JP2003012021A - 結束具 - Google Patents
結束具Info
- Publication number
- JP2003012021A JP2003012021A JP2001192872A JP2001192872A JP2003012021A JP 2003012021 A JP2003012021 A JP 2003012021A JP 2001192872 A JP2001192872 A JP 2001192872A JP 2001192872 A JP2001192872 A JP 2001192872A JP 2003012021 A JP2003012021 A JP 2003012021A
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- binding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】結束帯2とこの結束帯2の両端を固定する固定
具3とからなる結束具で複数本の電線Cを結束する場
合、結束帯2の外面に印字すると印字の位置を見やすい
位置に合わせて結束したい。ところが従来の結束具では
結束帯の一端を固定具に挿入すると挿入方向にしか結束
帯を移動させることができず、位置合わせがしづらかっ
た。 【解決手段】固定具3の内部に、結束帯に係合する可動
部32をケース部31内で移動自在に設け、結束帯2の
一端を挿入した状態では結束帯に係合しない位置に可動
部32が退避し、結束帯の一端が進退自在に位置合わせ
できるようにした。
具3とからなる結束具で複数本の電線Cを結束する場
合、結束帯2の外面に印字すると印字の位置を見やすい
位置に合わせて結束したい。ところが従来の結束具では
結束帯の一端を固定具に挿入すると挿入方向にしか結束
帯を移動させることができず、位置合わせがしづらかっ
た。 【解決手段】固定具3の内部に、結束帯に係合する可動
部32をケース部31内で移動自在に設け、結束帯2の
一端を挿入した状態では結束帯に係合しない位置に可動
部32が退避し、結束帯の一端が進退自在に位置合わせ
できるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電線のよう
な長尺の被結束物を複数本束ねて結束する結束具に関す
る。
な長尺の被結束物を複数本束ねて結束する結束具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の結束具としては例えば実
開昭51−68787号公報により、長尺の結束帯と、
該結束帯が被結束物を囲繞した状態で結束帯の両端を相
互に固定する固定具とからなる結束具が知られている。
このものでは、結束帯の一端を固定具に差し込むと結束
帯に連続して形成された突起と固定具の突起とが互いに
係合し、結束帯の一端を更に押し込むことはできるが逆
方向に引き抜くことができなくなる。その状態で結束帯
の他端を同じく固定具に差し込むと結束帯の突起と固定
具の別途の突起とが相互に係合してやはり他端を更に押
し込むことはできるが逆に他端を引き戻せなくなる。他
端を固定部に差し込む際、結束帯が被結束物を巻くよう
にすれば、他端を押し込まれた方向に引き出すことによ
って結束帯の輪が縮まり、輪の中の被結束物が強固に締
め付けられる。
開昭51−68787号公報により、長尺の結束帯と、
該結束帯が被結束物を囲繞した状態で結束帯の両端を相
互に固定する固定具とからなる結束具が知られている。
このものでは、結束帯の一端を固定具に差し込むと結束
帯に連続して形成された突起と固定具の突起とが互いに
係合し、結束帯の一端を更に押し込むことはできるが逆
方向に引き抜くことができなくなる。その状態で結束帯
の他端を同じく固定具に差し込むと結束帯の突起と固定
具の別途の突起とが相互に係合してやはり他端を更に押
し込むことはできるが逆に他端を引き戻せなくなる。他
端を固定部に差し込む際、結束帯が被結束物を巻くよう
にすれば、他端を押し込まれた方向に引き出すことによ
って結束帯の輪が縮まり、輪の中の被結束物が強固に締
め付けられる。
【0003】なお、このような結束具は上記公報の他
に、例えば特許掲載公報第2949563号公報により
知られている。
に、例えば特許掲載公報第2949563号公報により
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
従来の結束具は被結束物を結束することのみを目的とし
て発案されたものである。ところが、例えば電線を被結
束物とする場合には、電線の種別等を結束帯に表示する
ことが望まれる。そこで、結束帯の表面であって、被結
束物に巻き付けた状態で外側になる外面に印字すること
が行われる。この印字に用いられる印字装置はロール状
に巻かれた長尺の結束帯を繰り出し、外面に一定の文字
や記号を印字し、所定の長さ毎に自動的に切断するよう
に構成されている。このような印字装置で結束帯に印字
すると、切断された結束帯の端部に対する印字位置は常
に一定に位置関係になる。
従来の結束具は被結束物を結束することのみを目的とし
て発案されたものである。ところが、例えば電線を被結
束物とする場合には、電線の種別等を結束帯に表示する
ことが望まれる。そこで、結束帯の表面であって、被結
束物に巻き付けた状態で外側になる外面に印字すること
が行われる。この印字に用いられる印字装置はロール状
に巻かれた長尺の結束帯を繰り出し、外面に一定の文字
や記号を印字し、所定の長さ毎に自動的に切断するよう
に構成されている。このような印字装置で結束帯に印字
すると、切断された結束帯の端部に対する印字位置は常
に一定に位置関係になる。
【0005】この印字された結束帯を用いて実際に現場
で被結束物を結束する場合、結束帯の印字が見えやすい
位置になるように調節する必要がある。上記従来の結束
具では結束帯の一端を固定部に差し込むと結束帯を差し
込む方向にしか移動させることができない。そのため、
現場で結束帯の位置決めを行う際、結束具の一端を誤っ
て差し込みすぎると、結束帯を戻すことができないた
め、結束帯を差し込み方向に完全に引き出し、再び一端
を固定具に差し込んで結束作業をやり直さなければなら
ない。そのため作業がスムーズに行えない。また、結束
帯を固定具から完全に抜き出す際に結束帯の外面が固定
具でこすられ、外面に印字した文字や記号が掠れ、ある
いは消えてしまうという不具合が生じる。
で被結束物を結束する場合、結束帯の印字が見えやすい
位置になるように調節する必要がある。上記従来の結束
具では結束帯の一端を固定部に差し込むと結束帯を差し
込む方向にしか移動させることができない。そのため、
現場で結束帯の位置決めを行う際、結束具の一端を誤っ
て差し込みすぎると、結束帯を戻すことができないた
め、結束帯を差し込み方向に完全に引き出し、再び一端
を固定具に差し込んで結束作業をやり直さなければなら
ない。そのため作業がスムーズに行えない。また、結束
帯を固定具から完全に抜き出す際に結束帯の外面が固定
具でこすられ、外面に印字した文字や記号が掠れ、ある
いは消えてしまうという不具合が生じる。
【0006】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、結
束帯の位置決めを自由に行うことのできる結束具を提供
することを課題とする。
束帯の位置決めを自由に行うことのできる結束具を提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による結束具は、長尺の結束帯と、該結束帯が
被結束物を囲繞した状態で結束帯の両端を相互に固定す
る固定具とからなる結束具において、結束帯の長手方向
に沿って結束帯が一方へ移動することを阻止するが他方
へ移動することを許容する複数の突起を上記長手方向に
並設した第1の突起列と、結束帯が少なくとも他方へ移
動することを阻止する複数の突起を上記長手方向に並設
した第2の突起列とを上記結束帯に形成すると共に、上
記第2の突起列の突起に係合し得る係合片を、第2の突
起列の突起に係合する係合位置と該突起に係合しない非
係合位置とに移動し得るように固定具に設け、固定具に
結束帯の両端を挿通した状態では上記係合片は係合位置
に保持され非係合位置への移動が禁止されることを特徴
とする。
に本発明による結束具は、長尺の結束帯と、該結束帯が
被結束物を囲繞した状態で結束帯の両端を相互に固定す
る固定具とからなる結束具において、結束帯の長手方向
に沿って結束帯が一方へ移動することを阻止するが他方
へ移動することを許容する複数の突起を上記長手方向に
並設した第1の突起列と、結束帯が少なくとも他方へ移
動することを阻止する複数の突起を上記長手方向に並設
した第2の突起列とを上記結束帯に形成すると共に、上
記第2の突起列の突起に係合し得る係合片を、第2の突
起列の突起に係合する係合位置と該突起に係合しない非
係合位置とに移動し得るように固定具に設け、固定具に
結束帯の両端を挿通した状態では上記係合片は係合位置
に保持され非係合位置への移動が禁止されることを特徴
とする。
【0008】上記構成によれば、係合片が非係合位置に
ある状態では結束帯は一端を固定具に挿入しても拘束さ
れることなく抜き差し方向に自由に移動できる。その移
動により結束帯の位置決めを行ったあと、更に他端を固
定具に挿入すると係合片は係合位置に保持され、第2の
突起列の突起に係合する。
ある状態では結束帯は一端を固定具に挿入しても拘束さ
れることなく抜き差し方向に自由に移動できる。その移
動により結束帯の位置決めを行ったあと、更に他端を固
定具に挿入すると係合片は係合位置に保持され、第2の
突起列の突起に係合する。
【0009】なお、上記第1の突起列と第2の突起列と
の少なくとも一方を、結束帯の中心線に対して対称に位
置する相互に平行な複数列に分割すれば、第1の突起列
に作用する力と第2の突起列に作用する力とが同一線上
に重なる。
の少なくとも一方を、結束帯の中心線に対して対称に位
置する相互に平行な複数列に分割すれば、第1の突起列
に作用する力と第2の突起列に作用する力とが同一線上
に重なる。
【0010】また、結束帯を被結束物に囲繞させた状態
で外側面となる面を外面とし、上記第1の突起列と第2
の突起列との双方を、外面以外の面に形成すれば、外面
に印字する際突起列が邪魔にならない。
で外側面となる面を外面とし、上記第1の突起列と第2
の突起列との双方を、外面以外の面に形成すれば、外面
に印字する際突起列が邪魔にならない。
【0011】上記係合片に、第1の突起列の突起に係合
する係合爪を形成してもよい。
する係合爪を形成してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は本発明に係
る結束具である。この結束具1は帯状の結束帯2と、結
束帯2の両端を固定する固定具3とから構成されてい
る。結束帯2及び固定具3は共に、66ナイロンで形成
されており、可撓性を有している。被結束物である電線
Cを複数本束ねた状態でこれら電線Cを囲むように結束
帯2を巻き付け、結束帯2の両端を順次固定具3に差し
込むと、固定具3に対して結束帯2が逆に戻らず、結束
帯2が環状になる。結束帯2の両端のうち少なくとも一
方は、環状の輪を縮める方向に引き出すことができ、適
宜端部を引き出せば結束帯2で被結束物を強く結束する
ことができる。
る結束具である。この結束具1は帯状の結束帯2と、結
束帯2の両端を固定する固定具3とから構成されてい
る。結束帯2及び固定具3は共に、66ナイロンで形成
されており、可撓性を有している。被結束物である電線
Cを複数本束ねた状態でこれら電線Cを囲むように結束
帯2を巻き付け、結束帯2の両端を順次固定具3に差し
込むと、固定具3に対して結束帯2が逆に戻らず、結束
帯2が環状になる。結束帯2の両端のうち少なくとも一
方は、環状の輪を縮める方向に引き出すことができ、適
宜端部を引き出せば結束帯2で被結束物を強く結束する
ことができる。
【0013】なお、結束帯2を電線Cに巻き付けた状態
で外側に位置する面を外面21として、この外面21に
電線Cの種別を現す文字や記号を印字する。この印字M
は後に電線Cをチェックする必要があるため、外部から
容易に識別できる位置にあることが望まれる。
で外側に位置する面を外面21として、この外面21に
電線Cの種別を現す文字や記号を印字する。この印字M
は後に電線Cをチェックする必要があるため、外部から
容易に識別できる位置にあることが望まれる。
【0014】ところで、この結束帯2の外面21に印字
するには、図2に示す印字装置Pを用いる。結束帯2は
リールRに巻かれており、端から順次繰り出され、外面
21に印字され、更に所定長さ毎に自動的に切断され
る。
するには、図2に示す印字装置Pを用いる。結束帯2は
リールRに巻かれており、端から順次繰り出され、外面
21に印字され、更に所定長さ毎に自動的に切断され
る。
【0015】図3を参照して、結束帯2には外面21に
対応する面、すなわち電線Cに巻き付けた際に内側にな
る面に2列の突起列2a・2bが結束帯2の長手方向に
沿って互いに平行に形成されている。両突起列2a・2
b共に結束帯2の長手方向に対して直角な面と斜面とか
らなる突起が連続して形成されている。但し、突起列2
aと突起列2bとでは斜面の傾斜方向が逆方向になるよ
うに形成されている。
対応する面、すなわち電線Cに巻き付けた際に内側にな
る面に2列の突起列2a・2bが結束帯2の長手方向に
沿って互いに平行に形成されている。両突起列2a・2
b共に結束帯2の長手方向に対して直角な面と斜面とか
らなる突起が連続して形成されている。但し、突起列2
aと突起列2bとでは斜面の傾斜方向が逆方向になるよ
うに形成されている。
【0016】一方、固定具3は図4に示すように、ケー
ス部31と可動部32とから構成されている。ケース部
31には矩形状の貫通孔33が形成されている。そし
て、この貫通孔33内の上面と下面とには各々貫通孔3
3の貫通方向に対して直角方向に溝34が形成されてい
る。そして、可動部32を一旦撓めて可動部32の上下
端部を各々溝34内に挿入する。すると、可動部32は
溝34に沿って移動することができる状態でケース部3
1に保持される。なお、可動部32には側面に各々係合
突起35が形成されている。但し、この係合突起35は
上下2段にあって、上段の係合突起35と下段の係合突
起35とは左右相違する側面に形成されている。そし
て、ケース部31に可動部32を保持させた後、矢印A
方向に結束帯2の端部を挿入する。
ス部31と可動部32とから構成されている。ケース部
31には矩形状の貫通孔33が形成されている。そし
て、この貫通孔33内の上面と下面とには各々貫通孔3
3の貫通方向に対して直角方向に溝34が形成されてい
る。そして、可動部32を一旦撓めて可動部32の上下
端部を各々溝34内に挿入する。すると、可動部32は
溝34に沿って移動することができる状態でケース部3
1に保持される。なお、可動部32には側面に各々係合
突起35が形成されている。但し、この係合突起35は
上下2段にあって、上段の係合突起35と下段の係合突
起35とは左右相違する側面に形成されている。そし
て、ケース部31に可動部32を保持させた後、矢印A
方向に結束帯2の端部を挿入する。
【0017】結束帯2の一端を固定具3に挿入する際、
可動部32は図5に示すように、係合突起35が突起列
2aに係合しない位置に退避している。そのため結束帯
2は固定具3に挿通した状態で自由に抜き差し方向に移
動させることができる。そして、結束帯2の外面21に
印字された印字Mを見えやすい位置に調節し、他端を固
定具3に挿入する。
可動部32は図5に示すように、係合突起35が突起列
2aに係合しない位置に退避している。そのため結束帯
2は固定具3に挿通した状態で自由に抜き差し方向に移
動させることができる。そして、結束帯2の外面21に
印字された印字Mを見えやすい位置に調節し、他端を固
定具3に挿入する。
【0018】すると、図6に示すように、結束帯2の他
端が可動部32を移動させ、可動部32の係合突起35
が突起列2aに係合する。また、同時に可動部32の他
の係合突起35は突起列2bに係合する。図7に示すよ
うに、突起列2a・2bが各々係合突起35に係合する
と、結束帯2の両端は固定具3から外れる方向には移動
できなくなる。この状態で、印字Mの位置を確認しなが
ら結束帯2の両端を引き出せば結束帯2は電線Cを強く
結束することになる。その後、必要に応じて固定具3か
ら突き出している結束帯2の端部を切除して結束作業を
終了する。
端が可動部32を移動させ、可動部32の係合突起35
が突起列2aに係合する。また、同時に可動部32の他
の係合突起35は突起列2bに係合する。図7に示すよ
うに、突起列2a・2bが各々係合突起35に係合する
と、結束帯2の両端は固定具3から外れる方向には移動
できなくなる。この状態で、印字Mの位置を確認しなが
ら結束帯2の両端を引き出せば結束帯2は電線Cを強く
結束することになる。その後、必要に応じて固定具3か
ら突き出している結束帯2の端部を切除して結束作業を
終了する。
【0019】ところで、上記実施の形態では、結束帯2
に傾斜方向の相違する突起列2a・2bを各1列設けた
が、図8に示すように、例えば突起列2aを左右対称位
置に分割し、他の突起列2bを左右から挟むように配置
してもよい。このように配置することにより突起列2a
・2bに作用する力が左右にずれず、電線Cを結束帯2
で強固に結束しても固定具3が傾くことがない。
に傾斜方向の相違する突起列2a・2bを各1列設けた
が、図8に示すように、例えば突起列2aを左右対称位
置に分割し、他の突起列2bを左右から挟むように配置
してもよい。このように配置することにより突起列2a
・2bに作用する力が左右にずれず、電線Cを結束帯2
で強固に結束しても固定具3が傾くことがない。
【0020】また、図9に示すように、固定具3に対し
て結束帯2を最初に挿入する際には可動部32’は退避
しているので一方の突起列2a’は斜面を形成せず矩形
状の突起を並べてもよい。ところで、上記実施の形態で
は結束帯2及び固定具3は共に66ナイロンで形成した
が、その他として、例えばポリプロプレン、ポリエチレ
ン、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリオレフィン系
樹脂などを用いて形成してもよく、更に、使用状況およ
びインクの定着性、可撓性、強度などを考慮して適宜選
択すればよい。
て結束帯2を最初に挿入する際には可動部32’は退避
しているので一方の突起列2a’は斜面を形成せず矩形
状の突起を並べてもよい。ところで、上記実施の形態で
は結束帯2及び固定具3は共に66ナイロンで形成した
が、その他として、例えばポリプロプレン、ポリエチレ
ン、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリオレフィン系
樹脂などを用いて形成してもよく、更に、使用状況およ
びインクの定着性、可撓性、強度などを考慮して適宜選
択すればよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、結束帯の一端を固定具に挿入した状態ではこの一端
は自由に抜き差しできるので結束帯の位置決めを容易に
行うことができる。
は、結束帯の一端を固定具に挿入した状態ではこの一端
は自由に抜き差しできるので結束帯の位置決めを容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電線Cを結束した状態を示す図
【図2】印字装置により印字する状態を示す図
【図3】結束帯の形状を示す拡大図
【図4】固定具の形状を示す分解図
【図5】固定具に結束具の一端を挿入した状態を示す図
【図6】固定具に結束具の両端を挿入した状態を示す図
【図7】VII-VII断面図
【図8】結束帯の他の実施の形態を示す図
【図9】結束帯の更に他の実施の形態を示す図
【符号の説明】
1 結束具
2 結束帯
3 固定具
C 電線(被結束物)
M 印字
21 外面
2a 突起列(第2の突起列)
2b 突起列(第1の突起列)
32 可動部(係合片)
P 印字装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3E085 BA06 BB02 BC09 BD03 BD08
BF09 BG02
Claims (5)
- 【請求項1】 長尺の結束帯と、該結束帯が被結束物
を囲繞した状態で結束帯の両端を相互に固定する固定具
とからなる結束具において、結束帯の長手方向に沿って
結束帯が一方へ移動することを阻止するが他方へ移動す
ることを許容する複数の突起を上記長手方向に並設した
第1の突起列と、結束帯が少なくとも他方へ移動するこ
とを阻止する複数の突起を上記長手方向に並設した第2
の突起列とを上記結束帯に形成すると共に、上記第2の
突起列の突起に係合し得る係合片を、第2の突起列の突
起に係合する係合位置と該突起に係合しない非係合位置
とに移動し得るように固定具に設け、固定具に結束帯の
両端を挿通した状態では上記係合片は係合位置に保持さ
れ非係合位置への移動が禁止されることを特徴とする結
束具。 - 【請求項2】 上記第1の突起列と第2の突起列との
少なくとも一方を、結束帯の中心線に対して対称に位置
する相互に平行な複数列に分割したことを特徴とする請
求項1に記載の結束具。 - 【請求項3】 結束帯を被結束物に囲繞させた状態で
外側面となる面を外面とし、上記第1の突起列と第2の
突起列との双方を、外面以外の面に形成したことを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の結束具。 - 【請求項4】 上記結束帯の外面に文字記号を印字し
たことを特徴とする請求項3に記載の結束具。 - 【請求項5】 上記係合片に、第1の突起列の突起に
係合する係合爪を形成したことを特徴とする請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の結束具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192872A JP2003012021A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 結束具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192872A JP2003012021A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 結束具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003012021A true JP2003012021A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19031260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001192872A Withdrawn JP2003012021A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 結束具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003012021A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019176970A1 (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 結束バンド |
CN116588509A (zh) * | 2023-07-17 | 2023-08-15 | 泰州润杰物流安全装备科技有限公司 | 一种自锁死防止打滑的捆绑装置 |
-
2001
- 2001-06-26 JP JP2001192872A patent/JP2003012021A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019176970A1 (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 結束バンド |
CN116588509A (zh) * | 2023-07-17 | 2023-08-15 | 泰州润杰物流安全装备科技有限公司 | 一种自锁死防止打滑的捆绑装置 |
CN116588509B (zh) * | 2023-07-17 | 2023-09-19 | 泰州润杰物流安全装备科技有限公司 | 一种自锁死防止打滑的捆绑装置 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041029 |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080902 |