JP2003084903A - 操作装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生されているコンテンツに対応してアニメ
ーションを表示させる。 【解決手段】 ジョグダイヤルサーバ１２２が、ジョグ
ダイヤル処理部１２１を介して、曲管理部１０４に今現
在再生している曲のIDを要求し取得する。さらに、ジョ
グダイヤルサーバ１２２は、ジョグダイヤルサーバ１２
２は、ジョグダイヤル処理部１２１に曲IDに対応するア
ニメーションデータをジョグリモートコントローラアニ
メーションデータ格納部１２６より検索させ、取得す
る。ジョグダイヤルサーバ１２２は、取得したアニメー
ションデータをジョグリモートコントローラプラグイン
１２３、ジョグリモートコントローラデバイスコントロ
ール部１２５を介して、ジョグリモートコントローラ６
に出力し、LCD６５に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、操作装置および方
法、並びにプログラムに関し、特に、動作内容に対応し
た表示画面を表示する操作装置および方法、並びにプロ
グラムに関する。

【０００２】

【従来の技術】最近、デジタル技術の普及にともない、
音楽データ、画像データなどからなる各種のコンテンツ
（データ）がデジタル的に記録媒体に記録または再生さ
れるようになってきた。このようなデジタル化に伴っ
て、パーソナルコンピュータのHDD（Hard Disc Drive）
などの大容量化も進んできており、使用者は、膨大な量
のコンテンツをパーソナルコンピュータで管理すること
ができるようになってきている。

【０００３】例えば、一般にジュークボックスと呼ばれ
ている多数の音楽コンテンツを再生させる機能を、パー
ソナルコンピュータに持たせて、HDDなどに記録させた
音楽コンテンツを再生させるソフトウェアなどが代表的
なものである。

【０００４】このジュークボックスのソフトウェアで
は、所望とする音楽コンテンツを所定の条件に基づいて
検索し、再生させることができる。例えば、使用者が、
キーボードやマウスなどを操作し、検索の条件として
「ボサノバ」と入力すると、HDDに記憶された音楽コン
テンツのうち、そのジャンルが「ボサノバ」として登録
された音楽コンテンツだけが選択され、再生される。こ
のようにすることで、使用者は、HDDに記憶された多数
のコンテンツを1個1個検索することなく、容易に好みの
ジャンルの音楽コンテンツを再生させることができる

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なソフトウェアはノート型パーソナルコンピュータにイ
ンストールすることもできるので、ソフトウェアをイン
ストールし、ヘッドフォンを接続することによりノート
型パーソナルコンピュータを携帯して移動しながら、パ
ーソナルコンピュータに記録されたコンテンツを楽しむ
といった使い方が考えられる。

【０００６】この場合、ヘッドフォンステレオなどで使
用されているように、ヘッドフォンを接続するケーブル
上にリモートコントローラを付属して、その再生、また
は、停止といった操作をさせるようにすることが考えら
れる。

【０００７】しかしながら、以上のようにリモートコン
トローラが単に接続されている場合、その動作状態は、
ノート型のパーソナルコンピュータを、その都度開き確
認しなければならないという課題があった。

【０００８】また、上述のコンテンツには、曲データと
共に、曲名、アーティスト名、ライナーノーツ、また
は、歌詞といった付加情報を含ませる技術が一般に普及
しつつあるが、やはり、ノート型のパーソナルコンピュ
ータを広げた上で、そのディスプレイに表示された内容
を見ることしかできないので、その操作が面倒であり、
また、面倒であるが故に、徐々にその利用がなくなって
しまう恐れがあるという課題があった。

【０００９】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ノート型パーソナルコンピュータを広げて
操作することなく、ヘッドフォンに接続されたケーブル
上に設けられているリモートコントローラ上に、動作状
況や、付属情報を表示できるようにすることで、操作状
況の把握や、付属情報を利用を容易にさせるようにする
ものである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明の操作装置は、回
転押圧型操作素子により、操作内容を入力する入力手段
と、入力された操作内容を電子機器に出力する出力手段
と、電子機器の動作内容に対応した画像を表示する表示
手段とを備えることを特徴とする。

【００１１】前記画像は、音楽コンテンツを再生する電
子機器の動作内容に対応した画像とするようにすること
ができる。

【００１２】前記動作内容には、音楽コンテンツの再
生、または、停止を含ませるようにすることができる。

【００１３】前記画像には、音楽コンテンツの付加情報
を含ませるようにすることができる。

【００１４】前記画像には、アニメーション画像を含ま
せるようにすることができる。

【００１５】前記画像は、電子機器より読み込まれるよ
うにすることができる。

【００１６】本発明の操作方法は、回転押圧型操作素子
の操作に基づいて、操作内容を入力する入力ステップ
と、入力された操作内容を電子機器に出力する出力ステ
ップと、電子機器の動作内容に対応した画像を表示する
表示ステップとを含むことを特徴とする。

【００１７】本発明のプログラムは、回転押圧型操作素
子の操作に基づいて、操作内容の入力を制御する入力制
御ステップと、入力された操作内容の電子機器への出力
を制御する出力制御ステップと、電子機器の動作内容に
対応した画像の表示を制御する表示制御ステップとをコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。

【００１８】本発明の操作装置および方法、並びにプロ
グラムにおいては、回転押圧型操作素子により、操作内
容が入力され、入力された操作内容が電子機器に出力さ
れ、電子機器の動作内容に対応した画像が表示される。

【００１９】

【発明の実施の形態】図１は、本発明に係るコンテンツ
データ管理システムの一実施の形態を示す図である。パ
ーソナルコンピュータ１は、ローカルエリアネットワー
クまたはインターネットなどから構成されるネットワー
ク２に接続されている。パーソナルコンピュータ１は、
EMD（Electronic Music Distribution）サーバ３から受
信した、またはCD（Compact Disc）から読み取った楽音
のデータ（以下、コンテンツと称する）を、そのまま記
録するか、または所定の符号化の方式（例えば、ATRAC3
（商標））に変換するとともにDES（Data Encryption S
tandard）などの暗号化方式で暗号化して記録する。

【００２０】パーソナルコンピュータ１は、平文のま
ま、または暗号化して記録しているコンテンツに対応し
て、コンテンツの利用条件を示す権利情報を記録する。

【００２１】権利情報は、例えば、その権利情報に対応
するコンテンツを同時に利用することができるポータブ
ルデバイス（Portable Device（PDとも称する））の台
数（後述する、いわゆるチェックアウトできるPDの台
数）を示す。権利情報に示される数だけコンテンツをチ
ェックアウトしたときでも、パーソナルコンピュータ１
は、そのコンテンツを再生できる。

【００２２】また、権利情報は、そのコンテンツをコピ
ーすることができるか否かの情報を示す。コンテンツを
ポータブルデバイス５−１，５−２にコピーしたとき、
パーソナルコンピュータ１は記録しているコンテンツを
再生できる。コンテンツの、ポータブルデバイス５−
１，５−２に記憶させることができる回数は、制限され
る場合がある。この場合、コピーできる回数は、増える
ことがない。

【００２３】さらに、権利情報は、そのコンテンツを他
のパーソナルコンピュータに移動することができるか否
かの情報を示す。ポータブルデバイス５−１，５−２に
コンテンツを移動させた後、パーソナルコンピュータ１
が記録しているコンテンツは使用できなくなる（コンテ
ンツが削除されるか、または権利情報が変更されて使用
できなくなる）。

【００２４】権利情報の詳細は、後述する。

【００２５】パーソナルコンピュータ１は、暗号化して
記録しているコンテンツを、コンテンツに関連するデー
タ（例えば、曲名、プレイリスト名（使用者の所望とす
る曲ファイルを集めたリスト：GUI（Graphical User In
terface）上で作成することができる）、または再生条
件など）と共に、USB（Universal Serial Bus）ケーブ
ルを介して、接続されているポータブルデバイス５−１
に記憶させるとともに、ポータブルデバイス５−１に記
憶させたことに対応して、記憶させたコンテンツに対応
する権利情報を更新する（以下、チェックアウトと称す
る）。より詳細には、チェックアウトしたとき、パーソ
ナルコンピュータ１が記録している、そのコンテンツに
対応する権利情報のチェックアウトできる回数は、１減
らされる。チェックアウトできる回数が０のとき、対応
するコンテンツは、チェックアウトすることができな
い。

【００２６】パーソナルコンピュータ１は、暗号化して
記録しているコンテンツを、コンテンツに関連するデー
タと共に、USBケーブルを介して、接続されているポー
タブルデバイス５−２に記憶させるとともに、ポータブ
ルデバイス５−２に記憶させたことに対応して、記憶さ
せたコンテンツに対応する権利情報を更新する。

【００２７】また、パーソナルコンピュータ１は、USB
ケーブルを介して、接続されているポータブルデバイス
５−１にパーソナルコンピュータ１がチェックアウトし
たコンテンツを、ポータブルデバイス５−１に消去させ
て（または、使用できなくさせて）、消去させたコンテ
ンツに対応する権利情報を更新する（以下、チェックイ
ンと称する）。より詳細には、チェックインしたとき、
パーソナルコンピュータ１が記録している、対応するコ
ンテンツの権利情報のチェックアウトできる回数は、１
増やされる。

【００２８】パーソナルコンピュータ１は、USBケーブ
ルを介して、接続されているポータブルデバイス５−２
にパーソナルコンピュータ１がチェックアウトしたコン
テンツを、ポータブルデバイス５−２に消去させて（ま
たは、使用できなくさせて）、消去させたコンテンツに
対応する権利情報を更新する。

【００２９】パーソナルコンピュータ１は、図示せぬ他
のパーソナルコンピュータがポータブルデバイス５−１
にチェックアウトしたコンテンツをチェックインできな
い。パーソナルコンピュータ１は、他のパーソナルコン
ピュータがポータブルデバイス５−２にチェックアウト
したコンテンツをチェックインできない。

【００３０】パーソナルコンピュータ１は、USBケーブ
ルを介して、接続されているジョグダイヤルリモートコ
ントローラ６が使用者により操作されて、所定のコマン
ドが入力されたとき、対応する処理を実行する。また、
パーソナルコンピュータ１は、USBケーブルを介して、
接続されているジョグダイヤルリモートコントローラ６
に対して、音楽コンテンツを再生する際、音声データを
送出し、ジョグダイヤルリモートコントローラ６に接続
されたヘッドフォン７に出力させる。

【００３１】EMDサーバ３は、パーソナルコンピュータ
１の要求に対応して、ネットワーク２を介して、コンテ
ンツに関連するデータ（例えば、曲名、プレイリスト
名、または再生制限など）と共に、パーソナルコンピュ
ータ１にコンテンツを供給する。

【００３２】EMDサーバ３が供給するコンテンツは、所
定の符号化の方式で符号化され、所定の暗号化の方式で
暗号化されている。EMDサーバ３は、コンテンツを復号
するための鍵をパーソナルコンピュータ１に供給する。

【００３３】WWW（World Wide Web）サーバ４は、パー
ソナルコンピュータ１の要求に対応して、ネットワーク
２を介して、コンテンツを読み取ったCDに対応するデー
タ（例えば、CDのアルバム名、またはCDの販売会社な
ど）、およびCDから読み取ったコンテンツに対応するデ
ータ（例えば、曲名、プレイリスト名、または作曲者名
など）をパーソナルコンピュータ１に供給する。

【００３４】ポータブルデバイス５−１は、パーソナル
コンピュータ１から供給されたコンテンツ（すなわち、
チェックアウトされたコンテンツ等）を、コンテンツに
関連するデータ（例えば、曲名、プレイリスト名、また
は再生制限など）と共に記憶する。ポータブルデバイス
５−１は、コンテンツに関連するデータに基づいて、記
憶しているコンテンツを再生し、図示せぬヘッドフォン
などに出力する。

【００３５】例えば、コンテンツに関連するデータとし
て記憶されている、再生制限としての再生回数を超えて
再生しようとしたとき、ポータブルデバイス５−１は、
対応するコンテンツの再生を停止する。コンテンツに関
連するデータとして記憶されている再生制限としての、
再生期限を過ぎた後に再生しようとしたとき、ポータブ
ルデバイス５−１は、対応するコンテンツの再生を停止
する。

【００３６】使用者は、コンテンツを記憶したポータブ
ルデバイス５−１をパーソナルコンピュータ１から取り
外して、持ち歩き、記憶しているコンテンツを再生させ
て、コンテンツに対応する音楽などをヘッドフォンなど
で聴くことができる。

【００３７】ポータブルデバイス５−２は、パーソナル
コンピュータ１から供給されたコンテンツを、コンテン
ツに関連するデータと共に記憶する。ポータブルデバイ
ス５−２は、コンテンツに関連するデータに基づいて、
記憶しているコンテンツを再生し、図示せぬヘッドフォ
ンなどに出力する。使用者は、コンテンツを記憶したポ
ータブルデバイス５−２をパーソナルコンピュータ１か
ら取り外して、持ち歩き、記憶しているコンテンツを再
生させて、コンテンツに対応する音楽などをヘッドフォ
ンなどで聴くことができる。

【００３８】以下、ポータブルデバイス５−１，５−２
を個々に区別する必要がないとき、単にポータブルデバ
イス５と称する。

【００３９】ジョグリモートコントローラ６は、回転押
圧型操作素子からなるリモートコントローラであり、例
えば、本出願人であるソニー株式会社製のジョグリモコ
ン（登録商標）などである。ジョグリモートコントロー
ラ６は、回転押圧型操作素子を操作することにより、パ
ーソナルコンピュータ１を操作することができる。ま
た、ジョグリモートコントローラ６は、接続されたヘッ
ドフォン７に、パーソナルコンピュータにより再生され
た音楽コンテンツを送出し、音声として出力させる。
尚、ジョグリモートコントローラ６の詳細は、図３を参
照して後述する。

【００４０】図２は、パーソナルコンピュータ１の構成
を説明する図である。CPU（CentralProcessing Unit）
１１は、後述する機能を実現するための各種アプリケー
ションプログラムや、OS（Operating System）を実際に
実行する。ROM（Read-only Memory）１２は、一般的に
は、CPU１１が使用するプログラムや演算用のパラメー
タのうちの基本的に固定のデータを格納する。RAM（Ran
dom-Access Memory）１３は、CPU１１の実行において使
用するプログラムや、その実行において適宜変化するパ
ラメータを格納する。これらはCPUバスなどから構成さ
れるホストバス１４により相互に接続されている。

【００４１】ホストバス１４は、ブリッジ１５を介し
て、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interfac
e)バスなどの外部バス１６に接続されている。

【００４２】キーボード１８は、CPU１１に各種の指令
を入力するとき、使用者により操作される。マウス１９
は、ディスプレイ２０の画面上のポイントの指示や選択
を行うとき、使用者により操作される。ディスプレイ２
０は、液晶表示装置またはCRT（Cathode Ray Tube）な
どから成り、各種情報をテキストやイメージで表示す
る。HDD（Hard Disc Drive）２１は、ハードディスクを
駆動し、それらにCPU１１によって実行するプログラム
や情報を記録または再生させる。

【００４３】ドライブ２２は、装着されている磁気ディ
スク４１、光ディスク４２（CDを含む）、光磁気ディス
ク４３、または半導体メモリ４４に記録されているデー
タまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプ
ログラムを、インターフェース１７、外部バス１６、ブ
リッジ１５、およびホストバス１４を介して接続されて
いるRAM１３に供給する。

【００４４】USBポート２３−１には、USBケーブルを介
して、ポータブルデバイス５−１が接続される。USBポ
ート２３−１は、インターフェース１７、外部バス１
６、ブリッジ１５、またはホストバス１４を介して、HD
D２１、CPU１１、またはRAM１３から供給されたデータ
（例えば、コンテンツまたはポータブルデバイス５−１
のコマンドなどを含む）をポータブルデバイス５−１に
出力する。

【００４５】USBポート２３−２には、USBケーブルを介
して、ポータブルデバイス５−２が接続される。USBポ
ート２３−２は、インターフェース１７、外部バス１
６、ブリッジ１５、またはホストバス１４を介して、HD
D２１、CPU１１、またはRAM１３から供給されたデータ
（例えば、コンテンツまたはポータブルデバイス５−２
のコマンドなどを含む）をポータブルデバイス５−２に
出力する。

【００４６】USBポート２３−３には、USBケーブルを介
して、ジョグリモートコントローラ６が接続される。US
Bポート２３−３は、インターフェース１７、外部バス
１６、ブリッジ１５、またはホストバス１４を介して、
HDD２１、CPU１１、またはRAM１３から供給されたデー
タ（例えば、コンテンツまたはジョグリモートコントロ
ーラ６のコマンドなどを含む）をジョグリモートコント
ローラ６に出力する。

【００４７】スピーカ２４は、インターフェース１７か
ら供給された音声信号を基に、コンテンツに対応する所
定の音声を出力する。

【００４８】これらのキーボード１８乃スピーカ２４
は、インターフェース１７に接続されており、インター
フェース１７は、外部バス１６、ブリッジ１５、および
ホストバス１４を介してCPU１１に接続されている。

【００４９】通信部２５は、ネットワーク２が接続さ
れ、CPU１１、またはHDD２１から供給されたデータ（例
えば、コンテンツの送信要求など）を、所定の方式のパ
ケットに格納して、ネットワーク２を介して、送信する
とともに、ネットワーク２を介して、受信したパケット
に格納されているデータ（例えば、コンテンツなど）を
CPU１１、RAM１３、またはHDD２１に出力する。

【００５０】通信部２５は、外部バス１６、ブリッジ１
５、およびホストバス１４を介してCPU１１に接続され
ている。

【００５１】以下、USBポート２３−１乃至２３−３を
個々に区別する必要がないとき、単に、USBポート２３
と称する。

【００５２】図３は、ジョグリモートコントローラ６の
概観を示す図である。ジョグリモートコントローラ６の
USB端子６１は、USBポート２３−３に接続される。ジョ
グダイヤル６２は、回転押圧型の操作素子であり、矢印
Ａ方向、または、Ｂ方向に回転可能とされ、使用者によ
り回転させられると、その回転角度に対応して、LCD６
５、および、ディスプレイ２０上に表示される各種のコ
マンドを示すアイテムがスクロールされる。そして、使
用者は、ジョグダイヤル６２を矢印Ｃ方向に押圧するこ
とにより、所望とするアイテムを選択する。このとき選
択されたアイテムに対応するコマンドがパーソナルコン
ピュータ１に出力される。シフトボタン６３は、音量を
調節するモードに表示内容を切替えるとき押下される。
また、バックボタン６４は、使用者が実行させた直前の
動作を元に戻すとき押下される。ヘッドフォン７は、ジ
ャック６６を介して接続されており、ジョグリモートコ
ントローラ６の本体に対してジャック６６の抜き差しに
より着脱可能になされている。

【００５３】図４は、ジョグリモートコントローラ６の
ブロック図である。制御部７１は、CPU、ROM、および、
RAMから構成された、いわゆるマイクロコンピュータで
あり、ジョグリモートコントローラ６の全体の動作を制
御している。制御部７１は、操作部７２より入力された
信号に対応して、例えば、画像をLCD６５に表示させた
り、USB端子６１を介してパーソナルコンピュータ１よ
り送信されてきた音楽コンテンツに対応した音声データ
を音声出力部７３を介してヘッドフォン７に送出し音声
として出力させる。操作部７２は、ジョグダイヤル６
２、シフトボタン６３、および、バックボタン６４の操
作に対応する信号を制御部７１に出力する。

【００５４】図５は、CPU１１がコンテンツ管理プログ
ラムを実行することにより実現されるパーソナルコンピ
ュータ１の機能を説明するブロック図である。GUI（Gra
phical User Interface）部１０１は、使用者によるキ
ーボード１８、マウス１９、または、ジョグリモートコ
ントローラ６の操作に対応して、曲管理部１０４に、使
用者が所望とするコンテンツに対応する曲名、プレイリ
スト名、またはコンテンツが格納されているファイルの
ファイル名などを供給するとともに、データベース１０
７へのコンテンツに対応するデータの登録を要求する。

【００５５】GUI部１０１は、曲管理部１０４を介して
データベース１０７からコンテンツに対応するデータ、
例えば、識別ID、曲名、プレイリスト名、またはアーテ
ィスト名などのデータを取得して、識別ID、曲名、プレ
イリスト名、またはアーティスト名などをディスプレイ
２０に表示させる。GUI部１０１は、使用者の操作によ
りコンテンツの再生が要求されたとき、再生が要求され
たコンテンツに対応する識別IDをコンテンツ管理処理部
１０２に供給すると共に、コンテンツの再生をコンテン
ツ管理処理部１０２に要求する。

【００５６】GUI部１０１は、使用者の操作によりコン
テンツの転送（チェックアウト、コピー、または移動な
ど）が要求されたとき、転送が要求されたコンテンツに
対応する識別IDを転送処理部１０３に供給すると共に、
コンテンツの転送を転送処理部１０３に要求する。

【００５７】コンテンツ管理処理部１０２は、GUI部１
０１からコンテンツの再生が要求されたとき、曲管理部
１０４に、再生が要求されたコンテンツに対応する識別
IDを供給すると共に、コンテンツに対応するファイル名
を要求する。コンテンツ管理処理部１０２は、曲管理部
１０４からファイル名を取得したとき、曲管理部１０
４、ファイル検索部１０６、およびデータベース１０７
を介して、曲ファイル格納部１０８−１または１０８−
２に格納された曲ファイル１０８ａ−１、または、１０
８ｂ−１から、コンテンツの曲ファイルを取得する。

【００５８】コンテンツ管理処理部１０２は、取得した
コンテンツ（の曲ファイル）をPC（Protected Conten
t）プラグイン１０９−１または１０９−２に供給す
る。

【００５９】PCプラグイン１０９−１は、コンテンツ管
理処理部１０２からコンテンツ（の曲ファイル）が供給
されたとき、コンテンツが暗号化されていない場合、符
号化されているコンテンツを復号して、音声データを音
声出力部１１０−１に供給する。PCプラグイン１０９−
１は、コンテンツ管理処理部１０２からコンテンツが供
給されたとき、コンテンツが暗号化されている場合、暗
号化されているコンテンツを平文に復号するとともに、
符号化されているコンテンツを復号して、音声データを
音声出力部１１０−１に供給する。音声出力部１１０−
１は、音声データを基に、音声信号を生成して、スピー
カ２４に音声を出力させる。

【００６０】PCプラグイン１０９−２は、コンテンツ管
理処理部１０２からコンテンツ（の曲ファイル）が供給
されたとき、コンテンツが暗号化されていない場合、符
号化されているコンテンツを復号して、音声データを音
声出力部１１０−２に供給する。PCプラグイン１０９−
２は、コンテンツ管理処理部１０２からコンテンツが供
給されたとき、コンテンツが暗号化されている場合、暗
号化されているコンテンツを平文に復号するとともに、
符号化されているコンテンツを復号して、音声データを
音声出力部１１０−２に供給する。音声出力部１１０−
２は、音声データを基に、音声信号を生成して、スピー
カ２４に音声を出力させる。

【００６１】使用者は、PCプラグインをパーソナルコン
ピュータ１に更に追加インストールすることができる。

【００６２】以下、PCプラグイン１０９−１またはPCプ
ラグイン１０９−２を個々に区別する必要が無いとき、
単に、PCプラグイン１０９と称する。

【００６３】転送処理部１０３は、GUI部１０１からコ
ンテンツの転送が要求されたとき、転送が要求されたコ
ンテンツに対応する識別IDを曲管理部１０４に供給する
と共に、コンテンツに対応するファイル名を要求する。
転送処理部１０３は、曲管理部１０４からファイル名を
取得したとき、曲管理部１０４、ファイル検索部１０
６、およびデータベース１０７を介して、曲ファイル格
納部１０８−１または１０８−２の曲ファイル１０８ａ
−１、または、１０８ｂ−１から、ファイル名に対応す
るコンテンツの曲ファイルを取得する。

【００６４】転送処理部１０３は、取得したコンテンツ
をPDプラグイン１１１−１または１１１−２に供給す
る。

【００６５】PDプラグイン１１１−１は、ポータブルデ
バイス５−１にコンテンツ（の曲ファイル）を転送する
とき、ポータブルデバイス５−１と相互認証する。相互
認証されなかったとき、PDプラグイン１１１−１は、ポ
ータブルデバイス５−１にコンテンツを転送しない。

【００６６】PDプラグイン１１１−１は、転送処理部１
０３からコンテンツ（の曲ファイル）が供給されたと
き、コンテンツが暗号化されている場合、コンテンツに
関連するデータと共にコンテンツをポータブルデバイス
５−１に供給する。PDプラグイン１１１−１は、転送処
理部１０３からコンテンツが供給されたとき、コンテン
ツが暗号化されていない場合、コンテンツを暗号化し
て、コンテンツに関連するデータと共に暗号化されたコ
ンテンツをポータブルデバイス５−１に供給する。

【００６７】なお、相互認証の処理は、ポータブルデバ
イス５−１がパーソナルコンピュータ１に接続されたと
き、実行されるようにしてもよい。

【００６８】PDプラグイン１１１−２は、ポータブルデ
バイス５−２にコンテンツ（の曲ファイル）を転送する
とき、ポータブルデバイス５−２と相互認証する。相互
認証されなかったとき、PDプラグイン１１１−２は、ポ
ータブルデバイス５−２にコンテンツを転送しない。

【００６９】PDプラグイン１１１−２は、転送処理部１
０３からコンテンツ（の曲ファイル）が供給されたと
き、コンテンツが暗号化されている場合、コンテンツに
関連するデータと共にコンテンツをポータブルデバイス
５−２に供給する。PDプラグイン１１１−２は、転送処
理部１０３からコンテンツが供給されたとき、コンテン
ツが暗号化されていない場合、コンテンツを暗号化し
て、コンテンツに関連するデータと共に暗号化されたコ
ンテンツをポータブルデバイス５−２に供給する。

【００７０】なお、相互認証の処理は、ポータブルデバ
イス５−２がパーソナルコンピュータ１に接続されたと
き、実行されるようにしてもよい。

【００７１】使用者は、PDプラグインをパーソナルコン
ピュータ１に更に追加インストールすることができる。

【００７２】以下、PDプラグイン１１１−１またはPDプ
ラグイン１１１−２を個々に区別する必要がないとき、
単に、PDプラグイン１１１と称する。

【００７３】曲管理部１０４は、HDD２１に記録されて
いるファイルに格納されているコンテンツ、またはコン
テンツ管理処理部１０２から供給されたコンテンツを、
データベース１０７を介して、ファイルに格納させて曲
ファイル格納部１０８−１または１０８−２の曲ファイ
ル１０８ａ−１、または、１０８ｂ−１に記録させる。

【００７４】曲管理部１０４は、データベース１０７
に、コンテンツに対応する曲名、またはプレイリスト
名、コンテンツに対応するファイル名などのデータを記
録させると共に、データベース１０７から、曲名、プレ
イリスト名、またはファイル名などを読み出す。曲管理
部１０４は、GUI部１０１から曲名、プレイリスト名、
またはファイル名を受信したとき、データベース１０７
にレコードを追加させ、レコードのアイテムとして、曲
名、プレイリスト名、またはファイル名を記録させる。

【００７５】曲管理部１０４は、GUI部１０１からの要
求に対応して、データベース１０７に記録されている全
ての曲名、または、プレイリスト名、および識別IDなど
をデータベース１０７から読み出して、GUI部１０１に
供給する。

【００７６】曲管理部１０４は、コンテンツ管理処理部
１０２から識別IDが供給されたとき、識別IDに対応する
ファイル名をデータベース１０７から読み出して、読み
出したファイル名をコンテンツ管理処理部１０２に供給
する。曲管理部１０４は、転送処理部１０３から識別ID
が供給されたとき、識別IDに対応するファイル名をデー
タベース１０７から読み出して、読み出したファイル名
を転送処理部１０３に供給する。

【００７７】ファイル検索部１０６は、曲管理部１０４
の要求に対応して、データベース１０７から取得したフ
ァイル名を基に、曲ファイル格納部１０８−１または１
０８−２からファイル名に対応するファイル（コンテン
ツが格納されている）を検索する。ファイル検索部１０
６は、曲ファイル格納部１０８−１または１０８−２か
ら読み出したファイルを曲管理部１０４に供給するか、
またはファイルのファイル名を変更して、ファイル名を
変更したファイルを曲管理部１０４に供給する。

【００７８】曲管理部１０４は、ファイル検索部１０６
から供給された、コンテンツが格納されているファイル
をコンテンツ管理処理部１０２または転送処理部１０３
に供給する。

【００７９】データベース１０７は、コンテンツに関す
るデータ、例えば、識別ID、曲名、プレイリスト名、フ
ァイル名、またはその他の属性などを記録する。データ
ベース１０７は、HDD２１に格納される。

【００８０】曲管理部１０４は、ジョグダイヤル処理部
１２１、または、GUI部１０１からの要求に応じて、フ
ァイル検索部１０６、および、データベース１０７を介
して、曲ファイル格納部１０８−１、または、１０８−
２に、各識別IDに対応したライナノーツ、または、歌詞
などの付加情報１０８ｂ−１、または、１０８ｂ−２と
して記録させると共に、曲ファイル格納部１０８−１、
または、１０８−２に格納されたライナノーツ、また
は、歌詞などの付加情報１０８ｂ−１、または、１０８
ｂ−２を読み出して、GUI部１０１、または、ジョグダ
イヤル処理部１２１に出力する。

【００８１】曲管理部１０４は、GUI部１０１、また
は、ジョグダイヤル処理部１２１の要求により、ネット
ワーク２を介して直接EMDサーバ３にアクセスし、識別I
Dに対応するコンテンツの曲ファイル、および付加情
報、または、付加情報のみを取得し、GUI部１０１、ま
たは、ジョグダイヤル処理部１２１に出力すると共に、
ファイル検索部１０６、および、データベース１０７を
介して曲ファイル格納部１０８−１、または、１０８−
２に記録させる。

【００８２】ジョグダイヤル処理部１２１は、ジョグダ
イヤルサーバ１２２との間で通信を行い、例えば、ユー
ザがジョグリモートコントローラ６を操作した際に、そ
の操作に対応する信号をジョグダイヤルサーバ１２２よ
り受け取り、受け取った信号に対応して、曲の再生や選
択といった処理を曲管理部１０４に要求する。また、ジ
ョグダイヤル処理部１２１は、ジョグダイヤルサーバ１
２２の要求に基づいて、ジョグリモートコントローラア
ニメーションデータ格納部１２６よりジョグリモートコ
ントローラ６の操作内容や、コンテンツの再生状態に応
じてLCD６５、または、ディスプレイ２０上に表示され
るジョグダイヤルGUI１２４に表示させるアニメーショ
ンデータを読み出して、ジョグダイヤルサーバ１２２に
出力する。このアニメーションデータは、再生されるコ
ンテンツに対応させて異なるものを表示させたり、また
は、複数のアニメーションデータをコンテンツが再生さ
れる度にランダムに表示させたりすることができる。

【００８３】ジョグダイヤルサーバ１２２は、ジョグリ
モートコントローラプラグイン１２３を介してジョグリ
モートコントローラデバイスコントロール部１２５と通
信すると共に、ジョグリモートコントローラ６のLCD６
５、または、ジョグダイヤルGUI１２４に表示させる内
容を、コンテンツの再生状態や、ジョグリモートコント
ローラ６の操作内容により決定し、ジョグダイヤル処理
部１２１に要求する。

【００８４】ジョグリモートコントローラプラグイン１
２３は、ジョグリモートコントローラ６の操作をジョグ
ダイヤルサーバ１２２に伝えると共に、ジョグリモート
コントローラ６上のLCD６５に表示する内容を制御す
る。ジョグリモートコントローラ６上のLCD６５に表示
される画像は、基本的には、ディスプレイ２０上のジョ
グダイヤルGUI１２４と同様であるが、処理内容により
異なる画像を表示することがあり、この場合に表示され
る画像をテキスト、静止画像、または、アニメーション
画像の何れを表示するかを決定する。

【００８５】次に、図６を参照して、データベース１０
７で管理されるデータベースの構成について説明する。
各情報は、識別IDにより識別される。各情報には、識別
IDに対応して、曲名/プレイリスト名、アーティスト
名、ジャンル名、曲ファイル名、歌詞ファイル名、ライ
ナーノーツファイル名、および、再生回数が含まれてい
る。今の場合、識別ID＝１の情報には、曲名/プレイリ
スト名として「プレイリストＡ」（PlaylistA）が、ア
ーティスト名として「４hero」が、ジャンル名として
「Rock」が、曲ファイル名がブランクに、歌詞ファイル
名がブランクに、ライナーノーツファイル名として「C:
\Root\PlaylistA\Notes.txt」が、再生回数がブランク
に、それぞれ登録されている。すなわち、識別ID＝１で
示される情報は、プレイリストＡであることが示されて
おり、ライナーノーツデータのみが付加情報として登録
されている。

【００８６】また、識別ID＝２の情報には、曲名/プレ
イリスト名として「Song-A」が、アーティスト名として
「４hero」が、ジャンル名として「Rock」が、曲ファイ
ル名として、「C:\Root\Song-A\track.omg」が、歌詞フ
ァイル名として「C:\Root\Song-A\track.omg」が、ライ
ナーノーツファイル名として「C:\Root\Song-A\track.o
mg」が、再生回数として「１０」が、それぞれ登録され
ている。すなわち、識別ID＝２で示される情報は、Song
-Aの曲のデータであることが示されている。

【００８７】また、識別ID＝３の情報には、曲名/プレ
イリスト名として「Song-A」が、アーティスト名として
「４hero」が、ジャンル名として「Rock」が、曲ファイ
ル名として、「C:\Root\Song-B\track.omg」が、歌詞フ
ァイル名として「C:\Root\Song-B\track.omg」が、ライ
ナーノーツファイル名として「C:\Root\Song-B\track.o
mg」が、再生回数として「３２」が、それぞれ登録され
ている。すなわち、識別ID＝３で示される情報は、Song
-Bの曲のデータであることが示されている。

【００８８】識別ID＝４の情報には、曲名/プレイリス
ト名として「プレイリストＢ」（PlaylistB）が、アー
ティスト名として「Unknown」が、ジャンル名として「P
ops」が、曲ファイル名がブランクに、歌詞ファイル名
がブランクに、ライナーノーツファイル名として「C:\R
oot\PlaylistB\Notes.txt」が、再生回数がブランク
に、それぞれ登録されている。すなわち、識別ID＝４で
示される情報は、プレイリストBであることが示されて
おり、ライナーノーツデータのみが付加情報として登録
されている。

【００８９】識別ID＝５の情報には、曲名/プレイリス
ト名として「Song-C」が、アーティスト名として「Unkn
own」が、ジャンル名として「Pops」が、曲ファイル名
として、「C:\Root\Song-C\track.omg」が、歌詞ファイ
ル名として「C:\Root\Song-C\track.omg」が、ライナー
ノーツファイル名として「C:\Root\Song-C\track.omg」
が、再生回数として「６」が、それぞれ登録されてい
る。すなわち、識別ID＝５で示される情報は、Song-Cの
曲のデータであることが示されている。

【００９０】識別ID＝６の情報には、曲名/プレイリス
ト名として「プレイリストＣ」（PlaylistC）が、アー
ティスト名として「Unknown」が、ジャンル名として「J
azz」が、曲ファイル名がブランクに、歌詞ファイル名
がブランクに、ライナーノーツファイル名として「C:\R
oot\PlaylistC\Notes.txt」が、再生回数がブランク
に、それぞれ登録されている。すなわち、識別ID＝６で
示される情報は、プレイリストCであることが示されて
おり、ライナーノーツデータのみが付加情報として登録
されている。

【００９１】識別ID＝７の情報には、曲名/プレイリス
ト名として「Song-D」が、アーティスト名として「Unkn
own」が、ジャンル名として「Jazz」が、曲ファイル名
として、「C:\Root\Song-D\track.wav」が、歌詞ファイ
ル名として「C:\Root\Song-D\track.wav」が、ライナー
ノーツファイル名として「C:\Root\Song-D\track.wav」
が、再生回数として「２」が、それぞれ登録されてい
る。すなわち、識別ID＝７で示される情報は、Song-Dの
曲のデータであることが示されている。

【００９２】識別ID＝８の情報には、曲名/プレイリス
ト名として「プレイリストフォルダA」（PlaylistFolde
rA）が、それ以外が全てブランクに、それぞれ登録され
ている。すなわち、識別ID＝８で示される情報は、プレ
イリストフォルダAであることが示されている。

【００９３】このように、識別ID毎に登録された情報
は、一様ではない。そこで、これらを階層構造に管理で
きるように、識別IDの親子関係を設定することで樹形状
のデータ管理が可能となる。図７は、識別IDと、その親
の識別ID（樹形図上の１階層上の識別ID）の関係を示し
ている。すなわち、識別ID＝２，３は、親の識別IDが
１、識別ID＝５の親の識別IDが４、識別ID＝７の親の識
別IDが６、識別ID＝６の親の識別IDが６、そして、識別
ID＝４の親の識別IDが８であることが示されている。

【００９４】この親子関係から（樹形図上の上下関係か
ら）、図８で示すような樹形図の関係が示されることに
なる。すなわち、プレイリストフォルダＡは、プレイリ
ストＢ，Ｃの２個のプレイリストからなるプレイリスト
フォルダであることが示される。また、プレイリストＡ
は、プレイリストフォルダに属しておらず、単独のプレ
イリストを構成しており、プレイリストＡは、Song-A，
Bから構成されている。さらに、プレイリストＢには、S
ong-Cが、プレイリストCには、Song-Dがそれぞれ登録さ
れている。各曲ファイルの格納位置は、Song-Aが「C:\R
oot\Song-A\track.omg」、Song-Bが「C:\Root\Song-B\t
rack.omg」、Song-Cが「C:\Root\Song-C\track.omg」、
Song-Dが「C:\Root\Song-D\track.wav」、にそれぞれ格
納されていることが示されている。

【００９５】このように各識別IDにより識別される情報
からなる図６で示したようなテーブルと、各識別IDによ
り識別される情報の親子関係を示した図７で示したよう
なテーブルに基づいて、データベース７は構成され、各
種のデータを管理している。

【００９６】また、図８で示したような関係以外の樹形
構造を形成することもできる。例えば、図９で示すよう
に、プレイリストフォルダBの中にプレイリストＤと共
に、プレイリストフォルダAを構成することもできる。
また、図９で示す曲Ａ−３のように、プレイリストＡ，
Ｂの何れのプレイリストにも属する構成とすることもで
きる。さらには、曲Ａ−１乃至Ａ−３、および、曲Ｂ−
１，Ｂ−２は、それぞれA-1.omg、A-2.wav、A-3.mp3、B
-1.mp3、B-1.omg、および、B-2.omgのように、様々なフ
ォーマットの曲ファイルを扱うことができるが、曲Ｂ−
１で示すように２つの異なるフォーマットのファイルを
設定することも可能である。

【００９７】以上の説明においては、プレイリストを、
コンテンツをまとめる単位として説明してきたが、この
他にも、曲の属性であるアルバム名、アーティスト名、
ジャンル名、または、これらの組み合わせ（アーティス
ト名とアルバム名、ジャンル名とアーティスト名、また
は、ジャンル名、アーティスト名、および、アルバム名
など）により検索されるまとまりを単位としたものとし
て同様に処理することができる。

【００９８】さらに、まとまりの単位としては、この他
にも属性情報としてのフォーマット形式毎（OpenMG、MP
3、WAV、または、Windows（登録商標） Mediaなど）や
最も良く聞いた上位１０曲、最も聞かなかった曲上位１
０曲、または、最近聞いた曲上位１０曲などでも分類す
ることが可能である。

【００９９】権利情報格納部１０５は、SDMI（Secure D
igital Music Initiative）に規定されている規格に準
拠するファイルに対応する権利情報を、例えば、HDD２
１に格納し、管理する。権利情報格納部１０５は、曲管
理部１０４から識別IDを受信したとき、識別IDに対応す
る１つの権利情報を検索して、検索された権利情報を曲
管理部１０４に供給する。

【０１００】図１０は、権利情報格納部１０５に格納さ
れている権利情報の例を示す図である。権利情報は、例
えば、コンテンツID、残り再生回数、残りチェックアウ
ト回数、再生開始日時、または再生終了日時などから構
成される。権利情報格納部１０５に格納されている権利
情報は、曲ファイル格納部１０８−１または１０８−２
に格納されている１つのファイルに対応している。

【０１０１】曲ファイル格納部１０８−１または１０８
−２に格納されているファイルは、例えば、ヘッダおよ
び楽音データであるコンテンツから構成される。

【０１０２】次に、図１１を参照して、コンテンツの暗
号化の処理、コンテンツに対応する権利情報の付加の処
理、およびコンテンツの符号化方式の変換の処理を説明
する。

【０１０３】例えば、MP3方式のコンテンツがインポー
トされる（データベース１０７に登録される）とき、第
１の設定（GUI部１０１の操作により設定される）がな
されている場合、権利情報が生成されず、コンテンツに
対応するデータ（曲ファイル）がデータベース１０７に
登録される。

【０１０４】権利情報が生成されずに、インポートされ
たMP3方式のコンテンツは、その後の操作に対応して、M
P3方式のコンテンツに所定の方式のウォーターマークが
含まれているか否かが検査され、所定の方式のウォータ
ーマークが含まれていないとき、MP3方式のまま暗号化
されたコンテンツが更に生成されてチェックアウトされ
るか、またはATRAC3方式のコンテンツが更に生成されて
暗号化され、暗号化されたATRAC3方式のコンテンツが曲
ファイル格納部１０８に格納される。

【０１０５】例えば、MP3方式のコンテンツがインポー
トされるとき、第２の設定がなされている場合、MP3方
式のコンテンツに所定の方式のウォーターマークが含ま
れているか否かが検査され、所定の方式のウォーターマ
ークが含まれていないとき、コンテンツに対応するデー
タがデータベース１０７に登録される。更に、MP3方式
のコンテンツは、符号化方式が変更されず、平文のまま
で、MP3方式のコンテンツに対応する権利情報が生成さ
れる。生成された権利情報は、権利情報格納部１０５に
格納される。

【０１０６】権利情報が生成されて、インポートされた
MP3方式のコンテンツは、その後の操作に対応して、MP3
方式のまま暗号化されたコンテンツが更に生成されてチ
ェックアウトされるか、またはATRAC3方式のコンテンツ
が更に生成されて暗号化される。暗号化されたATRAC3方
式のコンテンツは、曲ファイル格納部１０８に格納され
る。

【０１０７】このようにすることで、コンテンツデータ
管理システムは、内容が同一のコンテンツであって、暗
号化されているものと暗号化されていないものとを２重
に記録しておく必要がなく、HDD２１などの記録領域を
有効に利用することができる。

【０１０８】MP3方式のコンテンツがインポートされる
とき、第３の設定がなされている場合、MP3方式のコン
テンツに所定の方式のウォーターマークが含まれている
か否かが検査され、所定の方式のウォーターマークが含
まれていないとき、コンテンツに対応するデータがデー
タベース１０７に登録される。更に、ATRAC3方式に変換
されたコンテンツが生成されて、生成されたコンテンツ
が暗号化されると共に、ATRAC3方式にされ暗号化された
コンテンツが曲ファイル格納部１０８に記録され、ATRA
C3方式のコンテンツに対応する権利情報が生成されて、
生成された権利情報が権利情報格納部１０５に格納され
る。

【０１０９】コンテンツに所定の方式のウォーターマー
クが含まれているとき、そのコンテンツは、登録され
ず、符号化方式が変更されず、暗号化されず、また、チ
ェックアウトされない。

【０１１０】CDに記録されているコンテンツがリッピン
グされるとき、読み出されたコンテンツがATRAC3方式に
変換され、暗号化されると共に、ATRAC3方式に変換され
暗号化されたコンテンツが曲ファイル格納部１０８に記
録され、ATRAC3方式のコンテンツに対応する権利情報が
生成されて、生成された権利情報が権利情報格納部１０
５に格納される。

【０１１１】以上のインポートの処理、インポート後の
所定の処理、またはリッピングの処理は、１または２以
上のコンテンツに対して、実行される。

【０１１２】次に、ジョグリモートコントローラ６の操
作について説明する。

【０１１３】ジョグリモートコントローラ６の操作は、
パーソナルコンピュータ１上で起動しているプログラム
のうち、ディスプレイ２０上で表示される、対応するウ
ィンドウがアクティブとなっているプログラムに対応し
た処理が可能となっている。ここでは、パーソナルコン
ピュータ１上で、上述のコンテンツ管理プログラムのウ
ィンドウがアクティブである場合の例について説明す
る。

【０１１４】コンテンツ管理プログラムがアクティブの
場合、ディスプレイ２０上に１個のウィンドウとして表
示されるジョグダイヤルGUIとLCD６５上で表示される画
像は同じ内容である。図１２，図１３は、それぞれジョ
グダイヤルGUI１５１とLCD６５上の表示例を示してい
る。図１２（Ａ）で示すように、ジョグダイヤルGUI１
５１上にはアイテム表示欄があり、選択可能なアイテム
が表示されている。今の場合、図中上から、「アーティ
スト名」、「ジャンル名」、「戻る」、「アーティスト
名」、および、「ジャンル名」と表示されている。この
アイテムの表示は、この順序で、ジョグダイヤル６２の
回転角度に比例してスクロールする。

【０１１５】このとき、LCD６５上にも同様のアイテム
が表示される。すなわち、図１３（Ａ）で示すように、
アイテム表示欄１６１上には、「ジャンル名」、「戻
る」、および、「アーティスト名」が表示され、中央に
選択欄１６２が表示されている。ただし、図１２で示し
た、ジョグダイヤルGUI１２４では、５個のアイテムが
表示されていたのに対して、LCD６５上では、表示面積
の関係で３個のアイテムのみしか表示されていない点が
異なるが、基本的に同様の内容を示している。

【０１１６】尚、LCD６５の表示面積や、フォントサイ
ズを変えることで、表示するアイテム数は変更できるよ
うにしても良い。

【０１１７】この状態で、ジョグダイヤル６２が、図３
の矢印B方向に回転させられると、アイテム表示欄１５
２，１６１に表示されたアイテムがジョグダイヤル６２
の回転角度に応じてスクロールし、例えば、図１２
（Ｂ），図１３（Ｂ）で示すように、それぞれ、選択欄
１５３，１６２に表示されていた「戻る」が、図中下方
向、すなわち、矢印E方向、または、矢印E'方向にスク
ロールして、「戻る」の上に表示されていた「ジャンル
名」が選択欄１５３，１６２に表示される。

【０１１８】逆に、ジョグダイヤル６２が、図３の矢印
A方向に回転させられると、アイテム表示欄１５２，１
６１に表示されたアイテムがジョグダイヤル６２の回転
角度に応じてスクロールし、例えば、図１２（Ｃ），図
１３（Ｃ）で示すように、それぞれ、選択欄１５３，１
６２に表示されていた「戻る」が、図中上方向、すなわ
ち、矢印Ｆ方向、または、矢印Ｆ'方向にスクロールし
て、「戻る」の下に表示されていた「アーティスト名」
が選択欄１５３，１６２に表示される。

【０１１９】尚、図中、一部表示されていない部分（例
えば、最上段のアーティスト名は、「ーティスト」と表
示されている）については、文字が図中右方向から左方
向に移動しながらスクロールされて表示されることによ
り全ての文字が表示される。

【０１２０】次に、図１４，図１５を参照して、コンテ
ンツ管理プログラムの状態遷移について説明する。

【０１２１】コンテンツ管理プログラムが起動される
と、その状態は、プレーヤモード２０１に遷移する。こ
のとき、ジョグダイヤルGUI１５１には、図１６で示す
ような、状態がプレーヤモード２０１であることを示す
画面が表示される。アイテム表示欄１５２には、ジョグ
ダイヤル６２の操作方向に対応する表示として、図中半
時計回り方向に「前へ」、時計回り方向に「次へ」、お
よび、図中左方向へ「再生、長押し、戻る」が表示され
る。

【０１２２】この状態で、ジョグダイヤル６２（図３）
が図中A方向に回転させられると、今現在指定されてい
るコンテンツの次のコンテンツが選択され、図中B方向
に回転させられると、今現在指定されているコンテンツ
の次のコンテンツが選択される。また、ジョグダイヤル
６２が矢印C方向に押下されると、指定されたコンテン
ツの再生が開始され、さらに、矢印C方向に、長押しさ
れると（１，２秒以上の時間、押下された状態が続く
と）、状態がトップメニュモード２０２に遷移する。

【０１２３】尚、ジョグダイヤルGUI１５１に表示され
る画面は、同時にジョグリモートコントローラ６のLCD
６５にも表示されることになるが、そのアイテム数が変
化するのみで、基本的な表示は同じであるので、以下の
説明においては、LCD６５に表示される画面についての
説明は省略する。

【０１２４】トップメニュモード２０２の場合、ジョグ
ダイヤルGUI１５１には、図１７で示すような、状態が
トップメニュモード２０２であることを示す画面が表示
される。アイテム表示欄１５２には、「プレーヤ操
作」、「早戻し」、「早送り」、「停止」、「リピート
設定」、「シャッフル設定」、「表示設定」、「音量設
定」、「プレイリスト選択」、「リモコン曲情報」、
「アニメーションON」/「アニメーションOFF」、「アプ
リケーション固定」、「アプリケーション固定解除」、
「ランチャー」、および、「アプリケーション終了」の
うちの5個のアイテムが表示され、ジョグダイヤル６２
を操作することにより選択することができる。

【０１２５】「プレーヤ操作」が選択されると、状態
は、プレーヤモード２０１に遷移する。「早戻し」、
「早送り」、および、「停止」は、それぞれが選択され
ると、選択されている間だけ（ジョグダイヤル６２が矢
印C方向に押下されている間だけ）、今現在指定されて
いるコンテンツの動作状態を、対応した動作状態に遷移
させる。

【０１２６】「リピートモード」が選択されると、その
状態が、リピートモード２０３に遷移し、ジョグダイヤ
ルGUI１５１には、図１８で示すようなリピート設定画
面が表示される。このとき、アイテム表示欄１５２に
は、「戻る」、「全曲リピート」、「1曲リピート」、
および、「リピートなし」が表示され、ジョグダイヤル
６２を操作することにより、各アイテムを選択すること
ができる。「戻る」が選択されると、その状態は、トッ
プメニュモード２０２に遷移する。「全曲リピート」が
選択されると、今現在選択された、プレイリストやその
他のグループに含まれる曲をリピート再生させるモード
に設定し、その状態は、トップメニュモード２０２に戻
る。「1曲リピート」が選択されると、今現在選択され
ている曲をリピート再生させるモードに設定し、その状
態は、トップメニュモード２０２に戻る。「リピートな
し」が選択されると、リピートなしのモードに設定し、
その状態は、トップメニュモード２０２に戻る。

【０１２７】図１７の状態で、「シャッフルモード」が
選択されると、その状態が、シャッフルモード２０４に
遷移し、ジョグダイヤルGUI１５１には、図１９で示す
ようなシャッフル設定画面が表示される。このとき、ア
イテム表示欄１５２には、「シャッフルあり」、およ
び、「シャッフルなし」が表示され、ジョグダイヤル６
２を操作することにより、各アイテムを選択することが
できる。「シャッフルあり」が選択されると、今現在選
択された、プレイリストやその他のグループに含まれる
曲をシャッフル再生させる（再生順序をランダムに再生
させる）モードに設定し、その状態は、トップメニュモ
ード２０２に戻る。「シャッフルなし」が選択される
と、設定されたシャッフル再生させるモードを解除し、
その状態は、トップメニュモード２０２に戻る。

【０１２８】図１７の状態で、「表示設定」が選択され
ると、その状態が、ディスプレイ選択モード２０５に遷
移し、ジョグダイヤルGUI１５１には、図２０で示すよ
うな表示設定画面が表示される。このとき、アイテム表
示欄１５２には、「戻る」、「プレイリスト名」、「曲
名」、および、「時間」が表示され、ジョグダイヤル６
２を操作することにより、各アイテムを選択することが
できる。「戻る」が選択されると、その状態は、トップ
メニュモード２０２に遷移する。「プレイリスト名」が
選択されると、今現在選択されているプレイリスト名、
または、アルバム名がアイテム表示欄１５２に表示され
る設定にし、その状態は、トップメニュモード２０２に
戻る。「曲名」が選択されると、今現在選択されている
曲名がアイテム表示欄１５２に表示される設定にし、そ
の状態は、トップメニュモード２０２に戻る。「時間」
が選択されると、今現在選択されている曲名がアイテム
表示欄１５２に表示される設定にし、その状態は、トッ
プメニュモード２０２に戻る。

【０１２９】図１７の状態で、「音量設定」が選択され
ると、その状態が、音量設定モード２０６に遷移し、ジ
ョグダイヤルGUI１５１には、図２１で示すような音量
設定画面が表示される。このとき、アイテム表示欄１５
２には、「戻る」、「PC音量設定」、および、「リモコ
ン音量設定」が表示され、ジョグダイヤル６２を操作す
ることにより、各アイテムを選択することができる。図
２１の状態で、「戻る」が選択されると、その状態は、
トップメニュモード２０２に遷移する。「PC音量設定」
が選択されると、その状態が、PC音量設定モード２０７
に遷移し、図２１で示すようなPC音量設定画面が表示さ
れる。この状態のとき、ジョグダイヤル６２を図３中の
矢印A方向に回転させると、その回転角度に応じて音量
が大きく設定され、矢印B方向に回転させると、その回
転角度に応じて音量が小さく設定される。また、ジョグ
ダイヤル６２が図３中の矢印Ｃ方向に押下されると、そ
の状態は、音量設定モード２０６に戻る。

【０１３０】図２１の状態で、「リモコン音量設定」が
選択されると、その状態が、リモートコントローラ音量
設定モード２０８に遷移し、ジョグダイヤルGUI１５１
には、図２２で示すようなリモートコントローラ音量設
定画面が表示される。この状態のとき、ジョグダイヤル
６２を図３中の矢印A方向に回転させると、その回転角
度に応じて音量が大きく設定され、矢印B方向に回転さ
せると、その回転角度に応じて音量が小さく設定され
る。また、ジョグダイヤル６２が図３中の矢印Ｃ方向に
押下されると、その状態は、音量設定モード２０６に戻
る。

【０１３１】図１７の状態で、「プレイリスト選択」が
選択されると、その状態が、プレイリスト選択モード２
０９に遷移し、ジョグダイヤルGUI１５１には、図２４
で示すようなプレイリスト選択画面が表示される。この
とき、アイテム表示欄１５２には、「戻る」、「ランダ
ムプレイリスト」、「全てのプレイリスト」、「グルー
プ」、「すべての曲」、および、「お気に入りプレイリ
スト」が表示され、ジョグダイヤル６２を操作すること
により、各アイテムを選択することができる。「戻る」
が選択されると、その状態は、トップメニュモード２０
２に遷移する。「ランダムプレイリストが選択される
と、その状態が、ランダムプレイリストモード２１０に
遷移し、ランダムに選択されるプレイリストからの再生
が開始され、再生が完了すると、その状態がトップメニ
ュモード２０２に戻り、再生の途中で戻るが選択される
と、その状態は、プレイリスト選択モード２０９に戻
る。

【０１３２】図２４の状態で、「全てのプレイリスト」
が選択されると、その状態が、全てのプレイリストモー
ド２１１に遷移し、全てのプレイリストが樹形図状にデ
ィスプレイ２０に表示され、ジョグダイヤル６２を操作
することにより所望とするプレイリスト、または、曲を
選択して、再生させることができる。

【０１３３】図２４の状態で、「グループ」が選択され
ると、その状態が、グループモード２１２に遷移し、ジ
ョグダイヤルGUI１５１には、図２５で示すようなグル
ープ選択画面が表示される。このとき、アイテム表示欄
１５２には、「戻る」、「アルバム名」、「アーティス
ト名」、および、「ジャンル名」が表示され、ジョグダ
イヤル６２を操作することにより、各アイテムを選択す
ることができる。図２５の状態で、「戻る」が選択され
ると、その状態は、プレイリストモード２０９に戻る。
「アルバム名」が選択されると、その状態が、アルバム
モード２１３に遷移し、アイテム表示欄１５２には、ア
ルバム名が表示され、ジョグダイヤル６２を操作するこ
とにより、各アイテムを選択することができる。そし
て、アルバムが選択されると、選択されたアルバム名に
属するコンテンツが再生され、再生が終了すると、その
状態は、プレーヤモード２０１に戻る。

【０１３４】図２５の状態で、アーティスト名が選択さ
れると、その状態は、アーティストモード２１４に遷移
し、アイテム表示欄１５２には、登録されたアーティス
ト名と「戻る」が表示され、ジョグダイヤル６２を操作
することにより、各アイテムを選択することができる。
例えば、「戻る」が選択されると、その状態は、グルー
プモード２１２に戻る。また、この状態で、所望とする
アーティスト名を選択すると、その状態は、アーティス
ト−アルバムモード２１５に遷移し、アイテム表示欄１
５２には、選択されたアーティスト名に属するアルバム
名と「戻る」が表示される。「戻る」が選択されると、
その状態は、アーティストモード２１４に戻る。また、
この状態で、アルバム名が選択されると、その選択され
たアルバム名に属するコンテンツの再生が開始され、再
生が終了すると、その状態は、プレーヤモード２０１に
戻る。

【０１３５】図２５の状態で、ジャンル名が選択される
と、その状態は、ジャンルモード２１６に遷移し、アイ
テム表示欄１５２には、登録されたジャンル名と「戻
る」が表示され、ジョグダイヤル６２を操作することに
より、各アイテムを選択することができる。例えば、
「戻る」が選択されると、その状態は、グループモード
２１２に戻る。また、この状態で、所望とするジャンル
名を選択すると、その状態は、ジャンル−アーティスト
モード２１７に遷移し、アイテム表示欄１５２には、選
択されたジャンル名に属するアーティスト名と「戻る」
が表示される。「戻る」が選択されると、その状態は、
ジャンルモード２１６に戻る。また、この状態で、アー
ティスト名が選択されると、アイテム表示欄１５２に
は、その選択されたアーティスト名に属するアルバム名
と「戻る」が表示され、ジョグダイヤル６２を操作する
ことにより、各アイテムを選択することができる。例え
ば、「戻る」が選択されると、その状態は、ジャンルモ
ード２１６に戻る。また、所望とするアルバム名が選択
されると、その状態は、ジャンル−アーティスト−アル
バムモード２１８に遷移し、アイテム表示欄１５２に
は、選択されたアーティスト名に属するアルバム名と
「戻る」が表示される。「戻る」が選択されると、その
状態は、ジャンル−アーティストモード２１７に戻る。
また、この状態で、アルバム名が選択されると、選択さ
れたアルバム名に属するコンテンツの再生が開始され、
再生が終了すると、その状態は、プレーヤモード２０１
に戻る。

【０１３６】図２４の状態で、「すべての曲」が選択さ
れると、その状態は、全ての曲モード２１９に遷移し、
登録されている全ての曲が順次再生され、さらに、その
状態は、プレーヤモード２０１に戻る。

【０１３７】図２４の状態で、「お気に入りプレイリス
ト」が選択されると、お気に入りプレイリストに含まれ
る曲を再生させるモードに設定され、その状態は、プレ
ーヤモード２０１に戻る。このとき、「お気に入りプレ
イリスト」に属する曲が存在しないとき、表示には、
「Disable」と表示され、その状態は、プレーヤモード
２０１に戻る。

【０１３８】図１７の状態で、「リモコン曲情報」が選
択されると、その状態が、曲情報表示モード２２１に遷
移し、ジョグダイヤルGUI１５１には、図２６で示すよ
うな曲情報表示設定画面が表示される。このとき、アイ
テム表示欄１５２には、「戻る」、「曲歌詞」、「曲ラ
イナーノーツ」、「曲コメント」、「プレイリストライ
ナーノーツ」、および、「プレイリストコメント」が表
示され、ジョグダイヤル６２を操作することにより、各
アイテムを選択することができる。図２６の状態で、
「戻る」が選択されると、その状態は、トップメニュモ
ード２０２に遷移する。

【０１３９】図２６の状態で、「曲歌詞」が選択される
と、その状態が、曲情報表示モード２２２に遷移し、図
２７で示すように、LCD６５の表示がテキスト表示に変
化し、今現在指定されているコンテンツの曲歌詞の情報
が、例えば、図６を参照して説明したデータベースに基
づいて読み出されて表示される。今の場合、LCD６５に
は、曲歌詞として、「咲いた咲いたチューリップの花が
桜の花がひまわりの花が」と表示されている。また、こ
のとき、アイテム表示欄１５２には、図２８で示すよう
に、LCD６５上に表示されている曲歌詞をスクロールさ
せるための画面が表示されており、これに対応してジョ
グダイヤル６２を矢印Ａ方向、または、Ｂ方向に回転さ
せることで対応する方向に歌詞をスクロールさせること
ができる。また、この状態で、ジョグダイヤル６２を矢
印Ｃ方向に押下すると、その状態は、曲表示モード２２
１に戻る。

【０１４０】図２６の状態で、「曲ライナーノーツ」が
選択されると、その状態が、曲ライナノーツ表示モード
２２３に遷移し、図２７で示した状態と同様に、LCD６
５の表示がテキスト表示に変化し、今現在指定されてい
るコンテンツの曲ライナノーツが、例えば、図６を参照
して説明したデータベースに基づいて読み出されて表示
される。図２８で示した状態と同様に、LCD６５上に表
示されている曲ライナノーツをスクロールさせるための
画面が表示されており、これに対応してジョグダイヤル
６２を矢印Ａ方向、または、Ｂ方向に回転させることで
対応する方向に曲ライナノーツをスクロールさせること
ができる。また、この状態で、ジョグダイヤル６２を矢
印Ｃ方向に押下すると、その状態は、曲表示モード２２
１に戻る。尚、この曲ライナノーツのテキストデータ
は、ユーザにより入力されたものでも良いし、ネットワ
ーク２を介してEMDサーバ３より配信されたものであっ
てもよい。

【０１４１】図２６の状態で、「曲コメント」が選択さ
れると、その状態が、曲コメント表示モード２２４に遷
移し、図２７で示した状態と同様に、LCD６５の表示が
テキスト表示に変化し、今現在指定されているコンテン
ツの曲に関するコメントが表示される。尚、このコメン
トの情報は、使用者により任意で設定することができ
る。図２８で示した状態と同様に、LCD６５上に表示さ
れている曲コメントをスクロールさせるための画面が表
示されており、これに対応してジョグダイヤル６２を矢
印Ａ方向、または、Ｂ方向に回転させることで対応する
方向に曲コメントをスクロールさせることができる。ま
た、この状態で、ジョグダイヤル６２を矢印Ｃ方向に押
下すると、その状態は、曲表示モード２２１に戻る。

【０１４２】図２６の状態で、「プレイリストライナノ
ーツ」が選択されると、その状態が、プレイリストライ
ナノーツ表示モード２２５に遷移し、図２７で示した状
態と同様に、LCD６５の表示がテキスト表示に変化し、
今現在指定されているコンテンツのプレイリストのライ
ナーノーツが、例えば、図６を参照して説明したデータ
ベースに基づいて読み出されて表示される。図２８で示
した状態と同様に、LCD６５上に表示されているプレイ
リストライナノーツをスクロールさせるための画面が表
示されており、これに対応してジョグダイヤル６２を矢
印Ａ方向、または、Ｂ方向に回転させることで対応する
方向にプレイリストライナノーツをスクロールさせるこ
とができる。また、この状態で、ジョグダイヤル６２を
矢印Ｃ方向に押下すると、その状態は、曲表示モード２
２１に戻る。

【０１４３】図２７の状態で、「プレイリストコメン
ト」が選択されると、その状態が、プレイリストコメン
ト表示モード２２５に遷移し、図２７で示した状態と同
様に、LCD６５の表示がテキスト表示に変化し、今現在
指定されているコンテンツのプレイリストのコメントが
表示される。尚、このプレイリストのコメントの情報
は、使用者により任意で設定することができる。図２８
で示した状態と同様に、LCD６５上に表示されているプ
レイリストコメントをスクロールさせるための画面が表
示されており、これに対応してジョグダイヤル６２を矢
印Ａ方向、または、Ｂ方向に回転させることで対応する
方向にプレイリストコメントをスクロールさせることが
できる。また、この状態で、ジョグダイヤル６２を矢印
Ｃ方向に押下すると、その状態は、曲表示モード２２１
に戻る。

【０１４４】図１７の状態で、アニメーションON、アニ
メーションランダムONまたは、アニメーションOFFのい
ずれか表示されている方を選択すると、その状態はアニ
メーション設定モード２２７に遷移し、選択されるたび
に、アニメーションONの状態からアニメーションランダ
ムON、アニメーションランダムONの状態からアニメーシ
ョンOFF、アニメーションOFFの状態からアニメーション
ONの状態に設定にされて、その状態は、トップメニュモ
ード２０２に戻る。

【０１４５】アニメーションONのときは、各コンテンツ
に対応するアニメーション情報がジョグコントローラア
ニメーション格納部１２６（図５）より読み出されて、
LCD６５に表示される。ただし、この場合、対応するコ
ンテンツに対応するアニメーションが存在しない場合に
は、ランダムにアニメーション画像が表示されるように
することもできる。

【０１４６】アニメーションランダムONのときは、各コ
ンテンツ毎にランダムにアニメーションがジョグコント
ローラアニメーション格納部１２６（図５）より読み出
されて、LCD６５に表示される。アニメーションOFFのと
きは、LCD６５には、アニメーションは表示されない。

【０１４７】図１７の状態で、「アプリケーションロッ
ク」が選択されると、その状態は、アプリケーションロ
ックモード２２８に設定され、ジョグリモートコントロ
ーラ６がそのとき制御しているソフトウェア（ディスプ
レイ２０上に表示されたウィンドウの中でアクティブな
ウィンドウに対応するソフトウェア）のみでしか使用で
きないソフトウェアロック状態に設定し、その状態は、
トップメニュモード２０２に戻る。また、このソフトウ
ェアロック状態で、再び、ソフトウェアロックが選択さ
れると、そのロック状態が解除される。

【０１４８】図１７の状態で、「ランチャ」が選択され
ると、その状態は、ランチャモード２２９に遷移し、そ
の表示をランチャモードと呼ばれる、コンテンツ管理プ
ログラム以外のプログラムを操作できるモードに移行す
る。この場合、コンテンツ管理プログラムが再び選択さ
れる（アクティブ）にされると、その状態は、トップメ
ニュモード２０２に戻る。

【０１４９】図１７の状態で、「アプリケーション終
了」が選択されると、コンテンツ管理プログラムはその
処理を終了する（その状態は、終了状態２３０とな
る）。

【０１５０】次に、図２９を参照して、コンテンツ管理
プログラムにより、表示される画面いついて説明する。
画面上のツリーフィールド２３１には、プレイリストが
樹形図状に表示されている。また、ツリーフィールド２
３１の右側には、コンテンツ表示フィールド２３２が表
示されている。今の場合、ツリーフィールド２３１上の
グループ−アーティスト−Unknown−Untitleが選択され
ており、そのUntitleのプレイリストに属するコンテン
ツであるtrack１，track３乃至１０が、コンテンツ表示
フィールド２３２に表示されている。

【０１５１】また、図中左下のプロパティボタン２３３
が押下されるとツリーフィールド１１、または、コンテ
ンツ表示フィールド２３２上で選択されたプレイリス
ト、または、コンテンツに関するプロパティのダイアロ
グボックス２４１が表示される。例えば、コンテンツの
場合（曲の場合）、図３０で示すように、曲情報、付加
情報１、付加情報２、およびファイル情報のそれぞれの
タブにコンテンツ（曲）の情報が表示される。

【０１５２】このなかで、例えば、付加情報１を選択す
ると図３０のように表示され、ジャケット、歌詞、ライ
ナーノーツ、および、URL（Universal Resource Locato
r）が表示される。このうち歌詞の欄には、歌詞編集ボ
タン２４２が押下されると、図３１で示すような歌詞を
編集するためのダイアログボックス２５１が表示され
る。入力欄２５２には、歌詞を入力することができ、編
集することができる。

【０１５３】さらに、その下には、「歌詞をセットす
る」と表示された左側にチェックボックス２５３が設け
られており、このチェックボックス２５３をチェックす
ると、上述のように、歌詞表示モード２２２において、
選択することができ状態に設定される。

【０１５４】また、その下のテキスト選択欄２５４、お
よび、画像選択欄２５５は、そのいずれかを選択するこ
とができる。すなわち、歌詞は、テキストデータとして
管理することもできるし、画像データとしても管理する
ことができるので、そのいずれかを選択することができ
る。また、画像データとして管理する場合、歌詞として
入力した内容とは異なる、別の画像データを選択するこ
ともできる。

【０１５５】ここで、図２９の表示の説明に戻る。

【０１５６】例えば、ダイアログボックス２４１のライ
ナーノーツ編集ボタン２４３を押下すると、図３２で示
すようなライナーノーツの編集用のダイアログボックス
２６１が表示される。入力欄２６２には、ライナーノー
ツとして、例えば、作詞・作曲者や歌手をテキストデー
タとして入力することができる。今の場合、作詞／作曲
者として「アントニオ」、歌手として、「ゴンザレス」
と入力されている。その下には、「ライナーノーツをセ
ットする」と表示され、その左側のチェックボックス２
６３がチェックされると、コンテンツ管理プログラムの
状態が、曲ライナノーツ表示モード２２３のとき、入力
欄２６２に入力された内容のライナーノーツを選択する
ことができる。

【０１５７】以上においては、曲のライナーノーツを編
集する場合について説明したが、図２９において、プレ
イリストを選択して、プロパティボタン２３３を押下す
ることによりプレイリストのライナーノーツを上記と同
様の処理により編集することができる。また、図３０で
示した付加情報２を選択すると、曲（コンテンツ）また
は、プレイリストのコメントを上述のライナーノーツの
編集と同様の手法で行うことができる。

【０１５８】次に、図３３を参照して、コンテンツが再
生される場合に表示される、アニメーションの表示処理
について説明する。

【０１５９】ステップＳ１において、ジョグダイヤルサ
ーバ１２２は、アニメーションON、または、アニメーシ
ョンランダムONに設定された状態で、かつ、再生が開始
されたか否かを判定し（曲管理部１０４に問い合わせて
判定し）、アニメーションがオンに設定された状態で、
かつ、再生が開始されるまで、その処理が繰り返され
る。例えば、コンテンツ管理プログラムが、アニメーシ
ョン設定モード２２７のときに、アニメーションがオン
に設定され、さらに、プレーヤモード２０１において、
再生が選択されるとその処理は、ステップＳ２に進む。

【０１６０】ステップＳ２において、アニメーションラ
ンダムがONに設定されているか否かが判定され、例えば
アニメーションランダムONの状態の場合、その処理は、
ステップＳ３に進み、ランダム選択処理が実行される。

【０１６１】ここで、図３４を参照して、ランダム選択
処理について説明する。

【０１６２】ステップＳ２１において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、ジョグダイヤル処理部１２１に対し
て、ジョグリモートコントローラアニメーションデータ
格納部１２６に対して、格納されているアニメーション
データのリストを要求し取得する。

【０１６３】ステップＳ２２において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、ジョグダイヤル処理部１２１より取得
したアニメーションのリストからアニメーションデータ
のファイルが存在するか否かを判定し、存在しないと判
定した場合、その処理は終了する。ステップＳ２２にお
いて、アニメーションデータのファイルが存在すると判
定された場合、その処理は、ステップＳ２３に進む。

【０１６４】ステップＳ２３において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、乱数を発生させる。ステップＳ２４に
おいて、ジョグダイヤルサーバ１２２は、求めた乱数を
アニメーションファイルの数で割った余りを求める。

【０１６５】ステップＳ２５において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、求められた余りの値に１を加えた値を
IDとし、そのIDに対応するアニメーションファイルをジ
ョグダイヤル処理部１２１に対してジョグリモートコン
トローラアニメーションファイル格納部１２６より検索
するように要求して、その処理を終了する。

【０１６６】ここで、図３３のフローチャートの説明に
戻る。

【０１６７】ステップＳ４において、ジョグダイヤルサ
ーバ１２２は、検索を要求したアニメーションデータの
ファイルが検索されたか否かを判定し、検索されなかっ
た場合、その処理は、終了する。また、ステップＳ４に
おいて、検索を要求したアニメーションデータのファイ
ルが検索された場合、その処理は、ステップＳ５に進
む。

【０１６８】ステップＳ５において、ジョグダイヤルサ
ーバ１２２は、検索されたアニメーションデータのファ
イルをジョグリモートコントローラプラグイン１２３、
ジョグリモートコントローラデバイスコントロール部１
２５、および、ジョグリモートコントローラ６のUSB端
子６１を介して送出する。

【０１６９】ステップＳ６において、制御部７１は、送
られてきたアニメーションデータをアニメーション画像
としてLCD６５に表示する。ステップＳ７において、ジ
ョグダイヤルサーバ１２２は、コンテンツの再生が停止
されたか否かを判定し（曲管理部１０４に問い合わせて
判定し）、停止されたと判定されるまで、その処理は、
ステップＳ６，Ｓ７の処理を繰り返す。ステップＳ７に
おいて、処理が停止されたと判定された場合、ステップ
Ｓ８において、ジョグダイヤルサーバ１２２は、リモー
トコントローラ６を制御して、LCD６５のアニメーショ
ンの表示を終了する。

【０１７０】ステップＳ２において、アニメーションラ
ンダムONに設定されていないと判定された場合、すなわ
ち、アニメーションONに設定されていると判定された場
合、その処理は、ステップＳ９に進み、曲ID対応処理、
すなわち、コンテンツのIDに対応したアニメーションの
表示処理が実行される。

【０１７１】ここで、図３５のフローチャートを参照し
て、曲ID対応処理について説明する。

【０１７２】ステップＳ４１において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、ジョグダイヤル処理部１２１を介し
て、曲管理部１０４に今現在再生されている曲（コンテ
ンツ）のIDを問い合わせ、取得する。ステップＳ４２に
おいて、ジョグダイヤルサーバ１２２は、ジョグダイヤ
ル処理部１２１に対して、再生する曲のIDを元にアニメ
ーションファイルをジョグリモートコントローラアニメ
ーションデータ管理部１２６より検索するように要求す
る。

【０１７３】ステップＳ４３において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、対応するアニメーションデータのファ
イルが検索されたか否かを判定し、検索されたと判定し
た場合、ステップＳ４４において、ジョグダイヤルサー
バ１２２は、検索されたアニメーションデータのファイ
ルをジョグリモートコントローラプラグイン１２３、ジ
ョグリモートコントローラデバイスコントロール部１２
５、および、ジョグリモートコントローラ６のUSB端子
６１を介して送出し、ジョグリモートコントローラ６の
LCD６５に表示させる。

【０１７４】ステップＳ４３において、対応するアニメ
ーションデータのファイルが検索されなかった場合、ス
テップＳ４５において、ランダム選択処理を実行し、ラ
ンダムにアニメーションデータのファイルを検索させ、
ステップＳ４６において、ランダムに選択されたアニメ
ーションファイルを表示させる。尚、ステップＳ４５の
ランダム選択処理は、図３４のフローチャートを参照し
て、説明した処理と同様であるので、その処理の説明は
省略する。

【０１７５】以上のように、コンテンツ管理プログラム
により再生されているコンテンツに応じて、LCD６５に
アニメーション画像が表示されるので、使用者は、LCD
６５に表示されたアニメーション画像を確認するだけ
で、今現在のコンテンツを認識することができる。ま
た、アニメーションは、動作状態（再生、または、停止
など）に応じて表示を変えるようにしても良い。そのよ
うにすることで、再生されているコンテンツを認識する
ことができるのみならず、コンテンツ管理プログラムの
動作状態をも把握することが可能となる。

【０１７６】次に、図３６のフローチャートを参照し
て、曲情報表示処理について説明する。

【０１７７】ステップＳ６１において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、ジョグリモートコントローラ６のジョ
グダイヤル６２が操作されて選択されたアイテム（曲表
示モード２２１において、選択された歌詞、曲ライナー
ノーツ、曲コメント、プレイリストライナーノーツ、ま
たは、プレイリストコメントの何れか）の付加情報に対
応するデータベースの属性IDを取得する。

【０１７８】ステップＳ６２において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、ジョグダイヤル処理部１２１を介して
曲管理部１０４に問い合わせ、曲が再生中であるか否か
を判定する。ステップＳ６２において、曲が再生中であ
ると判定された場合、その処理は、ステップＳ６３に進
む。

【０１７９】ステップＳ６３において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、曲管理部１０４に問い合わせて、再生
中の曲IDを取得する。ステップＳ６４において、ジョグ
ダイヤルサーバ１２２は、さらに曲管理部１０４に対し
て、曲IDに対応する属性IDのデータをファイル検索部１
０６、および、データベース１０７を介して曲ファイル
格納部１０８の付加情報１０８ｂより検索するように要
求する。

【０１８０】ステップＳ６５において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、要求した属性IDのデータが取得された
か否かを判定し、取得できなかった場合、その処理は、
終了する。すなわち、その曲に関する付属情報が取得で
きなかったことになる。

【０１８１】ステップＳ６５において、要求した属性ID
の付属情報が取得できたと判定された場合、ステップＳ
６６において、ジョグダイヤルサーバ１２２は、取得し
た属性IDの付属情報のデータをジョグリモートコントロ
ーラプラグイン１２３、ジョグリモートコントローラデ
バイスコントロール部１２５、および、ジョグリモート
コントローラ６のUSB端子６１を介して送出する。

【０１８２】ステップＳ６７において、制御部７１は、
送られてきた付属情報に関するデータをLCD６５に表示
する。ステップＳ６８において、ジョグダイヤルサーバ
１２２は、コンテンツの再生が停止されたか否かを判定
し（曲管理部１０４に問い合わせて判定し）、停止され
たと判定されるまで、その処理は、ステップＳ６７，Ｓ
６８の処理を繰り返す。ステップＳ６８において、処理
が停止されたと判定された場合、ステップＳ６９におい
て、ジョグダイヤルサーバ１２２は、リモートコントロ
ーラ６を制御して、LCD６５の付属情報の表示を終了す
る。

【０１８３】ステップＳ６２において、曲が再生中では
ないと判定された場合、ステップＳ７０において、ジョ
グダイヤルサーバ１２２は、曲が選択されているか否か
を判定し、選択されていると判定された場合、その処理
は、ステップＳ７１に進む。

【０１８４】ステップＳ７１において、ジョグダイヤル
サーバ１２２は、選択された曲のIDを曲管理部１０４に
問い合わせて取得し、その処理は、ステップＳ６４に進
む。

【０１８５】ステップＳ７０において、曲が選択されて
いないと判定された場合、その処理は、終了する。

【０１８６】以上のような処理により、曲（コンテン
ツ）が再生されると、曲表示モード２２１において、選
択された歌詞、曲ライナーノーツ、曲コメント、プレイ
リストライナーノーツ、または、プレイリストコメント
が、ジョグリモートコントローラ６のLCD６５に表示さ
れるので、使用者は、コンテンツが再生される度に、パ
ーソナルコンピュータ１のディスプレイ２０を確認する
ことなく、手元のジョグリモートコントローラ６のLCD
６５を見るだけで所望の情報を確認することが可能とな
る。

【０１８７】また、歌詞、曲ライナーノーツ、曲コメン
ト、プレイリストライナーノーツ、または、プレイリス
トコメントのような曲情報を、上述のアニメーションと
組み合わせて表示させるようにしても良い。

【０１８８】尚、以上の説明における、「戻る」を選択
する処理ついては、ジョグリモートコントローラ６のバ
ックボタン６４を押下することで代用することもでき
る。また、以上においては、ジョグリモートコントロー
ラ６のジョグダイヤル６２を操作する場合について説明
してきたが、ジョグダイヤル６２は、例えば、パーソナ
ルコンピュータ１の側面部、上面部、前面部、または、
キーボード１８の一部分など、本体の一部に設けるよう
にしてもよい。

【０１８９】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行させることが可能な、例え
ば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からイ
ンストールされる。

【０１９０】この記録媒体は、図２に示すようにパーソ
ナルコンピュータ１に予め組み込まれた状態で使用者に
提供される、プログラムが記録されているHDD２１だけ
ではなく、コンピュータとは別に、使用者にプログラム
を提供するために配布される、プログラムが記録されて
いる磁気ディスク４１（フレキシブルディスクを含
む）、光ディスク４２（CD-ROM(Compact Disk-Read Onl
y Memory)，DVD（DigitalVersatile Disk）を含む）、
光磁気ディスク４３（MD（Mini-Disk）（登録商標）を
含む）、もしくは半導体メモリ４４（Memory Stickを含
む）などよりなるパッケージメディアにより構成され
る。

【０１９１】尚、本明細書において、記録媒体に記録さ
れるプログラムを記述するステップは、記載された順序
に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理を含むものである。

【０１９２】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。

【０１９３】

【発明の効果】本発明の操作装置および方法、並びにプ
ログラムによれば、回転押圧型操作素子により、操作内
容を入力し、入力した操作内容を電子機器に出力し、電
子機器の動作内容に対応した画像を表示するようにした
ので、電子機器の今現在の動作状態、例えば、電子機器
がコンテンツを再生する場合、コンテンツの再生状況を
表示部を見るだけで認識することができ、さらに、その
コンテンツに関する所望の情報を確認することが可能と
なる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るコンテンツデータ管理システムの
一実施の形態を示す図である。

【図２】パーソナルコンピュータの構成を説明するブロ
ック図である。

【図３】ジョグリモートコントローラの外観を示す図で
ある。

【図４】ジョグリモートコントローラの構成を説明する
ブロック図である。

【図５】パーソナルコンピュータの機能を説明するブロ
ック図である。

【図６】データベースが記録するデータの例を示す図で
ある。

【図７】IDの親子関係を示すデータの例を示す図であ
る。

【図８】曲とファイルとの対応を説明する図である。

【図９】曲とファイルとの対応を説明する図である。

【図１０】権利情報の例を示す図である。

【図１１】コンテンツの暗号化の処理、コンテンツに対
応する権利情報の付加の処理、およびコンテンツの符号
化方式の変換の処理を説明する図である。

【図１２】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図１３】図３のLCDの表示例を示す図である。

【図１４】コンテンツ管理プログラムの状態遷移を示す
図である。

【図１５】コンテンツ管理プログラムの状態遷移を示す
図である。

【図１６】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図１７】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図１８】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図１９】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図２０】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図２１】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図２２】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図２３】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図２４】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図２５】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図２６】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図２７】図３のLCDの表示例を示す図である。

【図２８】図５のジョグダイヤルGUIの表示例を示す図
である。

【図２９】ディスプレイに表示される画面の表示例を示
す図である。

【図３０】ディスプレイに表示される画面の表示例を示
す図である。

【図３１】ディスプレイに表示される画面の表示例を示
す図である。

【図３２】ディスプレイに表示される画面の表示例を示
す図である。

【図３３】アニメーション表示処理を説明するフローチ
ャートである。

【図３４】ランダム選択処理を説明するフローチャート
である。

【図３５】曲ID対応選択処理を説明するフローチャート
である。

【図３６】曲情報表示処理を説明するフローチャートで
ある。

【符号の説明】

１ パーソナルコンピュータ， ２ ネットワーク，
３ ＥＭＤサーバ，４ ＷＷＷサーバ， ５−１，５−
２ ポータブルデバイス， １１ ＣＰＵ，１２ ＲＯ
Ｍ， １３ ＲＡＭ， ２１ HDD， ４１ 磁気ディ
スク， ４２ 光ディスク， ４３ 光磁気ディスク，
４４ 半導体メモリ， １０１GUI部， １０２ コ
ンテンツ管理処理部， １０３ 転送処理部， １０４
曲管理部， １０５ 権利情報格納部， １０６ ファ
イル検索部， １０７データベース， １０８−１およ
び１０８−２ 曲ファイル格納部，１０８ａ−１，１０
８ａ−２ 曲ファイル，１０８ｂ−１，１０８ｂ−２
付加情報， １０９−１，１０９−２ PCプラグイン，
１１０−１，１１０−２ 音声出力部， １１１−１
および１１１−２ PDプラグイン， １２１ ジョグダ
イヤル処理部， １２２ ジョグダイヤルサーバ， １
２３ ジョグリモートコントローラ， １２４ ジョグ
ダイヤルGUI， １２５ ジョグリモートコントローラ
デバイスコントロール部

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 接続された電子機器を操作する操作装置
   において、 回転押圧型操作素子により、操作内容を入力する入力手
   段と、 入力された操作内容を前記電子機器に出力する出力手段
   と、 前記電子機器の動作内容に対応した画像を表示する表示
   手段とを備えることを特徴とする操作装置。
2. 【請求項２】 前記画像は、音楽コンテンツを再生する
   前記電子機器の動作内容に対応した画像であることを特
   徴とする請求項１に記載の操作装置。
3. 【請求項３】 前記動作内容は、前記音楽コンテンツの
   再生、または、停止を含むことを特徴とする請求項２に
   記載の操作装置。
4. 【請求項４】 前記画像は、前記音楽コンテンツの付加
   情報を含むことを特徴とする請求項１に記載の操作装
   置。
5. 【請求項５】 前記画像は、アニメーション画像を含む
   ことを特徴とする請求項１に記載の操作装置。
6. 【請求項６】 前記画像は、前記電子機器より読み込ま
   れることを特徴とする請求項１に記載の操作装置。
7. 【請求項７】 接続された電子機器を操作する操作装置
   の操作方法において、 回転押圧型操作素子の操作に基づいて、操作内容を入力
   する入力ステップと、 入力された操作内容を前記電子機器に出力する出力ステ
   ップと、 前記電子機器の動作内容に対応した画像を表示する表示
   ステップとを含むことを特徴とする操作方法。
8. 【請求項８】 接続された電子機器を操作する操作装置
   を制御するコンピュータに、 回転押圧型操作素子の操作に基づいて、操作内容の入力
   を制御する入力制御ステップと、 入力された操作内容の前記電子機器への出力を制御する
   出力制御ステップと、 前記電子機器の動作内容に対応した画像の表示を制御す
   る表示制御ステップとを実行させる。