JP2003059644A - 電界発光素子 - Google Patents
電界発光素子Info
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- JP2003059644A JP2003059644A JP2001242518A JP2001242518A JP2003059644A JP 2003059644 A JP2003059644 A JP 2003059644A JP 2001242518 A JP2001242518 A JP 2001242518A JP 2001242518 A JP2001242518 A JP 2001242518A JP 2003059644 A JP2003059644 A JP 2003059644A
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- electrodes
- pair
- graphite sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動寿命時の輝度の低下が小さく発光均一性
が向上した電界発光素子を提供することを目的とする。 【解決手段】 ガラス基板1と一対の電極2、5の間に
発光帯4を有する電界発光素子であって、基板1に直接
または接着層を介してグラファイトシート7接合する。
または、基板1と反対側の電極5上にバッファー層を介
してグラファイトシートを接合する。このような構成に
よれば、駆動寿命が大幅に改善され発光均一性が向上し
た電界発光素子が得られる。
が向上した電界発光素子を提供することを目的とする。 【解決手段】 ガラス基板1と一対の電極2、5の間に
発光帯4を有する電界発光素子であって、基板1に直接
または接着層を介してグラファイトシート7接合する。
または、基板1と反対側の電極5上にバッファー層を介
してグラファイトシートを接合する。このような構成に
よれば、駆動寿命が大幅に改善され発光均一性が向上し
た電界発光素子が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ等の
各種の表示装置または照明等の各種光源として広範囲に
利用される電界発光素子であって、特に低い駆動電圧、
高輝度、安定性に優れた有機電界発光素子に関するもの
である。
各種の表示装置または照明等の各種光源として広範囲に
利用される電界発光素子であって、特に低い駆動電圧、
高輝度、安定性に優れた有機電界発光素子に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電界発光素子は、自己発光のために液晶
素子にくらべて明るく、鮮明な表示が可能であるため、
従来から多くの研究者によって研究されてきた。現在、
実用レベルに達して商品化されている電界発光素子とし
ては、発光材に無機材料のZnSを用いた素子がある。
しかし、このような無機の電界発光素子は発光のための
駆動電圧として200V程度必要であり、また青色の発
光効率が良くないなどの問題があり、広く使用されるに
は至っていない。
素子にくらべて明るく、鮮明な表示が可能であるため、
従来から多くの研究者によって研究されてきた。現在、
実用レベルに達して商品化されている電界発光素子とし
ては、発光材に無機材料のZnSを用いた素子がある。
しかし、このような無機の電界発光素子は発光のための
駆動電圧として200V程度必要であり、また青色の発
光効率が良くないなどの問題があり、広く使用されるに
は至っていない。
【0003】これに対して、発光材に有機材料を用いた
電界発光素子である有機電界発光素子は、従来、実用的
なレベルからはほど遠いものであったが、アプライド・
フィジックス・レターズ、51巻,913頁,1987
年(Applied Physics Letters,Vol.51, P.913,1987)で
開示されているように、コダック社のC.W.Tang
らによって開発された積層構造素子により、その特性が
飛躍的に進歩した。彼らは、蒸着膜の構造が安定であっ
て電子を輸送することのできる蛍光体と、正孔を輸送す
ることのできる有機物を積層し、両方のキャリヤーを蛍
光体中に注入して発光させることに成功した。これによ
って、有機電界発光素子の発光効率が向上し、10V以
下の電圧で1000cd/m2 以上の発光が得られる
ようになった。
電界発光素子である有機電界発光素子は、従来、実用的
なレベルからはほど遠いものであったが、アプライド・
フィジックス・レターズ、51巻,913頁,1987
年(Applied Physics Letters,Vol.51, P.913,1987)で
開示されているように、コダック社のC.W.Tang
らによって開発された積層構造素子により、その特性が
飛躍的に進歩した。彼らは、蒸着膜の構造が安定であっ
て電子を輸送することのできる蛍光体と、正孔を輸送す
ることのできる有機物を積層し、両方のキャリヤーを蛍
光体中に注入して発光させることに成功した。これによ
って、有機電界発光素子の発光効率が向上し、10V以
下の電圧で1000cd/m2 以上の発光が得られる
ようになった。
【0004】さらに、ジャーナル・オブ・アプライド・
フィジックス、65巻,3610頁,1989年(J.Ap
pl,Phys.,Vol.65,p.3610,1989 )で開示されているよ
うに、1989年には同じくコダック社のC.W.Ta
ngらによりゲストホストシステムによる発光層が提案
され、素子の発光効率の向上および多様な発光材料の使
用が可能となった。その後、多くの研究者により活発な
研究開発がなされ、有機電界発光素子に用いられる発光
材料や電荷輸送材料の開発、及び素子構造の改良がなさ
れてきた。その結果、現在では低輝度で1万時間程度の
輝度半減時間を有する素子も発表されるようになり、カ
ーステレオなどの小型表示装置として一部商品化され始
めている。
フィジックス、65巻,3610頁,1989年(J.Ap
pl,Phys.,Vol.65,p.3610,1989 )で開示されているよ
うに、1989年には同じくコダック社のC.W.Ta
ngらによりゲストホストシステムによる発光層が提案
され、素子の発光効率の向上および多様な発光材料の使
用が可能となった。その後、多くの研究者により活発な
研究開発がなされ、有機電界発光素子に用いられる発光
材料や電荷輸送材料の開発、及び素子構造の改良がなさ
れてきた。その結果、現在では低輝度で1万時間程度の
輝度半減時間を有する素子も発表されるようになり、カ
ーステレオなどの小型表示装置として一部商品化され始
めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな有用な有機電界発光素子であるが、ディスプレイや
照明等の電子デバイスとして広く用いるには駆動寿命が
未だ不充分であり、寿命を大幅に向上させることが実用
化において大きな課題となっている。
うな有用な有機電界発光素子であるが、ディスプレイや
照明等の電子デバイスとして広く用いるには駆動寿命が
未だ不充分であり、寿命を大幅に向上させることが実用
化において大きな課題となっている。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、発光効率が高く、駆動寿命が大幅に改善
された電界発光素子を提供することを目的とする。
るものであり、発光効率が高く、駆動寿命が大幅に改善
された電界発光素子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に設け
た一対の電極と前記一対の電極の間に設けた発光帯とを
少なくとも有する電界発光素子であって、前記基板の前
記一対の電極とは反対側の面に直接または接着層を介し
てグラファイトシートを設けた電界発光素子である。ま
たは、基板上に設けた一対の電極と前記一対の電極の間
に設けた発光帯とを少なくとも有する電界発光素子であ
って、前記一対の電極のうち前記基板から遠い側の電極
上にバッファー層を介してグラファイトシートを設けた
電界発光素子である。このような構成によれば、発光効
率が高く、駆動寿命が大幅に改善された電界発光素子が
得られる。
た一対の電極と前記一対の電極の間に設けた発光帯とを
少なくとも有する電界発光素子であって、前記基板の前
記一対の電極とは反対側の面に直接または接着層を介し
てグラファイトシートを設けた電界発光素子である。ま
たは、基板上に設けた一対の電極と前記一対の電極の間
に設けた発光帯とを少なくとも有する電界発光素子であ
って、前記一対の電極のうち前記基板から遠い側の電極
上にバッファー層を介してグラファイトシートを設けた
電界発光素子である。このような構成によれば、発光効
率が高く、駆動寿命が大幅に改善された電界発光素子が
得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、基板上に
設けた一対の電極と前記一対の電極の間に設けた発光帯
とを少なくとも有する電界発光素子であって、前記基板
の前記一対の電極とは反対側の面に接してグラファイト
シートを設けたことを特徴とする電界発光素子である。
このようにグラファイトシートを設けることにより発光
時に生じる発熱を放熱、均熱化することができる。この
ため、電界発光素子の面内での発光強度の均一性や駆動
寿命を大幅に改善することができる。特に基板のサイズ
が大きくなると発光時の発熱量も大きくなり、本発明に
よる改善効果も大きくなる。ここで用いられるグラファ
イトシートとしては、電気伝導性、熱伝導性に優れてい
るものが使用可能であり、黒鉛粉末をバインダー樹脂と
混合したシート、あるいは膨張黒鉛を圧延してシート状
にしたもの、ポリイミドフィルムを原料として熱処理に
よって得たシートなどなどが挙げられる。このようなグ
ラファイトシートを直接基板に接触させた状態でその周
囲などを接着材により固定する。
設けた一対の電極と前記一対の電極の間に設けた発光帯
とを少なくとも有する電界発光素子であって、前記基板
の前記一対の電極とは反対側の面に接してグラファイト
シートを設けたことを特徴とする電界発光素子である。
このようにグラファイトシートを設けることにより発光
時に生じる発熱を放熱、均熱化することができる。この
ため、電界発光素子の面内での発光強度の均一性や駆動
寿命を大幅に改善することができる。特に基板のサイズ
が大きくなると発光時の発熱量も大きくなり、本発明に
よる改善効果も大きくなる。ここで用いられるグラファ
イトシートとしては、電気伝導性、熱伝導性に優れてい
るものが使用可能であり、黒鉛粉末をバインダー樹脂と
混合したシート、あるいは膨張黒鉛を圧延してシート状
にしたもの、ポリイミドフィルムを原料として熱処理に
よって得たシートなどなどが挙げられる。このようなグ
ラファイトシートを直接基板に接触させた状態でその周
囲などを接着材により固定する。
【0009】請求項2記載の発明は、基板上に設けた一
対の電極と前記一対の電極の間に設けた発光帯とを少な
くとも有する電界発光素子であって、前記基板の前記一
対の電極とは反対側の面に接着層を介してグラファイト
シートを設けたことを特徴とする電界発光素子である。
このように接着層を介してグラファイトシートを設ける
ことにより基板とグラファイトシートを密着させること
ができ、発光時に生じる発熱の放熱、均熱化を効率よく
行うことができる。このため、電界発光素子の面内での
発光強度の均一性や駆動寿命を大幅に改善することがで
きる。特に基板のサイズが大きくなると発光時の発熱量
も大きくなり、本発明による改善効果も大きくなる。こ
こで用いられる接着層としては基板とグラファイトシー
トを接着させることができるものであればよく、具体的
にはアクリル系接着材、エポキシ系接着材、シリコン系
接着材等のほかにアクリル系の両面接着テープ等を用い
るとよい。
対の電極と前記一対の電極の間に設けた発光帯とを少な
くとも有する電界発光素子であって、前記基板の前記一
対の電極とは反対側の面に接着層を介してグラファイト
シートを設けたことを特徴とする電界発光素子である。
このように接着層を介してグラファイトシートを設ける
ことにより基板とグラファイトシートを密着させること
ができ、発光時に生じる発熱の放熱、均熱化を効率よく
行うことができる。このため、電界発光素子の面内での
発光強度の均一性や駆動寿命を大幅に改善することがで
きる。特に基板のサイズが大きくなると発光時の発熱量
も大きくなり、本発明による改善効果も大きくなる。こ
こで用いられる接着層としては基板とグラファイトシー
トを接着させることができるものであればよく、具体的
にはアクリル系接着材、エポキシ系接着材、シリコン系
接着材等のほかにアクリル系の両面接着テープ等を用い
るとよい。
【0010】請求項3記載の発明は、基板にグラファイ
トシートを設けた場合に、前記一対の電極のうち前記基
板から遠い側の電極が光透過性電極であることを特徴と
する電界発光素子である。このように基板と反対側の電
極を光透過性電極とし、基板と反対側から光を取り出す
ことにより、基板の大部分にグラファイトシートを設け
ることができ、発光時に生じる発熱の放熱、均熱化を効
率よく行うことができる。このため、電界発光素子の面
内での発光強度の均一性や駆動寿命を大幅に改善するこ
とができる。
トシートを設けた場合に、前記一対の電極のうち前記基
板から遠い側の電極が光透過性電極であることを特徴と
する電界発光素子である。このように基板と反対側の電
極を光透過性電極とし、基板と反対側から光を取り出す
ことにより、基板の大部分にグラファイトシートを設け
ることができ、発光時に生じる発熱の放熱、均熱化を効
率よく行うことができる。このため、電界発光素子の面
内での発光強度の均一性や駆動寿命を大幅に改善するこ
とができる。
【0011】請求項4記載の発明は、基板上に設けた一
対の電極と前記一対の電極の間に設けた発光帯とを少な
くとも有する電界発光素子であって、前記一対の電極の
うち前記基板から遠い側の電極上にバッファー層を介し
てグラファイトシートを設けたことを特徴とする電界発
光素子である。このようにバッファー層を介してグラフ
ァイトシートを設けることにより電極とグラファイトシ
ートを密着させることができ、発光時に生じる発熱の放
熱、均熱化を効率よく行うことができる。このため、電
界発光素子の面内での発光強度の均一性や駆動寿命を大
幅に改善することができる。特に基板のサイズが大きく
なると発光時の発熱量も大きくなり、本発明による改善
効果も大きくなる。ここで用いられるバッファー層とし
ては、グラファイトシートを設ける際に電界発光素子を
保護することができるものであれば良く、酸化物、窒化
物などの無機化合物のほか、高分子等の有機化合物やで
もよい。具体的には酸化珪素、窒化珪素、フッ素樹脂、
エポキシ樹脂、アクリル樹脂などが特によい。また、こ
こで用いられるグラファイトシートとしては、電気伝導
性、熱伝導性に優れているものが使用可能であり、黒鉛
粉末をバインダー樹脂と混合したシート、あるいは膨張
黒鉛を圧延してシート状にしたもの、ポリイミドフィル
ムを原料として熱処理によって得たシートなどなどが挙
げられる。
対の電極と前記一対の電極の間に設けた発光帯とを少な
くとも有する電界発光素子であって、前記一対の電極の
うち前記基板から遠い側の電極上にバッファー層を介し
てグラファイトシートを設けたことを特徴とする電界発
光素子である。このようにバッファー層を介してグラフ
ァイトシートを設けることにより電極とグラファイトシ
ートを密着させることができ、発光時に生じる発熱の放
熱、均熱化を効率よく行うことができる。このため、電
界発光素子の面内での発光強度の均一性や駆動寿命を大
幅に改善することができる。特に基板のサイズが大きく
なると発光時の発熱量も大きくなり、本発明による改善
効果も大きくなる。ここで用いられるバッファー層とし
ては、グラファイトシートを設ける際に電界発光素子を
保護することができるものであれば良く、酸化物、窒化
物などの無機化合物のほか、高分子等の有機化合物やで
もよい。具体的には酸化珪素、窒化珪素、フッ素樹脂、
エポキシ樹脂、アクリル樹脂などが特によい。また、こ
こで用いられるグラファイトシートとしては、電気伝導
性、熱伝導性に優れているものが使用可能であり、黒鉛
粉末をバインダー樹脂と混合したシート、あるいは膨張
黒鉛を圧延してシート状にしたもの、ポリイミドフィル
ムを原料として熱処理によって得たシートなどなどが挙
げられる。
【0012】請求項5記載の発明は、前記一対の電極の
うち前記基板に近い側の電極が光透過性電極であること
を特徴とする電界発光素子である。このように基板側の
電極を光透過性電極とし、基板側から光を取り出すこと
により、基板と反対側の大部分にグラファイトシートを
設けることができ発光時に生じる発熱の放熱、均熱化を
効率よく行うことができる。このため、電界発光素子の
面内での発光強度の均一性や駆動寿命を大幅に改善する
ことができる。
うち前記基板に近い側の電極が光透過性電極であること
を特徴とする電界発光素子である。このように基板側の
電極を光透過性電極とし、基板側から光を取り出すこと
により、基板と反対側の大部分にグラファイトシートを
設けることができ発光時に生じる発熱の放熱、均熱化を
効率よく行うことができる。このため、電界発光素子の
面内での発光強度の均一性や駆動寿命を大幅に改善する
ことができる。
【0013】請求項6記載の発明は、グラファイトシー
トがポリイミドフィルムを原料として熱処理によって得
られたものであることを特徴とする電界発光素子であ
る。ポリイミドフィルムを原料として熱処理によって得
られたグラファイトシートは高品質で熱伝導性に優れた
シートであり、電界発光素子の発光時に生じる発熱を放
熱、均熱化することができる。このため、電界発光素子
の面内での発光強度の均一性や駆動寿命を大幅に改善す
ることができる。
トがポリイミドフィルムを原料として熱処理によって得
られたものであることを特徴とする電界発光素子であ
る。ポリイミドフィルムを原料として熱処理によって得
られたグラファイトシートは高品質で熱伝導性に優れた
シートであり、電界発光素子の発光時に生じる発熱を放
熱、均熱化することができる。このため、電界発光素子
の面内での発光強度の均一性や駆動寿命を大幅に改善す
ることができる。
【0014】請求項7記載の発明は、グラファイトシー
トがポリイミドフィルムを原料として不活性ガス中で室
温から昇温して1000℃から1600℃の温度範囲ま
でで焼成する予備処理工程と、前記予備処理工程後室温
から昇温して温度2500℃以上の温度まで焼成して作
製されるものであることを特徴とする電界発光素子であ
る。このようにして作製したグラファイトシートは、高
品質で折れ曲げに強く柔軟性に富む熱伝導性に優れたも
のが得られる。このため、このシートを用いた電界発光
素子では、発光時に生じる発熱を放熱、均熱化を効率よ
く行うことができ、電界発光素子の面内での発光強度の
均一性や駆動寿命を大幅に改善することができる。
トがポリイミドフィルムを原料として不活性ガス中で室
温から昇温して1000℃から1600℃の温度範囲ま
でで焼成する予備処理工程と、前記予備処理工程後室温
から昇温して温度2500℃以上の温度まで焼成して作
製されるものであることを特徴とする電界発光素子であ
る。このようにして作製したグラファイトシートは、高
品質で折れ曲げに強く柔軟性に富む熱伝導性に優れたも
のが得られる。このため、このシートを用いた電界発光
素子では、発光時に生じる発熱を放熱、均熱化を効率よ
く行うことができ、電界発光素子の面内での発光強度の
均一性や駆動寿命を大幅に改善することができる。
【0015】なお、本発明で用いるグラファイトシート
としては、表面を絶縁材料等でコートしたり、フィルム
でラミネートしたりするなどしたものでもよく、熱伝導
性が著しく低下したものでなければ各種処理を施しても
問題ないことは言うまでもない。
としては、表面を絶縁材料等でコートしたり、フィルム
でラミネートしたりするなどしたものでもよく、熱伝導
性が著しく低下したものでなければ各種処理を施しても
問題ないことは言うまでもない。
【0016】また、発光帯に用いる発光材料としては、
通常の電界発光素子で用いられるものでよい。有機物を
用いた有機電界発光素子では各種の蛍光性有機化合物か
ら選べることができるものであり、特に有用な発光材料
としては各種の蛍光性金属錯体化合物、キナクリドン誘
導体、クマリン誘導体、メロシアニン誘導体、オキサゾ
ール誘導体、チアゾール誘導体、スチリル誘導体、フラ
ボン誘導体、キノリン誘導体、アクリジン誘導体、縮合
多環化合物、トリフェニルアミン誘導体などが挙げられ
る。また、ポリパラフェニレンビニレン、ポリフルオレ
ノンなどの蛍光性高分子化合物なども用いることができ
る。また、N,N'-ジメチルキナクリドン、N,N'-ジフェニ
ルキナクリドンなどのキナクリドン誘導体や3-(2'-ベ
ンゾチアゾリル)-7-ジエチルアミノクマリン(クマリ
ン6)などのクマリン誘導体、4-ジシアノメチレン-2
-メチル-6-(p-アミノスチリル)-4H-ピラン、ルブレ
ン、ジフェニルテトラセン、ペリレンなどの各種蛍光材
料を発光層にドーパントとして添加することによりさら
に高効率、高輝度、高信頼性の有機電界発光素子を作製
することができる。
通常の電界発光素子で用いられるものでよい。有機物を
用いた有機電界発光素子では各種の蛍光性有機化合物か
ら選べることができるものであり、特に有用な発光材料
としては各種の蛍光性金属錯体化合物、キナクリドン誘
導体、クマリン誘導体、メロシアニン誘導体、オキサゾ
ール誘導体、チアゾール誘導体、スチリル誘導体、フラ
ボン誘導体、キノリン誘導体、アクリジン誘導体、縮合
多環化合物、トリフェニルアミン誘導体などが挙げられ
る。また、ポリパラフェニレンビニレン、ポリフルオレ
ノンなどの蛍光性高分子化合物なども用いることができ
る。また、N,N'-ジメチルキナクリドン、N,N'-ジフェニ
ルキナクリドンなどのキナクリドン誘導体や3-(2'-ベ
ンゾチアゾリル)-7-ジエチルアミノクマリン(クマリ
ン6)などのクマリン誘導体、4-ジシアノメチレン-2
-メチル-6-(p-アミノスチリル)-4H-ピラン、ルブレ
ン、ジフェニルテトラセン、ペリレンなどの各種蛍光材
料を発光層にドーパントとして添加することによりさら
に高効率、高輝度、高信頼性の有機電界発光素子を作製
することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。なお、以
下の実施例では、正孔輸送材として(化1)で示すN,N'
-ビス[4'-(N,N'-ジフェニルアミノ)-4-ビフェニリル]
-N,N'-ジフェニルベンジジン(以下TPTという)を、
電子輸送性発光材として(化2)で示すトリス(8-キノ
リノール)アルミニウム(以下Alqという。)を用
い、陽極、正孔輸送層、発光層、陰極の順に積層した有
機電界発光素子の構成を代表的に示すが、本発明はこの
構成に限定されるものではもちろんない。また、通常は
基板上に陽極から陰極の順に積層するが、これとは逆に
基板上に陰極から陽極の順に積層してもよい。
下の実施例では、正孔輸送材として(化1)で示すN,N'
-ビス[4'-(N,N'-ジフェニルアミノ)-4-ビフェニリル]
-N,N'-ジフェニルベンジジン(以下TPTという)を、
電子輸送性発光材として(化2)で示すトリス(8-キノ
リノール)アルミニウム(以下Alqという。)を用
い、陽極、正孔輸送層、発光層、陰極の順に積層した有
機電界発光素子の構成を代表的に示すが、本発明はこの
構成に限定されるものではもちろんない。また、通常は
基板上に陽極から陰極の順に積層するが、これとは逆に
基板上に陰極から陽極の順に積層してもよい。
【化1】
【化2】
【0018】また、本実施例では、グラファイトシート
の作製に際し、出発原料のポリイミドフィルムとして、
東レ・デュポン社製(商品名カプトン)の厚さ75μm
のものを用いて実験を行った。予備熱処理として、窒素
雰囲気中で最高処理温度を1200℃まで上げた後、室
温まで温度を下げて取り出した。さらに高温熱処理とし
て、Arガス雰囲気下で、最高処理温度2700℃まで
上昇させた後に、室温まで温度を下げて焼成を行った。
この後に圧延を行い作成したグラファイトシートは、繰
り返し折り曲げが可能な可撓性及び柔軟性があり、厚さ
は約100μmであった。以上に示したグラファイトシ
ートの作成条件は、代表例であり、確実にグラファイト
化され繰り返し折り曲げが可能な可撓性及び柔軟性があ
るのであれば、かかる条件に限定されるものでないこと
はもちろんである。
の作製に際し、出発原料のポリイミドフィルムとして、
東レ・デュポン社製(商品名カプトン)の厚さ75μm
のものを用いて実験を行った。予備熱処理として、窒素
雰囲気中で最高処理温度を1200℃まで上げた後、室
温まで温度を下げて取り出した。さらに高温熱処理とし
て、Arガス雰囲気下で、最高処理温度2700℃まで
上昇させた後に、室温まで温度を下げて焼成を行った。
この後に圧延を行い作成したグラファイトシートは、繰
り返し折り曲げが可能な可撓性及び柔軟性があり、厚さ
は約100μmであった。以上に示したグラファイトシ
ートの作成条件は、代表例であり、確実にグラファイト
化され繰り返し折り曲げが可能な可撓性及び柔軟性があ
るのであれば、かかる条件に限定されるものでないこと
はもちろんである。
【0019】(実施例1)本発明の実施例1における有
機電界発光素子は、図1の断面図に示すように、ガラス
基板1上に陽極2として透明なITO電極をあらかじめ
形成したものの上に、正孔を輸送する正孔輸送帯3、発
光現象を起こす発光帯4、陰極5の順に蒸着して作製し
た後、ガラス基板1にグラファイトシート7を設けた構
成を有する。作製順序は、まず十分に洗浄したITO電
極付きのガラス基板、TPT、Alq、アルミニウム及
びリチウムを蒸着装置にセットした。次いで、2×10
−4Paまで排気した後、0.1nm/秒の速度でセッ
トしたTPTを蒸着して正孔輸送帯3を50nm形成し
た。次に、電子輸送性発光材のAlqを0.1nm/秒
で蒸着し、膜厚50nmの発光帯4を積層した。その
後、アルミニウムとリチウムをそれぞれ別の蒸着源より
蒸着し、アルミニウムとリチウムの共蒸着層を10nm
形成した後、ITO膜をスパッタ法で100nm形成し
て透明な陰極5とした。その後、正孔輸送帯3及び発光
帯4及び陰極5の全体を覆うように、封止層6として酸
化珪素膜をスパッタ法で1μm形成した。なお、これら
の蒸着はいずれも真空を破らずに連続して行い、膜厚は
水晶振動子によってモニターした。なお発光領域は10
cm×10cmとした。その後、上記のグラファイトシ
ート7をガラス基板1上にアクリル系接着材により全面
的に貼り付けて素子を完成させた。この素子は陰極5側
から発光する。
機電界発光素子は、図1の断面図に示すように、ガラス
基板1上に陽極2として透明なITO電極をあらかじめ
形成したものの上に、正孔を輸送する正孔輸送帯3、発
光現象を起こす発光帯4、陰極5の順に蒸着して作製し
た後、ガラス基板1にグラファイトシート7を設けた構
成を有する。作製順序は、まず十分に洗浄したITO電
極付きのガラス基板、TPT、Alq、アルミニウム及
びリチウムを蒸着装置にセットした。次いで、2×10
−4Paまで排気した後、0.1nm/秒の速度でセッ
トしたTPTを蒸着して正孔輸送帯3を50nm形成し
た。次に、電子輸送性発光材のAlqを0.1nm/秒
で蒸着し、膜厚50nmの発光帯4を積層した。その
後、アルミニウムとリチウムをそれぞれ別の蒸着源より
蒸着し、アルミニウムとリチウムの共蒸着層を10nm
形成した後、ITO膜をスパッタ法で100nm形成し
て透明な陰極5とした。その後、正孔輸送帯3及び発光
帯4及び陰極5の全体を覆うように、封止層6として酸
化珪素膜をスパッタ法で1μm形成した。なお、これら
の蒸着はいずれも真空を破らずに連続して行い、膜厚は
水晶振動子によってモニターした。なお発光領域は10
cm×10cmとした。その後、上記のグラファイトシ
ート7をガラス基板1上にアクリル系接着材により全面
的に貼り付けて素子を完成させた。この素子は陰極5側
から発光する。
【0020】このようにして完成させた素子に対し、初
期輝度を1000cd/m2として一定電流で駆動した
ときに、輝度が初期の半分の500cd/m2になるま
での時間と定義した駆動寿命の測定を行った。その結
果、駆動寿命は500時間となった。比較としてグラフ
ァイトシート7をガラス基板1に設けない素子を作製し
て同様の測定を行ったところ、駆動寿命は200時間で
あった。これにより、本実施例1の有機電界発光素子
は、駆動寿命が優れていることが確認された。さらに、
グラファイトシートを用いた方が発光の均一性が向上し
ていることが目視でも確認された。
期輝度を1000cd/m2として一定電流で駆動した
ときに、輝度が初期の半分の500cd/m2になるま
での時間と定義した駆動寿命の測定を行った。その結
果、駆動寿命は500時間となった。比較としてグラフ
ァイトシート7をガラス基板1に設けない素子を作製し
て同様の測定を行ったところ、駆動寿命は200時間で
あった。これにより、本実施例1の有機電界発光素子
は、駆動寿命が優れていることが確認された。さらに、
グラファイトシートを用いた方が発光の均一性が向上し
ていることが目視でも確認された。
【0021】(実施例2)本発明の実施例2における有
機電界発光素子は、図2の断面図に示すように、ガラス
基板1上に陽極2として透明なITO電極をあらかじめ
形成したものの上に、正孔を輸送する正孔輸送帯3、発
光現象を起こす発光帯4、陰極5の順に蒸着して作製し
た後、バッファー層8を介してグラファイトシート7を
陰極5上に設けた構成を有する。まず、十分に洗浄した
ITO電極付きのガラス基板、TPT、Alq、アルミ
ニウム及びリチウムを蒸着装置にセットした。次いで、
2×10−4Paまで排気した後、0.1nm/秒の速
度でセットしたTPTを蒸着して正孔輸送帯3を50n
m形成した。次に、電子輸送性発光材のAlqを0.1
nm/秒で蒸着し、膜厚50nmの発光帯4を積層し
た。その後、アルミニウムとリチウムをそれぞれ別の蒸
着源より蒸着してアルミニウムとリチウムの共蒸着層を
150nm形成して陰極5とした。その後、正孔輸送帯
3及び発光帯4及び陰極5の全体を覆うように、バッフ
ァー層8として窒化珪素膜をスパッタ法で1μm形成し
た。なお、これらはいずれも真空を破らずに連続して行
い、膜厚は水晶振動子によってモニターした。なお発光
領域は10cm×10cmとした。その後、上記のグラ
ファイトシート7をバッファー層8の全体を覆うように
アクリル系接着材により貼り付けて素子を完成させた。
この素子は陽極2側から発光する。
機電界発光素子は、図2の断面図に示すように、ガラス
基板1上に陽極2として透明なITO電極をあらかじめ
形成したものの上に、正孔を輸送する正孔輸送帯3、発
光現象を起こす発光帯4、陰極5の順に蒸着して作製し
た後、バッファー層8を介してグラファイトシート7を
陰極5上に設けた構成を有する。まず、十分に洗浄した
ITO電極付きのガラス基板、TPT、Alq、アルミ
ニウム及びリチウムを蒸着装置にセットした。次いで、
2×10−4Paまで排気した後、0.1nm/秒の速
度でセットしたTPTを蒸着して正孔輸送帯3を50n
m形成した。次に、電子輸送性発光材のAlqを0.1
nm/秒で蒸着し、膜厚50nmの発光帯4を積層し
た。その後、アルミニウムとリチウムをそれぞれ別の蒸
着源より蒸着してアルミニウムとリチウムの共蒸着層を
150nm形成して陰極5とした。その後、正孔輸送帯
3及び発光帯4及び陰極5の全体を覆うように、バッフ
ァー層8として窒化珪素膜をスパッタ法で1μm形成し
た。なお、これらはいずれも真空を破らずに連続して行
い、膜厚は水晶振動子によってモニターした。なお発光
領域は10cm×10cmとした。その後、上記のグラ
ファイトシート7をバッファー層8の全体を覆うように
アクリル系接着材により貼り付けて素子を完成させた。
この素子は陽極2側から発光する。
【0022】このようにして完成させた素子に対し、初
期輝度を1000cd/m2として一定電流で駆動した
ときに、輝度が初期の半分の500cd/m2になるま
での時間を駆動寿命と定義して測定を行った。その結
果、駆動寿命は900時間となった。比較としてグラフ
ァイトシート7を陰極5上に設けない素子を作製して同
様の測定を行ったところ駆動寿命は300時間であっ
た。これにより、本実施例2の有機電界発光素子は、駆
動寿命が優れていることが確認された。さらに、グラフ
ァイトシート7を用いた方が発光の均一性が向上してい
ることが目視でも確認された。
期輝度を1000cd/m2として一定電流で駆動した
ときに、輝度が初期の半分の500cd/m2になるま
での時間を駆動寿命と定義して測定を行った。その結
果、駆動寿命は900時間となった。比較としてグラフ
ァイトシート7を陰極5上に設けない素子を作製して同
様の測定を行ったところ駆動寿命は300時間であっ
た。これにより、本実施例2の有機電界発光素子は、駆
動寿命が優れていることが確認された。さらに、グラフ
ァイトシート7を用いた方が発光の均一性が向上してい
ることが目視でも確認された。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、駆動寿
命時の輝度の低下が小さく発光の均一性も優れた電界発
光素子が得られるという有利な効果が得られる。
命時の輝度の低下が小さく発光の均一性も優れた電界発
光素子が得られるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の実施例1における有機電界発光素子の
構成を示す断面図
構成を示す断面図
【図2】本発明の実施例2における有機電界発光素子の
構成を示す断面図
構成を示す断面図
1 ガラス基板
2 陽極
3 正孔輸送帯
4 発光帯
5 陰極
6 封止層
7 グラファイトシート
8 バッファー層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 睦美
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 3K007 AB11 CA01 CB01 DA01 DB03
EA01 EB00 FA01 FA02
Claims (7)
- 【請求項1】 基板上に設けた一対の電極と前記一対の
電極の間に設けた発光帯とを少なくとも有する電界発光
素子であって、前記基板の前記一対の電極とは反対側の
面に接してグラファイトシートを設けたことを特徴とす
る電界発光素子。 - 【請求項2】 基板上に設けた一対の電極と前記一対の
電極の間に設けた発光帯とを少なくとも有する電界発光
素子であって、前記基板の前記一対の電極とは反対側の
面に接着層を介してグラファイトシートを設けたことを
特徴とする電界発光素子。 - 【請求項3】 前記一対の電極のうち前記基板から遠い
側の電極が光透過性電極であることを特徴とする請求項
1または2記載の電界発光素子。 - 【請求項4】 基板上に設けた一対の電極と前記一対の
電極の間に設けた発光帯とを少なくとも有する電界発光
素子であって、前記一対の電極のうち前記基板から遠い
側の電極上にバッファー層を介してグラファイトシート
を設けたことを特徴とする電界発光素子。 - 【請求項5】 前記一対の電極のうち前記基板に近い側
の電極が光透過性電極であることを特徴とする請求項4
記載の電界発光素子。 - 【請求項6】 グラファイトシートがポリイミドフィル
ムを原料として熱処理によって得られたものであること
を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電界発
光素子。 - 【請求項7】 グラファイトシートがポリイミドフィル
ムを原料として不活性ガス中で室温から昇温して100
0℃から1600℃の温度範囲までで焼成する予備処理
工程と、前記予備処理工程後室温から昇温して温度25
00℃以上の温度まで焼成して作製されるものであるこ
とを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電界
発光素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001242518A JP2003059644A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 電界発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001242518A JP2003059644A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 電界発光素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003059644A true JP2003059644A (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=19072778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001242518A Pending JP2003059644A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 電界発光素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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-
2001
- 2001-08-09 JP JP2001242518A patent/JP2003059644A/ja active Pending
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