている。これはIEEE1394入
出力端子を備えたディジタル放送受信装置やディジタル
信号記録再生装置等(ディジタルビデオデッキ、ディジ
タルビデオカメラ、DVD等)を接続し、ディジタル信
号をやり取りするものである。IEEE1394入出力
端子19ではディジタル信号でのやり取りのため画質、
音質等の劣化が軽減される他、映像や音声以外の各種デ
ィジタルデータ等もやり取りすることも可能である。I
EEE1394入出力端子19から外部入力されたディ
ジタル信号はIEEE1394I/F部20を介してT
S処理部4にディジタル放送信号と切り換えて供給され
る。IEEE1394入出力端子19及びIEEE13
94I/F部20は、1つのディジタル入力手段を構成
している。TS処理部4は入力されたディジタル信号か
ら映像や音声のスリームを取り出しディジタル放送の信
号と同様の処理(デコード処理,デスクランブル処理,
フォーマット変換処理,OSD表示処理)を行い、テレ
ビ受像機の表示手段に出力する。
【0035】上記の復調部3,TS処理部4,映像音声
デコード処理部5,映像・グラフィックス処理部6,映
像音声処理部18,及びCPU7の一部は、複数の信号
入力手段(ディジタル入力手段,アナログ入力手段,デ
ィジタル放送の受信手段)からの複数の映像音声をそれ
ぞれデコード処理し表示用信号を出力する複数の信号処
理手段を構成している。
【0036】以上のように構成されたディジタル放送受
信装置における第1の実施の形態の動作を説明する。上
記のようにディジタル放送受信装置1は複数のアナログ
信号機器を接続する外部入力端子16とIEEE139
4入出力端子19を備えており、その選択はユーザーに
よって行われる。なお、IEEE1394入出力端子1
9については、1つの入出力端子19に複数のディジタ
ル信号機器を接続するアダプタを接続すれば、複数のデ
ィジタル信号機器を接続することが可能である。
【0037】外部入力信号の切り換えは、リモコン12
或いはディジタル放送受信装置1本体の前面に設けられ
た入力切換キーを押下することにより行う。CPU7
は、入力切換キーが押されると、例えば「ディジタル放
送信号」→「IEEE1394入力信号」→「ビデオ
1」→「ビデオ2」→「ビデオ3」→「ビデオ4」→
「ディジタル放送信号」へとサイクリックに画面表示を
切り換えるように切換制御を行う。その制御は、メモリ
8に格納したプログラムに従って行われる。このように
第1の実施の形態のディジタル放送受信装置1は入力切
換キーのみでIEEE1394入力のディジタル信号と
アナログ信号機器のアナログ信号とを切り換えてテレビ
受像機に表示することが可能になる。これにより従来の
リモコンに設けられたIEEE1394キー(或いは
i.LINKキー)は不要となり、リモコン自体も大き
くならずに済む他、ユーザーにとってもディジタル信号
機器とアナログ信号機器を区別して(意識して)操作す
る必要が無くなるため、操作し易くなるという効果があ
る。
【0038】また、入力切換キーを押下することにより
切り換わる順序は例えば「ディジタル放送信号」→「ビ
デオ1」→「ビデオ2」→「ビデオ3」→「ビデオ4」
→「IEEE1394入力信号」→「ディジタル放送信
号」の順であってもよく、上記の実施の形態に限定する
ものではない。
【0039】また、上記の実施の形態では入力切換キー
押下時に受信装置の画面が「ディジタル放送信号」から
「IEEE1394入力信号」に切り換わるように説明
したが、例えば「ディジタル放送信号」を1画面で表示
していて、入力切換キー押下時には受信装置は2画面表
示となり、左画面に「ディジタル放送信号」を表示し、
右画面に「IEEE1394入力信号」を表示し、さら
に入力切換キーを押す度に右画面が外部入力端子16か
らのアナログ信号「ビデオ1〜4」に切り換わる構成とし
てもよい。このような画面の構成は上記実施の形態に限
定されるものではなく、入力切換キーによる切換え操作
に応じて「ディジタル放送信号」,「IEEE1394
入力信号」,及び「アナログ入力信号1〜4」の間で適宜
の順番及び画面上の配置で行っても良く、様々な構成が
可能である。
【0040】以上述べた第1の実施の形態のディジタル
放送受信装置によれば、入力切換キーのみでIEEE1
394入力のディジタル信号とアナログ信号機器のアナ
ログ信号とをサイクリックに切り換えて画面に表示する
ことが可能になる。これにより従来のリモコンに設けら
れたIEEEl394キー(或いはi.LINKキー)
は無くなり、リモコン自体も大きくならず、またユーザ
ーにとってもディジタル信号機器とアナログ信号機器を
区別して操作する必要が無くなり、操作性を向上させる
ことができる。
【0041】[第2の実施の形態]ところで、第1の実
施の形態では、1つの入力切換キーのみでサイクリック
に複数種類の入力を切り換えることができる反面、IE
EE1394入出力端子19に複数のディジタル機器が
接続された場合には、入力切換キー押下で「ディジタル
放送信号」→「IEEE1394」と切り換えてからI
EEE1394接続機器選択画面が表示され、その中か
接続されているディジタル機器を選択する必要がある。
また、外部入力端子16に複数のアナログ信号機器が接
続された場合には、「ディジタル放送信号」→「IEE
E1394」 →「ビデオ1」→「ビデオ2」→「ビデオ
3」→「ビデオ4」……と順に切換え、所望するアナロ
グ信号機器が接続されている「ビデオN」(Nは任意の
外部入力端子名称)を選択する必要がある。このように
所望する接続機器の入力を画面に表示するために入力切
換キー操作やその他の操作が多くなりユーザーにとって
面倒であり、分かりにくい。また、すぐに所望する接続
機器の入力を画面に表示することができない。
【0042】そこで、本発明の第2の実施の形態とし
て、入力切換キー押下時に、簡単な操作のみで所望する
接続機器の入力を画面に表示することが可能となるよう
に制御する方法について説明する。
【0043】まず、IEEE1394仕様に対応したデ
ィジタル放送受信装置1の動作を図1を参照しながら説
明する。
【0044】ディジタル放送受信装置1は、CPU7が
IEEE1394I/F部20を介してIEEE139
4入出力端子19に接続されたディジタル機器とディジ
タル情報をやり取りすることにより、接続機器の状態を
検出することが可能である。
【0045】例えば、IEEE1394入出力端子19
に接続された機器がディジタルVTRである場合、その
機器の動作状態が電源オン状態であるか或いは電源オフ
状態であるか、機器内に記録再生用テープ挿入されてい
る否か、そのほか接続機器は停止、再生、早送り、巻き戻
し、一時停止、録画のどの状態であるか、といった内容
を検出することが可能である。さらにディジタルVTR
が再生中である場合、IEEE1394入出力端子19
から入力される情報が映像や音声等のディジタル信号か
どうかを判別して、テープの記録内容がディジタル信号
であるか否かを検出することも可能である。
【0046】さらに、IEEE1394仕様に準拠した
ディジタル信号記録再生機器は、各ディジタル信号記録
再生機器に備えられているIEEE1394入出力端子
を用いて複数のディジタル信号記録再生機器を連結して
接続することが可能である。例えばディジタル放送受信
装置1のIEEE1394入出力端子19にディジタル
VTRとDVD機器が接続されている場合、ディジタル
放送受信装置1は各々の機器の制御が可能である。
【0047】上記の機能を用いた入力切換キー押下時の
CPU7の制御を図2のフローチャートを用いて説明す
る。
【0048】ここでIEEE1394入出力端子19に
DVDとディジタルVTR等のディジタル機器がN台接
続されており、外部入力端子16にはN台のVTR,B
Sチューナ,CSチューナ等のアナログ機器が接続され
ているとする。
【0049】入力切換キーが押下される(ステップS
1)と、CPU7はまずIEEE1394入出力端子1
9に接続されたディジタル機器1の電源がオン(ON)
であるかどうかを検出する(ステップS2)。電源オフ
(OFF)であるならばディジタル機器2の制御へ移行
する。電源オンであるならばDVDや録画テープ等の記
録メディアがすでに機器内に挿入されているかどうかを
検出する(ステップS3)。記録メディアが挿入済みで
なければディジタル機器2の制御へ移行する。挿入済み
であるならば、例えばこの時点でディジタル放送受信装
置1の画面右上に「ディジタル機器1」の名称やアイコ
ン表示等を行い、入力が受信中のディジタル放送画面か
らディジタル機器1に切り換わることをユーザーに分か
るようにする。さらに機器が再生中(ステップS4)で
あるならば入力切換をディジタル機器1に切り換え(ス
テップS6)、そのディジタル信号をデコードして画面
に表示する。再生中(S4)でないならばユーザーが所
定時間内に再度入力切換キーを押下(S5)しなけれ
ば、入力切換をディジタル機器1に切り換える(S
5)。これによってユーザーに再生操作待ちとしたり或
いは挿入メディアを自動再生することが可能である。デ
ィジタル機器2〜N(Nは接続されているディジタル機
器の台数)についても同様の処理(S7〜S11,S12〜
S16)を行い、ディジタル機器2〜Nに切り換える。
【0050】次に、ディジタル機器1〜Nの状態検出の
結果、入力切換が行われなかった場合、外部入力端子16
の「ビデオ1」の端子に入力があるかどうか信号レベル
を検出する(ステップS17)。ビデオ1の入力があれば
例えばこの時点でディジタル放送受信装置1の画面右上
に「ビデオ1」の名称やアイコン表示等を行い、入力切
換をビデオ1に切り換える(ステップS18)。ビデオ1
の入力がなければ「ビデオ2」の制御に移行する。ビデ
オ2〜N(Nは外部入力端子の端子数)についても同様
の処理(S19及びS20,S21及びS22)を行い、ビデオ
2〜Nに切り換える。
【0051】上記の制御によりビデオNの入力も検出さ
れなかった場合は、以前に入力切換キー操作で視聴した
ラストモード(ディジタル機器1〜N、ビデオ1〜N)
か、固定的に例えばディジタル機器1に切り換えるよう
にする(ステップS23)。
【0052】また、入力切換キーを押下することにより
制御される順序は上記第2の実施の形態に限定されるも
のではない。即ち、入力切換キーを押下することにより
制御される順序は「ディジタル機器1」…→「ディジタ
ル機器N」→「ビデオ1」…→「ビデオN」以外に、
「ビデオ1」…→「ビデオN」→「ディジタル機器1」
…→「ディジタル機器N」の順であってもよく、また入
力切換キーを押下した時、まず上述したラストモードの
状態に入力切換を行い、その後ディジタル機器1〜N、
ビデオ1〜Nの状態検出を行ってもよい。
【0053】以上述べた第2の実施の形態のディジタル
放送受信装置によれば、IEEE1394入出力端子に
接続されたディジタル機器の動作状態(電源オン/オ
フ)を検出したり、外部入力端子のアナログ機器の出力
を検出することで、入力切換キー押下により所望する入
力に自動的に切り換えられたり、或いは入力切換キーが
数回のみの簡単な操作のみで所望する接続機器の入力に
切り換えることが可能となる。また所望する接続機器か
らの入力に切り換えるまでの待ち時間も短くなる。
【0054】[第3の実施の形態]次に、上記と一部異
なる入力切換キー押下時のCPU7の制御を図3のフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、図2のフローチャ
ートと共通である部分の説明は省略する。
【0055】まず入力切換キーが押下される(ステップ
S1)と、IEEE1394入出力端子19にディジタ
ル信号が入力されているかどうかを検出する(ステップ
S25)。ディジタル号の入力が検出されたならばIE
EE1394入出力端子19に接続されたディジタル機
器1の電源がオンであるかどうかを検出する(S2)。
以下図2のフローチャートの実施の形態と同様にディジ
タル機器1〜Nの状態を検出し入力切換を行う(S3〜
S21)。ディジタル機器1〜Nの状態を検出した結果、
ディジタル機器1〜Nへの入力切換が行われない場合は
以前に入力切換キー操作で視聴したラストモード(ディ
ジタル機器1〜N、ビデオ1〜N)か、固定的に例えば
ディジタル機器1に切り換えるようにする(S23)。
【0056】また、ディジタル信号の入力(S25)が
検出されないならば、外部入力端子16の「ビデオ1」
の端子に入力があるかどうか信号レベルを検出する(S
17)。以下図2のフローチャートの実施の形態と同様に
ビデオ1〜Nの入力を検出し入力切換を行う(S18〜S
22)。ビデオ1〜Nの入力を検出した結果、入力切換が
行われない場合はディジタル機器1〜Nの状態を検出す
るように制御される(S2〜S16)。或いは以前に入力
切換キー操作で視聴したラストモード(ディジタル機器
1〜N、ビデオ1〜N)(ステップS23)か、固定的に
例えばディジタル機器1に切り換えるようにしてもよ
い。
【0057】また、入力切換キーを押下した時、まずラ
ストモードの状態に入力切換を行い、その後ディジタル
信号の入力検出を行ってもよい。図3の実施の形態に限
定するものではない。
【0058】以上述べた第3の実施の形態のディジタル
放送受信装置によれば、IEEE1394入出力端子の
ディジタル信号の入力の有無を検出し、ディジタル機器
の動作状態を検出したり、外部入力端子のアナログ機器
の出力を検出することで、入力切換キー押下により所望
する入力に自動的に切り換えられたり、或いは入力切換
キーが数回のみの簡単な操作のみで所望する接続機器の
入力に切り換えることが可能となる。また所望する接続
機器からの入力に切り換えるまでの待ち時間も短くな
る。
【0059】但し上記の第2,第3の実施の形態では、
ユーザーが予め使用するディジタル機器の電源をオンに
しておく、或いはアナログ機器を再生状態にしておく等
の準備操作が必要となる。
【0060】[第4の実施の形態]ところで、通常、デ
ィジタル機器はIEEE1394のディジタル信号入出
力端子以外にアナログ信号の出力端子も備えている。例
えばディジタルVTRの場合、ディジタル記録再生の機
能と従来のアナログ記録再生の機能を持っているが、機
種によってはディジタル記録した映像や音声情報はディ
ジタル再生可能であるが、アナログ記録した映像や音声
情報をディジタル信号号に変換して再生することは不可
能であってアナログ再生のみ可能であるというものがあ
る。そのためディジタル放送受信装置1は1つのディジ
タル機器に対してIEEE1394入出力端子19とア
ナログの外部入力端子16の両方の接続を行う場合があ
る。
【0061】そこでディジタル放送受信装置1はあらか
じめ例えばディジタル機器1のアナログ信号出力端子を
外部入力端子16の「ビデオ1」に接続し、ディジタル
機器2のアナログ信号出力端子を外部入力端子16の
「ビデオ2」に接続するようにし、そのように接続され
ていることをディジタル放送受信装置1内に記憶してお
くようにユーザーが設定する機能を持つ(以下、このよ
うなディジタル信号号出力機器のアナログ信号の外部入
力接続設定を紐付き設定と呼ぶ)。
【0062】そこで、本発明の第4の実施の形態とし
て、図4にディジタル機器(図ではi.LINK機器)
及び外部入力端子の設定登録画面の一例を示す。ディジ
タル放送受信装置1は各種ディジタル機器がIEEE1
394入出力端子19を介して接続されている場合、そ
れを自動登録できることは既知の事であり、ここではそ
の設定及び登録方法の詳細については説明を省略する。
なお、自動登録は、各種ディジタル機器がIEEE13
94入出力端子19の接続状態を、CPU7がIEEE
1394I/F部20を介して検知しメモリ8に登録す
ることによって行われる。
【0063】例えば図4のようにディジタル放送受信装
置1は表示画面60上にディジタル機器の登録画面
(i.LINK機器の登録画面)61を表示する。IE
EE1394入出力端子19に接続されているディジタ
ル機器が自動認識され、登録されている。図4では3種
類のディジタル機器が(切換番号の「i.1」、「i.
2」「i.3」として)自動登録されている(符号62
参照)。次にユーザーが各々のディジタル機器のアナロ
グ信号出力端子を外部入力端子16のビデオ1、ビデオ
2、ビデオ3に接続して、それをディジタル機器の登録
画面61上で各ディジタル機器に対応させて、ビデオ入
力端子の項目63に「ビデオ1」、「ビラオ2」、「ビ
デオ3」と設定するようにする。これで紐付き設定が完
了する。
【0064】そして、上記のように既に紐付き設定され
ている(即ちディジタル機器のディジタル信号入出力端
子をディジタル放送受信装置1のIEEE1394入出
力端子19に接続する以外に、ディジタル機器のアナロ
グ信号出力端子をディジタル放送受信装置1の外部入力
端子16に接続している)場合に、上記第2、第3の実
施の形態でIEEE13947出力端子19でディジタ
ル信号の入力が検出され、その信号を出力するディジタ
ル機器も特定されると、その機器が紐付き設定されてい
るかどうかが検出される。例えばディジタル機器2が
「ビデオ2」に紐付き設定されていたとすると、ユーザ
ーが入力切換キーを押下した時に「ディジタル機器1」
→「ディジタル機器2」→「ディジタル機器3」→「ビ
デオ1」→「ビデオ3」というように「ビデオ2」をス
キップしてビデオ2への入力切換しない。つまり、既に
ディジタル機器2がIEEE13947出力端子19に
接続していることが検出されているので、アナログ入力
であるビデオ2への入力切換えは不要(もしくは不可
能)であるとしてスキップされる。このようにすること
でユーザーが入力切換キーを押下した時に不要な入力に
切り換わることがなくなり、操作性が良くなる。一方デ
ィジタル機器2が再生中にディジタル信号の出力が停止
した場合(或いはアナログ信号の出力になった場合)
は、ユーザーが入力切換キーを押下した時に「ビデオ
2」をスキップしないで切り換わるように制御される。
【0065】以上述べた第4の実施の形態のディジタル
放送受信装置によれば、IEEE1394入出力端子に
紐付き設定されているディジタル機器のディジタル信号
の入力が検出されると、入力切換キーを押下した時に紐
付き設定されているアナログの外部入力端子の信号に入
力切換しない。これにより入力切換キーを押下した時に
不要な入力に切り換わることがなくなり、操作性が良く
なる。
【0066】[第5の実施の形態]ところで、上記の第
2、第3の実施の形態ではユーザーが予め使用するディ
ジタル機器の電源をオンにしておく或いはアナログ機器
を再生状態にしておく等の準備操作が必要となる。とこ
ろがユーザーは所望のディジタル機器或いはアナログ機
器に接続すべく入力切換を行ってディジタル放送受信装
置の画面を切り換えてから各外部接続機器を動作(電源
オン)させる場合が多い。一方、各外部接続機器をディ
ジタル放送受信装置側から制御することも行われる。例
えばIEEE1394入出力端子19に接続するディジ
タルVTRは、ディジタル放送受信装置側から電源オ
ン、録画、停止、再生、早送り、巻き戻し等の制御が可
能である。また、アナログVTRでもIRブラスタを使
用してリモコンコード(I2Cコード)をディジタル放
送受信装置側から出力することによって電源オン、録
画、停止、再生、早送り、巻き戻し等の制御が可能であ
る。
【0067】そこで、本発明の第5の実施の形態とし
て、ユーザーによる入力切換キー押下で、動作(電源オ
ン)前のディジタル機器やアナログ機器を簡単に選択で
きる必要がある。
【0068】図4のディジタル機器及び外部入力端子の
設定登録画面の一例において、前述の通り、ディジタル
放送受信装置1にはIEEE1394入出力端子19を
介して接続される各種ディジタル機器(i.LINK機
器)が自動登録されている。例えば図4の表示画面60
上のディジタル機器の登録画面61のように3種類のデ
ィジタル機器が切換番号62の「i.1」、「i.2」
「i.3」として自動登録されている。また、それに対
応して各々のディジタル機器のアナログ出力が外部入力
端子16のビデオ1、ビデオ2、ビデオ3に接続されて
おり、ビデオ入力端子の項目63に「ビデオ1」、「ビ
デオ2」、「ビデオ3」と紐付き設定されている。
【0069】上記切換番号62の「i.1」、「i.
2」「i.3」はリモコン12の数字キー「1」、
「2」、「3」に対応しており、ユーザーが入力切換キ
ーを押下した直後、例えば1秒程度の所定時間内に切換
番号62に登録済みの数字キーが押下されれば、優先的
に登録済みのディジタル機器のIEEE1394入出力
に切り換わるように制御される。これにより登録済みの
ディジタル機器をディジタル放送受信装置側から制御す
ることも可能となり、接続機器の電源オン、再生等の制
御が可能となる。
【0070】図4の例ではユーザーが入力切換キーを押
下した直後、数字キー「3」を押下したとすると、「A
社のD−VHS」から入力されるディジタル信号に切り
換わり、その映像や音声を表示するように制御すること
ができる。
【0071】同様に、図4の外部入力端子の設定登録画
面(ビデオ入力端子の登録画面)64では、ユーザーが
2種類のアナログ機器のアナログ出力を外部入力端子1
6のビデオ4、ビデオ5に接続しており、それを外部入
力端子の登録画面64上で各切換番号65とビデオ入力
端子の項目66とを設定する。ここでは切換番号65の
「4」、「5」とビデオ入力端子の「ビデオ4」、「ビ
デオ5」とが対応して設定されている。併せて切換番号
65の「4」、「5」はリモコン12の数字キー
「4」、「5」に対応しており、ユーザーが入力切換キ
ーを押下した直後、例えば1秒程度の所定時間内に切換
番号65に登録済みの数字キーが押下されれば,優先的
に登録済みの外部入力端子16に接続されたアナログ信
号入力に切り換わるように制御される。
【0072】そして、登録済みのアナログ機器をディジ
タル放送受信装置側から制御することも可能で、IRブ
ラスタを使用して接続機器のリモコンコード(I2Cコ
ード)をディジタル放送受信装置側から出力し、電源オ
ン、再生、早送り、巻き戻し等の制御が可能である。
【0073】図4の例では、ユーザーが入力切換キーを
押下した直後、数字キー「4」を押下したとすると、
「ビデオ4」から入力されるアナログ信号に切り換わ
り、その映像や音声を表示するように制御することがで
きる。
【0074】なお、アナログ機器は自動設定されないた
め外部入力端子の設定登録画面64についてはユーザー
が設定及び登録の作業を行う必要がある。その他、外部
入力端子の登録画面64中の「種別」「メーカー」等は
ユーザーが図示しない画面内に表示される選択肢の中か
ら選んで設定しているものとする。また、ディジタル機
器の登録画面61で「ビデオ1」、「ビデオ2」、「ビ
デオ3」は紐付き設定済みであるので、外部入力端子の
設定登録画面64中では「ビデオ1」、「ビデオ2」、
「ビデオ3」は切換番号65についも「6」,「7」,「8」
というように自動的に設定されるものとする。
【0075】以上のように、予めリモコン12の数字キ
ーに対応してディジタル機器の登録とアナログ信号の外
部入力端子の設定登録を行うことで、通常、ユーザーが
入力切換キーを押下した時に「ディジタル機器1」→
「ディジタル機器2」→「ディジタル機器3」→「ビデ
オ1」→「ビデオ2」と順に切り換わる場合に、入力切
換キー押下直後に任意の数字キーを押下することで、所
望する接続機器の入力に切り換わり映像や音声を表示す
ることが可能になる。
【0076】以上述べた第5の実施の形態のディジタル
放送受信装置によれば、予めリモコンの数字キーに対応
してディジタル機器の登録とアナログ信号の外部入力端
子の設定登録を行っておき、入力切換キー押下直後(所
定時間内)に任意の数字キーを押下することで、所望す
る接続機器の入力に切り換わり映像や音声を表示するこ
とが可能になる。これにより、ユーザーは簡単なリモコ
ンキー操作のみで所望する接続機器の入力にすぐに切り
換えることが可能となり、使い易くなる。また、所望す
る接続機器からの入力に切り換えるまでの待ち時間も短
くなる。
【0077】[第6の実施の形態]ところで、上記第5
の実施の形態で、ユーザーが入力切換キーを押下した直
後、例えば1秒程度の所定時間内に切換番号(図4参
照)に登録済みの数字キーが押下されれば、優先的に登
録済みのIEEE1394入出力端子19に接続された
ディジタル信号入力、或いは外部入力端子16に接続さ
れたアナログ信号入力に切り換わるように制御されると
説明した。この第5の実施の形態ではユーザーが入力切
換キーを押下した後、しばらくしてから(例えば1秒以
上の所定時間以上経過後)に切換番号に登録済みの数字
キーを押下した場合は、時間超過となりその数字キーに
割り当てられているチャンネルの選局を行ってしまう。
つまり所望の入力切換が行われない。
【0078】そこで、本発明の第6の実施の形態とし
て、このような誤操作を防止するために、入力切換キー
と数字キーを同時に押下した時に、所望する接続機器の
入力に切り換わるようにCPU7によって制御する構成
とする。これにより、上記のように数字キーに割り当て
られているチャンネルの選局を行ってしまうといった誤
操作が防止されるようになる。
【0079】また、前述の第5の実施の形態では、ユー
ザーが入力切換キーを押下後、数字キーを押下するた
め、片手で操作可能であった。そのためキーを押し間違
う等の誤操作も発生し易いが、本第6の実施の形態のよ
うにユーザーが入力切換キーと数字キーを同時に押下す
る場合には両手で操作することが多くなる。そのため面
倒ではあるが誤操作が少なくなるという利点もある。
【0080】以上述べた第6の実施の形態のディジタル
放送受信装置によれば、第5の実施の形態同様、予めリ
モコンの数字キーに対応してディジタル機器の登録とア
ナログ信号の外部入力端子の設定登録を行っておく。そ
して、入力切換キーと任意の数字キーを同時に押下する
ことで、所望する接続機器の入力に切り換わり映像や音
声を表示することが可能になる。これにより誤って数字
キーに割り当てられているチャンネルの選局を行ってし
まうといった誤操作が防止されるようになる。
【0081】[第7の実施の形態]ところで、図1のデ
ィジタル放送受信装置1は、スマートメディア挿入部1
4、SDメモリカード挿入部15、その他メモリーステ
ィック挿入部等、ディジタル記録メディア装着手段を備
えており、そこに挿入される各種ディジタル記録メディ
アに記録されているディジタル情報を記録メディアI/
F部13を介して取り込み、ディジタル情報をデコード
して映像や音声等を表示することが可能となっている。
【0082】従来のディジタル放送受信装置はこのよう
な機能に対して、頻繁に使う機能でないことや、リモコ
ンのキーが増加して、或いはリモコン自体が大きくなっ
てしまい、使いにくい、分かりにくいといった理由てリ
モコンに記録メディア再生用の専用キーを割り当ててい
ない。従来の受信装置でディジタル記録メディアを再生
するには、まずメニュー画面を表示し、そこから「デジ
タルカメラ再生」或いは「メディア再生」等の名称の項
目を選択することで、各種ディジタル記録メディアに記
録されているディジタル情報を読み込み、再生してい
た。ところが、メニューは階層構造になっており、数回
のリモコンのキー操作が必要であったり、操作が分かり
にくく面倒であった。そのため簡単な各種ディジタル記
録メディアの再生方法が望まれていた。
【0083】そこで、本発明の第7の実施の形態のディ
ジタル放送受信装置として、各種ディジタル記録メディ
アの再生についても、リモコンの入力切換キー或いは受
信装置本体の前面に備えられた入力切換キーで行えるよ
うに構成する。
【0084】まず、ユーザーにより入力切換キーが押下
されると、CPU7は記録メディアI/F部13を介し
てスマートメディア挿入部14やSDメモリカード挿入
部15、その他図示しないディジタル記録メディア挿入
部などの装着手段に、各種ディジタル記録メディアが挿
入されているかどうかを検出する。挿入検出の方法は例
えばスーマートメディア挿入部14の場合は、スマート
メディアの金属端子がある面の上部の右側に切り欠きが
あれば3.3V動作品、左側に切り欠きがあれば5.0
V動作品であり、この切り欠きにより挿入を検出し、電
気的な処理を開始し、スマートメディアの金属端子面が
装着手段内の電極に接触しているか否かを検出すること
で、正常にスマートメディアが挿入されているかどうか
を判定する。同様にSDメモリカード挿入部15や図示
しないディジタル記録メディア挿入部においても各記録
メディアの形状検出及び電気的処理により各種ディジタ
ル記録メディアが挿入されているかどうかを検出する。
【0085】次に、各ディジタル記録メディア挿入部で
挿入が検出されると、CPU7は入力切換を行い、その
記録メディアの映像や音声を出力するように制御する。
例えばスマートメディアの挿入が検出されると、画面は
スマートメディア再生表示用の所定の画面に切り換わ
り、CPU7はスマートメディアから記録されているデ
ィジタル情報を記録メディアI/F部13を介して取り
込み、ディジタル情報をデコードして映像や音声等を表
示するように制御を行う。
【0086】また、スマートメディアとSDメモリカー
ドの両方が挿入されている場合等、複数の記録メディア
が挿入されている場合は、ユーザーにより入力切換キー
が押下されると、CPU7は予め決められた優先順位に
従って入力切換を行う。この優先順位は、ユーザーがリ
モコン等の操作手段の指示によって予め設定しておくこ
とが可能である。これはメモリ8に格納したプログラム
に従ってCPU7が制御することによって可能である。
【0087】また、記録メディアが挿入されていない場
合は、ユーザーにより入力切換キーが押下されると、C
PU7は以前に入力切換キー操作で視聴したラストモー
ドのディジタル機器入力やアナログ外部入力か、或いは
固定的に例えばディジタル機器1に切り換えるように設
定すべく制御することができる。
【0088】或いは、上述の他の実施の形態と組み合わ
せて、入力切換キー押下により、「ディジタル記録メデ
ィア」→「IEEE1394入力」→「アナログ外部入
力」の順で入力切換を行うとか、各ディジタル記録メデ
ィアにも切換番号を付加し、入力切換キー+数字キーの
操作で優先的に切り換える等の処理を行うことも可能て
ある。
【0089】以上述べた第7の実施の形態のディジタル
放送受信装置によれば、入力切換キー押下により、スマ
ートメディ7やSDメモリーカード等の各種ディジタル
記録メディアの挿入の有無を検出し、所望する記録メデ
ィアの情報を読み出し表示することが可能になる。ユー
ザーは記録メディアを受信装置に挿入し、簡単なキー操
作のみで、各種記録メディアの再生が行えるようにな
り、使い易く便利である。
【0090】[第8の実施の形態]ところで、従来のデ
ィジタル放送受信装置ではDVDを内蔵したものや、ハ
ードディスクを内蔵したものがある。また一方、パーソ
ナルコンピュータ(以下パソコン)ではUSB接続端子
やSCSI接続端子への各種外部機器の接続が可能であ
る。しかしながら、パソコンでは、各種外部機器のディ
ジタル情報をデコードして映像や音声等を表示するため
には、ユーザーがパソコン上で任意のソフトウェアを実
行させて、各種外部機器を制御する必要があった。
【0091】これに対して、図1の本発明によるディジ
タル放送受信装置1は、図示しないUSB接続端子やS
CSI接続端子等のディジタル接続端子25を備えてお
り、CPU7は外部機器I/F部21を介して接続され
るDVD−RAM、ハードディスク、CD−ROM、ホ
ームサーバ等の記録再生可能或いは再生専用のディジタ
ル信号出力装置(図示せず)の制御を行い、ディジタル
情報をデコードして映像や音声等を表示することが可能
となっている。なお、USB接続端子については、1つ
の接続端子に複数のUSB対応機器を接続するアダプタ
を接続すれば、複数のUSB対応機器を接続することが
可能である。
【0092】そこで、本発明の第8の実施の形態のディ
ジタル放送受信装置として、USB接続端子やSCSI
接続端子等のディジタル接続端子25に接続した各種外
部機器の再生についても、リモコン或いは受信装置本体
の前面に備えられた入力切換キーで行えるように構成す
る。
【0093】まず、ユーザーにより入力切換キーが押下
されると、CPU7は外部機器I/F部21を介して図
示しないUSB接続端子やSCSI接続端子等のディジ
タル接続端子25に接続される各種外部機器を認識す
る。例えば、受信装置側のCPU7から各種外部機器と
データをやり取りし、各種外部機器の内部ファイル構造
を読み取り可能であるか、或いは制御可能であるかを認
識する。
【0094】例えばDVDの場合は、そのファイル構造
からDVDの映像や音声用の所定のフォーマットのファ
イルであることがCPU7にて認識され、CPU7はそ
の認識によってDVDへの入力切換を行い、映像や音声
を出力するようにDVDを制御する。
【0095】また、ホームサーバ等の場合、入力切換キ
ー押下後、各機器の内部ファイル構造がCPU7にて検
出されると、CPU7は入力切換を行い、ユーザーが各
機器の中のファイルを選択するための所定の画面を表示
する。例えば記録日時や番組名称等を表示して、ユーザ
ーに選択し易く表示する。そしてユーザーにより任意の
ファイルが選択されると、CPU7はそのファイルを読
み取り、デコードし、映像や音声を出力するように制御
する。
【0096】また、複数の外部機器が接続されている場
合は予め決められた優先順位に従って入力切換が行われ
るものとする。この優先順位はユーザーが設定可能であ
ってもよい。
【0097】また、外部機器が接続されていない場合
は、CPU7は以前に入力切換キー操作で視聴したラス
トモードのディジタル機器入力やアナログ外部入力か、
固定的に例えばディジタル機器1に切り換えるように制
御する。
【0098】或いは、上述の他の実施の形態と組み合わ
せて、入力切換キー押下により、「外部機器」→「ディ
ジタル記録メディア」→「IEEE1394入力」→
「アナログ外部入力」の順で入力切換を行うとか、各外
部機器にも切換番号を付加し、入力切換キー+数字キー
の操作で優先的に各外部機器に切り換える等の処理を行
うことも可能である。
【0099】以上述べた第8の実施の形態のディジタル
放送受信装置によれば、入力切換キー押下により、US
B接続端子やSCSI接続端子等に接続されるDVD、
ハードディスク、ホームサーバ等の各種外部接続機器の
有無を検出し、所望する外部機器の情報を読み出し表示
することが可能である。ユーザーは受信装置に外部機器
を接続し、簡単なキー操作のみで、各種外部機器の記録
情報の再生が行えるようになり、使い易く便利である。
【0100】なお、第8の実施の形態では、ディジタル
接続端子25には、外部機器としてDVDやハードディ
スクを外付けするタイプとして説明したが、DVDやハ
ードディスクを受信装置1内に内蔵する構成としても同
様にそれらの機器を検出して制御することが可能である
こと勿論である。
【0101】次に、本発明のディジタル放送受信装置の
要部をなす入力切換キーを配設した操作手段として、リ
モコン12のキー配置の具体例を示す。
【0102】図5に、図1におけるリモコン12の外観
図を示している。リモコン12には、ディジタル放送受信
装置1の電源入切を行うための電源キー121、受信装置
1の表示手段の画面上でカーソルを上下左右の各方向に
移動せるための矢印キー122、決定キー123、数字キー12
4、チャンネルアップダウンキー125,音量キー126,デ
ィジタル放送局のダイレクト選局キー127、入力切換キ
ー128、i.LINK操作パネルキー129、及びその他の
キーが配置されている。
【0103】入力切換キー128の押下による動作は、第
1〜第8の実施の形態で説明した通りである。入力切換
キー128の押下によってi.LINKモード(IEEE
1394モード)が選択されると、i.LINKモード
での操作パネルが受信装置1の画面に表示され、その表
示された操作パネルからi.LINK機器を選択した
り、i.LINK機器の電源オン/オフ,再生,録画,
停止等の操作が行える。この操作後、i.LINK操作
パネルキー129を押すと、その操作パネルの表示消去、
再表示が行えるようになっている。
【0104】
【発明の効果】以上述べたように本発明のディジタル放
送送受信装置によれば、入力切換キーのみで、ディジタ
ル機器やディジタル記録メディアなどからのディジタル
信号入力と従来のアナログ機器からのアナログ信号入力
とディジタル放送信号入力との入力切り換えとを行うこ
とができ、操作性の向上や操作手段の簡単化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル放送受信装置の構成を
示すブロック図。
【図2】本発明に係るディジタル放送受信装置のフロー
チャート。
【図3】本発明に係るディジタル放送受信装置のフロー
チャート。
【図4】本発明に係るディジタル放送受信装置の画面表
示例を示す図。
【図5】図1におけるリモコンの外観図。
【図6】従来のディジタル放送受信装置の構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1…ディジタル放送受信装置 2…チューナ(受信手段) 3…復調部 4…TS処理部 5…映像音声デコード処理部 6…映像・グラフィックス処理部 7…CPU 8…メモリ 11…リモコンI/F部 12…リモコン(操作手段) 13…記録メディアI/F部 14…スマートメディア挿入部 15…SDメモリカード挿入部 16…外部入力端子(アナログ入力端子) 17…外部入力切換部 18…映像音声処理部 19…IEEE1394入出力端子 20…IEEE1394I/F部 21…‥外部機器I/F部 22…音声切換部 128…入力切換キー

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号による映像音声を外部入
    力するディジタル入力手段と、アナログ信号による映像
    音声を外部入力するアナログ入力手段と、ディジタル放
    送波を受信する受信手段とを、少なくとも有する複数の
    信号入力手段と、 前記複数の信号入力手段から1つの入力を選択するため
    の入力切換キーを有した操作手段と、 前記複数の信号入力手段からの複数の映像音声をそれぞ
    れデコード処理し表示用信号を出力する複数の信号処理
    手段と、 前記入力切換キーの操作に基づいて前記複数の信号入力
    手段又は複数の信号処理手段を選択的に切り換える切換
    手段と、 を具備したことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル入力手段に接続するディ
    ジタル機器の動作状態を検出する検出手段と、 前記入力切換キー操作時に、前記検出手段にて検出され
    た前記ディジタル機器の動作状態に応じて、前記ディジ
    タル機器が接続する前記ディジタル入力手段の入力を優
    先的に選択するよう前記切換手段を制御する手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記ディジタル入力手段にディジタル信
    号の映像音声が入力されていることを検出する検出手段
    と、 前記入力切換キー操作時に、前記検出手段の検出結果に
    応じて、前記ディジタル入力手段の入力を優先的に選択
    するよう前記切換手段を制御する手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記ディジタル入力手段に接続するディ
    ジタル機器の動作状態を検出し、且つディジタル信号の
    映像音声が入力されていることを検出する検出手段と、 前記入力切換キー操作時に、前記検出手段の検出結果に
    応じて、前記ディジタル入力手段の入力を優先的に選択
    するよう前記切換手段を制御する手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル放送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記ディジタル入力手段に接続するディ
    ジタル機器の動作状態を検出し、且つディジタル信号の
    映像音声が入力されていることを検出する検出手段と、 ディジタル機器が紐付き設定されている(ディジタル機
    器がディジタル入力手段とアナログ入力手段の両方に接
    続されている)場合に、前記検出手段にて検出された前
    記ディジタル機器の動作状態とディジタル映像音声の検
    出結果から、ディジタル入力有りと判断された場合、前
    記入力切換キー操作時に、前記ディジタル機器のアナロ
    グ出力には切り換わらないように前記切換手段を制御す
    る手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル放送受信装置。
  6. 【請求項6】 前記ディジタル入力手段を構成する少な
    くとも1つのディジタル外部入力端子、及び前記アナロ
    グ入力手段を構成する少なくとも1つのアナログ外部入
    力端子に対して、各々に任意の番号を割り当てて登録す
    る登録手段と、前記入力切換キーの操作後、数字キーを
    押下することで、登録した入力端子の映像音声入力を優
    先的に選択するよう前記切換手段を制御する手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル放送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記ディジタル入力手段に接続する少な
    くとも1つのディジタル機器の各々に任意の番号を割り
    当てて登録する登録手段と、 前記入力切換キーの操作後、数字キーを押下すること
    で、登録したディジタル機器の映像音声を優先的に選択
    するよう前記切換手段を制御する手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル放送受信装置。
  8. 【請求項8】 前記ディジタル入力手段に接続する少な
    くとも1つのディジタル機器の各々に任意の番号を割り
    当てて登録し、且つ前記アナログ外部入力端子に対し
    て、各々に任意の番号(ディジタル機器と異なる)を割
    り当てて登録する登録手段と、 前記入力切換キーの操作後、数字キーを押下すること
    で、登録した前記ディジタル機器或いは前記アナログ入
    力端子の映像音声を優先的に選択するよう前記切換手段
    を制御する手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル放送受信装置。
  9. 【請求項9】 前記入力切換キーと前記数字キーを同時
    に押下することで優先的に選択することを特徴とする請
    求項6〜8のいずれか1つに記載のディジタル放送受信
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ディジタル入力手段に接続する少
    なくとも1つのディジタル記録メディアの装着手段と、 前記装着手段に前記ディジタル記録メディアが装着され
    ているか否かを検出する検出手段と、 前記入力切換キー操作時に、前記検出手段によるディジ
    タル記録メディアの装着検出結果に応じて、前記ディジ
    タル記録メディアからの映像音声を優先的に選択するよ
    う前記切換手段を制御する手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル放送受信装置。
  11. 【請求項11】 前記ディジタル入力手段に接続する少
    なくとも1つのUSB接続手段及び、或いはSCSI接
    続手段と、 前記USB接続手段やSCSI接続手段にディジタル機
    器が接続されているか否かを検出する検出手段と、 前記入力切換キー操作時に、前記検出手段によるディジ
    タル機器接続の検出結果に応じて、前記ディジタル機器
    の映像音声を優先的に選択するよう前記切換手段を制御
    する手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル放送受信装置。
  12. 【請求項12】 ディジタル入力と、アナログ入力と、
    ディジタル放送の映像音声とを入力可能とする入力ステ
    ップと、 これらのディジタル入力と、アナログ入力と、ディジタ
    ル放送の映像音声をそれぞれデコードするステップと、 デコードされた各入力信号を、入力切換キーの操作によ
    り切り換えて出力するステップと、 を具備したことを特徴とするディジタル放送受信方法。
  13. 【請求項13】 前記ディジタル入力を供給するディジ
    タル機器の動作状態を検出するステップと、 前記入力切換キー操作時に、前記ディジタル機器の動作
    状態に応じて、前記ディジタル機器の入力を優先的に選
    択するステップと、 をさらに具備したことを特徴とする請求項12記載のデ
    ィジタル放送受信方法。
  14. 【請求項14】 前記ディジタル入力を検出するステッ
    プと、 前記入力切換キー操作時に、ディジタル入力の検出結果
    に応じて、前記ディジタル入力を優先的に選択するステ
    ップと、 をさらに具備したことを特徴とする請求項12記載のデ
    ィジタル放送受信方法。
  15. 【請求項15】 前記ディジタル入力を供給するディジ
    タル機器の動作状態を検出し、且つ前記ディジタル入力
    を検出するステップと、 前記入力切換キー操作時に、前記検出の結果に応じて、
    前記ディジタル入力を優先的に選択するステップと、 をさらに具備したことを特徴とする請求項12記載のデ
    ィジタル放送受信方法。
  16. 【請求項16】 前記ディジタル入力を供給するディジ
    タル機器の動作状態を検出し、且つディジタル入力が入
    力されていることを検出するステップと、 前記ディジタル入力を供給するディジタル機器が紐付き
    設定されている(ディジタル入力とアナログ入力の両方
    に接続されている)場合、ディジタル機器の動作状態と
    ディジタル入力の検出結果から、ディジタル入力の有無
    を判断するステップと、 ディジタル入力有りと判断された場合、前記入力切換キ
    ー操作時に、前記ディジタル機器のアナログ出力には切
    り換わらないよう制御するステップと、 をさらに具備したことを特徴とする請求項12記載のデ
    ィジタル放送受信方法。
  17. 【請求項17】 ディジタル入力の少なくとも1つのデ
    ィジタル外部入力端子、及びアナログ入力の少なくとも
    1つのアナログ外部入力端子に対して、各々に任意の番
    号を割り当てて登録するステップと、 前記入力切換キーの操作後、数字キーを押下すること
    で、登録した入力端子の映像音声入力を優先的に選択す
    るステップと、 をさらに具備したことを特徴とする請求項12記載のデ
    ィジタル放送受信方法。
  18. 【請求項18】 ディジタル入力を供給する少なくとも
    1つのディジタル機器の各々に任意の番号を割り当てて
    登録するステップと、 前記入力切換キーの操作後、数字キーを押下すること
    で、登録したディジタル機器の映像音声を優先的に選択
    するステップと、 をさらに具備したことを特徴とする請求項12記載のデ
    ィジタル放送受信方法。
  19. 【請求項19】 ディジタル入力を供給する少なくとも
    1つのディジタル機器の各々に任意の番号を割り当てて
    登録し、且つアナログ入力の少なくとも1つのアナログ
    外部入力端子の各々に任意の番号(ディジタル機器と異
    なる)を割り当てて登録するステップと、 前記入力切換キーの操作後、数字キーを押下すること
    で、登録した前記ディジタル機器或いは前記アナログ入
    力端子の映像音声を優先的に選択するステップと、 をさらに具備したことを特徴とする請求項12記載のデ
    ィジタル放送受信方法。
  20. 【請求項20】 前記入力切換キーと前記数字キーを同
    時に押下することで優先的に選択することを特徴とする
    請求項17〜19のいずれか1つに記載のディジタル放
    送受信方法。
  21. 【請求項21】 少なくとも1つのディジタル記録メデ
    ィアの装着手段に、ディジタル記録メディアが装着され
    ているか否かを検出するステップと、 前記入力切換キー操作時に、前記ステップによるディジ
    タル記録メディアの装着検出結果に応じて、前記ディジ
    タル記録メディアからの映像音声を優先的に選択するス
    テップと、 をさらに具備したことを特徴とする請求項12記載のデ
    ィジタル放送受信装置。
  22. 【請求項22】 少なくとも1つのUSB接続手段及
    び、或いはSCSI接続手段に、ディジタル機器が接続
    されているか否かを検出するステップと、 前記入力切換キー操作時に、前記ステップによるディジ
    タル機器接続の検出結果に応じて、前記ディジタル機器
    の映像音声を優先的に選択するステップと、 をさらに具備したことを特徴とする請求項12記載のデ
    ィジタル放送受信装置。
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