JP2002320655A - 足載台進退機構 - Google Patents
足載台進退機構Info
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Abstract
座部下方から略水平位置に出没し得るよう設けた足載台
を、前方へ突出させた状態で任意或いは自動的に伸縮で
きるようにした足載台進退機構を提供する。 【解決手段】 背凭れ部5と座部4を有し、座部4前
部には出没機構を介してその前端に前方に出没可能な足
載台1を設けた椅子において、前記足載台1を前後に第
一足載台11と第二足載台12とに分割すると共に、こ
れら第一足載台11と第二足載台12間に摺動機構2を
設けて第一足載台11を座部前方で前後に摺動可能に
し、各使用者が、座部4前部に略水平状態に突出させた
足載台1の第一足載台11を好みの位置に摺動させてリ
ラックスした姿勢で椅子に着座する事ができるようす
る。
Description
子の座部前部に配備される足載台に摺動手段を設け、足
載台を任意或いは自動的にスライドできるようにして、
使用者の脚部或いは好みに応じて足載台を進退調節でき
るようにした足載台進退機構に関するものである。
を配備すると共に座部下方から前方へ伸設されるパンタ
グラフ状或はシリンダー状の出没機構を設け、該出没機
構の前端に足載台を取り付けて、足載台を手動で前方へ
出没自在に構成したものや、リクライニング機構を利用
して、手動や電動により傾倒自在に構成した背凭れ部の
下部に前記出没機構の後端が枢着され、その前端に足載
台を取着して背凭れ部の傾倒に連動して足載台を前方へ
出没自在に構成したもの等があり、これらは一般的に古
くから利用されているものである。
げて脚部を保持するのであるが、脚部を保持した状態で
脚部自体にマッサージを施すことができるよう、該足載
台の内部にバイブレータや可回転ローラ−の他、膨張や
収縮を繰り返し行う袋体等を装備したものも有り、これ
らも一般市場に出回っているものである。
従来の椅子及びマッサージ椅子にあっては、背凭れ部に
おいては使用者が仰臥姿勢や着座姿勢を任意に選択で
き、また、足載部においても、使用者が任意に足載台を
出没させて使用できるため、比較的楽な姿勢で着座して
マッサージを施すことができ、利便で快適なものでは有
るが、特に足載台に脚部を載置する場合に、足載台の長
さが一定であるために使用者の脚部長さの個人差に対応
できず、安定した位置に脚部のふくらはぎ部分を載置す
ることができず、楽な姿勢とは言えない状態になる場合
があった。
台を使用する場合において、老人層にとっては問題が少
ないのであるが、近年の若年層のような比較的に長い脚
をこの足載台に載上した場合には、その先端からふくら
はぎにかけてのかなりの部分が、該足載台からはみ出し
て不安定な状態になってしまうという結果になってい
た。
閉没時に座部前端から下垂れるように構成されているた
め、該足載台の奥行長さが床部と座部間の寸法に限定さ
れてしまうことにあった。
であり、座部前部に座部下方から略水平位置に出没し得
る足載台を設けた椅子及びマッサージ椅子において、該
足載台を前方へ突出させた状態で足載台を任意或いは自
動的に伸縮できるようにし、使用者の脚部或いは好みに
応じて足載台を適宜に進退調節できるようにした足載台
進退機構を提供する事を目的とする。
台進退機構は、背凭れ部と座部を有し、座部前部には出
没機構を介してその前端に前方に出没可能な足載台を設
けた椅子において、前記足載台を前後に二分割して第一
足載台と第二足載台とに構成すると共に、これら第一足
載台と第二足載台間に摺動機構を設け、第一足載台を座
部前方で前後に摺動可能に構成する事を特徴とするもの
である。
右に一対の凹部を形成したものであり、少なくとも第一
足載台の各凹部内側壁に空気供給機構からの圧空給排に
より膨縮し得る空気袋を各々配設した構成である事を特
徴とするものである。
一足載台を座部前方で自動的に前後に摺動移動させる摺
動プログラムを備え、選択指定された摺動プログラムに
応じて第一足載台が前後に摺動移動するよう構成した事
を特徴とするものである。
より次のような作用をもたらすものである。すなわち、
本発明の足載台進退機構においては、座部前部に出没機
構を介してその前端に前方に出没可能に接続された足載
台を、第一足載台と第二足載台とに二分割し、第一足載
台を座部の前方で前後に摺動移動可能に構成した事によ
り、各使用者が、座部前部に略水平状態に突出させた足
載台の第一足載台を好みの位置に摺動させてリラックス
した姿勢で椅子に着座する事ができる。
台を、左右に一対の凹部を形成し、少なくとも第一足載
台の各凹部内側壁には、空気供給機構からの圧空給排に
より膨縮し得る空気袋を各々配設した構成にする事で、
使用者が座部前部に略水平状態に突出させた足載台の第
一足載台を好みの位置に摺動させてリラックスした姿勢
で椅子に着座し、足部に第一足載台の空気袋の膨縮で空
圧マッサージを行なわせる事ができる。
で自動的に前後に摺動移動させる摺動プログラムを備
え、選択指定された摺動プログラムに応じて第一足載台
が前後に摺動移動するよう構成した事により、第一足載
台を使用者の足の長さに応じた突出長さに自由に設定で
きる。
前方で自動的に前後に摺動移動させる摺動プログラムを
備え、選択指定された摺動プログラムに応じて第一足載
台が前後に摺動移動するよう構成した事により、第一足
載台を摺動プログラムに従って座部の前後で摺動移動さ
せながら空気袋の膨縮で空圧マッサージを行なわせる事
ができる。
を、図面に示す一実施例に基づいてこれを詳細に説明す
る。図1は、本発明の足載台進退機構を使用した椅子の
一実施例を示す斜面図であり、図2は本発明の足載台進
退機構を使用した椅子の足載台を突出させた状態の一実
施例を示す斜面図であり、図3は本発明の足載台進退機
構を使用した椅子を作動させて足載台を延伸させた状態
の一実施例を示す斜面図であり、図4は本発明の足載台
進退機構を使用した椅子の一実施例を示す説明図であ
り、図5は本発明の足載台進退機構を使用した椅子の使
用状態を示す説明図であり、図6は本発明の足載台進退
機構における摺動機構の一実施例を示す説明図である。
また、図7は本発明の足載台進退機構における摺動機構
の摺動プログラムの作動回路を示すブロック図である。
を使用した椅子の実施例を示しており、図面で示した椅
子は、背凭れ部5と座部4と肘掛部3とを有し、座部4
前部には出没機構を介してその前端に出没可能な足載台
1を設け、該足載台1が座部4下方から略水平位置に出
没し得るようにしたものを例示している。
示していないが、座部4の下部に位置するよう配設して
おり、該出没機構は、モータ等に噛合する螺子軸を備
え、該螺子軸の回転を非回転ナットに伝達してこれを前
方或いは後方へ移動させることができるようにし、これ
を回転リンク6に伝達して、該回転リンク6の先端に連
結される足載台1を出没できるようにしている。
椅子の足載台1を、前後に二分割して第一足載台11と
第二足載台12とにし、これら第一足載台11と第二足
載台12間に図6に示すような摺動機構2を設け、第一
足載台12を座部4の前方で前後に摺動可能にしたもの
を例示している。
には、図4及び図5に示すように、前記足載台1の下部
である第一足載台11と第二足載台12下部に各々足載
台保持部材22・23を設け、各第一足載台11と第二
足載台12下部間の足載台保持部材22・23間に一対
の摺動棒21を設けて、第一足載台11と第二足載台1
2の安定したガイドとして使用できると共に、手動によ
って任意に第一足載台11を前後に摺動させることがで
きる。
2は、夫々左右に一対の凹部13・13を形成したW字
状に形成したものであり、少なくとも第一足載台11の
各凹部13・13内側壁に空気供給機構からの圧空給排
により膨縮し得る空気袋14・14を各々配設する。
尚、図面では、前記空気供給機構からの圧空給排により
膨縮し得る空気袋14を第一足載台11と第二足載台1
2の各凹部13・13内側壁に夫々配設したものを例示
している。
示すように、前記第一足載台11を座部4の前方で自動
的に前後に摺動移動させる摺動プログラムを備えてお
り、選択指定された摺動プログラムに応じて、第一足載
台11が前後に摺動移動動作するようにしている。
く、前述したように、第一足載台11と第二足載台12
間に介設される一対の摺動棒21・21と、両一対の摺
動棒21・21間に配設されて第一足載台11を前後動
させる駆動機構24とから成り、第一足載台11と第二
足載台12を安定保持しながら第一足載台11を前後動
させるようにしている。
たように第一足載台11を前後動させる為のものであ
り、該駆動機構24は例えば図6に示したように、第二
足載台12の下部に固定された出没螺子軸243を備え
た電動アクチュエータ241と、第一足載台11の下部
に固着され、前記アクチュエータ241の螺子軸243
と螺合する雌螺子部を備えた螺合部材242とで構成さ
れ、螺子軸243の進退に連動して第一足載台11を自
動的に前後移動させる事ができるようにしている。
台11と第二足載台12下部に配設される足載台保持部
材22・23は、両者22・23間施療部位の挟み込み
を防止できるように構成する事が好ましく、両者22・
23間に間隙を形成しないよう、図6の実施例では各第
一足載台11の下部に設けられる足載台保持部材22
を、内部に空洞221を形成した足載台保持部材22
‘とし、各第二足載台12の下部に設けられる足載台保
持部材23を、前記足載台保持部材22‘の空洞221
に臨み得る突出板231を形成した足載台保持部材23
‘にしたものを例示した。
回路のブロック図で示したように、リモコンスイッチS
を操作する事で、選択指定された摺動動作を記憶回路で
記憶し、これを動作指示回路に転送される。そして、こ
の動作指示回路に送出されたデータは、マイクロコンピ
ュータからなる制御装置により制御されて、事前警告音
を発生する警告装置を備えた第一足載台11を作動させ
て該足載台11を摺動プログラムに従って摺動させる事
ができるようにしている。
からの圧空給排により膨縮し得る空気袋14の膨縮を連
動させる事もでき、これにより、第一足載台11を連続
摺動させながら空気袋14の膨縮による施療を実施させ
る事ができる。
用する場合には、リモコンスイッチSを操作して第一足
載台11の前方移動を選択した場合には、この指定を記
憶回路で記憶した後、これを動作指示回路に転送し、該
動作指示回路のデータを制御装置に送出して、警告音を
発生して第一足載台11を自動的に作動させて、適宜の
前方位置で停止させる事ができるのである。
足載台11の後方移動を選択した場合には、この指定を
記憶回路で記憶した後、これを動作指示回路に転送し、
該動作指示回路のデータを制御装置に送出して、警告音
を発生して第一足載台11を自動的に作動させて、適宜
の後方位置で停止させる事ができるのである。
足載台11の元位置復帰移動を選択した場合や足載台1
の収納を選択した場合には、この指定を記憶回路で記憶
した後、これを動作指示回路に転送し、該動作指示回路
のデータを制御装置に送出して、警告音を発生して第一
足載台11を自動的に作動させて、元位置に復帰させて
停止し、或いは元位置に復帰した後足載台1を収納させ
る事ができる。
第一足載台11の連続前後移動を選択した場合には、こ
の指定を記憶回路で記憶した後、これを動作指示回路に
転送し、該動作指示回路のデータを制御装置に送出し
て、警告音を発生して第一足載台11を自動的に作動さ
せて、第一足載台11を連続前後移動させる事ができ、
第一足載台11の連続前後移動+膨縮を選択指定した場
合には、この指定を記憶回路で記憶した後、これを動作
指示回路に転送し、該動作指示回路のデータを制御装置
に送出して、警告音を発生して第一足載台11を自動的
に作動させて、第一足載台11を連続前後移動させなが
ら空気供給機構からの圧空給排により膨縮し得る空気袋
14の膨縮を行なわせる事ができるのである。
記憶させておく事が望ましいが、その都度設定できるよ
うにしても良い。
子やマッサージ椅子の座部の前方で出没し得るように構
成する足載台を、その突出時に、さらに使用者の脚の長
さに合わせて進退移動させることのできる進退機構を設
けて構成しているので、脚部が該足載台からはみ出して
リラックスした状態を維持できない従来のものとは異な
り、施療者の体長及び足の長さに適応できる椅子やマッ
サージ椅子を提供する事ができ、リラックスできる余裕
のある伸脚姿勢で着座することができる。
施例を示す斜面図である。
台を突出させた状態の一実施例を示す斜面図である。
させて足載台を延伸させた状態の一実施例を示す斜面図
である。
施例を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
実施例を示す説明図である。
動プログラムの作動回路を示すブロック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 背凭れ部と座部を有し、座部前部には出
没機構を介してその前端に前方に出没可能な足載台を設
けた椅子において、前記足載台を前後に二分割して第一
足載台と第二足載台とに構成すると共に、これら第一足
載台と第二足載台間に摺動機構を設け、第一足載台を座
部前方で前後に摺動可能に構成する事を特徴とする足載
台進退機構。 - 【請求項2】 前記第一足載台と第二足載台は、左右に
一対の凹部を形成したものであり、少なくとも第一足載
台の各凹部内側壁に空気供給機構からの圧空給排により
膨縮し得る空気袋を各々配設した構成である事を特徴と
する請求項1記載の足載台進退機構。 - 【請求項3】 前記第一足載台を座部前方で自動的に前
後に摺動移動させる摺動プログラムを備え、選択指定さ
れた摺動プログラムに応じて第一足載台が前後に摺動移
動するよう構成した事を特徴とする請求項1及び請求項
2記載の足載台進退機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001127375A JP4788057B2 (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 足載台進退機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011037312A Division JP5163969B2 (ja) | 2011-02-23 | 2011-02-23 | 足載台進退機構 |
Publications (2)
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JP2002320655A true JP2002320655A (ja) | 2002-11-05 |
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ID=18976250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001127375A Expired - Lifetime JP4788057B2 (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 足載台進退機構 |
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-
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- 2001-04-25 JP JP2001127375A patent/JP4788057B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
JP4788057B2 (ja) | 2011-10-05 |
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