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JP2003007008A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

Info

Publication number
JP2003007008A
JP2003007008A JP2001193882A JP2001193882A JP2003007008A JP 2003007008 A JP2003007008 A JP 2003007008A JP 2001193882 A JP2001193882 A JP 2001193882A JP 2001193882 A JP2001193882 A JP 2001193882A JP 2003007008 A JP2003007008 A JP 2003007008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
error
data group
unit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001193882A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Yamaguchi
誠一郎 山口
Noriyuki Manabe
典行 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001193882A priority Critical patent/JP2003007008A/ja
Publication of JP2003007008A publication Critical patent/JP2003007008A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生処理性能の高い記録再生装置を提供す
る。 【解決手段】 光ディスク装置100が備えるデータ変
換部120は、復調部121と、メモリ122と、誤り
訂正部123と、誤り検出部124と、データ出力部1
25と、制御部126とを備える。メモリ122が備え
る欠陥情報リスト122aは、欠陥情報リスト122a
は、データに欠陥のあるページとそのページの状態を保
存する。制御部126は、復調部121、誤り訂正部1
23、誤り検出部124およびデータ出力部125の起
動を制御する。また、制御部126が備えるドロップ記
録位置確認部126aは、欠陥情報リスト122aを参
照して現在再生しているページがドロップ記録であるか
否かを出力する。訂正方向切り替え部126bは、ドロ
ップ記録位置確認部126aの結果を参照して、誤り訂
正部123に指示する誤り訂正方向を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置に関
し、特にデータ再生処理能力の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の光ディスク装置の構成
を示す図である。従来の光ディスク装置1200は、図
12に示すように、機械的動作部(以下、メカ部と称
す)1210と、データ変換部1220と、ホストコン
ピュータ1230とからなる。
【0003】メカ部1210は、光ディスクDを回転す
るスピンドルモータ1211と、光ディスクDに対して
レーザー光を照射し、その反射光を検出することによっ
て、光ディスクDの表面に記録されているデジタルデー
タ(以下データと略す)を光信号として読み取る光ピッ
クアップ1212と、スピンドルモータ1211および
光ピックアップ1212の制御と、読み取った光信号を
電気信号に変換して、この電気信号の出力を行なう出力
部1213とを備える。
【0004】データ変換部1220は、復調部1221
と、メモリ1222と、誤り訂正部1223と、誤り検
出部1224と、データ出力部1225と、制御部12
26とを備える。
【0005】復調部1221は、メカ部1210の出力
部1213から電気信号を受け取ると、この電気信号を
データに復調し、メモリ1222に転送する。
【0006】メモリ1222は、データを保存する。
【0007】誤り訂正部1223は、制御部1226の
制御によって、メモリ1222に保存されたデータの誤
りを訂正する。
【0008】誤り検出部1224は、制御部1226の
制御によって誤り訂正部1223において訂正されたデ
ータに、誤りが残存していないか検査する。
【0009】データ出力部1225は、誤り検出部12
24によって誤りが検出されなくなると、制御部122
6の制御によってメモリ1222に保存されたデータを
出力する。
【0010】制御部1226は、復調部1221、誤り
訂正部1223、誤り検出部1224およびデータ出力
部1225を制御する。
【0011】ホストコンピュータ1230は、データ出
力部1225から出力されたデータを受け取る。
【0012】以上のように構成された従来の光ディスク
装置1200の動作を、図13、図14および図15を
参照しながら説明する。図13および図15は、従来の
光ディスク装置1200のデータ変換部1220の各部
で処理されるデータを示すタイミングチャートである。
【0013】図14(a)は、光ディスク装置1200
が図13および図15に示す動作をする際に、光ディス
ク装置1200に読み込まれる、誤りを含むデータを表
す図である。図14(b)は、誤り訂正部1223にお
いて誤り訂正が行なわれる際のデータの構造を示す図で
ある。図14(a)に示すように、データ変換部120
が受け取るデータは一定の単位(ページ)に区切られて
おり、さらに1つのページは一定の単位(セクタ)に区
切られている。特に、図14(a)に示すデータは、2
ページ目のセクタ3からセクタ5に亘ってバースト誤り
が存在する。
【0014】まず、図13を参照しながら、誤りを含ま
ない1ページ目のデータに着目して、データ変換部12
20の動作を説明する。
【0015】図13に示すように、メカ部1210が1
ページ目のデータを出力すると、復調部1221は、1
ページ目のデータを復調し、このデータをメモリ122
2に転送する。このとき、メモリ1222は、1ページ
目のデータを保存する。
【0016】次に、制御部1226は、復調部1221
の1ページ目のデータの復調処理が完了したことを受け
て、誤り訂正部1223を起動する。誤り訂正部122
3は、メモリ1222に保存された1ページ目のデータ
に対して誤りの訂正を行なう。
【0017】次に、制御部1226は、誤り訂正部12
23の処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を
確認する。制御部1226は、誤りが存在しないことを
確認すると(1ページ目のデータは誤りを含まない)、
誤り検出部1224を起動する。誤り検出部1224
は、1ページ目のデータに対して誤りの検出を行なう。
【0018】次に、制御部1226は、誤り検出部12
24の処理が終了したことを受けて、誤り検出の結果を
確認する。誤りが検出されないことを確認すると、デー
タ出力部1225を起動する。
【0019】次に、データ出力部1225は、1ページ
目のデータを出力する。
【0020】次に、バースト誤りを含む2ページ目のデ
ータと、3ページ目のデータとに着目して、データ変換
部1220の動作を説明する。
【0021】(動作1)図13に示すように、メカ部1
210が2ページ目のデータを出力すると、復調部12
21は、2ページ目のデータを復調し、このデータをメ
モリ1222に転送する。このとき、メモリ1222
は、2ページ目のデータを保存する。
【0022】次に、復調部1221は、2ページ目のデ
ータの復調を完了し、3ページ目のデータの復調に移
る。このとき、制御部1226は、復調部1221にお
いて2ページ目のデータの復調が完了したことを受け
て、誤り訂正部1223を起動する。誤り訂正部122
3は、メモリ1222に保存された2ページ目のデータ
に対して誤りの訂正を行なう。具体的には、誤り訂正部
1223は、図14(b)に示すように、メモリ122
2に保存されたデータからブロック積符号を作成し、メ
モリ1222に保存された2ページ目のデータに対して
各セクタの同一ビットを参照する方向(以下、C2方向
と称す)に誤りの訂正を行なう。誤り訂正を行なう方向
は、図14(b)に示すように、1つのセクタをいくつ
かの行に分割し、その行の全符号の値を参照する方向
(以下、C1方向と称す)と、全セクタの全ての行にお
ける同一列の符号を参照する方向(以下、C2方向と称
す)との2つの方向がある。誤りには、バースト誤りと
ランダム誤りとがあり、バースト誤りを優先的に訂正す
る方が、誤訂正を防止できるので効率的である。通常、
C1方向へ行なう誤り訂正は、バースト誤りの訂正には
あまり効果的ではない。従って、誤り訂正部1223に
おいて、最初の訂正方向がC2方向に設定される。誤り
訂正部1223は、メモリ1222に保存された2ペー
ジ目のデータに対してC2方向に誤りの訂正を行なう
(1回目の誤り訂正)。
【0023】次に、制御部1226は、誤り訂正部12
23の処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を
確認する。制御部1226は、C2方向への訂正では訂
正できない誤りが存在し、訂正できない誤りを含むデー
タ領域1401の大きさが、消失訂正が不可能な量(2
ページ全体)であることを確認すると、再度誤り訂正部
1223を消失情報を与えずに起動する。
【0024】誤り訂正部1223は、メモリ1222に
保存された2ページ目のデータに対してC1方向に誤り
訂正を行なう(2回目の誤り訂正)。この間、復調部1
221は、3ページ目の復調を完了し、4ページ目の復
調に移る。また、制御部1226は、復調部1221の
処理が終了したことを確認するが、誤り訂正部1223
は動作中であるので、この動作の完了を待機する。
【0025】次に、制御部1226は、誤り訂正部12
23の処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を
確認する。制御部1226は、訂正できない誤りのある
行数がC2方向の訂正において消失訂正できる範囲内で
あることを確認すると、訂正できない誤りを含むデータ
領域1402を消失位置として設定し、再度誤り訂正部
1223を起動する。
【0026】誤り訂正部1223は、メモリ1222に
保存された2ページ目のデータに対して、データ領域1
402および1403を消失位置としてC2方向に誤り
訂正を行なう(3回目の誤り訂正)。なお、データ領域
1403は、データ領域1402に対応するC2パリテ
ィ部である。
【0027】次に、制御部1226は、誤り訂正部12
23の処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を
確認する。制御部1226は、訂正できない誤りが存在
しないことを確認すると、誤り検出部1224を起動す
る。また、3ページ目のデータの復調がすでに完了して
いるので3ページ目のデータに対して誤り訂正部122
3を起動する。
【0028】誤り検出部1224は、メモリ1222に
保存された2ページ目のデータに対して誤りの検出を行
なう。
【0029】制御部1226は、誤り検出部1224の
処理が終了したことを受けて、誤り検出の結果を確認す
る。誤りが検出されないことを確認して、データ出力部
1225を起動する。
【0030】データ出力部1225は、メモリ1222
に保存された2ページ目のデータをホストコンピュータ
1230に出力する。
【0031】(動作2)ここでは、誤り検出部1224
において誤りが検出される場合を説明する。この場合の
データ変換部1220の各部で処理されるデータを示す
タイミングチャートを図15に示す。
【0032】図15に示すように、メカ部1210が2
ページ目のデータを出力すると、復調部1221は、2
ページ目のデータを復調し、このデータをメモリ122
2に転送する。このとき、メモリ1222は、2ページ
目のデータを保存する。
【0033】次に、復調部1221は、2ページ目の復
調を完了し、3ページ目の復調に移る。このとき、制御
部1226は、復調部1221において2ページ目のデ
ータの復調が完了したことを受けて、誤り訂正部122
3を起動する。誤り訂正部1223は、メモリ1222
に保存された2ページ目のデータに対してC2方向に誤
りの訂正を行なう。
【0034】次に、制御部1226は、誤り訂正部12
23の処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を
確認する。制御部1226は、誤りが存在しないことを
確認すると、誤り検出部1224を起動する。誤り検出
部1224は、2ページ目のデータに対して誤りの検出
を行なう。
【0035】誤り検出部1224は、2ページ目のデー
タに対して誤りの検出を行なう。この間、復調部122
1は3ページ目の復調を完了し、4ページ目の復調に移
る。
【0036】次に、制御部1226は、復調部1221
において3ページ目のデータの処理が終了したことを受
けて、3ページ目のデータに対して誤り訂正部1223
を起動する。誤り訂正部1223は、メモリ1222に
格納された3ページ目のデータに対して誤りの訂正を行
なう。
【0037】次に、制御部1226は、誤り検出部12
24の処理が終了したことを受けて、誤り検出の結果を
確認する。誤りが検出されると、再度2ページ目のデー
タに対して誤り訂正を行なうために、誤り訂正部122
3における3ページ目のデータに対する誤り訂正の完了
を待つ。
【0038】制御部1226は、誤り訂正部1223の
処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を確認す
る。制御部1226は、誤り訂正の完了を確認し、待機
状態にあった2ページ目に対して再度誤り訂正部122
3を起動する。誤り訂正部1223はメモリ1222に
格納された2ページ目のデータに対してC1方向に誤り
の訂正を行なう。
【0039】制御部1226は誤り訂正部1223の処
理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を確認す
る。制御部1226は、誤りが存在しないことを確認す
ると、誤り検出部1224を起動する。
【0040】誤り検出部1224は、2ページ目のデー
タに対して誤りの検出を行なう。
【0041】制御部1226は、誤り検出部1224の
処理が終了したことを受けて、誤り検出の結果を確認す
る。制御部1226は、誤りが検出されないことを確認
すると、データ出力部1225を起動する。
【0042】データ出力部1225は、2ページ目のデ
ータをホストコンピュータ1230に出力する。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】動画を記録する書き換
え可能な光ディスクなどでは、データの連続性を確保す
るために記録時に正常に記録できなかったページについ
ても正常に記録できたページとして扱う場合(以下、ド
ロップ記録と称す)が存在する。このようなページのデ
ータには欠陥が存在する。このため、大きなバースト誤
りが発生していることが多い。しかし、部分的には正し
いデータが記録されていることも多いので、再生画像の
乱れを抑えるためには再生することが好ましい。また、
再生時のデータの連続性も重視されている。
【0044】従来の光ディスク装置1200では、この
ようなドロップ記録のページを再生した場合、上記動作
1に示すように、誤り訂正できないデータについても誤
り訂正を過剰に実行してしまう。このため、再生処理性
能が低下する不具合がある。
【0045】また、従来の光ディスク装置1200で
は、出力されるデータの連続性を保つために、上記動作
2に示すように、誤り訂正および誤り検査の間、メモリ
1222にデータを保存しておく必要があるので、多量
のメモリが必要になる不具合もある。
【0046】本発明は、上記不具合を解決するためにな
されたものであり、再生処理性能の高い記録再生装置を
提供することを目的とする。
【0047】
【課題を解決するための手段】本発明の再生装置は、一
定の期間のデータが連続してなるデータ群を外部から信
号として受信する受信手段と、上記受信手段から伝達さ
れる信号を復調する復調手段と、上記復調手段から伝達
されるデータ群を記憶する記憶部と、誤りのあるデータ
を含むデータ群を記憶する誤り含有データ群記憶部とを
備える記憶手段と、上記データ群のデータを2次元に配
列して積符号とし、上記積符号の第1の方向または上記
第1の方向とは異なる第2の方向の少なくともいずれか
1つの方向に、上記データ群のデータの誤りを訂正する
誤り訂正手段と、上記誤り訂正手段によって訂正された
上記データ群のデータ中に残存する誤りを検出する誤り
検出手段と、上記誤り含有データ群記憶部に記憶された
上記データ群がドロップ記録であることを検出したとき
に、上記第1の方向または第2の方向のいずれかの上記
1つの方向から他の方向に切り替えて上記データ群のデ
ータの誤りを訂正するように上記誤り訂正手段を制御す
る制御手段と、上記記憶手段からデータ群を外部に出力
する出力手段とを備える。
【0048】上記構成では、誤り含有データ群記憶部に
記憶されたデータ群がドロップ記録であることを検出し
たときに、第1の方向または第2の方向のいずれか1つ
の方向から他の方向に切り替える。このため、従来の再
生装置で行なわれる誤りのあるデータを含むデータ群を
検出するために、第1の方向または第2の方向のいずれ
かの1つ方向への誤り訂正を行なう必要がない。従っ
て、従来よりも誤り訂正時間を短縮することができる。
【0049】一定の期間のデータが連続してなるデータ
群を外部から信号として受信する受信手段と、上記受信
手段から伝達される信号を復調する復調手段と、上記復
調手段から伝達されるデータ群を記憶する記憶部と、誤
りのあるデータを含むデータ群を記憶する誤り含有デー
タ群記憶部とを備える記憶手段と、上記データ群中のデ
ータを2次元に配列して積符号とし、上記積符号の少な
くとも第1の方向または上記第1の方向とは異なる第2
の方向のいずれか1つの方向に、上記データ群中のデー
タの誤りを訂正する誤り訂正手段と、上記誤り訂正手段
によって訂正された上記データ群のデータ中に残存する
誤りを検出する誤り検出手段と、上記受信手段から受け
る上記データ群の信号レベルと、上記復調手段から受け
る上記データ群とを参照して、上記データ群中の無信号
状態を発生させる無信号データ領域を上記制御手段に出
力する信号状態検出手段と、上記誤り含有データ群記憶
部に記憶された上記データ群がドロップ記録であること
を検出したときに、上記信号状態検出手段から受ける消
失訂正可能な範囲の上記無信号データ領域を消失訂正す
るように上記誤り訂正手段を制御する制御手段と、上記
記憶手段からデータ群を外部に出力する出力手段とを備
える。
【0050】上記構成では、誤り含有データ群記憶部に
記憶されたデータ群がドロップ記録であることを検出し
たときに、信号状態検出手段から受ける消失訂正可能な
範囲の無信号データ領域を消失訂正する。このため、従
来の再生装置で行なわれる誤りのあるデータを含むデー
タ群の検出、および、消失訂正する無信号データ領域の
検索のために行なわれる誤り訂正を行なう必要がない。
従って、従来よりも誤り訂正時間を短縮することができ
る。
【0051】一定の期間のデータが連続してなるデータ
群を外部から信号として受信する受信手段と、上記受信
手段から伝達される信号を復調する復調手段と、上記復
調手段から伝達されるデータ群を記憶する記憶部と、誤
りのあるデータを含むデータ群を記憶する誤り含有デー
タ群記憶部とを備える記憶手段と、上記データ群中のデ
ータを2次元に配列して積符号とし、上記積符号の少な
くとも第1の方向または上記第1の方向とは異なる第2
の方向のいずれか1つの方向に、上記データ群中のデー
タの誤りを訂正する誤り訂正手段と、上記誤り訂正手段
によって訂正された上記データ群のデータ中に残存する
誤りを検出する誤り検出手段と、上記受信手段から受け
る上記データ群の信号レベルと、上記復調手段から受け
る上記データ群とを参照して、上記データ群中の無信号
状態を発生させる無信号データ領域を上記誤り訂正手段
に出力する信号状態検出手段と、上記誤り含有データ群
記憶部に記憶された上記データ群がドロップ記録である
ことを検出したときに、上記信号状態検出手段から上記
無信号データ領域を受けて上記第1の方向または上記第
2の方向のいずれか一方にのみ上記データ群の誤り訂正
を行なうように上記誤り訂正手段を制御し、上記データ
群にある誤りを無視するように上記誤り検出手段を制御
する制御手段と、上記記憶手段からデータ群を外部に出
力する出力手段とを備える。
【0052】上記構成では、制御手段は、誤り含有デー
タ群記憶部に記憶されたデータ群がドロップ記録である
ことを検出したときに、信号状態検出手段から無信号デ
ータ領域を受けて第1の方向または第2の方向のいずれ
か一方にのみデータ群の誤り訂正を行ない、誤り検出手
段において、データ群にある誤りを無視するように制御
する。このため、誤り訂正ができる見込みの無いデータ
群の誤り訂正処理を削減し、従来よりも誤り訂正時間を
短縮することができる。
【0053】一定の期間のデータが連続してなるデータ
群を外部から信号として受信する受信手段と、上記受信
手段から伝達される信号を復調する復調手段と、上記復
調手段から伝達されるデータ群を記憶する記憶部と、誤
りのあるデータを含むデータ群を記憶する誤り含有デー
タ群記憶部とを備える記憶手段と、上記データ群中のデ
ータを2次元に配列して積符号とし、上記積符号の少な
くとも第1の方向または上記第1の方向とは異なる第2
の方向のいずれか1つの方向に、上記データ群中のデー
タの誤りを訂正する誤り訂正手段と、上記誤り訂正手段
によって訂正された上記データ群のデータ中に残存する
誤りを検出する誤り検出手段と、上記受信手段から受け
る上記データ群の信号レベルと、上記復調手段から受け
る上記データ群とを参照して、上記データ群中の無信号
状態を発生させる無信号データ領域を上記誤り訂正手段
に出力する信号状態検出手段と、上記誤り含有データ群
記憶部に記憶された上記データ群がドロップ記録である
ことを検出したときに、上記信号状態検出手段から上記
無信号データ領域を受けて、上記データ群にある誤りを
無視するように上記誤り検出手段を制御する制御手段
と、上記記憶手段からデータ群を外部に出力する出力手
段とを備える。
【0054】上記構成では、制御手段は、誤り含有デー
タ群記憶部に記憶されたデータ群がドロップ記録である
ことを検出したときに、信号状態検出手段から無信号デ
ータ領域を受けて、データ群にある誤りを無視するよう
に誤り検出手段を制御する。このため、誤り訂正ができ
る見込みの無いデータ群の誤り訂正処理を削減し、従来
よりも誤り訂正時間を短縮することができる。
【0055】上記受信手段は、光ディスクから一定の期
間のデータが連続してなるデータ群を信号として受信し
てもよい。
【0056】上記積符号の第1の方向と上記第2の方向
とは、互いに直交する構成としてもよい。
【0057】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図1から図11を参照しながら説明する。なお、簡
単のため、各実施形態に共通する構成要素は、同一の参
照符号で示す。
【0058】(実施形態1)図1は、本実施形態の光デ
ィスク装置の構成を示す図である。本実施形態の光ディ
スク装置100は、図1に示すように、機械的動作部
(以下、メカ部と称す)110と、データ変換部120
と、ホストコンピュータ130とからなる。
【0059】メカ部110は、光ディスクDを回転する
スピンドルモータ111と、光ディスクDに対してレー
ザー光を照射し、その反射光を検出することによって、
光ディスクDの表面に記録されているデータを光信号と
して読み取る光ピックアップ112と、スピンドルモー
タ111および光ピックアップ112の制御と、読み取
った光信号を電気信号に変換して、この電気信号の出力
を行なう出力部113とを備える。
【0060】データ変換部120は、復調部121と、
メモリ122と、誤り訂正部123と、誤り検出部12
4と、データ出力部125と、制御部126とを備え
る。
【0061】復調部121は、メカ部110の出力部1
13から電気信号を受け取ると、この電気信号をデータ
に復調し、メモリ122に転送する。
【0062】メモリ122は、データを保存する。ま
た、メモリ122は、欠陥情報リスト122aを有す
る。欠陥情報リスト122aは、データに欠陥のあるペ
ージとそのページの状態を保存する。
【0063】誤り訂正部123は、制御部126の制御
によってメモリ122に保存されたデータの誤りを訂正
する。具体的には、誤り訂正部123は、メモリ122
に保存されたデータの各ページについてブロック積符号
を作成し、C1方向またはC2方向のいずれかの誤り訂
正方向に誤りの訂正を行なう。
【0064】誤り検出部124は、制御部126の制御
によって誤り訂正部123において訂正されたデータ
に、誤りが残存していないか検査する。
【0065】データ出力部125は、誤り検出部124
によって誤りが検出されなくなると、制御部126の制
御によってメモリ122に保存されたデータを出力す
る。
【0066】制御部126は、復調部121、誤り訂正
部123、誤り検出部124およびデータ出力部125
を制御する。また、制御部126は、ドロップ記録位置
確認部126aおよび訂正方向切り替え部126bを有
する。ドロップ記録位置確認部126aは、欠陥情報リ
スト122aからデータの欠陥ページとそのページの状
態を読み出し、現在再生しているページがドロップ記録
であるか否かを出力する。訂正方向切り替え部126b
は、ドロップ記録位置確認部126aの結果を受け取っ
て、誤り訂正部123に指示する誤り訂正方向(C1、
C2)を切り替える。
【0067】ホストコンピュータ130は、データ出力
部125から出力されたデータを受け取る。
【0068】以上のように構成された本実施形態の光デ
ィスク装置100の動作を、図2および図3を参照しな
がら説明する。
【0069】図2(a)は、光ディスク装置100のデ
ータ変換部120の各部で処理されるデータを示すタイ
ミングチャートであり、図2(b)は、従来の光ディス
ク装置1200のデータ変換部1220の各部で処理さ
れるデータを示すタイミングチャートである。
【0070】図3(a)は、上記図2に示す動作をする
際に、光ディスク装置100および従来の光ディスク装
置1200に読み込まれる、誤りを含むデータの構造を
表す図であり、図3(b)は、誤り訂正部123におい
て誤り訂正が行なわれる際のデータの構造を示す図であ
る。図3(a)に示すように、データ変換部120が受
け取るデータは一定の単位(ページ)に区切られてお
り、さらに1つのページは一定の単位(セクタ)に区切
られている。特に、図3(a)に示すデータは、2ペー
ジ目のデータがドロップ記録であり、セクタ3からセク
タ5に亘ってバースト誤りが存在する。
【0071】図2(a)に示すように、メカ部110が
2ページ目のデータを出力すると、復調部121は、2
ページ目のデータを復調し、このデータをメモリ122
に転送する。このとき、メモリ122は、2ページ目の
データを保存し、欠陥情報リスト122aは、データに
欠陥のあるページとそのページの状態を保存する。
【0072】次に、復調部121は、2ページ目のデー
タの復調を完了し、3ページ目のデータの復調に移る。
このとき、2ページ目のデータはバースト誤りを含むド
ロップ記録であるので、ドロップ記録位置確認部126
aは、欠陥情報リスト122aからデータの欠陥ページ
とそのページの状態を読み出し、2ページ目がドロップ
記録であることを検出する。訂正方向切り替え部126
bは、ドロップ記録位置確認部126aの結果を受け
て、2ページ目の訂正方向をC1方向に切り替える。
【0073】制御部126は、復調部121の2ページ
目のデータの復調処理が完了したことを受けて、誤り訂
正部123を起動する。誤り訂正部123は、訂正方向
切り替え部126bの結果を受けて、図3(b)に示す
ように、メモリ122に保存された2ページ目のデータ
についてブロック積符号を作成し、C1方向に誤りの訂
正を行なう。
【0074】次に、制御部126は、誤り訂正部123
の処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を確認
する。制御部126は、訂正できない誤りが存在するこ
とを確認すると、誤り訂正できない誤りを含むデータ領
域301およびデータ領域301に対応するC2パリテ
ィ部302を消失位置として、再度誤り訂正部123を
起動する。誤り訂正部123は、メモリ122に格納さ
れた2ページ目のデータに対してC2方向に誤りの訂
正、具体的には、データ領域301およびC2パリティ
部302の消失訂正を行なう。この間、復調部121
は、3ページ目の復調を完了し、4ページ目の復調に移
る。また、制御部126は、復調部121の処理が終了
したことを確認するが、誤り訂正部123は動作中であ
るので、この動作の完了を待機する。
【0075】次に、制御部126は、誤り訂正部123
の処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を確認
する。制御部126は、訂正できない誤りが存在しない
ことを確認すると、誤り検出部124を起動する。ま
た、3ページ目のデータの復調がすでに完了しているの
で3ページ目のデータに対して誤り訂正部123を起動
する。
【0076】誤り検出部124は、メモリ122に保存
された2ページ目のデータに対して誤りの検出を行な
う。
【0077】制御部126は、誤り検出部124の処理
が終了したことを受けて、誤り検出の結果を確認する。
誤りが検出されないことを確認して、データ出力部12
5を起動する。
【0078】データ出力部125は、メモリ122に保
存された2ページ目のデータをホストコンピュータ13
0に出力する。
【0079】従来の光ディスク装置1200では、1回
目の誤り訂正としてC2方向への誤り訂正が行ない、バ
ースト誤りが存在するドロップ記録のような、消失訂正
以外にC2方向への誤り訂正ができないデータ領域を含
むページが存在するか否かを検出する。
【0080】しかしながら、本実施形態の光ディスク装
置100では、消失訂正以外にC2方向への訂正ができ
ないデータ領域がある場合、このデータ領域を含むペー
ジとそのページの状態を予め検出するので、従来光ディ
スク装置1200で行なわれる1回目のC2方向への誤
り訂正を行なう必要がない。このため、1回目の誤り訂
正としてC1方向の訂正を行なうことによって、誤りを
含むページ中のC2方向の消失訂正するデータ領域を検
索することができる。従って、従来よりも図2(b)の
Aで示される時間(C2方向への誤り訂正に要する時
間)だけ誤り訂正時間を短縮することができ、処理性能
の低下を抑制することができる。また、誤り訂正時間の
短縮により、誤りを含むページのデータ出力を完了する
までの間に復調されるページ数を少なくすることがで
き、メモリ上に必要とされるデータ保持領域の大きさを
抑制することができる。
【0081】(実施形態2)図4は、本実施形態の光デ
ィスク装置200の構成を示す。光ディスク装置200
は、上記実施形態1の光ディスク装置100とほぼ同じ
構成であるが、データ変換部220の構成が、上記実施
形態1のデータ変換部120と異なる。
【0082】光ディスク200のデータ変換部220
は、復調部121と、メモリ122と、誤り訂正部12
3と、誤り検出部124と、データ出力部125と、制
御部226と、再生信号状態検出部240とを備える。
つまり、復調部121と、メモリ122と、誤り訂正部
123と、誤り検出部124と、データ出力部125と
は、上記実施形態1のデータ変換部120と同じもので
ある。
【0083】再生信号状態検出部240は、出力部11
3からの再生信号のレベルを監視し、一定レベルを下回
った場合には無信号状態と判断する。また、復調部12
1からメモリ122への転送と同期して、同期信号から
得られたセクタ中の位置情報を受け取り、無信号状態を
発生させるデータ領域を消失位置設定部226bに出力
する。
【0084】制御部226は、復調部121、誤り訂正
部123、誤り検出部124およびデータ出力部125
を制御する。また、制御部126は、ドロップ記録位置
確認部126aおよび消失位置設定部226bを有す
る。ドロップ記録位置確認部126aは、欠陥情報リス
ト122aからデータの欠陥ページとそのページの状態
を読み出し、現在再生しているページがドロップ記録で
あるか否かを出力する。消失位置設定部226bは、ド
ロップ記録位置確認部126aの結果を受け取って、現
在のページがドロップ記録であり、且つ、再生信号状態
検出部240で無信号状態を発生させるデータ領域が消
失訂正の可能な範囲内であるならば、再生信号状態検出
部240で検出されたデータ領域を消失位置として誤り
訂正部123に指示する。なお、消失訂正の可能な範囲
は、用いる符号に依存するが、本実施形態ではパリティ
の量と同じだけのデータ領域の範囲である。
【0085】以上のように構成された本実施形態の光デ
ィスク装置200の動作を、図5および図6を参照しな
がら説明する。
【0086】図5(a)は、光ディスク装置200のデ
ータ変換部220の各部で処理されるデータを示すタイ
ミングチャートであり、図5(b)は、従来の光ディス
ク装置1200のデータ変換部1220の各部で処理さ
れるデータを示すタイミングチャートである。
【0087】図6(a)は、光ディスク装置200およ
び従来の光ディスク装置1200が上記図5(a)に示
す動作をする際に読み込まれる、誤りを含むデータの構
造を表す図であり、図6(b)は、誤り訂正部123に
おいて誤り訂正が行なわれる際のデータの構造を示す図
である。図6(a)に示すように、データ変換部220
が受け取るデータは一定の単位(ページ)に区切られて
おり、さらに1つのページは一定の単位(セクタ)に区
切られている。特に、図6(a)に示すデータは、2ペ
ージ目のデータがドロップ記録であり、セクタ3からセ
クタ5に亘ってバースト誤りが存在する。なお、2ペー
ジ目のデータのバースト誤りは、無信号状態が発生する
データ領域を含む。
【0088】図5(a)に示すように、メカ部110が
2ページ目のデータを出力すると、復調部121は、2
ページ目のデータを復調し、このデータをメモリ122
に転送する。このとき、メモリ122は、2ページ目の
データを保存し、欠陥情報リスト122aは、データに
欠陥のあるページとそのページの状態を保存する。再生
信号状態検出部240は、出力部113からの2ページ
目の信号のレベルを監視し、図6(b)に示すように、
無信号状態を検出して該当するデータ位置601および
データ領域601に対応するC2パリティ部602を消
失位置設定部226bに出力する。
【0089】次に、復調部121は、2ページ目のデー
タの復調を完了し、3ページ目のデータの復調に移る。
このとき、2ページ目のデータはバースト誤りを含むド
ロップ記録であるので、ドロップ記録位置確認部126
aは、欠陥情報リスト122aからデータの欠陥ページ
とそのページの状態を読み出し、2ページ目がドロップ
記録であることを検出する。消失位置設定部226b
は、ドロップ記録位置確認部126aの結果を受けて、
再生信号状態検出部240で無信号状態を発生させると
検出されたデータ領域601およびC2パリティ部60
2を消失位置として誤り訂正部123に転送する。
【0090】次に、制御部226は、復調部121にお
いて2ページ目のデータの処理が終了したことを受け
て、訂正方向をC2方向に設定して誤り訂正部123を
起動する。誤り訂正部123は、図6(b)に示すよう
に、メモリ122に保存された2ページ目のデータにつ
いて積符号を作成し、データ領域601およびC2パリ
ティ部602を消失位置としてC2方向に誤りの消失訂
正を行なう。
【0091】次に、制御部126は、誤り訂正部123
の処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を確認
する。制御部126は、訂正できない誤りが存在しない
ことを確認すると、誤り検出部124を起動する。ま
た、3ページ目のデータの復調がすでに完了しているの
で3ページ目のデータに対して誤り訂正部123を起動
する。
【0092】誤り検出部124は、メモリ122に保存
された2ページ目のデータに対して誤りの検出を行な
う。
【0093】制御部126は、誤り検出部124の処理
が終了したことを受けて、誤り検出の結果を確認する。
誤りが検出されないことを確認して、データ出力部12
5を起動する。
【0094】データ出力部125は、メモリ122に保
存された2ページ目のデータをホストコンピュータ13
0に出力する。
【0095】本実施形態の光ディスク装置200では、
消失訂正を用いてもC2方向への訂正ができないデータ
領域がある場合、このデータ領域を含むページとそのペ
ージの状態を予め検出するので、従来光ディスク装置1
200で行なわれる1回目のC2方向への誤り訂正を行
なう必要がない。
【0096】さらに、本実施形態の光ディスク装置20
0では、消失訂正以外にC2方向への訂正ができないデ
ータ領域内に無信号状態を発生させるデータ領域がある
場合、無信号状態を発生させるデータ領域をC2方向へ
の訂正における消失位置として検出することができる。
このため、上記実施形態1の光ディスク装置100で、
C2方向の消失訂正するデータ領域を検索するために行
なわれる1回目のC1方向への誤り訂正を行なう必要が
なく、誤り訂正としてC2方向への訂正を行なうだけで
よい。従って、従来よりも図5(b)のBで示される時
間(C2方向およびC1方向への誤り訂正に要する時
間)だけ誤り訂正時間を短縮することができ、処理性能
の低下を抑制することができる。また、誤り訂正時間の
短縮により、誤りを含むページのデータ出力を完了する
までの間に復調されるページ数を少なくすることがで
き、メモリ上に必要とされるデータ保持領域の大きさを
抑制することができる。
【0097】(実施形態3)図7は、本実施形態の光デ
ィスク装置300の構成を示す。光ディスク装置300
は、上記実施形態2の光ディスク装置200とほぼ同じ
構成である。ただし、データ変換部320の構成が、上
記実施形態2のデータ変換部220と異なる。
【0098】光ディスク装置300のデータ変換部32
0は、復調部121と、メモリ122と、誤り訂正部1
23と、誤り検出部124と、データ出力部125と、
制御部326と、再生信号状態検出部240とを備え
る。つまり、復調部121と、メモリ122と、誤り訂
正部123と、誤り検出部124と、データ出力部12
5と、再生信号状態検出部240とは、上記実施形態2
のデータ変換部220に含まれるものと同じである。
【0099】再生信号状態検出部240は、出力部11
3からの再生信号のレベルを監視し、一定レベルを下回
った場合には無信号状態と判断し、その結果を訂正中止
判断部326bに出力する。
【0100】制御部326は、復調部121、誤り訂正
部123、誤り検出部124およびデータ出力部125
を制御する。また、制御部126は、ドロップ記録位置
確認部126aおよび訂正中止判断部326bを有す
る。ドロップ記録位置確認部126aは、欠陥情報リス
ト122aからデータの欠陥ページとそのページの状態
を読み出し、現在再生しているページがドロップ記録で
あるか否かを出力する。訂正中止判断部326bは、ド
ロップ記録位置確認部126aの結果を受け取って、現
在再生しているページがドロップ記録であり、且つ、再
生信号状態検出部240で無信号状態を発生させるデー
タ領域が消失訂正の不可能な範囲であるならば、C1方
向へのみ誤り訂正を行なうように誤り訂正部705に指
示する。なお、消失訂正の不可能な範囲は、用いる符号
に依存するが、本実施形態ではパリティの量より大きな
データ領域の範囲である。
【0101】以上のように構成された本実施形態の光デ
ィスク装置300の動作を、図8および図9を参照しな
がら説明する。
【0102】図8(a)は、光ディスク装置300のデ
ータ変換部320の各部で処理されるデータを示すタイ
ミングチャートであり、図8(b)は、従来の光ディス
ク装置1200のデータ変換部1220の各部で処理さ
れるデータを示すタイミングチャートである。
【0103】図9(a)は、光ディスク装置300およ
び従来の光ディスク装置1200が上記図8(a)に示
す動作をする際に読み込まれる、誤りを含むデータの構
造を表す図であり、図9(b)は、誤り訂正部123に
おいて誤り訂正が行なわれる際のデータの構造を示す図
である。図9(a)に示すように、データ変換部320
が受け取るデータは一定の単位(ページ)に区切られて
おり、さらに1つのページは一定の単位(セクタ)に区
切られている。特に、図9(a)に示すデータは、2ペ
ージ目のデータがドロップ記録であり、セクタ3からセ
クタ5に亘ってバースト誤りが存在する。なお、2ペー
ジ目のデータのバースト誤りは、無信号状態を発生させ
るデータ領域を含む。
【0104】図8(a)に示すように、メカ部110が
2ページ目のデータを出力すると、復調部121は、2
ページ目のデータを復調し、このデータをメモリ122
に転送する。このとき、メモリ122は、2ページ目の
データを保存し、欠陥情報リスト122aは、データに
欠陥のあるページとそのページの状態を保存する。再生
信号状態検出部240は、出力部113からの2ページ
目の信号のレベルを監視し、無信号状態を検出して該当
するデータ領域901およびデータ領域901に対応す
るC2パリティ部902(図9(b)参照)を訂正中止
判断部326bに出力する。
【0105】次に、復調部121は、2ページ目のデー
タの復調を完了し、3ページ目のデータの復調に移る。
このとき、2ページ目のデータはバースト誤りを含むド
ロップ記録であるので、ドロップ記録位置確認部126
aは、欠陥情報リスト122aからデータの欠陥ページ
とそのページの状態を読み出し、2ページ目がドロップ
記録であることを検出する。訂正中止判断部326b
は、ドロップ記録位置確認部126aの結果を受けて、
再生信号状態検出部240で無信号状態を発生させるデ
ータ領域901が消失訂正不可能な大きさである場合、
C1方向の訂正を1回だけ行なうように誤り訂正部12
3に指示する。
【0106】次に、制御部326は、復調部121にお
いて2ページ目のデータの処理が終了したことを受け
て、誤り訂正部123を起動する。誤り訂正部123
は、図9(b)に示すように、メモリ122に保存され
た2ページ目のデータについてブロック積符号を作成
し、C1方向に誤りの訂正を行なう。
【0107】次に、制御部326は、誤り訂正部123
の処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を確認
する。制御部126は、訂正できない誤りが存在する
が、誤り検出部124を起動する。また、3ページ目の
データの復調がすでに完了しているので3ページ目のデ
ータに対して誤り訂正部123を起動する。
【0108】誤り検出部124は、メモリ122に保存
された2ページ目のデータに対して誤りの検出を行な
う。
【0109】制御部126は、誤り検出部124の処理
が終了したことを受けて、誤り検出の結果を確認する。
誤りが検出されるが、データ出力部125を起動する。
【0110】データ出力部125は、メモリ122に保
存された2ページ目のデータをホストコンピュータ13
0に出力する。
【0111】本実施形態の光ディスク装置300では、
無信号状態を発生させるデータ領域について、C2方向
に訂正できないことを予め検出した場合には、従来光デ
ィスク装置1200で行なわれる1回目と3回目のC2
方向への誤り訂正を省略する。このことによって、従来
よりも図8(b)のT1およびT2で示される時間(1
回目と3回目のC2方向への誤り訂正に要する時間)だ
け誤り訂正時間を短縮することができ、処理性能の低下
の抑制を図ることができる。また、誤り訂正時間の短縮
により、誤りを含むページのデータ出力を完了するまで
の間に復調されるページ数を少なくすることができ、メ
モリ上に必要とされるデータ保持領域の大きさを抑制す
ることができる。
【0112】(実施形態4)図10は、本実施形態の光
ディスク装置400の構成を示す。光ディスク装置40
0は、上記実施形態3の光ディスク装置300とほぼ同
じ構成である。ただし、データ変換部420の構成が、
上記実施形態3のデータ変換部320と異なる。
【0113】光ディスク装置400のデータ変換部42
0は、復調部121と、メモリ122と、誤り訂正部1
23と、誤り検出部124と、データ出力部125と、
制御部426と、再生信号状態検出部240とを備え
る。つまり、復調部121と、メモリ122と、誤り訂
正部123と、誤り検出部124と、データ出力部12
5と、再生信号状態検出部240とは、上記実施形態3
のデータ変換部320に含まれるものと同じである。
【0114】制御部426は、復調部121、誤り訂正
部123、誤り検出部124およびデータ出力部125
を制御する。また、制御部426は、ドロップ記録位置
確認部126aおよび訂正処理判断部426bを有す
る。ドロップ記録位置確認部126aは、欠陥情報リス
ト122aからデータの欠陥ページとそのページの状態
を読み出し、現在再生しているページがドロップ記録で
あるか否かを出力する。訂正処理判断部426bは、ド
ロップ記録位置確認部126aの結果を受け取って、現
在再生しているページがドロップ記録であり、且つ、再
生信号状態検出部240で無信号状態を発生させるデー
タ領域が消失訂正の可能な範囲内であるならば、再度誤
り訂正を行なわずに誤りが検出されなかったものとして
扱う。なお、消失訂正の可能な範囲は、用いる符号に依
存するが、本実施形態ではパリティの量と同じだけのデ
ータ領域の範囲である。
【0115】以上のように構成された本実施形態の光デ
ィスク装置400の動作を、図11および図9を参照し
ながら説明する。
【0116】図11(a)は、図9(a)に示すデータ
が読み込まれた際の光ディスク装置400のデータ変換
部420の各部で処理されるデータを示すタイミングチ
ャートであり、図11(b)は、図9(a)に示すデー
タが読み込まれた際の従来の光ディスク装置1200の
データ変換部1220の各部で処理されるデータを示す
タイミングチャートである。
【0117】図11(a)に示すように、メカ部110
が2ページ目のデータを出力すると、復調部121は、
2ページ目のデータを復調し、このデータをメモリ12
2に転送する。このとき、メモリ122は、2ページ目
のデータを保存し、欠陥情報リスト122aは、データ
に欠陥のあるページとそのページの状態を保存する。再
生信号状態検出部240は、出力部113からの2ペー
ジ目の信号のレベルを監視し、図9(b)に示す無信号
状態を発生させるデータ領域901およびデータ領域9
01に対応するC2パリティ部902を検出する。さら
に、再生信号状態検出部240は、データ領域901お
よびC2パリティ部902を訂正処理判断部426bに
出力する。
【0118】次に、復調部121は、2ページ目のデー
タの復調を完了し、3ページ目のデータの復調に移る。
このとき、2ページ目のデータはバースト誤りを含むド
ロップ記録であるので、ドロップ記録位置確認部126
aは、欠陥情報リスト122aからデータの欠陥ページ
とそのページの状態を読み出し、2ページ目がドロップ
記録であることを検出する。
【0119】次に、制御部326は、復調部121にお
いて2ページ目のデータの処理が終了したことを受け
て、誤り訂正部123を起動する。誤り訂正部123
は、図9(b)に示すように、メモリ122に保存され
た2ページ目のデータについてブロック積符号を作成
し、C1またはC2方向(本実施形態ではC2方向)に
誤りの訂正を行なう。このとき、誤訂正を行なうことも
ある。
【0120】次に、制御部426は、誤り訂正部123
の処理が終了したことを受けて、誤り訂正の結果を確認
する。制御部426は、誤り訂正部123が誤訂正であ
ったとしても、訂正処理を行なっているので、誤り検出
部124を起動する。また、3ページ目のデータの復調
がすでに完了しているので3ページ目のデータに対して
誤り訂正部123を起動する。
【0121】誤り検出部124は、メモリ122に保存
された2ページ目のデータに対して誤りの検出を行な
う。
【0122】次に、制御部126は、誤り検出部124
の処理が終了したことを受けて、誤り検出の結果を確認
する。ここで誤訂正されたデータ領域に対して誤りが検
出される。訂正処理判断部426bは、ドロップ記録位
置確認部126aの結果を受けて、再生信号状態検出部
240で検出された無信号状態を発生させるデータ領域
901が誤り検出されたセクタに含まれると判断し、誤
り訂正処理を行なわず、データ出力部125を起動す
る。
【0123】データ出力部125は、メモリ122に保
存された2ページ目のデータをホストコンピュータ13
0に出力する。
【0124】本実施形態の光ディスク装置400では、
無信号状態を発生させるデータ領域に誤訂正が発生する
ようなデータについて、無信号状態を発生させるデータ
領域901を再度訂正する必要があるか否かを判断す
る。このことによって、訂正能力を損なうことなく従来
よりも訂正回数を削減し、処理性能の低下を抑制するこ
とができる。また、誤り訂正時間の短縮により、誤りを
含むページのデータ出力を完了するまでの間に復調され
るページ数を少なくすることができ、メモリ上に必要と
されるデータ保持領域の大きさを抑制することができ
る。
【0125】上記実施形態1から4では、メカ部110
において光ディスクのデータを読み取る光ディスク装置
について説明したが、メカ部110において磁気ディス
ク、光磁気ディスク、磁気テープ等のデータを読み取る
再生装置としてもよい。また、メカ部110の代わりに
高速データ通信手段の受信装置等を設けることによっ
て、オンラインデータ再生端末としてもよい。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、再生処理性能の低下が
抑制でき、処理の遅延を低減できるため、メモリ上のデ
ータ保持領域を小さくした再生装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る光ディスク装置の構成を示す
図である。
【図2】図2(a)は、実施形態1の光ディスク装置の
データ変換部の各部で処理されるデータを示すタイミン
グチャートであり、図2(b)は、従来の光ディスク装
置のデータ変換部の各部で処理されるデータを示すタイ
ミングチャートである。
【図3】図3(a)は、図2に示す動作をする際に、実
施形態1の光ディスク装置および従来の光ディスク装置
に読み込まれる、誤りを含むデータの構造を表す図であ
り、図3(b)は、誤り訂正部において誤り訂正が行な
われる際のデータの構造を示す図である。
【図4】実施形態2の光ディスク装置の構成を示す。
【図5】図5(a)は、実施形態2の光ディスク装置の
データ変換部の各部で処理されるデータを示すタイミン
グチャートであり、図5(b)は、従来の光ディスク装
置のデータ変換部の各部で処理されるデータを示すタイ
ミングチャートである。
【図6】図6(a)は、実施形態2の光ディスク装置お
よび従来の光ディスク装置が図5(a)に示す動作をす
る際に読み込まれる、誤りを含むデータの構造を表す図
であり、図6(b)は、誤り訂正部において誤り訂正が
行なわれる際のデータの構造を示す図である。
【図7】実施形態3の光ディスク装置の構成を示す。
【図8】図8(a)は、実施形態3の光ディスク装置の
データ変換部の各部で処理されるデータを示すタイミン
グチャートであり、図8(b)は、従来の光ディスク装
置のデータ変換部の各部で処理されるデータを示すタイ
ミングチャートである。
【図9】図9(a)は、実施形態3の光ディスク装置お
よび従来の光ディスク装置が図8(a)に示す動作をす
る際に読み込まれる、誤りを含むデータの構造を表す図
であり、図9(b)は、誤り訂正部において誤り訂正が
行なわれる際のデータの構造を示す図である。
【図10】実施形態4の光ディスク装置の構成を示す。
【図11】図11(a)は、実施形態4の光ディスク装
置のデータ変換部の各部で処理されるデータを示すタイ
ミングチャートであり、図11(b)は、従来の光ディ
スク装置のデータ変換部の各部で処理されるデータを示
すタイミングチャートである。
【図12】従来の光ディスク装置の構成を示す図であ
る。
【図13】従来の光ディスク装置のデータ変換部の各部
で処理されるデータを示すタイミングチャートである。
【図14】図14(a)は、光ディスク装置が図13お
よび図15に示す動作をする際に、光ディスク装置に読
み込まれる、誤りを含むデータを表す図である。図14
(b)は、誤り訂正部において誤り訂正が行なわれる際
のデータの構造を示す図である。
【図15】従来の光ディスク装置のデータ変換部の各部
で処理されるデータを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】 100、200、300、400、1200 光ディス
ク装置 110、1210 機械的動作部(メカ部) 111、1211 スピンドルモータ 112、1212 光ピックアップ 113、1213 出力部 120、220、320、420、1220 データ変
換部 121、1221 復調部 122、1222 メモリ 122a 欠陥情報リスト 123、1223 誤り訂正部 124、1224 誤り検出部 125、1225 データ出力部 126、226、326、426、1226 制御部 126a ドロップ記録位置確認部 126b 訂正方向切り替え部 130、1230 ホストコンピュータ 226b 消失位置設定部 240 再生信号状態検出部 301、601、901 データ領域 302、602、902 C2パリティ部 326b 訂正中止判断部 426b 訂正処理判断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 G11B 20/10 C H03M 13/29 H03M 13/29 Fターム(参考) 5D044 AB07 BC04 CC04 DE68 FG10 5J065 AA01 AB01 AC03 AD02 AE06 AF03 AH06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の期間のデータが連続してなるデー
    タ群を外部から信号として受信する受信手段と、 上記受信手段から伝達される信号を復調する復調手段
    と、 上記復調手段から伝達されるデータ群を記憶する記憶部
    と、誤りのあるデータを含むデータ群を記憶する誤り含
    有データ群記憶部とを備える記憶手段と、 上記データ群のデータを2次元に配列して積符号とし、
    上記積符号の第1の方向または上記第1の方向とは異な
    る第2の方向の少なくともいずれか1つの方向に、上記
    データ群のデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、 上記誤り訂正手段によって訂正された上記データ群のデ
    ータ中に残存する誤りを検出する誤り検出手段と、 上記誤り含有データ群記憶部に記憶された上記データ群
    がドロップ記録であることを検出したときに、上記第1
    の方向または第2の方向のいずれかの上記1つの方向か
    ら他の方向に切り替えて上記データ群のデータの誤りを
    訂正するように上記誤り訂正手段を制御する制御手段
    と、 上記記憶手段からデータ群を外部に出力する出力手段と
    を備える再生装置。
  2. 【請求項2】 一定の期間のデータが連続してなるデー
    タ群を外部から信号として受信する受信手段と、 上記受信手段から伝達される信号を復調する復調手段
    と、 上記復調手段から伝達されるデータ群を記憶する記憶部
    と、誤りのあるデータを含むデータ群を記憶する誤り含
    有データ群記憶部とを備える記憶手段と、 上記データ群中のデータを2次元に配列して積符号と
    し、上記積符号の少なくとも第1の方向または上記第1
    の方向とは異なる第2の方向のいずれか1つの方向に、
    上記データ群中のデータの誤りを訂正する誤り訂正手段
    と、 上記誤り訂正手段によって訂正された上記データ群のデ
    ータ中に残存する誤りを検出する誤り検出手段と、 上記受信手段から受ける上記データ群の信号レベルと、
    上記復調手段から受ける上記データ群とを参照して、上
    記データ群中の無信号状態を発生させる無信号データ領
    域を上記制御手段に出力する信号状態検出手段と、 上記誤り含有データ群記憶部に記憶された上記データ群
    がドロップ記録であることを検出したときに、上記信号
    状態検出手段から受ける消失訂正可能な範囲の上記無信
    号データ領域を消失訂正するように上記誤り訂正手段を
    制御する制御手段と、 上記記憶手段からデータ群を外部に出力する出力手段と
    を備える再生装置。
  3. 【請求項3】 一定の期間のデータが連続してなるデー
    タ群を外部から信号として受信する受信手段と、 上記受信手段から伝達される信号を復調する復調手段
    と、 上記復調手段から伝達されるデータ群を記憶する記憶部
    と、誤りのあるデータを含むデータ群を記憶する誤り含
    有データ群記憶部とを備える記憶手段と、 上記データ群中のデータを2次元に配列して積符号と
    し、上記積符号の少なくとも第1の方向または上記第1
    の方向とは異なる第2の方向のいずれか1つの方向に、
    上記データ群中のデータの誤りを訂正する誤り訂正手段
    と、 上記誤り訂正手段によって訂正された上記データ群のデ
    ータ中に残存する誤りを検出する誤り検出手段と、 上記受信手段から受ける上記データ群の信号レベルと、
    上記復調手段から受ける上記データ群とを参照して、上
    記データ群中の無信号状態を発生させる無信号データ領
    域を上記誤り訂正手段に出力する信号状態検出手段と、 上記誤り含有データ群記憶部に記憶された上記データ群
    がドロップ記録であることを検出したときに、上記信号
    状態検出手段から上記無信号データ領域を受けて上記第
    1の方向または上記第2の方向のいずれか一方にのみ上
    記データ群の誤り訂正を行なうように上記誤り訂正手段
    を制御し、上記データ群にある誤りを無視するように上
    記誤り検出手段を制御する制御手段と、 上記記憶手段からデータ群を外部に出力する出力手段と
    を備える再生装置。
  4. 【請求項4】 一定の期間のデータが連続してなるデー
    タ群を外部から信号として受信する受信手段と、 上記受信手段から伝達される信号を復調する復調手段
    と、 上記復調手段から伝達されるデータ群を記憶する記憶部
    と、誤りのあるデータを含むデータ群を記憶する誤り含
    有データ群記憶部とを備える記憶手段と、 上記データ群中のデータを2次元に配列して積符号と
    し、上記積符号の少なくとも第1の方向または上記第1
    の方向とは異なる第2の方向のいずれか1つの方向に、
    上記データ群中のデータの誤りを訂正する誤り訂正手段
    と、 上記誤り訂正手段によって訂正された上記データ群のデ
    ータ中に残存する誤りを検出する誤り検出手段と、 上記受信手段から受ける上記データ群の信号レベルと、
    上記復調手段から受ける上記データ群とを参照して、上
    記データ群中の無信号状態を発生させる無信号データ領
    域を上記誤り訂正手段に出力する信号状態検出手段と、 上記誤り含有データ群記憶部に記憶された上記データ群
    がドロップ記録であることを検出したときに、上記信号
    状態検出手段から上記無信号データ領域を受けて、上記
    データ群にある誤りを無視するように上記誤り検出手段
    を制御する制御手段と、 上記記憶手段からデータ群を外部に出力する出力手段と
    を備える再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1つに記載の
    再生装置において、 上記受信手段は、光ディスクから一定の期間のデータが
    連続してなるデータ群を信号として受信することを特徴
    とする再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1つに記載の
    再生装置において、 上記積符号の第1の方向と上記第2の方向とは、互いに
    直交することを特徴とする再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007004916A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Toshiba Microelectronics Corp 光ディスク装置の誤り訂正装置
JP2007328884A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Toshiba Microelectronics Corp 誤り訂正装置
JP2011018402A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Toshiba Corp 情報再生装置及び情報再生方法

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