JP2003079476A - 椅 子 - Google Patents
椅 子Info
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- JP2003079476A JP2003079476A JP2001280528A JP2001280528A JP2003079476A JP 2003079476 A JP2003079476 A JP 2003079476A JP 2001280528 A JP2001280528 A JP 2001280528A JP 2001280528 A JP2001280528 A JP 2001280528A JP 2003079476 A JP2003079476 A JP 2003079476A
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
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Abstract
バーサポート機構やヘッドレストの取付けも容易ならし
める。 【手段】椅子の背もたれ5を、バックフレーム20と、そ
の手前側に位置した背もたれ板21と、バックフレーム20
の裏側に位置した裏カバー22との三層構造とする。裏カ
バー22はバックフレーム20に固定されており、背もたれ
板21は裏カバー22とバックフレーム20とに取付けられて
いる。裏カバー22はバックフレーム20に強固に固定でき
るため、背もたれ5を頑丈な構造とすることができる。
また、背もたれ板21と裏カバー22との間に空間が空いて
いるため、ランバーサポート機構を内蔵した構造にする
ことも簡単に行える。
Description
椅子に関するものである。
合、座の後方にバックフレーム(背支柱)を立ち上げ
て、このバックフレームに背もたれ板を取付けているこ
とが多い。
の関係を見ると、背もたれ板の下部をバックフレームに
ねじ止めや嵌め込みなどの手段で固定していることが多
い。
背もたれ板をバックフレーム(公報の名称では背支稈)
に固定すると共に、バックフレームに側面視前向き凸で
緩く湾曲した突出部材を上下動自在に設ける一方、背も
たれ板のうち前記突出部材に当たる部分を撓み変形可能
とすることにより、ランバーサポート機構を設けること
が記載されている。
ックフレームに固定する構造では、背もたれ板の取付け
強度を高めるにはバックフレームの高さを高くしなけれ
ばならず、そうすると、バックフレームが背もたれ板の
裏側に大きく露出して美感を損なう問題がある。
下部を固定して、この裏カバーの前面に背もたれ板を取
付けることも行われているが、この場合は、バックフレ
ームや裏カバーが特別の構造になるため、製造に手間が
掛かるのみならず、ヘッドレストやランバーサポート機
構を取付けるのが難しいという問題がある。
合、背もたれ板のうち着座した人の腰に当たる部分は側
面視で山形に湾曲させる必要があり、このため、前記特
許第3038174号公報の構成では、背もたれ板を座
板と一体の構造として、背もたれ板のうち着座した人の
腰に当たる部分に横長のスリットを多段に形成すること
により、当該スリットを設けた部分がバックフレームの
突出部に倣った状態で変形するようにしている。
のように背もたれ板を座板と一体に連設した構造では、
背もたれが座板とは独立した状態で後傾するタイプのロ
ッキング椅子には適用できない問題がある。
を目的とするものである。
子は、座と背もたれとを備えており、前記背もたれは、
座の後方に立ち上がったバックフレームと、このバック
フレームの手前側に配置した背もたれ板(背インナー部
材)と、バックフレームの裏側に配置した裏カバー(背
アウター部材)との三層構造になっている。
前記裏カバーはバックフレームに取付けられている一
方、前記背もたれ板は、バックフレームのみ又は裏カバ
ーのみ若しくはバックフレームと裏カバーとの両方に取
付けられている。
3において、前記背もたれ板とバックフレームとの間に
は、外側に開口した空間が空いている。
のうちの何れかにおいて、前記裏カバーはバックフレー
ムに固定されている一方、前記背もたれ板は、その上部
は裏カバー又はバックフレームに対して前後動不能及び
上下動不能に取付けられ、その下部はバックフレーム又
は裏カバーに対して前後離反不能でかつ上下動可能な状
態に取付けられていることにより、背もたれ板が撓み変
形することを許容している。
部の裏面には、裏カバーの上部の前面に設けた受け部に
上方から嵌合する上取付け部と、前記受け部への嵌め込
みによって当該受け部に係合して抜け不能に保持する係
合爪を設けている。
クフレームに設けた水平状の横長部材と裏カバーとの間
の空間に上方から嵌入することによって背もたれ板を前
後離反不能で上下動可能に保持する下取付け部が形成さ
れており、この下取付け部の下端には、前記バックフレ
ームの横長部材に下方から引っ掛かる爪を設けており、
更に、前記バックフレームに、背もたれ板を前向きに押
圧して撓み変形させるランバーサポート機構を取付けて
いる。
フレームと背もたれ板と裏カバーとの三層構造にする
と、バックフレームは背もたれの上部まで延長すること
ができるため、背もたれを全体として頑丈な構造にする
ことができる。
フレームに固定することにより、裏カバーの取付け強度
を向上することが可能となる。
けることも裏カバーに取付けることも可能である一方、
バックフレームに裏カバーを取付けるに当たって制限を
受けることは少ないため、背もたれ板とバックフレーム
と裏カバーとの構造やデザインの自由性を向上すること
も可能となる。
とを密着させることも可能であるが、請求項3のように
背もたれ板と裏カバーとの間に外向き開口の隙間を空け
てもよいのであり、こうすると、バックフレームを視認
することが可能となって、使用者にメカニカルな印象を
与えることが可能となる。
カバーとの間にランバーサポート機構を配置したり、ヘ
ッドレストの支柱を差し込む受け部を形成したりするこ
とも容易に実現できる。
た、座り心地の点からは、背もたれ板が人の体型に倣う
ように撓み変形してフィット性を向上させるのが好まし
い。この点、請求項4のように構成すると、背もたれ板
は撓み変形を許容した状態になっているため、座り心地
を向上することができる。
バーサポート機構で背もたれ板を押すことにより、着座
した人の体格や好みに応じてフィット感を得ることがで
きるため、特に好適であるが、この場合、背もたれ板
は、上取付け部を裏カバーの受け部に上方から嵌め込む
と共に、下取付け部をバックフレームの横長部材と裏カ
バーとの間に差し込めば良いため、背もたれ板の取付け
をごく簡単に行うことができる。
ックフレームに取付けられているため、ランバーサポー
ト機構の押圧部が裏側に露出することを防止して安全性
を向上することができる。
づいて説明する。
1は右側面図、図2は正面図、図3(A)は背面図、図
4は部材の分離斜視図、図5は部分的な縦断側面図であ
る。
した脚2と、座3と、肘掛け装置4と、背もたれ5と、
ヘッドレスト6とを備えている。脚支柱1の上端には上
向きに開口したベース7が固定されており、ベース7の
上方に正面視で翼状に広がる中間部材8と、座3とが配
置されている。
座板(座インナー部材)にクッションを張った構造にな
っており、詳細は省略するが、座板の左右両側部を中間
部材に対して前後動自在に装着している。
ずつのブラケット部8a,8bを下向きに突設してお
り、前ブラケット部8aを左右長手の第1軸9でベース
7に連結されている。第1軸9がベース7に嵌まる穴1
0は前後長手の長穴になっている。
ム11の前部が左右長手の第2軸12によって連結され
ている。また、揺動フレーム11の前後中途部には、中
間部材8の後部ブラケット8bが左右長手の第3軸13
によって連結されている。図4及び図5に示すように、
第2軸12のうちベース7の内部に位置した部位には弾
性支持手段の一例として、左右2本のねじりばね(キッ
クばね)14が振り分けて配置されており、これらねじ
りばね14の一端部を受け部材15で上方から支持し、
ねじりばね14の他端には中間部材8の後部ブラケット
8bが上方から当たっている。
4の弾性に抗して後傾し、かつ、中間部材8及び座3は
揺動フレーム11の後傾動に連動して後傾しつつ後退す
る(すなわち、座3が背もたれ5にシンクロする)。ね
じりばね14の初期弾性力は、受け部材15に係合した
つまみ16で調節できる。
11aを有する側面視略L字状に形成されており、本実
施形態では、アルミのような軽合金(鉄のような他の金
属でも良い)のダイキャストや合成樹脂の成形によって
製造されている。
で内向きに開口しており、内部に補強リブ17を設けて
いる。また、立ち上がり部11aは傾斜部とスムースに
連続するように平面視で三角形状(或いは涙滴状)に形
成されており、その前後両面に凹所18を形成し、凹所
18にリブ19を多段に設けている。
たバックフレーム20(背支柱)20と、バックフレー
ム20の手前側に配置した背もたれ板(背インナー部
材)21と、バックフレーム20の裏側に配置した裏カ
バー(背アウター部材)22とを備えている。背もたれ
板21の前面にはクッション23を張っている。
レーム20の裏面には多数の小さな凹み24を形成して
いる。通常の裏カバーは平滑状や梨地状が多いが、これ
では変化に乏しいばかりか、成形時の収縮によるヒケが
目立つ場合がある。
22の背面に多数の凹み24を設けると、天井からの照
明をメリハリ良く反射・吸収するため、アクセント効果
によって体裁が良いと共に、成形時のヒケやキズを吸収
できる利点を備えている。
5の詳細を説明する。図6は背もたれ板21を省略した
状態での背もたれ5の正面図、図7は背もたれの縦断側
面図、図8はクッション23を省略した状態での縦断側
面図、図9(A)はバックフレーム20と揺動フレーム
11の分離正面図、図10はバックフレーム20と背も
たれ板21と裏カバー22との分離側断面図、図11及
び図12は背もたれ板21の取付け状態を示す斜視図、
図13のうち(A)は平面図、(B)は背もたれ板21
と裏カバー22との分離平面図である。
20と合成樹脂製の背もたれ板21と同じく合成樹脂製
の裏カバー22とを備えており、バックフレーム20に
はランバーサポート機構25を上下動自在に取付けてい
る。
フレーム20は左右の支柱20aを備えており、左右の
支柱20aは上部横長部材20bと下部横長部材(下係
合部)20cとで連結されている。上部横長部材20b
は断面コ字状で下部横長部材20cは丸パイプになって
いるが、他の断面形状でも良い。また、更に中間横長部
材を配置しても良い。
端部は、揺動フレーム11の立ち上がり部11aに設け
た穴に嵌め込まれており、ねじ26で固定されている。
この場合、凹所18の箇所においてねじ26をねじ込ん
でおり、このため、ねじ26の頭が目立たずに体裁が良
い。
上部には前向きに突出した左右長手の水平リブ27を形
成しており、この水平リブ27に連設した状態で左右一
対の下向き開口筒部28が形成されており、この下向き
開口筒部28に、バックフレーム20の支柱20aの上
端を嵌め込み、ねじ29で固定している。
カバー22の下部には、バックフレーム20の下部横長
部材20cに上方から嵌合するブラケット部30を一体
に設け、ブラケット部30を下部横長部材20cにねじ
31で固定している。
れ5の上部まで延びており、かつ、裏カバー22の前面
の箇所をバックフレーム20に固定するものであるた
め、裏カバー22をバックフレーム20に対して強固に
固定できる。
ッション23が張られており、クッション23の表面は
クロス(布等の表皮材)32で覆われている。
ように、背もたれ板21の上部には、裏カバー22の水
平リブ27よりも上方に位置する左右長手の水平片35
を後ろ向きに突設しており、水平片35の左右両端部
に、円柱状の上取付け部34を下向きに突設し、これ
を、裏カバー22の水平リブ27に連設した円筒状の上
受け部35に上方から嵌め込んでいる。
1とは補強のために板状部34aによって一体に接続さ
れている一方、裏カバー22の上受け部35には、板状
部34aが嵌合するスリット36を形成している。
部35の下端面に引っ掛かり係合する上係合爪37を一
体に設けている。このため、上取付け部34を上受け部
35に嵌め込むと、背もたれ板21は上向き抜け不能に
保持される。図11に黒抜き矢印で示すように、係合爪
37を外側から内側に押しやった状態で背もたれ板21
を上向きに押し上げると、背もたれ板21を取り外すこ
とができる。
板21の裏面に向けて突出する縦リブ38が形成されて
いるが、係合爪37の箇所では縦リブ38は高さがごく
低い切り欠き部38aとなっていて、係合爪37の押し
曲げ操作に支障が無いように配慮されている(完全に途
切れても良い)。
21と裏カバー22との間に隙間を設けたことにより、
係合爪37のような背もたれ板21の抜け防止用係合手
段を外側から操作することが可能となり、その結果、背
もたれ板21の取付け・取り外しを簡単に行えるのであ
る。
ム20の下部横長部材20cと裏カバー22との間の空
間に上方から入る下取付け部39を一体に形成してい
る。下取付け部39は、背もたれ板21が手前側に移動
し得るように上下方向に長く延びており、その下端に、
バックフレーム20の下部横長部材20cに引っ掛かる
ことによって背もたれ板21の前向き移動限度を規制す
る爪39cを設けている。
1には下取付け部39の上部を囲うようなスリット40
が形成されており、このため、下取付け部38を前後移
動させるように容易に変形させることができる。換言す
ると、下取付け部39を下部横長部材20cに係合させ
た状態で、背もたれ板21の下部を手前に押しやるよう
に容易に撓み変形させることができる。
取付け部39を下部横長部材20cと裏カバー22との
間に挿入してから、上部取付け部34を裏カバー22の
上受け部35に弾性に抗して嵌め込むことになる。取り
外しは逆の手順で行う。
の間の間隔はバックフレーム20の下部横長部材20c
の直径よりも大きいため、背もたれ板20がその下部に
おいて前後動することが許容されており、このため、背
もたれ板20は側面視でも撓み変形が可能なっており、
その結果、着座した人に対するフィット感が高い利点が
ある。
れ板21の裏面の全体を覆うように袋状に形成されてお
り、クロス32から水平リブ27や下取付け部39が露
出した状態になっている。また、背もたれ板21の水平
片35には左右に長いスリット41が形成されており、
このスリット41に、クロス32の縁部32aを差し込
むことにより、水平片35の箇所でクロス32を美麗に
処理している。
おり、左右の支柱42は、裏カバー22の前面に設けた
上下一対ずつの受け筒部45に差し込み装着されてお
り、ねじで固定されている。背もたれ5を三層構造にし
たことにより、ヘッドレスト6の取付けも簡単に行える
のである。
構25について説明する。
は部分正面図,(C)は部分的な右側面図、図15は要
部の正面図、図16は背もたれ板21の側縁部の正面
図、図17は図15のXVII−XVII視断面図、図18のう
ち(A)は図15の XVIII-XVIII視断面図、(B)は部
材の分離図、(C)は(A)の部分的な破断図、図19
は図18のXIX−XIX視断面図、図20は図18のXX−
XX視断面図、図21のうち(A)は図19の XXI-XXI視
断面図、(B)は作用を示す概略図である。
21のうち特に着座した人の腰に当たる部分を前向き突
出させることにより、着座した人に、その体格に応じた
正しい姿勢を採れるようにするためのものである。
は、バックフレーム20の支柱20aに上下動自在に装
着したスライドケース(昇降手段の一例)45と、左右
のスライドケース45を一体に連結する連結体(連結手
段の一例)46と、と、スライドケース45に設けた押
圧アーム(押圧手段の一例)47と、左右の押圧アーム
47を一緒に回動させるための連動軸(連動手段の一
例)48と、左右の押圧アーム47を同時に操作する操
作手段の一例であるハンドル49とを備えている。
の内部には合成樹脂製の2つ割り式のスライダー50が
装着されている。また、図15及び図17に示すよう
に、スライダー50には下向き(上向きでも良い)に延
びる片持ち梁状で先端が側断面山形に形成された撓み爪
51を設ける一方、裏カバー22のうちスライドケース
45の後方位置に設けたリブ52に、前記撓み爪51が
係合する側面視鋸歯状の凹凸部52aを形成している。
き又は下向きのある程度の力を掛けると、撓み爪51を
弾性変形させてランバーサポート機構25を上下動させ
ることができ、かつ、上下方向の外力がなくなると、ラ
ンバーサポート機構25はその高さに停止する。これに
より、身長の違いに関係なく、着座した人の腰を的確に
支持することができる。
は、連動軸48の左右端部が回転可能に貫通している。
連動軸48は左右スライドケース45の間でクランク状
に曲げられており、図18(C)に示すように、連動軸
48のクランク部を連結板46に当てることにより、一
方方向の回転限度が規制されている。
の左右側面部には、平断面略コ字状で上下に延びる受け
ケース53が固定されており、この受けケース53に平
断面略コ字状の前記押圧アーム47が前方から被さって
いる。そして、押圧アーム47の上部に前記連動軸48
の左右端部が貫通しており、連動軸48に押圧アーム4
7を固定している。
体に回動する。連動軸48の端部は受けケース53に貫
通しており、受けケース53は連動軸48に対する軸受
けの役割も果たしている。
手の支軸54により、歯車55とカム56とが回転自在
に支持されている。支軸54と歯車55とカム56と一
体に回転するようになっている。
押圧アーム47を支持するようになっているが、カム5
6の外周面に軸心からの距離が異なる複数(6個)のカ
ム面56aが形成することにより、カム56が回転する
と押圧アーム47における連動軸48の端部を中心にし
て回動するように設定している。
1の背面に当たるローラ57を設けている。背もたれ板
21は平面視で前向き凹状に湾曲しているため、図20
に示すように、ローラ57はテーパ状に形成されてい
る。また、図16に示すように、背もたれ板21の左右
側部には階段状に屈曲したスリット58が多段に形成さ
れており、スリット58のうち階段状の部分がローラ5
7に当たるように設定している。
部には、連動軸48の端部に固定されたシーソー式回動
部材59が配置されており、回動部材59に、歯車55
に噛合する爪材60を取付けている。従って、回動部材
59を回動させると、歯車55とカム56とを回転させ
ることができる。
に回動させると歯車55が右側面視で半時計回り方向の
みに間欠的に回転するように、歯車55の歯を非対称状
台形に形成して、かつ、受けケース53に、歯車55の
逆転を阻止する弾性ストッパー61を取付けている。
9の左右端部をねじ62で固定している。ハンドル49
は裏カバー22を後ろ側から覆うように形成されてい
る。また、ハンドル49の左右端部に立ち上がり部49
aを設け、立ち上がり部49aの上端が回動部材59に
固定されている。ハンドル49と裏カバー22との間に
は、当該ハンドル49を人が握ったり、ハンドル49に
服やタオルなどを掛けたりすることのできる程度の空間
が空いている。
部材59が回動してカム56が位置方向に間欠的に回転
するため、すなわち、カム56はロータリー式になって
いるため、押圧アーム47が回動することによって背も
たれ板21を少しずつ押し出せるとと共に、背もたれ板
21を最大突出位置まで押し出してから次にハンドル4
9を回動させると、背もたれ板21は最も後退している
位置に戻る。
の力を掛けて上下方向に押し引きすると、前記した撓み
爪51と凹凸部52aとの作用により、ランバーサポー
ト機構25をごく細かいピッチで上下動させることがで
きる。
部に立ち上がり部(端部から見ると垂下部となる)49
aを設けると、着座した状態でハンドル49を簡単に掴
むことができるため、着座した状態のままでランバーサ
ポート機構25の高さ調節や突出量調節を簡単に行うこ
とができる利点がある。なお、本実施形態では、ハンド
ル49の操作は、上半身を背もたれ5から浮かした状態
で行う。
たれ板の左右中間部が突起で支持されているため、背も
たれ板21が撓み変形することは殆どなく、このためフ
ィット背もたれ板に乏しいとしいう問題があるが、本実
施形態では、背もたれ板21の左右両端部を押圧アーム
47で押し出すものであるため、背もたれ板21は平面
視で後ろ向きに突出するように撓み変形することがで
き、このため、フィット性とクッション性とに優れてい
る。
ローラ57が当たる部分にスリット58を設けると、背
もたれ板21の撓みを容易ならして、ランバーサポート
機能を向上できる。この場合、スリット58を階段状に
形成して、段違い部をローラ57で支持しているため、
スリット58を設けたものでありながら、背もたれ板2
1がローラ57で押し破られるような状態になることを
防止して、背もたれ板21を的確に押し出すことができ
る。
のうち少なくともいずれか一方に水平リブ27又は水平
片33をを設けると、内部に物が落ち込むことを防止で
きる利点がある。
は、縦リブ38がハンドル49の水平端部49bと干渉
しないように、ハンドル49の水平端部49bが上下動
する範囲に延びている。このようにすると、ハンドル4
9の上下動操作機能を損なうことなく、背もたれ板21
と裏カバー22との間の空間が外側に過度に露出するこ
とを防止して、体裁を向上できると共に、安全性も確保
できる。
ラ57を押圧アーム47に取付けるに当たっては、押圧
アーム47の左右側板に形成したくびれ状穴63にボス
64を強制的に嵌め込んでおり、このため、ローラ57
をワンタッチ的に取付けることができる。
なく、押圧アーム47を背もたれ板21に当てるだけで
も良いが、ローラ47を使用すると上下高さ調節をスム
ースに行える利点がある。
例えばバックフレーム20は、例えば全体を板金製にし
たりするなど、様々の形態・構造を採用できる。バック
フレーム20と揺動ハンドルとを一体化しても良いので
ある。
必要に応じて様々に具体化することができる。ランバー
サポート機構を設ける場合、その構造は図示のものに限
定されるものではなく、例えば片側だけにハンドルを設
けるなど、様々に具体化することができる。
とバックフレーム20とに取付けていたが、背もたれ板
は裏カバーのみ又はバックフレーム20のみに取付けて
も良い。このような選択が可能であることも、本願発明
のひとつの利点である。
レームに取付ける手段としては、裏カバー又はバックフ
レームに側面視で上向きの鉤状受け部を設ける一方、背
もたれ板の裏面に、前記受け部に嵌まる平面視門型の下
取付け部を設けるなどしても良い。もちろん、他の遊び
付き係合手段を設けても良い。
として本願で開示した各事項は、3層構造とは切り離し
てそれ自体が独立した発明たり得る。
面図、 (C)は (B)の C-C視断面図である。
図である。
る。
離正面図、 (B)は (A)の B-B視断面図である。
ある。
ある。
板と裏カバーとの分離平面である。
部分的な右側面図である。
部材の分離図、 (C)は(A)の部分的な破断図である。
示す概略図である。
Claims (5)
- 【請求項1】座と背もたれとを備えており、 前記背もたれは、座の後方に立ち上がったバックフレー
ムと、このバックフレームの手前側に配置した背もたれ
板(背インナー部材)と、バックフレームの裏側に配置
した裏カバー(背アウター部材)との三層構造になって
いる、椅子。 - 【請求項2】前記裏カバーはバックフレームに取付けら
れている一方、 前記背もたれ板は、バックフレームのみ又は裏カバーの
み若しくはバックフレームと裏カバーとの両方に取付け
られている、請求項1に記載した椅子。 - 【請求項3】前記背もたれ板とバックフレームとの間に
は、外側に開口した空間が空いている、請求項2又は請
求項3に記載した椅子。 - 【請求項4】前記裏カバーはバックフレームに固定され
ている一方、 前記背もたれ板は、その上部は裏カバー又はバックフレ
ームに対して前後動不能及び上下動不能に取付けられ、
その下部はバックフレーム又は裏カバーに対して前後離
反不能でかつ上下動可能な状態に取付けられていること
により、背もたれ板が撓み変形することを許容してい
る、請求項1〜請求項3のうちの何れかに記載した椅
子。 - 【請求項5】前記背もたれ板の上部の裏面には、裏カバ
ーの上部の前面に設けた受け部に上方から嵌合する上取
付け部と、前記受け部への嵌め込みによって当該受け部
に係合して抜け不能に保持する係合爪を設けている一
方、 背もたれ板の下部の裏面には、バックフレームに設けた
水平状の横長部材と裏カバーとの間の空間に上方から嵌
入することによって背もたれ板を前後離反不能で上下動
可能に保持する下取付け部が形成されており、この下取
付け部の下端には、前記バックフレームの横長部材に下
方から引っ掛かる爪を設けており、 更に、前記バックフレームに、背もたれ板を前向きに押
圧して撓み変形させるランバーサポート機構を取付けて
いる、請求項4に記載した椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001280528A JP4036428B2 (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001280528A JP4036428B2 (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 椅子 |
Publications (2)
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