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JP2003061759A - 増設可能なラック状家具 - Google Patents

増設可能なラック状家具

Info

Publication number
JP2003061759A
JP2003061759A JP2001261139A JP2001261139A JP2003061759A JP 2003061759 A JP2003061759 A JP 2003061759A JP 2001261139 A JP2001261139 A JP 2001261139A JP 2001261139 A JP2001261139 A JP 2001261139A JP 2003061759 A JP2003061759 A JP 2003061759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threaded
screwed
screw
threaded portion
threaded rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001261139A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironaga Obata
広永 小畑
Tetsuya Kano
徹也 狩野
Yoshiro Kakizaki
吉郎 柿崎
Tatsuo Shiotani
達男 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Co Ltd
Kyoei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Itoki Co Ltd
Kyoei Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Co Ltd, Kyoei Kogyo Co Ltd filed Critical Itoki Co Ltd
Priority to JP2001261139A priority Critical patent/JP2003061759A/ja
Publication of JP2003061759A publication Critical patent/JP2003061759A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結増設により全体サイズや形態を変更可能
であると共に、組立てや分解が容易であって、増設して
も一体的強度保持ができる構造のラック状家具を提供す
る。 【解決手段】 基盤体F2,F3の上部、下部、左側
部、又は右側部に、ねじMNの形成されたねじ部N3を
有し、該ねじ部は、該ねじ部N3に螺合するねじNの形
成されたねじ杆TBを基盤体の外側からアクセスして螺
合可能なように露出しており、そのアクセスしてくる側
に増設する増設ユニットのフレーム構造体F2,F4
の、アクセス方向に貫通した貫通孔JHにねじ杆TBを
挿通させてその端部のねじ部Nを前記ねじ部N3に螺合
でき、該ねじ杆の反対側の端部には、該ねじ杆TBと同
じねじを有するねじ杆端部のねじ部を外部からアクセス
螺合可能に増設ユニットの表面部に露出するねじ部が設
けられているか或いは装着できるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連結増設でき、組
立てや分解の容易な、棚やキャビネット等として使用可
能なラック状家具に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスや家庭において、書類を保管し
たり、小物を整理、或いは展示したい場合がある。こう
した場合、所定サイズの単独用途のキャビネットや書庫
やラックが利用されている。然しながら、単独用途の収
納体では、その使用形態は一定であり、全く異質の対象
物を併設的に整理したい場合に不都合があり、また、ユ
ーザーの好みに応じた配置や変更ができないという欠点
がある。例えば、単に収納保管すればよい書類等の整理
対象物と共に、趣味のカメラ等のハード物を整理しつつ
展示したい場合、用途の定まった収納体では必ずしも希
望に沿えず、また、全体サイズや形態を必要に応じて変
更することもできない。これに対して、増設することも
可能な組立式の棚枠が特開平11−332661号公報
に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記公報
開示技術では、ポール部材をねじ締結によって連結する
だけであるため、ポール部材の横方向の力に対しては弱
い構造といえ、棚枠としての強度が充分とは言えない。
即ち、増設により、増設部と既設部との結合力が弱くな
っては問題である。更には、上記公報開示技術は、上下
方向にのみ増設できる構造に過ぎない。依って、本発明
は、連結増設により全体サイズや形態を変更可能である
と共に、組立てや分解が容易であって、増設しても一体
的強度保持ができる構造のラック状家具の提供を目的と
する。また、上下方向の他、側方にも増設可能な構造の
ラック状家具の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて請求項
1では、基盤体の上部、下部、左側部、又は右側部に、
ねじの形成されたねじ部を有し、該ねじ部は、該ねじ部
に螺合するねじの形成されたねじ杆を基盤体の外側から
アクセスして螺合可能なように露出しており、そのアク
セスしてくる側に増設する増設ユニットのフレーム構造
体の、アクセス方向に貫通した貫通孔にねじ杆を挿通さ
せてその端部のねじ部を前記ねじ部に螺合でき、該ねじ
杆の反対側の端部には、該ねじ杆と同じねじを有するね
じ杆端部のねじ部を外部からアクセス螺合可能に増設ユ
ニットの表面部に露出するねじ部が設けられているか或
いは装着できることを特徴とする増設可能なラック状家
具を提供する。
【0005】基盤体とは、その増設方向の最初の増設ユ
ニットを連結する対象体であり、基盤体を形成している
上面部、下面部、左側面部、右側面部等の適宜部位に、
外部からねじ杆をアクセス螺合可能なねじ部が存在して
いる。例えば、基盤体の上部にのみねじ部を有する場合
は、基盤体に対して上方にのみ増設でき、また、上部と
左右側部に有する場合は、上方と左右方向に増設でき
る。ねじ杆を通した増設ユニットのフレーム構造体は、
外側からそのねじ杆をねじ込むだけの操作によって簡単
に基盤体に連結固定できる。また更に、該ねじ杆の反対
側の端部には、該ねじ杆と同じねじを有するねじ杆のね
じ端部を外部からアクセス螺合可能なねじ部が設けられ
ているか或いは装着できるため、この最初の増設ユニッ
トに対して、更に他の増設ユニットを増設できる。これ
らの各増設ユニットは、その増設方向にねじ杆が直線状
に連結されて互いに固定保持され、最外部のねじ杆を回
転させて螺合させれば、そのライン上にある全てのねじ
杆が互いに引き合い、この引張り力によって互いに強固
に連結結合されると共に、連結ねじ杆の横方向の力に対
する対抗力を、フレーム構造体の形状維持力によって補
い、これらの相乗効果によってラック状家具の構造を強
固に維持できる。分解時には、ねじ杆を逆方向に回転さ
せて緩めることにより簡単に可能となる。ねじ杆とは、
外周に雄ねじを設けたもののみではなく、円筒部の内面
に雌ねじを設けた場合でも該当し、広い意味で用いてい
る。露出とは、必ずしも突出していることを意味するの
ではなく、外部からアクセスして螺合させられる状態を
いい、フレーム構造体から突出していても、面一状態で
も、引っ込んでいてもよい。
【0006】請求項2では、前記基盤体と各増設ユニッ
トにより区画形成される形態が共に直方体であって、前
記外部からアクセス可能な基盤体の各露出ねじ部の軸心
間隔と、増設ユニットの各露出ねじ部の軸心間隔は、夫
々互いに同じである請求項1記載の増設可能なラック状
家具を提供する。同じ間隔であるため、新たな増設ユニ
ットは基盤体と既設の増設ユニットのどちらにでも整然
と次々に連結できる。
【0007】請求項3では、前記基盤体の上部と側部と
に露出したねじ部を有する請求項1又は2記載の増設可
能なラック状家具を提供する。上部と側部(左右の何れ
か一方でも両方でもよい)とに露出したねじ部を有する
ため、上方の他、側方にも増設でき、増設の自由度が向
上する。
【0008】請求項4では、基盤体又は既設の増設ユニ
ットに対する上方向への増設ユニットは、ロ字状、又は
1対の上下方向フレーム部を有するコ字状の左右1対の
側部フレーム構造体を有し、ロ字状もコ字状も上下方向
フレーム部は長手方向に貫通孔を有し、該貫通孔には、
一端部にねじの形成されたねじ杆を挿通させ、前記一端
部を下側にした該下端ねじ部は、下側に位置する前記基
盤体又は既設の増設ユニットの上方からアクセス螺合可
能なねじ部に螺合でき、該ねじ杆の上端部には、該ねじ
杆と同じねじを有するねじ杆端部のねじ部を上方からア
クセス螺合可能なねじ部が設けられているか或いは装着
でき、前記左右1対の側部フレーム構造体を、一端部に
ねじの形成されたねじ杆で連結し、該ねじ杆一端部のね
じ部は、該ねじ部に螺合可能なねじが形成され、一方の
側部フレーム構造体に設けられたねじ部に螺合し、該ね
じ杆の他端部には、該ねじ杆と同じねじを有するねじ杆
端部のねじ部を側方からアクセス螺合可能なねじ部が設
けられているか或いは装着できる請求項1から3までの
何れか1記載の増設可能なラック状家具を提供する。
【0009】請求項4は、基盤体又は既設の増設ユニッ
トに対して上方向に増設する場合であり、典型的な増設
ユニットとして、ロ字状、又は1対の上下方向フレーム
部を有するコ字状の左右1対の側部フレーム構造体を有
する。ロ字状かコ字状のフレーム構造体が増設ユニット
の側部形状を成すため、外部力に対して増設ユニットの
直方体形状が崩れ難く維持できる。また、引っ張り合う
ねじ杆の連結構造と共に、連結ねじ杆の横方向の力に対
する対抗力を、このフレーム構造体の形状維持力によっ
て補い、これらの相乗効果で、ラック状家具の構造を強
固に維持できる。上方からアクセス螺合可能なねじ部が
設けられているか或いは装着できるとは、例示すれば、
ねじ杆の端部(頭部)に、ボルトの頭のような一体化さ
れた頭部の上部に雌ねじ部が設けられていたり、或い
は、このねじ杆の端部に雄ねじを設けておき、これにナ
ット状部材をその厚み方向の途中まで螺合装着させ、こ
のナット状部材の上部側に雌ねじ部を残すことを意味す
る。
【0010】請求項5では、基盤体又は既設の増設ユニ
ットに対する左右方向への増設ユニットは、ロ字状、又
は1対の上下方向フレーム部を有するコ字状の側部フレ
ーム構造体を有し、ロ字状もコ字状も上下方向フレーム
部は長手方向に貫通孔を有し、該貫通孔には、一端部に
ねじの形成されたねじ杆を挿通させ、前記一端部を下側
にした該下端ねじ部は、該下端ねじ部と螺合可能なねじ
が形成され、台座又は既設の増設ユニットの上方からア
クセス螺合可能なねじ部に螺合し、該ねじ杆の上端部に
は、該ねじ杆と同じねじを有するねじ杆端部のねじ部を
上方からアクセス螺合可能なねじ部が設けられているか
或いは装着でき、前記側部フレーム構造体には左右方向
に貫通した貫通孔が設けてあり、これに一端部にねじの
形成されたねじ杆を挿通させ、該一端部のねじ部は、前
記基盤体又は既設の増設ユニットの側方からアクセス螺
合可能な側部のねじ部に螺合し、該ねじ杆の他端部に
は、該ねじ杆と同じねじを有するねじ杆端部のねじ部を
側方からアクセス螺合可能なねじ部が設けられているか
或いは装着できる請求項1から4までの何れか1記載の
増設可能なラック状家具を提供する。
【0011】請求項5は、基盤体又は既設の増設ユニッ
トに対して左か右の方向に増設する場合であり、典型的
な増設ユニットとして、ロ字状、又は1対の上下方向フ
レーム部を有するコ字状の側部フレーム構造体を有す
る。ロ字状かコ字状のフレーム構造体が増設ユニットの
側部形状を成すため、外部力に対して増設ユニットの直
方体形状が崩れ難く維持できる。また、引っ張り合うね
じ杆の連結構造と共に、連結ねじ杆の横方向の力に対す
る対抗力を、このフレーム構造体の形状維持力によって
補い、これらの相乗効果でラック状家具の構造を強固に
維持できる。
【0012】請求項6では、前記基盤体は、ロ字状、又
は1対の上下方向フレーム部を有するコ字状の左右1対
の側部フレーム構造体を有し、ロ字状もコ字状も上下方
向フレーム部は長手方向に貫通孔を有し、該貫通孔に
は、一端部にねじの形成されたねじ杆を挿通させ、前記
一端部を下側にした該下端ねじ部は、該下端ねじ部と螺
合可能なねじが形成され、上下方向フレーム部の下端部
付近に設けられたねじ部に螺合し、該ねじ杆の上端部に
は、該ねじ杆と同じねじを有するねじ杆端部のねじ部を
上方からアクセス螺合可能なねじ部が設けられているか
或いは装着でき、前記左右1対の側部フレーム構造体
を、一端部にねじの形成されたねじ杆で連結し、該ねじ
杆一端部のねじ部は、該ねじ部に螺合可能なねじが形成
され、一方の側部フレーム構造体に設けられたねじ部に
螺合し、該ねじ杆の他端部には、該ねじ杆と同じねじを
有するねじ杆端部のねじ部を側方からアクセス螺合可能
なねじ部が設けられているか或いは装着できる請求項1
から5までの何れか1記載の増設可能なラック状家具を
提供する。
【0013】請求項6は、基盤体の構造を、上方に増設
する場合の増設ユニットと同様の形態に具体化したもの
である。ロ字状かコ字状のフレーム構造体が基盤体の側
部形状を成すため、外部力に対して基盤体の直方体形状
が崩れ難く維持できる。また、これに挿通したねじ杆に
増設ユニットのねじ杆が連結されれば、引っ張り合うね
じ杆の連結構造と共に、その連結ねじ杆の横方向の力に
対する対抗力を、このフレーム構造体の形状維持力によ
って補い、これらの相乗効果でラック状家具の構造を強
固に維持できる。
【0014】請求項7では、前記一方の側部フレーム構
造体に設けられたねじ部の外部側にも、外部からアクセ
ス螺合可能なねじ部が設けられている請求項6記載の増
設可能なラック状家具を提供する。これにより、基盤体
の左右何れの方向にも増設できる。
【0015】請求項8では、前記基盤体又は増設ユニッ
トの左右方向のねじ杆に板状部材を載置係合させて棚を
構成した請求項6又は7記載の増設可能なラック状家具
を提供する。フレーム構造の左右方向のねじ杆に板状部
材を載置係合するだけで棚として使用できる利便性があ
る。
【0016】請求項9では、前記棚の上に引出しを設け
るか、基盤体又は増設ユニットの区画形成空間の前側に
扉を設けた請求項8記載の増設可能なラック状家具を提
供する。請求項8によって棚が形成されているため、こ
れを基底として、引出しを設けたり、前側に扉を設けれ
ば、便利な収納体として使用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態例に基づき、更に詳細に説明する。本発明の増設
ユニットという用語は、増設のための具体的な部材を意
味する場合と、増設のフレーム構造体等で区画形成され
た増設空間を意味する場合とがある。図1は本発明に係
る増設可能なラック状家具の斜視図であり、5つの収納
部U1,U2,U3,U4,U5を有している。収納部
U1は、基盤体による収納部であり、他は増設ユニット
によるものであるが、後述の露出ねじ部の軸心間隔は互
いに同じであり、各収納空間は直方体形状であって寸法
も互いに同じである。
【0018】請求項4,5との関係で増設方法を述べれ
ば、基盤体による収納部U1の上に請求項4による増設
ユニットを設けて収納部U2を形成し、収納部U1の左
側に請求項5による増設ユニットを設けて収納部U3を
形成し、また、収納部U2の左側にも請求項5による増
設ユニットを設けて収納部U4を形成し、該増設された
収納部U4の上に請求項4による増設ユニットを設けて
収納部U5を形成している。勿論、更に上方や左側に増
設できるし、右側方向にも増設できる。
【0019】この形態例では、収納部U3,U4の前側
には扉FTが取り付けられており、他は開放させた棚状
である。これら棚状体の収納部に引出しを設けてもよ
い。また、後述するが、側部フレーム構造体に溝FMが
設けられており、これに挿入するようにして収納部U
3,U4の左側に側壁PTが着脱可能に取付けられてい
る。収納部U3,U4の図示しない右側にも取付けられ
ている。
【0020】図2は収納部U1の空間を区画形成する基
盤体U1のフレーム構造体を図示している。右側にはロ
字状の右側部フレーム構造体RFが、左側にはロ字状の
左側部フレーム構造体LFが設けられており、これらを
左右方向に延伸する中実棒部材のねじ杆YBによって連
結している。この下側には足LとキャスターKの装着さ
れた台座Dが配設されている。図1では足Lのみを装着
させているが、図2のような形態も可能であることを示
すために、敢えて変更図示している。更には、台座に設
けられた左右方向に延伸する上記と同一のねじ杆YBに
は板状部材P0が載置係止され、上方部のねじ杆YBに
は、他の板状部材P1が載置係止され、収納部U1の底
と天井が形成されている。
【0021】ロ字状側部フレーム構造体RF,LFは、
1対の上下方向フレーム部F1,F2と、1対の前後方
向フレーム部F3,F4を有している。これらはアルミ
ニウム製である。図3は台座を含めた基盤体の分解図で
あり、図4はロ字状側部フレーム構造体の分解図であ
り、図3と同じ視点方向からの右側のロ字状側部フレー
ム構造体RFを図示している。左側のロ字状側部フレー
ム構造体LFは、その組付け方向を右側側部フレーム構
造体とは左右を逆(前後を逆)にしているが、ユニット
体としては同一体である。
【0022】上下方向フレーム部F2は、主フレーム部
材F2Mと、その上下端部に挿入されるコーナー部材F
2CとF2C’を有している。前後方向フレーム部F
3,F4と主フレーム部材F2MとF1M(後述)はア
ルミニウムの引き抜き加工品であり、中空部品である。
従って、軽量であって高強度である。これらを組付けた
状態で、上端から下端にまで貫通した貫通孔JHが設け
られており、中実棒部材のねじ杆TB’を挿通させる。
このねじ杆には、その上端部に設けた雄ねじ部Nと螺合
する雌ねじ部MNを貫通形成したナット状部材N3を、
該上端部に螺合装着させ、言わば、ボルト状にして貫通
孔JHに挿入するとよい。
【0023】また、主フレーム部材F2M内部は、ねじ
杆の案内のために貫通孔JHを狭くしており、また、補
強のために長手方向にリブが設けられている。こうした
リブは主フレーム部材F2Mの上下端部を除いた領域に
設けられている。後方側の上下方向フレーム部F1は、
主フレーム部材F1Mと、その上下端部に挿入させるコ
ーナー部材F1CとF1C’を有しており、上下方向フ
レーム部F2とは前後形状が逆になった別形態である
が、他は同じである。
【0024】更には、前後方向フレーム部F3は各上側
コーナー部材F2C,F1Cに連結され、下側の前後方
向フレーム部F4は各下側コーナー部材F2C’,F1
C’に連結される。上側の前後方向フレーム部F3は下
面側に、下側の前後方向フレーム部F4は上側に、夫々
溝FMが設けられており、図1で説明した通り、ある程
度撓み性のある側壁PTを着脱可能に取付けることがで
きる。
【0025】台座を含めた基盤体の一部縦断面図である
図5と前記図3を参照すればよく分るように、台座の右
側の前後方向フレーム部RDは、主フレーム部材RDM
と、その前後端部に挿入させる2つの端部部材RDCを
有している。左側の前後方向フレーム部LDも同様であ
り、配設向きは異なるが同一ユニット体である。これら
もアルミニウム製であり、左右の主フレーム部材は中空
の引き抜き加工品である。従って、軽量で高強度であ
る。
【0026】図5では、前後方向フレーム部RDの端部
部材RDCに上下方向に設け、前記上下方向フレーム部
F2の貫通孔JHと軸心を一致させた孔に、フランジN
F付きのナット状部材N0を下側から挿入し、フランジ
の作用で位置が保持されている。このナット状部材の上
端部には、前記ねじ杆TB’の下端部に設けた雄ねじ部
Nと螺合する雌ねじ部MNを設け、その下側部には足L
やキャスターKを着脱可能に螺合装着させる雌ねじ部が
設けられている。
【0027】この形態例のナット状部材N0は、上下方
向フレーム部F2の下側コーナー部材F2C’内部にま
で侵入しているが、台座の前後方向フレーム部RDの端
部部材RDC内に留まるように設定することもできる。
このナット状部材N0の上端部の雌ねじ部MNに、上下
方向フレーム部F2の貫通孔JHに上方から挿入させた
ナット状部材N3付きねじ杆TB’の下端部の雄ねじ部
Nを螺合させて右側ロ字状フレーム構造体RFと台座D
の前後方向フレーム部RDとを締結する。螺合させる作
業のために、ナット状部材N3の上端部には、硬貨やド
ライバーを係合できる溝CMと、六角レンチ等を係合で
きるレンチ用孔RMを設けている。こうして右側ロ字状
フレーム構造体RFと台座Dの前後方向フレーム部RD
とを、少なくとも上下方向フレーム部F2の平面状下端
面が、台座Dの前後方向フレーム部RDの端部部材RD
Cの平面状上面に当接する状態で重なって互いに強固に
押圧し合って固定される。また、左側のロ字状フレーム
構造体LFと前後方向フレーム部LDも同様である。
【0028】また、ナット状部材N3の雌ねじ部MNは
上側にまで貫通しているため、この基盤体の上方から、
上下方向ねじ杆TB’の下端部の雄ねじ部Nと同じねじ
の雄ねじ部Nを有するねじ杆TB(図6参照)を螺合で
きる。このナット状部材N3の上面は、ロ字状フレーム
構造体の表面に対して面一であり、他のナット状部材
(後述のN1,N2も含む)も同様であるが、突出して
いてもよく、また、引っ込んでいてもよい。この形態例
と異なり、雌ねじ部MNが貫通することなくナット状部
材N3の上端側と下端側に設けられていて、その間に隔
壁部が存在していてもよい。また、ねじ杆に最初からナ
ット状部材N3のような頭部が一体化されていてもよ
く、この場合は、雌ねじ部MNは頭部の上端側にだけ設
けられていればよい。他のナット状部材(後述のN1,
N2も含む)も同様である。
【0029】ロ字状側部フレーム構造体RF,LFの上
部には左右方向に左右方向孔YHが設けられており、図
3において右側ロ字状側部フレーム構造体RFでは、孔
YHは、右側面部にナット状部材N1を収容できる大き
さとなっており、左側面部では既述の左右方向ねじ杆Y
Bが挿通できるが、ナット状部材N1は挿通できない大
きさとなっている。ロ字状左側部フレーム構造体LFで
は、ロ字状右側部フレーム構造体RFと同一ユニット体
であるが、左右を逆に配置しているため、その左右方向
孔YHは左側面部において大きく、右側面部において小
さい。
【0030】ナット状部材N1,N2は、既述のナット
状部材N3と同様な形状でよく、同一部品とすることも
できる。一方のナット状部材をねじ杆YBの一側端部に
設けられた雄ねじ部Nに予め螺合させておき、左右一方
のフレーム構造体RF又はLFの孔YHに側方からねじ
杆を挿通させ、他方のフレーム構造体LF又はRFには
他方のナット状部材を挿入しておき、前記ねじ杆の他側
端部の雄ねじ部Nを螺合させる。この左右方向ねじ杆を
前後2本用いて左右のフレーム構造体RF,LFが連結
される。一方のナット状部材とねじ杆YBとを一体化さ
せてもよいこと等は、既述の上下方向ねじ杆TB’とナ
ット状部材N3との関係と同様である。
【0031】ロ字状側部フレーム構造体と同様に、台座
Dの左右の前後方向フレーム部RD,LDも、前後2本
の左右方向ねじ杆YBとナット状部材N1,N2を用い
て連結される。台座Dの左右の前後方向フレーム部R
D,LDを連結した前後2本の左右方向ねじ杆YBに
は、これらねじ杆に係合できる切欠部KMを有する折曲
げ板状部材P0を載置係合させて、収容部U1の底板と
する。また、左右のフレーム構造体RF,LFを連結し
ている前後2本の左右方向ねじ杆YBには、これらねじ
杆に係合できる切欠部KMを有する他の折曲げ板状部材
P1を載置係合させて、収容部U1の天井板とする。
【0032】以上の如く構成された基盤体の上に、収納
部U2を増設するには、図3の左右の側部フレーム構造
体RF,LFを、前後2本の左右方向ねじ杆YBとナッ
ト状部材N1,N2を用いて連結されたものと同じ構造
体を、既述の上下方向ねじ杆TB’よりも所定長さ長い
だけが異なる上下方向ねじ杆TBを該上下方向ねじ杆T
B’に替えて使用し、図6に示すように、基盤体の側部
フレーム構造体に設けている上下方向貫通孔JHの上端
部位に露出している雌ねじ部MNに、上方から螺合させ
る。こうして基盤体に対して上側に増設ユニットU2を
連結増設できる。この場合、増設ユニットU2の、少な
くとも上下方向フレーム部の平面状の下端面は、基盤体
の上下方向フレーム部の平面状上端面に対し、互いに強
固に押圧しながら当接している。即ち、一方の上下方向
フレーム部F2でいえば、コーナー部材F2C’とF2
Cとが平面状に当接している。この増設ユニットU2に
も、図3の折曲げ板状部材P1と同じ部品を載置係合さ
せる。
【0033】この既設増設ユニットU2の上に、更に新
たな増設ユニットを連結増設することもできる。即ち、
既設増設ユニットU2の上端部に露出している雌ねじ部
MNに対して、上下方向ねじ杆TBを螺合させればよ
い。ねじ杆TB’とねじ杆TBとは長さが異なるが、例
えば、ねじ杆TB’の下端部雄ねじ部Nが、台座の前後
方向フレーム部内部に位置するようにナット状部材N0
を短く形成する等により、同じ長さにできる。即ち、こ
の場合は、上下方向ねじ杆は一種類製造すればよい。
【0034】収納部U1の左側に収納部U3を増設する
には、まず、図3の台座の左側前後方向フレーム部LD
と配設方向を含めて同じユニット体の左右方向孔YH
に、左側から左右方向ねじ杆YBを挿通させる。この場
合、ねじ杆YBの左側端部の雄ねじ部Nにナット状部材
N2を螺合させておくと作業性がよい。このねじ杆の右
側端部の雄ねじ部Nを、既設基盤体の台座Dの左側前後
方向フレーム部LDの左側に露出しているナット状部材
N2の雌ねじ部MNに螺合させる。こうして台座が左側
に連結増設される。
【0035】一方、図3のロ字状左側部フレーム構造体
LFと配設方向を含めて同じ新たなロ字状フレーム構造
体LFを、その上下方向貫通孔JHに、増設台座の孔に
下方から挿入しているナット状部材N0の上部が挿入さ
れる位置に配置し、部分断面による平面図である図7を
参照すると分り易いが、該新たなロ字状フレーム構造体
LFの左右方向孔YHに、左側から左右方向ねじ杆YB
を挿通させる。この場合、(b)に示すように、ねじ杆
YBの左側端部の雄ねじ部Nに予めナット状部材N2を
螺合させておくと作業性がよい。このねじ杆の右側端部
の雄ねじ部Nを、既設基盤体のロ字状左側部フレーム構
造体LFの左側に露出しているナット状部材N2の雌ね
じ部MNに螺合させる。
【0036】更には、この新たなロ字状フレーム構造体
の上下方向貫通孔JHに、上側から、上側端部の雄ねじ
部Nに予めナット状部材N3を螺合させた上下方向ねじ
杆TB’を挿通させ、その下端部の雄ねじ部Nをナット
状部材N0の雌ねじ部MNに螺合させる。こうして増設
ユニットU3が左側に連結増設される。該増設ユニット
U3にも、図3と同じ折曲げ板状部材P0,P1を夫々
載置係合させる。
【0037】次に、収納部U2の左側に収納部U4を増
設するには、既設増設ユニットU3のロ字状フレーム構
造体LFの上端部に露出している雌ねじ部に、新たなロ
字状フレーム構造体LFに挿通させてナット状部材N3
を有する上下方向ねじ杆TBを螺合させると共に、他の
既設増設ユニットU2のロ字状フレーム構造体LFの左
側に露出している雌ねじ部MNに、該新たなロ字状フレ
ーム構造体LFに挿通させて左側端部にナット状部材N
2を装着した左右方向ねじ杆YBの右側端部の雄ねじ部
Nを螺合させる。そして、折曲げ板状部材P1を載置係
合させる。
【0038】更に、収納部U4の上側に収納部U5を増
設するには、図3で説明した左右のロ字状フレーム構造
体LF,RFを左右方向ねじ杆YBとナット状部材N
1,N2を用いて連結した状態のユニット体を準備し、
この左右のフレーム構造体LF,RFに設けられている
上下方向貫通孔JHに、ナット状部材N3を装着させた
上下方向ねじ杆TBを上方から挿通させ、既設の増設ユ
ニットU4の左右のロ字状フレーム構造体LF,RFの
上端部に露出している雌ねじ部MNに、上下方向ねじ杆
TBの下端部の雄ねじ部Nを螺合させて連結増設する。
そして、折曲げ板状部材P1を載置係合させる。
【0039】図7(a)で示すフレーム構造体RFとそ
の左隣のフレーム構造体LFとを、左右方向ねじ杆YB
とナット状部材N1,N2とで連結した状態の収納部が
U1,U2であり、同図中央のフレーム構造体LFとそ
の左隣のフレーム構造体LFとを、左右方向ねじ杆YB
とナット状部材N2,N2とで連結した状態の収納部が
3,U4である。なお、収納部U5は上記収納部U1,
U2と同じ構造である。こうして連結増設された家具の
上端部や左右側部には、雌ねじ部MNが露出しているた
め、これを利用して適当な金具を取付けて天井や壁面に
固定でき、地震対策とすることができる。また、小物を
引っ掛ける金具を容易に装着できる。
【0040】以上では、基盤体の左側に増設したが、右
側に露出しているナット状部材N1の雌ねじ部MNを利
用して右側に増設することもできる。更には、増設の仕
方として、例えば、3段の収納部を左右方向に複数列増
設する場合は、予めロ字状フレーム構造体を上下方向に
3個連結しておき、これを取扱い単位として作業するこ
ともでき、作業性が向上する。更には、増設ユニット
は、側部フレーム構造体と細いねじ杆と小さなナット状
部材とで構成されるから、側部フレーム構造体を互いの
広がり面を対面させるように重ね、その区画形成した内
側空間や傍にねじ杆やナット状部材を配置すれば、非常
にコンパクトに梱包できる。
【0041】また、以上では、側部フレーム構造体とし
てはロ字状のものを使用しているが、ロ字の下側の前後
方向フレーム部F4を無くしたコ字状のものを用いるこ
ともできる。また、側部フレーム構造体は、コーナー部
材を別部品として使用しているが、これらを主フレーム
部材と一体化して部品形成してもよく、また、前後方向
フレーム部に一体化させて部品形成してもよい。
【0042】更には、以上では、ねじ杆はその端部に雄
ねじを設けているが、円筒部内周に雌ねじを設けてもよ
く、また、両端部にねじを設ける場合には、一方が雄ね
じであり、他方が円筒部内周の雌ねじとすることもでき
る。勿論、対応する相手側ねじ部は、これらに螺合可能
なねじにする。また既述のように、ナット状部材はねじ
杆の一端部に一体化されたボルトの頭のように構成し、
この頭部の外側部(上側部)に孔を設け、その内周に雌
ねじMNを設けてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、連結増設により全体サイズや形態を変更可能で
あると共に、組立てや分解が容易であって、増設しても
一体的強度保持ができる構造のラック状家具が提供可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るラック状家具の1例を示
す斜視図である。
【図2】図2は、台座を含む基盤体斜視図である。
【図3】図3は、図2の分解図である。
【図4】図4は、側部フレーム構造体の分解図である。
【図5】図5は、図2の部分縦断面図である。
【図6】図6は、基盤体の上に増設ユニットを増設した
状態の部分縦断面図である。
【図7】図7は、図1の部分断面の平面図と一部部品の
分解図である。
【符号の説明】
D 台座 LF 左側部フレーム構造体 RL 右側部フレーム構造体 N ねじ杆端部の雄ねじ部 MN ナット状部材の雌ねじ部 N1,N2,N3 ナット状部材 TB’,TB 上下方向ねじ杆 YB 左右方向ねじ杆
フロントページの続き (72)発明者 狩野 徹也 東京都豊島区高田3丁目21番2号有限会社 ヒロデザイン研究所内 (72)発明者 柿崎 吉郎 東京都大田区大森北1丁目18番2号共栄工 業株式会社内 (72)発明者 塩谷 達男 東京都大田区大森北1丁目18番2号共栄工 業株式会社内 Fターム(参考) 3B054 AA01 BA06 BA10 BA14 BC04 BC06 BC14 CA02 EA02 EA03 FA01 3B060 BA01 BB01 BC02 BD01 BD02 BE01 BF02 3J024 AA50 CA03 CA05 CA11 CA19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤体の上部、下部、左側部、又は右側
    部に、ねじの形成されたねじ部を有し、該ねじ部は、該
    ねじ部に螺合するねじの形成されたねじ杆を基盤体の外
    側からアクセスして螺合可能なように露出しており、そ
    のアクセスしてくる側に増設する増設ユニットのフレー
    ム構造体の、アクセス方向に貫通した貫通孔にねじ杆を
    挿通させてその端部のねじ部を前記ねじ部に螺合でき、
    該ねじ杆の反対側の端部には、該ねじ杆と同じねじを有
    するねじ杆端部のねじ部を外部からアクセス螺合可能に
    増設ユニットの表面部に露出するねじ部が設けられてい
    るか或いは装着できることを特徴とする増設可能なラッ
    ク状家具。
  2. 【請求項2】 前記基盤体と各増設ユニットにより区画
    形成される形態が共に直方体であって、前記外部からア
    クセス可能な基盤体の各露出ねじ部の軸心間隔と、増設
    ユニットの各露出ねじ部の軸心間隔は、夫々互いに同じ
    である請求項1記載の増設可能なラック状家具。
  3. 【請求項3】 前記基盤体の上部と側部とに露出したね
    じ部を有する請求項1又は2記載の増設可能なラック状
    家具。
  4. 【請求項4】 基盤体又は既設の増設ユニットに対する
    上方向への増設ユニットは、ロ字状、又は1対の上下方
    向フレーム部を有するコ字状の左右1対の側部フレーム
    構造体を有し、 ロ字状もコ字状も上下方向フレーム部は長手方向に貫通
    孔を有し、該貫通孔には、一端部にねじの形成されたね
    じ杆を挿通させ、前記一端部を下側にした該下端ねじ部
    は、下側に位置する前記基盤体又は既設の増設ユニット
    の上方からアクセス螺合可能なねじ部に螺合でき、該ね
    じ杆の上端部には、該ねじ杆と同じねじを有するねじ杆
    端部のねじ部を上方からアクセス螺合可能なねじ部が設
    けられているか或いは装着でき、 前記左右1対の側部フレーム構造体を、一端部にねじの
    形成されたねじ杆で連結し、該ねじ杆一端部のねじ部
    は、該ねじ部に螺合可能なねじが形成され、一方の側部
    フレーム構造体に設けられたねじ部に螺合し、該ねじ杆
    の他端部には、該ねじ杆と同じねじを有するねじ杆端部
    のねじ部を側方からアクセス螺合可能なねじ部が設けら
    れているか或いは装着できる請求項1から3までの何れ
    か1記載の増設可能なラック状家具。
  5. 【請求項5】 基盤体又は既設の増設ユニットに対する
    左右方向への増設ユニットは、ロ字状、又は1対の上下
    方向フレーム部を有するコ字状の側部フレーム構造体を
    有し、 ロ字状もコ字状も上下方向フレーム部は長手方向に貫通
    孔を有し、該貫通孔には、一端部にねじの形成されたね
    じ杆を挿通させ、前記一端部を下側にした該下端ねじ部
    は、該下端ねじ部と螺合可能なねじが形成され、台座又
    は既設の増設ユニットの上方からアクセス螺合可能なね
    じ部に螺合し、該ねじ杆の上端部には、該ねじ杆と同じ
    ねじを有するねじ杆端部のねじ部を上方からアクセス螺
    合可能なねじ部が設けられているか或いは装着でき、 前記側部フレーム構造体には左右方向に貫通した貫通孔
    が設けてあり、これに一端部にねじの形成されたねじ杆
    を挿通させ、該一端部のねじ部は、前記基盤体又は既設
    の増設ユニットの側方からアクセス螺合可能な側部のね
    じ部に螺合し、該ねじ杆の他端部には、該ねじ杆と同じ
    ねじを有するねじ杆端部のねじ部を側方からアクセス螺
    合可能なねじ部が設けられているか或いは装着できる請
    求項1から4までの何れか1記載の増設可能なラック状
    家具。
  6. 【請求項6】 前記基盤体は、ロ字状、又は1対の上下
    方向フレーム部を有するコ字状の左右1対の側部フレー
    ム構造体を有し、 ロ字状もコ字状も上下方向フレーム部は長手方向に貫通
    孔を有し、該貫通孔には、一端部にねじの形成されたね
    じ杆を挿通させ、前記一端部を下側にした該下端ねじ部
    は、該下端ねじ部と螺合可能なねじが形成され、上下方
    向フレーム部の下端部付近に設けられたねじ部に螺合
    し、該ねじ杆の上端部には、該ねじ杆と同じねじを有す
    るねじ杆端部のねじ部を上方からアクセス螺合可能なね
    じ部が設けられているか或いは装着でき、 前記左右1対の側部フレーム構造体を、一端部にねじの
    形成されたねじ杆で連結し、該ねじ杆一端部のねじ部
    は、該ねじ部に螺合可能なねじが形成され、一方の側部
    フレーム構造体に設けられたねじ部に螺合し、該ねじ杆
    の他端部には、該ねじ杆と同じねじを有するねじ杆端部
    のねじ部を側方からアクセス螺合可能なねじ部が設けら
    れているか或いは装着できる請求項1から5までの何れ
    か1記載の増設可能なラック状家具。
  7. 【請求項7】 前記一方の側部フレーム構造体に設けら
    れたねじ部の外部側にも、外部からアクセス螺合可能な
    ねじ部が設けられている請求項6記載の増設可能なラッ
    ク状家具。
  8. 【請求項8】 前記基盤体又は増設ユニットの左右方向
    のねじ杆に板状部材を載置係合させて棚を構成した請求
    項6又は7記載の増設可能なラック状家具。
  9. 【請求項9】 前記棚の上に引出しを設けるか、基盤体
    又は増設ユニットの区画形成空間の前側に扉を設けた請
    求項8記載の増設可能なラック状家具。
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