Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2003080635A - 合成樹脂複合構造体、それからなる浴室構成品及びその製造方法 - Google Patents

合成樹脂複合構造体、それからなる浴室構成品及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003080635A
JP2003080635A JP2001276317A JP2001276317A JP2003080635A JP 2003080635 A JP2003080635 A JP 2003080635A JP 2001276317 A JP2001276317 A JP 2001276317A JP 2001276317 A JP2001276317 A JP 2001276317A JP 2003080635 A JP2003080635 A JP 2003080635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded product
cyclic olefin
composite structure
frp
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001276317A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Yoshida
英次 吉田
Kenji Nakatani
健司 中谷
Hiroyuki Umeda
宏幸 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Metton KK
Original Assignee
Teijin Metton KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Metton KK filed Critical Teijin Metton KK
Priority to JP2001276317A priority Critical patent/JP2003080635A/ja
Publication of JP2003080635A publication Critical patent/JP2003080635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃に対して十分な強度を有し、さらに剛性
の大きな浴室構成品として好適な複合構造体を提供す
る。 【解決手段】 FRP成形品の片面に、リブを一体成形
した環状オレフィン架橋重合体成形物を貼り合わせるこ
とで、浴室構成品等に要求される剛性、強度、護耐衝撃
性、軽量性などを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝撃に対し強く、
耐久性に優れ、軽量でかつ剛性が高い新規な合成樹脂複
合構造体に関するものであり、具体的には、主として浴
室の洗い場、浴槽、防水パン等の浴室構成品として使用
される合成樹脂複合構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室の洗い場、浴槽、防水パンの
多くは繊維強化プラスチック(FRP)を使用してシー
ト成型法(SMC)で成形されており、その中でも多く
はガラス繊維で強化した不飽和ポリエステル樹脂を用い
て成形されている。ガラス繊維で強化した不飽和ポリエ
ステル樹脂を用いて洗い場、浴槽、防水パンを成形する
場合、例えば、洗い場面積が広くなるにつれて、足荷重
による変形を抑えるために洗い場の下側の面にリブ等を
付設して補強することになるが、FRPの場合、補強材
であるガラス繊維の配向性でリブ部分及びリブ根元部分
の強さが落ちるため、剛性を持たせるためのリブ高さを
高くできないという問題があった。その上、かかるFR
Pの比重が1.8程度と高く、全体の重量も大きくなる
という問題点もあった。
【0003】また、従来から、浴槽の分野では、FRP
成形品とアクリル被覆層とを別々に成形し、これらを接
着剤を介して貼り合わせて複合構造体とする方法があ
り、例えば、特開2000−62044号等で提案され
ている。また、アクリル被覆層を真空成形し、裏面より
FRPでバックアップ処理を施す方法やバックアップ樹
脂にアクリル被覆層を真空成形して貼り合わせる方法も
あり、例えば、特開2001−38797号等で提案さ
れている。
【0004】しかし、このような複合構造体は、いずれ
も衝撃に対する強度が不十分で、変形に対し十分耐え得
る物とは言えない。このため、特に、浴槽、防水パン等
の浴室構成品の分野では、軽量で且つ耐衝撃性に優れ、
しかも表面外観の良い製品が強く望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、FRPのガ
ラス繊維配向性に基づく欠点を防ぎつつ、その上、衝撃
に対して十分な強度を有し且つ変形に対し十分耐え得
る、軽量な合成樹脂複合構造体、特に浴室の洗い場及び
/又は浴槽、又は、防水パン等の浴室構成品を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の目
的を達成するために鋭意研究を進めた結果、従来のFR
P製洗い場及び/又は浴槽、あるいはFRP製防水パン
成形品に、メタセシス重合性モノマーを重合触媒存在下
に重合と成形を同時に行って得られた環状オレフィン系
架橋重合体を貼り合わせることで、FRP成形品に見ら
れるリブ形状部分での欠点を防ぎ、しかも、リブ一体成
形が可能な環状オレフィン架橋重合体で、大きい弾性率
と高い防水能力を付与するという一石二鳥の効果が発現
することを見出し、以下の本発明に到達した。
【0007】すなわち、本発明は、以下の複合構造体、
浴室構成品及び製造法によって、前記の目的を達成する
ものである。 (1)FRP(繊維強化プラスチイク)成形品の片面
に、メタセシス重合性環状オレフィンモノマーを重合触
媒存在下に重合と成形を同時に行って得られた環状オレ
フィン系架橋重合体成形物を接合したことを特徴とする
合成樹脂複合構造体。 (2)前記FRP成形品において、架橋重合体成形物の
接合面とは異なる面に、石目調仕上げ又はゲルコート仕
上げを有するか、もしくは、原料着色の表面加飾を有す
ることを特徴とする上記(1)記載の合成樹脂複合構造
体。 (3)前記環状オレフィン系架橋重合体成形物と前記F
RP成形品とを、接着剤及び/又は断熱・緩衝機能をも
った素材を介して接合したことを特徴とする上記(1)
又は(2)記載の合成樹脂複合構造体。 (4)前記環状オレフィン系架橋重合体成形物が平均厚
さ2〜20mmの成形物であることを特徴とする上記
(1)〜(3)のいずれかに記載の合成樹脂複合構造
体。 (5)前記環状オレフィン系架橋重合体成形物が、該成
形物におけるFRP成形品との接合面以外の箇所に、少
なくとも縦リブ、格子リブ、コルゲートリブのいずれか
1つ以上を一体成形したものであることを特徴とする上
記(1)〜(4)のいずれかに記載の合成樹脂複合構造
体。 (6)上記の合成樹脂複合構造体からなる浴室構成品。 (7)(a)FRP成形品を作る工程と、(b)環状オ
レフィンモノマーから重合触媒存在下に重合と成形を同
時に行って得られた環状オレフィン系架橋重合成形物を
得る工程と、(c)前記FRP成形品と前記環状オレフ
ィン系架橋重合体との間に接着剤及び/又は断熱・緩衝
機能をもった素材で充填して両者を一体に接合する工程
と、(d)前記FRP成形品の表面を加飾する工程、を
含むことを特徴とする合成樹脂複合構造体の製造方法。
【0008】ここで言う「浴室構成品」とは、ユニット
バス、システムトイレ、洗面台やトイレを備えたシステ
ムバス等各種の浴室システムにおいて、洗面台や浴室を
構成する洗い場、洗い場用及び/又は浴槽用の防水パ
ン、あるいは、浴槽又は該洗い場と隣接する浴槽、浴槽
を形成する浴槽壁、浴槽天井等を総称する。
【0009】以下、本発明の複合構造体を形成する環状
オレフィン系架橋重合体及びその成形物、FRP(繊維
強化プラスチック)成形品、並びに、これらを接合した
本発明の複合構造体の順で、さらに具体的に説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】前記環状オレフィン系架橋重合体
(硬化樹脂)は、ノルボルネン系架橋重合体とも称さ
れ、ジシクロペンタジエンを主成分とするメタセシス重
合性環状オレフィンモノマーよりメタセシス触媒系の存
在下で反応射出成形(ReactionInjecti
on Molding 略してRIM法)やレジントラ
ンスファー成形(Resin Transfer Mo
lding 略してRTM法)で寸法精度良く重合・成
形することができる。この架橋重合体は成形原料が液状
であるため、複雑な形状もこのRIMやRTM成形法
で、比較的安価にかつ容易に成形できる。また、この架
橋重合体は、スチレン−ブタジエン、エチレン−プロピ
レン−ジエン等のエラストマーを添加すると耐衝撃性が
さらに向上するし、あるいは、ガラス繊維、炭素繊維等
の繊維補強やガラス微粒子等を添加すると補強効果が出
るので、必要に応じ、これらを添加・配合することが出
来る。
【0011】本発明の複合構造体、例えば浴室を構成す
る洗い場及び/又は浴槽、あるいは防水パン等の構造
体、を構成する架橋重合体を得るためのモノマーである
メタセシス重合性環状オレフィンとしては、メタセシス
重合性シクロアルケン基を分子中に1〜2個含有するも
のが使用される。好ましくは環状オレフィン骨格を分子
中に少なくとも1つ有する化合物が使用される。これら
の具体例としては、ジシクロペンタジエン、トリシクロ
ペンタジエン、シクロペンタジエン−メチルシクロペン
タジエン共二量体、5−エチリデン環状オレフィン、環
状オレフィン、ノルボルナジエン、5−シクロヘキセニ
ル環状オレフィン、1,4,5,8−ジメタノ−1,
4,4a,5,6,7,8,8a−オクタヒドロナフタ
レン、1,4−メタノ−1,4,4a,5,6,7,
8,8a−オクタヒドロナフタレン、6−エチリデン−
1,4,5,8−ジメタノ−1,4,4a,5,6,
7,8,8a−オクタヒドロナフタレン、6−エチリデ
ン−1,4−メタノ−1,4,4a,5,6,7,8,
8a,−オクタヒドロナフタレン、1,4,5,8−ジ
メタノ−1,4,4a,5,8,8a−ヘキサヒドロナ
フタレン、エチレンビス(5−環状オレフィン)等を挙
げることができ、これらの混合物も使用することができ
る。特にジシクロペンタジエン又はそれを50モル%以
上、好ましくは70モル%以上含む混合物が好適に用い
られる。
【0012】また、必要に応じて、酸素、窒素等の異種
元素を含有する極性基を有するメタセシス重合性環状オ
レフィンを共重合モノマーとして用いることができる。
かかる共重合モノマーも、環状オレフィン構造単位を有
するものが好ましく且つ極性基としてはエステル基、エ
ーテル基、シアノ基、N−置換イミド基、ハロゲン基等
が好ましい。かかる共重合モノマーの具体例としては、
5−メトキシカルボニル環状オレフィン、5−(2−エ
チルヘキシロキン)カルボニル−5−メチル環状オレフ
ィン、5−フェニロキシメチル環状オレフィン、5−シ
アノ環状オレフィン、6−シアノ−1,4,5,8−ジ
メタノ−1,4,4a,5,6,7,8,8a−オクタ
ヒドロナフタレン,N−ブチルナディック酸イミド、5
−クロル環状オレフィン等を挙げることができる。
【0013】メタセシス触媒系としては、触媒成分とし
てタングステン、レニウム、タンタル、モリブデン等の
金属のハライドやアンモニウム塩等の塩類と活性化剤成
分として周期律表第I〜第III族の金属のアルキル化物
を中心とする有機金属化合物、特にテトラアルキル錫、
アルキルアルミニウム化合物、アルキルアルミニウムハ
ライド化合物等からなる複合触媒あるいはルテニウムカ
ルベン錯体からなる触媒が挙げられる。前者は一般的に
は触媒成分を含むモノマー液(溶液A)と活性化剤成分
を含むモノマー液(溶液B)の2液を混合することによ
り重合せしめる。また、後者の触媒は、一般的にはモノ
マー液と触媒成分とを混合することにより重合せしめ
る。後者は一般に重合は瞬時には進行せず、温度を上げ
ること等で、重合反応を速めることはできるが、前者は
重合反応が速く、重合成形性に優れることから、本発明
においては好適に使用される。
【0014】本発明の好適な実施態様では、2種のモノ
マー液を調製するが、一方のモノマー液(溶液A)中に
は、メタセシス重合触媒系の触媒成分が含有されてい
る。かかる触媒成分としては、タングステン、レニー
ム、タンタル、モリブデン等の金属のハライドやアンモ
ニュウム塩が用いられるが、特にタングステン化合物が
好ましい。かかるタングステン化合物としては、タング
ステンヘキサハライド、タングステンオキシハライド等
が好ましく、より具体的にはタングステンヘキサクロラ
イド、タングステンオキシクロライド等が好ましい。ま
た、有機アンモニウムタングステン酸塩等も用いること
ができる。かかるタングステン化合物は、直接モノマー
に添加すると、直ちにカチオン重合を開始することが分
かっており好ましくない。したがって、かかるタングス
テン化合物は不活性溶媒、例えばベンゼン、トルエン、
クロロベンゼン等に予め懸濁し、少量のアルコール系化
合物及び/又はフェノール系化合物を添加することによ
って可溶化させて使用するのが好ましい。さらに上述し
た如き好ましくない重合を予防するためにタングステン
化合物1モルに対し約1〜5モルのルイス塩基又はキレ
ート化剤を添加することが好ましい。かかる添加剤とし
てはアセチルアセトン、アセト酢酸アルキルエステル
類、テトラヒドロフラン、ベンゾニトリル等を挙げるこ
とができる。極性モノマーを用いる場合には、前述の如
く、そのものがルイス塩基である場合があり、上記の如
き化合物を特に加えなくてもその作用を有している場合
もある。前述の如くして、触媒成分を含むモノマー液
(溶液A)は、実質上十分な安定性を有することにな
る。
【0015】もう一方のモノマー液(溶液B)中には、
メタセシス重合触媒系の活性化剤成分が含有されてい
る。この活性化剤成分は、周期律表第I〜第III族の金
属のアルキル化物を中心とする有機金属化合物、特にテ
トラアルキル錫、アルキルアルミニウム化合物、アルキ
ルアルミニウムハライド化合物が好ましく、具体的に
は、塩化ジエチルアルミニウム、ジ塩化エチルアルミニ
ウム、トリオクチルアルミニウム、ジオクチルアルミニ
ウムアイオダイド、テトラブチル錫等を挙げることがで
きる。これら活性化剤成分としての有機金属化合物をモ
ノマーに溶解することにより、該モノマー液(溶液B)
が形成される。
【0016】基本的には、前記溶液A及び溶液Bを混合
し、混合液を金型内に注入することによって、架橋重合
体成形物を得ることができるが、上記組成のままでは、
重合反応が非常に速く開始されるので、成形金型に十分
流れ込まない間に硬化が起こることもあり問題となる場
合もある。このような場合には活性調節剤を用いること
が好ましい。かかる活性調節剤としてはルイス塩基類が
一般に用いられ、なかんずく、エーテル類、エステル
類、ニトリル類等が用いられる。活性調節剤の具体例と
しては安息香酸エチル、ブチルエーテル、ジグライム等
を挙げることができる。かかる活性調節剤は、一般的
に、有機金属化合物の活性化剤の成分の溶液(溶液B)
の側に添加して用いられる。前述と同様にルイス塩基を
有するモノマーを使用する場合には、それに活性調節剤
の役目を兼ねさせることができる。
【0017】メタセシス重合触媒系の使用量は、例えば
触媒成分としてタングステン化合物を用いる場合は、上
記原料モノマーに対するタングステン化合物の比率は、
モル基準で約1,000対1〜15,000対1、好ま
しくは2,000対1の付近であり、また、活性化剤成
分はアルキルアルミニウム類を用いる場合には、上記原
料モノマーに対するアルミニウム化合物の比率は、モル
基準で約100対1〜10,000対1、好ましくは2
00対1〜1,000対1の付近が用いられる。さらに
上述した如きキレート化剤や活性調節剤については、実
験によって上記触媒系の使用量に応じて、適宜調節して
用いることができる。
【0018】本発明における環状オレフィン系架橋重合
体の成形物には、実用に当たってその特性を改良又は維
持するために、その目的に応じた各種添加剤を配合する
ことができる。かかる添加剤としては、充填剤、顔料、
酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、高分子改良剤等が挙げ
られる。このような添加剤は、架橋重合体が成形されて
後は添加することが不可能であるから、添加する場合に
は予め前述した原料溶液に添加しておく必要がある。
【0019】その最も容易な方法としては、前記溶液A
及び溶液Bのいずれか又は両方に前もって添加しておく
方法を挙げることができるが、その場合、その液中の反
応性の強い触媒成分、活性化剤成分と実用上差支えある
程度には反応せず、且つ重合を阻害しないものでなくて
はならない。どうしても、その反応が避け得ないものが
共存しても、重合を実質的に阻害しないものあるいは短
時間には阻害しないものの場合は、モノマーと混合し
て、第三液を調製し、重合直前に混合使用することもで
きる。また、重合触媒又は活性化剤を第三液とし、これ
を含まない溶液A又は溶液Bに上記添加物を添加する方
法も考えられる。さらに、固体の充填剤の場合であっ
て、両成分が混合されて、重合反応を開始する直前ある
いは重合しながら、その空隙を十分に埋め得る形状の物
については、成形金型内に充填しておくことも可能であ
る。また、本発明による成形物は、酸化防止剤を添加し
ておくことが好ましく、そのため、フェノール系又はア
ミノ系の酸化防止剤を予め溶液中に加えておくことが望
ましい。これら酸化防止剤の具体例としては、2,6−
ジ−t−ブチル−p−クレゾール、N,N'−ジフェニ
ル−p−フェニレンジアミン、テトラキス[メチレン
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシシンナメー
ト)]メタン等が挙げられる。
【0020】また、本発明における架橋重合体の成形で
は、添加剤として他の重合体をモノマー溶液状態の時に
添加してもよい。かかる添加剤としては、エラストマー
が、成形物の耐衝撃性を高めること及び溶液の粘度を調
節する上で効果的である。かかる目的に用いられるエラ
ストマーとしては、スチレン−ブタジエン−スチレント
リブロックゴム、スチレン−イソプレン−スチレントリ
ブロックゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ブチ
ルゴム、エチレンプロピレン−ジエンターポリマー、ニ
トリルゴム等広範なエラストマーを挙げることができ
る。
【0021】本発明では、このような環状オレフィン架
橋重合体成形物は、平均厚さ2mm〜20mm、特に2
mm〜10mmのシート状物であることが好ましい。こ
こで言う平均厚さは、リブや実質的な厚み変化のないシ
ート状の場合は当該シートの厚さを指し、シート全体の
厚みが変化している場合は、最大厚みと最小厚みの平均
値を指す。また、シートの裏面に凸設したリブを有する
場合は、リブ部分を除く部分の平均厚さをいう。
【0022】本発明では、該シート状物はその裏面(F
RP成形品との接合面と反対側)に補強用のリブを一体
成形して強度及び剛性を高めたものが好ましい。リブ形
状、リブ配置については前記架橋重合体成形物に一体成
形できるため、制限が殆どなく、縦リブ、格子リブ、コ
ルゲートリブを容易に設けることができる。該成形物に
十分な剛性を持たせるために、断面2次モーメントを増
やす必要があるが、これを効果的に行うには、リブ高さ
を高くすることが有効である。リブ高さの最大は内部取
り付け備品と干渉しない限界まで可能である。したがっ
て、リブ高さは縦リブ、格子リブ、コルゲートリブを問
わず、10mmから500mm、好ましくは、15mm
から150mm、より好ましくは20mmから80mm
である。リブ間隔は、足荷重によって大きく変形しない
ように、20mmから500mm間隔で、好ましくは、
30mmから300mm間隔が適当で、リブは内部取付
け備品の取り合い部を除き、ほぼ全面に施されるのが好
ましい。通常、リブ部分は前記架橋重合体により成形物
本体(シート状)部分と一体に構成されるが、場合によ
っては、さらに従来から行われている金属や木製品の取
付けを併用しても問題はない。このときは、前記架橋重
合体からなるリブは金属や木製品の取付け位置を外した
箇所に設けるが好ましく、それを考慮してリブ間隔が選
択される。
【0023】一方、前記架橋重合体成形物と接合する
(貼り合わせる)FRP成形品は、SMC、BMC、R
TM、ハンドレーアップ、スプレーアップ等で作られる
ものであり、ここで使用される硬化性マトリックス樹脂
としては、一般に、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエ
ステル樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、
エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂等があり、好ましくは
不飽和ポリエステル樹脂が挙げられる。FRPを構成す
る強化繊維としては、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド
繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ロックウー
ル、スチールファイバー等があり、好ましくは、ガラス
繊維が使用される。
【0024】FRP成形品を製造する際は、これらに重
合開始剤、架橋剤、希釈剤、反応促進剤、顔料等の充填
剤が混合され、成形、硬化される。FRP成形品の表面
には石目調やゲルコート仕上げ等で加飾すると付加価値
が向上するとともに、商品として高機能になるので好ま
しい。石目調とは、1〜3色程度の塗料を一般には1〜
5mm程度の粒状になるように吹付けたものである。石
目調のほかにも、粒状、幾何学調、非幾何学調、乱糸調
等の模様付与が可能である。また、FRP成形品の最表
面にさらにクリアコート或いは塗装を施して表面の手触
りや外観を改良してもよい。さらに、FRP成形品の構
成樹脂に着色剤を配合する原液着色法によって表面加飾
を施すことも可能である。また、このFRP成形品はプ
レス加工等により、浴槽、洗い場、防水パン等の所望の
形状に賦型することもできる。
【0025】本発明では、前記FRP成形品の裏面側に
前記架橋重合体成形物の表面(リブ等の突起物のない
面)を貼り合わせ等で接合した積層構造となし、かくし
てFRPによって表面加飾機能と面としての剛性とをも
たせると共に前記架橋重合体によって耐衝撃性とリブ補
強による剛性アップを付与した複合構造体を形成させ
る。該複合構造体における前記FRP成形品と前記架橋
重合体成形物との間には、接着剤もしくは/及び断熱・
緩衝機能を有する材料を介在させて、一段と剛性を上げ
るとともに、耐衝撃性を向上させる。
【0026】かかる接着剤としては、その種類は特に限
定されないが、FRPと架橋重合体間で、衝撃等を吸収
しうる引張降伏ひずみの大きい、例えば、1液硬化型ウ
レタンポリマー、2液硬化型ウレタンポリマー、エポキ
シ系ポリマー等が好ましい。また、接着剤を塗布する前
には、その塗布部分を清掃及び脱脂処理(イソプロピル
アルコール又はアセトン等の溶剤を使用する)を行うこ
とが好ましい。脱脂処理後にプライマーを塗布し、この
後に接着剤を塗布することが好ましい。プライマーとし
ては、その種類は特に限定されないが、ウレタン系プラ
イマー、ポリイソシアネート系プライマー等が好まし
い。接着剤、プライマーの塗布方法は、スプレー方式、
刷毛塗り、ロール塗り等の公知の方法が採用可能であ
る。また、断熱・緩衝機能を有する材料としてはその種
類に特に限定されないが、発泡ウレタン、発泡熱可塑性
樹脂等の発泡材が好ましい。その注入は公知の方法でよ
く、前記FRP成形品と前記架橋重合体成形物との間に
注入し発泡と同時に両者を接着させる。また、架橋重合
体成形物及び/又はFRP成形品の接着面は必要により
予め粗面化し、その上で接着を行ってもよい。
【0027】接着では、通常、FRP成形品の裏面のほ
ぼ全面に架橋重合体成形物の表面を貼り合わせるが、両
者が十分に接着されている限り、必ずしも全面に接着さ
せる必要はなく、例えば接着面積100cm2以上、好
ましくは200cm2以上であれば部分接着でも可能で
ある。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、FRP成形品の片面
に、メタセシス重合触媒系の触媒成分及び活性化剤成分
の存在下にメタセシス重合性環状オレフィンの反応射出
成形法によって得られた架橋重合体成形物を接合するこ
とで、従来の材料に比べ、衝突に対し強く、耐久性に優
れ、特に、軽量で、剛性が高い複合構造体となる。した
がって、この複合構造体は、ユニットバス、システムト
イレ、洗面台やトイレを備えたシステムバス等各種の浴
室システムにおいて、洗面台や浴室を構成する洗い場、
洗い場用及び/又は浴槽用の防水パン、あるいは、浴槽
又は該洗い場と隣接する浴槽、浴槽を形成する浴槽壁、
浴槽天井等として有用である。
【0029】
【実施例】以下、本発明の内容を、浴室の洗い場用の複
合構造体に関する実施例及び比較例によって、より具体
的に説明するが、本発明はこれらによっていささかも限
定されるものではない。なお、表1中の相対重量とは、
比較例1のFPR成形物の重量を100として表示した
相対値である。また、表1に示す最大変形量は、厚さ1
0mmのゴム板を張った直径280mmの荷重板を介し
て洗い場用複合構造体の中央に荷重を加えたときの最大
変形量を実測した値である。
【0030】[実施例1及び比較例] 1)一方のモノマー液の(溶液A)の調製:六塩化タン
グステン28重量部を窒素気流中下で乾燥トルエン80
重量部に添加し、次いでt−ブタノール1.3重量部を
1重量部に溶解した溶液を加え1時間撹拌し、次いでノ
ニルフェノール18重量部及びトルエン14重量部より
なる溶液を添加し5時間窒素パージ下撹拌した。さらに
アセチルアセトン14重量部を加えた。副生する塩化水
素ガスを追い出しながら窒素パージ下に一晩撹拌を継続
し、重合用触媒溶液を調製した。次いで、精製ジシクロ
ペンタジエン(純度99.7重量%、以下同様)95重
量部、精製エチリデン環状オレフィン(純度99.5重
量%、以下同様)5重量部よりなるモノマー混合物に対
し、エチレン含有70モル%のエチレン−プロピレン−
エチリデン環状オレフィン共重合ゴム3重量部、酸化安
定剤としてエタノックス702の2重量部を加えた溶液
に上記重合用触媒溶液をタングステン含量が0.01M
/Lになるように加えて触媒成分を含有するモノマー液
(溶液A)を調製した。
【0031】2)他方の原料液(溶液B)の調製:精製
ジシクロペンタジエン83重量部、精製エチリデン環状
オレフィン5重量部よりなるモノマー混合物に対し、エ
チレン含有70モル%のエチレン−プロピレン−エチリ
デン環状オレフィン共重合ゴム3重量部を溶解した溶液
に、トリオクチルアルミニウム85、ジオクチルアルミ
ニウムアイオダイド15、ジグライム100のモル割合
で混合調製した重合用活性化剤混合液をアルミニウム含
量が0.03M/Lになる割合で添加し、活性化剤成分
を含有するモノマー液(溶液B)を調製した。
【0032】3)環状オレフィン系架橋重合体の成形 溶液Aと溶液Bを用いて、家庭用浴室の洗い場用の部品
として、長さ1.2m、幅1.2m、厚み3mmで底面の裏
面側に縦横100mm間隔の格子リブで高さ40mm
(リブ端厚み5mm、テーパー片側2°)のリブを設け
た形状の金型を用いて成形を行った。成形条件として
は、原料の溶液A,溶液Bの液温度を30℃、固定側金
型温度は90℃、可動側金型温度は60℃として反応射
出成形した。
【0033】4)FRP成形品の製造:不飽和ポリエス
テル樹脂とガラス繊維と無機質充填材からなるSMC材
料(商品名「ディックマット2400」大日本インキ化
学工業(株)製)を、既知の方法で浴室洗い場の形状、
寸法に合わせてプレス成形した。長さ1.2m、幅1.
2m、厚み3mmでリブなしの形状である。その表面はゲ
ルコート仕上げを施した。
【0034】5)複合構造体の製造:前記FRP(SM
C)成形品の裏面(ゲルコート仕上げを施した面と反対
面)に、前記環状オレフィン系架橋重合体成形物のリブ
のない側が接するように該成形物をウレタン接着剤(商
品名「マイティグリップ3000」イーテック(株)
製)で接着させ、目的とする複合構造体を得た。この複
合構造体は表面がゲルコート仕上げを施したFRP成形
品で裏面がリブを有する環状オレフィン系架橋重合体成
形物からなる積層構造物であり、その物性は後掲の表1
に「実施例1」として示すとおりであった。
【0035】[比較例1]FRP成形品のみで洗い場を
作成した。このときの成形品の厚みは4mmで、リブ形
状は実施例1に比べ10mm短い30mmとした以外
は、実施例1の架橋重合体成形物と同様にリブを配置し
た。その物性は後掲の表1に「比較例1」として示すと
おりであった。
【0036】[実施例2]ウレタン系接着剤を発泡ウレ
タン(商品名「バイジュール」住友バイエルウレタン
(株)製)に代え、FRP成形品と環状オレフィン系架
橋重合体成形物との間に、厚さ2mmの発泡ウレタン層
を形成した以外は実施例1と同様にして複合構造体を得
た。その物性は後掲の表1に「実施例2]として示すと
おりであった。
【0037】[実施例3]FRP成形品の表面仕上げを
石目調にした以外はは実施例1と同様にして複合構造体
を製造した。その物性は後掲の表1に「実施例3」とし
て示すとおりであった。
【0038】[実施例4]実施例1と同じ溶液A,溶液
Bを用い、実施例1と同様にして厚み3mmの環状オレ
フィン系架橋重合体成形物を成形するに当たり、成形物
の裏面に高さ40mm、100mm間隔の格子リブを一
体成形し、且つ該成形物に高さ40mm、1方向間隔5
0mmの横方向のコルゲートリブと間隔200mmの縦
リブ(コルゲート方向と垂直方向)とを設けた架橋重合
体成形物を作成した。一方、実施例1と同じ厚み3mm
のFRP成形品をプレス成形により作成し、これを前記
オレフィン系架橋重合体のコルゲートリブ部を除く部分
に実施例1と同様の接着剤で貼り合わせて複合構造体を
作成した。得られた複合構造体の物性は後掲の表1に
「実施例4」として示すとおりであった。
【0039】
【表1】
【0040】実施例1〜4及び比較例1の複合構造体及
びFRP成形品の衝撃試験として、各被試験物に7kg
の砂をつめた袋を1mの高さ10回連続してから落とし
て試験を行い、変化を観察した。本発明による貼り合わ
せ複合構造体はいずれも問題はなかったが、FRPだけ
の製品はリブ部にわずかなクラックが発生した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 宏幸 東京都千代田区内幸町2丁目1番1号 帝 人メトン株式会社内 Fターム(参考) 2D032 AB02 GA00 2D061 CC11 4F100 AK80B AR00D BA02 BA03 BA04 BA07 BA10A BA10B BA10C CC00C DD04B DH02A EJ052 GB90 HB00C JJ02D JK01 JK10 JK11D JL03 JL08B JL10C YY00B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維強化プラスチック(FRP)成形品
    の片面に、メタセシス重合性環状オレフィンモノマーを
    重合触媒存在下に重合と成形を同時に行って得られた環
    状オレフィン系架橋重合体成形物を接合したことを特徴
    とする合成樹脂複合構造体。
  2. 【請求項2】 前記繊維強化プラスチック(FRP)成
    形品において、架橋重合体成形物の接合面とは異なる面
    に、石目調仕上げもしくはゲルコート仕上げを有する
    か、又は、原料着色の表面加飾を有することを特徴とす
    る請求項1記載の合成樹脂複合構造体。
  3. 【請求項3】 前記環状オレフィン系架橋重合体成形物
    と前記繊維強化プラスチック(FRP)成形品とを、接
    着剤及び/又は断熱・緩衝機能をもった素材を介して接
    合したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の合
    成樹脂複合構造体。
  4. 【請求項4】 前記環状オレフィン系架橋重合体成形物
    が平均厚さ2〜20mmの成形物であることを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれかに記載の合成樹脂複合
    構造体。
  5. 【請求項5】 前記環状オレフィン系架橋重合体成形物
    が、該成形物における繊維強化プラスチック(FRP)
    成形品との接合面以外の箇所に、少なくとも縦リブ、格
    子リブ、コルゲートリブのいずれか1つ以上を一体成形
    したものであることを特徴とする請求項1〜請求項4の
    いずれかに記載の合成樹脂複合構造体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    合成樹脂複合構造体からなる浴室構成品。
  7. 【請求項7】 (a)繊維強化プラスチック(FRP)
    成形品を作る工程と、(b)環状オレフィンモノマーか
    ら重合触媒存在下に重合と成形を同時に行って得られた
    環状オレフィン系架橋重合成形物を得る工程と、(c)
    前記繊維強化プラスチック(FRP)成形品と環状オレ
    フィン系架橋重合体との間に接着剤及び/又は断熱・緩
    衝機能をもった素材で充填して両者を一体に接合する工
    程と、(d)FRP成形品の表面を加飾する工程、を含
    むことを特徴とする合成樹脂複合構造体の製造方法。
JP2001276317A 2001-09-12 2001-09-12 合成樹脂複合構造体、それからなる浴室構成品及びその製造方法 Pending JP2003080635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001276317A JP2003080635A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 合成樹脂複合構造体、それからなる浴室構成品及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001276317A JP2003080635A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 合成樹脂複合構造体、それからなる浴室構成品及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003080635A true JP2003080635A (ja) 2003-03-19

Family

ID=19101037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001276317A Pending JP2003080635A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 合成樹脂複合構造体、それからなる浴室構成品及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003080635A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007086444A1 (ja) * 2006-01-27 2007-08-02 Rimtec Corporation 成形体、そのための金型、及びこの金型を用いる成形体の製造方法
JP2013528190A (ja) * 2010-06-12 2013-07-08 セラコス,インコーポレイティド ベンジルベンゼンsglt2阻害剤の結晶形

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001038797A (ja) * 1999-07-28 2001-02-13 Nippon Zeon Co Ltd 複合成形品の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001038797A (ja) * 1999-07-28 2001-02-13 Nippon Zeon Co Ltd 複合成形品の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007086444A1 (ja) * 2006-01-27 2007-08-02 Rimtec Corporation 成形体、そのための金型、及びこの金型を用いる成形体の製造方法
JP2013528190A (ja) * 2010-06-12 2013-07-08 セラコス,インコーポレイティド ベンジルベンゼンsglt2阻害剤の結晶形

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120241250A1 (en) Aerial Work Platforms and Aerial Work Platform Assemblies Comprised of Polymerized Cycloolefin Monomers
JP2003080635A (ja) 合成樹脂複合構造体、それからなる浴室構成品及びその製造方法
JP4778174B2 (ja) 浴槽/洗い場床一体型防水パン及びその製造方法
WO2015198990A1 (ja) 反応射出成形用配合液およびその製造方法
JPWO2014103830A1 (ja) 反応射出成形用配合液、反応射出成形体の製造方法および反応射出成形体
JP2002036435A (ja) 積層成形体及びその製造方法
JP3668552B2 (ja) 便器
JP4101049B2 (ja) 塗装成形物製造用金型および塗装成形物の製造方法
JP2003094454A (ja) ノルボルネン系架橋重合体成形物の塗装方法および塗装成形物
JP2003080636A (ja) 複合成形品及びそれを用いた浴室構成品
CA2028884A1 (en) Composite articles and method therefor
JP2003003545A (ja) 防水パン及びその製造方法
JP3177078B2 (ja) 大型浄化槽
JP3122291B2 (ja) 架橋重合体コンクリート型枠
JP2002059435A (ja) 耐水性容器状成形体及びその製造方法
JP2004123898A (ja) 塗装成形物の製造方法
JP7541511B2 (ja) シクロオレフィン樹脂加飾成形品の製造方法
JPH09188748A (ja) 架橋重合体コンクリート型枠の再生方法
JP2002067229A (ja) 複合成形体およびその製造方法
JP2009143159A (ja) 繊維強化複合材料及びその製造方法
JPH02269028A (ja) メタセシス重合体成形物
JP2009143157A (ja) スプレイアップ機による繊維強化複合材料の製造方法
JP2001138344A (ja) メタセシス架橋重合複合成形体およびその製造方法
JPH06285896A (ja) 金型及びその金型を用いた反応射出成形品の製造方法
JP2938133B2 (ja) 軽量板状成形品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100928